JPH09289680A - 通信装置、無線通信装置および通信方法 - Google Patents

通信装置、無線通信装置および通信方法

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JPH09289680A
JPH09289680A JP9019084A JP1908497A JPH09289680A JP H09289680 A JPH09289680 A JP H09289680A JP 9019084 A JP9019084 A JP 9019084A JP 1908497 A JP1908497 A JP 1908497A JP H09289680 A JPH09289680 A JP H09289680A
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JP
Japan
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mode
base station
communication
signal
terminal
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Withdrawn
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JP9019084A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kunisawa
良雄 國澤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自営基地局と端末機とを備えたPHS等の通
信システムにおいて、自営モードで使用中の端末機が、
公衆モードの着信信号に対しても応答できるようにす
る。 【解決手段】 自営基地局が、公衆基地局からの着信信
号を公衆モードで受信して端末機に転送することによ
り、端末機が、自営モード時にも公衆基地局からの着信
信号を受信できる。また、端末機が自営モード時に、自
営基地局は、公衆基地局からの通話信号を受信して端末
機に送信し、端末機からの通話信号を受信して公衆基地
局に送信する。そして、端末機が所定の状態になったと
きには、自営基地局を介さずに公衆基地局と通信を行う
ように回線を切り換える。これにより、端末機は、自営
モードと公衆モードの両方での通話が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナル・ハン
ディホン・システム(PHS:Personal Handyphone Sy
stem)等のデジタルコードレス電話システムに使用され
る通信装置、無線通信装置および通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PHS等のデジタルコードレス電話シス
テムに使用される機器には、他の通信機器に対する自営
基地局としての機能を備えた通信装置と、上記の自営基
地局と通信する機能を備えた無線通信装置である端末機
とがある。
【0003】このようなシステムでは、端末機は、通
常、公衆モードでの使用と、自営モードでの使用とを使
い分けることができる。ここで、公衆モードとは、公衆
用として設置された無線局である公衆基地局を介して情
報通信を行うモードのことであり、通常、外出先等にお
いて端末機を独立して使用するときに用いられる。一
方、自営モードとは、家庭等に設置された通信装置を自
営基地局として、この自営基地局を介して情報通信を行
うモードのことであり、通常、家庭等において親機の近
くで子機を使用するときに用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、上述のようなシ
ステムにおける端末機は、公衆モードと自営モードの両
方を同時に使用することはできず、公衆モードで使用す
るか、自営モードで使用するかを選択する必要があっ
た。すなわち、従来の通信装置では、使用状況に応じ
て、端末機を、公衆モードで使用するように設定した
り、自営モードで使用するように設定したりする必要が
あった。
【0005】このため、従来のシステムにおける端末機
では、異なるモードでの着信信号を受けることができな
いという問題があった。すなわち、従来のシステムで
は、例えば、端末機を自営モードで使用するように設定
しているときには、その端末機によって公衆モードの着
信信号に応答することができなかった。
【0006】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、端末機を自営モードで使用する
ように設定しているときにも、その端末機によって公衆
モードの信号に応答できるようにすることを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係る通信装置は、第1のモード
で第1の相手と信号を送受信し、第2のモードで第2の
相手と信号を送受信する無線通信手段と、有線通信を行
う有線通信手段と、上記無線通信手段と上記有線通信手
段の動作を制御する通信制御手段とを有することを特徴
とするものである。ここで、上記第1のモードでは、公
衆無線電話網の基地局を上記第1の相手とする端末機と
して動作し、上記第2のモードでは、自営無線電話網の
端末機を上記第2の相手とする基地局として動作する。
このとき、上記第1のモードおよび第2のモードでは、
時分割多元接続方式により信号を送受信し、上記第2の
モードで送受信される信号は、上記第1のモードで送受
信される信号のタイミングにスロット同期している。
【0008】上記通信装置は、上記第1のモードで上記
第1の相手から信号が着信したときに、その着信信号を
上記第2のモードで上記第2の相手に送信し、その後
に、上記第2の相手が所定の状態になったときには、上
