JPH09281055A - 欠け検査方法 - Google Patents

欠け検査方法

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JPH09281055A
JPH09281055A JP8086213A JP8621396A JPH09281055A JP H09281055 A JPH09281055 A JP H09281055A JP 8086213 A JP8086213 A JP 8086213A JP 8621396 A JP8621396 A JP 8621396A JP H09281055 A JPH09281055 A JP H09281055A
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JP
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contour
pixel
line
pixels
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JP8086213A
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English (en)
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Nobukatsu Igi
宣克 伊儀
Shigeyuki Nishi
重幸 西
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Moldino Tool Engineering Ltd
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Hitachi Tool Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の線種の異なる輪郭線を持つ被検査物に
対して、画像処理により輪郭部の欠陥欠けを検出できる
検査方法を提供する。 【解決手段】 画像処理により被検査物の輪郭座標デー
タを求め、前記輪郭座標データ上に検査ベクトルを設
け、そのうちの所定のものを基準ベクトルとし、基準ベ
クトルに対する検査ベクトルの成す角を算出し、これか
ら被検査物の輪郭形状変換点とその間の形状を求める。
次に前記データをもとに輪郭形状を数式化した輪郭近似
線を求め、この輪郭近似線をもとに輪郭座標データを走
査し、被検査物の輪郭部にある欠けを検出するととも
に、その大きさを算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、切削工具などのよ
うに、輪郭形状が直線と曲線との組み合わせによって形
成されているような被検査物の、輪郭部に発生している
欠けを画像処理により検査する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】直線状周辺部の欠けを画像処理により検
査する方法が特開1−263774に開示されている
(以下、従来例1と呼ぶ)。これは、被検査物の撮像信
号を二値化画素データとして画像メモリに記憶し、直線
状周辺部を囲むように設定した走査領域内で、周辺部を
表す二値化画素データの座標をもとに、最小二乗法で直
線式を算出して輪郭近似線とした後、前記画素データ座
標のうち該算出した輪郭近似線から所定距離以上離れた
画素を除外し、改めて輪郭近似線を算出することを繰り
返して精度の良い輪郭近似線を求め、求めた輪郭近似線
のうち、相隣る輪郭近似線の交点を算出し、該交点座標
をもとに、所定ピッチで複数の走査線を設定し、該走査
線と周辺部を表す二値化画素データの交点を求め、相隣
る交点座標の差分から欠け部を認識するとともに、欠け
の幅と深さを算出し、判定値と比較することによって欠
けの有無を検査する方法である。また直接欠けを検出す
る技術ではないが、輪郭部の形状を同定する方法とし
て、特開1−116772(以下、従来例2と呼ぶ)に
線形図形の撮像信号の画像データから、図形の線種を一
次直線なのか円曲線なのかを認識する方法が開示されて
いる。これは、図形を二値画像データとして読みとり、
画像処理して輪郭座標点データを得て、得た座標点デー
タを複数点毎に短線分化してショートベクトルで表し、
ショートベクトルが一つ前のショートベクトルに対し持
