JPH09285193A - 可変速発電電動装置 - Google Patents

可変速発電電動装置

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JPH09285193A
JPH09285193A JP8108648A JP10864896A JPH09285193A JP H09285193 A JPH09285193 A JP H09285193A JP 8108648 A JP8108648 A JP 8108648A JP 10864896 A JP10864896 A JP 10864896A JP H09285193 A JPH09285193 A JP H09285193A
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signal
variable speed
compensation
slip
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Takahisa Kageyama
隆久 影山
Shinsuke Miyamoto
伸介 宮本
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Toshiba Corp
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  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実回転速度信号が不安定となることを回避す
る。 【解決手段】 比較手段23は、実回転速度信号Nrを
取込み、運転可能な可変速範囲の内側に予め定める境界
範囲である可変速幅上限信号Hおよび可変速幅下限信号
Lとそれぞれ比較して実回転速度信号Nrが可変速幅上
限信号Hおよび可変速幅下限信号Lを越えている場合に
切替信号を出力する。切替手段27は、Δf信号を取込
み接点27bを介してΔf補正信号としてそのまま出力
する一方、比較手段23から切替信号を入力すると、零
信号出力手段26からの零信号を接点27aを介して出
力し、実回転速度信号が運転可能な範囲を逸脱するのを
阻止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻線形誘導機の二
次側を交流で励磁し、一次側を系統に接続する可変速発
電電動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の揚水発電所では、発電電動機とし
て同期機を使用していた。そのため、発電運転時は、必
要な有効電力と落差が決まればガイドベーン開度も決ま
るが、同期速度による一定回転速度では、ポンプ水車に
とって効率が良いとは限らない。また、揚水運転時は、
揚程が決まれば入力が一定となり、有効電力を調整する
ことができない等の問題があった。
【0003】可変速揚水発電システムは、発電電動機と
して巻線形誘導機を使用し、回転子の位相および回転速
度を検出して、巻線形誘導機の二次側を低周波の交流で
励磁する周波数変換器の出力を制御することにより、巻
線形誘導機の回転子が同期速度でなくても一次側を系統
に常に同期させることができるシステムである。
【0004】本システムでは、発電運転中は、ポンプ水
車が常に高効率で運転するように有効電力、ガイドベー
ン開度、回転速度の関係を操作することができる。ま
た、揚水運転中は、有効電力が回転速度の3乗で変わる
ことから、回転速度を変化させることで有効電力を調整
することができる。さらに、三相交流を直交座標系に座
標変換することにより、周波数変換器の出力電流および
巻線形誘導機の一次電流についてトルク成分(有効電
力、回転速度に関わる成分)と励磁成分(無効電力、電
圧に関わる成分)とを独立に制御することができるとい
う特徴を持つ。
【0005】図19は、上記する可変速揚水発電システ
ムに用いる従来の可変速発電電動装置の構成図である。
【0006】発電電動機1は、一次巻線である固定子巻
線1aと二次巻線である回転子巻線1bとからなり、固
定子巻線1aは主回路2から遮断器3を介して系統4に
接続する一方、回転子巻線1bはポンプ水車5に連結し
ている。また、主回路2には周波数変換器6の一次側が
接続され、周波数変換器6の二次側が回転子巻線1bに
接続され、回転子巻線1bに速度すべり検出器7を連結
している。
【0007】可変速発電電動装置10では、まず、Δf
検出手段11は、系統4の電圧に基づいて、系統4の周
波数fと基準周波数fsとの偏差が演算され、得られる
周波数変動信号Δfをガバナフリー補償演算手段12へ
出力する。
【0008】次に、ガバナフリー補償演算手段12は、
図22に示すように調定率12aと各関数12b〜12
eが設定され、周波数変動信号Δfに基づいて周波数変
動信号Δfを零とするような補償信号を得るために所定
の演算が行われ、有効電力補償信号、回転数補償信号、
トルク成分電流補償信号、ガイドベーン開度補償信号を
それぞれ生成している。続いて、ガバナフリー補償演算
手段12からの有効電力補償信号は、加算手段13へ入
力し、加算手段13によって有効電力目標信号Pと加算
され得られる有効電力指令信号Paを高効率関数/有効
電力制御手段14へ入力する。
【0009】高効率関数/有効電力制御手段14では、
有効電力指令信号Paと落差信号Hとから回転速度目標
信号とガイドベーン開度目標信号とを演算する。回転速
度目標信号は回転速度補償信号と加算手段15により加
算され得られる回転速度指令信号Naとし、さらに、速
度すべり検出器7により検出した実回転速度信号Nrま
たはすべり信号Sが加算手段16によって図示符号によ
って加算され得られる偏差信号が速度すべり制御手段1
7へ入力される。
【0010】ところで、すべり信号Sは次の式で求めら
れる。
【0011】S=(f1−fr)/f1 ここで、f1:系統周波数 fr:実回転周波数
【0012】速度すべり制御手段17では、加算手段1
6からの偏差信号が零となるように、すなわち、回転数
指令信号Naに実回転速度信号NrまたはすべりSが追
従するようにトルク成分電流目標信号を出力する。次
に、トルク成分電流目標信号とガバナフリー補償演算手
段12からのトルク成分電流補償信号とは加算手段18
によって加算され得られるトルク成分電流指令信号ig
aが電流制御手段19へ出力される。そして、電流制御
手段19では、トルク成分電流指令信号igaに応じて
周波数変換器6を制御して回転子巻線1bへ供給する交
流励磁のトルク成分電流を増減する。
【0013】一方、高効率関数/有効電力制御手段14
からのガイドベーン開度目標信号とガイドベーン開度補
償信号とが加算手段20により加算され得られるガイド
ベーン開度指令信号GVaがガイドベーン制御手段21
へ出力され、ガイドベーン制御手段21によってガイド
ベーン8を開閉制御する。
【0014】以上の構成により、可変速システムとして
有効電力を目標値通りに制御し、ポンプ水車にとって常
に高効率な状態を保ちつつ系統の周波数変動を抑制する
方向へ有効電力を出力することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19に示
す従来の可変速発電電動装置10では、システムとして
運転可能な範囲の境界近傍で運転していた場合、ガバナ
フリー補償演算手段12によって有効電力、回転速度、
トルク成分電流、ガイドベーン開度を補正すると、シス
テムとして運転可能な範囲から逸脱する可能性がある。
この範囲としては実回転速度信号NrまたはすべりSの
制限(可変速幅:周波数変換器の能力から決まる運転範
囲)および有効電力の制限(ポンプ水車の特性から決ま
る運転範囲)が挙げられる。
【0016】例えば、有効電力では、図20に示すよう
に、発電時に落差信号Hに対する有効電力信号Pの関数
となり、落差信号H1のとき有効電力P2からP1まで
が運転範囲となる。また、揚水時には、図21に示すよ
うに有効電力信号Pが揚程Hと回転速度Nrとの関数と
なって、例えば、回転速度N1から回転速度N2までの
可変速幅とすると、有効電力P4から有効電力P3まで
が運転可能な範囲となる。実回転速度信号Nrは、一般
に同期速度Nsの±5%程度が考えられる。
【0017】仮に、実回転速度信号Nrの運転可能な範
囲を逸脱した場合、発電電動機1の二次側に誘起される
電圧に周波数変換器6の出力電圧が打ち勝つことができ
ず安定に電流を流し込むことができなくなりシステムの
有効電力および回転速度が大きく変動し不安定な状態と
なる。また、有効電力の運転可能な範囲を逸脱した場
合、ポンプ水車の振動過大、キャビテーションの発生に
よる水車表面の損傷などによりシステム破損に至るおそ
れがある。
【0018】そこで、本発明は、ガバナフリー補償演算
手段によって有効電力、回転速度、トルク成分電流、ガ
イドベーン開度を補償してもシステムとして運転可能な
範囲を逸脱することなく、安定に運転できる可変速発電
電動装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、一次
巻線が電力系統に接続され、二次巻線が交流励磁される
巻線形誘導発電電動機と、巻線形誘導発電電動機の回転
軸に結合された原動機/負荷とから構成される可変速発
電電動装置において、電力系統の周波数と回転軸の実回
転速度に基づき交流励磁のすべりを検出するすべり検出
手段と、有効電力指令と落差に基づきすべり指令とガイ
ドべ一ン指令を演算出力する関数発生手段と、電力系統
の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電電動機の一次
側周波数を基準周波数に近付けるための補償信号を演算
出力する一方、すべりが可変速運転限界範囲に到達した
場合には、すべりの可変速運転限界範囲からの逸脱を阻
止する補償信号を演算出力する補償演算手段と、すべり
指令と補償信号とすべりとに基づきトルク電流指令を演
算出力するすべり制御手段と、トルク電流指令に基づき
交流励磁を制御する交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン
指令に基づきガイドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御
手段とを有するようにしたものである。以上の手段によ
れば、すべりが可変速運転限界範囲に到達した場合に、
所定の補償信号がすべり制御手段へ出力される。これに
よって、すべりが可変速運転限界範囲から逸脱するのが
阻止され、すべりが不安定となることを回避することが
できる。
【0020】請求項2の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、電力系統の周波数と回転軸の実回転速度に基づき交
