JPH09286063A - シートの折り曲げ方向性付与方法、及びその装置 - Google Patents

シートの折り曲げ方向性付与方法、及びその装置

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JPH09286063A
JPH09286063A JP8101688A JP10168896A JPH09286063A JP H09286063 A JPH09286063 A JP H09286063A JP 8101688 A JP8101688 A JP 8101688A JP 10168896 A JP10168896 A JP 10168896A JP H09286063 A JPH09286063 A JP H09286063A
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JP
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sheet
folding
bending
tools
directionality
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JP8101688A
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Masahiro Yamamoto
昌弘 山本
Yoshimasa Yokoyama
佳正 横山
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YOKOYAMA SANKO KK
Kanadevia Corp
Original Assignee
YOKOYAMA SANKO KK
Hitachi Zosen Corp
Hitachi Shipbuilding and Engineering Co Ltd
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    • B31F1/00—Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31—MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F—MECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F1/00—Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
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    • B31F1/0006—Bending or folding; Folding edges combined with joining; Reinforcing edges during the folding thereof
    • B31F1/0009—Bending or folding; Folding edges combined with joining; Reinforcing edges during the folding thereof of plates, sheets or webs
    • B31F1/0012—Bending or folding; Folding edges combined with joining; Reinforcing edges during the folding thereof of plates, sheets or webs combined with making folding lines
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートに対して、より正確にかつ工業的に、
折り曲げ方向性を付与することができる方法、及びその
装置を提供すること。 【解決手段】 長さ方向とほぼ直交する平行な多数の折
り目線が形成されたシートを所定の加工位置に供給する
第1の工程と、前記各折り目線に沿ってシートを折り曲
げたときに当該折り曲げ部分の内側になる面へ、各折り
目線に沿ってそれぞれ折り曲げ加工具を位置させる第2
の工程と、前記シートの一面又は両面に位置する各折り
曲げ加工具を、前記シートが各折り目線に沿って折れ曲
がる方向へ必要量変移させる第3の工程と、前記第3の
工程と同調させながら、前記変移による前記シートの長
さ方向の見掛け縮み量に応じて、各折り曲げ加工具相互
の間隔を均一な比率で縮める第4の工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、厚紙や段ボール
その他のある程度硬さを有するシートに、その長さ方向
と直交するように平行に形成されている折り目線に沿っ
て、一つ又は対の山折り状の折り曲げ部と、一つ又は対
の谷折り状の折り曲げ部とを交互に形成する際に、後の
工程において設計に沿って正確に折り曲げられるよう
に、当該シートへ折り曲げ方向性を効率的に付与するた
めの方法と、その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、発泡スチロールのようなプラスチ
ック発泡体による物品包装用の包装用枠体(例えば、電
気・電子機器製品を箱詰めする際に、その物品を保護し
たり要領よく包装するために使用する枠体)や、物品包
装用の緩衝材に代えて、再生利用が容易な段ボールや厚
紙などのシートによる包装用枠体や包装用の緩衝材を使
用することが提案されている。段ボールなどを使用した
包装用枠体や緩衝材などの一つは、シートをつづら折り
状に折り畳んでブロック状に形成したものである。段ボ
ールや厚紙などによるシートを使用した包装用枠体や緩
衝材の他の一つは、シートを所定の繰り返しで折り曲
げ、必要な折り曲げ部相互を接着ないし連結させて、疑
似ハニカム状断面を有する中空状ブロックに形成したも
のである。
【0003】前述のような包装用の枠体や緩衝材を製造
するには、先ず、厚紙や段ボールからなるシート材を設
計に沿って裁断し、その長さ方向と直交するように、プ
レスによるプレス線やミシン目その他の断続切断線など
により、折り目線が設計に沿って形成される。次いで、
前記折り目線に沿って、山折り状の折り曲げ部と谷折り
状の折り曲げ部とが交互に位置するように折り曲げ、必
要部分を相互に貼り付けて所定形状のブロックに製造さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような包装用の
枠体や緩衝材は、物品を適正に支持して流通過程で衝撃
を受けないように保護し、かつ、物品を要領よく効率的
に箱詰めするために使用されるものであるから、設計に
沿って正確な形状及びサイズに製造する必要がある。と
ころで、前述のようにシートに形成されたままの折り目
線に沿って、シートを工業的手段によって折り曲げる
と、折り曲げ部分がずれ易く、正確な形状やサイズの製
品を製造することが困難であるから、前記シートの折り
目線には、当該折り目に沿って工業的に正確に折り曲げ
ることができるように、あらかじめ折り曲げ方向性(折
れ癖)を付与しておくことが望ましい。従来は、シート
に形成された多数の折り目線に沿って、正確な折り曲げ
方向性を工業的に付与する手段が開発されていなかった
(手作業であった)ので、厚紙や段ボールその他の再生
利用可能な材料のシートによる包装用枠体や緩衝材は、
プラスチック発泡体による枠体や緩衝材にとって代わる
に到っていない。
【0005】この発明の目的は、紙その他の再生利用が
容易な材料のシートにより、包装用の枠体や緩衝材その
他のブロック製品を製造する工程において、シートにあ
らかじめ形成されている多数の折り目線に沿って、当該
シートに対して、より正確にかつ迅速に折り曲げ方向性
を付与することができる方法を提供することにある。こ
の発明の他の目的は、前述の課題を達成するための折り
曲げ方向性付与方法を、より好適に実施することができ
るシートの折り曲げ方法性付与装置を提供することにあ
る。この発明のさらに他の目的は、二種の異なる山折り
状の折り曲げ部分(逆V字状の折り曲げ部分、又は逆U
字状の折り曲げ部分)と谷折り状の折り曲げ部分(V字
状の折り曲げ部分、又はU字状の折り曲げ部分)とを、
同じ装置によって形成することができるシートの折り曲
げ方向性付与装置を提供することにある。この発明のさ
らに他の目的は、加工されるシートの種別によって、こ
れらのシートに多数形成されている折り目線相互の間隔
が異なる場合でも、同じ装置によって、折り曲げ方向性
を付与することができるシートの折り曲げ方向性付与装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によるシートの
折り曲げ方向性付与方法は、前述の課題を解決するた
め、以下のように構成されている。すなわち、請求項1
の発明は、シートに山折り状の折り曲げ部と谷折り状の
折り曲げ部とを交互に形成する方法において、長さ方向
とほぼ直交する平行な多数の折り目線が形成されたシー
トを所定の加工位置に供給する第1の工程と、前記各折
り目線に沿ってシートを折り曲げたときに当該折り曲げ
部分の内側になる面へ、各折り目線に沿ってそれぞれ折
り曲げ加工具を位置させる第2の工程と、前記シートの
一面又は両面に位置する各折り曲げ加工具を、前記シー
トが各折り目線に沿って折れ曲がる方向へ必要量変移さ
せる第3の工程と、前記第3の工程と同調させながら、
前記変移による前記シートの長さ方向の見掛け縮み量に
応じて、前記各折り曲げ加工具の間隔を均一な比率で縮
める第4の工程と、を含むことを特徴としている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の方法
において、前記第4の工程の次に、前記各折り曲げ加工
具を前記シートから離反する方向へ退避させる第5の工
程と、前記各折り曲げ加工具を初期位置に復帰させる第
6の工程とを含み、第1の工程から第6の工程までを繰
り返させることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
の方法にいて、第2の工程では、前記シ−トが当該シー
トの長さ方向に沿う一方から他方向へ移送されることに
よって所定の加工位置に供給され、第4の工程では、前
記第2の工程におけるシートの移送方向の最先端又は最
後端に位置している折り曲げ加工具を基準として、他の
折り曲げ加工具を、前記基準とされた折り曲げ加工具の
方向へ移動させることを特徴としている。
【0009】請求項4の発明は、請求項3に記載の方法
において、第4の工程では、前記基準とされた折り曲げ
加工具を、第2の工程におけるシートの移送方向又はそ
の逆方向に沿って移動させることを特徴としている。
