JPH09285535A - 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ - Google Patents
持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグInfo
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- JPH09285535A JPH09285535A JP8102730A JP10273096A JPH09285535A JP H09285535 A JPH09285535 A JP H09285535A JP 8102730 A JP8102730 A JP 8102730A JP 10273096 A JP10273096 A JP 10273096A JP H09285535 A JPH09285535 A JP H09285535A
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- External Artificial Organs (AREA)
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグの内部に
吸引、貯留された排液の量および色を容易に確認・識別
すること。 【解決手段】 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグを、
別体からなる前面側(F)と背面側(B)とにより構成
し、前面側を無色透明にし、背面側を白色にする。これ
により、吸引バッグ内の排液を透明な前面側を透過して
白色の背面側を背景として見ることになり、その量およ
び色を明確に認識できる。また、排液口コネクタ(4
2)に障壁(41)が設けられ、これにより排液は直接
第2貯留槽(T2)に入ることが阻止される。また、ウ
ォーターシール槽(WS)内の途中に棚(71)を設
け、その上に球弁(70)を置く。球弁(70)は吸引
口コネクタ(60)の弁座(61)に単なる吸引バッグ
内の一時的陽圧で簡単に接することがない。
吸引、貯留された排液の量および色を容易に確認・識別
すること。 【解決手段】 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグを、
別体からなる前面側(F)と背面側(B)とにより構成
し、前面側を無色透明にし、背面側を白色にする。これ
により、吸引バッグ内の排液を透明な前面側を透過して
白色の背面側を背景として見ることになり、その量およ
び色を明確に認識できる。また、排液口コネクタ(4
2)に障壁(41)が設けられ、これにより排液は直接
第2貯留槽(T2)に入ることが阻止される。また、ウ
ォーターシール槽(WS)内の途中に棚(71)を設
け、その上に球弁(70)を置く。球弁(70)は吸引
口コネクタ(60)の弁座(61)に単なる吸引バッグ
内の一時的陽圧で簡単に接することがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、持続的胸腔ドレナ
ージを使用して、手術後創部からの排出液を吸引して貯
留するための吸引バッグに関する。
ージを使用して、手術後創部からの排出液を吸引して貯
留するための吸引バッグに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の持続的胸腔ドレナージ用吸引バッ
グは、図5に示すように、プラスチック等の樹脂によっ
て直方体状に一体に形成されており、図中左側から順に
第1貯留槽R1、第2貯留槽R2、ウォーターシール槽
Wが形成されている。第1貯留槽R1と第2貯留槽R2
とは上部が連結孔2によって水平方向に連結され、さら
に、第2貯留槽R2の上部とウォーターシール槽Wの底
部とは連結管3によって連結されている。そして、第1
貯留槽R1の上部には排液が流入する排液口4があり、
ウォーターシール槽Wの上部には図示しない持続的胸腔
ドレナージに接続される吸引口5がある。排液口4内に
は排液コネクタ9が取り付けられ、吸引口5にはオーバ
ーフロー防止弁付き吸引口コネクタ6が取り付けられて
いる。
グは、図5に示すように、プラスチック等の樹脂によっ
て直方体状に一体に形成されており、図中左側から順に
第1貯留槽R1、第2貯留槽R2、ウォーターシール槽
