JPH09286100A - インクジェットプリントヘッド - Google Patents

インクジェットプリントヘッド

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Publication number
JPH09286100A
JPH09286100A JP10013496A JP10013496A JPH09286100A JP H09286100 A JPH09286100 A JP H09286100A JP 10013496 A JP10013496 A JP 10013496A JP 10013496 A JP10013496 A JP 10013496A JP H09286100 A JPH09286100 A JP H09286100A
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JP
Japan
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nozzle holes
pressure chambers
ink supply
substrate
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP10013496A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Amano
敏男 天野
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09286100A publication Critical patent/JPH09286100A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14419Manifold
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14491Electrical connection

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッド基板25をより小型化することができて、
その製造コストを低減することができるとともに、あわ
せて、振動板33のクラック不良の発生を極力回避するこ
とができるインクジェットプリントヘッドを提供する。 【解決手段】表面側に複数のノズル孔34が開口している
とともに、裏面側に上記各ノズル孔にそれぞれ連通する
複数の圧力室29ないし各圧力室に連通するインク供給路
31Y ,31M ,31C が凹陥状に形成された流路基板32と、
この流路基板32の裏面側に貼着される振動板33とをもつ
ヘッド基板25を備えるインクジェットプリントヘッド20
であって、上記ノズル孔34は、直線状に1列または2列
に配列されており、上記各圧力室29は、上記ノズル孔34
の列の両側において、このノズル孔34の列に対して一定
角度をもってヘッド基板25の外方に向けて互いに平行に
延びるように形成されており、上記インク供給路31Y
31M ,31C は、上記ノズル孔34の列の各側において、隣
接する複数の圧力室29の外方端に共通的に連通するよう
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ノズル列からイ
ンク滴を記録紙に向けて吐出させて印字を行うインクジ
ェットプリントヘッドに関し、とくに、カイザー型の圧
電式プリントヘッドに分類されるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のインクジェットプリント
ヘッドの構造例を図10および図11に示す。図10
は、上記ヘッド基板1の平面視形態を示している。この
ヘッド基板1の中央部には、複数のノズル孔2が2列斜
状に配置されており、このノズル孔配置領域の周囲領域
には、各ノズル孔に連通する複数の圧力室3が放射状に
延びるようにして配置されている。各圧力室3の外方端
は、狭窄通路4を介してインク供給路5につながってい
る。このインク供給路5は、全体として、上記放射状に
配置された複数の圧力室3の周囲を環状に取り巻いてい
るが、カラー用のヘッドを構成する場合には、図10に
表れているように、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)、あるいはこれに加えてB(ブラック)用