【0010】請求項5の発明は、シートに山折り状の折
り曲げ部と谷折り状の折り曲げ部とを交互に形成する方
法において、長さ方向とほぼ直交する互いに平行な対の
折り目線が、多数平行に形成されたシートを所定の加工
位置に供給する第1の工程と、前記各対の折り目線に沿
ってシートを折り曲げたとき当該折り曲げ部分の内側に
なる面へ、それぞれ対になっている折り曲げ加工具を各
対の折り目線に沿って位置させる第2の工程と、前記シ
ートの一面又は両面に位置する各対の折り曲げ加工具
を、前記シートが各対の折り目線に沿って折れ曲がる方
向へ必要量変移させる第3の工程と、前記第3の工程と
同調させながら、前記変移による前記シートの長さ方向
の見掛け縮み量に応じて、各対の折り曲げ加工具の間隔
を一定の比率で縮める第4の工程と、を含むことを特徴
としている。
【0011】請求項6の発明は、請求項5に記載の方法
において、前記第4の工程の次に、前記各対の折り曲げ
加工具を前記シートから離反する方向へ退避させる第5
の工程と、前記各対の折り曲げ加工具を初期位置に復帰
させる第6の工程とを含み、第1の工程から第6の工程
までを繰り返させることを特徴としている。
【0012】請求項7の発明は、請求項5又は6に記載
の方法において、前記第2の工程では、前記シ−トが当
該シートの長さ方向に沿う一方から他方向へ移送される
ことによって所定の加工位置に供給されることを特徴と
している。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載の方法
における第4の工程において、前記各対の折り曲げ加工
具を、前記第2の工程におけるシートの移送方向に沿っ
て移動させながら、各対の折り曲げ加工具相互の間隔を
縮めるように構成している。
【0014】請求項9の発明は、請求項5〜8のいずれ
かに記載の方法において、一つの対の折り曲げ加工具の
それぞれを、各別に構成するとともに、前記第4の工程
では各別の駆動手段により同期して移動させるように構
成している。
【0015】請求項10の発明は、請求項5〜8のいず
れかに記載の方法において、一つの対の折り曲げ加工具
を、一体的に構成するとともに、前記第4の工程では同
じ駆動手段によって移動させるように構成している。
【0016】請求項11の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の方法において、前記シートが段ボールで
あり、前記折り目線のうちの少なくとも一部の折り目線
は、当該段ボールの段と交差する状態で前記シートを断
続的に切断した断続切断線によって形成され、又は、当
該段ボールの段と交差する状態で交互に位置し、かつ前
記シートを切断した所定長さの切断部及びこの切断部よ
りも短い非切断部と、前記各切断部の端部に位置し、当
該切断部と隣接する非切断部に向かって先下がり傾斜す
る状態の短い補助切断部とによって形成されていること
を特徴としている。
【0017】請求項12の発明は、請求項1〜10のい
ずれかに記載の方法において、前記シートが厚紙であ
り、前記各折り目線のうちの少なくとも一部の折り目線
は、前記シートをプレスしたプレス線、又は前記シート
を断続的に切断した断続切断線によって形成されている
ことを特徴としている。
【0018】この発明によるシ−トの折り曲げ方向性付
与装置は、前述の課題を解決するため、以下のように構
成されている。請求項13の発明は、所定の加工位置に
供給されるシ−トに対し、両面側から交互に臨む状態で
所定の間隔に配置され、前記シートの方向に向く先端部
分が、前記シートへその長さ方向とほぼ直交する状態に
形成された折り目線に沿っている複数の折り曲げ加工具
と、前記折り曲げ加工具のうちの少なくとも前記シ−ト
の一方の面に臨む折り曲げ加工具を、前記シートが各折
り目線に沿ってある程度折れ曲がるまで、初期位置から
前記シートの他方の面側に変移させ、かつ、初期位置へ
復帰させる折り曲げ駆動手段と、前記各折り曲げ加工具
を、初期位置から前記シートの長さ方向に沿う一方向
へ、各折り曲げ加工具相互の間隔がそれらの初期間隔か
ら均一な比率で縮まる状態に移動させ、かつ、初期位置
に復帰させる往復駆動手段と、前記各加工具を、前記シ
ートの面に臨む位置から離反させかつ復帰させる進退駆
動手段と、を備えたことを特徴としている。
【0019】請求項14の発明は、請求項13に記載の
装置において、前記折り曲げ加工具の全部又は一部を、
隣の折り曲げ加工具との間隔が縮まり又は拡がる方向へ
シフトさせるシフト手段を備えていることを特徴として
いる。
【0020】請求項15の発明は、請求項14に記載の
装置において、前記シフト手段が、モータによって回転
数が適宜制御されるスクリュー軸と、このスクリュー軸
が貫通するスクリューガイドとを備えていることを特徴
としている。
【0021】請求項16の発明は、請求項13〜15の
いずれかに記載の装置において、前記折り曲げ加工具の
全部又は一部に対応して、当該折り曲げ加工具をそれぞ
れ独自に前記シートの方向へ進退させるアクチュエータ
を備えてたことを特徴としている。
【0022】請求項17の発明は、請求項13〜16の
いずれかに記載の装置において、前記シートを、その長
さ方向に沿って移送することにより前記加工位置へ供給
する移送手段を備えており、前記往復駆動手段が、前記
移送手段による移送方向に沿って、各折り曲げ加工具を
それらの初期間隔が均一な比率で縮まる状態に移動させ
るように構成している。
【0023】請求項18の発明は、請求項13〜17の
いずれかに記載の装置において、前記シートの加工位置
には、多数のガイドバーを前記シ−トの長さ方向に沿っ
て平行に配置したシートガイドを備え、前記折り曲げ駆
動手段によって変移される折り曲げ加工具の先端部分に
は、前記ガイドバーと対応する状態に多数の切り欠き状
部を設けたことを特徴としている。
【0024】請求項19の発明は、請求項13〜18の
いずれかに記載の装置において、前記シートが加工位置
へ水平姿勢で供給されるように構成され、前記シートに
対して一方の面から臨む各折り曲げ加工具は、当該シー
トに対して下方から臨む状態に配置され、前記シートに
対して他方の面から臨む各折り曲げ加工具は、当該シー
トに対して上方から臨む状態に配置されていることを特
徴としている。
【0025】請求項20の発明は、請求項13〜19の
いずれかに記載の装置において、前記往復駆動手段は、
各折り曲げ加工具にそれぞれ対応する少なくとも各一対
の歯付きプーリ又はスプロケットと、前記各対の歯付き
プーリ又はスプロケットに装着され、それぞれ対応する
折り曲げ加工具を保持する無端状のタイミングベルト又
はチェーンと、前記各折り曲げ加工具をその移動時にそ
れぞれガイドする各一対のカイドレールと、を備えてお
り、少なくとも、前記シートの一方の面に臨む各折り曲
げ加工具と対応する歯付きプーリ又はスプロケットと、
前記シートの他方の面に臨む各折り曲げ加工具と対応す
る歯付きプーリ又はスプロケットとは、それぞれ別のモ
ータによって駆動され、前記各タイミングベルト又はチ
ェーンはそれぞれ周速を異にしていることを特徴として
いる。
【0026】請求項21の発明によれば、請求項13〜
20のいずれかに記載の装置において、前記折り曲げ加
工具の全部又は一部は、それらの先端部が前記シートに
おける隣合う折り目線へ沿う状態に形成されていること
を特徴としている。
【0027】請求項22に記載の発明は、請求項13〜
21のいずれかに記載の装置において、前記折り曲げ加
工具の少なくとも基端部分を除く主部が、前記基端部分
へ取替え可能に連結されている。
【0028】請求項21に記載の発明は、請求項22に
記載の装置において、前記折り曲げ加工具の主部をプレ
ートで構成したものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
第1実施形態 図1〜11を参照しながら、この発明によるシートの折
り曲げ方向性付与装置の第1実施形態を説明する。図1
は第1実施形態の装置の要部のみを示した概略側面図、
図2は第1実施形態の装置の一部省略側面図、図3は図
2の矢印A−Aに沿う主要部の拡大断面図、図4は図2
の装置における加工位置より下方部分の一部を示す一部
省略側面図、図5は図4における下方部分の往復駆動手
段及びシフト機構を示す概略平面図、図6は図4の矢印
B−Bに沿う主要部の拡大断面図、図7は図2の装置に
おける加工位置より上方部分の概略を示す概略側面図、
図8は図7における上方部分の往復駆動手段及びシフト
機構を示す概略平面図、図9は図7の矢印C−Cに沿う
主要部の拡大断面図、図10は下部の折り曲げ加工具の
拡大側面図、図11は上部の折り曲げ加工具の拡大側面
図である。
【0030】先ず、この実施形態における装置の概略を
図1を参照しながら説明する。図1において、1aはシ
ートaを図の左方向から右方向へほぼ水平姿勢で移送す
ることにより、加工位置1bに供給する移送手段であ
る。加工位置1bの上下には、供給されたシートaに対
して下方及び上方から一定の間隔で交互に臨むように、
プレートよりなる折り曲げ加工具21,22,23,2
4,25,26、及び31,32,33,34,35,
36がそれぞれ設置されている。各折り曲げ加工具21
〜26及び31〜36相互は平行であり、それらの先端
部分はシートaの長さ方向とほぼ直交するように構成さ
れている。
【0031】前記加工位置1bの下方には、下部の折り
曲げ加工具21〜26を必要量上昇及び下降させてシー
トaを折り曲げる折り曲げ駆動手段4、折り曲げ加工具
21〜26をそれぞれ異なる速度で図の左右方向へ往復
移動させる往復駆動手段5,5a、及び、前記折り曲げ
加工具21,23,25と22,24,26とを、前記
往復駆動手段5とは独自に図の左右方向へ移動させる各
シフト手段80,81がそれぞれ設置されている。
【0032】加工位置1bの上方には、上部の折り曲げ
加工具31〜36を図1の実線の位置から上方へ後退さ
せ、その後退位置から前進させる進退駆動手段7、前記
折り曲げ加工具31〜36をそれぞれ異なる速度で図の
左右方向へ往復移動させる往復駆動手段6,6a、及
び、折り曲げ加工具31,33,35を、前記往復駆動
手段6とは独自に図の左右方向へ移動させるシフト手段
9が設けられている。
【0033】下部の折り曲げ加工具21〜26には、こ
れらをそれぞれ必要量上下動させるため、エアシリンダ
からなるアクチュエータ21a,22a,23a,24
a,25a及び26aがそれぞれ連結されている。これ
らのアクチュエータ21a〜26aは、各折り曲げ加工
具21〜26を実線の位置から下方へ後退させるととも
に後退位置から前進させる進退駆動手段7aを兼ねてい
る。なお、図1においては、下部の往復駆動手段5と5
a、及び上部の往復駆動手段6と6aは、説明の便宜上
それぞれ上下方向に並べて表されているが、これらは後
述のように同じレベルに設置されている。
