JPH09285084A - キャストロータの通風ダクト形成方法 - Google Patents
キャストロータの通風ダクト形成方法Info
- Publication number
- JPH09285084A JPH09285084A JP8912696A JP8912696A JPH09285084A JP H09285084 A JPH09285084 A JP H09285084A JP 8912696 A JP8912696 A JP 8912696A JP 8912696 A JP8912696 A JP 8912696A JP H09285084 A JPH09285084 A JP H09285084A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- duct
- duct piece
- iron core
- conductor
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Induction Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 鋳造時の湯漏れを防止してバリ発生をなくす
ると共に鋳造後の中子の除去作業をなくするキャストロ
ータの通風ダクト形成方法。 【解決手段】 中央部にシャフト孔を有し外周部の円周
方向には前記導体孔よりも若干大きなダクトピース保持
孔を複数個有するダクトピース保持鉄心板と、導電材料
から成り筒状で端面が前記ダクトピース保持孔と嵌合す
る嵌合部を形成し筒状の外周表面には鍔部を設け筒中央
部を貫通する導体貫通孔を有したダクトピースとを備
え、前記ダクトピースの嵌合部にダクトピース保持孔を
嵌合させながらダクトピース保持鉄心板を積層しダクト
ピースとダクトピース保持鉄心板を一体にしたものを複
数個配設した前記鉄心ブロック間に配設し、導体孔に溶
融した導電材料を鋳込んで鉄心ブロック間に通風ダクト
を形成する。
ると共に鋳造後の中子の除去作業をなくするキャストロ
ータの通風ダクト形成方法。 【解決手段】 中央部にシャフト孔を有し外周部の円周
方向には前記導体孔よりも若干大きなダクトピース保持
孔を複数個有するダクトピース保持鉄心板と、導電材料
から成り筒状で端面が前記ダクトピース保持孔と嵌合す
る嵌合部を形成し筒状の外周表面には鍔部を設け筒中央
部を貫通する導体貫通孔を有したダクトピースとを備
え、前記ダクトピースの嵌合部にダクトピース保持孔を
嵌合させながらダクトピース保持鉄心板を積層しダクト
ピースとダクトピース保持鉄心板を一体にしたものを複
数個配設した前記鉄心ブロック間に配設し、導体孔に溶
融した導電材料を鋳込んで鉄心ブロック間に通風ダクト
を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通風ダクトを有す
るかご形キャストロータで通風ダクトを形成する方法に
関する。
るかご形キャストロータで通風ダクトを形成する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかご形キャストロータの通風ダク
トを形成する方法について図11乃至図12を参照して
説明する。図11は、かご形キャストロータで通風ダク
トを形成する為の中子を示す斜視図で、図12に示すよ
うに中央部にシャフト孔を有し外周部の円周方向に複数
個の導体孔を有する鉄心板を複数枚積層して成る鉄心ブ
ロック44を軸方向に複数個配設し、鉄心ブロック44
間に中子43を挟設している。
トを形成する方法について図11乃至図12を参照して
説明する。図11は、かご形キャストロータで通風ダク
トを形成する為の中子を示す斜視図で、図12に示すよ
うに中央部にシャフト孔を有し外周部の円周方向に複数
個の導体孔を有する鉄心板を複数枚積層して成る鉄心ブ
ロック44を軸方向に複数個配設し、鉄心ブロック44
間に中子43を挟設している。
【0003】この中子43は、砂骨材と炭酸カリウムか
ら成る第1粘結剤と、炭酸バリウムおよびケイ酸ナトリ
ウムから選ばれた少なくとも一つの第2粘結剤との混合
物によって、図11に示すように中央部にシャフト孔4
3aと外周部の円周方向に複数個の導体貫通孔43bを
有する円盤状で水溶性の中子43を形成する。そして、
複数個軸方向に配設した鉄心ブロック44間に導体孔4
