JPH09280581A - 室温調整装置 - Google Patents

室温調整装置

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JPH09280581A
JPH09280581A JP11124696A JP11124696A JPH09280581A JP H09280581 A JPH09280581 A JP H09280581A JP 11124696 A JP11124696 A JP 11124696A JP 11124696 A JP11124696 A JP 11124696A JP H09280581 A JPH09280581 A JP H09280581A
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Takehito Inoue
剛仁 井上
Hideki Watanabe
秀記 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部配管との誤接続を防止できる室温調整装
置を提供する。 【解決手段】 マット本体1(装置本体)内にパイプ1
0が蛇行をなして配設されている。パイプ10の両端1
1a,12aは、ヘッダ30を介して往路の外部配管2
1と復路の外部配管22に接続される。パイプ10の往
路部分と復路部分は、互いに平行をなして隣接してい
る。往路部分と復路部分の温度差が大きい領域におい
て、隣接する往路部分同士の間隔は復路部分同士の間隔
より広い。上記ヘッダ30において、外部配管21,2
2を接続するための接続管部31b,32bの径D1,
D2は異なっており、外部配管21,22の誤接続を防
止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房用の温水マ
ット等の室温調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば床暖房用の温水マットは、床板や
カーペット等の下に敷かれるものであり、矩形状のマッ
ト本体(装置本体)と、このマット本体に蛇行をなして
埋め込まれたパイプと、マット本体の縁に設けられると
ともにパイプの両端を2本の外部配管に接続するヘッダ
とを備えている。温水(熱媒体)は、往路の外部配管か
らヘッダの一方の接続管部を経てパイプの一端に供給さ
れ、このパイプを循環した後パイプの他端からヘッダの
他方の接続管部を経て復路の外部配管へと送り出され
る。このように、蛇行するパイプを温水が通ることによ
り、床暖房がなされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記温水マットでは、
ヘッダの接続管部が往路側か復路側かを判別するのが難
しく、往路側の外部配管を復路側の接続管部に、復路側
の外部配管を往路側の接続管部に誤接続することがあっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、平面
的に広がる装置本体と、装置本体に埋め込まれ媒体を循
環流通させるパイプと、装置本体に設けられるとともに
上記パイプの両端を往路および復路の外部配管にそれぞ
れ接続するヘッダとを備えた室温調整装置において、上
記ヘッダでは、上記往路および復路の外部配管を接続す
るための接続管部の径を異ならせたことを特徴とする。
【0005】請求項2の発明は、平面的に広がる装置本
体と、装置本体に蛇行をなして埋め込まれ媒体を循環流
通させるパイプと、装置本体に設けられるとともに上記
パイプの両端を往路および復路の外部配管にそれぞれ接
続するヘッダとを備え、上記往路の外部配管からの媒体
をヘッダを経てパイプの一端から受け入れ、このパイプ
を循環した媒体をパイプの他端からヘッダを経て復路の
外部配管へと送り出すようにした室温調整装置におい
て、上記パイプの往路部分と復路部分の温度差が大きい
領域では、隣接する往路部分同士の間隔を、隣接する復
路部分同士の間隔より広くするとともに、上記ヘッダで
は、上記往路および復路の外部配管を接続するための接
続管部の径を異ならせたことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、請求項2に記載の室温
調整装置において、上記装置本体が長方形をなし、上記
ヘッダが装置本体の一つの縁において、装置本体の隅部
近傍に配置され、装置本体は、ヘッダに近い第1領域と
ヘッダから遠い第2領域とを含み、第1領域での隣接す
る往路部分の間隔は第2領域での間隔より広く、第1領
域での隣接する復路部分の間隔は第2領域での間隔より
