JPH09283030A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents
プラズマディスプレイパネルInfo
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- JPH09283030A JPH09283030A JP8088120A JP8812096A JPH09283030A JP H09283030 A JPH09283030 A JP H09283030A JP 8088120 A JP8088120 A JP 8088120A JP 8812096 A JP8812096 A JP 8812096A JP H09283030 A JPH09283030 A JP H09283030A
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- JP
- Japan
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- phosphor layer
- visible light
- phosphor
- cell
- pdp
- Prior art date
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- Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プラズマディスプレイパネルの輝度を向上さ
せる。 【解決手段】 セル3内にプラズマを発生させたときに
蛍光体層5R,5G,5Bが放出する可視光と同じ色の
可視光を放出する蛍光体層10R,10G,10Bを、
少なくともセル3よりも観者V側であって、セル3に露
出しない位置、例えば、前面ガラス基板2の外面に備え
る。
せる。 【解決手段】 セル3内にプラズマを発生させたときに
蛍光体層5R,5G,5Bが放出する可視光と同じ色の
可視光を放出する蛍光体層10R,10G,10Bを、
少なくともセル3よりも観者V側であって、セル3に露
出しない位置、例えば、前面ガラス基板2の外面に備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットパネル型
表示装置に組み込まれるプラズマディスプレイパネル
(以下「PDP」という。)に関するものである。
表示装置に組み込まれるプラズマディスプレイパネル
(以下「PDP」という。)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPDPとしては、例えば、特開平
4−298936号公報又は特開平7−21924号公
報に開示されたものがある。前者に開示されたPDPに
は、コントラストを向上させるためのブラックマトリク
スが備えられ、後者に開示されたPDPには、コントラ
ストを向上させるためのカラーフィルタが備えられてい
る。
4−298936号公報又は特開平7−21924号公
報に開示されたものがある。前者に開示されたPDPに
は、コントラストを向上させるためのブラックマトリク
スが備えられ、後者に開示されたPDPには、コントラ
ストを向上させるためのカラーフィルタが備えられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記い
ずれのPDPにおいても、コントラストの向上を図るこ
とはできるが、輝度がカラーブラウン管に比べ低い(1
/3程度)というPDPに共通の問題は改善されていな
かった。
ずれのPDPにおいても、コントラストの向上を図るこ
とはできるが、輝度がカラーブラウン管に比べ低い(1
/3程度)というPDPに共通の問題は改善されていな
かった。
【0004】そこで、本発明の目的は、駆動パワーを上
げることなく、輝度を向上させることができるPDPを
提供することにある。
げることなく、輝度を向上させることができるPDPを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のPDPは、背
面基板と、上記背面基板に所定間隔を開けて対向する透
光性の前面基板と、上記背面基板と上記前面基板との間
に複数のセルを形成するように備えられた隔壁と、上記
それぞれのセル内に備えられた第1の蛍光体層と、上記
背面基板に備えられたアドレス電極と、上記前面基板に
備えられた表示電極とを有し、上記セル内にプラズマを
発生させたときに上記第1の蛍光体層から放出される可
視光を上記前面基板を通して観者側に出射するものにお
いて、上記セル内にプラズマを発生させたときに上記第
1の蛍光体層が放出する可視光と同じ色の可視光を放出
する第2の蛍光体層を、少なくとも上記セルよりも観者
側であって、上記セルに露出しない位置に備えたことを
特徴としている。
面基板と、上記背面基板に所定間隔を開けて対向する透
光性の前面基板と、上記背面基板と上記前面基板との間
に複数のセルを形成するように備えられた隔壁と、上記
それぞれのセル内に備えられた第1の蛍光体層と、上記
背面基板に備えられたアドレス電極と、上記前面基板に
備えられた表示電極とを有し、上記セル内にプラズマを
発生させたときに上記第1の蛍光体層から放出される可
視光を上記前面基板を通して観者側に出射するものにお
いて、上記セル内にプラズマを発生させたときに上記第
1の蛍光体層が放出する可視光と同じ色の可視光を放出
する第2の蛍光体層を、少なくとも上記セルよりも観者
側であって、上記セルに露出しない位置に備えたことを
特徴としている。
【0006】また、請求項2のPDPは、上記請求項1
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層を、上記前面基
板の外面に備えたことを特徴としている。
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層を、上記前面基
板の外面に備えたことを特徴としている。
【0007】また、請求項3のPDPは、上記請求項2
