JPH09282085A - 位置情報入力装置 - Google Patents
位置情報入力装置Info
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- JPH09282085A JPH09282085A JP8117033A JP11703396A JPH09282085A JP H09282085 A JPH09282085 A JP H09282085A JP 8117033 A JP8117033 A JP 8117033A JP 11703396 A JP11703396 A JP 11703396A JP H09282085 A JPH09282085 A JP H09282085A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ドリフト現象を解消し、静止時において、指標
を正確な位置に表示することができる位置情報入力装置
を提供する。 【解決手段】ポインティングデバイス1は、x、y軸方
向の角速度を検出するジャイロセンサー2、3と、増幅
器4、5と、A/D変換器61および基準電圧の補正を
行う補正部62等を内蔵する制御手段6と、データ送信
モジュール7と、左、右スイッチ8、9と、電源スイッ
チ11とを有している。補正部62は、ポインティング
デバイス1の作動を制御するためのプログラムが記憶さ
れたメモリーと、補正値カウンタ等を有している。補正
部62は、ジャイロセンサー2、3からの出力電圧に基
づいて、ポインティングデバイス1の静止時に、各基準
電圧が、ジャイロセンサー2、3からの出力電圧と実質
的に同一となるように、各基準電圧を補正する。
を正確な位置に表示することができる位置情報入力装置
を提供する。 【解決手段】ポインティングデバイス1は、x、y軸方
向の角速度を検出するジャイロセンサー2、3と、増幅
器4、5と、A/D変換器61および基準電圧の補正を
行う補正部62等を内蔵する制御手段6と、データ送信
モジュール7と、左、右スイッチ8、9と、電源スイッ
チ11とを有している。補正部62は、ポインティング
デバイス1の作動を制御するためのプログラムが記憶さ
れたメモリーと、補正値カウンタ等を有している。補正
部62は、ジャイロセンサー2、3からの出力電圧に基
づいて、ポインティングデバイス1の静止時に、各基準
電圧が、ジャイロセンサー2、3からの出力電圧と実質
的に同一となるように、各基準電圧を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報入力装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等のCRT画面
上に表示されるカーソル(ポインタ)を移動操作する装
置として、マウスが知られている。
上に表示されるカーソル(ポインタ)を移動操作する装
置として、マウスが知られている。
【0003】このマウスは、内蔵する球体をゴムマット
等の平面上で転動させ、その転動する方向および量を電
気信号に変換して移動量を検出するものであるが、球体
を転動させるためにそれを平面に接触させた状態で操作
を行わねばならないという制約がある。また、マウスと
パーソナルコンピュータとの間がコードで接続されてい
るため、操作に際し煩わしさを伴うことがあるという問
題もある。
等の平面上で転動させ、その転動する方向および量を電
気信号に変換して移動量を検出するものであるが、球体
を転動させるためにそれを平面に接触させた状態で操作
を行わねばならないという制約がある。また、マウスと
パーソナルコンピュータとの間がコードで接続されてい
るため、操作に際し煩わしさを伴うことがあるという問
題もある。
【0004】このようなマウスの欠点を解消するものと
して、ジャイロセンサーを利用したポインティングデバ
イスを空中で操作し得る入力装置が開示されている。こ
の装置は、ポインティングデバイスに内蔵され、その変
位を検出し得る1組の振動ジャイロセンサーと、該セン
サーにより検出された検出信号を位置指定情報に変換す
る手段と、前記位置指定情報をパーソナルコンピュータ
のCRTに対する入力情報として送信する送信手段とを
有しており、ポインティングデバイスの変位が、CRT
画面上においてカーソル(ポインタ)の移動に対応して
表れるように構成されている。
して、ジャイロセンサーを利用したポインティングデバ
イスを空中で操作し得る入力装置が開示されている。こ
の装置は、ポインティングデバイスに内蔵され、その変
位を検出し得る1組の振動ジャイロセンサーと、該セン
サーにより検出された検出信号を位置指定情報に変換す
る手段と、前記位置指定情報をパーソナルコンピュータ
のCRTに対する入力情報として送信する送信手段とを
有しており、ポインティングデバイスの変位が、CRT
画面上においてカーソル(ポインタ)の移動に対応して
表れるように構成されている。
【0005】しかしながら、この種の入力装置において
は、次のような欠点がある。振動ジャイロセンサーは、
その特性に温度依存性があるため、例えばポインティン
グデバイスの電源投入直後において温度上昇が生じてい
る際、ポインティングデバイスを静止しているにもかか
わらず、振動ジャイロセンサーからの出力電圧が時間と
ともに変動する現象が生じ、その結果として、カーソル
(ポインタ)を移動する操作を行っていなくてもCRT
画面上のカーソル(ポインタ)が流れるという現象(ド
リフト現象)が生じる。
は、次のような欠点がある。振動ジャイロセンサーは、
その特性に温度依存性があるため、例えばポインティン
グデバイスの電源投入直後において温度上昇が生じてい
る際、ポインティングデバイスを静止しているにもかか
わらず、振動ジャイロセンサーからの出力電圧が時間と
ともに変動する現象が生じ、その結果として、カーソル
(ポインタ)を移動する操作を行っていなくてもCRT
画面上のカーソル(ポインタ)が流れるという現象(ド
リフト現象)が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
した従来の問題点であるドリフト現象を解消し、静止時
において、指標を正確な位置に表示することができる位
置情報入力装置を提供することにある。
した従来の問題点であるドリフト現象を解消し、静止時
において、指標を正確な位置に表示することができる位
置情報入力装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(13)の本発明により達成される。
(1)〜(13)の本発明により達成される。
【0008】(1) 互いに直交するX方向およびY方
向の変位をそれぞれ検出する第1および第2のセンサー
と、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
と、基準電圧とに基づいて、画面上に表示される指標の
位置情報を作成する位置情報作成手段と、前記位置情報
を送信する送信手段と、位置情報入力装置の静止時に、
前記基準電圧が、前記第1および第2のセンサーから出
力された電圧と実質的に同一となるように、該基準電圧
を補正する補正手段とを有することを特徴とする位置情
報入力装置。
向の変位をそれぞれ検出する第1および第2のセンサー
と、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
と、基準電圧とに基づいて、画面上に表示される指標の
位置情報を作成する位置情報作成手段と、前記位置情報
を送信する送信手段と、位置情報入力装置の静止時に、
前記基準電圧が、前記第1および第2のセンサーから出
力された電圧と実質的に同一となるように、該基準電圧
を補正する補正手段とを有することを特徴とする位置情
報入力装置。
【0009】(2) 前記第1および第2のセンサーか
ら出力された電圧に基づいて、位置情報入力装置の静止
時か否かを判別する判別手段を有する上記(1)に記載
の位置情報入力装置。
ら出力された電圧に基づいて、位置情報入力装置の静止
時か否かを判別する判別手段を有する上記(1)に記載
の位置情報入力装置。
【0010】(3) 前記判別手段は、前記第1および
第2のセンサーから出力された電圧の変化量が、しきい
値を超えたときは、位置情報入力装置の移動時と判別す
るよう構成されている上記(2)に記載の位置情報入力
装置。
第2のセンサーから出力された電圧の変化量が、しきい
値を超えたときは、位置情報入力装置の移動時と判別す
るよう構成されている上記(2)に記載の位置情報入力
装置。
【0011】(4) 前記しいき値が複数の値に設定可
能なように構成されている上記(3)に記載の位置情報
入力装置。
能なように構成されている上記(3)に記載の位置情報
入力装置。
【0012】(5) 電源投入の際は、通常動作の際よ
り、前記しきい値を大きく設定するよう構成されている
上記(4)に記載の位置情報入力装置。
り、前記しきい値を大きく設定するよう構成されている
上記(4)に記載の位置情報入力装置。
【0013】(6) 前記補正手段は、所定時間毎に、
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、これらが一致しない場合に
は、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
と、前記基準電圧とが接近する方向へ、前記基準電圧を
1単位分シフトすることを可能とする上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の位置情報入力装置。
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、これらが一致しない場合に
は、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