流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、有効電力
指令と落差に基づきすべり指令とガイドべ−ン指令を演
算出力する関数発生手段と、電力系統の周波数変動信号
に基づき巻線形誘導発電電動機の一次側周波数を基準周
波数に近付けるための補償信号を演算出力する一方、す
べりの可変速運転限界範囲に到達した場合には、すべり
の可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を
演算出力する補償演算手段と、すべり指令とすべりとに
基づきトルク電流指令を演算出力するすべり制御手段
と、トルク電流指令に基づき交流励磁を制御する交流励
磁制御手段と、ガイドべ−ン指令と補償信号に基づきガ
イドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御手段とを有する
ようにしたものである。以上の手段によれば、すべりが
可変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号
がガイドベーン制御手段へ出力される。これによって、
すべりが可変速運転限界範囲から逸脱するのが阻止さ
れ、すべりが不安定となることを回避することができ
る。
【0021】請求項3の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、電力系統の周波数と回転軸の実回転速度に基づき交
流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、電力系統
の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電電動機の一次
側周波数を基準周波数に近付けるための補償信号を演算
出力する一方、すべりが可変速運転限界範囲に到達した
場合には、すべりの可変速運転限界範囲からの逸脱を阻
止する補償信号を演算出力する補償演算手段と、補償信
号により補正された有効電力指令と落差に基づきすべり
指令とガイドべ一ン指令を演算出力する関数発生手段
と、すべり指令とすべりとに基づきトルク電流指令を演
算出力するすべり制御手段と、トルク電流指令に基づき
交流励磁を制御する交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン
指令に基づきガイドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御
手段とを有するようにしたものである。以上の手段によ
れば、すべりが可変速運転限界範囲に到達した場合に、
所定の補償信号が有効電力指令を補償する。これによっ
て、すべりが可変速運転限界範囲から逸脱するのが阻止
され、すべりが不安定となることを回避することができ
る。
【0022】請求項4の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、電力系統の周波数と回転軸の実回転速度に基づき交
流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、有効電力
指令と落差に基づきすべり指令とガイドべ一ン指令を演
算出力する関数発生手段と、電力系統の周波数変動信号
に基づき巻線形誘導発電電動機の一次側周波数を基準周
波数に近付けるための補償信号を演算出力する一方、す
べりが可変速運転限界範囲に到達した場合には、すべり
の可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を
演算出力する補償演算手段と、すべり指令とすべりに基
づきトルク電流指令を演算出力するすべり制御手段と、
トルク電流指令と補償信号に基づき交流励磁を制御する
交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン指令に基づきガイド
べ一ンを制御するガイドべ一ン制御手段とを有するよう
にしたものである。以上の手段によれば、すべりが可変
速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号がト
ルク電流指令を補償する。これによって、すべりが可変
速運転限界範囲から逸脱するのが阻止され、すべりが不
安定となることを回避することができる。
【0023】請求項5の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、有
効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ一ン指令
を演算出力する関数発生手段と、電力系統の周波数変動
信号に基づき巻線形誘導発電電動機の一次側周波数を基
準周波数に近付けるための補償信号を演算出力する一
方、実回転速度が可変速運転限界範囲に到達した場合に
は、実回転速度の可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止
する補償信号を演算出力する補償演算手段と、速度指令
と補償信号と実回転速度とに基づきトルク電流指令を演
算出力する速度制御手段と、トルク電流指令に基づき交
流励磁を制御する交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン指
令に基づきガイドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御手
段とを有するようにしたものである。以上の手段によれ
ば、実回転速度が可変速運転限界範囲に到達した場合
に、所定の補償信号がトルク電流指令を作成する速度制
御手段へ出力される。これによって、実回転速度が可変
速運転限界範囲から逸脱するのが阻止され実回転速度が
不安定となることを回避することができる。
【0024】請求項6の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、有
効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ−ン指令
を演算出力する関数発生手段と、電力系統の周波数変動
信号に基づき巻線形誘導発電電動機の一次側周波数を基
準周波数に近付けるための補償信号を演算出力する一
方、実回転速度の可変速運転限界範囲に到達した場合に
は、実回転速度の可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止
する補償信号を演算出力する補償演算手段と、速度指令
と実回転速度とに基づきトルク電流指令を演算出力する
速度制御手段と、トルク電流指令に基づき交流励磁を制
御する交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン指令と補償信
号に基づきガイドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御手
段とを有するようにしたものである。以上の手段によれ
ば、実回転速度が可変速運転限界範囲に到達した場合
に、所定の補償信号がガイドベーンを制御するガイドべ
一ン制御手段へ出力される。これによって、実回転速度
が可変速運転限界範囲から逸脱するのが阻止され実回転
速度が不安定となることを回避することができる。
【0025】請求項7の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、電
力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電電動機
の一次側周波数を基準周波数に近付けるための補償信号
を演算出力する一方、実回転速度が可変速運転限界範囲
に到達した場合には、実回転速度の可変速運転限界範囲
からの逸脱を阻止する補償信号を演算出力する補償演算
手段と、補償信号により補正された有効電力指令と落差
に基づき速度指令とガイドべ一ン指令を演算出力する関
数発生手段と、速度指令と実回転速度とに基づきトルク
電流指令を演算出力する速度制御手段と、トルク電流指
令に基づき交流励磁を制御する交流励磁制御手段と、ガ
イドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御するガイド
べ一ン制御手段とを有するようにしたものである。以上
の手段によれば、実回転速度が可変速運転限界範囲に到
達した場合に、所定の補償信号が有効電力指令を補償す
る。これによって、実回転速度が可変速運転限界範囲か
ら逸脱するのが阻止され実回転速度が不安定となること
を回避することができる。
【0026】請求項8の発明は、一次巻線が電力系統に
接続され、二次巻線が交流励磁される巻線形誘導発電電
動機と、巻線形誘導発電電動機の回転軸に結合された原
動機/負荷とから構成される可変速発電電動装置におい
て、回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、有
効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ一ン指令
を演算出力する関数発生手段と、電力系統の周波数変動
信号に基づき巻線形誘導発電電動機の一次側周波数を基
準周波数に近付けるための補償信号を演算出力する一
方、実回転速度が可変速運転限界範囲に到達した場合に
は、実回転速度の可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止
する補償信号を演算出力する補償演算手段と、速度指令
と実回転速度に基づきトルク電流指令を演算出力する速
度制御手段と、トルク電流指令と補償信号に基づき交流
励磁を制御する交流励磁制御手段と、ガイドべ−ン指令
に基づきガイドべ一ンを制御するガイドべ一ン制御手段
とを有するようにしたものである。以上の手段によれ
ば、実回転速度が可変速運転限界範囲に到達した場合
に、所定の補償信号が交流励磁を制御する交流励磁制御
手段へ出力される。これによって、実回転速度が可変速
運転限界範囲から逸脱するのが阻止され実回転速度が不
安定となることを回避することができる。
【0027】請求項9の発明は、請求項1乃至請求項4
記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償演
算手段は、電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘
導発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるた
めの補償信号を演算出力する一方、すべりに代えて電力
系統へ供給する有効電力が可変速運転限界範囲に到達し
た場合には、有効電力の可変速運転限界範囲からの逸脱
を阻止する補償信号を演算出力するようにしたものであ