記第1の相手と第2の相手との間の通信を媒介しない第
3のモードに移行する機能を備えていることが好まし
い。また、上記通信装置は、音声送話手段と、音声受話
手段と、操作手段とをさらに有し、単体で上記公衆無線
電話網および/または上記自営無線電話網および/また
は上記有線通信網を介して他の機器と通話できる機能を
有していることが好ましい。
【0009】また、本発明に係る無線通信装置は、第1
のモードで第1の相手と信号を送受信し、第2のモード
で第2の相手と信号を送受信する無線通信手段と、音声
送話手段と、音声受話手段と、操作手段と、上記各手段
の動作を制御する通信制御手段とを有し、上記第2のモ
ードで通信時に上記第2の相手からの所定の信号によ
り、上記第1のモードの電波状態をモニタし、モニタさ
れた上記第1のモードの電波状態が所定の条件を満たす
ときには、上記第2のモードの通信を終了するととも
に、上記第1のモードで通信を開始することを特徴とす
るものである。
【0010】上記無線通信装置は、上記第1のモードお
よび第2のモードでは、ともに時分割多元接続方式によ
り信号を送受信し、上記第1のモードでは、公衆無線電
話網の基地局を上記第1の相手とする端末機として動作
し、上記第2のモードでは、自営無線電話網の基地局を
上記第2の相手とする端末機として動作することが好ま
しい。
【0011】また、本発明に係る通信方法は、第1のモ
ードで第1の相手からの信号を受信し、上記受信した第
1の相手からの信号に同期して第2のモードで第2の相
手に信号を送信し、上記第1の相手との間および第2の
相手との間の通信回線をそれぞれ確保し、上記第1の相
手と上記第2の相手との間の通信を媒介することを特徴
とするものである。上記通信方法において、上記第1お
よび第2のモードでは、ともに時分割多元接続方式によ
り信号を送受信することが好ましい。
【0012】さらに、本発明に係る別の通信方法は、第
2のモードで第2の相手からの信号を受信し、上記第2
の相手からの所定の信号を受信したときには、上記第2
のモードとは異なる上記第1のモードの回線状態をモニ
タし、モニタされた上記第1のモードの回線状態が所定
の条件を満たすときには、上記第2のモードの通信を終
了するとともに、上記第1のモードの通信を開始するこ
とを特徴とするものである。上記別の通信方法において
も、上記第1および第2のモードでは、ともに時分割多
元接続方式により信号を送受信することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態として、他の通信機器に対する自営基地局と
しての機能を備えた通信装置と、この通信装置を介して
通信する機能を備えた無線通信装置からなるパーソナル
・ハンディホン・システム(PHS)に、本発明を適用
した例について説明する。
【0014】なお、本発明は以下の例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成等を
任意に変更可能であることは言うまでもない。特に、本
発明は、PHSに限定されるものではなく、他の通信機
器に対する自営基地局としての機能を備えた通信装置
や、親機と子機とを備えた通信システム等に広く適用可
能であることは言うまでもない。
【0015】まず、本実施の形態に係る通信装置につい
て説明する。
【0016】本実施の形態に係る通信装置は、有線の電
話回線網を介して通信することが可能な電話機としての
機能を備えるとともに、端末機に対する親機としての機
能を備えた自営基地局として構成されている。そして、
この通信装置は、図1に示すように、通信に関する制御
を行う通信制御部1と、通信制御部1に接続されたモデ
ム2と、モデム2に接続された無線部3と、無線部3に
接続されたアンテナ4と、通信制御部1に接続された第
1のバッファ5と、通信制御部1に接続された第2のバ
ッファ6と、通信制御部1に接続された音声コーデック
部7と、スピーカアンプ8を介して音声コーデック部7
に接続されたスピーカ9と、マイクアンプ10を介して
音声コーデック部7に接続されたマイク11と、通信制
御部1に接続されたマンマシンインターフェース制御部
12と、マンマシンインターフェース制御部12に接続
されたリンガ部13と、マンマシンインターフェース制
御部12に接続された操作部14と、通信制御部1に接
続された有線電話網接続部15とを備えている。
【0017】通信制御部1、モデム2、無線部3、アン
テナ4、第1のバッファ5および第2のバッファ6は、
公衆基地局や端末機と通信を行うときに主に使用され
る。
【0018】具体的には、通信制御部1は、この通信装
置の通信に関する制御を行うものであり、例えば、公衆
基地局が送信する制御信号を受信して、その制御信号に
時分割されたスロットを同期させる(以下、TDMAス
ロット同期と言う)。また、この通信制御部1は、公衆
基地局からの着信信号を受信して、その着信信号を端末
機に送信する機能や、公衆基地局からの通話信号を受信
して、その通話信号を端末機に送信する機能や、端末機
からの通話信号を受信して、その通話信号を公衆基地局
に送信する機能等も備えている。
【0019】上記通信制御部1に接続されたモデム2
は、通話信号や制御信号に対して圧縮伸張や変復調等の
処理を行うものであり、モデム2に接続された無線部3
は、送受信信号の増幅や搬送周波数の発振等を行うもの
であり、無線部3に接続されたアンテナ4は、公衆基地
局や端末機との信号の送受信を行うためのものである。
また、上記通信制御部1に接続された第1のバッファ5
および第2のバッファ6は、この通信装置を介して端末
機と公衆基地局との間で通話信号の送受信が行われると
きに使用されるものであり、第1のバッファ5は、公衆
基地局からの通話信号を一時的に保存するためのもので
あり、第2のバッファ6は、端末機からの通話信号を一
時的に保存するためのものである。
