JPH09282660A - 情報記録方法及び情報記録装置 - Google Patents
情報記録方法及び情報記録装置Info
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- JPH09282660A JPH09282660A JP8095040A JP9504096A JPH09282660A JP H09282660 A JPH09282660 A JP H09282660A JP 8095040 A JP8095040 A JP 8095040A JP 9504096 A JP9504096 A JP 9504096A JP H09282660 A JPH09282660 A JP H09282660A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 情報記録媒体に対して、記録用エネルギービ
ームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベル
よりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射する
ことにより情報の記録を行う情報記録方法において、パ
ワーレベルがPh1の連続した高パワーパルス列の後
に、中間パワーレベルPm1よりも低いパワーレベルP
l1への下向きパルスを有する記録波形により記録を行
い、上記下向きパルスの幅を、エネルギービームと情報
記録媒体の相対速度に応じて変化させることを特徴とし
た情報記録方法。 【効果】 様々な冷却速度の情報記録媒体に対して、エ
ネルギービームと情報記録媒体の相対速度が変化した場
合においても、高密度記録が可能となる。
ームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベル
よりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射する
ことにより情報の記録を行う情報記録方法において、パ
ワーレベルがPh1の連続した高パワーパルス列の後
に、中間パワーレベルPm1よりも低いパワーレベルP
l1への下向きパルスを有する記録波形により記録を行
い、上記下向きパルスの幅を、エネルギービームと情報
記録媒体の相対速度に応じて変化させることを特徴とし
た情報記録方法。 【効果】 様々な冷却速度の情報記録媒体に対して、エ
ネルギービームと情報記録媒体の相対速度が変化した場
合においても、高密度記録が可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、エネルギービーム
の照射により情報の記録が可能な情報記録媒体に対する
情報記録方法に係り、特に、相変化光ディスク、あるい
は光磁気ディスクなどに対し優れた効果を発揮する情報
記録方法、および上記情報記録方法を用いる情報記録装
置に関する。
の照射により情報の記録が可能な情報記録媒体に対する
情報記録方法に係り、特に、相変化光ディスク、あるい
は光磁気ディスクなどに対し優れた効果を発揮する情報
記録方法、および上記情報記録方法を用いる情報記録装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の書き換え可能な記録膜への記録・
消去方法は、例えば、特開昭62−175948号公報
に示されているような、交換結合2層膜を記録膜とした
光磁気ディスクを用いた場合や、および特開昭62−2
59229号公報に示されている記録するレーザ照射時
間とほぼ同じ程度の時間で結晶化が行える高速消去が可
能な相変化型光ディスク用記録膜を用いた場合に、1つ
のエネルギービームのパワーを、いずれも読み出しパワ
ーレベルより高い少なくとも2つのレベル、すなわち少
なくとも高いパワーレベルと中間のパワーレベルとの間
で変化させることにより行っていた。
消去方法は、例えば、特開昭62−175948号公報
に示されているような、交換結合2層膜を記録膜とした
光磁気ディスクを用いた場合や、および特開昭62−2
59229号公報に示されている記録するレーザ照射時
間とほぼ同じ程度の時間で結晶化が行える高速消去が可
能な相変化型光ディスク用記録膜を用いた場合に、1つ
のエネルギービームのパワーを、いずれも読み出しパワ
ーレベルより高い少なくとも2つのレベル、すなわち少
なくとも高いパワーレベルと中間のパワーレベルとの間
で変化させることにより行っていた。
【0003】この方法では、既存の情報を消去しながら
新しい情報を記録する、いわゆるオーバーライト(重ね
書きによる書き換え)が可能になるという利点がある。
また、特開昭62−259229号公報、特開平3-1
85629号公報に示されているように、高いパワーレ
ベルと中間のパワーレベルと、中間のパワーレベルより
も低いパワーレベルの三つのレベルの間でエネルギービ
ームを変化させることにより、記録マークが涙滴型にな
る(記録マーク後方が前方に比較して幅広になる)現象
を抑さえることができる。
新しい情報を記録する、いわゆるオーバーライト(重ね
書きによる書き換え)が可能になるという利点がある。
また、特開昭62−259229号公報、特開平3-1
85629号公報に示されているように、高いパワーレ
ベルと中間のパワーレベルと、中間のパワーレベルより
も低いパワーレベルの三つのレベルの間でエネルギービ
ームを変化させることにより、記録マークが涙滴型にな
る(記録マーク後方が前方に比較して幅広になる)現象
を抑さえることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、デジタルビデオ
ディスクの開発が最終段階にあり、相変化記録膜を用い
た書き換え可能型デジタルビデオディスク(DVD−R
AM)の開発も進んでいる。DVD−RAMのように、
相変化記録膜にマークエッジ記録を行なう光ディスク装
置では、マーク形状歪みや消え残りを防ぐために、記録
膜に記録マークを形成するために記録膜を融解させた領
域の外縁部のどこにおいても、記録時の到達温度および
冷却速度がほぼ同一であるようにする必要がある。しか
しこれまで知られている各種の記録波形では、上記条件
を十分に満たすことができず、実現可能記録密度に制約
があった。
ディスクの開発が最終段階にあり、相変化記録膜を用い
た書き換え可能型デジタルビデオディスク(DVD−R
AM)の開発も進んでいる。DVD−RAMのように、
相変化記録膜にマークエッジ記録を行なう光ディスク装
置では、マーク形状歪みや消え残りを防ぐために、記録
膜に記録マークを形成するために記録膜を融解させた領
域の外縁部のどこにおいても、記録時の到達温度および
冷却速度がほぼ同一であるようにする必要がある。しか
しこれまで知られている各種の記録波形では、上記条件
を十分に満たすことができず、実現可能記録密度に制約
があった。
【0005】一方、近年、デジタル信号処理の高速化に
伴い、情報記録装置の記録再生高速化に対する要求が高
まっている。この要求に応えるため、エネルギービーム
と情報記録媒体の相対速度を上昇させることが重要とな
っている。
伴い、情報記録装置の記録再生高速化に対する要求が高
まっている。この要求に応えるため、エネルギービーム
と情報記録媒体の相対速度を上昇させることが重要とな
っている。
【0006】エネルギービームと情報記録媒体の相対速
度を向上させることにより単位時間内により多くの情報
の記録再生が行えるため、情報記録再生装置のデータ転
送レートを向上させることができる。通常、情報記録媒
体への記録速度は、製品の世代の進行にともない高速化
する。このため、世代間の互換性を考慮し一台の情報記
録再生装置を用いて高速記録対応(徐冷構造)の情報記
録媒体と低速記録対応(急冷構造)の情報記録媒体の両
方に対して高速の記録再生を行えることが望ましい。
度を向上させることにより単位時間内により多くの情報
の記録再生が行えるため、情報記録再生装置のデータ転
送レートを向上させることができる。通常、情報記録媒
体への記録速度は、製品の世代の進行にともない高速化
する。このため、世代間の互換性を考慮し一台の情報記
録再生装置を用いて高速記録対応(徐冷構造)の情報記
録媒体と低速記録対応(急冷構造)の情報記録媒体の両
方に対して高速の記録再生を行えることが望ましい。
【0007】また、特に円盤状の情報記録媒体上の、中
心からの半径が大きく異なる記録トラック間を移動して
の記録再生を高速化させるためには、情報記録媒体の角
速度を一定にして回転させることが重要となる。エネル
ギービームと情報記録媒体の相対速度を一定にするため
の時間(角速度を変化させる時間)を省くことができる
ため、記録再生装置のアクセス時間を短縮することがで
きるのである。
心からの半径が大きく異なる記録トラック間を移動して
の記録再生を高速化させるためには、情報記録媒体の角
速度を一定にして回転させることが重要となる。エネル
ギービームと情報記録媒体の相対速度を一定にするため
の時間(角速度を変化させる時間)を省くことができる
ため、記録再生装置のアクセス時間を短縮することがで
きるのである。
【0008】また、既に述べたように、デジタル信号処
理された映像のように大容量の情報記録に対する要求も
大きい。したがって、高速度で、高密度記録が可能な情
報記録方法の発明も急務となっている。
理された映像のように大容量の情報記録に対する要求も
大きい。したがって、高速度で、高密度記録が可能な情
報記録方法の発明も急務となっている。
【0009】以上のような条件を満たす情報記録装置を
実現するためには、エネルギービームと情報記録媒体の
相対速度が大きい場合においても、様々な冷却速度の情