に分断されている。各インク供給路5は、ヘッド基板の
適部に形成されたインク供給口6を介して、ヘッドフレ
ームに保持されたインクタンク(図示略)に連通させら
れる。
【0003】図11は、図10に示されるヘッド基板1
の断面構造を示している。上記ヘッド基板1は、感光性
板ガラスからなる流路基板7の裏面側に、薄板ガラスか
らなる振動板8を貼着して構成されている。前述した圧
力室3ないしこれにつながるインク供給路5は、上記流
路基板7の裏面側にエッチングを施すことによって凹陥
状に形成されている。ノズル孔2は、上記圧力室3を構
成する凹陥部の適部から流路基板7の表面側に貫通する
ようにして形成されている。上記振動板8の裏面側に
は、各圧力室3と対応させるようにして、圧電素子9が
設けられている。各圧電素子9への給電は、振動板8の
裏面側に形成されたITO膜をグランドとし、フレキシ
ブル基板10に形成した個別電極を各圧電素子9の表面
電極に接触させることにより行われる。
【0004】選択した圧力室3に対応する圧電素子9に
電圧を印加すると、この圧電素子9の変形にともなって
上記振動板8が凹に撓み、これによる圧力室3の容積減
少に相当する量のインク滴がノズル孔2から外部に吐出
させられる。圧電素子9および振動板8が復元すると、
インク供給路5から狭窄通路4を介して圧力室3へイン
クが補給され、次回の印字動作に備えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のインクジェット
プリントヘッドにおいては、上述のように、各圧力室3
が放射状に形成されているとともに、インク供給路5が
上記放射状に配置された圧力室3を取り囲むように環状
に配置されていることから、ヘッド基板1の平面部が比
較的大きい。そのため、流路基板7に貼着される薄板状
振動板8にクラックが入る等の不具合が発生しやすい。
すなわち、感光性板ガラスからなる流路基板7と、通常
のガラスからなる薄板の振動板8とでは、熱膨張係数が
相違し、これらが接着等によって一体化されてヘッド基
板1が構成されているが、平面部が比較的大きい上記構
成のインクジェットプリントヘッドにおいては、振動板
8に熱応力によるクラックが入る不具合が発生しやす
い。また、とくに流路基板7は、感光性板ガラスを用い
たエッチング工程を経て製造されるが、従来のインクジ
ェットプリントヘッドでは、そのヘッド基板が比較的大
きな面積を有していることから、1個のヘッド基板1の
材料コストおよび加工コストが比較的高くつく。
【0006】本願発明は、このような事情のもとで考え
だされたものであって、ヘッド基板をより小型化するこ
とができて、その製造コストを低減することができると
ともに、あわせて、振動板のクラック不良の発生を極力
回避することができるインクジェットプリントヘッドを
提供することをその課題としている。
【0007】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】本願発明によれば、表面側に複数のノズル
孔が開口しているとともに、裏面側に上記各ノズル孔に
それぞれ連通する複数の圧力室ないし各圧力室に連通す
るインク供給路が凹陥状に形成された流路基板と、この
流路基板の裏面側に貼着される振動板とをもつヘッド基
板を備えるインクジェットプリントヘッドであって、上
記ノズル孔は、直線状に1列または2列に配列されてお
り、上記各圧力室は、上記ノズル孔の列の両側におい
て、このノズル孔の列に対して一定角度をもってヘッド
基板の外方に向けて互いに平行に延びるように形成され
ており、上記インク供給路は、上記ノズル孔の列の各側
において、隣接する複数の圧力室の外方端に共通的に連
通するように形成されていることに特徴づけられるイン
クジェットプリントヘッドが提供される。
【0009】本願発明のインクジェットプリントヘッド
においては、そのヘッド基板に形成される複数の圧力室
は、従来のようにノズル孔形成領域から放射状に延びる
ように形成されるのではなく、直線状のノズル列の両側
において、ノズルの列に対して一定角度をもってヘッド
基板の外方に向けて延びるように形成されている。した
がって、圧力室の形成領域は、原則的にノズル孔の列の
長さ範囲に限定され、圧力室の長さを適正長さに設定す
れば、従来と同一数で同一配置のノズル孔を有するヘッ
ド基板を構成するに際しても、ヘッド基板の面積は、従
来のヘッド基板に比較して、著しく小さなものとするこ
とができる。その結果、感光性板ガラスにエッチング加