狭いことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように、床暖
房用の温水マット(室温調整装置)は、短辺の側縁1
a,1bと、長辺の側縁1c,1dを有した長方形のマ
ット本体1(装置本体)を備えている。図2に示すよう
に、マット本体1には側縁1a,1bと平行な複数のス
リット1xが形成されており、これらスリット1xに小
根太2が収容されている。この小根太2は、側縁1cか
ら延びるものと、側縁1dから延びるものとが交互に配
設されており、マット本体1を蛇行形状にしている。こ
の小根太2が根太等に配設される。
【0008】上記マット本体1の上面には蛇行する収容
溝1yが形成されており、この収容溝1yには、温水
(熱媒体)を通すための1本のパイプ10が収容されて
いる。また、マット本体1の上面には伝熱シートとして
のアルミ箔4が張り付けられている。
【0009】次に、パイプ10と、往路の外部配管2
1,復路の外部配管22との接続構造について説明す
る。図1,図3に示すように、マット本体1の側縁1c
には、側縁1a,1cが交差する隅部近傍に位置して、
矩形状の切欠1zが形成されている。この切欠1zに、
ヘッダ30が収容されている。特に図3に示すように、
このヘッダ30は、一対のヘッダ部材31,32からな
り、これらヘッダ部材31,32は、それぞれパイプ1
0の両端11a,12aを接続するための接続管部31
a,32aと、外部配管21,22を接続するための接
続管部31b,32bとを有している。
【0010】往路の外部配管21からの温水は、ヘッダ
部材31を経てパイプ10の一端11aから流入し、こ
のパイプ10を循環し、パイプ10の他端12aからヘ
ッダ部材32を経て復路の外部配管22へと送り出され
る。パイプ10の全長のうち、上記流入端11aから約
半分の位置までの部分が往路部分11となり、上記半分
の位置から流出端11bまでの部分が往路部分12とな
る。
【0011】上記パイプ10において往路部分11と復
路部分12は互いに隣接しかつ平行をなしながら、蛇行
している。なお、これら往路部分11と復路部分12
は、交差しないので、往路部分11同士が隣接する領域
と、復路部分12同士が隣接する領域がある。
【0012】温水マットにおいて、図中右半分のヘッダ
に近い領域RA(ただし復路部分12しか配設されない
側縁1aの近傍領域RCを除く)では、隣接する往路部
分11同士の間隔P1Aが、隣接する復路部分12同士の
間隔P2Aの間隔より広くされている。また、隣接する往
路部分11と復路部分12の間隔P3Aは、往路部分11
同士の間隔P1Aの半分未満であり、復路部分12間の間
隔P2Aと等しいかこれより大きい。なお、上記領域RA
において、隣接する往路部分11の間隔P1Aは、2本の
復路部分12を挟んで離れた2本の往路部分11間の間
隔P1A’より狭くするが、往路部分11と復路部分12
の温度差が著しい場合には、等しくてもよい。
【0013】温水マットにおいて、図中左半分のヘッダ
30から遠い領域RBでは、隣接する往路部分11同士
の間隔P1Bと、隣接する復路部分12同士の間隔P2B
間隔と、隣接する往路部分11と復路部分12の間隔P
3Bが、互いにほぼ等しい。
【0014】また、領域RAでの隣接する往路部分11
同士の間隔P1Aは、領域RBでの間隔P1Bより広く、領
域RAでの隣接する復路部分12同士の間隔P2Aは、領
域RBでの間隔P2Bより狭い。
【0015】上記ヘッダ部材31,32の接続管部31
b,32bの径D1,D2は互いに異なっている。例え
ば、接続管部31bの径D1が、接続管部32Bの径D
2より大きく、これに対応して往路の外部配管21は復
路の外部配管22より太くなっている。
【0016】次に作用を説明する。パイプ10内を温水
が蛇行しながら循環している際に、パイプ10の往路部
分11では流入端11aで温水の温度が最も高く、流入
端11aから遠ざかるにしたがって温度が下がってく
る。復路部分12では、流出端12aに近付くにしたが
って、温水の温度が低くなる。
【0017】上記構成の温水マットでは、ヘッダ30が
図1においてマット本体1の右上隅に配置されているの
で、ヘッダに近い右側の領域RAで往路部分11と復路
部分12の温度差が大であり、ヘッダ30から遠い左側
の領域RBで温度差が小である。そのため、領域RA,R
Bにおいて、往路部分11の温度と復路部分12の温度
を足して2で割った値が略同じになる。従って、温水マ
ットを広い領域RA,RBに分けた時の両領域RA,RB
の温度差が無くなり、全体が略均一な温度分布となる。
【0018】次に、より細分化された領域での温度分布