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層の表面を覆う保
護膜を備えたことを特徴としている。
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層の表面を覆う保
護膜を備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項4のPDPは、上記請求項1
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層を、上記前面基
板の内面に備え、上記第2の蛍光体層の表面を覆う保護
膜を備えたことを特徴としている。
のPDPにおいて、上記第2の蛍光体層を、上記前面基
板の内面に備え、上記第2の蛍光体層の表面を覆う保護
膜を備えたことを特徴としている。
【0009】また、請求項5のPDPは、上記請求項1
乃至4のいずれかのPDPにおいて、上記第2の蛍光体
層が放出する可視光の色と同じ色の光のみを透過させる
カラーフィルタを少なくとも上記セルよりも観者側に備
えたことを特徴としている。
乃至4のいずれかのPDPにおいて、上記第2の蛍光体
層が放出する可視光の色と同じ色の光のみを透過させる
カラーフィルタを少なくとも上記セルよりも観者側に備
えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項6のPDPは、上記請求項1
乃至5のPDPにおいて、上記第1の蛍光体層より背面
基板側に、上記第1の蛍光体層から放出された可視光を
観者側に反射する反射膜を備えたことを特徴としてい
る。
乃至5のPDPにおいて、上記第1の蛍光体層より背面
基板側に、上記第1の蛍光体層から放出された可視光を
観者側に反射する反射膜を備えたことを特徴としてい
る。
【0011】また、請求項7のPDPは、上記請求項1
乃至6のいずれかのPDPにおいて、上記第2の蛍光体
層が、蛍光体粒子と、この蛍光体粒子の周囲を覆い、上
記蛍光体粒子が放出する可視光の色と同じ色の光を透過
させるカラーフィルタとからなるフィルタ付き蛍光体粒
子を含むことを特徴としている。
乃至6のいずれかのPDPにおいて、上記第2の蛍光体
層が、蛍光体粒子と、この蛍光体粒子の周囲を覆い、上
記蛍光体粒子が放出する可視光の色と同じ色の光を透過
させるカラーフィルタとからなるフィルタ付き蛍光体粒
子を含むことを特徴としている。
【0012】また、請求項8のPDPは、上記請求項1
乃至7のいずれかのPDPにおいて、上記セルに面した
開口部と、上記隔壁に面した黒色部とを有し、少なくと
も上記セルより観者側に配置されたブラックマトリクス
を備えたことを特徴としている。
乃至7のいずれかのPDPにおいて、上記セルに面した
開口部と、上記隔壁に面した黒色部とを有し、少なくと
も上記セルより観者側に配置されたブラックマトリクス
を備えたことを特徴としている。
【0013】
実施の形態1 図1は、本発明の実施の形態1によるPDPの一つの画
素を概略的に示す断面図であり、図2は、図1のPDP
を図1の上から見た場合(観者Vが見た場合)の平面図
である。
素を概略的に示す断面図であり、図2は、図1のPDP
を図1の上から見た場合(観者Vが見た場合)の平面図
である。
【0014】図1及び図2に示されるように、実施の形
態1のPDPは、背面ガラス基板1と、この背面ガラス
基板1に所定間隔を開けて対向し、背面ガラス基板1よ
りも観者V側に備えられた透光性の前面ガラス基板2
と、背面ガラス基板1と前面ガラス基板2との間に複数
のセル3を形成するように設けられた隔壁4とを有す
る。
態1のPDPは、背面ガラス基板1と、この背面ガラス
基板1に所定間隔を開けて対向し、背面ガラス基板1よ
りも観者V側に備えられた透光性の前面ガラス基板2
と、背面ガラス基板1と前面ガラス基板2との間に複数
のセル3を形成するように設けられた隔壁4とを有す
る。
【0015】前面ガラス基板2は、紫外線の透過率が高
い材質、例えば、高ケイ酸ガラス(例えば、コーニング
社製#7900)、バイコールガラス(例えば、#97
00、#7900、#7915のいずれか)、石英ガラ
ス、ホウケイ酸ガラス、又はBK−7ガラスで形成する
ことが望ましい。図3は、1.6[mm]厚の各種ガラ
スの分光透過特性を示すグラフ(実測値に基づく)であ
り、縦軸は相対輝度[%]、横軸は波長[nm]を示
す。図3において、21はテレビ受像機用のブラウン管
ガラス(EIAJ H8602)の特性を示し、22は
クラウンガラスの特性を示し、23及び24は高ケイ酸
ガラスの特性を示し、25はBK−7ガラスの特性(2
53.7[nm]及び346[nm]における実測値)
を示す。特に、波長領域140〜300[nm]の紫外
線が後述の蛍光体層10R,10G,10Bの発光に寄
与するので、前面ガラス基板2の材料としては、特に、
高ケイ酸ガラス及びBK−7ガラスが適している。ま
た、前面ガラス基板2の紫外線の透過率を上げるために
は、Fe2O3の量を6[ppm]以下にすること、重金
属の酸化物を減らすこと、Na2Oを少なくすることも
有効である。尚、高ケイ酸ガラスの製法は、例えば、特
開昭57−205337号公報に開示されている。
い材質、例えば、高ケイ酸ガラス(例えば、コーニング
社製#7900)、バイコールガラス(例えば、#97
00、#7900、#7915のいずれか)、石英ガラ
ス、ホウケイ酸ガラス、又はBK−7ガラスで形成する
ことが望ましい。図3は、1.6[mm]厚の各種ガラ
スの分光透過特性を示すグラフ(実測値に基づく)であ
り、縦軸は相対輝度[%]、横軸は波長[nm]を示
す。図3において、21はテレビ受像機用のブラウン管
ガラス(EIAJ H8602)の特性を示し、22は
クラウンガラスの特性を示し、23及び24は高ケイ酸
ガラスの特性を示し、25はBK−7ガラスの特性(2
53.7[nm]及び346[nm]における実測値)
を示す。特に、波長領域140〜300[nm]の紫外
線が後述の蛍光体層10R,10G,10Bの発光に寄
