JPH0928068A - 直流機及び直流機の組立方法 - Google Patents

直流機及び直流機の組立方法

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JPH0928068A
JPH0928068A JP17590495A JP17590495A JPH0928068A JP H0928068 A JPH0928068 A JP H0928068A JP 17590495 A JP17590495 A JP 17590495A JP 17590495 A JP17590495 A JP 17590495A JP H0928068 A JPH0928068 A JP H0928068A
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JP
Japan
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brush
pigtail
machine
brush holder
commutator
Prior art date
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Application number
JP17590495A
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English (en)
Inventor
Toshio Tomite
寿男 冨手
Hiroyasu Watanabe
浩庸 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Astemo Ltd
Original Assignee
Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Automotive Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Automotive Engineering Co Ltd
Priority to JP17590495A priority Critical patent/JPH0928068A/ja
Publication of JPH0928068A publication Critical patent/JPH0928068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、防水形でしかも組立性の良好
な小形直流機を提供するにある。 【構成】固定子6の左右には、フロントブラケット7及
びエンドブラケット8が取付等れる。フロントブラケッ
ト7及びエンドブラケット8には、軸5が両端を回転自
在に支持され、この軸5には、電機子1及び整流子2が
取り付けられる。エンドブラケット8には、ブラシベー
ス9が取り付けられ、このブラシベース9には、ブラシ
11を保持するブラシホルダ10が取り付けられてい
る。ブラシ11は、ブラシホルダ10の底面と対向する
ブラシの側面の挿入縁部に形成された傾斜部14を有す
ることにより、組立性が良好となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流機及び直流機の組
立方法に係り、特に、防水形で小形の直流機に適用する
に好適なブラシ部構造を備えた直流機及び直流機の組立
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流機のブラシ部構造としては、
例えば、特開平4−67757号公報に記載のように、
エンドブラケット6にブラシ支持板(保持器)9を固定
した後、ブラシ8を整流子1Bに押しつけるためのオシ
バネ10の附勢力に抗して、ブラシ8をハウジング3の
外径方向に押出した状態で、電機子1の整流子1Bを挿
入する構造が知られている。
【0003】また、例えば、特開59−28868号公
報に記載のように、電機子の整流子に、予めブラシを入
れたブラシホルダを取り付けたブラシベ−スを挿入した
後、電機子の軸を軸受に嵌着してから、ブラシベ−スを
エンドブラケットの外側からネジにより固定する構造が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直流機
を防水形にする場合には、特開59−28868号公報
に記載のような、エンドブラケットの外側からブラシベ
ースをネジ止めする方式では、エンドブラケットにネジ
用の孔が必要となるため、防水形の直流機には適用でき
ないという問題がある。
【0005】また、特開平4−67757号公報に記載
のような方式では、ブラシをハウジングの外径方向に押
出すためには、雇を使用する必要があるが、直流機を小
形にすると、雇を使用するスペースが実質的になくなる
ため、組立性が悪くなるという問題がある。
【0006】例えば、自動車用に用いる直流機、特に、
