JPH09285501A - 電動車椅子 - Google Patents
電動車椅子Info
- Publication number
- JPH09285501A JPH09285501A JP8102134A JP10213496A JPH09285501A JP H09285501 A JPH09285501 A JP H09285501A JP 8102134 A JP8102134 A JP 8102134A JP 10213496 A JP10213496 A JP 10213496A JP H09285501 A JPH09285501 A JP H09285501A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- wheelchair
- drive wheels
- acceleration
- transmitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims abstract description 48
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 47
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 27
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 11
- 230000009467 reduction Effects 0.000 claims description 32
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 4
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 38
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 12
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 239000002783 friction material Substances 0.000 description 2
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子
本体を動かしてもモータによる駆動輪の動力補助を可能
にする。 【解決手段】左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともにこ
の各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、この
車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設けたモータ
と、このモータに連結した多段減速機41と、この多段
減速機41の回転トルクを駆動輪にそれぞれ伝達するク
ラッチムーバ38、クラッチギヤ45、従動リング4
7、出力回転軸36、ピニオンギヤ35、歯車34から
なる駆動力伝達機構と、車椅子本体の左右の加速度をそ
れぞれ検出する加速度センサと、この加速度センサの加
速度検出動作にそれぞれ応動してモータを駆動するモー
タコントロール回路とを備えている。
本体を動かしてもモータによる駆動輪の動力補助を可能
にする。 【解決手段】左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともにこ
の各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、この
車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設けたモータ
と、このモータに連結した多段減速機41と、この多段
減速機41の回転トルクを駆動輪にそれぞれ伝達するク
ラッチムーバ38、クラッチギヤ45、従動リング4
7、出力回転軸36、ピニオンギヤ35、歯車34から
なる駆動力伝達機構と、車椅子本体の左右の加速度をそ
れぞれ検出する加速度センサと、この加速度センサの加
速度検出動作にそれぞれ応動してモータを駆動するモー
タコントロール回路とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車椅子の改良
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電動車椅子としては、特開平3
−15468号公報や特開平6−86790号公報に記
載されたものが知られている。特開平3−15468号
公報のものは、車椅子本体の左右に取り付けられた1対
の駆動輪に、トルク検出手段を介して1対のハンドリム
を連結し、ハンドリムを介して入力される操作トルクを
トルク検出手段によって検出し、その検出値に基づいて
駆動輪を駆動する駆動モータを制御するというものであ
る。具体的には、駆動輪が止まった状態でハンドリムを
操作すると、トーションバーが捩じれてインプットシャ
フトとアウトプットシャフトとの間に相対回転角が発生
し、トーションバーの捩じれが歪みゲージによって検出
され、トルクセンサを介して操作トルクとして検出され
るというものである。また、特開平6−86790号公
報のものは、一般の車椅子の構造体にモータ取付け用の
台座を引っ掛ける金具を固定して駆動モータを取付け
る。そして、この駆動モータの軸先に小型の車輪を取付
け、この車輪の外周面を車椅子本体の駆動輪の外周面に
接触させ、操作パネルボックスのコントロールレバー操
作にて駆動モータを駆動して車椅子を電動式で動作さ
せ、また、小型車輪の駆動輪に対する接触を解除するこ
とで電動式を解除するというものである。
−15468号公報や特開平6−86790号公報に記
載されたものが知られている。特開平3−15468号
公報のものは、車椅子本体の左右に取り付けられた1対
の駆動輪に、トルク検出手段を介して1対のハンドリム
を連結し、ハンドリムを介して入力される操作トルクを
トルク検出手段によって検出し、その検出値に基づいて
駆動輪を駆動する駆動モータを制御するというものであ
る。具体的には、駆動輪が止まった状態でハンドリムを
操作すると、トーションバーが捩じれてインプットシャ
フトとアウトプットシャフトとの間に相対回転角が発生
し、トーションバーの捩じれが歪みゲージによって検出
され、トルクセンサを介して操作トルクとして検出され
るというものである。また、特開平6−86790号公
報のものは、一般の車椅子の構造体にモータ取付け用の
台座を引っ掛ける金具を固定して駆動モータを取付け
る。そして、この駆動モータの軸先に小型の車輪を取付
け、この車輪の外周面を車椅子本体の駆動輪の外周面に
接触させ、操作パネルボックスのコントロールレバー操
作にて駆動モータを駆動して車椅子を電動式で動作さ
せ、また、小型車輪の駆動輪に対する接触を解除するこ
とで電動式を解除するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平3−15468
号公報のものは、ハンドリムを介して入力される操作ト
ルクをトルク検出手段によって検出して駆動モータを制
御する構成であるため、介護者が車椅子を押すのみでは
ハンドリムと駆動輪との回転のずれによるトーションバ
ーの捩じれという現象が生じないので、駆動モータが動
作されず動力補助が為されない。このため介護者が車椅
子を押して坂を登る場合には動力補助が行われず介護者
の負担が軽減されないという問題があった。また、電動
機構部を車椅子本体から簡単に取り外すことができない
ので、例えば、車で移動させるような場合に電動機構部
を取付けたままの状態で車に載せて移動させなければな
らず、現実には移動が困難であった。また、トルク検出
手段の機構が複雑で高価になるという問題もあった。
号公報のものは、ハンドリムを介して入力される操作ト
ルクをトルク検出手段によって検出して駆動モータを制
御する構成であるため、介護者が車椅子を押すのみでは
ハンドリムと駆動輪との回転のずれによるトーションバ
ーの捩じれという現象が生じないので、駆動モータが動
作されず動力補助が為されない。このため介護者が車椅
子を押して坂を登る場合には動力補助が行われず介護者
の負担が軽減されないという問題があった。また、電動
機構部を車椅子本体から簡単に取り外すことができない
ので、例えば、車で移動させるような場合に電動機構部
を取付けたままの状態で車に載せて移動させなければな
らず、現実には移動が困難であった。また、トルク検出
手段の機構が複雑で高価になるという問題もあった。
【0004】特開平6−86790号公報のものは、電
動式で駆動する場合は、コントロールレバー操作により
走行速度の調整を行ったり、方向転換を行わなければな
らず、操作を習得するために長時間を要し、また、運転
も難しいという問題があった。
動式で駆動する場合は、コントロールレバー操作により
走行速度の調整を行ったり、方向転換を行わなければな
らず、操作を習得するために長時間を要し、また、運転
も難しいという問題があった。
【0005】そこで請求項1乃至3記載の発明は、ハン
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助ができ
る電動車椅子を提供する。
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助ができ
る電動車椅子を提供する。
【0006】また、請求項4及び5記載の発明は、ハン
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、また、坂道を登る場合にもモータを動作して駆動輪
への動力補助が確実にできる電動車椅子を提供する。
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、また、坂道を登る場合にもモータを動作して駆動輪
への動力補助が確実にできる電動車椅子を提供する。
【0007】また、請求項6及び7記載の発明は、ハン
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、また、坂道を登る場合にもモータを動作して駆動輪
への動力補助が確実にでき、さらに、坂道を下る場合に
は駆動輪への動力補助を停止するとともにモータに逆転
トルクを発生させて出力回転軸の回転が一定速度以上に
ならないようにブレーキを掛けることができて安全性を
向上できる電動車椅子を提供する。
ドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押して
動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、また、坂道を登る場合にもモータを動作して駆動輪
への動力補助が確実にでき、さらに、坂道を下る場合に
は駆動輪への動力補助を停止するとともにモータに逆転
トルクを発生させて出力回転軸の回転が一定速度以上に
ならないようにブレーキを掛けることができて安全性を
向上できる電動車椅子を提供する。
【0008】さらに、請求項8及び9記載の発明は、ハ
ンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押し
て動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、しかも電動機構の車椅子本体への取付けや取外しが
容易にできる電動車椅子を提供する。
ンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体を押し
て動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補助がで
き、しかも電動機構の車椅子本体への取付けや取外しが
容易にできる電動車椅子を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともにこの各駆動輪に
ハンドリムを固定した車椅子本体と、この車椅子本体の
各駆動輪に対応して個々に設けた1対のモータと、この
各モータに連結した1対の多段減速機と、この各多段減
速機の回転トルクを各駆動輪にそれぞれ伝達する1対の
駆動力伝達機構と、車椅子本体の左右の前進加速度をそ
れぞれ検出する1対の加速度センサと、この各加速度セ
ンサの加速度検出動作にそれぞれ応動して各モータを駆
動する1対のモータ制御手段とを備えたものである。
左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともにこの各駆動輪に
ハンドリムを固定した車椅子本体と、この車椅子本体の
各駆動輪に対応して個々に設けた1対のモータと、この
各モータに連結した1対の多段減速機と、この各多段減
速機の回転トルクを各駆動輪にそれぞれ伝達する1対の
駆動力伝達機構と、車椅子本体の左右の前進加速度をそ
れぞれ検出する1対の加速度センサと、この各加速度セ
ンサの加速度検出動作にそれぞれ応動して各モータを駆
動する1対のモータ制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの前記出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うク
ラッチ機構とを備えている。
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの前記出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うク
ラッチ機構とを備えている。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項2記載の電
動車椅子において、クラッチ機構は、出力回転軸にねじ
斜面で係合し、一方向の回転により係合状態が強まるよ
うに軸方向に移動して多段減速機の最終出力段に摩擦接
触するとともにこの摩擦接触を保持し、回転停止により
係合状態が弱まるように軸方向に移動して多段減速機の
最終出力段に対する摩擦接触を解除するクラッチムーバ
と、多段減速機からの回転トルクの伝達によりクラッチ
ムーバを一方向に回転駆動し、多段減速機からの回転ト
ルクの伝達停止によりクラッチムーバの回転駆動を停止
させるクラッチムーバ駆動機構とで構成している。
動車椅子において、クラッチ機構は、出力回転軸にねじ
斜面で係合し、一方向の回転により係合状態が強まるよ
うに軸方向に移動して多段減速機の最終出力段に摩擦接
触するとともにこの摩擦接触を保持し、回転停止により
係合状態が弱まるように軸方向に移動して多段減速機の
最終出力段に対する摩擦接触を解除するクラッチムーバ
と、多段減速機からの回転トルクの伝達によりクラッチ
ムーバを一方向に回転駆動し、多段減速機からの回転ト
ルクの伝達停止によりクラッチムーバの回転駆動を停止
させるクラッチムーバ駆動機構とで構成している。
【0012】請求項4記載の発明は、左右にそれぞれ駆
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対応し
て個々に設けた1対のモータと、この各モータに連結し
た1対の多段減速機と、この各多段減速機の回転トルク
を各駆動輪にそれぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構
と、車椅子本体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する
1対の加速度センサと、車椅子本体が走行する路面勾配
を検出する路面勾配センサと、この路面勾配センサによ
る上り勾配検出及び各加速度センサの加速度検出動作に
応動して各モータを駆動する1対のモータ制御手段とを
備えたものである。
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対応し
て個々に設けた1対のモータと、この各モータに連結し
た1対の多段減速機と、この各多段減速機の回転トルク
を各駆動輪にそれぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構
と、車椅子本体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する
1対の加速度センサと、車椅子本体が走行する路面勾配
を検出する路面勾配センサと、この路面勾配センサによ
る上り勾配検出及び各加速度センサの加速度検出動作に
応動して各モータを駆動する1対のモータ制御手段とを
備えたものである。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の電
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うクラッ
チ機構とを備えている。
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うクラッ
チ機構とを備えている。
【0014】請求項6記載の発明は、左右にそれぞれ駆
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対応し
て個々に設けた1対のモータと、この各モータに連結し
た1対の多段減速機と、この各多段減速機の回転トルク
を出力回転軸を介して各駆動輪に伝達する1対の駆動力
伝達機構と、車椅子本体の左右の前進加速度をそれぞれ
検出する1対の加速度センサと、車椅子本体が走行する
路面勾配を検出する路面勾配センサと、この路面勾配セ
ンサによる上り勾配検出及び各加速度センサの加速度検
出動作に応動して各モータを駆動し、路面勾配センサに
よる下り勾配検出に応動して各モータの駆動を停止する
1対のモータ制御手段と、車椅子本体の走行時、路面勾
配センサによる下り勾配検出に応動して各駆動輪を出力
回転軸を介して多段減速機に連結するブレーキ手段とを
備えたものである。
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対応し
て個々に設けた1対のモータと、この各モータに連結し
た1対の多段減速機と、この各多段減速機の回転トルク
を出力回転軸を介して各駆動輪に伝達する1対の駆動力
伝達機構と、車椅子本体の左右の前進加速度をそれぞれ
検出する1対の加速度センサと、車椅子本体が走行する
路面勾配を検出する路面勾配センサと、この路面勾配セ
ンサによる上り勾配検出及び各加速度センサの加速度検
出動作に応動して各モータを駆動し、路面勾配センサに
よる下り勾配検出に応動して各モータの駆動を停止する
1対のモータ制御手段と、車椅子本体の走行時、路面勾
配センサによる下り勾配検出に応動して各駆動輪を出力
回転軸を介して多段減速機に連結するブレーキ手段とを
備えたものである。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の電
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行う第1の
クラッチ機構とを備え、ブレーキ手段は、出力回転軸の
回転をブレーキ板を介して多段減速機に伝達する第2の
クラッチ機構とを備えている。
動車椅子において、1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に
駆動力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トル
クの出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行う第1の
クラッチ機構とを備え、ブレーキ手段は、出力回転軸の
回転をブレーキ板を介して多段減速機に伝達する第2の
クラッチ機構とを備えている。
【0016】請求項8記載の発明は、左右にそれぞれ駆
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対する
ハンドリムの固定部に各駆動輪の輪に沿って固定した1
対の歯車と、車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設
けた1対のモータと、この各モータに連結した1対の多
段減速機と、この各多段減速機の回転トルクを各駆動輪
にそれぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構と、車椅子本
体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する1対の加速度
センサと、この各加速度センサの加速度検出動作にそれ
ぞれ応動して各モータを駆動する1対のモータ制御手段
とを備え、1対の駆動力伝達機構は、歯車と噛合うピニ
オンギヤと、このピニオンギヤを先端部に固定した出力
回転軸と、多段減速機の回転トルクの出力回転軸に対す
る伝達及び伝達停止を行うクラッチ機構とを設けたもの
である。
動輪を設けるとともにこの各駆動輪にハンドリムを固定
した車椅子本体と、この車椅子本体の各駆動輪に対する
ハンドリムの固定部に各駆動輪の輪に沿って固定した1
対の歯車と、車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設
けた1対のモータと、この各モータに連結した1対の多
段減速機と、この各多段減速機の回転トルクを各駆動輪
にそれぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構と、車椅子本
体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する1対の加速度
センサと、この各加速度センサの加速度検出動作にそれ
ぞれ応動して各モータを駆動する1対のモータ制御手段
とを備え、1対の駆動力伝達機構は、歯車と噛合うピニ
オンギヤと、このピニオンギヤを先端部に固定した出力
回転軸と、多段減速機の回転トルクの出力回転軸に対す
る伝達及び伝達停止を行うクラッチ機構とを設けたもの
である。
【0017】請求項9記載の発明は、請求項8記載の電
動車椅子において、ピニオンギヤを駆動輪の前方側に位
置して歯車に噛合わせたものである。
動車椅子において、ピニオンギヤを駆動輪の前方側に位
置して歯車に噛合わせたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は電動車椅子の外観を示す斜