与するので、前面ガラス基板2の材料としては、特に、
高ケイ酸ガラス及びBK−7ガラスが適している。ま
た、前面ガラス基板2の紫外線の透過率を上げるために
は、Fe2O3の量を6[ppm]以下にすること、重金
属の酸化物を減らすこと、Na2Oを少なくすることも
有効である。尚、高ケイ酸ガラスの製法は、例えば、特
開昭57−205337号公報に開示されている。
【0016】背面ガラス基板1は、前面ガラス基板2と
同じ材質としてもよいが、例えば、厚さ1.8[mm]
のソーダライムガラスにより形成してもよく、500〜
600[゜C]の温度に耐え得る他の材質により形成し
てもよい。また、隔壁4は、ガラスペーストを、150
〜200[μm]位の高さになるまで、複数回印刷する
ことにより形成する。
同じ材質としてもよいが、例えば、厚さ1.8[mm]
のソーダライムガラスにより形成してもよく、500〜
600[゜C]の温度に耐え得る他の材質により形成し
てもよい。また、隔壁4は、ガラスペーストを、150
〜200[μm]位の高さになるまで、複数回印刷する
ことにより形成する。
【0017】また、実施の形態1のPDPは、セル3内
に備えられた蛍光体層(赤色蛍光体層5R、緑色蛍光体
層5G、青色蛍光体層5Bのいずれか)と、背面ガラス
基板1の内面に備えられたアドレス電極6とを有する。
に備えられた蛍光体層(赤色蛍光体層5R、緑色蛍光体
層5G、青色蛍光体層5Bのいずれか)と、背面ガラス
基板1の内面に備えられたアドレス電極6とを有する。
【0018】アドレス電極6は、背面ガラス基板1の内
面にAgペーストを印刷することにより形成する。各蛍
光体層5R,5G,5Bは、蛍光体物質を含むペースト
を印刷して形成する。この印刷は、蛍光体層5R,5
G,5Bのそれぞれについて3回、それぞれのセル3に
対して行う。蛍光体層5Rに含まれる赤色蛍光体として
は、例えば、Y2O3:Eu、又は、(Y,Ga)B
O3:Euが用いられる。また、蛍光体層5Gに含まれ
る緑色蛍光体としては、例えば、Zn2SiO4:Mnが
用いられる。また、蛍光体層5Bに含まれる青色蛍光体
としては、例えば、BaMgAl16O27:Eu、又は、
MgAl14O23:Euが用いられる。各蛍光体層5R,
5G,5Bの膜厚は、約30[μm]であり、各蛍光体
層5R,5G,5Bの塗布は、背面ガラス基板1の内面
と、隔壁4の表面(即ち、側面)について行われる。こ
の結果、図1に示されるように、各蛍光体層5R,5
G,5Bはセル3内の3つの面(背面ガラス基板1上及
び対向する隔壁4のそれぞれの表面)に設けられる。
面にAgペーストを印刷することにより形成する。各蛍
光体層5R,5G,5Bは、蛍光体物質を含むペースト
を印刷して形成する。この印刷は、蛍光体層5R,5
G,5Bのそれぞれについて3回、それぞれのセル3に
対して行う。蛍光体層5Rに含まれる赤色蛍光体として
は、例えば、Y2O3:Eu、又は、(Y,Ga)B
O3:Euが用いられる。また、蛍光体層5Gに含まれ
る緑色蛍光体としては、例えば、Zn2SiO4:Mnが
用いられる。また、蛍光体層5Bに含まれる青色蛍光体
としては、例えば、BaMgAl16O27:Eu、又は、
MgAl14O23:Euが用いられる。各蛍光体層5R,
5G,5Bの膜厚は、約30[μm]であり、各蛍光体
層5R,5G,5Bの塗布は、背面ガラス基板1の内面
と、隔壁4の表面(即ち、側面)について行われる。こ
の結果、図1に示されるように、各蛍光体層5R,5
G,5Bはセル3内の3つの面(背面ガラス基板1上及
び対向する隔壁4のそれぞれの表面)に設けられる。
【0019】さらに、実施の形態1のPDPは、前面ガ
ラス基板2の内面に備えられた透明の表示電極7a,7
bと、この表示電極7a,7bを覆う誘電体層8と、こ
の誘電体層8の表面を覆う保護膜9とを有する。
ラス基板2の内面に備えられた透明の表示電極7a,7
bと、この表示電極7a,7bを覆う誘電体層8と、こ
の誘電体層8の表面を覆う保護膜9とを有する。
【0020】表示電極7a,7bは、例えば、Cr・A
l材膜である。表示電極7a,7bは、スパッタリング
によりCr・Al材膜を形成し、その後、エッチングに
より不要部分を除去することにより所定の寸法(例え
ば、数μm幅)及び形状に加工される。誘電体層8は、
例えば、ガラス材により形成され、厚さは数10[μ
m]である。また、誘電体層8は、前面ガラス基板2と
同じガラス成分を含む構成としてもよい。また、保護膜
9は、例えば、MgOを蒸着することによって形成さ
れ、厚さは約1[μm]である。
l材膜である。表示電極7a,7bは、スパッタリング
によりCr・Al材膜を形成し、その後、エッチングに
より不要部分を除去することにより所定の寸法(例え
ば、数μm幅)及び形状に加工される。誘電体層8は、
例えば、ガラス材により形成され、厚さは数10[μ
m]である。また、誘電体層8は、前面ガラス基板2と
同じガラス成分を含む構成としてもよい。また、保護膜
9は、例えば、MgOを蒸着することによって形成さ
れ、厚さは約1[μm]である。
【0021】さらにまた、実施の形態1のPDPは、前
面ガラス基板2の外側に赤色蛍光体層5R、緑色蛍光体
層5G、青色蛍光体層5Bが放出する可視光のそれぞれ
と同じ色の可視光を放出する赤色蛍光体層10R、緑色
蛍光体層10G、青色蛍光体層10Bと、セル3に面し
た開口部と隔壁4に面した黒色部とを有し、セル3の観
者V側に配置されたブラックマトリクス11とを有す
る。
面ガラス基板2の外側に赤色蛍光体層5R、緑色蛍光体
層5G、青色蛍光体層5Bが放出する可視光のそれぞれ
と同じ色の可視光を放出する赤色蛍光体層10R、緑色
蛍光体層10G、青色蛍光体層10Bと、セル3に面し
た開口部と隔壁4に面した黒色部とを有し、セル3の観
者V側に配置されたブラックマトリクス11とを有す
る。
【0022】蛍光体層10R,10G,10Bは、前面
ガラス基板2の外側、即ち、観者V側に設けられてお
り、印刷法又は写真法により形成される。蛍光体層10
R,10G,10Bはそれぞれ、セル3内の蛍光体層5