【0020】また、音声コーデック部7、スピーカアン
プ8、スピーカ9、マイクアンプ10およびマイク11
は、この通信装置によって通話を行うときに主に使用さ
れる。
【0021】具体的には、スピーカアンプ8は、音声コ
ーデック部7からの信号に対して増幅等の処理を施し、
処理を施した信号をスピーカ9に送出する。そして、ス
ピーカ9は、スピーカアンプ8によって増幅等の処理が
施された信号を音声として出力する。一方、マイク11
は、入力された音声等をアナログの信号に変換し、その
信号をマイクアンプ10に送出する。マイクアンプ10
は、マイク11から入力された信号に対して増幅等の処
理を施し、処理を施した信号を音声コーデック部7に送
出する。音声コーデック部7は、通信制御部1から送ら
れた信号に対して復号化やアナログ化等の処理を施し、
処理を施した信号をスピーカアンプ8に送出する。ま
た、音声コーデック部7は、マイクアンプ10から送ら
れた信号に対してデジタル化や符号化等の処理を施し、
処理を施した信号を通信制御部1に送出する。
【0022】また、マンマシンインターフェース制御部
12、リンガ部13および操作部14は、この通信装置
のマンマシンインターフェースに関わる部分である。
【0023】具体的には、マンマシンインターフェース
制御部12は、この通信装置のマンマシインターフェー
スに関する制御を行うものであり、リンガ部13や操作
部14の動作等を制御する。リンガ部13は、マンマシ
ンインターフェース制御部12によって制御され、例え
ば、この通信装置が着信信号を受信したときに、着信通
知音を鳴動する。操作部14は、ユーザに対するインタ
ーフェース部分となるものであり、液晶等を用いた表示
装置や、ダイヤルキー等を備えている。また、この操作
部14は、ダイヤルキーの他に、通話の開始や終了、あ
るいは付帯機能のための動作モード切り換え等に使用さ
れる専用のスイッチやキー等も備えている。そして、こ
の操作部14は、例えば、ユーザが、この通信装置から
電話をかけるために相手の電話番号を入力するときなど
に使用される。
【0024】また、有線電話網接続部15は、この通信
装置を有線の電話回線網と接続するためのものであり、
有線の電話回線網を介して着信信号の受信や発信信号の
送信、あるいは通話信号の送受信等を行うときに使用さ
れる。
【0025】次に、上記通信装置の主な機能、およびそ
の動作について説明する。なお、以下では、上記通信装
置が、公衆基地局を相手とする第1のモードと、端末機
を相手とする第2のモードとの、2つの通信モードで通
信を行う機能を備えた自営基地局であるとして説明す
る。
【0026】上記自営基地局は、公衆基地局からの制御
信号を受信する機能を備えている。上記自営基地局が公
衆基地局からの制御信号を受信するときは、まず、上記
第1のモードで、公衆基地局からの制御信号をアンテナ
4によって受信する。次に、アンテナ4によって受信し
た制御信号に対して無線部3によって増幅等の処理を施
すとともに、モデム2によって復調等の処理を施してベ
ースバンド信号に変換する。そして、通信制御部1によ
り、このベースバンド信号にTDMAスロット同期を行
う。これにより、その制御信号にTDMAスロットが同
期し、自営基地局による公衆基地局からの制御信号の受
信がなされる。
【0027】また、上記自営基地局は、公衆基地局から
の通話信号を受信して、その通話信号を端末機に送信す
る機能と、端末機からの通話信号を受信して、その通話
信号を公衆基地局に送信する機能とを備えている。すな
わち、公衆基地局と端末機との間での通話を、この自営
基地局を介して行うことができる。
【0028】そして、上記自営基地局が、公衆基地局か
らの通話信号を受信して、その通話信号を端末機へ送信
するときは、まず、公衆基地局からの通話信号をアンテ
ナ4によって受信する。次に、アンテナ4によって受信
した通話信号に対して無線部3によって増幅等の処理を
施し、更にモデム2によって復調等の処理を施してベー
スバンド信号に変換する。そして、このベースバンド信
号から、通信制御部1によって公衆基地局から端末機に
送信すべき音声データ等を取り出し、その音声データ等
を第1のバッファ5に一時的に保存する。その後、通信
制御部1により、端末機への送信スロットタイミングに
合わせて、第1のバッファ5から音声データ等を取りだ
し、その音声データ等に対してモデム2によって変調等
の処理を施すとともに、無線部3によって増幅等の処理
を施して通話信号とした上で、アンテナ4から、第2の
モードで端末機に送信する。ここで、音声データ等は、
後述するように、情報チャネルに乗せて送信する。
【0029】一方、自営基地局が、端末機からの通話信
号を受信して、その通話信号を公衆基地局へ送信すると
きは、まず、第2のモードで、端末機からの通話信号を
アンテナ4によって受信する。次に、アンテナ4によっ
て受信した通話信号に対して無線部3によって増幅等の
処理を施し、更にモデム2によって復調等の処理を施し
てベースバンド信号に変換する。そして、このベースバ
ンド信号から、通信制御部1によって端末機から公衆基
地局に送信すべき音声データ等を取り出し、その音声デ
ータ等を第2のバッファ6に一時的に保存する。その
後、通信制御部1により、公衆基地局への送信スロット
タイミングに合わせて、第2のバッファ6から音声デー
タ等を取りだし、その音声データ等に対してモデム2に
よって変調等の処理を施すとともに、無線部3によって
増幅等の処理を施して通話信号とした上で、アンテナ4
から公衆基地局に第1のモードで送信する。ここで、音
声データ等は、後述するように、情報チャネルに乗せて
送信される。
【0030】以上は、端末機に対する自営基地局(親
機)としての機能を有する本実施の形態に係る通信装置
の構成と動作を、図1に基づいて説明したものである。
しかし、自営基地局としての機能を有する通信装置に
