JPH09288255A - 光導波路素子 - Google Patents
光導波路素子Info
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- JPH09288255A JPH09288255A JP9890996A JP9890996A JPH09288255A JP H09288255 A JPH09288255 A JP H09288255A JP 9890996 A JP9890996 A JP 9890996A JP 9890996 A JP9890996 A JP 9890996A JP H09288255 A JPH09288255 A JP H09288255A
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Abstract
るとともに、波長依存性の少ないかつ集積化の容易な光
導波路素子の提供を目的とする。 【解決手段】光導波路素子は、平行する二本の中間光導
波路4、4’の入力側に1×2のY分岐導波路21を接
続し、出力側に2×2の3dBカプラ31を接続すると
ともに、前記二本の中間光導波路それぞれの上または近
傍に該光導波路の屈折率を変化させるための二組の電極
5、5’、6、6’を設け、該二組の電極に相補的な電
気信号を印加するように構成している。
Description
調器等に適用される光導波路素子に関する。近年,高度
情報化社会の進展とともに膨大な情報量の処理が必要と
され,これらの情報を伝送する手段として光ファイバを
用いた光通信システムが活用されている。この光通信シ
ステムでも変調速度の高速化によって年々伝送容量の増
大が図られ、高速化のための光外部変調器など新しい導
波路型光回路デバイスがどんどん使用されている。ま
た、計測の分野にも各種光導波路部品を使う試みが成さ
れている。このことから高性能かつ小型化が要求されて
いる。
された光変調装置の構成を示す。この装置では光学基板
11上に3つの光変調手段12、13、14と1つの光
結合器15とが形成されている。入力側に配置された光
変調手段12は、1×2のY分岐導波路121の2出力
に二本の中間光導波路123、124を接続し、さらに
各中間光導波路に方向性結合型の2×2の3dBカプラ
122を接続するとともに、その二本の中間光導波路上
に一組の電極(アース電極とストリップラインとから成
る)125を設けた構成の光導波路素子であって、その
一組の電極に駆動回路16を通してクロック信号を入力
することにより前記中間光導波路の屈折率をプシュプル
に変化させることができる機能を有するとともに、二本
の出力導波路に二出力変調器として光を出力動作させ
る。
路素子では、二本の中間光導波路に設けたアース電極と
ストリップライン(信号電極)とが非対称関係にあるた
め、アース電極下の導波路屈折率変化が符号は逆である
が、大きさが信号線下の導波路屈折率変化の1/5程度
となってしまう。つまり完全なプシュプル動作とならな
い、いわゆる疑似疑似プッシュプル動作を行う電極構成
であり、そのため出力光に波長チャーピングが発生する
こととなり、伝送特性、あるいは合波等の処理をする場
合に問題があった。
プラとして方向性結合器が使用されており、この方向性
結合器は長さが長く、集積化に不向きであるとともに、
大きな波長依存性を有する問題があり、幅広い波長に対
応するデバイスを実現できない課題を有している。さら
に、従来の光変調装置では、入力側と出力側の2つの方
向結合器(3dBカプラ)間の光路長が二つの線路でほ
ぼ等しく形成されてはいるが、光導波路の僅かな屈折率
不均衡や温度分布などにより、光の波長レベルの位相差
が生じ、合波した所で不測の干渉を生じてしまい、波形
が乱れる問題があった。
つの出力光を得るとともに、波長依存性の少ないかつ集
積化の容易な光導波路素子の提供を目的とする。また、
本発明は、そのような二つの出力光をそれぞれ変調して
合流し機能させる光導波路素子において良好な合流光信
号を得ることを目的とする。
路素子は、平行する二本の中間光導波路の入力側に1×
2のY分岐導波路または2×2の3dBカプラを接続
し、出力側に2×2の3dBカプラを接続するととも
に、前記二本の中間光導波路それぞれの上または近傍に
該光導波路の屈折率を変化させるための二組の電極を設
け、該二組の電極に相補的な電気信号を印加するように
構成してなる光導波路素子である。
るいは変調器動作させる場合に、二本の中間光導波路の
屈折率変化の変化率を逆符号で、大きさを等しくするこ
とができる。従って、出力光の波長チャーピングを何れ
の出力光に対しても0とすることができる。請求項2の
発明の光導波路素子は、前記2×2の3dBカプラが、