報記録媒体に対して、エネルギービームと情報記録媒体
の相対速度が変化した場合においても、また、極めて高
い記録密度とした場合においても、安定に記録を行える
情報記録方法が要求される。
実現するためには、エネルギービームと情報記録媒体の
相対速度が大きい場合においても、様々な冷却速度の情
報記録媒体に対して、エネルギービームと情報記録媒体
の相対速度が変化した場合においても、また、極めて高
い記録密度とした場合においても、安定に記録を行える
情報記録方法が要求される。
【0010】上記従来技術は非常に優れたアイデアであ
るが、媒体間の冷却速度差、およびエネルギービームと
情報記録媒体との相対速度が大きい場合、およびその変
化に伴う冷却速度差がある場合に対する配慮、あるい
は、記録マーク間の距離がエネルギービームスポットの
半分以下になるような高密度記録に対する配慮が十分と
は言えないため、種々の問題が生じることが明らかとな
った。
るが、媒体間の冷却速度差、およびエネルギービームと
情報記録媒体との相対速度が大きい場合、およびその変
化に伴う冷却速度差がある場合に対する配慮、あるい
は、記録マーク間の距離がエネルギービームスポットの
半分以下になるような高密度記録に対する配慮が十分と
は言えないため、種々の問題が生じることが明らかとな
った。
【0011】例えば、冷却速度が小さい情報記録媒体に
対して、高パワーレベルのエネルギービームを照射して
記録を行う場合、記録膜やその両側の保護膜への熱の蓄
熱により、後に照射される場所ほど温度が高くなり、記
録マークの後方部分が記録トラックに対して直角方向に
広がり(涙滴型になり)、再生信号に歪みが生じる。上
記従来技術では記録マークが涙滴型になることを防ぐた
め一連の高パワーパルス列の前方部分のエネルギー密度
を高くしたり、高パワーパルス間のレベルを中間パワー
レベルよりも小さくしてある。
対して、高パワーレベルのエネルギービームを照射して
記録を行う場合、記録膜やその両側の保護膜への熱の蓄
熱により、後に照射される場所ほど温度が高くなり、記
録マークの後方部分が記録トラックに対して直角方向に
広がり(涙滴型になり)、再生信号に歪みが生じる。上
記従来技術では記録マークが涙滴型になることを防ぐた
め一連の高パワーパルス列の前方部分のエネルギー密度
を高くしたり、高パワーパルス間のレベルを中間パワー
レベルよりも小さくしてある。
【0012】このため、エネルギービームと情報記録媒
体の相対速度が上昇した場合、あるいは比較的冷却速度
が大きい情報記録媒体に対して記録を行った場合には、
記録マークの前方部分が後方部分と比較して大きくなる
(逆涙滴型になる)傾向があり、このような部分からの
信号を再生すると、再生信号に歪みがあるため、記録信
号に正しく対応した再生信号が得られないなどの問題が
生じた。
体の相対速度が上昇した場合、あるいは比較的冷却速度
が大きい情報記録媒体に対して記録を行った場合には、
記録マークの前方部分が後方部分と比較して大きくなる
(逆涙滴型になる)傾向があり、このような部分からの
信号を再生すると、再生信号に歪みがあるため、記録信
号に正しく対応した再生信号が得られないなどの問題が
生じた。
【0013】また、記録マーク間の距離がエネルギービ
ームスポットの半分以下になるような高密度記録を行な
う際には、記録マーク間の距離が小さくなるため、前後
の記録マークを記録した際に発生した熱の影響(熱干
渉)により、記録マークに歪みが生じる。従来技術で
も、この熱干渉を抑制するために記録パルス後にエネル
ギービームのパワーレベル(レーザーパワーレベル)を
消去パワーレベルより下げる対策を行なっているが、高
速、高密度記録、特に最短マーク長および最短スペース
長が1μm以下、レーザービームと記録媒体の相対速度
が9m/s以上の条件のいずれかにあてはまる場合、さ
らに熱干渉を抑制する技術が必要となる。
ームスポットの半分以下になるような高密度記録を行な
う際には、記録マーク間の距離が小さくなるため、前後
の記録マークを記録した際に発生した熱の影響(熱干
渉)により、記録マークに歪みが生じる。従来技術で
も、この熱干渉を抑制するために記録パルス後にエネル
ギービームのパワーレベル(レーザーパワーレベル)を
消去パワーレベルより下げる対策を行なっているが、高
速、高密度記録、特に最短マーク長および最短スペース
長が1μm以下、レーザービームと記録媒体の相対速度
が9m/s以上の条件のいずれかにあてはまる場合、さ
らに熱干渉を抑制する技術が必要となる。
【0014】したがって、本発明の目的は、上記従来技
術における問題点を解決し、様々な冷却速度の情報記録
媒体に対して、記録密度が高い場合、および、エネルギ
ービームと情報記録媒体の相対速度が大きい場合、ま
た、上記相対速度が変化した場合においても、正確な記
録が可能となる情報の記録方法、情報記録装置を提供す
ることにある。
術における問題点を解決し、様々な冷却速度の情報記録
媒体に対して、記録密度が高い場合、および、エネルギ
ービームと情報記録媒体の相対速度が大きい場合、ま
た、上記相対速度が変化した場合においても、正確な記
録が可能となる情報の記録方法、情報記録装置を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術におけ
る問題点を解決するためには、以下の情報記録方法、情
報記録装置、および情報記録媒体を用いれば良い。すな
わち、(1)情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行う情報記録方法において、
連続した高パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよ
りも低いパワーレベルへの下向きパルスを有する記録波
形により記録を行い、この下向きパルスの幅を、エネル
ギービームと情報記録媒体の相対速度に応じて変化させ
る。
る問題点を解決するためには、以下の情報記録方法、情
報記録装置、および情報記録媒体を用いれば良い。すな
わち、(1)情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行う情報記録方法において、
連続した高パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよ
りも低いパワーレベルへの下向きパルスを有する記録波
形により記録を行い、この下向きパルスの幅を、エネル
ギービームと情報記録媒体の相対速度に応じて変化させ
る。
【0016】以上の情報記録方法を用いれば、下向きパ
ルスの幅を変化させることにより記録マーク後部の冷却
速度を制御できるため、以下のような効果がある。
ルスの幅を変化させることにより記録マーク後部の冷却
速度を制御できるため、以下のような効果がある。
【0017】通常、エネルギービームと情報記録媒体の
相対速度が低い場合には記録マークが涙滴型になりやす
い。この場合、記録マーク後部の冷却速度を小さくする
ことにより記録マーク後部の幅を狭めることができる。
また、エネルギービームと情報記録媒体の相対速度が大
きい場合には記録マークが逆涙滴型になりやすい。この
場合、記録マーク後部の冷却速度を大きくすることによ
り記録マーク後部の幅を拡げることができる。
相対速度が低い場合には記録マークが涙滴型になりやす
い。この場合、記録マーク後部の冷却速度を小さくする
ことにより記録マーク後部の幅を狭めることができる。
また、エネルギービームと情報記録媒体の相対速度が大
きい場合には記録マークが逆涙滴型になりやすい。この
場合、記録マーク後部の冷却速度を大きくすることによ
り記録マーク後部の幅を拡げることができる。
【0018】また、(2)情報記録媒体に対して、記録
用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより情報の記録を行い、情報の記
録に先立ち情報記録媒体に対して試し書きを行う情報記
録方法において、試し書きの際に、連続した高パワーパ
ルス列の後に、中間パワーレベルよりも低いパワーレベ
ルへの下向きパルスを有する記録波形により記録を行
い、下向きパルスの幅を変化させる。
用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより情報の記録を行い、情報の記
録に先立ち情報記録媒体に対して試し書きを行う情報記
録方法において、試し書きの際に、連続した高パワーパ
ルス列の後に、中間パワーレベルよりも低いパワーレベ
ルへの下向きパルスを有する記録波形により記録を行
い、下向きパルスの幅を変化させる。
【0019】以上の情報記録方法では、記録マークが涙
滴型になりやすい徐冷構造の情報記録媒体に記録を行う
場合には、記録マーク後部の冷却速度を小さくすること
により記録マーク後部の幅を狭めることができ、記録マ
ークが逆涙滴型になりやすい急冷構造の情報記録媒体に
記録を行う場合には、記録マーク後部の冷却速度を大き
くすることにより記録マーク後部の幅を拡げることがで
きる。
滴型になりやすい徐冷構造の情報記録媒体に記録を行う
場合には、記録マーク後部の冷却速度を小さくすること
により記録マーク後部の幅を狭めることができ、記録マ
ークが逆涙滴型になりやすい急冷構造の情報記録媒体に
記録を行う場合には、記録マーク後部の冷却速度を大き
くすることにより記録マーク後部の幅を拡げることがで
きる。
【0020】以上の情報記録方法は結晶と非晶質との間
の相変化を利用して情報が記録される情報記録媒体(い
わゆる相変化記録媒体)に対する効果が特に大きい。
の相変化を利用して情報が記録される情報記録媒体(い
わゆる相変化記録媒体)に対する効果が特に大きい。
