JPH09288865A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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- JPH09288865A JPH09288865A JP8098344A JP9834496A JPH09288865A JP H09288865 A JPH09288865 A JP H09288865A JP 8098344 A JP8098344 A JP 8098344A JP 9834496 A JP9834496 A JP 9834496A JP H09288865 A JPH09288865 A JP H09288865A
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Links
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10046—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
- G11B20/10055—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
- G11B20/10101—PR2 or PR(1,2,1), i.e. partial response class 2, polynomial (1+D)2=1+2D+D2
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- G11B20/10111—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom partial response PR(1,2,2,1)
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】MP(マークポジション)記録による記録媒体
からの再生信号とME(マークエッジ)記録による再生
信号とを同一の装置でPRML信号処理する。 【解決手段】MP記録、ME記録に応じてタップ係数を
切り替えられるPR等化器9と、MP記録、ME記録に
応じて基準振幅を切り替えられるビタビ検出器14とを
用いる。MP記録信号の再生時に用いられるトレリスの
構造がME記録信号の再生時に用いられるトレリスを縮
退したトレリスの構造と同一となるように条件を設定
し、MP記録信号用のトレリスの構造に基づいてビタビ
検出器14のパスメモリを構成する。MP記録時にはP
R等化器9の出力をそのままビタビ検出器14に入力
し、ME記録時には折り返し値出力回路13を介してP
R等化器9の出力がビタビ検出器14に入力するように
し、MP記録、ME記録に関わらず、同一のパスメモリ
が使用されるようにする。
からの再生信号とME(マークエッジ)記録による再生
信号とを同一の装置でPRML信号処理する。 【解決手段】MP記録、ME記録に応じてタップ係数を
切り替えられるPR等化器9と、MP記録、ME記録に
応じて基準振幅を切り替えられるビタビ検出器14とを
用いる。MP記録信号の再生時に用いられるトレリスの
構造がME記録信号の再生時に用いられるトレリスを縮
退したトレリスの構造と同一となるように条件を設定
し、MP記録信号用のトレリスの構造に基づいてビタビ
検出器14のパスメモリを構成する。MP記録時にはP
R等化器9の出力をそのままビタビ検出器14に入力
し、ME記録時には折り返し値出力回路13を介してP
R等化器9の出力がビタビ検出器14に入力するように
し、MP記録、ME記録に関わらず、同一のパスメモリ
が使用されるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置な
どにおいて信号の記録再生に使用される信号処理装置に
関し、特に、1個のビタビ検出器を用いてマークポジシ
ョン記録による再生信号とマークエッジ記録による再生
信号の両方をPRML信号処理できる信号処理装置に関
する。
どにおいて信号の記録再生に使用される信号処理装置に
関し、特に、1個のビタビ検出器を用いてマークポジシ
ョン記録による再生信号とマークエッジ記録による再生
信号の両方をPRML信号処理できる信号処理装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクなどの記録媒体上に信号を記
録マークとして記録する方法は、マークポジション(M
P)記録とマークエッジ(ME)記録とに大別される。
マークポジション記録はスポット記録とも呼ばれる記録
形式であって、光ディスク媒体上の記録マーク位置に変
調符号のディジット"1"を対応させ、その他の位置には
ディジット"0"を対応させて二元{0,1}データを記
録する方法である。一方、マークエッジ記録は、記録マ
ークの端部に変調符号の"1"を対応させ、その他の位置
には"0"を対応させて二元データを記録する方法であ
る。以下、マークポジション記録のことをMP記録と略
記し、マークエッジ記録のことをME記録を略記するこ
とにする。例えば「尾上守夫 監修、『光ディスク技
術』、ラジオ技術社、186、185頁、1989年」
に紹介されているように、書き込み可能な光ディスクシ
ステムにMP記録が採用された例が存在し、ディジタル
オーディオ用再生専用光ディスクシステムにME記録が
採用された例が存在する。ここで変調符号列とは、記録
媒体に書き込むべきデータ列を記録媒体での記録に適し
た符号列に変換したものをいう。
録マークとして記録する方法は、マークポジション(M
P)記録とマークエッジ(ME)記録とに大別される。
マークポジション記録はスポット記録とも呼ばれる記録
形式であって、光ディスク媒体上の記録マーク位置に変
調符号のディジット"1"を対応させ、その他の位置には
ディジット"0"を対応させて二元{0,1}データを記
録する方法である。一方、マークエッジ記録は、記録マ
ークの端部に変調符号の"1"を対応させ、その他の位置
には"0"を対応させて二元データを記録する方法であ
る。以下、マークポジション記録のことをMP記録と略
記し、マークエッジ記録のことをME記録を略記するこ
とにする。例えば「尾上守夫 監修、『光ディスク技
術』、ラジオ技術社、186、185頁、1989年」
に紹介されているように、書き込み可能な光ディスクシ
ステムにMP記録が採用された例が存在し、ディジタル
オーディオ用再生専用光ディスクシステムにME記録が
採用された例が存在する。ここで変調符号列とは、記録
媒体に書き込むべきデータ列を記録媒体での記録に適し
た符号列に変換したものをいう。
【0003】記録媒体への通常の変調符号列中には、デ
ィジット"1"が2個以上連続する系列は出現しないの
で、MP記録では媒体上に記録されるマークの長さは一
定となる。このためMP記録には、データ記録前に複雑
な信号補償を行わずに済むという利点がある。一方、M
P記録の問題点として、MP記録したマークを再生した
場合、ME記録によるマークを再生した場合に比べて再
生波形の振幅の低下が大きいことが知られている。この
ため、従来のように再生信号レベルのピーク検出を行っ
て記録データを再現することとした場合、MP記録では
高記録密度時に記録データを信頼度高く再生することが
難しい。
ィジット"1"が2個以上連続する系列は出現しないの
で、MP記録では媒体上に記録されるマークの長さは一
定となる。このためMP記録には、データ記録前に複雑
な信号補償を行わずに済むという利点がある。一方、M
P記録の問題点として、MP記録したマークを再生した
場合、ME記録によるマークを再生した場合に比べて再
生波形の振幅の低下が大きいことが知られている。この
ため、従来のように再生信号レベルのピーク検出を行っ
て記録データを再現することとした場合、MP記録では
高記録密度時に記録データを信頼度高く再生することが
難しい。
【0004】これに対しME記録は、一般に媒体上の記
録マーク長には最小限界位置が存在するので、MP記録
よりも単位マーク長当たりにより多くのデータビット数
を割り当てることができることになり、MP記録よりも
高い記録密度に適している。その一方で、ME記録は、
記録時に熱干渉などの影響を強く受けるので、複雑でコ
ストの大きな記録前補償を必要とするという問題点を有
する。
録マーク長には最小限界位置が存在するので、MP記録
よりも単位マーク長当たりにより多くのデータビット数
を割り当てることができることになり、MP記録よりも
高い記録密度に適している。その一方で、ME記録は、
記録時に熱干渉などの影響を強く受けるので、複雑でコ
ストの大きな記録前補償を必要とするという問題点を有
する。
【0005】これらの記録形式を採用したままで記録媒
体に対してより高い密度のデータ記録を行うために、P
RML(Partial Response Maximum Likelihood)信号
処理と呼ばれる再生信号処理の技術が、従来から検討さ
れている。PRML信号処理とは、例えば「1994
年、テレビジョン学会年次大会(ITE’94)予稿
集、287〜288頁」に示されているように、高記録
密度によって再生信号の符号間干渉量が増大したり、光
ディスクのヘッド/媒体部の記録再生過程で再生信号に
加わるノイズが増大しても、それらを再生信号中から除
去し信号処理後のデータビットの誤り率を低減させる技
術であり、具体的には、記録媒体からの読み出した信号
をパーシャルレスポンス(PR;Partial Response)等
化器によって波形等化し、さらにビタビ(Viterbi)検出
によって最尤の信号系列を求めることにより、記録され
た変調符号列を再生する方法である。また、特開平7−
122000号公報には、変調符号列の最小符号反転間
隔δを2以上とし、光ディスクへの記録をME記録で行
い、光ディスクからの再生信号に対して、後述するPR
(1,2,1)等化を利用したPRML信号処理を施すこと
により、データ検出の誤りを小さくしたデータ検出方法
が開示されている。
体に対してより高い密度のデータ記録を行うために、P
RML(Partial Response Maximum Likelihood)信号
処理と呼ばれる再生信号処理の技術が、従来から検討さ
れている。PRML信号処理とは、例えば「1994
年、テレビジョン学会年次大会(ITE’94)予稿
集、287〜288頁」に示されているように、高記録
密度によって再生信号の符号間干渉量が増大したり、光
ディスクのヘッド/媒体部の記録再生過程で再生信号に
加わるノイズが増大しても、それらを再生信号中から除
去し信号処理後のデータビットの誤り率を低減させる技
術であり、具体的には、記録媒体からの読み出した信号
をパーシャルレスポンス(PR;Partial Response)等
化器によって波形等化し、さらにビタビ(Viterbi)検出
によって最尤の信号系列を求めることにより、記録され
た変調符号列を再生する方法である。また、特開平7−
122000号公報には、変調符号列の最小符号反転間
隔δを2以上とし、光ディスクへの記録をME記録で行
い、光ディスクからの再生信号に対して、後述するPR
(1,2,1)等化を利用したPRML信号処理を施すこと
により、データ検出の誤りを小さくしたデータ検出方法
が開示されている。
【0006】図1は、PRML信号処理による従来の信
号処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す
信号処理装置は、MP記録を行い、かつPR波形等化と
してPR(1,2,1)等化を行うものである。また、記録
ヘッドと記録媒体とをまとめてヘッド/媒体部200と
している。ここでは、記録媒体が光ディスクであり、レ
ーザ光を記録媒体に照射することによって記録マーク
(記録ピット)が形成されるものとする。
号処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示す
信号処理装置は、MP記録を行い、かつPR波形等化と
してPR(1,2,1)等化を行うものである。また、記録
ヘッドと記録媒体とをまとめてヘッド/媒体部200と
している。ここでは、記録媒体が光ディスクであり、レ
ーザ光を記録媒体に照射することによって記録マーク
(記録ピット)が形成されるものとする。
【0007】記録媒体へデータの記録を行う場合には、
変調符号入力端子141から入力される二元シンボル
{0,1}からなる変調符号列E'がヘッド/媒体部20
0へ入力され、記録媒体への記録マーク(記録ピット)
の生成が行われる。記録データの再生を行う場合には、
再生ヘッドが記録ピットを読むことにより再生信号G'
が作られる。ヘッド/媒体部200における記録ピット
の形状や信号の変化を図2に示す。図2は、最小符号反
転間隔δが2である変調符号列Eを用いてMP記録を行
い、再生時にPR(1,2,1)等化を行った場合の各部の
信号波形を示している。なお、図2の信号E,G,J,Z
は、本明細書の「従来の技術」においてはそれぞれE',
G',J',Z'に読み替えるものとする。具体的には、ヘ
ッド/媒体部200に与えられる変調符号列E'が(a)
で、ヘッド/媒体部200内のレーザダイオード(L
D)を駆動するためのLDドライバ出力が(b)で、記録
媒体に生成される記録ピットが(c)で、記録媒体から読
み出される再生信号G'が(d)で示されており、これらは
時間方向に同期して描かれている。ここで最小符号反転
間隔δは変調符号列でのディジット"1"と"1"の間にあ
るディジット"0"の数の最小値であり、変調符号の特性
や適用するPRML信号処理装置の構造に影響する重要
な値である。
変調符号入力端子141から入力される二元シンボル
{0,1}からなる変調符号列E'がヘッド/媒体部20
0へ入力され、記録媒体への記録マーク(記録ピット)
の生成が行われる。記録データの再生を行う場合には、
再生ヘッドが記録ピットを読むことにより再生信号G'
が作られる。ヘッド/媒体部200における記録ピット
の形状や信号の変化を図2に示す。図2は、最小符号反
転間隔δが2である変調符号列Eを用いてMP記録を行
い、再生時にPR(1,2,1)等化を行った場合の各部の
信号波形を示している。なお、図2の信号E,G,J,Z
は、本明細書の「従来の技術」においてはそれぞれE',
G',J',Z'に読み替えるものとする。具体的には、ヘ
ッド/媒体部200に与えられる変調符号列E'が(a)
で、ヘッド/媒体部200内のレーザダイオード(L
D)を駆動するためのLDドライバ出力が(b)で、記録
媒体に生成される記録ピットが(c)で、記録媒体から読
み出される再生信号G'が(d)で示されており、これらは
時間方向に同期して描かれている。ここで最小符号反転
間隔δは変調符号列でのディジット"1"と"1"の間にあ
るディジット"0"の数の最小値であり、変調符号の特性
や適用するPRML信号処理装置の構造に影響する重要
な値である。
【0008】図2においては、(a)の変調符号列E'が"
1"の場合にだけ、(b)に示すようにLDドライバ出力が
オンとなることが示されている。その結果、変調符号
が"1"の場合にだけ、光ディスク媒体上に(c)に示した
タイミングで記録ピットが生成される。再生ヘッドから
出力信号(再生信号G')は、特に記録密度が高い場合
には、(d)に示したように符号間干渉の発生により分解
能が低下してなだらかな波形となってしまい、実際には
これに媒体ノイズが加わるので、再生信号G'の各時刻
でのレベルを観察するだけでは、この再生信号G'から
各時刻の(a)に示す変調符号列E'を正しく再現すること
は困難である。
1"の場合にだけ、(b)に示すようにLDドライバ出力が
オンとなることが示されている。その結果、変調符号
が"1"の場合にだけ、光ディスク媒体上に(c)に示した
タイミングで記録ピットが生成される。再生ヘッドから
出力信号(再生信号G')は、特に記録密度が高い場合
には、(d)に示したように符号間干渉の発生により分解
能が低下してなだらかな波形となってしまい、実際には
これに媒体ノイズが加わるので、再生信号G'の各時刻
でのレベルを観察するだけでは、この再生信号G'から
各時刻の(a)に示す変調符号列E'を正しく再現すること
は困難である。
【0009】図2の(d)に示す再生信号G'から正しく
(a)に示す変調符号列E'を再現するため、このPRML
信号処理装置では、再生信号処理部201が設けられて
ヘッド/媒体部200からの再生信号G'が再生信号処
理部201に入力され、ここで再生信号G'にPRML
信号処理が施されるようになっている。この再生信号処
理部201において、再生信号G'はまずPR等化器1
42によってパーシャルレスポンス(PR)波形に等化
される。ここで示す例では、PR等化器142はPR
(1,2,1)等化を行うとする。PR(1,2,1)等化と
は、変調符号列E'中の1個のディジット"1"に対応す
るPR等化器出力信号J'が、3個の信号識別時刻(サ
ンプリングタイム)にわたる単位波形、すなわち現時刻
でレベル0.5,次時刻でレベル1.0、さらに次の時刻
でレベル0.5となるように、PR等化器の特性を定め
るものである。この結果、図2の(e)に示すように、P
R等化器出力信号J'は各信号識別時刻において3個の
レベル{0,0.5,1.0}のいずれかの近傍の値とな
る。そしてPR等化器出力信号J'を利用すれば、(d)に
再生信号列G'を利用するよりも、変調符号列E'を再生
側でより信頼性高く再現できる。
(a)に示す変調符号列E'を再現するため、このPRML
信号処理装置では、再生信号処理部201が設けられて
ヘッド/媒体部200からの再生信号G'が再生信号処
理部201に入力され、ここで再生信号G'にPRML
信号処理が施されるようになっている。この再生信号処
理部201において、再生信号G'はまずPR等化器1
42によってパーシャルレスポンス(PR)波形に等化
される。ここで示す例では、PR等化器142はPR
(1,2,1)等化を行うとする。PR(1,2,1)等化と
は、変調符号列E'中の1個のディジット"1"に対応す
るPR等化器出力信号J'が、3個の信号識別時刻(サ
ンプリングタイム)にわたる単位波形、すなわち現時刻
でレベル0.5,次時刻でレベル1.0、さらに次の時刻
でレベル0.5となるように、PR等化器の特性を定め
るものである。この結果、図2の(e)に示すように、P
R等化器出力信号J'は各信号識別時刻において3個の
レベル{0,0.5,1.0}のいずれかの近傍の値とな
る。そしてPR等化器出力信号J'を利用すれば、(d)に
再生信号列G'を利用するよりも、変調符号列E'を再生
側でより信頼性高く再現できる。
【0010】再生信号処理部201において、PR等化
器出力信号J'は、次にビタビ検出器143に入力す
る。ビタビ検出器143は、PR等化器出力信号J'を
変調符号列Z'へ変換する。ビタビ検出器143は、各
信号識別時刻においてPR(1,2,1)等化信号に現れる
信号レベルの遷移パターンを後述するトレリスの形で記
憶しており、このPR(1,2,1)等化信号中に本来現れ
るべき遷移パターンに対応する二元の変調符号列のみを
出力する。これを図2でみると、PR等化器の出力信号
J'(図2の(e))において、例えばレベル1.0が発生
した時刻と隣り合う時刻にはレベル0.5しか発生せ
ず、レベル0とレベル1.0とは隣り合った時刻に発生
することはない。したがって、仮にヘッド/媒体部20
0で重畳したノイズにより、ビタビ検出器への入力中に
この信号レベル遷移規則に当てはまらない誤った信号レ
ベル遷移が観測されたとしても、ビタビ検出器143
は、PR(1,2,1)等化器出力信号レベルの正しい遷移
パターンの中からこの誤った信号レベル遷移に最も近い
遷移パターンを選び、それを図2の(f)に示すように、
ビタビ検出器出力信号Z'とし、ビタビ検出器出力端子
144から出力する。このビタビ検出器143の動作に
よって、図2の(f)に示すビタビ検出器出力列のビット
誤り率は、(e)に示すPR等化器出力をピーク検出して
得た変調符号列J'のビット誤り率よりも、更に低減す
る。
器出力信号J'は、次にビタビ検出器143に入力す
る。ビタビ検出器143は、PR等化器出力信号J'を
変調符号列Z'へ変換する。ビタビ検出器143は、各
信号識別時刻においてPR(1,2,1)等化信号に現れる
信号レベルの遷移パターンを後述するトレリスの形で記
憶しており、このPR(1,2,1)等化信号中に本来現れ
るべき遷移パターンに対応する二元の変調符号列のみを
出力する。これを図2でみると、PR等化器の出力信号
J'(図2の(e))において、例えばレベル1.0が発生
した時刻と隣り合う時刻にはレベル0.5しか発生せ
ず、レベル0とレベル1.0とは隣り合った時刻に発生
することはない。したがって、仮にヘッド/媒体部20
0で重畳したノイズにより、ビタビ検出器への入力中に
この信号レベル遷移規則に当てはまらない誤った信号レ
ベル遷移が観測されたとしても、ビタビ検出器143
は、PR(1,2,1)等化器出力信号レベルの正しい遷移
パターンの中からこの誤った信号レベル遷移に最も近い
遷移パターンを選び、それを図2の(f)に示すように、
ビタビ検出器出力信号Z'とし、ビタビ検出器出力端子
144から出力する。このビタビ検出器143の動作に
よって、図2の(f)に示すビタビ検出器出力列のビット
誤り率は、(e)に示すPR等化器出力をピーク検出して
得た変調符号列J'のビット誤り率よりも、更に低減す
る。
【0011】図3は、上述した従来のPRML信号処理
装置で使用される従来のPR等化器142の構成の一例