二入力二出力の光導波路が接続された一本の導波路から
なる構成である。
くなる他、幅広い波長範囲に対して機能する3dBカプ
ラとなり、かつ方向性結合器のような微細構造を含まな
いため再現性や歩留り良く作製できる。請求項3の発明
の光導波路素子は、前記2×2の3dBカプラの出力に
強度、位相、あるいは周波数変調を加える手段を付設し
た構成である。
×2の3dBカプラの出力に強度、位相、あるいは周波
数変調を加える手段を設けるとともに、これらが2×2
の3dBカプラで合波される構成である。例えば強度変
調されて合流された光は、分散のあるファイバ中を伝搬
させてもパルス波形の乱れを生じない。
×2の3dBカプラが、二入力二出力の光導波路が接続
された一本の導波路からなる構成である。この構成の3
dBカプラによって波長依存性、短素子長、歩留りの改
善が実現できる。請求項6の発明の光導波路素子は、前
記二つの2×2の3dBカプラ間の光路長が二つの線路
でほぼ等しく形成されている構成である。
機能を実現することができる。請求項7の発明の光導波
路素子は、前記二つの2×2の3dBカプラ間の二つの
線路にそれぞれ光の位相を調整する位相調整器を設けた
構成である。この位相調整器を有する光導波路素子で
は、光の波長レベルの光路長差に対しても、合流時点で
不測の光の干渉を避けることができ、良好な合流光信号
を得ることができる。
相調整器が熱光学効果を利用したヒータである。このヒ
ータ構成では短い素子長で製作することができる。
導波路素子の構成を示す平面図である。光導波路素子
は、z−cutニオブ酸リチウム基板1上にTi金属パ
ターンを厚さ900Å形成し、これを1000℃で8時
間熱拡散して形成された導波路2、3−1、3−2を有
する。導波路パターンの幅は7μmで、入出力部はシン
グルモード導波路となっている。この導波路が、一つの
Y分岐導波路21と2×2の3dBカプラ31で二本の
直線導波路(中間導波路)4、4’を挟んだ構成で形成
されている。これら中間導波路の上には、厚さ1μmの
SiO2バッファ層(図示せず)が形成されるととも
に、その上に厚さ20μmのメッキによる進行波電極
(信号電極5、5’とアース電極6、6’からなる)が
形成されている。信号電極は、幅が7μmで長さ20m
mに形成されている。
それぞれの中間導波路に対称に形成されており、相補関
係にある2組の信号電源7、7’から相補電気信号が印
加される。この構成では波長1.55μmの光に対して
5Vで動作する。この場合、一方の信号が100110
であると他方は011001となるが、それぞれ0、1
で3dBカプラ31の2つの出力に接続された2つの出
力導波路方の一方光が集中して出るようにするために
は、その電圧で0、πの位相差を生ずるようにDC電圧
を上乗せするか、中間導波路の光路長をπ/2だけずら
して形成しておく必要がある。また、相補的な正弦波ク
ロックで、それぞれの出力に1010、他方は0101
のような周期的信号を得る場合には、このような位相の
ずらしは必要無い。このような構成によって発生した光
信号では、変調による波長チャーピングを0とすること
ができる。
す図である。この3dBカプラは二入力二出力の光導波
路が接続された一本の導波路から構成されている。この
構成では僅か350μmでカプラを形成でき、方向性結
合器形が数mmの素子長を必要とすることに比べて大幅
に小型化できる。また短く素子を形成した結果、波長依
存性も少ない。図4は3dBカプラの分岐比の波長依存
性を示したもので、方向性結合器型と比較して本実施例
に使用している3dBカプラの波長依存性が少ないこと
が分かる。
方向性結合器型に見られるような狭い隙間(導波路と導
波路の間)などの微細構造が無いため、再現性良く作り
やすい。つまりこの隙間2μm程度と細く、これが作製
時に0.5μm程度細くなっても大幅な特性変化を引き
起こすが、本実施例に使用した3dBカプラでは導波路
幅が0.5μm程度細くなっても殆ど特性に影響を与え
ない。尚、このカプラでは、中央の導波路幅は入出力導
波路よりも太く作製する必要がある。これは、入力のシ
ングルモード導波路からの入射光は、中央では基本モー
ド(偶モード)と一次モード(奇モード)にパワーが分
配されるが、入出力導波路と同じ太さの場合には、一次
モード光が導波路外に放出されてしまうからである。ま
た、パワーの分配の際にさらに高次モード光にも分配さ
れ、この成分は3dBカプラの性能を低減させるため不
要光となるが、適度に中央を細くすると、この高次モー
ド光を選択的に除去できる。また、素子長に関しては基
本モード(偶モード)と一次モード(奇モード)間の位
相差が90°となる長さに作製されている。図3のカプ