視図で、車椅子本体1は、水平に配置した左右のベース
パイプ2,2の先端側に略垂直に配置したフロントパイ
プ3,3の一端を固定するとともに同じく略垂直に配置
したバックパイプ4,4の一端を固定している。前記フ
ロントパイプ3,3の他端側は途中から後方に折れ曲が
ってアームパイプ5,5となって前記バックパイプ4,
4の中間部に固定している。そして、前記アームパイプ
5,5の上に肘パッド6,6を取付けている。前記フロ
ントパイプ3,3の一端には前輪となるキャスタホィー
ル7,7を方向回転自在に固定している。
を参照して説明する。図1は電動車椅子の外観を示す斜
視図で、車椅子本体1は、水平に配置した左右のベース
パイプ2,2の先端側に略垂直に配置したフロントパイ
プ3,3の一端を固定するとともに同じく略垂直に配置
したバックパイプ4,4の一端を固定している。前記フ
ロントパイプ3,3の他端側は途中から後方に折れ曲が
ってアームパイプ5,5となって前記バックパイプ4,
4の中間部に固定している。そして、前記アームパイプ
5,5の上に肘パッド6,6を取付けている。前記フロ
ントパイプ3,3の一端には前輪となるキャスタホィー
ル7,7を方向回転自在に固定している。
【0019】前記バックパイプ4,4の他端側は後方に
若干折れ曲がってグリップ部材8,8を取付けている。
前記バックパイプ4,4の一端側にはハブ9,9を取付
け、このハブ9,9に駆動輪10,10を回転自在に取
付けている。そして、前記駆動輪10,10のリムにハ
ンドリム11,11を固定している。前記フロントパイ
プ3,3とバックパイプ4,4の中間部にサイドパイプ
12,12の一端側を固定し、このサイドパイプ12,
12の他端側を下方に折り曲げ、この折曲部の途中にレ
ッグベルト13を張り付けるとともにこの折曲部の先端
にフットプレート14,14を取付けている。
若干折れ曲がってグリップ部材8,8を取付けている。
前記バックパイプ4,4の一端側にはハブ9,9を取付
け、このハブ9,9に駆動輪10,10を回転自在に取
付けている。そして、前記駆動輪10,10のリムにハ
ンドリム11,11を固定している。前記フロントパイ
プ3,3とバックパイプ4,4の中間部にサイドパイプ
12,12の一端側を固定し、このサイドパイプ12,
12の他端側を下方に折り曲げ、この折曲部の途中にレ
ッグベルト13を張り付けるとともにこの折曲部の先端
にフットプレート14,14を取付けている。
【0020】前記フロントパイプ3,3とバックパイプ
4,4の中間部に固定したサイドパイプ12,12の上
に、同じくフロントパイプ3,3とバックパイプ4,4
の中間部に固定したシート固定用パイプ15,15を固
定し、この固定用パイプ15,15間に座席シート16
を張り付けている。そして、座席シート16の両側のフ
ロントパイプ3,3とバックパイプ4,4との間にスカ
ートガード17,17を張り付け、さらに座席シート1
6の後方のバックパイプ4,4間に背面シート18を張
り付けている。
4,4の中間部に固定したサイドパイプ12,12の上
に、同じくフロントパイプ3,3とバックパイプ4,4
の中間部に固定したシート固定用パイプ15,15を固
定し、この固定用パイプ15,15間に座席シート16
を張り付けている。そして、座席シート16の両側のフ
ロントパイプ3,3とバックパイプ4,4との間にスカ
ートガード17,17を張り付け、さらに座席シート1
6の後方のバックパイプ4,4間に背面シート18を張
り付けている。
【0021】前記ベースパイプ2,2とサイドパイプ1
2,12の中間部にX形状にクロスしたクロスパイプ1
9を固定している。このクロスパイプ19はクロス部が
自在に回動するリンク機構を為し、車椅子本体1を折り
畳めるようになっている。前記フロントパイプ3,3と
サイドパイプ12,12との間にブレーキレバー20,
20を備えた手動ブレーキ機構21,21を取付け、こ
の手動ブレーキ機構21,21のブレーキシュー22,
22をブレーキレバー20の操作によって駆動輪10,
10に対して接離させるようになっている。
2,12の中間部にX形状にクロスしたクロスパイプ1
9を固定している。このクロスパイプ19はクロス部が
自在に回動するリンク機構を為し、車椅子本体1を折り
畳めるようになっている。前記フロントパイプ3,3と
サイドパイプ12,12との間にブレーキレバー20,
20を備えた手動ブレーキ機構21,21を取付け、こ
の手動ブレーキ機構21,21のブレーキシュー22,
22をブレーキレバー20の操作によって駆動輪10,
10に対して接離させるようになっている。
【0022】図2は車椅子本体1をハブ9,9の若干上
の位置でカットして上から見た部分平面図で、前記ベー
スパイプ2,2間に所定の間隔をあけて1対のベース板
23,24を平行にして固定している。すなわち、ベー
ス板23,24は、図3に示すように、両端部を下方に
折曲げ、この折曲部と当て部材27,27とでベースパ
イプ2,2を挟持し、このベースパイプ2,2の両側の
折曲部と当て部材27,27をボルト25とナット26
で締め付けて固定している。これによりベース板23,
24の位置をベースパイプ2,2の高さよりも高い位置
にしている。
の位置でカットして上から見た部分平面図で、前記ベー
スパイプ2,2間に所定の間隔をあけて1対のベース板
23,24を平行にして固定している。すなわち、ベー
ス板23,24は、図3に示すように、両端部を下方に
折曲げ、この折曲部と当て部材27,27とでベースパ
イプ2,2を挟持し、このベースパイプ2,2の両側の
折曲部と当て部材27,27をボルト25とナット26
で締め付けて固定している。これによりベース板23,
24の位置をベースパイプ2,2の高さよりも高い位置
にしている。
【0023】前記ベース板23,24は中央部を凹状に
形成し、この凹部に連結板28を嵌め込み、かつ、ねじ
で固定している。そして、この連結板28の上に図5に
示すように、バッテリー及び制御回路を収納したボック
ス29を載せて固定している。また、前記ベース板2
3,24の両側にモータ30,30を取付けるとともに
多段減速機、クラッチ機構等を収納したギヤードケース
31,32を載せて固定している。
形成し、この凹部に連結板28を嵌め込み、かつ、ねじ
で固定している。そして、この連結板28の上に図5に
示すように、バッテリー及び制御回路を収納したボック
ス29を載せて固定している。また、前記ベース板2
3,24の両側にモータ30,30を取付けるとともに
多段減速機、クラッチ機構等を収納したギヤードケース
31,32を載せて固定している。
【0024】図4に示すように中心に向かって歯を設け
た円の1/4の分割歯車33を4個連結ねじ孔33aを
使用してねじで連結し、内周側に歯を持つ円形の歯車3
4,34として前記各駆動輪10,10のリムに固定し
ている。すなわち、各分割歯車33はリム固定ねじ孔3
3bを使用して前記ハンドリム11と一体に前記各駆動
輪10,10のリムにねじで固定している。前記ギヤー
ドケース31,32内の構成は、図6に示すように、先
端に前記歯車34,34と噛合うピニオンギヤ35を固
定した出力回転軸36をケース外枠37,37に回転自
在に設けている。前記ピニオンギヤ35の前記歯車3
4,34と噛合う位置は、前記駆動輪10,10の前方
側で、かつ前記ハブ9,9と略同じ高さになる位置にな
っている。
た円の1/4の分割歯車33を4個連結ねじ孔33aを
使用してねじで連結し、内周側に歯を持つ円形の歯車3
4,34として前記各駆動輪10,10のリムに固定し
ている。すなわち、各分割歯車33はリム固定ねじ孔3
3bを使用して前記ハンドリム11と一体に前記各駆動
輪10,10のリムにねじで固定している。前記ギヤー
ドケース31,32内の構成は、図6に示すように、先
端に前記歯車34,34と噛合うピニオンギヤ35を固
定した出力回転軸36をケース外枠37,37に回転自
在に設けている。前記ピニオンギヤ35の前記歯車3
4,34と噛合う位置は、前記駆動輪10,10の前方
側で、かつ前記ハブ9,9と略同じ高さになる位置にな
っている。
【0025】前記出力回転軸36には中央を円筒部38
aとし、この円筒部38aの外周にトルク伝達板38b
を形成したクラッチムーバ38の円筒部38a及び固定
スリーブ39を嵌合している。そして、前記クラッチム
ーバ38の円筒部38aの一端にスラスト受け40を間
に介して多段減速機41の最終段ギヤ42を回転自在に
嵌合している。前記出力回転軸36の外周面と前記クラ
ッチムーバ38の円筒部38aの内周面にはそれぞれ互
いに係合するねじ状の斜面を所定の長さ形成し、クラッ
チムーバ38が車椅子本体1を前進させる方向に回転し
たとき、クラッチムーバ38が最終段ギヤ42側に移動
してねじ状の斜面の係合が強まってクラッチムーバ38
と出力回転軸36が一体的に回転するようになってい
る。
aとし、この円筒部38aの外周にトルク伝達板38b
を形成したクラッチムーバ38の円筒部38a及び固定
スリーブ39を嵌合している。そして、前記クラッチム
ーバ38の円筒部38aの一端にスラスト受け40を間
に介して多段減速機41の最終段ギヤ42を回転自在に
嵌合している。前記出力回転軸36の外周面と前記クラ
ッチムーバ38の円筒部38aの内周面にはそれぞれ互
いに係合するねじ状の斜面を所定の長さ形成し、クラッ
チムーバ38が車椅子本体1を前進させる方向に回転し
たとき、クラッチムーバ38が最終段ギヤ42側に移動
してねじ状の斜面の係合が強まってクラッチムーバ38
と出力回転軸36が一体的に回転するようになってい
る。
【0026】前記最終段ギヤ42は前段のピニオンギア
43に噛合っている。前記クラッチムーバ38のトルク
伝達板38bの外周部には摩擦材からなる第1のクラッ
チシュー44を固定し、クラッチムーバ38が最終段ギ
ヤ42側に移動したときこのクラッチシュー44が最終
段ギヤ42に形成したテーパ面42aに圧接するように
なっている。
43に噛合っている。前記クラッチムーバ38のトルク
伝達板38bの外周部には摩擦材からなる第1のクラッ
チシュー44を固定し、クラッチムーバ38が最終段ギ
ヤ42側に移動したときこのクラッチシュー44が最終
段ギヤ42に形成したテーパ面42aに圧接するように
なっている。
【0027】前記クラッチムーバ38の円筒部38aの
他端側にはクラッチギヤ45を回転自在に設け、このク
ラッチギヤ45を前記ピニオンギア43と同軸上に固定
した前段減速ギヤ46に噛合わせている。前記クラッチ
ギヤ45には従動リング47が嵌合し、この従動リング
47とクラッチギヤ45との間に係合爪48を先端部に
設けたウエイト板49を設けている。すなわち、ウエイ
ト板49をスプリングを介してクラッチギヤ45の側面
に固定し、クラッチギヤ45が回転するとウエイト板4
9が遠心力によりスプリングのばね力に抗して外方向に
移動し、ウエイト板49の係合爪48が従動リング47
の係止部に係止することでこの従動リング47をクラッ
チギヤ45と一体的に回転するようになっている。逆
に、クラッチギヤ45の回転が停止するとウエイト板4
9はスプリングのばね力により内側に移動して係合爪4
8による従動リング47の係止状態を直ちに解除するよ
うになっている。
他端側にはクラッチギヤ45を回転自在に設け、このク