【0021】さらに、上記下向きパルスの幅を変化させ
ることにより、前後の記録マーク記録時の熱干渉を極力
抑えることが可能となるため、記録マーク間の距離を小
さくすることができる。したがって、高密度記録が可能
となる。このような効果は、相変化記録媒体のみなら
ず、光磁気ディスクなどのように、一般にエネルギービ
ーム照射により発生する熱を利用して情報の記録を行な
う情報記録媒体に対して効果が大きい。
ることにより、前後の記録マーク記録時の熱干渉を極力
抑えることが可能となるため、記録マーク間の距離を小
さくすることができる。したがって、高密度記録が可能
となる。このような効果は、相変化記録媒体のみなら
ず、光磁気ディスクなどのように、一般にエネルギービ
ーム照射により発生する熱を利用して情報の記録を行な
う情報記録媒体に対して効果が大きい。
【0022】また、(1)(2)に記載の下向きパルス
は、連続した高パワーパルスの最後尾のパルスと、次の
連続した高パワーパルス列の先頭パルスの間に付加すれ
ば、本発明の効果が現れるが、連続した高パワーパルス
列の最後尾のパルスの直後に付加した場合、特に大きな
効果が現れる。
は、連続した高パワーパルスの最後尾のパルスと、次の
連続した高パワーパルス列の先頭パルスの間に付加すれ
ば、本発明の効果が現れるが、連続した高パワーパルス
列の最後尾のパルスの直後に付加した場合、特に大きな
効果が現れる。
【0023】なお、本発明において、連続した高パワー
パルス列とは、通常はチャンネルクロックよりも短い間
隔の、ほぼ等間隔で配置された一つの記録マークの形成
に要する高パワーパルス列のことである。したがって、
単一の高パワーパルスで、一つの記録マークを記録する
場合を含む時も、これを連続した高パワーパルス列と呼
ぶ。
パルス列とは、通常はチャンネルクロックよりも短い間
隔の、ほぼ等間隔で配置された一つの記録マークの形成
に要する高パワーパルス列のことである。したがって、
単一の高パワーパルスで、一つの記録マークを記録する
場合を含む時も、これを連続した高パワーパルス列と呼
ぶ。
【0024】また、上記下向きパルスの照射時間とエネ
ルギービームと情報記録媒体の相対速度の積が、エネル
ギービームスポット径(エネルギービームの中心強度の
exp(-2)以上になる領域の記録トラック方向の距離)の
3分の1以下であれば再生信号の歪みは特に小さくなる
ため、高密度記録に最適である。上記下向きパルスの照
射時間とエネルギービームと情報記録媒体の相対速度の
積が、上記エネルギービームスポット径の3分の1以上
の場合、中間パワーレベルによる消去(相変化記録膜の
場合は結晶化)が十分に行われないため信号品質を劣化
させることになる。
ルギービームと情報記録媒体の相対速度の積が、エネル
ギービームスポット径(エネルギービームの中心強度の
exp(-2)以上になる領域の記録トラック方向の距離)の
3分の1以下であれば再生信号の歪みは特に小さくなる
ため、高密度記録に最適である。上記下向きパルスの照
射時間とエネルギービームと情報記録媒体の相対速度の
積が、上記エネルギービームスポット径の3分の1以上
の場合、中間パワーレベルによる消去(相変化記録膜の
場合は結晶化)が十分に行われないため信号品質を劣化
させることになる。
【0025】また、(3)情報記録媒体に対して、記録
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録方法において、少なく
とも最短マークを連続した高パワーパルス列を用いて記
録を行い、先頭パルスのパワーレベルが最後尾の高パワ
ーパルスのパワーレベルと比較して大きいことを特徴と
した情報記録方法を用いる。
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録方法において、少なく
とも最短マークを連続した高パワーパルス列を用いて記
録を行い、先頭パルスのパワーレベルが最後尾の高パワ
ーパルスのパワーレベルと比較して大きいことを特徴と
した情報記録方法を用いる。
【0026】このことにより、記録マークの前部の幅
と、記録マーク後部の幅を独立に制御することが可能と
なるため高密度記録に適している。最短マークを一つの
高パワーパルスを用いて記録した場合、先頭パルスと最
後尾パルスが一致することを意味するため、高パワーパ
ルスの高さも一種類とすると、記録マークの前部の記録
マーク幅と、記録マーク後部の記録マーク幅を独立に制
御することが不可能となり、高密度記録を達成するため
には情報記録媒体の冷却速度を記録波形に合わせる等の
特別の配慮が必要となる。また、先頭パルスのパワーレ
ベルが最後尾の高パワーパルスのパワーレベルと比較し
て小さい場合、記録マーク前部に照射されるエネルギー
量が不足するため、記録マークが涙滴型となり好ましく
ない。
と、記録マーク後部の幅を独立に制御することが可能と
なるため高密度記録に適している。最短マークを一つの
高パワーパルスを用いて記録した場合、先頭パルスと最
後尾パルスが一致することを意味するため、高パワーパ
ルスの高さも一種類とすると、記録マークの前部の記録
マーク幅と、記録マーク後部の記録マーク幅を独立に制
御することが不可能となり、高密度記録を達成するため
には情報記録媒体の冷却速度を記録波形に合わせる等の
特別の配慮が必要となる。また、先頭パルスのパワーレ
ベルが最後尾の高パワーパルスのパワーレベルと比較し
て小さい場合、記録マーク前部に照射されるエネルギー
量が不足するため、記録マークが涙滴型となり好ましく
ない。
【0027】また、(4)情報記録媒体に対して、記録
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録方法において、少なく
とも最短マークを連続した高パワーパルス列を用いて記
録し、先頭パルス直後のパワーレベルが、先頭パルス以
外の高パワーパルス直後のパワーレベル以上であること
を特徴とした情報記録方法を用いる。
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録方法において、少なく
とも最短マークを連続した高パワーパルス列を用いて記
録し、先頭パルス直後のパワーレベルが、先頭パルス以
外の高パワーパルス直後のパワーレベル以上であること
を特徴とした情報記録方法を用いる。
【0028】このことにより、記録マーク前部の幅と、
記録マーク後部の幅を独立に制御することが可能となる
ため高密度記録に適している。また、先頭パルス直後の
パワーレベルが、先頭パルス以外の高パワーパルス直後
のパワーレベルより低い場合、記録マーク前部に照射さ
れるエネルギー量が不足するため、記録マークが涙滴型
となり好ましくない。
記録マーク後部の幅を独立に制御することが可能となる
ため高密度記録に適している。また、先頭パルス直後の
パワーレベルが、先頭パルス以外の高パワーパルス直後
のパワーレベルより低い場合、記録マーク前部に照射さ
れるエネルギー量が不足するため、記録マークが涙滴型
となり好ましくない。
【0029】また、(3)(4)に記載された情報記録
方法を併用すること、すなわち、少なくとも最短マーク
を複数の高パワーパルスを用いて記録を行い、先頭パル
スのパワーレベルが最後尾の高パワーパルスのパワーレ
ベルと比較して大きく、しかも、先頭パルス直後のパワ
ーレベルが、先頭パルス以外の高パワーパルス直後のパ
ワーレベル以上であることを特徴とした情報記録方法を
用いれば、さらに、高密度化に適している。
方法を併用すること、すなわち、少なくとも最短マーク
を複数の高パワーパルスを用いて記録を行い、先頭パル
スのパワーレベルが最後尾の高パワーパルスのパワーレ
ベルと比較して大きく、しかも、先頭パルス直後のパワ
ーレベルが、先頭パルス以外の高パワーパルス直後のパ
ワーレベル以上であることを特徴とした情報記録方法を
用いれば、さらに、高密度化に適している。
【0030】ところで、(3)(4)に記載された記録
波形は記録マーク先頭部のマーク形状の制御に有効であ
り、記録マーク後部のマーク形状の制御に有効な(1)
(2)のような情報記録方法と併用することにより特に
大きな効果が現われる。
波形は記録マーク先頭部のマーク形状の制御に有効であ
り、記録マーク後部のマーク形状の制御に有効な(1)
(2)のような情報記録方法と併用することにより特に
大きな効果が現われる。
【0031】また、(5)情報記録媒体に対して、記録
用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより情報の記録を行う情報記録装
置において、連続した高パワーパルス列の後に、中間パ
ワーレベルよりも低いパワーレベルへの下向きパルスを
有する記録波形を発生させ、この下向きパルスの幅を、
エネルギービームと情報記録媒体の相対速度に応じて変
化させる記録波形発生手段を有する。
用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより情報の記録を行う情報記録装
置において、連続した高パワーパルス列の後に、中間パ
ワーレベルよりも低いパワーレベルへの下向きパルスを
有する記録波形を発生させ、この下向きパルスの幅を、
エネルギービームと情報記録媒体の相対速度に応じて変
化させる記録波形発生手段を有する。
【0032】あるいは、(6)情報記録媒体に対して、
記録用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベル
と、高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワ
ー変調して照射することにより情報の記録を行い、情報
