JPH09285494A - 自動車における身障者等用リフト装置 - Google Patents

自動車における身障者等用リフト装置

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JPH09285494A
JPH09285494A JP8139380A JP13938096A JPH09285494A JP H09285494 A JPH09285494 A JP H09285494A JP 8139380 A JP8139380 A JP 8139380A JP 13938096 A JP13938096 A JP 13938096A JP H09285494 A JPH09285494 A JP H09285494A
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JP
Japan
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support arm
arm
hanger
automobile
vehicle
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Application number
JP8139380A
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English (en)
Inventor
Tadashi Iura
忠 井浦
Shingo Konoura
新吾 金浦
Hiroshi Orito
宏 折戸
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Araco Co Ltd
Iura Co Ltd
Original Assignee
Araco Co Ltd
Iura Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車側に取り付けて、車椅子と自動車の座
席との間の移乗介護を容易にし、かつ安全に移乗させる
ことができるリフト装置を提供する。 【構成】 自動車1の乗降口近傍の車内フロアに支柱3
を立設し、この支柱3には所望高さにおいて垂直軸回り
に旋回可能な支持アーム9を設け、この支持アーム9の
先端部には身障者等に装着されるスリングシート23を
掛止可能なハンガー21を吊持し、このハンガー21は
昇降手段24により適宜昇降操作可能に設けられてなる
ことを特徴とする自動車における身障者等用リフト装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車椅子と自動車の座席
との間の移乗介護を容易にするための自動車における身
障者等用リフト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】介護者にとって、身障者等を車椅子から
自動車へあるいは自動車から車椅子へ一人で移乗させる
ことは、極めて困難である。そこで、その移乗介護を容
易にするために、自動車の座席を乗降口から車外に移動
可能に設け、車外で移乗介護できるようにした自動車、
いわゆる福祉車両が多数提案されている。
【0003】しかしながら、上記自動車の座席へ車椅子
から乗せ換える場合、身障者等車椅子に乗っている人
は、従来通り、介護者の手を借りて一旦車椅子の前側に
立ち上がらなければならず、身障者や介護者にかかる負
担はあまり軽減されておらず、また危険も伴っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、身障
者等を車椅子から自動車へあるいは自動車から車椅子へ
乗せ換えるとき、介護者が身障者を抱き上げることな
く、容易かつ安全に移乗させることができる自動車にお
ける身障者等用リフト装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、次のようにした。すなわち、自動車1の乗
降口近傍の車内フロアに支柱3を立設し、この支柱3に
は所望高さにおいて垂直軸回りに旋回可能な支持アーム
9を設け、この支持アーム9の先端部には身障者等に装
着されるスリングシート23を掛止可能なハンガー21
を吊持し、このハンガー21は昇降手段24により適宜
昇降操作可能に設けられてなることを特徴とする自動車
における身障者等用リフト装置とした。
【0006】また、自動車1の乗降口近傍の車内フロア
に支柱3を立設し、この支柱3には所望高さにおいて垂
直軸回りに旋回可能な旋回部材4を設け、この旋回部材
4には支持アーム9の基端部を上下方向回動自在に枢着
