JPH09289539A - 騒音防止型送受話器 - Google Patents
騒音防止型送受話器Info
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- JPH09289539A JPH09289539A JP8102304A JP10230496A JPH09289539A JP H09289539 A JPH09289539 A JP H09289539A JP 8102304 A JP8102304 A JP 8102304A JP 10230496 A JP10230496 A JP 10230496A JP H09289539 A JPH09289539 A JP H09289539A
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 8
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 8
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- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Piezo-Electric Transducers For Audible Bands (AREA)
- Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成によって通話品質の向上を図る。
【解決手段】 騒音型送受話器1には、送受話器の筐体
を形成するロアーケース2とアッパーケース3とが備え
られている。ロアーケース2の送話部4の底面には送話
口5が、側面には通気孔6が穿設されている。そして、
差動型マイクロホン10の背面には防騒音用の空間15
が形成され、空間15を挟んで共鳴空間13が形成され
た共鳴器12が設けられている。共鳴空間13では、空
間15で発生した特定の周波数の振動波と位相がずれた
共鳴振動波を発生させる。
を形成するロアーケース2とアッパーケース3とが備え
られている。ロアーケース2の送話部4の底面には送話
口5が、側面には通気孔6が穿設されている。そして、
差動型マイクロホン10の背面には防騒音用の空間15
が形成され、空間15を挟んで共鳴空間13が形成され
た共鳴器12が設けられている。共鳴空間13では、空
間15で発生した特定の周波数の振動波と位相がずれた
共鳴振動波を発生させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は周囲の騒音を阻止す
る差動型マイクロホンを送話部に収納した騒音防止型送
受話器に関する。
る差動型マイクロホンを送話部に収納した騒音防止型送
受話器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の騒音防止型送受話器としては、
特開昭62−203453号公報に提案されたものがあ
る。ここに提案された騒音防止型送受話器の送話部に
は、送話部の送話口から入る通話音声が入力される第1
の圧電振動板と、この第1の圧電振動板の背面側にこの
第1の圧電振動板と逆向き状態に配設された第2の圧電
振動板とを有する差動型マイクロホンが収納され、第1
の圧電振動板および第2の圧電振動板を逆相に直列接続
した状態で図示を省略した通話回路側へ結線されてい
る。また、差動型マイクロホンを収納する送話部には、
第2の圧電振動板に周囲の騒音を導入するための通気孔
が穿設されている。
特開昭62−203453号公報に提案されたものがあ
る。ここに提案された騒音防止型送受話器の送話部に
は、送話部の送話口から入る通話音声が入力される第1
の圧電振動板と、この第1の圧電振動板の背面側にこの
第1の圧電振動板と逆向き状態に配設された第2の圧電
振動板とを有する差動型マイクロホンが収納され、第1
の圧電振動板および第2の圧電振動板を逆相に直列接続
した状態で図示を省略した通話回路側へ結線されてい
る。また、差動型マイクロホンを収納する送話部には、
第2の圧電振動板に周囲の騒音を導入するための通気孔
が穿設されている。
【0003】このような構成において、第2の圧電振動
板を送話器の背面側から入る周囲の騒音による音圧で振
動させることにより、通話音声および周囲の騒音により
振動される第1の圧電振動板による出力信号のうち、周
囲の騒音によるものを電気的に相殺し、通話音声による
通話信号のみを出力として取り出し、通話品質を向上さ
せるようにしたものである。
板を送話器の背面側から入る周囲の騒音による音圧で振
動させることにより、通話音声および周囲の騒音により
振動される第1の圧電振動板による出力信号のうち、周
囲の騒音によるものを電気的に相殺し、通話音声による