る。以上の手段によれば、有効電力が可変速運転限界範
囲に到達した場合に、所定の補償信号がすべり制御手
段、ガイドベーン制御手段、関数発生手段、交流励磁制
御手段のいずれかへ出力される。これによって、有効電
力が可変速運転限界範囲から逸脱するのが阻止され有効
電力が不安定となることを回避することができる。
【0028】請求項10の発明は、請求項5乃至請求項
8記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形
誘導発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付ける
ための補償信号を演算出力する一方、実回転速度に代え
て電力系統へ供給する有効電力が可変速運転限界範囲に
到達した場合には、有効電力の可変速運転限界範囲から
の逸脱を阻止する補償信号を演算出力するようにしたも
のである。以上の手段によれば、有効電力が可変速運転
限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が速度制御
手段、ガイドベーン制御手段、関数発生手段、交流励磁
制御手段のいずれかへ出力される。これによって、有効
電力が可変速運転限界範囲から逸脱するのが阻止され有
効電力が不安定となることを回避することができる。
【0029】請求項11の発明は、請求項1乃至請求項
4記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、すべりが予め定めた可変速運転限界範囲に
達したとき、所定の変化率で制限して周波数変動信号を
零信号へ移行させる一方、すべりが可変速運転限界範囲
から内側へ入ったとき所定の変化率で制限して零信号か
ら周波数変動信号へ移行させるようにしたものである。
以上の手段によれば、所定の変化率で補償信号が制限さ
れるので、補償信号が円滑に変化し突変することなくす
べりを安定に推移できる。
【0030】請求項12の発明は、請求項1乃至請求項
4記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、可変速運転限界範囲の内側に、さらに、内
側境界範囲を設けて、すべりが可変速運転限界範囲に達
したときゲイン信号を零として出力させる一方、すべり
が可変速運転限界範囲と内側境界範囲との間にあるとき
内側へ行くに従ってゲイン信号を増加して出力させ、す
べりが内側境界範囲内に入ったときゲイン信号を1とし
て出力させる可変ゲイン演算手段と、周波数変動信号に
ゲイン信号を乗算して得られる信号を補償信号とする乗
算手段を設けるようにしたものである。以上の手段によ
れば、可変速運転限界範囲の近傍で、可変ゲインとした
ので、補償信号が突変することがなく円滑に補償信号を
増減させてすべりを迅速に正常にすることができる。
【0031】請求項13の発明は、請求項1乃至請求項
4記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、すべりが可変速運転限界範囲内のとき上限
リミットおよび下限リミットをそれぞれ所定値に設定す
る一方、すべりが可変速運転限界範囲に達したとき、対
応する側の上限リミットまたは下限リミットを零に設定
する設定手段と、周波数変動信号が上限リミットと下限
リミットとの範囲内のとき周波数変動信号を補償信号と
して出力する一方、周波数変動信号が上限リミットと下
限リミットとの範囲外のとき上限リミットまたは下限リ
ミットに制限されて補償信号として出力するリミッタと
を設けるようにしたものである。以上の手段によれば、
リミッタのいずれか一方のみを零とするので、すべりが
迅速に復帰できる。
【0032】請求項14の発明は、請求項1乃至請求項
4記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、すべりが可変速運転限界範囲に達したとき
対応する側の上限ホールド信号または下限ホールド信号
を出力する手段と、上限ホールド信号を入力するとΔf
信号が上限リミット値以下となるように制限して補償信
号とする一方、下限ホールド信号を入力するとΔf信号
が下限リミット値以上となるように制限して補償信号と
するリミッタとを設けるようにしたものである。以上の
手段によれば、リミッタのいずれか一方のみを所定値と
するので、すべりが迅速に復帰できる。
【0033】請求項15の発明は、請求項5乃至請求項
8記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、実回転速度信号が予め定めた可変速運転限
界範囲に達したとき、所定の変化率で制限して周波数変
動信号を零信号へ移行させる一方、実回転速度信号が可
変速運転限界範囲から内側へ入ったとき所定の変化率で
制限して零信号から周波数変動信号へ移行させるように
したものである。以上の手段によれば、所定の変化率で
補償信号が制限されるので、補償信号が円滑に変化し突
変することなく実回転速度信号を安定に推移できる。
【0034】請求項16の発明は、請求項5乃至請求項
8記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、可変速運転限界範囲の内側に、さらに、内
側境界範囲を設けて、実回転速度信号が可変速運転限界
範囲に達したときゲイン信号を零として出力させる一
方、実回転速度信号が可変速運転限界範囲と内側境界範
囲との間にあるとき内側へ行くに従ってゲイン信号を増
加して出力させ、実回転速度信号が内側境界範囲内に入
ったときゲイン信号を1として出力させる可変ゲイン演
算手段と、周波数変動信号にゲイン信号を乗算して得ら
れる信号を補償信号とする乗算手段を設けるようにした
ものである。以上の手段によれば、可変速運転限界範囲
の近傍で、可変ゲインとしたので、補償信号が突変する
ことがなく円滑に補償信号を増減させて実回転速度信号
を迅速に正常にすることができる。
【0035】請求項17の発明は、請求項5乃至請求項
8記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、実回転速度信号が可変速運転限界範囲内の
とき上限リミットおよび下限リミットをそれぞれ所定値
に設定する一方、実回転速度信号が可変速運転限界範囲
に達したとき、対応する側の上限リミットまたは下限リ
ミットを零に設定する設定手段と、周波数変動信号が上
限リミットと下限リミットとの範囲内のとき周波数変動
信号を補償信号として出力する一方、周波数変動信号が
上限リミットと下限リミットとの範囲外のとき上限リミ
ットまたは下限リミットに制限されて補償信号として出
力するリミッタとを設けるようにしたものである。以上
の手段によれば、リミッタのいずれか一方のみを零とす
るので、実回転速度信号が迅速に復帰できる。
【0036】請求項18の発明は、請求項5乃至請求項
8記載のいずれかの可変速発電電動装置において、補償
演算手段は、実回転速度信号が可変速運転限界範囲に達
したとき対応する側の上限ホールド信号または下限ホー
ルド信号を出力する手段と、上限ホールド信号を入力す
るとΔf信号が上限リミット値以下となるように制限し
て補償信号とする一方、下限ホールド信号を入力すると
Δf信号が下限リミット値以上となるように制限して補
償信号とするリミッタとを設けるようにしたものであ
る。以上の手段によれば、リミッタのいずれか一方のみ
を所定値とするので、実回転速度信号が迅速に復帰でき
る。
【0037】請求項19の発明は、請求項9または請求
項10記載の可変速発電電動装置において、補償演算手
段は、有効電力信号が予め定めた可変速運転限界範囲に
達したとき、所定の変化率で制限して周波数変動信号を
零信号へ移行させる一方、有効電力信号が可変速運転限
界範囲から内側へ入ったとき所定の変化率で制限して零
信号から周波数変動信号へ移行させるようにしたもので
ある。以上の手段によれば、所定の変化率で補償信号が
制限されるので、補償信号が円滑に変化し突変すること
なく有効電力信号を安定に推移できる。
【0038】請求項20の発明は、請求項9または請求
項10記載の可変速発電電動装置において、補償演算手
段は、可変速運転限界範囲の内側に、さらに、内側境界
範囲を設けて、有効電力信号が可変速運転限界範囲に達
したときゲイン信号を零信号として出力させる一方、有
効電力信号が可変速運転限界範囲と内側境界範囲との間
にあるとき内側へ行くに従ってゲイン信号を増加して出
力させ、有効電力信号が内側境界範囲内に入ったときゲ
イン信号を1として出力させる可変ゲイン演算手段と、
周波数変動信号にゲイン信号を乗算して得られる信号を
補償信号とする乗算手段を設けるようにしたものであ
る。以上の手段によれば、可変速運転限界範囲の近傍
で、可変ゲインとしたので、補償信号が突変することが
なく円滑に補償信号を増減させて有効電力信号を迅速に
正常にすることができる。
【0039】請求項21の発明は、請求項9または請求
項10記載の可変速発電電動装置において、補償演算手
段は、有効電力信号が可変速運転限界範囲内のとき上限
リミットおよび下限リミットをそれぞれ所定値に設定す
る一方、有効電力信号が可変速運転限界範囲に達したと
き対応する側の上限リミットまたは下限リミットを零信
号に設定する設定手段と、周波数変動信号が上限リミッ
トと下限リミットとの範囲内のとき周波数変動信号を補
償信号として出力する一方、周波数変動信号が上限リミ
ットと下限リミットとの範囲外のとき上限リミットまた
は下限リミットに制限されて補償信号として出力するリ
ミッタとを設けるようにしたことである。以上の手段に
よれば、リミッタのいずれか一方のみを零とするので、
有効電力信号が迅速に復帰できる。
【0040】請求項22の発明は、請求項9または請求
項10記載の可変速発電電動装置において、補償演算手
段は、有効電力信号が可変速運転限界範囲に達したとき
対応する側の上限ホールド信号または下限ホールド信号
を出力する手段と、上限ホールド信号を入力するとΔf
信号が上限リミット値以下となるように制限して補償信
号とする一方、下限ホールド信号を入力するとΔf信号
が下限リミット値以上となるように制限して補償信号と
するリミッタとを設けるようにしたことである。以上の
手段によれば、リミッタのいずれか一方のみを所定値と
するので、有効電力信号が迅速に復帰できる。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0042】図1は、本発明の第1実施の形態乃至第5
実施の形態に適用する可変速揚水発電システムの構成図
であり、図1において、従来例を示す図19と異なる主
な点は、Δf検出手段11とガバナフリー補償演算手段
12との間にΔf信号補正手段22を追設して、実回転
速度信号NrまたはすべりSに基づいて運転可能な範囲
か否かを判定して実回転速度信号NrまたはすべりSが