すると共にこの支持アーム9を少なくとも水平状態に保
持可能なアーム水平保持手段19を設け、一方、前記支
持アーム9の先端部には、身障者等に装着されるスリン
グシート23を掛止可能なハンガー21を吊持し、この
ハンガー21は昇降手段24により適宜昇降操作可能に
設けられてなることを特徴とする自動車における身障者
等用リフト装置とした。
【0007】そして、前記支持アーム9は、その中間部
位にて水平面内で屈曲自在とするため、基端側アーム1
0と先端側アーム11とを垂直方向の連結軸12により
枢結した構成とした。
【0008】さらに、前記屈曲自在に設けられた支持ア
ーム9を、少なくとも平面視で一直線状に固定可能なア
ーム屈曲固定手段13を設けた。
【0009】
【作用】車椅子からこの自動車に移乗する場合、まず自
動車の後部座席を車外に位置させる。そして、支柱に沿
って収納されている支持アームを水平状態に振り上げ、
アーム水平保持手段によりこの支持アームを水平状態に
保持する。これで、このリフト装置は使用状態となる。
【0010】身障者等が乗っている車椅子を後部座席の
側部に横付けし、支持アームを旋回させてハンガーを車
椅子の上方に位置させる。このとき、アーム屈曲固定手
段を解除して支持アームを屈曲自在な状態にすることに
より、支持アームの先端部に吊持されるハンガーを所望
の位置に移動させることができる。
【0011】この状態から、昇降手段を作用させてハン
ガーを下降させる。そして、このハンガーのフックに、
身障者に装着したスリングシートの端部を引っ掛けてハ
ンガーを上昇させる。すると、身障者は車椅子の上方に
吊り上げられる。介護者は、この吊り上げられた身障者
が後部座席の上方に位置するように支持アームを旋回さ
せる。そして、ハンガーを下降させて身障者を後部座席
上に降ろした後、スリングシートを取り外し、後部座席
を元の車内位置に戻せば移乗完了である。
【0012】支持アームを収納するときは、アーム水平
保持手段を解除して支持アームを下動させて垂下状態に
すれば、支柱に沿ってコンパクトに収納することができ
る。また、自動車から車椅子に移乗する場合は、上記と
全く逆の手順を行えばよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基づき
詳細に説明する。
【0014】図において、1は自動車であり、後部座席
2を乗降口から車外へ移動可能に構成して、身障者等が
容易に乗降できるようにしたいわゆる福祉車両である。
前記後部座席2は、乗降口方向へ回転してそのまま外方
向へスライドし、さらにその車外に位置する状態で昇降
可能に設けられている。なお、このような車外位置に移
動可能な後部座席を有する自動車すなわち福祉車両は公
知であり、後部座席2の各作動機構については説明を省
略する。
【0015】前記自動車1の乗降口近傍には、上下方向
の支柱3を立設している。この支柱3は、前記後部座席
2の移動や健常者の乗降の邪魔にならない位置に立設さ
れ、上下両端部をそれぞれ車内の天井側とフロア側に固
定している。
【0016】4は旋回部材であり、前記支柱3に回転可
能かつ摺動可能に嵌合される筒体5と、この筒体5の側
面部に外方向へ突設されるブラケット6とからなる。そ
してこの旋回部材4は、前記支柱3に沿って移動可能か
つボルト7により適所で固定可能なストッパーリング8
で下側から受けることによって、上下方向位置を設定す
るように設けている。
【0017】9は、基端側アーム10と先端側アーム1
1とを垂直方向の連結軸12により連結し、その連結部
において水平面内で屈曲自在に設けた支持アームであ
る。そして、この支持アームの屈曲部には、基端側アー
ム10と先端側アーム11とを少なくとも平面視で一直
線状に固定可能なアーム屈曲固定手段13が設けられて
いる。このアーム屈曲固定手段13は、図4及び図5に
示すように、基端側アーム10と先端側アーム11との
連結部における基端側アーム10側に垂直方向のボス1
4を設け、このボス14には上端につまみ部15aを有
するロックピン15を摺動自在に嵌合し、その下端部が
常に下方に突出するように付勢するバネ16を設け、一
方先端側アーム11側には前記ロックピン15の下端部
が嵌脱可能な孔を有するメタル17が固着している。す
なわち、ロックピン15の下端部をメタル17の孔に嵌
合させると支持アーム9が平面視で一直線状に固定さ
れ、ロックピン15をバネ16に抗して図4の矢印方向
に引き上げるとロックピン15の下端部がメタル17の
孔から抜け出て支持アーム9がその中間部で屈曲自在と
なる。
【0018】前記支持アーム9は、基端側アーム10側