Wが形成されている。第1貯留槽R1と第2貯留槽R2
とは上部が連結孔2によって水平方向に連結され、さら
に、第2貯留槽R2の上部とウォーターシール槽Wの底
部とは連結管3によって連結されている。そして、第1
貯留槽R1の上部には排液が流入する排液口4があり、
ウォーターシール槽Wの上部には図示しない持続的胸腔
ドレナージに接続される吸引口5がある。排液口4内に
は排液コネクタ9が取り付けられ、吸引口5にはオーバ
ーフロー防止弁付き吸引口コネクタ6が取り付けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の持続
的胸腔ドレナージ用吸引バッグは、一体に形成されたも
のであるので、貯留される排液の量や色を、排液の計量
用目盛等が施されている貯留槽前面より容易に確認・識
別できるように、前面を透明にすると、背面を含めて吸
引バッグ全体を透明にせざるを得ず、排液の量や色の確
認・識別を行うに最も有効な白色またはそれに近い色彩
の背景を与える背面を得ることができなかった。また、
審美的な面からも吸引バッグ背面を含めて自由な色彩を
採用することができなかった。
的胸腔ドレナージ用吸引バッグは、一体に形成されたも
のであるので、貯留される排液の量や色を、排液の計量
用目盛等が施されている貯留槽前面より容易に確認・識
別できるように、前面を透明にすると、背面を含めて吸
引バッグ全体を透明にせざるを得ず、排液の量や色の確
認・識別を行うに最も有効な白色またはそれに近い色彩
の背景を与える背面を得ることができなかった。また、
審美的な面からも吸引バッグ背面を含めて自由な色彩を
採用することができなかった。
【0004】また、第1貯留槽R1と第2貯留槽R2と
は上部が連結孔2で繋がっているだけで、なんの障壁も
ないため、排液口4を経て吸入された排液が第1貯留槽
R1の上部内壁を伝わり、直接第2貯留槽R2へ入って
しまうという問題があった。
は上部が連結孔2で繋がっているだけで、なんの障壁も
ないため、排液口4を経て吸入された排液が第1貯留槽
R1の上部内壁を伝わり、直接第2貯留槽R2へ入って
しまうという問題があった。
【0005】さらに、オーバーフロー防止弁が吸引口コ
ネクタ6に組み込まれているために、吸引口コネクタ6
の底部に置かれている球弁7と吸引口コネクタ6の途中
に形成された弁座との距離が短く、また、球弁7より上
側面に形成された空気の流通口となる開口部8の面積も
狭くなっているため、患者が咳き込んだ場合等には、瞬
間的ではあるが非常に大きな陽圧が発生し、この陽圧に
よって一瞬の内に球弁7が弁座に押圧され、しかも持続
的胸腔ドレナージの吸引圧によって球弁7が吸い付いた
ままになってしまい、吸引力が作用しなくなるという問
題があった。
ネクタ6に組み込まれているために、吸引口コネクタ6
の底部に置かれている球弁7と吸引口コネクタ6の途中
に形成された弁座との距離が短く、また、球弁7より上
側面に形成された空気の流通口となる開口部8の面積も
狭くなっているため、患者が咳き込んだ場合等には、瞬
間的ではあるが非常に大きな陽圧が発生し、この陽圧に
よって一瞬の内に球弁7が弁座に押圧され、しかも持続
的胸腔ドレナージの吸引圧によって球弁7が吸い付いた
ままになってしまい、吸引力が作用しなくなるという問
題があった。
【0006】本発明は、上述のように前面での確実な排
液確認・識別の要求を満足させることのできる持続的胸
腔ドレナージ用吸引バッグを得ることを課題とする。
液確認・識別の要求を満足させることのできる持続的胸
腔ドレナージ用吸引バッグを得ることを課題とする。
【0007】また、本発明は、第1貯留槽から第2貯留
槽へ排液が直接流入することがないようにすることを課
題とする。
槽へ排液が直接流入することがないようにすることを課
題とする。
【0008】さらに、本発明は、ウォーターシール槽に
おける吸引口コネクタの弁座に球弁が吸い付けられるこ
とを防止できる持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグを得
ることをも課題とする。
おける吸引口コネクタの弁座に球弁が吸い付けられるこ
とを防止できる持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグを得
