JPH09287624A - クラッチ制御装置 - Google Patents

クラッチ制御装置

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JPH09287624A
JPH09287624A JP9015289A JP1528997A JPH09287624A JP H09287624 A JPH09287624 A JP H09287624A JP 9015289 A JP9015289 A JP 9015289A JP 1528997 A JP1528997 A JP 1528997A JP H09287624 A JPH09287624 A JP H09287624A
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JP
Japan
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solenoid valve
clutch
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current
energization
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Application number
JP9015289A
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English (en)
Inventor
Sadao Takeshima
貞郎 竹島
Akimitsu Ebina
昭光 蝦名
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両発進待機中の比例電磁弁の断線に対し、
クラッチ接となってしまうことを確実に回避し、エンス
トが生じないようにする。 【解決手段】 CPU8からの通電指示値(指示電圧)
を指示電圧判定部12にて監視する。比例電磁弁4のコ
イル4aに流れる実電流を電流零判定部13にて監視す
る。車両発進待機中、クラッチが半クラッチ待機状態と
なっている時、コイル4aが断線したとする。この場
合、電流零判定部13において、コイル4aに流れる実
電流が零であるという判定結果が即座に得られる。アン
ド回路14は、通電指示が出されている旨の判定結果を
受けており、電流零判定部13からの判定結果を受け
て、駆動回路11に対して駆動指令を出す。これによ
り、非常用電磁弁5への通電が直ちに行われ、クラッチ
が接側に移動する前に断とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、機械式自動変速
システムに用いて好適なクラッチ制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の機械式自動変速シス
テムにおいては、車両の運転状態に応じて走行段を決定
し、この決定した走行段への制御指令をクラッチに付設
したクラッチアクチュエータおよびギヤシフトユニット
へ与え、クラッチの断接動作とギヤシフトユニットのギ
ヤシフト動作とを制御することによって、トランスミッ
ションの変速段を自動的に切り替えるようにしている。
この機械式自動変速システムでは、エンジンを作動させ
かつギヤを投入した状態でブレーキをかけて車両発進待
機しているときは、空気圧比例電磁弁への通電を行って
クラッチアクチュエータを作動させ、クラッチを半クラ
ッチ待機状態としているものがある。このような例は、
実開平3−35824号「車両用自動変速装置」に開示
されており、たとえば、同公報の明細書第17頁9行〜
第18頁9行に半クラッチ状態の説明がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の機械式自動変速システムによれば、車両発進
待機中に、空気圧比例電磁弁(以下、単に比例電磁弁と
呼ぶ)が断線すると、エンストが生じる虞れがある。す
なわち、比例電磁弁が断線すると、この比例電磁弁の排
気ポートが開き放しになり、クラッチアクチュエータの
作動空気圧が低下してパワーピストンが押し戻され、半
クラッチ待機状態からクラッチ接となる。この場合、ク
ラッチは半クラッチ状態から急にクラッチ接の状態に切
