JPH09287882A - 高圧蒸気復水器の制御装置 - Google Patents
高圧蒸気復水器の制御装置Info
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- JPH09287882A JPH09287882A JP10090596A JP10090596A JPH09287882A JP H09287882 A JPH09287882 A JP H09287882A JP 10090596 A JP10090596 A JP 10090596A JP 10090596 A JP10090596 A JP 10090596A JP H09287882 A JPH09287882 A JP H09287882A
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- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 制御性の向上、ひいては機器保全及び安全性
の向上を図ること。 【解決手段】 復水温度一定制御及び器内圧力一定制御
を行う際、主な外乱である流入蒸気量を検出し、検出量
から演算した補償量を両制御出力に加算する、フィード
・フォワード制御を行う高圧蒸気復水器の制御装置にお
いて、(蒸気/復水)比を他の物理量を用いた演算によ
って推測する飽和水・飽和蒸気重量演算装置15を設け
る。他の物理量として復水器重量を用いる。その計測の
ために重量計測器14を復水器1の支持部に設置する。
(蒸気/復水)比0〜100%をN分割し、Nパターン
の制御モデルに対して設計された複数個の制御器で復水
温度制御装置10(器内圧力制御装置11も同様)を構
成する。これにより、(蒸気/復水)比に相応する制御
特性を復水温度制御装置及び器内圧力制御装置に持た
せ、制御動作を復水器の非線形性に追従させる。
の向上を図ること。 【解決手段】 復水温度一定制御及び器内圧力一定制御
を行う際、主な外乱である流入蒸気量を検出し、検出量
から演算した補償量を両制御出力に加算する、フィード
・フォワード制御を行う高圧蒸気復水器の制御装置にお
いて、(蒸気/復水)比を他の物理量を用いた演算によ
って推測する飽和水・飽和蒸気重量演算装置15を設け
る。他の物理量として復水器重量を用いる。その計測の
ために重量計測器14を復水器1の支持部に設置する。
(蒸気/復水)比0〜100%をN分割し、Nパターン
の制御モデルに対して設計された複数個の制御器で復水
温度制御装置10(器内圧力制御装置11も同様)を構
成する。これにより、(蒸気/復水)比に相応する制御
特性を復水温度制御装置及び器内圧力制御装置に持た
せ、制御動作を復水器の非線形性に追従させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ焼却発電設備
等における高圧蒸気復水器の復水温度及び器内圧力を一
定に制御する高圧蒸気復水器の制御装置に関する。
等における高圧蒸気復水器の復水温度及び器内圧力を一
定に制御する高圧蒸気復水器の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の構成を図5に示す。図中、1は
高圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧蒸気溜圧力
制御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5は前記高圧
蒸気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て高圧蒸気復
水器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する流量計、6
は前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気の圧力を計
測する圧力計、7は復水温度を計測する温度計、8は前
記高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファン、9はこ
の冷却ファン8の回転速度を制御するVVVF(可変電
圧可変周波数)インバータ装置、10´は復水温度制御
装置、11´は器内圧力制御装置、12は蒸気流量検出
値に基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号の出力
補償を行うフィード・フォワード補償量演算部、13は
蒸気流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内圧力制
御信号の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演
算部である。
高圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧蒸気溜圧力
制御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5は前記高圧