は、図1に示した構成の全部が必ずしも必要ではなく、
図2に示すような、その一部を省略した構成とすること
もできる。
【0031】図2は、図1に示した通信装置の構成例か
ら、音声を入出力するための部分とマンマシンインタフ
ェースに関する部分を除いた通信装置の構成例を示して
いる。具体的には、図1の構成から、音声コーデック部
7、スピーカアンプ8、スピーカ9、マイクアンプ1
0、マイク11およびマンマシンインタフェース制御部
12、リンガ部13、操作部14を除いた構成を有して
いる。なお、図2において、図1と共通する部分には同
一の指示符号を付している。
【0032】図2に示す構成を有する通信装置では、上
述したマンマシンインタフェース制御部が関係する制御
や、リンガの鳴動やスピーカの駆動が必要な受話動作、
音声コーデック部やマイクが関係する送話動作は、全く
行われない。これらの動作は、この自営基地局としての
機能を有する通信装置に第2のモードで無線接続される
端末機によって全て行われる。なお、図2に示す通信装
置の各部の動作は、図1の通信装置の共通の指示符号を
付した各部の動作と同様であるので、説明を省略する。
【0033】次に、本実施の形態に係る無線通信装置に
ついて説明する。
【0034】本実施の形態に係る無線通信装置は、公衆
モードで通信を行う機能と、上記通信装置を自営基地局
(親機)とする自営モードで通信を行う子機としての機
能とを備えた端末機として構成されている。そして、こ
の無線通信装置は、図3に示すように、通信に関する制
御を行う通信制御部21と、通信制御部21に接続され
たモデム22と、モデム22に接続された無線部23
と、無線部23に接続されたアンテナ24と、通信制御
部21に接続された第1のバッファ25と、通信制御部
21に接続された第2のバッファ26と、通信制御部2
1に接続された音声コーデック部27と、スピーカアン
プ28を介して音声コーデック部27に接続されたスピ
ーカ29と、マイクアンプ30を介して音声コーデック
部27に接続されたマイク31と、通信制御部21に接
続されたマンマシンインターフェース制御部32と、マ
ンマシンインターフェース制御部32に接続されたリン
ガ部33と、マンマシンインターフェース制御部32に
接続された操作部34とを備えている。
【0035】通信制御部21、モデム22、無線部2
3、アンテナ24、第1のバッファ25および第2のバ
ッファ26は、公衆基地局や自営基地局との通信を行う
ときに主に使用される。
【0036】具体的には、通信制御部21は、この無線
通信装置の通信に関する制御を行うものであり、例え
ば、公衆基地局や自営基地局からの制御信号を受信し
て、その制御信号にTDMAスロット同期を行う。ま
た、この通信制御部21は、公衆基地局や自営基地局か
らの着信信号を受信する機能や、公衆基地局や自営基地
局からの通話信号を受信する機能や、公衆基地局や自営
基地局へ通話信号を送信する機能等も備えている。
【0037】上記通信制御部21に接続されたモデム2
2は、通話信号や制御信号に対して圧縮伸張や変復調等
の処理を行うものであり、モデム22に接続された無線
部23は、送受信信号の増幅や搬送周波数の発振等を行
うものであり、無線部23に接続されたアンテナ24
は、公衆基地局や自営基地局との信号の送受信を行うた
めのものである。また、上記通信制御部21に接続され
た第1のバッファ25および第2のバッファ26は、公
衆基地局や自営基地局との間で通話信号の送受信を行う
ときに使用されるものであり、第1のバッファ25は、
公衆基地局や自営基地局からの通話信号を受信する際
に、その通話信号を一時的に保存するためのものであ
り、第2のバッファ26は、この端末機から通話信号を
送信する際に、その通話信号を一時的に保存するための
ものである。
【0038】また、音声コーデック部27、スピーカア
ンプ28、スピーカ29、マイクアンプ30およびマイ
ク31は、この端末機によって通話を行うときに主に使
用される。
【0039】具体的には、スピーカアンプ28は、音声
コーデック部27からの信号に対して増幅等の処理を施
し、処理を施した信号をスピーカ29に送出する。そし
て、スピーカ29は、スピーカアンプ28によって増幅
等の処理が施された信号を音声として出力する。一方、
マイク31は、入力された音声等をアナログの信号に変
換し、その信号をマイクアンプ30に送出する。マイク
アンプ30は、マイク31から入力された信号に対して
増幅等の処理を施し、処理を施した信号を音声コーデッ
ク部27に送出する。音声コーデック部27は、通信制
御部21から送られた信号に対して復号化やアナログ化
等の処理を施し、処理を施した信号をスピーカアンプ2
8に送出する。また、音声コーデック部27は、マイク
アンプ30から送られた信号に対してデジタル化や符号
化等の処理を施し、処理を施した信号を通信制御部21
に送出する。
【0040】また、マンマシンインターフェース制御部
32、リンガ部33および操作部34は、この端末機の
マンマシンインターフェースに関わる部分である。
【0041】具体的には、マンマシンインターフェース
制御部32は、この端末機のマンマシインターフェース
に関する制御を行うものであり、リンガ部33や操作部
34の動作等を制御する。リンガ部33は、マンマシン
インターフェース制御部32によって制御され、例え
ば、この端末機が着信信号を受信したときに、着信通知
音を鳴動する。操作部34は、ユーザに対するインター
フェース部分となるものであり、液晶等を用いた表示装
置や、ダイヤルキー等を備えている。また、この操作部
34は、ダイヤルキーの他に、通話の開始や終了、ある
いは付帯機能のための動作モード切り換え等に使用され
る専用のスイッチやキー等も備えている。そして、この
操作部34は、例えば、ユーザが、端末機から電話をか
けるために相手の電話番号を入力するときなどに使用さ