【0034】以下図1〜図11を参照しながら、この実
施形態の装置の詳細を説明する。移送手段1aは、シー
トaの移送方向両側へ沿うように機枠1へ取り付けられ
た対の歯付きプーリ(又はスプロケット)1c,1d
と、歯付きプーリ1c,1dに装着され、かつ図示され
ていないテンションプーリで緊張されたそれぞれのタイ
ミングベルト(又はチェーン)1eと、各タイミングベ
ルト1eに連結された吸引チャック1gとを備えてい
る。右側の歯付きプーリ1dは、図示されていない減速
機付きのモータにより駆動される。吸引チャック1g
は、図示されていない制御手段に制御され、図1〜図3
で示すように、各タイミングベルト1eと平行するする
ように設置されたガイドレール1fに沿って走行する。
図2,図3及び図4で示すように、加工位置1bを含む
移送手段1aの移送レベルには、移送手段1aによる移
送方向へ沿うように、一定の間隔に設置された多数のガ
イドバー1iからなるシートガイド1hが設けられてい
る。
【0035】図1〜図6の符号50は下部の可動フレー
ムであり、この可動フレーム50は、その両側部が前記
折り曲げ駆動手段4に連結され、この折り曲げ駆動手段
4によって所定のストローク昇降される。折り曲げ駆動
手段4は、図2のモータ40、このモータ40と連結さ
れた減速機41、この減速機41から回転を受ける図3
の回転伝達軸42、回転変換手段43を介して回転伝達
軸42に連結されたスクリュー軸44、及び機枠1に固
定されたスクリューガイド45などによって構成されい
る。したがって、可動フレームは、スクリューガイド4
5を貫通するスクリュー軸44の正逆の回転により昇降
する。このように可動フレーム50が昇降する際には、
当該フレーム50へ四箇所に連結されている低摩擦昇降
体46(図2)が、機枠1の支柱に固定されている昇降
ガイド47に案内されることにより、安定して昇降する
ようになっている。
【0036】図4〜図6で示すように、下方の往復駆動
手段5,5aは、可動フレーム50の上に設置されてい
る。以下詳細に説明するように、一方の駆動手段5は、
折り曲げ加工具21,23,25を加工位置1bのレベ
ルに沿って往復移動させ、他方の駆動手段5aは、折り
曲げ加工具22,24,26を加工位置1bのレベルに
沿って往復移動させるようになっている。
【0037】図5及び図6で示すように、可動フレーム
50の両端部分上部には、図2の移送手段1aの移送方
向に沿うように、対のガイドレール80a,80bとガ
イドレール80c,80d、及び他の対のガイドレール
81a,81bとガイドレール81c,81dとがそれ
ぞれ平行に設置されている。一方の対のガイドレール8
0a,80bとガイドレール80c,80dの上には、
対の可動台80e,80fがリニアベアリング80j
(図6)を介して走行するように設置されている。他方
の対のガイドレール81a,81bとガイドレール81
c,81dの上には、他の対の可動台81e,81fが
リニアベアリング81j(図6)を介して走行するよう
に設置されている。各対の可動台80eと80f、及び
可動台81eと81fは、各別の連結バー82によって
連結され、それぞれ一体的に走行するように構成されて
いる。
【0038】図5及び図6で示すように、一方の可動台
80eと可動台81eの上には、それぞれ減速機5d,
5eを介してモータ(サーボモータ)5b,5cにより
回転される回転軸5f,5gが、それぞれの軸受部材5
h,5i及び5j,5kによって支持されている。前記
回転軸5f,5gには、径を異にする(順に径が大きく
なる)歯付きプーリ(又はスプロケット)51a,53
a,55a及び歯付きプーリ(又はスプロケット)52
a,54a,56aがそれぞれ取り付けられている。他
方の可動台80f,81fには、それぞれ前記歯付きプ
ーリ51a,53a,55a,52a,54a及び56
aと対応するように、各同径の歯付きプーリ(又はスプ
ロケット)51b,53b,55b,52b,54b及
び56bが取り付けられている。
【0039】前記歯付きプーリ51a,51b、歯付き
プーリ52a,52b、歯付きプーリ53a,53b、
歯付きプーリ54a,54b、歯付きプーリ55a,5
5b及び歯付きプーリ56a,56bには、それぞれ各
テンションプーリ57,58,59を介して、各タイミ
ングベルト(又はチェーン)51,52,53,54,
55及び56がそれぞれ装着されている。
【0040】各タイミングベルト51,52,53,5
4,55及び56の各上部走行部位には、各連結片51
c,52c,53c,54c,55c及び56cを介し
て、前述の折り曲げ加工具21,22,23,24,2
5及び26がそれぞれ連結されている。可動フレーム5
0の上には、各タイミングベルト51〜56の走行部位
の近傍に平行して、それぞれガイドレール51d,52
d,53d,54d,55d及び56dが設置されてお
り、各折り曲げ加工具21〜26は、回転軸5f,5g
の正又は逆の回転によってそれぞれのタイミングベルト
51〜56に引かれ、各二個のリニアベアリング27を
介して、いずれかの二つのガイドレール上を走行するよ
うに構成されている。この実施形態では、折り曲げ加工
具21と26はガイドレール51dと56dに沿って、
加工具22と25はガイドレール52d,55dに沿っ
て、加工具23と24はガイドレール53d,54dに
沿って、それぞれ走行するように構成されている。
【0041】シフト手段80は、前記ガイドレール80
a,80b,80c,80d、互いに連結されている可
動台80e,80f、減速機能を有するモータ80g、
及びモータ80gで回転されるスクリュー軸80hなど
によって構成されている。図4で示すように、モータ8
0gによりスクリュー軸80hが正又は逆に回転する
と、当該スクリュー軸80hが貫通しているスクリュー
ガイド80iが、可動台80e,80fを伴って図4の
左右に移動するので、必要なときに所望の量及び所望の
速度で、往復駆動手段5とともに折り曲げ加工具21,
23及び25を図の左右の方向へシフトさせることがで
きる。前記ガイドレール81a,81b,81c,81
d、互いに連結されている可動台81e,81f、減速
機能を有するモータ81g、及びモータ81gへ連結さ
れたスクリュー軸81hなどで構成されている他方のシ
フト手段81も、前記シフト手段80と同様に、必要な
ときに所望の量及び所望の速度で、往復駆動手段5aと
ともに、折り曲げ加工具22,24及び26を図の左右
の方向へシフトさせることができるように構成されてい
る。
【0042】下部の折り曲げ加工具21〜26の基端部
を除く主部は、プレートによって構成されている。図1
0には折り曲げ加工具24が拡大して示されており、フ
レーム状の基端部24cの上にプレートからなる主部2
4bがネジ(図示しない)によって連結され、基端部2
4cはリニアベアリング27のハウジングへネジ止めさ
れ、基端部24cの側部にエアシリンダからなるアクチ
ュエータ24aが取り付けられている。このアクチュエ
ータ24aの作動により、ガイド24dに沿って主部2
4bが上昇し、この上昇によってその先端が図2の加工
位置1bの直下に臨むように構成されている。他の折り
曲げ加工具21,22,23,25及び26も、概ね前
記加工具24と同様に構成されている。各折り曲げ加工
具21〜26は、それらが図3で示されている折り曲げ
駆動手段4によって上昇したとき、それらの先端部分が
シートガイド1hを構成している各ガイドバー1iへ接
触しないように、前記各ガイドバー1iに対応する部分
に切り欠き状部20を有している。
【0043】図1〜図3及び図7〜図9の符号60は上
部の可動フレームであり、この可動フレーム60は、図
2及び図3で示すように、下部に取り付けらた四つの昇
降体70が機枠1の上に固定された各ガイドポスト71
にそれぞれガイドされ、上部中央に連結されたエアシリ
ンダからなる進退駆動手段7により、所定のストローク
で安定して昇降するように構成されている。
【0044】図7〜図9で示すように、上方の往復駆動
手段6,6aは、前記可動フレーム60の上に設置され
ており、以下詳細に説明するように、一方の駆動手段6
は折り曲げ加工具31,33,35を往復移動させ、他
方の駆動手段6aは折り曲げ加工具32,34,36を
往復移動させるようになっている。
【0045】可動フレーム60の両端部分上部の手前側
には、図2の移送手段1aの移送方向に沿うように、対
のガイドレール90,91bとガイドレール92,93
とがそれぞれ平行に設置されている。ガイドレール9
0,91及びガイドレール92,93の上には、互いに
連結バー97によって連結された可動台94,95が、
リニアベアリング96(図9)を介して走行するように
設置されている。
【0046】図8及び図9で示すように、一方の可動台
94の上には、減速機6dを介してモータ(サーボモー
タ)6bにより回転される回転軸6fが、それぞれの軸
受部材6h,6iによって支持されている。可動フレー
ム60の上部の前記可動台94と並ぶ位置には、減速機
6eを介してモータ(サーボモータ)6cにより回転さ
れる回転軸6gが、各軸受部材6j,6kによって支持
されている。
【0047】前記回転軸6f,6gには、径を異にする
(順に径が大きくなる)歯付きプーリ(又はスプロケッ
ト)61a,63a,65a及び歯付きプーリ(又はス
プロケット)62a,64a,66aがそれぞれ取り付
けられている。他方の可動台95の上には、前記各歯付
きプーリ61a,63a,65aと対応する各同径の歯
付きプーリ61b,63b,65bがそれぞれ設置さ
れ、可動フレーム60の上部において、前記可動台95
の近傍の位置には、前記各歯付きプーリ62a,64
a,66aと対応する各同径の歯付きプーリ62b,6
4b,66bがそれぞれ設置されている。
【0048】前記歯付きプーリ61a,61b、歯付き
プーリ62a,62b、歯付きプーリ63a,63b、
歯付きプーリ64a,64b、歯付きプーリ65a,6
5b及び歯付きプーリ66a,66bには、それぞれ各
テンションプーリ67,68,69を介して、各タイミ
ングベルト(又はチェーン)61,62,63,64,
65及び66がそれぞれ装着されている。
【0049】各タイミングベルト61,62,63,6
4,65及び66の各下部走行部位には、各連結片61
c,62c,63c,64c,65c及び66cを介し
て、前述の折り曲げ加工具31,32,33,34,3
5及び36がそれぞれ連結されている。図3及び図8の
ように、可動フレーム60の上には、各タイミングベル
ト61〜66の走行部位の近傍に平行して、それぞれガ
イドレール61d,62d,63d,64d,65d及
び66dが設置されており、上部の各折り曲げ加工具3
1〜36は、回転軸6f,6gの正又は逆の回転により
それぞれのタイミングベルト61〜66に引かれ、各リ
ニアベアリング37を介して、いずれかの二つのガイド