蒸気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て高圧蒸気復
水器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する流量計、6
は前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気の圧力を計
測する圧力計、7は復水温度を計測する温度計、8は前
記高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファン、9はこ
の冷却ファン8の回転速度を制御するVVVF(可変電
圧可変周波数)インバータ装置、10´は復水温度制御
装置、11´は器内圧力制御装置、12は蒸気流量検出
値に基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号の出力
補償を行うフィード・フォワード補償量演算部、13は
蒸気流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内圧力制
御信号の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演
算部である。
【0003】上記構成においては、復水温度一定制御及
び器内圧力一定制御が行われている。また、両制御にお
いては、主な外乱である流入蒸気量が検出され、その検
出量から演算した補償量が復水温度制御出力及び器内圧
力制御出力に加算される、フィード・フォワード制御が
行われている。
び器内圧力一定制御が行われている。また、両制御にお
いては、主な外乱である流入蒸気量が検出され、その検
出量から演算した補償量が復水温度制御出力及び器内圧
力制御出力に加算される、フィード・フォワード制御が
行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高圧蒸気復水器内1で
は、蒸気から水への相変化が生じるため、復水温度一定
制御を目的とした冷却は、蒸気の相変化を促進し器内圧
力の変動を誘発する。また、器内圧力一定制御を目的と
した高圧蒸気復水器圧力制御弁4の開閉は、復水器1内
の(蒸気/復水)比の変動を誘発する。(蒸気/復水)
比の大きい場合には冷却による相変化を原因とした圧力
変動は急峻であり、逆に(蒸気/復水)比の小さい場合
には緩慢となる。これは、高圧蒸気復水器1の物理特性
を示す時定数が復水器1の全熱容量のパラメータを含む
ため、熱容量の変化を主要因とした非線形性を有するこ
とに起因する。復水器1の物理特性の非線形性は、ある
定常状態において線形化して設計された制御器を不安定
とし、制御性を著しく悪化させる。
は、蒸気から水への相変化が生じるため、復水温度一定
制御を目的とした冷却は、蒸気の相変化を促進し器内圧
力の変動を誘発する。また、器内圧力一定制御を目的と
した高圧蒸気復水器圧力制御弁4の開閉は、復水器1内
の(蒸気/復水)比の変動を誘発する。(蒸気/復水)
比の大きい場合には冷却による相変化を原因とした圧力
変動は急峻であり、逆に(蒸気/復水)比の小さい場合
には緩慢となる。これは、高圧蒸気復水器1の物理特性
を示す時定数が復水器1の全熱容量のパラメータを含む
ため、熱容量の変化を主要因とした非線形性を有するこ
とに起因する。復水器1の物理特性の非線形性は、ある
定常状態において線形化して設計された制御器を不安定
とし、制御性を著しく悪化させる。
【0005】高圧蒸気復水器1の不安定な制御による復
水の過冷却または冷却の不足は、高圧蒸気復水器1の損
傷の原因となる。過冷却は、復水器1の入口側と出口側
の温度差による熱応力歪みを大とする。冷却の不足によ
る蒸気の流出は、復水器1の熱応力歪みを吸収する目的
で配管の結合部に用いられる伸縮継手の損傷の原因とな
る。また、器内圧力制御の不安定は、復水器1の1次側
に位置する高圧蒸気溜2の圧力制御の外乱となり、高圧
蒸気溜2の制御性に影響を及ぼす。
水の過冷却または冷却の不足は、高圧蒸気復水器1の損
傷の原因となる。過冷却は、復水器1の入口側と出口側
の温度差による熱応力歪みを大とする。冷却の不足によ
る蒸気の流出は、復水器1の熱応力歪みを吸収する目的
で配管の結合部に用いられる伸縮継手の損傷の原因とな
る。また、器内圧力制御の不安定は、復水器1の1次側
に位置する高圧蒸気溜2の圧力制御の外乱となり、高圧
蒸気溜2の制御性に影響を及ぼす。
【0006】主な問題点を以下に列挙する。
【0007】(1) 高圧蒸気復水器圧力制御弁4の開閉に
よる冷却効率の変動 (2) (蒸気/復水)比の定常状態を仮定して設計された
制御器 (3) 復水温度一定制御及び器内圧力一定制御の干渉 ところで、熱容量を決定するパラメータとしては、温度
・圧力・(蒸気/復水)比がある。制御の目的が器内圧
力と復水温度であることを考慮し、これらが定常値を保
ち得ると考えれば、復水器の非線形性は、(蒸気/復
