JPH09287138A - 剪断力伝達具および柱脚補強装置 - Google Patents
剪断力伝達具および柱脚補強装置Info
- Publication number
- JPH09287138A JPH09287138A JP12395696A JP12395696A JPH09287138A JP H09287138 A JPH09287138 A JP H09287138A JP 12395696 A JP12395696 A JP 12395696A JP 12395696 A JP12395696 A JP 12395696A JP H09287138 A JPH09287138 A JP H09287138A
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- Japan
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- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 座金をアンカーボルトに嵌合させて、アンカ
ーボルトを通したベースプレートの貫通穴に圧入する場
合、座金は位置ずれが生じやすくベースプレートからア
ンカーボルトへの剪断力の伝達が困難で、またそのベー
スプレートの下に座金の落下を防止するコイルスプリン
グを配設しなければならないという課題があった。 【解決手段】 円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断
面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向か
って順次薄く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝1
a,2aおよび凸状部1b,2bを備え、その凸状部の
一端側を前記円筒表面と面一となるように先細り部1b
b,2bbに形成したものである。
ーボルトを通したベースプレートの貫通穴に圧入する場
合、座金は位置ずれが生じやすくベースプレートからア
ンカーボルトへの剪断力の伝達が困難で、またそのベー
スプレートの下に座金の落下を防止するコイルスプリン
グを配設しなければならないという課題があった。 【解決手段】 円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断
面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向か
って順次薄く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝1
a,2aおよび凸状部1b,2bを備え、その凸状部の
一端側を前記円筒表面と面一となるように先細り部1b
b,2bbに形成したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属板からなる
ベースプレートの穴に通した棒材、例えばアンカーボル
トと該穴との隙間に圧入してベースプレートからアンカ
ーボルトへ剪断力の伝達を確実ならしめて該ベースプレ
ートと一体の柱脚基部を補強する剪断力伝達具および柱
脚補強装置に関するものである。
ベースプレートの穴に通した棒材、例えばアンカーボル
トと該穴との隙間に圧入してベースプレートからアンカ
ーボルトへ剪断力の伝達を確実ならしめて該ベースプレ
ートと一体の柱脚基部を補強する剪断力伝達具および柱
脚補強装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、コンクリート打設を行うアンカ
ーフレームの斜視図であり、図において、51はコンク
リート基礎、52は端部のネジ部を外部に突出してコン
クリート基礎に据えつけたアンカーボルトであり、この
アンカーボルト52は鋼材で構成されている。53は建
造物の柱脚54の下端に直交して接合され、前記アンカ
ーボルト52の貫通穴53aを有するベースプレート、
55は貫通穴53aに通した前記アンカーボルトのネジ
部52aに螺合して前記ベースプレート53を固定する
固定部材としてのダブルナットである。
ーフレームの斜視図であり、図において、51はコンク
リート基礎、52は端部のネジ部を外部に突出してコン
クリート基礎に据えつけたアンカーボルトであり、この
アンカーボルト52は鋼材で構成されている。53は建
造物の柱脚54の下端に直交して接合され、前記アンカ
ーボルト52の貫通穴53aを有するベースプレート、
55は貫通穴53aに通した前記アンカーボルトのネジ
部52aに螺合して前記ベースプレート53を固定する
固定部材としてのダブルナットである。
【0003】上記のようなアンカーボルト52のコンク
リート基礎51に対する据えつけは、コンクリート打設
前に正確に位置決めを行っている。しかし、このアンカ
ーボルトにベースプレート53を固定した時、このベー
スプレート53とコンクリート基礎51との間に該コン
クリート基礎の施工誤差によって空間56ができる。