について説明する。領域RAでは、上述したように往路
部分11と復路部分12の温度差が大きいが、この温度
差を補うように、隣接する往路部分11の間隔P1Aが、
隣接する復路部分12の間隔P2Aより広くなっている。
そのため、領域RAでの細分化された領域における単位
面積当たりの熱放散量の差が小さくなり、この細分化さ
れた領域間の温度むらを減少させることができる。な
お、領域RBでは、往路部分11と復路部分12の温度
差が小さいので、隣接する往路部分11の間隔P1Bと、
隣接する復路部分12の間隔P2Bの間隔をほぼ等しくし
ても、細分化された領域間での温度むらは小さい。
【0019】ヘッド部材31,32の接続管部31b,
32bは、互いに径が異なるため、往路の外部配管21
は必ずヘッダ部材31に接続され、ひいてはパイプ10
の往路部分11に接続される。同様に、往路の外部配管
22は、必ずヘッダ部材32に接続され、ひいてはパイ
プ10の復路部分12に接続される。したがって、上記
温度むらの解消を確実に得ることができる。換言すれ
ば、外部配管21,22を逆に接続した場合には、パイ
プ10の間隔の改良が裏目に出て、温度むらがより一層
顕著に表れてしまうが、このような不都合を確実に防止
できる。
【0020】なお、隣接する往路部分11同士の間隔
と、隣接する復路部分12同士の間隔との差を、図中左
に向かうにしたがって徐々に小さくするようにしてもよ
い。すなわち、隣接する往路部分11同士の間隔を左に
向かうにしたがって徐々に小さくし、隣接する復路部分
12同士の間隔を左に向かうにしたがって徐々に大きく
してもよい。
【0021】以下、本発明の他の実施例を説明する。こ
れら実施例において先行して説明した実施例に対応する
構成部材には同番号を付してその詳細な説明を省略す
る。本発明の第2実施例を図4,図5を参照して説明す
る。この実施例では、図4に示すように、マット本体1
0に2本のパイプ10が互いに平行をなし蛇行して埋め
込まれている。図5に示すように、この実施例で用いら
れるヘッダ部材31は2つの接続管部31aを有し、こ
こに2本のパイプ10の一端11aをそれぞれ接続して
いる。同様に、ヘッダ部材32も2本のパイプ10の他
端12aを接続するための2つの接続管部32aを有し
ている。なお、外部配管21,22を接続するための接
続管部31b,32bの径D1,D2は互いに異なって
いる。
【0022】ヘッダ30に近い領域RAにおいて、小根
太2を介さずに互いに隣接する往路部分11同士の間隔
1Aは、最も広い。次に、小根太2を介して互いに隣接
する往路部分11同士の間隔S1A’と、小根太2を介し
て互いに隣接する復路部分12同士の間隔S2A’が広
く、これら間隔は互いにほぼ等しい。そして、小根太2
を介さずに隣接する復路部分12同士の間隔S2Aが最も
狭い。また、隣接する往路部分11と復路部分12の間
隔S3Aは、間隔S1Aの半分以下であり、間隔S2Aとほぼ
等しいか若干大きい。
【0023】上記領域RAにおいて、互いに隣接する往
路部分11の間隔S1Aは、4本の復路部分12を介して
離れた2本の往路部分11の間隔S1A”より狭くするの
が好ましいが、往路部分11と復路部分12の温度差が
著しい場合には、等しくしてもよい。
【0024】ヘッダ30から遠い領域RBにおいて、隣
接する往路部分11の間隔S1Bと、隣接する復路部分1
2の間隔S2Bと、隣接する往路部分11と復路部分の間
隔S3Bは、すべてほぼ等しい。なお間隔S1Aは間隔S1B
より広く、間隔S2Aは間隔S2Bより狭い。
【0025】第2実施例の基本的な作用は第1実施例と
同様であるので、その説明を省略する。
【0026】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。この実施例では、第2実施例と同様に2本の
パイプ10を用いているが、往路部分11がヘッダ30
の右側に接続され、復路部分12がヘッダ30左側に接
続されている点で、第2実施例と異なる。この実施例で
は、図2おいて最も右側の領域RCが2本のパイプの往
路部分11だけを含んでいるので、一本のパイプ10の
往路部分11を短縮させて、往路部分11の分布を少な
くしている。パイプ10の間隔,ヘッダの形状について
は第2実施例と同様であるので、説明を省略する。
【0027】なお、上記実施例では、温水マットの左右
の大きな領域での温度差を解消するために、ヘッダ30
をマット本体1の隅部に配置したが、細分化された領域
間の温度むらだけを解消したい場合は、ヘッダ30を側
縁1cの中央部に配置してもよい。外部配管は、継手を
介してヘッダの接続管部に接続してもよい。この場合、