ることをも課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前記第
1の課題の解決のために、排液を貯留するために上部で
互いに連結された第1貯留槽ないし最終貯留槽を含む複
数の並置状貯留槽と、最終貯留槽の上部に底部で連結さ
れたウォーターシール槽とからなり、第1貯留槽の上部
には排液を流入させる排液口がウォーターシール槽の上
部には持続的胸腔ドレナージへ連なるチューブを接続す
る吸引口が形成された吸引バッグにおいて、貯留される
排液の量や色をより容易に確認・識別できるように、少
くとも前記複数の貯留槽の計量用目盛等の表示を有する
透明な前面と、これら貯留槽の背面とが別体に形成さ
れ、それらが異なる色をもつようにされる。
1の課題の解決のために、排液を貯留するために上部で
互いに連結された第1貯留槽ないし最終貯留槽を含む複
数の並置状貯留槽と、最終貯留槽の上部に底部で連結さ
れたウォーターシール槽とからなり、第1貯留槽の上部
には排液を流入させる排液口がウォーターシール槽の上
部には持続的胸腔ドレナージへ連なるチューブを接続す
る吸引口が形成された吸引バッグにおいて、貯留される
排液の量や色をより容易に確認・識別できるように、少
くとも前記複数の貯留槽の計量用目盛等の表示を有する
透明な前面と、これら貯留槽の背面とが別体に形成さ
れ、それらが異なる色をもつようにされる。
【0010】また、本発明では、前記第2の課題の解決
のために、前記形式の吸引バッグにおいて、第1貯留槽
の排液口における患者からのチューブを接続するコネク
タの第1貯留槽側の内端部に、コネクタから流下する排
液が第1貯留槽の次の第2貯留槽へ直接入るのを防止す
るために、第2貯留槽側で障壁が形成される。
のために、前記形式の吸引バッグにおいて、第1貯留槽
の排液口における患者からのチューブを接続するコネク
タの第1貯留槽側の内端部に、コネクタから流下する排
液が第1貯留槽の次の第2貯留槽へ直接入るのを防止す
るために、第2貯留槽側で障壁が形成される。
【0011】さらに、本発明では、前記第3の課題の解
決のために、前記形式の吸引バッグにおいて、ウォータ
ーシール槽の前記吸引口における持続的胸腔ドレナージ
へ連なるチューブを接続するコネクタのウォーターシー
ル槽側の内端部に弁座が形成され、ウォーターシール槽
内部には簾状の棚が形成され、この棚の上に前記弁座に
当接してコネクタを閉じる球弁が置かれる。
決のために、前記形式の吸引バッグにおいて、ウォータ
ーシール槽の前記吸引口における持続的胸腔ドレナージ
へ連なるチューブを接続するコネクタのウォーターシー
ル槽側の内端部に弁座が形成され、ウォーターシール槽
内部には簾状の棚が形成され、この棚の上に前記弁座に
当接してコネクタを閉じる球弁が置かれる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は、本発明の持続的胸腔ドレナ
ージ用吸引バッグの組み立て状態を示している。この吸
引バッグは、持続的胸腔ドレナージを使用して心臓、肺
臓などの手術後、創部からの排液を吸引して貯留するた
めの吸引バッグである。
参照して説明する。図1は、本発明の持続的胸腔ドレナ
ージ用吸引バッグの組み立て状態を示している。この吸
引バッグは、持続的胸腔ドレナージを使用して心臓、肺
臓などの手術後、創部からの排液を吸引して貯留するた
めの吸引バッグである。
【0013】吸引バッグは、プラスチック等の樹脂によ
って前面側F(図の手前側)と背面側Bが別体に形成さ
れ、それらが互いに接合されている。前面側Fと背面側
Bは図2に示すように、ほぼ面対称の板状構造を有して
いる。前面側Fは例えば無色透明な樹脂により形成さ
れ、背面側Bは例えば白色または白色に近い色をもつよ
うに形成されている。これらの前面側Fおよび背面側B
は互いに貼り合わす等の手段で接合されている。
って前面側F(図の手前側)と背面側Bが別体に形成さ
れ、それらが互いに接合されている。前面側Fと背面側
Bは図2に示すように、ほぼ面対称の板状構造を有して
いる。前面側Fは例えば無色透明な樹脂により形成さ
れ、背面側Bは例えば白色または白色に近い色をもつよ
うに形成されている。これらの前面側Fおよび背面側B
は互いに貼り合わす等の手段で接合されている。
【0014】前面側Fと背面側Bの一部は外側に向かっ
て膨出され、図1において左側から順に第1貯留槽T
1、第2貯留槽T2、第3貯留槽T3、ウォーターシー