工を施して凹陥状の圧力室、インク供給路等を形成する
が故に製造コストが高いヘッド基板を、一定の材料から
より多く製造することができるようになり、その結果と
して、ヘッド基板の製造コストが低減される。また、ヘ
ッド基板の平面形状を従来に比較して著しく小型化する
ことができるので、熱応力によって振動板にクラックが
生じる等の不具合の発生を効果的に回避することも可能
となり、インクジェットプリントヘッドの心臓部ともい
えるヘッド基板の強度、寿命および性能が安定する。
【0010】本願発明によればまた、表面側に複数のノ
ズル孔が開口しているとともに、裏面側に上記各ノズル
孔にそれぞれ連通する複数の圧力室ないし各圧力室に連
通するインク供給路が凹陥状に形成された流路基板と、
この流路基板の裏面側に貼着される振動板とをもつヘッ
ド基板を備えるインクジェットプリントヘッドであっ
て、上記ノズル孔は、直線状に2列千鳥状に配列されて
おり、上記ノズル孔の各列に対応する圧力室は、上記ノ
ズル孔の列に対して外方に向けて直角をなしつつ互いに
平行に延びるように形成されており、上記複数のノズル
孔および上記圧力室は、ノズル孔の配列方向について複
数にグループ分けされており、上記インク供給路は、上
記ノズル孔の列の各側において、同一グループの圧力室
の外方端に共通的に連通するように形成されていること
に特徴づけられるインクジェットプリントヘッドが提供
される。
【0011】好ましい実施形態においては、上記複数の
グループは、Y、M、Cに対応するグループであり、各
グループにつき、上記ヘッド基板における上記ノズル孔
の列の両側に2箇所のインク供給路が形成されている。
【0012】上記構成によれば、同一グループに分類さ
れるノズル孔からノズル孔の列の両側に複数の圧力室が
延び、しかも、ノズル孔の列の両側において、各圧力室
の外方端に共通的に連通させられるインク供給路が各2
箇所形成されることになる。したがって、インク供給路
が環状に引き回されていた従来に比較し、各インク供給
路は、短く、かつ細幅で足りることになる。そのため、
インク供給路の形成領域もまたそれだけ節約することが
できるので、ヘッド基板の平面的な形状は、より小型化
が可能となる。そして、インク供給路を細幅化すること
が可能となることから、熱応力によって振動板にクラッ
クが発生するといった不具合もまた、より効果的に回避
することができるようになる。
【0013】好ましい実施形態においては、上記ヘッド
基板の裏面側には、流路プレートが配置されており、こ
の流路プレートは、裏面側のY、M、C用の各1つのイ
ンク供給口から供給されるインクを上記ヘッド基板の各
2箇所のインク供給路に分配するように構成される。
【0014】このように構成すれば、メインフレームに
装着するべきインクタンクとして、Y、M、C各色のイ
ンクを貯蔵するものを使用する場合において、各色のイ
ンクのタンクからの吐出口が各1箇所であっても、問題
なく各色のインクを上記ヘッド基板における各2箇所の
インク供給路に供給することができる。しかも、上記流
路プレートは、ヘッド基板の裏面側に積層配置されるの
で、この流路プレートがヘッド基板ないしこれを取付け
るためのヘッドフレーム等を大型化することはなく、イ
ンクジェットプリントヘッドの小型化を阻害することは
ない。
【0015】本願発明のその他の特徴および利点は、図
面を参照して以下に行う詳細な説明から、より明らかと
なろう。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係るインクジェ
ットプリントヘッド20の好ましい実施形態を、図面を
参照しつつ具体的に説明する。
【0017】このインクジェットプリントヘッド20
は、カイザー型の圧電式プリントヘッドに分類されるも
のであって、図1および図2に示されるように、ボック
ス状のメインフレーム21と、このメインフレーム21
の前面部に取付けられた2個のヘッドフレーム22,2
3とを備える。メインフレーム21のボックス状部の内
部には、インクカートリッジ23(図5)が装着され
る。本実施形態においてメインフレーム21の前面部に
左右2個設けられているヘッドフレーム22の一方はカ
ラープリント用であり、他方はモノクロプリント用であ
る。
【0018】ヘッドフレーム22は、前面に斜めに傾斜
した矩形の段付き開口窓24を有するボックス状をして
おり、上記段付き開口窓24にはヘッド基板25が、ヘ
ッドフレーム22の内部には、上記インクカートリッジ