運転可能な範囲からの逸脱を阻止するようにガバナフリ
ー補償演算手段12へ出力するようにしたことである。
【0043】図2は、本発明の第1実施の形態を示す可
変速発電電動装置10Aに備えるΔf信号補正手段の構
成図であって、Δf信号補正手段22Aは、比較手段2
3と可変速幅上限信号出力手段24と可変速幅下限信号
出力手段25と零信号出力手段26と切替手段27とか
ら構成している。
【0044】ここで、比較手段23は、実回転速度信号
NrまたはすべりSを取込み、運転可能な可変速範囲の
内側に予め定める境界範囲を定める可変速幅上限信号出
力手段24の可変速幅上限信号Hおよび可変速幅下限信
号出力手段25の可変速幅下限信号Lとそれぞれ比較し
て実回転速度信号NrまたはすべりSが可変速幅上限信
号Hまたは可変速幅下限信号Lに到達した場合に切替信
号を出力するものである。
【0045】切替手段27は、Δf信号を取込み接点2
7bを介してΔf補正信号としてそのまま出力する一
方、比較手段23から切替信号を入力すると、零信号出
力手段26からの零信号を接点27aを介して出力する
ものである。
【0046】以上の構成で、図3に示す作用図を参照し
て説明すると、図上段に示すように同期速度信号Nsに
対して実回転速度信号Nrが変化して時刻t1以前には
実回転速度信号Nrが境界範囲である可変速幅上限信号
Hおよび可変速幅下限信号Lの範囲内に有り、Δf信号
が切替手段27の接点27bを介してそのままΔf補正
信号としてガバナフリー補償演算手段12へ出力されて
いる。この場合、従来技術で説明したように系統周波数
が基準周波数信号となるように制御される。
【0047】その後、時刻t1になると、実回転速度信
号Nrが可変速幅下限信号Lを下限側へ到達する。この
とき、比較手段23から切替信号が切替手段27へ出力
され、接点27bが開、接点27aが閉となり、この結
果、零信号出力手段26からΔf補正信号として零信号
がガバナフリー補償演算手段12へ出力される。これに
よって、ガバナフリー補償演算手段12からの各補償信
号が零として出力され実回転速度信号Nrが運転可能な
境界範囲を逸脱するのを阻止できる。
【0048】さらに、時刻t2になると、実回転速度信
号Nrが可変速幅下限信号Lと可変速幅上限信号Hの範
囲に入り、接点27bを介してΔf信号がそのままΔf
補正信号として出力される。そして、時刻t3になると
実回転速度信号Nrが可変速幅上限信号Hに到達する。
この場合、比較手段23から切替信号が切替手段27へ
出力され接点27aが閉となって再び零信号出力手段2
6からΔf補正信号として零信号が接点27aを介して
出力される。
【0049】零信号が入力されたガバナフリー補償演算
手段12では、各補償信号が零として出力され、実回転
速度信号Nrが運転可能な境界範囲を逸脱するのを阻止
できる。この結果、時刻t4になると再び実回転速度信
号Nrが可変速幅上限信号H以下となる。
【0050】このように本発明の第1実施の形態によれ
ば、実回転速度信号Nrが可変速幅上限信号Hまたは可
変速幅下限信号Lの境界範囲に到達したとき、Δf信号
を零としてガバナフリー補償演算手段12へ出力するよ
うにしたために実回転速度信号Nrが運転可能な境界範
囲を逸脱するのを阻止でき、有効電力や実回転速度信号
Nrが不安定となることを回避することができる。
【0051】図4は、本発明の第2実施の形態を示す可
変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図で
あって、Δf信号補正手段22Bは、比較手段23と可
変速幅上限信号出力手段24と可変速幅下限信号出力手
段25と零信号出力手段26と切替手段27とレートリ
ミッタ28とから構成し、レートリミッタ28を有する
点に特徴がある。
【0052】ここで、レートリミッタ28は、切替手段
27からΔf信号または零信号が入力したとき所定の変
化率で制限しつつ、ガバナフリー補償演算手段12へ出
力するものである。
【0053】以上の構成で、図5に示す作用図を参照し
て説明すると、図上段に示すように同期速度信号Nsに
対して実回転速度信号Nrが変化して時刻t1以前には
実回転速度信号Nrが可変速幅上限信号Hおよび可変速
幅下限信号Lの範囲内にあって、Δf信号が切替手段2
7の接点27bを介してそのままΔf補正信号としてガ
バナフリー補償演算手段12へ出力されている。
【0054】その後、時刻t1になると、実回転速度信
号Nrが可変速幅下限信号Lの下限側に到達する。この
とき、比較手段23から切替信号が切替手段27へ出力
され、接点27bが開、接点27aが閉となり、この結
果、零信号出力手段26からΔf補正信号として零信号
が接点27aを介してレートリミッタ28へ出力され
る。
【0055】レートリミッタ28は、図示するように時
刻t1のΔf信号から零信号へ徐々に移行させるΔf補
正信号を出力する。さらに、同様に時刻t2、時刻t
3、時刻t4のときにレートリミッタ28の作用により
所定の変化率によるΔf補正信号が出力される。
【0056】図6は、本発明の第3実施の形態を示す可
変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図で
あって、Δf信号補正手段22Cは、可変ゲイン演算手
段30と乗算手段31とから構成している。
【0057】ここで、可変ゲイン演算手段30は、実回
転速度信号NrまたはすべりSに対して可変速上下限
(A,B点)の外側では零とする一方、内側へ行くとゲ
イン1に徐々に近づき(C,D点)でゲイン1となるゲ
イン信号を出力するように関数設定したものである。乗
算手段31は、Δf信号に可変ゲイン演算手段30から
のゲイン信号を乗算して得られるΔf補正信号を出力す
るものである。
【0058】以上の構成で、まず、図7を参照して説明
すると、実回転速度信号NrまたはすべりSが可変ゲイ
ン演算手段30へ取込まれ、時刻t1以前では、実回転
速度信号NrがD点の値より大きく、ゲイン信号1が可
変ゲイン演算手段30から出力される。このゲイン信号
1に対して、乗算手段31によってΔf信号が乗算され
Δf補正信号として出力される。その後、時刻t1にな
ると実回転速度信号NrがD点の値以下になって関数設
定されゲイン信号が乗算手段31へ入力され、ゲイン信
号にΔf信号が乗算されΔf補正信号として出力され
る。
【0059】次に、時刻t2になると、実回転速度信号
NrがB点の値以下になって可変ゲイン演算手段30か
らゲイン信号0が出力され、乗算手段31からΔf補正
信号0が出力される。やがて、時刻t3に実回転速度信
号Nrが上昇してB点の値となると、可変ゲイン演算手
段30からのゲイン信号が0より徐々に大きくなるよう
に出力され、乗算手段31からのΔf補正信号が0から
徐々に増加してくる。そして、時刻t4に実回転速度信
号NrがD点の値になるとゲイン信号1が可変ゲイン演
算手段30から出力され、乗算手段31からΔf信号が
Δf補正信号として出力される。なお、上限側のC点,
A点についても同様である。
【0060】このように第3実施の形態によれば、実回
転速度信号Nrが境界範囲に到達したとき、Δf補正信
号を零として出力する一方、実回転速度信号Nrが境界
範囲の内側の所定範囲でΔf補正信号を零から徐々に増
加させ、さらに、実回転速度信号Nrが同期速度信号N
sに近い範囲では、そのままΔf信号をΔf補正信号と
して出力される。従って、Δf補正信号が突然変動する
ことがなく安定に推移させることができ、その上、運転
可能な可変速範囲を逸脱することがない。
【0061】図8は、本発明の第4実施の形態を示す可
変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図で
あって、Δf信号補正手段22Dは、上限比較手段32
と可変速幅上限信号出力手段33とΔf上限信号出力手
段34と零信号出力手段35と上限側切替手段36とを
備え、さらに、下限比較手段37と可変速幅下限信号出
力手段38とΔf下限信号出力手段39と零信号出力手
段40と下限側切替手段41とリミッタ42とから構成
している。
【0062】ここで、上限比較手段32は、実回転速度
信号Nrが可変速幅上限信号出力手段33からの可変速
幅上限信号Hとなったとき切替信号を出力するものであ
る。上限側切替手段36は、Δf上限信号出力手段34
からのΔf上限信号を上限リミットとしてリミッタ42
に設定する一方、切替信号を入力すると零信号出力手段
35から零信号を上限リミットとしてリミッタ42に設
定するものである。
【0063】下限比較手段37は、実回転速度信号Nr
が可変速幅下限信号出力手段38からの可変速幅下限信
号Lとなったとき切替信号を出力するものである。下限
側切替手段41は、Δf下限信号出力手段39からのΔ
f下限信号を下限リミットとしてリミッタ42に設定す
る一方、切替信号を入力すると零信号出力手段40から
零信号を下限リミットとしてリミッタ42に設定するも
のである。
【0064】リミッタ42は、Δf信号が上限リミット
と下限リミットとの範囲内にあるとそのままΔf補正信
号として出力し、Δf信号が上限リミットまたは下限リ
ミットとの範囲を逸脱すると上限リミットまたは下限リ
ミットに制限されてΔf補正信号を出力するものであ
る。
【0065】以上の構成で、図9を参照して説明する
と、時刻t1に実回転速度信号Nrが可変速幅下限信号
Lとなると、下限比較手段37から切替信号が下限側切
替手段41へ出力される。この場合に、下限側切替手段
41の接点41aが閉となり、零信号出力手段40から
の零信号がリミッタ42へ下限リミットとして設定され
る。この結果、Δf信号がリミッタ42により制限さ
れ、Δf信号が零以下のとき、零信号が出力され、Δf
信号が零以上のときそのままΔf補正信号が出力され
る。
【0066】その後、時刻t2に実回転速度信号Nrが
可変速幅下限信号Lとなると、下限比較手段37から切
替信号の出力が停止され、接点41bを介してΔf下限
信号がリミッタ42へ下限リミットとして設定される。
この結果、Δf信号がリミッタ42を介してそのままΔ
f補正信号として出力される。
【0067】さらに、時刻t3に実回転速度信号Nrが
可変速幅上限信号Hとなると、上限比較手段32から切
替信号が上限側切替手段36へ出力される。この場合
に、上限側切替手段36の接点36aを介して零信号が
リミッタ42の上限リミットへ設定される。これによ
り、Δf信号がリミッタ42によって上限側が零に制限
され零のΔf補正信号が出力される一方、Δf信号が零
以下のときそのまま出力される。その後の時刻t4で
は、実回転速度信号Nrが可変速幅上限信号H以下とな
り、Δf信号がそのままΔf補正信号として出力され
る。
【0068】このように本発明の第4実施の形態によれ