の記録に先立ち情報記録媒体に対して試し書きを行う情
報記録装置において、この試し書きの際に、連続した高
パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよりも低いパ
ワーレベルへの下向きパルスを有する記録波形を発生さ
せ、上記下向きパルスの幅を変化させる記録波形発生手
段を有することにより、(1)(2)に示した情報記録
方法を実現することが可能となるため、エネルギービー
ムと情報記録媒体の相対速度が変化した場合において
も、高密度記録が可能となる。
記録用エネルギービームを、少なくとも高パワーレベル
と、高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワ
ー変調して照射することにより情報の記録を行い、情報
の記録に先立ち情報記録媒体に対して試し書きを行う情
報記録装置において、この試し書きの際に、連続した高
パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよりも低いパ
ワーレベルへの下向きパルスを有する記録波形を発生さ
せ、上記下向きパルスの幅を変化させる記録波形発生手
段を有することにより、(1)(2)に示した情報記録
方法を実現することが可能となるため、エネルギービー
ムと情報記録媒体の相対速度が変化した場合において
も、高密度記録が可能となる。
【0033】また、(7)情報記録媒体に対して、記録
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録装置において、少なく
とも最短マーク記録に際して、連続した高パワーパルス
列を発生させ、先頭パルスのパワーレベルを最後尾パル
スのパワーレベルより大きくする記録波形発生手段を有
する。
エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、高パ
ワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調し
て照射することにより、複数の長さの記録マークを形成
して、情報の記録を行う情報記録装置において、少なく
とも最短マーク記録に際して、連続した高パワーパルス
列を発生させ、先頭パルスのパワーレベルを最後尾パル
スのパワーレベルより大きくする記録波形発生手段を有
する。
【0034】あるいは、(8)情報記録媒体に対して、
記録エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより、複数の長さの記録マークを
形成して、情報の記録を行う情報記録装置において、少
なくとも最短マーク記録に際して、連続した高パワーパ
ルス列を発生させ、先頭パルス直後のパワーレベルを、
先頭パルス以外の高パワーパルス直後のパワーレベル以
上にする記録波形発生手段を有することを特徴とした情
報記録装置により、(3)(4)に示した情報記録方法
を実現することが可能となるため、様々な冷却速度の情
報記録媒体に対して、高密度記録が可能となる。
記録エネルギービームを少なくとも高パワーレベルと、
高パワーレベルよりも低い中間パワーレベルでパワー変
調して照射することにより、複数の長さの記録マークを
形成して、情報の記録を行う情報記録装置において、少
なくとも最短マーク記録に際して、連続した高パワーパ
ルス列を発生させ、先頭パルス直後のパワーレベルを、
先頭パルス以外の高パワーパルス直後のパワーレベル以
上にする記録波形発生手段を有することを特徴とした情
報記録装置により、(3)(4)に示した情報記録方法
を実現することが可能となるため、様々な冷却速度の情
報記録媒体に対して、高密度記録が可能となる。
【0035】また、(3)(4)に記載された情報記録
方法を併用した記録波形発生手段、すなわち、少なくと
も最短マークの記録に際して、複数の高パワーパルスを
発生させ、先頭パルスのパワーレベルを最後尾の高パワ
ーパルスのパワーレベルと比較して大きくし、しかも、
先頭パルス直後のパワーレベルを、先頭パルス以外の高
パワーパルス直後のパワーレベル以上にする記録波形発
生手段を有することを特徴とした情報記録装置を用いれ
ば、さらに、高密度化に適している。
方法を併用した記録波形発生手段、すなわち、少なくと
も最短マークの記録に際して、複数の高パワーパルスを
発生させ、先頭パルスのパワーレベルを最後尾の高パワ
ーパルスのパワーレベルと比較して大きくし、しかも、
先頭パルス直後のパワーレベルを、先頭パルス以外の高
パワーパルス直後のパワーレベル以上にする記録波形発
生手段を有することを特徴とした情報記録装置を用いれ
ば、さらに、高密度化に適している。
【0036】なお、先に述べたように、(1)(2)の
情報記録方法と(3)(4)の情報記録方法を併用する
ことにより、特に大きな記録マーク形状制御効果がある
ので、(5)(6)に示した記録波形発生手段と、
(7)(8)に示した記録波形発生手段を併用し、記録
波形を生成することができる情報記録装置を用いること
により、様々な冷却速度の情報記録媒体に対して、エネ
ルギービームと情報記録媒体の相対速度が変化した場合
においても高密度記録が可能となる。
情報記録方法と(3)(4)の情報記録方法を併用する
ことにより、特に大きな記録マーク形状制御効果がある
ので、(5)(6)に示した記録波形発生手段と、
(7)(8)に示した記録波形発生手段を併用し、記録
波形を生成することができる情報記録装置を用いること
により、様々な冷却速度の情報記録媒体に対して、エネ
ルギービームと情報記録媒体の相対速度が変化した場合
においても高密度記録が可能となる。
【0037】なお、上記の連続した高パワーパルスの後
に付加される下向きパルスのパワーレベルは、記録マー
クの消去が可能な中間パワーレベルより低い場合に本発
明の効果が現われる。特に、上記下向きパルスのパワー
レベルとしては、中間パワーレベルより低い、情報の再
生用の再生パワーレベル以下の場合、本発明の記録波形
を容易に形成することが可能となるばかりか、媒体上の
冷却速度を制御する効果が大きくなるため、様々な冷却
速度の情報記録媒体に対して、エネルギービームと情報
記録媒体の相対速度が変化した場合においても高密度記
録が達成する効果が大きくなる。
に付加される下向きパルスのパワーレベルは、記録マー
クの消去が可能な中間パワーレベルより低い場合に本発
明の効果が現われる。特に、上記下向きパルスのパワー
レベルとしては、中間パワーレベルより低い、情報の再
生用の再生パワーレベル以下の場合、本発明の記録波形
を容易に形成することが可能となるばかりか、媒体上の
冷却速度を制御する効果が大きくなるため、様々な冷却
速度の情報記録媒体に対して、エネルギービームと情報
記録媒体の相対速度が変化した場合においても高密度記
録が達成する効果が大きくなる。
【0038】また、結晶中に非晶質の記録マークが記録
され、上記記録マークの周辺に上記結晶の結晶粒よりも
大きな結晶粒が存在するような情報記録媒体を用いれ
ば、再結晶化領域の幅を到達温度および冷却速度により
容易に制御することが可能となるため、記録マークが涙
滴型、あるいは逆涙滴型になりにくく、記録マークの大
きさの変動を極力抑えることができる。従って記録波形
に忠実な再生信号が得られ、従って記録波形に忠実な再
生信号が得られる。しかし、本発明は全体が大きな結晶
粒で占められる記録媒体等、他の特性の記録媒体にも適
用可能である。
され、上記記録マークの周辺に上記結晶の結晶粒よりも
大きな結晶粒が存在するような情報記録媒体を用いれ
ば、再結晶化領域の幅を到達温度および冷却速度により
容易に制御することが可能となるため、記録マークが涙
滴型、あるいは逆涙滴型になりにくく、記録マークの大
きさの変動を極力抑えることができる。従って記録波形
に忠実な再生信号が得られ、従って記録波形に忠実な再
生信号が得られる。しかし、本発明は全体が大きな結晶
粒で占められる記録媒体等、他の特性の記録媒体にも適
用可能である。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明を以下の実施例によって詳
細に説明する。
細に説明する。
【0040】実施例1 図1〜4は、本発明の一実施例の記録波形を示す説明図
である。ここで、Ph1、Ph2は記録が可能な高レベル
のパワー、Pm1、Pm2は消去が可能な中間レベルの
パワー、Pl1、Pl2は低いパワーを示す。また、T
は記録波形発生時の基準クロックの幅を示しており、記
録パルスの分割幅をT/2のほぼ等間隔として記録を行
なっている(図1〜3については、高パワーパルスの幅
をほぼ、T/2とし、図4については先頭パルスの幅の
み、ほぼTとして記録を行なっている。)。もちろん、
記録パルスの分割幅はT/2としなければならないとい
うことではなく、T/3、T/4等、記録波形発生時の
基準クロックの整数分の1の整数倍であれば、本発明の
効果が確認されている。また、一連の連続した高パワー
パルス列の後に付加してある下向きパルスをクーリング
パルス、一連の高パワー間の下向きパルスを高パワー間
下向きパルスと呼び、以下に詳細に説明する。
である。ここで、Ph1、Ph2は記録が可能な高レベル
のパワー、Pm1、Pm2は消去が可能な中間レベルの
パワー、Pl1、Pl2は低いパワーを示す。また、T
は記録波形発生時の基準クロックの幅を示しており、記
録パルスの分割幅をT/2のほぼ等間隔として記録を行
なっている(図1〜3については、高パワーパルスの幅
をほぼ、T/2とし、図4については先頭パルスの幅の
み、ほぼTとして記録を行なっている。)。もちろん、
記録パルスの分割幅はT/2としなければならないとい
うことではなく、T/3、T/4等、記録波形発生時の
