JPH09286490A - 耐食樹脂ライニングタンクの構造 - Google Patents

耐食樹脂ライニングタンクの構造

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JPH09286490A
JPH09286490A JP8122327A JP12232796A JPH09286490A JP H09286490 A JPH09286490 A JP H09286490A JP 8122327 A JP8122327 A JP 8122327A JP 12232796 A JP12232796 A JP 12232796A JP H09286490 A JPH09286490 A JP H09286490A
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JP
Japan
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tank
corrosion
resistant resin
resin lining
pipe
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Application number
JP8122327A
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English (en)
Inventor
Kanki Hatsuchi
環樹 発地
Michio Nakamura
通男 中村
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Nichias Corp
Original Assignee
Nichias Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐食樹脂ライニング配管と結合された耐食樹
脂ライニングタンクにおいて、該タンクのノズル部にお
いて、移送流体の静電気を除去する構造を提案すること
である。 【解決手段】 配管18とタンク19との結合部におい
て、耐食導電性チューブ1が保持され、チューブ1の一
部はタンク19内に挿入されている。タンク19はアー
ス14により接地され、チューブ1はアース14に電気
的に接続されている。配管18内の移送流体はタンク1
9への注入時にチューブ1に接触して静電気が除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐食樹脂ライニング
タンクの流体静電除去構造に関するもので、詳しくは上
記タンクのノズル部で耐食樹脂ライニング配管中を移送
される流体の摩擦による静電気を除去するための改良構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】腐食性の高い流体を移送する配管及びタ
ンクには耐食樹脂ライニングを施工したものが使用され
ている。特に耐食性に優れた弗素樹脂は流体との摩擦に
より、静電気が発生しやすく、このような樹脂ライニン
グを施した管内を流れる流体は正の電荷を帯びる確率が
非常に大きい。また耐食樹脂ライニングタンクは耐食樹
脂ライニングにより電気的に絶縁され大容量のコンデン
サとなっている。弗素樹脂自体は非常に負に帯電しやす
い樹脂で、流体速度が大きくなると静電位も106V位
まで上昇し、弗素樹脂ライニング管が静電破壊すること
もしばしばあった。
【0003】そこで従来は、例えば図3,4に示すよう
な配管中の移送流体の静電除去構造が採られていた。同
図において、15は耐食導電性孔明き板、16は金属外
装管、17は耐食樹脂ライニングで、板15はアース1
4で接地されている。しかし、弗素樹脂ライニング管は
前述の如く、非常に負に帯電しやすい性質のため、一
旦、静電気を除去しても、また、流体が移動すれば新た
に流体内及び弗素樹脂に各々静電気が発生する性質をも
っている。従って、管内を移送中にその流体の正電気を
除去することは必要であるが、耐食樹脂ライニングタン
クを静電破壊から保護するための構造として図3,4に
示すものは完全なものではなかった。一方、流体移送配
管システムの各接続フランジ部に多くの耐食導電性孔明
き板を取り付けることは流体の圧力損失を大きくするこ
とになるので、移送設備に大きな負荷がかかり好ましく
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の静電
除去構造にあっては、移送途中の流体の静電気が移送途
中で除去することができ、耐食樹脂ライニング移送管の
静電破壊を防止することは可能である。しかしながら配
管の最終の静電気除去地点から、タンク入口までの配管
内で発生した静電気は除去することができない。従っ
て、注入流体は静電気を保持したまま耐食樹脂ライニン
グタンク内に注入されていたため、耐食樹脂ライニング
タンク内には高電圧の静電気が蓄積される。このように
耐食樹脂ライニングにより電気的に絶縁された耐食樹脂
ライニングタンク内に高電圧の静電気が蓄積されるの
で、それが原因で耐食樹脂ライニングが静電破壊する恐
れがあるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決するた
め、耐食樹脂ライニング配管中の移送流体が移送途中で
発生した静電気を耐食樹脂ライニングタンクの注入部分
で除去でき静電除去構造のタンクを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の耐食樹脂ライニングタンクの構造
は、耐食樹脂ライニングを施工した配管を、流体注入ノ
ズル部を介して、耐食樹脂ライニングを施工しかつ接地
したタンクに結合され、上記ノズル部内に耐食導電性チ
ューブが設けられ、該チューブの一部は前記タンク内に
挿入されていることを要旨とする。
【0007】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記チューブはタンク頂部に設けたタンクノズル外
装管内に配置され、該タンクノズル外装管は前記配管に