れる。
【0042】次に、上記無線通信装置の主な機能、およ
びその動作について説明する。なお、以下では、上記無
線通信装置が、上述した自営基地局を相手とする第2の
モードと、公衆基地局を相手とする第3のモードとの2
つの通信モードで通信を行う機能を備えた端末機である
として説明する。
【0043】上記端末機は、上記第2のモードである自
営モードになっているときに、公衆基地局からの制御信
号を自営基地局を介して受信する機能を備えている。自
営モード時に端末機で公衆基地局からの制御信号を自営
基地局を介して受信するときは、まず、公衆基地局から
自営基地局を介して送信された制御信号を、端末機のア
ンテナ24によって受信する。次に、アンテナ24によ
って受信した制御信号に対して無線部23によって増幅
等の処理を施し、更にモデム22によって復調等の処理
を施してベースバンド信号に変換する。そして、このベ
ースバンド信号に対して、通信制御部21によってTD
MAスロット同期を行う。これにより、その制御信号に
対するTDMAスロットが同期し、自営基地局から送信
された制御信号が端末機によって受信される。
【0044】なお、この端末機は、上記第3のモードで
ある公衆モードになっているときには、従来のPHSと
同様に、公衆基地局から制御信号を直接受信する。
【0045】また、上記端末機は、自営モードになって
いるときに、公衆基地局からの通話信号を自営基地局を
介して受信する機能と、通話信号を自営基地局を介して
公衆基地局に送信する機能とを備えている。すなわち、
この端末機は、自営モードになっているときでも、自営
基地局を介することにより、公衆基地局との間で通話信
号の送受信を行うことができる。
【0046】そして、上記端末機が、公衆基地局からの
通話信号を自営基地局を介して受信するときは、まず、
自営基地局から送信された通話信号を、端末機のアンテ
ナ24によって受信する。次に、アンテナ24によって
受信した通話信号に対して無線部23によって増幅等の
処理を施すとともに、モデム22によって復調等の処理
を施してベースバンド信号に変換する。そして、このベ
ースバンド信号から、通信制御部21によって音声デー
タ等を取り出し、その音声データ等を第1のバッファ2
5に一時的に保存する。その後、通信制御部21によ
り、第1のバッファ25から音声データ等を順次取りだ
し、その音声データ等に対して音声コーデック部27で
復号化やアナログ化等の処理を施し、更にスピーカアン
プ28で増幅等の処理を施した上で、スピーカ29から
出力する。
【0047】一方、上記端末機が、通話信号を自営基地
局を介して公衆基地局に送信するときは、まず、マイク
31から入力された音声等を、マイク31によってアナ
ログの音声データ等に変換し、次に、その音声データ等
に対してマイクアンプ30によって増幅等の処理を施
し、更に音声コーデック部27によってデジタル化や符
号化等の処理を施す。次に、通信制御部21により、そ
の音声データ等を第2のバッファ26に一時的に保存
し、その後、通信制御部21により、その音声データ等
を自営基地局への送信スロットタイミングに合わせて第
2のバッファ26から取り出す。そして、第2のバッフ
ァ26から取り出された音声データ等に対してモデム2
2によって変調等の処理を施すとともに、無線部23に
よって増幅等の処理を施して通話信号とした上で、アン
テナ24から自営基地局に送信する。このとき、音声デ
ータ等は、後述するように、情報チャネルに乗せて送信
する。
【0048】なお、この端末機は、公衆モードになって
いるときには、従来のPHSと同様に、直接、公衆基地
局との間で通話信号の送受信を行う。
【0049】次に、以上のような自営基地局および端末
機に対応した公衆基地局による信号の送受信について説
明する。なお、PHSの公衆基地局は、4チャネル時分
割多元接続方式(TDMA:Time Division Multiple A
ccess )によって送受信を行うが、便宜上、以下の説明
では時分割されたタイムスロットのうち、1つのタイム
スロットを例に挙げて説明する。
【0050】公衆基地局による論理制御チャネル(LC
CH:logical control channel )の送受信のタイミン
グの例を図4に示すとともに、図4のA部分を拡大した
図を図5に示す。図4および図5において、TXは公衆
基地局からの送信を示しており、RXは公衆基地局によ
る受信を示している。すなわち、公衆基地局は、所定の
周波数の制御用キャリアにより、1250msに1回ず
つ下り制御信号を間欠送信し、これにより、自営基地局
や端末機に対して各種制御信号を報知する。また、公衆
基地局は、自営基地局や端末機からの上り制御信号のた
めに、下り制御信号の送信から2.5ms後に受信を行
う。ここで、下り制御信号の1スロット分の送信時間、
および上り制御信号の1スロット分の送信時間は、ガー
ドタイムを含めて、625μsである。
【0051】また、公衆基地局は、音声データ等のよう
なユーザ情報を含む通話信号の通信時には、所定の周波
数の通信用キャリアにより、所定時間毎に通話信号を間
欠送信する。また、公衆基地局は、自営基地局や端末機
からの上り通話信号のために、下り通話信号の送信から
2.5ms後に受信を行う。ここで、下り通話信号の1
スロット分の送信時間、および上り通話信号の1スロッ
ト分の受信時間は、ガードタイムを含めて、625μs
である。
【0052】以上のように制御信号の送受信される制御
用スロットの例と、通話信号の送受信に使用される通信
用スロットの例とについて図6に示す。
【0053】図6(a)は、個別セル用チャネル(SC
CH:signaling control channel)を含む制御用スロ
ットの構成を示している。すなわち、個別セル用チャネ
ルを含む制御用スロットは、4ビットの過渡応答ランプ
タイムRと、2ビットのスタートシンボルSSと、62
