JPH09282949A - 平型ケーブル - Google Patents
平型ケーブルInfo
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- JPH09282949A JPH09282949A JP8935696A JP8935696A JPH09282949A JP H09282949 A JPH09282949 A JP H09282949A JP 8935696 A JP8935696 A JP 8935696A JP 8935696 A JP8935696 A JP 8935696A JP H09282949 A JPH09282949 A JP H09282949A
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数本並列に密着して敷設される場合や建物
などの壁面に直接接触して敷設される場合においても、
電力輸送性が優れた平型ケーブルを提供すること。 【解決手段】 並列に配置された複数本の導体の上に電
気絶縁層およびシースを有する平型ケーブルの該シース
層の片面あるいは両側の表面に、空気の流通路を形成す
るための凹部および/または凸部を設けることを特徴と
する。
などの壁面に直接接触して敷設される場合においても、
電力輸送性が優れた平型ケーブルを提供すること。 【解決手段】 並列に配置された複数本の導体の上に電
気絶縁層およびシースを有する平型ケーブルの該シース
層の片面あるいは両側の表面に、空気の流通路を形成す
るための凹部および/または凸部を設けることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平型ケーブルに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】平型ケーブルは、図4にその断面構造を
示すように、並列に配置された複数本の導体1の上に電
気絶縁層2およびシース3を有する。このような断面構
造を有することによって、丸型ケーブルと比較して低電
圧にて大容量の電力輸送が可能である、低インピーダン
スであるのでケーブルの小サイズ化が可能である、分岐
を取り易い、可撓性に優れる、などの種々の長所があ
る。近年、建物の大型化、高層化、あるいは冷暖房施設
の充実、各種OA機器の普及などに伴って、各建物内で
の電力需要が著しく増大している。それのみならず建物
内では、狭隘な場所であってもコンパクトに且つ容易に
施工敷設ができ、しかも建物内の各所に低電圧にて大容
量の電力輸送が可能な給配電系が要求されている。従っ
て、上記の性能と特徴を合わせ持つ平型ケーブルは、近
時における建物内での給配電に好適である。
示すように、並列に配置された複数本の導体1の上に電
気絶縁層2およびシース3を有する。このような断面構
造を有することによって、丸型ケーブルと比較して低電
圧にて大容量の電力輸送が可能である、低インピーダン
スであるのでケーブルの小サイズ化が可能である、分岐
を取り易い、可撓性に優れる、などの種々の長所があ
る。近年、建物の大型化、高層化、あるいは冷暖房施設
の充実、各種OA機器の普及などに伴って、各建物内で
の電力需要が著しく増大している。それのみならず建物
内では、狭隘な場所であってもコンパクトに且つ容易に
施工敷設ができ、しかも建物内の各所に低電圧にて大容
量の電力輸送が可能な給配電系が要求されている。従っ
て、上記の性能と特徴を合わせ持つ平型ケーブルは、近
時における建物内での給配電に好適である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】平型ケーブルは、多く
の場合、需要電力の多寡に応じて図5に示すように、2
本以上が並列敷設される。ところで平型ケーブルは、そ
の複数本が並列に密着して敷設されると、側面同士の密
着により送電時に発生するジュール熱の放散性が極度に
低下し、蓄熱に基づく火災が発生する懸念があるので許
容電流を低減せざるを得ない状況に至っている。一方、
一本の平型ケーブルの場合でも、その側面が建物、トラ
フ、あるいはダクトなどの壁面に直接接触して敷設され
る場合には、上記と同様のことが生じる。この結果、こ
のような場合には平型ケーブルの大きな特徴である大容
量の電力輸送性能が活かされていないのが実情である。
従って本発明の課題は、上記のような場合においても、
電力輸送性が改善された平型ケーブルを提供することに
ある。
の場合、需要電力の多寡に応じて図5に示すように、2