っている変位角が略零か正か負かを算出することによっ
て、線種を、略零なら直線、正なら反時計回りの円弧、
負なら時計回りの円弧であると認識する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】切削工具の切れ刃部の
輪郭は、直線と円又は他の曲線等を組合せた、一つの関
数で表示できない複雑な形状をしているものが多い。こ
れに対して従来例1では、輪郭が直線だけで形成されて
いる部分を対象としており、他の曲線を含んでいる部分
には対応できない。また、この欠け検出方法は、画面内
の垂直又は水平に引いた走査ピッチ線と周辺部を表す二
値化画素データの交点をもとに、走査ピッチ線方向の差
分で求める方法のため、検査対象である直線状周辺部が
傾いていると、求めた欠けの大きさと実際の欠けの大き
さとに誤差が生じると言う問題がある。従来例2では、
撮像した線種が一次直線か円曲線かの識別方法について
述べられているが、欠け検出に対しては言及されていな
い。また、その識別方法では、実際の被検査物の輪郭線
の周辺部に存する微少な欠陥・欠けや表面粗さ、さらに
画素の量子化誤差に影響されて、直線であるべきはずの
所で差分が略零を示さなかったり、曲線であるべき所で
略零を示したりする事が多くあり、線種の同定精度に問
題がある。本発明は、従来技術では対応が難しい複雑な
輪郭形状を有する被検査物に対しても、その輪郭形状を
認識し、その形状に沿って欠けを検出して検査すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、輪郭部の欠け
を画像処理を用いて検査する欠け検査方法において、 1)検査対象部の撮像入力を二値化し、二値境を形成す
る画素を輪郭画素とし、 2)輪郭画素の一端に、設定数離れた画素に向かって基
準ベクトルを設定するとともに、各輪郭画素から前記と
同一な設定数離れた画素に向かった検査ベクトルを設定
し、各検査ベクトルと基準ベクトルの方向の違いを表す
角度差の絶対値を算出し、 3)角度差の絶対値が、予め設定した値を超えたとき、
該検査ベクトルの開始画素を輪郭形状変換画素として認
識し、 4)前記で認識した輪郭形状変換画素間にある線種を、
輪郭形状変換画素間にある角度差の絶対値の累積度数分
布と、予め設定した累積度数分布形状と線種の関係をも
とに同定し、 5)前記同定した線種と、輪郭形状変換画素間にある輪
郭画素の有する座標値をもとに、検査対象の輪郭形状を
各々数式で表した輪郭近似線を算出し、 6)画面上で輪郭画素に輪郭近似線を重ね、 7)輪郭近似線が通過している画素を、画面枠と交わる
画素から、輪郭画素に達するまで走査し、 8)該輪郭画素から再び輪郭近似線に達するまで輪郭画
素を走査し、 9)走査した輪郭画素のうち、画面に設定したXY平面
で、まずX方向の最大及び最小位置の画素を抽出してX
座標値で表わすとともに、この点を通りX軸に垂直な直
線を引き、次にY方向の最大及び最小位置の画素を抽出
してY座標値で表わすとともに、この点を通りY軸に垂
直な直線を引き、これらの直線の交点を算出し、 10)この交点の内、検査対象部内部側にある3点を抽出
し、 11)この3点の内、輪郭近似線に近接する2点からは輪
郭近似線に垂直な線を、残りの点からは輪郭線に沿った
線を引き、 12)前記3つの線各々について、輪郭座標に接するまで
平行移動し、 13)平行移動後の各3つの線で囲まれた範囲を欠けと
し、その大きさを検査することを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図7に基づいて説明する。図1は、本発明に係わる装
置の概要を示す図である。被検査物1の欠けを強調する
照明手段2と、被検査物を撮像する工業用テレビジョン
カメラからなる撮像手段3と、撮像手段3と接続され、
撮像信号を二値化画素データに変換してメモリーに記憶
し、この二値化画素データをモニター7に画面表示する
画像処理装置4と、画像処理装置4に接続され、画像処
理装置4のメモリーをもとに欠け検査処理を行うコンピ
ューターを有する制御装置5と、制御装置5に接続され
て欠け検査結果等を表示するCRT6とを備えている。
【0006】本発明の作用について、図2に示す処理フ
ローに従って説明する。最初に、処理目的別のブロック
201〜205をもとに、処理の概要を簡単に説明す
る。ブロック201は、検査対象の撮像信号を画像処理