ビットのプリアンブルPRと、32ビットのユニークワ
ードUWと、4ビットのチャンネル識別CIと、42ビ
ットの発識別符号H1と、28ビットの着識別符号H2
と、34ビットの制御データIと、16ビットの誤り検
出用パリティCRCと、16ビットのガードビットGB
との合計240ビットからなり、625μsの長さを有
している。ここで、個別セル用チャネルは、公衆基地局
と通信装置との間での呼接続に必要な情報を転送する双
方向チャネルであり、図6(a)に示した制御用スロッ
トの制御データIの部分が個別セル用チャネルとなる。
【0054】図6(b)は、報知チャネル(BCCH:
broadcast control channel )または一斉呼出チャネル
(PCH:paging channel)を含む制御用スロットの構
成を示している。すなわち、報知チャネルまたは一斉呼
出チャネルを含む制御用スロットは、4ビットの過渡応
答ランプタイムRと、2ビットのスタートシンボルSS
と、62ビットのプリアンブルPRと、32ビットのユ
ニークワードUWと、4ビットのチャンネル識別CI
と、42ビットの発識別符号H1と、62ビットの制御
データIと、16ビットの誤り検出用パリティCRC
と、16ビットのガードビットGBとの合計240ビッ
トからなり、625μsの長さを有している。ここで、
報知チャネルは、公衆基地局から通信装置に制御情報を
報知するための下り片方向チャネルであり、一斉呼出チ
ャネルは、公衆基地局から複数の通信装置に対して同一
の情報を一斉に転送する下り片方向チャネルである。そ
して、図6(b)に示した制御用スロットの制御データ
Iの部分が報知チャネルまたは一斉呼出チャネルとな
る。
【0055】図6(c)は、情報チャネル(TCH:tr
affic channel )を含む通信用スロットの構成を示して
いる。すなわち、情報チャネルを含む通信用スロット
は、4ビットの過渡応答ランプタイムRと、2ビットの
スタートシンボルSSと、6ビットのプリアンブルPR
と、16ビットのユニークワードUWと、4ビットのチ
ャンネル識別CIと、16ビットの低速付随チャネルS
Aと、160ビットのユーザ情報TCHと、16ビット
の誤り検出用パリティCRCと、16ビットのガードビ
ットGBとの合計240ビットからなり、625μsの
長さを有している。ここで、情報チャネルは、公衆基地
局と通信装置との間での音声データ等のユーザ情報を転
送する双方向チャネルであり、図6(c)に示した通信
用スロットのユーザ情報TCHの部分が情報チャネルと
なる。
【0056】そして、公衆基地局は、例えば、公衆基地
局が接続された回線網から一斉呼出エリアに位置登録さ
れている端末機への着信が通知されると、制御用スロッ
トの一斉呼出チャネルを用いて、着信信号を報知する。
ここで、端末機は、公衆モードになっているときには、
公衆基地局から着信信号を直接受信し、一方、自営モー
ドになっているときには、上述したように、公衆基地局
からの着信信号を自営基地局を介して受信する。すなわ
ち、本実施の形態では、上述したように、自営基地局も
公衆基地局が送信している制御用キャリアを受信して公
衆基地局からの制御用スロットにTDMAスロットを同
期させており、自営基地局も公衆基地局からの着信信号
を受信する。そして、端末機が自営モードになっている
とき、公衆基地局からの着信信号は、自営基地局を介し
て端末機に送信される。
【0057】以下、公衆基地局からの信号を自営基地局
を介して端末機が受信するときの信号の流れについて説
明する。
【0058】ここで、公衆基地局と自営基地局との間で
の制御信号の送受信は、所定の周波数の制御用キャリア
(以下、公衆制御用キャリアと称する。)fcpによっ
て行われ、自営基地局と端末機との間での制御信号の送
受信は、公衆制御用キャリアfcpとは異なる所定の周
波数の制御用キャリア(以下、自営制御用キャリアと称
する。)fcによって行われる。また、公衆基地局と自
営基地局との間での通話信号の送受信は、所定の周波数
の通信用キャリア(以下、公衆通信用キャリアと称す
る。)ft1によって行われ、自営基地局と端末機との
間での通話信号の送受信は、公衆通信用キャリアft1
とは異なる所定の周波数の通信用キャリア(以下、自営
通信用キャリアと称する。)ft2によって行われる。
【0059】そして、公衆基地局からの着信信号を、端
末機が自営基地局を介して受信するときは、図7に示す
ように制御用スロットの送受信がなされる。ここで、図
7は、公衆基地局と自営基地局との間での制御用スロッ
トの送受信、および自営基地局と端末機との間での制御
用スロットの送受信の様子を示している。
【0060】図7のA1,A3,A5に示すように、公
衆基地局は、50msに1回、公衆制御用キャリアfc
pによって下り制御用スロットを送信している。また、
公衆基地局は、自営基地局や端末機からの上り制御用ス
ロットのために、図7のA2,A4,A6に示すよう
に、下り制御用スロットを送信してから2.5ms後に
受信を行っている。そして、公衆基地局は、1250m
sに1回、すなわち図7のA1,A5において、制御用
スロットに乗せて、着信信号を報知する。
【0061】一方、自営基地局は、受信周波数を公衆制
御用キャリアfcpに合わせ、公衆基地局が送信してい
る公衆制御用キャリアfcpを受信し、公衆基地局から
の制御用スロットにTDMAスロットを同期させてい
る。すなわち、自営基地局は、図7のB1,B5,B7
に示すように、公衆基地局が送信している50ms毎の
制御用スロットを受信して、その制御用スロットにTD
MAスロットを同期させている。また、自営基地局は、
端末機に着信信号を報知するために、図7のB3に示す
ように、公衆基地局から公衆制御用キャリアfcpで送
信された制御用スロットを受信してから7.5ms後
に、自営制御用キャリアfcで端末機へ制御用スロット