ば、実回転速度信号Nrが境界範囲の上限に到達したと
き上限リミッタのみの設定を零とするためΔf信号が零
以下になっても零に制限されることがなく、また、実回
転速度信号Nrが境界範囲の下限に到達したとき下限リ
ミッタのみの設定を零とするためΔf信号が零以上にな
ってもΔf信号が零に制限されない。以上により、実回
転速度信号Nrが運転可能な境界範囲外となることがな
い。
【0069】図10は、本発明の第5実施の形態を示す
可変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図
であって、Δf信号補正手段22Eは、上限比較手段4
5と可変速幅上限信号出力手段46と上限ホールド手段
47と下限比較手段48と可変速幅下限信号出力手段4
9と下限ホールド手段50とリミット手段51とから構
成している。
【0070】ここで、上限比較手段45は、実回転速度
信号Nrが可変速幅上限信号出力手段46からの可変速
幅上限信号H以上のとき上限ホールド手段47へ上限ホ
ールド信号を出力するものである。下限比較手段48
は、実回転速度信号Nrが可変速幅下限信号出力手段4
9からの可変速幅下限信号L以下のとき下限ホールド手
段50へ下限ホールド信号を出力するものである。リミ
ット手段51は、上限ホールド手段47がホールドされ
ると上限リミット値でΔf信号を保持して出力する一
方、下限ホールド手段50がホールドされると下限リミ
ット値でΔf信号を保持して出力するものである。
【0071】以上の構成で、図11を参照して説明する
と、実回転速度信号Nrが時刻t1に可変速幅下限信号
Lとなり、下限比較手段48からホールド信号が下限ホ
ールド手段50へ出力される。この場合に、下限ホール
ド手段50によってリミット手段51の下限リミットが
設定され、Δf信号が下限リミットに制限されて、Δf
補正信号が出力される。
【0072】その後、実回転速度信号Nrが時刻t2に
可変速幅下限信号Lとなると、ホールド信号の出力が停
止され、Δf信号がリミット手段51を介してそのまま
Δf補正信号として出力される。そして、実回転速度信
号Nrが時刻t3に可変速幅上限信号Hとなると、上限
比較手段45からホールド信号が上限ホールド手段47
へ出力される。この場合に、Δf信号がリミット手段5
1の上限リミット値に制限されて、Δf補正信号として
出力される。
【0073】さらに、実回転速度信号Nrが時刻t4に
可変速幅上限信号Hとなると、上限比較手段45からホ
ールド信号の出力が停止され、Δf信号がリミット手段
51を介してそのままΔf補正信号として出力される。
【0074】このように第5実施の形態によれば、実回
転速度信号Nrが境界範囲に到達したとき一律にΔf補
正信号を零とするのでなく、到達時点のΔf信号に保持
させることができる。
【0075】図12は、本発明の第6実施の形態乃至第
10実施の形態に適用する可変速揚水発電システムの構
成図であり、図12において、従来例を示す図19と異
なる主な点は、Δf検出手段11とガバナフリー補償演
算手段12との間にΔf信号補正手段22Fと有効電力
検出手段52と有効電力信号Pbに基づいて運転可能な
範囲か否かを判定して有効電力信号Pbが運転可能な範
囲からの逸脱を阻止するようにガバナフリー補償演算手
段12へ出力するようにしたことである。
【0076】図13は、本発明の第6実施の形態を示す
可変速発電電動装置10Bに備えるΔf信号補正手段の
構成図であって、Δf信号補正手段22Fは、比較手段
23aと有効電力上限信号出力手段24aと有効電力下
限信号出力手段25aと零信号出力手段26と切替手段
27とから構成している。
【0077】ここで、比較手段23aは、有効電力信号
Pbを取込み、運転可能な範囲の内側に予め定める境界
範囲である有効電力上限信号出力手段24aの有効電力
上限信号Hおよび有効電力下限信号出力手段25aの有
効電力下限信号Lとそれぞれ比較して有効電力信号Pb
が有効電力上限信号Hおよび有効電力下限信号Lを越え
ている場合に切替信号を出力するものである。
【0078】切替手段27は、Δf信号を取込み接点2
7bを介してΔf補正信号としてそのまま出力する一
方、比較手段23aから切替信号を入力すると、零信号
出力手段26からの零信号を接点27aを介して出力す
るものである。
【0079】以上の構成で、図14に示す作用図を参照
して説明すると、図上段に示すように時刻t1以前には
有効電力信号Pbが境界範囲である有効電力上限信号H
および有効電力下限信号Lの範囲内に有り、Δf信号が
切替手段27の接点27bを介してそのままΔf補正信
号としてガバナフリー補償演算手段12へ出力されてい
る。この場合、従来技術で説明したように系統周波数が
基準周波数信号となるように制御される。
【0080】その後、時刻t1になると、有効電力信号
Pbが有効電力下限信号Lに到達する。このとき、比較
手段23aから切替信号が切替手段27へ出力され、接
点27bが開、接点27aが閉となり、この結果、零信
号出力手段26からΔf補正信号として零信号がガバナ
フリー補償演算手段12へ出力される。この結果、ガバ
ナフリー補償演算手段12からの各補償信号が零として
出力され有効電力信号Pbが運転可能な範囲を逸脱する
のを阻止できる。
【0081】さらに、時刻t2になると、有効電力信号
Pbが有効電力下限信号Lと有効電力上限信号Hの範囲
に入り、接点27bを介してΔf信号がそのままΔf補
正信号として出力される。そして、時刻t3になると有
効電力信号Pbが有効電力上限信号Hに到達する。この
場合、比較手段23aから切替信号が切替手段27へ出
力され接点27aが閉となって再び零信号出力手段26
からΔf補正信号として零信号が接点27aを介して出
力される。
【0082】零信号が入力されたガバナフリー補償演算
手段12では、各補償信号が零として出力され、有効電
力信号Pbが運転可能な範囲を逸脱するのを阻止でき
る。この結果、時刻t4になると再び有効電力信号Pb
が有効電力上限信号Hとなる。
【0083】このように本発明の第6実施の形態によれ
ば、有効電力信号Pbが有効電力上限信号Hまたは有効
電力下限信号Lの境界範囲に到達したとき、Δf信号を
零としてガバナフリー補償演算手段12へ出力するよう
にしたために有効電力信号Pbが運転可能な範囲を逸脱
するのを阻止でき、有効電力信号Pbが不安定となるこ
とを回避することができる。
【0084】図15は、本発明の第7実施の形態を示す
可変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図
であって、Δf信号補正手段22Gは、比較手段23a
と有効電力上限信号出力手段24aと有効電力下限信号
出力手段25aと零信号出力手段26と切替手段27と
レートリミッタ28とから構成し、レートリミッタ28
を有する点に特徴がある。
【0085】ここで、レートリミッタ28は、切替手段
27を介してΔf信号または零信号が入力したとき所定
の変化率で制限しつつ、ガバナフリー補償演算手段12
へ出力するものである。
【0086】以上の構成で、有効電力信号Pbが有効電
力下限信号Lの下限側に到達すると、比較手段23aか
ら切替信号が切替手段27へ出力され、接点27bが
開、接点27aが閉となり、この結果、零信号出力手段
26からΔf補正信号として零信号が接点27aを介し
てレートリミッタ28へ出力される。
【0087】レートリミッタ28は、Δf信号から零信
号へ徐々に移行させるΔf補正信号を出力する。このよ
うにレートリミッタ28の作用により所定の変化率によ
るΔf補正信号が出力される。この結果、第6実施の形
態に比べΔf補正信号が突然変動することがなく安定に
推移することができる。
【0088】図16は、本発明の第8実施の形態を示す
可変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図
であって、Δf信号補正手段22Hは、可変ゲイン演算
手段30aと乗算手段31とから構成している。
【0089】ここで、可変ゲイン演算手段30aは、有
効電力信号Pbに対して有効電力上下限(A,B点)の
外側では零とする一方、内側へ行くとゲイン1に徐々に
近づき(C,D点)でゲイン1となるゲイン信号を出力
するように関数設定したものである。乗算手段31は、
Δf信号に可変ゲイン演算手段30aからのゲイン信号
を乗算して得られるΔf補正信号を出力するものであ
る。
【0090】以上の構成で、有効電力信号PbがD点の
値以下となると関数設定されゲイン信号が乗算手段31
へ入力され、ゲイン信号にΔf信号が乗算されΔf補正
信号として出力される。さらに、有効電力信号PbがB
点の値以下になると可変ゲイン演算手段30aからゲイ
ン信号0が出力され、乗算手段31からΔf補正信号0
が出力される。有効電力信号Pbが上昇してB点以上の
値となると、ゲイン信号が0より徐々に大きくなるよう
に出力され、乗算手段31からのΔf補正信号が0から
徐々に増加してくる。有効電力信号PbがD点の値にな
るとゲイン信号1が出力され、乗算手段31からΔf信
号がΔf補正信号として出力される。なお、上限側のC
点,A点についても同様である。
【0091】このように第8実施の形態によれば、有効
電力信号Pbが境界範囲に到達したとき、Δf補正信号
を零として出力する一方、有効電力信号Pbが境界範囲
の内側の所定範囲でΔf補正信号を零から徐々に増加さ
せ、さらに、有効電力信号Pbが有効電力指令信号Pa
に近い範囲では、そのままΔf信号をΔf補正信号とし
て出力される。従って、Δf補正信号が突然変動するこ
とがなく安定に推移させることができ、その上、運転可
能な範囲を逸脱することがない。
【0092】図17は、本発明の第9実施の形態を示す
可変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成図
であって、Δf信号補正手段22Iは、上限比較手段3
2aと有効電力上限信号出力手段33aとΔf上限信号
出力手段34と零信号出力手段35と上限側切替手段3
6とを備え、さらに、下限比較手段37aと有効電力下
限信号出力手段38aとΔf下限信号出力手段39と零
信号出力手段40と下限側切替手段41とリミッタ42
とから構成している。
【0093】ここで、上限比較手段32aは、有効電力
信号Pbが有効電力上限信号出力手段33aからの有効
電力上限信号Hとなると、切替信号を出力するものであ
る。上限側切替手段36は、Δf上限信号出力手段34
からのΔf上限信号を上限リミットとしてリミッタ42
に設定する一方、切替信号を入力すると零信号出力手段
35から零信号を上限リミットとしてリミッタ42に設
定するものである。
【0094】下限比較手段37aは、有効電力信号Pb
が有効電力下限信号出力手段38aからの有効電力下限
信号Lとなると、切替信号を出力するものである。下限