リート基礎51に対する据えつけは、コンクリート打設
前に正確に位置決めを行っている。しかし、このアンカ
ーボルトにベースプレート53を固定した時、このベー
スプレート53とコンクリート基礎51との間に該コン
クリート基礎の施工誤差によって空間56ができる。
【0004】このため、ベースプレート53の取り付け
固定後に空間56に、図7に示すようにコンクリート5
7を充填して柱脚の補強を行っている。しかし、このコ
ンクリートの充填作業は、コンクリートの職人が行うた
め、鉄骨の組み立て職人とは別人が行うことになる。そ
して、通常は鉄骨の組み立て職人がアンカーボルトにダ
ブルナット55を固く締めつけてベースプレート53を
固定した後にコンクリートの充填作業が行われるもので
ある。
固定後に空間56に、図7に示すようにコンクリート5
7を充填して柱脚の補強を行っている。しかし、このコ
ンクリートの充填作業は、コンクリートの職人が行うた
め、鉄骨の組み立て職人とは別人が行うことになる。そ
して、通常は鉄骨の組み立て職人がアンカーボルトにダ
ブルナット55を固く締めつけてベースプレート53を
固定した後にコンクリートの充填作業が行われるもので
ある。
【0005】また、上記ベースプレートは、2個以上の
アンカーボルトによって固定されるため、ベースプレー
トにはアンカーボルトの取付穴が所定位置に複数形成さ
れている。ところが、アンカーボルトは柱脚の応力伝達
の媒体として引張力、剪断力を負担するため、その据え
付け精度は、アンカーボルトの平面的な位置およびその
長さ方向の垂直度が厳しく要求される。そのため、アン
カーボルトの据え付け精度の許容差を出すために、ベー
スプレートの取り付け穴の径はアンカーボルトの径より
大径に形成してある。
アンカーボルトによって固定されるため、ベースプレー
トにはアンカーボルトの取付穴が所定位置に複数形成さ
れている。ところが、アンカーボルトは柱脚の応力伝達
の媒体として引張力、剪断力を負担するため、その据え
付け精度は、アンカーボルトの平面的な位置およびその
長さ方向の垂直度が厳しく要求される。そのため、アン
カーボルトの据え付け精度の許容差を出すために、ベー
スプレートの取り付け穴の径はアンカーボルトの径より
大径に形成してある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の柱脚補強装置は
上記のように構成されているので、ベースプレートの取
り付け穴の径に対するアンカーボルトの径が小さいた
め、ベースプレートに座金を溶接固定して補強しなけれ
ばならず、この溶接作業に手間がかかり、また、取り付
け強度が十分に得られない。
上記のように構成されているので、ベースプレートの取
り付け穴の径に対するアンカーボルトの径が小さいた
め、ベースプレートに座金を溶接固定して補強しなけれ
ばならず、この溶接作業に手間がかかり、また、取り付
け強度が十分に得られない。
【0007】そこで、図8に示すように、中心に対して
偏心した円穴61aを有する横ずれ防止具としての座金
61を、ベースプレート53にクリアランスを持って開
けられた円穴53a内に挿通したアンカーボルト52に
嵌め込み、アンカーボルトの誤差を吸収して該円穴内に
落とし込み、ベースプレート53のアンカーボルト52
に対する位置の調整を行なっている。
偏心した円穴61aを有する横ずれ防止具としての座金
61を、ベースプレート53にクリアランスを持って開
けられた円穴53a内に挿通したアンカーボルト52に
嵌め込み、アンカーボルトの誤差を吸収して該円穴内に
落とし込み、ベースプレート53のアンカーボルト52
に対する位置の調整を行なっている。
【0008】ところが、座金61とアンカーボルト52
との間には、隙間62があるため、図8(a)の状態に
おいて、地震等で矢印方向に水平方向の力が加わると、
図8(b)の状態に位置ずれする。また、図9に示すよ
うに、大小2つの偏心座金61、63を組み合せてアン
カーボルト52に嵌合させることにより、上記のような
位置ずれを少なくすることができるが、座金間、ベース
プレートとの穴壁と座金間、アンカーボルトと座金間に
それぞれ隙間が例えば0.5mmあるため、図10に示
すように低荷重(地震等による水平方向の力)において
横ずれδが大きい。
との間には、隙間62があるため、図8(a)の状態に
おいて、地震等で矢印方向に水平方向の力が加わると、
図8(b)の状態に位置ずれする。また、図9に示すよ
うに、大小2つの偏心座金61、63を組み合せてアン
カーボルト52に嵌合させることにより、上記のような
位置ずれを少なくすることができるが、座金間、ベース
プレートとの穴壁と座金間、アンカーボルトと座金間に
それぞれ隙間が例えば0.5mmあるため、図10に示
すように低荷重(地震等による水平方向の力)において
横ずれδが大きい。
【0009】また、前記のように、座金61とアンカー
ボルト52との間に隙間があるのでベースプレート53
からアンカーボルト52へ剪断力が確実に伝達されず、
しかも前記したように、ベースプレート53とコンクリ