通話信号のみを出力として取り出し、通話品質を向上さ
せるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の騒音防
止型送受話器の差動型マイクロホンには、第1の圧電振
動板の前面に前気室が設けられ、第2の圧電振動板に差
動型マイクロホンの背面側から周囲の騒音を導入して第
2の圧電振動板を振動させるために、第2の圧電振動板
の背面に前気室が設けられている。これら2つの前気室
によって、図6に示すように送話感度−周波数特性にお
ける出力特性eは、ある特定の周波数「F」において共
鳴が発生し、送話出力Aが急激に大きくなり、このため
他の周波数帯での送話感度が低下し通話品質が著しく低
下していた。これを防止するためには、送受話器全体の
構造を変えたり、マイクロホンの特性で補正する方法が
あるが、前者の場合には種々の構造の送受話器を用意す
る必要があり、また後者の場合には特性を補正するため
に回路構成を変えねばならないため、いずれも開発に時
間がかかり、かつ高価となっていた。
止型送受話器の差動型マイクロホンには、第1の圧電振
動板の前面に前気室が設けられ、第2の圧電振動板に差
動型マイクロホンの背面側から周囲の騒音を導入して第
2の圧電振動板を振動させるために、第2の圧電振動板
の背面に前気室が設けられている。これら2つの前気室
によって、図6に示すように送話感度−周波数特性にお
ける出力特性eは、ある特定の周波数「F」において共
鳴が発生し、送話出力Aが急激に大きくなり、このため
他の周波数帯での送話感度が低下し通話品質が著しく低
下していた。これを防止するためには、送受話器全体の
構造を変えたり、マイクロホンの特性で補正する方法が
あるが、前者の場合には種々の構造の送受話器を用意す
る必要があり、また後者の場合には特性を補正するため
に回路構成を変えねばならないため、いずれも開発に時
間がかかり、かつ高価となっていた。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な構成によって通話品質の向上を図った騒音防
止型送受話器を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な構成によって通話品質の向上を図った騒音防
止型送受話器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る騒音防止型送受話器は、通話音声が入
力される第1の圧電振動板と周囲の騒音が入力される第
2の圧電振動板とを備えた差動型マイクロホンを収納し
た送話部に、前記第2の圧電振動板に周囲の騒音を入力
するための通気孔を穿設した騒音防止型送受話器であっ
て、前記第2の圧電振動板と通気孔との間に防騒音用の
空間を形成し、この防騒音用の空間に発生する振動波の
うち特定の周波数の振動波と共鳴する共鳴手段を設けた
ものである。したがって、送話出力が増大した特定の周
波数の位相を共鳴手段によってずらし互いに相殺するこ
とによって送話出力の増大が防止される。また、本発明
に係る騒音防止型送受話器は、共鳴手段によって防騒音
用の空間と受話部側との空間を仕切る。したがって、防
騒音用の空間に発生した特定の振動波は防騒音用の空間
から漏れることがない。また、本発明に係る騒音防止型
送受話器は、共鳴手段を複数の共鳴空間で形成したもの
である。したがって、防騒音用の空間に発生する特定の
周波数の振動波は、共鳴手段によって均一に共鳴する。
また、本発明に係る騒音防止型送受話器は、特定の周波
数とは別の周波数と共鳴する共鳴空間を備えたものであ
る。したがって、特定の周波数に幅の拡がりに共鳴手段
が対応する。
に、本発明に係る騒音防止型送受話器は、通話音声が入
力される第1の圧電振動板と周囲の騒音が入力される第
2の圧電振動板とを備えた差動型マイクロホンを収納し
た送話部に、前記第2の圧電振動板に周囲の騒音を入力
するための通気孔を穿設した騒音防止型送受話器であっ
て、前記第2の圧電振動板と通気孔との間に防騒音用の
空間を形成し、この防騒音用の空間に発生する振動波の
うち特定の周波数の振動波と共鳴する共鳴手段を設けた
ものである。したがって、送話出力が増大した特定の周
波数の位相を共鳴手段によってずらし互いに相殺するこ
とによって送話出力の増大が防止される。また、本発明
に係る騒音防止型送受話器は、共鳴手段によって防騒音
用の空間と受話部側との空間を仕切る。したがって、防
騒音用の空間に発生した特定の振動波は防騒音用の空間
から漏れることがない。また、本発明に係る騒音防止型
送受話器は、共鳴手段を複数の共鳴空間で形成したもの
である。したがって、防騒音用の空間に発生する特定の
周波数の振動波は、共鳴手段によって均一に共鳴する。
また、本発明に係る騒音防止型送受話器は、特定の周波