と、前記基準電圧とが接近する方向へ、前記基準電圧を
1単位分シフトすることを可能とする上記(1)ないし
(5)のいずれかに記載の位置情報入力装置。
【0014】(7) 前記補正手段は、所定時間毎に、
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、これらが一致しない場合に
は、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
が所定範囲に含まれるか否かを判断し、前記電圧が所定
範囲に含まれる場合には、前記第1および第2のセンサ
ーから出力された電圧と、前記基準電圧とが接近する方
向へ、前記基準電圧を1単位分シフトすることを可能と
する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の位置情
報入力装置。
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、これらが一致しない場合に
は、前記第1および第2のセンサーから出力された電圧
が所定範囲に含まれるか否かを判断し、前記電圧が所定
範囲に含まれる場合には、前記第1および第2のセンサ
ーから出力された電圧と、前記基準電圧とが接近する方
向へ、前記基準電圧を1単位分シフトすることを可能と
する上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の位置情
報入力装置。
【0015】(8) 前記補正手段は、所定時間毎に、
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、それらのずれの検出回数が所
定回数累積したとき、前記第1および第2のセンサーか
ら出力された電圧と、前記基準電圧とが接近する方向
へ、前記基準電圧を1単位分シフトする上記(1)ない
し(5)のいずれかに記載の位置情報入力装置。
前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
前記基準電圧とを比較し、それらのずれの検出回数が所
定回数累積したとき、前記第1および第2のセンサーか
ら出力された電圧と、前記基準電圧とが接近する方向
へ、前記基準電圧を1単位分シフトする上記(1)ない
し(5)のいずれかに記載の位置情報入力装置。
【0016】(9) 前記所定回数が複数の値に設定可
能なように構成されている上記(8)に記載の位置情報
入力装置。
能なように構成されている上記(8)に記載の位置情報
入力装置。
【0017】(10) 電源投入の際は、通常動作の際よ
り、前記所定回数を少なく設定するよう構成されている
上記(9)に記載の位置情報入力装置。
り、前記所定回数を少なく設定するよう構成されている
上記(9)に記載の位置情報入力装置。
【0018】(11) 電源投入の際は、通常動作の際よ
り、短い時間間隔で、前記基準電圧の補正が行われるよ
う構成されている上記(1)ないし(9)のいずれかに
記載の位置情報入力装置。
り、短い時間間隔で、前記基準電圧の補正が行われるよ
う構成されている上記(1)ないし(9)のいずれかに
記載の位置情報入力装置。
【0019】(12) 前記位置情報の送信は、無線通信
で行われるよう構成されている上記(1)ないし(11)
のいずれかに記載の位置情報入力装置。
で行われるよう構成されている上記(1)ないし(11)
のいずれかに記載の位置情報入力装置。
【0020】(13) 前記第1および第2のセンサーが
角速度センサーである上記(1)ないし(12)のいずれ
かに記載の位置情報入力装置。
角速度センサーである上記(1)ないし(12)のいずれ
かに記載の位置情報入力装置。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の位置情報入力装置
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1および図2は、それぞれ、本発明の位置情報入
力装置をポインティングデバイスに適用した場合の第1
実施例の回路構成を示すブロック図および外観斜視図で
ある。
を添付図面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明す
る。図1および図2は、それぞれ、本発明の位置情報入
力装置をポインティングデバイスに適用した場合の第1
実施例の回路構成を示すブロック図および外観斜視図で
ある。
【0022】これらの図に示すように、ポインティング
デバイス1は、例えば、パーソナルコンピュータ等のC
RT画面や液晶画面、あるいはテレビの画面(以下、こ
れらを総称して「画面」という)上に表示されるカーソ
ル(ポインタ)等の指標を移動操作する装置である。
デバイス1は、例えば、パーソナルコンピュータ等のC
RT画面や液晶画面、あるいはテレビの画面(以下、こ
れらを総称して「画面」という)上に表示されるカーソ
ル(ポインタ)等の指標を移動操作する装置である。
【0023】ポインティングデバイス1は、x軸方向
(水平方向)の角速度を検出するジャイロセンサー(第
1の角速度センサー)2と、y軸方向(垂直方向)の角
速度を検出するジャイロセンサー(第2の角速度センサ
ー)3と、増幅器(差動増幅器)4、5と、制御手段6
と、データ送信モジュール(送信手段)7と、左スイッ
チ8と、右スイッチ9と、電源スイッチ11とを有し、
これらが所定の配置でケーシング10内に収納されてい
る。
(水平方向)の角速度を検出するジャイロセンサー(第
1の角速度センサー)2と、y軸方向(垂直方向)の角
速度を検出するジャイロセンサー(第2の角速度センサ
ー)3と、増幅器(差動増幅器)4、5と、制御手段6
と、データ送信モジュール(送信手段)7と、左スイッ
チ8と、右スイッチ9と、電源スイッチ11とを有し、
これらが所定の配置でケーシング10内に収納されてい
る。
【0024】図2に示すように、ジャイロセンサー2、
3は、それぞれ、互いに直交する方向(x軸方向および
y軸方向)に設置されており、ポインティングデバイス
1のx軸方向およびy軸方向の変位を角速度の変化とし
て検出することができる。
3は、それぞれ、互いに直交する方向(x軸方向および
y軸方向)に設置されており、ポインティングデバイス
1のx軸方向およびy軸方向の変位を角速度の変化とし
て検出することができる。
【0025】このようなジャイロセンサー2、3として
は、例えば、特開平2−51066号、同6−5075
8号公報に記載されている振動ジャイロセンサーを用い
ることができる。この振動ジャイロセンサーは、柱状
(例えば、三角柱状や、四角柱状)の振動体を有してい
る。この振動体は、例えば、Ni、Fe、Cr、Ti等
の合金のような恒弾性金属材料で形成される。振動体の
側面の中央部には、一対の検出用の圧電素子と、一対の
駆動用の圧電素子とが設けられている。振動体は、その
ノード点において、支持部材により支持されている。
は、例えば、特開平2−51066号、同6−5075
8号公報に記載されている振動ジャイロセンサーを用い
ることができる。この振動ジャイロセンサーは、柱状
(例えば、三角柱状や、四角柱状)の振動体を有してい
る。この振動体は、例えば、Ni、Fe、Cr、Ti等
の合金のような恒弾性金属材料で形成される。振動体の
側面の中央部には、一対の検出用の圧電素子と、一対の
駆動用の圧電素子とが設けられている。振動体は、その
ノード点において、支持部材により支持されている。
【0026】この振動ジャイロセンサーの駆動用の圧電
素子に駆動信号を印加すると、振動体は、所定方向に屈
曲振動する。このような状態で、振動ジャイロセンサー
がその軸を中心として回転すると、振動方向に垂直な方
向にコリオリ力が働く。このコリオリ力により、振動体
の振動方向が変わり、検出用の圧電素子からの出力電圧
が変化する。
素子に駆動信号を印加すると、振動体は、所定方向に屈
曲振動する。このような状態で、振動ジャイロセンサー
がその軸を中心として回転すると、振動方向に垂直な方
向にコリオリ力が働く。このコリオリ力により、振動体
の振動方向が変わり、検出用の圧電素子からの出力電圧
が変化する。
【0027】このようにして、ジャイロセンサー2から
は、x軸方向の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ
信号が出力され、ジャイロセンサー3からは、y軸方向
の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ信号が出力さ
れる。
は、x軸方向の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ
信号が出力され、ジャイロセンサー3からは、y軸方向
の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ信号が出力さ
れる。
【0028】この場合、本実施例では、各ジャイロセン
サー2、3から、角速度が0の場合(静止状態)には、
2.3V程度の電圧が出力され、角速度が正の場合に
は、2.3Vを超える電圧が出力され、角速度が負の場
合には、2.3V未満の電圧が出力される。なお、実際
には、静止状態での各ジャイロセンサー2、3からの出
力電圧は、それぞれ、温度や時間等に依存し、2.3±
0.033V程度の範囲内で変動する。
サー2、3から、角速度が0の場合(静止状態)には、
2.3V程度の電圧が出力され、角速度が正の場合に
は、2.3Vを超える電圧が出力され、角速度が負の場
合には、2.3V未満の電圧が出力される。なお、実際
には、静止状態での各ジャイロセンサー2、3からの出
力電圧は、それぞれ、温度や時間等に依存し、2.3±
0.033V程度の範囲内で変動する。