り替わるため、エンストが生じることになる。
【0004】これを回避する方法として、非常用の電磁
弁(以下、非常用電磁弁と呼ぶ)を設け、クラッチスト
ロークセンサにより検知されるクラッチ位置に基づき、
このクラッチ位置が車両発進待機中大きく接方向へ変化
した場合に、非常用電磁弁を作動させてクラッチアクチ
ュエータに作動空気圧を供給し、クラッチを断とするこ
とが考えられる。しかしながら、この方法では、クラッ
チ位置の変化に基づいて比例電磁弁の断線を検知するよ
うにしているため、その断線検知タイミングが遅く、非
常用電磁弁を作動させても、クラッチ接となってしまう
ことを回避することができない。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、車両発進待
機中の比例電磁弁の断線に対し、クラッチ接となってし
まうことを確実に回避し、エンストが生じないようにす
ることのできるクラッチ制御装置を提供することある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、第1の
電磁弁(比例電磁弁)への通電指示が出されているにも
拘らずこの第1の電磁弁に対して通電が行われない場
合、第2の電磁弁(非常用電磁弁)への通電を行ってク
ラッチアクチュエータを作動させ、クラッチを断とする
ようにしたものである。
【0007】この第1発明によれば、車両発進待機中、
クラッチが半クラッチ待機状態となっている時、第1の
電磁弁が断線すると、これが「第1の電磁弁への通電指
示を出しているにも拘らずこの第1の電磁弁に対して通
電が行われない状態」として短時間で検出され、第2の
電磁弁への通電が直ちに行われてクラッチアクチュエー
タが作動し、クラッチが接側に移動する前に断とされ
る。
【0008】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
の電磁弁(比例電磁弁)への通電指示値を監視する通電
指示値監視手段と、第1の電磁弁に流れる実電流を監視
する実電流監視手段とを設け、通電指示値監視手段にお
いて所定値を越える通電指示値があるにも拘らず、実電
流監視手段により監視される実電流が零である場合、第
2の電磁弁(非常用電磁弁)への通電を行ってクラッチ
アクチュエータを作動させ、クラッチを断とするように
したものである。
【0009】この第2発明によれば、車両発進待機中、
クラッチが半クラッチ待機状態となっている時、第1の
電磁弁が断線すると、これが「第1の電磁弁への通電指
示値が所定値を越えているにも拘らず第1の電磁弁に流
れる実電流が零である状態」として短時間で検出され、
第2の電磁弁への通電が直ちに行われてクラッチアクチ
ュエータが作動し、クラッチが接側に移動する前に断と
される。
【0010】第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
の電磁弁(比例電磁弁)への通電指示値を所定量遅れた
タイミングで監視する通電指示値監視手段と、第1の電
磁弁に流れる実電流を監視する実電流監視手段とを設
け、通電指示値監視手段において所定値を越える通電指
示値があるにも拘らず、実電流監視手段により監視され
る実電流が零である場合、第2の電磁弁(非常用電磁
弁)への通電を行ってクラッチアクチュエータを作動さ
せ、クラッチを断とするようにしたものである。
【0011】この第3発明によれば、車両発進待機中、
クラッチが半クラッチ待機状態となっている時、第1の
電磁弁が断線すると、これが「第1の電磁弁への通電指
示値が所定値を越えているにも拘らず第1の電磁弁に流
れる実電流が零である状態」として短時間で検出され、
第2の電磁弁への通電が直ちに行われてクラッチアクチ
ュエータが作動し、クラッチが接側に移動する前に断と
される。この場合、第1の電磁弁への通電指示値を所定
量遅れて監視することにより、第1の電磁弁への通電指
示値の監視タイミングとこの通電指示値に応じて第1の
電磁弁に流れる実電流との監視タイミングとの時間差を
なくすことが可能となる。
【0012】第4発明(請求項4に係る発明)は、第1
の電磁弁(比例電磁弁)にオフセット電流が流れるよう
にするオフセット電流供給手段と、第1の電磁弁を流れ
る実電流を監視する実電流監視手段とを設け、第1の電