レール上を走行するように構成されている。この実施形
態では、折り曲げ加工具31と36はガイドレール61
dと66dに沿って、加工具32と35はガイドレール
62dと65dに沿って、加工具33,34はガイドレ
ール63d,64dに沿って、それぞれ走行するように
構成されている。
【0050】この実施形態において、下部の往復駆動手
段5,5a及び上部の往復駆動手段6,6aは同期して
作動するようになっており、各歯付きプーリ51a〜5
6a及び各歯付きプーリ61a〜66aの径は、歯付き
プーリ51a,61a,52a,62a,53a,63
a,54a,64a,55a,65a,56a,66a
へと、順に大きくなっている。したがって、各折り曲げ
加工具21〜26及び31〜36の水平方向への移動速
度は、図1の右端の加工具21が最も小さく、同図左端
の加工具36が最も大きい。また、同図左端の加工具3
6の水平方向への移動速度は、移送手段1aの移送速度
と同じに設定されている。
【0051】シフト手段9は、前記ガイドレール90,
91,92,93、互いに連結されている可動台94,
95、減速機能を有するモータ(サーボモータ)9a、
及び当該モータ9aによって回転されるスクリュー軸9
bなどによって構成されている。図7及び図8で示すよ
うに、モータ9aによりスクリュー軸9bが正又は逆に
回転すると、当該スクリュー軸9bが貫通しているスク
リューガイド9cが、可動台94,95を伴って図7及
び図8の左右に移動するので、必要なときに所望の量及
び所望の速度で、往復駆動手段6とともに折り曲げ加工
具31,33及び35を図の左右の方向へシフトさせる
ことができる。
【0052】上部の各折り曲げ加工具31〜36はの基
端部を除く主部は、下部の折り曲げ加工具21〜26と
同様にプレートによって構成されている。図11には折
り曲げ加工具32が拡大して示されており、フレーム状
の基端部32aの先端部にプレートからなる主部32b
がネジによって連結され、基端部32aはリニアベアリ
ング37のハウジングへネジ止めされている。他の折り
曲げ加工具31,33〜36も、加工具32と概ね同様
に構成されている。これらの折り曲げ加工具31〜36
は、前述の進退駆動手段7により、図2及び図3の実線
の位置から所定レベルまで上昇,下降する。
【0053】シートの折り曲げ方向性付与方法の第1実
施例 図1,図12及び図14〜図17を参照しながら、この
発明による折り曲げ方向性付与方法の第1実施例を、第
1実施形態の装置の作用(各部の制御)とともに説明す
る。この実施例で使用されるシートaはB形段ボールで
あり、図12のように、段a1とほぼ直交するように、
150mmの間隔wで多数の折り目線a2が平行に形成さ
れている。
【0054】各折り目線a2は、段a1と交差する状態
で交互に位置し、かつ当該シートaを切断した所定長さ
の切断部a3とこの切断部a3よりも短い非切断部a4
とから形成されている。前記切断部a3の端部には、当
該切断部a3と連続し、かつ当該切断部a3と隣接する
非切断部a4に向かって先下がり傾斜する状態の短い補
助切断部a5が形成されている。前記補助切断部a5
は、シートaを折り目線a2に沿って折り曲げた際に、
切断部a3の端部で、シートaを構成している段ボール
原紙が当該切断部a3と交差する方向へ破れるのを防止
するために形成されている。この実施例では、前記補助
切断部a5は切断部a3の端部の片側にのみ形成されて
いるが、シートaが例えばA形段ボールのようにより厚
肉である場合には、切断部a3の端部が片矢印状でなく
矢印状になるように、前記補助切断部a5を切断部a3
の端部の両側へ形成するのが好ましい。また、この実施
例ではシートaの側端部に非切断部a4が位置するよう
に折り目線a2を形成しているが、シートaを使用した
製品の使用目的によっては、切断部a3がシートaの側
端部へ位置するように折り目線a2を形成する。
【0055】装置の往復駆動手段5,5a,6,6aを
作動させて、折り曲げ加工具21〜26相互の間隔及び
折り曲げ加工具31〜36相互の間隔がそれぞれ300
mmで、下部の折り曲げ21〜26と、上部の折り曲げ加
工具31〜36の相互間隔がそれぞれ150mmになるよ
うに調整される。また、下部の往復駆動手段5,5a及
び上部の往復駆動手段6,6aは、基準となる先頭の折
り曲げ加工具21の右方向への移動速度が175である
ときに、下部の他の折り曲げ加工具22〜26の移動速
度がそれぞれ225,275,325,375,425
になり、上方の折り曲げ加工具31〜36の移動速度が
それぞれ200,250,300,350,400,4
50になるように調整される。加工開始前に、下部の各
加工具21〜26は図1の実線の位置よりも下方の退避
位置に退避しており、上部の各加工具31〜36は図の
実線の位置よりも上方の退避位置に退避している。
【0056】シートaは、移送手段1aにより、各折り
目線a2が移送手段1aの移送方向と直交する姿勢で加
工位置1bへ供給される。シートaが加工位置1bへ供
給されると、上部の進退駆動手段7、及び下部の進退駆
動手段7aである各アクチュエータ21a〜26aが作
動し、各加工具31〜36及び21〜26は図14で示
すように、シートaへ近接し又は接触するレベルにセッ
トされる。このセット状態では、先頭の加工具21の先
端はシートaの先端に沿って位置し、他の加工具22〜
26及び31〜36の先端は、シートaに形成されてい
るそれぞれの折り目線a2に沿って位置するように制御
される。
【0057】次いで、折り曲げ駆動手段4の作動によ
り、下方の折り曲げ加工具21〜26が140mm程度一
斉にかつ次第に上昇するとともに、下部の往復駆動手段
5,5a及び下部の往復駆動手段6,6aの作動によ
り、各加工具21〜26及び31〜36が図14の右側
へ一斉に移動する。このとき、移送手段1aの吸引チャ
ック1gも最後尾の加工具36と同じ速度で同方向へ移
動する。各加工具21〜26及び31〜36の移動速度
比率が前述のように設定されていて、各加工具21〜2
6及び31〜36はその初期間隔を均一な比率で縮めな
がら右方向へ移動するので、シートaは、図14の
(b)図の姿勢から(c)の姿勢を経て(d)図の状態
に、すなわち、各折り目線a2に沿って、山折り状の折
り曲げ部a6と谷折り状の折り曲げ部a7とが交互に位
置するように折り曲げられる。
【0058】シートaが(d)図のようにジグザグ状に
折り曲げられると、移送手段1aの吸引チャック1g
と、各加工具21〜26及び31〜36は停止する。次
いで、各加工具21〜26は進退駆動手段7aにより所
定位置まで下降し、各加工具31〜36は進退駆動手段
7により所定位置まで上昇する。その後、加工された後
のシートaは、例えば図示しない挟みコンベアに挟ま
れ、偏平に伸ばされながら次の工程に移送される。各加
工具21〜26及び31〜36は、往復駆動手段5,5
a及び6,6aにより、もとの位置に復帰する。
【0059】シートaの長さが長い場合には、図1の装
置に前述の作動のサイクルを繰り返させることによっ
て、シートaは図15のような状態に加工される。この
場合、シートaの既に折り曲げ方向性が付与された加工
済の部分は、図1の装置が一サイクル作動するごとに、
前述のような挟みコンベヤによって受け取らせるのが好
ましい。前述のように加工されたシートaは、伸ばした
状態で糊付け工程に移送され、少なくとも折り曲げ部a
6,a7の両側に糊付けされ、さらに、図示しない折り
畳み装置へ移送される。
【0060】前記実施例の方法により、折り目線aに沿
って山折り状の折り曲げ部a6と谷折り状の折り曲げ部
a7とが交互に形成されたシートaは、糊付け後に折り
畳み装置によってその長さを縮める方向へ外力を付与す
ると、既に折り曲げ方向性が付与された折り曲げ部a
6,a7に沿って折り畳まれ、設計に沿った正確な方形
の積層ブロックが製造される。このように、前記実施例
の方法によれば、シートaが折り目線a2に沿って設計
どうりに正確に折り畳まれるように、かつ、迅速に折り
曲げ方向性を付与することができる。
【0061】前記実施例では、下部の折り曲げ加工具2
1〜26を、図14(d)のようにシートaの折り曲げ
限界位置まで上昇(偏位)させたが、例えば図16のよ
うに、シートaが折り目線a2に沿ってある程度(少な
くとも90度、好ましくは90℃以下)折れ曲がるまで
上昇させれば十分である。すなわち、シートaが折り目
線a2に沿ってある程度まで折れ曲がれば、図17のよ
うに、その後は各加工具21〜26と31〜36の移動
によって深く折れ曲がり、完全な曲げ方向性が付与され
るからである。
【0062】折り曲げ方向性付与方法の第2実施例 第2実施例で使用されるシートaはB形段ボールであっ
て、図18のように、段a1と交差する状態に第1実施
例の場合と同様な折り目線a2が形成され、長さ方向の
中央部分に折り目線a2相互の間隔w1が50mmである
シート部分a9を有し、その前後の部分に折り目線a2
相互の間隔wが100mmであるシート部分a8を有して
いる。
【0063】図1の装置の上下の往復駆動手段5,5
a,6,6aを減速して作動させ、加工具21〜26及
び31〜36を図の右方向へ若干移動させることによ
り、加工具21〜26及び31〜36相互の間隔を10
0mmになるように調整する。そして、第1実施例の場合
と同様に装置を作動させ、先頭のシート部分a8を折り
目線a2に沿って折り曲げる。次いで、シート部分a9
を折り曲げ加工する際には、往復駆動手段5,5a,
6,6a減速して作動させ、加工具21〜26及び31
〜36相互の間隔が50mmになるように調整した後、第
1実施例の場合と同様に装置を繰り返し作動させる。後
方のシート部分a8を折り曲げ加工する際には、前述し
た要領で加工具21〜26及び31〜36の間隔を調整
した後、装置を作動させる。
【0064】前述のように折り曲げ方向性が付与された
シートaは、図19のようにジグザグ状に折り曲げられ
る。すなわち、このシートaを伸ばしながら糊付け工程
に移送し、糊付けした後に折り畳み装置で折り畳むと、
ほぼ角樋状の段ボールブロックが製造される。この実施
例による方法の他の作用,効果は、第1実施例の場合と
同様である。
【0065】折り曲げ方向性付与方法の第3実施例 図1,図13及び図20〜図23を参照しながら、シー
トの折り曲げ方向性付与方法の第3実施例を、前記実施
形態の装置の作用とともに説明する。この実施例で使用
されるシートaはB形段ボールであり、図13のよう
に、相互の間隔wが90mmで、対になっている二条の折
り目線a2,a2が平行に形成されている。折り目線a
2は第1実施例の場合と同様な構成で、段a1と交差す
るように形成され、対の折り目線a2,a2相互の間隔
w2は30mmである。
【0066】図1の装置のシフト手段80,81及び
9、並びに往復駆動手段5,5a,6,6aを作動させ