装置4により、二値化画素データとしてしてメモリーに
記憶するとともに画面表示する。ブロック202以降は
制御装置5が主として処理し、ブロック202におい
て、前記2値化した画素データをもとに、輪郭を成す線
種とその構成を識別する。ブロック203では前記輪郭
構成線毎に線種を数式化した輪郭近似線と、それらの交
点を求める。ブロック204では、輪郭近似線をもとに
二値化された輪郭を表す画素を順次走査し、欠けとその
大きさを算出する。ブロック205は、ブロック204
で算出した欠けの大きさと、予め設定した判定値から、
欠けとすべきかどうかの判定を行うものである。
【0007】以下、図2に示すステップ番号順に従い処
理内容を説明する。ステップ101において、照明手段
2により被検査物1の輪郭を強調し、撮像手段3で所定
の検査対象部を撮像し、撮像信号を画像処理装置4に入
力する。このとき、前記検査対象部の輪郭形状は、画面
内に入るようにしておく。ステップ102において、画
像処理装置4はステップ101で入力された撮像信号
を、二値化画素データ(例えば、被検査物部分を1、背
景や欠け部分を0とする)としてメモリに収納するとと
もに、モニター上に横方向をX軸、縦方向をY軸として
画像表示する。図3に二値化され、XY座標平面上に表
示された検査部分の画像の例を示す。以降この画像をも
とに説明する。
【0008】ステップ103は、制御装置5において、
モニタ画面内の前記二値化データをX又はY方向に1画
素ずつ走査し、例えば1と判定された画素のうち、0の
画素に接する画素を輪郭画素として抽出し、まず画面枠
と交わる2箇所の輪郭画素である画素S、及び画素Eの
各座標(x0,y0)、(xn-1,yn-1)を算出する。ス
テップ104は、画素Sより画素Eまで境界画素を一画
素づつ走査して、画素S及び画素Eを含んだ全部でn個
の輪郭画素の中心部の座標データを算出する。以降、画
素の中心部の座標データを画素座標と称する。なお、座
標データとしては、画面内に設定したXY座標の原点
(図3において、左下隅部とする)から、該画素の中心
部位置までのX、Y方向距離とする。
【0009】ステップ105において、基準ベクトルa
(以降、単にaとも記す。図3では符号aの上に矢印を
記して表す。)と、複数の検査ベクトルbi(i=0〜
n−t−1。以降、単にbiとも記す。図3では符号b
の上に矢印を記して表す。)を設け、aに対して各bi
が作る角度の絶対値(以降単に角度差と称する)θiを
求める。ここでaは、画素S座標からt個目(例えばt
=30)の輪郭画素座標(Xt、Yt)を結ぶベクトル
である。biはベクトルの始点が、画素S座標から始ま
り順次隣接する輪郭画素座標である(n−t)個のベク
トルであり、各ベクトルの終点は、始点からt個目の輪
郭画素座標である。a、bi及び角度差θiは、輪郭画
素座標をもとに下記のように表すことができる。 a =(Xt−X0,Yt−Y0) bi=(Xt+i−Xi,Yt+i−Yi) θi=|tan-1((Yt−Y0)/(Xt−X0))−tan-1((Yt
+i−Yi)/(Xt+i−Xi))| (ただし、i=0〜n−t−1) iを0、1、2・・・・、n−t−1としたときの、a
に対する各biの(n−t)個の角度差、θ0、θ1、θ
2、・・・・、θn−t−1を求める。
【0010】次にステップ106において、角度差θi
をもとに輪郭形状の変換点を求める。図4(a)に示す
ように、横軸に(n−t)個の検査ベクトルbiの開始
点画素順序を、縦軸に角度差θiをプロットし、例えば
検査部分の輪郭形状が3種類の形状の組合せから成って
いるとすれば、角度差θiが、予め設定した2個の閾値
th1及びth2を越えたとき、その検査ベクトルbi
の開始点画素J及びKを形状の変換画素とし、その画素
座標(Xj,Yj)及び(Xk,Yk)が形状の変換点
となる(図3参照)。なお、輪郭形状がr種類の形状の
組合せで成っているとすれば、予め(r−1)個の角度
差θiの閾値を制御装置5に設定しておく。
【0011】ステップ107において、各形状を数式で
定義するための各輪郭近似線を算出するために、輪郭画
素座標データの内から近似用座標データを区分けする。
前記説明において、3種類の形状に対し、形状変換点と
しての座標(Xj,Yj)及び(Xk,Yk)を求め
た。これより、下記輪郭近似線を算出するための近似用