【0029】制御手段6は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、8ビットのA/D変換器61
と、後述する基準電圧の補正を行う補正部(補正手段)
62等を内蔵している。なお、画面上に表示される指標
の位置情報を作成する位置情報作成手段の主機能は、こ
の制御手段6により達成される。
タ(CPU)で構成され、8ビットのA/D変換器61
と、後述する基準電圧の補正を行う補正部(補正手段)
62等を内蔵している。なお、画面上に表示される指標
の位置情報を作成する位置情報作成手段の主機能は、こ
の制御手段6により達成される。
【0030】また、補正部62は、ポインティングデバ
イス1の作動を制御するための後述するプログラムが記
憶された図示しないメモリー(ROMおよびRAM)
と、図示しない補正値カウンタ等を有している。前記補
正値カウンタは、0〜255まで計数(カウント)し得
るように、256で0に戻る循環式のアップダウンカウ
ンタで構成されている。
イス1の作動を制御するための後述するプログラムが記
憶された図示しないメモリー(ROMおよびRAM)
と、図示しない補正値カウンタ等を有している。前記補
正値カウンタは、0〜255まで計数(カウント)し得
るように、256で0に戻る循環式のアップダウンカウ
ンタで構成されている。
【0031】このような制御手段6には、データ送信モ
ジュール7、左スイッチ8、右スイッチ9および電源ス
イッチ11が、それぞれ接続されている。データ送信モ
ジュール7は、制御手段6から出力されるカウントデー
タ(ポインティングデバイス1の移動量に対応するカウ
ントデータ)を、所定の送信フォーマットに従って送信
データに変換する。送信方法としては、無線通信が好ま
しく、例えば、電波による通信や赤外線による通信が可
能である。
ジュール7、左スイッチ8、右スイッチ9および電源ス
イッチ11が、それぞれ接続されている。データ送信モ
ジュール7は、制御手段6から出力されるカウントデー
タ(ポインティングデバイス1の移動量に対応するカウ
ントデータ)を、所定の送信フォーマットに従って送信
データに変換する。送信方法としては、無線通信が好ま
しく、例えば、電波による通信や赤外線による通信が可
能である。
【0032】電源スイッチ11は、ポインティングデバ
イス1の起動に際し操作され、電源スイッチ11のON
により、図示しない電源(バッテリー)より装置各所に
電力が供給される。
イス1の起動に際し操作され、電源スイッチ11のON
により、図示しない電源(バッテリー)より装置各所に
電力が供給される。
【0033】左スイッチ8および右スイッチ9は、画面
上のカーソル(ポインタ)の位置に所定の命令を与える
ためのスイッチであり、例えば、左スイッチ8をクリッ
クすると、画面上でのアイコンの選択・処理の実行等と
なり、右スイッチ9をクリックすると、アイコン選択の
キャンセル等となる。
上のカーソル(ポインタ)の位置に所定の命令を与える
ためのスイッチであり、例えば、左スイッチ8をクリッ
クすると、画面上でのアイコンの選択・処理の実行等と
なり、右スイッチ9をクリックすると、アイコン選択の
キャンセル等となる。
【0034】次に、ポインティングデバイス1の作用に
ついて説明する。このポインティングデバイス1では、
ジャイロセンサー2から、x軸方向の角速度に応じた電
圧、すなわちアナログ信号が出力される。このアナログ
信号は、増幅器(差動増幅器)4に入力され、この増幅
器4で、基準値との差分値が増幅され、制御手段6に入
力される。
ついて説明する。このポインティングデバイス1では、
ジャイロセンサー2から、x軸方向の角速度に応じた電
圧、すなわちアナログ信号が出力される。このアナログ
信号は、増幅器(差動増幅器)4に入力され、この増幅
器4で、基準値との差分値が増幅され、制御手段6に入
力される。
【0035】制御手段6では、前記増幅後のアナログ信
号を30m秒毎にサンプリングし、そのアナログ信号を
A/D変換器61によりデジタル信号に変換する。以
下、このデジタル信号が表す値を「検出値」という。
号を30m秒毎にサンプリングし、そのアナログ信号を
A/D変換器61によりデジタル信号に変換する。以
下、このデジタル信号が表す値を「検出値」という。
【0036】前記検出値は、0〜255の整数であり、
検出値「128」は、ジャイロセンサー2からの出力電
圧2.3Vに対応する。そして、検出値は、ジャイロセ
ンサー2からの出力電圧が所定値(上限値)以上の場合
には、「255」、ジャイロセンサー2からの出力電圧
が所定値(下限値)以下の場合には、「0」になる。な
お、前記検出値(A/D変換値)の1間隔(1div)
は、増幅器4による増幅後の電圧に換算すると、11.
8mV程度である。
検出値「128」は、ジャイロセンサー2からの出力電
圧2.3Vに対応する。そして、検出値は、ジャイロセ
ンサー2からの出力電圧が所定値(上限値)以上の場合
には、「255」、ジャイロセンサー2からの出力電圧
が所定値(下限値)以下の場合には、「0」になる。な
お、前記検出値(A/D変換値)の1間隔(1div)
は、増幅器4による増幅後の電圧に換算すると、11.
8mV程度である。
【0037】前記と同様にして、ジャイロセンサー3か
ら、y軸方向の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ
信号が出力され、このアナログ信号は、増幅器(差動増
幅器)5に入力され、増幅器5で、基準値との差分値が
増幅され、制御手段6に入力される。そして、制御手段
6では、前記増幅後のアナログ信号を30m秒毎にサン
プリングし、そのアナログ信号をA/D変換器61によ
りデジタル信号に変換する。
ら、y軸方向の角速度に応じた電圧、すなわちアナログ
信号が出力され、このアナログ信号は、増幅器(差動増
幅器)5に入力され、増幅器5で、基準値との差分値が
増幅され、制御手段6に入力される。そして、制御手段
6では、前記増幅後のアナログ信号を30m秒毎にサン
プリングし、そのアナログ信号をA/D変換器61によ
りデジタル信号に変換する。
【0038】制御手段6は、前記デジタル信号(検出
値)と、後述する補正後の基準電圧(角速度が0のとき
の電圧)とに基づいて、x軸方向およびy軸方向の角速
度をそれぞれ求め、これら角速度に基づいて、カーソル
(ポインタ)のx軸方向およびy軸方向の移動量に対応
するx軸方向およびy軸方向のカウントデータ(位置情
報)をそれぞれ求める。
値)と、後述する補正後の基準電圧(角速度が0のとき
の電圧)とに基づいて、x軸方向およびy軸方向の角速
度をそれぞれ求め、これら角速度に基づいて、カーソル
(ポインタ)のx軸方向およびy軸方向の移動量に対応
するx軸方向およびy軸方向のカウントデータ(位置情
報)をそれぞれ求める。
【0039】これらx軸方向およびy軸方向のカウント
データは、それぞれ、データ送信モジュール7により、
電波または赤外線通信(無線通信)用の所定のフォーマ
ットに従った方式の送信データ(信号)に変換される。
そして、データ送信モジュール7からその信号が送信さ
れる。
データは、それぞれ、データ送信モジュール7により、
電波または赤外線通信(無線通信)用の所定のフォーマ
ットに従った方式の送信データ(信号)に変換される。
そして、データ送信モジュール7からその信号が送信さ
れる。
【0040】パーソナルコンピュータやテレビ受像器等
の受信側装置(図示せず)は、前記データ送信モジュー
ル7から送信された信号を受信し、この受信信号に基づ
いて、画面上に表示されているカーソル(ポインタ)を
所定方向に所定の速度で、すなわちポインティングデバ
イス1の移動に対応した方向および速度で移送させ、あ
るいは静止させる。
の受信側装置(図示せず)は、前記データ送信モジュー
ル7から送信された信号を受信し、この受信信号に基づ
いて、画面上に表示されているカーソル(ポインタ)を
所定方向に所定の速度で、すなわちポインティングデバ
イス1の移動に対応した方向および速度で移送させ、あ
るいは静止させる。
【0041】前述したように、ジャイロセンサー2、3
から出力される電圧、すなわちアナログ信号は、温度や
時間に依存して増減する。従って、ポインティングデバ
イス1では、ジャイロセンサー2、3から出力される電
圧を検出し、この電圧に基づいて、静止時(角速度が0
のとき)の電圧が基準電圧となるように、すなわち、ポ
インティングデバイス1の静止時に、基準電圧が、ジャ
イロセンサー2、3から出力される電圧と実質的に同一
となるように、各基準電圧を補正する。
から出力される電圧、すなわちアナログ信号は、温度や
時間に依存して増減する。従って、ポインティングデバ
イス1では、ジャイロセンサー2、3から出力される電
圧を検出し、この電圧に基づいて、静止時(角速度が0
のとき)の電圧が基準電圧となるように、すなわち、ポ
インティングデバイス1の静止時に、基準電圧が、ジャ
イロセンサー2、3から出力される電圧と実質的に同一
となるように、各基準電圧を補正する。
【0042】以下、基準電圧の補正について説明する。
なお、ジャイロセンサー2に関する基準電圧の補正と、
ジャイロセンサー3に関する基準電圧の補正とは、同様
の方法でなされるので、代表的にジャイロセンサー2に
関する基準電圧の補正を説明する。
なお、ジャイロセンサー2に関する基準電圧の補正と、
ジャイロセンサー3に関する基準電圧の補正とは、同様
の方法でなされるので、代表的にジャイロセンサー2に
関する基準電圧の補正を説明する。
【0043】図3は、ポインティングデバイス1の制御
手段6の制御動作を示すフローチャートである。以下、
このフローチャートに基づいて説明する。このプログラ
ムは、電源スイッチ11がオンすると実行される。な
お、このポインティングデバイス1を使用する場合に
は、ポインティングデバイス1を静止させて電源スイッ