ラッチギヤ45を前記ピニオンギア43と同軸上に固定
した前段減速ギヤ46に噛合わせている。前記クラッチ
ギヤ45には従動リング47が嵌合し、この従動リング
47とクラッチギヤ45との間に係合爪48を先端部に
設けたウエイト板49を設けている。すなわち、ウエイ
ト板49をスプリングを介してクラッチギヤ45の側面
に固定し、クラッチギヤ45が回転するとウエイト板4
9が遠心力によりスプリングのばね力に抗して外方向に
移動し、ウエイト板49の係合爪48が従動リング47
の係止部に係止することでこの従動リング47をクラッ
チギヤ45と一体的に回転するようになっている。逆
に、クラッチギヤ45の回転が停止するとウエイト板4
9はスプリングのばね力により内側に移動して係合爪4
8による従動リング47の係止状態を直ちに解除するよ
うになっている。
【0028】前記クラッチムーバ38のトルク伝達板3
8bの先端部近傍には板ばね50を介して離間ボタン5
1を固定し、モータ30の停止時に、この離間ボタン5
1でクラッチムーバ38を最終段ギヤ42から離間させ
るようになっている。また、前記クラッチムーバ38の
トルク伝達板38bの先端部近傍には板ばね52を介し
て摩擦材からなる第2のクラッチシュー53を固定し、
この第2のクラッチシュー53を前記従動リング47の
外周面に圧接させている。前記クラッチギヤ45、従動
リング47、ウエイト板49及び第2のクラッチシュー
53はクラッチムーバ駆動機構を構成し、このクラッチ
ムーバ駆動機構と前記クラッチムーバ38とで第1のク
ラッチ機構を構成している。そして、この第1のクラッ
チ機構、前記出力回転軸36、ピニオンギア35、分割
歯車33からなる歯車34で駆動力伝達機構を構成して
いる。
8bの先端部近傍には板ばね50を介して離間ボタン5
1を固定し、モータ30の停止時に、この離間ボタン5
1でクラッチムーバ38を最終段ギヤ42から離間させ
るようになっている。また、前記クラッチムーバ38の
トルク伝達板38bの先端部近傍には板ばね52を介し
て摩擦材からなる第2のクラッチシュー53を固定し、
この第2のクラッチシュー53を前記従動リング47の
外周面に圧接させている。前記クラッチギヤ45、従動
リング47、ウエイト板49及び第2のクラッチシュー
53はクラッチムーバ駆動機構を構成し、このクラッチ
ムーバ駆動機構と前記クラッチムーバ38とで第1のク
ラッチ機構を構成している。そして、この第1のクラッ
チ機構、前記出力回転軸36、ピニオンギア35、分割
歯車33からなる歯車34で駆動力伝達機構を構成して
いる。
【0029】前記固定スリーブ39の外周部に出力回転
軸36の軸方向にスライドするスライダ54を設け、こ
のスライダ54にブレーキ板55の一端を固定し、この
ブレーキ板55の他端側に先端に凹凸を設けたブレーキ
板突起56を取り付けている。前記スライダ54と前記
出力回転軸36に固定した円板状の係止部材57との間
に分離ばね58を設けている。前記ブレーキ突起56と
対向する前記クラッチギヤ45の側面には先端に凹凸を
設けたクラッチギヤ突起59を取り付けている。そし
て、モータ30の停止時に、前記ブレーキ板55を電磁
ソレノイド60の動作により分離ばね58のばね力に抗
してクラッチギヤ45側に移動してブレーキ突起56を
クラッチギヤ突起59に圧接させ、出力回転軸36の回
転をクラッチギヤ45に伝達するようになっている。前
記電磁ソレノイド60の動作を停止させると分離ばね5
8のばね力によりブレーキ板55がクラッチギヤ45側
から離れ、ブレーキ突起56がクラッチギヤ突起59か
ら離れるようになっている。
軸36の軸方向にスライドするスライダ54を設け、こ
のスライダ54にブレーキ板55の一端を固定し、この
ブレーキ板55の他端側に先端に凹凸を設けたブレーキ
板突起56を取り付けている。前記スライダ54と前記
出力回転軸36に固定した円板状の係止部材57との間
に分離ばね58を設けている。前記ブレーキ突起56と
対向する前記クラッチギヤ45の側面には先端に凹凸を
設けたクラッチギヤ突起59を取り付けている。そし
て、モータ30の停止時に、前記ブレーキ板55を電磁
ソレノイド60の動作により分離ばね58のばね力に抗
してクラッチギヤ45側に移動してブレーキ突起56を
クラッチギヤ突起59に圧接させ、出力回転軸36の回
転をクラッチギヤ45に伝達するようになっている。前
記電磁ソレノイド60の動作を停止させると分離ばね5
8のばね力によりブレーキ板55がクラッチギヤ45側
から離れ、ブレーキ突起56がクラッチギヤ突起59か
ら離れるようになっている。
【0030】前記スライダ54、ブレーキ板55、ブレ
ーキ突起56、係止部材57、分離ばね58、クラッチ
ギヤ突起59及び電磁ソレノイド60は第2のクラッチ
機構を構成している。前記出力回転軸36は、また、円
板状の回転検出歯車61を固定し、この回転検出歯車6
1の歯端を前記ケース外枠37の内壁に取り付けた保持
台62に固定した磁気抵抗素子63で検出して出力回転
軸36の回転方向や回転速度を検出するようになってい
る。
ーキ突起56、係止部材57、分離ばね58、クラッチ
ギヤ突起59及び電磁ソレノイド60は第2のクラッチ
機構を構成している。前記出力回転軸36は、また、円
板状の回転検出歯車61を固定し、この回転検出歯車6
1の歯端を前記ケース外枠37の内壁に取り付けた保持
台62に固定した磁気抵抗素子63で検出して出力回転
軸36の回転方向や回転速度を検出するようになってい
る。
【0031】前記ギヤードケース31,32内には、ま
た、図7に示す構成の変位量センサ64をそれぞれ組み
込んである。この変位量センサ64は、(a) に側面図、
(b)にA−A線に沿う断面図を示すように、ケース65
内の上部略中央に回転自在な外輪を有するミニチュアベ
アリング66の内輪を軸支し、このミニチュアベアリン
グ66の外輪に例えば板状部材67の一端を一体的に固
定し、この板状部材67の他端をケース65の底部近傍
まで延出して若干幅広にし自由端としている。そして、
前記ケース65の底部の各端にホトセンサ68,69を
配置している。前記ホトセンサ68,69は発光ダイオ
ードとホトトランジスタを所定の間隔を隔てて対向配置
したものである。
た、図7に示す構成の変位量センサ64をそれぞれ組み
込んである。この変位量センサ64は、(a) に側面図、
(b)にA−A線に沿う断面図を示すように、ケース65
内の上部略中央に回転自在な外輪を有するミニチュアベ
アリング66の内輪を軸支し、このミニチュアベアリン
グ66の外輪に例えば板状部材67の一端を一体的に固
定し、この板状部材67の他端をケース65の底部近傍
まで延出して若干幅広にし自由端としている。そして、
前記ケース65の底部の各端にホトセンサ68,69を
配置している。前記ホトセンサ68,69は発光ダイオ
ードとホトトランジスタを所定の間隔を隔てて対向配置
したものである。
【0032】この変位量センサ64は、ホトセンサ69
側が車椅子本体1の前方となるようにして前記ケース6
5の背面65aをギヤードケース31,32の内壁に垂
直に固定する。この変位量センサ64は、車椅子本体1
が平坦な面上に停止しているときには板状部材67の自
由端が垂直に下がり、このときにはホトセンサ68,6
9は共に板状部材67によって光が遮光されず、それぞ
れのホトトランジスタは発光ダイオードからの光により
オン動作する。
側が車椅子本体1の前方となるようにして前記ケース6
5の背面65aをギヤードケース31,32の内壁に垂
直に固定する。この変位量センサ64は、車椅子本体1
が平坦な面上に停止しているときには板状部材67の自
由端が垂直に下がり、このときにはホトセンサ68,6
9は共に板状部材67によって光が遮光されず、それぞ
れのホトトランジスタは発光ダイオードからの光により
オン動作する。
【0033】そして、車椅子本体1が前進して加速度が
生じたり、坂を登る時には、板状部材67の自由端が後
方に回動し、その物理的変位量が一定量以上になると、
ホトセンサ68は板状部材67によって光が遮光され、
ホトトランジスタは発光ダイオードからの光を受光でき
なくなってオフ動作する。また、車椅子本体1が坂を下
る時には板状部材67の自由端が前方に回動し、その物
理的変位量が一定量以上になると、ホトセンサ69は板
状部材67によって光が遮光され、ホトトランジスタは
発光ダイオードからの光を受光できなくなってオフ動作
する。
生じたり、坂を登る時には、板状部材67の自由端が後
方に回動し、その物理的変位量が一定量以上になると、
ホトセンサ68は板状部材67によって光が遮光され、
ホトトランジスタは発光ダイオードからの光を受光でき
なくなってオフ動作する。また、車椅子本体1が坂を下
る時には板状部材67の自由端が前方に回動し、その物
理的変位量が一定量以上になると、ホトセンサ69は板
状部材67によって光が遮光され、ホトトランジスタは
発光ダイオードからの光を受光できなくなってオフ動作
する。
【0034】図8は、前記ボックス29内に組み込まれ
た制御回路のブロック図で、制御部本体を構成するCP
U(中央処理装置)71及びI/Oポート72,73,
74を設けている。そして、前記CPU71は、I/O
ポート72を介して前記ギヤードケース31内の磁気抵
抗素子63を含む回転センサ回路75から回転速度及び
回転方向の検出信号を取込むとともに前記ギヤードケー
ス31内の変位量センサ64を含む変位量センサ回路7
6から加速度や路面の登り勾配に伴う変位量の検出信号
を取込み、回転速度が予め設定した一定値以上で、かつ
変位量が予め設定した一定量以上のとき、前記I/Oポ
ート72を介してモータコントロール回路77にモータ
駆動信号を供給する。前記モータコントロール回路77
はモータ駆動信号の入力により前記ギヤードケース31
側のモータ30を駆動制御する。
た制御回路のブロック図で、制御部本体を構成するCP
U(中央処理装置)71及びI/Oポート72,73,
74を設けている。そして、前記CPU71は、I/O
ポート72を介して前記ギヤードケース31内の磁気抵
抗素子63を含む回転センサ回路75から回転速度及び
回転方向の検出信号を取込むとともに前記ギヤードケー
ス31内の変位量センサ64を含む変位量センサ回路7
6から加速度や路面の登り勾配に伴う変位量の検出信号
を取込み、回転速度が予め設定した一定値以上で、かつ
変位量が予め設定した一定量以上のとき、前記I/Oポ
ート72を介してモータコントロール回路77にモータ
駆動信号を供給する。前記モータコントロール回路77
はモータ駆動信号の入力により前記ギヤードケース31
側のモータ30を駆動制御する。
【0035】また、前記CPU71は、I/Oポート7
3を介して前記ギヤードケース32内の磁気抵抗素子6
3を含む回転センサ回路78から回転速度及び回転方向
の検出信号を取込むとともに前記ギヤードケース32内
の変位量センサ64を含む変位量センサ回路79から加
速度や路面の登り勾配に伴う変位量の検出信号を取込
み、回転速度が予め設定した一定値以上で、かつ変位量
が予め設定した一定量以上のとき、前記I/Oポート7
3を介してモータコントロール回路80にモータ駆動信
号を供給する。前記モータコントロール回路80はモー