ることにより、図20のように、下部の加工具21と2
2,23と24,25と26,上部の加工具32と3
3,34と35の各先端相互の間隔が30mmになるよう
に調整し、さらに、各加工具31と21,22と32,
33と23,24と34,35と25,26と36の各
先端相互の間隔が90mmになるように調整する。移送手
段1aによってシートaを加工位置1bに供給し、進退
駆動手段7a,7を作動させ、各加工具21〜26及び
31〜36の先端部を図20のようにシートaへ臨む状
態にセットする。
【0067】次いで、折り曲げ駆動手段4により下方の
加工具21〜26を80mm程度次第に上昇させるととも
に、往復駆動手段5,5a,6,6a,シフト手段80
と9により、各区加工具21〜26及び31〜36を右
方向へ移動させる。このとき、移送手段1aの吸引チャ
ック1gは最後尾の加工具36と同じ速度で同方向へ移
動するように制御される。各加工具21〜26,31〜
36がこのように移動する間、シフト手段9は、往復駆
動手段6による各加工具31,33,35の移動速度が
若干遅くなるように補正して、移動中に、それぞれ対に
なっている加工具32と33,34と35の各相互間隔
を一定に保つように作動する。また、シフト手段80
は、往復駆動手段5による各加工具21,23,25の
移動速度が若干速くなるように補正して、移動中に、そ
れぞれ対になっている加工具21と22,23と24,
25と26の各相互間隔を一定に保つように作動する。
【0068】装置を以上のように制御することにより、
シートaには、図21の状態を経て図22のように、各
対の折り目線a2,a2に沿って、端面がほぼ正逆のU
字状(又は台形状)になった山折り状の折り曲げ部a6
と谷折り状の折り曲げ部a7が交互に形成される。
【0069】シートaが図22のように折り曲げられる
と、進退駆動手段7,7aにより、各加工具21〜26
及び31〜36はそれぞれ下方及び上方に退避し、シー
トaの既に折り曲げ加工された部分を図示しない挟みコ
ンベヤに受け取らせる。挟みコンベヤに受け取られた既
に加工済のシート部分は、順次偏平になるように伸ばさ
れる。加工済のシート部分が挟みコンベヤによって受け
取られたときは、シートの加工済部分の最後尾は、図示
しない規制手段によって前進しないように規制される。
その後、往復駆動手段5,5a,6,6aにより、各加
工具21〜26及び31〜36をもとの位置に復帰さ
せ、装置は前述のようなサイクルを繰り返すように制御
される。
【0070】第3実施の方法によって折り曲げ方向性が
付与されたシートaは、前述のように伸ばされた状態で
糊付け工程に移送され、折り曲げ部の両側両面へ糊付け
され、最終の成形工程に移送されて加工されると、図2
3のような方形の段ボール中空ブロックが製造される。
第2実施例の方法の他の作用,効果は、第1実施例の方
法とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。
【0071】折り曲げ方向性付与方法の第4実施例 図1,図24及び図25を参照しながら、シートの折り
曲げ方向性付与方法の第4実施例を、前記実施形態の装
置の作用とともに説明する。この実施例で使用されるシ
ートaはB形段ボールであり、このシートaには、図2
4のように、間隔w2が50mmである対の折り目線a
2,a2が、それぞれ100mmの間隔wと112mm弱の
間隔w3とが交互に位置する状態に繰り返し形成されて
いる。折り目線a2は第1実施例の場合と同様な構成
で、段a1と交差するように形成されている。
【0072】図1の装置のシフト手段80,81及び
9、並びに往復駆動手段5,5a,6,6aを作動させ
ることにより、図25の(e)図のように、下部の加工
具21〜26及び上部の加工具31〜36の各相互間隔
を、図24のシートaに形成されている各折り目線a2
の配置と一致するように調整する。移送手段1aによっ
てシートaを加工位置1bに供給し、進退駆動手段7,
7aにより、各加工具21〜26及び31〜36が図2
5の(e)図のようにシートaへ臨む状態にセットさせ
る。
【0073】次いで、第3実施例の場合と同様な制御に
より、下方の加工具21〜26を90mm程度次第に上昇
させるとともに、各区加工具21〜26及び31〜36
を右方向へ移動させる。この作動により、(f)図のよ
うに、それぞれ対になっている加工具21と22,32
と33,23と24,34と35,25と26の各相互
間隔が一定に保たれながら、基準である加工具31を先
頭として、各加工具31と21,22と32,33と2
3,24と34,35と25,26と36の各相互間隔
が均一に縮まる。
【0074】装置を以上のように制御することにより、
シートaには、(e)図の状態を経て、各対の折り目線
a2,a2に沿い、端面がやや変形した正逆の台形形状
である山折り状の折り曲げ部a6と谷折り状の折り曲げ
部a7が交互に形成される。
【0075】シートaが前述のように折り曲げられる
と、進退駆動手段7,7aにより、各加工具21〜26
及び31〜36をそれぞれ下方及び上方に退避させ、シ
ートaの既に折り曲げ加工された部分を図示しない挟み
コンベヤに受け取らせる。その後、往復駆動手段5,5
a,6,6aにより、各加工具21〜26及び31〜3
6をもとの位置に復帰させ、装置が前述のようなサイク
ルを繰り返すように制御される。
【0076】第4実施の方法によって折り曲げ方向性が
付与されたシートaは、伸ばされた状態で糊付け工程に
移送され、折り曲げ部の両側両面へ糊付けされ、最終の
成形工程に移送されて加工されると、図25の(g)図
のような方形の段ボール中空ブロックが製造される。第
4実施例の方法の他の作用,効果は、第3実施例の方法
とほぼ同様であるので、それらの説明は省略する。
【0077】第1実施形態の装置の効果 第1実施形態によるシートの折り曲げ方向性付与装置
は、折り曲げ加工具21〜26と折り曲げ加工具31〜
36が設けられ、下方の加工具21〜26が折り曲げ駆
動手段4によって前記シートaの反対側へ進出するよう
に変移され、この変移と並行して、各折り曲げ加工具2
1〜26及び31〜36が、往復駆動手段5,5a,
6,6aによって、それら相互の間隔が均一な比率で縮
まる状態に一定方向へ移動するように制御されるので、
シートaの折り目線a2に沿って、当該シートaがジグ
ザグ状に正確に折り畳まれるように折り曲げ方向性を付
与することができる。
【0078】第1実施形態による装置は、各加工具21
〜26及び31〜36を、シートaから離反するように
退避させ、これを復帰させる退避駆動手段7,7aがそ
れぞれ設けられているので、加工済のシートaを次の処
理工程へ円滑に移送することができる。また、前記の退
避駆動手段7,7aを設置したことにより、シートaに
折り曲げ方向性を付与する制御サイクルを繰り返すこと
ができる。
【0079】第1実施形態の装置は、前記折り曲げ加工
具21〜26及び31,33,35をシフトさせるシフ
ト手段80,81及び9を設けたので、各加工具21〜
26,31,33,35を移動させて、各加工具相互の
位置関係を適宜調整することができるとともに、往復駆
動手段5,5a,6による各加工具21〜26,31,
33,35の移動速度を補正することができる。したが
って、一つの装置によって、シートaにジクザグ状に折
り畳まれるような折り曲げ方向性を付与することができ
るとともに、シートaに、山折り状(逆U字状)の折り
曲げ部と、谷折り状(U字状)の折り曲げ部とが交互に
形成されるように、折り曲げ方向性を付与することがで
きる。また、前記シフト手段80,81及び9は、それ
ぞれのモータ80g,81g9aによって回転数が適宜
制御される各スクリュー軸80h,81h,9bと、こ
れらが貫通するスクリューガイド80i,81i,9c
などによってそれぞれ構成されているので、各加工具2
1〜26及び31,33,35の移動速度の補正制御が
非常に容易であり、かつ、それらをより正確に制御する
ことができる。
【0080】第1実施形態の装置は、シート加工位置の
一方側の各折り曲げ加工具21〜26に、それらをそれ
ぞれ独自に前記シートaの方向へ進退させるアクチュエ
ータ21a〜26aを備えているので、シートaに折り
曲げ方向性を付与するのに不要な加工具があれば(設計
上、シートaの折り目a2の間隔によっては、加工具2
1〜26のいずれかが不要になる場合があり得る)、こ
れを独自に退避させることができる。また、アクチュエ
ータ21a〜26aは、進退駆動手段7aを兼ねている
ので、装置の構成がより簡単になる。
【0081】第1実施形態の装置は、シートaを、その
長さ方向に沿って移送することにより前記加工位置1b
へ供給する移送手段1aを備えており、往復駆動手段
5,5a,6,6aは、前記移送手段1aによる移送方
向に沿って、各折り曲げ加工具を移動させるように構成
されているので、シートaの移送と折り曲げ方向性付与
のサイクルを繰り返すのに非常に便利である。
【0082】第1実施形態の装置によれば、シートaの
加工位置1bには、多数のガイドバー1iを前記シ−ト
の長さ方向に沿って平行に配置したシートガイド1hを
備え、折り曲げ駆動手段4によって変移される折り曲げ
加工具21〜26の先端部分には、前記ガイドバー1i
と対応する状態に多数の切り欠き状部20を設けたの
で、シートaが前記加工位置1bへより安定して供給さ
れ、シートaへの折り曲げ方向性の付与がより円滑に行
われる。
【0083】第1実施形態の装置は、シートaが加工位
置へ水平姿勢で供給されるように構成され、前記シート
aに対して一方の面から臨む各折り曲げ加工具21〜2
6は、当該シートaに対して下方から臨む状態に配置さ
れ、前記シートaに対して他方の面から臨む各折り曲げ
加工具31〜36は、当該シートaに対して上方から臨
む状態に配置されているので、各加工具21〜26及び
31〜36の各作動の制御が容易である。
【0084】第1実施形態の装置は、往復駆動手段5,
5a,6,6aが、折り曲げ加工具21〜26及び31
〜36へそれぞれ対応する各一対の歯付きプーリ(又は
スプロケット)と、これらの対の歯付きプーリに装着さ
れ、それぞれ対応する折り曲げ加工具21〜26及び3
1〜36を保持する各無端状のタイミングベルト(又は
チェーン)と、各折り曲げ加工具21〜26,31〜3
6をその移動時にガイドするそれぞれ各一対のカイドレ
ールとを備えており、前記シートaの一方の面に臨む各
折り曲げ加工具21〜26と対応する歯付きプーリと、
前記シートaの他方の面に臨む各折り曲げ加工具31〜
36と対応する歯付きプーリとは、それぞれ別のモータ
によって駆動され、前記各タイミングベルトはそれぞれ
周速を異にしているので、各加工具21〜26及び31
〜36を、それら相互の初期間隔が均一に縮まるように
移動制御するのが非常に簡単である。
【0085】第1実施形態の装置によれば、折り曲げ加