5と導体貫通孔43bの位置が一致するよう中子43を
挟設し、導電材料であるアルミニウムを溶融させて導体
孔45と導体貫通孔43bに鋳込んだ後に、水処理によ
り中子43を溶解除去して鉄心ブロック44間に通風ダ
クト用の間隙を形成していた。
ら成る第1粘結剤と、炭酸バリウムおよびケイ酸ナトリ
ウムから選ばれた少なくとも一つの第2粘結剤との混合
物によって、図11に示すように中央部にシャフト孔4
3aと外周部の円周方向に複数個の導体貫通孔43bを
有する円盤状で水溶性の中子43を形成する。そして、
複数個軸方向に配設した鉄心ブロック44間に導体孔4
5と導体貫通孔43bの位置が一致するよう中子43を
挟設し、導電材料であるアルミニウムを溶融させて導体
孔45と導体貫通孔43bに鋳込んだ後に、水処理によ
り中子43を溶解除去して鉄心ブロック44間に通風ダ
クト用の間隙を形成していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記方法で通風ダクト
を形成する場合、中子43の強度的な問題により鋳造時
に加圧されて鉄心ブロック44が倒れ、鋳造後のキャス
トロータの寸法精度が悪いものも形成され改善が要望さ
れていた。又、鋳造後に中子43を水で溶かして除去す
る作業を要する。又、中子43の表面状態が粗いために
鋳造時の溶融したアルミニウムが漏れ出て中子43と鉄
心ブロック44を形成する鉄心板との間にアルミニウム
が入り込んでバリが生じ、このバリの除去作業を要し
た。この為に作業性の改善が要望されていた。
を形成する場合、中子43の強度的な問題により鋳造時
に加圧されて鉄心ブロック44が倒れ、鋳造後のキャス
トロータの寸法精度が悪いものも形成され改善が要望さ
れていた。又、鋳造後に中子43を水で溶かして除去す
る作業を要する。又、中子43の表面状態が粗いために
鋳造時の溶融したアルミニウムが漏れ出て中子43と鉄
心ブロック44を形成する鉄心板との間にアルミニウム
が入り込んでバリが生じ、このバリの除去作業を要し
た。この為に作業性の改善が要望されていた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、鋳造
時の湯漏れを防止してバリ発生をなくすると共に鋳造後
の中子の除去作業をなくするキャストロータの通風ダク
ト形成方法を提供することを目的とする。
時の湯漏れを防止してバリ発生をなくすると共に鋳造後
の中子の除去作業をなくするキャストロータの通風ダク
ト形成方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のキャストロータ
の通風ダクト形成方法は、中央部にシャフト孔を有し外
周部の円周方向に複数個の導体孔を有する鉄心板を複数
枚積層して成る鉄心ブロックと、この鉄心ブロックを軸
方向に複数個配設し前記導体孔に導電材料を鋳込んで前
記鉄心ブロック間に通風ダクト用間隙を形成して成るキ
ャストロータの通風ダクト形成方法に於いて、中央部に
シャフト孔を有し外周部の円周方向には前記導体孔より
も若干大きなダクトピース保持孔を複数個有するダクト
ピース保持鉄心板と、導電材料から成り筒状で端面が前
記ダクトピース保持孔と嵌合する嵌合部を形成し筒状の
外周表面には鍔部を設け筒中央部を貫通する導体貫通孔
を有したダクトピースとを備え、前記ダクトピースの嵌
合部にダクトピース保持孔を嵌合させながらダクトピー
ス保持鉄心板を積層しダクトピースとダクトピース保持
鉄心板を一体にしたものを複数個配設した前記鉄心ブロ
ック間に配設し、導体孔に溶融した導電材料を鋳込んで
鉄心ブロック間に通風ダクトを形成することを特徴とす
る。この方法によれば、鋳造時の湯漏れを防止してバリ
発生をなくすると共に鋳造後の中子の除去作業をなくす
ることができる。(請求項1) そして、ダクトピースを消失模型による鋳造方法で形成
する。これによれば、複雑な形状のダクトピースでも容
易に安く形成できる。(請求項2) 又、ダクトピースの材質を銅又はアルミニウム或いはそ
れらの合金又は非磁性材とする。通風ダクト部の機械的
強度が向上し、遠心力に対する耐久性が向上する。(請
求項3) 或いはダクトピースの嵌合部表面に湯漏防止用スリット
を設ける。スリットによりダクトピースと鉄心板間の湯
漏れを防止する。(請求項4) 次いで、ダクトピースの導体貫通孔の半径方向断面積を