ート基礎51との間に空間56があるため、座金61は
図11に示すように、空間56内に落下する恐れがあ
り、これを防止するために図12に示すように、落下防
止部材としてコイルスプリング64をアンカーボルト5
2に予め嵌め込んでおくことが必要である。
ボルト52との間に隙間があるのでベースプレート53
からアンカーボルト52へ剪断力が確実に伝達されず、
しかも前記したように、ベースプレート53とコンクリ
ート基礎51との間に空間56があるため、座金61は
図11に示すように、空間56内に落下する恐れがあ
り、これを防止するために図12に示すように、落下防
止部材としてコイルスプリング64をアンカーボルト5
2に予め嵌め込んでおくことが必要である。
【0010】このように構成すれば、座金61は落下す
ることがなく、またアンカーボルト52のネジ部にねじ
込んだダブルナット55で座金61がベースプレート5
3の円穴53aに侵入するに従い、コイルスプリング6
4は圧縮されて縮むので、座金の侵入にはなんらの不都
合もない。しかし、特別に落下防止部材としてコイルス
プリング64を必要とし、構成部品数の増加によって作
業効率も低下し、かつ高価となるとの課題があった。
ることがなく、またアンカーボルト52のネジ部にねじ
込んだダブルナット55で座金61がベースプレート5
3の円穴53aに侵入するに従い、コイルスプリング6
4は圧縮されて縮むので、座金の侵入にはなんらの不都
合もない。しかし、特別に落下防止部材としてコイルス
プリング64を必要とし、構成部品数の増加によって作
業効率も低下し、かつ高価となるとの課題があった。
【0011】この発明は上記のような従来の課題を解決
するためになされたもので、特別に落下防止部材を用い
ることなく、容易にかつ強固にベースプレートの貫通穴
に圧入することのできる剪断力伝達具および柱脚補強装
置を得ることを目的とする。
するためになされたもので、特別に落下防止部材を用い
ることなく、容易にかつ強固にベースプレートの貫通穴
に圧入することのできる剪断力伝達具および柱脚補強装
置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る剪断力伝達具は、円筒の一部を軸線と平行に欠除して
横断面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口端に
向かって順次薄く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に
溝および凸状部を備え、その凸状部の一端側を前記円筒
表面と面一となるように先細り部に形成したものであ
る。
る剪断力伝達具は、円筒の一部を軸線と平行に欠除して
横断面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口端に
向かって順次薄く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に
溝および凸状部を備え、その凸状部の一端側を前記円筒
表面と面一となるように先細り部に形成したものであ
る。
【0013】請求項2記載の発明に係る柱脚補強装置
は、一端側のネジ部を残してコンクリート基礎に埋設さ
れたアンカーボルトと、柱脚の一端に直交して接合さ
れ、前記アンカーボルトの貫通穴を有するベースプレー
トと、前記アンカーボルトに嵌合させて該アンカーボル
トと前記貫通穴との間の隙間に圧入する剪断力伝達部材
と、前記貫通穴に通したアンカーボルトのネジ部に螺合
して前記剪断力伝達部材を圧入する固定部材とを備え、
前記剪断力伝達部材は、円筒の一部を軸線と平行に欠除
して横断面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口
端に向かって順次薄く形成し、かつ外周面に軸線と平行
に溝および凸状部を備え、その凸状部の一端側を前記円
筒表面と面一となるように先細り部に形成したものであ
る。
は、一端側のネジ部を残してコンクリート基礎に埋設さ
れたアンカーボルトと、柱脚の一端に直交して接合さ
れ、前記アンカーボルトの貫通穴を有するベースプレー
トと、前記アンカーボルトに嵌合させて該アンカーボル
トと前記貫通穴との間の隙間に圧入する剪断力伝達部材
と、前記貫通穴に通したアンカーボルトのネジ部に螺合
して前記剪断力伝達部材を圧入する固定部材とを備え、
前記剪断力伝達部材は、円筒の一部を軸線と平行に欠除
して横断面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口
端に向かって順次薄く形成し、かつ外周面に軸線と平行
に溝および凸状部を備え、その凸状部の一端側を前記円
筒表面と面一となるように先細り部に形成したものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。図1はこの発
明の剪断力伝達部材としての互いの嵌合する大小2つの
C字型リング(以下、座金と称する)1、2を示す正面
図であり、図2はその斜視図である。この各座金1、2