本以上が並列敷設される。ところで平型ケーブルは、そ
の複数本が並列に密着して敷設されると、側面同士の密
着により送電時に発生するジュール熱の放散性が極度に
低下し、蓄熱に基づく火災が発生する懸念があるので許
容電流を低減せざるを得ない状況に至っている。一方、
一本の平型ケーブルの場合でも、その側面が建物、トラ
フ、あるいはダクトなどの壁面に直接接触して敷設され
る場合には、上記と同様のことが生じる。この結果、こ
のような場合には平型ケーブルの大きな特徴である大容
量の電力輸送性能が活かされていないのが実情である。
従って本発明の課題は、上記のような場合においても、
電力輸送性が改善された平型ケーブルを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の平型ケーブル
は、並列に配置された複数本の導体の上に電気絶縁層お
よびシースを有する平型ケーブルであって、該シースの
少なくとも片面には、該片面を平面状隣接物に接触させ
たとき、該隣接物との間に空気の流通路が生じる凹部お
よび/または凸部を有することを特徴とする。
は、並列に配置された複数本の導体の上に電気絶縁層お
よびシースを有する平型ケーブルであって、該シースの
少なくとも片面には、該片面を平面状隣接物に接触させ
たとき、該隣接物との間に空気の流通路が生じる凹部お
よび/または凸部を有することを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によって、2本以上の平型ケーブル
が並列に密着して敷設されても、あるいは建物などの壁
面に直接接触して敷設される場合においても、平型ケー
ブルの側面に空気の流通路が生じるので放熱性が良くな
り、この結果、平型ケーブルの許容電流を高めることが
できる。
が並列に密着して敷設されても、あるいは建物などの壁
面に直接接触して敷設される場合においても、平型ケー
ブルの側面に空気の流通路が生じるので放熱性が良くな
り、この結果、平型ケーブルの許容電流を高めることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例の斜視図である。図2、3は、
いずれも本発明の他の実施例の斜視図である。図4は、
従来の平型ケーブルの断面図である。図5は、複数本の
従来平型ケーブルを束ねた状態の斜視図である。図1〜
図5においては、互いに同じ部位は同じ数字にて表示す
る。
図1は、本発明の実施例の斜視図である。図2、3は、
いずれも本発明の他の実施例の斜視図である。図4は、
従来の平型ケーブルの断面図である。図5は、複数本の
従来平型ケーブルを束ねた状態の斜視図である。図1〜
図5においては、互いに同じ部位は同じ数字にて表示す
る。
【0007】
【実施例】図1〜図3においてFは平型ケーブルであ
り、1は並列に配置された6本の導体、2は6本の導体
1を一括して電気絶縁する電気絶縁層、3は電気絶縁層
2の上に設けられたシースである。導体1、電気絶縁層
2、およびシース3は、構成材料、構造、並びに寸法な
どの面において従来の平型ケーブルと同じであってよ
い。例えば、断面円形の圧縮撚線導体からなる導体1、
架橋ポリエチレンの電気絶縁層2、およびポリ塩化ビニ
ルのシース3からなる平型ケーブルはその一例である。
図1〜図3においては、シース3の両側面30と31の
うち、一方の側面31のみに凸部32が形成されてい
る。
り、1は並列に配置された6本の導体、2は6本の導体
1を一括して電気絶縁する電気絶縁層、3は電気絶縁層
2の上に設けられたシースである。導体1、電気絶縁層
2、およびシース3は、構成材料、構造、並びに寸法な
どの面において従来の平型ケーブルと同じであってよ
い。例えば、断面円形の圧縮撚線導体からなる導体1、
架橋ポリエチレンの電気絶縁層2、およびポリ塩化ビニ
ルのシース3からなる平型ケーブルはその一例である。
図1〜図3においては、シース3の両側面30と31の
うち、一方の側面31のみに凸部32が形成されてい
る。
【0008】図1の実施例では、平型ケーブルFの長手
方向に平行して凸部32が数条形成されている。33は
隣接する2つの凸部32の間に存在し、且つ平型ケーブ
ルFの長手方向に平行な平坦部である。図2の実施例で
は、平型ケーブルFの長手方向と直交する凸部32が平
型ケーブルFの長手方向に一定間隔をおいて形成されて
いる。34は隣接する2つの凸部32の間に存在し、且
つ平型ケーブルFの長手方向と直交する平坦部である。