側切替手段41は、Δf下限信号出力手段39からのΔ
f下限信号を下限リミットとしてリミッタ42に設定す
る一方、切替信号を入力すると零信号出力手段40から
零信号を下限リミットとしてリミッタ42に設定するも
のである。
【0095】リミッタ42は、Δf信号が上限リミット
と下限リミットとの範囲内にあるとそのままΔf補正信
号として出力し、Δf信号が上限リミットまたは下限リ
ミットとの範囲を逸脱すると上限リミットまたは下限リ
ミットに制限されてΔf補正信号を出力するものであ
る。
【0096】以上の構成で、有効電力信号Pbが有効電
力下限信号Lとなると、下限比較手段37aから切替信
号が下限側切替手段41へ出力される。この場合に、下
限側切替手段41の接点41aが閉となり、零信号出力
手段40からの零信号がリミッタ42へ下限リミットと
して設定される。この結果、Δf信号がリミッタ42に
より制限され、Δf信号が零以下のとき、零信号が出力
され、Δf信号が零以上のときそのままΔf補正信号が
出力される。
【0097】有効電力信号Pbが有効電力下限信号Lと
なると、下限比較手段37aから切替信号の出力が停止
され、接点41bを介してΔf下限信号がリミッタ42
へ下限リミットとして設定される。この結果、Δf信号
がリミッタ42を介してそのままΔf補正信号として出
力される。
【0098】有効電力信号Pbが有効電力上限信号Hと
なると、上限比較手段32aから切替信号が上限側切替
手段36へ出力される。この場合に、上限側切替手段3
6の接点36aを介して零信号がリミッタ42の上限リ
ミットへ設定される。これにより、Δf信号がリミッタ
42によって上限側が零に制限され零のΔf補正信号が
出力される一方、Δf信号が零以下のときそのまま出力
される。
【0099】このように本発明の第9実施の形態によれ
ば、有効電力信号Pbが境界範囲の上限に到達したとき
上限リミッタのみの設定を零としたためΔf信号が零以
下のとき零に制限されることがなく、有効電力信号Pb
が境界範囲の下限に到達したとき下限リミッタの設定を
零とするようにしたから有効電力信号Pbが運転可能な
範囲外となることがない。
【0100】図18は、本発明の第10実施の形態を示
す可変速発電電動装置に備えるΔf信号補正手段の構成
図であって、Δf信号補正手段22Jは、上限比較手段
45aと有効電力上限信号出力手段46aと上限ホール
ド手段47と下限比較手段48aと有効電力下限信号出
力手段49aと下限ホールド手段50とリミット手段5
1とから構成している。
【0101】ここで、上限比較手段45aは、有効電力
信号Pbが有効電力上限信号Hとなると、上限ホールド
手段47へ上限ホールド信号を出力するものである。下
限比較手段48aは、有効電力信号Pbが有効電力下限
信号Lとなると、下限ホールド手段50へ下限ホールド
信号を出力するものである。リミット手段51は、上限
ホールド手段47がホールドされると上限リミット値で
Δf信号を保持して出力する一方、下限ホールド手段5
0がホールドされると下限リミット値でΔf信号を保持
して出力するものである。
【0102】以上の構成で、有効電力信号Pbが有効電
力下限信号Lとなると、下限比較手段48aからホール
ド信号が下限ホールド手段50へ出力される。この場合
に、下限ホールド手段50によってリミット手段51の
下限リミットが設定され、Δf信号が下限リミットに制
限されて、Δf補正信号が出力される。
【0103】有効電力信号Pbが有効電力下限信号Lと
なると、ホールド信号の出力が停止され、Δf信号がリ
ミット手段51を介してそのままΔf補正信号として出
力される。そして、有効電力信号Pbが有効電力上限信
号Hとなると、上限比較手段45からホールド信号が上
限ホールド手段47へ出力される。この場合に、Δf信
号がリミット手段51の上限リミット値に制限されて、
Δf補正信号として出力される。
【0104】このように第10実施の形態によれば、有
効電力信号Pbが境界範囲に到達したとき一律にΔf補
正信号を零とするのでなく、所定値に保持させるように
したために有効電力信号Pbが境界範囲内に迅速に復帰
させることができ系統周波数に近づけることができる。
【0105】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、すべりが可変
速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号をす
べり制御手段へ出力するので、すべりが可変速運転限界
範囲から逸脱するのを阻止し、すべりが不安定となるこ
とを回避することができる。
【0106】請求項2の発明は、によれば、すべりが可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号を
ガイドベーン制御手段へ出力するので、すべりが可変速
運転限界範囲から逸脱するのを阻止し、すべりが不安定
となることを回避することができる。
【0107】請求項3の発明によれば、すべりが可変速
運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が有効
電力指令を補償するので、すべりが可変速運転限界範囲
から逸脱するのが阻止され、すべりが不安定となること
を回避することができる。
【0108】請求項4の発明によれば、すべりが可変速
運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号がトル
ク電流指令を補償するので、すべりが可変速運転限界範
囲から逸脱するのを阻止し、すべりが不安定となること
を回避することができる。
【0109】請求項5の発明によれば、実回転速度が可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が
トルク電流指令を作成する速度制御手段へ出力するの
で、実回転速度が可変速運転限界範囲から逸脱するのを
阻止し、実回転速度が不安定となることを回避すること
ができる。
【0110】請求項6の発明によれば、実回転速度が可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が
ガイドベーンを制御するガイドべ一ン制御手段へ出力す
るので、実回転速度が可変速運転限界範囲から逸脱する
のを阻止し、実回転速度が不安定となることを回避する
ことができる。
【0111】請求項7の発明によれば、実回転速度が可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が
有効電力指令を補償するので、実回転速度が可変速運転
限界範囲から逸脱するのを阻止し、実回転速度が不安定
となることを回避することができる。
【0112】請求項8の発明によれば、実回転速度が可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が
交流励磁を制御する交流励磁制御手段へ出力するので、
実回転速度が可変速運転限界範囲から逸脱するのを阻止
し、実回転速度が不安定となることを回避することがで
きる。
【0113】請求項9の発明によれば、有効電力が可変
速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号がす
べり制御手段、ガイドベーン制御手段、関数発生手段、
交流励磁制御手段のいずれかへ出力するので、有効電力
が可変速運転限界範囲から逸脱するのを阻止し、有効電
力が不安定となることを回避することができる。
【0114】請求項10の発明によれば、有効電力が可
変速運転限界範囲に到達した場合に、所定の補償信号が
速度制御手段、ガイドベーン制御手段、関数発生手段、
交流励磁制御手段のいずれかへ出力するので、有効電力
が可変速運転限界範囲から逸脱するのを阻止し、有効電
力が不安定となることを回避することができる。
【0115】請求項11の発明によれば、所定の変化率
で補償信号を制限すれるので、補償信号が円滑に変化し
突変することなくすべりを安定に推移できる。
【0116】請求項12の発明によれば、可変速運転限
界範囲の近傍で、可変ゲインとしたので、補償信号が突
変することがなく円滑に補償信号を増減させてすべりを
迅速に正常にすることができる。
【0117】請求項13の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを零とするので、すべりが迅速に復帰で
きる。
【0118】請求項14の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを所定値とするので、すべりが迅速に復
帰できる。
【0119】請求項15の発明によれば、所定の変化率
で補償信号が制限されるので、補償信号が円滑に変化し
突変することなく実回転速度信号を安定に推移できる。
【0120】請求項16の発明によれば、可変速運転限
界範囲の近傍で、可変ゲインとしたので、補償信号が突
変することがなく円滑に補償信号を増減させて実回転速
度信号を迅速に正常にすることができる。
【0121】請求項17の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを零とするので、実回転速度信号が迅速
に復帰できる。
【0122】請求項18の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを所定値とするので、実回転速度信号が
迅速に復帰できる。
【0123】請求項19の発明によれば、所定の変化率
で補償信号が制限されるので、補償信号が円滑に変化し
突変することなく有効電力信号を安定に推移できる。
【0124】請求項20の発明によれば、可変速運転限
界範囲の近傍で、可変ゲインとしたので、補償信号が突
変することがなく円滑に補償信号を増減させて有効電力
信号を迅速に正常にすることができる。
【0125】請求項21の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを零とするので、有効電力信号が迅速に
復帰できる。
【0126】請求項22の発明によれば、リミッタのい
ずれか一方のみを所定値とするので、有効電力信号が迅
速に復帰できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態乃至第5実施の形態を
示す可変速発電電動装置の構成図である。
【図2】本発明の第1実施の形態を示すΔf信号補正手
段の構成図である。
【図3】図2の作用を示すタイムチャートである。
【図4】本発明の第2実施の形態を示すΔf信号補正手
段の構成図である。
【図5】図4の作用を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第3実施の形態を示すΔf信号補正手
段の構成図である。