ラ構造はこれらの効果を反映させた構造となっている。
調装置を構成した本発明の実施例2を示す。この装置
は、図3に示した光導波路素子を第1の光変調手段Aと
し、これの3dBカプラ31からの出力に、それぞれ強
度変調を加える第2、第3の光変調手段B、Cが設けら
れるとともにそれらを3dBカプラ9で合波した構成で
ある。第2、第3の光変調手段B、Cは図1に示した従
来例の光変調手段13、14と変わりがないが、3dB
カプラには図3の3dBカプラと同じものが使用されて
いる。なお、図5において、符号5−1、5’−1、5
−2及び5’−2は信号電極、6−1、6’−1、6−
2及び6’−2はアース電極、7、7’、8及び8’は
信号電源を示す。信号電源8、8’からは一対のデータ
信号が、互いの位相を180°ずらしてかつ信号電源
7、7’からの相補電気信号と同期をとって出力され
る。このような構成を採用するで、良好な光レベルの時
分割多重信号が得られる。
光路長が二つの線路でほぼ等しく形成されていること
で、良好な合波を実現できるが、基板内温度ムラや、導
波路屈折率の分布などにより、光の波長レベルで位相が
ずれる。これを改善した実施例3を図6に示す。この実
施例3では、図に示すように、第2、第3の光変調手段
B、Cと3dBカプラ9との間に位相調整器10、1
0’がそれぞれ設けられている。この位相調整器には熱
光学効果を利用したヒータ、例えば長さ1mmと短いA
u電極ヒータが使用され、その加熱によって導波路屈折
率を調整する。この構成では、πの位相調整に必要な電
力は250mWであった。また、図に示されているよう
に、両中間導波路にヒータを置くことで、位相を進める
ことも遅らせることも可能となる。
には、導波路に電界を印加するための電極を形成して電
気光学効果を利用して屈折率を変化させれば良い。ま
た、遅い場合ではピエゾ素子を導波路上に配置して光弾
性効果を利用して屈折率を変化させれば良い。この他、
音響光学効果などによる調整方法もある。上述した実施
形態においては、光学基板としてニオブ酸リチウムを用
いたが、インジウムリン系半導体導波路デバイスや有機
系導波路デバイスでも同様に実現できる。
位相、周波数あるいは強度変調を加える手段を付けた構
成においては、その二つの光信号出力は互いに相補的な
信号となっており、またRZ(Return Zer
o)信号でもあるので、この構成が良好な光のRZ変調
信号を得る変調器と言える。特に、この構成では各信号
に付随して必要な0状態を独立に設定でき、符号化によ
る変調の影響を受けない利点を有する。
光源から分岐して二つの時分割された波長チャーピング
の無い変調信号を得ることができ、これらを合流させた
場合にも、波形の乱れを生じさせない良好な合流信号を
得ることができる。これらは特にファイバ中を伝送させ
た場合に波長チャーピングの無いため、ファイバの分散
による波形劣化の影響を受けにくい効果を有する。
子長を従来よりも40%短くでき、このような集積光導
波路素子の実現を優位としている。ここに用いられてい
る3dBカプラを、二入力二出力の光導波路が接続され
た一本の導波路からなる3dBカプラによって構成した
ことにより、小型化ができ、波長依存性を少なくすると
ともに、歩留り向上を実現している。また、従来例で問
題となっていた、合流時の光の波長レベルの位相調整を
行う位相調整器の導入で合流波形の位相ズレによる乱れ
を解消した。さらにこの位相調整器が熱光学効果を用い
るヒータを採用したことから、僅か1mmで作製でき、
集積化に効果的である。
するための図である。
電極 6,6’,6−1、6’−1、6−2,6’−2 アー
ス電極 7,7’,8,8’ 電気信号源 9,31 3dBカプラ 10,10’ 位相調整器
Claims (8)
- 【請求項1】平行する二本の中間光導波路の入力側に1
×2のY分岐導波路または2×2の3dBカプラを接続
し、出力側に2×2の3dBカプラを接続するととも
に、前記二本の中間光導波路それぞれの上または近傍に
該光導波路の屈折率を変化させるための二組の電極を設
け、該二組の電極に相補的な電気信号を印加するように
構成してなる光導波路素子。 - 【請求項2】2×2の3dBカプラが、二入力二出力の
光導波路が接続された一本の導波路からなる3dBカプ
ラであることを特徴とする請求項1記載の光導波路素
子。 - 【請求項3】2×2の3dBカプラの出力に強度、位相
あるいは周波数変調を加える手段を設けてなることを特
徴とする請求項1記載または請求項2記載の光導波路素
子。 - 【請求項4】2×2の3dBカプラの出力に強度、位相
あるいは周波数変調を加える手段を設けるとともに、こ
れらが2×2の3dBカプラで合波される構成であるこ
とを特徴とする請求項1記載または請求項2記載の光導