水)比を知ることにより、物理特性の非線形性を考慮し
た制御器に反映可能である。但し、(蒸気/復水)比を
直接物理量として計測器により計測することは困難であ
り、何らかの間接的な方法により他の物理量から推測す
ることになる。
よる冷却効率の変動 (2) (蒸気/復水)比の定常状態を仮定して設計された
制御器 (3) 復水温度一定制御及び器内圧力一定制御の干渉 ところで、熱容量を決定するパラメータとしては、温度
・圧力・(蒸気/復水)比がある。制御の目的が器内圧
力と復水温度であることを考慮し、これらが定常値を保
ち得ると考えれば、復水器の非線形性は、(蒸気/復
水)比を知ることにより、物理特性の非線形性を考慮し
た制御器に反映可能である。但し、(蒸気/復水)比を
直接物理量として計測器により計測することは困難であ
り、何らかの間接的な方法により他の物理量から推測す
ることになる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、(蒸気/復水)比を間接的に計測し制御パラメータ
を可変とすることにより、制御性の向上が図れ、ひいて
は機器保全及び安全性の向上が期待できる高圧蒸気復水
器の制御装置を提供することを目的とする。
で、(蒸気/復水)比を間接的に計測し制御パラメータ
を可変とすることにより、制御性の向上が図れ、ひいて
は機器保全及び安全性の向上が期待できる高圧蒸気復水
器の制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、復水温度一定
制御及び器内圧力一定制御を行う際、主な外乱である流
入蒸気量を検出し、検出量から演算した補償量を両制御
出力に加算する、フィード・フォワード制御を行う高圧
蒸気復水器の制御装置において、(蒸気/復水)比を他
の物理量を用いた演算によって推測する飽和水・飽和蒸
気重量演算装置を設ける一方、(蒸気/復水)比の推測
値に相応する制御特性を復水温度制御装置及び器内圧力
制御装置に持たせたことを特徴とする。
制御及び器内圧力一定制御を行う際、主な外乱である流
入蒸気量を検出し、検出量から演算した補償量を両制御
出力に加算する、フィード・フォワード制御を行う高圧
蒸気復水器の制御装置において、(蒸気/復水)比を他
の物理量を用いた演算によって推測する飽和水・飽和蒸
気重量演算装置を設ける一方、(蒸気/復水)比の推測
値に相応する制御特性を復水温度制御装置及び器内圧力
制御装置に持たせたことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、(蒸気/復水)比を推測
する他の物理量に復水器本体重量を用いたこと、並びに
(蒸気/復水)比の推測値を、蒸気流量、復水流量及び
凝縮量推測値から演算によって求めるようにしたことを
特徴とする。
する他の物理量に復水器本体重量を用いたこと、並びに
(蒸気/復水)比の推測値を、蒸気流量、復水流量及び
凝縮量推測値から演算によって求めるようにしたことを
特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明の一実施形態
を示す。図1は全体構成図、図2は(蒸気/復水)比の
推測手段の配置図、図3は要部の概要説明図である。こ
の実施形態では、(蒸気/復水)比を推測する間接的な
物理量として復水器の重量を用いている。図中、1は高
圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧蒸気溜圧力制
御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5は前記高圧蒸
気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て高圧蒸気復水
器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する流量計、6は
前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気の圧力を計測
する圧力計、7は復水温度を計測する温度計、8は前記
高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファン、9はこの
冷却ファン8の回転速度を制御するVVVF(可変電圧
可変周波数)インバータ装置、10は復水温度制御装
置、11は器内圧力制御装置、12は蒸気流量検出値に
基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号の出力補償
を行うフィード・フォワード補償量演算部、13は蒸気
流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内圧力制御信
号の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演算
部、14は前記復水器1の支持部に設置した重量計測
器、15はこの重量計測器14の出力、つまり重量計測