を示したものである。遅延素子31は、それぞれ、通過
する信号に対して一単位時間(T)の遅延を与えるもので
ある。このような遅延素子31が複数個直列に配置して
おり、PR等化器入力端子161から入力した等化器入
力信号(再生信号)G'は遅延素子31の列を通過し、
この過程で互いに遅延時間差TをもつN個のタップ出力
信号i(N),i(N−1),・・・,i(1)が作られる。この各
タップ出力信号にはタップ係数C1',C2',・・・,CN'が乗
算器32によってそれぞれ乗算され、各乗算結果が加算
器33へ向けて出力される。乗算結果の和i(N)C1'+
i(N−1)C2'+・・・+i(1)CN'が加算器33から等
化器出力信号J'として等化器出力端子162へ出力さ
れる。タップ係数C1',C2',・・・,CN'を、再生信号の性
質及びPR等化器出力信号をPR(1,2,1)等化波形と
することから定まる値とすることによって、PR(1,
2,1)等化器が実現される。
装置で使用される従来のPR等化器142の構成の一例
を示したものである。遅延素子31は、それぞれ、通過
する信号に対して一単位時間(T)の遅延を与えるもので
ある。このような遅延素子31が複数個直列に配置して
おり、PR等化器入力端子161から入力した等化器入
力信号(再生信号)G'は遅延素子31の列を通過し、
この過程で互いに遅延時間差TをもつN個のタップ出力
信号i(N),i(N−1),・・・,i(1)が作られる。この各
タップ出力信号にはタップ係数C1',C2',・・・,CN'が乗
算器32によってそれぞれ乗算され、各乗算結果が加算
器33へ向けて出力される。乗算結果の和i(N)C1'+
i(N−1)C2'+・・・+i(1)CN'が加算器33から等
化器出力信号J'として等化器出力端子162へ出力さ
れる。タップ係数C1',C2',・・・,CN'を、再生信号の性
質及びPR等化器出力信号をPR(1,2,1)等化波形と
することから定まる値とすることによって、PR(1,
2,1)等化器が実現される。
【0012】次に、上述した従来のPRML信号処理装
置で使用されるビタビ検出器143について説明する。
図4は、変調符号列をMP記録しその再生信号をPR
(1,2,1)等化した後の信号に用いられるビタビ検出器
143の構成図である。このビタビ検出器は、ビタビ検
出器入力端子171に入力したPR等化器出力信号J'
が入力し枝メトリックB1',B2',B3'を算出する枝メト
リック計算回路174と、枝メトリックB1',B2',B3'
に基づきパスメモリ制御信号h'を出力するACS(加
算比較選択;Add Compare Select)回路172と、パス
メモリ制御信号(検出系列切替器制御信号)h'によっ
て制御されるパスメモリ173とを有している。パスメ
モリ173の出力がこのビタビ検出器の出力端子144
となっている。
置で使用されるビタビ検出器143について説明する。
図4は、変調符号列をMP記録しその再生信号をPR
(1,2,1)等化した後の信号に用いられるビタビ検出器
143の構成図である。このビタビ検出器は、ビタビ検
出器入力端子171に入力したPR等化器出力信号J'
が入力し枝メトリックB1',B2',B3'を算出する枝メト
リック計算回路174と、枝メトリックB1',B2',B3'
に基づきパスメモリ制御信号h'を出力するACS(加
算比較選択;Add Compare Select)回路172と、パス
メモリ制御信号(検出系列切替器制御信号)h'によっ
て制御されるパスメモリ173とを有している。パスメ
モリ173の出力がこのビタビ検出器の出力端子144
となっている。
【0013】枝メトリック計算回路174では、3個の
減算器48と3個の二乗演算器49が設けられ、PR等
化器出力信号J'は各減算器48に共通に入力される。
各減算器48は、それぞれ、PR等化器出力信号J'と
予めビタビ検出器に設定されているPR等化器の等化目
標値{0,0.5,1.0}から、0−J',0.5−J',
1.0−J'を計算し、これらの計算結果を対応する二乗
演算器49に独立に出力する。各二乗演算器49は、入
力信号の二乗値:
減算器48と3個の二乗演算器49が設けられ、PR等
化器出力信号J'は各減算器48に共通に入力される。
各減算器48は、それぞれ、PR等化器出力信号J'と
予めビタビ検出器に設定されているPR等化器の等化目
標値{0,0.5,1.0}から、0−J',0.5−J',
1.0−J'を計算し、これらの計算結果を対応する二乗
演算器49に独立に出力する。各二乗演算器49は、入
力信号の二乗値:
【0014】
【数1】 B1'=(0−J')2,B2'=(0.5−J')2,B3'=(1.0−J')2 …(1) を各時刻ごとに計算し、ACS回路173に出力する。
B1',B2',B3'の値はこのビタビ検出器の各時刻での枝
メトリックと呼ばれ、PR(1,2,1)等化後の信号の、
理想的なPR(1,2,1)等化信号との近さを表す値であ
る。
B1',B2',B3'の値はこのビタビ検出器の各時刻での枝
メトリックと呼ばれ、PR(1,2,1)等化後の信号の、
理想的なPR(1,2,1)等化信号との近さを表す値であ
る。
【0015】ACS回路172は、パスメトリックと呼
ばれる値P(1),P(2),P(3)を内部に保持し、このパ
スメトリックP(1),P(2),P(3)は、記録再生動作が
行われる前に、
ばれる値P(1),P(2),P(3)を内部に保持し、このパ
スメトリックP(1),P(2),P(3)は、記録再生動作が
行われる前に、
【0016】
【数2】P(1)=P(2)=P(3)=0 …(2) となるように初期設定される。そして記録再生動作時に
は、ACS回路172は、式(1)に基づいて計算され入
力した枝メトリックB1',B2',B3'に基づき、各時刻に
おいて前の時刻までに得られているP(1)〜P(3)と現
時刻に得られたB1',B2',B3'から、P(1)+B2'とP
(3)+B1'との比較を行い、
は、ACS回路172は、式(1)に基づいて計算され入
力した枝メトリックB1',B2',B3'に基づき、各時刻に
おいて前の時刻までに得られているP(1)〜P(3)と現
時刻に得られたB1',B2',B3'から、P(1)+B2'とP
(3)+B1'との比較を行い、
【0017】
【数3】 P(1)+B2'≧P(3)+B1' ならば h'=0, P(1)+B2'<P(3)+B1' ならば h'=1 …(3) となるように制御信号h'の値を決定してパスメモリ1
73に出力し、さらに、
73に出力し、さらに、
【0018】
【数4】 P(1)=P(2)+B3', P(2)=P(3)+B2', P(3)=min{P(1)+B2',P(3)+B1'} …(4) にしたがって、パスメトリックP(1),P(2),P(3)の
値を更新する。ここにmin{α,β}はαとβのうち
小さい方の値を意味する演算子である。
値を更新する。ここにmin{α,β}はαとβのうち
小さい方の値を意味する演算子である。
【0019】次に、図5〜図7を使用してパスメモリ1
73の構成例とその動作の詳細を説明する。図5はMP
記録・PR(1,2,1)等化後の信号に用いられるビタビ
検出器のパスメモリの構成図である。図6はこのパスメ
モリ内の検出系列切替器64の入出力端子の接続法の説
明図である。以下、本明細書の「従来の技術」の欄の中
では図5、図6のh,Zはそれぞれh',Z'に読み換える
ものとする。
73の構成例とその動作の詳細を説明する。図5はMP
記録・PR(1,2,1)等化後の信号に用いられるビタビ
検出器のパスメモリの構成図である。図6はこのパスメ
モリ内の検出系列切替器64の入出力端子の接続法の説
明図である。以下、本明細書の「従来の技術」の欄の中
では図5、図6のh,Zはそれぞれh',Z'に読み換える
ものとする。
【0020】図5に示すように、このパスメモリは、n
個の検出系列切替器(1)〜(n)64と、各検出系列切替
器64間に設けられた3個1組みの遅延素子65からな
る。各遅延素子65は、その入力を一単位時間だけ遅延
させて出力するものである。各検出系列切替器64に
は、共通のパスメモリ制御信号入力端子66を介してパ
スメモリ制御信号h'が入力する。
個の検出系列切替器(1)〜(n)64と、各検出系列切替
器64間に設けられた3個1組みの遅延素子65からな
る。各遅延素子65は、その入力を一単位時間だけ遅延
させて出力するものである。各検出系列切替器64に
は、共通のパスメモリ制御信号入力端子66を介してパ
スメモリ制御信号h'が入力する。
【0021】図5において、パスメモリ制御信号h'が
h'=0,1それぞれの場合には、検出系列切替器(1)〜
同(n)64の全ての入出力端子の接続が、図6のh=
0,h=1に示した形であるとする。次に、図5の検出
系列切替器(1)〜同(n−1)64の出力端子に接続され
ている遅延素子FF(1)〜FF(n−1)の値全てを右向
きに次の遅延素子へ検出系列切替器を経由させてシフト
し、同時に遅延素子(1)65の入力端子X1,X2,X3
にそれぞれビタビ検出器出力系列ディジットの候補であ
るV1=0,V2=1,V3=0を入力し、これら入力
ディジットを検出系列切替器(1)とその出力端子Y1,
Y2,Y3を経由して3個の遅延素子65(FF1)へ
入力させる。これにより一時刻分のビタビ検出器出力
Z'がビタビ検出器出力端子15から出力されることに
なる。ここで、例えば検出系列切替器64の接続状況が
図6に示すh'=0の場合であるすると、出力端子Y1,
Y2,Y3へは、それぞれ、入力端子X2,X3,X3か
ら入力された値V2=1,V3=0,V3=0が届き、
V1=0は検出系列切替器64のいずれの出力端子にも
届かないことになる(図5、図6の点線は断線を示して
いる)。以上の手順を各時刻において行うことにより、
ビタビ検出器出力端子15から二元シンボル{0,1}
からなるビタビ検出器出力系列Z'が得られる。図5で
は最終段の検出系列切替器(n)の出力端子Y1だけがビ
タビ検出器出力端子15へ接続されているが、検出系列
切替器の数nが数十以上と大きければ、検出系列切替器
(n)の出力端子Y1,Y2,Y3から出力される系列は互
いに同一となる。
h'=0,1それぞれの場合には、検出系列切替器(1)〜
同(n)64の全ての入出力端子の接続が、図6のh=
0,h=1に示した形であるとする。次に、図5の検出
系列切替器(1)〜同(n−1)64の出力端子に接続され
ている遅延素子FF(1)〜FF(n−1)の値全てを右向
きに次の遅延素子へ検出系列切替器を経由させてシフト
し、同時に遅延素子(1)65の入力端子X1,X2,X3
にそれぞれビタビ検出器出力系列ディジットの候補であ
るV1=0,V2=1,V3=0を入力し、これら入力
ディジットを検出系列切替器(1)とその出力端子Y1,
Y2,Y3を経由して3個の遅延素子65(FF1)へ
入力させる。これにより一時刻分のビタビ検出器出力
Z'がビタビ検出器出力端子15から出力されることに
なる。ここで、例えば検出系列切替器64の接続状況が
図6に示すh'=0の場合であるすると、出力端子Y1,
Y2,Y3へは、それぞれ、入力端子X2,X3,X3か
ら入力された値V2=1,V3=0,V3=0が届き、
V1=0は検出系列切替器64のいずれの出力端子にも
届かないことになる(図5、図6の点線は断線を示して
いる)。以上の手順を各時刻において行うことにより、
ビタビ検出器出力端子15から二元シンボル{0,1}
からなるビタビ検出器出力系列Z'が得られる。図5で
は最終段の検出系列切替器(n)の出力端子Y1だけがビ
タビ検出器出力端子15へ接続されているが、検出系列
切替器の数nが数十以上と大きければ、検出系列切替器
(n)の出力端子Y1,Y2,Y3から出力される系列は互
いに同一となる。
【0022】式(3)に示したパスメモリ制御信号h'の決
定法、式(1)に示す枝メトリックの決定方法や式(4)に示
すパスメトリックの更新手順、及び図6に示した検出系
列切替器64の入出力端子間の接続方法は、いずれも、
図7に示すMP記録・PR(1,2,1)用トレリスに基づ
いて定められたものである。図7のトレリスは、最小符
号反転間隔δが2の変調符号をMP記録しその再生信号
をPR(1,2,1)等化した信号(図1のPR等化器出力
信号J')のレベルの、ノイズが加わっていない場合で
の遷移規則を表している。図7において、時刻t−1の
状態から時刻tの状態への各枝81〜84に付された
[出力ビット/基準振幅]において、出力ビットは図5
のV1,V2,V3を定め、基準振幅は図4の枝メトリッ
ク計算回路174内の値0,0.5,1.0を定めている。
また図7中の四角形はトレリスの状態を表し、各状態間
を結ぶ枝81〜84の接続法は図5の検出系列切替器6
4内での接続規則を定めている。
定法、式(1)に示す枝メトリックの決定方法や式(4)に示
すパスメトリックの更新手順、及び図6に示した検出系
列切替器64の入出力端子間の接続方法は、いずれも、
図7に示すMP記録・PR(1,2,1)用トレリスに基づ
いて定められたものである。図7のトレリスは、最小符
号反転間隔δが2の変調符号をMP記録しその再生信号
をPR(1,2,1)等化した信号(図1のPR等化器出力
信号J')のレベルの、ノイズが加わっていない場合で
の遷移規則を表している。図7において、時刻t−1の
状態から時刻tの状態への各枝81〜84に付された
[出力ビット/基準振幅]において、出力ビットは図5
のV1,V2,V3を定め、基準振幅は図4の枝メトリッ
ク計算回路174内の値0,0.5,1.0を定めている。
また図7中の四角形はトレリスの状態を表し、各状態間
を結ぶ枝81〜84の接続法は図5の検出系列切替器6
4内での接続規則を定めている。
【0023】以上、MP記録した信号を再生しこれにP
RML信号処理を施す従来の装置の構成の一例を説明し
た。次にME記録した信号を再生しこれにPRML信号
処理を施す従来の装置の構成の一例を図8〜図12を用
いて説明する。図8は従来のME記録・PR(1,2,1)
等化ビタビ検出を行うPRML信号処理装置のブロック
図である。変調符号列E"は、記録媒体への記録前にN
RZI(Non Return toZero Inversion)回路7へ入力さ
れ、ここで遅延素子6と排他的論理和計算回路5により
系列の変換がなされ、NRZI出力信号F"としてヘッ
ド/媒体部200に与えられる。NRZI出力信号F"
は、変調符号列E"でのディジット"1"をレベルの立上
りまたは立下りに対応させたものである。また図9は、
最小符号反転間隔δが2である変調符号列E"を用いて
ME記録を行い、再生時にPR(1,2,1)等化を行った
場合の各部の信号波形を示している。具体的には、ヘッ
ド/媒体部200に与えられる変調符号列E"が(g)で、
NRZI出力信号F"が(h)で、ヘッド/媒体部200内
のレーザダイオード(LD)を駆動するためのLDドラ
イバ出力が(i)で、記録媒体に生成される記録ピット
(記録マーク)が(j)で、記録媒体から読み出される再
生信号G"が(k)で示されており、これらは時間方向に同
期して描かれている。
RML信号処理を施す従来の装置の構成の一例を説明し
た。次にME記録した信号を再生しこれにPRML信号
処理を施す従来の装置の構成の一例を図8〜図12を用
いて説明する。図8は従来のME記録・PR(1,2,1)
等化ビタビ検出を行うPRML信号処理装置のブロック
図である。変調符号列E"は、記録媒体への記録前にN
RZI(Non Return toZero Inversion)回路7へ入力さ
れ、ここで遅延素子6と排他的論理和計算回路5により
系列の変換がなされ、NRZI出力信号F"としてヘッ
ド/媒体部200に与えられる。NRZI出力信号F"
は、変調符号列E"でのディジット"1"をレベルの立上
りまたは立下りに対応させたものである。また図9は、
最小符号反転間隔δが2である変調符号列E"を用いて
ME記録を行い、再生時にPR(1,2,1)等化を行った
場合の各部の信号波形を示している。具体的には、ヘッ
ド/媒体部200に与えられる変調符号列E"が(g)で、
NRZI出力信号F"が(h)で、ヘッド/媒体部200内
のレーザダイオード(LD)を駆動するためのLDドラ
イバ出力が(i)で、記録媒体に生成される記録ピット
(記録マーク)が(j)で、記録媒体から読み出される再
生信号G"が(k)で示されており、これらは時間方向に同
期して描かれている。
【0024】図9の(i)に示すように、LDドライバ出
力は、MP記録時に用いるLDドライバと同様に、(h)
に示すNRZI回路の出力列F"が1である場合にオン
となるので、ヘッド/媒体部200への入力信号に関す
るME記録とMP記録の相違点は、NRZI回路7の有
無にあると言える。図8において再生信号G"は、次に
PR(1,2,1)等化器152へ入力され、PR等化器1
52において前述した図1のPR(1,2,1)等化器14
3での場合と同様に再生信号のPR(1,2,1)等化がな
された後、その出力信号J"がビタビ検出器153へ入
力され、ビタビ検出器出力端子154からビタビ検出器
出力信号Z"が得られる。PR等化器152とビタビ検
出器153は再生信号処理部202を構成している。
力は、MP記録時に用いるLDドライバと同様に、(h)
に示すNRZI回路の出力列F"が1である場合にオン
となるので、ヘッド/媒体部200への入力信号に関す
るME記録とMP記録の相違点は、NRZI回路7の有
無にあると言える。図8において再生信号G"は、次に
PR(1,2,1)等化器152へ入力され、PR等化器1
52において前述した図1のPR(1,2,1)等化器14
3での場合と同様に再生信号のPR(1,2,1)等化がな
された後、その出力信号J"がビタビ検出器153へ入
力され、ビタビ検出器出力端子154からビタビ検出器
出力信号Z"が得られる。PR等化器152とビタビ検
出器153は再生信号処理部202を構成している。
【0025】図10は、ビタビ検出器153、すなわち
最小符号反転間隔δが2の変調符号をME記録しその再
生信号をPR(1,2,1)等化した場合に用いられるビタ
ビ検出器の構成図である。このビタビ検出器は、図4に
示したビタビ検出器と同様に、PR等化器出力信号J"
が入力するビタビ検出器入力端子181と、枝メトリッ
ク計算回路184と、ACS回路182と、パスメモリ
183と、ビタビ検出器出力端子154を備えている。
図10に示すように、枝メトリック計算回路184は4
個の減算器48と4個の二乗演算器49を備え、PR等
化器出力信号J"と4個の基準振幅{0,0.25,0.7
5,1.0}それぞれとの差の二乗を計算し、これらを枝
メトリックB1"〜B4"としてパスメモリ183へ出力
する。枝メトリックB1"〜B4"は、前述した図4のビ
タビ検出器における枝メトリックB1'〜B3'の計算と
同様に、
最小符号反転間隔δが2の変調符号をME記録しその再
生信号をPR(1,2,1)等化した場合に用いられるビタ
ビ検出器の構成図である。このビタビ検出器は、図4に
示したビタビ検出器と同様に、PR等化器出力信号J"
が入力するビタビ検出器入力端子181と、枝メトリッ
ク計算回路184と、ACS回路182と、パスメモリ
183と、ビタビ検出器出力端子154を備えている。
図10に示すように、枝メトリック計算回路184は4
個の減算器48と4個の二乗演算器49を備え、PR等
化器出力信号J"と4個の基準振幅{0,0.25,0.7
5,1.0}それぞれとの差の二乗を計算し、これらを枝
メトリックB1"〜B4"としてパスメモリ183へ出力
する。枝メトリックB1"〜B4"は、前述した図4のビ
タビ検出器における枝メトリックB1'〜B3'の計算と
同様に、
【0026】
【数5】 B1"=(0−J")2,B2"=(0.25−J")2, B3"=(0.5−J")2,B4"=(0.75−J")2 …(5) によって計算される。また、図4のビタビ検出器のAC
S回路172の式(3),(4)にしたがった動作と同様に、
ここでのACS回路182は、初期設定として、
S回路172の式(3),(4)にしたがった動作と同様に、
ここでのACS回路182は、初期設定として、
【0027】
【数6】 P(1)=P(2)=P(3)=P(4)=0 …(6) を実行する。また、記録再生動作時には、ACS回路1
82は、P(1)+B4"とP(3)+B3"との比較、P(2)
+B2"とP(4)+B1"との比較を行い、
82は、P(1)+B4"とP(3)+B3"との比較、P(2)
+B2"とP(4)+B1"との比較を行い、
【0028】
【数7】 P(1)+B4"<P(3)+B3" ならば h1"=0, P(1)+B4"≧P(3)+B3" ならば h1"=1, P(2)+B2"<P(4)+B1" ならば h2"=0, P(2)+B2"≧P(4)+B1" ならば h2"=1 …(7) となるように制御信号h1",h2"の値を決定してパスメ
モリ183に出力し、さらに、
モリ183に出力し、さらに、
【0029】
【数8】 P(1)=min{P(1)+B4",P(3)+B3"}, P(2)=P(1)+B3", P(3)=P(4)+B2", P(4)=min{P(2)+B2",P(4)+B1"} …(8) にしたがって動作を行い、パスメトリックを更新する。
【0030】図11は、パスメモリ183の構成を示し
ている。このパスメモリは、n個の検出系列切替器(1)
〜(n)191と、各検出系列切替器191間に設けられ
た4個1組みの遅延素子192からなる。各遅延素子1
92は、その入力を一単位時間だけ遅延させて出力する
ものである。各検出系列切替器191には、共通のパス
メモリ制御信号入力端子193を介してパスメモリ制御
信号h1",h2"が入力する。そしてこのパスメモリで
は、1個のビットを処理する時刻ごとに、パスメモリ制
御信号の値が(h1",h2")=(0,0),(1,0),(0,
1),(1,1)それぞれの場合に対して、検出系列切替器
(1)〜同(n)191の全ての入力端子と出力端子との間
の接続が図12(a),(b),(c),(d)に示したいずれかの形
になる。図11には(h1",h2")=(0,0)の場合の接続
が示されている。次に、検出系列切替器(1)〜同(n−
1)191の出力端子に接続されている遅延素子FF
(1)〜FF(n−1)192の値の全てを右向きに次の遅
延素子へ検出系列切替器を経由してシフトし、同時に入
力端子X1〜X4それぞれからビタビ検出器出力系列デ
ィジットの候補であるV1=0,V2=1,V3=1,
V4=0を入力する。これにより一時刻分のビタビ検出
器出力Z"がビタビ検出器出力端子194から出力さ
れ、かつ入力ビットV1〜V4は検出系列切替器(1)と
その出力端子Y1,Y2,Y3,Y4を経由して4個の遅
延素子FF1に入力される。以上の手順を各時刻におい
て行うことにより、ビタビ検出器出力端子194から、
二元シンボル{0,1}からなるビタビ検出器出力系列
Z"が得られる。
ている。このパスメモリは、n個の検出系列切替器(1)
〜(n)191と、各検出系列切替器191間に設けられ
た4個1組みの遅延素子192からなる。各遅延素子1
92は、その入力を一単位時間だけ遅延させて出力する
ものである。各検出系列切替器191には、共通のパス
メモリ制御信号入力端子193を介してパスメモリ制御
信号h1",h2"が入力する。そしてこのパスメモリで
は、1個のビットを処理する時刻ごとに、パスメモリ制
御信号の値が(h1",h2")=(0,0),(1,0),(0,
1),(1,1)それぞれの場合に対して、検出系列切替器
(1)〜同(n)191の全ての入力端子と出力端子との間
の接続が図12(a),(b),(c),(d)に示したいずれかの形
になる。図11には(h1",h2")=(0,0)の場合の接続
が示されている。次に、検出系列切替器(1)〜同(n−
1)191の出力端子に接続されている遅延素子FF
(1)〜FF(n−1)192の値の全てを右向きに次の遅
延素子へ検出系列切替器を経由してシフトし、同時に入
力端子X1〜X4それぞれからビタビ検出器出力系列デ
ィジットの候補であるV1=0,V2=1,V3=1,
V4=0を入力する。これにより一時刻分のビタビ検出
器出力Z"がビタビ検出器出力端子194から出力さ
れ、かつ入力ビットV1〜V4は検出系列切替器(1)と
その出力端子Y1,Y2,Y3,Y4を経由して4個の遅
延素子FF1に入力される。以上の手順を各時刻におい
て行うことにより、ビタビ検出器出力端子194から、
二元シンボル{0,1}からなるビタビ検出器出力系列
Z"が得られる。
【0031】式(7)に示したパスメモリ制御信号h1",h
2"の決定法、式(5)に示す枝メトリックの決定方法や式
(8)に示すパスメトリックの更新手順、及び図12に示
した検出系列切替器の入出力端子間の接続方法は、いず
れも、図13に示すME記録・PR(1,2,1)用トレリ
スに基づいて定められたものである。図13のトレリス
は、最小符号反転間隔δが2の変調符号をME記録しそ
の再生信号をPR(1,2,1)等化した信号のレベルの、
ノイズが加わっていないとした場合の遷移規則を枝85
〜89によって表したものである。
2"の決定法、式(5)に示す枝メトリックの決定方法や式
(8)に示すパスメトリックの更新手順、及び図12に示
した検出系列切替器の入出力端子間の接続方法は、いず
れも、図13に示すME記録・PR(1,2,1)用トレリ
スに基づいて定められたものである。図13のトレリス
は、最小符号反転間隔δが2の変調符号をME記録しそ
の再生信号をPR(1,2,1)等化した信号のレベルの、
ノイズが加わっていないとした場合の遷移規則を枝85
〜89によって表したものである。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術の
問題点として、MP記録したディスク媒体と、ME記録
したディスク媒体とがあり、これらにPRML信号処理
を施してこれらの記録データを再生しようとする時に
は、1個のPRML信号処理装置だけで処理できず、M
P用PRML信号処理装置とME用PRML信号処理装
置の2種類の装置を用意しなければならないことが挙げ
られる。
問題点として、MP記録したディスク媒体と、ME記録
したディスク媒体とがあり、これらにPRML信号処理
を施してこれらの記録データを再生しようとする時に
は、1個のPRML信号処理装置だけで処理できず、M
P用PRML信号処理装置とME用PRML信号処理装
置の2種類の装置を用意しなければならないことが挙げ
られる。
【0033】この問題点が存在する理由は、図4に示す
MP記録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検出器の構成と
図10に示すME記録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検
出器の構成が異なるからである(いずれのビタビ検出器
もδが最小符号反転間隔2の変調符号に適用される)。
図4と図10の各枝メトリック計算回路174,184
に着目すると、それぞれの枝メトリック計算回路17
4,184に含まれる減算器48、二乗演算器49の個
数が異なり、また減算器48の(+)側端子に入力されて
いるビタビ検出器の基準振幅も異なる値となっている。
また図5はMP記録・PR(1,2,1)等化用のビタビ検
出器でパスメモリの構成、図11はME記録・PR(1,
2,1)等化用のビタビ検出器でのパスメモリの構成を示
しているが、これら図に含まれる検出系列切替器64及
び191の入出力端子間の結線の状況、検出系列切替器
制御信号(パスメモリ制御信号)、遅延素子65及び1
92の数が、図5と図11との間で異なっている。さら
に図6、図12はそれぞれ図5、図11の検出系列切替
器64,191の切替の規則を示したものであるが、こ
れらの規則に関しても異なっている。
MP記録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検出器の構成と
図10に示すME記録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検
出器の構成が異なるからである(いずれのビタビ検出器
もδが最小符号反転間隔2の変調符号に適用される)。
図4と図10の各枝メトリック計算回路174,184
に着目すると、それぞれの枝メトリック計算回路17
4,184に含まれる減算器48、二乗演算器49の個
数が異なり、また減算器48の(+)側端子に入力されて
いるビタビ検出器の基準振幅も異なる値となっている。
また図5はMP記録・PR(1,2,1)等化用のビタビ検
出器でパスメモリの構成、図11はME記録・PR(1,
2,1)等化用のビタビ検出器でのパスメモリの構成を示
しているが、これら図に含まれる検出系列切替器64及
び191の入出力端子間の結線の状況、検出系列切替器
制御信号(パスメモリ制御信号)、遅延素子65及び1
92の数が、図5と図11との間で異なっている。さら
に図6、図12はそれぞれ図5、図11の検出系列切替
器64,191の切替の規則を示したものであるが、こ
れらの規則に関しても異なっている。
【0034】このようにMP記録用のビタビ検出器とM
E記録用のビタビ検出器の間に差異が生じている原因
は、それらビタビ検出器の動作を定めるトレリスの構造
にある。図7、図13は、最小符号反転間隔δが2の変
調符号を用いそれぞれMP記録・PR(1,2,1)等化、
ME記録・PR(1,2,1)等化を行うときのトレリスで
あるが、それらの間で各々のトレリスの状態数や枝の接
続状況が異なっている。このトレリスの構造がMP記録
の場合とME記録の場合と同一でなければ、MP記録の
PRML信号処理とME記録のPRML信号処理とを一
個のPRML処理装置で実現することはできない。
E記録用のビタビ検出器の間に差異が生じている原因
は、それらビタビ検出器の動作を定めるトレリスの構造
にある。図7、図13は、最小符号反転間隔δが2の変
調符号を用いそれぞれMP記録・PR(1,2,1)等化、
ME記録・PR(1,2,1)等化を行うときのトレリスで
あるが、それらの間で各々のトレリスの状態数や枝の接
続状況が異なっている。このトレリスの構造がMP記録
の場合とME記録の場合と同一でなければ、MP記録の
PRML信号処理とME記録のPRML信号処理とを一
個のPRML処理装置で実現することはできない。
【0035】本発明の目的は、MP記録用ディスク媒体
及びME記録用ディスク媒体に関して、これら両方のデ
ィスク媒体へ信号を記録することが可能な装置を提供す
るとともに、これら両方の種類のディスク媒体の再生信
号にPRML信号処理を施すことが可能な装置を、従来
よりも小さな装置規模によって提供することにある。ま
た、これら両方の種類のディスク媒体の再生信号へ、た
だ1種類の回路動作手順のみによってPRML信号処理
を施すことが可能な装置を提供することにもある。
及びME記録用ディスク媒体に関して、これら両方のデ
ィスク媒体へ信号を記録することが可能な装置を提供す
るとともに、これら両方の種類のディスク媒体の再生信
号にPRML信号処理を施すことが可能な装置を、従来
よりも小さな装置規模によって提供することにある。ま
た、これら両方の種類のディスク媒体の再生信号へ、た
だ1種類の回路動作手順のみによってPRML信号処理
を施すことが可能な装置を提供することにもある。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置
は、記録媒体からの再生信号に対してPRML信号処理
を行う信号処理装置において、再生信号が入力しかつ等
化器伝達特性を外部から設定できる等化器と、MP(マ
ークポジション)記録とME(マークエッジ)記録のそ
れぞれごとの等化器伝達特性を記憶する伝達特性記憶手
段と、記録媒体への記録形式がMP記録かME記録かに
応じて伝達特性記憶手段から等化器伝達特性を選択して
等化器に設定する第1の選択手段と、所定のレベルを基
準として入力信号を折り返すことにより、所定のレベル
と入力信号との差の絶対値に応じた折り返し値計算回路
出力信号を出力する折り返し値計算回路と、パスメモリ
を有するとともに基準振幅を外部から設定できるビタビ
検出器と、MP記録とME記録のそれぞれごとの基準振
幅を記憶する基準振幅記憶手段と、記録媒体への記録形
式がMP記録かME記録かに応じて基準振幅記憶手段か
ら基準振幅を選択してビタビ検出器に設定する第2の選
択手段と、記録媒体への記録形式がMP記録の場合には
等化器の出力をビタビ検出器に入力し、記録媒体への記
録形式がME記録の場合には等化器の出力を折り返し値
計算回路を経由させてビタビ検出器に入力する第3の選
択手段とを有し、パスメモリがMP記録信号用のトレリ
スの構造に基づいて構成され、MP記録信号及びME記
録信号のいずれの記録信号の再生時にもこのパスメモリ
を使用することを特徴とする。
は、記録媒体からの再生信号に対してPRML信号処理
を行う信号処理装置において、再生信号が入力しかつ等
化器伝達特性を外部から設定できる等化器と、MP(マ
ークポジション)記録とME(マークエッジ)記録のそ
れぞれごとの等化器伝達特性を記憶する伝達特性記憶手
段と、記録媒体への記録形式がMP記録かME記録かに
応じて伝達特性記憶手段から等化器伝達特性を選択して
等化器に設定する第1の選択手段と、所定のレベルを基
準として入力信号を折り返すことにより、所定のレベル
と入力信号との差の絶対値に応じた折り返し値計算回路
出力信号を出力する折り返し値計算回路と、パスメモリ
を有するとともに基準振幅を外部から設定できるビタビ
検出器と、MP記録とME記録のそれぞれごとの基準振
幅を記憶する基準振幅記憶手段と、記録媒体への記録形
式がMP記録かME記録かに応じて基準振幅記憶手段か
ら基準振幅を選択してビタビ検出器に設定する第2の選
択手段と、記録媒体への記録形式がMP記録の場合には
等化器の出力をビタビ検出器に入力し、記録媒体への記
録形式がME記録の場合には等化器の出力を折り返し値
計算回路を経由させてビタビ検出器に入力する第3の選
択手段とを有し、パスメモリがMP記録信号用のトレリ
スの構造に基づいて構成され、MP記録信号及びME記
録信号のいずれの記録信号の再生時にもこのパスメモリ
を使用することを特徴とする。
【0037】本発明の信号処理装置は、記録媒体上に形
成すべき記録マーク列に対応する信号を変調符号列に応
じて生成する記録信号処理部をさらに設け、記録信号処
理部に、入力信号に対してNRZI変換を行うNRZI
回路と、記録媒体にMP記録を行う場合には変調符号列
をそのまま記録マーク列に対応する信号とし、記録媒体
にME記録を行う場合には変調符号列をNRZI回路に
入力して得た信号を記録マーク列に対応する信号とする
第4の選択手段とが設けられるようにしてもよい。この
ような記録信号処理部を設けることにより、光ディスク
媒体などの記録媒体に、MP記録、ME記録いずれの記
録形式によっても記録を行うことが可能となる。
成すべき記録マーク列に対応する信号を変調符号列に応
じて生成する記録信号処理部をさらに設け、記録信号処
理部に、入力信号に対してNRZI変換を行うNRZI
回路と、記録媒体にMP記録を行う場合には変調符号列
をそのまま記録マーク列に対応する信号とし、記録媒体
にME記録を行う場合には変調符号列をNRZI回路に
入力して得た信号を記録マーク列に対応する信号とする
第4の選択手段とが設けられるようにしてもよい。この
ような記録信号処理部を設けることにより、光ディスク
媒体などの記録媒体に、MP記録、ME記録いずれの記
録形式によっても記録を行うことが可能となる。
【0038】本発明は、MP記録信号の再生時に用いら
れるトレリスの構造がME記録信号の再生時に用いられ
るトレリスを縮退したトレリスの構造と同一となる場合
に、MP記録信号再生時のトレリスに基づいてビタビ検
出器のパスメモリを構成し、このビタビ検出器をMP記
録、ME記録の両方に対して使用しようとするものであ
る。ME記録に対しては縮退したトレリスに基づいてビ
タビ検出を行うため、ME記録の場合には等化器出力信
号を折り返し値計算回路を経由させてからビタビ検出器
に入力する。
れるトレリスの構造がME記録信号の再生時に用いられ
るトレリスを縮退したトレリスの構造と同一となる場合
に、MP記録信号再生時のトレリスに基づいてビタビ検
出器のパスメモリを構成し、このビタビ検出器をMP記
録、ME記録の両方に対して使用しようとするものであ
る。ME記録に対しては縮退したトレリスに基づいてビ
タビ検出を行うため、ME記録の場合には等化器出力信
号を折り返し値計算回路を経由させてからビタビ検出器
に入力する。
【0039】本発明では、等化器としては典型的にはP
R(パーシャルレスポンス)等化器が使用される。そし
て、PR等化器でのタップ係数のような等化器伝達関数
は、MP記録用、ME記録用ごとに、タップ係数メモリ
などの伝達関数記憶手段に予め格納され、MP記録、M
E記録の記録形式に応じて等化器に供給される。適応型
の等化器を用いる場合であっても、初期設定値として、
伝達関数記憶手段が参照される。
R(パーシャルレスポンス)等化器が使用される。そし
て、PR等化器でのタップ係数のような等化器伝達関数
は、MP記録用、ME記録用ごとに、タップ係数メモリ
などの伝達関数記憶手段に予め格納され、MP記録、M
E記録の記録形式に応じて等化器に供給される。適応型
の等化器を用いる場合であっても、初期設定値として、
伝達関数記憶手段が参照される。
【0040】また、ビタビ検出器の基準振幅は、MP記
録用、ME記録用ごとに、基準振幅メモリなどの基準振
幅記憶手段に予め格納され、MP記録、ME記録の記録
形式に応じてビタビ検出器に供給される。ビタビ検出器
において、媒体からの再生信号を等化した信号をビタビ
検出するために必要な基準振幅の個数が、MP記録とM
E記録とで異なる場合には、記録形式ごとの基準振幅個
数のうちの大きい方の個数分だけ、基準振幅メモリの記
憶単位を用意するとよい。
録用、ME記録用ごとに、基準振幅メモリなどの基準振
幅記憶手段に予め格納され、MP記録、ME記録の記録
形式に応じてビタビ検出器に供給される。ビタビ検出器
において、媒体からの再生信号を等化した信号をビタビ
検出するために必要な基準振幅の個数が、MP記録とM
E記録とで異なる場合には、記録形式ごとの基準振幅個
数のうちの大きい方の個数分だけ、基準振幅メモリの記
憶単位を用意するとよい。
【0041】以下、本発明の原理について説明する。
【0042】図7、図14は、それぞれ最小符号反転間
隔δが2の変調符号とともに用いられるMP記録信号再
生時のPR(1,2,1)等化用のビタビ検出器、及び同符
号とともに用いられるME記録信号再生時のPR(1,
2,2,1)等化用の従来のビタビ検出器のトレリスであ
る。図14において、一点破線W−W'を折り目として
トレリスを折り返し、各時刻における状態S1,S2,S
3それぞれをS6,S5,S4へ重ねることを試みる。こ
の操作によって枝101,102,103,104はそれ
ぞれ枝108,107,106,105に重なる。またこ
の操作によって出力ビットが等しい枝同志が重ねられ、
基準振幅に関してはレベル0.5を境として0.5−xが
0.5+xへ重なることがわかる(x>0とする)。そ
こで前述のように、従来のトレリスのある枝の基準振幅
が0.5−xの時、このトレリスをW−W'で折り返した
後にその枝と重なる基準振幅には0.5+xを指定す
る。この手順により構成された状態数3、枝の本数4、
基準振幅数4のトレリスを図15に示す。図14と図1
5との関係は、状態に関しては、図14のS1とS6が
図15のS3に、図14のS2とS5が図15のS2
に、図14のS3とS4が図15のS1に対応してい
る。枝に関しては、図14の枝101と枝108が図1
5の枝94に、図14の枝102と枝107が図15の
枝93に、図14の枝103と枝106が図15の枝9
2に、図14の枝104と枝105が図15の枝91
に、それぞれ対応している。前述の方法により図14か
ら図15へトレリスの構成を変更することをここでは縮
退と呼び、図15のトレリスを図14のトレリスの縮退
トレリスと定義する。
隔δが2の変調符号とともに用いられるMP記録信号再
生時のPR(1,2,1)等化用のビタビ検出器、及び同符
号とともに用いられるME記録信号再生時のPR(1,
2,2,1)等化用の従来のビタビ検出器のトレリスであ
る。図14において、一点破線W−W'を折り目として
トレリスを折り返し、各時刻における状態S1,S2,S
3それぞれをS6,S5,S4へ重ねることを試みる。こ
の操作によって枝101,102,103,104はそれ
ぞれ枝108,107,106,105に重なる。またこ
の操作によって出力ビットが等しい枝同志が重ねられ、
基準振幅に関してはレベル0.5を境として0.5−xが
0.5+xへ重なることがわかる(x>0とする)。そ
こで前述のように、従来のトレリスのある枝の基準振幅
が0.5−xの時、このトレリスをW−W'で折り返した
後にその枝と重なる基準振幅には0.5+xを指定す
る。この手順により構成された状態数3、枝の本数4、
基準振幅数4のトレリスを図15に示す。図14と図1
5との関係は、状態に関しては、図14のS1とS6が
図15のS3に、図14のS2とS5が図15のS2
に、図14のS3とS4が図15のS1に対応してい
る。枝に関しては、図14の枝101と枝108が図1
5の枝94に、図14の枝102と枝107が図15の
枝93に、図14の枝103と枝106が図15の枝9
2に、図14の枝104と枝105が図15の枝91
に、それぞれ対応している。前述の方法により図14か
ら図15へトレリスの構成を変更することをここでは縮
退と呼び、図15のトレリスを図14のトレリスの縮退
トレリスと定義する。
【0043】最小符号反転間隔δが2の変調符号・PR
(1,2,2,1)等化のトレリスの縮退トレリス(図1
5)に基づいて構成したビタビ検出器の出力系列のデー
タ誤り率特性は、縮退前のトレリス(図14)に基づい
て構成したビタビ検出器の出力系列のデータ誤り率とほ
とんど同一となる。この根拠を図16〜図18を参照し
て説明する。図16は図15に示す縮退トレリスにおい
て最小自由距離を与えるパスの組合せの説明図であり、
図17は従来のME記録信号再生用PR(1,2,2,1)
等化用の6状態トレリスにおいて最小自由距離を与える
パスの組み合わせの説明図である。
(1,2,2,1)等化のトレリスの縮退トレリス(図1
5)に基づいて構成したビタビ検出器の出力系列のデー
タ誤り率特性は、縮退前のトレリス(図14)に基づい
て構成したビタビ検出器の出力系列のデータ誤り率とほ
とんど同一となる。この根拠を図16〜図18を参照し
て説明する。図16は図15に示す縮退トレリスにおい
て最小自由距離を与えるパスの組合せの説明図であり、
図17は従来のME記録信号再生用PR(1,2,2,1)
等化用の6状態トレリスにおいて最小自由距離を与える
パスの組み合わせの説明図である。
【0044】図17に示す従来のトレリスにおいて、仮
にノイズがない状況では、正パスと示した基準振幅0.
167,0.5,0.833,1.0をとるパス(状態S6,
S5,S4,S1,S1を経由するパス)が選択されるは
ずであったのが、記録再生過程でノイズが加わったため
他の誤った基準振幅をもつ枝の集合からなるパスが選択
されたとする。この時、正パスの次に確率高く選択され
るパスの一つが、図17に誤パスと示した基準振幅0,
0.167,0.5,0.833をとるパス(状態S6,S
6,S5,S4,S1を経由するパス)である。この誤パ
スが選択されると、図17の正パス、誤パスそれぞれの
出力ビットの欄を比較すればわかるように、これらパス
区間に対応したビタビ検出器出力ビット中には2ビット
の誤りが含まれてしまう。そして正パスから誤パスへの
誤りやすさは、最小自由距離すなわち各時刻における正
パスと誤パスを構成する枝の基準振幅の差の二乗によっ
て定まる。図17の従来のトレリスでの最小自由距離は
(0.67−0)2+(0.5−0.133)2+(0.833−
0.5)2+(1.0−0.833)2=0.278となる。ま
た同様の計算を図16の縮退トレリスに関して行うと、
正パス、誤パス間の最小自由距離はやはり0.278と
なる。これは図16に示した縮退トレリスに基づいてビ
タビ検出器を構成しても、図17に示す従来のトレリス
に基づいてビタビ検出器を構成しても、それらビタビ検
出器の出力列のビット誤り率はほとんど同一なることを
示している。
にノイズがない状況では、正パスと示した基準振幅0.
167,0.5,0.833,1.0をとるパス(状態S6,
S5,S4,S1,S1を経由するパス)が選択されるは
ずであったのが、記録再生過程でノイズが加わったため
他の誤った基準振幅をもつ枝の集合からなるパスが選択
されたとする。この時、正パスの次に確率高く選択され
るパスの一つが、図17に誤パスと示した基準振幅0,
0.167,0.5,0.833をとるパス(状態S6,S
6,S5,S4,S1を経由するパス)である。この誤パ
スが選択されると、図17の正パス、誤パスそれぞれの
出力ビットの欄を比較すればわかるように、これらパス
区間に対応したビタビ検出器出力ビット中には2ビット
の誤りが含まれてしまう。そして正パスから誤パスへの
誤りやすさは、最小自由距離すなわち各時刻における正
パスと誤パスを構成する枝の基準振幅の差の二乗によっ
て定まる。図17の従来のトレリスでの最小自由距離は
(0.67−0)2+(0.5−0.133)2+(0.833−
0.5)2+(1.0−0.833)2=0.278となる。ま
た同様の計算を図16の縮退トレリスに関して行うと、
正パス、誤パス間の最小自由距離はやはり0.278と
なる。これは図16に示した縮退トレリスに基づいてビ
タビ検出器を構成しても、図17に示す従来のトレリス
に基づいてビタビ検出器を構成しても、それらビタビ検
出器の出力列のビット誤り率はほとんど同一なることを
示している。
【0045】図18は、図16及び図17それぞれのト
レリスに基づいて構成したビタビ検出器を使用し、記録
再生過程のノイズ量(SN比)とビタビ検出器出力系列
のビット誤り率の関係を数値シミュレーションにより求
めたものである。図18から分かるように、図17のト
レリスを縮退させた図16のトレリスを用いた場合であ
っても、PRML信号処理を施した後のビット誤り率は
縮退前とほとんど同一となることがわかる。
レリスに基づいて構成したビタビ検出器を使用し、記録
再生過程のノイズ量(SN比)とビタビ検出器出力系列
のビット誤り率の関係を数値シミュレーションにより求
めたものである。図18から分かるように、図17のト
レリスを縮退させた図16のトレリスを用いた場合であ
っても、PRML信号処理を施した後のビット誤り率は
縮退前とほとんど同一となることがわかる。
【0046】さて、図15に示したME記録信号再生時
のPR(1,2,2,1)用トレリスの縮退トレリスの構
造、すなわち状態数、状態間の枝の接続状況は、図7の
MP記録信号再生時のPR(1,2,1)用トレリスの構造
と同一になっている。このようなトレリスの構造に関す
る性質を利用して、MP記録信号再生時にはPR(1,
2,1)等化用ビタビ検出器を図7のトレリスに基づいて
構成し、ME記録信号再生時にはPR(1,2,2,1)等
化用ビタビ検出器を図15のトレリスに基づいて構成す
ることが可能となる。ただしそのためには、図14の従
来のトレリスを折り返して図15の縮退トレリスを作成
する過程で基準振幅を0.5を中心として折り返したの
で、ME記録信号再生時には、この基準振幅の折り返し
に相当する信号変換をPR等化器出力信号に施してか
ら、PR等化器出力信号をビタビ検出器へ入力すること
が必要となる。また基準振幅は、図7のMP記録用トレ
リスでは{0,0.5,1.0}であるのに対し、図15の
ME記録用縮退トレリスでは{0.5,0.833,1.
0}となっている。そこでMP記録、ME記録ごとにこ
れら記録形式に適した基準振幅の値を用意しておき、記
録信号を再生する際に、MP記録であるかME記録であ
るかに応じて基準振幅値を切り替えるようにすればよ
い。
のPR(1,2,2,1)用トレリスの縮退トレリスの構
造、すなわち状態数、状態間の枝の接続状況は、図7の
MP記録信号再生時のPR(1,2,1)用トレリスの構造
と同一になっている。このようなトレリスの構造に関す
る性質を利用して、MP記録信号再生時にはPR(1,
2,1)等化用ビタビ検出器を図7のトレリスに基づいて
構成し、ME記録信号再生時にはPR(1,2,2,1)等
化用ビタビ検出器を図15のトレリスに基づいて構成す
ることが可能となる。ただしそのためには、図14の従
来のトレリスを折り返して図15の縮退トレリスを作成
する過程で基準振幅を0.5を中心として折り返したの
で、ME記録信号再生時には、この基準振幅の折り返し
に相当する信号変換をPR等化器出力信号に施してか
ら、PR等化器出力信号をビタビ検出器へ入力すること
が必要となる。また基準振幅は、図7のMP記録用トレ
リスでは{0,0.5,1.0}であるのに対し、図15の
ME記録用縮退トレリスでは{0.5,0.833,1.
0}となっている。そこでMP記録、ME記録ごとにこ
れら記録形式に適した基準振幅の値を用意しておき、記
録信号を再生する際に、MP記録であるかME記録であ
るかに応じて基準振幅値を切り替えるようにすればよ
い。
【0047】以上のように、MP記録信号・PR(1,
2,1)等化器用トレリスと、ME記録信号・PR(1,
2,2,1)等化器用トレリスの縮退トレリスが同一の構
造となることを利用したビタビ検出器、ME記録信号・
PR(1,2,1)等化器出力信号用の信号レベル0.5を
境とした信号折り返し手段(折り返し値出力回路)、及
び基準振幅の切り換え手段(選択手段)を用いれば、1
個のビタビ検出器を用いるだけで、MP記録、ME記録
の両方の記録信号の再生時にPRML信号処理を施すこ
とが可能となる。
2,1)等化器用トレリスと、ME記録信号・PR(1,
2,2,1)等化器用トレリスの縮退トレリスが同一の構
造となることを利用したビタビ検出器、ME記録信号・
PR(1,2,1)等化器出力信号用の信号レベル0.5を
境とした信号折り返し手段(折り返し値出力回路)、及
び基準振幅の切り換え手段(選択手段)を用いれば、1
個のビタビ検出器を用いるだけで、MP記録、ME記録
の両方の記録信号の再生時にPRML信号処理を施すこ
とが可能となる。
【0048】以上、最小符号反転間隔δが2の変調符号
に用いられるトレリスに関して議論したが、最小符号反
転間隔δが1の変調符号に用いられるトレリスに関し
て、ME記録向きのトレリスを縮退させてもビタビ検出
器系列のビット誤り率が縮退前と同一となる例を次に示
す。図19は最小符号反転間隔δが1の変調符号を使用
しME記録信号再生時にPR(1,2,2,1)等化器とと
もに用いるビタビ検出器のトレリスである。これを前述
した最小符号反転間隔δが2の変調符号の場合と同様
に、一点破線W−W'で折り返せば、図20に示した縮
退トレリスを得る。また図21は、最小符号反転間隔δ
が1の変調符号列をMP記録しこれをPR(1,2,1)等
化した信号に対するトレリスを説明する図である。図2
0のME記録での縮退トレリスと図21のMP記録での
トレリスは同じ構造であり、このため、ME記録には図
20の縮退トレリスを用いることによって、同じビタビ
検出器を用いてME記録の媒体からの再生信号とMP記
録の媒体からの再生信号をPRML信号処理できること
になる。また、図20の縮退トレリスの最小自由距離
は、図19に示した従来のトレリスの最小自由距離と等
しく0.278となる。このため図20に示した縮退ト
レリスに基づいたビタビ検出器をME記録信号の再生時
に使用すると、図19に示した従来のトレリスに基づい
たビタビ検出器を使用する場合とほとんど同一のビット
誤り率特性が得られる。
に用いられるトレリスに関して議論したが、最小符号反
転間隔δが1の変調符号に用いられるトレリスに関し
て、ME記録向きのトレリスを縮退させてもビタビ検出
器系列のビット誤り率が縮退前と同一となる例を次に示
す。図19は最小符号反転間隔δが1の変調符号を使用
しME記録信号再生時にPR(1,2,2,1)等化器とと
もに用いるビタビ検出器のトレリスである。これを前述
した最小符号反転間隔δが2の変調符号の場合と同様
に、一点破線W−W'で折り返せば、図20に示した縮
退トレリスを得る。また図21は、最小符号反転間隔δ
が1の変調符号列をMP記録しこれをPR(1,2,1)等
化した信号に対するトレリスを説明する図である。図2
0のME記録での縮退トレリスと図21のMP記録での
トレリスは同じ構造であり、このため、ME記録には図
20の縮退トレリスを用いることによって、同じビタビ
検出器を用いてME記録の媒体からの再生信号とMP記
録の媒体からの再生信号をPRML信号処理できること
になる。また、図20の縮退トレリスの最小自由距離
は、図19に示した従来のトレリスの最小自由距離と等
しく0.278となる。このため図20に示した縮退ト
レリスに基づいたビタビ検出器をME記録信号の再生時
に使用すると、図19に示した従来のトレリスに基づい
たビタビ検出器を使用する場合とほとんど同一のビット
誤り率特性が得られる。
【0049】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図22は本発明の実施の
一形態の信号処理装置の構成を示すブロック図である。
て、図面を参照して説明する。図22は本発明の実施の
一形態の信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【0050】この信号処理装置は、記録/再生ヘッドと
記録媒体(光ディスク媒体)からなるヘッド/媒体部8
に対して、変調符号列Eに基づきMP記録あるいはME
記録によって記録を行い、ヘッド/媒体部8からの再生
信号Gに対してPRML信号処理を行い、変調符号列E
に対応したビタビ検出器出力信号Zを得るものである。
この信号処理装置は、大別すると、変調符号入力端子1
に入力した変調符号列Eに基づきヘッド/媒体部8に記
録を行うための記録信号処理部21と、再生信号GにP
RML信号処理を行ってビタビ検出器出力端子15から
ビタビ検出器出力信号Zを出力する再生信号処理部22
と、これら記録信号処理部21及び再生信号処理部22
を制御する制御回路20と、から構成されている。
記録媒体(光ディスク媒体)からなるヘッド/媒体部8
に対して、変調符号列Eに基づきMP記録あるいはME
記録によって記録を行い、ヘッド/媒体部8からの再生
信号Gに対してPRML信号処理を行い、変調符号列E
に対応したビタビ検出器出力信号Zを得るものである。
この信号処理装置は、大別すると、変調符号入力端子1
に入力した変調符号列Eに基づきヘッド/媒体部8に記
録を行うための記録信号処理部21と、再生信号GにP
RML信号処理を行ってビタビ検出器出力端子15から
ビタビ検出器出力信号Zを出力する再生信号処理部22
と、これら記録信号処理部21及び再生信号処理部22
を制御する制御回路20と、から構成されている。
【0051】ここでは、ディスク媒体に記録すべきデー
タである変調符号列Eの最小符号反転間隔δが2である
として説明を行う。最小符号反転間隔δが2である符号
系列としては、EFM符号、2−7符号などがある。
タである変調符号列Eの最小符号反転間隔δが2である
として説明を行う。最小符号反転間隔δが2である符号
系列としては、EFM符号、2−7符号などがある。
【0052】記録信号処理部21には、MP記録かME
記録かの切替を行うための信号切替器2と、変調符号列
EからME記録用のNRZI回路出力列Fを生成するN
RZI回路7とが設けられている。変調符号入力端子1
から記録信号処理部21に入力した変調符号列Eは、記
録信号処理部21において、ディスク媒体へMP記録を
行う場合には、信号切替器2でMP用端子3への接続が
行われ、この変調符号列EはNRZI変換回路7を経由
せずにそのままヘッド/媒体8へ出力される。また、デ
ィスク媒体へME記録を行う場合には、信号切替器2で
ME用端子4への接続が行われ、変調符号列EはNRZ
I変換回路7を経由してNRZI回路出力列Fとなりヘ
ッド/媒体8へ出力される。NRZI回路7には、一単
位時間の遅延を与える遅延素子6と、入力と遅延素子6
の出力との排他的論理和を計算して遅延素子6に出力す
る排他的論理和回路5とが設けられており、遅延素子6
の出力がNRZI回路出力列Fである。
記録かの切替を行うための信号切替器2と、変調符号列
EからME記録用のNRZI回路出力列Fを生成するN
RZI回路7とが設けられている。変調符号入力端子1
から記録信号処理部21に入力した変調符号列Eは、記
録信号処理部21において、ディスク媒体へMP記録を
行う場合には、信号切替器2でMP用端子3への接続が
行われ、この変調符号列EはNRZI変換回路7を経由
せずにそのままヘッド/媒体8へ出力される。また、デ
ィスク媒体へME記録を行う場合には、信号切替器2で
ME用端子4への接続が行われ、変調符号列EはNRZ
I変換回路7を経由してNRZI回路出力列Fとなりヘ
ッド/媒体8へ出力される。NRZI回路7には、一単
位時間の遅延を与える遅延素子6と、入力と遅延素子6
の出力との排他的論理和を計算して遅延素子6に出力す
る排他的論理和回路5とが設けられており、遅延素子6
の出力がNRZI回路出力列Fである。
【0053】図23は、ME記録・PR(1,2,2,1)
等化を行ったときのこの信号処理装置での各部の信号を
示すタイミングチャートである(MP記録・PR(1,
2,1)等化の場合は、上述した図2に示されている)。
NRZI変換回路7で行われる変換は、図23で(g)で
示される{0,1}からなる系列(変調符号列E)から
図23の(h)に示す系列(NRZI回路出力列F)への
変換であり、変調符号列E中にディジット"1"が出現す
るごとに、NRZI回路出力列Fのディジットは"0"か
ら"1"へ、あるいは"1"から"0"へ反転する。信号切替
器2におけるMP記録とME記録の切替は、制御回路2
0から延びる信号切替器制御線16によって制御され、
信号切替器制御線16を使って伝送される信号切替器制
御信号u(1)が0であれば信号切替器2においてMP用
端子2へ接続がなされ、u(1)が1であればME用端子
3へ接続がなされる。
等化を行ったときのこの信号処理装置での各部の信号を
示すタイミングチャートである(MP記録・PR(1,
2,1)等化の場合は、上述した図2に示されている)。
NRZI変換回路7で行われる変換は、図23で(g)で
示される{0,1}からなる系列(変調符号列E)から
図23の(h)に示す系列(NRZI回路出力列F)への
変換であり、変調符号列E中にディジット"1"が出現す
るごとに、NRZI回路出力列Fのディジットは"0"か
ら"1"へ、あるいは"1"から"0"へ反転する。信号切替
器2におけるMP記録とME記録の切替は、制御回路2
0から延びる信号切替器制御線16によって制御され、
信号切替器制御線16を使って伝送される信号切替器制
御信号u(1)が0であれば信号切替器2においてMP用
端子2へ接続がなされ、u(1)が1であればME用端子
3へ接続がなされる。
【0054】光ディスク媒体へ記録を行う場合、ヘッド
/媒体部8では記録信号処理部21の出力信号(MP記
録時には変調符号列E、ME記録時にはNRZI回路出
力列F)すなわち光ディスク媒体上に形成すべき記録マ
ーク(記録ピット)列に対応する信号が"1"の時刻にL
Dドライバ出力(図示(i))がオンとなり、これにより
同時刻に記録媒体に記録ピット(図示(j))が生成され
る。このように記録された記録データを再生する場合、
記録ピットをその記録方向に沿って再生ヘッドが掃引
し、再生ヘッドは媒体表面からのレーザ反射光量の大小
に対応させることによって記録ピットの有無を再生信号
レベルに変換し、再生信号Gを生成する。同一の変調符
号列Eに対してMP記録、ME記録がそれぞれ選択され
た場合のヘッド/媒体部8における信号の変化の一例が
図2の(b)〜(d)(MP記録の場合)、図23の(i)〜(k)
(ME記録の場合)に示されている。
/媒体部8では記録信号処理部21の出力信号(MP記
録時には変調符号列E、ME記録時にはNRZI回路出
力列F)すなわち光ディスク媒体上に形成すべき記録マ
ーク(記録ピット)列に対応する信号が"1"の時刻にL
Dドライバ出力(図示(i))がオンとなり、これにより
同時刻に記録媒体に記録ピット(図示(j))が生成され
る。このように記録された記録データを再生する場合、
記録ピットをその記録方向に沿って再生ヘッドが掃引
し、再生ヘッドは媒体表面からのレーザ反射光量の大小
に対応させることによって記録ピットの有無を再生信号
レベルに変換し、再生信号Gを生成する。同一の変調符
号列Eに対してMP記録、ME記録がそれぞれ選択され
た場合のヘッド/媒体部8における信号の変化の一例が
図2の(b)〜(d)(MP記録の場合)、図23の(i)〜(k)
(ME記録の場合)に示されている。
【0055】図22の信号処理装置において、再生ヘッ
ドからの再生信号Gは、再生信号処理部22に入力す
る。再生信号処理部22では、再生信号GはまずPR等
化器9に入力し、ここで再生信号がPR波形に等化され
る。PR等化器9へは、制御回路20からタップ係数切
替器制御線17が延びており、このタップ係数切替器制
御線17によってPR等化器制御信号(タップ係数切替
器制御信号)u(2)がPR等化器9へ伝送される。制御
信号u(2)が0であれば、PR等化器9のタップ係数
は、最小符号反転間隔δが2の変調符号列のMP記録後
の再生信号をPR(1,2,1)等化するものに設定され、
制御信号u(2)が1であれば、PR等化器9のタップ係
数は、最小符号反転間隔δが2の変調符号列のME記録
後の再生信号をPR(1,2,2,1)等化するものに設定
される。MP記録時の再生信号GとPR等化器出力信号
Jとの関係を図2の(d),(e)に示し、ME記録時の再生
信号GとPR等化器出力信号Jとの関係を図23の(k),
(m)に示す。
ドからの再生信号Gは、再生信号処理部22に入力す
る。再生信号処理部22では、再生信号GはまずPR等
化器9に入力し、ここで再生信号がPR波形に等化され
る。PR等化器9へは、制御回路20からタップ係数切
替器制御線17が延びており、このタップ係数切替器制
御線17によってPR等化器制御信号(タップ係数切替
器制御信号)u(2)がPR等化器9へ伝送される。制御
信号u(2)が0であれば、PR等化器9のタップ係数
は、最小符号反転間隔δが2の変調符号列のMP記録後
の再生信号をPR(1,2,1)等化するものに設定され、
制御信号u(2)が1であれば、PR等化器9のタップ係
数は、最小符号反転間隔δが2の変調符号列のME記録
後の再生信号をPR(1,2,2,1)等化するものに設定
される。MP記録時の再生信号GとPR等化器出力信号
Jとの関係を図2の(d),(e)に示し、ME記録時の再生
信号GとPR等化器出力信号Jとの関係を図23の(k),
(m)に示す。
【0056】MP記録、ME記録を各再生した時のPR
等化後の信号Jは、再生信号処理部22において、次に
信号切替器10に入力する。信号切替器10は、記録信
号処理部21の信号切替器2と同様に、MP記録の場合
には入力をMP用端子11に接続し、ME記録の場合に
は入力をME用端子12に接続する。信号切替器10の
制御は、制御回路20から延びる信号切替器制御線18
を介して伝送される信号切替器制御信号u(3)に基づい
て行われ、制御信号u(3)が0であれば信号切替器10
ではMP用端子11への接続がなされ、u(3)が1であ
ればME用端子12への接続がなされる。MP用端子1
1はビタビ検出器14の入力に直接接続され、ME用端
子12は折り返し値計算回路13を介してビタビ検出器
14の入力に接続されているので、MP記録信号の再生
時には、PR等化器出力信号JはMP用端子11からビ
タビ検出器14に直接入力し、ME記録信号の再生時に
は、PR等化器出力信号JはME用端子12から折り返
し値計算回路13を経由して折り返し値計算回路出力信
号Kとなりその後にビタビ検出器14に入力する。
等化後の信号Jは、再生信号処理部22において、次に
信号切替器10に入力する。信号切替器10は、記録信
号処理部21の信号切替器2と同様に、MP記録の場合
には入力をMP用端子11に接続し、ME記録の場合に
は入力をME用端子12に接続する。信号切替器10の
制御は、制御回路20から延びる信号切替器制御線18
を介して伝送される信号切替器制御信号u(3)に基づい
て行われ、制御信号u(3)が0であれば信号切替器10
ではMP用端子11への接続がなされ、u(3)が1であ
ればME用端子12への接続がなされる。MP用端子1
1はビタビ検出器14の入力に直接接続され、ME用端
子12は折り返し値計算回路13を介してビタビ検出器
14の入力に接続されているので、MP記録信号の再生
時には、PR等化器出力信号JはMP用端子11からビ
タビ検出器14に直接入力し、ME記録信号の再生時に
は、PR等化器出力信号JはME用端子12から折り返
し値計算回路13を経由して折り返し値計算回路出力信
号Kとなりその後にビタビ検出器14に入力する。
【0057】ME記録の時だけに用いられる折り返し値
計算回路13とは、その入力信号xが一定の信号レベル
VLに対しx≧VLならば出力信号yをxとし、x<V
Lならばy=2・VL−xとする回路である。折り返し
値計算回路13への入力信号(PR等化器出力信号J)
と折り返し値計算回路出力信号Kとの関係が、図23の
(m),(n)で示されている。図23の例では値VLは0.5
に設定されており、図23の(m)においてレベル0.5よ
りも小さな入力信号は、図23(n)に示される出力にお
いては、0.5より大きいレベルへとレベル0.5に関し
て対称に折り返されて出現している。
計算回路13とは、その入力信号xが一定の信号レベル
VLに対しx≧VLならば出力信号yをxとし、x<V
Lならばy=2・VL−xとする回路である。折り返し
値計算回路13への入力信号(PR等化器出力信号J)
と折り返し値計算回路出力信号Kとの関係が、図23の
(m),(n)で示されている。図23の例では値VLは0.5
に設定されており、図23の(m)においてレベル0.5よ
りも小さな入力信号は、図23(n)に示される出力にお
いては、0.5より大きいレベルへとレベル0.5に関し
て対称に折り返されて出現している。
【0058】再生信号処理部22において、MP記録信
号の再生時のPR等化器出力信号J、ME記録の再生時
の折り返し値計算回路出力信号Kは、ビタビ検出器14
に入力する。ビタビ検出器14には、基準振幅切替器制
御線19も接続されており、この基準振幅切替器制御線
19によって制御回路20から基準振幅切替器制御信号
u(4)が入力する。制御信号u(4)が0であれば、ビタ
ビ検出器14は、内部の基準振幅をMP記録・PR(1,
2,1)等化された信号をビタビ検出するために適する値
に切替えてビタビ検出を行い、二元シンボル{0,1}
からなるビタビ検出器出力信号Zをビタビ検出器出力端
子15へ出力する。制御信号u(4)が1であれば、ビタ
ビ検出器14は、内部の基準振幅をME記録・PR(1,
2,2,1)等化された信号をビタビ検出するために適す
る値に切替えてビタビ検出を行い、ビタビ検出器出力信
号Zを得てそれを出力端子15へ出力する。
号の再生時のPR等化器出力信号J、ME記録の再生時
の折り返し値計算回路出力信号Kは、ビタビ検出器14
に入力する。ビタビ検出器14には、基準振幅切替器制
御線19も接続されており、この基準振幅切替器制御線
19によって制御回路20から基準振幅切替器制御信号
u(4)が入力する。制御信号u(4)が0であれば、ビタ
ビ検出器14は、内部の基準振幅をMP記録・PR(1,
2,1)等化された信号をビタビ検出するために適する値
に切替えてビタビ検出を行い、二元シンボル{0,1}
からなるビタビ検出器出力信号Zをビタビ検出器出力端
子15へ出力する。制御信号u(4)が1であれば、ビタ
ビ検出器14は、内部の基準振幅をME記録・PR(1,
2,2,1)等化された信号をビタビ検出するために適す
る値に切替えてビタビ検出を行い、ビタビ検出器出力信
号Zを得てそれを出力端子15へ出力する。
【0059】以上述べた構成は、データをディスク媒体
へ記録し、かつ記録データを再生する機能をもつ装置で
あるが、再生信号処理部22と制御回路のみを有する装
置を用いることによって、MP記録された再生専用ディ
スクとME記録された再生専用ディスクの両方を再生で
きることも明らかである。
へ記録し、かつ記録データを再生する機能をもつ装置で
あるが、再生信号処理部22と制御回路のみを有する装
置を用いることによって、MP記録された再生専用ディ
スクとME記録された再生専用ディスクの両方を再生で
きることも明らかである。
【0060】図24は、PR等化器9の構成の一例を示
すブロック図である。このPR等化器には、MP記録・
PR(1,2,1)等化用の等化器タップ係数C1,C2,…,
CNを格納したMP用タップ係数メモリ25と、ME記
録・PR(1,2,2…1)等化用の等化器タップ係数D1,
D2,…,DNを格納したME用タップ係数メモリ26と、
タップ係数切替器制御線17を介して入力するタップ係
数切替器制御信号u(2)によって制御されるタップ係数
切替器29と、N−1個の遅延素子31と、N個の乗算
器32と、各乗算器32の出力の和を算出してPR等化
器出力信号JとしてPR等化器出力端子35に出力する
加算器33とが設けられている。タップ係数切替器29
は、制御信号u(2)が0ならば、MP用端子27を介し
てMP用タップ係数メモリとN並列のタップ係数伝送線
30を接続し、制御信号u(2)が1ならば、ME用端子
28を介してME用タップ係数メモリ26とタップ係数
伝送線30を接続する。また、遅延素子31は、それぞ
れ、入力に対して一単位時間の遅延を与えるものであ
り、PR等化器入力端子34に対して直列に設けられて
いる。
すブロック図である。このPR等化器には、MP記録・
PR(1,2,1)等化用の等化器タップ係数C1,C2,…,
CNを格納したMP用タップ係数メモリ25と、ME記
録・PR(1,2,2…1)等化用の等化器タップ係数D1,
D2,…,DNを格納したME用タップ係数メモリ26と、
タップ係数切替器制御線17を介して入力するタップ係
数切替器制御信号u(2)によって制御されるタップ係数
切替器29と、N−1個の遅延素子31と、N個の乗算
器32と、各乗算器32の出力の和を算出してPR等化
器出力信号JとしてPR等化器出力端子35に出力する
加算器33とが設けられている。タップ係数切替器29
は、制御信号u(2)が0ならば、MP用端子27を介し
てMP用タップ係数メモリとN並列のタップ係数伝送線
30を接続し、制御信号u(2)が1ならば、ME用端子
28を介してME用タップ係数メモリ26とタップ係数
伝送線30を接続する。また、遅延素子31は、それぞ
れ、入力に対して一単位時間の遅延を与えるものであ
り、PR等化器入力端子34に対して直列に設けられて
いる。
【0061】制御信号u(2)が0、すなわちMP記録の
場合について、このPR等化器の動作を説明する。MP
記録時には、MP用タップ係数メモリ25からMP記録
・PR(1,2,1)等化用のN個のタップ係数C1,C2,・・
・,CNがタップ係数伝送線30を経由してN個の乗算器
32に独立に入力する。一方、MP記録時の再生信号G
は、遅延素子31の列を通過し、この過程で互いに遅延
時間差TをもつN個のタップ出力信号i(N),i(N−
1),・・・,i(1)が作られ、これらタップ出力信号はそれ
ぞれN個の乗算器32に独立に入力される。例えば、タ
ップ出力信号i(N)が入力した乗算器32のもう1個の
入力にはタップ係数のうちC1が入力し、この乗算器に
おいてi(N)C1が計算され、その計算結果が加算器3
3に出力される。同様にi(N−1),i(N−2),・・・,i
(1)が入力する各乗算器32には、それぞれC2,C3,・・
・,CNが入力し、この結果、各乗算器32と加算器33
とによってi(N)C1+i(N−1)C2+・・・+i(1)CN
が計算されて、PR等化器出力端子35へ出力される。
場合について、このPR等化器の動作を説明する。MP
記録時には、MP用タップ係数メモリ25からMP記録
・PR(1,2,1)等化用のN個のタップ係数C1,C2,・・
・,CNがタップ係数伝送線30を経由してN個の乗算器
32に独立に入力する。一方、MP記録時の再生信号G
は、遅延素子31の列を通過し、この過程で互いに遅延
時間差TをもつN個のタップ出力信号i(N),i(N−
1),・・・,i(1)が作られ、これらタップ出力信号はそれ
ぞれN個の乗算器32に独立に入力される。例えば、タ
ップ出力信号i(N)が入力した乗算器32のもう1個の
入力にはタップ係数のうちC1が入力し、この乗算器に
おいてi(N)C1が計算され、その計算結果が加算器3
3に出力される。同様にi(N−1),i(N−2),・・・,i
(1)が入力する各乗算器32には、それぞれC2,C3,・・
・,CNが入力し、この結果、各乗算器32と加算器33
とによってi(N)C1+i(N−1)C2+・・・+i(1)CN
が計算されて、PR等化器出力端子35へ出力される。
【0062】また制御信号u(2)が1、すなわちME記
録の場合には、タップ係数切替器29ではME用端子2
8への接続がなされ、ME用タップ係数メモリ26から
ME記録・PR(1,2,2,1)等化用のN個のタップ係
数D1,D2,・・・,DNがタップ係数伝送線30を経由して
N個の乗算器32に独立に入力する。この結果、各乗算
器32と加算器33とによって、i(N)D1+i(N−
1)D2+・・・+i(1)DNが計算されてPR等化器出力端
子35へ出力される。
録の場合には、タップ係数切替器29ではME用端子2
8への接続がなされ、ME用タップ係数メモリ26から
ME記録・PR(1,2,2,1)等化用のN個のタップ係
数D1,D2,・・・,DNがタップ係数伝送線30を経由して
N個の乗算器32に独立に入力する。この結果、各乗算
器32と加算器33とによって、i(N)D1+i(N−
1)D2+・・・+i(1)DNが計算されてPR等化器出力端
子35へ出力される。
【0063】さらに、ディスクの再生中にディスク回転
速度が変化するなどして再生信号Gの電力密度の分布が
変動する場合には、タップ係数メモリ25,26から設
定したタップ係数値を使用し続けると、再生信号GをP
R波形へ等化できなくなることがある。このような場合
には、例えば平均自乗誤差(Mean Square Error; MS
E)法に基づいて動作する、タップ係数を適応制御させ
る回路をPR等化器に付加することによって、再生信号
を常に所望のPR波形へ等化することが可能となる。そ
の場合でも、タップ係数の適応動作を開始させる前に
は、タップ係数メモリ25,26及びタップ係数切替器
29を用いてタップ係数の初期値をPR等化器に設定し
ておけば、タップ係数の収束が迅速に行われることにな
り、タップ係数を収束させるための等化器のトレーニン
グ動作の時間が短くて済む。
速度が変化するなどして再生信号Gの電力密度の分布が
変動する場合には、タップ係数メモリ25,26から設
定したタップ係数値を使用し続けると、再生信号GをP
R波形へ等化できなくなることがある。このような場合
には、例えば平均自乗誤差(Mean Square Error; MS
E)法に基づいて動作する、タップ係数を適応制御させ
る回路をPR等化器に付加することによって、再生信号
を常に所望のPR波形へ等化することが可能となる。そ
の場合でも、タップ係数の適応動作を開始させる前に
は、タップ係数メモリ25,26及びタップ係数切替器
29を用いてタップ係数の初期値をPR等化器に設定し
ておけば、タップ係数の収束が迅速に行われることにな
り、タップ係数を収束させるための等化器のトレーニン
グ動作の時間が短くて済む。
【0064】次に、再生信号処理部22内の折り返し値
計算回路13の構成を説明する。図25(a)は折り返し
値計算回路13の構成の一例を示す図である。この折り
返し値計算回路13は、信号比較器36、信号選択器3
7、乗算器32及び減算器48から構成されている。M
E記録時、PR等化器出力信号Jは折り返し値計算回路
入力端子38より入力され、信号比較器36の入力端子
A1と信号選択器37の入力端子B1に伝達される。信
号比較器36のもう1つの入力端子A2には、信号レベ
ルVLが入力される。信号レベルVLはME記録信号再
生時の折り返し動作の境となる値であり、ここでは、V
L=0.5、すなわち、PR等化器出力信号Jの中央レ
ベルとした。
計算回路13の構成を説明する。図25(a)は折り返し
値計算回路13の構成の一例を示す図である。この折り
返し値計算回路13は、信号比較器36、信号選択器3
7、乗算器32及び減算器48から構成されている。M
E記録時、PR等化器出力信号Jは折り返し値計算回路
入力端子38より入力され、信号比較器36の入力端子
A1と信号選択器37の入力端子B1に伝達される。信
号比較器36のもう1つの入力端子A2には、信号レベ
ルVLが入力される。信号レベルVLはME記録信号再
生時の折り返し動作の境となる値であり、ここでは、V
L=0.5、すなわち、PR等化器出力信号Jの中央レ
ベルとした。
【0065】信号比較器36において、入力端子A1,
A2への入力信号レベルをそれぞれLevel(A1),Level
(A2)と表すと、Level(A1)≧Level(A2)ならば出力
端子A3から信号選択器37の入力端子B3へ0を出力
し、Level(A1)<Level(A2)ならば出力端子A3から
信号選択器37の入力端子B3へ1が出力されるように
する。信号選択器37は、入力端子B3の入力レベルが
0ならば、入力端子B1への入力値を、入力端子B3の
入力レベルが1ならば入力端子B2へ入力値を、折り返
し値計算回路出力信号Kとして、出力端子B4から折り
返し値計算回路出力端子39へ出力する回路である。乗
算器32、減算器48によって、信号選択器37の入力
端子B2に与える値2・VL−Jが計算される。以上の
動作によって、J≧VLならばK=Jが、J<VLなら
ばK=2・VL−Jが折り返し値計算回路出力端子39
から出力される。
A2への入力信号レベルをそれぞれLevel(A1),Level
(A2)と表すと、Level(A1)≧Level(A2)ならば出力
端子A3から信号選択器37の入力端子B3へ0を出力
し、Level(A1)<Level(A2)ならば出力端子A3から
信号選択器37の入力端子B3へ1が出力されるように
する。信号選択器37は、入力端子B3の入力レベルが
0ならば、入力端子B1への入力値を、入力端子B3の
入力レベルが1ならば入力端子B2へ入力値を、折り返
し値計算回路出力信号Kとして、出力端子B4から折り
返し値計算回路出力端子39へ出力する回路である。乗
算器32、減算器48によって、信号選択器37の入力
端子B2に与える値2・VL−Jが計算される。以上の
動作によって、J≧VLならばK=Jが、J<VLなら
ばK=2・VL−Jが折り返し値計算回路出力端子39
から出力される。
【0066】図25(b)は、折り返し値計算回路13の
別の構成例を示す回路図である。この回路は、差動増幅
器77、整流器(ダイオード)78、3本の抵抗R1〜
R3から構成されている。この回路では、抵抗R3を介
して電圧Vが差動増幅器77の(+)入力端子に供給さ
れ、この(+)入力端子の電位がVLになるように設定さ
れている。また、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2の抵抗値
は等しくする。差動増幅器77の出力は整流器78と抵
抗R2を介して(−)入力端子に帰還しており、この(−)
入力端子には、抵抗R1を介して折り返し値計算回路入
力端子76からPR等化器出力信号Jが入力している。
記録再生動作時、J≧VLであれば、整流器78の作用
により、折り返し値計算回路入力端子76から入力され
る電流はR1,R2を経由して出力端子79に直接到達
し、その結果、折り返し値計算回路出力信号Kの電位は
PR等化器出力信号Jと等しくなる。一方、J<VLで
あれば、差動増幅器77の出力電流は整流器78と抵抗
R2を経由して差動増幅器77の(−)入力端子に流れ込
み、この(−)入力端子の電位はVLとなる。このとき、
R1=R2であるので、K=2・VL−Jとなり、折り
返し値計算回路13に必要な動作が行われる。
別の構成例を示す回路図である。この回路は、差動増幅
器77、整流器(ダイオード)78、3本の抵抗R1〜
R3から構成されている。この回路では、抵抗R3を介
して電圧Vが差動増幅器77の(+)入力端子に供給さ
れ、この(+)入力端子の電位がVLになるように設定さ
れている。また、抵抗R1の抵抗値と抵抗R2の抵抗値
は等しくする。差動増幅器77の出力は整流器78と抵
抗R2を介して(−)入力端子に帰還しており、この(−)
入力端子には、抵抗R1を介して折り返し値計算回路入
力端子76からPR等化器出力信号Jが入力している。
記録再生動作時、J≧VLであれば、整流器78の作用
により、折り返し値計算回路入力端子76から入力され
る電流はR1,R2を経由して出力端子79に直接到達
し、その結果、折り返し値計算回路出力信号Kの電位は
PR等化器出力信号Jと等しくなる。一方、J<VLで
あれば、差動増幅器77の出力電流は整流器78と抵抗
R2を経由して差動増幅器77の(−)入力端子に流れ込
み、この(−)入力端子の電位はVLとなる。このとき、
R1=R2であるので、K=2・VL−Jとなり、折り
返し値計算回路13に必要な動作が行われる。
【0067】折り返し値計算回路13の構成を図25
(a)に示すものにしても、図25(b)に示しものにして
も、折り返し値計算回路13の入出力特性は図25(c)
に示すようになる。
(a)に示すものにしても、図25(b)に示しものにして
も、折り返し値計算回路13の入出力特性は図25(c)
に示すようになる。
【0068】次に、ビダビ検出器14の構成について詳
細に説明する。図26は第1の構成例のビタビ検出器の
構成を示すブロック図であり、このビタビ検出器は、最
小符号反転間隔δが2である変調符号列Eに対応して使
用されるものであって、基準振幅選択部47、枝メトリ
ック計算回路51、ACS回路52及びパスメモリ53
から構成されている。
細に説明する。図26は第1の構成例のビタビ検出器の
構成を示すブロック図であり、このビタビ検出器は、最
小符号反転間隔δが2である変調符号列Eに対応して使
用されるものであって、基準振幅選択部47、枝メトリ
ック計算回路51、ACS回路52及びパスメモリ53
から構成されている。
【0069】基準振幅選択部47には、MP記録用の基
準振幅L1,L2,L3を格納するMP用基準振幅メモリ4
1と、ME記録用の基準振幅M1,M2,M3を格納するM