は円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断面C字状と
し、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄
く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝1a,2aお
よび凸状部1b,2bを備え、その凸状部の前記剪断力
伝達部材の圧入側を先細り部1bb,2bbに夫々形成
した構成である。
明の実施の形態について詳細に説明する。図1はこの発
明の剪断力伝達部材としての互いの嵌合する大小2つの
C字型リング(以下、座金と称する)1、2を示す正面
図であり、図2はその斜視図である。この各座金1、2
は円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断面C字状と
し、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄
く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝1a,2aお
よび凸状部1b,2bを備え、その凸状部の前記剪断力
伝達部材の圧入側を先細り部1bb,2bbに夫々形成
した構成である。
【0015】図3は上記構成の座金1、2をアンカーボ
ルト3に組付けた状態を示すもので、その組付け時、圧
入により座金1は矢印方向に変形されて径が小さくさ
れ、その外周面の溝1aが少し押し広げられた状態でア
ンカーボルト3に組付けられ、同様に座金2は径が小さ
くされ、その外周面の溝2aが少し押し広げられた状態
で座金1に組付けられる。このため、座金1、2は組付
け後、アンカーボルト3との隙間がなくなり、ベースプ
レート4からアンカーボルト3への剪断力が確実に伝達
される。なお、矢印a方向の外力が加わっても矢印方向
に回動位置ずれすることが少なく、図4に示すように、
低荷重時における横ずれδが少なく。横ずれδに対する
荷重Qの理想的な特性Cが得られる。
ルト3に組付けた状態を示すもので、その組付け時、圧
入により座金1は矢印方向に変形されて径が小さくさ
れ、その外周面の溝1aが少し押し広げられた状態でア
ンカーボルト3に組付けられ、同様に座金2は径が小さ
くされ、その外周面の溝2aが少し押し広げられた状態
で座金1に組付けられる。このため、座金1、2は組付
け後、アンカーボルト3との隙間がなくなり、ベースプ
レート4からアンカーボルト3への剪断力が確実に伝達
される。なお、矢印a方向の外力が加わっても矢印方向
に回動位置ずれすることが少なく、図4に示すように、
低荷重時における横ずれδが少なく。横ずれδに対する
荷重Qの理想的な特性Cが得られる。
【0016】図5は上記リンク1、2の適用したこの発
明の柱脚補強装置の組付け過程を示すもので、まず、図
5(a)のように、ベースプレート4の円穴4aに通し
たアンカーボルト3に座金1、2を組付けると、この座
金1、2は周面に突出形成された凸状部1b,2bの先
細り部1bb,2bbは円穴4aに入るが、その凸状部
によって以後の落下が防止される。
明の柱脚補強装置の組付け過程を示すもので、まず、図
5(a)のように、ベースプレート4の円穴4aに通し
たアンカーボルト3に座金1、2を組付けると、この座
金1、2は周面に突出形成された凸状部1b,2bの先
細り部1bb,2bbは円穴4aに入るが、その凸状部
によって以後の落下が防止される。
【0017】この状態でアンカーボルト3のネジ部3a
に螺合した固定部材としてのナット5を締めつけ方向に
回すと、図5(b)に示すように、進行するナット5で
小径座金2を大径座金1の中に圧入する。この圧入によ
って、大小座金1、2が一体化した後は、図5(c)に
示すように、大座金1が小座金2を介して圧入力を受け
て、周面の凸状部1bで円穴周面を削りながら円穴4a
に圧入し、図5(d)に示す規定位置まで移行し、アン
カーボルト3とベースプレート4を強固に一体化するこ
とができる。
に螺合した固定部材としてのナット5を締めつけ方向に
回すと、図5(b)に示すように、進行するナット5で
小径座金2を大径座金1の中に圧入する。この圧入によ
って、大小座金1、2が一体化した後は、図5(c)に
示すように、大座金1が小座金2を介して圧入力を受け
て、周面の凸状部1bで円穴周面を削りながら円穴4a
に圧入し、図5(d)に示す規定位置まで移行し、アン
カーボルト3とベースプレート4を強固に一体化するこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断面C字状と
し、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄
く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝および凸状部
を備え、その凸状部の一端側を前記円筒表面と面一とな
るように先細り部に形成して2は剪断力伝達具を構成し
たので、穴に対する圧入が容易であり、ベースプレート