座標データ(Xi,Yi)は、下記のiで示す範囲の輪
郭画素の中心部で表す。 第1の形状を近似…i=0 〜j 第2の形状を近似…i=j+1〜k 第3の形状を近似…i=k+1〜n−1
【0012】ステップ108は、各輪郭近似線の線種を
認識するもので、角度差θiの度数分布を求め、これよ
り同定する。制御装置5には予め、線種、例えば直線、
円、2次曲線等と角度差θiの度数分布の関係データ
と、例えば度数に集中がみられれば一次直線、度数が平
坦であれば円であるというように判定する論理を登録し
ておく。図4(a)で示す角度差θi変化について、図
4(b)にその度数分布を示す。この場合、i=0〜j
の範囲の第1の形状の線種は直線、i=(j+1)〜kの
範囲の第2の形状の線種は円、i=(k+1)〜(n−
1)の範囲の第3の形状の線種は直線というふうに判定
できる。図5に別の輪郭形状の例を示すが、図5(b)
のような角度差θiの度数分布の場合、i=0〜jの範
囲の第1の形状の線種は直線、i=(j+1)〜kの範囲
の第2の形状の線種も直線、i=(k+1)〜(n−1)
の範囲の第3の形状の線種も直線というように判定でき
る。ここで、i=jの周辺とi=kの周辺は度数が平坦
であり、円形状の部分があることを示している。即ち、
第1の形状の直線と第2の形状の直線は、円弧でつなが
っていると判断することができる。第2の形状の直線と
第3の形状の直線についても同様である。以上のように
して、各輪郭線の線種を自動的に同定する。なお、予め
輪郭形状と線種の関係を登録しておき、この情報を用い
るようにしてもよい。
【0013】ステップ109において、第1の形状から
第3の形状までの各輪郭形状を、前記同定した線種と近
似用座標データを用いて計算し、各々の数式化した輪郭
近似線L1、輪郭近似線L2及び輪郭近似線L3を算出
する(以降、単にL1、L2、L3と表すこともあ
る)。図4で示す輪郭形状では、前記説明したようにL
1とL3は一次直線式の最小二乗近似を用いて、またL
2は円方程式の最小二乗近似を用いて算出する。ステッ
プ110は、ステップ109で得られた輪郭近似線L
1、L2及びL3を表す数式をもとに、画面枠とL1と
の交点p1、L1とL2との交点p2、L2とL3との
交点p3、L3と画面枠との交点p4を求める。図6に
二値化画像と、これをもとにしたL1、L2、L3及び
前述した各交点p1、p2、p3、p4の関係を示す。
【0014】以下、ステップ111〜121に基づいて
欠け検出及び検査方法を説明する。ステップ111にお
いて、輪郭近似線に沿って、輪郭近似線を含んだ画素を
走査し、1から0に変わる直前の画素Uを抽出する。画
素Uは二値化された輪郭画素を走査して欠けを検出する
ための欠け検出開始画素である。輪郭近似線としてまず
L1について、交点p1からp2の間を処理する。この
間に複数の欠けがあれば、複数の欠け検出開始画素が存
在することになり、後述の欠け検出処理は各々の欠け検
出開始画素について行う。ステップ112において、画
素Uを出発点にして、輪郭近似線L1に対して被検査物
内部方向に輪郭画素上を再び輪郭近似線L1が通過する
画素に達するまで走査し、走査した輪郭画素座標を求め
る。図7は、図6における交点p1から交点p2に至る
範囲を拡大したものであり、以下図7をもとに説明す
る。ステップ113において、前記走査した輪郭画素座
標データから得られたX方向の最大値Xmaxと最小値X
min、及びY方向の最大値Ymaxと最小値Yminを求め
る。ステップ114において、X方向の最大値Xmax
最小値Xminを通るX軸に垂直な直線と、Y方向の最大
値Ymaxと最小値Yminを通るY軸に垂直な直線を引き、
4本の直線の4つの交点から被検査物内部側に位置する
点A、B及びCを求める。即ち、点A、B及びCを頂点
とするXY軸に平行な長方形は、欠けを内包しており、
欠けの大きさを表すことができる。図7においては、点
A、B、Cの座標は以下のようにした。 A(Xmin、Ymax) B(Xmax、Ymin) C(Xmax、Ymax
【0015】ステップ115において、欠け検出補助線
v1、v2及びhを求める。v1は点Aを通り輪郭近似
線L1に垂直な直線、v2は点Bを通りL1に垂直な直
線、hは点Cを通りL1に沿った線である。ステップ1
16では、L1とv1とv2とhの線の交点を求める。
この交点を結ぶ図形は、輪郭近似線を一辺とする長方形
又は略四辺形であり、欠けの大きさの評価を、XY軸に