ル槽WSが形成されている。第1貯留槽T1と第2貯留
槽T2、第2貯留槽T2と第3貯留槽T3とは上部が連
結孔20,21によってそれぞれ連結され、さらに、第
3貯留槽T3の上部とウォーターシール槽WSの底部と
は連結管22によって連結されている。連結管22も前
面側Fと背面側Bの膨出部により形成される。そして、
第1貯留槽T1の上部には排液が流入する排液口40が
設けられるとともに、ウォーターシール槽WSの上部に
は持続的胸腔ドレナージに接続される吸引口50が設け
られている。
て膨出され、図1において左側から順に第1貯留槽T
1、第2貯留槽T2、第3貯留槽T3、ウォーターシー
ル槽WSが形成されている。第1貯留槽T1と第2貯留
槽T2、第2貯留槽T2と第3貯留槽T3とは上部が連
結孔20,21によってそれぞれ連結され、さらに、第
3貯留槽T3の上部とウォーターシール槽WSの底部と
は連結管22によって連結されている。連結管22も前
面側Fと背面側Bの膨出部により形成される。そして、
第1貯留槽T1の上部には排液が流入する排液口40が
設けられるとともに、ウォーターシール槽WSの上部に
は持続的胸腔ドレナージに接続される吸引口50が設け
られている。
【0015】排液口40には、管状の排液口コネクタ4
2が挿入固定され、その下端部には半円筒状の障壁41
が第1貯留槽T1の内部に向かって設けられて、第2貯
留槽T2との連結口20の半分程度の深さまで達してい
る。図3に示すように、排液口コネクタ42は途中にフ
ランジ43をもち、その下に障壁41が連なっており、
この障壁41は第2貯留槽T2側で半円筒状をなしてい
る。したがって、排液が第1貯留槽T1の上部内壁を伝
わり直接第2貯留槽T2へ入ろうとした場合には、この
障壁41によってさえぎられ、第1貯留槽T1が排液で
一杯となる前に第2貯留槽T2に貯留されることはな
い。なお、障壁41は排液口コネクタ42ではなく、第
1貯留槽T1の上部に形成してもよい。また、障壁41
の形状は半円筒状に限らず、例えば、板状であってもよ
い。
2が挿入固定され、その下端部には半円筒状の障壁41
が第1貯留槽T1の内部に向かって設けられて、第2貯
留槽T2との連結口20の半分程度の深さまで達してい
る。図3に示すように、排液口コネクタ42は途中にフ
ランジ43をもち、その下に障壁41が連なっており、
この障壁41は第2貯留槽T2側で半円筒状をなしてい
る。したがって、排液が第1貯留槽T1の上部内壁を伝
わり直接第2貯留槽T2へ入ろうとした場合には、この
障壁41によってさえぎられ、第1貯留槽T1が排液で
一杯となる前に第2貯留槽T2に貯留されることはな
い。なお、障壁41は排液口コネクタ42ではなく、第
1貯留槽T1の上部に形成してもよい。また、障壁41
の形状は半円筒状に限らず、例えば、板状であってもよ
い。
【0016】吸引口50には、下端の弁座部分61(図
2)がウォーターシール槽WSの内部に挿入される管状
の吸引口コネクタ60が取り付けられている。吸引コネ
クタ60は図4に示すようにフランジ62をもち、下部
は前記弁座部分61をもつ筒体63となっている。ウォ
ーターシール槽WSの中程には、簾状の棚71が形成さ
れ、この棚71の上に球弁70が置かれている。排液が
ウォーターシール槽WSに満たされた場合には、球弁7
0が排液によって浮上し、吸引口コネクタ60の弁座6
1に押圧されることにより、流路を閉鎖するようになっ
ている。また、球弁70が確実に吸引口コネクタの弁座
61に向かって浮上するように、ウォーターシール槽W
Sの吸引口50と簾状の棚71の間の内壁部分が円錐管
状73(図2)となっている。
2)がウォーターシール槽WSの内部に挿入される管状
の吸引口コネクタ60が取り付けられている。吸引コネ
クタ60は図4に示すようにフランジ62をもち、下部
は前記弁座部分61をもつ筒体63となっている。ウォ
ーターシール槽WSの中程には、簾状の棚71が形成さ
れ、この棚71の上に球弁70が置かれている。排液が
ウォーターシール槽WSに満たされた場合には、球弁7
0が排液によって浮上し、吸引口コネクタ60の弁座6
1に押圧されることにより、流路を閉鎖するようになっ
ている。また、球弁70が確実に吸引口コネクタの弁座
61に向かって浮上するように、ウォーターシール槽W
Sの吸引口50と簾状の棚71の間の内壁部分が円錐管
状73(図2)となっている。