チ11をオンさせるか、または、電源スイッチ11をオ
ンさせた後ポインティングデバイス1を一旦静止させる
のが好ましい。
手段6の制御動作を示すフローチャートである。以下、
このフローチャートに基づいて説明する。このプログラ
ムは、電源スイッチ11がオンすると実行される。な
お、このポインティングデバイス1を使用する場合に
は、ポインティングデバイス1を静止させて電源スイッ
チ11をオンさせるか、または、電源スイッチ11をオ
ンさせた後ポインティングデバイス1を一旦静止させる
のが好ましい。
【0044】電源スイッチ11がオンすると、初期化を
行う(ステップ101)。すなわち、このステップ10
1では、補正値カウンタのカウント値k=128、補正
値dif=0に設定するとともに、初期基準電圧ref
を読み込む。これら補正値difおよび初期基準電圧r
efは、それぞれ、制御手段6に内蔵される図示しない
メモリー(RAM)に記憶される。この場合、初期基準
電圧refと、補正値difとの和(ref+dif)
が基準電圧(補正後の基準電圧)である。
行う(ステップ101)。すなわち、このステップ10
1では、補正値カウンタのカウント値k=128、補正
値dif=0に設定するとともに、初期基準電圧ref
を読み込む。これら補正値difおよび初期基準電圧r
efは、それぞれ、制御手段6に内蔵される図示しない
メモリー(RAM)に記憶される。この場合、初期基準
電圧refと、補正値difとの和(ref+dif)
が基準電圧(補正後の基準電圧)である。
【0045】ここで、前記初期基準電圧refは、電源
スイッチ11がオンした直後に、ジャイロセンサー2か
ら出力され、増幅器4で増幅され、A/D変換器61に
よりA/D変換されたデジタル信号、すなわち検出値で
ある。
スイッチ11がオンした直後に、ジャイロセンサー2か
ら出力され、増幅器4で増幅され、A/D変換器61に
よりA/D変換されたデジタル信号、すなわち検出値で
ある。
【0046】ステップ101の後、前述したように、ジ
ャイロセンサー2から出力され、増幅器4で増幅された
アナログ信号をA/D変換器61によりデジタル信号に
変換する(ステップ102)。このデジタル信号、すな
わち、今回サンプリングした検出値AN (Nは自然数)
は、制御手段6に内蔵される図示しないメモリー(RA
M)に記憶される。
ャイロセンサー2から出力され、増幅器4で増幅された
アナログ信号をA/D変換器61によりデジタル信号に
変換する(ステップ102)。このデジタル信号、すな
わち、今回サンプリングした検出値AN (Nは自然数)
は、制御手段6に内蔵される図示しないメモリー(RA
M)に記憶される。
【0047】次いで、今回サンプリングした検出値AN
が補正対象値か否かを判断する(ステップ103)。ス
テップ103では、前回サンプリングした検出値AN-1
と、今回サンプリングした検出値AN との差の絶対値が
所定のしきい値(本実施例では、しきい値=1)以下か
否か、すなわち、−1≦AN −AN-1 ≦1か否かを判断
し、−1≦AN −AN-1 ≦1の場合には、補正対象値と
され、−1>AN −AN-1 、または1<AN −AN-1 の
場合には、補正対象値ではないとされる。
が補正対象値か否かを判断する(ステップ103)。ス
テップ103では、前回サンプリングした検出値AN-1
と、今回サンプリングした検出値AN との差の絶対値が
所定のしきい値(本実施例では、しきい値=1)以下か
否か、すなわち、−1≦AN −AN-1 ≦1か否かを判断
し、−1≦AN −AN-1 ≦1の場合には、補正対象値と
され、−1>AN −AN-1 、または1<AN −AN-1 の
場合には、補正対象値ではないとされる。
【0048】ここで、N=1の場合、すなわち、検出値
A1 が補正対象値か否かを判断する場合には、A0 =r
efとされる。このステップ103により、ポインティ
ングデバイス1の移動状態のとき、以下の補正ルーチン
に移行しないように排除する。
A1 が補正対象値か否かを判断する場合には、A0 =r
efとされる。このステップ103により、ポインティ
ングデバイス1の移動状態のとき、以下の補正ルーチン
に移行しないように排除する。
【0049】前記ステップ103において、補正対象値
と判断した場合には、基準電圧(ref+dif)と、
今回サンプリングした検出値AN との差が0か否か、す
なわち、AN −(ref+dif)=0か否かを判断す
る(ステップ104)。このステップ104により、静
止時におけるジャイロセンサー2からの出力電圧の変動
がない場合、すなわち、補正の必要がない場合が排除さ
れる。
と判断した場合には、基準電圧(ref+dif)と、
今回サンプリングした検出値AN との差が0か否か、す
なわち、AN −(ref+dif)=0か否かを判断す
る(ステップ104)。このステップ104により、静
止時におけるジャイロセンサー2からの出力電圧の変動
がない場合、すなわち、補正の必要がない場合が排除さ
れる。
【0050】ステップ104において、AN −(ref
+dif)≠0と判断した場合には、AN −(ref+
dif)>0か否か(差の符号がプラスか否か)、すな
わちドリフトの方向が上昇方向か否かを判断する(ステ
ップ105)。ステップ105において、AN −(re
f+dif)>0と判断した場合には、今回サンプリン
グした検出値AN が補正対象幅内か否かを判断する(ス
テップ106)。
+dif)≠0と判断した場合には、AN −(ref+
dif)>0か否か(差の符号がプラスか否か)、すな
わちドリフトの方向が上昇方向か否かを判断する(ステ
ップ105)。ステップ105において、AN −(re
f+dif)>0と判断した場合には、今回サンプリン
グした検出値AN が補正対象幅内か否かを判断する(ス
テップ106)。
【0051】ステップ106では、35≦AN ≦221
か否かを判断し、35≦AN ≦221の場合には、補正
対象幅内とされ、34≧AN または222≦AN の場合
には、補正対象幅内ではないとされる。なお、前記「3
5」は、ジャイロセンサー2からの出力電圧2.266
V程度に対応し、前記「221」は、ジャイロセンサー
2からの出力電圧2.333V程度に対応する。そし
て、角速度が0の場合におけるジャイロセンサー2から
の出力電圧は、通常、検出値で35〜221の範囲に含
まれ、この範囲内で変動する。
か否かを判断し、35≦AN ≦221の場合には、補正
対象幅内とされ、34≧AN または222≦AN の場合
には、補正対象幅内ではないとされる。なお、前記「3
5」は、ジャイロセンサー2からの出力電圧2.266
V程度に対応し、前記「221」は、ジャイロセンサー
2からの出力電圧2.333V程度に対応する。そし
て、角速度が0の場合におけるジャイロセンサー2から
の出力電圧は、通常、検出値で35〜221の範囲に含
まれ、この範囲内で変動する。
【0052】ここで、前記ステップ106において補正
対象幅内か否かを判断する理由は、例えば、ポインティ
ングデバイス1を、検出値AN が最大(255)になる
ように移動操作した場合には(検出値AN が最小(0)
になるように移動操作した場合も同様)、前述した−1
≦AN −AN-1 ≦1およびAN −(ref+dif)≠
0の条件を満たし、後述する補正処理が行われてしまう
ので、これを排除するとともに、角速度が0の場合にお
けるジャイロセンサー2からの出力電圧の変動範囲を超
える出力電圧を補正の対象とする必要がないからであ
る。
対象幅内か否かを判断する理由は、例えば、ポインティ
ングデバイス1を、検出値AN が最大(255)になる
ように移動操作した場合には(検出値AN が最小(0)
になるように移動操作した場合も同様)、前述した−1
≦AN −AN-1 ≦1およびAN −(ref+dif)≠
0の条件を満たし、後述する補正処理が行われてしまう
ので、これを排除するとともに、角速度が0の場合にお
けるジャイロセンサー2からの出力電圧の変動範囲を超
える出力電圧を補正の対象とする必要がないからであ
る。
【0053】前記ステップ106において、補正対象幅
内と判断した場合には、補正値カウンタのカウント値k
を1つインクリメントする(k=k+1)(ステップ1
07)。次いで、k=0か否か(kが上側にオーバーフ
ローしたか否か)を判断する(ステップ108)。
内と判断した場合には、補正値カウンタのカウント値k
を1つインクリメントする(k=k+1)(ステップ1
07)。次いで、k=0か否か(kが上側にオーバーフ
ローしたか否か)を判断する(ステップ108)。
【0054】ステップ108において、k≠0と判断し
た場合には、後述するステップ114を実行し、その
後、ステップ102に戻り、再度、ステップ102以降
を実行する。また、前記ステップ105において、AN
−(ref+dif)<0と判断した場合には、前記と
同様にして、今回サンプリングした検出値AN が補正対
象幅内か否かを判断する(ステップ110)。
た場合には、後述するステップ114を実行し、その
後、ステップ102に戻り、再度、ステップ102以降
を実行する。また、前記ステップ105において、AN
−(ref+dif)<0と判断した場合には、前記と
同様にして、今回サンプリングした検出値AN が補正対
象幅内か否かを判断する(ステップ110)。
【0055】ステップ110において、補正対象幅内と
判断した場合には、補正値カウンタのカウント値kを1
つデクリメントする(k=k−1)(ステップ11
1)。次いで、k=0か否か(kが下側にオーバーフロ
ーしたか否か)を判断する(ステップ112)。
判断した場合には、補正値カウンタのカウント値kを1
つデクリメントする(k=k−1)(ステップ11
1)。次いで、k=0か否か(kが下側にオーバーフロ