23からのインクをヘッド基板25に供給するためのイ
ンク供給プレート26,27が、上記ヘッド基板25と
上記インク供給プレート26,27との間には、ヘッド
基板25に給電するためのフレキシブル基板28が、そ
れぞれ装着される。以下、これらを詳細に説明する。
【0019】図4ないし図8には、上記ヘッド基板25
の構成が表れている。このヘッド基板25は、感光性板
ガラスの裏面側にエッチング加工によって複数の圧力室
29ないし各圧力室29に連通するインク供給路3
Y ,31M ,31C が凹陥状に形成されるとともに、
上記各圧力室29の適部から表面側に貫通するノズル孔
が形成された流路基板32と、この流路基板32の裏面
側に貼着された薄板ガラス製の振動板33とを備えて構
成されている。
【0020】図4に表れているように、上記ヘッド基板
25は、上記ヘッドフレーム22の段付き開口窓24に
収容されうるように矩形状の平面形態を有しており、そ
の長手方向中心線にほぼ沿うようにして、複数の上記の
ノズル孔34が2列千鳥状に配列されている。ただし、
上記ヘッドフレーム22は、上述したように、メインフ
レーム21の走査方向(図に矢印Aで示す)に対して傾
斜しているため、上記ヘッド基板25の上記ノズル孔3
4の列は、メインフレーム21の走査方向Aに対して所
定角度で傾斜することになる。
【0021】上記各圧力室29は、図5および図7に表
れているように、ヘッド基板25の正面視において、上
記ノズル孔34の列に対して直交する方向に、各ノズル
孔34からヘッド基板25の外方に向けて延出させられ
ている。各圧力室29の外方端は、狭窄通路30を介し
て、インク供給路31Y ,31M ,31C に連通させら
れている。なお、前述したように、各圧力室29ないし
インク供給路31Y ,31M ,31C は、流路基板32
の裏面側に凹陥状に形成されたものであり、これらの凹
陥部の開口が上記振動板33によって塞がれた恰好とな
っていることは、前述したとおりである。
【0022】図に示す形態のインクジェットプリントヘ
ッド20は、カラープリント用であり、上記ノズル孔3
4およびこれに対応する圧力室29は、カラープリント
のための3原色であるY(イエロー)、M(マゼン
タ)、およびC(シアン)に対応して3つにグループ分
けされている。すなわち、ヘッド基板25の長手方向
に、端から、Y用、M用およびC用にグループ分けされ
ている。そして、上記ノズル孔34の列の両側におい
て、同一グループに属する圧力室が、上記インク供給路
31Y ,31M ,31C に共通に連通させられている。
したがって、図に示す実施形態の場合、上記インク供給
路31Y ,31M ,31C は、ヘッド基板の幅方向両側
にそれぞれ3箇所ずつ、合計6箇所形成されており、そ
して、Y、M、C各色につき、それぞれ、ヘッド基板2
5の幅方向両側に2箇所ずつのインク供給路が形成され
ていることになる。
【0023】上記各インク供給路31Y ,31M ,31
C は、担当するグループに属する所定数の圧力室29に
不都合なくインクを供給するに必要充分な幅をもったも
のとしてあり、かつ、その適所には、ヘッド基板の幅方
向外方に延出する延出部35が形成されている。そし
て、振動板33における上記延出部35を覆う部位に
は、図6および図8に表れているように、インク供給口
36が開口させられている。
【0024】ヘッド基板25の裏面、すなわち、振動板
33の裏面側には、ITO膜からなるグランド電極被膜
(図示略)が形成され、かつ、このグランド電極被膜上
には、各圧力室29と対応させるようにして、圧電素子
37が取付けられている。
【0025】また、上記ヘッド基板25の表面には、図
8に示すように、通常、流路基板32にエッチングによ
って開口させた各ノズル孔34と対応するようにして、
正確な位置および径を有するインク吐出孔38を精密加
工によって形成した金属製ノズルプレート39が貼着さ
れる。
【0026】さらに、上記ヘッドフレーム22の段付き
開口窓24の内向フランジ部52には、ヘッド基板25
の振動板33に形成した6箇所のインク供給口36と対
応するインク通孔53が貫通状に形成されている。
【0027】ヘッドフレーム22の内部において、上記
ヘッド基板25の裏面側に配置されるインク供給プレー
ト26,27は、図3、図4および図6に表れているよ
うに、それぞれ上記ヘッドフレーム22の内部空間の平
面形態と対応した平面形態を有する第1プレート26と