数とは別の周波数と共鳴する共鳴空間を備えたものであ
る。したがって、特定の周波数に幅の拡がりに共鳴手段
が対応する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る騒音防止型送受
話器の要部を示す分解斜視図、図2(a)は同じくアッ
パーケースを取り除いた状態の平面図、(b)は(a)
におけるIIb-IIb 線断面図、図3は周波数「F」の振動
波の位相と波長との関係を示した波形のモデル図、図4
は本発明に係る騒音防止型送受話器における送話感度−
周波数特性を示した図である。
基づいて説明する。図1は本発明に係る騒音防止型送受
話器の要部を示す分解斜視図、図2(a)は同じくアッ
パーケースを取り除いた状態の平面図、(b)は(a)
におけるIIb-IIb 線断面図、図3は周波数「F」の振動
波の位相と波長との関係を示した波形のモデル図、図4
は本発明に係る騒音防止型送受話器における送話感度−
周波数特性を示した図である。
【0008】これらの図において、全体を符号1で示す
ものは、騒音防止型送受話器であって、送受話器の筐体
を形成するロアーケース2とアッパーケース3とが備え
られている。4はロアーケース2の一端に凹嵌状に形成
された送話部、5は送話部4の底面にスリット状に穿設
された送話口、6は送話部の側面に長孔状に穿設された
通気孔である。
ものは、騒音防止型送受話器であって、送受話器の筐体
を形成するロアーケース2とアッパーケース3とが備え
られている。4はロアーケース2の一端に凹嵌状に形成
された送話部、5は送話部4の底面にスリット状に穿設
された送話口、6は送話部の側面に長孔状に穿設された
通気孔である。
【0009】7はリング状に形成されたホルダーであっ
て、中央に大径状の凹部8とこの凹部8の中央に穿設さ
れた小径の孔9が設けられており、孔9が前記送話部4
の送話口5に一致するようにホルダー7は送話部4の底
面に接着剤で固着されている。10は差動型マイクロホ
ンであって、上述した特開昭62−203453号公報
に開示された騒音防止型送話器と同様に第1、第2の圧
電振動板(図示を省略)が内蔵され、これら2枚の圧電
振動板が通話回路側へ逆相させた状態で接続されてホル
ダー7の凹部8内に固着されている。
て、中央に大径状の凹部8とこの凹部8の中央に穿設さ
れた小径の孔9が設けられており、孔9が前記送話部4
の送話口5に一致するようにホルダー7は送話部4の底
面に接着剤で固着されている。10は差動型マイクロホ
ンであって、上述した特開昭62−203453号公報
に開示された騒音防止型送話器と同様に第1、第2の圧
電振動板(図示を省略)が内蔵され、これら2枚の圧電
振動板が通話回路側へ逆相させた状態で接続されてホル
ダー7の凹部8内に固着されている。
【0010】12は偏平な直方体状に形成された共鳴器
であって、断面T字状に形成されマトリックス状に配置
された12個の共鳴空間13が設けられ、周側面の下部
にはフランジ部14が突設されている。これら共鳴空間
13は、後述する防騒音用の空間15に発生する振動波
のうち周波数が「F]の振動波a(図3参照)と共鳴
し、かつこの振動波aと位相がずれた共鳴振動波bを出
力するものである。この共鳴器12のフランジ部14
を、送話部4の空間と受話部側の空間16とを仕切るよ
うにして前記送話部4の上端4aに固着することによ
り、この共鳴器12と前記差動マイクロホン10との間
に密閉状態の防騒音用の空間15が形成される。
であって、断面T字状に形成されマトリックス状に配置
された12個の共鳴空間13が設けられ、周側面の下部
にはフランジ部14が突設されている。これら共鳴空間
13は、後述する防騒音用の空間15に発生する振動波
のうち周波数が「F]の振動波a(図3参照)と共鳴
し、かつこの振動波aと位相がずれた共鳴振動波bを出
力するものである。この共鳴器12のフランジ部14
を、送話部4の空間と受話部側の空間16とを仕切るよ
うにして前記送話部4の上端4aに固着することによ
り、この共鳴器12と前記差動マイクロホン10との間
に密閉状態の防騒音用の空間15が形成される。
【0011】このような構成において、通話すると送話
口5から導入される通話音声および周囲の騒音による音
圧で、第1の圧電振動板が振動され、その出力信号が送
出される。第2の圧電振動板に対しては通気孔6から差
動マイクロホン10の背面側に周囲の騒音による音圧が
導入され、この第2の圧電振動板に生じる振動により第
1の振動板とは逆の出力信号が得られる。このため、第
1の圧電振動板による出力信号のうち、周囲の騒音によ
るものが電気的に相殺され、これにより通話音声による
送話信号のみが出力信号として取り出される。
口5から導入される通話音声および周囲の騒音による音
圧で、第1の圧電振動板が振動され、その出力信号が送