R,5G,5Bと同じ蛍光材料により形成されるが、同
じ色の可視光を発生させるものであれば異なる種類の蛍
光材料で形成してもよい。
ガラス基板2の外側、即ち、観者V側に設けられてお
り、印刷法又は写真法により形成される。蛍光体層10
R,10G,10Bはそれぞれ、セル3内の蛍光体層5
R,5G,5Bと同じ蛍光材料により形成されるが、同
じ色の可視光を発生させるものであれば異なる種類の蛍
光材料で形成してもよい。
【0023】また、ブラックマトリクス11は、例え
ば、印刷法により形成されたカーボン製の膜、又は、ス
パッタリングにより形成されたCr/CrO膜である。
図2に示されるように、ブラックマトリクス11の隣り
合う黒色部同士の間隔は、例えば、0.34[mm]で
あり、黒色部の幅は、例えば、0.09[mm]であ
る。図4は、ブラックマトリクス11の好ましい幅BM
を説明するための説明図である。前面ガラス基板2の厚
さをT、隣のセル3からブラックマトリクス11の角部
11a(前面ガラス基板2の境界面2a上の角部)に入
射する可視光26の入射角をθ1、可視光26の屈折角
をθ2としたときに、θ2=90゜を満足する(即ち、隣
のセル3からの可視光26が混入しない)ようにブラッ
クマトリクス11の幅BMを設定する。
ば、印刷法により形成されたカーボン製の膜、又は、ス
パッタリングにより形成されたCr/CrO膜である。
図2に示されるように、ブラックマトリクス11の隣り
合う黒色部同士の間隔は、例えば、0.34[mm]で
あり、黒色部の幅は、例えば、0.09[mm]であ
る。図4は、ブラックマトリクス11の好ましい幅BM
を説明するための説明図である。前面ガラス基板2の厚
さをT、隣のセル3からブラックマトリクス11の角部
11a(前面ガラス基板2の境界面2a上の角部)に入
射する可視光26の入射角をθ1、可視光26の屈折角
をθ2としたときに、θ2=90゜を満足する(即ち、隣
のセル3からの可視光26が混入しない)ようにブラッ
クマトリクス11の幅BMを設定する。
【0024】ここで、tanθ1=BM/Tであり、 屈折率n1=sinθ2/sinθ1 =sin(90゜)/sinθ1 =1.536 (BM−7ガラスの場合)であるから、
隣りのセルからの可視光26の混入を防ぐには、T<
1.16×BMを満足するようにブラックマトリクス1
1の幅BMに設定することが望ましい。
隣りのセルからの可視光26の混入を防ぐには、T<
1.16×BMを満足するようにブラックマトリクス1
1の幅BMに設定することが望ましい。
【0025】また、図示しないが、実施の形態1のPD
Pにおいて、前面ガラス基板2と背面ガラス基板1と
は、外周近傍をフリットガラスのようなガラスはんだで
封着されている。この封着は、フリットガラスを450
[゜C]で30分間加熱することによって行われる。封
着された後、加熱及びセル3内の排気が行われ、各セル
3には、Ne−Xeのような混合ガスが、例えば、40
0[Torr]封入される。
Pにおいて、前面ガラス基板2と背面ガラス基板1と
は、外周近傍をフリットガラスのようなガラスはんだで
封着されている。この封着は、フリットガラスを450
[゜C]で30分間加熱することによって行われる。封
着された後、加熱及びセル3内の排気が行われ、各セル
3には、Ne−Xeのような混合ガスが、例えば、40
0[Torr]封入される。
【0026】上記構成を有するPDPを動作させて画像
を表示する際には、表示電極7a,7bに、例えば、1
80[V]の交流電圧を印加する。このとき、セル3内
にはプラズマが発生し、この放電の際に放出される紫外
線を受けた蛍光体層5R,5G,5B及び蛍光体層10
R,10G,10Bから可視光が放出される。例えば、
蛍光体層5Rから放出された可視光は、保護膜9、誘電
体層8、表示電極7a,7b、前面ガラス基板2、及び
ブラックマトリクス11の開口部に備えられた蛍光体層
10Rを通して出射され、観者Vにより表示光として認
知される。同時に、蛍光体層10Rから出射された可視
光も観者Vにより表示光として認知される。
を表示する際には、表示電極7a,7bに、例えば、1
80[V]の交流電圧を印加する。このとき、セル3内
にはプラズマが発生し、この放電の際に放出される紫外
線を受けた蛍光体層5R,5G,5B及び蛍光体層10
R,10G,10Bから可視光が放出される。例えば、
蛍光体層5Rから放出された可視光は、保護膜9、誘電
体層8、表示電極7a,7b、前面ガラス基板2、及び
ブラックマトリクス11の開口部に備えられた蛍光体層
10Rを通して出射され、観者Vにより表示光として認
知される。同時に、蛍光体層10Rから出射された可視
光も観者Vにより表示光として認知される。
【0027】次に、蛍光体層10Rを追加したときの輝
度について概略的な説明をする。図5は、図1のPDP
から出射される光量を説明するための説明図である。こ
こでは、便宜上、蛍光体層5Rのうちの隔壁4の表面に
形成された部分の高さ(実際には0.150[mm])
をaとみなし、蛍光体層5Rの底面の幅(実際には0.
34[mm])を2aとみなす。また、蛍光体層5Rか
ら前面ガラス基板2側に出射される可視光の光量をL1
とし、蛍光体層10Rから観者V側に出射される可視光
の光量をL2とし、蛍光体層5Rから出射される可視光
が前面ガラス基板2等を透過して外部に出射される割合
(可視光の透過率)をxとし、セル3内のプラズマによ
り発生した紫外線が前面ガラス基板2等を透過して蛍光
体層10に到達する割合(紫外線の透過率)をyとす
る。また、蛍光体層10Rを設けないPDP(比較例)
により観者Vに向け出射される可視光の光量をL0と
し、実施の形態1のPDPにより観者Vに向け出射され
る可視光の光量をLAとする。
度について概略的な説明をする。図5は、図1のPDP
から出射される光量を説明するための説明図である。こ
こでは、便宜上、蛍光体層5Rのうちの隔壁4の表面に
形成された部分の高さ(実際には0.150[mm])
をaとみなし、蛍光体層5Rの底面の幅(実際には0.