タ駆動信号の入力により前記ギヤードケース32側のモ
ータ30を駆動制御する。
3を介して前記ギヤードケース32内の磁気抵抗素子6
3を含む回転センサ回路78から回転速度及び回転方向
の検出信号を取込むとともに前記ギヤードケース32内
の変位量センサ64を含む変位量センサ回路79から加
速度や路面の登り勾配に伴う変位量の検出信号を取込
み、回転速度が予め設定した一定値以上で、かつ変位量
が予め設定した一定量以上のとき、前記I/Oポート7
3を介してモータコントロール回路80にモータ駆動信
号を供給する。前記モータコントロール回路80はモー
タ駆動信号の入力により前記ギヤードケース32側のモ
ータ30を駆動制御する。
【0036】また、前記CPU71は、I/Oポート7
2を介して前記回転センサ回路75から回転速度及び回
転方向の検出信号を取込むとともに変位量センサ回路7
6から路面の下り勾配に伴う変位量の検出信号を取込む
か、I/Oポート73を介して前記回転センサ回路78
から回転速度及び回転方向の検出信号を取込むとともに
変位量センサ回路79から路面の下り勾配に伴う変位量
の検出信号を取込み、このときの回転速度が予め設定し
た一定値以上のときには、モータコントロール回路7
7,80へのモータ駆動信号の供給を停止する。そし
て、この状態でI/Oポート74を介してスイッチ81
の操作信号を取り込むと前記I/Oポート74を介して
電磁ソレノイド回路82を制御し、この電磁ソレノイド
回路82内に設けた前記電磁ソレノイド60を駆動する
ようになっている。なお、前記スイッチ81は、例えば
グリッブ部材8,8の取付け位置かアームパイプ5,5
の部位に設ける。
2を介して前記回転センサ回路75から回転速度及び回
転方向の検出信号を取込むとともに変位量センサ回路7
6から路面の下り勾配に伴う変位量の検出信号を取込む
か、I/Oポート73を介して前記回転センサ回路78
から回転速度及び回転方向の検出信号を取込むとともに
変位量センサ回路79から路面の下り勾配に伴う変位量
の検出信号を取込み、このときの回転速度が予め設定し
た一定値以上のときには、モータコントロール回路7
7,80へのモータ駆動信号の供給を停止する。そし
て、この状態でI/Oポート74を介してスイッチ81
の操作信号を取り込むと前記I/Oポート74を介して
電磁ソレノイド回路82を制御し、この電磁ソレノイド
回路82内に設けた前記電磁ソレノイド60を駆動する
ようになっている。なお、前記スイッチ81は、例えば
グリッブ部材8,8の取付け位置かアームパイプ5,5
の部位に設ける。
【0037】前記モータコントロール回路77,80
は、具体的には図9に示すように、+e1 端子と接地間
に抵抗R1 を介してNPN形トランジスタTr1を接続
し、このトランジスタTr1のコレクタを抵抗R2 を介し
て差動増幅器AMの反転入力端子(-) に接続している。
前記差動増幅器AMの非反転入力端子(+) は抵抗R3 及
び抵抗R4 を直列に介して接地するとともに抵抗R5 及
び抵抗R6 を直列に介して接地している。前記抵抗R3
,R4 の接続点を抵抗R7 を介して+e2 端子に接続
している。
は、具体的には図9に示すように、+e1 端子と接地間
に抵抗R1 を介してNPN形トランジスタTr1を接続
し、このトランジスタTr1のコレクタを抵抗R2 を介し
て差動増幅器AMの反転入力端子(-) に接続している。
前記差動増幅器AMの非反転入力端子(+) は抵抗R3 及
び抵抗R4 を直列に介して接地するとともに抵抗R5 及
び抵抗R6 を直列に介して接地している。前記抵抗R3
,R4 の接続点を抵抗R7 を介して+e2 端子に接続
している。
【0038】前記差動増幅器AMは出力端子を抵抗R8
を介してNPN形トランジスタTr2のベースに接続する
とともに前記抵抗R8 及び抵抗R9 を介して自己の非反
転入力端子(+) に接続している。前記トランジスタTr2
は、コレクタを前記モータ30を介して+E端子に接続
し、エミッタを抵抗R10を介して接地するとともに抵抗
R11を介してコンパレータCMの反転入力端子(-) に接
続している。前記コンパレータCMは、非反転入力端子
(+) を抵抗R12及び抵抗R13を直列に介して接地してい
る。前記抵抗R12,R13の接続点を抵抗R14を介して+
e2端子に接続している。また、前記コンパレータCM
は、出力端子を抵抗R15及び抵抗R16を直列に介して自
己の反転入力端子(-) に接続するとともに前記抵抗R15
及び抵抗R17を直列に介して前記抵抗R5 ,R6 の接続
点に接続している。
を介してNPN形トランジスタTr2のベースに接続する
とともに前記抵抗R8 及び抵抗R9 を介して自己の非反
転入力端子(+) に接続している。前記トランジスタTr2
は、コレクタを前記モータ30を介して+E端子に接続
し、エミッタを抵抗R10を介して接地するとともに抵抗
R11を介してコンパレータCMの反転入力端子(-) に接
続している。前記コンパレータCMは、非反転入力端子
(+) を抵抗R12及び抵抗R13を直列に介して接地してい
る。前記抵抗R12,R13の接続点を抵抗R14を介して+
e2端子に接続している。また、前記コンパレータCM
は、出力端子を抵抗R15及び抵抗R16を直列に介して自
己の反転入力端子(-) に接続するとともに前記抵抗R15
及び抵抗R17を直列に介して前記抵抗R5 ,R6 の接続
点に接続している。
【0039】前記モータコントロール回路77,80
は、急発進の危険防止とバッテリーの保護のために起動
電流を検出し制限するようになっている。すなわち、前
記トランジスタTr2に直列に接続した抵抗R10及びコン
パレータCMは起動時に過電流が流れないように電流を
制御する。具体的には、電流の増加により抵抗R10の端
子電圧が上昇し過ぎると、コンパレータCMの出力がロ
ーレベルとなり、これにより差動増幅器AMの出力がロ
ーレベルとなってトランジスタTr2がオフし、抵抗R10
の端子電圧が低下するとコンパレータCMの出力がハイ
レベルとなり、これにより差動増幅器AMの出力がハイ
レベルとなってトランジスタTr2がオンするようになっ
ている。これにより、前進開始時に過大な加速度が作用
することとバッテリーに過電流が流れるのを防止する。
は、急発進の危険防止とバッテリーの保護のために起動
電流を検出し制限するようになっている。すなわち、前
記トランジスタTr2に直列に接続した抵抗R10及びコン
パレータCMは起動時に過電流が流れないように電流を
制御する。具体的には、電流の増加により抵抗R10の端
子電圧が上昇し過ぎると、コンパレータCMの出力がロ
ーレベルとなり、これにより差動増幅器AMの出力がロ
ーレベルとなってトランジスタTr2がオフし、抵抗R10
の端子電圧が低下するとコンパレータCMの出力がハイ
レベルとなり、これにより差動増幅器AMの出力がハイ
レベルとなってトランジスタTr2がオンするようになっ
ている。これにより、前進開始時に過大な加速度が作用
することとバッテリーに過電流が流れるのを防止する。
【0040】前記モータコントロール回路77,80
は、モータ駆動信号によりトランジスタTr1がオンする
と、差動増幅器AMの出力レベルがハイレベルとなって
トランジスタTr2がオン動作し、これによりモータ30
を回転動作させる。また、モータ駆動信号が停止してト
ランジスタTr1がオフすると、差動増幅器AMの出力レ
ベルがローレベルとなってトランジスタTr2がオフ動作
し、これによりモータ30の回転動作を停止させる。
は、モータ駆動信号によりトランジスタTr1がオンする
と、差動増幅器AMの出力レベルがハイレベルとなって
トランジスタTr2がオン動作し、これによりモータ30
を回転動作させる。また、モータ駆動信号が停止してト
ランジスタTr1がオフすると、差動増幅器AMの出力レ
ベルがローレベルとなってトランジスタTr2がオフ動作
し、これによりモータ30の回転動作を停止させる。
【0041】このような構成においては、予め駆動輪1
0,10のリムにそれぞれ4個の分割歯車33を連結し
た歯車34,34を固定しておく。そして、予めベース
板23,24に連結板28を固定し、さらにこの連結板
28にバッテリー及び制御回路を収納したボックス29
を固定した状態で、このベース板23,24を一般の手
動式の車椅子のベースパイプ2,2に、当て部材27,
27を使用してボルト25とナット26で締め付けて固
定する。さらに、ベース板23,24の両側にモータ3
0,30を取付けるとともに多段減速機、クラッチ機構
等を収納したギヤードケース31,32を載せて固定す
る。このとき、出力回転軸36に固定したピニオンギヤ
35を駆動輪10,10の前方側で歯車34,34と噛
合せる。このように一般の手動式の車椅子に簡単に取り
付けることができる。
0,10のリムにそれぞれ4個の分割歯車33を連結し
た歯車34,34を固定しておく。そして、予めベース
板23,24に連結板28を固定し、さらにこの連結板
28にバッテリー及び制御回路を収納したボックス29
を固定した状態で、このベース板23,24を一般の手
動式の車椅子のベースパイプ2,2に、当て部材27,
27を使用してボルト25とナット26で締め付けて固
定する。さらに、ベース板23,24の両側にモータ3
0,30を取付けるとともに多段減速機、クラッチ機構
等を収納したギヤードケース31,32を載せて固定す
る。このとき、出力回転軸36に固定したピニオンギヤ
35を駆動輪10,10の前方側で歯車34,34と噛
合せる。このように一般の手動式の車椅子に簡単に取り
付けることができる。
【0042】また、逆に、ベース板23,24の両側に
固定したギヤードケース31,32を取り外し、さら
に、ボルト25とナット26でベースパイプ2,2に固
定しているベース板23,24を取り外す。これによ
り、バッテリー及び制御回路を収納したボックス29も
一緒に取り外せるので、電動機構を車椅子本体1から簡
単に取り外すことができる。このようにすれば、車椅子
本体1を簡単に折り畳むことができるので、容易に車で
移動することができる。
固定したギヤードケース31,32を取り外し、さら
に、ボルト25とナット26でベースパイプ2,2に固
定しているベース板23,24を取り外す。これによ
り、バッテリー及び制御回路を収納したボックス29も
一緒に取り外せるので、電動機構を車椅子本体1から簡
単に取り外すことができる。このようにすれば、車椅子
本体1を簡単に折り畳むことができるので、容易に車で
移動することができる。
【0043】また、車椅子本体1のベースパイプ2,2
にベース板23,24を固定しているが、このベース板
23,24の中央部は、ベースパイプ2,2の高さより
も高くしているので、介護者が車椅子を後向きにして坂
を下る場合や段差を登り降りする場合に、ベース板2
3,24の上に載置したボックス29やギヤードケース
31,32が邪魔になることはない。
にベース板23,24を固定しているが、このベース板
23,24の中央部は、ベースパイプ2,2の高さより
も高くしているので、介護者が車椅子を後向きにして坂
を下る場合や段差を登り降りする場合に、ベース板2
3,24の上に載置したボックス29やギヤードケース
31,32が邪魔になることはない。
【0044】車椅子に載っている人がハンドリム11を