導体孔のそれより小さくしている。ダクトピースの全体
寸法が縮小されるのでダクトピース間の距離が大きくな
って冷却風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求
項5) 更には、ダクトピースの鍔部が放射方向に突出形成して
いる。これもダクトピース間の距離が大きくなって冷却
風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求項6)
の通風ダクト形成方法は、中央部にシャフト孔を有し外
周部の円周方向に複数個の導体孔を有する鉄心板を複数
枚積層して成る鉄心ブロックと、この鉄心ブロックを軸
方向に複数個配設し前記導体孔に導電材料を鋳込んで前
記鉄心ブロック間に通風ダクト用間隙を形成して成るキ
ャストロータの通風ダクト形成方法に於いて、中央部に
シャフト孔を有し外周部の円周方向には前記導体孔より
も若干大きなダクトピース保持孔を複数個有するダクト
ピース保持鉄心板と、導電材料から成り筒状で端面が前
記ダクトピース保持孔と嵌合する嵌合部を形成し筒状の
外周表面には鍔部を設け筒中央部を貫通する導体貫通孔
を有したダクトピースとを備え、前記ダクトピースの嵌
合部にダクトピース保持孔を嵌合させながらダクトピー
ス保持鉄心板を積層しダクトピースとダクトピース保持
鉄心板を一体にしたものを複数個配設した前記鉄心ブロ
ック間に配設し、導体孔に溶融した導電材料を鋳込んで
鉄心ブロック間に通風ダクトを形成することを特徴とす
る。この方法によれば、鋳造時の湯漏れを防止してバリ
発生をなくすると共に鋳造後の中子の除去作業をなくす
ることができる。(請求項1) そして、ダクトピースを消失模型による鋳造方法で形成
する。これによれば、複雑な形状のダクトピースでも容
易に安く形成できる。(請求項2) 又、ダクトピースの材質を銅又はアルミニウム或いはそ
れらの合金又は非磁性材とする。通風ダクト部の機械的
強度が向上し、遠心力に対する耐久性が向上する。(請
求項3) 或いはダクトピースの嵌合部表面に湯漏防止用スリット
を設ける。スリットによりダクトピースと鉄心板間の湯
漏れを防止する。(請求項4) 次いで、ダクトピースの導体貫通孔の半径方向断面積を
導体孔のそれより小さくしている。ダクトピースの全体
寸法が縮小されるのでダクトピース間の距離が大きくな
って冷却風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求
項5) 更には、ダクトピースの鍔部が放射方向に突出形成して
いる。これもダクトピース間の距離が大きくなって冷却
風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求項6)
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図4を参照しながら説明する。図1は、かご形キャス
トロータの縦断正面図で、図2は本発明の一実施例を示
すダクトピースの斜視図で、図3はロータ鉄心ブロック
間にダクトピース挟持の状態斜視図で、図4は図3の断
面図である。
至図4を参照しながら説明する。図1は、かご形キャス
トロータの縦断正面図で、図2は本発明の一実施例を示
すダクトピースの斜視図で、図3はロータ鉄心ブロック
間にダクトピース挟持の状態斜視図で、図4は図3の断
面図である。
【0008】図に於いて、かご形キャストロータ1は、
中央部にシャフト孔5aを有し外周部の円周方向に複数
個の導体孔5b(図3で1個のみ示す)を有する電磁鉄
板(例えば珪素鋼板)製の鉄心板5cを複数枚積層して
成る鉄心ブロック5と、この鉄心ブロック5を軸方向に
複数個配設し前記導体孔5bに導電材料を鋳込んで前記
鉄心ブロック5間に通風ダクト6を形成して成つてい
る。この通風ダクト6の形成は、前記鉄心ブロック5と
同材質の鉄心材で中央部にシャフト孔11aを有し外周
部の円周方向には前記導体孔5bよりも若干大きなダク
トピース保持孔11bを複数個有するダクトピース保持
鉄心板11を前記鉄心ブロック5d間に配設し、後述す
る製法で導電材料から成り筒状で端面が前記ダクトピー
ス保持孔11bと嵌合する嵌合部9aを形成し筒状の外
周表面には鍔部9cを設け筒中央部を貫通する導体貫通
孔9bを有したダクトピース9を、嵌合部9aをダクト