工具21〜26,31〜36の主部は、基端部分へ取替
え可能に連結されているので、その主部を容易に取り替
えることができる。また、前記折り曲げ加工具21〜2
6及び31〜36の主部はプレートによって構成されて
いるので、シートaに前述のような折り曲げ方向性を付
与し易い。
【0086】装置の第2実施形態 図26は、前記実施形態におけるような形状の折り曲げ
加工具21〜26及び31〜36を、同図(h)〜
(k)のように、それらの先端部がシートaにおける隣
合う対の折り目線a2,a2へ沿う状態に形成したもの
である。(h)図には、加工具21〜26,31〜36
の主部を断面T字状に形成した例が、(i)図には、加
工具21〜26,31〜36の主部を断面L字状に形成
例が、(j)図には、加工具21〜26,31〜36の
主部を断面U字状ないしY字状に形成した例が、(k)
図には、加工具21〜26,31〜36の主部を、対の
折り目線a2,a2の間隔と同じ厚みに形成した例が、
それぞれ示されている。これらの折り曲げ加工具21〜
26,31〜36の主部を、第1実施形態における折り
曲げ加工具21〜26,31〜36の主部と取り替える
ことにより、第3実施例や第4実施例の方法を実施する
際に、それらをシフトさせる量が小さくなるので便利で
ある。第2実施形態における装置の他の構成や作用,効
果は、第1実施形態の装置と同様であるから、それらの
説明は省略する。
【0087】その他の実施形態,実施例等 前記各実施形態の装置では、下方の折り曲げ加工具21
〜26のみを、折り曲げ駆動手段4によってシートaの
折り曲げ方向へ変移させるように構成しているが、上下
の加工具21〜26及び31〜36を、同時にシートa
の折り曲げ方向へ変移させるように構成することができ
る。あるいは、上部の折り曲げ加工具31〜36のみ
を、シートaの折り曲げ方向に変移させる構成であって
も実施することができる。
【0088】方法の前記各実施例では、シートaには段
ボールを使用したが、シートaは普通の厚紙を使用する
ことができる。シートaが普通の厚紙である場合には、
折り目線a2は、シートaの当該部分を線状にプレスし
たプレス線によって形成することができるほか、例えば
ミシン目状のような断続切断線によって形成することが
できる。シートaは、製品の設計に沿って適当な平面形
状に裁断することができるほか、必要な場合には切り欠
きや孔を形成することができる。また、シートaには合
成紙その他、ある程度の厚みをもって折り曲げられるも
のであれば、紙でなく他の材質のものを使用することが
できる。
【0089】第1実施形態の装置を使用し、各折り曲げ
加工具21〜26,31〜36を図14の(b)図のよ
うに配置してシートaに折り曲げ方向性を付与し、各折
り曲げ加工具21〜26,31〜36を図20又は図2
5の(e)図のように配置してシートaに折り曲げ方向
性を付与すれば、シートaに対して、図14の(d)図
のような折り曲げ部と、図22又は図25の(f)図の
ような折り曲げ部とが混在するように、折り曲げ方向性
を付与することができる。
【0090】各折り曲げ加工具21〜26及び31〜3
6を、加工時にそれらの初期間隔を均一な比率で縮めな
がら移動させる往復駆動手段、加工具21〜26及び3
1〜36をシフトさせるシフト手段、及び加工具21〜
26,31〜36を必要なときにシートaから離反させ
る進退駆動手段等は、各折り曲げ加工具21〜26,3
1〜36ごとに各別に設けることができる。このように
構成すると、各加工具21〜26,31〜36の相互間
隔をより自由に調整して設定することができるととも
に、シートaに対して山折り状に折り曲げる折り曲げ方
向性と、谷折り状に折り曲げる折り曲げ方向性とを交互
に付与するに当たって、同じシートaの折り目線a2相
互の間隔や、対の折り目線a2,2相互の間隔が種々異
なっていても、当該折り目線a2や当該対の折り目線a
2,a2に沿って、正確に折り曲げ方向性を付与するこ
とができる。また、前述のように構成すれば、各折り曲
げ加工具21〜26,31〜36のうち、任意に選ばれ
た一つの加工具又は一対の加工具の往復駆動手段を作動
させず、当該加工具又は当該一対の加工具を基準の加工
具とし、他の加工具を、基準として選択された加工具の
方向へ移動させることによって、シートに折り曲げ方向
性を付与することができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1のシートの折り曲げ方向性付与
方法によれば、シートの一面又は両面に位置する各折り
曲げ加工具を、前記シートが各折り目線に沿って折れ曲
がるように必要量変移させる第3の工程と、第3の工程
と同調させながら、前記変移による前記シートの長さ方
向の見掛け縮み量に応じて、各の折り曲げ加工具相互の
間隔を均一な比率で縮める第4の工程とが含まれている
ので、シートに対し、前記折り目線に沿って正確に、か
つ工業的に折り曲げ方向性を付与することができる。し
たがって、シートを材料として正確な立体形状の製品を
工業的に製造するのに寄与することができる。
【0092】請求項2の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、各折り曲げ加工具をシートから離反する方向へ退避
させる第5の工程と、各折り曲げ加工具をもとの位置に
復帰させる第6の工程とを含み、第1の工程から第6の
工程までのサイクルが繰り返されるので、長いシートに
対して連続的に折り曲げ方向性を付与することができ
る。
【0093】請求項3の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、シ−トは、第2の工程において当該シートの長さ方
向に沿う一方から他方向へ移送されることによって所定
の加工位置に供給されるので、長いシートに対して折り
曲げ方向性をより円滑に付与することができる。
【0094】請求項4の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、請求項3に記載の方法の第4の工程において、移送
手段によるシートの移送方向の先頭に位置する折り曲げ
加工具を基準とし、前記基準とされた折り曲げ加工具を
他の加工具とともに前記第2の工程におけるシートの移
送方向に沿って移動させるので、長いシートに対して、
連続的に折り曲げ方向性を付与するのがさらに円滑にな
る。
【0095】請求項5の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、シートの一面又は両面に位置する各対の折り曲げ加
工具を、前記シートが各対の折り目線に沿って折れ曲が
るように必要量変移させる第3の工程と、この第3の工
程と同調させながら、前記変移による前記シートの長さ
方向の見掛け縮み量に応じて、各対の折り曲げ加工具相
互の間隔を一定の比率で縮める第4の工程とが含まれて
いるので、シートに対して、当該シートによって中空ブ
ロックを形成することができるように、前記対の折り目
線に沿って正確に、かつ工業的に折り曲げ方向性を付与
することができる。
【0096】請求項6の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、各対の折り曲げ加工具をシートから離反する方向へ
退避させる第5の工程と、各対の折り曲げ加工具をもと
の位置に復帰させる第6の工程とを含み、第1の工程か
ら第6の工程までのサイクルが繰り返されるので、長い
シートに対して対の折り目線に沿って連続的に折り曲げ
方向性を付与することができる。
【0097】請求項7の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、シ−トは、当該シートの長さ方向に沿う一方から他
方向へ移送されることによって所定の加工位置に供給さ
れるので、シートに対して、前記対の折り目線に沿って
さらに円滑に折り曲げ方向性を付与することができる。
【0098】請求項8の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、請求項6における第4の工程において、各対の折り
曲げ加工具はシートの移送方向に沿って移動されるの
で、長いシートに対して、対の折り目線に沿って連続的
に折り曲げ方向性を付与するのがさらに円滑になる。
【0099】請求項9の折り曲げ方向性付与方法によれ
ば、一つの対の折り曲げ加工具のそれぞれは、各別に構
成されており、前記第4の工程においては各別の駆動手
段により同期して移動されるので、対の折り曲げ加工具
相互の間隔を調整することが可能になる。
【0100】請求項10の折り曲げ方向性付与方法によ
れが、一つの対の折り曲げ加工具は、一体的に構成され
ており、前記第4の工程においては同じ駆動手段によっ
て移動されるので、第4の工程において対の折り曲げ加
工具相互の間隔を一定に保つための制御が不要になり、
あるいはその制御量が小さくなる。
【0101】請求項11に記載の折り曲げ方向性付与方
法によれば、前記シートが段ボールである場合におい
て、シートをその折り目線に沿って折り曲げるとき、当
該シートの折り曲げ部分に破れが生じないように、当該
シートに折り曲げ方向性を付与することができる。
【0102】請求項12に記載の折り曲げ方向性付与方
法によれば、前記シートが厚紙である場合において、折
り目線の形成がより容易である。
【0103】請求項13に記載の折り曲げ方向性付与装
置によれば、折り曲げ駆動手段によってシートが折り曲
げられるとき、各折り曲げ加工具は、往復駆動手段によ
り、初期位置から前記シートの長さ方向に沿う一方向
へ、それらの相互の間隔が初期間隔から均一な比率で縮
まる状態に移動されるので、請求項1に記載の方法を円
滑にかつ確実に実施することができる。また、各折り曲
げ加工具を、前記シートの面に臨む位置から後退させか
つ復帰させる進退駆動手段を備えているので、折り曲げ
方向性付与後のシートの取扱いを円滑にすることができ
るとともに、シートに折り曲げ方向性を付与する制御サ
イクルを繰り返すことができる。
【0104】請求項14に記載の折り曲げ方向性付与装
置によれば、折り曲げ加工具の全部又は一部を隣の加工
具との間隔を縮め又は拡げる方向へシフトさせるシフト
手段を備えているので、折り曲げ加工具相互の間隔を調
整することができるとともに、往復駆動手段による折り
曲げ加工具の移動速度を補正制御することにより、同じ
装置によって請求項1の方法と請求項2の方法とを実施
することができる。
【0105】請求項15の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、前記シフト手段が、モータによって回転数が適宜
制御されるスクリュー軸と、このスクリュー軸が貫通す
るスクリューガイドとによって構成されているので、往
復駆動手段によって移動する折り曲げ加工具の移動速度