【図7】図6の作用を示すタイムチャートである。
【図8】本発明の第4実施の形態を示すΔf信号補正手
段の構成図である。
【図9】図8の作用を示すタイムチャートである。
【図10】本発明の第5実施の形態を示すΔf信号補正
手段の構成図である。
【図11】図10の作用を示すタイムチャートである。
【図12】本発明の第6実施の形態乃至第10実施の形
態を示す可変速発電電動装置の構成図である。
【図13】本発明の第6実施の形態を示すΔf信号補正
手段の構成図である。
【図14】図13の作用を示すタイムチャートである。
【図15】本発明の第7実施の形態を示すΔf信号補正
手段の構成図である。
【図16】本発明の第8実施の形態を示すΔf信号補正
手段の構成図である。
【図17】本発明の第9実施の形態を示すΔf信号補正
手段の構成図である。
【図18】本発明の第10実施の形態を示すΔf信号補
正手段の構成図である。
【図19】従来の可変速発電電動装置を示す構成図であ
る。
【図20】図19の発電時の運転可能な有効電力の範囲
を示す説明図である。
【図21】図19の揚水時の運転可能な有効電力の範囲
を示す説明図である。
【図22】ガバナフリー補償演算手段の構成図である。
【符号の説明】
1 発電電動機 1a 固定子巻線 1b 回転子巻線 6 周波数変換器 7 速度すべり検出器 8 ガイドベーン 10 可変速発電電動装置 11 Δf検出手段 12 ガバナフリー補償演算手段 14 高効率関数/有効電力制御手段 17 速度すべり制御手段 19 電流制御手段 21 ガイドベーン制御手段 22A〜22J Δf信号補正手段 23 比較手段 24,33,46 可変速幅上限信号出力手段 25,38,49 可変速幅下限信号出力手段 27 切替手段 28 レートリミッタ 30 可変ゲイン演算手段 31 乗算手段 32,45 上限比較手段 36 上限側切替手段 41 下限側切替手段 42 リミッタ 47 上限ホールド手段 50 下限ホールド手段 51 リミット手段 52 有効電力検出手段

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記電力系統の周波数と前記回転軸の実回転速度に基づ
    き前記交流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、 有効電力指令と落差に基づきすべり指令とガイドべ一ン
    指令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき前記巻線形誘導
    発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるため
    の補償信号を演算出力する一方、前記すべりが可変速運
    転限界範囲に到達した場合には、前記すべりの前記可変
    速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出
    力する補償演算手段と、 前記すべり指令と前記補償信号と前記すべりとに基づき
    トルク電流指令を演算出力するすべり制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  2. 【請求項2】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記電力系統の周波数と前記回転軸の実回転速度に基づ
    き前記交流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、 有効電力指令と落差に基づきすべり指令とガイドべ−ン
    指令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき前記巻線形誘導
    発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるため
    の補償信号を演算出力する一方、前記すべりの可変速運
    転限界範囲に到達した場合には、前記すべりの可変速運
    転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出力す
    る補償演算手段と、 前記すべり指令と前記すべりとに基づきトルク電流指令
    を演算出力するすべり制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令と前記補償信号に基づきガイドべ
    一ンを制御するガイドべ一ン制御手段とを有することを
    特徴とする可変速発電電動装置。
  3. 【請求項3】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記電力系統の周波数と前記回転軸の実回転速度に基づ
    き前記交流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電
    電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるための補
    償信号を演算出力する一方、前記すべりが可変速運転限
    界範囲に到達した場合には、前記すべりの可変速運転限
    界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出力する補
    償演算手段と、 前記補償信号により補正された有効電力指令と落差に基
    づきすべり指令とガイドべ一ン指令を演算出力する関数
    発生手段と、 前記すべり指令と前記すべりとに基づき前記トルク電流
    指令を演算出力するすべり制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  4. 【請求項4】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記電力系統の周波数と前記回転軸の実回転速度に基づ
    き前記交流励磁のすべりを検出するすべり検出手段と、 有効電力指令と落差に基づきすべり指令とガイドべ一ン
    指令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電
    電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるための補
    償信号を演算出力する一方、前記すべりが可変速運転限
    界範囲に到達した場合には、前記すべりの可変速運転限
    界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出力する補
    償演算手段と、 前記すべり指令と前記すべりに基づきトルク電流指令を
    演算出力するすべり制御手段と、 前記トルク電流指令と前記補償信号に基づき前記交流励
    磁を制御する交流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  5. 【請求項5】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、 有効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ一ン指
    令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき前記巻線形誘導
    発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるため
    の補償信号を演算出力する一方、前記実回転速度が可変
    速運転限界範囲に到達した場合には、前記実回転速度の
    前記可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号
    を演算出力する補償演算手段と、 前記速度指令と前記補償信号と前記実回転速度とに基づ
    きトルク電流指令を演算出力する速度制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  6. 【請求項6】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、 有効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ−ン指
    令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき前記巻線形誘導
    発電電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるため
    の補償信号を演算出力する一方、前記実回転速度の可変
    速運転限界範囲に到達した場合には、前記実回転速度の
    可変速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演
    算出力する補償演算手段と、 前記速度指令と前記実回転速度とに基づきトルク電流指
    令を演算出力する速度制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令と前記補償信号に基づきガイドべ
    一ンを制御するガイドべ一ン制御手段とを有することを
    特徴とする可変速発電電動装置。
  7. 【請求項7】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電
    電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるための補
    償信号を演算出力する一方、前記実回転速度が可変速運
    転限界範囲に到達した場合には、前記実回転速度の可変
    速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出
    力する補償演算手段と、 前記補償信号により補正された有効電力指令と落差に基
    づき速度指令とガイドべ一ン指令を演算出力する関数発
    生手段と、 前記速度指令と前記実回転速度とに基づきトルク電流指
    令を演算出力する速度制御手段と、 前記トルク電流指令に基づき前記交流励磁を制御する交
    流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  8. 【請求項8】 一次巻線が電力系統に接続され、二次巻
    線が交流励磁される巻線形誘導発電電動機と、前記巻線
    形誘導発電電動機の回転軸に結合された原動機/負荷と
    から構成される可変速発電電動装置において、 前記回転軸の実回転速度を検出する速度検出手段と、 有効電力指令と落差に基づき速度指令とガイドべ一ン指
