JPH09285305A - 靴底用ゴムシート - Google Patents

靴底用ゴムシート

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JPH09285305A
JPH09285305A JP8098390A JP9839096A JPH09285305A JP H09285305 A JPH09285305 A JP H09285305A JP 8098390 A JP8098390 A JP 8098390A JP 9839096 A JP9839096 A JP 9839096A JP H09285305 A JPH09285305 A JP H09285305A
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JP
Japan
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rubber sheet
foaming
shoe
coating
skin
Prior art date
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Pending
Application number
JP8098390A
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English (en)
Inventor
Katsumi Toda
勝巳 戸田
Yuji Iguchi
雄次 井口
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SHOWA GOMME KK
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SHOWA GOMME KK
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Publication date
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮革によく似た外観を呈し、肌触りがしっと
りとした、靴底用ゴムシートを提供する。 【解決手段】 靴底用ゴムシートの表面に塗装形成した
発泡性塗料層を加熱発泡させて、膜厚15〜1000μ
mの皮革様表面層(発泡性塗装面)4を形成させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は靴底用ゴムシートに
関し、詳しくは皮革によく似た外観を呈し、肌触りがし
っとりとし、更にはグリップ性も有する靴底用ゴムシー
トに関する。
【0002】
【従来技術】従来から、靴底に用いられるゴムシートに
ついては需要者の購買意欲に訴える高いファッション性
が求められており、特に婦人靴は表皮側のデザイン,材
質が多種多様であるため、用いられる靴底用ゴムシート
についてもこれにマッチできる多様なデザインのものが
求められている。
【0003】このような観点から製造されている従来の
靴底用ゴムシートとしては、加硫金型表面に鏡面、シボ
面、皮シボ面等の模様をつけて成型したもの、ゴム中に
異物を混入して成型したもの、更にゴムシート表面に印
刷したものなどが知られている。
【0004】しかしながら、上記した従来の靴底用ゴム
シートに形成された皮革様の表面層は、視覚的に表面が
平面的な外観を呈するものであって、見た目も冷たく、
肌触りも樹脂表面のように滑らかな感触であり、靴底の
皮革様の表面層としては不十分なものであった。
【0005】この問題を解決するために、例えばゴムシ
ートの表面にフィルムを貼付して樹脂表面のような滑ら
かな感触をなくすように工夫した提案(特公昭55−7
243号公報)や、トップコート層に凹凸を施すなどの
工夫をした提案のものもあるが、未だ不十分であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来技術の問題点を解消し、皮革によく似た外観を呈
し、肌触りがしっとりとした、靴底用ゴムシートを提供
することを目的としてなされたものである。
【0007】また本発明の別の目的は、表皮側のデザイ
ン,材質に対応したゴムシート、特に多種多様な婦人靴
の表皮側のデザイン等に対応することができる新規な靴
底用ゴムシートを提供するところにある。
【0008】本発明の他の目的は、上記の高いファッシ
ョン性を満足しつつ、グリップ性も有する靴底用ゴムシ
ートを提供するところにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を実現するた
めになされた本発明よりなる靴底用ゴムシートの特徴の
一つは、靴底用ゴムシートの表面の一部又は全面に塗装
形成した発泡性塗料層を加熱発泡させて膜厚15〜10
00μmの皮革様表面層を有するようにしたことを特徴
とする。
【0010】上記の発泡性塗料層は、一般的には発泡性
塗料を5〜100g/m2 (乾燥重量)塗装して形成す
るのが好ましい。
【0011】上記の構成において、靴底用のゴムシート
として用いられるものとしては、従来から使用されてい
るゴムシートであれば特に限定されることなく用いるこ
とができ、例えばNR,SBR,BR,EPDM,EV
A等を例示することができ、特にNR,SBRが好まし
い。
【0012】このゴムシートに塗装される「発泡性塗
料」とは、ポリエステル,ポリエーテル,ポリブタジエ
ン等を骨格とするエラステックウレタン樹脂バインダ
と、熱膨張性の発泡体カプセルとを混合したもの、ある
いはこれに更にウレタンビーズを添加混合したものい