ーしたか否か)を判断する(ステップ112)。
【0056】ステップ112において、k≠0と判断し
た場合には、後述するステップ114を実行し、その
後、ステップ102に戻り、再度、ステップ102以降
を実行する。また、前記ステップ103において補正対
象値ではないと判断した場合、ステップ104において
AN −(ref+dif)=0と判断した場合、また
は、ステップ106または110において補正対象幅内
ではないと判断した場合には、後述するステップ114
を実行し、その後、ステップ102に戻り、再度、ステ
ップ102以降を実行する。
た場合には、後述するステップ114を実行し、その
後、ステップ102に戻り、再度、ステップ102以降
を実行する。また、前記ステップ103において補正対
象値ではないと判断した場合、ステップ104において
AN −(ref+dif)=0と判断した場合、また
は、ステップ106または110において補正対象幅内
ではないと判断した場合には、後述するステップ114
を実行し、その後、ステップ102に戻り、再度、ステ
ップ102以降を実行する。
【0057】以上のように、ステップ102以降を繰り
返し実行し、前記ステップ108において、k=0と判
断した場合には、補正値difを1つインクリメントし
(dif=dif+1)、補正値カウンタのカウント値
kを初期化する(k=128)(ステップ109)。こ
のステップ109で、基準電圧(ref+dif)が1
単位分補正される。
返し実行し、前記ステップ108において、k=0と判
断した場合には、補正値difを1つインクリメントし
(dif=dif+1)、補正値カウンタのカウント値
kを初期化する(k=128)(ステップ109)。こ
のステップ109で、基準電圧(ref+dif)が1
単位分補正される。
【0058】図4は、基準電圧の補正を説明するための
タイミングチャートである。このタイミングチャート
は、ポインティングデバイス1を静止させている状態
で、ジャイロセンサー2から出力される電圧(アナログ
信号)が時間にほぼ比例して上昇する場合のものであ
る。
タイミングチャートである。このタイミングチャート
は、ポインティングデバイス1を静止させている状態
で、ジャイロセンサー2から出力される電圧(アナログ
信号)が時間にほぼ比例して上昇する場合のものであ
る。
【0059】例えば、同図に示すように、ジャイロセン
サー2から出力される電圧、すなわちアナログ信号が時
間とともに上昇する場合において、初期基準電圧ref
=128、補正値dif=0、すなわち基準電圧ref
+dif=128の状態で、128回検出値が「12
9」の場合に、補正値dif=1、すなわち基準電圧r
ef+dif=129に補正される。同様に、基準電圧
ref+dif=129の状態で、128回検出値が
「130」の場合に、補正値dif=2、すなわち基準
電圧ref+dif=130に補正される。
サー2から出力される電圧、すなわちアナログ信号が時
間とともに上昇する場合において、初期基準電圧ref
=128、補正値dif=0、すなわち基準電圧ref
+dif=128の状態で、128回検出値が「12
9」の場合に、補正値dif=1、すなわち基準電圧r
ef+dif=129に補正される。同様に、基準電圧
ref+dif=129の状態で、128回検出値が
「130」の場合に、補正値dif=2、すなわち基準
電圧ref+dif=130に補正される。
【0060】このように、本実施例では、kが複数回加
・減算されて、k=0となったときに(kがオーバーフ
ローしたときに)、基準電圧の補正を行う。すなわち、
検出値と基準電圧のずれの検出回数が所定回数累積した
ときに、基準電圧を1単位分シフトする。これにより、
ポインティングデバイス1を移動操作する場合、カーソ
ル(ポインタ)の移動量算出の際において、基準電圧の
補正による悪影響を抑制することができる。よって、カ
ーソル(ポインタ)の移動量を正確に求めることがで
き、これにより、カーソル(ポインタ)を正確かつ確実
に適正な位置に移動させることができる。
・減算されて、k=0となったときに(kがオーバーフ
ローしたときに)、基準電圧の補正を行う。すなわち、
検出値と基準電圧のずれの検出回数が所定回数累積した
ときに、基準電圧を1単位分シフトする。これにより、
ポインティングデバイス1を移動操作する場合、カーソ
ル(ポインタ)の移動量算出の際において、基準電圧の
補正による悪影響を抑制することができる。よって、カ
ーソル(ポインタ)の移動量を正確に求めることがで
き、これにより、カーソル(ポインタ)を正確かつ確実
に適正な位置に移動させることができる。
【0061】また、ドリフトによるジャイロセンサー2
からの出力電圧の上昇速度や下降速度は、比較的小さい
ので、上記のように比較的長い時間間隔で補正を行って
も何ら問題はない。なお、本発明では、前記累積回数
(所定回数)は、複数の値に設定可能なようになってい
てもよい。
からの出力電圧の上昇速度や下降速度は、比較的小さい
ので、上記のように比較的長い時間間隔で補正を行って
も何ら問題はない。なお、本発明では、前記累積回数
(所定回数)は、複数の値に設定可能なようになってい
てもよい。
【0062】また、前記ステップ112において、k=
0と判断した場合には、補正値difを1つデクリメン
トし(dif=dif−1)、補正値カウンタのカウン
ト値kを初期化する(k=128)(ステップ11
3)。このステップ113で、基準電圧(ref+di
f)が1単位分補正される。
0と判断した場合には、補正値difを1つデクリメン
トし(dif=dif−1)、補正値カウンタのカウン
ト値kを初期化する(k=128)(ステップ11
3)。このステップ113で、基準電圧(ref+di
f)が1単位分補正される。
【0063】ステップ109または113の後、カウン
トデータを出力する(ステップ114)。このステップ
114では、前述したように、今回サンプリングした検
出値ANと、補正後の基準電圧(ref+dif)とに
基づいて、角速度を求め、その角速度に基づいて、カー
ソル(ポインタ)の移動量に対応するカウントデータを
求める。そして、データ送信モジュール7により、前記
カウントデータを電波または赤外線通信用の所定のフォ
ーマットに従った信号に変換し、その信号を送信する。
トデータを出力する(ステップ114)。このステップ
114では、前述したように、今回サンプリングした検
出値ANと、補正後の基準電圧(ref+dif)とに
基づいて、角速度を求め、その角速度に基づいて、カー
ソル(ポインタ)の移動量に対応するカウントデータを
求める。そして、データ送信モジュール7により、前記
カウントデータを電波または赤外線通信用の所定のフォ
ーマットに従った信号に変換し、その信号を送信する。
【0064】ステップ114の後、ステップ102に戻
り、再度、ステップ102以降を実行する。前述したよ
うに、検出値のサンプリングは、30m秒周期でなさ
れ、ジャイロセンサー2からの出力電圧が安定するま
で、補正ルーチンを繰り返し回り、安定したら、補正ル
ーチンから外れる。
り、再度、ステップ102以降を実行する。前述したよ
うに、検出値のサンプリングは、30m秒周期でなさ
れ、ジャイロセンサー2からの出力電圧が安定するま
で、補正ルーチンを繰り返し回り、安定したら、補正ル
ーチンから外れる。
【0065】なお、ジャイロセンサー3に関する基準電
圧の補正は、前述したジャイロセンサー2に関する基準
電圧の補正と同様の方法でなされる。この場合、ステッ
プ102〜113と同様の処理が、ジャイロセンサー3
に関する基準電圧の補正のための処理として、ステップ
114の前に入る。本発明では、前記しきい値は、複数
の値に設定可能なようになっていてもよい。
圧の補正は、前述したジャイロセンサー2に関する基準
電圧の補正と同様の方法でなされる。この場合、ステッ
プ102〜113と同様の処理が、ジャイロセンサー3
に関する基準電圧の補正のための処理として、ステップ
114の前に入る。本発明では、前記しきい値は、複数
の値に設定可能なようになっていてもよい。
【0066】以上説明したように、ポインティングデバ
イス1によれば、ポインティングデバイス1を静止させ
ているとき(角速度=0のとき)のジャイロセンサー
2、3からの出力電圧が基準電圧となるように、各基準
電圧が補正される。このため、ポインティングデバイス
1を静止させている場合には、ジャイロセンサー2、3
からの出力電圧の変動の有無にかかわらず、画面上に表
示されたカーソル(ポインタ)が静止する。よって、静
止時において、カーソル(ポインタ)を正確な位置に表
示し続けることができる。
イス1によれば、ポインティングデバイス1を静止させ
ているとき(角速度=0のとき)のジャイロセンサー
2、3からの出力電圧が基準電圧となるように、各基準
電圧が補正される。このため、ポインティングデバイス
1を静止させている場合には、ジャイロセンサー2、3
からの出力電圧の変動の有無にかかわらず、画面上に表
示されたカーソル(ポインタ)が静止する。よって、静
止時において、カーソル(ポインタ)を正確な位置に表
示し続けることができる。
【0067】また、ポインティングデバイス1では、基
準電圧の補正、すなわち、データ処理(ソフト上の処
理)によりドリフト現象が生じないようになっているの
で、構造が簡易である。そして、ジャイロセンサーの改
良等を行うまでもなく、既存のジャイロセンサーを用い
て、ドリフト現象が生じないポインティングデバイスを
実現することができる。
準電圧の補正、すなわち、データ処理(ソフト上の処
理)によりドリフト現象が生じないようになっているの
で、構造が簡易である。そして、ジャイロセンサーの改
良等を行うまでもなく、既存のジャイロセンサーを用い
て、ドリフト現象が生じないポインティングデバイスを
実現することができる。