34[mm])を2aとみなす。また、蛍光体層5Rか
ら前面ガラス基板2側に出射される可視光の光量をL1
とし、蛍光体層10Rから観者V側に出射される可視光
の光量をL2とし、蛍光体層5Rから出射される可視光
が前面ガラス基板2等を透過して外部に出射される割合
(可視光の透過率)をxとし、セル3内のプラズマによ
り発生した紫外線が前面ガラス基板2等を透過して蛍光
体層10に到達する割合(紫外線の透過率)をyとす
る。また、蛍光体層10Rを設けないPDP(比較例)
により観者Vに向け出射される可視光の光量をL0と
し、実施の形態1のPDPにより観者Vに向け出射され
る可視光の光量をLAとする。
【0028】蛍光体層5Rの隔壁4上の部分から放出さ
れる可視光は幅2a(2つの隔壁4上の部分、即ち、a
+a=2a)に対応する値を持つが、観者Vに向け出射
される割合(即ち、観者Vが認知する輝度の向上に寄与
する割合)はその半分程度であり、観者Vに向けて出射
される光量は概ね値aとみなせる。また、蛍光体層5R
の背面ガラス基板1上の部分から放出される可視光は幅
2aに対応する値2aとみなせる。従って、比較例のP
DPの一つのセルから観者Vに向けて出射される光量L
0=2a+a=3aとみなせる。
れる可視光は幅2a(2つの隔壁4上の部分、即ち、a
+a=2a)に対応する値を持つが、観者Vに向け出射
される割合(即ち、観者Vが認知する輝度の向上に寄与
する割合)はその半分程度であり、観者Vに向けて出射
される光量は概ね値aとみなせる。また、蛍光体層5R
の背面ガラス基板1上の部分から放出される可視光は幅
2aに対応する値2aとみなせる。従って、比較例のP
DPの一つのセルから観者Vに向けて出射される光量L
0=2a+a=3aとみなせる。
【0029】一方、実施の形態1のPDPの蛍光体層1
0Rから放出される可視光のうち輝度の向上に寄与する
光量L2は、幅2aに対応する値2aに紫外線の透過率
yを乗じた値、即ち、L2=2a・yとみなせる。ま
た、実施の形態1のPDPの蛍光体層5Rから放出され
る可視光のうち蛍光体層10Rを透過して観者Vに向け
て出射される光量L3は、蛍光体5Rから出射された光
量L1=3a(光量L1は比較例の光量L0に等しい。)
に可視光の透過率xを乗じた値、即ち、L3=L1・x=
L0・x=3a・xであるから、実施の形態1のPDP
の光量LA=L2+L3である。このため、 LA/L0=(L2+L3)/L0=(2a・y+3a・
x)/3a>1 を満たすためには(即ち、比較例よりも輝度を上げるた
めには)、次の条件式1 2y+3x>3 … 式1 を満たす必要がある。
0Rから放出される可視光のうち輝度の向上に寄与する
光量L2は、幅2aに対応する値2aに紫外線の透過率
yを乗じた値、即ち、L2=2a・yとみなせる。ま
た、実施の形態1のPDPの蛍光体層5Rから放出され
る可視光のうち蛍光体層10Rを透過して観者Vに向け
て出射される光量L3は、蛍光体5Rから出射された光
量L1=3a(光量L1は比較例の光量L0に等しい。)
に可視光の透過率xを乗じた値、即ち、L3=L1・x=
L0・x=3a・xであるから、実施の形態1のPDP
の光量LA=L2+L3である。このため、 LA/L0=(L2+L3)/L0=(2a・y+3a・
x)/3a>1 を満たすためには(即ち、比較例よりも輝度を上げるた
めには)、次の条件式1 2y+3x>3 … 式1 を満たす必要がある。
【0030】条件式1から、y=1のときには、x>1
/3=0.3333…となり、蛍光体層5R,5G,5
Bからの可視光が前面ガラス基板2等を透過する際に許
容される減衰量は約67%以下であることがわかる。ま
た、y=0.5のときには、x>2/3=0.6666
…となり、蛍光体層5R,5G,5Bからの可視光が前
面ガラス基板2等を透過する際に許容される減衰量は約
33%以下であることがわかる。また、y=0.25の
ときには、x>2.5/3=0.8333…となり、蛍
光体層5R,5G,5Bからの可視光が前面ガラス基板
2等を透過する際に許容される減衰量は約17%以下で
あることがわかる。
/3=0.3333…となり、蛍光体層5R,5G,5
Bからの可視光が前面ガラス基板2等を透過する際に許
容される減衰量は約67%以下であることがわかる。ま
た、y=0.5のときには、x>2/3=0.6666
…となり、蛍光体層5R,5G,5Bからの可視光が前
面ガラス基板2等を透過する際に許容される減衰量は約
33%以下であることがわかる。また、y=0.25の
ときには、x>2.5/3=0.8333…となり、蛍
光体層5R,5G,5Bからの可視光が前面ガラス基板
2等を透過する際に許容される減衰量は約17%以下で
あることがわかる。
【0031】以上説明したように、実施の形態1のPD
Pによれば、蛍光体層5R,5G,5Bからのみなら
ず、蛍光体層10R,10G,10Bからも可視光が出
射されるので、駆動パワーを上げることなく、輝度の向
上を図ることができる。また、蛍光体層10R,10
G,10Bはセル3に露出していないので、スパッタ物
が蛍光体層10R,10G,10Bに付着することはな
く、スパッタ物の付着による経時的な輝度の低下を防止
できる。
Pによれば、蛍光体層5R,5G,5Bからのみなら
ず、蛍光体層10R,10G,10Bからも可視光が出
射されるので、駆動パワーを上げることなく、輝度の向
上を図ることができる。また、蛍光体層10R,10
G,10Bはセル3に露出していないので、スパッタ物
が蛍光体層10R,10G,10Bに付着することはな
く、スパッタ物の付着による経時的な輝度の低下を防止
できる。
【0032】実施の形態2 図6は、本発明の実施の形態2によるPDPの一つの画
素を概略的に示す断面図である。図6において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態2
のPDPは、蛍光体層10R,10G,10B及びブラ
ックマトリクス11を覆う保護膜13を備えている点の
みが、上記実施の形態1の場合と相違する。保護膜13
は、103[Ω・cm/cm2]程度の低抵抗材料であっ
て、外光を反射しにくい低反射機能を有するものが好ま
しい。保護膜13は、例えば、SiO2による低屈折率
の第1の層とSiO2による高屈折率の第2の層とから
構成してもよい。実施の形態2のPDPによれば、蛍光
体層10R,10G,10Bに空気が触れないので、空
気中の水分等に起因する蛍光体層10R,10G,10
Bの劣化を防止できる。実施の形態2において、上記以
外の点は、上記実施の形態1の場合と同一である。
素を概略的に示す断面図である。図6において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態2
のPDPは、蛍光体層10R,10G,10B及びブラ