磁弁への通電指示が出されているにも拘わらず、実電流
監視手段により監視される実電流がオフセット電流以下
である場合、第2の電磁弁(非常用電磁弁)への通電を
行ってクラッチアクチュエータを作動させ、クラッチを
断とするようにしたものである。
【0013】この第4発明によれば、車両発進待機中、
クラッチが半クラッチ待機状態となっている時、第1の
電磁弁が断線すると、これが「第1の電磁弁への通電指
示が出されているにも拘わらず、実電流監視手段により
監視される実電流がオフセット電流以下である状態」と
して短時間で検出され、第2の電磁弁への通電が直ちに
行われてクラッチアクチュエータが作動し、クラッチが
接側に移動する前に断とされる。この場合、電圧判定部
のような部品を用いなくても、断線検出をすることがで
きる。
【0014】第5発明(請求項5に係る発明)は、第4
発明において、通電指示時のみオフセット電流を第1の
電磁弁に供給するようにしたものである。この第5発明
によれば、オフセット電流を通電指示時のみ第1の電磁
弁に供給するようにしたため、通常休止状態では不要な
電流が流れないようにすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
き詳細に説明する。図2はこの発明を適用してなる機械
式自動変速システムの要部を示す図である。同図におい
て、1はクラッチレバー、2はクラッチレバー1に接続
されたリンク機構2bを介してパワーピストン2aに接
続されかつクラッチレバー1の動作にリンクして作動す
るクラッチアクチュエータ、3はリンク機構2bの近辺
に配置されてクラッチストロークを検出するクラッチス
トロークセンサ、4は比例電磁弁、5は非常用電磁弁、
6はダブルチェックバルブ、7はエアタンクである。
【0016】そして、パワーピストン2aの図2の左方
向への移動によって、クラッチレバー1が支点1aを中
心として反時計方向へ回転し、クラッチが断とされる。
パワーピストン2aの図2の右方向への移動によって、
クラッチレバー1が支点1aを中心として時計方向へ回
転し、クラッチが接とされる。
【0017】〔実施の形態1〕図1は、比例電磁弁4お
よび非常用電磁弁5に対する制御回路の要部を示すブロ
ック図(第1の実施の形態)である。同図において、8
はCPU、9はCPU8からの通電指示値をPID演算
するPID演算部、10は比例電磁弁4に対して設けら
れた駆動回路、11は非常用電磁弁5に対して設けられ
た駆動回路、Tr1,Tr2はトランジスタ、R1は電
流検出センサとして用いられる抵抗、D1はフライホイ
ールダイオード、4aは比例電磁弁4のコイル、5aは
非常用電磁弁5のコイルである。
【0018】12は、CPU8から送出される通電指示
値(指示電圧)を監視し、この指示電圧が所定値以上で
あるか否かを判定する指示電圧判定部、13は、コイル
4aに流れる実電流(フィードバック電流)を監視しこ
の実電流が零であるか否かを判定する電流零判定部、1
4は指示電圧判定部12での判定結果と電流零判定部1
3での判定結果とを入力とするアンド回路である。
【0019】〔発進待機中の動作(正常時)〕エンジン
を作動させギヤを投入しての車両発進待機中、CPU8
は、クラッチを半クラッチ待機状態とすべく、所定の通
電指示値をPID演算部9へ送る。PID演算部9は、
このCPU8からの通電指示値をPID演算し、その通
電指示値に応じたPID信号を駆動回路10へ送る。駆
動回路10は、このPID演算部9からのPID信号に
基づいてトランジスタTr1をオン/オフ駆動し、比例
電磁弁4のコイル4aにCPU8からの通電指示値に応
じた値の電流を供給する。
【0020】これにより、比例電磁弁4がそのコイル4
aに流れる電流値に応じた開度とされ、エアタンク7か
らの圧縮空気が比例電磁弁4を介してダブルチェックバ
ルブ6へ与えられる。このとき、非常用電磁弁5は閉じ
た状態にあり、非常用電磁弁5からのダブルチェックバ
ルブ6への圧縮空気圧よりも比例電磁弁4からの圧縮空
気圧が大きいことから、比例電磁弁4からの圧縮空気が
クラッチアクチュエータ2へ供給される。これにより、
クラッチアクチュエータ2のパワーピストン2aが左方
向移動し、クラッチレバー1が支点1aを中心として反