【0017】排液が空気と混じって泡状となっている場
合や、患者が咳き込んだ場合等に発生する陽圧に対して
も、充分な、空気の流通口と球弁と弁座との距離が確保
されるようにしてある。なお、球弁70は、排液より比
重の軽い、プラスチック等によって製作され、中実で
も、あるいは中空でもよい。また、ウォーターシール槽
WSに形成された簾状の棚71の位置は、ウォーターシ
ール用水の影響を受けない範囲で、吸引口コネクタ60
に形成された弁座61から遠いほうがよく、簾71の横
方向間隔も球弁70が下に落ちない範囲で最大の大きさ
となっていることが望ましい。
合や、患者が咳き込んだ場合等に発生する陽圧に対して
も、充分な、空気の流通口と球弁と弁座との距離が確保
されるようにしてある。なお、球弁70は、排液より比
重の軽い、プラスチック等によって製作され、中実で
も、あるいは中空でもよい。また、ウォーターシール槽
WSに形成された簾状の棚71の位置は、ウォーターシ
ール用水の影響を受けない範囲で、吸引口コネクタ60
に形成された弁座61から遠いほうがよく、簾71の横
方向間隔も球弁70が下に落ちない範囲で最大の大きさ
となっていることが望ましい。
【0018】第1貯留槽T1、第2貯留槽T2及び第3
貯留槽T3の表面には計量用の目盛30が、ウォーター
シール槽WSの底部にはウォーターシール用水の適正水
位を示す目盛31が表示されている。また、排液口コネ
クタ42と吸引口コネクタ60とは、識別可能なよう
に、例えば、赤と青等のように異なった色に着色された
構成となっている。
貯留槽T3の表面には計量用の目盛30が、ウォーター
シール槽WSの底部にはウォーターシール用水の適正水
位を示す目盛31が表示されている。また、排液口コネ
クタ42と吸引口コネクタ60とは、識別可能なよう
に、例えば、赤と青等のように異なった色に着色された
構成となっている。
【0019】したがって、本実施例の持続的胸腔ドレナ
ージ用吸引バッグにあっては、吸引口コネクタ60に持
続的胸腔ドレナージからの図示しないチューブを接続
し、持続的胸腔ドレナージで吸引バッグ内の空気を吸引
すると、患者の排液が排液口コネクタ42を通して吸引
され、障壁41のために、第2貯留槽T2に直接入るこ
となく必ず第1貯留槽T1に溜まる。第1貯留槽T1が
一杯となるとオーバーフローして第2貯留槽T2に溜ま
る。そのまま吸引を続けると第2貯留槽T2が一杯とな
り、オーバーフローして第3貯留槽T3に溜まる。さら
に吸引を続けると、第3貯留槽T3が一杯となる。通常
は第3貯留槽T3が一杯となる前に吸引を停止し、新な
吸引バッグに交換した後、吸引を続ける。しかし、第3
貯留槽T3が一杯となった後も吸引を続けるとオーバー
フローした排液がウォーターシール槽WSに溜まり、つ
いで、ウォーターシール槽WSからオーバーフローしよ
うとするが、ウォーターシール槽WSの簾状の棚71の
上に置かれた球弁70が排液によって浮上し、吸引口コ
ネクタ60先端部に形成された弁座61に押圧され、吸
引口コネクタ60の中心に形成された流路が閉鎖される
ために、排液が持続的胸腔ドレナージへに流入すること
はない。
ージ用吸引バッグにあっては、吸引口コネクタ60に持
続的胸腔ドレナージからの図示しないチューブを接続
し、持続的胸腔ドレナージで吸引バッグ内の空気を吸引
すると、患者の排液が排液口コネクタ42を通して吸引
され、障壁41のために、第2貯留槽T2に直接入るこ
となく必ず第1貯留槽T1に溜まる。第1貯留槽T1が
一杯となるとオーバーフローして第2貯留槽T2に溜ま
る。そのまま吸引を続けると第2貯留槽T2が一杯とな
り、オーバーフローして第3貯留槽T3に溜まる。さら
に吸引を続けると、第3貯留槽T3が一杯となる。通常
は第3貯留槽T3が一杯となる前に吸引を停止し、新な
吸引バッグに交換した後、吸引を続ける。しかし、第3
貯留槽T3が一杯となった後も吸引を続けるとオーバー
フローした排液がウォーターシール槽WSに溜まり、つ
いで、ウォーターシール槽WSからオーバーフローしよ
うとするが、ウォーターシール槽WSの簾状の棚71の
上に置かれた球弁70が排液によって浮上し、吸引口コ
ネクタ60先端部に形成された弁座61に押圧され、吸
引口コネクタ60の中心に形成された流路が閉鎖される
ために、排液が持続的胸腔ドレナージへに流入すること
はない。
【0020】このように、本実施例の持続的胸腔ドレナ