キャブチルトタイプのトラックなどに用いるキャブチル
ト用の直流機にあっては、その取付スペースが限られて
いることから小形直流機が要求され、また、その取付場
所が路面からの泥水の跳ね上げ等の影響を受けないよう
に防水形であることが要求されるので、上記の問題を解
決する必要がある。
【0007】本発明の目的は、防水形でしかも組立性の
良好な直流機を提供するにある。
【0008】また、本発明の他の目的は、組立性の良好
な直流機の組立方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、固定子と、この固定子を左右からそれぞ
れ保持するフロントブラケット及びエンドブラケット
と、このフロントブラケット及びエンドブラケットに両
端を回転自在に支持された軸に取り付けられた電機子及
び整流子と、上記エンドブラケットに取り付けられるブ
ラシベースと、このブラシベースに取り付けられ、ブラ
シを保持するブラシホルダとを有する直流機において、
上記ブラシは、上記ブラシホルダの底面と対向する上記
ブラシの側面の挿入縁部に形成された傾斜部を備えるよ
うにしたものである。
【0010】上記直流機において、好ましくは、上記ブ
ラシホルダは、上記ブラシ底面と対向する面に設けら
れ、上記ブラシに取り付けられたピグテールを挿入する
ための凸溝と、この凸溝を介して挿入されたピグテール
を移動するピグテール移動用長穴とを有するようにした
ものである。
【0011】上記直流機において、好ましくは、上記ブ
ラシの上記ピグテールの取付面は、上記ブラシの側面よ
り一段下がって形成された面とするようにしたものであ
る。
【0012】上記直流機において、好ましくは、上記ブ
ラシホルダは、上記ブラシホルダの上記ブラシが挿入さ
れる開放端の近傍において、上記凸溝の一部を切り欠い
た切り欠き部を有するようにしたものである。
【0013】上記直流機において、好ましくは、上記ブ
ラシベースは、上記ブラシホルダの取付位置の内周側に
形成されたブラシベ−スの内周に整流子外径より大き
く、かつブラシホルダとほぼ等しい高さの筒状の円筒体
を備えるようにしたものである。
【0014】また、上記目的を達成するために、本発明
は、ブラシベースに取り付けられたブラシホルダに、ブ
ラシを整流子の挿入方向に向けて保持し、このブラシベ
ースをエンドブラケットに取付け、電機子の整流子を上
記ブラシホルダに傾斜して保持された上記ブラシを押圧
しながら移動して、上記エンドブラケットに挿入し、さ
らに、上記電機子の外周に固定子を挿入し、上記固定子
にフロントブラケットを取り付けるようにしたものであ
る。
【0015】上記直流機の組立方法において、好ましく
は、上記エンドブラケットに設けられた筒状円筒体を案
内部として、上記整流子を上記エンドブラケットに挿入
するようにしたものである。
【0016】
【作用】本発明では、固定子と、この固定子を左右から
それぞれ保持するフロントブラケット及びエンドブラケ
ットと、このフロントブラケット及びエンドブラケット
に両端を回転自在に支持された軸に取り付けられた電機
子及び整流子と、上記エンドブラケットに取り付けられ
るブラシベースと、このブラシベースに取り付けられ、
ブラシを保持するブラシホルダとを有する直流機におい
て、上記ブラシは、上記ブラシホルダの底面と対向する
ブラシの側面の挿入縁部に形成された傾斜部を備えるこ
とにより、整流子の組立挿入が容易となり得るものとな
る。
【0017】また、ブラシホルダは、ブラシ底面と対向
する面に設けられ、ブラシに取り付けられたピグテール
を挿入するための凸溝と、この凸溝を介して挿入された
ピグテールを移動するピグテール移動用長穴とを有する
ことにより、ピグテールの挿入が容易となる。
【0018】また、さらに、ブラシのピグテールの取付
面は、ブラシの側面より一段下がって形成された面とす
ることにより、直流機の全長を短縮し得るものとなる。
【0019】また、ブラシホルダは、ブラシホルダのブ
ラシが挿入される開放端の近傍において、凸溝の一部を
切り欠いた切り欠き部を有することにより、直流機の全
長を短縮し得るものとなる。
【0020】また、さらに、ブラシベースは、ブラシホ
ルダの取付位置の内周側に形成されたブラシベ−スの内
周に整流子外径より大きく、かつブラシホルダとほぼ等
しい高さの筒状の円筒体を備えることにより、整流子の
挿入が容易となる。
【0021】本発明では、ブラシベースに取り付けられ
たブラシホルダに、ブラシを整流子の挿入方向に向けて
保持し、このブラシベースをエンドブラケットに取付
け、電機子の整流子をブラシホルダに傾斜して保持され
たブラシを押圧しながら移動して、エンドブラケットに
挿入し、さらに、電機子の外周に固定子を挿入し、固定
子にフロントブラケットを取り付けることにより、直流
機の組立が容易となる。
【0022】また、エンドブラケットに設けられた筒状