出される。第2の圧電振動板に対しては通気孔6から差
動マイクロホン10の背面側に周囲の騒音による音圧が
導入され、この第2の圧電振動板に生じる振動により第
1の振動板とは逆の出力信号が得られる。このため、第
1の圧電振動板による出力信号のうち、周囲の騒音によ
るものが電気的に相殺され、これにより通話音声による
送話信号のみが出力信号として取り出される。
【0012】このとき、防騒音用の空間15には、従来
技術において上述したように、図6に示すようにある特
定の周波数「F]において送話感度が急激に増大する送
話出力Aが発生する。この特定の周波数「F]の振動波
aは、共鳴器12の共鳴空間13において振動波aより
も位相がずれた共鳴振動波bとして、再び防騒音用の空
間15内に出力される。
技術において上述したように、図6に示すようにある特
定の周波数「F]において送話感度が急激に増大する送
話出力Aが発生する。この特定の周波数「F]の振動波
aは、共鳴器12の共鳴空間13において振動波aより
も位相がずれた共鳴振動波bとして、再び防騒音用の空
間15内に出力される。
【0013】図3に示すように、差動型マイクロホン1
0から防騒音用の空間15に出力された周波数「F]の
振動波aに対して、共鳴振動波bの位相がずれるため
に、共鳴振動波bによって振動波aが減衰されて振動波
cが発生する。振動波cの送話感度は図中ハッチングで
示すように振動波aの送話出力よりも減衰するので、図
4に示すように、周波数「F]における送話感度が低下
する。このため、送話感度−周波数特性における出力特
性dは、広い周波数の範囲で最高出力が平坦状となり、
平均した送話感度が得られ、これによって通話品質が向
上する。
0から防騒音用の空間15に出力された周波数「F]の
振動波aに対して、共鳴振動波bの位相がずれるため
に、共鳴振動波bによって振動波aが減衰されて振動波
cが発生する。振動波cの送話感度は図中ハッチングで
示すように振動波aの送話出力よりも減衰するので、図
4に示すように、周波数「F]における送話感度が低下
する。このため、送話感度−周波数特性における出力特
性dは、広い周波数の範囲で最高出力が平坦状となり、
平均した送話感度が得られ、これによって通話品質が向
上する。
【0014】このように、送受話器の構造にかかわらず
共鳴器12によって通話品質が向上するので、送受話器
の設計に自由度が増すとともに、従来のように送受話器
1の構造を変更したり、差動型マイクロホンの特性で補
正したりする必要がないので、設計の負荷が軽減され
る。また、共鳴器12の共鳴空間13はマトリックス状
に複数配設し、防騒音用の空間15全体を均一に覆った
ことにより、防騒音用の空間15に発生する特定の周波
数「F」の振動波に対して均一に共鳴するので、通話品
質がより向上する。また、共鳴器12で送話部4内の防
騒音用の空間15と受話側の空間16とを仕切ったこと
により、防騒音用の空間15に発生する振動波が防騒音
用の空間15から漏れることがなく、振動波の特性が安
定するので、共鳴器12が充分機能し、通話品質が安定
する。
共鳴器12によって通話品質が向上するので、送受話器
の設計に自由度が増すとともに、従来のように送受話器
1の構造を変更したり、差動型マイクロホンの特性で補
正したりする必要がないので、設計の負荷が軽減され
る。また、共鳴器12の共鳴空間13はマトリックス状
に複数配設し、防騒音用の空間15全体を均一に覆った
ことにより、防騒音用の空間15に発生する特定の周波
数「F」の振動波に対して均一に共鳴するので、通話品
質がより向上する。また、共鳴器12で送話部4内の防
騒音用の空間15と受話側の空間16とを仕切ったこと
により、防騒音用の空間15に発生する振動波が防騒音
用の空間15から漏れることがなく、振動波の特性が安
定するので、共鳴器12が充分機能し、通話品質が安定
する。
【0015】図5は本発明の第2の実施の形態を示す断
面図である。この第2の実施の形態では、複数の共鳴空
間13のうち、共鳴空間13aの高さhに対して、共鳴
空間13bの高さが、hよりわずかに大きいHに形成さ
れ、異なる容積の共鳴空間13aと共鳴空間13bとが
交互に配置されている。このように構成することによ
り、共鳴器12によって共鳴する周波数帯を拡げること
が可能となり、このため図6に示す出力Aに対する周波
数「F」にばらつきがあったときにも対応できる。した
がって、温度や湿度等の環境条件に変化があり、送話感
度にばらつきが生じてもこれに追従して通話品質を安定
させることができる。
面図である。この第2の実施の形態では、複数の共鳴空
間13のうち、共鳴空間13aの高さhに対して、共鳴
空間13bの高さが、hよりわずかに大きいHに形成さ
れ、異なる容積の共鳴空間13aと共鳴空間13bとが