い、一般的には、ウレタン樹脂バインダ100重量部に
対し、発泡体カプセルの10〜500重量部、好ましく
は50〜200重量部の混合物が用いられ、これにウレ
タンビーズを混合する場合には、ウレタン樹脂バインダ
100重量部に対し10〜400重量部、好ましくは5
0〜300重量部を混合した混合物とされる。発泡性塗
料は有色,無色,透明等のいずれであってもよいが、下
地のプリント模様を生かすためには無色,有色の透明な
いし半透明のものが好ましく採用され、また発泡性塗料
の模様を生かすためには不透明なものが採用される。
【0013】上記発泡性塗料において発泡体カプセルの
配合割合が少ないとクッション感が不足するという問題
があり、反対に配合割合が多過ぎると膜物性の低下の傾
向が大きくなるため上記の範囲とされるのが好ましい。
またウレタンビーズは添加しなくともよいが、添加する
場合にはその配合割合が上記の400重量部を越える
と、固着力、膜物性低下の傾向が大きくなるため上記の
範囲内とするのが好ましい。このウレタンビーズは、透
明ないし半透明のものが好ましく用いられるが、着色し
たものであってもよい。
【0014】上記の発泡性塗料を用いて形成される発泡
性塗料層は、一般的には5〜100g/m2 、好ましく
は10〜60g/m2 の塗装量として、加熱発泡させて
皮革様表面層とした膜の厚みが15〜1000μm、好
ましくは15〜500μmとされる。塗料の付着量,膜
厚が少ないと発泡量が少ないために発泡性塗料層の全域
を均一にできないという不具合を招き、反対に多過ぎる
と塗膜強度が弱く、靴製造工程中で傷が発生し易くなっ
て好ましくないため上記の範囲とされる。
【0015】塗装法としては、スプレー法、ロールコー
ター法、フローコーター法などの従来から知られる方法
を適宜選択して採用することができる。
【0016】発泡性塗料の発泡処理は特に限定されるも
のではなく、オーブン加熱、赤外線加熱、プレス加熱、
ロール加熱等の方法を適宜採用することができる。
【0017】本発明における上記の「皮革様表面層」は
加熱発泡後にバフ研磨したものとすることもでき、この
ようにすることで発泡セルを破壊して起毛効果を出すこ
とができ、スエード調の表面が得られるという利点があ
る。なお本発明における「バフ研磨」は、回転ロール型
布バフ研磨、ブラシ研磨等により行うことができる。ま
たバフ研磨した「皮革様の表面層」は更にプレス加工し
て表面に均一な凹凸を生成させることができる。プレス
加工はロールプレス機等を用いて比較的低温(20〜1
00℃)で加熱圧縮することで行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の靴底用ゴムシートの
一例をその製造例により説明する。
【0019】実施形態1 所定の金型内で加圧,加熱して加硫成型した例えばNR
製の矩形ゴムシート(一般に厚み4mm程度)の表面
(靴底の表面となる面)をロールコーターによりプライ
マー処理した後、フローコーターによるグランドコート
処理、次いでオフセット印刷によるプリント処理を行っ
て、所定の模様を印刷したゴムシートを得る。
【0020】次に、予め調整した無色透明の発泡性塗料
の所定量を上記ゴムシートの印刷した表面にロールコー
ターを用いて塗工し、オーブンに入れて加熱発泡させ
る。
【0021】得られた膜厚15〜1000μmの発泡層
からなる皮革様表面層を有するゴムシートは、そのまま
製品とすることができ、透明な表面層を通して観察され
るゴムシートに印刷した印刷面と、該発泡層の形状によ
り皮革によく似た外観を呈し、また該皮革様表面層は柔
軟な凹凸を呈して肌触りがしっとりとした靴底用のゴム
シートが得られる。以上のようにして得たゴムシートか
ら靴底の形状に切り出して靴底として用いられる。
【0022】また、上記の発泡層を布バフ研磨装置を用
いてバフ研磨処理して製品とすることができ、この場合
には表面層にスエード調の感触が得られる。
【0023】更に、バフ研磨後の表面層を低温プレス機
等を用いてプレス加工処理して製品とすることも、この
場合にはスエード調の表面の凹凸が一定に得られる。
【0024】図1,2はこのようにして製造した靴底用
ゴムシートを靴に貼り付けた状態を示し、図1は靴底1
の全面を発泡性塗装面4としたものを示している。なお
2は靴の表皮、3は踵を示している。
【0025】図2は靴底1の一部を発泡性塗装面4とし
たものを示し、靴の先端側の底面は発泡性塗料を塗装し
ていない型ゴム面5である。
【0026】参考例 参考として従来のゴムシートに印刷を施した靴底用ゴム
シートの製造例を説明すると、上記実施形態1で説明し
たと同様に、所定の金型内で加圧,加熱して加硫成型し
た例えばNR製の矩形ゴムシートの表面をロールコータ
ーによりプライマー処理した後、フローコーターによる
グランドコート処理、次いでオフセット印刷によるプリ
ント処理を行い、このプリントした印刷面を保護するた
めにトップコート層を塗布形成して印刷模様を有するゴ
ムシートが得られる。
【0027】
【実施例】
実施例1〜4 下記表1に示した材料を用い、同じく下記表1に示した
処理条件で皮革様の表面層を有する靴底用ゴムシートを
作製した。
【0028】なお、発泡性塗料の塗装、加熱発泡処理、
バフ研磨、プレス加工、プリントはそれぞれ以下のよう
にして行った。
【0029】(発泡性塗料の塗装)ロールコーターによ
り行った。
【0030】(加熱発泡処理) 条件1:オーブン加熱により、180℃、5分の高温発
泡を行った。
【0031】条件2:プレス加熱により、140℃、5
分の中温加熱を行った。
【0032】(バフ研磨)布バフ研磨を行った。