    令を演算出力する関数発生手段と、 前記電力系統の周波数変動信号に基づき巻線形誘導発電
    電動機の一次側周波数を基準周波数に近付けるための補
    償信号を演算出力する一方、前記実回転速度が可変速運
    転限界範囲に到達した場合には、前記実回転速度の可変
    速運転限界範囲からの逸脱を阻止する補償信号を演算出
    力する補償演算手段と、 前記速度指令と前記実回転速度に基づきトルク電流指令
    を演算出力する速度制御手段と、 前記トルク電流指令と前記補償信号に基づき前記交流励
    磁を制御する交流励磁制御手段と、 前記ガイドべ−ン指令に基づきガイドべ一ンを制御する
    ガイドべ一ン制御手段とを有することを特徴とする可変
    速発電電動装置。
  9. 【請求項9】 前記補償演算手段は、前記電力系統の周
    波数変動信号に基づき前記巻線形誘導発電電動機の一次
    側周波数を基準周波数に近付けるための補償信号を演算
    出力する一方、前記すべりに代えて前記電力系統へ供給
    する有効電力が可変速運転限界範囲に到達した場合に
    は、前記有効電力の前記可変速運転限界範囲からの逸脱
    を阻止する補償信号を演算出力することを特徴とする請
    求項1乃至請求項4記載のいずれかの可変速発電電動装
    置。
  10. 【請求項10】 前記補償演算手段は、前記電力系統の
    周波数変動信号に基づき前記巻線形誘導発電電動機の一
    次側周波数を基準周波数に近付けるための補償信号を演
    算出力する一方、前記実回転速度に代えて前記電力系統
    へ供給する有効電力が可変速運転限界範囲に到達した場
    合には、前記有効電力の前記可変速運転限界範囲からの
    逸脱を阻止する補償信号を演算出力することを特徴とす
    る請求項5乃至請求項8記載のいずれかの可変速発電電
    動装置。
  11. 【請求項11】 前記補償演算手段は、前記すべりが予
    め定めた前記可変速運転限界範囲に達したとき、所定の
    変化率で制限して前記周波数変動信号を零信号へ移行さ
    せる一方、前記すべりが前記可変速運転限界範囲から内
    側へ入ったとき所定の変化率で制限して前記零信号から
    前記周波数変動信号へ移行させるようにしたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4記載のいずれかの可変速発
    電電動装置。
  12. 【請求項12】 前記補償演算手段は、前記可変速運転
    限界範囲の内側に、さらに、内側境界範囲を設けて、前
    記すべりが前記可変速運転限界範囲に達したときゲイン
    信号を零として出力させる一方、前記すべりが前記可変
    速運転限界範囲と前記内側境界範囲との間にあるとき内
    側へ行くに従ってゲイン信号を増加して出力させ、前記
    すべりが内側境界範囲内に入ったときゲイン信号を1と
    して出力させる可変ゲイン演算手段と、前記周波数変動
    信号に前記ゲイン信号を乗算して得られる信号を前記補
    償信号とする乗算手段を設けることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4記載のいずれかの可変速発電電動装置。
  13. 【請求項13】 前記補償演算手段は、前記すべりが前
    記可変速運転限界範囲内のとき上限リミットおよび下限
    リミットをそれぞれ所定値に設定する一方、前記すべり
    が前記可変速運転限界範囲に達したとき、対応する側の
    前記上限リミットまたは前記下限リミットを零に設定す
    る設定手段と、前記周波数変動信号が前記上限リミット
    と前記下限リミットとの範囲内のとき前記周波数変動信
    号を補償信号として出力する一方、前記周波数変動信号
    が前記上限リミットと前記下限リミットとの範囲外のと
    き前記上限リミットまたは前記下限リミットに制限され
    て補償信号として出力するリミッタとを設けることを特
    徴とする請求項1乃至請求項4記載のいずれかの可変速
    発電電動装置。
  14. 【請求項14】 前記補償演算手段は、前記すべりが前
    記可変速運転限界範囲に達したとき対応する側の上限ホ
    ールド信号または下限ホールド信号を出力する手段と、
    前記上限ホールド信号を入力するとΔf信号が上限リミ
    ット値以下となるように制限して補償信号とする一方、
    前記下限ホールド信号を入力するとΔf信号が下限リミ
    ット値以上となるように制限して補償信号とするリミッ
    タとを設けることを特徴とする請求項1乃至請求項4記
    載のいずれかの可変速発電電動装置。
  15. 【請求項15】 前記補償演算手段は、実回転速度信号
    が予め定めた前記可変速運転限界範囲に達したとき、所
    定の変化率で制限して前記周波数変動信号を零信号へ移
    行させる一方、実回転速度信号が前記可変速運転限界範
    囲から内側へ入ったとき所定の変化率で制限して前記零
    信号から前記周波数変動信号へ移行させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項5乃至請求項8記載のいずれかの
    可変速発電電動装置。
  16. 【請求項16】 前記補償演算手段は、前記可変速運転
    限界範囲の内側に、さらに、内側境界範囲を設けて、実
    回転速度信号が前記可変速運転限界範囲に達したときゲ
    イン信号を零として出力させる一方、実回転速度信号が
    前記可変速運転限界範囲と前記内側境界範囲との間にあ
    るとき内側へ行くに従ってゲイン信号を増加して出力さ
    せ、実回転速度信号が内側境界範囲内に入ったときゲイ
    ン信号を1として出力させる可変ゲイン演算手段と、前
    記周波数変動信号に前記ゲイン信号を乗算して得られる
    信号を前記補償信号とする乗算手段を設けることを特徴
    とする請求項5乃至請求項8記載のいずれかの可変速発
    電電動装置。
  17. 【請求項17】 前記補償演算手段は、前記実回転速度
    信号が前記可変速運転限界範囲内のとき上限リミットお
    よび下限リミットをそれぞれ所定値に設定する一方、前
    記実回転速度信号が前記可変速運転限界範囲に達したと
    き、対応する側の前記上限リミットまたは前記下限リミ
    ットを零に設定する設定手段と、前記周波数変動信号が
    前記上限リミットと前記下限リミットとの範囲内のとき
    前記周波数変動信号を補償信号として出力する一方、前
    記周波数変動信号が前記上限リミットと前記下限リミッ
    トとの範囲外のとき前記上限リミットまたは前記下限リ
    ミットに制限されて補償信号として出力するリミッタと
    を設けることを特徴とする請求項5乃至請求項8記載の
    いずれかの可変速発電電動装置。
  18. 【請求項18】 前記補償演算手段は、実回転速度信号
    が前記可変速運転限界範囲に達したとき対応する側の上
    限ホールド信号または下限ホールド信号を出力する手段
    と、前記上限ホールド信号を入力するとΔf信号が上限
    リミット値以下となるように制限して補償信号とする一
    方、前記下限ホールド信号を入力するとΔf信号が下限
    リミット値以上となるように制限して補償信号とするリ
    ミッタとを設けることを特徴とする請求項5乃至請求項
    8記載のいずれかの可変速発電電動装置。
  19. 【請求項19】 前記補償演算手段は、前記有効電力信
    号が予め定めた前記可変速運転限界範囲に達したとき、
    所定の変化率で制限して前記周波数変動信号を零信号へ
    移行させる一方、前記有効電力信号が前記可変速運転限
    界範囲から内側へ入ったとき所定の変化率で制限して前
    記零信号から前記周波数変動信号へ移行させるようにし
    たことを特徴とする請求項9または請求項10記載の可
    変速発電電動装置。
  20. 【請求項20】 前記補償演算手段は、前記可変速運転
    限界範囲の内側に、さらに、内側境界範囲を設けて、前
    記有効電力信号が前記可変速運転限界範囲に達したとき
    ゲイン信号を零信号として出力させる一方、前記有効電
    力信号が前記可変速運転限界範囲と前記内側境界範囲と
    の間にあるとき内側へ行くに従ってゲイン信号を増加し
    て出力させ、有効電力信号が内側境界範囲内に入ったと
    きゲイン信号を1として出力させる可変ゲイン演算手段
    と、前記周波数変動信号に前記ゲイン信号を乗算して得
    られる信号を前記補償信号とする乗算手段を設けること
    を特徴とする請求項9または請求項10記載の可変速発
    電電動装置。
  21. 【請求項21】 前記補償演算手段は、前記有効電力信
    号が前記可変速運転限界範囲内のとき上限リミットおよ
    び下限リミットをそれぞれ所定値に設定する一方、有効
    電力信号が前記可変速運転限界範囲に達したとき対応す
    る側の前記上限リミットまたは前記下限リミットを零信
    号に設定する設定手段と、前記周波数変動信号が前記上
    限リミットと前記下限リミットとの範囲内のとき前記周
    波数変動信号を補償信号として出力する一方、前記周波
    数変動信号が前記上限リミットと前記下限リミットとの
    範囲外のとき前記上限リミットまたは前記下限リミット
    に制限されて補償信号として出力するリミッタとを設け
    ることを特徴とする請求項9または請求項10記載の可
    変速発電電動装置。
  22. 【請求項22】 前記補償演算手段は、有効電力信号が
    前記可変速運転限界範囲に達したとき対応する側の上限
    ホールド信号または下限ホールド信号を出力する手段
    と、前記上限ホールド信号を入力するとΔf信号が上限
    リミット値以下となるように制限して補償信号とする一
    方、前記下限ホールド信号を入力するとΔf信号が下限
    リミット値以上となるように制限して補償信号とするリ
    ミッタとを設けることを特徴とする請求項9または請求
    項10記載の可変速発電電動装置。
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JP2008022598A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Meidensha Corp ディジタル式水力発電制御装置
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