ックマトリクス11を覆う保護膜13を備えている点の
みが、上記実施の形態1の場合と相違する。保護膜13
は、103[Ω・cm/cm2]程度の低抵抗材料であっ
て、外光を反射しにくい低反射機能を有するものが好ま
しい。保護膜13は、例えば、SiO2による低屈折率
の第1の層とSiO2による高屈折率の第2の層とから
構成してもよい。実施の形態2のPDPによれば、蛍光
体層10R,10G,10Bに空気が触れないので、空
気中の水分等に起因する蛍光体層10R,10G,10
Bの劣化を防止できる。実施の形態2において、上記以
外の点は、上記実施の形態1の場合と同一である。
【0033】実施の形態3 図7は、本発明の実施の形態3によるPDPの一つの画
素を概略的に示す断面図である。図7において、図1の
構成と同一又は対応する構成には同一の符号を付す。実
施の形態3のPDPは、蛍光体層10R,10G,10
B及びブラックマトリクス11を前面ガラス基板2の内
面に設け、さらに、蛍光体層10R,10G,10B及
びブラックマトリクス11上に表示電極7a,7b(図
7には7bのみを示す。)、誘電体層8及び保護膜9を
備えた点のみが、上記実施の形態1の場合と相違する。
実施の形態3のPDPによれば、セル3内のプラズマに
よって発生した紫外線が前面ガラス基板2で減衰する前
に蛍光体層10R,10G,10Bに入射するので、輝
度の向上を一層図ることができる。実施の形態3におい
て、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同一で
ある。
素を概略的に示す断面図である。図7において、図1の
構成と同一又は対応する構成には同一の符号を付す。実
施の形態3のPDPは、蛍光体層10R,10G,10
B及びブラックマトリクス11を前面ガラス基板2の内
面に設け、さらに、蛍光体層10R,10G,10B及
びブラックマトリクス11上に表示電極7a,7b(図
7には7bのみを示す。)、誘電体層8及び保護膜9を
備えた点のみが、上記実施の形態1の場合と相違する。
実施の形態3のPDPによれば、セル3内のプラズマに
よって発生した紫外線が前面ガラス基板2で減衰する前
に蛍光体層10R,10G,10Bに入射するので、輝
度の向上を一層図ることができる。実施の形態3におい
て、上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同一で
ある。
【0034】実施の形態4 図8は、本発明の実施の形態4によるPDPの一つの画
素を概略的に示す断面図である。図8において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態4
のPDPは、蛍光体層10R,10G,10Bを覆うカ
ラーフィルタ12R,12G,12Bを設けた点のみ
が、上記実施の形態1の場合と相違する。各カラーフィ
ルタ12R,12G,12Bはそれぞれ、蛍光体層10
R,10G,10Bの発光色と同じ色の光を透過させ
る。緑色カラーフィルタ12Gとしては、例えば、Zn
O・TiO2・NiO・CoO、又は、CoO・Cr2O
3・TiO2・Al2O3、又は、TiO2・CoO・Ni
O・ZrO2が用いられる。赤色カラーフィルタ12R
としては、例えば、a−Fe2O3が用いられる。青色カ
ラーフィルタ12Bとしては、例えば、CoO・Al2
O3が用いられる。これらのカラーフィルタに関して
は、「Proceedings of the 4th
Sony Research Forum(プロシー
ディング オブ ザフォース ソニー リサーチ フォ
ーラム)」1994年、第129〜132頁、又は、
「エレクトロニクス」1995年11月号、第63〜6
4頁に記載されている。このカラーフィルタ12R,1
2G,12Bによる輝度の低下は10%以下であること
が望ましい。また、カラーフィルタ12R,12G,1
2Bと蛍光体層10R,10G,10Bとによる輝度の
低下は15%以下であることが望ましい。また、実施の
形態4のPDPによれば、カラーフィルタ12R,12
G,12Bを備えたことによりコントラストの向上を図
ることができる。実施の形態4において、上記以外の点
は、上記実施の形態1の場合と同一である。
素を概略的に示す断面図である。図8において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態4
のPDPは、蛍光体層10R,10G,10Bを覆うカ
ラーフィルタ12R,12G,12Bを設けた点のみ
が、上記実施の形態1の場合と相違する。各カラーフィ
ルタ12R,12G,12Bはそれぞれ、蛍光体層10
R,10G,10Bの発光色と同じ色の光を透過させ
る。緑色カラーフィルタ12Gとしては、例えば、Zn
O・TiO2・NiO・CoO、又は、CoO・Cr2O
3・TiO2・Al2O3、又は、TiO2・CoO・Ni
O・ZrO2が用いられる。赤色カラーフィルタ12R
としては、例えば、a−Fe2O3が用いられる。青色カ
ラーフィルタ12Bとしては、例えば、CoO・Al2
O3が用いられる。これらのカラーフィルタに関して
は、「Proceedings of the 4th
Sony Research Forum(プロシー
ディング オブ ザフォース ソニー リサーチ フォ
ーラム)」1994年、第129〜132頁、又は、
「エレクトロニクス」1995年11月号、第63〜6
4頁に記載されている。このカラーフィルタ12R,1
2G,12Bによる輝度の低下は10%以下であること
が望ましい。また、カラーフィルタ12R,12G,1
2Bと蛍光体層10R,10G,10Bとによる輝度の
低下は15%以下であることが望ましい。また、実施の
形態4のPDPによれば、カラーフィルタ12R,12
G,12Bを備えたことによりコントラストの向上を図
ることができる。実施の形態4において、上記以外の点
は、上記実施の形態1の場合と同一である。
【0035】実施の形態5 図9は、本発明の実施の形態5によるPDPの一つの画
素を概略的に示す断面図である。図9において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態5
のPDPは、蛍光体層5R,5G,5Bより背面ガラス
基板1側に、蛍光体層5R,5G,5Bから放出された
可視光を観者V側に反射する反射膜14を備えた点のみ
が、上記実施の形態1の場合と相違する。反射膜14
は、Al又はCrの薄膜を蒸着などにより形成するが、
背面ガラス基板1自体を白色誘電体基板で形成すること
によって反射面を形成してもよい。実施の形態5のPD
Pによれば、蛍光体層5R,5G,5Bから放出された
可視光のうち背面ガラス基板1側に放出された成分を観
者V側に出射させることができるので、発光効率の向上
を図ることができる。実施の形態5において、上記以外