ピース保持孔11bと嵌合させながら前記鉄心ブロック
5間(図3で1個のみ示す)に配設して、導体孔5bに
溶融した導電材料である例えばアルミニウムを鋳込んで
行われ、導体3と短絡環7も同時に形成される。
中央部にシャフト孔5aを有し外周部の円周方向に複数
個の導体孔5b(図3で1個のみ示す)を有する電磁鉄
板(例えば珪素鋼板)製の鉄心板5cを複数枚積層して
成る鉄心ブロック5と、この鉄心ブロック5を軸方向に
複数個配設し前記導体孔5bに導電材料を鋳込んで前記
鉄心ブロック5間に通風ダクト6を形成して成つてい
る。この通風ダクト6の形成は、前記鉄心ブロック5と
同材質の鉄心材で中央部にシャフト孔11aを有し外周
部の円周方向には前記導体孔5bよりも若干大きなダク
トピース保持孔11bを複数個有するダクトピース保持
鉄心板11を前記鉄心ブロック5d間に配設し、後述す
る製法で導電材料から成り筒状で端面が前記ダクトピー
ス保持孔11bと嵌合する嵌合部9aを形成し筒状の外
周表面には鍔部9cを設け筒中央部を貫通する導体貫通
孔9bを有したダクトピース9を、嵌合部9aをダクト
ピース保持孔11bと嵌合させながら前記鉄心ブロック
5間(図3で1個のみ示す)に配設して、導体孔5bに
溶融した導電材料である例えばアルミニウムを鋳込んで
行われ、導体3と短絡環7も同時に形成される。
【0009】次にダクトピース9の形成方法を述べる。
図2に示すように図示しない金型によって材料は導電材
料である例えばアルミニウムや銅或いはそれらの合金で
鋳造によって形成される。この時、嵌合部9aの端面及
び外周方向には夫々円周方向にスリットが端面スリット
9d,外周スリット9eとして設けられている。
図2に示すように図示しない金型によって材料は導電材
料である例えばアルミニウムや銅或いはそれらの合金で
鋳造によって形成される。この時、嵌合部9aの端面及
び外周方向には夫々円周方向にスリットが端面スリット
9d,外周スリット9eとして設けられている。
【0010】次にダクトピース9を使用して通風ダクト
6を形成した場合の作用効果について説明する。従来の
中子による通風ダクト形成に対して導電材料という金属
性のダクトピース9を使用することにより機械的強度が
向上し、鋳造時に発生していた加圧による中子の変形や
傾斜や形崩れ等によるキャストロータの寸法精度不良が
なくなった。そしてダクトピース9はキャスト後も除去
することなく使用するので、中子の除去作業が不要とな
り生産性が向上する。更にダクトピース9の嵌合部9a
に設けた端面スリット9d,外周スリット9eは、アル
ミニウム・ダイキャス時に鉄心板5c端面とダクトピー
ス9との接する面からの溶融したアルミニウムの漏れを
防止することができ、従来のバリ取り作業が不要とな
る。しかも、この接する面からアルミニウムの漏れが若
干発生したとしても、ダクトピース9は除去しないこと
からこの点でもバリ取り作業が不要となる効果がある。
6を形成した場合の作用効果について説明する。従来の
中子による通風ダクト形成に対して導電材料という金属
性のダクトピース9を使用することにより機械的強度が
向上し、鋳造時に発生していた加圧による中子の変形や
傾斜や形崩れ等によるキャストロータの寸法精度不良が
なくなった。そしてダクトピース9はキャスト後も除去
することなく使用するので、中子の除去作業が不要とな
り生産性が向上する。更にダクトピース9の嵌合部9a
に設けた端面スリット9d,外周スリット9eは、アル
ミニウム・ダイキャス時に鉄心板5c端面とダクトピー
ス9との接する面からの溶融したアルミニウムの漏れを
防止することができ、従来のバリ取り作業が不要とな
る。しかも、この接する面からアルミニウムの漏れが若
干発生したとしても、ダクトピース9は除去しないこと
からこの点でもバリ取り作業が不要となる効果がある。
【0011】又、ダクトピース9は嵌合部9aとダクト
ピース保持孔11aとの嵌合によって鉄心ブロック5d
間に配設されるので、ダクトピース9の位置決めが容易
である。更にはダクトピース9の材料を、導体がアルミ
ニウムの時にはアルミニウム合金,銅,銅合金,非磁性
材料で構成すれば、ダクト部分での剛性が導体より大と
なり回転子の回転中でもダクト部分が欠損し飛散するよ
うな虞れもなくなる。
ピース保持孔11aとの嵌合によって鉄心ブロック5d
間に配設されるので、ダクトピース9の位置決めが容易