を送信する。このとき、自営基地局が送信する論理制御
チャネルのスーパーフレームの周期は、公衆基地局が送
信している論理制御チャネルのスーパーフレームの周期
と同じにする。したがって、自営基地局は、端末機から
の上り制御用スロットのために、図7のB4に示すよう
に、下り制御用スロットを送信してから2.5ms後に
受信を行う。
【0062】また、端末機は、受信周波数を自営制御用
キャリアfcに合わせ、自営基地局が送信している自営
制御用キャリアfcを受信し、自営基地局からの制御用
スロットにTDMAスロットを同期させている。すなわ
ち、端末機は、図7のC1に示すように、自営基地局か
らの制御用スロットを受信して、その制御用スロットに
TDMAスロットを同期させている。
【0063】このように公衆基地局、自営基地局および
端末機が動作しているときに、公衆基地局が接続されて
いる回線網から、その公衆基地局に属している一斉呼出
エリアに位置登録されている端末機への着信信号を公衆
基地局が受け取ると、図7のA1からB1に至る矢印に
示すように、公衆基地局は、公衆制御用キャリアfcp
により、着信信号を一斉呼出チャネルに乗せて報知す
る。
【0064】ここで、自営基地局は、公衆基地局からの
制御用スロットにTDMAスロットを同期させており、
一斉呼出チャネルに乗せられた公衆基地局からの着信信
号を受信する。そして、自営基地局は、公衆基地局から
の着信信号の受信から7.5ms後に、図7のB3から
C1に至る矢印に示すように、自営制御用キャリアfc
により、その着信信号を一斉呼出チャネルに乗せて報知
する。
【0065】ここで、端末機は、自営基地局からの制御
用スロットにTDMAスロットを同期させており、一斉
呼出チャネルに乗せられた自営基地局からの着信信号を
受信する。そして、端末機は、自営基地局からの着信信
号の受信から2.5ms後に、図7のC2からB4に至
る矢印に示すように、自営制御用キャリアfcにより、
自営基地局へ呼接続に必要な情報を個別セル用チャネル
に乗せて送信し、リンクチャネル確立要求を行う。
【0066】そして、端末機からリンクチャネル確立要
求を受けた自営基地局は、図7のB6からA4に至る矢
印に示すように、公衆制御用キャリアfcpにより、公
衆基地局へ呼接続に必要な情報を個別セル用チャネルに
乗せて送信し、リンクチャネル確立要求を行う。
【0067】次に、以上のように公衆基地局からの着信
信号を、端末機が自営基地局を介して受信するときの接
続シーケンスについて、図8を参照しながら説明する。
【0068】まず、公衆基地局は、公衆基地局が接続さ
れている回線網から、その公衆基地局に属している一斉
呼出エリアに位置登録されている端末機への着信信号を
受け取ると、ステップST1に示すように、公衆制御用
キャリアfcpにより、着信信号を一斉呼出チャネルに
乗せて自営基地局に報知する。
【0069】次に、公衆基地局からの着信信号を受信し
た自営基地局は、ステップST2に示すように、着信通
知音を鳴動するとともに、ステップST3に示すよう
に、自営制御用キャリアfcにより、着信信号を一斉呼
出チャネルに乗せて端末機に報知する。
【0070】次に、自営基地局からの着信信号を受信し
た端末機は、ステップST4に示すように、リンガ部に
よって着信通知音を鳴動する。
【0071】そして、ステップST5に示すように、端
末機の操作部の通話開始キーが押下されると、ステップ
ST6に示すように、端末機は、自営制御用キャリアf
cにより、自営基地局に対してリンクチャネル確立要求
を送信する。
【0072】次に、端末機からのリンクチャネル確立要
求を受信した自営基地局は、ステップST7に示すよう
に、公衆制御用キャリアfcpにより、公衆基地局に対
してリンクチャネル確立要求を送信する。
【0073】次に、自営基地局からのリンクチャネル確
立要求を受信した公衆基地局は、ステップST8に示す
ように、公衆制御用キャリアfcpにより、呼接続に必
要な情報を個別セル用チャネルに乗せて自営基地局に送
信し、リンクチャネルを割り当てる。ここで、呼接続に
必要な情報とは、具体的には、公衆基地局と自営基地局
との間で使用する通話スロットのキャリア番号やスロッ
ト位置等の情報である。
【0074】次に、公衆基地局からリンクチャネルの割
り当てを受けた自営基地局は、ステップST9に示すよ
うに、指定された通話スロットのキャリア番号およびス
ロット位置に対してキャリアセンスを行う。そして、自
営基地局は、そのスロットが「空き」と判断されたら、
ステップST10に示すように、公衆通信用キャリアf
t1により、同期バーストを公衆基地局に送信する。
【0075】次に、自営基地局からの同期バーストを受
信した公衆基地局は、ステップST11に示すように、
公衆通信用キャリアft1により、同期バーストを自営
基地局に送信する。
【0076】次に、公衆基地局からの同期バーストを受
信した自営基地局は、ステップST12に示すように、
公衆通信用キャリアft1により、TCHアイドルバー
ストを公衆基地局に送信する。
【0077】次に、自営基地局からのTCHアイドルバ
ーストを受信した公衆基地局は、ステップST13に示
すように、公衆通信用キャリアft1により、TCHア
イドルバーストを自営基地局に送信する。
【0078】次に、公衆基地局からのTCHアイドルバ
ーストを受信した自営基地局は、ステップST14に示
すように、自営制御用キャリアfcにより、呼接続に必
要な情報を個別セル用チャネルに乗せて端末機に送信
し、リンクチャネルを割り当てる。ここで、呼接続に必
要な情報とは、具体的には、自営基地局と端末機との間
で使用する通話スロットのキャリア番号やスロット位置
等の情報である。
【0079】次に、自営基地局からリンクチャネルの割
り当てを受けた端末機は、ステップST15に示すよう
に、指定された通話スロットのキャリア番号およびスロ
ット位置に対してキャリアセンスを行う。そして、端末
