JPH09283614A - トレンチ素子分離構造およびその形成方法 - Google Patents
トレンチ素子分離構造およびその形成方法Info
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- JPH09283614A JPH09283614A JP11209496A JP11209496A JPH09283614A JP H09283614 A JPH09283614 A JP H09283614A JP 11209496 A JP11209496 A JP 11209496A JP 11209496 A JP11209496 A JP 11209496A JP H09283614 A JPH09283614 A JP H09283614A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 比較的簡単な工程によって活性領域端部にお
けるしきい値の低下を防止することができるトレンチ素
子分離構造およびその形成方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11に形成された溝部16
に埋め込まれたシリコン酸化膜18−1と、その上に一
体に形成されたシリコン酸化膜18−2とによってトレ
ンチ素子分離層としてのシリコン酸化膜18を構成す
る。シリコン酸化膜18−2は溝部16の幅よりも大き
い幅を有し、溝部16の肩部分のシリコン基板11を覆
っている。このため、トレンチ素子分離構造の形成後に
おけるプロセスにおいて、シリコン酸化膜18−1がエ
ッチングされることでシリコン基板11の活性領域との
間に隙間が形成されることがなくなる。
けるしきい値の低下を防止することができるトレンチ素
子分離構造およびその形成方法を提供する。 【解決手段】 シリコン基板11に形成された溝部16
に埋め込まれたシリコン酸化膜18−1と、その上に一
体に形成されたシリコン酸化膜18−2とによってトレ
ンチ素子分離層としてのシリコン酸化膜18を構成す
る。シリコン酸化膜18−2は溝部16の幅よりも大き
い幅を有し、溝部16の肩部分のシリコン基板11を覆
っている。このため、トレンチ素子分離構造の形成後に
おけるプロセスにおいて、シリコン酸化膜18−1がエ
ッチングされることでシリコン基板11の活性領域との
間に隙間が形成されることがなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体等の基板上
に形成される素子間を溝部状の絶縁領域によって分離す
るトレンチ素子分離構造およびその形成方法に関する。
に形成される素子間を溝部状の絶縁領域によって分離す
るトレンチ素子分離構造およびその形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、素子分離法として、いわゆる
LOCOS(Local Oxidation of Silicon)技術が広く用
いられているが、この技術のみでは近年における半導体
素子の微細化の要求を十分に満足させることができない
ことから、0.3μm以下のデザインルールによる超L
SI用の素子分離法として、トレンチ(溝部)分離法が
提案されている。
LOCOS(Local Oxidation of Silicon)技術が広く用
いられているが、この技術のみでは近年における半導体
素子の微細化の要求を十分に満足させることができない
ことから、0.3μm以下のデザインルールによる超L
SI用の素子分離法として、トレンチ(溝部)分離法が
提案されている。
【0003】図4はトレンチ素子分離構造の断面を表す
ものである。この図で、半導体基板101の素子分離領
域には溝部102が形成され、ここに絶縁膜103が埋
め込まれてトレンチ素子分離構造を形成している。この
トレンチ素子分離構造の断面形状は、図示のようにほぼ
矩形状とされるか、あるいは逆台形状とされ、これによ
り活性領域が左右に分離されるようになっている。
ものである。この図で、半導体基板101の素子分離領
域には溝部102が形成され、ここに絶縁膜103が埋
め込まれてトレンチ素子分離構造を形成している。この
トレンチ素子分離構造の断面形状は、図示のようにほぼ
矩形状とされるか、あるいは逆台形状とされ、これによ
り活性領域が左右に分離されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなトレンチ素