値から飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、前記復水温度
制御装置10及び器内圧力制御装置11に(蒸気/復
水)比(制御パラメータ)の推測値に応じて制御特性の
変更(選択)を指令する飽和水・飽和蒸気重量演算装置
である。前記復水器1は、図2に示すようにその支持部
に重量計測器14を設置する一方、過熱蒸気流入部及び
復水流出部にフレキシブル管などからなる可動部1a及
び1bを設けている。前記復水温度制御装置10及び器
内圧力制御装置11は、その制御特性を制御パラメータ
の(蒸気/復水)比によって変更(選択)可能としてい
る。
を示す。図1は全体構成図、図2は(蒸気/復水)比の
推測手段の配置図、図3は要部の概要説明図である。こ
の実施形態では、(蒸気/復水)比を推測する間接的な
物理量として復水器の重量を用いている。図中、1は高
圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧蒸気溜圧力制
御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5は前記高圧蒸
気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て高圧蒸気復水
器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する流量計、6は
前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気の圧力を計測
する圧力計、7は復水温度を計測する温度計、8は前記
高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファン、9はこの
冷却ファン8の回転速度を制御するVVVF(可変電圧
可変周波数)インバータ装置、10は復水温度制御装
置、11は器内圧力制御装置、12は蒸気流量検出値に
基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号の出力補償
を行うフィード・フォワード補償量演算部、13は蒸気
流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内圧力制御信
号の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演算
部、14は前記復水器1の支持部に設置した重量計測
器、15はこの重量計測器14の出力、つまり重量計測
値から飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、前記復水温度
制御装置10及び器内圧力制御装置11に(蒸気/復
水)比(制御パラメータ)の推測値に応じて制御特性の
変更(選択)を指令する飽和水・飽和蒸気重量演算装置
である。前記復水器1は、図2に示すようにその支持部
に重量計測器14を設置する一方、過熱蒸気流入部及び
復水流出部にフレキシブル管などからなる可動部1a及
び1bを設けている。前記復水温度制御装置10及び器
内圧力制御装置11は、その制御特性を制御パラメータ
の(蒸気/復水)比によって変更(選択)可能としてい
る。
【0012】前記重量計測器14で計測される復水器1
の全重量は、以下の合計である。但し、ここでは、復水
器1内部の蒸気及び復水は飽和状態であると仮定して近
似的に蒸気重量を算出する。また、飽和温度Tは、出口
の復水温度Toutの計測値及び復水器入口側の蒸気温度
Tinの平均値(T=(Tin+Tout)/2[℃])を用
いる。
の全重量は、以下の合計である。但し、ここでは、復水
器1内部の蒸気及び復水は飽和状態であると仮定して近
似的に蒸気重量を算出する。また、飽和温度Tは、出口
の復水温度Toutの計測値及び復水器入口側の蒸気温度
Tinの平均値(T=(Tin+Tout)/2[℃])を用
いる。
【0013】 V=(vV*x+(1−x)vL)(WV+WL) x={(WV+WL)V+vL}/(vV−vL) =WV/(WV+WL) WV=(WV+WL){(WV+WL)V+vL}/(vV−
vL) ここに、V:全容積[m3]、vV(T):飽和蒸気比容
積[m3/kg]、vL(T):飽和水比容積[m3/k
g]、x:乾き度、WV:飽和蒸気重量[kg]、WL:
飽和水重量[kg]。
vL) ここに、V:全容積[m3]、vV(T):飽和蒸気比容
積[m3/kg]、vL(T):飽和水比容積[m3/k
g]、x:乾き度、WV:飽和蒸気重量[kg]、WL:
飽和水重量[kg]。
【0014】飽和蒸気重量と飽和水重量の和(WV+
WL)は、重量計測値W[kg]から復水器本体の重量
WC[kg]を差し引いた値、即ち WV+WL=W−WC となる。よって、飽和蒸気重量の推測値は以下のように
なる。
WL)は、重量計測値W[kg]から復水器本体の重量
WC[kg]を差し引いた値、即ち WV+WL=W−WC となる。よって、飽和蒸気重量の推測値は以下のように
なる。
【0015】WV=(W−WC){(W−WC)V+vL}
/(vV−vL) 上記の値を用いて制御器の特性を逐次修正(選択)する
と、制御性悪化の原因である復水器の非線形性が制御器
の特性に反映されるようになり、制御性が改善される。
復水温度制御装置10の構成例を図3に示す。
/(vV−vL) 上記の値を用いて制御器の特性を逐次修正(選択)する
と、制御性悪化の原因である復水器の非線形性が制御器
の特性に反映されるようになり、制御性が改善される。
復水温度制御装置10の構成例を図3に示す。
【0016】復水温度制御装置10は、(蒸気/復水)
比0〜100%をN分割し、Nパターンの制御モデルに
対して設計された線形の復水温度制御器C−1〜C−N
で構成し、切替部K1、K2で切り替えるようにしてい
る。切替部K1、K2の切り替え制御は、重量計測値か
ら飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、更に(蒸気/復
水)比の推測値を演算する飽和水・飽和蒸気重量演算装
置15の出力で行うようにしている。飽和水・飽和蒸気
重量演算装置15は、飽和水・飽和蒸気重量演算部15
Aと(蒸気/復水)比演算部15Bにより構成してい
る。
比0〜100%をN分割し、Nパターンの制御モデルに
対して設計された線形の復水温度制御器C−1〜C−N
で構成し、切替部K1、K2で切り替えるようにしてい
る。切替部K1、K2の切り替え制御は、重量計測値か
ら飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、更に(蒸気/復
水)比の推測値を演算する飽和水・飽和蒸気重量演算装
置15の出力で行うようにしている。飽和水・飽和蒸気
重量演算装置15は、飽和水・飽和蒸気重量演算部15
Aと(蒸気/復水)比演算部15Bにより構成してい
る。
【0017】なお、器内圧力制御装置11も上記復水温
度制御装置10と同様な構成としている。
度制御装置10と同様な構成としている。
【0018】このような構成とすると、(蒸気/復水)
比の影響による制御対象の非線形性を考慮した制御特性
となり、制御性が著しく向上する。制御性の向上は、機
器保全及び安全性を向上させるとともに、上流に位置す
る高圧蒸気溜2への外乱を低減したり、蒸気利用設備へ
の蒸気供給を安定にする。
比の影響による制御対象の非線形性を考慮した制御特性
となり、制御性が著しく向上する。制御性の向上は、機
器保全及び安全性を向上させるとともに、上流に位置す
る高圧蒸気溜2への外乱を低減したり、蒸気利用設備へ
の蒸気供給を安定にする。
【0019】図4に本発明の他の実施形態を示す。図4
は全体構成図である。この実施形態では、(蒸気/復
水)比の推測値を、ファン回転数から推測した凝縮量、
蒸気流量測定値及び復水流量測定値から演算している。
図中、1は高圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧
蒸気溜圧力制御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5
は前記高圧蒸気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て
高圧蒸気復水器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する
流量計、6は前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気
の圧力を計測する圧力計、7は復水温度を計測する温度
計、8は前記高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファ
ン、9はこの冷却ファン8の回転速度を制御するVVV
F(可変電圧可変周波数)インバータ装置、10は復水
温度制御装置、11は器内圧力制御装置、12は蒸気流
量検出値に基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号
の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演算部、
13は蒸気流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内
圧力制御信号の出力補償を行うフィード・フォワード補
償量演算部、15は飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、
前記復水温度制御装置10及び器内圧力制御装置11に
(蒸気/復水)比の推測値に応じて制御特性の変更(選
択)を指令する飽和水・飽和蒸気重量演算装置、16は
前記高圧蒸気復水器1の出口側に復水流量を測定するた
めに設置した流量計、17は前記VVVFインバータ装
置9の回転数指令、即ち前記冷却ファン8の回転数から
凝縮量推測値を算出する凝縮量推測値演算部である。前
記飽和水・飽和蒸気重量演算装置15には、前記流量計
5から蒸気流量測定値を、前記流量計16から復水流量