である。更にはダクトピース9の材料を、導体がアルミ
ニウムの時にはアルミニウム合金,銅,銅合金,非磁性
材料で構成すれば、ダクト部分での剛性が導体より大と
なり回転子の回転中でもダクト部分が欠損し飛散するよ
うな虞れもなくなる。
【0012】(第2実施例)上記実施例のダクトピース
は金型による鋳造方法であったが、ダクトピースは金型
によらず消失模型法による鋳造方法でも形成される。即
ち図5に示すように、ダクトピース12の嵌合部12a
と鍔部12cとが消失模型によって図6に示すように夫
々嵌合部模型13と鍔部模型14として分割形成され、
これらを接着することにより2型を結合した結合型15
を作る。この結合型15に図示しない湯口部分,湯道部
分,押湯部分の各消失模型を接着し、更に耐火性を有す
る塗型のコーティング(図示しない)を施す。そして、
これらをフラスコ(図示しない)内に収容した後に該フ
ラスコを振動させながらフラスコ内に砂込めを行う。砂
込め完了後に溶融金属としてアルミニウムや銅或いはそ
れらの合金を消失模型に注入する。注入された高温の湯
により夫々嵌合部模型13と鍔部模型14が溶けて消失
し、消失後の空間であるキャビティ内に湯が充填され冷
却して硬化後にダクトピース12が成形される。このよ
うな方法でのダクトピース12成形は、嵌合部模型13
と鍔部模型14との組合わせ結合によるので消失模型形
状が簡単となり、これによる型も簡単に製作できる。
又、導体孔5bの形状や断面積が鍔部12cの寸法より
も小さい範囲で変わった場合でも、嵌合部模型13の大
きさだけを変えることにより鍔部模型14は共用化でき
る。或いは、ダクトピース12の厚さ寸法の変更にも容
易に対応できる。
は金型による鋳造方法であったが、ダクトピースは金型
によらず消失模型法による鋳造方法でも形成される。即
ち図5に示すように、ダクトピース12の嵌合部12a
と鍔部12cとが消失模型によって図6に示すように夫
々嵌合部模型13と鍔部模型14として分割形成され、
これらを接着することにより2型を結合した結合型15
を作る。この結合型15に図示しない湯口部分,湯道部
分,押湯部分の各消失模型を接着し、更に耐火性を有す
る塗型のコーティング(図示しない)を施す。そして、
これらをフラスコ(図示しない)内に収容した後に該フ
ラスコを振動させながらフラスコ内に砂込めを行う。砂
込め完了後に溶融金属としてアルミニウムや銅或いはそ
れらの合金を消失模型に注入する。注入された高温の湯
により夫々嵌合部模型13と鍔部模型14が溶けて消失
し、消失後の空間であるキャビティ内に湯が充填され冷
却して硬化後にダクトピース12が成形される。このよ
うな方法でのダクトピース12成形は、嵌合部模型13
と鍔部模型14との組合わせ結合によるので消失模型形
状が簡単となり、これによる型も簡単に製作できる。
又、導体孔5bの形状や断面積が鍔部12cの寸法より
も小さい範囲で変わった場合でも、嵌合部模型13の大
きさだけを変えることにより鍔部模型14は共用化でき
る。或いは、ダクトピース12の厚さ寸法の変更にも容
易に対応できる。
【0013】(第3乃至第5実施例)図2に示したダク
トピース9に形成した鍔部9aの形状を、図7に示すよ
うに筒状の半径方向に筒外周から突出させた鍔部26c
とし、この鍔部26cを有するダクトピース26をダク
トピース保持鉄心板11を介して図8に示すように鉄心
ブロック5間(図8で1個のみ示す)に鍔部26cがキ
ャストロータの半径方向に突出する位置になるように配
設する。すると、鍔部26cが半径方向に突出する位置
にあるので、ダクトピース26間に鍔部26cがなく間
隔が広くなり通風抵抗が減少して通風ダクト部での冷却
効率が向上する。
トピース9に形成した鍔部9aの形状を、図7に示すよ
うに筒状の半径方向に筒外周から突出させた鍔部26c
とし、この鍔部26cを有するダクトピース26をダク
トピース保持鉄心板11を介して図8に示すように鉄心
ブロック5間(図8で1個のみ示す)に鍔部26cがキ
ャストロータの半径方向に突出する位置になるように配
設する。すると、鍔部26cが半径方向に突出する位置
にあるので、ダクトピース26間に鍔部26cがなく間
隔が広くなり通風抵抗が減少して通風ダクト部での冷却
効率が向上する。
【0014】そして、このダクトピース26を消失模型
による鋳造方法で形成し、図9,10に示すように嵌合