平行な基準から、輪郭近似線を基準とするものに変換す
るために設けるものである。ステップ117において、
まずv1上をL1との交点からhとの交点まで走査し
て、輪郭画素が存在するかどうかを調べる。hとの交点
までで輪郭画素が検出されなかった場合、v1を欠けの
ある側に一画素分シフトして、新規な直線v1とし、再
度L1との交点からhとの交点まで走査をして輪郭画素
の有無を調べる。この処理を輪郭画素が検出されるまで
繰り返す。ステップ118において、輪郭画素が検出さ
れたときのv1を、欠け検出線v1aとして算出する。
【0016】ステップ119は、残りの欠け検出補助線
v2及びhに対して、ステップ117及び118の処理
をするための繰り返しループである。従って、ステップ
119を抜けたときには、図7に示すように欠け検出補
助線v2とhに対して、v1の場合と同様にして、欠け
検出線v2a及びhaが算出されている。ステップ12
0において、前記算出したv1aとv2aの垂直距離
W、L1とhaの垂直距離Dを計算する。このWとDを
検査部分に存在する欠けの幅及び深さとする。このた
め、被検査物の輪郭が画面内でどのように傾いていて
も、この傾きに影響されずに欠けの幅と深さを算出でき
る。この値は輪郭を基準とした実際の検査に則してい
る。
【0017】ステップ121は、ステップ111〜12
0の操作をL2とL3についても行うためのループであ
る。従ってステップ121をぬけた時点で、L2とL3
の範囲にある欠けの幅Wと深さDは求められいる。L2
に対しては、被検査物の円弧状の第2の形状にほぼ沿う
ような輪郭近似線L2をもとに、前述したと同様な欠け
検出処理を行うことになる。前述したように欠け検出開
始画素が何カ所かあれば、各々に対して上述の処理を行
う。ステップ122においては、ステップ121までで
求めた全ての欠けに対し、その幅Wと深さDを、予め決
めておいた判定値と比較し、判定値よりも大きければ被
検査物に欠けがあると判定する判定処理をする。欠け判
定結果は、CRT6に適宜表示する等で、外部に情報出
力することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は以下の効
果を有している。輪郭形状が一つの数式で表現できない
複雑な形状の被検査物に対しても、形状の組合せ数に関
する情報だけを設定すれば、実際の輪郭形状に近似した
輪郭近似線を自動設定できるため、予め詳細に輪郭形状
を形成する全ての線種とその位置等の情報を登録する必
要がなく、被検査物の輪郭形状変更に対して容易に対応
できるため、欠け検査の適用範囲が拡大する。また、撮
像画面のXY軸に平行な基準でなく、輪郭近似線を基準
として欠けの幅と長さを計測するため、被検査物の輪郭
が画面上どのようにXY軸に対して傾いていても、欠け
の大きさは同等に算出され、信頼性の高い欠け検査がで
きる。さらに、輪郭近似線をもとに撮像した二値化輪郭
画素を走査して欠けを検出検査するため、輪郭形状部の
みを欠け検査対象とできるので、効率的な欠け検査がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を説明するための装置構成を示す
図。
【図2】実施の形態を説明するフローを示す図。
【図3】輪郭画素と基本ベクトル、検査ベクトルの関係
を示す概念図。
【図4】検査ベクトル位置と基本ベクトルに対する方向
の違いの絶対値と示す例。
【図5】検査ベクトル位置と基本ベクトルに対する方向
の違いの絶対値と示す別の例。
【図6】欠けの検出方法を説明する図。
【図7】欠けの大きさを算出する方法を説明する図。
【記号の説明】
1…被検査物 3…撮像手段 4…画像処理装置 5…制御装置 a…基本ベクトル b…検査ベクトル θ…aとbの作る角度の絶対値 L1、L2、L3…輪郭近似線 U…欠けの検出開始画素 v1a、v2a、ha…輪郭近似線基準で欠けを囲む線 W…欠けの幅 D…欠けの深さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輪郭部の欠けを画像処理を用いて検査す
    る欠け検査方法において、 1)検査対象部の撮像入力を二値化し、二値境を形成す
    る画素を輪郭画素とし、 2)輪郭画素の一端に、設定数離れた画素に向かって基
    準ベクトルを設定するとともに、各輪郭画素から前記と
    同一な設定数離れた画素に向かった検査ベクトルを設定