の補正制御が、非常に容易であるとともに、その制御を
より正確に行うことができる。
【0106】請求項16の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、折り曲げ加工具の全部又は一部に対応して、当該
折り曲げ加工具をそれぞれ独自に前記シートの方向へ進
退させるアクチュエータを備えているので、設計上シー
トに折り曲げ方向性を付与するのに不要な加工具がある
ときに、その折り曲げ加工具のみを退避させることがで
きる。
【0107】請求項17の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、前記シートを、その長さ方向に沿って移送するこ
とにより前記加工位置へ供給する移送手段を備えてお
り、前記往復駆動手段は、前記移送手段による移送方向
に沿って、各折り曲げ加工具をそれらの初期間隔が均一
な比率で縮まる状態に移動させるように構成されている
ので、シートの移送と折り曲げ方向性付与のサイクルを
繰り返すのに非常に便利である。
【0108】請求項18の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、シートの加工位置には、多数のガイドバーを前記
シ−トの長さ方向に沿って平行に配置したシートガイド
を備え、折り曲げ駆動手段によって変移される折り曲げ
加工具の先端部分には、前記ガイドバーと対応する状態
に多数の切り欠き状部を設けたので、シートが前記加工
位置へより安定して供給され、シートへの折り曲げ方向
性の付与がより円滑に行われる。
【0109】請求項19の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、シートが加工位置へ水平姿勢で供給されるように
構成され、前記シートに対して一方の面から臨む各折り
曲げ加工具は、当該シートに対して下方から臨む状態に
配置され、前記シートに対して他方の面から臨む各折り
曲げ加工具は、当該シートに対して上方から臨む状態に
配置されているので、各折り曲げ加工具の各作動の制御
が容易であるとともに、運転し易い。
【0110】請求項20の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、往復駆動手段が、各折り曲げ加工具へそれぞれ対
応する各一対の歯付きプーリと、これらの対の歯付きプ
ーリに装着され、それぞれ対応する折り曲げ加工具を保
持する各無端状のタイミングベルト又はチェーンとを備
えており、タイミングベルト又はチェーンは、それぞれ
周速を異にしているので、各折り曲げ加工具を、それら
の相互の初期間隔が均一に縮まるように移動制御するの
が非常に簡単である。また、各折り曲げ加工具をその移
動時にガイドするそれぞれ各一対のカイドレールとを備
えているので、折り曲げ加工具はより安定して移動す
る。したがって、シートには所定の折り曲げ方向性をさ
らに円滑かつ正確に、しかもより工業的に付与すること
ができる。
【0111】請求項21の折り曲げ方向性付与装置によ
れば、折り曲げ加工具の全部又は一部は、それらの先端
部が前記シートにおける隣合う折り目線へ沿う状態に形
成されていて、シートに対して、対の折り目線に沿って
折り曲げ方向性を付与する場合に、一部の加工具の移動
速度を補正する必要がない。
【0112】請求項22に記載の折り曲げ方向性付与装
置によれば、折り曲げ加工具の主部が、基端部分へ取替
え可能に連結されているので、その主部を容易に取り替
えることができる。また、請求項23に記載の装置は、
折り曲げ加工具の主部はプレートによって構成されてい
るので、シートに折り曲げ方向性を付与するのに最も適
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による第1実施形態の折り曲げ方向性
付与装置の要部のみを示した概略側面図である。
【図2】第1実施形態の装置の一部省略側面図である。
【図3】図2の矢印A−Aに沿う主要部の拡大断面図で
ある。
【図4】図2の装置の加工位置より下方部分の一部を示
す一部省略側面図である。
【図5】図4の装置における下方部分の往復駆動手段及
びシフト機構を示す概略平面図である。
【図6】図4の矢印B−Bに沿う主要部の拡大断面図で
ある。
【図7】第1実施形態の装置における加工位置より上方
部分の概略を示す概略側面図である。
【図8】第1実施形態の装置における上方部分の往復駆
動手段及びシフト機構を示す概略平面図である。
【図9】図7の矢印C−Cに沿う主要部の拡大断面図で
ある。
【図10】下部の折り曲げ加工具の拡大側面図である。
【図11】上部の折り曲げ加工具の拡大側面図である。
【図12】この発明による折り曲げ方向性付与方法の第
1実施例に使用されたシートの部分平面図である。
【図13】この発明による方法の第3実施例に使用され
たシートの部分平面図である。
【図14】この発明による折り曲げ方向性付与方法の第
1実施例において、シートと各折り曲げ加工具との関係
を示す概略図で、(b)図はシートが加工位置に供給さ
れ、各折り曲げ加工具が前記加工位置にセットされた状
態の部分側面図、(c)図はシートへ折り曲げ方向性が
付与されつつある状態の部分側面図、(d)図はシート
へ折り曲げ方向性が付与された状態を示す部分側面図で
ある。
【図15】この発明による方法の第1実施例によって折
り曲げ方向性が付与されたシートの側面図である。
【図16】この発明による方法の第1実施例の変形例を
説明するための図で、シートへ折り曲げ方向性が付与さ
れつつある状態のシートと各折り曲げ加工具との関係を
示す部分側面図である。
【図17】図16の状態から、シートへ折り曲げ方向性
が付与された状態を示す部分側面図である。
【図18】この発明による方法の第2実施例において使
用されたシートの部分平面図である。
【図19】図18で示すシートへ折り曲げ方向性が付与
された状態を示す概略側面図である。
【図20】この発明による方法の第3実施例において、
加工位置へシートが供給されるとともに各折り曲げ加工
具がセットされた状態の部分側面図である。
【図21】図20の状態から加工が進行し、シートへ折
り曲げ方向性がある程度付与された状態の部分側面図で
ある。
【図22】図21の状態から加工がさらに進行し、シー
トへ折り曲げ方向性が付与された状態を示す部分側面図
である。
【図23】第3実施例の方法で折り曲げ方向性が付与さ
れたシートによって製造したブロックの概略側面図であ
る。
【図24】この発明による方法の第4実施例で使用され
たシートの部分平面図である。
【図25】この発明による方法の第4実施例を説明する
ための概略図で、(e)図はシートが加工位置に供給さ
れ、各折り曲げ加工具が前記加工位置にセットされた状
態の部分側面図、(f)図はシートへ折り曲げ方向性が
付与されつつある状態の部分側面図、(g)図は折り曲
げ方向性付与後のシートによって製造されたブロックの
部分側面図である。
【図26】この発明による折り曲げ方向性付与装置の第
2実施形態を示す図で、(h),(i),(j),
(k)の各図とも、それぞれ形状の異なる折り曲げ加工
具の部分側面図である。
【符号の説明】
a シート a1 段 a2 折り目線 a3 切断部 a4 非切断部 a5 補助切断部 a6 山折り状の折り曲げ部 a7 谷折り状の折り曲げ部 a8,a9 シート部分 w,w1,w2,w3 間隔 1 機枠 1a 移送手段 1b シートの加工位置 1c,1d 歯付きプーリ(又はスプロケット) 1e タイミングベルト(又はチェーン) 1f ガイドレール 1g 吸引チャック 1h シートガイド 1i ガイドバー 20 切り欠き状部 21,22,23,24,25,26 折り曲げ加工具 27 リニアベアリング 21a,22a,23a,24a,25a,26a ア
クチュエータ 24b 折り曲げ加工具の主部 24c 折り曲げ加工具の基端部 24d ガイド 31,32,33,34,35,36 折り曲げ加工具 37 リニアベアリング 32a 折り曲げ加工具の基端部 32b 折り曲げ加工具の主部 4 折り曲げ駆動手段 40 モータ 41 減速機 42 回転伝達軸 43 回転変換手段 44 スクリュー軸 45 スクリューガイド 46 ベアリング 47 昇降ガイド 5,5a 往復駆動手段 5b,5c モータ(サーボモータ) 5d,5e 減速機 5f,5g 回転軸 5h,5i,5j,5k 軸受部材 50 可動フレーム 51,52,53,54,55,56 タイミングベル
ト(又はチェーン) 51a,52a,53a,54a,55a,56a 歯
付きプーリ(又はスプロケット) 51b,52b,53b,54b,55b,56b 歯
付きプーリ(又はスプロケット) 51c,52c,53c,54c,55c,56c 連
結片 51d,52d,53d,54d,55d,56d ガ
イドレール 57,58,59 テンションプーリ 6,6a 往復駆動手段 6b,6c モータ(サーボモータ) 6d,6e 減速機 6f,6g 回転軸 6h,6i,6j,6k 軸受部材 60 可動フレーム 61,62,63,64,65,66 タイミングベル
ト(又はチェーン) 61a,62a,63a,64a,65a,66a 歯
付きプーリ(又はスプロケット) 61b,62b,63b,64b,65b,66b 歯
付きプーリ(又はスプロケット) 61c,62c,63c,64c,65c,66c 連
結片 61d,62d,63d,64d,65d,66d ガ
イドレール 7,7a 進退駆動手段 70 昇降体 71 ガイドポスト 80,81,9 シフト手段 80a,80b,80c,80d ガイドレール 81a,81b,81c,81d ガイドレール 80e,80f,81e,81f 可動台 80g,81g モータ 80h,81h スクリュー軸 80i スクリューガイド 80j,81j リニアベアリング 82 連結バー 90,91,92,93 ガイドレール 94,95 可動台 96 リニアベアリング 97 連結バー 9a モータ 9b スクリュー軸 9c スクリューガイド

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートに山折り状の折り曲げ部と谷折り
    状の折り曲げ部とを交互に形成する方法において、 長さ方向とほぼ直交する平行な多数の折り目線が形成さ
    れたシートを所定の加工位置に供給する第1の工程と、 前記各折り目線に沿ってシートを折り曲げたときに当該
    折り曲げ部分の内側になる面へ、各折り目線に沿ってそ
    れぞれ折り曲げ加工具を位置させる第2の工程と、 前記シートの一面又は両面に位置する各折り曲げ加工具
    を、前記シートが各折り目線に沿って折れ曲がる方向へ
    必要量変移させる第3の工程と、 前記第3の工程と同調させながら、前記変移による前記
    シートの長さ方向の見掛け縮み量に応じて、各折り曲げ