回転操作して車椅子本体1を前進させるか、介護者がグ
リップ部材8,8を握って車椅子本体1を前進させる
と、ギヤードケース31,32内の変位量センサ64が
加速度を検出して変位量センサ回路76,79から変位
量の検出信号がCPU71に取り込まれる。また、車椅
子本体1の前進により駆動輪10,10の歯車34,3
4と噛み合っているピニオンギヤ35が回転し、出力回
転軸36が回転する。これにより、磁気抵抗素子63は
出力回転軸36の回転方向と回転速度を検出し、回転セ
ンサ回路75,78から回転速度及び回転方向の検出信
号がCPU71に取り込まれる。
回転操作して車椅子本体1を前進させるか、介護者がグ
リップ部材8,8を握って車椅子本体1を前進させる
と、ギヤードケース31,32内の変位量センサ64が
加速度を検出して変位量センサ回路76,79から変位
量の検出信号がCPU71に取り込まれる。また、車椅
子本体1の前進により駆動輪10,10の歯車34,3
4と噛み合っているピニオンギヤ35が回転し、出力回
転軸36が回転する。これにより、磁気抵抗素子63は
出力回転軸36の回転方向と回転速度を検出し、回転セ
ンサ回路75,78から回転速度及び回転方向の検出信
号がCPU71に取り込まれる。
【0045】CPU71は、検出信号により左右の駆動
輪10,10が前進方向に回転を開始したことを検出し
てモータコントロール回路77,80にモータ駆動信号
を供給する。これにより、モータコントロール回路7
7,80はモータ30,30の駆動を開始する。
輪10,10が前進方向に回転を開始したことを検出し
てモータコントロール回路77,80にモータ駆動信号
を供給する。これにより、モータコントロール回路7
7,80はモータ30,30の駆動を開始する。
【0046】モータ30,30が動作すると、多段減速
機41のピニオンギア43、前段減速ギヤ46、最終段
ギヤ42も回転し、前段減速ギヤ46によりクラッチギ
ヤ45が回転する。起動当初は、出力回転軸36には離
間ボタン51と最終段ギヤ42との接触摩擦やスラスト
受け40と最終段ギヤ42との回転摩擦による小さなト
ルクしか伝達されないのに対し、モータ30,30の回
転数が一定値以上に立上がると、クラッチギヤ45の回
転による遠心力によりウエイト板49がスプリングのば
ね力に抗して外方向に移動し、ウエイト板49の係合爪
48が従動リング47の係止部に係止して従動リング4
7がクラッチギヤ45と一体に回転する。
機41のピニオンギア43、前段減速ギヤ46、最終段
ギヤ42も回転し、前段減速ギヤ46によりクラッチギ
ヤ45が回転する。起動当初は、出力回転軸36には離
間ボタン51と最終段ギヤ42との接触摩擦やスラスト
受け40と最終段ギヤ42との回転摩擦による小さなト
ルクしか伝達されないのに対し、モータ30,30の回
転数が一定値以上に立上がると、クラッチギヤ45の回
転による遠心力によりウエイト板49がスプリングのば
ね力に抗して外方向に移動し、ウエイト板49の係合爪
48が従動リング47の係止部に係止して従動リング4
7がクラッチギヤ45と一体に回転する。
【0047】従動リング47が回転するとこの外周面に
第2のクラッチシュー53を介して摩擦接触しているク
ラッチムーバ38が回転を開始する。クラッチムーバ3
8が回転すると、クラッチムーバ38の円筒部38aの
内周面と出力回転軸36の外周面とに形成したねじ状の
斜面に沿ってクラッチムーバ38が最終段ギヤ42側に
移動し、クラッチムーバ38と出力回転軸36との係合
力が高められる。これにより、クラッチムーバ38の第
1のクラッチシュー44が最終段ギヤ42に形成したテ
ーパ面42aに圧接するとともにその状態を保持する。
こうして、最終段ギヤ42とクラッチムーバ38は一体
化され、最終段ギヤ42から回転トルクがクラッチムー
バ38に直接伝達されるようになり、これにより出力回
転軸36はクラッチムーバ38を介して最終段ギヤ42
から回転トルクが与えられる。そして、出力回転軸36
の回転力がピニオンギヤ35,35、歯車34,34を
介して左右の駆動輪10,10に伝達される。こうし
て、モータ30,30を駆動源として駆動輪10,10
が回転動作されることになる。
第2のクラッチシュー53を介して摩擦接触しているク
ラッチムーバ38が回転を開始する。クラッチムーバ3
8が回転すると、クラッチムーバ38の円筒部38aの
内周面と出力回転軸36の外周面とに形成したねじ状の
斜面に沿ってクラッチムーバ38が最終段ギヤ42側に
移動し、クラッチムーバ38と出力回転軸36との係合
力が高められる。これにより、クラッチムーバ38の第
1のクラッチシュー44が最終段ギヤ42に形成したテ
ーパ面42aに圧接するとともにその状態を保持する。
こうして、最終段ギヤ42とクラッチムーバ38は一体
化され、最終段ギヤ42から回転トルクがクラッチムー
バ38に直接伝達されるようになり、これにより出力回
転軸36はクラッチムーバ38を介して最終段ギヤ42
から回転トルクが与えられる。そして、出力回転軸36
の回転力がピニオンギヤ35,35、歯車34,34を
介して左右の駆動輪10,10に伝達される。こうし
て、モータ30,30を駆動源として駆動輪10,10
が回転動作されることになる。
【0048】このとき従動リング47はクラッチギヤ4
5と一体に回転するので、クラッチムーバ38よりも早
い速度で回転し、第2のクラッチシュー53と従動リン
グ47はすべり摩擦状態となるが、摩擦によるトルクは
クラッチムーバ38の駆動に有効に使われ、損失は摩擦
力と周速に比例した熱損失のみで、電磁クラッチなどを
使用する場合に比べて損失ははるかに小さい。このよう
に、車椅子に載っている人がハンドリム11を回転操作
して車椅子本体1を前進させるのみでなく、介護者がグ
リップ部材8,8を握って車椅子本体1を前進させても
モータ30,30を確実に起動させることができる。
5と一体に回転するので、クラッチムーバ38よりも早
い速度で回転し、第2のクラッチシュー53と従動リン
グ47はすべり摩擦状態となるが、摩擦によるトルクは
クラッチムーバ38の駆動に有効に使われ、損失は摩擦
力と周速に比例した熱損失のみで、電磁クラッチなどを
使用する場合に比べて損失ははるかに小さい。このよう
に、車椅子に載っている人がハンドリム11を回転操作
して車椅子本体1を前進させるのみでなく、介護者がグ
リップ部材8,8を握って車椅子本体1を前進させても
モータ30,30を確実に起動させることができる。
【0049】また、坂を登る時には、変位量センサ64
が路面の登り勾配を検出して板状部材67の自由端を後
方に回動させるので、この場合はわずかな加速度が加わ
っても変位量の検出信号がCPU71に取り込まれる。
従って、磁気抵抗素子63が出力回転軸36の回転方向
と回転速度を検出さえすれば、CPU71はモータコン
トロール回路77,80にモータ駆動信号を供給するよ
うになる。すなわち、坂を登る時には、平坦な路面に比
べて車椅子本体1のわずかな前進によってモータ30,
30を起動させることができる。従って、介護者が車椅
子本体1を押して坂道を登る場合に、迅速で確実な動力
補助ができる。
が路面の登り勾配を検出して板状部材67の自由端を後
方に回動させるので、この場合はわずかな加速度が加わ
っても変位量の検出信号がCPU71に取り込まれる。
従って、磁気抵抗素子63が出力回転軸36の回転方向
と回転速度を検出さえすれば、CPU71はモータコン
トロール回路77,80にモータ駆動信号を供給するよ
うになる。すなわち、坂を登る時には、平坦な路面に比
べて車椅子本体1のわずかな前進によってモータ30,
30を起動させることができる。従って、介護者が車椅
子本体1を押して坂道を登る場合に、迅速で確実な動力
補助ができる。
【0050】また、坂を下る場合は、変位量センサ64
が路面の下り勾配を検出して板状部材67の自由端を前
方に回動させる。従って、CPU71は変位量センサ回
路76,79から下り勾配検出に伴う変位量の検出信号
を取り込む。また、CPU71は回転センサ回路75,
78から回転速度及び回転方向の検出信号を取り込む。
そして、回転速度が予め設定した一定値以上であればC
PU71はモータコントロール回路77,80へのモー
タ駆動信号の供給を停止する。従って、坂を下っていて
駆動輪10,10の回転速度が一定以上になるとモータ
30,30による動力補助は確実に停止される。
が路面の下り勾配を検出して板状部材67の自由端を前
方に回動させる。従って、CPU71は変位量センサ回
路76,79から下り勾配検出に伴う変位量の検出信号
を取り込む。また、CPU71は回転センサ回路75,
78から回転速度及び回転方向の検出信号を取り込む。
そして、回転速度が予め設定した一定値以上であればC
PU71はモータコントロール回路77,80へのモー
タ駆動信号の供給を停止する。従って、坂を下っていて
駆動輪10,10の回転速度が一定以上になるとモータ
30,30による動力補助は確実に停止される。
【0051】この状態で、車椅子に載っている人あるい
は介護者がスイッチ81を操作すると、CPU71は電
磁ソレノイド回路82を制御し、電磁ソレノイド60を
駆動させる。これにより、ブレーキ板55が分離ばね5
8のばね力に抗してクラッチギヤ45側に移動してブレ
ーキ突起56をクラッチギヤ突起59に圧接させ、出力
回転軸36の回転をクラッチギヤ45に伝達させる。す
なわち、出力回転軸36の回転トルクが多段減速機41
に伝達されるようになり、出力回転軸36に大きな負荷
がかかってブレーキ作用が発生する。こうして、坂道を
下る場合に、スイッチ81を操作すれば車椅子が加速す
るのを防止でき安全性を確保できる。なお、この場合、
同時にモータ30,30に対して逆電圧を印加させる構
成にすれば、ブレーキ作用をさらに大きくでき、より安
全性を向上できる。
は介護者がスイッチ81を操作すると、CPU71は電
磁ソレノイド回路82を制御し、電磁ソレノイド60を
駆動させる。これにより、ブレーキ板55が分離ばね5
8のばね力に抗してクラッチギヤ45側に移動してブレ
ーキ突起56をクラッチギヤ突起59に圧接させ、出力
回転軸36の回転をクラッチギヤ45に伝達させる。す
なわち、出力回転軸36の回転トルクが多段減速機41
に伝達されるようになり、出力回転軸36に大きな負荷
がかかってブレーキ作用が発生する。こうして、坂道を
下る場合に、スイッチ81を操作すれば車椅子が加速す
るのを防止でき安全性を確保できる。なお、この場合、
同時にモータ30,30に対して逆電圧を印加させる構
成にすれば、ブレーキ作用をさらに大きくでき、より安
全性を向上できる。
【0052】スイッチ81を再操作すれば、CPU71
は電磁ソレノイド60の駆動状態を解除する。これによ
り、分離ばね58のばね力によりブレーキ板55がクラ
ッチギヤ45から離れる方向に移動し、ブレーキ突起5
6がクラッチギヤ突起59から離れる。こうして、ブレ
ーキ作用は解除される。
は電磁ソレノイド60の駆動状態を解除する。これによ
り、分離ばね58のばね力によりブレーキ板55がクラ
ッチギヤ45から離れる方向に移動し、ブレーキ突起5
6がクラッチギヤ突起59から離れる。こうして、ブレ
ーキ作用は解除される。
【0053】なお、この実施の形態では、モータ30,