部31aに対して鍔部31cの金属材質を異なる材質に
代え、鍔部模型32を導体孔5bよりも大きい円筒環状
消失模型部34の外周に差し込み固定する。その上で図
示しないフラスコ内に収容して鋳ぐるみ埋設することで
ダクトピース31を成形する。これにより導体孔5bの
寸法が変わった場合でも、鍔部模型32は共用化でき
る。又、鍔部31cの材質を嵌合部31aに対して変え
ることで、間隔片としての機械的強度を向上させ鋳造時
の加圧力に耐え鋳造品としての欠点を補強することがで
きる。
による鋳造方法で形成し、図9,10に示すように嵌合
部31aに対して鍔部31cの金属材質を異なる材質に
代え、鍔部模型32を導体孔5bよりも大きい円筒環状
消失模型部34の外周に差し込み固定する。その上で図
示しないフラスコ内に収容して鋳ぐるみ埋設することで
ダクトピース31を成形する。これにより導体孔5bの
寸法が変わった場合でも、鍔部模型32は共用化でき
る。又、鍔部31cの材質を嵌合部31aに対して変え
ることで、間隔片としての機械的強度を向上させ鋳造時
の加圧力に耐え鋳造品としての欠点を補強することがで
きる。
【0015】更には、ダクトピース9の筒中央部を貫通
する導体貫通孔9bの断面積を鉄心板5aの導体孔5b
の断面積より小さくし、しかも嵌合部9aの外部寸法を
導体孔5bより若干大きくした形状のダクトピースを形
成すると、やはりダクトピース間の距離が大きくなり通
風抵抗が減少して通風ダクト部での冷却効率が向上す
る。
する導体貫通孔9bの断面積を鉄心板5aの導体孔5b
の断面積より小さくし、しかも嵌合部9aの外部寸法を
導体孔5bより若干大きくした形状のダクトピースを形
成すると、やはりダクトピース間の距離が大きくなり通
風抵抗が減少して通風ダクト部での冷却効率が向上す
る。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、鋳造時の
湯漏れを防止してバリ発生をなくすると共に鋳造後の中
子の除去作業をなくすることができる。(請求項1) そして、ダクトピースを消失模型による鋳造方法で形成
する。これによれば、複雑な形状のダクトピースでも容
易に安く形成できる。(請求項2) 又、ダクトピースの材質を銅又はアルミニウム或いはそ
れらの合金又は非磁性材とする。通風ダクト部の機械的
強度が向上し、遠心力に対する耐久性が向上する。(請
求項3) 或いはダクトピースの嵌合部表面に湯漏防止用スリット
を設ける。スリットによりダクトピースと鉄心板間の湯
漏れを防止する。(請求項4) 次いで、ダクトピースの導体貫通孔の半径方向断面積を
導体孔のそれより小さくしている。ダクトピースの全体
寸法が縮小されるのでダクトピース間の距離が大きくな
って冷却風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求
項5) 更には、ダクトピースの鍔部が放射方向に突出形成して
いる。これもダクトピース間の距離が大きくなって冷却
風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求項6)
湯漏れを防止してバリ発生をなくすると共に鋳造後の中
子の除去作業をなくすることができる。(請求項1) そして、ダクトピースを消失模型による鋳造方法で形成
する。これによれば、複雑な形状のダクトピースでも容
易に安く形成できる。(請求項2) 又、ダクトピースの材質を銅又はアルミニウム或いはそ
れらの合金又は非磁性材とする。通風ダクト部の機械的
強度が向上し、遠心力に対する耐久性が向上する。(請
求項3) 或いはダクトピースの嵌合部表面に湯漏防止用スリット
を設ける。スリットによりダクトピースと鉄心板間の湯
漏れを防止する。(請求項4) 次いで、ダクトピースの導体貫通孔の半径方向断面積を
導体孔のそれより小さくしている。ダクトピースの全体
寸法が縮小されるのでダクトピース間の距離が大きくな
って冷却風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求
項5) 更には、ダクトピースの鍔部が放射方向に突出形成して
いる。これもダクトピース間の距離が大きくなって冷却
風の流れが良くなり冷却性が向上する。(請求項6)
【図1】本発明の一実施例を示すキャストロータの縦断
側面図、
側面図、