子分離構造によって分離された活性領域にMOS構造の
半導体素子を形成する場合には、シリコン基板101上
にゲート絶縁膜104を形成し、さらにその上にゲート
電極層としての多結晶シリコン膜105を形成すること
になる。ところが、上記のように、従来のトレンチ素子
分離構造の断面形状は矩形状または逆台形状であったの
で、活性領域の端部106(トレンチ素子分離構造と接
する部分)における電界が強くなり、しきい値電圧が低
下するという問題が生ずる。
子分離構造によって分離された活性領域にMOS構造の
半導体素子を形成する場合には、シリコン基板101上
にゲート絶縁膜104を形成し、さらにその上にゲート
電極層としての多結晶シリコン膜105を形成すること
になる。ところが、上記のように、従来のトレンチ素子
分離構造の断面形状は矩形状または逆台形状であったの
で、活性領域の端部106(トレンチ素子分離構造と接
する部分)における電界が強くなり、しきい値電圧が低
下するという問題が生ずる。
【0005】更に、トレンチ素子分離構造の形成後にお
けるプロセスにより、溝部102に埋め込んだ絶縁膜1
03が図5に示したようにエッチングされるため、絶縁
膜103と活性領域との間に僅かな隙間107が形成さ
れ、ここに多結晶シリコン膜105が入り込むこととな
る。従って、このことも活性領域の端部106における
しきい値の低下の原因となる。
けるプロセスにより、溝部102に埋め込んだ絶縁膜1
03が図5に示したようにエッチングされるため、絶縁
膜103と活性領域との間に僅かな隙間107が形成さ
れ、ここに多結晶シリコン膜105が入り込むこととな
る。従って、このことも活性領域の端部106における
しきい値の低下の原因となる。
【0006】この問題の対策として、予め溝部102の
側壁部に不純物を注入し、活性領域端部における不純物
濃度を高くしてしきい値電圧の低下を抑制するという方
法もあるが、この場合には、工程数が増加したり、ま
た、不純物濃度の制御が困難である等の問題があった。
側壁部に不純物を注入し、活性領域端部における不純物
濃度を高くしてしきい値電圧の低下を抑制するという方
法もあるが、この場合には、工程数が増加したり、ま
た、不純物濃度の制御が困難である等の問題があった。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、比較的簡単な工程によって活性領域
端部におけるしきい値の低下を防止することができるト
レンチ素子分離構造およびその形成方法を提供すること
にある。
ので、その目的は、比較的簡単な工程によって活性領域
端部におけるしきい値の低下を防止することができるト
レンチ素子分離構造およびその形成方法を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトレンチ素
子分離構造は、基板に形成した溝部と、この溝部に埋め
込まれた第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の上に、上
面が基板よりも高くなるように第1の絶縁膜と一体に形
成されると共に、溝部の幅よりも大きい幅を有する第2
の絶縁膜とを備えている。
子分離構造は、基板に形成した溝部と、この溝部に埋め
込まれた第1の絶縁膜と、この第1の絶縁膜の上に、上
面が基板よりも高くなるように第1の絶縁膜と一体に形
成されると共に、溝部の幅よりも大きい幅を有する第2
の絶縁膜とを備えている。
【0009】本発明に係るトレンチ素子分離構造の形成
方法は、基板上に、溝部形成領域に対応する開口部を有
する膜を形成する工程と、膜をマスクとして基板をエッ
チングして溝部を形成する工程と、膜を等方的にエッチ
ングして開口部を拡幅させる工程と、溝部および膜の拡
幅された開口部を絶縁膜で埋め込む工程とを含むもので
ある。
方法は、基板上に、溝部形成領域に対応する開口部を有
する膜を形成する工程と、膜をマスクとして基板をエッ
チングして溝部を形成する工程と、膜を等方的にエッチ
ングして開口部を拡幅させる工程と、溝部および膜の拡
幅された開口部を絶縁膜で埋め込む工程とを含むもので
ある。
【0010】本発明のトレンチ素子分離構造では、第1
の絶縁膜が基板に形成された溝部を埋め込んでいると共
に、その溝部の肩部分を覆うように第2の絶縁膜が形成
され、両者が一体としてトレンチ素子分離層を構成して
いるので、基板の活性領域端部における電界強度の増大
や後工程における第1の絶縁膜と溝部との間の隙間の形
成を回避することができ、活性領域端部におけるしきい
値の低下を防止することができる。
の絶縁膜が基板に形成された溝部を埋め込んでいると共
に、その溝部の肩部分を覆うように第2の絶縁膜が形成
され、両者が一体としてトレンチ素子分離層を構成して
いるので、基板の活性領域端部における電界強度の増大
や後工程における第1の絶縁膜と溝部との間の隙間の形
成を回避することができ、活性領域端部におけるしきい
値の低下を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0012】図3(a)は本発明の一実施の形態に係る
トレンチ素子分離構造の断面を表すものである。この図
に示したように、基板例えばシリコン基板11には所定
の幅(例えば300nm程度)の溝部16が形成され、
ここにシリコン酸化膜(SiO2)18−1がシリコン基板1
1の表面位置まで埋め込まれている。シリコン酸化膜1
8−1の上には、これと一体に形成されたシリコン酸化
膜(SiO2)18−2が形成されている。これらシリコン酸
化膜18−1およびシリコン酸化膜18−2によってト
レンチ素子分離層としてのシリコン酸化膜18を構成し
ている。従って、シリコン酸化膜18−2の表面はシリ
コン基板11よりも高い位置となっている。
トレンチ素子分離構造の断面を表すものである。この図
に示したように、基板例えばシリコン基板11には所定
の幅(例えば300nm程度)の溝部16が形成され、
ここにシリコン酸化膜(SiO2)18−1がシリコン基板1
1の表面位置まで埋め込まれている。シリコン酸化膜1
8−1の上には、これと一体に形成されたシリコン酸化
膜(SiO2)18−2が形成されている。これらシリコン酸
化膜18−1およびシリコン酸化膜18−2によってト
レンチ素子分離層としてのシリコン酸化膜18を構成し
ている。従って、シリコン酸化膜18−2の表面はシリ
コン基板11よりも高い位置となっている。
【0013】シリコン酸化膜18−2は溝部16の幅よ
りも大きい幅を有し、溝部16の肩部分のシリコン基板
11を覆っている。シリコン酸化膜18−2が溝部16
の肩部分のシリコン基板11を覆っている長さ、言い換
えると、溝部16の幅とシリコン酸化膜18−2の幅と
の差の半分の長さは、後工程(例えば、MOSトランジ
スタの形成工程等)においてシリコン酸化膜18−2が
エッチングされる膜厚量と同じか、あるいはそれ以上に
設定されている。
りも大きい幅を有し、溝部16の肩部分のシリコン基板
11を覆っている。シリコン酸化膜18−2が溝部16
の肩部分のシリコン基板11を覆っている長さ、言い換
えると、溝部16の幅とシリコン酸化膜18−2の幅と
の差の半分の長さは、後工程(例えば、MOSトランジ
スタの形成工程等)においてシリコン酸化膜18−2が
エッチングされる膜厚量と同じか、あるいはそれ以上に
設定されている。
【0014】このような構造のトレンチ素子分離層(シ
リコン酸化膜18)により、図中の右側の活性領域と左
側の活性領域とが分離されるようになっている。なお、
この図では、活性領域のシリコン基板11上にシリコン
酸化膜からなるパッド酸化膜12が形成されているが、
これは後述するようにシリコン基板11の表面保護のた
めのものであり、後工程において除去されるものであ
る。
リコン酸化膜18)により、図中の右側の活性領域と左
側の活性領域とが分離されるようになっている。なお、
この図では、活性領域のシリコン基板11上にシリコン
酸化膜からなるパッド酸化膜12が形成されているが、
これは後述するようにシリコン基板11の表面保護のた
めのものであり、後工程において除去されるものであ
る。
【0015】このように本実施の形態では、トレンチ素
子分離層としてのシリコン酸化膜18のうち、上側のシ
リコン酸化膜18−2が溝部16の幅よりも大きい幅を
有し、溝部16の両側肩部分のシリコン基板11を覆っ
ているため、溝部16の両側肩部分(すなわち、活性領
域の端部)における電界強度が増大してしきい値が低下
するという不都合がなくなる。また、トレンチ素子分離
構造の形成後におけるエッチングプロセスにおいて、溝
部16に埋め込んだシリコン酸化膜18−1がエッチン
グされることでシリコン基板11の活性領域との間に隙
間が形成されるということがなくなるため、その後にゲ
ート電極層として形成される多結晶シリコン膜等がその