円筒体を案内部として、整流子をエンドブラケットに挿
入することにより、整流子の挿入が容易となる。
【0023】
【実施例】本発明の一実施例について、以下に、図1乃
至図8を用いて説明する。図1は、本発明の一実施例に
よる小形直流機の部分断面図である。
【0024】図1において、電機子1は、軸5の外周に
取り付けられた整流子2と、軸5の外周に取り付けられ
た鉄芯3と、この鉄芯3の外周に取り付けられたコイル
4から構成されている。コイル4の両端は、それぞれ、
整流子2に固定されている。電機子1の軸5は、軸受5
1を介してフロントブラケット7及びエンドブラケット
8に支持されている。
【0025】フロントブラケット7及びエンドブラケッ
ト8は、固定子6のハウジング61の両側に取り付けら
れている。ハウジング61の内周面には、磁石62が取
付られている。ハウジング61と磁石62により、固定
子6を構成している。
【0026】エンドブラケット8には、ブラシベース9
が取付られており、このブラシベース9にブラシホルダ
10が取り付けられている。ブラシホルダ10の中に
は、ブラシ11が挿入されており、ブラシホルダ10の
内部に挿入されたブラシバネ17によって、ブラシ11
は、整流子2に押しつけられている。ブラシ11及びブ
ラシホルダ10の詳細構造については、図2及び図3を
用いて後述する。
【0027】また、エンドブラケット8とブラシベース
9の間には、サーミスタ19が密着保持されており、ブ
ラシ部の温度を検出して、加熱防止のために用いられ
る。
【0028】直流機の全長L1は、本実施例では、10
0mmに短縮されている。
【0029】次に、図2を用いて、本発明の一実施例に
よる直流機のブラシホルダの構成について説明する。図
2は、本発明の一実施例による直流機のブラシホルダの
斜視図である。
【0030】ブラシホルダ10は、図示のように、箱形
の形状であり、平板の必要部をパンチプレスにより打ち
抜いた上で、折曲げ加工されて、箱型に形成されてい
る。ブラシホルダ10の一端は、開放されており、この
開放端10bから、図1に示したブラシ11が挿入され
る。その詳細については、図5を用いて後述する。
【0031】ブラシホルダ10の側面下部には、一対の
突起10c,10dが形成されている。また、ブラシホ
ルダ10の開放端10b側の下部には、突起10eが形
成されている。突起10c,10d,10eの設けられ
たブラシホルダ10の底面側は、ブラシベースと密着し
て接触する。突起10c,10dは、図4において後述
するように、ブラシベースに形成された1対の嵌合溝に
挿入されて、係合することにより、ブラシホルダ10を
ブラシベースに固定するために用いられる。また、突起
10eは、ブラシホルダ10をブラシベースに固定する
ために用いられる。
【0032】ブラシホルダ10の反底面側には、凸溝1
2が形成されている。凸溝12の一方側である先端部1
0aは、切欠かれている。また、凸溝12の他方側に
は、ブラシのリード線となるピグテールのための、ピグ
テール移動用長穴13が形成されている。凸溝12を設
けずに、先端部10aの切欠きとピグテール移動用長穴
13を一体的な穴としてもよいが、強度を確保するため
には、この凸溝12を設けた方がよい。本実施例の直流
機は、キャブチルト用に用いられる直流機であるため、
大電流を流す必要があるため、ブラシのリード線となる
ピグテールを大口径となり、凸溝の凸部の高さも、ピグ
テールの径に見合った高さが必要となるが、本実施例で
は、後述する理由によって、低く形成することが可能で
ある。
【0033】次に、図3を用いて、本発明の一実施例に
よる直流機のブラシの構造について説明する。図3は、
本発明の一実施例による直流機のブラシの側面図であ
る。
【0034】ブラシ11の端面11aが、整流子と接触
する面である。端面11aと反対側の端面寄りの側面に
は、側面から一段下がったピグテール取出し面11bが
形成されている。この下がったピグテール取出し面11
bには、導電用のピグテール11cが取り付けられてい
る。ピグテール11cは、撚り線である。ピグテール1
1cの先端には、ターミナル11dが取り付けられてい
る。また、一段下がったピグテール取出し面11bと反
対側の側面の角部であるブラシホルダへの挿入縁部に
は、傾斜部14が設けられている。
【0035】側面から一段下がったピグテール取出し面
11b及び傾斜部14が、本実施例の特徴的構成である
が、この機能については、図5を用いて後述する。
【0036】このような構成のブラシ11は、次のよう
にして形成される。即ち、ブラシ11の外形に等しい型
が用意され、この型内にピグテール11cの一端を挿入
した状態で、型の中に、黒鉛と銅の粉末が充填され、圧
縮成形された後、焼成されて形成される。
【0037】ここで、ブラシ11の幅L2は、本実施例
では、6.5mmであり、それに対して、一段下がった
ピグテール取出し面11bの下がった高さL3は、1.