    加工具相互の間隔を均一な比率で縮める第4の工程と、 を含むことを特徴とするシートの折り曲げ方向性付与方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程の次に、前記各折り曲げ
    加工具を前記シートから離反する方向へ退避させる第5
    の工程と、前記各折り曲げ加工具を初期位置に復帰させ
    る第6の工程とを含み、第1の工程から第6の工程まで
    を繰り返させることを特徴とする、請求項1に記載のシ
    ートの折り曲げ方向性付与方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の工程において、前記シ−トは
    当該シートの長さ方向に沿う一方から他方向へ移送され
    ることによって所定の加工位置に供給され、前記第4の
    工程において、前記第2の工程におけるシ−トの移送方
    向に沿って最先端又は最後端に位置している折り曲げ加
    工具を基準として、他の加工具は前記基準とされた折り
    曲げ加工具の方向へ移動させる、請求項1又は2に記載
    のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  4. 【請求項4】 前記第4の工程において、前記基準とさ
    れた折り曲げ加工具を、前記第2の工程におけるシート
    の移送方向又はその逆方向に沿って移動させる、請求項
    3に記載のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  5. 【請求項5】 シートに山折り状の折り曲げ部と谷折り
    状の折り曲げ部とを交互に形成する方法において、 長さ方向とほぼ直交する互いに平行な対の折り目線が、
    多数平行に形成されたシートを所定の加工位置に供給す
    る第1の工程と、 前記各対の折り目線に沿ってシートを折り曲げたとき当
    該折り曲げ部分の内側になる面へ、それぞれ対になって
    いる折り曲げ加工具を各対の折り目線に沿って位置させ
    る第2の工程と、 前記シートの一面又は両面に位置する各対の折り曲げ加
    工具を、前記シートが各対の折り目線に沿って折れ曲が
    る方向へ必要量変移させる第3の工程と、 前記第3の工程と同調させながら、前記変移による前記
    シートの長さ方向の見掛け縮み量に応じて、前記各対の
    折り曲げ加工具相互の間隔を一定の比率で縮める第4の
    工程と、 を含むことを特徴とするシートの折り曲げ方向性付与方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第4の工程の次に、前記各対の折り
    曲げ加工具を前記シートから離反する方向へ退避させる
    第5の工程と、前記各対の折り曲げ加工具を初期位置に
    復帰させる第6の工程とを含み、第1の工程から第6の
    工程までを繰り返させることを特徴とする、請求項5に
    記載のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の工程において、前記シ−トは
    当該シートの長さ方向に沿う一方から他方向へ移送され
    ることによって所定の加工位置に供給される、請求項5
    又は6に記載のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  8. 【請求項8】 前記第4の工程において、前記各対の折
    り曲げ加工具を、前記第2の工程におけるシートの移送
    方向に沿って移動させながら、各対の折り曲げ加工具相
    互の間隔を縮める、請求項7に記載のシートの折り曲げ
    方向性付与方法。
  9. 【請求項9】 一つの対の折り曲げ加工具のそれぞれ
    は、各別に構成されており、前記第4の工程においては
    各別の駆動手段により同期して移動される、請求項5〜
    8のいずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与方
    法。
  10. 【請求項10】 一つの対の折り曲げ加工具は、一体的
    に構成されており、前記第4の工程においては同じ駆動
    手段によって移動される、請求項5〜9のいずれかに記
    載のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  11. 【請求項11】 前記シートが段ボールであり、前記折
    り目線のうちの少なくとも一部の折り目線は、当該段ボ
    ールの段と交差する状態で前記シートを断続的に切断し
    た断続切断線によって形成され、又は、当該段ボールの
    段と交差する状態で交互に位置し、かつ前記シートを切
    断した所定長さの切断部及びこの切断部よりも短い非切
    断部と、前記各切断部の端部に位置し、当該切断部と隣
    接する非切断部に向かって先下がり傾斜する状態の短い
    補助切断部とによって形成されている、請求項1〜10
    のいずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与方法。
  12. 【請求項12】 前記シートが厚紙であり、前記各折り
    目線のうちの少なくとも一部の折り目線は、前記シート
    をプレスしたプレス線、又は前記シートを断続的に切断
    した断続切断線によって形成されている、請求項1〜1
    0のいずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与方
    法。
  13. 【請求項13】 所定の加工位置に供給されるシ−トに
    対し、両面側から交互に臨む状態で所定の間隔に配置さ
    れ、前記シートの方向に向く先端部分が、前記シートへ
    その長さ方向とほぼ直交する状態に形成された折り目線
    に沿っている複数の折り曲げ加工具と、 前記折り曲げ加工具のうちの少なくとも前記シ−トの一
    方の面に臨む折り曲げ加工具を、前記シートが各折り目
    線に沿ってある程度折れ曲がるまで、初期位置から前記
    シートの他方の面側に変移させ、かつ、初期位置へ復帰
    させる折り曲げ駆動手段と、 前記各折り曲げ加工具を、初期位置から前記シートの長
    さ方向に沿う一方向へ、各折り曲げ加工具相互の間隔が
    それらの初期間隔から均一な比率で縮まる状態に移動さ
    せ、かつ、初期位置に復帰させる往復駆動手段と、 前記各加工具を、前記シートの面に臨む位置から離反さ
    せかつ復帰させる進退駆動手段と、 を備えたことを特徴とするシートの折り曲げ方向性付与
    装置。
  14. 【請求項14】 前記折り曲げ加工具の全部又は一部
    を、隣の折り曲げ加工具との間隔が縮まり又は拡がる方
    向へシフトさせるシフト手段を備えている、請求項13
    に記載のシートの折り曲げ方向性付与装置。
  15. 【請求項15】 前記シフト手段は、モータによって回
    転数が適宜制御されるスクリュー軸と、このスクリュー
    軸が貫通するスクリューガイドとを備えている、請求項
    14に記載のシートの折り曲げ方向性付与装置。
  16. 【請求項16】 前記折り曲げ加工具の全部又は一部に
    対応して、当該折り曲げ加工具をそれぞれ独自に前記シ
    ートに向かって進退させるアクチュエータを備えてい
    る、請求項13〜15のいずれかに記載のシートの折り
    曲げ方向性付与装置。
  17. 【請求項17】 前記シートを、その長さ方向に沿って
    移送することにより前記加工位置へ供給する移送手段を
    備えており、前記往復駆動手段は、前記移送手段による
    移送方向に沿って、各折り曲げ加工具をそれらの初期間
    隔が均一な比率で縮まる状態に移動させる、請求項13
    〜16のいずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与
    装置。
  18. 【請求項18】 前記シートの加工位置には、多数のガ
    イドバーを前記シ−トの長さ方向に沿って平行に配置し
    たシートガイドを備え、前記折り曲げ駆動手段によって
    変移される折り曲げ加工具の先端部分には、前記ガイド
    バーと対応する状態に多数の切り欠き状部を有する、請
    求項13〜17のいずれかに記載のシートの折り曲げ方
    向性付与装置。
  19. 【請求項19】 前記シートが加工位置へ水平姿勢で供
    給されるように構成され、前記シートに対して一方の面
    から臨む各折り曲げ加工具は、当該シートに対して下方
    から臨む状態に配置され、前記シートに対して他方の面
    から臨む各折り曲げ加工具は、当該シートに対して上方
    から臨む状態に配置されている、請求項13〜18のい
    ずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与装置。
  20. 【請求項20】 前記往復駆動手段は、 各折り曲げ加工具にそれぞれ対応する少なくとも各一対
    の歯付きプーリ又はスプロケットと、 前記各対の歯付きプーリ又はスプロケットに装着され、
    それぞれ対応する折り曲げ加工具を保持する無端状のタ
    イミングベルト又はチェーンと、 前記各折り曲げ加工具をその移動時にそれぞれガイドす
    る各一対のカイドレールと、を備えており、 少なくとも、前記シートの一方の面に臨む各折り曲げ加
    工具と対応する歯付きプーリ又はスプロケットと、前記
    シートの他方の面に臨む各折り曲げ加工具と対応する歯
    付きプーリ又はスプロケットとは、それぞれ別のモータ
    によって駆動され、 前記各タイミングベルト又はチェーンはそれぞれ周速を
    異にしている、 請求項13〜19のいずれかに記載のシートの折り曲げ
    方向性付与装置。
  21. 【請求項21】 前記折り曲げ加工具の全部又は一部
    は、それらの先端部が前記シートにおける隣合う折り目
    線へ沿う状態に形成されている、請求項13〜20のい
    ずれかに記載のシートの折り曲げ方向性付与装置。
  22. 【請求項22】 前記折り曲げ加工具の少なくとも基端
    部分を除く主部は、前記基端部分へ取替え可能に連結さ
    れている、請求項13〜21のいずれかに記載のシート
    の折り曲げ方向性付与装置。
  23. 【請求項23】 前記折り曲げ加工具の基端部分を除く
    主部はプレートによって構成されている、請求項22に
    記載のシートの折り曲げ方向性付与装置。
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