基準クロックの整数分の1の整数倍であれば、本発明の
効果が確認されている。また、一連の連続した高パワー
パルス列の後に付加してある下向きパルスをクーリング
パルス、一連の高パワー間の下向きパルスを高パワー間
下向きパルスと呼び、以下に詳細に説明する。
【0041】図1に示した記録波形の特徴は、先頭パル
スH1のパワーレベルPh2が先頭パルス以外の高パワ
ーパルスのレベルPh1とは異なる場合があり、先頭パ
ルスH1の後のレベルPm2が、情報の消去が可能な中
間パワーレベルPm1とは異なる場合があることであ
る。また、高パワー間下向きパルスのパワーレベルPl
2とクーリングパルスのパワーレベルPl1が異なる場
合があることである。
スH1のパワーレベルPh2が先頭パルス以外の高パワ
ーパルスのレベルPh1とは異なる場合があり、先頭パ
ルスH1の後のレベルPm2が、情報の消去が可能な中
間パワーレベルPm1とは異なる場合があることであ
る。また、高パワー間下向きパルスのパワーレベルPl
2とクーリングパルスのパワーレベルPl1が異なる場
合があることである。
【0042】ただし、Ph1とPh2のレベルは情報の
記録が可能なレベルであり、Pm1は情報の消去が可能
なレベルであることが条件となっている。また、中間パ
ワーレベルPm2はPm1以上であっても効果はあった
が、Pm1以下でも効果がある。Pm1とPm2が同じ
場合は記録波形発生回路を単純化できるため、特に好ま
しい。また、Ph2がPh1より大きい場合、Pm2が
Pm1より低いと、本発明の効果が特に現われた。ま
た、Pm2がPm1以上の場合、Ph2がPh1よりも
低くても、本発明の効果が現われる場合があった。Pl
1はクーリングパルスを有する記録波形の場合、Pm1
よりも低いことが本発明の条件である。しかし、Pl2
はPh1、あるいはPh2よりも低ければ効果があっ
た。
記録が可能なレベルであり、Pm1は情報の消去が可能
なレベルであることが条件となっている。また、中間パ
ワーレベルPm2はPm1以上であっても効果はあった
が、Pm1以下でも効果がある。Pm1とPm2が同じ
場合は記録波形発生回路を単純化できるため、特に好ま
しい。また、Ph2がPh1より大きい場合、Pm2が
Pm1より低いと、本発明の効果が特に現われた。ま
た、Pm2がPm1以上の場合、Ph2がPh1よりも
低くても、本発明の効果が現われる場合があった。Pl
1はクーリングパルスを有する記録波形の場合、Pm1
よりも低いことが本発明の条件である。しかし、Pl2
はPh1、あるいはPh2よりも低ければ効果があっ
た。
【0043】なお、本発明では以上に示したように記録
波形の各パルスのパワーレベルを便宜上数種類に分類し
ているが、各レベルのパルスは電気信号の特性上、オー
バーシュート、あるいはアンダーシュートすることがあ
り、この範囲内で同等レベルであれば、本発明の効果は
失われない。たとえば、第2番目の高パワーパルスH2
や最後尾パルスのレベル、あるいはH2の後の高パワー
間下向きパルスのレベルは他の同等レベルと異なること
があるが、本発明の効果は失われない。
波形の各パルスのパワーレベルを便宜上数種類に分類し
ているが、各レベルのパルスは電気信号の特性上、オー
バーシュート、あるいはアンダーシュートすることがあ
り、この範囲内で同等レベルであれば、本発明の効果は
失われない。たとえば、第2番目の高パワーパルスH2
や最後尾パルスのレベル、あるいはH2の後の高パワー
間下向きパルスのレベルは他の同等レベルと異なること
があるが、本発明の効果は失われない。
【0044】以上に示した記録波形のうち、特に効果の
大きかった記録波形を図2〜図4に示した。
大きかった記録波形を図2〜図4に示した。
【0045】図2の記録波形の特徴は、 Ph2≧Ph1>Pm1 Pm1≧Pm2 Pm1>Pl1 Ph1>Pl2 である。
【0046】また図3の記録波形の特徴は、 Ph1>Pm1 Ph2>Pm1 Pm2≧Pm1 Pm1>Pl1 Pm1>Pl2 である。
【0047】また、図4の記録波形の特徴は、 Ph1>Pm1 Ph2>Pm1 Ph1>Pm2 Ph2>Pm2 Ph1>Pl2 Ph2>Pl2 Pl2>Pl1 である。
【0048】また、Tはディスク線速度とともに変化さ
せ、ディスク線速度が6m/sの場合36.7ns、9
m/sの場合24.4ns、さらに12m/sの場合1
8.3nsとした。もちろん、Tは情報記録装置の転送
レート、あるいは、情報記録媒体の記録密度等により、
変化する場合がある。
せ、ディスク線速度が6m/sの場合36.7ns、9
m/sの場合24.4ns、さらに12m/sの場合1
8.3nsとした。もちろん、Tは情報記録装置の転送
レート、あるいは、情報記録媒体の記録密度等により、
変化する場合がある。
【0049】図8は本発明の情報記録装置のブロック図
である。情報記録媒体1が装着されるとモーター2によ
り情報記録媒体1をディスク線速度一定とし6m/sに
回転させる。情報記録媒体1の最内周に設けられたリー
ドインエリアにはあらかじめピットとして、記録可能な
ディスク線速域に関する情報が記録されており、光ヘッ
ド3により読み取られた記録可能ディスク線速域情報は
プリアンプ回路4を介しシステムコントローラ5に転送
される。また同時に、記録波形、および最適記録パワー
に関する情報も同様にシステムコントローラ5に転送さ
れる。システムコントローラ5は記録可能ディスク線速
域情報と光ヘッド3の半径位置情報をもとにモーター2
をコントロールし、情報記録媒体1を適当な回転数に回
転させる。
である。情報記録媒体1が装着されるとモーター2によ
り情報記録媒体1をディスク線速度一定とし6m/sに
回転させる。情報記録媒体1の最内周に設けられたリー
ドインエリアにはあらかじめピットとして、記録可能な
ディスク線速域に関する情報が記録されており、光ヘッ
ド3により読み取られた記録可能ディスク線速域情報は
プリアンプ回路4を介しシステムコントローラ5に転送
される。また同時に、記録波形、および最適記録パワー
に関する情報も同様にシステムコントローラ5に転送さ
れる。システムコントローラ5は記録可能ディスク線速
域情報と光ヘッド3の半径位置情報をもとにモーター2
をコントロールし、情報記録媒体1を適当な回転数に回
転させる。
【0050】記録波形発生回路6にはあらかじめクーリ
ングパルス幅が0T、0.5T、1.0T、1.5T、
2.0T、2.5Tの場合に対応できるよう回路内に記
録波形がプログラムされており、システムコントローラ
5を介して転送された記録波形情報により、情報記録媒
体1に適したクーリングパルス幅の記録波形を発生させ
ることができる。この記録波形発生回路6から転送され
た記録波形をもとにレーザ駆動回路7が光ヘッド3内の
半導体レーザを発光させることにより、情報記録媒体1
に記録マークが記録される。
ングパルス幅が0T、0.5T、1.0T、1.5T、
2.0T、2.5Tの場合に対応できるよう回路内に記
録波形がプログラムされており、システムコントローラ
5を介して転送された記録波形情報により、情報記録媒
体1に適したクーリングパルス幅の記録波形を発生させ
ることができる。この記録波形発生回路6から転送され
た記録波形をもとにレーザ駆動回路7が光ヘッド3内の
半導体レーザを発光させることにより、情報記録媒体1
に記録マークが記録される。
【0051】まず図2の波形を用い、Ag-Ge-Sb-Te系記
録膜を有する相変化記録媒体に対して、ディスク線速度
を変化させEFM(Eight to Forteen Modulation)信号
の記録を行なった。この際、エネルギービームとして、
波長が680nmのレーザービームを用いた。レーザー
ビームを相変化記録媒体上に絞り込むための対物レンズ
は開口数0.55のものを用い、レーザービーム径を約
1.2μmとした。記録パワーはディスク線速度の上昇
にともない変化させたが、ディスク線速度が6m/sの
場合、各パワーレベルを Ph1:11mW Ph2:12.5mW Pm1:4.0mW Pm2:1.1mW Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW とした。
録膜を有する相変化記録媒体に対して、ディスク線速度
を変化させEFM(Eight to Forteen Modulation)信号
の記録を行なった。この際、エネルギービームとして、
波長が680nmのレーザービームを用いた。レーザー
ビームを相変化記録媒体上に絞り込むための対物レンズ
は開口数0.55のものを用い、レーザービーム径を約
1.2μmとした。記録パワーはディスク線速度の上昇
にともない変化させたが、ディスク線速度が6m/sの
場合、各パワーレベルを Ph1:11mW Ph2:12.5mW Pm1:4.0mW Pm2:1.1mW Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW とした。
【0052】また、連続した高パワーパルス列、例えば
図2の場合H1〜H10の最後尾にはクーリングパルス
を設け、この幅Tcを、T/2刻みに、0〜2.5Tの
間で変化させた場合のジッター値の比較を行なった。
図2の場合H1〜H10の最後尾にはクーリングパルス
を設け、この幅Tcを、T/2刻みに、0〜2.5Tの
間で変化させた場合のジッター値の比較を行なった。
【0053】図5はジッター値の線速依存性をTcをパ
ラメータとして示してある。Tcが0Tの場合、ディス
ク線速度が約6m/sのときにジッター値は最低とな
り、ディスク線速度が8m/s以上の場合、ジッター値
が大きく増大した。しかしながら、Tcを1.5Tとす
ることにより、ディスク線速度が約12m/sのときに