0mmとしてある。また、傾斜部14の傾斜角θ1は、
30゜としてある。傾斜部14の端部の高さL4は、
1.0mmである。
【0038】次に、図4を用いて、本発明の一実施例に
よる直流機のブラシベースの構造について説明する。図
4は、本発明の一実施例による直流機のブラシベースの
平面図である。
【0039】ブラシベ−ス9は、樹脂製であり、2個の
ブラシホルダ10を取付けるための半径方向に伸びた平
行な嵌合溝15a,15b;15c,15d、及び、そ
れらの内周側に設けられた筒状円筒体16を有してい
る。
【0040】ブラシベース9の嵌合溝15c,15dに
は、図示したように、ブラシホルダ10が矢印A方向に
移動して、ブラシホルダ10の底面側の突起10c,1
0dが係合する。矢印A方向へのブラシホルダ10の移
動が停止する位置までブラシホルダ10を挿入した上、
ブラシホルダ10の開放端の底面側の突起10eを、筒
状円筒体16の内周側の開口部で、紙面の裏側方向に折
曲げることにより、ブラシホルダ10をブラシベース9
に固定できる。
【0041】また、嵌合溝15a,15bにもブラシホ
ルダを取り付けることができる。
【0042】ネジ穴9aは、ブラシのターミナルをネジ
止めして、電源側と導通をとるための穴である。また、
ネジ穴9bは、ブラシのターミナル及びブラシベース9
をネジ止めして、ブラケットに固定するとともに、ター
ミナルをアースに導通するための穴である。また、ネジ
穴9bは、ブラシベース9をネジ止めして、ブラケット
に固定するための穴である。
【0043】なお、この実施例では、取り付けられるブ
ラシホルダの数は、2個としているが、4個のものにつ
いても適用できる。
【0044】次に、図5を用いて、本発明の一実施例に
よる直流機のブラシホルダへのブラシの取付状態につい
て説明する。図5は、本発明の一実施例による直流機の
ブラシホルダへのブラシの取付状態の部分断面図であ
る。
【0045】図4において説明したように、ブラシベー
ス9にブラシホルダ10が固定されている状態である。
図示したように、ブラシホルダ10の開放端側の突起1
0eが、筒状円筒体の内周側の開口部で、直角に折曲げ
ることにより、ブラシホルダ10がブラシベース9に固
定されている。
【0046】ブラシ11は、次のようにして、ブラシホ
ルダ10に挿入される。即ち、ブラシホルダ10の開放
端10b側から、ブラシ11のターミナル11dを挿入
する。挿入されたターミナル11dは、ブラシホルダ1
0の上面に形成されたピグテール移動用長穴13に挿入
され、ピグテール移動用長穴13から引き抜かれる。タ
ーミナル11dに引き続いて、ピグテール11cもピグ
テール移動用長穴13に挿入される。
【0047】ブラシ11の底面角部には、傾斜部14が
設けられているため、この傾斜部14の傾斜面とブラシ
ホルダ10の底面が面接触している状態で、ブラシ11
は、ブラシホルダ10内に保持されている。
【0048】この状態で、ブラシは、ブラシバネ17に
押され、ピグテ−ル11cが凸溝12に当たって、ブラ
シホルダ10から抜けることなく、その先端は、ブラシ
ベ−ス9の水平面に対して、傾斜面の角度、約30度を
持って、上向きに(反電機子挿入側)挿入され、ブラシ
ホルダ10から出張っている。
【0049】ここで、凸溝12の高さL5について検討
してみると、この高さL5は、ピグテール11cの取付
面を一段下がったピグテール取出し面11bとして、こ
の一段下がったピグテール取出し面11bの下がった高
さL3は、1.0mmとすることにより、1.0mm下
げることができる。また、一段下がったピグテール取出
し面11bと反対側の面の角部には、傾斜部14を設
け、傾斜部14の端部の高さL4は、1.0mmとする
ことにより、2.0mm下げることができる。従って、
一段下がったピグテール取出し面11b及び傾斜部14
を設けることにより、これらを設けない場合に比べて、
全体として、高さL5を3.0mm低くすることができ
る。この高さL5を低くすることによって、直流機の全
長を短くすることができるわけであるが、その点につい
ては、図8を用いて後述する。