測定値を、前記凝縮量推測値演算部17から凝縮量推測
値をそれぞれ与えており、質量保存の関係から(蒸気/
復水)比の推測値を演算する。なお、前記復水温度制御
装置10及び器内圧力制御装置11は、前述の一実施形
態と同様な構成とする。
は全体構成図である。この実施形態では、(蒸気/復
水)比の推測値を、ファン回転数から推測した凝縮量、
蒸気流量測定値及び復水流量測定値から演算している。
図中、1は高圧蒸気復水器、2は高圧蒸気溜、3は高圧
蒸気溜圧力制御弁、4は高圧蒸気復水器圧力制御弁、5
は前記高圧蒸気溜2から高圧蒸気溜圧力制御弁3を経て
高圧蒸気復水器1に流入する過熱蒸気の流量を計測する
流量計、6は前記高圧蒸気復水器1へ流入する過熱蒸気
の圧力を計測する圧力計、7は復水温度を計測する温度
計、8は前記高圧蒸気復水器1を通風冷却する冷却ファ
ン、9はこの冷却ファン8の回転速度を制御するVVV
F(可変電圧可変周波数)インバータ装置、10は復水
温度制御装置、11は器内圧力制御装置、12は蒸気流
量検出値に基づいて補償量を演算し、復水温度制御信号
の出力補償を行うフィード・フォワード補償量演算部、
13は蒸気流量検出値に基づいて補償量を演算し、器内
圧力制御信号の出力補償を行うフィード・フォワード補
償量演算部、15は飽和水・飽和蒸気の重量を演算し、
前記復水温度制御装置10及び器内圧力制御装置11に
(蒸気/復水)比の推測値に応じて制御特性の変更(選
択)を指令する飽和水・飽和蒸気重量演算装置、16は
前記高圧蒸気復水器1の出口側に復水流量を測定するた
めに設置した流量計、17は前記VVVFインバータ装
置9の回転数指令、即ち前記冷却ファン8の回転数から
凝縮量推測値を算出する凝縮量推測値演算部である。前
記飽和水・飽和蒸気重量演算装置15には、前記流量計
5から蒸気流量測定値を、前記流量計16から復水流量
測定値を、前記凝縮量推測値演算部17から凝縮量推測
値をそれぞれ与えており、質量保存の関係から(蒸気/
復水)比の推測値を演算する。なお、前記復水温度制御
装置10及び器内圧力制御装置11は、前述の一実施形
態と同様な構成とする。
【0020】凝縮量Gの推測値は、ファン回転数に比例
した空気流量WFの関数として表される。即ち G=f(WF) となる。ここで、G:凝縮量[kg/s]、WF:空気
流量[kg/s]。
した空気流量WFの関数として表される。即ち G=f(WF) となる。ここで、G:凝縮量[kg/s]、WF:空気
流量[kg/s]。
【0021】このような構成とすると、(蒸気/復水)
比の影響による制御対象の非線形性を考慮した制御特性
となり、制御性が著しく向上する。しかも、凝縮量推測
のためのファン回転数と蒸気流量測定値の取り込みは容
易であり、復水流量測定のための流量計16を高圧蒸気
復水器1の出口側に設置するだけでよいので、既設の装
置にも比較的簡単に適用できる。また、復水器本体の重
量が酸化などの経年変化で変化しても、その影響を受け
ずに精度は維持される。
比の影響による制御対象の非線形性を考慮した制御特性
となり、制御性が著しく向上する。しかも、凝縮量推測
のためのファン回転数と蒸気流量測定値の取り込みは容
易であり、復水流量測定のための流量計16を高圧蒸気
復水器1の出口側に設置するだけでよいので、既設の装
置にも比較的簡単に適用できる。また、復水器本体の重
量が酸化などの経年変化で変化しても、その影響を受け
ずに精度は維持される。
【0022】なお、上述の説明では、(蒸気/復水)比
0〜100%をN分割し、Nパターンの制御モデルに対
して設計された複数個の制御器で構成するとしたが、
(蒸気/復水)比の推測値をパラメータとし、相応する
制御特性に変化させるようにすることも可能である。
0〜100%をN分割し、Nパターンの制御モデルに対
して設計された複数個の制御器で構成するとしたが、
(蒸気/復水)比の推測値をパラメータとし、相応する
制御特性に変化させるようにすることも可能である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、高圧蒸気
復水器内部の(蒸気/復水)比を他の物理量から演算に
よって推測し、(蒸気/復水)比を制御器の制御特性に
反映させるようにしたので、復水器の非線形性に追従し
た制御が可能となり、制御性を顕著に向上させることが
できる。また、制御性の向上に伴い、機器保全及び安全
性の向上を図ることができるとともに、上流に位置する
高圧蒸気溜への外乱の低減及び蒸気利用設備への安定な
蒸気供給に寄与し得る、といった利点がある。
復水器内部の(蒸気/復水)比を他の物理量から演算に
よって推測し、(蒸気/復水)比を制御器の制御特性に
反映させるようにしたので、復水器の非線形性に追従し
た制御が可能となり、制御性を顕著に向上させることが
できる。また、制御性の向上に伴い、機器保全及び安全
性の向上を図ることができるとともに、上流に位置する
高圧蒸気溜への外乱の低減及び蒸気利用設備への安定な
蒸気供給に寄与し得る、といった利点がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図。