第2プレート27とを積層して構成されており、第1プ
レート26は、その長手方向に3つのインク導入孔40
が貫通状に形成されている。第2プレート27は、裏面
側に、上記第1プレート26の3つのインク導入孔40
を介して導入されるインクをそれぞれ第2プレート27
の幅方向2箇所に振り分けるための3本のインク溝41
が形成され、各インク溝41の両端位置には、表面側に
貫通するインク供給孔42が形成されている。このイン
ク供給孔42の表面側開口は、この第2プレート27の
表面側に形成した膨出部55上に開口している。各イン
ク供給孔42の平面的な位置は、前述のヘッド基板25
の裏面側振動板33に形成した各インク供給口36、お
よびヘッドフレーム22の段付き開口窓24の内向フラ
ンジ部52に形成したインク通孔53の位置と対応させ
られている。なお、上記第1プレート26に形成した3
つのインク導入孔40は、メインフレーム21に形成し
た3つのインク供給口43と対応させられており、この
メインフレーム21に挿着されるカラー用のインクカー
トリッジ23に形成されるY、M、C各色用のインクノ
ズル44は、シールブッシュ45を介して上記インク供
給口43からインク供給プレート26の各インク導入孔
40に連通させられる。
【0028】さらに、上記ヘッド基板25と上記インク
供給プレート26,27との間には、ヘッド基板25の
裏面に取付けた各圧電素子37に給電を行うためのフレ
キシブル基板28が介装される。フレキシブル基板28
は、ポリイミドフィルムのベースにパターン化された導
体箔を形成するとともにこの導体箔を端子部を残して絶
縁フィルムで覆ったものである。図9に詳示するよう
に、この実施形態においてこのフレキシブル基板28
は、一端部に個別電極用の端子パッド45が配列されて
いるとともに、各個別電極は、上記ヘッド基板25上の
各圧電素子37の配列と対応した櫛歯状の端子部46ま
で導通させられている。そして、上記個別電極用の配線
パターンの束の周囲を迂回するようにして、グランド用
の配線パターン47が引き回されている。また、このフ
レキシブル基板28の適部には、上記第2プレート27
の表面側膨出部55に嵌合する開口56が形成されてい
る。
【0029】上記このフレキシブル基板28の基端部は
また、駆動IC60を不都合なく安定的に搭載するため
にガラスエポキシなどでできた補強板48によってバッ
クアップされており、この補強板48によってバックア
ップされた部位に搭載される駆動IC60の各出力パッ
ドと上記各個別電極用の端子パッド45との間は、ワイ
ヤボンディングによって結線される。上記フレキシブル
基板28の基端部にはまた、上記駆動IC60に電力、
制御信号、印字データ信号等を入力するための配線パタ
ーン49が形成されており、各配線パターンと駆動IC
60上の所定のパッド間はまた、ワイヤボンディングに
よって結線される。なお、上記駆動IC60ないしこれ
と各配線パターンや端子パッド間を結線するボンディン
グワイヤは、エポキシ樹脂等からなる保護コート50に
よって覆われる。
【0030】上記フレキシブル基板28は、上述のよう
に、各個別電極を形成する櫛歯状の端子部46がそれぞ
れヘッド基板25の裏面側に取付けられた圧電素子37
に接触するようにして、上記ヘッド基板25の裏面側と
上記インク供給プレート26,27との間に介装され
る。なお、上記個別電極46と各圧電素子37との間の
接触を確実にするために、上記フレキシブル基板28の
一部が、スポンジ状の弾性部材51によってヘッド基板
25の裏面に向けて弾性押圧されている。なお、この弾
性部材25は、フレキシブル基板25上に形成したグラ
ンド用配線パターン47をヘッド基板25のグランド電
極被膜(図示略)に確実に接触させる役割をも果たす。
なお、組立て状態において上記フレキシブル基板28の
IC搭載部は、メインフレーム21の側面適部にたとえ
ば接着等によって固定される。
【0031】以上の構成を備えるインクジェットプリン
トヘッド20は、図1および図5に示す走査方向に移動
しながら、次のような動作によって記録紙に対する印字
を行う。
【0032】印字データにしたがって、駆動ICは、選
択したノズル孔34に対応する圧電素子37に電圧印加
を行うべく、対応する個別電極46をオンする。こうし
て電圧印加された圧電素子37は、これが変形すること
により、振動板33を凹に撓ませる。そうすると、当該
圧力室29の容積がそれだけ強制的に減少させられ、そ
の容積減少に相当する量のインク滴がノズル孔34ない