もジッター値を最低とすることができた。このように、
クーリングパルス幅Tcをディスク線速度の高速化に伴
い増加させることにより、ディスク線速度が高速化した
場合においても、良好な再生信号得ることができた。
ラメータとして示してある。Tcが0Tの場合、ディス
ク線速度が約6m/sのときにジッター値は最低とな
り、ディスク線速度が8m/s以上の場合、ジッター値
が大きく増大した。しかしながら、Tcを1.5Tとす
ることにより、ディスク線速度が約12m/sのときに
もジッター値を最低とすることができた。このように、
クーリングパルス幅Tcをディスク線速度の高速化に伴
い増加させることにより、ディスク線速度が高速化した
場合においても、良好な再生信号得ることができた。
【0054】実施例2 図6に本実施例に用いた冷却速度が異なる相変化記録媒
体の構造を示した。ディスクAはAg-Ge-Sb-Te記録膜とA
l-Ti反射膜の間のZnS-SiO2上部保護層が薄い急冷構造の
相変化記録媒体であり、ディスクBはAl-Ti反射層とZnS
-SiO2上部保護層の間にSi干渉層が積層されている徐
冷構造の相変化記録媒体である。
体の構造を示した。ディスクAはAg-Ge-Sb-Te記録膜とA
l-Ti反射膜の間のZnS-SiO2上部保護層が薄い急冷構造の
相変化記録媒体であり、ディスクBはAl-Ti反射層とZnS
-SiO2上部保護層の間にSi干渉層が積層されている徐
冷構造の相変化記録媒体である。
【0055】各ディスクに対して、実施例1と同様の記
録装置を用い、図3の波形を用い、EFM信号の記録を
行った。この時、ディスク線速度を9m/sとした。ま
た、この際、各パワーレベルをディスクAに対しては、 Ph1:11.0mW Ph2:11.5mW Pm1:4.0mW Pm2:4.1mW Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW ディスクBに対しては、 Ph1:10.5mW Ph2:10.0mW Pm1:4.0mW Pm2:4.5W Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW とした。また、各ディスクに対して、クーリングパルス
幅Tcを、T/2刻みに、0〜2.5Tの間で変化させ
て記録を行なった場合のジッター値を測定した。
録装置を用い、図3の波形を用い、EFM信号の記録を
行った。この時、ディスク線速度を9m/sとした。ま
た、この際、各パワーレベルをディスクAに対しては、 Ph1:11.0mW Ph2:11.5mW Pm1:4.0mW Pm2:4.1mW Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW ディスクBに対しては、 Ph1:10.5mW Ph2:10.0mW Pm1:4.0mW Pm2:4.5W Pl1:0.5mW Pl2:1.2mW とした。また、各ディスクに対して、クーリングパルス
幅Tcを、T/2刻みに、0〜2.5Tの間で変化させ
て記録を行なった場合のジッター値を測定した。
【0056】図7はジッター値のTc依存性を各ディス
クについて示してある。急冷構造ディスクではTcが
1.5Tの場合に、ジッター値が最低となるが、徐冷構
造ディスクではTcが2.0Tの場合にジッター値が最
低となった。このように、情報記録媒体の冷却速度に対
応した幅のクーリングパルスを高パワーパルス幅の最後
尾に付加することにより、冷却速度が異なった種々の情
報記録媒体に対して良好な信号品質の情報を記録するこ
とができる。
クについて示してある。急冷構造ディスクではTcが
1.5Tの場合に、ジッター値が最低となるが、徐冷構
造ディスクではTcが2.0Tの場合にジッター値が最
低となった。このように、情報記録媒体の冷却速度に対
応した幅のクーリングパルスを高パワーパルス幅の最後
尾に付加することにより、冷却速度が異なった種々の情
報記録媒体に対して良好な信号品質の情報を記録するこ
とができる。
【0057】実施例3 図8は本発明の情報記録装置のブロック図である。情報
記録媒体1が装着されるとモーター2により情報記録媒
体1をディスク線速度一定とし6m/sに回転させる。
情報記録媒体1の最内周に設けられたリードインエリア
にはあらかじめピットとして、記録可能なディスク線速
域に関する情報が記録されており、光ヘッド3により読
み取られた記録可能ディスク線速域情報はプリアンプ回
路4を介しシステムコントローラ5に転送される。また
同時に、記録波形、および最適記録パワーに関する情報
も同様にシステムコントローラ5に転送される。システ
ムコントローラ5は記録可能ディスク線速域情報と光ヘ
ッド3の半径位置情報をもとにモーター2をコントロー
ルし、情報記録媒体1を適当な回転数に回転させる。
記録媒体1が装着されるとモーター2により情報記録媒
体1をディスク線速度一定とし6m/sに回転させる。
情報記録媒体1の最内周に設けられたリードインエリア
にはあらかじめピットとして、記録可能なディスク線速
域に関する情報が記録されており、光ヘッド3により読
み取られた記録可能ディスク線速域情報はプリアンプ回
路4を介しシステムコントローラ5に転送される。また
同時に、記録波形、および最適記録パワーに関する情報
も同様にシステムコントローラ5に転送される。システ
ムコントローラ5は記録可能ディスク線速域情報と光ヘ
ッド3の半径位置情報をもとにモーター2をコントロー
ルし、情報記録媒体1を適当な回転数に回転させる。
【0058】記録波形発生回路6にはあらかじめクーリ
ングパルス幅が0T、0.5T、1.0T、1.5T、
2.0T、2.5Tの場合に対応できるよう回路内に記
録波形がプログラムされており、システムコントローラ
5を介して転送された記録波形情報により、情報記録媒
体1に適したクーリングパルス幅の記録波形を発生させ
ることができる。この記録波形発生回路6から転送され
た記録波形をもとにレーザ駆動回路7が光ヘッド3内の
半導体レーザを発光させることにより、情報記録媒体1
に記録マークが記録される。記録波形情報が得られない
場合、あるいは、記録波形情報をもとに決定されたクー
リングパルス幅の記録波形を用いて記録した情報が、正
常に再生できない場合には、情報記録媒体1上の試し書
き領域に試し書きを行なう。
ングパルス幅が0T、0.5T、1.0T、1.5T、
2.0T、2.5Tの場合に対応できるよう回路内に記
録波形がプログラムされており、システムコントローラ
5を介して転送された記録波形情報により、情報記録媒
体1に適したクーリングパルス幅の記録波形を発生させ
ることができる。この記録波形発生回路6から転送され
た記録波形をもとにレーザ駆動回路7が光ヘッド3内の
半導体レーザを発光させることにより、情報記録媒体1
に記録マークが記録される。記録波形情報が得られない
場合、あるいは、記録波形情報をもとに決定されたクー
リングパルス幅の記録波形を用いて記録した情報が、正
常に再生できない場合には、情報記録媒体1上の試し書
き領域に試し書きを行なう。
【0059】図4は記録波形の例である。例えば、図4
の波形を用いる場合、高パワーレベルPh1、中間パワ
ーレベルPm1、そしてクーリングパルス幅Tcを試し
書きパラメータとして記録を行ない、最もジッターの小
さい波形を最適記録波形とする。なお、このとき、上記
最適化処理を簡単にするため、Ph1=Ph2、Pm1
=Pm2=Pl2として、記録波形を発生するようにし
た。
の波形を用いる場合、高パワーレベルPh1、中間パワ
ーレベルPm1、そしてクーリングパルス幅Tcを試し
書きパラメータとして記録を行ない、最もジッターの小
さい波形を最適記録波形とする。なお、このとき、上記
最適化処理を簡単にするため、Ph1=Ph2、Pm1
=Pm2=Pl2として、記録波形を発生するようにし
た。
【0060】図6は記録媒体の構造の例である。以上の
ように、最適記録波形を決定し、図6のディスクA,
B、および市販の光磁気ディスクに対して、情報を記録
した結果、これらのいずれのディスクからもジッター値
15%以下の良好な再生信号を得ることができた。な
お、再生された信号のジッター値はディスクAが11
%、ディスクBが8%、市販の光磁気ディスクが12%
であった。
ように、最適記録波形を決定し、図6のディスクA,
B、および市販の光磁気ディスクに対して、情報を記録
した結果、これらのいずれのディスクからもジッター値
15%以下の良好な再生信号を得ることができた。な
お、再生された信号のジッター値はディスクAが11
%、ディスクBが8%、市販の光磁気ディスクが12%
であった。
【0061】なお、このときの各ディスクに対する各パ
ワーレベルは、およびクーリングパルス幅Tcは、ディ
スクAの場合、 Ph1:10.5mW Ph2:10.5mW Pm1:4.0mW Pm2:4.0W Pl1:0.5mW Pl2:4.0mW Tc:0.0T ディスクBの場合、 Ph1:9.5mW Ph2:9.5mW Pm1:3.5mW Pm2:3.5W Pl1:0.5mW Pl2:3.5mW Tc:1.0T 市販の光磁気ディスクの場合、 Ph1:10.0mW Ph2:10.0mW Pm1:4.0mW Pm2:4.0W Pl1:1.2mW Pl2:4.0mW Tc: であった。
ワーレベルは、およびクーリングパルス幅Tcは、ディ
スクAの場合、 Ph1:10.5mW Ph2:10.5mW Pm1:4.0mW Pm2:4.0W Pl1:0.5mW Pl2:4.0mW Tc:0.0T ディスクBの場合、 Ph1:9.5mW Ph2:9.5mW Pm1:3.5mW Pm2:3.5W Pl1:0.5mW Pl2:3.5mW Tc:1.0T 市販の光磁気ディスクの場合、 Ph1:10.0mW Ph2:10.0mW Pm1:4.0mW Pm2:4.0W Pl1:1.2mW Pl2:4.0mW Tc: であった。