【0050】なお、傾斜部14を大きく取りすぎると、
ブラシ11が摩耗したときに、ブラシホルダ10内での
安定性が劣ってくるため、傾斜部の大きさは、ブラシが
摩耗してもブラシ内に一体成形されたピグテールが露出
することのないブラシ摩耗限度までである。
【0051】次に、図6を用いて、本発明の一実施例に
よる直流機のエンドブラケットへのブラシホルダの取付
状態について説明する。図6は、本発明の一実施例によ
る直流機のエンドブラケットへのブラシホルダの取付状
態の平面図である。また、併せて、整流子の取付状態も
図示している。
【0052】図5において説明したように、ブラシベー
ス9に2個のブラシホルダ10が固定され、それぞれの
ブラシホルダ10には、ブラシ11が保持されている。
ピグテール移動用長穴13からは、ピグテール11cが
飛び出している。
【0053】エンドブラケット8とブラシベース9の位
置関係を合わせた上で、図上で上側のブラシのターミナ
ル11d及びターミナル19aがネジ20aによって、
ブラシベース9に固定される。ターミナル19aは、図
1に示したサーミスタの周囲に巻回されたコイル用のタ
ーミナルである。このターミナル19aは、本発明とは
直接関係がないため、詳細な説明は省略する。
【0054】また、ブラシベース9及び下側のターミナ
ル11dは、ネジ20bによって、エンドブラケット8
に固定されるとともに、アース接地されている。また、
ブラシベース9は、エンドブラケット8にネジ20cに
よって固定されている。
【0055】従って、ブラシベ−スの筒状円筒体16に
より、ブラシベ−ス上の配線22の飛び出しによる整流
子2との接触することを防いで安全性の向上が図れ、ま
た、、ブラシベ−スの熱変形防止、ブラシ摩耗粉の飛散
を防ぐことができる。
【0056】さて、以上の説明したように、エンドブラ
ケットにブラシホルダが取り付けられた状態で、整流子
がこのエンドブラケットに取付られるわけであるが、そ
の状態について、図6及び図7を用いて説明する。
【0057】図7は、本発明の一実施例による直流機の
エンドブラケット及びブラシホルダへの整流子の取付状
態を説明するための部分断面図である。図6と同一符号
は同一部分を示している。
【0058】図7に示す状態で、エンドブラケット8に
ブラシベース9を固定した後、整流子2を矢印P1方向
に押圧しながら、ブラシベ−ス9の筒状円筒体16に整
流子2を移動し、軸受51はエンドブラケット8に挿入
することで、組立が終了する。 ブラシ11が複数の場
合も、図6に示すように、一度に複数個のブラシ11を
矢印P2方向に押圧しながら、整流子2を挿入し、組立
を行うことができる。
【0059】従って、ブラシベ−スの筒状円筒体16
は、整流子2をブラシ部に挿入する際に案内となり作業
が容易になる。
【0060】整流子2の挿入が終了した後、整流子の外
周から固定子を挿入し、さらに、フロントブラケットの
に電機子の軸を取付、また、フロントブラケットを固定
子に取り付けることにより、電機子の組立は終了する。
【0061】次に、図8を用いて、本実施例により、直
流機を小形化できる理由について説明する。
【0062】図8は、本発明の一実施例による直流機の
要部の拡大断面図である。
【0063】まず、第1には、ブラシホルダ10の凸溝
12と、整流子2のライザ曲げ部2aとは接触しないよ
うに、所定距離Laを隔てる必要がある。この点に関し
て、図5を用いて説明したように、凸溝12の高さL5
は、ピグテール11cの取付面を一段下がったピグテー
ル取出し面11bとして、この一段下がったピグテール
取出し面11bの下がった高さL3は、1.0mmとす
ることにより、1.0mm下げることができる。また、
一段下がったピグテール取出し面11bと反対側の面の
角部には、傾斜部14を設け、傾斜部14の端部の高さ
L4は、1.0mmとすることにより、2.0mm下げ
ることができる。従って、一段下がったピグテール取出
し面11b及び傾斜部14を設けることにより、これら
を設けない場合に比べて、全体として、高さL5を3.
0mm低くすることができる。この高さL5を3.0m