【0068】次に、本発明の位置情報入力装置をポイン
ティングデバイスに適用した場合の第2実施例を説明す
る。なお、前述した第1実施例との共通点については説
明を省略し、主な相違点を説明する。第2実施例のポイ
ンティングデバイスの回路構成は、制御プログラムの相
違を除き、前述した第1実施例のポインティングデバイ
ス1と同様であるので説明を省略する。
ティングデバイスに適用した場合の第2実施例を説明す
る。なお、前述した第1実施例との共通点については説
明を省略し、主な相違点を説明する。第2実施例のポイ
ンティングデバイスの回路構成は、制御プログラムの相
違を除き、前述した第1実施例のポインティングデバイ
ス1と同様であるので説明を省略する。
【0069】次に、基準電圧の補正について説明する。
なお、ジャイロセンサー2に関する基準電圧の補正と、
ジャイロセンサー3に関する基準電圧の補正とは、同様
の方法でなされるので、代表的にジャイロセンサー2に
関する基準電圧の補正を説明する。図5は、ポインティ
ングデバイスの制御手段6の制御動作を示すフローチャ
ートである。以下、このフローチャートに基づいて説明
する。
なお、ジャイロセンサー2に関する基準電圧の補正と、
ジャイロセンサー3に関する基準電圧の補正とは、同様
の方法でなされるので、代表的にジャイロセンサー2に
関する基準電圧の補正を説明する。図5は、ポインティ
ングデバイスの制御手段6の制御動作を示すフローチャ
ートである。以下、このフローチャートに基づいて説明
する。
【0070】このプログラムは、電源スイッチ11がオ
ンすると実行される。電源スイッチ11がオンすると、
制御手段6に内蔵される図示しないタイマーをスタート
させる(ステップ201)。このタイマー時間は、予
め、所定値に設定されている。なお、タイマー時間は、
例えば、5〜10秒程度とされる。
ンすると実行される。電源スイッチ11がオンすると、
制御手段6に内蔵される図示しないタイマーをスタート
させる(ステップ201)。このタイマー時間は、予
め、所定値に設定されている。なお、タイマー時間は、
例えば、5〜10秒程度とされる。
【0071】次いで、初期化を行う(ステップ20
2)。すなわち、このステップ202では、補正値カウ
ンタのカウント値k=128、補正値dif=0に設定
するとともに、初期基準電圧refを所定値に設定す
る。これら補正値difおよび初期基準電圧refは、
それぞれ、制御手段6に内蔵される図示しないメモリー
(RAM)に記憶される。この場合、初期基準電圧re
fと、補正値difとの和(ref+dif)が基準電
圧(補正後の基準電圧)である。なお、初期基準電圧r
efは、128(2.3Vに対応)付近の値が好まし
く、例えば、128とされる。
2)。すなわち、このステップ202では、補正値カウ
ンタのカウント値k=128、補正値dif=0に設定
するとともに、初期基準電圧refを所定値に設定す
る。これら補正値difおよび初期基準電圧refは、
それぞれ、制御手段6に内蔵される図示しないメモリー
(RAM)に記憶される。この場合、初期基準電圧re
fと、補正値difとの和(ref+dif)が基準電
圧(補正後の基準電圧)である。なお、初期基準電圧r
efは、128(2.3Vに対応)付近の値が好まし
く、例えば、128とされる。
【0072】ステップ202の後、タイマーが終了した
か否か(電源投入時が否か)を判断する(ステップ20
3)。ステップ203において、タイマーが終了してい
ないと判断した場合には、電源投入時用のパラメータ
(m、n)の設定を行う(ステップ204)。
か否か(電源投入時が否か)を判断する(ステップ20
3)。ステップ203において、タイマーが終了してい
ないと判断した場合には、電源投入時用のパラメータ
(m、n)の設定を行う(ステップ204)。
【0073】このステップ204では、後述するステッ
プ207における補正対象値判定用のしきい値m=m
1 、後述するステップ211および215における補正
値カウンタへの加減算値n=n1 に設定する。この場
合、m1 およびn1 は、それぞれ、後述するm2 および
n2 より大きい。特に、m1 は、ポインティングデバイ
スを手で把持し、静止させている場合でも、補正ルーチ
ンに移行し得る程度の値に設定される。また、本実施例
では、n、すなわちn1 およびn2 は、それぞれ、12
8の約数である。なお、m1 は、2〜8程度が好まし
く、例えば、5とされる。また、n1 は、2〜8程度が
好ましく、例えば、8とされる。
プ207における補正対象値判定用のしきい値m=m
1 、後述するステップ211および215における補正
値カウンタへの加減算値n=n1 に設定する。この場
合、m1 およびn1 は、それぞれ、後述するm2 および
n2 より大きい。特に、m1 は、ポインティングデバイ
スを手で把持し、静止させている場合でも、補正ルーチ
ンに移行し得る程度の値に設定される。また、本実施例
では、n、すなわちn1 およびn2 は、それぞれ、12
8の約数である。なお、m1 は、2〜8程度が好まし
く、例えば、5とされる。また、n1 は、2〜8程度が
好ましく、例えば、8とされる。
【0074】また、前記ステップ203において、タイ
マーが終了したと判断した場合には、通常動作時用のパ
ラメータ(m、n)の設定を行う(ステップ205)。
このステップ205では、後述するステップ207にお
ける補正対象値判定用のしきい値m=m2 、後述するス
テップ211および215における補正値カウンタへの
加減算値n=n2 に設定する。なお、m2 は、1〜2程
度が好ましく、例えば、1とされる。また、n2 は、1
〜2程度が好ましく、例えば、1とされる。
マーが終了したと判断した場合には、通常動作時用のパ
ラメータ(m、n)の設定を行う(ステップ205)。
このステップ205では、後述するステップ207にお
ける補正対象値判定用のしきい値m=m2 、後述するス
テップ211および215における補正値カウンタへの
加減算値n=n2 に設定する。なお、m2 は、1〜2程
度が好ましく、例えば、1とされる。また、n2 は、1
〜2程度が好ましく、例えば、1とされる。
【0075】ステップ204または205の後、前述し
たように、ジャイロセンサー2から出力され、増幅器4
で増幅されたアナログ信号をA/D変換器61によりデ
ジタル信号に変換する(ステップ206)。このデジタ
ル信号、すなわち、今回サンプリングした検出値AN
(Nは自然数)は、制御手段6に内蔵される図示しない
メモリー(RAM)に記憶される。
たように、ジャイロセンサー2から出力され、増幅器4
で増幅されたアナログ信号をA/D変換器61によりデ
ジタル信号に変換する(ステップ206)。このデジタ
ル信号、すなわち、今回サンプリングした検出値AN
(Nは自然数)は、制御手段6に内蔵される図示しない
メモリー(RAM)に記憶される。
【0076】次いで、今回サンプリングした検出値AN
が補正対象値か否かを判断する(ステップ207)。ス
テップ207では、前回サンプリングした検出値AN-1
と、今回サンプリングした検出値AN との差の絶対値が
m以下か否か、すなわち、−m≦AN −AN- 1 ≦mか否
かを判断し、−m≦AN −AN-1 ≦mの場合には、補正
対象値とされ、−m>AN −AN-1 、またはm<AN −
AN-1 の場合には、補正対象値ではないとされる。
が補正対象値か否かを判断する(ステップ207)。ス
テップ207では、前回サンプリングした検出値AN-1
と、今回サンプリングした検出値AN との差の絶対値が
m以下か否か、すなわち、−m≦AN −AN- 1 ≦mか否
かを判断し、−m≦AN −AN-1 ≦mの場合には、補正
対象値とされ、−m>AN −AN-1 、またはm<AN −
AN-1 の場合には、補正対象値ではないとされる。
【0077】ここで、N=1の場合、すなわち、検出値
A1 が補正対象値か否かを判断する場合には、A0 =r
efとされる。なお、m1 >m2 であるので、前記ステ
ップ207では、電源投入時(m=m1 に設定されてい
るとき)は、通常動作時(m=m2 に設定されていると
き)よりも「検出値AN が補正対象値である」と判断さ
れやすい。例えば、ポインティングデバイスを手で把持
している場合には、その際の微小な動き(角速度)がジ
ャイロセンサー2で検出されるので、通常動作時(m=
m2 に設定されているとき)は、通常、−m>AN −A
N-1 またはm<AN −AN- 1 となるが、電源投入時(m
=m1 に設定されているとき)は、ポインティングデバ
イスが多少動いても−m≦AN −AN-1 ≦mとなる。
A1 が補正対象値か否かを判断する場合には、A0 =r
efとされる。なお、m1 >m2 であるので、前記ステ
ップ207では、電源投入時(m=m1 に設定されてい
るとき)は、通常動作時(m=m2 に設定されていると
き)よりも「検出値AN が補正対象値である」と判断さ
れやすい。例えば、ポインティングデバイスを手で把持
している場合には、その際の微小な動き(角速度)がジ
ャイロセンサー2で検出されるので、通常動作時(m=
m2 に設定されているとき)は、通常、−m>AN −A
N-1 またはm<AN −AN- 1 となるが、電源投入時(m
=m1 に設定されているとき)は、ポインティングデバ
イスが多少動いても−m≦AN −AN-1 ≦mとなる。
【0078】このステップ207により、ポインティン
グデバイス1の移動状態のとき、以下の補正ルーチンに
移行しないように排除する。前記ステップ207におい
て、補正対象値と判断した場合には、基準電圧(ref
+dif)と、今回サンプリングした検出値AN との差
が0か否か、すなわち、AN −(ref+dif)=0
か否かを判断する(ステップ208)。
グデバイス1の移動状態のとき、以下の補正ルーチンに