からアンカーボルトへの剪断力の伝達が確実になされ、
かつその圧入時に凸状部が穴周面に食い込んで強固に取
りつけることができる効果がある。
ば、円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断面C字状と
し、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄
く形成し、かつ、外周面に軸線と平行に溝および凸状部
を備え、その凸状部の一端側を前記円筒表面と面一とな
るように先細り部に形成して2は剪断力伝達具を構成し
たので、穴に対する圧入が容易であり、ベースプレート
からアンカーボルトへの剪断力の伝達が確実になされ、
かつその圧入時に凸状部が穴周面に食い込んで強固に取
りつけることができる効果がある。
【0019】請求項2記載の発明によれば、一端側のネ
ジ部を残してコンクリート基礎に埋設されたアンカーボ
ルトと、柱脚の一端に直交して接合され、前記アンカー
ボルトの貫通穴を有するベースプレートとを備え、前記
貫通穴に通したアンカーボルトのネジ部に螺合した固定
部材により押圧されて該アンカーボルトと前記穴との間
の隙間に圧入する2は剪断力伝達部材を、円筒の一部を
軸線と平行に欠除して横断面C字状とし、このC字状両
側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄く形成し、かつ外
周面に軸線と平行に溝および凸状部を備え、その凸状部
の一端側を前記円筒表面と面一となるように先細り部に
形成して構成したので、アンカーボルトに組付けたとき
のずれが少なくベースプレートからアンカーボルトへの
剪断力の伝達が確実になされ、しかもその組付け時に特
別に落下防止部材を用いなくても、ベースプレートとコ
ンクリート基礎との間の空間に剪断力伝達部材が落下す
ることを防止できる。
ジ部を残してコンクリート基礎に埋設されたアンカーボ
ルトと、柱脚の一端に直交して接合され、前記アンカー
ボルトの貫通穴を有するベースプレートとを備え、前記
貫通穴に通したアンカーボルトのネジ部に螺合した固定
部材により押圧されて該アンカーボルトと前記穴との間
の隙間に圧入する2は剪断力伝達部材を、円筒の一部を
軸線と平行に欠除して横断面C字状とし、このC字状両
側辺の肉厚を開口端に向かって順次薄く形成し、かつ外
周面に軸線と平行に溝および凸状部を備え、その凸状部
の一端側を前記円筒表面と面一となるように先細り部に
形成して構成したので、アンカーボルトに組付けたとき
のずれが少なくベースプレートからアンカーボルトへの
剪断力の伝達が確実になされ、しかもその組付け時に特
別に落下防止部材を用いなくても、ベースプレートとコ
ンクリート基礎との間の空間に剪断力伝達部材が落下す
ることを防止できる。
【0020】また、落下防止部材を不要としたことによ
り、使用部品点数が少なくなり、それだけ組付け作業性
が向上するとともに装置の低廉化を図ることができる等
の効果がある。
り、使用部品点数が少なくなり、それだけ組付け作業性
が向上するとともに装置の低廉化を図ることができる等
の効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態による剪断力伝達部材
を示す平面図である。
を示す平面図である。
【図2】 図1の剪断力伝達部材を示す斜視図である。
【図3】 図1の剪断力伝達部材をアンカーボルトに組
付けた状態の平面図である。
付けた状態の平面図である。
【図4】 図1の剪断力伝達部材の組付け状態における
横ずれ対荷重の特性図である。
横ずれ対荷重の特性図である。
【図5】 図1の剪断力伝達部材の組付け工程を示す説
明図である。
明図である。
【図6】 アンカーボルトを据えつけたコンクリート基
礎の斜視図である。
礎の斜視図である。
【図7】 ベースプレートをアンカーボルトに組付けた
状態要部拡大の側面図である。
状態要部拡大の側面図である。
【図8】 アンカーボルトに組付けた剪断力伝達部材の
位置ずれ説明図である。
位置ずれ説明図である。
【図9】 アンカーボルトに組付けた状態の他の剪断力
伝達部材の平面図である。
伝達部材の平面図である。
【図10】 従来の剪断力伝達部材の組付け状態におけ
る横ずれ対荷重の特性図である。
る横ずれ対荷重の特性図である。
【図11】 剪断力伝達部材のベースプレート穴への組
付け状態説明図である。
付け状態説明図である。
【図12】 剪断力伝達部材の下に落下防止部材を配設
したベースプレート部の横断面図である。
したベースプレート部の横断面図である。
1、2 座金(剪断力伝達具) 1a,2a 溝 1b,2b 凸状部 1bb,2bb 先細り部 3 アンカーボルト 3a ネジ部 4 ベースプレート 4a 貫通穴 5 ナット(固定部材) 51 コンクリート基礎 54 柱脚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾形 素臣 千葉県松戸市上矢切1413−2 (72)発明者 鈴木 英次 千葉県流山市駒木129番地の9 (72)発明者 高橋 正一 東京都千代田区大手町2丁目6番2号壽工 業株式会社内 (72)発明者 加藤 正之 東京都新宿区高田馬場1丁目3番13号株式 会社加藤正之建築研究所内