m低くすることによって、直流機の全長を3.0mm短
くすることができた。
【0064】次に、整流子2のライザ端部2bとブラシ
ホルダ10は、接触しないように。所定距離Lbを隔て
る必要がある。この点に関して、図2において説明した
ように、ブラシホルダ10の凸溝12の先端部10aを
切り欠くことにより、切り欠き量として2.0mmだけ
凸溝の影響を取り除けたので、直流機の全長を2.0m
m短くすることができた。
【0065】即ち、総合的には、全長を5.0mm短く
することができ、図1に示した全長L1を100mmと
小形化することができた。
【0066】本実施例によれば、ブラシにブラシホルダ
の底面と対抗する側面の縁部に傾斜部を設け、ブラシを
ブラシホルダに挿入した状態のときにブラシが傾斜面に
よって、最大でこの傾斜面と同じ角度を向く構造とした
ので、ブラシホルダに挿入されたブラシが、傾斜部の傾
斜角分だけ傾いてブラシベ−スに配置されているため、
整流子を押圧しながら電機子を挿入でき、ブラケットに
固定された状態でも整流子が挿入しやすいため、組立が
容易となるものである。
【0067】また、ブラシがブラシホルダに挿入しやす
いようにピグテ−ルを貫通するための凸溝、ピグテ−ル
が移動するための長穴を設け、ブラシはブラシ外周面よ
り一段下がった面から出したピグテ−ルを備えておき、
ブラシに設けた傾斜面を活用してピグテ−ルを凸溝へ貫
通することで、直流機全長の短縮を図ることができる。
【0068】また、ブラシベ−スは内周に整流子外径よ
り大きく、ブラシホルダとほぼ等しい高さのブラシベ−
スの筒状円筒体は、整流子をブラシ部に挿入する際に案
内となり作業が容易になる。
【0069】また、ブラシベ−ス上の配線の飛び出しに
よる整流子との接触、ブラシベ−スの熱変形防止、ブラ
シ摩耗粉の飛散を防ぐことができる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、直流機を、防水形でし
かも組立性の良好なものすることができる。
【0071】また、直流機の組立が、容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による小形直流機の部分断面
図である。
【図2】本発明の一実施例による直流機のブラシホルダ
の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例による直流機のブラシの側面
図である。
【図4】本発明の一実施例による直流機のブラシベ−ス
の平面図である。
【図5】本発明の一実施例による直流機のブラシホルダ
へのブラシの取付状態の部分断面図である。
【図6】本発明の一実施例による直流機のエンドブラケ
ットへのブラシホルダの取付状態の平面図である。
【図7】本発明の一実施例による直流機のエンドブラケ
ット及びブラシホルダへの整流子の取付状態を説明する
ための部分断面図である。
【図8】本発明の一実施例による直流機の要部の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1…電機子 2…整流子 3…鉄芯 4…コイル 5…軸 6…固定子 7…フロントブラケット 8…エンドブラケット 9…ブラシベ−ス 10…ブラシホルダ 10a…先端切欠き 10b…開放端 10c,10d,10e…突起 11…ブラシ 11b…ピグテ−ル出し面 11c…ピグテ−ル 11d…タ−ミナル 12…凸溝 13…ピグテ−ル移動用長穴 14…傾斜面 15a,15b,15c,15d…ブラシホルダを取付
ける嵌合溝 16…筒状円筒体 17…ブラシバネ 19…サーミスタ 51…軸受 61…ハウジング 62…磁石
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 浩庸 茨城県ひたちなか市東石川西古内3085番地 の5 日立カーエレクトロニクス株式会社 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子と、 この固定子を左右からそれぞれ保持するフロントブラケ