図3の実施例では、平型ケーブルFの長手方向と平行な
平坦部33とそれに直交する平坦部34とで一定間隔毎
に仕切られた各ブロック内に凸部32が設けられてい
る。
方向に平行して凸部32が数条形成されている。33は
隣接する2つの凸部32の間に存在し、且つ平型ケーブ
ルFの長手方向に平行な平坦部である。図2の実施例で
は、平型ケーブルFの長手方向と直交する凸部32が平
型ケーブルFの長手方向に一定間隔をおいて形成されて
いる。34は隣接する2つの凸部32の間に存在し、且
つ平型ケーブルFの長手方向と直交する平坦部である。
図3の実施例では、平型ケーブルFの長手方向と平行な
平坦部33とそれに直交する平坦部34とで一定間隔毎
に仕切られた各ブロック内に凸部32が設けられてい
る。
【0009】図1の実施例のケーブルを多数本用意し、
そのうちの一本の側面31が隣接ケーブルの側面30と
接するように順次敷設する。かくすると、2本のケーブ
ル間には、2つの凸部32、該隣接する各凸部32の間
に存在する平坦部33、および隣接ケーブルの側面30
とで囲まれた、且つ平型ケーブルFの長手方向と平行な
空間が生じ、これが平型ケーブルFの長手方向の空気流
通路として機能する。同様に図2の実施例からは、平型
ケーブルFの長手方向と直交する空気の流通路が形成さ
れる。また、図3の実施例からは、平型ケーブルFの長
手方向と平行する空気の流通路とそれに直交する空気の
流通路の両方が形成される。
そのうちの一本の側面31が隣接ケーブルの側面30と
接するように順次敷設する。かくすると、2本のケーブ
ル間には、2つの凸部32、該隣接する各凸部32の間
に存在する平坦部33、および隣接ケーブルの側面30
とで囲まれた、且つ平型ケーブルFの長手方向と平行な
空間が生じ、これが平型ケーブルFの長手方向の空気流
通路として機能する。同様に図2の実施例からは、平型
ケーブルFの長手方向と直交する空気の流通路が形成さ
れる。また、図3の実施例からは、平型ケーブルFの長
手方向と平行する空気の流通路とそれに直交する空気の
流通路の両方が形成される。
【0010】図1の実施例のケーブルを二本以上用意
し、その内の一本の側面31が隣接ケーブルの側面31
と接するように順次敷設して使用してもよい。この場合
には、互いの隣接ケーブル同士の接触側面30、30に
は空気の流通路が形成されないが、接触側面31、31
には両凸部32、32の合計高さに該当する大きな空気
の流通路が形成され、結果的に大きな放熱効果が得られ
る。同様のことが、図2および図3の各実施例について
も言える。
し、その内の一本の側面31が隣接ケーブルの側面31
と接するように順次敷設して使用してもよい。この場合
には、互いの隣接ケーブル同士の接触側面30、30に
は空気の流通路が形成されないが、接触側面31、31
には両凸部32、32の合計高さに該当する大きな空気
の流通路が形成され、結果的に大きな放熱効果が得られ
る。同様のことが、図2および図3の各実施例について
も言える。
【0011】図1、図2および図3の各実施例のケーブ
ルを建物、トラフ、あるいはダクトなどの壁面に直接接
触して敷設する場合においては、それらケーブルの側面
31が建物などの壁面に直接接触するようにして敷設す
ると良い。
ルを建物、トラフ、あるいはダクトなどの壁面に直接接
触して敷設する場合においては、それらケーブルの側面
31が建物などの壁面に直接接触するようにして敷設す
ると良い。
【0012】本発明において凸部32の断面形状は、任
意であってよい。しかし、本発明の平型ケーブルは図5
に示す従来例と同様に多数本を並列にし、このケーブル
の並列敷設状態を維持するための固定具(例えばクリー
トなど)で固定敷設されることになるが、凸部32の断
面形状が頂部の面積の小さい三角形や半円形であると、
上記固定具の締めつけ力により経時的に頂部が応力緩和
現象にて所謂へたりを生じることがある。このへたりが
生じると、固定具の締めつけ力が低下すると共に、前記
した空気の流通路が狭隘化して放熱性が低下する。この
ような理由から、本発明においては、凸部32の断面形
状は、図1〜3に示すような台形状が好ましい。さらに
凸部32は、図2に示す実施例のように平型ケーブルF
の長手方向と直交するように形成されることが好まし
い。この実施例においては、凸部のない部分において即
ち平坦部34において固定する方が一般的には有利であ
る。その際、平坦部34の間隔Pは、過少であると前述
の固定具でケーブルを固定するに際して固定位置の選択