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒の一部を軸線と平行に欠除して横断
面C字状とし、このC字状両側辺の肉厚を開口端に向か
って順次薄く形成し、かつ外周面に軸線と平行に溝およ
び凸状部を備え、その凸状部の一端側を前記円筒表面と
面一となるように先細り部に形成したことを特徴とする
剪断力伝達具。 - 【請求項2】 一端側のネジ部を残してコンクリート基
礎に埋設されたアンカーボルトと、柱脚の一端に直交し
て接合され、前記アンカーボルトの貫通穴を有するベー
スプレートと、前記アンカーボルトに嵌合させて該アン
カーボルトと前記貫通穴との間の隙間に圧入する剪断力
伝達部材と、前記貫通穴に通したアンカーボルトのネジ
部に螺合して前記剪断力伝達部材を圧入する固定部材と
を備え、前記剪断力伝達部材は、円筒の一部を軸線と平
行に欠除して横断面C字状とし、このC字状両側辺の肉
厚を開口端に向かって順次薄く形成し、かつ、外周面に
軸線と平行に溝および凸状部を備え、その凸状部の一端
側を前記円筒表面と面一となるように先細り部に形成し
たことを特徴とする柱脚補強装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12395696A JPH09287138A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 剪断力伝達具および柱脚補強装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12395696A JPH09287138A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 剪断力伝達具および柱脚補強装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287138A true JPH09287138A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14873514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12395696A Pending JPH09287138A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 剪断力伝達具および柱脚補強装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09287138A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012167523A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-06 | Ichiro Matsukura | アンカーボルトの固定具 |
| JP2012193850A (ja) * | 2012-04-18 | 2012-10-11 | Fuso Kiko Kk | ベースプレート設置構造とその施工方法 |
| JP2017031737A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | 株式会社三和金属工業所 | 貫通孔内残隙除去用の金属製フィラー |
| US12275452B1 (en) | 2023-10-16 | 2025-04-15 | Federal-Mogul Motorparts Llc | Joint mounting kit |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP12395696A patent/JPH09287138A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012167523A (ja) * | 2011-02-17 | 2012-09-06 | Ichiro Matsukura | アンカーボルトの固定具 |
| JP2012193850A (ja) * | 2012-04-18 | 2012-10-11 | Fuso Kiko Kk | ベースプレート設置構造とその施工方法 |
| JP2017031737A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | 株式会社三和金属工業所 | 貫通孔内残隙除去用の金属製フィラー |
| US12275452B1 (en) | 2023-10-16 | 2025-04-15 | Federal-Mogul Motorparts Llc | Joint mounting kit |
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