    ット及びエンドブラケットと、 このフロントブラケット及びエンドブラケットに両端を
    回転自在に支持された軸に取り付けられた電機子及び整
    流子と、 上記エンドブラケットに取り付けられるブラシベース
    と、 このブラシベースに取り付けられ、ブラシを保持するブ
    ラシホルダとを有する直流機において、 上記ブラシは、上記ブラシホルダの底面と対向する上記
    ブラシの側面の挿入縁部に形成された傾斜部を備えたこ
    とを特徴とする直流機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の直流機において、 上記ブラシホルダは、上記ブラシ底面と対向する面に設
    けられ、上記ブラシに取り付けられたピグテールを挿入
    するための凸溝と、 この凸溝を介して挿入されたピグテールを移動するピグ
    テール移動用長穴とを有することを特徴とする直流機。
  3. 【請求項3】 請求項3記載の直流機において、 上記ブラシの上記ピグテールの取付面は、上記ブラシの
    側面より一段下がって形成された面であることを特徴と
    する直流機。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の直流機において、 上記ブラシホルダは、上記ブラシホルダの上記ブラシが
    挿入される開放端の近傍において、上記凸溝の一部を切
    り欠いた切り欠き部を有することを特徴とする直流機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の直流機において、 上記ブラシベースは、上記ブラシホルダの取付位置の内
    周側に形成されたブラシベ−スの内周に整流子外径より
    大きく、かつブラシホルダとほぼ等しい高さの筒状の円
    筒体を備えたことを特徴とする直流機。
  6. 【請求項6】 ブラシベースに取り付けられたブラシホ
    ルダに、ブラシを整流子の挿入方向に向けて保持し、 このブラシベースをエンドブラケットに取付け、 電機子の整流子を上記ブラシホルダに傾斜して保持され
    た上記ブラシを押圧しながら移動して、上記エンドブラ
    ケットに挿入し、さらに、 上記電機子の外周に固定子を挿入し、 上記固定子にフロントブラケットを取り付けることを特
    徴とする直流機の組立方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の直流機の組立方法におい
    て、 上記エンドブラケットに設けられた筒状円筒体を案内部
    として、上記整流子を上記エンドブラケットに挿入する
    ことを特徴とする直流機の組立方法。
JP17590495A 1995-07-12 1995-07-12 直流機及び直流機の組立方法 Pending JPH0928068A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6710502B2 (en) 2002-02-07 2004-03-23 Wavecrest Laboratories, Llc Rotary electric motor having at least three axially aligned stator poles and/or rotor poles
KR20180017641A (ko) * 2016-08-10 2018-02-21 엘지이노텍 주식회사 브러시 케이스 및 이를 포함하는 모터

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6710502B2 (en) 2002-02-07 2004-03-23 Wavecrest Laboratories, Llc Rotary electric motor having at least three axially aligned stator poles and/or rotor poles
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