ージ用吸引バッグにあっては、排液が持続的胸腔ドレナ
ージ側へ流出することがなく、持続的胸腔ドレナージが
故障したりすることがない。また、排液が第1貯留槽T
1が一杯になる前に第2貯留槽T2に貯留されることも
ない。なお、障壁41を半円筒にすることによって、吸
引バッグ内の貯留排液を排液口コネクタ42を通して外
部へ排棄し易しくなる。
ージ用吸引バッグにあっては、排液が持続的胸腔ドレナ
ージ側へ流出することがなく、持続的胸腔ドレナージが
故障したりすることがない。また、排液が第1貯留槽T
1が一杯になる前に第2貯留槽T2に貯留されることも
ない。なお、障壁41を半円筒にすることによって、吸
引バッグ内の貯留排液を排液口コネクタ42を通して外
部へ排棄し易しくなる。
【0021】そして、この実施例では、吸引バッグの背
面側を白色またはそれに近い色とし、前面側を無色透明
にすることによって、白い背景によって透明な前面部を
通して貯留される排液の量や色を確実かつ明確に視認
し、識別することができる。なお、排液口コネクタ42
と吸引口コネクタ60とは、異なる色にすることによっ
て識別が確実になり、これらを間違えて接続することが
ない。
面側を白色またはそれに近い色とし、前面側を無色透明
にすることによって、白い背景によって透明な前面部を
通して貯留される排液の量や色を確実かつ明確に視認
し、識別することができる。なお、排液口コネクタ42
と吸引口コネクタ60とは、異なる色にすることによっ
て識別が確実になり、これらを間違えて接続することが
ない。
【0022】
【発明の効果】本発明の持続的胸腔ドレナージ用吸引バ
ッグにあっては、計量用の目盛等が表示されている前面
を透明にし、そうでない背面を例えば白色等の別の色に
することができるので、全体が透明である従来の持続的
胸腔ドレナージ用吸引バッグに比較して、貯留される排
液の量や色をより容易に確認・識別できる。
ッグにあっては、計量用の目盛等が表示されている前面
を透明にし、そうでない背面を例えば白色等の別の色に
することができるので、全体が透明である従来の持続的
胸腔ドレナージ用吸引バッグに比較して、貯留される排
液の量や色をより容易に確認・識別できる。
【0023】また、患者からのチューブを排液口に接続
する排液口コネクタに、排液が直接第2貯留槽へ入るの
を防止するための障壁を設けたので、排液は、必ず第1
貯留槽が一杯となってから第2貯留槽へオーバーフロー
するので、排液の量を正確に読み取ることができる。
する排液口コネクタに、排液が直接第2貯留槽へ入るの
を防止するための障壁を設けたので、排液は、必ず第1
貯留槽が一杯となってから第2貯留槽へオーバーフロー
するので、排液の量を正確に読み取ることができる。
【0024】さらに、持続的胸腔ドレナージからのチュ
ーブを吸引口に接続する吸引口コネクタに弁座を、ウォ
ーターシール槽内の途中に球弁を置く簾状の棚を設けた
ので、充分な、空気の流通口と球弁と弁座との距離が確
保され、患者からの陽圧によって球弁が弁座に吸い付く
ことはなく、球弁はウォーターシール槽にオーバーフロ
ーした排液によってのみ浮上して、吸引口コネクタ本体
の流路を閉鎖する。したがって、患者からの陽圧による
吸引不能や排液の侵入による持続的胸腔ドレナージの故
障が未然に防がれる。
ーブを吸引口に接続する吸引口コネクタに弁座を、ウォ
ーターシール槽内の途中に球弁を置く簾状の棚を設けた
ので、充分な、空気の流通口と球弁と弁座との距離が確
保され、患者からの陽圧によって球弁が弁座に吸い付く
ことはなく、球弁はウォーターシール槽にオーバーフロ
ーした排液によってのみ浮上して、吸引口コネクタ本体
の流路を閉鎖する。したがって、患者からの陽圧による
吸引不能や排液の侵入による持続的胸腔ドレナージの故
障が未然に防がれる。
【図1】本発明の持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグの
斜視図。
斜視図。
【図2】図1の吸引用バッグの分解斜視図。
【図3】排液口コネクタの側面図。
【図4】吸引口コネクタの側面図。
【図5】従来の持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグの斜
視図。
視図。