時計方向へ回転する。そして、パワーピストン2aがク
ラッチアクチュエータ2への圧縮空気圧に応じた位置に
停止し、これによって図示しないクラッチが半クラッチ
待機状態とされる。
【0021】〔発進待機中の動作(異常時)〕車両発進
待機中、クラッチが半クラッチ待機状態となっている
時、図1に示される比例電磁弁4のコイル4aが断線し
たとする。この場合、電流零判定部13において、コイ
ル4aに流れる実電流が零であるという判定結果が即座
に得られる。この判定結果はアンド回路14へ与えられ
る。
【0022】一方、CPU8からは、クラッチを半クラ
ッチ待機状態とすべく、所定の通電指示値がPID演算
部9へ出されている。指示電圧判定部12は、このCP
U8からの通電指示値(指示電圧)を監視しており、こ
の指示電圧が所定値以上である場合、通電指示が出され
ている旨の判定結果をアンド回路14へ与える。
【0023】ここで、指示電圧判定部12において、C
PU8からの指示電圧と比較する所定値は、クラッチを
半クラッチ待機状態とし得る指示電圧よりも低い値とし
て定められている。CPU8からの指示電圧が大きくな
る程、クラッチは断方向となり、CPU8からの指示電
圧が小さくなる程、クラッチは接方向となる。したがっ
て、車両発進待機中、CPU8から半クラッチ待機状態
とする指示電圧が出されれば、通電指示が出されている
旨の判定結果が指示電圧判定部12よりアンド回路14
へ与えられる。
【0024】これにより、アンド回路14には、指示電
圧判定部12からの通電指示が出されている旨の判定結
果と、電流零判定部13からのコイル4aに流れる実電
流が零であるという判定結果とが同時に与えられること
になる。この両判定結果を受けて、アンド回路14は、
駆動回路11に対して非常用電磁弁5への駆動指令を出
す。駆動回路11は、このアンド回路14からの駆動指
令を受けて、トランジスタTr2がオン駆動され、非常
用電磁弁5のコイル5aに電流を流す。このコイル5a
への通電によって非常用電磁弁5が開き、エアタンク7
からの圧縮空気が非常用電磁弁5を介してダブルチェッ
クバルブ6へ与えられる。
【0025】この時、比例電磁弁4のコイル4aは断線
状態にあり、比例電磁弁4からのダブルチェックバルブ
6への圧縮空気圧よりも非常用電磁弁5からの圧縮空気
圧の方が大きくなることから、非常用電磁弁5からの圧
縮空気がクラッチアクチュエータ2へ供給される。これ
により、クラッチアクチュエータ2のパワーピストン2
aが左方向へ移動し、クラッチレバー1が支点1aを中
心として反時計方向へ回転し、クラッチが接側に移動す
る前に断とされる。
【0026】すなわち、この実施の形態によれば、車両
発進待機中、クラッチが半クラッチ待機状態となってい
る時、比例電磁弁4のコイル4aが断線すると、これが
「比例電磁弁4への通電指示を出しているにも拘らず比
例電磁弁4に対して通電が行われない状態」として短時
間で検出され、非常用電磁弁5への通電が直ちに行われ
てクラッチアクチュエータ2が作動するので、クラッチ
が接側に移動する前に断とされるものとなり、クラッチ
接となってしまうことが確実に回避され、エンストが生
じないものとなる。
【0027】なお、この実施の形態において、CPU8
は、アンド回路14からの駆動回路11に対する非常用
電磁弁5への駆動指令を監視し、非常用電磁弁5への駆
動指令が出された後、駆動回路11を介して非常用電磁
弁5への通電を制御し、非常用電磁弁5を比例電磁弁4
の代わりとしてクラッチの制御を行う。
【0028】〔実施の形態2〕図3は比例電磁弁4およ
び非常用電磁弁5に対する制御回路の要部を示すブロッ
ク図(第2の実施の形態)である。同図において、図1
と同一符号は同一或いは同等構成要素を示し、その説明
は省略する。この実施の形態では、PID演算部9と駆
動回路10との間にS−H回路15を、指示電圧判定部
12の前段にディレイ回路16を、アンド回路14と駆
動回路11との間にフリップ・フロップ回路17を設け
ている。
【0029】S−H回路15は、PID演算部9からの
PID信号をその通電指示値に応じたデューティ比のパ
ルス信号に変換し、駆動回路10へ与える。ディレイ回
路16はCPU8からの通電指示値(指示電圧)を所定
量遅れたタイミングで指示電圧判定部12へ与える。フ