【0033】(プレス加工)シボ面金型を用いて、10
0℃、1分の加熱を行った。
【0034】(プリント)オフセット印刷を行った。
【0035】
【表1】
【0036】比較例1,2 比較のために、上記表1に示した材料、処理条件を用い
た他は、実施例と同様にして比較用の靴底用ゴムシート
を作製した。
【0037】以上のようにして作製した実施例1〜4及
び比較例1,2の靴底用ゴムシートについて、当業界に
おける慣習にしたがって官能試験による評価を行った。
すなわち、成人男女10名により、目でみた視覚的な評
価、及び触った触感的な評価の官能試験を行いその結果
を下記表2に示した。
【0038】
【表2】
【0039】上記の表2から分かるように、塗装面を発
泡させた本発明の実施例のものにより、見た目にも優し
く、しっとりとした感触の靴底用ゴムシートが得られ
た。
【0040】他方、ウレタンビーズを添加混合したもの
であっても、無発泡のものでは官能試験の評価は不適当
なものであった。
【0041】
【発明の効果】本願の各請求項の発明によれば、皮革に
よく似た外観を呈し、肌触りがしっとりとした、靴底用
ゴムシートを提供することができるという効果が奏され
る。
【0042】また表皮側のデザイン,材質にマッチした
ゴムシート、特に表皮側のデザイン等を多種多様にする
婦人靴に用いるのに適した新規な靴底用ゴムシートを提
供できるという効果がある。
【0043】更に、表面にゴムシートの表面が柔軟な凹
凸を呈するので、グリップ性のある靴底用ゴムシートが
得られるという効果がある。
【0044】また、請求項2〜4の発明によれば、バフ
研磨したゴムシートの表面には破壊した発泡セル皮膜の
一部が起毛状に残ってスエード調の模様と感触が得られ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴底の全面に本発明の皮革様表面層を有するゴ
ムシートを貼り付けた靴の外観を示した斜視図。
【図2】靴底の一部に本発明の皮革様表面層を有するゴ
ムシートを貼り付けた靴の外観を示した斜視図。
【符号の説明】
1・・・靴底、2・・・靴の表皮、3・・・踵、4・・
・発泡性塗装面、5・・・型ゴム面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 9/10 C08K 9/10 C08L 75/04 NGE C08L 75/04 NGE C09D 5/00 PPH C09D 5/00 PPH 7/12 PSM 7/12 PSM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴底用ゴムシートの表面の一部又は全面
    に塗装形成した発泡性塗料層を加熱発泡させてなる膜厚
    15〜1000μmの皮革様表面層を有することを特徴
    とする靴底用ゴムシート。
  2. 【請求項2】 請求項1において、靴底用ゴムシートの
    表面の一部又は全面に塗装形成する発泡性塗料層は、発
    泡性塗料を5〜100g/m2 (乾燥重量)塗装したも
    のであることを特徴とする靴底用ゴムシート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、皮革様表面層
    は、加熱発泡後にバフ研磨されたものであることを特徴
    とする靴底用ゴムシート。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2において、皮革様表面層
    は、加熱発泡後にバフ研磨及びプレス加工されたもので
    あることを特徴とする靴底用ゴムシート。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか一項におい
    て、発泡性塗料は、ウレタン樹脂バインダ100重量部
    に対し、発泡体カプセル10〜500重量部、及び必要
    に応じてウレタンビーズ400重量部以下の混合物であ
    ることを特徴とする靴底用ゴムシート。
JP8098390A 1996-04-19 1996-04-19 靴底用ゴムシート Pending JPH09285305A (ja)

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JP8098390A JPH09285305A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 靴底用ゴムシート

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ID=14218527

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JP (1) JPH09285305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176502A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 日産自動車株式会社 物品の表面構造
CN108606404A (zh) * 2012-04-13 2018-10-02 阿迪达斯股份公司 运动鞋的鞋底

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012176502A1 (ja) * 2011-06-24 2012-12-27 日産自動車株式会社 物品の表面構造
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