【図2】本発明の一実施例を示すダクトピースの斜視
図、
図、
【図3】鉄心ブロック間にダクトピースを挟設した状態
の斜視図、
の斜視図、
【図4】図3の断面図、
【図5】本発明の消失模型の斜視図、
【図6】接着前の消失模型の縦断側面図、
【図7】半径方向に突出する鍔部を有するダクトピース
の斜視図、
の斜視図、
【図8】図7に示すダクトピースを鉄心ブロック間に挟
設した状態の斜視図、
設した状態の斜視図、
【図9】他の実施例を示す消失模型の斜視図、
【図10】図9に示す消失模型の縦断側面図、
【図11】従来の通風ダクトスペーサを示す斜視図、
【図12】従来の須永他を用いた製造方法を示すロータ
の縦断側面図。
の縦断側面図。
1…かご形キャストロータ、 3…導体、 5…鉄
心ブロック、5a,11a…シャフト孔、 5
b…導体孔、5c…鉄心板、 6
…通風ダクト、9,12,26…ダクトピース、
9a,12a,26a…嵌合部、9b,26b…導体貫
通孔、 9c,12c,26c…鍔部、9d,
26d…端面スリット、 9e,26e…外周ス
リット、11…ダクトピース保持鉄心板、 11b
…ダクトピース保持孔、13…嵌合部模型、
14…鍔部模型。
心ブロック、5a,11a…シャフト孔、 5
b…導体孔、5c…鉄心板、 6
…通風ダクト、9,12,26…ダクトピース、
9a,12a,26a…嵌合部、9b,26b…導体貫
通孔、 9c,12c,26c…鍔部、9d,
26d…端面スリット、 9e,26e…外周ス
リット、11…ダクトピース保持鉄心板、 11b
…ダクトピース保持孔、13…嵌合部模型、
14…鍔部模型。
Claims (6)
- 【請求項1】 中央部にシャフト孔を有し外周部の円周
方向に複数個の導体孔を有する鉄心板を複数枚積層して
成る鉄心ブロックと、この鉄心ブロックを軸方向に複数
個配設し前記導体孔に導電材料を鋳込んで前記鉄心ブロ
ック間に通風ダクト用間隙を形成して成るキャストロー
タの通風ダクト形成方法に於いて、中央部にシャフト孔
を有し外周部の円周方向には前記導体孔よりも若干大き
なダクトピース保持孔を複数個有するダクトピース保持
鉄心板と、導電材料から成り筒状で端面が前記ダクトピ
ース保持孔と嵌合する嵌合部を形成し筒状の外周表面に
は鍔部を設け筒中央部を貫通する導体貫通孔を有したダ
クトピースとを備え、前記ダクトピースの嵌合部にダク
トピース保持孔を嵌合させながらダクトピース保持鉄心
板を積層しダクトピースとダクトピース保持鉄心板を一
体にしたものを複数個配設した前記鉄心ブロック間に配
設し、導体孔に溶融した導電材料を鋳込んで鉄心ブロッ
ク間に通風ダクトを形成することを特徴とするキャスト
ロータの通風ダクト形成方法。 - 【請求項2】 前記ダクトピースを消失模型による鋳造
方法で形成した請求項1記載のキャストロータの通風ダ
クト形成方法。 - 【請求項3】 前記ダクトピースの材質を銅又はアルミ
ニウム或いはそれらの合金又は非磁性材とした請求項1
又は2記載のキャストロータの通風ダクト形成方法。 - 【請求項4】 前記ダクトピースの嵌合部表面に湯漏防
止用スリットを設けた請求項1乃至3記載のキャストロ
ータの通風ダクト形成方法。 - 【請求項5】 前記ダクトピースの導体貫通孔の半径方
向断面積を導体孔のそれより小さくした請求項1乃至4
記載のキャストロータの通風ダクト形成方法。 - 【請求項6】 前記鍔部がダクトピースの筒状半径方向
に突出形成し前記鉄心ブロック間に鍔部を放射方向に突
出させてダクトピースを配設した請求項1乃至5記載の
キャストロータの通風ダクト形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8912696A JPH09285084A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | キャストロータの通風ダクト形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8912696A JPH09285084A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | キャストロータの通風ダクト形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285084A true