端部を前記ブラケット6に枢軸18を介して上下方向回
動自在に枢着している。また、この支持アーム9が少な
くとも水平状態で固定されるように、アーム水平保持手
段19が設けられている。このアーム水平保持手段19
は、ブラケット6に横方向抜き差し可能なピン20を設
けてなるものであり、図6及び図7に示すように、支持
アーム9が水平状態のときピン20を差し込むと、この
ピン20が基端側アーム10の下動ストッパーとなり支
持アーム9が水平状態で保持され、ピン20を抜くと支
持アーム9が枢軸18を軸心として回動自在となる。し
たがって、支持アーム9を支柱3に沿う垂下状態にする
とコンパクトに収納することができると共に、簡単に使
用状態にセットすることができる。
【0019】21は、前記支持アーム9の先端部にベル
ト22を介して昇降可能に吊持されるハンガーである。
そして、このハンガー21の両端部には、身障者等に装
着されるスリングシート23を掛止可能なフック21a
が設けられている。
【0020】ここで、前記ハンガー21の昇降手段24
について説明する。すなわち、前記先端側アーム11の
先端側内部に、このアームの長手方向に沿って設けられ
ると共に先端側端部を回転自在に支持されるねじ軸25
を設け、このねじ軸25にはねじ筒26を螺合し、この
ねじ筒26には、前記ねじ軸25が内径部に挿通可能な
筒軸27を反先端側に向けて延設し、さらにこの筒軸2
7の端部にはブラケット28を介してローラー29を転
動自在に設けている。一方、前記先端側アーム11の下
部側にはレール板30を設けており、前記ローラー29
がこのレール上を転動するようになっている。したがっ
て、ねじ軸25を回転させることによりねじ筒26が移
動し、このねじ筒26に一体のローラー29が先端側ア
ーム11に沿って転動するようになっている。
【0021】31はハンドルであり、前記ねじ軸25の
先端部に一体に設けられている。すなわち、このハンド
ル31を手動回転操作することによりねじ軸25が回転
するようになっている。なお、本実施例ではこのハンド
ル31の手動回転操作によりねじ軸25を回転させるよ
うに設けているが、ハンドル31の代わりに正・逆回転
可能なモーターによりねじ軸25を回転させる電動式と
してもよい。
【0022】前記ベルト22は、一端を先端側アーム1
1の前記ローラー29よりもアーム先端側の上方位置に
設けられるピン32に止着し、他端を前記ローラー29
を経由させて、さらに先端側アーム11の先端下部に回
転自在に設けられるローラー33を経由して垂下させて
いる。そして、このベルト22の下端には、前述の通り
ハンガー21が連結されている。すなわち、前記ローラ
ー29が移動することによりベルト22の経由長さを変
化させて、ハンガー21を昇降させるようになってい
る。なお、34は規制ピンであり、この規制ピン34と
ローラー33との隙間にベルト22を通過させることに
より、ベルト22のねじれを防止するものである。
【0023】次に、上例の作用について説明する。車椅
子からこの自動車に移乗する場合、まず自動車1の後部
座席2を図3に示すように、回転・スライドさせて車外
に位置させ、さらに図1のように下降させる。そして、
支柱3に沿って収納されている支持アーム9を水平状態
に振り上げ、アーム水平保持手段19であるピン20を
差し込んでこの支持アーム9を水平状態に保持する。こ
れで、このリフト装置は使用状態となる。
【0024】図1に示すように後部座席2とリフト装置
をセットした後、身障者等が乗っている車椅子を、図2
に示すように後部座席2の側部に横付け駐車する。そし
て、支持アーム9を旋回させて、ハンガー21を車椅子
の上方に位置させる。このとき、アーム屈曲固定手段1
3を解除して支持アーム9を屈曲自在な状態にすること
により、支持アーム9の先端部に吊持されるハンガー2
1を自由に移動させることができる。
【0025】この状態から、ハンドル31を回転操作し
てハンガー21を下降させる。そして、このハンガー2
1のフック21aに、身障者に装着したスリングシート
23の端部を引っ掛けた後、ハンガー21を上昇させ
る。すると、身障者は車椅子の上方に吊り上げられる。
介護者は、図2の仮想線で示すように、この吊り上げら
れた身障者が後部座席2の上方に位置するように支持ア
ーム9を旋回させる。そして、ハンガー21を下降させ
て身障者を後部座席2上に降ろした後、スリングシート
23を取り外し、後部座席2を元の車内位置に戻せば移
乗完了である。
【0026】支持アーム9を収納するときは、ピン20
を抜き支持アーム9を下動させて垂下状態にすれば、支
柱3に沿ってコンパクトに収納することができる。