交互に配置されている。このように構成することによ
り、共鳴器12によって共鳴する周波数帯を拡げること
が可能となり、このため図6に示す出力Aに対する周波
数「F」にばらつきがあったときにも対応できる。した
がって、温度や湿度等の環境条件に変化があり、送話感
度にばらつきが生じてもこれに追従して通話品質を安定
させることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
話音声が入力される第1の圧電振動板と周囲の騒音が入
力される第2の圧電振動板とを備えた差動型マイクロホ
ンを収納した送話部に、前記第2の圧電振動板に周囲の
騒音を入力するための通気孔を穿設し、前記第2の圧電
振動板と通気孔との間に防騒音用の空間を形成し、この
防騒音用の空間に発生する振動波のうち特定の振動波の
周波数と共鳴する共鳴手段を設けたことにより、ある特
定の周波数において発生する送話出力の急激な増大を共
鳴手段によって減衰でき、このため広い周波数帯での送
話感度が平均化するので、通話品質が向上する。しか
も、送受話器の構造にかかわらず共鳴手段によって通話
品質が向上するので、送受話器の設計に自由度が増すと
ともに、従来のように送受話器の構造を変更したり、差
動型マイクロホンの特性で補正したりする必要がないの
で、設計の負荷が軽減される。
話音声が入力される第1の圧電振動板と周囲の騒音が入
力される第2の圧電振動板とを備えた差動型マイクロホ
ンを収納した送話部に、前記第2の圧電振動板に周囲の
騒音を入力するための通気孔を穿設し、前記第2の圧電
振動板と通気孔との間に防騒音用の空間を形成し、この
防騒音用の空間に発生する振動波のうち特定の振動波の
周波数と共鳴する共鳴手段を設けたことにより、ある特
定の周波数において発生する送話出力の急激な増大を共
鳴手段によって減衰でき、このため広い周波数帯での送
話感度が平均化するので、通話品質が向上する。しか
も、送受話器の構造にかかわらず共鳴手段によって通話
品質が向上するので、送受話器の設計に自由度が増すと
ともに、従来のように送受話器の構造を変更したり、差
動型マイクロホンの特性で補正したりする必要がないの
で、設計の負荷が軽減される。
【0017】また、本発明によれば、共鳴手段によって
防騒音用の空間と受話部側との空間を仕切ったことによ
り、防騒音用の空間から振動波が漏れることがなく、こ
のため振動波の特性が安定するので、共鳴手段による通
話品質が安定する。
防騒音用の空間と受話部側との空間を仕切ったことによ
り、防騒音用の空間から振動波が漏れることがなく、こ
のため振動波の特性が安定するので、共鳴手段による通
話品質が安定する。
【0018】また、本発明によれば、共鳴手段を複数の
共鳴空間で形成したことにより、防騒音用の空間内に発
生する振動波に対して均一に共鳴するので、通話品質が
より向上する。
共鳴空間で形成したことにより、防騒音用の空間内に発
生する振動波に対して均一に共鳴するので、通話品質が
より向上する。
【0019】また、本発明によれば、特定の周波数とは
別の周波数と共鳴する共鳴空間を備えたことにより、振
動波の周波数にばらつきが生じてもばらつきに対応して
共鳴する振動波を発生させることができるので、通話品
質がより安定する。
別の周波数と共鳴する共鳴空間を備えたことにより、振
動波の周波数にばらつきが生じてもばらつきに対応して
共鳴する振動波を発生させることができるので、通話品
質がより安定する。
【図1】 本発明に係る騒音防止型送受話器の要部を示
す分解斜視図である。
す分解斜視図である。
【図2】 本発明に係る騒音防止型送受話器の要部を示
し、(a)はアッパーケースを取り除いた状態を示す平
面図、(b)は(a)におけるIIb-IIb 線断面図であ
る。
し、(a)はアッパーケースを取り除いた状態を示す平
面図、(b)は(a)におけるIIb-IIb 線断面図であ
る。
【図3】 本発明に係る騒音防止型送受話器における周
波数「F]の振動波の波長と位相の関係を示す波形のモ
デル図である。
波数「F]の振動波の波長と位相の関係を示す波形のモ
デル図である。
【図4】 本発明に係る騒音防止型送受話器における送
話感度−周波数特性を示す図である。
話感度−周波数特性を示す図である。
【図5】 本発明に係る騒音防止型送受話器の第2の実
施の形態の要部を示す断面図である。
施の形態の要部を示す断面図である。
【図6】 従来の騒音防止型送受話器における送話感度
−周波数特性を示す図である。
−周波数特性を示す図である。
1…騒音防止型送受話器、4…送話部、5…送話口、6
…通気孔、10…差動型マイクロホン、12…共鳴器、
13…共鳴空間、15…防騒音用の空間。
…通気孔、10…差動型マイクロホン、12…共鳴器、
13…共鳴空間、15…防騒音用の空間。