結合され、耐食導電性孔明き板がその結合部において保
持されたことを要旨とする。
【0008】請求項3の発明は請求項1又は2の発明
で、前記タンクはタンク缶体と、これに導電性ボルトで
結合される鏡板と、該鏡板の頂部に設けたタンクノズル
外装管とから成ることを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】接地された耐食樹脂ライニングタ
ンクは、タンクノズル外装管を介して、耐食樹脂ライニ
ング配管と結合されている。上記タンクノズル外装管内
には耐食導電性チューブが設けられ、該チューブの一部
はタンク内に挿入されている。また上記タンクと配管と
の結合部において耐食導電性孔明き板を保持するように
してもよい。配管中の移送流体は導電性チューブに接触
してタンク内に注入されるので、配管中の耐食樹脂ライ
ニング層との摩擦により発生する正電荷はタンクにおい
て中性化される。この場合、上記流体が電気伝導性が悪
いものであっても、チューブに接触しない内部の部分は
耐食導電性孔明き板に接触するので、有効に静電除去を
行うことができる。
【0010】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の静電除去構造を有する耐食樹脂ライニン
グタンクの一実施例の概略構造を示し、耐食樹脂ライニ
ング17を施工した流体移送配管18と耐食樹脂ライニ
ング8を施工したタンク19とは、タンクノズル外装管
9を介して、結合されている。この結合部では、例え
ば、配管18のフランジ12とタンクノズル外装管9の
フランジ10とを耐食導電性チューブ1のフレーヤ部1
aを挟持するようにボルト21により結合するようにな
っている。
【0011】チューブ1は、例えば、導電性カーボン入
り弗素樹脂チューブで、その一部がタンク19内に挿入
される長さを有している。タンク19はタンクノズル外
装管9、鏡板11及びタンク缶体7から成り、鏡板11
とタンク缶体7とは導電性ボルト13により結合され、
かつ鏡板11とタンク缶体7との内側には耐食樹脂ライ
ニング8が施工され、タンク缶体7はアース14が接続
され接地されている。更にチューブ1は耐食樹脂ライニ
ング8と溶接されて構造的に安定化され、またタンクノ
ズル外装管9と鏡板11とは溶接され一体化されてい
る。以上の構造により、チューブ1は、鏡板11、ボル
ト13、タンク缶体7を介してアース14に電気的に接
続されているので、アース14を介して接地されてい
る。
【0012】上記タンクのノズル部の構造により配管1
8内の移送流体はタンク注入時に下記のようにほぼ完全
に静電除去を行うことができる。流体移送用の配管18
内を移送されてきた流体20はタンクノズル部に到達し
てタンク19内に入る前に耐食導電性チューブ1と接触
する。移送用配管18内で耐食樹脂ライニング17との
摩擦により発生した正電荷を保有した流体20は接地と
の電位差によりアース14側から供給された負電荷と耐
食導電性チューブ1の内側表面で中和して、電気的に中
性化してタンク19内に注入される。図2は本発明の他
の実施例で、図1の構造において、更に耐食導電性孔明
き板2を図示の如く付加してある。
【0013】図1の場合、電気伝導性の優れた流体は上
述の作用により流体内の電荷を除去することが可能であ
るが、電気伝導性の悪い流体(例えば、無機酸と有機溶
剤の混合液)にあっては、流体が電気伝導体である導電
性チューブ1に接触しない内部の部分はその保有電荷を
放出しにくい。しかしこのような流体であっても、タン
クノズル部に耐食導電性孔明き板2を配置しているの
で、タンク内に注入される流体がその内部でも電気伝導
体に接触する確率が大きくなり、全体として静電気を除
去しやすくなる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、耐
食樹脂ライニング配管から耐食樹脂タンクに注入される
流体の有する静電気をタンクのノズル部において除去で
きる。特にノズル部に耐食導電性チューブ及び又は耐食
導電性孔明き板を設ければ、電気伝導性の悪い流体で
も、ほぼ完全に静電除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面概略図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面概略図である。
【図3】従来の配管内の移送流体の静電除去構造を示す
図である。
【図4】図3の構造における耐食導電性孔明き板を示す
図である。
【符号の説明】
1 耐食導電性チューブ 2 耐食導電性孔明き板 6 溶接 7 タンク缶体 8 耐食樹脂ライニング 9 タンクノズル外装管 10 タンクノズル外装管フランジ 11 鏡板 12 流体移送管フランジ 13 導電性ボルト 14 アース 15 耐食導電性孔明き板 16 金属外装管 17 耐食樹脂ライニング 18 配管 19 タンク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐食樹脂ライニングを施工した配管が、
    流体注入ノズル部を介して、耐食樹脂ライニングを施工
    しかつ接地したタンクに結合され、上記ノズル部内に耐
    食導電性チューブが設けられ、該チューブの一部は前記
    タンク内に挿入されていることを特徴とする耐食樹脂ラ
    イニングタンクの構造。
  2. 【請求項2】 前記チューブはタンク頂部に設けたタン
    クノズル外装管内に配置され、該タンクノズル外装管は
    前記配管に結合され、耐食導電性孔明き板がその結合部
    において保持されたことを特徴とする請求項1記載の耐
    食樹脂ライニングタンクの構造。
  3. 【請求項3】 前記タンクはタンク缶体と、これに導電
    性ボルトで結合される鏡板と、該鏡板の頂部に設けたタ
    ンクノズル外装管とから成ることを特徴とする請求項1
    又は2記載の耐食樹脂ライニングタンクの構造。
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