【0027】また逆に、自動車から車椅子に移乗する場
合は、上記と全く逆の手順を行えばよく、説明を省略す
る。
【0028】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
自動車における身障者等用リフト装置によれば、車外位
置に移動可能な後部座席と車椅子との間の移乗介護にお
いて、介護者が身障者を一旦起立姿勢となるように抱き
上げる必要がなくなり、この移乗介護の負担が極めて軽
減されると共に、安全である。また、このリフト装置を
使用しないときには、簡単かつコンパクトに折り畳んで
収納でき便利である。使用状態にセットするのも極めて
簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるリフト装置の使用説明図
【図2】その平面図
【図3】支持アーム収納状態である後部座席の作用を示
す説明図
【図4】アーム屈曲固定手段を示す側断面図
【図5】その平面図
【図6】旋回部材及びアーム水平保持手段を示す一部破
断の側面図
【図7】その正面図
【図8】昇降手段を示す一部破断の側面図
【図9】その平面図
【図10】昇降手段の作用説明図
【図11】ハンガーを示す斜視図
【符号の説明】
1 自動車(福祉車両) 3 支柱 4 旋回部材 9 支持アーム 10 基端側アーム 11 先端側アーム 12 連結軸 13 アーム屈曲固定手段 19 アーム水平保持手段 21 ハンガー 23 スリングシート 24 昇降手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車1の乗降口近傍の車内フロアに支
    柱3を立設し、この支柱3には所望高さにおいて垂直軸
    回りに旋回可能な支持アーム9を設け、この支持アーム
    9の先端部には身障者等に装着されるスリングシート2
    3を掛止可能なハンガー21を吊持し、このハンガー2
    1は昇降手段24により適宜昇降操作可能に設けられて
    なることを特徴とする自動車における身障者等用リフト
    装置。
  2. 【請求項2】 自動車1の乗降口近傍の車内フロアに支
    柱3を立設し、この支柱3には所望高さにおいて垂直軸
    回りに旋回可能な旋回部材4を設け、この旋回部材4に
    は支持アーム9の基端部を上下方向回動自在に枢着する
    と共にこの支持アーム9を少なくとも水平状態に保持可
    能なアーム水平保持手段19を設け、一方、前記支持ア
    ーム9の先端部には、身障者等に装着されるスリングシ
    ート23を掛止可能なハンガー21を吊持し、このハン
    ガー21は昇降手段24により適宜昇降操作可能に設け
    られてなることを特徴とする自動車における身障者等用
    リフト装置。
  3. 【請求項3】 前記支持アーム9は、その中間部位にて
    水平面内で屈曲自在に設けられたことを特徴とする請求
    項1及び請求項2に記載の自動車における身障者等用リ
    フト装置。
  4. 【請求項4】 前記屈曲自在に設けられた支持アーム9
    を、少なくとも平面視で一直線状に固定可能なアーム屈
    曲固定手段13が設けられたことを特徴とする請求項3
    に記載の自動車における身障者等用リフト装置。
JP8139380A 1996-04-24 1996-04-24 自動車における身障者等用リフト装置 Pending JPH09285494A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2356620A (en) * 1999-11-27 2001-05-30 David Leslie Walker Invalid lift
JP2002306538A (ja) * 2001-04-18 2002-10-22 Moritoo:Kk 介護用リフト並びに該リフトが付いた座席及び自動車
JP2009153599A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Kanto Auto Works Ltd 自動車用車椅子収納装置
US11364632B2 (en) 2019-09-03 2022-06-21 Toyota Motor North America, Inc. Systems and methods for transporting an object into and out of a vehicle

Cited By (5)

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