往路と復路の外部配管の径を等しくし、継手の径を異な
らせればよい。本発明の温水マットは、天井や,壁に設
置してもよい。また、パイプに冷水等の冷媒体を流して
室内の冷房を図ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ヘッダの接続管部の径が異なるので外部配管の
誤接続を防止することができる。請求項2の発明によれ
ば、パイプの往路部分と復路部分の温度差が大きくて
も、往路部分を含む領域での熱供給量と、復路部分を含
む領域での熱供給量の差を縮めるか無くすことができ、
装置本体での温度むらを減少させることができる。ま
た、ヘッダの接続管部の径を異ならせることにより、外
部配管の誤接続を防止でき、上記効果を確実に奏するこ
とができるとともに、誤接続により温度むらの顕著化を
確実に防止することができる。請求項3の発明によれ
ば、ヘッダがマット本体の隅部にあるため、ヘッダに近
い方の広い領域とヘッダから離れた広い領域での平均温
度をほぼ等しくすることができ、しかも外部配管の誤接
続が防止されるので、この効果を確実に奏することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例をなす温水マットの平面図
である。
【図2】同実施例の部分拡大断面図である。
【図3】同実施例のヘッダの構成を示す拡大平面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例をなす温水マットの平面図
である。
【図5】同実施例のヘッダの構成を示す拡大平面図であ
る。
【図6】本発明の第3実施例をなす温水マットの平面図
である。
【符号の説明】
1 マット本体(装置本体) 10 パイプ 11 往路部分 12 復路部分 21 往路の外部配管 22 復路の外部配管 30 ヘッダ 31a,32a 外部配管のための接続管部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面的に広がる装置本体と、装置本体に
    埋め込まれ媒体を循環流通させるパイプと、装置本体に
    設けられるとともに上記パイプの両端を往路および復路
    の外部配管にそれぞれ接続するヘッダとを備えた室温調
    整装置において、 上記ヘッダでは、上記往路および復路の外部配管を接続
    するための接続管部の径を異ならせたことを特徴とする
    室温調整装置。
  2. 【請求項2】 平面的に広がる装置本体と、装置本体に
    蛇行をなして埋め込まれ媒体を循環流通させるパイプ
    と、装置本体に設けられるとともに上記パイプの両端を
    往路および復路の外部配管にそれぞれ接続するヘッダと
    を備え、上記往路の外部配管からの媒体をヘッダを経て
    パイプの一端から受け入れ、このパイプを循環した媒体
    をパイプの他端からヘッダを経て復路の外部配管へと送
    り出すようにした室温調整装置において、 上記パイプの往路部分と復路部分の温度差が大きい領域
    では、隣接する往路部分同士の間隔を、隣接する復路部
    分同士の間隔より広くするとともに、 上記ヘッダでは、上記往路および復路の外部配管を接続
    するための接続管部の径を異ならせたことを特徴とする
    室温調整装置。
  3. 【請求項3】 上記装置本体が長方形をなし、上記ヘッ
    ダが装置本体の一つの縁において、装置本体の隅部近傍
    に配置され、装置本体は、ヘッダに近い第1領域とヘッ
    ダから遠い第2領域とを含み、第1領域での隣接する往
    路部分の間隔は第2領域での間隔より広く、第1領域で
    の隣接する復路部分の間隔は第2領域での間隔より狭い
    ことを特徴とする請求項2に記載の室温調整装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035412A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Paloma Ind Ltd ガス供給装置
JP2003042432A (ja) * 2001-07-31 2003-02-13 Paloma Ind Ltd ガス供給装置
JP2013221716A (ja) * 2012-04-19 2013-10-28 Noritz Corp 貯湯給湯システム
JP2019070497A (ja) * 2017-10-11 2019-05-09 住商メタレックス株式会社 床暖房パネル

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