【0062】また、図2の波形についても図4の波形の
場合と同様に最適化を行ない記録を行なった結果、再生
された信号のジッター値はディスクAが8%、ディスク
Bが6%、市販の光磁気ディスクが10%であった。ま
た、図3の波形についても同様に最適化を行なった結
果、再生された信号のジッター値はディスクAが9%、
ディスクBが7%、市販の光磁気ディスクが10%であ
った。
場合と同様に最適化を行ない記録を行なった結果、再生
された信号のジッター値はディスクAが8%、ディスク
Bが6%、市販の光磁気ディスクが10%であった。ま
た、図3の波形についても同様に最適化を行なった結
果、再生された信号のジッター値はディスクAが9%、
ディスクBが7%、市販の光磁気ディスクが10%であ
った。
【0063】従来方法との比較のため、図4の波形のT
c幅を変化させず、Tc=0Tとして記録を行なった。
この場合、ディスクAに対しては正常な記録を行なうこ
とができたが、ディスクBと市販の光磁気ディスクに対
しては、ジッター値がそれぞれ16%、市販の光磁気デ
ィスクが18%となり、正常な記録が行なわれないた
め、入力信号と同じ再生信号を得ることができなかっ
た。したがって、情報記録装置に、上記Tc幅を可変と
することが可能な記録波形発生回路を付加することによ
り、媒体構造の冷却速度によらず正常な記録再生が可能
となることがわかった。
c幅を変化させず、Tc=0Tとして記録を行なった。
この場合、ディスクAに対しては正常な記録を行なうこ
とができたが、ディスクBと市販の光磁気ディスクに対
しては、ジッター値がそれぞれ16%、市販の光磁気デ
ィスクが18%となり、正常な記録が行なわれないた
め、入力信号と同じ再生信号を得ることができなかっ
た。したがって、情報記録装置に、上記Tc幅を可変と
することが可能な記録波形発生回路を付加することによ
り、媒体構造の冷却速度によらず正常な記録再生が可能
となることがわかった。
【0064】また、上記装置を用いディスク線速度9m
/sとし、同様の実験を行なった結果、図4の波形の幅
を変化させず、Tc=0Tとして記録を行なった場合、
全てのディスクのジッター値が15%以上となり、正常
な記録を行なうことができなかったが、Tc幅を可変と
し記録波形の最適化を行なった場合、全てのディスクに
対して正常な記録を行なうことができた。なお、再生さ
れた信号のジッター値はディスクAが9%、ディスクB
が10%、市販の光磁気ディスクが12%であった。し
たがって、情報記録再生装置に、上記Tc幅を可変とす
ることが可能な記録波形整形回路を付加することによ
り、ディスク線速度によらず正常な記録再生が可能とな
ることがわかった。
/sとし、同様の実験を行なった結果、図4の波形の幅
を変化させず、Tc=0Tとして記録を行なった場合、
全てのディスクのジッター値が15%以上となり、正常
な記録を行なうことができなかったが、Tc幅を可変と
し記録波形の最適化を行なった場合、全てのディスクに
対して正常な記録を行なうことができた。なお、再生さ
れた信号のジッター値はディスクAが9%、ディスクB
が10%、市販の光磁気ディスクが12%であった。し
たがって、情報記録再生装置に、上記Tc幅を可変とす
ることが可能な記録波形整形回路を付加することによ
り、ディスク線速度によらず正常な記録再生が可能とな
ることがわかった。
【0065】以上のように、本発明の情報記録装置では
クーリングパルス幅の変更が可能な記録波形発生回路を
有するため、ディスク線速度の高速化に対応しやすく、
さらに、多様な冷却速度を有する情報記録媒体に対し
て、情報記録が可能となる。
クーリングパルス幅の変更が可能な記録波形発生回路を
有するため、ディスク線速度の高速化に対応しやすく、
さらに、多様な冷却速度を有する情報記録媒体に対し
て、情報記録が可能となる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、様々な冷却速度の情報
記録媒体に対して、エネルギービームと情報記録媒体の
相対速度が変化した場合においても、高密度記録が可能
となる。
記録媒体に対して、エネルギービームと情報記録媒体の
相対速度が変化した場合においても、高密度記録が可能
となる。
【図1】本発明の本発明の記録波形の例を示す波形図で
ある。
ある。
【図2】本発明の本発明の記録波形の例を示す波形図で
ある。
ある。
【図3】本発明の本発明の記録波形の例を示す波形図で
ある。
ある。
【図4】本発明の本発明の記録波形の例を示す波形図で
ある。
ある。
【図5】本発明の一実施例に係るディスク線速度とジッ
ターの関係を示すグラフ図である。
ターの関係を示すグラフ図である。
【図6】本発明の一実施例に係る情報記録媒体の構造断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の一実施例に係るクーリングパルス幅と
ジッターの関係を示すグラフ図である。
ジッターの関係を示すグラフ図である。
【図8】本発明の1実施例に係る情報記録装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1:情報記録媒体 2:モーター 3:光ヘッド 4:プリアンプ回路 5:システムコントローラ 6:記録波形発生装置 7:レーザ駆動回路 Ph1:高パワーレベル Ph2:高パワーレベル Pm1:中間パワーレベル Pm1:中間パワーレベル Pl1:低いパワーレベル Pl2:低いパワーレベル T:記録波形発生時の基準クロック幅 Tc:クーリングパルス幅。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮内 靖 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 廣常 朱美 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内
Claims (8)
- 【請求項1】情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行う情報記録方法において、
連続した高パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよ
りも低いパワーレベルへの下向きパルスを有する記録波
形により記録を行い、上記下向きパルスの幅を、エネル
ギービームと情報記録媒体の相対速度に応じて変化させ
ることを特徴とした情報記録方法。 - 【請求項2】情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行い、情報の記録に先立ち情
報記録媒体に対して試し書きを行う情報記録方法におい
て、上記試し書きの際に、連続した高パワーパルス列の
後に、中間パワーレベルよりも低いパワーレベルへの下
向きパルスを有する記録波形により記録を行い、上記下
向きパルスの幅を変化させることを特徴とした情報記録
方法。 - 【請求項3】情報記録媒体に対して、記録エネルギービ
ームを少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベルよ
りも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射するこ
とにより、複数の長さの記録マークを形成して、情報の
記録を行う情報記録方法において、少なくとも最短マー
クを連続した高パワーパルス列を用いて記録を行い、先
頭パルスのパワーレベルが最後尾の高パワーパルスのパ
ワーレベルと比較して大きいことを特徴とした情報記録
方法。 - 【請求項4】情報記録媒体に対して、記録エネルギービ
ームを少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベルよ
りも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射するこ
とにより、複数の長さの記録マークを形成して、情報の
記録を行う情報記録方法において、少なくとも最短マー
クを連続した高パワーパルス列を用いて記録し、先頭パ
ルス直後のパワーレベルが、先頭パルス以外の高パワー
パルス直後のパワーレベル以上であることを特徴とした
情報記録方法。 - 【請求項5】情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行う情報記録装置において、
連続した高パワーパルス列の後に、中間パワーレベルよ
りも低いパワーレベルへの下向きパルスを有する記録波
形を発生させ、上記下向きパルスの幅を、エネルギービ
ームと情報記録媒体の相対速度に応じて変化させる記録
波形発生手段を有することを特徴とした情報記録装置。 - 【請求項6】情報記録媒体に対して、記録用エネルギー
ビームを、少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベ
ルよりも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射す
ることにより情報の記録を行い、情報の記録に先立ち情
報記録媒体に対して試し書きを行う情報記録装置におい
て、上記試し書きの際に、連続した高パワーパルス列の
後に、中間パワーレベルよりも低いパワーレベルへの下
向きパルスを有する記録波形を発生させ、上記下向きパ
ルスの幅を変化させる記録波形発生手段を有することを
特徴とした情報記録装置。 - 【請求項7】情報記録媒体に対して、記録エネルギービ