の裕度が少なく、一方、間隔Pが過大であるとケーブル
を湾曲敷設した場合などに凸部の効果が消失し勝ちとな
る。従って間隔Pの好ましい大きさは、導体サイズによ
り異なるが、例えば複数本の導体の合計導体断面積が3
00mm2 のサイズで300mm程度、1000mm2
のサイズで600mm程度、2000mm2 のサイズで
1000mm程度である。
意であってよい。しかし、本発明の平型ケーブルは図5
に示す従来例と同様に多数本を並列にし、このケーブル
の並列敷設状態を維持するための固定具(例えばクリー
トなど)で固定敷設されることになるが、凸部32の断
面形状が頂部の面積の小さい三角形や半円形であると、
上記固定具の締めつけ力により経時的に頂部が応力緩和
現象にて所謂へたりを生じることがある。このへたりが
生じると、固定具の締めつけ力が低下すると共に、前記
した空気の流通路が狭隘化して放熱性が低下する。この
ような理由から、本発明においては、凸部32の断面形
状は、図1〜3に示すような台形状が好ましい。さらに
凸部32は、図2に示す実施例のように平型ケーブルF
の長手方向と直交するように形成されることが好まし
い。この実施例においては、凸部のない部分において即
ち平坦部34において固定する方が一般的には有利であ
る。その際、平坦部34の間隔Pは、過少であると前述
の固定具でケーブルを固定するに際して固定位置の選択
の裕度が少なく、一方、間隔Pが過大であるとケーブル
を湾曲敷設した場合などに凸部の効果が消失し勝ちとな
る。従って間隔Pの好ましい大きさは、導体サイズによ
り異なるが、例えば複数本の導体の合計導体断面積が3
00mm2 のサイズで300mm程度、1000mm2
のサイズで600mm程度、2000mm2 のサイズで
1000mm程度である。
【0013】本発明においては、種々の変形実施例が可
能である。例えば平型ケーブルの両側面に図1〜図3に
例示したような凸部や平坦部を設けたもの、平型ケーブ
ルの一方の側面の右(または左)半分と反対側面の左
(または右)半分とに凸部と平坦部とが交互する部分を
設けたもの、などである。後者の場合、複数本のケーブ
ルの束ねが一層容易となる。なお本発明によってケーブ
ル間に形成される空気流通路は、ケーブル敷設場所にお
ける空気流と可及的に一致するようにしたほうが良いこ
とは当然であって、そのために凸部と平坦部とはかかる
一致が実現し易いように形成されてよい。図1、および
図3では、平型ケーブルFの長手方向の軸と平行する空
気流通路が形成される例が示されているが、該軸と多少
斜交する通路、例えば螺旋空気流通路であってもよい。
同様に図2、および図3では、平型ケーブルFの長手方
向の軸と直交する空気流通路が形成される例が示されて
いるが、その直交から多少ずれるものであってもよい。
またさらに、これまでに述べてきた凸部の形成に代わっ
て、ケーブルのシース3を掘り込んだ凹部であっても良
い。
能である。例えば平型ケーブルの両側面に図1〜図3に
例示したような凸部や平坦部を設けたもの、平型ケーブ
ルの一方の側面の右(または左)半分と反対側面の左
(または右)半分とに凸部と平坦部とが交互する部分を
設けたもの、などである。後者の場合、複数本のケーブ
ルの束ねが一層容易となる。なお本発明によってケーブ
ル間に形成される空気流通路は、ケーブル敷設場所にお
ける空気流と可及的に一致するようにしたほうが良いこ
とは当然であって、そのために凸部と平坦部とはかかる
一致が実現し易いように形成されてよい。図1、および
図3では、平型ケーブルFの長手方向の軸と平行する空
気流通路が形成される例が示されているが、該軸と多少
斜交する通路、例えば螺旋空気流通路であってもよい。
同様に図2、および図3では、平型ケーブルFの長手方
向の軸と直交する空気流通路が形成される例が示されて
いるが、その直交から多少ずれるものであってもよい。
またさらに、これまでに述べてきた凸部の形成に代わっ
て、ケーブルのシース3を掘り込んだ凹部であっても良
い。
【0014】隣接する2本の平型ケーブルの間に形成す
べき空気流通路の大きさは、個々の平型ケーブルのサイ
ズや並列敷設されるケーブルの本数、並びに敷設条件、
特に通風性によって異なるが、代表的なケース即ち、個
々の平型ケーブルのサイズ:合計導体断面積にして30
0〜2000mm2 、束ねられるケーブルの本数:2本
(例えば単相2線式線路や直流線路など)〜8本(例え
ば3相4線式×2回線)、敷設条件あるいは場所:ビル
ディング、工場など、および平型ケーブルの各間に空気