リップ・フロップ回路17はアンド回路14からの駆動
回路11に対する非常用電磁弁5への駆動指令を保持す
る。
【0030】なお、S−H回路15へは、指示電圧判定
部12からのアンド回路14への判定結果が分岐して与
えられ、これが通電指示が出されている旨の判定結果で
あれば、駆動回路10へのパルス信号の「L」レベルを
所定量アップする。
【0031】また、ディレイ回路16は、CPU8から
のPID演算部9への通電指示値の監視タイミングとこ
の通電指示値に応じて比例電磁弁4に流れる実電流の監
視タイミングとの時間差をなくすために設けられてお
り、その遅延量はPID演算部9,S−H回路15,駆
動回路10,トランジスタTr1による比例電磁弁4へ
の通電指示の遅れ量に応じて定めている。
【0032】〔発進待機中の動作(正常時)〕エンジン
を作動させかつギヤを投入しての車両発進待機中、CP
U8は、クラッチを半クラッチ待機状態とすべく、所定
の通電指示値をPID演算部9へ送る。PID演算部9
は、このCPU8からの通電指示値をPID演算し、そ
の通電指示値に応じたPID信号をS−H回路15へ送
る。S−H回路15は、PID演算部9からのPID信
号をその通電指示値に応じたデューティ比のパルス信号
に変換し、駆動回路10へ与える。駆動回路10は、こ
のS−H回路15からのパルス信号に基づいてトランジ
スタTr1をオン/オフ駆動し、比例電磁弁4のコイル
4aにCPU8からの通電指示値に応じた値の電流を供
給する。
【0033】これにより、比例電磁弁4がそのコイル4
aに流れる電流値に応ずる開度とされ、エアタンク7か
らの圧縮空気が比例電磁弁4を介してダブルチェックバ
ルブ6へ与えられ、クラッチアクチュエータ2が作動し
て、クラッチが半クラッチ待機状態とされる。
【0034】〔発進待機中の動作(異常時)〕車両発進
待機中、クラッチが半クラッチ待機状態となっている
時、比例電磁弁4のコイル4aが断線したとする。この
場合、電流零判定部13において、コイル4aに流れる
実電流が零であるという判定結果が即座に得られる。こ
の判定結果はアンド回路14へ与えられる。
【0035】一方、CPU8からは、クラッチを半クラ
ッチ待機状態とすべく、所定の通電指示値がPID演算
部9へ出されている。このCPU8からのPID演算部
9への通電指示値(指示電圧)は、ディレイ回路16を
介し、所定量遅れたタイミングで指示電圧判定部12へ
与えられる。指示電圧判定部12は、ディレイ回路16
を介して与えられる指示電圧と所定値とを比較し、指示
電圧が所定値以上であることから、通電指示が出されて
いる旨の判定結果をアンド回路14へ与える。
【0036】これにより、アンド回路14には、指示電
圧判定部12からの通電指示が出されている旨の判定結
果と、その通電指示に応ずる実電流が零であるという電
流零判定部13からの判定結果とが同時に与えられるも
のとなる。この両判定結果を受けて、アンド回路14
は、フリップ・フロップ回路17に対して非常用電磁弁
5への駆動指令を出す。フリップ・フロップ回路17
は、このアンド回路14からの駆動指令を受けて、セッ
ト状態となり、そのQ出力を「H」レベルとする。
【0037】このフリップ・フロップ回路17の「H」
レベルのQ出力は駆動回路11へ与えられる。駆動回路
11は、このフリップ・フロップ回路17の「H」レベ
ルのQ出力を受けて、トランジスタTr2をオン駆動
し、非常用電磁弁5のコイル5aに電流を流す。このコ
イル5aへの通電によって非常用電磁弁5が開き、エア
タンク7からの圧縮空気が非常用電磁弁5を介してダブ
ルチェックバルブ6へ与えられ、クラッチアクチュエー
タ2が作動して、クラッチが接側に移動する前に断とさ
れる。
【0038】なお、この実施の形態において、CPU8
は、フリップ・フロップ回路17のQ出力を監視し、こ
のQ出力が「H」レベルとなった後、フリップ・フロッ
プ回路17をリセット状態としたうえ、駆動回路11を
介して非常用電磁弁5への通電を制御し、非常用電磁弁
5を比例電磁弁4の代わりとしてクラッチの制御を行
う。
【0039】〔実施の形態3〕図4は比例電磁弁4およ
び非常用電磁弁5に対する制御回路の要部を示すブロッ
ク図(第3の実施の形態)である。この実施の形態で
は、CPU8からの通電指示値に対し、PID演算部9
を含む信号出力が零にならないよう微少信号(オフセッ
ト電圧)を加えることにより、常に比例電磁弁4へオフ
セット電流を流すようにしている。この場合、R2,R
3は抵抗であり、抵抗R3は一端を電圧源に接続され、
他端は駆動回路10に接続されている。またPID演算
部9は抵抗R2を介して駆動回路10に接続され、抵抗
R2とR3の駆動回路10に近い部分は接続され、これ
により、抵抗R2とR3は加算回路を構成するようにさ
れている。また、駆動回路10は、コンパレータによっ
て構成されている。
【0040】このような構成のもとに、CPU8からP
ID演算部9に通電指示の信号が送られると、PID演
算部9の出力はハイレベルとなり、駆動回路10の出力
側がローレベルとなる。これによって、トランジスタT
r1がオン状態となり、第1の電磁弁4のコイル4aを
付勢し、所定の開度だけ開けてエアタンク7からのエア
をダブルチェックバルブ6に送出する。また、非通電状
態においては、PID演算部9の出力は、ローレベルと
なり、駆動回路10には抵抗R3を介して電流が供給さ
れ、トランジスタTr1を介して比例電磁弁4に微小電
流であるオフセット電流を流すようにする。
【0041】これにより、図1に示した指示電圧判定部
12を設けなくても、電流零判定部13は、非通電時の
オフセット電流を検出できるか否かで比例電磁弁4の断
線を検出することができる。なお、PID演算部9での
処理をCPU8内で行うようにすることにより、PID
演算部9を省略することも可能である。この場合、CP
U8からの駆動回路10への通電指示値を零にならない
ようにするだけで対応可能である。
【0042】〔実施の形態4〕図5は比例電磁弁4およ
び非常用電磁弁5に対する制御回路の要部を示すブロッ
ク図(第4の実施の形態)である。この実施の形態で
は、CPU8内での通電指示値が所定値以上、または比
例電磁弁4を作動に行ったときだけ、オフセット用信号
を出力し、それに基づいてオフセット電圧を駆動回路1
0に与えるようにしている。
【0043】すなわち、図4においては、通電状態に関
係なく比例電磁弁4のコイル4aには電流が流れ、節電
のためには好ましくない。このために、CPU8から通
電指示がなされたときのみオフセット電流を供給するた
めの動作をさせるようにしたのが図5である。この場
合、直列接続された抵抗R4,R5の直列体の一端に
は、通電指示がなされたときのみハイレベルのバイアス
電圧がCPU8より送出される。その結果、抵抗R4と
R5の接続点から抵抗R3を介して電流が供給される
と、図4と同様にトランジスタTr1を介して比例電磁
弁4に微小電流であるオフセット電流が流れる。これに
より、通常休止状態では、不要な電流が流れないものと
なる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、車両発進待機中、クラッチが半クラッチ
待機状態となっているとき、第1の電磁弁(比例電磁
弁)が断線すると、これが「第1の電磁弁への通電指示
を出しているにも拘らず第1の電磁弁に対して通電が行
われない状態」として短時間で検出され、第2の電磁弁
(非常用電磁弁)への通電が直ちに行われてクラッチア
クチュエータが作動し、クラッチが接側に移動する前に
断とされるものとなり、クラッチ接となってしまうこと
が確実に回避され、エンストが生じないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 比例電磁弁および非常用電磁弁に対する制御
回路の要部を示すブロック図(第1の実施の形態)であ
る。
【図2】 本発明を適用してなる機械式自動変速システ
ムの要部を示す図である。
【図3】 比例電磁弁および非常用電磁弁に対する制御
回路の要部を示すブロック図(第2の実施の形態)であ
る。
【図4】 比例電磁弁および非常用電磁弁に対する制御
回路の要部を示すブロック図(第3の実施の形態)であ
る。
【図5】 比例電磁弁および非常用電磁弁に対する制御
回路の要部を示すブロック図(第4の実施の形態)であ
る。
【符号の説明】
1…クラッチレバー、2…クラッチアクチュエータ、3
…クラッチストロークセンサ、4…比例電磁弁、5…非
常用電磁弁、6…ダブルチェックバルブ、7…エアタン
ク、8…CPU、9…PID演算部、10,11…駆動
回路、12…指示電圧判定部、13…電流零判定部、1
4…アンド回路、15…S−H回路、16…ディレイ回
路、17…フリップ・フロップ回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンを作動させギヤを投入しての車
    両発進待機中、第1の電磁弁への通電を行ってクラッチ
    アクチュエータを作動させ、クラッチを半クラッチ待機
    状態とするクラッチ制御装置において、 前記クラッチアクチュエータに接続された第2の電磁弁
    と、 前記第1の電磁弁への通電指示が出されているにも拘ら
    ずこの第1の電磁弁に対して通電が行われない場合、前
    記第2の電磁弁への通電を行って前記クラッチアクチュ
    エータを作動させ前記クラッチを断とする非常制御手段
    とを備えたことを特徴とするクラッチ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記非常制御手段は、 前記第1の電磁弁への通電指示値を監視する通電指示監
    視手段と、 前記第1の電磁弁に流れる実電流を監視する実電流監視
    手段と、 前記通電指示値監視手段において所定値を越える通電指
    示値があるにも拘らず、前記実電流監視手段により監視
    される実電流が零である場合、前記第2の電磁弁への通
    電を行って前記クラッチアクチュエータを作動させ前記
    クラッチを断とする制御手段とを備えたことを特徴とす
    るクラッチ制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記非常制御手段は、 前記第1の電磁弁への通電指示値を所定量遅れたタイミ
    ングで監視する通電指示監視手段と、 前記第1の電磁弁に流れる実電流を監視する実電流監視
    手段と、 前記通電指示値監視手段において所定値を越える通電指
    示値があるにも拘らず、前記実電流監視手段により監視
    される実電流が零である場合、前記第2の電磁弁への通
    電を行って前記クラッチアクチュエータを作動させ前記
    クラッチを断とする制御手段とを備えたことを特徴とす
    るクラッチ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 前記第1の電磁弁にオフセット電流が流れるようにする
    オフセット電流供給手段をさらに備え、 前記非常制御手段は、 前記第1の電磁弁を流れる実電流を監視する実電流監視
    手段と、 前記第1の電磁弁への通電指示が出されているにも拘わ
    らず、前記実電流監視手段により監視される実電流が前
    記オフセット電流以下である場合、前記第2の電磁弁へ
    の通電を行って前記クラッチアクチュエータを作動させ
    前記クラッチを断とする制御手段とを備えたことを特徴
    とするクラッチ制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記オフセット電流供給手段は、通電指示時のみ駆動さ
    れてオフセット電流を前記第1の電磁弁に供給するよう
    に動作することを特徴とするクラッチ制御装置。
JP9015289A 1996-02-21 1997-01-29 クラッチ制御装置 Pending JPH09287624A (ja)

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JP3346496 1996-02-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013050146A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Hino Motors Ltd クラッチ操作装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013050146A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Hino Motors Ltd クラッチ操作装置

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