    し、基準ベクトルに対して各検査ベクトルが作る角度の
    絶対値を算出し、 3)角度の絶対値が、予め設定した値を超えたとき、該
    検査ベクトルの開始画素を輪郭形状変換画素として認識
    し、 4)前記で認識した輪郭形状変換画素間にある線種を、
    輪郭形状変換画素間にある角度の絶対値の累積度数分布
    と、予め設定した累積度数分布形状と線種の関係をもと
    に同定し、 5)前記同定した線種と、輪郭形状変換画素間にある輪
    郭画素の有する座標値をもとに、検査対象の輪郭形状を
    各々数式で表した輪郭近似線を算出し、 6)該輪郭近似線に沿って欠け検査処理を行うことを特
    徴とする欠け検査方法。
  2. 【請求項2】 輪郭部の欠けを画像処理を用いて検査す
    る欠け検査方法において、 1)検査対象部の撮像入力を二値化し、二値境を形成す
    る画素を輪郭画素とし、 2)輪郭画素と輪郭形状を成す線種情報をもとに、輪郭
    近似線を算出し、 3)画面上で輪郭画素に輪郭近似線を重ね、 4)輪郭近似線が通過している画素を、画面枠と交わる
    画素から、輪郭画素に達するまで走査し、 5)該輪郭画素から再び輪郭近似線に達するまで輪郭画
    素を走査し、 6)走査した輪郭画素のうち、画面に設定したXY平面
    で、まずX方向の最大及び最小位置の画素を抽出してX
    座標値で表わすとともに、この点を通りX軸に垂直な直
    線を引き、次にY方向の最大及び最小位置の画素を抽出
    してY座標値で表わすとともに、この点を通りY軸に垂
    直な直線を引き、これらの直線の交点を算出し、 7)この交点の内、検査対象部内部側にある3点を抽出
    し、 8)この3点の内、輪郭近似線に近接する2点からは輪
    郭近似線に垂直な線を、残りの点からは輪郭線に沿った
    線を引き、 9)前記3つの線各々について、輪郭座標に接するまで
    平行移動し、 10)平行移動後の各3つの線で囲まれた範囲を欠けと
    し、その大きさを検査することを特徴とする欠け検査方
    法。
  3. 【請求項3】 輪郭部の欠けを画像処理を用いて検査す
    る欠け検査方法において、 1)検査対象部の撮像入力を二値化し、二値境を形成す
    る画素を輪郭画素とし、 2)輪郭画素の一端に、設定数離れた画素に向かって基
    準ベクトルを設定するとともに、各輪郭画素から前記と
    同一な設定数離れた画素に向かった検査ベクトルを設定
    し、基準ベクトルに対して各検査ベクトルが作る角度の
    絶対値を算出し、 3)角度の絶対値が、予め設定した値を超えたとき、該
    検査ベクトルの開始画素を輪郭形状変換画素として認識
    し、 4)前記で認識した輪郭形状変換画素間にある線種を、
    輪郭形状変換画素間にある角度の絶対値の累積度数分布
    と、予め設定した累積度数分布形状と線種の関係をもと
    に同定し、 5)前記同定した線種と、輪郭形状変換画素間にある輪
    郭画素の有する座標値をもとに、検査対象の輪郭形状を
    各々数式で表した輪郭近似線を算出し、 6)画面上で輪郭画素に輪郭近似線を重ね、 7)輪郭近似線が通過している画素を、画面枠と交わる
    画素から、輪郭画素に達するまで走査し、 8)該輪郭画素から再び輪郭近似線に達するまで輪郭画
    素を走査し、 9)走査した輪郭画素のうち、画面に設定したXY平面
    で、まずX方向の最大及び最小位置の画素を抽出してX
    座標値で表わすとともに、この点を通りX軸に垂直な直
    線を引き、次にY方向の最大及び最小位置の画素を抽出
    してY座標値で表わすとともに、この点を通りY軸に垂
    直な直線を引き、これらの直線の交点を算出し、 10)この交点の内、検査対象部内部側にある3点を抽出
    し、 11)この3点の内、輪郭近似線に近接する2点からは輪
    郭近似線に垂直な線を、残りの点からは輪郭線に沿った
    線を引き、 12)前記3つの線各々について、輪郭座標に接するまで
    平行移動し、 13)平行移動後の各3つの線で囲まれた範囲を欠けと
    し、その大きさを検査することを特徴とする欠け検査方
    法。
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