流通が存在し得る条件、においては、高さ3〜20m
m、好ましくは5〜10mm、幅1〜20mm、好まし
くは1〜10mm程度が適当である。図1〜図3の実施
例においては、かかる大きさの空気流通路が形成される
ように、凸部32や平坦部33、34の構造並びに寸法
を決定するとよい。
べき空気流通路の大きさは、個々の平型ケーブルのサイ
ズや並列敷設されるケーブルの本数、並びに敷設条件、
特に通風性によって異なるが、代表的なケース即ち、個
々の平型ケーブルのサイズ:合計導体断面積にして30
0〜2000mm2 、束ねられるケーブルの本数:2本
(例えば単相2線式線路や直流線路など)〜8本(例え
ば3相4線式×2回線)、敷設条件あるいは場所:ビル
ディング、工場など、および平型ケーブルの各間に空気
流通が存在し得る条件、においては、高さ3〜20m
m、好ましくは5〜10mm、幅1〜20mm、好まし
くは1〜10mm程度が適当である。図1〜図3の実施
例においては、かかる大きさの空気流通路が形成される
ように、凸部32や平坦部33、34の構造並びに寸法
を決定するとよい。
【0015】5本の円形圧縮撚線銅導体(合計導体断面
積:1000mm2 )を並列に配置し、その上に厚さ
3.5mmの架橋ポリエチレン絶縁層とその上に厚さ
3.1mmのポリ塩化ビニルシースを有する従来構造の
600V用の平型ケーブルを用意した。このケーブル
は、その1本のみを周囲温度40℃の気中暗渠中に敷設
した場合における60Hz下での許容最大電流は、導体
温度90℃の評価方法において1800Aであった。こ
のケーブル3本を図5に示す通り束ねて上記と同じ敷設
条件にて60Hz下での許容最大電流を測定したとこ
ろ、一本のケーブルあたりでは1310Aに低下した。
積:1000mm2 )を並列に配置し、その上に厚さ
3.5mmの架橋ポリエチレン絶縁層とその上に厚さ
3.1mmのポリ塩化ビニルシースを有する従来構造の
600V用の平型ケーブルを用意した。このケーブル
は、その1本のみを周囲温度40℃の気中暗渠中に敷設
した場合における60Hz下での許容最大電流は、導体
温度90℃の評価方法において1800Aであった。こ
のケーブル3本を図5に示す通り束ねて上記と同じ敷設
条件にて60Hz下での許容最大電流を測定したとこ
ろ、一本のケーブルあたりでは1310Aに低下した。
【0016】上記と同じケーブルではあるが、その片側
面のみに図2の実施例と同じ構造の凸部と平坦部とを設
けた本発明の平型ケーブルを用意した。その各凸部は、
その断面が高さHが10mm、上面幅Wが5mm(その
下面幅は約8mm)、長さLが70mmの台形状であ
り、各凸部間の平坦部34は幅Pが600mmであっ
た。次にこのケーブルの3本を各凸部が隣接ケーブルの
凸部のない側面と接するように束ねて上記と同じ敷設条
件にて60Hz下での許容最大電流を測定したところ、
一本のケーブルあたりでは約1500Aに増大した。
面のみに図2の実施例と同じ構造の凸部と平坦部とを設
けた本発明の平型ケーブルを用意した。その各凸部は、
その断面が高さHが10mm、上面幅Wが5mm(その
下面幅は約8mm)、長さLが70mmの台形状であ
り、各凸部間の平坦部34は幅Pが600mmであっ
た。次にこのケーブルの3本を各凸部が隣接ケーブルの
凸部のない側面と接するように束ねて上記と同じ敷設条
件にて60Hz下での許容最大電流を測定したところ、
一本のケーブルあたりでは約1500Aに増大した。
【0017】
【発明の効果】2本以上の本発明平型ケーブルが並列に
密着して敷設されても、あるいは建物などの壁面に直接
接触して敷設される場合においても、平型ケーブルの側
面に空気の流通路が生じるので放熱性が良くなりこの結
果、各平型ケーブルの許容電流を高めることができる。
したがって本発明の平型ケーブルは、近年における建物
内で急増しつつある需要電力を供給する大容量電力の輸
送用として好適である。
密着して敷設されても、あるいは建物などの壁面に直接
接触して敷設される場合においても、平型ケーブルの側
面に空気の流通路が生じるので放熱性が良くなりこの結
果、各平型ケーブルの許容電流を高めることができる。
したがって本発明の平型ケーブルは、近年における建物
内で急増しつつある需要電力を供給する大容量電力の輸
送用として好適である。
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の他の実施例の斜視図である。
【図4】従来の平型ケーブルの断面図である。