の点は、上記実施の形態1の場合と同一である。尚、こ
の反射膜14は、実施の形態2乃至4のPDPに組み込
むこともできる。
素を概略的に示す断面図である。図9において、図1の
構成と同一の構成には同一の符号を付す。実施の形態5
のPDPは、蛍光体層5R,5G,5Bより背面ガラス
基板1側に、蛍光体層5R,5G,5Bから放出された
可視光を観者V側に反射する反射膜14を備えた点のみ
が、上記実施の形態1の場合と相違する。反射膜14
は、Al又はCrの薄膜を蒸着などにより形成するが、
背面ガラス基板1自体を白色誘電体基板で形成すること
によって反射面を形成してもよい。実施の形態5のPD
Pによれば、蛍光体層5R,5G,5Bから放出された
可視光のうち背面ガラス基板1側に放出された成分を観
者V側に出射させることができるので、発光効率の向上
を図ることができる。実施の形態5において、上記以外
の点は、上記実施の形態1の場合と同一である。尚、こ
の反射膜14は、実施の形態2乃至4のPDPに組み込
むこともできる。
【0036】実施の形態6 図10は、本発明の実施の形態6によるPDPの蛍光体
層10R,10G,10Bの構造を概略的に示す説明図
である。実施の形態6は、基本的には実施の形態1の構
成をもち、その中の蛍光体層10R,10G,10Bの
構成のみが上記実施の形態1の場合と相違する。実施の
形態6のPDPは、図10に示されるように、蛍光体層
10R,10G,10B(図10においては10Rを示
す。)が、蛍光体粒子15と、この蛍光体粒子15の周
囲を覆い、蛍光体粒子15が放出する可視光の色と同じ
色の光を透過させるカラーフィルタ16とからなるフィ
ルタ付き蛍光体粒子17から構成されている。実施の形
態6のPDPによれば、発光効率の向上及びコントラス
トの向上を図ることができる。実施の形態6において、
上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同一であ
る。尚、図10の蛍光体層は、実施の形態2乃至5のP
DPに組み込むこともできる。
層10R,10G,10Bの構造を概略的に示す説明図
である。実施の形態6は、基本的には実施の形態1の構
成をもち、その中の蛍光体層10R,10G,10Bの
構成のみが上記実施の形態1の場合と相違する。実施の
形態6のPDPは、図10に示されるように、蛍光体層
10R,10G,10B(図10においては10Rを示
す。)が、蛍光体粒子15と、この蛍光体粒子15の周
囲を覆い、蛍光体粒子15が放出する可視光の色と同じ
色の光を透過させるカラーフィルタ16とからなるフィ
ルタ付き蛍光体粒子17から構成されている。実施の形
態6のPDPによれば、発光効率の向上及びコントラス
トの向上を図ることができる。実施の形態6において、
上記以外の点は、上記実施の形態1の場合と同一であ
る。尚、図10の蛍光体層は、実施の形態2乃至5のP
DPに組み込むこともできる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、第1の蛍光体層だけでなく第2の蛍光体層から
も可視光を出射させているので、駆動パワーを上げるこ
となく、輝度を向上させることができるという効果があ
る。
よれば、第1の蛍光体層だけでなく第2の蛍光体層から
も可視光を出射させているので、駆動パワーを上げるこ
となく、輝度を向上させることができるという効果があ
る。
【0038】また、請求項2の発明によれば、第2の蛍
光体層を前面基板の外面に備えることによって、第2の
蛍光体層へのスパッタ物の付着に伴う輝度の低下を防止
することができるという効果がある。
光体層を前面基板の外面に備えることによって、第2の
蛍光体層へのスパッタ物の付着に伴う輝度の低下を防止
することができるという効果がある。
【0039】また、請求項3の発明によれば、第2の蛍
光体層の表面を覆う保護膜を備えたことにより、空気中
の水分等による第2の蛍光体層の劣化を防止することが
できるという効果がある。
光体層の表面を覆う保護膜を備えたことにより、空気中
の水分等による第2の蛍光体層の劣化を防止することが
できるという効果がある。
【0040】また、請求項4の発明によれば、第2の蛍
光体層を前面基板の内面に備えることにより、プラズマ
により発生する紫外線を減衰させずに第2の蛍光体層に
照射させることができるので、輝度を一層向上させるこ
とができる。また、第2の蛍光体層の表面を覆う保護膜
を備えたことによって、第2の蛍光体層へのスパッタ物
の付着による輝度の低下を防止することができるという
効果がある。
光体層を前面基板の内面に備えることにより、プラズマ
により発生する紫外線を減衰させずに第2の蛍光体層に
照射させることができるので、輝度を一層向上させるこ
とができる。また、第2の蛍光体層の表面を覆う保護膜
を備えたことによって、第2の蛍光体層へのスパッタ物
の付着による輝度の低下を防止することができるという
効果がある。
【0041】また、請求項5の発明によれば、第2の蛍
光体層が放出する可視光の色と同じ色の光のみを透過さ
せるカラーフィルタを少なくとも上記セルよりも観者側
に備えたことにより、コントラストを向上させることが
できるという効果がある。
光体層が放出する可視光の色と同じ色の光のみを透過さ
せるカラーフィルタを少なくとも上記セルよりも観者側
に備えたことにより、コントラストを向上させることが
できるという効果がある。
【0042】また、請求項6の発明によれば、第1の蛍
光体層より背面基板側に、第1の蛍光体層から放出され
た可視光を観者側に反射する反射膜を備えたことによ
り、輝度を向上させることができるという効果がある。
光体層より背面基板側に、第1の蛍光体層から放出され
た可視光を観者側に反射する反射膜を備えたことによ
り、輝度を向上させることができるという効果がある。
【0043】また、請求項7の発明によれば、第2の蛍
光体層が、蛍光体粒子と、この蛍光体粒子の周囲を覆
い、上記蛍光体粒子が放出する可視光の色と同じ色の光
を透過させるカラーフィルタとからなるフィルタ付き蛍
光体粒子を含むことにより、輝度及びコントラストを向
上させることができるという効果がある。
光体層が、蛍光体粒子と、この蛍光体粒子の周囲を覆
い、上記蛍光体粒子が放出する可視光の色と同じ色の光
を透過させるカラーフィルタとからなるフィルタ付き蛍
光体粒子を含むことにより、輝度及びコントラストを向
上させることができるという効果がある。
【0044】また、請求項8の発明によれば、ブラック
マトリクスを備えたことにより、コントラストを向上さ
せることができるという効果がある。
マトリクスを備えたことにより、コントラストを向上さ
せることができるという効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態1によるPDPの一つの