30を駆動する条件として、回転センサ回路75,78
から回転速度及び回転方向の検出信号を取込むとともに
変位量センサ回路76,79から加速度や路面の登り勾
配に伴う変位量の検出信号を取込み、回転速度が予め設
定した一定値以上で、かつ変位量が予め設定した一定量
以上のときを条件としたが、必ずしもこれに限定するも
のではなく、回転センサ回路75,78を省略し、変位
量センサ回路76,79が検出する変位量が一定量以上
のときのみを条件としてもよい。
30を駆動する条件として、回転センサ回路75,78
から回転速度及び回転方向の検出信号を取込むとともに
変位量センサ回路76,79から加速度や路面の登り勾
配に伴う変位量の検出信号を取込み、回転速度が予め設
定した一定値以上で、かつ変位量が予め設定した一定量
以上のときを条件としたが、必ずしもこれに限定するも
のではなく、回転センサ回路75,78を省略し、変位
量センサ回路76,79が検出する変位量が一定量以上
のときのみを条件としてもよい。
【0054】また、この実施の形態では、加速度と路面
勾配を共通に検出できる変位量センサ64を使用したが
必ずしもこれに限定するものではなく、加速度検出と路
面勾配検出を別々のセンサで行うものであってもよい。
また、この実施の形態では、モータコントロール回路7
7,80として、回転速度が予め設定した一定値以上
で、かつ変位量が予め設定した一定量以上のときにモー
タ30,30を駆動制御するものについて述べたが必ず
しもこれに限定するものではなく、変位量センサ64と
して加速度の大小及び路面勾配の大小を細かく検出でき
るものを使用し、この加速度の大小及び路面勾配の大小
によってモータ30,30をPWM(パルス幅変調)制
御するものを使用すれば、車椅子本体1を動かす力の大
小によりモータ30,30の駆動トルクを可変すること
ができ、例えば人力が増加するほど補助動力を増加させ
る制御ができる。
勾配を共通に検出できる変位量センサ64を使用したが
必ずしもこれに限定するものではなく、加速度検出と路
面勾配検出を別々のセンサで行うものであってもよい。
また、この実施の形態では、モータコントロール回路7
7,80として、回転速度が予め設定した一定値以上
で、かつ変位量が予め設定した一定量以上のときにモー
タ30,30を駆動制御するものについて述べたが必ず
しもこれに限定するものではなく、変位量センサ64と
して加速度の大小及び路面勾配の大小を細かく検出でき
るものを使用し、この加速度の大小及び路面勾配の大小
によってモータ30,30をPWM(パルス幅変調)制
御するものを使用すれば、車椅子本体1を動かす力の大
小によりモータ30,30の駆動トルクを可変すること
ができ、例えば人力が増加するほど補助動力を増加させ
る制御ができる。
【0055】
【発明の効果】以上、請求項1乃至3記載の発明によれ
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができる。
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができる。
【0056】また、請求項4及び5記載の発明によれ
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、また、坂道を登る場合にもモータを動作して
駆動輪への動力補助が確実にできる。
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、また、坂道を登る場合にもモータを動作して
駆動輪への動力補助が確実にできる。
【0057】また、請求項6及び7記載の発明によれ
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、また、坂道を登る場合にもモータを動作して
駆動輪への動力補助が確実にでき、さらに、坂道を下る
場合には駆動輪への動力補助を停止するとともにモータ
に逆転トルクを発生させて出力回転軸の回転が一定速度
以上にならないようにブレーキを掛けることができて安
全性を向上できる。
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、また、坂道を登る場合にもモータを動作して
駆動輪への動力補助が確実にでき、さらに、坂道を下る
場合には駆動輪への動力補助を停止するとともにモータ
に逆転トルクを発生させて出力回転軸の回転が一定速度
以上にならないようにブレーキを掛けることができて安
全性を向上できる。
【0058】さらに、請求項8及び9記載の発明によれ
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、しかも電動機構の車椅子本体への取付けや取
外しが容易にできる。
ば、ハンドリムの回転操作は勿論、介護者が車椅子本体
を押して動かしてもモータを動作して駆動輪への動力補
助ができ、しかも電動機構の車椅子本体への取付けや取
外しが容易にできる。
【図1】本発明の実施の形態を示す電動車椅子の外観斜
視図。
視図。
【図2】同実施の形態において車椅子本体の上部をカッ
トした状態の部分平面図。
トした状態の部分平面図。
【図3】同実施の形態におけるベース板の取付け状態を
示す断面図。
示す断面図。
【図4】同実施の形態における分割歯車の構成を示す
図。
図。
【図5】同実施の形態において車椅子本体にボックス及
びギヤードケースを取付けて上部をカットした状態の部
分平面図。
びギヤードケースを取付けて上部をカットした状態の部
分平面図。
【図6】同実施の形態におけるギヤードケース内の構成
を示す部分断面図。
を示す部分断面図。
【図7】同実施の形態における変位量センサの構成を示
す図。
す図。
【図8】同実施の形態における制御回路のブロック図。
【図9】同実施の形態におけるモータコントロール回路
の回路構成図。
の回路構成図。
1…車椅子本体 10…駆動輪 11…ハンドリム 23,24…ベース板 29…バッテリー及び制御回路を収納したボックス 30…モータ 31,32…ギヤードケース 34…歯車 35…ピニオンギヤ 36…出力回転軸 38…クラッチムーバ 41…多段減速機 42…最終段ギヤ 45…クラッチギヤ 64…変位量センサ 71…CPU(中央処理装置) 75,78…回転センサ回路 76,79…変位量センサ回路 77,80…モータコントロール回路
Claims (9)
- 【請求項1】 左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともに
この各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、こ
の車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設けた1対の
モータと、この各モータに連結した1対の多段減速機
と、この各多段減速機の回転トルクを前記各駆動輪にそ
れぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構と、前記車椅子本
体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する1対の加速度
センサと、この各加速度センサの加速度検出動作にそれ
ぞれ応動して前記各モータを駆動する1対のモータ制御
手段とを備えたことを特徴とする電動車椅子。 - 【請求項2】 1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に駆動
力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トルクの
前記出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うクラッ
チ機構とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電動
車椅子。 - 【請求項3】 クラッチ機構は、出力回転軸にねじ斜面
で係合し、一方向の回転により係合状態が強まるように
軸方向に移動して前記多段減速機の最終出力段に摩擦接
触するとともにこの摩擦接触を保持し、回転停止により
係合状態が弱まるように軸方向に移動して前記多段減速
機の最終出力段に対する摩擦接触を解除するクラッチム
ーバと、前記多段減速機からの回転トルクの伝達により
前記クラッチムーバを一方向に回転駆動し、前記多段減
速機からの回転トルクの伝達停止により前記クラッチム
ーバの回転駆動を停止させるクラッチムーバ駆動機構と
で構成したことを特徴とする請求項2記載の電動車椅
子。 - 【請求項4】 左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともに
この各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、こ
の車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設けた1対の
モータと、この各モータに連結した1対の多段減速機
と、この各多段減速機の回転トルクを前記各駆動輪にそ
れぞれ伝達する1対の駆動力伝達機構と、前記車椅子本
体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する1対の加速度
センサと、前記車椅子本体が走行する路面勾配を検出す
る路面勾配センサと、この路面勾配センサによる上り勾
配検出及び前記各加速度センサの加速度検出動作に応動
して前記各モータを駆動する1対のモータ制御手段とを
備えたことを特徴とする電動車椅子。 - 【請求項5】 1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に駆動
力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トルクの
前記出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行うクラッ
チ機構とを備えたことを特徴とする請求項4記載の電動
車椅子。 - 【請求項6】 左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともに
この各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、こ
の車椅子本体の各駆動輪に対応して個々に設けた1対の
モータと、この各モータに連結した1対の多段減速機
と、この各多段減速機の回転トルクを出力回転軸を介し
て前記各駆動輪に伝達する1対の駆動力伝達機構と、前
記車椅子本体の左右の前進加速度をそれぞれ検出する1
対の加速度センサと、前記車椅子本体が走行する路面勾
配を検出する路面勾配センサと、この路面勾配センサに
よる上り勾配検出及び前記各加速度センサの加速度検出
動作に応動して前記各モータを駆動し、前記路面勾配セ
ンサによる下り勾配検出に応動して前記各モータの駆動
を停止する1対のモータ制御手段と、前記車椅子本体の
走行時、前記路面勾配センサによる下り勾配検出に応動
して前記各駆動輪を前記出力回転軸を介して前記多段減
速機に連結するブレーキ手段とを備えたことを特徴とす