しノズルプレートのインク吐出孔38から外部に吐出さ
せられる。圧電素子37および振動板33が復元する
と、毛管圧力により、インク供給路31Y ,31M ,3
C のインクが狭窄通路30を介して圧力室29に補給
され、次の印字動作に備えられる。
【0033】上記構成のインクジェットプリントヘッド
20においては、そのヘッド基板25に形成される複数
の圧力室29は、図10に示される従来のこの種のイン
クジェットプリントヘッドのようにノズル孔形成領域か
ら放射状に延びるように形成されるのではなく、直線状
のノズル列の両側において、ノズルの列に対して直角に
外方に向けて延びるように形成されている。したがっ
て、圧力室29の形成領域は、原則的にノズル孔34の
列の長さ範囲に限定され、圧力室29の長さを適正長さ
に設定すれば、従来と同一数で同一配置のノズル孔を有
するヘッド基板を構成するに際しても、ヘッド基板の面
積は、従来のヘッド基板に比較して、著しく小さなもの
とすることができる。その結果、感光性板ガラスにエッ
チング加工を施して凹陥状の圧力室、インク供給路等を
形成するが故に製造コストが高いヘッド基板を、一定の
材料からより多く製造することができるようになり、そ
の結果として、ヘッド基板の製造コストが低減される。
また、ヘッド基板の平面形状を従来に比較して著しく小
型化することができるので、熱応力によって振動板にク
ラックが生じる等の不具合の発生を効果的に回避するこ
とも可能となり、インクジェットプリントヘッドの心臓
部ともいえるヘッド基板の強度、寿命および性能が安定
する。
【0034】また、上記形態のインクジェットプリント
ヘッド20においては、Y、M、Cの各色について、各
圧力室の外方端に共通的に連通させられるインク供給路
31 Y ,31M ,31C が2箇所形成されることにな
る。したがって、インク供給路が環状に引き回されてい
た従来に比較し、各インク供給路は、短く、かつ細幅で
足りることになる。そのため、インク供給路の形成領域
もまたそれだけ節約することができるので、ヘッド基板
の平面的な形状は、より小型化が可能となる。そして、
インク供給路を細幅化することが可能となることから、
熱応力によって振動板にクラックが発生するといった不
具合もまた、より効果的に回避することができるように
なる。
【0035】実際のところ、同一個数のノズル孔を有す
るヘッド基板を形成する場合、本願発明のようなノズル
孔34、圧力室29およびインク供給路31Y ,3
M ,31C の配置をとると、ヘッド基板の平面的な大
きさが、図10および図11に示したような従来の構成
に比較し、約1/4以下となった。
【0036】もちろん、この発明は、上述した実施形態
に限定されるものではない。図に示す実施形態において
は、カラー用のプリントヘッドの構成について述べた
が、モノクロ用のプリントヘッドについても、本願発明
を同様に適用することができる。この場合、カラー用の
場合には、ノズル列を挟む各側において、3つのグルー
プに対応させてインク供給路31Y ,31M ,31C
3箇所形成したが、これを、ヘッド基板の幅方向各側に
ついて、圧力室のすべてに共通に連通するインク供給路
をそれぞれ形成すればよい。この場合、インクカートリ
ッジ23は、1つのインクノズルが設けられることにな
るが、これに対応して、インク供給プレート26,27
は、1つのインク供給口からヘッド基板の上記インク供
給路に分配するように構成すればよい。
【0037】また、図に示す実施形態と全く同様のヘッ
ド基板25を使用する場合であっても、インク供給プレ
ート26,27を、1つのインク供給口からヘッド基板
の6箇所のインク供給路にインク経路を分配するように
すればよい。
【0038】更に、図に示す実施形態においては、ヘッ
ド基板に設けるノズル孔は、2列千鳥状に配列している
が、千鳥状に配列する必要はかならずしもない。また、
1列に配列したとしても、奇数番目のノズル孔について
は圧力室をヘッド基板の幅方向一側に延出させ、偶数番
目のノズル孔については圧力室をヘッド基板の幅方向他
側に延出させるようにすれば、上述したのと同様の利点
を享受することができる。
【0039】さらに、図に示した実施形態は、1つのメ
インフレームに、カラー用のヘッドとモノクロ用のヘッ
ドを並設しているが、このようにすることが本願発明の
趣旨ではなく、カラー用のヘッドまたはモノクロ用のヘ
ッドのみを搭載するようにメインフレームを構成するこ