移行しないように排除する。前記ステップ207におい
て、補正対象値と判断した場合には、基準電圧(ref
+dif)と、今回サンプリングした検出値AN との差
が0か否か、すなわち、AN −(ref+dif)=0
か否かを判断する(ステップ208)。
【0079】このステップ208により、静止時におけ
るジャイロセンサー2からの出力電圧の変動がない場
合、すなわち、補正の必要がない場合が排除される。ス
テップ208において、AN −(ref+dif)≠0
と判断した場合には、AN −(ref+dif)>0か
否か(差の符号がプラスか否か)、すなわちドリフトの
方向が上昇方向か否かを判断する(ステップ209)。
るジャイロセンサー2からの出力電圧の変動がない場
合、すなわち、補正の必要がない場合が排除される。ス
テップ208において、AN −(ref+dif)≠0
と判断した場合には、AN −(ref+dif)>0か
否か(差の符号がプラスか否か)、すなわちドリフトの
方向が上昇方向か否かを判断する(ステップ209)。
【0080】ステップ209において、AN −(ref
+dif)>0と判断した場合には、今回サンプリング
した検出値AN が補正対象幅内か否かを判断する(ステ
ップ210)。ステップ210では、35≦AN ≦22
1か否かを判断し、35≦AN ≦221の場合には、補
正対象幅内とされ、34≧AN または222≦AN の場
合には、補正対象幅内ではないとされる。
+dif)>0と判断した場合には、今回サンプリング
した検出値AN が補正対象幅内か否かを判断する(ステ
ップ210)。ステップ210では、35≦AN ≦22
1か否かを判断し、35≦AN ≦221の場合には、補
正対象幅内とされ、34≧AN または222≦AN の場
合には、補正対象幅内ではないとされる。
【0081】ステップ210において、補正対象幅内と
判断した場合には、補正値カウンタのカウント値kをn
インクリメントする(k=k+n)(ステップ21
1)。次いで、k=0か否か(kが上側にオーバーフロ
ーしたか否か)を判断する(ステップ212)。
判断した場合には、補正値カウンタのカウント値kをn
インクリメントする(k=k+n)(ステップ21
1)。次いで、k=0か否か(kが上側にオーバーフロ
ーしたか否か)を判断する(ステップ212)。
【0082】ステップ212において、k≠0と判断し
た場合には、後述するステップ218を実行し、その
後、ステップ203に戻り、再度、ステップ203以降
を実行する。
た場合には、後述するステップ218を実行し、その
後、ステップ203に戻り、再度、ステップ203以降
を実行する。
【0083】また、前記ステップ209において、AN
−(ref+dif)<0と判断した場合には、前記と
同様にして、今回サンプリングした検出値AN が補正対
象幅内か否かを判断する(ステップ214)。ステップ
214において、補正対象幅内と判断した場合には、補
正値カウンタのカウント値kをnデクリメントする(k
=k−n)(ステップ215)。
−(ref+dif)<0と判断した場合には、前記と
同様にして、今回サンプリングした検出値AN が補正対
象幅内か否かを判断する(ステップ214)。ステップ
214において、補正対象幅内と判断した場合には、補
正値カウンタのカウント値kをnデクリメントする(k
=k−n)(ステップ215)。
【0084】次いで、k=0か否か(kが下側にオーバ
ーフローしたか否か)を判断する(ステップ216)。
ステップ216において、k≠0と判断した場合には、
後述するステップ218を実行し、その後、ステップ2
03に戻り、再度、ステップ203以降を実行する。
ーフローしたか否か)を判断する(ステップ216)。
ステップ216において、k≠0と判断した場合には、
後述するステップ218を実行し、その後、ステップ2
03に戻り、再度、ステップ203以降を実行する。
【0085】また、前記ステップ207において補正対
象値ではないと判断した場合、ステップ208において
AN −(ref+dif)=0と判断した場合、また
は、ステップ210または214において補正対象幅内
ではないと判断した場合には、後述するステップ218
を実行し、その後、ステップ203に戻り、再度、ステ
ップ203以降を実行する。
象値ではないと判断した場合、ステップ208において
AN −(ref+dif)=0と判断した場合、また
は、ステップ210または214において補正対象幅内
ではないと判断した場合には、後述するステップ218
を実行し、その後、ステップ203に戻り、再度、ステ
ップ203以降を実行する。
【0086】以上のように、ステップ203以降を繰り
返し実行し、前記ステップ212において、k=0と判
断した場合には、補正値difを1つインクリメントし
(dif=dif+1)、補正値カウンタのカウント値
kを初期化する(k=128)(ステップ213)。こ
のステップ213で、基準電圧(ref+dif)が1
単位分補正される。
返し実行し、前記ステップ212において、k=0と判
断した場合には、補正値difを1つインクリメントし
(dif=dif+1)、補正値カウンタのカウント値
kを初期化する(k=128)(ステップ213)。こ
のステップ213で、基準電圧(ref+dif)が1
単位分補正される。
【0087】また、前記ステップ216において、k=
0と判断した場合には、補正値difを1つデクリメン
トし(dif=dif−1)、補正値カウンタのカウン
ト値kを初期化する(k=128)(ステップ21
7)。このステップ217で、基準電圧(ref+di
f)が1単位分補正される。なお、電源投入時は、補正
値カウンタへの加減算値n=n1 (>n2 )に設定され
ているので、比較的早くk=0となって基準電圧が補正
される。
0と判断した場合には、補正値difを1つデクリメン
トし(dif=dif−1)、補正値カウンタのカウン
ト値kを初期化する(k=128)(ステップ21
7)。このステップ217で、基準電圧(ref+di
f)が1単位分補正される。なお、電源投入時は、補正
値カウンタへの加減算値n=n1 (>n2 )に設定され
ているので、比較的早くk=0となって基準電圧が補正
される。
【0088】ステップ213または217の後、カウン
トデータを出力する(ステップ218)。このステップ
218では、前述したように、今回サンプリングした検
出値ANと、補正後の基準電圧(ref+dif)とに
基づいて、角速度を求め、その角速度に基づいて、カー
ソル(ポインタ)の移動量に対応するカウントデータを
求める。そして、データ送信モジュール7により、前記
カウントデータを電波または赤外線通信用の所定方式の
信号に変換し、その信号を送信する。
トデータを出力する(ステップ218)。このステップ
218では、前述したように、今回サンプリングした検
出値ANと、補正後の基準電圧(ref+dif)とに
基づいて、角速度を求め、その角速度に基づいて、カー
ソル(ポインタ)の移動量に対応するカウントデータを
求める。そして、データ送信モジュール7により、前記
カウントデータを電波または赤外線通信用の所定方式の
信号に変換し、その信号を送信する。
【0089】ステップ218の後、ステップ203に戻
り、再度、ステップ203以降を実行する。前述したよ
うに、検出値のサンプリングは、30m秒周期でなさ
れ、ジャイロセンサー2からの出力電圧が安定するま
で、補正ルーチンを繰り返し回り、安定したら、補正ル
ーチンから外れる。
り、再度、ステップ203以降を実行する。前述したよ
うに、検出値のサンプリングは、30m秒周期でなさ
れ、ジャイロセンサー2からの出力電圧が安定するま
で、補正ルーチンを繰り返し回り、安定したら、補正ル
ーチンから外れる。
【0090】なお、ジャイロセンサー3に関する基準電
圧の補正は、前述したジャイロセンサー2に関する基準
電圧の補正と同様の方法でなされる。この場合、ステッ
プ206〜217と同様の処理が、ジャイロセンサー3
に関する基準電圧の補正のための処理として、ステップ
218の前に入る。
圧の補正は、前述したジャイロセンサー2に関する基準
電圧の補正と同様の方法でなされる。この場合、ステッ
プ206〜217と同様の処理が、ジャイロセンサー3
に関する基準電圧の補正のための処理として、ステップ
218の前に入る。
【0091】以上説明したように、第2実施例のポイン
ティングデバイスによれば、前述した第1実施例と同様
に、ポインティングデバイスの静止時において、カーソ
ル(ポインタ)を正確な位置に表示し続けることがで
き、構造も簡易である。そして、この第2実施例では、
電源が投入された際(起動の際)は、補正対象値判定用
のしきい値mがm1 (>m2 )に設定されるので、ステ
ップ207で「Yes側」、すなわち補正ルーチンへ移
行し易い。さらに、電源が投入された際は、補正値カウ
ンタへの加減算値nがn1 (>n2 )に設定されるの
で、比較的早くk=0となって基準電圧の補正がなされ
る。
ティングデバイスによれば、前述した第1実施例と同様
に、ポインティングデバイスの静止時において、カーソ
ル(ポインタ)を正確な位置に表示し続けることがで
き、構造も簡易である。そして、この第2実施例では、
電源が投入された際(起動の際)は、補正対象値判定用
のしきい値mがm1 (>m2 )に設定されるので、ステ
ップ207で「Yes側」、すなわち補正ルーチンへ移
行し易い。さらに、電源が投入された際は、補正値カウ
ンタへの加減算値nがn1 (>n2 )に設定されるの
で、比較的早くk=0となって基準電圧の補正がなされ
る。
【0092】このため、電源が投入された際、ポインテ
ィングデバイスを手で把持した状態、すなわちポインテ
ィングデバイスが多少移動または振動している場合で