【図5】従来の平型ケーブルの複数本を束ねた状態の斜
視図である。
視図である。
F 平型ケーブル 1 並列に配置された導体 2 電気絶縁層 3 シース 32 凸部 33 平坦部 34 平坦部
Claims (6)
- 【請求項1】 並列に配置された複数本の導体の上に電
気絶縁層およびシースを有する平型ケーブルであって、
該シースの少なくとも片面には、該片面を平面状隣接物
に接触させたとき、該隣接物との間に空気の流通路が生
じる凹部および/または凸部を有することを特徴とする
平型ケーブル。 - 【請求項2】 該シースの両面に該隣接物との間に空気
の流通路が生じる凹部および/または凸部を有する請求
項1記載の平型ケーブル。 - 【請求項3】 平型ケーブルの長手方向に空気の流通路
が生じる凹部および/または凸部が形成されている請求
項1または2記載の平型ケーブル。 - 【請求項4】 平型ケーブルの長手方向と直交乃至それ
に近い方向に空気の流通路が生じる凹部および/または
凸部が形成されている請求項1または2記載の平型ケー
ブル。 - 【請求項5】 平型ケーブルの長手方向並びにその方向
と直交乃至それに近い方向に空気の流通路が生じる凹部
および/または凸部が形成されている請求項1または2
記載の平型ケーブル。 - 【請求項6】 凸部の断面形状が台形である請求項1〜
5のいずれかに記載の平型ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8935696A JPH09282949A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 平型ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8935696A JPH09282949A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 平型ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09282949A true JPH09282949A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13968442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8935696A Pending JPH09282949A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | 平型ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09282949A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010257729A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Autonetworks Technologies Ltd | フラットケーブル |
| JP2016001521A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 矢崎総業株式会社 | 充電ケーブル |
| CN120895327A (zh) * | 2025-07-28 | 2025-11-04 | 广东金源宇电线电缆有限公司 | 一种储能系统用电缆及储能系统 |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8935696A patent/JPH09282949A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010257729A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Autonetworks Technologies Ltd | フラットケーブル |
| JP2016001521A (ja) * | 2014-06-11 | 2016-01-07 | 矢崎総業株式会社 | 充電ケーブル |
| CN120895327A (zh) * | 2025-07-28 | 2025-11-04 | 广东金源宇电线电缆有限公司 | 一种储能系统用电缆及储能系统 |
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