E用基準振幅メモリ42と、これら基準振幅メモリ4
1,42を選択して基準振幅を3並列の基準振幅伝送線
46によって枝メトリック計算回路51に出力するため
の基準振幅切替器45とが、備えられていている。ま
た、枝メトリック計算回路51には、ビタビ検出器入力
端子50に接続した3個の減算器48と、枝メトリック
B1,B2,B3をACS回路52にそれぞれ出力する3個
の二乗演算器49とを備え、各二乗演算器49はそれぞ
れ対応する減算器48の出力を二乗して枝メトリックと
して出力する。ACS回路52は、枝メトリックB1,B
2,B3に基づいてパスメモリ53に対してパスメモリ制
御信号hを出力するものである。
準振幅L1,L2,L3を格納するMP用基準振幅メモリ4
1と、ME記録用の基準振幅M1,M2,M3を格納するM
E用基準振幅メモリ42と、これら基準振幅メモリ4
1,42を選択して基準振幅を3並列の基準振幅伝送線
46によって枝メトリック計算回路51に出力するため
の基準振幅切替器45とが、備えられていている。ま
た、枝メトリック計算回路51には、ビタビ検出器入力
端子50に接続した3個の減算器48と、枝メトリック
B1,B2,B3をACS回路52にそれぞれ出力する3個
の二乗演算器49とを備え、各二乗演算器49はそれぞ
れ対応する減算器48の出力を二乗して枝メトリックと
して出力する。ACS回路52は、枝メトリックB1,B
2,B3に基づいてパスメモリ53に対してパスメモリ制
御信号hを出力するものである。
【0070】基準振幅選択部47は、記録再生動作を行
う前に、以下の手順によって基準振幅L1,L2,L3また
はM1,M2,M3を枝メトリック計算回路51に設定す
る。基準振幅選択部47において、基準振幅切替器制御
線19における基準振幅切替器制御信号u(4)が0であ
れば、基準振幅切替器45はMP用端子43に基準振幅
伝送線46を接続し、これにより、MP用基準振幅メモ
リ41に記憶されているMP用基準振幅L1,L2,L3
が、基準振幅伝送線46を経由して枝メトリック計算回
路51内の3個の減算器48の(+)端子にそれぞれ入力
する。また、基準振幅切替器制御信号u(4)が1であれ
ば、基準振幅切替器45はME用端子44に基準振幅伝
送線46を接続し、これにより、ME用基準振幅メモリ
42に記憶されているME用基準振幅M1,M2,M3が基
準振幅伝送線46を経由して3個の減算器48の(+)端
子にそれぞれ入力する。各基準振幅の値は、等化器の等
化目標値に一致させるものとする。ここで述べている例
では、MP記録の場合にはPR等化器でPR(1,2,1)
等化を行っているので、L1=0,L2=0.5,L3=
1.0とする。同様に、ME記録の場合にはPR等化器
でPR(1,2,2,1)等化を行い等化器出力信号Jの0.
5に関する折り返し値Kがビタビ検出器へ出力されるの
で、M1=1.0,M2=0.833,M3=0.5とする。
う前に、以下の手順によって基準振幅L1,L2,L3また
はM1,M2,M3を枝メトリック計算回路51に設定す
る。基準振幅選択部47において、基準振幅切替器制御
線19における基準振幅切替器制御信号u(4)が0であ
れば、基準振幅切替器45はMP用端子43に基準振幅
伝送線46を接続し、これにより、MP用基準振幅メモ
リ41に記憶されているMP用基準振幅L1,L2,L3
が、基準振幅伝送線46を経由して枝メトリック計算回
路51内の3個の減算器48の(+)端子にそれぞれ入力
する。また、基準振幅切替器制御信号u(4)が1であれ
ば、基準振幅切替器45はME用端子44に基準振幅伝
送線46を接続し、これにより、ME用基準振幅メモリ
42に記憶されているME用基準振幅M1,M2,M3が基
準振幅伝送線46を経由して3個の減算器48の(+)端
子にそれぞれ入力する。各基準振幅の値は、等化器の等
化目標値に一致させるものとする。ここで述べている例
では、MP記録の場合にはPR等化器でPR(1,2,1)
等化を行っているので、L1=0,L2=0.5,L3=
1.0とする。同様に、ME記録の場合にはPR等化器
でPR(1,2,2,1)等化を行い等化器出力信号Jの0.
5に関する折り返し値Kがビタビ検出器へ出力されるの
で、M1=1.0,M2=0.833,M3=0.5とする。
【0071】ここに、MP記録用の基準振幅が図25に
おいて前述のL1=0,L2=0.5,L3=1.0という
順序で設定されている場合には、ME記録の基準振幅は
前述の通りのM1=1.0,M2=0.833,M3=0.5
と定める。このような基準振幅の基準振幅メモリ41,
42への設定方法を採用することによって、MP記録、
ME記録どちらの記録が行われていても、それらの再生
信号をACS回路52の動作によって処理することが可
能となる。
おいて前述のL1=0,L2=0.5,L3=1.0という
順序で設定されている場合には、ME記録の基準振幅は
前述の通りのM1=1.0,M2=0.833,M3=0.5
と定める。このような基準振幅の基準振幅メモリ41,
42への設定方法を採用することによって、MP記録、
ME記録どちらの記録が行われていても、それらの再生
信号をACS回路52の動作によって処理することが可
能となる。
【0072】記録再生動作時、MP記録信号を再生する
場合には、ビタビ検出器入力端子50にはPR(1,2,
1)等化器の出力信号Jが入力する。この入力信号Jは
3個の減算器48の(−)端子に入力し、これら減算器4
8は、この入力信号Jと前述したように設定されている
基準振幅{0,0.5,1.0}から0−J,0.5−J,
1.0−Jを計算しそれぞれを二乗演算器49に独立に
出力する。二乗演算器49は、その入力信号の二乗値で
ある枝メトリック:
場合には、ビタビ検出器入力端子50にはPR(1,2,
1)等化器の出力信号Jが入力する。この入力信号Jは
3個の減算器48の(−)端子に入力し、これら減算器4
8は、この入力信号Jと前述したように設定されている
基準振幅{0,0.5,1.0}から0−J,0.5−J,
1.0−Jを計算しそれぞれを二乗演算器49に独立に
出力する。二乗演算器49は、その入力信号の二乗値で
ある枝メトリック:
【0073】
【数9】 B1=(0−J)2,B2=(0.5−J)2,B3=(1.0−J)2 …(9) を各時刻ごとに計算し、ACS回路52に出力する。
【0074】一方、ME記録信号を再生する場合には、
ビタビ検出回路入力端子50には折り返し値計算回路1
3の出力信号Kが入力する。折り返し値計算回路13の
動作によって、折り返し値計算回路出力信号Kには、レ
ベルVLより大きなレベルだけが出現する。そして、こ
の信号Kは、MP記録信号を処理する場合と同様に、3
個の減算器48の(−)端子へ入力され、これらの減算器
48は、折り返し値計算回路出力信号Kと前述したビタ
ビ検出器の基準振幅{0.5,0.833,1.0}から、
1.0−K,0.833−K,0.5−Kを計算し、それ
ぞれを二乗演算器49に独立に出力する。二乗演算器4
9は、3個の入力信号の二乗値である枝メトリック:
ビタビ検出回路入力端子50には折り返し値計算回路1
3の出力信号Kが入力する。折り返し値計算回路13の
動作によって、折り返し値計算回路出力信号Kには、レ
ベルVLより大きなレベルだけが出現する。そして、こ
の信号Kは、MP記録信号を処理する場合と同様に、3
個の減算器48の(−)端子へ入力され、これらの減算器
48は、折り返し値計算回路出力信号Kと前述したビタ
ビ検出器の基準振幅{0.5,0.833,1.0}から、
1.0−K,0.833−K,0.5−Kを計算し、それ
ぞれを二乗演算器49に独立に出力する。二乗演算器4
9は、3個の入力信号の二乗値である枝メトリック:
【0075】
【数10】 B1=(1.0−K)2,B2=(0.833−K)2,B3=(0.5−K)2 …(10) を各時刻ごとに計算しACS回路52へ送る。
【0076】ACS回路52は、パスメトリックと呼ば
れる値P(1),P(2),P(3)を内部に保持し、このパス
メトリックP(1),P(2),P(3)は、記録再生動作が行
われる前に、
れる値P(1),P(2),P(3)を内部に保持し、このパス
メトリックP(1),P(2),P(3)は、記録再生動作が行
われる前に、
【0077】
【数11】P(1)=P(2)=P(3)=0 …(11) となるように初期設定される。そして記録再生動作時に
は、ACS回路52は、式(9)あるいは式(10)に基づい
て計算され入力した枝メトリックB1,B2,B3に基づ
き、各時刻において前の時刻までに得られているP(1)
〜P(3)と現時刻に得られたB1,B2,B3から、P(1)
+B2とP(3)+B1との比較を行い、
は、ACS回路52は、式(9)あるいは式(10)に基づい
て計算され入力した枝メトリックB1,B2,B3に基づ
き、各時刻において前の時刻までに得られているP(1)
〜P(3)と現時刻に得られたB1,B2,B3から、P(1)
+B2とP(3)+B1との比較を行い、
【0078】
【数12】 P(1)+B2≧P(3)+B1 ならば h=0, P(1)+B2<P(3)+B1 ならば h=1 …(12) となるようにパスメモリ制御信号(検出系列切替器制御
信号)hの値を決定してパスメモリ53に出力し、さら
に、
信号)hの値を決定してパスメモリ53に出力し、さら
に、
【0079】
【数13】 P(1)=P(2)+B3, P(2)=P(3)+B2, P(3)=min{P(1)+B2,P(3)+B1} …(13) にしたがって、パスメトリックP(1),P(2),P(3)の
値を更新する。ここにmin{α,β}はαとβのうち
小さい方の値を意味する演算子である。
値を更新する。ここにmin{α,β}はαとβのうち
小さい方の値を意味する演算子である。
【0080】上述の「従来の技術」で説明した図5は、
この実施の形態で使用されるパスメモリ53の構成も示
している。このパスメモリ53は、MP記録・PR(1,
2,1)等化後の再生信号をビタビ検出するときにも、M
E記録・PR(1,2,2,1)等化後の再生信号をビタビ
検出するときにもに用いられる。図6は、このパスメモ
リ53内の検出系列切替器64の入出力端子の接続法を
示している。
この実施の形態で使用されるパスメモリ53の構成も示
している。このパスメモリ53は、MP記録・PR(1,
2,1)等化後の再生信号をビタビ検出するときにも、M
E記録・PR(1,2,2,1)等化後の再生信号をビタビ
検出するときにもに用いられる。図6は、このパスメモ
リ53内の検出系列切替器64の入出力端子の接続法を
示している。
【0081】図5に示すようにこのパスメモリ53は、
n個の検出系列切替器(1)〜(n)64と、各検出系列切
替器64間に設けられた3個1組みの遅延素子65から
なる。各遅延素子65は、その入力を一単位時間だけ遅
延させて出力するものである。各検出系列切替器64に
は、共通のパスメモリ制御信号入力端子66を介してパ
スメモリ制御信号hが入力する。
n個の検出系列切替器(1)〜(n)64と、各検出系列切
替器64間に設けられた3個1組みの遅延素子65から
なる。各遅延素子65は、その入力を一単位時間だけ遅
延させて出力するものである。各検出系列切替器64に
は、共通のパスメモリ制御信号入力端子66を介してパ
スメモリ制御信号hが入力する。
【0082】図5において、パスメモリ制御信号hがh
=0,1それぞれの場合には、検出系列切替器(1)〜同
(n)64の全ての入出力端子の接続が、図6のh=0,
h=1に示した形であるとする。次に、図5の検出系列
切替器(1)〜同(n−1)64の出力端子に接続されてい
る遅延素子FF(1)〜FF(n−1)の値全てを右向きに
次の遅延素子へ検出系列切替器を経由させてシフトし、
同時に遅延素子(1)65の入力端子X1,X2,X3にそ
れぞれビタビ検出器出力系列ディジットの候補であるV
1=0,V2=1,V3=0を入力し、これら入力ディ
ジットを検出系列切替器(1)とその出力端子Y1,Y2,
Y3を経由して3個の遅延素子65(FF1)へ入力さ
せる。これにより一時刻分のビタビ検出器出力Zがビタ
ビ検出器出力端子15から出力されることになる。ここ
で、例えば検出系列切替器の接続状況が図6に示すh=
0の場合であるすると、出力端子Y1,Y2,Y3へは、
それぞれ、入力端子X2,X3,X3から入力された値V
2=1,V3=0,V3=0が届き、V1=0は検出系
列切替器のいずれの出力端子にも届かないことになる
(図5、図6の点線は断線を示している)。以上の手順
を各時刻において行うことにより、ビタビ検出器出力端
子15から二元シンボル{0,1}からなるビタビ検出
器出力系列Zが得られる。図5では最終段の検出系列切
替器(n)の出力端子Y1だけがビタビ検出器出力端子1
5へ接続されているが、検出系列切替器の数nが数十以
上と大きければ、検出系列切替器(n)の出力端子Y1,
Y2,Y3から出力される系列は互いに同一となる。
=0,1それぞれの場合には、検出系列切替器(1)〜同
(n)64の全ての入出力端子の接続が、図6のh=0,
h=1に示した形であるとする。次に、図5の検出系列
切替器(1)〜同(n−1)64の出力端子に接続されてい
る遅延素子FF(1)〜FF(n−1)の値全てを右向きに
次の遅延素子へ検出系列切替器を経由させてシフトし、
同時に遅延素子(1)65の入力端子X1,X2,X3にそ
れぞれビタビ検出器出力系列ディジットの候補であるV
1=0,V2=1,V3=0を入力し、これら入力ディ
ジットを検出系列切替器(1)とその出力端子Y1,Y2,
Y3を経由して3個の遅延素子65(FF1)へ入力さ
せる。これにより一時刻分のビタビ検出器出力Zがビタ
ビ検出器出力端子15から出力されることになる。ここ
で、例えば検出系列切替器の接続状況が図6に示すh=
0の場合であるすると、出力端子Y1,Y2,Y3へは、
それぞれ、入力端子X2,X3,X3から入力された値V
2=1,V3=0,V3=0が届き、V1=0は検出系
列切替器のいずれの出力端子にも届かないことになる
(図5、図6の点線は断線を示している)。以上の手順
を各時刻において行うことにより、ビタビ検出器出力端
子15から二元シンボル{0,1}からなるビタビ検出
器出力系列Zが得られる。図5では最終段の検出系列切
替器(n)の出力端子Y1だけがビタビ検出器出力端子1
5へ接続されているが、検出系列切替器の数nが数十以
上と大きければ、検出系列切替器(n)の出力端子Y1,
Y2,Y3から出力される系列は互いに同一となる。
【0083】このパスメモリ53がMP記録信号の再生
時とME記録信号の再生時のいずれにおいても使用でき
るのは、「課題を解決するための手段」の欄の後段で述
べたように、図7に示すMP記録信号再生時・PR(1,
2,1)等化用トレリスと、図15のME記録信号再生時
・PR(1,2,2,1)等化用の縮退トレリスとが同一の
構造であるからである。したがって、MP記録・PR
(1,2,1)等化後の再生信号とME記録・PR(1,2,
2,1)等化後の再生信号の両方に対してパスメモリ53
が共通に使用でき、このため、本実施の形態での回路規
模は、ME記録かMP記録かPRML信号処理装置を個
別に設ける従来の場合に比べて、約半分となる。
時とME記録信号の再生時のいずれにおいても使用でき
るのは、「課題を解決するための手段」の欄の後段で述
べたように、図7に示すMP記録信号再生時・PR(1,
2,1)等化用トレリスと、図15のME記録信号再生時
・PR(1,2,2,1)等化用の縮退トレリスとが同一の
構造であるからである。したがって、MP記録・PR
(1,2,1)等化後の再生信号とME記録・PR(1,2,
2,1)等化後の再生信号の両方に対してパスメモリ53
が共通に使用でき、このため、本実施の形態での回路規
模は、ME記録かMP記録かPRML信号処理装置を個
別に設ける従来の場合に比べて、約半分となる。
【0084】次に、本実施の形態の信号処理装置におけ
るMP記録やME記録かの選択動作について、図27の
フローチャートを用いて説明する。
るMP記録やME記録かの選択動作について、図27の
フローチャートを用いて説明する。
【0085】まず、記録対象のディスク媒体がMP記録
とME記録のいずれの記録形式によるものであるかを、
装置の操作者が外部スイッチを切り替える、あるいはデ
ィスク媒体に記録形式を区別するためのマークを設けて
おきこれを読み取るなどの方法により判断する(ステッ
プ71)。MP記録であればステップ72へ、ME記録
であればステップ73に制御を移す。ステップ72(M
P記録/再生)では、制御回路20は制御信号u(1)=
u(2)=u(3)=u(4)=0を出力することにより、信
号切替器2,10(図22)、PR等化器9内のタップ
係数切替器29、ビタビ検出器14内の基準振幅切替器
45をMP用端子3,11,27,43に接続し、ステッ
プ74に移行する。一方、ステップ73(ME記録/再
生)では、制御回路20は制御信号u(1)=u(2)=u
(3)=u(4)=1を出力することにより、信号切替器
2,10、PR等化器9内のタップ係数切替器29、ビ
タビ検出器14内の基準振幅切替器45をME用端子
4,12,28,44に接続し、ステップ74に移行す
る。ステップ74では、記録媒体への変調符号列の記録
(ME記録またはMP記録)を行い、記録されたピット
を再生してPRML信号処理を行う。
とME記録のいずれの記録形式によるものであるかを、
装置の操作者が外部スイッチを切り替える、あるいはデ
ィスク媒体に記録形式を区別するためのマークを設けて
おきこれを読み取るなどの方法により判断する(ステッ
プ71)。MP記録であればステップ72へ、ME記録
であればステップ73に制御を移す。ステップ72(M
P記録/再生)では、制御回路20は制御信号u(1)=
u(2)=u(3)=u(4)=0を出力することにより、信
号切替器2,10(図22)、PR等化器9内のタップ
係数切替器29、ビタビ検出器14内の基準振幅切替器
45をMP用端子3,11,27,43に接続し、ステッ
プ74に移行する。一方、ステップ73(ME記録/再
生)では、制御回路20は制御信号u(1)=u(2)=u
(3)=u(4)=1を出力することにより、信号切替器
2,10、PR等化器9内のタップ係数切替器29、ビ
タビ検出器14内の基準振幅切替器45をME用端子
4,12,28,44に接続し、ステップ74に移行す
る。ステップ74では、記録媒体への変調符号列の記録
(ME記録またはMP記録)を行い、記録されたピット
を再生してPRML信号処理を行う。
【0086】以上説明した信号処理装置は、最小符号反
転間隔δが2であって、図7に示したMP記録・PR
(1,2,1)等化用トレリスと、図14に示したME記録
・PR(1,2,2,1)等化用トレリスを縮退させた縮退
トレリス(図15)とに基づいて構成されたものであっ
た。しかしながら、本発明は最小符号反転間隔δが2の
場合に限定されるものではない。以下、1−7変調など
の最小符号反転間隔δが1の変調符号に本発明を適用す
る場合について、図28〜図30を用いて詳細に説明す
る。ここでは、MP記録信号の再生の場合にはPR等化
器でPR(1,2,1)等化を行いビタビ検出を施し、ME
記録信号の再生の場合にはPR(1,2,2,1)等化を行
いビタビ検出を施している。
転間隔δが2であって、図7に示したMP記録・PR
(1,2,1)等化用トレリスと、図14に示したME記録
・PR(1,2,2,1)等化用トレリスを縮退させた縮退
トレリス(図15)とに基づいて構成されたものであっ
た。しかしながら、本発明は最小符号反転間隔δが2の
場合に限定されるものではない。以下、1−7変調など
の最小符号反転間隔δが1の変調符号に本発明を適用す
る場合について、図28〜図30を用いて詳細に説明す
る。ここでは、MP記録信号の再生の場合にはPR等化
器でPR(1,2,1)等化を行いビタビ検出を施し、ME
記録信号の再生の場合にはPR(1,2,2,1)等化を行
いビタビ検出を施している。
【0087】信号処理装置全体としての構成は図22に