F 前面側 B 背面側 T1 第1貯留槽 T2 第2貯留槽 T3 第3貯留槽 WS ウォーターシール槽 22 連結孔 21 連結孔 22 連結管 40 排液口 41 障壁 42 排液口コネクタ 50 吸引口 60 吸引口コネクタ 61 弁座部 70 球弁 71 簾状の棚
Claims (4)
- 【請求項1】排液を貯留するために上部で互いに連結さ
れた第1貯留槽ないし最終貯留槽を含む複数の並置状貯
留槽と、最終貯留槽の上部に底部で連結されたウォータ
ーシール槽とからなり、第1貯留槽の上部には排液を流
入させる排液口がウォーターシール槽の上部には持続的
胸腔ドレナージへ連なるチューブを接続する吸引口が形
成された吸引バッグにおいて、貯留される排液の量や色
をより容易に確認・識別できるように、少くとも前記複
数の貯留槽の計量用目盛等の表示を有する透明な前面
と、これら貯留槽の背面とが別体に形成され、それらが
異なる色をもつようにされていることを特徴とする持続
的胸腔ドレナージ用吸引バッグ。 - 【請求項2】前記複数の貯留槽およびウォーターシール
槽の前面側をそれぞれ構成する部分が一体的で前面半部
として形成され、同じく背面側を構成する部分が背面半
部として形成され、これらの前面半部が無色透明にされ
背面半部が白色に着色されており、これら両半部が互い
に液密状に接合されていることを特徴とする請求項1記
載の持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ。 - 【請求項3】排液を貯留するために上部で互いに連結さ
れた第1貯留槽ないし最終貯留槽を含む複数の並置状貯
留槽と、最終貯留槽の上部に底部で連結されたウォータ
ーシール槽とからなり、第1貯留槽の上部には排液を流
入させる排液口がウォーターシール槽の上部には持続的
胸腔ドレナージへ連なるチューブを接続する吸引口が形
成された吸引バッグにおいて、前記第1貯留槽の排液口
における患者からのチューブを接続するコネクタの第1
貯留槽側の内端部に、コネクタから流下する排液が第1
貯留槽の次の第2貯留槽へ直接入るのを防止するため
に、第2貯留槽側で障壁が形成されていることを特徴と
する持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ。 - 【請求項4】排液を貯留するために上部で互いに連結さ
れた第1貯留槽ないし最終貯留槽を含む複数の並置状貯
留槽と、最終貯留槽の上部に底部で連結されたウォータ
ーシール槽とからなり、第1貯留槽の上部には排液を流
入させる排液口が、ウォーターシール槽の上部には持続
的胸腔ドレナージへ連なるチューブを接続する吸引口が
形成された吸引バッグにおいて、前記ウォーターシール
槽の前記吸引口における持続的胸腔ドレナージへ連なる
チューブを接続するコネクタのウォーターシール槽側の
内端部に弁座が形成され、ウォーターシール槽内部には
簾状の棚が形成され、この棚の上に前記弁座に当接して
コネクタを閉じる球弁が置かれていることを特徴とする
持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102730A JPH09285535A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102730A JPH09285535A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09285535A true JPH09285535A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14335376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8102730A Pending JPH09285535A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 持続的胸腔ドレナージ用吸引バッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09285535A (ja) |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102730A patent/JPH09285535A/ja active Pending
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