波路素子。 - 【請求項5】2×2の3dBカプラが、二入力二出力の
光導波路が接続された一本の導波路からなる3dBカプ
ラであることを特徴とする請求項4記載の光導波路素
子。 - 【請求項6】二つの2×2の3dBカプラ間の光路長が
二つの線路でほぼ等しく形成されていることを特徴とす
る請求項4または請求項5記載の光導波路素子。 - 【請求項7】前記二つの2×2の3dBカプラ間の二つ
の線路に、それぞれ光の位相を調整する位相調整器を設
けたことを特徴とする請求項4記載乃至請求項6記載の
光導波路素子。 - 【請求項8】前記位相調整器が熱光学効果を利用したヒ
ータで構成されていることを特徴とする請求項7記載の
光導波路素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9890996A JPH09288255A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 光導波路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9890996A JPH09288255A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 光導波路素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09288255A true JPH09288255A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14232267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9890996A Pending JPH09288255A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 光導波路素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09288255A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006003619A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Aisin Seiki Co Ltd | マッハツェンダ型光変調器 |
| JP2006251222A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | National Institute Of Information & Communication Technology | 光デバイス |
| US7603002B2 (en) | 2005-03-18 | 2009-10-13 | Fujitsu Limited | Optical device |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP9890996A patent/JPH09288255A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006003619A (ja) * | 2004-06-17 | 2006-01-05 | Aisin Seiki Co Ltd | マッハツェンダ型光変調器 |
| JP2006251222A (ja) * | 2005-03-09 | 2006-09-21 | National Institute Of Information & Communication Technology | 光デバイス |
| US7603002B2 (en) | 2005-03-18 | 2009-10-13 | Fujitsu Limited | Optical device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040524 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040608 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040809 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050628 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20050829 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |