JPH09283896A - フラットパネルディスプレイへのic部品の接合方法 - Google Patents

フラットパネルディスプレイへのic部品の接合方法

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JPH09283896A
JPH09283896A JP8093707A JP9370796A JPH09283896A JP H09283896 A JPH09283896 A JP H09283896A JP 8093707 A JP8093707 A JP 8093707A JP 9370796 A JP9370796 A JP 9370796A JP H09283896 A JPH09283896 A JP H09283896A
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flat panel
panel display
component
anisotropic conductive
conductive film
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JP8093707A
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Kazuto Nishida
一人 西田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラットパネルディスプレイ上の電極の所定
位置にベアICをフェースダウンで装着し、ICパッド
上に形成したバンプとフラットパネルディスプレイの電
極を確実に信頼性良く、生産性良く低廉に生産する。 【解決手段】 異方性導電膜をフラットパネルディスプ
レイの電極に介在させてIC部品を搭載するアライメン
ト工程と、IC部品の搭載されたフラットパネルディス
プレイを仮圧着する仮圧着工程と、仮圧着工程の後にフ
ラットパネルディスプレイの画像を認識して検査する画
像検査工程と、画像検査工程の後にIC部品を本圧着す
る本圧着工程とを有し、仮圧着工程を常温で行い、本圧
着工程は仮圧着した複数のフラットパネルディスプレイ
を加熱炉に入れて一括加熱することにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLCD(Liquid Cry
stal Display Device )やプラズマディスプレイなどの
フラットパネルディスプレイにIC(Integrated Circu
it)部品[ICチップ、TCP:Tape Carrier Packag
e, CSP:Chip Size Package など]を装着し、IC
部品の電極をフラットパネルディスプレイの電極に接合
する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、フラットパネルディスプレイはそ
のコンパクト性などから、多くの製品に使用されるよう
になり、日増しにその性能が向上し、フラットパネルデ
ィスプレイを使用した低価格、高性能な製品が出現して
いる。
【0003】ここで、フラットパネルディスプレイを用
いた製品の高信頼性化と低廉化、高性能化を図るため
に、フラットパネルディスプレイを駆動するIC部品を
フラットパネルディスプレイに高速で接合し、生産性の
向上を図ることは重要な課題である。
【0004】従来のフラットパネルディスプレイや電子
機器のプリント基板へIC部品を接合する方法として
は、特公昭62−6652号公報などにより、異方性導
電膜をフラットパネルディスプレイの電極上に介在さ
せ、その上にIC部品を搭載し、加圧ツールにより熱圧
着することによって接合するフリップチップ方式の接合
方法が開示されており、特開平4−302444号公報
などにもその接合方法の内容が開示されている(以下従
来例1と称す)。
【0005】一般に、フラットパネルディスプレイの電
極とIC部品のバンプとを接合する方法としては、フラ
ットパネルディスプレイをステージに保持させて、この
フラットパネルディスプレイ上にIC部品を搭載させて
熱圧着することが行われている。通常は生産性の向上を
図るべく、フラットパネルディスプレイとIC部品との
熱圧着は実質的に一工程で行われ、これにより異方性導
電膜の接着剤を硬化させて接合を完了していた。
【0006】しかし、ここで用いられるIC部品には一
定数の不良が混在しており、この不良IC部品を後の工
程でリペアする必要があった。特にフリップチップ方式
でベア(裸)IC状態で実装を行う場合には、ICの特
性検査が十分行えないためこのリペア作業の必要性が顕
著となる。とくに製品の不良率はIC部品の不良のべき
乗となるために表示の高精細(ライン数の多いもの)で
は接合する駆動用IC部品の数も多くなり、リペアは重
要な課題である。
【0007】また、リペアを主眼としたものではない
が、熱圧着工程を多工程としたものも提案されており、
特開平5−144873号公報(以下、従来例2と称
す)にその内容が開示されている。この半導体集積回路
素子の実装方法は、図10に示すように、IC部品21
をフラットパネルディスプレイ22上の電極に異方性導
電膜23を介して実装する工程を分割したもので、異
方性導電膜23をフラットパネルディスプレイ22に貼
付ける工程(図10の(b)参照)と、IC部品21
を位置決めし、フラットパネルディスプレイ22上に貼
られた異方性導電膜23上にIC部品21を加熱温度
(100℃程度)と荷重を印加して接合する仮圧着工程
(図10の(c)参照)と、搭載されたIC部品21
を200℃前後の温度で20秒程度本圧着すると同時に
異方性導電膜23の接着剤を硬化させる工程(図10の
(d)参照)とを有している。
【0008】このように、IC部品21をフラットパネ
ルディスプレイ22上の電極に異方性導電膜23を介し
て実装する工程を分割し、IC部品21を位置決めし、
接合する工程(仮圧着)と、搭載されたIC部品21を
本加圧して異方性導電膜23の接着剤を硬化させる2工
程に分離すると、仮圧着工程を行った後にフラットパネ
ルディスプレイ22に電源、信号を供給して画像を見て
全てのIC部品21が良好に作動しているがどうかを検
査でき、これによれば、一部のIC部品21が不良であ
った場合には、まだ本圧着を行っていないため、リペア
を比較的容易にすることができることが考えられる。
【0009】つまり、通常は、全てのIC部品をフラッ
トパネルディスプレイに接合した後に、フラットパネル
ディスプレイに電源、信号を供給して画像を見て全ての
IC部品が良好に作動しているがどうかを検査してお
り、この場合はIC部品が完全に接合されているため、
リペア作業に多くの手間がかかっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、異方性
導電接着材や異方性導電接着膜を介してフラットパネル
ディスプレイとIC部品を接合するに際して、生産性向
上とリペアを容易にするために、従来例2のように、I
C部品21をフラットパネルディスプレイ22上の電極
に異方性導電膜23を介して実装する工程を分割し、I
C部品21を位置決めし、接合する工程(仮圧着)と、
搭載されたIC部品21を本加圧して異方性導電膜23
の接着剤を硬化させる2工程に分離した場合には、本圧
着する工程での時間がフラットパネルディスプレイ22
を一枚処理するにあたり20秒程度必要とするため、生
産性が悪かった。
【0011】また、実装後の検査は、全てのIC部品を
フラットパネルディスプレイに接合した後にフラットパ
ネルディスプレイに電源、信号を供給して検査を行って
いたが、IC部品やフラットパネルディスプレイに不良
が発見された場合には完全硬化したIC部品を除去せね
ばならず、生産性が低かった。
【0012】また、前記従来例2では異方性導電膜23
を硬化させるために、温度と荷重をフラットパネルディ
スプレイ22に印加する工程を有するが、電気検査を可
能とするには、1つのIC部品21を接合するのに3μ
m以下の高度な平行度が要求されるため、このように高
度な平行度を満足する高価な接合用ツール24を用いな
ければならなかった。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、フラットパネルディスプレイにIC部品を接合する
に際して、生産性が良く、より高い信頼性の高い接合を
することができ、また安価な接合用ツールで済むフラッ
トパネルディスプレイへのIC部品の接合方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るために、本発明は、仮圧着工程を常温で行い、この後
に、仮圧着した複数のフラットパネルディスプレイをバ
ッチ炉などの加熱炉に入れて一括加熱することにより本
圧着工程を行うものである。この場合に炉内温度を12
0℃以下に保つと好適である。
【0015】この接合方法によれば、仮圧着した複数の
フラットパネルディスプレイを加熱炉に入れて一括加熱
することにより、複数のフラットパネルディスプレイを
一括して本圧着することができて、非常に高い生産性が
得られるとともに、異方性導電膜の樹脂が100%近く
硬化するため、接合の信頼性が向上する。
【0016】また、本発明は、弾性を有するとともに外
力が負荷されていない状態では仮圧着されている部分の
厚みよりも小さい間隔があけられてなる押圧装置にて仮
圧着部分を挟んで圧力をかけた状態で本圧着を行うもの
である。
【0017】この接合方法によれば、仮圧着の際にIC
部品は常にフラットパネルディスプレイに押圧された状
態となり、仮圧着部分がこの押圧装置にて強くフラット
パネルディスプレイに押し付けられるので、圧着力が増
加して信頼性が高くなる。
【0018】また、本発明のフラットパネルディスプレ
イへのIC部品の実装方法は、IC部品をフラットパネ
ルディスプレイへ実装する際に、装着ヘッドにて1つの
IC部品を仮圧着するごとにフラットパネルディスプレ
イへ通電して、装着ヘッドにて押圧したままフラットパ
ネルディスプレイの画像検査を行い、次のIC部品を接
合する前に通電を停止し、この後、次のIC部品の実装
を行う工程を繰り返して実装を行ったり、IC部品をフ
ラットパネルディスプレイへ実装する際に、フラットパ
ネルディスプレイの短辺側駆動IC部品を先に実装し、
続いてフラットパネルディスプレイの長辺側駆動IC部
品を仮圧着するごとにフラットパネルディスプレイへ通
電して、フラットパネルディスプレイの画像検査を行
い、次のIC部品を接合する前に通電を停止する動作を
繰り返して実装を行ったり、IC部品をフラットパネル
ディスプレイへ実装する際に、1つのIC部品を仮圧着
するごとにフラットパネルディスプレイへ通電して、フ
ラットパネルディスプレイの画像検査を行い、フラット
パネルディスプレイが点灯不良であれば、そのIC部品
を剥離して別のIC部品を接合する動作を行ったりする
ものである。
【0019】この接合方法によれば、IC部品の不良を
接合作業に伴って確認することができるので100%の
良品生産が可能となる。また、本発明は、IC部品をフ
ラットパネルディスプレイへ異方性導電膜を介して実装
する際に、異方性導電膜をフラットパネルディスプレイ
に貼付ける工程において使用した異方性導電膜の基材
を、IC部品のアライメント工程後に接合用ツールでI
C部品に熱と圧力を印加して異方性導電膜中の樹脂を硬
化する本圧着工程において、IC部品と接合用ツールと
の間に緩衝材として使用済みの異方性導電膜の基材を挿
入して熱と圧力を印加するものである。
【0020】この接合方法によれば、接合用ツールによ
る平行度の調整を緩和することができ、また、経時変化
によりツールの平行度が変化しても、信頼性良く接合す
ることがコストをかけずに実現できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明のフラットパネルデ
ィスプレイのIC部品の接合方法について図面を参照し
ながら説明する。なお、この実施の形態においては、ベ
アICチップをフラットパネルディスプレイに接合する
場合を説明する。
【0022】まず、図1,図2にて本発明の第1の実施
の形態に係るフラットパネルディスプレイのIC部品の
接合方法を説明する。図1、2のプロセスフローに示す
ように、IC部品2をフラットパネルディスプレイ1上
の電極に異方性導電膜3を介して実装するに際して以下
の工程を順番に行う。
【0023】異方性導電膜3をフラットパネルディス
プレイ1に貼付ける工程(ステップ#1,図2の(b)
参照)。 IC部品2を位置ぎめし、常温でフラットパネルディ
スプレイ1上に貼られた異方性導電膜3上にIC部品2
を搭載するアライメント工程(ステップ#2,図2の
(c)参照)。なお、図2の(c)における2cはIC
部品2を吸着する吸着ツールである。
【0024】接合用ツール(装着ヘッド)としての熱
した加圧ツール4を介してIC部品2および異方性導電
膜3に温度(80〜140℃程度)と荷重を印加して接
合する仮圧着工程(ステップ#3,図2の(d)参
照)。
【0025】フラットパネルディスプレイ1へのフレ
キシブル基板の取付工程(ステップ#4)。なお、この
工程はフラットパネルディスプレイ1の構造によっては
省略されることもある。
【0026】フラットパネルディスプレイ1の駆動用
IC部品2の実装状態、フラットパネルディスプレイ1
の画像表示状態を検査する画像電気検査工程(ステップ
#5)。この際、不良のIC部品2はリペアされて交換
される(ステップ#6)。
【0027】IC部品2が仮圧着された検査後の複数
枚のフラットパネルディスプレイ1をまとめて、バッチ
炉などの加熱炉に投入して搭載されたIC部品2を10
0℃前後の温度で1〜120分程度加熱しながら加圧ツ
ール5で圧着することにより本圧着させて異方性導電膜
3の接着剤を硬化させる本圧着工程(ステップ#7,図
2の(e)参照)。
【0028】なお、この本圧着工程の時間は使用する異
方性導電膜3の樹脂の特性により変化する。また、この
本圧着工程は120℃以下に保たれた加熱炉において行
うことが望ましい。また、バッチ炉に代えて搬送経路途
中に設けたインライン炉などに搬送して加熱してもよ
い。また、この後、保護樹脂が塗布されて収納される
(ステップ#8,#9)。
【0029】この接合方法によれば、本圧着工程におい
て異方性導電膜3の樹脂をゆっくり硬化させるのでより
高い信頼性が得られ、複数のフラットパネルディスプレ
イ1を一括して本圧着することができるので、非常に高
い生産性が得られる。また、通常フラットパネルディス
プレイ1では工程中にエージングと称する高温保存また
は、高温動作試験を行うことがあるが、このエージング
の動作を本圧着工程で兼ねることができる。
【0030】次に第2の実施の形態を図3,図4を用い
て説明する。なお、上記実施の形態と同様のプロセスに
は同符号を付してその説明は省略する。図3,図4に示
すように、このフラットパネルディスプレイ1へのIC
部品2の接合方法においては、フレキシブル基板の取付
工程の後(この工程を行わない場合には仮圧着工程の
後)に、弾性を有するとともに外力が負荷されていない
状態では仮圧着されている部分の厚みよりも小さい間隔
があけられてなる押圧装置としての固定フレーム6にて
仮圧着部分を挟んで圧力をかけた状態で本圧着を行う。
つまり、フラットパネルディスプレイ1のIC部品2の
接合された部分に金属製または樹脂製の、フラットパネ
ルディスプレイ1の厚み+IC部品2の厚みより薄い固
定フレーム6などの押圧装置を取り付ける。そして、こ
の後に本圧着を行う。
【0031】このように、押圧装置にて仮圧着部分を挟
んで圧力をかけた状態で本圧着を行うことによりIC部
品2は常にフラットパネルディスプレイ1に押圧された
状態となり、通常の場合異方性導電膜3の樹脂の収縮力
のみのものがこの押圧装置により強くフラットパネルデ
ィスプレイ1におしつけられるので、信頼性が高くな
る。また、好適にはこの押圧装置をフラットパネルディ
スプレイ1の固定フレーム6もしくは、IC部品2の光
誤動作防止装置と兼用することもある。なお、図4にお
いて、7はフラットパネルディスプレイ1の電極、8は
バンプである。
【0032】次に、第3の実施形態を図5,図6を用い
て説明する。なお、上記実施の形態と同様のプロセスに
は同符号を付してその説明は省略する。図5に示すよう
に、異方性導電膜3をフラットパネルディスプレイ1に
貼付けた後に、フラットパネルディスプレイ1の短辺
側、すなわちSTN液晶においてはコモン側、TFT液
晶ディスプレイにおいてはゲート側と呼ばれる辺9にI
C部品2を実装する(ステップ#11,図6の(a)参
照)。次に、通電検査用のプローブ10をフラットパネ
ルディスプレイ1に当てる(フレキシブル基板をフラッ
トパネルディスプレイ1に取り付ける場合もあり、この
場合には通電可能なように接続を行う)。この後、熱せ
られた吸着ヘッド11にてIC部品2を吸着し、フラッ
トパネルディスプレイ1の短辺側、すなわちSTN液晶
ではセグメント、TFT液晶ではソース側の駆動IC部
品2を仮圧着する(ステップ#12)。条件は温度13
0℃、荷重10kgf、時間3秒程度である。この際、
マウント後に通電を行い、1つのIC部品2を仮圧着す
るごとにフラットパネルディスプレイ1へ通電し、フラ
ットパネルディスプレイ1の画像検査を検査カメラ12
により行い(ステップ#13)、次のIC部品2を接合
する前に通電を停止する動作を繰り返して実装を行う。
なお、フラットパネルディスプレイ1の点灯状態が不良
であれば、そのIC部品2を剥離して別のIC部品2を
接合する動作を行う。
【0033】この後、搭載されたIC部品2を温度18
0℃、荷重20kgf、時間10秒程度で本圧着する
(ステップ#14)が、これに代えてバッチ炉で処理し
てもよい。
【0034】また、フラットパネルディスプレイ1がカ
ラーである場合のように画像検査に時間を要する場合に
は、図7に示すように、図5の例よりも高い温度でIC
部品2を実装し(ステップ#15)、本圧着工程を無く
す場合もある。この場合のリペアは、IC部品2および
異方性導電膜3を加熱している間は異方性導電膜3の樹
脂が熱硬化性樹脂であっても、ガラス転移温度を越えて
いるので、樹脂は柔らかくそのまま容易に取り外すこと
ができる。
【0035】この接合方法によれば、フラットパネルデ
ィスプレイ1に1つのIC部品2を接合するごとに通電
して画像検査を行うため、IC部品2の不良が接合と同
時に行うことができて100%の良品生産が可能であ
る。また、フラットパネルディスプレイ1の短辺側のI
C部品2を先に実装するため、フラットパネルディスプ
レイ1の長辺側のIC部品2を順に圧着する際に、数の
多い長辺側のIC部品2が不良であった場合には、その
不良状態を確実かつ容易に検査することができる。ま
た、カラーフラットパネルディスプレイのように画像検
査に時間を要する場合に押圧時間が必然的に長くなるた
め、本圧着工程を不要とする場合においても100%の
良品生産が可能であり、生産性も高い。
【0036】次に、第4の実施形態を図8,図9を用い
て説明する。なお、上記実施の形態と同様のプロセスに
は同符号を付してその説明は省略する。図8(a),図
9に示すように、異方性導電膜3は、そのベースフィル
ム3aとしては比較的耐熱性のあるフッ素樹脂やPET
などが用いられている。フラットパネルディスプレイ1
は異方性導電膜貼付工程で異方性導電膜3が所定の位置
に貼り付けられる。次に、IC部品2が所定位置に必要
個数アライメントされ、仮圧着される。そして、検査さ
れた後(省略される場合もある)、本圧着工程で加熱加
圧される。この際には非常に高い平行度(3μm以下)
が要求されるため、従来は接合用ツールとしての圧着ツ
ール13が非常に高価なものとなっていた。なお、14
は異方性導電膜3の貼付ツールである。
【0037】しかしながら、この実施形態においては、
本圧着工程において、既に異方性導電膜貼付工程で使用
された異方性導電膜3の無い状態のベースフィルム(基
材)3aをIC部品2の上に配置し、圧着ツール13と
IC部品2との間に挟み、緩衝材として利用して本圧着
を行う。これにより、圧着ツール13の平行度管理が容
易になり、圧着ツールを低廉にせしめることができる。
なお、この方法は第1〜第3の実施形態の仮圧着ツール
および本圧着ツールにおいても利用できることは言うま
でもない。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数枚の
フラットパネルディスプレイをまとめて加熱炉に入れ、
搭載されたIC部品を120℃以下の温度で本圧着して
異方性導電膜を硬化させる方法によれば、本圧着工程に
おいてゆっくり樹脂を硬化させるのでより高い信頼性が
得られ、一括で複数枚のフラットパネルディスプレイを
処理できるので生産性が高い。また、生産設備も簡易な
炉で十分であり、生産コストを低減することができる。
【0039】IC部品をフラットパネルディスプレイ上
の電極に異方性導電膜を介して実装する本圧着工程をバ
ッチ炉により一括本圧着処理する方法でIC部品の接合
された部分に金属または、樹脂のフラットパネルディス
プレイの厚み+IC部品の厚みより厚みの薄い装置を取
り付けることによりIC部品は常にフラットパネルディ
スプレイに押圧された状態となり通常の場合異方性導電
膜の樹脂の収縮力のみのものがこの装置により強くフラ
ットパネルディスプレイにおしつけられるので、信頼性
が高くなる。また、通常フラットパネルディスプレイで
は工程中にエージングと称する高温保存または、高温動
作試験を行うことがあるが、このエージングの動作を本
圧着工程で兼ねることができ生産性が向上する。
【0040】また、この押圧装置をフラットパネルディ
スプレイのフレームもしくは、IC部品の光誤動作防止
装置と兼用することにより低廉に実現が可能である。ま
た、フラットパネルディスプレイに1つのIC部品を接
合するごとに通電して画像検査を行ったり、フラットパ
ネルディスプレイの短辺側駆動IC部品を先に実装し、
続いてフラットパネルディスプレイの長辺側駆動IC部
品を仮圧着するごとにフラットパネルディスプレイへ通
電して、フラットパネルディスプレイの画像検査を行
い、次のIC部品を接合する前に通電を停止する動作を
繰り返して実装を行ったり、1つのIC部品を仮圧着す
るごとにフラットパネルディスプレイへ通電して、フラ
ットパネルディスプレイの画像検査を行い、フラットパ
ネルディスプレイが点灯不良であれば、そのIC部品を
剥離して別のIC部品を接合する動作を行ったりするこ
とにより、IC部品の不良を接合作業に伴って確認でき
るので、100%の良品生産が可能である。とくに、カ
ラーフラットパネルディスプレイのように画像検査に時
間を要する場合に押圧時間が必然的に長くなるため、本
圧着工程を不要とする場合においても100%の良品生
産が可能であり、生産性も高い。
【0041】また、本圧着工程において異方性導電膜貼
付工程で使用され異方性導電膜の無い状態のベースフィ
ルムをIC部品上に配置し、接合用ツールとIC部品と
の間に挟み緩衝材として利用して本圧着を行うことによ
り、接合用ツールの平行度管理が容易になり、また、低
廉な接合用ツールを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるIC部品の実
装プロセスを示すフローチャートである。
【図2】(a)〜(e)はそれぞれ同第1の実施形態に
おけるIC部品の実装フロー状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態におけるIC部品の実装
プロセスを示すフローチャートである。
【図4】同第2の実施形態におけるIC部品のフラット
パネルディスプレイへの押圧装置を取り付けた状態を示
す縦断面図である。
【図5】本発明の第3の実施形態におけるIC部品の実
装プロセスを示すフローチャートである。
【図6】(a)〜(c)はそれぞれ同第3の実施形態に
おけるIC部品の実装フロー状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第3の他の実施形態におけるIC部品
の実装プロセスを示すフローチャートである。
【図8】(a)〜(d)はそれぞれ本発明の第4の実施
形態におけるIC部品の実装工程の縦断面図である。
【図9】同第4の実施形態におけるIC部品の実装工程
を示す斜視図である。
【図10】(a)〜(d)はそれぞれ従来のIC部品の
実装プロセスを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フラットパネルディスプレイ 2 IC部品 3 異方性導電膜 3a ベースフィルム(基材) 4,5 加圧ツール(接合用ツール) 6 固定フレーム(押圧装置) 12 検査カメラ 13 圧着ツール(接合用ツール)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 IC部品をフラットパネルディスプレイ
    へ異方性導電膜を介して実装するIC部品の接合方法で
    あって、異方性導電膜をフラットパネルディスプレイの
    電極に介在させてIC部品を搭載するアライメント工程
    と、IC部品の搭載されたフラットパネルディスプレイ
    を仮圧着する仮圧着工程と、仮圧着工程の後にフラット
    パネルディスプレイの画像を認識して検査する画像検査
    工程と、画像検査工程の後にIC部品を本圧着する本圧
    着工程とを有し、仮圧着工程を常温で行い、本圧着工程
    は仮圧着した複数のフラットパネルディスプレイを加熱
    炉に入れて一括加熱することにより行うフラットパネル
    ディスプレイへのIC部品の接合方法。
  2. 【請求項2】 本圧着工程を120℃以下に保たれた加
    熱炉において行う請求項1記載のフラットパネルディス
    プレイへのIC部品の接合方法。
  3. 【請求項3】 弾性を有するとともに外力が負荷されて
    いない状態では仮圧着されている部分の厚みよりも小さ
    い間隔があけられてなる押圧装置にて仮圧着部分を挟ん
    で圧力をかけた状態で本圧着を行う請求項1または2に
    記載のフラットパネルディスプレイへのIC部品の接合
    方法。
  4. 【請求項4】 IC部品をフラットパネルディスプレイ
    へ実装する際に、1つのIC部品を仮圧着するごとにフ
    ラットパネルディスプレイへ通電して、フラットパネル
    ディスプレイの画像検査を行い、次のIC部品を接合す
    る前に通電を停止し、この後、次のIC部品の実装を行
    う工程を繰り返して実装を行うフラットパネルディスプ
    レイへのIC部品の接合方法。
  5. 【請求項5】 IC部品をフラットパネルディスプレイ
    へ実装する際に、フラットパネルディスプレイの短辺側
    駆動IC部品を先に実装し、続いてフラットパネルディ
    スプレイの長辺側駆動IC部品を仮圧着するごとにフラ
    ットパネルディスプレイへ通電して、フラットパネルデ
    ィスプレイの画像検査を行い、次のIC部品を接合する
    前に通電を停止する動作を繰り返して実装を行うフラッ
    トパネルディスプレイへのIC部品の接合方法。
  6. 【請求項6】 IC部品をフラットパネルディスプレイ
    へ実装する際に、装着ヘッドにて1つのIC部品を仮圧
    着するごとにフラットパネルディスプレイへ通電して、
    装着ヘッドにて押圧したままフラットパネルディスプレ
    イの画像検査を行い、フラットパネルディスプレイが点
    灯不良であれば、そのIC部品を剥離して別のIC部品
    を接合する動作を行うフラットパネルディスプレイへの
    IC部品の接合方法。
  7. 【請求項7】 IC部品をフラットパネルディスプレイ
    へ異方性導電膜を介して実装する際に、異方性導電膜を
    フラットパネルディスプレイに貼付ける工程において使
    用した異方性導電膜の基材を、IC部品のアライメント
    工程後に接合用ツールでIC部品に熱と圧力を印加して
    異方性導電膜中の樹脂を硬化する本圧着工程において、
    IC部品と接合用ツールとの間に緩衝材として使用済み
    の異方性導電膜の基材を挿入して熱と圧力を印加するフ
    ラットパネルディスプレイへのIC部品の接合方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20030042646A (ko) * 2001-11-23 2003-06-02 바이옵트로 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널의 검사 방법 및 장치
WO2008032867A1 (en) 2006-09-15 2008-03-20 Panasonic Corporation Electric components connecting method

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