示すものと同じとし、また、再生信号処理部内のPR等
化器の構成は図24に示したものと同一とする。ただ
し、MP記録、ME記録の信号をそれぞれ再生する場合
のPR等化器のタップ係数C1〜CN,D1〜DNには、最
小符号反転間隔δが1の変調符号に適した値を設定す
る。
示すものと同じとし、また、再生信号処理部内のPR等
化器の構成は図24に示したものと同一とする。ただ
し、MP記録、ME記録の信号をそれぞれ再生する場合
のPR等化器のタップ係数C1〜CN,D1〜DNには、最
小符号反転間隔δが1の変調符号に適した値を設定す
る。
【0088】図28は第2の構成例のビタビ検出器、す
なわち最小符号反転間隔δが1の場合のビタビ検出器の
構成を示したものである。このビタビ検出器は、基準振
幅選択部54、枝メトリック計算回路55、ACS回路
62及びパスメモリ63とから構成されている。
なわち最小符号反転間隔δが1の場合のビタビ検出器の
構成を示したものである。このビタビ検出器は、基準振
幅選択部54、枝メトリック計算回路55、ACS回路
62及びパスメモリ63とから構成されている。
【0089】基準振幅選択部54には、MP記録用の基
準振幅L1,L2,L3,L4を格納するMP用基準振幅メモ
リ56と、ME記録用の基準振幅M1,M2,M3,M4を格
納するME用基準振幅メモリ57と、これら基準振幅メ
モリ56,57を選択して基準振幅を4並列の基準振幅
伝送線61によって枝メトリック計算回路55に出力す
るための基準振幅切替器60とが、備えられていてい
る。また、枝メトリック計算回路55には、ビタビ検出
器入力端子50に接続した4個の減算器48と、枝メト
リックB1,B2,B3,B4をACS回路62にそれぞれ出
力する4個の二乗演算器49とを備え、各二乗演算器4
9はそれぞれ対応する減算器48の出力を二乗する。A
CS回路62は、枝メトリックB1,B2,B3,B4に基づ
いてパスメモリ63に対してパスメモリ制御信号h3,h
4を出力するものである。
準振幅L1,L2,L3,L4を格納するMP用基準振幅メモ
リ56と、ME記録用の基準振幅M1,M2,M3,M4を格
納するME用基準振幅メモリ57と、これら基準振幅メ
モリ56,57を選択して基準振幅を4並列の基準振幅
伝送線61によって枝メトリック計算回路55に出力す
るための基準振幅切替器60とが、備えられていてい
る。また、枝メトリック計算回路55には、ビタビ検出
器入力端子50に接続した4個の減算器48と、枝メト
リックB1,B2,B3,B4をACS回路62にそれぞれ出
力する4個の二乗演算器49とを備え、各二乗演算器4
9はそれぞれ対応する減算器48の出力を二乗する。A
CS回路62は、枝メトリックB1,B2,B3,B4に基づ
いてパスメモリ63に対してパスメモリ制御信号h3,h
4を出力するものである。
【0090】基準振幅選択部54は、記録再生動作を行
う前に、以下の手順によって基準振幅L1,L2,L3,L4
またはM1,M2,M3,M4を枝メトリック計算回路55に
設定する。基準振幅選択部54において、基準振幅切替
器制御線19における基準振幅切替器制御信号u(4)が
0であれば、基準振幅切替器60はMP用端子58に基
準振幅伝送線61を接続し、これにより、MP用基準振
幅メモリ56に記憶されているMP用基準振幅L1,L2,
L3,L4が、基準振幅伝送線61を経由して枝メトリッ
ク計算回路55内の4個の減算器48の(+)端子にそれ
ぞれ入力する。また、基準振幅切替器制御信号u(4)が
1であれば、基準振幅切替器60はME用端子59に基
準振幅伝送線61を接続し、これにより、ME用基準振
幅メモリ57に記憶されているME用基準振幅M1,M2,
M3,M4が基準振幅伝送線61を経由して4個の減算器
48の(+)端子にそれぞれ入力する。ここでは、MP用
の基準振幅としてL1=0,L2=0.5,L3=1.0,
L4=1.0をMP用基準振幅メモリ56に予め記憶さ
せ、ME用の基準振幅としてM1=1.0,M2=0.83
3,M3=0.667,M4=0.5をME用基準振幅メモ
リ57に予め記憶させておくものとする。このように記
憶された各基準振幅値は、基準振幅切替器制御信号u
(4)に応じて枝メトリック計算回路55内の各減算器4
8へセットされる。
う前に、以下の手順によって基準振幅L1,L2,L3,L4
またはM1,M2,M3,M4を枝メトリック計算回路55に
設定する。基準振幅選択部54において、基準振幅切替
器制御線19における基準振幅切替器制御信号u(4)が
0であれば、基準振幅切替器60はMP用端子58に基
準振幅伝送線61を接続し、これにより、MP用基準振
幅メモリ56に記憶されているMP用基準振幅L1,L2,
L3,L4が、基準振幅伝送線61を経由して枝メトリッ
ク計算回路55内の4個の減算器48の(+)端子にそれ
ぞれ入力する。また、基準振幅切替器制御信号u(4)が
1であれば、基準振幅切替器60はME用端子59に基
準振幅伝送線61を接続し、これにより、ME用基準振
幅メモリ57に記憶されているME用基準振幅M1,M2,
M3,M4が基準振幅伝送線61を経由して4個の減算器
48の(+)端子にそれぞれ入力する。ここでは、MP用
の基準振幅としてL1=0,L2=0.5,L3=1.0,
L4=1.0をMP用基準振幅メモリ56に予め記憶さ
せ、ME用の基準振幅としてM1=1.0,M2=0.83
3,M3=0.667,M4=0.5をME用基準振幅メモ
リ57に予め記憶させておくものとする。このように記
憶された各基準振幅値は、基準振幅切替器制御信号u
(4)に応じて枝メトリック計算回路55内の各減算器4
8へセットされる。
【0091】このように基準振幅が設定されることによ
り、MP記録の場合であれば、枝メトリック計算回路5
5は、各時刻ごとに、枝メトリックB1〜B4を
り、MP記録の場合であれば、枝メトリック計算回路5
5は、各時刻ごとに、枝メトリックB1〜B4を
【0092】
【数14】 B1=(0−J)2,B2=(0.5−J)2,B3=B4=(1.0−J)2 …(14) に基づいて計算する。また、ME記録の場合であれば、
【0093】
【数15】 B1=(1.0−J)2,B2=(0.833−J)2, B3=(0.667−J)2,B4=(0.5−J)2 …(15) に基づいて計算する。これらの枝メトリックB1〜B4
は、同時に独立にACS回路62へ出力される。
は、同時に独立にACS回路62へ出力される。
【0094】ACS回路62は、パスメトリックと呼ば
れる値P(1)〜P(3)を内部に保持し、これらパスメト
リックP(1)〜P(3)は、記録再生動作が行われる前
に、
れる値P(1)〜P(3)を内部に保持し、これらパスメト
リックP(1)〜P(3)は、記録再生動作が行われる前
に、
【0095】
【数16】 P(1)=P(2)=P(3)=0 …(16) となるように初期設定される。そして記録再生動作時に
は、ACS回路62は、式(14)あるいは式(15)に基づい
て計算され入力した枝メトリックB1,B2,B3,B4に基
づき、各時刻において前の時刻までに得られているP
(1)〜P(3)と現時刻に得られたB1,B2,B3,B4か
ら、P(1)+B3とP(3)+B2との比較、P(1)+B2
とP(3)+B1との比較を行い、
は、ACS回路62は、式(14)あるいは式(15)に基づい
て計算され入力した枝メトリックB1,B2,B3,B4に基
づき、各時刻において前の時刻までに得られているP
(1)〜P(3)と現時刻に得られたB1,B2,B3,B4か
ら、P(1)+B3とP(3)+B2との比較、P(1)+B2
とP(3)+B1との比較を行い、
【0096】
【数17】 P(1)+B3<P(3)+B2 ならば h3=0, P(1)+B3≧P(3)+B2 ならば h3=1, P(1)+B2<P(3)+B1 ならば h4=0, P(1)+B2≧P(3)+B1 ならば h4=1 …(17) となるように制御信号h3,h4の値を決定してパスメモ
リ63に出力し、さらに、
リ63に出力し、さらに、
【0097】
【数18】 P(1)=P(2)+B4, P(2)=min{P(1)+B3,P(3)+B2}, P(3)=min{P(1)+B2,P(3)+B1} …(18) にしたがって動作を行い、パスメトリックP(1)〜P
(3)を更新する。
(3)を更新する。
【0098】前述の加算・比較の計算式(17),(18)にお
いて、MP記録の場合にはL3=L4=1.0なのでB3=
B4となり、これら2個の枝メトリックB3,B4のいずれ
かは冗長だが、MP記録の場合にもあえて両方の枝メト
リックB3,B4を計算に用いている。またMP記録用の
基準振幅が前述のL1=0,L2=0.5,L3=1.0,
L4=1.0の順序で設定されている場合には、ME記録
の基準振幅は前述の通りのM1=1.0,M2=0.83
3,M3=0.667,M4=0.5と定める。これらの基
準振幅の基準振幅メモリ56,57への設定方法を採用
することによって、MP記録、ME記録どちらの記録が
行われていても、それらの再生信号を式(17),(18)に基
づいたACS回路62の動作で処理することが可能とな
る。従来はMP記録、ME記録それぞれの記録方式に対
し別々の動作手順を設けていたので、本実施の形態の装
置を採用すれば、回路規模ばかりでなく動作手順に関し
ても、従来に比べ簡略化される。
いて、MP記録の場合にはL3=L4=1.0なのでB3=
B4となり、これら2個の枝メトリックB3,B4のいずれ
かは冗長だが、MP記録の場合にもあえて両方の枝メト
リックB3,B4を計算に用いている。またMP記録用の
基準振幅が前述のL1=0,L2=0.5,L3=1.0,
L4=1.0の順序で設定されている場合には、ME記録
の基準振幅は前述の通りのM1=1.0,M2=0.83
3,M3=0.667,M4=0.5と定める。これらの基
準振幅の基準振幅メモリ56,57への設定方法を採用
することによって、MP記録、ME記録どちらの記録が
行われていても、それらの再生信号を式(17),(18)に基
づいたACS回路62の動作で処理することが可能とな
る。従来はMP記録、ME記録それぞれの記録方式に対
し別々の動作手順を設けていたので、本実施の形態の装
置を採用すれば、回路規模ばかりでなく動作手順に関し
ても、従来に比べ簡略化される。
【0099】図29は、パスメモリ63の構成の一例を
示す図である。このパスメモリ29には、上述したよう
に、各時刻ごとに、パスメモリ制御信号入力端子69を
介してACS回路62からパスメモリ制御信号h3,h
4が入力する。またこのパスメモリには、n個の検出系
列切替器(1)〜(n)67と、各検出系列切替器67間に
設けられた3個1組みの遅延素子68からなる。各遅延
素子68は、その入力を一単位時間だけ遅延させて出力
するものである。各検出系列切替器67には、パスメモ
リ制御信号(検出系列切替器制御信号)h3,h4が供給
されている。そしてこのパスメモリでは、1個のビット
を処理する時刻ごとに、パスメモリ制御信号の値が(h
3,h4)=(0,0),(1,0),(0,1),(1,1)それぞれ
の場合に対して、検出系列切替器(1)〜同(n)67の全
ての入力端子と出力端子との間の接続が図30(A),(B),
(C),(D)に示したいずれかの形になる。次に、検出系列
切替器(1)〜同(n−1)67の出力端子に接続されてい
る遅延素子FF(1)〜FF(n−1)68の値の全てを右
向きに次の遅延素子へ検出系列切替器を経由してシフト
し、同時に入力端子X1〜X3それぞれからビタビ検出
器出力系列ディジットの候補であるV1=0,V2=
1,V3=0を入力する。これにより一時刻分のビタビ
検出器出力Zがビタビ検出器出力端子15から出力さ
れ、かつ入力ビットV1〜V3は検出系列切替器(1)と
その出力端子Y1,Y2,Y3を経由して3個の遅延素子
FF1に入力される。以上の手順を各時刻において行う
ことにより、ビタビ検出器出力端子15から、二元シン
ボル{0,1}からなるビタビ検出器出力系列Zが得ら
れる。検出系列切替器の数nは数十以上とすれば十分で
ある。
示す図である。このパスメモリ29には、上述したよう
に、各時刻ごとに、パスメモリ制御信号入力端子69を
介してACS回路62からパスメモリ制御信号h3,h
4が入力する。またこのパスメモリには、n個の検出系
列切替器(1)〜(n)67と、各検出系列切替器67間に
設けられた3個1組みの遅延素子68からなる。各遅延
素子68は、その入力を一単位時間だけ遅延させて出力
するものである。各検出系列切替器67には、パスメモ
リ制御信号(検出系列切替器制御信号)h3,h4が供給
されている。そしてこのパスメモリでは、1個のビット
を処理する時刻ごとに、パスメモリ制御信号の値が(h
3,h4)=(0,0),(1,0),(0,1),(1,1)それぞれ
の場合に対して、検出系列切替器(1)〜同(n)67の全
ての入力端子と出力端子との間の接続が図30(A),(B),
(C),(D)に示したいずれかの形になる。次に、検出系列
切替器(1)〜同(n−1)67の出力端子に接続されてい
る遅延素子FF(1)〜FF(n−1)68の値の全てを右
向きに次の遅延素子へ検出系列切替器を経由してシフト
し、同時に入力端子X1〜X3それぞれからビタビ検出
器出力系列ディジットの候補であるV1=0,V2=
1,V3=0を入力する。これにより一時刻分のビタビ
検出器出力Zがビタビ検出器出力端子15から出力さ
れ、かつ入力ビットV1〜V3は検出系列切替器(1)と
その出力端子Y1,Y2,Y3を経由して3個の遅延素子
FF1に入力される。以上の手順を各時刻において行う
ことにより、ビタビ検出器出力端子15から、二元シン
ボル{0,1}からなるビタビ検出器出力系列Zが得ら
れる。検出系列切替器の数nは数十以上とすれば十分で
ある。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、PR等化
器においてMP記録、ME記録それぞれの記録信号用に
適するタップ係数を用意しそれらを切り替えてPR等化
器に設定できるようにし、ビタビ検出器においてMP記
録とME記録にそれぞれ異なる基準振幅を用意してそれ
らを切り替えて基準振幅として用いるようにし、さら
に、ME記録信号用に用いられる従来のトレリスの縮退
トレリスの構造がMP記録信号用のトレリスの構造に一
致することを利用することにより、MP記録、ME記録
どちらの記録信号の再生時にも1個のパスメモリだけを
使用してビタビ検出を行えるようになって、MP記録に
よる記録媒体及びME記録による記録媒体の両方に関し
て、1個のPR等化器及び1個のビタビ検出器からなる
再生信号処理回路だけによってPRML信号処理を施す
ことが可能になるという効果がある。すなわちMP記録
用とME記録用の異なる2つの再生信号処理回路を用意
する必要がなくなる。また、MP記録の記録媒体及びM
E記録の記録媒体に関して、両方の記録媒体からの再生
信号に対してただ1種類の回路動作手順のみによって、
PRML信号処理を施すことが可能となる。これは、M
P記録、ビタビ検出器内のACS(加算・比較・選択)
回路における動作がMP記録とME記録の基準振幅の相
違を考慮することなく行えるように、基準振幅メモリへ
の基準振幅の格納順序を決めたためである。
器においてMP記録、ME記録それぞれの記録信号用に
適するタップ係数を用意しそれらを切り替えてPR等化
器に設定できるようにし、ビタビ検出器においてMP記
録とME記録にそれぞれ異なる基準振幅を用意してそれ
らを切り替えて基準振幅として用いるようにし、さら
に、ME記録信号用に用いられる従来のトレリスの縮退
トレリスの構造がMP記録信号用のトレリスの構造に一
致することを利用することにより、MP記録、ME記録
どちらの記録信号の再生時にも1個のパスメモリだけを
使用してビタビ検出を行えるようになって、MP記録に
よる記録媒体及びME記録による記録媒体の両方に関し
て、1個のPR等化器及び1個のビタビ検出器からなる
再生信号処理回路だけによってPRML信号処理を施す
ことが可能になるという効果がある。すなわちMP記録
用とME記録用の異なる2つの再生信号処理回路を用意
する必要がなくなる。また、MP記録の記録媒体及びM
E記録の記録媒体に関して、両方の記録媒体からの再生
信号に対してただ1種類の回路動作手順のみによって、
PRML信号処理を施すことが可能となる。これは、M
P記録、ビタビ検出器内のACS(加算・比較・選択)
回路における動作がMP記録とME記録の基準振幅の相
違を考慮することなく行えるように、基準振幅メモリへ
の基準振幅の格納順序を決めたためである。
【0101】また本発明では、記録信号処理回路内にN
RZI回路と信号切替器とを設けることにより、MP記
録とME記録とを1個の記録信号処理回路によって行え
るようになるという効果がある。
RZI回路と信号切替器とを設けることにより、MP記
録とME記録とを1個の記録信号処理回路によって行え
るようになるという効果がある。
【図1】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をMP
(マークポジション)記録しこれをPR(1,2,1)等化
した信号に用いる従来のPRML信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
(マークポジション)記録しこれをPR(1,2,1)等化
した信号に用いる従来のPRML信号処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】最小符号反転間隔δが2の変調符号を用いMP
記録信号の再生時にPR(1,2,1)等化を行った場合の
変調符号列、LDドライバ出力、記録ピット、再生信
号、PR等化器出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間
的関係を表すタイミングチャートである。
記録信号の再生時にPR(1,2,1)等化を行った場合の
変調符号列、LDドライバ出力、記録ピット、再生信
号、PR等化器出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間
的関係を表すタイミングチャートである。
【図3】従来のPR等化器の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をMP記
録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に用いる従来の
ビタビ検出器の構成を示すブロック図である。
録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に用いる従来の
ビタビ検出器の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の構成例のビタビ検出器及び従来のMP記
録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検出器で使用されるパ
スメモリの構成を示すブロック図である。
録・PR(1,2,1)等化用ビタビ検出器で使用されるパ
スメモリの構成を示すブロック図である。
【図6】図5に示すパスメモリでのパスメモリ制御信号
の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を説明
する図である。
の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を説明
する図である。
【図7】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をMP記
録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用いら
れるビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用いら
れるビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
【図8】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をME
(マークエッジ)記録しこれをPR(1,2,1)等化した
信号に用いる従来のPRML信号処理装置の構成を示す
ブロック図である。
(マークエッジ)記録しこれをPR(1,2,1)等化した
信号に用いる従来のPRML信号処理装置の構成を示す
ブロック図である。
【図9】従来の装置において最小符号反転間隔δが2の
変調符号を用いME記録信号の再生時にPR(1,2,1)
等化を行った場合の変調符号列、NRZI回路出力列、
LDドライバ出力、記録ピット、再生信号、PR等化器
出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間的関係を表すタ
イミングチャートである。
変調符号を用いME記録信号の再生時にPR(1,2,1)
等化を行った場合の変調符号列、NRZI回路出力列、
LDドライバ出力、記録ピット、再生信号、PR等化器
出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間的関係を表すタ
イミングチャートである。
【図10】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に用いる従来
のビタビ検出器の構成を示すブロック図である。
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に用いる従来
のビタビ検出器の構成を示すブロック図である。
【図11】図10のビタビ検出器で使用されるパスメモ
リの構成を示すブロック図である。
リの構成を示すブロック図である。
【図12】図11に示すパスメモリでのパスメモリ制御
信号の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を
説明する図である。
信号の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を
説明する図である。
【図13】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用い
られるビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用い
られるビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
【図14】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられる従来のビタビ検出器でのトレリスを説明する
図である。
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられる従来のビタビ検出器でのトレリスを説明する
図である。
【図15】最小符号反転間隔δが2の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられるビタビ検出器において採用される縮退トレリ
スを説明する図である。
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられるビタビ検出器において採用される縮退トレリ
スを説明する図である。
【図16】図15に示した縮退トレリスでの最小自由距
離を説明する図である。
離を説明する図である。
【図17】図14に示した従来のトレリスでの最小自由
距離の説明する図である。
距離の説明する図である。
【図18】図15に示した縮退トレリスを用いた場合
と、図14の従来のトレリスを用いた場合のビット誤り
率特性を示すグラフである。
と、図14の従来のトレリスを用いた場合のビット誤り
率特性を示すグラフである。
【図19】最小符号反転間隔δが1の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に用いる
従来のビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に用いる
従来のビタビ検出器のトレリスを説明する図である。
【図20】最小符号反転間隔δが1の変調符号列をME
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられるビタビ検出器で採用される縮退トレリスを説
明する図である。
記録しこれをPR(1,2,2,1)等化した信号に対して
用いられるビタビ検出器で採用される縮退トレリスを説
明する図である。
【図21】最小符号反転間隔δが1の変調符号列をMP
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用い
られるビタビ検出器でのトレリスを説明する図である。
記録しこれをPR(1,2,1)等化した信号に対して用い
られるビタビ検出器でのトレリスを説明する図である。
【図22】本発明の実施の一形態の信号処理装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図23】図22に示した信号処理装置において、最小
符号反転間隔δが2の変調符号を用いME記録信号の再
生時にPR(1,2,2,1)等化を行った場合の変調符号
列、NRZI回路出力列、LDドライバ出力、記録ピッ
ト、再生信号、PR等化器出力信号、折り返し値計算回
路出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間的関係を表す
タイミングチャートである。
符号反転間隔δが2の変調符号を用いME記録信号の再
生時にPR(1,2,2,1)等化を行った場合の変調符号
列、NRZI回路出力列、LDドライバ出力、記録ピッ
ト、再生信号、PR等化器出力信号、折り返し値計算回
路出力信号、ビタビ検出器出力系列の時間的関係を表す
タイミングチャートである。
【図24】図22の信号処理装置に用いられるパーシャ
ルレスポンス(PR)等化器の構成を示すブロック図で
ある。
ルレスポンス(PR)等化器の構成を示すブロック図で
ある。
【図25】(a)は図22の信号処理装置の折り返し値計
算回路の構成の一例を示すブロック図、(b)は折り返し
値計算回路の別の構成例を示す回路図、(c)は折り返し
値計算回路の入力信号と出力信号との関係を示すグラフ
である。
算回路の構成の一例を示すブロック図、(b)は折り返し
値計算回路の別の構成例を示す回路図、(c)は折り返し
値計算回路の入力信号と出力信号との関係を示すグラフ
である。
【図26】図22の信号処理装置で使用されるビタビ検
出器の第1の構成例を示すブロック図である。
出器の第1の構成例を示すブロック図である。
【図27】MP記録時、ME記録時のそれぞれにおける
各信号切替器の切替動作を示すフローチャートである。
各信号切替器の切替動作を示すフローチャートである。
【図28】図22の信号処理装置で使用されるビタビ検
出器の第2の構成例を示すブロック図である。
出器の第2の構成例を示すブロック図である。
【図29】第2の構成例のビタビ検出器で使用されるパ
スメモリの構成を示すブロック図である。
スメモリの構成を示すブロック図である。
【図30】図29に示すパスメモリでのパスメモリ制御
信号の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を
説明する図である。
信号の値と検出系列切替器での内部接続状況との関係を
説明する図である。
1,141,151 変調符号入力端子 2,10,60 信号切替器 3,11,27,43,58 MP(マークポジション)用端子 4,12,28,44,59 ME(マークエッジ)用端子 5 排他的論理和計算回路 6,31,65,68,192 遅延素子 7 NRZI回路 8,200 ヘッド/媒体部 9,142,152 PR(パーシャルレスポンス)等化器 13 折り返し値計算回路 14,143,153 ビタビ検出器 15,144,154,194 ビタビ検出器出力端子 16,18 信号切替器制御線 17 タップ係数切替器制御線 19 基準振幅切替器制御線 20 制御回路 21 記録信号処理部 22,201,202 再生信号処理部 25 MP用タップ係数メモリ 26 ME用タップ係数メモリ 29 タップ係数切替器 30 タップ係数伝送線 32 乗算器 33,40 加算器 34,161 PR等化器入力端子 35,162 PR等化器出力端子 36 信号比較器 37 信号選択器 38,76 折り返し値計算回路入力端子 39,79 折り返し値計算回路出力端子 41,56 MP用基準振幅メモリ 42,57 ME用基準振幅メモリ 45 基準振幅切替器 46,61 基準振幅伝送線 48 減算器 49 二乗演算器 50,171,181 ビタビ検出器入力端子 51,55,174,184 枝メトリック計算回路 52,62,172,182 ACS回路 53,63,173,183 パスメモリ 54 基準振幅選択部 64,191 検出系列切替器 66,69,193 パスメモリ制御信号入力端子 67 検出系列切替器 71〜74 ステップ 77 差動増幅器 78 整流器 81〜90,101〜108,121〜125,131〜140 (トレリス
の)枝 91〜94,126〜130 (縮退トレリスの)枝 145,155 再生信号処理部出力端子
の)枝 91〜94,126〜130 (縮退トレリスの)枝 145,155 再生信号処理部出力端子
Claims (3)
- 【請求項1】 記録媒体からの再生信号に対してPRM
L信号処理を行う信号処理装置において、 前記再生信号が入力しかつ等化器伝達特性を外部から設
定できる等化器と、 MP(マークポジション)記録とME(マークエッジ)
記録のそれぞれごとの前記等化器伝達特性を記憶する伝
達特性記憶手段と、 前記記録媒体への記録形式がMP記録かME記録かに応
じて前記伝達特性記憶手段から前記等化器伝達特性を選
択して前記等化器に設定する第1の選択手段と、 所定のレベルを基準として入力信号を折り返すことによ
り、前記所定のレベルと前記入力信号との差の絶対値に
応じた折り返し値計算回路出力信号を出力する折り返し
値計算回路と、 パスメモリを有するとともに基準振幅を外部から設定で
きるビタビ検出器と、 MP記録とME記録のそれぞれごとの前記基準振幅を記
憶する基準振幅記憶手段と、 前記記録媒体への記録形式がMP記録かME記録かに応
じて前記基準振幅記憶手段から前記基準振幅を選択して
前記ビタビ検出器に設定する第2の選択手段と、 前記記録媒体への記録形式がMP記録の場合には前記等
化器の出力を前記ビタビ検出器に入力し、前記記録媒体
への記録形式がME記録の場合には前記等化器の出力を
前記折り返し値計算回路を経由させて前記ビタビ検出器
に入力する第3の選択手段とを有し、 前記パスメモリがMP記録信号用のトレリスの構造に基
づいて構成され、MP記録信号及びME記録信号のいず
れの記録信号の再生時にも前記パスメモリを使用するこ
とを特徴とする信号処理装置。 - 【請求項2】 前記記録媒体上に形成すべき記録マーク
列に対応する信号を変調符号列に応じて生成する記録信
号処理部をさらに有し、 前記記録信号処理部に、入力信号に対してNRZI変換
を行うNRZI回路と、前記記録媒体にMP記録を行う
場合には変調符号列をそのまま前記記録マーク列に対応
する信号とし、前記記録媒体にME記録を行う場合には
変調符号列を前記NRZI回路に入力して得た信号を前
記記録マーク列に対応する信号とする第4の選択手段と
が設けられている、請求項1に記載の信号処理装置。 - 【請求項3】 MP記録の再生信号に対する前記等化器
伝達特性がPR(1,2,1)で表わされ、ME記録の再生
信号に対する前記等化器伝達特性がPR(1,2,2,1)
で表わされる、請求項1または2に記載の信号処理装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098344A JP2853650B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 信号処理装置 |
| US08/844,660 US5781590A (en) | 1996-04-19 | 1997-04-21 | Partial response maximum likelihood (PRML) signal processing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8098344A JP2853650B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 信号処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09288865A true JPH09288865A (ja) | 1997-11-04 |
| JP2853650B2 JP2853650B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=14217295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8098344A Expired - Lifetime JP2853650B2 (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | 信号処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5781590A (ja) |
| JP (1) | JP2853650B2 (ja) |
Families Citing this family (23)
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| JPH10150370A (ja) * | 1996-11-19 | 1998-06-02 | Sony Corp | ビタビ復号器およびビタビ復号方法 |
| JPH10173536A (ja) * | 1996-12-10 | 1998-06-26 | Sony Corp | 符号化方法および符号化装置、復号化方法および復号化装置、並びに記録媒体 |
| JPH10289539A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Sony Corp | 情報再生装置および再生方法 |
| US6201839B1 (en) * | 1997-05-09 | 2001-03-13 | Carnegie Mellon University | Method and apparatus for correlation-sensitive adaptive sequence detection |
| US6438180B1 (en) | 1997-05-09 | 2002-08-20 | Carnegie Mellon University | Soft and hard sequence detection in ISI memory channels |
| JP3343201B2 (ja) * | 1997-06-12 | 2002-11-11 | 株式会社日立製作所 | 復号回路および情報処理装置 |
| US6157604A (en) * | 1998-05-18 | 2000-12-05 | Cirrus Logic, Inc. | Sampled amplitude read channel employing a baud rate estimator for digital timing recovery in an optical disk storage device |
| JP2999759B1 (ja) * | 1998-10-13 | 2000-01-17 | 松下電器産業株式会社 | デジタル再生信号処理装置 |
| JP3638093B2 (ja) | 1998-12-04 | 2005-04-13 | 日本ビクター株式会社 | 光ディスクの復号装置 |
| JP3781911B2 (ja) * | 1999-01-07 | 2006-06-07 | 株式会社日立製作所 | 情報再生方法及び装置 |
| EP1119917A1 (en) * | 1999-08-02 | 2001-08-01 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Detection apparatus |
| JP4256559B2 (ja) * | 2000-03-13 | 2009-04-22 | 富士通株式会社 | データ再生方法及び装置 |
| US6581181B1 (en) * | 2000-03-29 | 2003-06-17 | Oak Technology, Inc. | Dominant error correction circuitry for a Viterbi detector |
| JP3848049B2 (ja) * | 2000-04-07 | 2006-11-22 | 株式会社東芝 | 再生信号評価方法、情報記録媒体、及び情報再生装置 |
| US6791776B2 (en) * | 2000-04-26 | 2004-09-14 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for information recording and reproducing |
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| US6823027B2 (en) | 2001-03-05 | 2004-11-23 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method for enhancing soft-value information |
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| US20050078584A1 (en) * | 2003-10-09 | 2005-04-14 | Cheertek, Inc. | System and method for error correction in optical disk system |
| RU2008149100A (ru) * | 2006-05-15 | 2010-06-20 | Конинклейке Филипс Электроникс Н.В. (Nl) | Устройство чтения оптического диска и соответствующий способ |
| EP2377125B1 (en) | 2009-01-14 | 2018-03-07 | Marvell World Trade Ltd. | Method and apparatus for determining a location of a defect on a storage medium |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-04-19 JP JP8098344A patent/JP2853650B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-04-21 US US08/844,660 patent/US5781590A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
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| US5781590A (en) | 1998-07-14 |
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