【図2】一実施形態における(蒸気/復水)比推測用物
理量計測手段の配置図。
理量計測手段の配置図。
【図3】一実施形態における復水温度制御装置の構成説
明図。
明図。
【図4】本発明の他の実施形態を示す全体構成図。
【図5】従来例を示す全体構成図。
1…高圧蒸気復水器 2…高圧蒸気溜 3…高圧蒸気溜圧力制御弁 4…高圧蒸気復水器圧力制御弁 5…流量計(蒸気流量) 6…圧力計 7…温度計 8…冷却ファン 9…VVVFインバータ装置 10…復水温度制御装置 11…器内圧力制御装置 14…重量計測器 15…飽和水・飽和蒸気重量演算装置 16…流量計(復水流量) 17…凝縮量推測値演算部
Claims (3)
- 【請求項1】 復水温度一定制御及び器内圧力一定制御
を行う際、主な外乱である流入蒸気量を検出し、検出量
から演算した補償量を両制御出力に加算する、フィード
・フォワード制御を行う高圧蒸気復水器の制御装置にお
いて、(蒸気/復水)比を他の物理量を用いた演算によ
って推測する飽和水・飽和蒸気重量演算装置を設ける一
方、(蒸気/復水)比の推測値に相応する制御特性を復
水温度制御装置及び器内圧力制御装置に持たせたことを
特徴とする高圧蒸気復水器の制御装置。 - 【請求項2】 (蒸気/復水)比を推測する他の物理量
に復水器本体重量を用いたことを特徴とする請求項1に
記載の高圧蒸気復水器の制御装置。 - 【請求項3】 (蒸気/復水)比の推測値を、蒸気流
量、復水流量及び凝縮量推測値から演算によって求める
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の高圧蒸気
復水器の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090596A JPH09287882A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 高圧蒸気復水器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090596A JPH09287882A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 高圧蒸気復水器の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09287882A true JPH09287882A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14286366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090596A Pending JPH09287882A (ja) | 1996-04-23 | 1996-04-23 | 高圧蒸気復水器の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09287882A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2880416A1 (fr) * | 2005-01-05 | 2006-07-07 | Jean Pierre Boher | Systeme pour alarmer en continu avec precision et rapidite des que la masse de fluide frigorigene contenue dans une installation frigorifique baisse |
| CN118856927A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-10-29 | 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 | 微细通道相变换热器 |
-
1996
- 1996-04-23 JP JP10090596A patent/JPH09287882A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2880416A1 (fr) * | 2005-01-05 | 2006-07-07 | Jean Pierre Boher | Systeme pour alarmer en continu avec precision et rapidite des que la masse de fluide frigorigene contenue dans une installation frigorifique baisse |
| CN118856927A (zh) * | 2024-07-10 | 2024-10-29 | 中国船舶集团有限公司第七一九研究所 | 微细通道相变换热器 |
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