とも、もちろん本願発明の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るインクジェットプリントヘッド
の一実施形態の全体外観斜視図。
【図2】本願発明に係るインクジェットプリントヘッド
の一実施形態の一部を分解して示す斜視図。
【図3】図1および図2に示すインクジェットプリント
ヘッドのうち、ヘッドフレームに装着される部品を分解
して示す斜視図。
【図4】図3に示される部品中、インク供給プレートの
構成を示す分解斜視図。
【図5】上記ヘッドフレームの拡大正面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】ヘッド基板の部分拡大平面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】フレキシブル基板の平面図。
【図10】従来例に係るインクジェットプリントヘッド
の正面図。
【図11】図10のXI−XI線に沿う拡大断面図。
【符号の説明】
20 インクジェットプリントヘッド 21 メインフレーム 22 ヘッドフレーム 23 インクカートリッジ 25 ヘッド基板 26 インク供給プレート 27 インク供給プレート 28 フレキシブル基板 29 圧力室 30 狭窄通路 31Y ,31M ,31C インク供給路 32 流路基板 33 振動板 34 ノズル孔 37 圧電素子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面側に複数のノズル孔が開口している
    とともに、裏面側に上記各ノズル孔にそれぞれ連通する
    複数の圧力室ないし各圧力室に連通するインク供給路が
    凹陥状に形成された流路基板と、この流路基板の裏面側
    に貼着される振動板とをもつヘッド基板を備えるインク
    ジェットプリントヘッドであって、 上記ノズル孔は、直線状に1列または2列に配列されて
    おり、 上記各圧力室は、上記ノズル孔の列の両側において、こ
    のノズル孔の列に対して一定角度をもってヘッド基板の
    外方に向けて互いに平行に延びるように形成されてお
    り、 上記インク供給路は、上記ノズル孔の列の各側におい
    て、隣接する複数の圧力室の外方端に共通的に連通する
    ように形成されていることを特徴とする、インクジェッ
    トプリントヘッド。
  2. 【請求項2】 表面側に複数のノズル孔が開口している
    とともに、裏面側に上記各ノズル孔にそれぞれ連通する
    複数の圧力室ないし各圧力室に連通するインク供給路が
    凹陥状に形成された流路基板と、この流路基板の裏面側
    に貼着される振動板とをもつヘッド基板を備えるインク
    ジェットプリントヘッドであって、 上記ノズル孔は、直線状に2列千鳥状に配列されてお
    り、 上記ノズル孔の各列に対応する圧力室は、上記ノズル孔
    の列に対して外方に向けて直角をなしつつ互いに平行に
    延びるように形成されており、 上記複数のノズル孔および上記圧力室は、ノズル孔の配
    列方向について複数にグループ分けされており、 上記インク供給路は、上記ノズル孔の列の各側におい
    て、同一グループの圧力室の外方端に共通的に連通する
    ように形成されていることを特徴とする、インクジェッ
    トプリントヘッド。
  3. 【請求項3】 上記複数のグループは、Y、M、Cに対
    応するグループであり、各グループにつき、上記ヘッド
    基板における上記ノズル孔の列の両側に2箇所のインク
    供給路が形成されている、請求項2に記載のインクジェ
    ットプリントヘッド。
  4. 【請求項4】 上記ヘッド基板の裏面側には、インク供
    給プレートが配置されており、このインク供給プレート
    は、裏面側のY、M、C用の各1つのインク供給口から
    供給されるインクを上記ヘッド基板の各2箇所のインク
    供給路に分配するものである、請求項3に記載のインク
    ジェットプリントヘッド。
  5. 【請求項5】 インクカートリッジを搭載するメインフ
    レームを備え、このメインフレームにはまた、上記流路
    プレートおよび上記ヘッド基板を収容するヘッドフレー
    ムが取付けられている、請求項4に記載のインクジェッ
    トプリントヘッド。
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