も、基準電圧を補正することができ、かつ、比較的短い
時間で基準電圧を補正することができる。
ィングデバイスを手で把持した状態、すなわちポインテ
ィングデバイスが多少移動または振動している場合で
も、基準電圧を補正することができ、かつ、比較的短い
時間で基準電圧を補正することができる。
【0093】本発明の位置情報入力装置は、例えば、テ
レビの音量、チャンネル選択(選局)、モード切り替
え、画質調整、タイマー設定等の諸機能を設定するため
に、テレビ画面上で指標(ポインタ)を移動させ、その
指標の位置に応じて、前記左スイッチ8および/または
右スイッチ9等のスイッチをクリックすることにより、
前記諸機能を設定するシステムに適用するのが好適であ
る。以上、本発明の位置情報入力装置を、図示の構成例
に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
レビの音量、チャンネル選択(選局)、モード切り替
え、画質調整、タイマー設定等の諸機能を設定するため
に、テレビ画面上で指標(ポインタ)を移動させ、その
指標の位置に応じて、前記左スイッチ8および/または
右スイッチ9等のスイッチをクリックすることにより、
前記諸機能を設定するシステムに適用するのが好適であ
る。以上、本発明の位置情報入力装置を、図示の構成例
に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の位置情報
入力装置によれば、位置情報入力装置を静止させている
とき、ドリフト現象、すなわち指標の移動を防止するこ
とができ、これにより、指標を正確な位置に表示するこ
とができる。そして、本発明の位置情報入力装置では、
データ処理によりドリフト現象が生じないようになって
いるので、構造が簡易である。
入力装置によれば、位置情報入力装置を静止させている
とき、ドリフト現象、すなわち指標の移動を防止するこ
とができ、これにより、指標を正確な位置に表示するこ
とができる。そして、本発明の位置情報入力装置では、
データ処理によりドリフト現象が生じないようになって
いるので、構造が簡易である。
【0095】また、電源投入の際は、通常動作の際よ
り、位置情報入力装置の静止時か否かを判別するための
しきい値を大きく設定するよう構成されている場合に
は、電源が投入された際(起動の際)、位置情報入力装
置が多少移動または振動している場合(例えば、位置情
報入力装置を手で把持した状態)でも、基準電圧を補正
することができる。
り、位置情報入力装置の静止時か否かを判別するための
しきい値を大きく設定するよう構成されている場合に
は、電源が投入された際(起動の際)、位置情報入力装
置が多少移動または振動している場合(例えば、位置情
報入力装置を手で把持した状態)でも、基準電圧を補正
することができる。
【図1】本発明の位置情報入力装置をポインティングデ
バイスに適用した場合の第1実施例の回路構成を示すブ
ロック図である。
バイスに適用した場合の第1実施例の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1実施例を示す外観斜視図である。
【図3】第1実施例における制御手段の制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】本発明における基準電圧の補正を説明するため
のタイミングチャートである。
のタイミングチャートである。
【図5】第2実施例における制御手段の制御動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
1 ポインティングデバイス 2 ジャイロセンサー 3 ジャイロセンサー 4 増幅器 5 増幅器 6 制御手段 61 A/D変換器 62 補正部 7 データ送信モジュール 8 左スイッチ 9 右スイッチ 10 ケーシング 11 電源スイッチ 101〜114 ステップ 201〜218 ステップ
Claims (13)
- 【請求項1】 互いに直交するX方向およびY方向の変
位をそれぞれ検出する第1および第2のセンサーと、 前記第1および第2のセンサーから出力された電圧と、
基準電圧とに基づいて、画面上に表示される指標の位置
情報を作成する位置情報作成手段と、 前記位置情報を送信する送信手段と、 位置情報入力装置の静止時に、前記基準電圧が、前記第
1および第2のセンサーから出力された電圧と実質的に
同一となるように、該基準電圧を補正する補正手段とを
有することを特徴とする位置情報入力装置。 - 【請求項2】 前記第1および第2のセンサーから出力
された電圧に基づいて、位置情報入力装置の静止時か否
かを判別する判別手段を有する請求項1に記載の位置情
報入力装置。 - 【請求項3】 前記判別手段は、前記第1および第2の
センサーから出力された電圧の変化量が、しきい値を超
えたときは、位置情報入力装置の移動時と判別するよう
構成されている請求項2に記載の位置情報入力装置。 - 【請求項4】 前記しいき値が複数の値に設定可能なよ
うに構成されている請求項3に記載の位置情報入力装
置。 - 【請求項5】 電源投入の際は、通常動作の際より、前
記しきい値を大きく設定するよう構成されている請求項
4に記載の位置情報入力装置。 - 【請求項6】 前記補正手段は、所定時間毎に、前記第
1および第2のセンサーから出力された電圧と、前記基
準電圧とを比較し、これらが一致しない場合には、前記
第1および第2のセンサーから出力された電圧と、前記
基準電圧とが接近する方向へ、前記基準電圧を1単位分
シフトすることを可能とする請求項1ないし5のいずれ
かに記載の位置情報入力装置。 - 【請求項7】 前記補正手段は、所定時間毎に、前記第
1および第2のセンサーから出力された電圧と、前記基
準電圧とを比較し、これらが一致しない場合には、前記
第1および第2のセンサーから出力された電圧が所定範
囲に含まれるか否かを判断し、前記電圧が所定範囲に含
まれる場合には、前記第1および第2のセンサーから出
力された電圧と、前記基準電圧とが接近する方向へ、前
記基準電圧を1単位分シフトすることを可能とする請求
項1ないし5のいずれかに記載の位置情報入力装置。 - 【請求項8】 前記補正手段は、所定時間毎に、前記第
1および第2のセンサーから出力された電圧と、前記基
準電圧とを比較し、それらのずれの検出回数が所定回数
累積したとき、前記第1および第2のセンサーから出力
された電圧と、前記基準電圧とが接近する方向へ、前記
基準電圧を1単位分シフトする請求項1ないし5のいず
れかに記載の位置情報入力装置。 - 【請求項9】 前記所定回数が複数の値に設定可能なよ
うに構成されている請求項8に記載の位置情報入力装
置。 - 【請求項10】 電源投入の際は、通常動作の際より、
前記所定回数を少なく設定するよう構成されている請求
項9に記載の位置情報入力装置。 - 【請求項11】 電源投入の際は、通常動作の際より、
短い時間間隔で、前記基準電圧の補正が行われるよう構
成されている請求項1ないし9のいずれかに記載の位置
情報入力装置。 - 【請求項12】 前記位置情報の送信は、無線通信で行
われるよう構成されている請求項1ないし11のいずれ
かに記載の位置情報入力装置。 - 【請求項13】 前記第1および第2のセンサーが角速
度センサーである請求項1ないし12のいずれかに記載
の位置情報入力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117033A JPH09282085A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 位置情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8117033A JPH09282085A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 位置情報入力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282085A true JPH09282085A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14701789
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8117033A Pending JPH09282085A (ja) | 1996-04-15 | 1996-04-15 | 位置情報入力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282085A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2009072471A1 (ja) * | 2007-12-07 | 2009-06-11 | Sony Corporation | 入力装置、制御装置、制御システム、制御方法及びハンドヘルド装置 |
| US20090195501A1 (en) * | 2008-02-05 | 2009-08-06 | Chin-Chung Kuo | Handheld pointing device, pointing method thereof and method for improving static drift |
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-
1996
- 1996-04-15 JP JP8117033A patent/JPH09282085A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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