Claims (4)
- 【請求項1】 通話音声が入力される第1の圧電振動板
と周囲の騒音が入力される第2の圧電振動板とを備えた
差動型マイクロホンを収納した送話部に、前記第2の圧
電振動板に周囲の騒音を入れるための通気孔を穿設した
騒音防止型送受話器において、前記第2の圧電振動板と
通気孔との間に防騒音用の空間を形成し、この防騒音用
の空間で発生する振動波のうち特定の周波数の振動波と
共鳴する共鳴手段を設けたことを特徴とする騒音防止型
送受話器。 - 【請求項2】 請求項1記載の騒音防止型送受話器にお
いて、共鳴手段によって防騒音用の空間と受話部側との
空間を仕切ったことを特徴とする騒音防止型送受話器。 - 【請求項3】 請求項1記載の騒音防止型送受話器にお
いて、共鳴手段を複数の共鳴空間で形成したことを特徴
とする騒音防止型送受話器。 - 【請求項4】 請求項3記載の騒音防止型送受話器にお
いて、特定の周波数とは別の周波数と共鳴する共鳴空間
を備えたことを特徴とする騒音防止型送受話器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102304A JPH09289539A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 騒音防止型送受話器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102304A JPH09289539A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 騒音防止型送受話器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289539A true JPH09289539A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14323876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8102304A Pending JPH09289539A (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 騒音防止型送受話器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10157835A1 (de) * | 2001-11-26 | 2003-06-12 | Tenovis Gmbh & Co Kg | Gehäuseakustische Filtervorrichtung für Mikrofone in Kommunikationsgeräten |
| JP2013115742A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Toshiba Corp | ハンドセット及び通信機器 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4847302U (ja) * | 1971-10-08 | 1973-06-21 | ||
| JPS5952299A (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-26 | 松下電器産業株式会社 | 空気調和機の吸音装置 |
| JPS62203453A (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-08 | Tamura Electric Works Ltd | 騒音防止形送話器 |
| JPH0273698U (ja) * | 1988-11-24 | 1990-06-05 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102304A patent/JPH09289539A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| EP1315399A3 (de) * | 2001-11-26 | 2008-11-05 | Tenovis GmbH & Co. KG | Gehäuseakustische Filtervorrichtung für Mikrofone in Kommunikationsgeräten |
| JP2013115742A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Toshiba Corp | ハンドセット及び通信機器 |
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