JPH09285084A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=13962201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8912696A Pending JPH09285084A (ja) | 1996-04-11 | 1996-04-11 | キャストロータの通風ダクト形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285084A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019045512A1 (ko) * | 2017-09-04 | 2019-03-07 | 엠에이치기술개발주식회사 | 냉각장치 제조방법 및 그를 이용한 모터 하우징 냉각장치 |
-
1996
- 1996-04-11 JP JP8912696A patent/JPH09285084A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019045512A1 (ko) * | 2017-09-04 | 2019-03-07 | 엠에이치기술개발주식회사 | 냉각장치 제조방법 및 그를 이용한 모터 하우징 냉각장치 |
| US11670985B2 (en) | 2017-09-04 | 2023-06-06 | Mh Technologies Inc. | Method for manufacturing cooling device and motor housing cooling device using same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US10550902B2 (en) | High performance disc brake rotor | |
| JP3016364B2 (ja) | 内燃機関のシリンダブロック製造方法 | |
| US6860315B2 (en) | Green sand casting method and apparatus | |
| JPH09151786A (ja) | 内燃機関用ピストンの製造方法 | |
| JPH09285084A (ja) | キャストロータの通風ダクト形成方法 | |
| JP4983369B2 (ja) | タイヤ成形用金型及びタイヤ成形用金型の製造方法 | |
| CN114147184A (zh) | 现浇阀座的制造和设计方法 | |
| JP3180233B2 (ja) | 特殊中子を用いて鋳造した鋳造品 | |
| JP3180234B2 (ja) | 特殊中子を用いた鋳造方法 | |
| CN108443366B (zh) | 一种复合型制动盘及其加工工艺 | |
| JP3479932B2 (ja) | かご型ロータの製造方法 | |
| JPS63248543A (ja) | シリンダライナ−およびその製造方法 | |
| JP3079753B2 (ja) | 内燃機関用ピストンの製造方法 | |
| JP2004025190A (ja) | 鋳物製品の製造方法および中間製品的鋳造品 | |
| JP2711374B2 (ja) | かご形回転子の製造方法 | |
| JPH08266020A (ja) | ステータアセンブリの製造方法 | |
| JP4409101B2 (ja) | 鋳ぐるみ部材とその製造方法およびそれを鋳込んだ鋳造品 | |
| JP2575334Y2 (ja) | 鋳造用金型 | |
| US20180111187A1 (en) | Method and System for Casting Metal | |
| JP3180235B2 (ja) | 鋳造用特殊中子 | |
| JPS5956854A (ja) | かご形誘導電動機用回転子の製造方法 | |
| CN111379801B (zh) | 铝陶瓷复合材料制动组件 | |
| JP3052723B2 (ja) | 内燃機関におけるシリンダブロックの冷却通路製造方法 | |
| JPH0244919Y2 (ja) | ||
| JP2000233268A (ja) | 鋳抜き孔を有するフランジ付き管の遠心力鋳造用金型 |