ームを少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベルよ
りも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射するこ
とにより、複数の長さの記録マークを形成して、情報の
記録を行う情報記録装置において、少なくとも最短マー
ク記録に際して、連続した高パワーパルス列を発生さ
せ、先頭パルスのパワーレベルを最後尾パルスのパワー
レベルより大きくする記録波形発生手段を有することを
特徴とした情報記録装置。 - 【請求項8】情報記録媒体に対して、記録エネルギービ
ームを少なくとも高パワーレベルと、高パワーレベルよ
りも低い中間パワーレベルでパワー変調して照射するこ
とにより、複数の長さの記録マークを形成して、情報の
記録を行う情報記録装置において、少なくとも最短マー
ク記録に際して、連続した高パワーパルス列を発生さ
せ、先頭パルス直後のパワーレベルを、先頭パルス以外
の高パワーパルス直後のパワーレベル以上にする記録波
形発生手段を有することを特徴とした情報記録装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095040A JPH09282660A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
| EP97106113A EP0802531A2 (en) | 1996-04-17 | 1997-04-14 | Information recording method and apparatus |
| TW086104788A TW322573B (ja) | 1996-04-17 | 1997-04-14 | |
| CN97111268A CN1173016A (zh) | 1996-04-17 | 1997-04-16 | 信息记录方法和信息记录装置 |
| KR1019970013967A KR970071550A (ko) | 1996-04-17 | 1997-04-16 | 정보기록방법 및 정보기록장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8095040A JPH09282660A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282660A true JPH09282660A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14126968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8095040A Pending JPH09282660A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 情報記録方法及び情報記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282660A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003079336A1 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ricoh Company, Ltd. | Recording apparatus and recording method |
| WO2003107332A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | パイオニア株式会社 | 情報記録装置および情報記録方法 |
| WO2009081757A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | 光情報記録装置及び方法 |
| EP2256727A1 (en) | 2006-05-31 | 2010-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-layer optical disc, information recording method and information reproducing method |
| EP2343703A1 (en) | 2006-05-31 | 2011-07-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc, information recording method, and information reproducing method |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP8095040A patent/JPH09282660A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003079336A1 (en) * | 2002-03-15 | 2003-09-25 | Ricoh Company, Ltd. | Recording apparatus and recording method |
| WO2003107332A1 (ja) * | 2002-06-14 | 2003-12-24 | パイオニア株式会社 | 情報記録装置および情報記録方法 |
| US7161888B2 (en) | 2002-06-14 | 2007-01-09 | Pioneer Corporation | Information recording device and information recording method |
| EP2352150A1 (en) | 2006-05-31 | 2011-08-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc, information recording method, and information reproducing method |
| EP2256727A1 (en) | 2006-05-31 | 2010-12-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-layer optical disc, information recording method and information reproducing method |
| US7869339B2 (en) | 2006-05-31 | 2011-01-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-layer optical disc, information recording method and information reproducing method |
| EP2343703A1 (en) | 2006-05-31 | 2011-07-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc, information recording method, and information reproducing method |
| EP2346034A1 (en) | 2006-05-31 | 2011-07-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc, information recording method, and information reproducing method |
| US8179763B2 (en) | 2006-05-31 | 2012-05-15 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disc, information recording method, and information reproducing method |
| US8218416B2 (en) | 2006-05-31 | 2012-07-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Multi-layer optical disc, information recording method and information reproducing method |
| JP2009176402A (ja) * | 2007-12-26 | 2009-08-06 | Taiyo Yuden Co Ltd | 光情報記録装置および方法 |
| WO2009081757A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | 光情報記録装置及び方法 |
| US8254229B2 (en) | 2007-12-26 | 2012-08-28 | Taiyo Yuden Co., Ltd | Optical information recording apparatus and method |
| US8483026B2 (en) | 2007-12-26 | 2013-07-09 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Optical information recording apparatus and method |
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