画素を概略的に示す断面図である。
画素を概略的に示す断面図である。
【図2】 図1のPDPを図1の上から見た平面図であ
る。
る。
【図3】 各種ガラスの分光透過特性を示すグラフ(実
測値に基づく)である。
測値に基づく)である。
【図4】 ブラックマトリクスの好ましい幅を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図5】 図1のPDPから出射される光量を説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態2によるPDPの一つの
画素を概略的に示す断面図である。
画素を概略的に示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3によるPDPの一つの
画素を概略的に示す断面図である。
画素を概略的に示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態4によるPDPの一つの
画素を概略的に示す断面図である。
画素を概略的に示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態5によるPDPの一つの
画素を概略的に示す断面図である。
画素を概略的に示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態6によるPDPの蛍光
体層の構造を概略的に示す説明図である。
体層の構造を概略的に示す説明図である。
1 背面ガラス基板、 2 前面ガラス基板、 3 セ
ル、 4 隔壁、 5R,5G,5B 蛍光体層、 6
アドレス電極、 7a,7b 表示電極、8 誘電体
層、 9 保護膜、 10R,10G,10B 蛍光体
層、 11ブラックマトリクス、 12R,12G,1
2B カラーフィルタ、 13 保護膜、 14 反射
膜、 15 蛍光体粒子、 16 カラーフィルタ、
17カラーフィルタ付き蛍光体粒子。
ル、 4 隔壁、 5R,5G,5B 蛍光体層、 6
アドレス電極、 7a,7b 表示電極、8 誘電体
層、 9 保護膜、 10R,10G,10B 蛍光体
層、 11ブラックマトリクス、 12R,12G,1
2B カラーフィルタ、 13 保護膜、 14 反射
膜、 15 蛍光体粒子、 16 カラーフィルタ、
17カラーフィルタ付き蛍光体粒子。
Claims (8)
- 【請求項1】 背面基板と、 上記背面基板に所定間隔を開けて対向する透光性の前面
基板と、 上記背面基板と上記前面基板との間に複数のセルを形成
するように備えられた隔壁と、 上記それぞれのセル内に備えられた第1の蛍光体層と、 上記背面基板に備えられたアドレス電極と、 上記前面基板に備えられた表示電極と、 を有し、上記セル内にプラズマを発生させたときに上記
第1の蛍光体層から放出される可視光を上記前面基板を
通して観者側に出射するプラズマディスプレイパネルに
おいて、 上記セル内にプラズマを発生させたときに上記第1の蛍
光体層が放出する可視光と同じ色の可視光を放出する第
2の蛍光体層を、少なくとも上記セルよりも観者側であ
って、上記セルに露出しない位置に備えたことを特徴と
するプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項2】 上記第2の蛍光体層を、上記前面基板の
外面に備えたことを特徴とする請求項1記載のプラズマ
ディスプレイパネル。 - 【請求項3】 上記第2の蛍光体層の表面を覆う保護膜
を備えたことを特徴とする請求項2記載のプラズマディ
スプレイパネル。 - 【請求項4】 上記第2の蛍光体層を、上記前面基板の
内面に備え、上記第2の蛍光体層の表面を覆う保護膜を
備えたことを特徴とする請求項1記載のプラズマディス
プレイパネル。 - 【請求項5】 上記第2の蛍光体層が放出する可視光の
色と同じ色の光のみを透過させるカラーフィルタを少な
くとも上記セルよりも観者側に備えたことを特徴とする
請求項1乃至4のいずれかに記載のプラズマディスプレ
イパネル。 - 【請求項6】 上記第1の蛍光体層より背面基板側に、
上記第1の蛍光体層から放出された可視光を観者側に反
射する反射膜を備えたことを特徴とする請求項1乃至5
のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネル。 - 【請求項7】 上記第2の蛍光体層が、蛍光体粒子と、
この蛍光体粒子の周囲を覆い、上記蛍光体粒子が放出す
る可視光の色と同じ色の光を透過させるカラーフィルタ
とからなるフィルタ付き蛍光体粒子を含むことを特徴と
する請求項1乃至6のいずれかに記載のプラズマディス
プレイパネル。 - 【請求項8】 上記セルに面した開口部と、上記隔壁に
面した黒色部とを有し、少なくとも上記セルより観者側
に配置されたブラックマトリクスを備えたことを特徴と
する請求項1乃至7のいずれかに記載のプラズマディス
プレイパネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088120A JPH09283030A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8088120A JPH09283030A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09283030A true JPH09283030A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13934052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8088120A Pending JPH09283030A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | プラズマディスプレイパネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09283030A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19990043958A (ko) * | 1997-11-30 | 1999-06-25 | 김영남 | 투과형 플라즈마 표시소자 |
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| KR100416083B1 (ko) * | 1999-11-02 | 2004-01-31 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 소자 |
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