隙間に入り込むことがなく、この点でも活性領域の端部
におけるしきい値の低下を防止することができる。
子分離層としてのシリコン酸化膜18のうち、上側のシ
リコン酸化膜18−2が溝部16の幅よりも大きい幅を
有し、溝部16の両側肩部分のシリコン基板11を覆っ
ているため、溝部16の両側肩部分(すなわち、活性領
域の端部)における電界強度が増大してしきい値が低下
するという不都合がなくなる。また、トレンチ素子分離
構造の形成後におけるエッチングプロセスにおいて、溝
部16に埋め込んだシリコン酸化膜18−1がエッチン
グされることでシリコン基板11の活性領域との間に隙
間が形成されるということがなくなるため、その後にゲ
ート電極層として形成される多結晶シリコン膜等がその
隙間に入り込むことがなく、この点でも活性領域の端部
におけるしきい値の低下を防止することができる。
【0016】次に、図1〜図3を参照して、以上のよう
な構成のトレンチ素子分離構造の形成方法を説明する。
な構成のトレンチ素子分離構造の形成方法を説明する。
【0017】まず、図1(a)に示したように、Pまた
はN型のシリコン基板11の表面を通常の酸化法を用い
て例えば10nm程度酸化し、シリコン基板11の保護
膜としてのパッド酸化膜12を形成し、さらにその上
に、CVD(Chemical Vapor Deposition:化学的気相成
長 )法等によってシリコン窒化膜(SiNX )13を例
えば100nm程度の膜厚に形成する。
はN型のシリコン基板11の表面を通常の酸化法を用い
て例えば10nm程度酸化し、シリコン基板11の保護
膜としてのパッド酸化膜12を形成し、さらにその上
に、CVD(Chemical Vapor Deposition:化学的気相成
長 )法等によってシリコン窒化膜(SiNX )13を例
えば100nm程度の膜厚に形成する。
【0018】次に、図1(b)に示したように、通常の
フォトリソグラフィ技術を用いて、トレンチ素子分離領
域14を除く領域を覆うようにフォトレジスト膜15を
塗布形成する。
フォトリソグラフィ技術を用いて、トレンチ素子分離領
域14を除く領域を覆うようにフォトレジスト膜15を
塗布形成する。
【0019】次に、図1(c)に示したように、フォト
レジスト膜15をマスクとして、通常の異方性ドライエ
ッチング法によって、トレンチ素子分離領域14におけ
る膜厚100nmのシリコン窒化膜13を選択的に除去
し、溝部状開口部17を形成する。続いて、フォトレジ
スト膜15を通常方法によって除去した後、異方性ドラ
イエッチング法を用いてトレンチ素子分離領域14にお
ける膜厚10nmのパッド酸化膜12を選択的に除去
し、さらに、異方性ドライエッチング法を用いて、トレ
ンチ素子分離領域14におけるシリコン基板11を選択
的に除去することにより、300nm程度の深さの溝部
16を形成する。
レジスト膜15をマスクとして、通常の異方性ドライエ
ッチング法によって、トレンチ素子分離領域14におけ
る膜厚100nmのシリコン窒化膜13を選択的に除去
し、溝部状開口部17を形成する。続いて、フォトレジ
スト膜15を通常方法によって除去した後、異方性ドラ
イエッチング法を用いてトレンチ素子分離領域14にお
ける膜厚10nmのパッド酸化膜12を選択的に除去
し、さらに、異方性ドライエッチング法を用いて、トレ
ンチ素子分離領域14におけるシリコン基板11を選択
的に除去することにより、300nm程度の深さの溝部
16を形成する。
【0020】次に、図2(a)に示したように、燐酸を
用いた等方性ウェットエッチング法により、シリコン窒
化膜13を選択的に除去する。このときのエッチング量
は例えば50nm程度とする。これによりシリコン窒化
膜13の膜厚が50nm程度薄くなると同時に、シリコ
ン窒化膜13の溝部状開口部17が、溝部16の側壁か
ら左右にそれぞれ50nm程度ずつ拡幅される。
用いた等方性ウェットエッチング法により、シリコン窒
化膜13を選択的に除去する。このときのエッチング量
は例えば50nm程度とする。これによりシリコン窒化
膜13の膜厚が50nm程度薄くなると同時に、シリコ
ン窒化膜13の溝部状開口部17が、溝部16の側壁か
ら左右にそれぞれ50nm程度ずつ拡幅される。
【0021】次に、通常の酸化法により、溝部16の側
壁部を例えば30nm程度酸化したのち、図2(b)に
示したように、CVD法等により、シリコン酸化膜18
を例えば600nmの膜厚に形成して溝部16の埋め込
みを行う。
壁部を例えば30nm程度酸化したのち、図2(b)に
示したように、CVD法等により、シリコン酸化膜18
を例えば600nmの膜厚に形成して溝部16の埋め込
みを行う。
【0022】次に、図2(c)に示したように、いわゆ
るCMP(化学機械研磨)法によって、シリコン窒化膜
13の表面が完全に露出するまでシリコン酸化膜18を
研磨する。
るCMP(化学機械研磨)法によって、シリコン窒化膜
13の表面が完全に露出するまでシリコン酸化膜18を
研磨する。
【0023】次に、CMP処理後も残っているシリコン
窒化膜13を、燐酸を用いた等方性ウェットエッチング
法によって選択的にエッチングして除去する。これによ
り、図3(a)に示したようなトレンチ素子分離構造が
完成する。
窒化膜13を、燐酸を用いた等方性ウェットエッチング
法によって選択的にエッチングして除去する。これによ
り、図3(a)に示したようなトレンチ素子分離構造が
完成する。
【0024】この後は、図3(b)に示したように、パ
ッド酸化膜12をスルー酸化膜(イオン注入時における
シリコン基板11の表面保護膜)としてシリコン基板1
1にPまたはN型不純物のイオン注入を行い、P型ウェ
ル領域20もしくはN型ウェル領域21、またはその両
者を形成する。その後、パッド酸化膜12をエッチング
により除去する。これ以降は通常のMOSトランジスタ
形成工程を行い、P型ウェル領域20上にはNMOSト
ランジスタを形成し、N型ウェル領域21上にはPMO
Sトランジスタを形成する。
ッド酸化膜12をスルー酸化膜(イオン注入時における
シリコン基板11の表面保護膜)としてシリコン基板1
1にPまたはN型不純物のイオン注入を行い、P型ウェ
ル領域20もしくはN型ウェル領域21、またはその両
者を形成する。その後、パッド酸化膜12をエッチング
により除去する。これ以降は通常のMOSトランジスタ
形成工程を行い、P型ウェル領域20上にはNMOSト
ランジスタを形成し、N型ウェル領域21上にはPMO
Sトランジスタを形成する。
【0025】以上のように本実施の形態による方法によ
れば、図3(a)に示したトレンチ素子分離構造を容易
に実現することができる。特に、等方性ウェットエッチ
ング法によりシリコン窒化膜13を選択的に除去するよ
うにしたので、工程数を増加することなくT型形状のト
レンチ素子分離構造を形成することができる。
れば、図3(a)に示したトレンチ素子分離構造を容易
に実現することができる。特に、等方性ウェットエッチ
ング法によりシリコン窒化膜13を選択的に除去するよ
うにしたので、工程数を増加することなくT型形状のト
レンチ素子分離構造を形成することができる。
【0026】なお、本実施の形態では、図2(a)にお
けるシリコン窒化膜13の等方性エッチングは燐酸処理
により行うこととしたが、これに限るものではなく、パ
ッド酸化膜12およびシリコン基板11に対して選択的
にエッチングできるのであれば、他の処理を用いてもよ
い。
けるシリコン窒化膜13の等方性エッチングは燐酸処理
により行うこととしたが、これに限るものではなく、パ
ッド酸化膜12およびシリコン基板11に対して選択的
にエッチングできるのであれば、他の処理を用いてもよ
い。
【0027】また、パッド酸化膜12は、イオン注入時
の表面保護膜であるスルー酸化膜としても兼用するよう
にしたが、一旦、このパッド酸化膜12を通常の沸酸処
理等によってすべてエッチング除去したのち、改めてシ
リコン基板11の表面を酸化してスルー酸化膜を形成す
るようにしてもよい。
の表面保護膜であるスルー酸化膜としても兼用するよう
にしたが、一旦、このパッド酸化膜12を通常の沸酸処
理等によってすべてエッチング除去したのち、改めてシ
リコン基板11の表面を酸化してスルー酸化膜を形成す
るようにしてもよい。
【0028】以上実施の形態を挙げて本発明を説明した
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。例えば、上
記実施の形態においては基板としてシリコン基板11を
用いるようにしたが、その他の半導体基板でもよい。ま
た、本発明のトレンチ素子分離構造は上記方法以外の方
法によって形成するようにしてもよい。
が、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
く、その均等の範囲で種々変形可能である。例えば、上
記実施の形態においては基板としてシリコン基板11を
用いるようにしたが、その他の半導体基板でもよい。ま
た、本発明のトレンチ素子分離構造は上記方法以外の方
法によって形成するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明のトレンチ素
子分離構造によれば、第1の絶縁膜で基板に形成された
溝部を埋め込むと共に、その溝部の肩部分を覆うように
第2の絶縁膜を形成し、両者が一体となってT型のトレ
ンチ素子分離層を構成するようにしたので、基板の活性
領域端部における電界強度の増大が少なく、活性領域端
部におけるしきい値の低下を防止することができる。ま
た、後工程における第1の絶縁膜と溝部との間に隙間が
形成されることを回避することができるため、後工程で
形成するゲート電極層等がその隙間部分に入り込むのを
回避することができ、この点でも、活性領域端部におけ
るしきい値の低下を防止することができる。
子分離構造によれば、第1の絶縁膜で基板に形成された
溝部を埋め込むと共に、その溝部の肩部分を覆うように
第2の絶縁膜を形成し、両者が一体となってT型のトレ
ンチ素子分離層を構成するようにしたので、基板の活性
領域端部における電界強度の増大が少なく、活性領域端
部におけるしきい値の低下を防止することができる。ま
た、後工程における第1の絶縁膜と溝部との間に隙間が
形成されることを回避することができるため、後工程で
形成するゲート電極層等がその隙間部分に入り込むのを
回避することができ、この点でも、活性領域端部におけ
るしきい値の低下を防止することができる。
【0030】また、本発明のトレンチ素子分離構造の形
成方法によれば、工程数を増加することなく本発明のト
レンチ素子分離構造を容易に実現することができる。
成方法によれば、工程数を増加することなく本発明のト
レンチ素子分離構造を容易に実現することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るトレンチ素子分離
構造の形成方法の1部工程を表す断面図である。
構造の形成方法の1部工程を表す断面図である。
【図2】図1に続く工程を表す断面図である。
【図3】図2に続く工程を表す断面図である。
【図4】従来のトレンチ素子分離構造の一例を表す断面
図である。
図である。
【図5】従来のトレンチ素子分離構造の他の例を表す断
面図である。
面図である。
11…シリコン基板、12…パッド酸化膜、13…シリ
コン窒化膜、14…トレンチ素子分離領域、15…フォ
トレジスト膜、16…溝部、18…シリコン酸化膜(ト
レンチ素子分離層)、18−1…シリコン酸化膜(第1
の絶縁膜)、18−2…シリコン酸化膜(第2の絶縁
膜)
コン窒化膜、14…トレンチ素子分離領域、15…フォ
トレジスト膜、16…溝部、18…シリコン酸化膜(ト
レンチ素子分離層)、18−1…シリコン酸化膜(第1
の絶縁膜)、18−2…シリコン酸化膜(第2の絶縁
膜)
Claims (4)
- 【請求項1】 基板に形成した溝部と、 この溝部に埋め込まれた第1の絶縁膜と、 この第1の絶縁膜の上に、上面が前記基板よりも高くな
るように前記第1の絶縁膜と一体に形成されると共に、
前記溝部の幅よりも大きい幅を有する第2の絶縁膜とを
備えたことを特徴とするトレンチ素子分離構造。 - 【請求項2】 前記第2の絶縁膜は、後工程において前
記第2の絶縁膜がエッチングされる膜厚以上の領域にわ
たって前記溝部の肩部分を覆って形成されていることを
特徴とする請求項1記載のトレンチ素子分離構造。 - 【請求項3】 基板上に、溝部形成領域に対応する開口
部を有する膜を形成する工程と、 前記膜をマスクとして前記基板をエッチングして溝部を
形成する工程と、 前記膜を等方的にエッチングして前記開口部を拡幅させ
る工程と、 前記溝部および前記膜の拡幅された開口部を絶縁膜で埋
め込む工程とを含むことを特徴とするトレンチ素子分離
構造の形成方法。 - 【請求項4】 前記膜を等方的にエッチングする際のエ
ッチング量は、後工程において前記絶縁膜がエッチング
される膜厚以上としたことを特徴とする請求項3記載の
トレンチ素子分離構造の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209496A JPH09283614A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | トレンチ素子分離構造およびその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11209496A JPH09283614A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | トレンチ素子分離構造およびその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09283614A true JPH09283614A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14577976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11209496A Pending JPH09283614A (ja) | 1996-04-10 | 1996-04-10 | トレンチ素子分離構造およびその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09283614A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000012677A (ja) * | 1998-06-08 | 2000-01-14 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体基板におけるトレンチ分離構造の製造方法 |
| KR20030000132A (ko) * | 2001-06-22 | 2003-01-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리절연막 형성방법 |
| US6806164B2 (en) | 2000-05-31 | 2004-10-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus and method for fabricating the same |
| JP2006245602A (ja) * | 1999-03-03 | 2006-09-14 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
| US7759215B2 (en) | 2002-12-26 | 2010-07-20 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor device having STI without divot and its manufacture |
-
1996
- 1996-04-10 JP JP11209496A patent/JPH09283614A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000012677A (ja) * | 1998-06-08 | 2000-01-14 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体基板におけるトレンチ分離構造の製造方法 |
| JP2006245602A (ja) * | 1999-03-03 | 2006-09-14 | Hitachi Ltd | 半導体集積回路装置の製造方法 |
| US6806164B2 (en) | 2000-05-31 | 2004-10-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor apparatus and method for fabricating the same |
| KR20030000132A (ko) * | 2001-06-22 | 2003-01-06 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리절연막 형성방법 |
| US7759215B2 (en) | 2002-12-26 | 2010-07-20 | Fujitsu Semiconductor Limited | Semiconductor device having STI without divot and its manufacture |
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