る電動車椅子。 - 【請求項7】 1対の駆動力伝達機構は、駆動輪に駆動
力を伝達する出力回転軸と、多段減速機の回転トルクの
前記出力回転軸に対する伝達及び伝達停止を行う第1の
クラッチ機構とを備え、ブレーキ手段は、前記出力回転
軸の回転をブレーキ板を介して前記多段減速機に伝達す
る第2のクラッチ機構とを備えたことを特徴とする請求
項6記載の電動車椅子。 - 【請求項8】 左右にそれぞれ駆動輪を設けるとともに
この各駆動輪にハンドリムを固定した車椅子本体と、こ
の車椅子本体の各駆動輪に対するハンドリムの固定部に
各駆動輪の輪に沿って固定した1対の歯車と、前記車椅
子本体の各駆動輪に対応して個々に設けた1対のモータ
と、この各モータに連結した1対の多段減速機と、この
各多段減速機の回転トルクを前記各駆動輪にそれぞれ伝
達する1対の駆動力伝達機構と、前記車椅子本体の左右
の前進加速度をそれぞれ検出する1対の加速度センサ
と、この各加速度センサの加速度検出動作にそれぞれ応
動して前記各モータを駆動する1対のモータ制御手段と
を備え、前記1対の駆動力伝達機構は、前記歯車と噛合
うピニオンギヤと、このピニオンギヤを先端部に固定し
た出力回転軸と、多段減速機の回転トルクの前記出力回
転軸に対する伝達及び伝達停止を行うクラッチ機構とを
設けたことを特徴とする電動車椅子。 - 【請求項9】 ピニオンギヤを駆動輪の前方側に位置し
て歯車に噛合わせたことを特徴とする請求項8記載の電
動車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102134A JPH09285501A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電動車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102134A JPH09285501A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電動車椅子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285501A true JPH09285501A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14319305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8102134A Pending JPH09285501A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電動車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285501A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059440A1 (en) * | 1999-04-02 | 2000-10-12 | Choi Tae Youn | Transmission for wheelchair |
| JP2005153648A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Hisashi Takahashi | パワーアシスト型の移動体 |
| CN104207898A (zh) * | 2014-08-22 | 2014-12-17 | 太仓市中峰模具塑胶有限公司 | 一种电动轮椅用驱动装置 |
| US9615982B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-04-11 | Max Mobility, Llc. | Motion assistance system for wheelchairs |
| US9795524B2 (en) | 2015-02-24 | 2017-10-24 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair |
| US10167051B1 (en) | 2017-12-12 | 2019-01-01 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair and method for controlling assistive driving system |
| US11813209B2 (en) | 2011-07-06 | 2023-11-14 | Max Mobility, Llc | Motion-based power assist system for wheelchairs |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102134A patent/JPH09285501A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059440A1 (en) * | 1999-04-02 | 2000-10-12 | Choi Tae Youn | Transmission for wheelchair |
| JP2005153648A (ja) * | 2003-11-25 | 2005-06-16 | Hisashi Takahashi | パワーアシスト型の移動体 |
| US11813209B2 (en) | 2011-07-06 | 2023-11-14 | Max Mobility, Llc | Motion-based power assist system for wheelchairs |
| US12447076B2 (en) | 2011-07-06 | 2025-10-21 | Max Mobility, Llc | Motion-based power assist system for wheelchairs |
| US9615982B2 (en) | 2013-03-14 | 2017-04-11 | Max Mobility, Llc. | Motion assistance system for wheelchairs |
| US10034803B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-07-31 | Max Mobility, Llc | Motion assistance system for wheelchairs |
| US10265228B2 (en) | 2013-03-14 | 2019-04-23 | Max Mobility, Llc | Motion assistance system for wheelchairs |
| CN104207898A (zh) * | 2014-08-22 | 2014-12-17 | 太仓市中峰模具塑胶有限公司 | 一种电动轮椅用驱动装置 |
| US9795524B2 (en) | 2015-02-24 | 2017-10-24 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair |
| US10322043B2 (en) | 2015-02-24 | 2019-06-18 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair |
| US10167051B1 (en) | 2017-12-12 | 2019-01-01 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair and method for controlling assistive driving system |
| US10926834B2 (en) | 2017-12-12 | 2021-02-23 | Max Mobility, Llc | Assistive driving system for a wheelchair and method for controlling assistive driving system |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6230831B1 (en) | Wheel chair with auxiliary power | |
| US7144025B2 (en) | Wheelchair, brake unit therefor, and brake unit for a manually-propelled vehicle | |
| JP3377258B2 (ja) | 電動モータ付き乗り物 | |
| US6449554B2 (en) | Travel speed controller for electrically powered light weight vehicle, and electrically powered light weight vehicle | |
| USRE33675E (en) | Motorized wheel chair | |
| US7083019B2 (en) | Electrical wheelchair with an electrical seat-rotating device | |
| US4641720A (en) | Motorized wheel chair | |
| JPH09285501A (ja) | 電動車椅子 | |
| JP7184124B2 (ja) | 電動車両の駆動制御装置 | |
| JPH0775219A (ja) | 電動車両 | |
| KR102307658B1 (ko) | 수동휠체어용 보조동력장치 | |
| JP2799732B2 (ja) | 車椅子 | |
| KR20030060573A (ko) | 휠체어 | |
| JPH07143603A (ja) | パワーアシスト自転車 | |
| ITGE940115A1 (it) | Dispositivo di propulsione a motore elettrico, in particolare nei veicoli ad una , due o piu' ruote motrici e veicolo con detto | |
| JPH06304205A (ja) | 電動車両 | |
| WO2007049301A2 (en) | Single arm control wheelchair | |
| JPH06304207A (ja) | 電動車両 | |
| JP2521158Y2 (ja) | 電動車におけるアクセル安全装置 | |
| JP2002035046A (ja) | 車椅子用の駆動ユニット | |
| JPH06304204A (ja) | 電動車両 | |
| JPH07313555A (ja) | 手動式電動車椅子 | |
| KR200254842Y1 (ko) | 휠체어의 ac 서보모터 전동 구동장치 | |
| JP2006034901A (ja) | 電動車輪 | |
| JPH06127458A (ja) | 自転車用電動無段変速装置 |