機は、そのスロットが「空き」と判断されたら、ステッ
プST16に示すように、自営通信用キャリアft2に
より、同期バーストを自営基地局に送信する。
【0080】次に、端末機からの同期バーストを受信し
た自営基地局は、ステップST17に示すように、自営
通信用キャリアft2により、同期バーストを端末機に
送信する。
【0081】次に、自営基地局からの同期バーストを受
信した端末機は、ステップST18に示すように、自営
通信用キャリアft2により、TCHアイドルバースト
を自営基地局に送信する。
【0082】次に、端末機からのTCHアイドルバース
トを受信した自営基地局は、ステップST19に示すよ
うに、自営通信用キャリアft2により、TCHアイド
ルバーストを端末機に送信する。
【0083】その後、ステップST20aに示すよう
に、公衆基地局と自営基地局との間で公衆通信用キャリ
アft1によって通信を行うとともに、ステップST2
0bに示すように、自営基地局と端末機との間で自営通
信用キャリアft2によって通信を行う。
【0084】このように、本実施の形態に係る通信装置
では、公衆基地局から端末機への着信信号が公衆制御用
キャリアfcpによって報知されると、その着信信号を
受信した自営基地局により、その着信信号が自営制御用
キャリアfcによって報知される。したがって、本実施
の形態に係る通信装置では、端末機が自営モードになっ
ていても、端末機により、公衆基地局からの着信信号を
自営基地局を介して受信することができる。
【0085】次に、自営基地局を介して行われる、公衆
基地局と端末機との間の通話信号の送受信について、図
9を参照しながら説明する。ここで、図9は、公衆基地
局と自営基地局との間での通信用スロットの送受信、お
よび自営基地局と端末機との間での通信用スロットの送
受信の様子を示している。
【0086】公衆基地局から自営基地局を介して端末機
に通話信号を送信するときには、まず、図9のP1から
P2に至る矢印に示すように、公衆基地局は、公衆通信
用キャリアft1により、音声データ等を通信用スロッ
トの情報チャネルに乗せて、自営基地局へ送信する。そ
して、公衆基地局から通信用スロットを受信した自営基
地局は、その通信用スロットにTDMAスロットを同期
させ、その通信用スロットの情報チャネルから音声デー
タ等を取り出す。その後、図9のP3からP4に至る矢
印に示すように、自営基地局は、自営通信用キャリアf
t2により、その音声データ等を通信用スロットの情報
チャネルに乗せて、端末機へ送信する。
【0087】一方、端末機から自営基地局を介して公衆
基地局に通話信号を送信するときには、まず、図9のQ
1からQ2に至る矢印に示すように、端末機は、自営通
信用キャリアft2により、音声データ等を通信用スロ
ットの情報チャネルに乗せて、自営基地局へ送信する。
そして、端末機から通信用スロットを受信した自営基地
局は、その通信用スロットにTDMAスロットを同期さ
せ、その通信用スロットの情報チャネルから音声データ
等を取り出す。その後、図9中のQ3からQ4に至る矢
印に示すように、自営基地局は、公衆通信用キャリアf
t1により、その音声データ等を通信用スロットの情報
チャネルに乗せて、公衆基地局へ送信する。
【0088】このように、本実施の形態に係る通信装置
では、端末機が自営モードになっていても、自営基地局
を介することにより、公衆基地局へ通話信号を端末機か
ら送信することができ、また、公衆基地局からの通話信
号を端末機で受信することができる。
【0089】なお、上記実施の形態において、端末機
は、第2のモードである自営モードになっているときに
は、公衆基地局との通話信号の送受信を自営基地局を介
して行うものとしたが、自営モードになっているとき
に、公衆基地局からの着信信号を端末機が自営基地局を
介して受信したら、端末機によって公衆基地局からの制
御信号を検波して、この検波によって端末機が公衆基地
局からの制御信号を検出したら、端末機を第1のモード
である公衆モードに切り換え、端末機と公衆基地局との
間で直接通信を行うようにしてもよい。
【0090】図10は、この場合の動作を示す接続シー
ケンスである。ステップST1からステップST13ま
での各ステップは、図8の接続シーケンスにおける各ス
テップと同じであるので説明を省略する。なお、以下で
は、ステップST13までの各ステップにより、公衆通
信用キャリアft1を用いて公衆基地局と自営基地局と
の間で伝送用チャネルが確保されていることを前提とし
て説明する。
【0091】ST14’では、自営基地局が公衆制御用
キャリアfcを用いて端末機に対して公衆モード切換要
求信号を送出する。自営基地局自身は、これとともに、
端末機からの応答待ちのため、ステップ13’に示す
「待ち(WAIT)モード」にはいる。
【0092】ステップST15’では、公衆モード切換
要求信号を受けた端末機が、公衆基地局と直接通話が可
能かどうかを調べるために、公衆通信用キャリアft1
でキャリアセンスを行う。
【0093】次に、ステップST16’,ステップST
17’では、端末機と公衆基地局間で同期バーストが送
受信される。また、ステップST18’,ステップST
19’では、端末機と公衆基地局間でTCHアイドルバ
ーストが送受信される。これらのステップは、図8のス
テップST10〜ステップST13と同様のものであ
り、これにより端末機と公衆基地局との間の回線が、公
衆通信用キャリアft1を用いて接続される。
【0094】ステップST20’では、端末機が、ステ
ップST19’のTCHアイドルバーストを受信して回
線の接続を確認すると、これ以降は、端末機自身が第1
のモードである公衆モードに切り換えて、公衆基地局と
直接通信する旨を自営基地局に通知する。この通知は、
fcにおける公衆モード切換ACK信号により行われ
る。自営基地局は、公衆モード切換ACK信号を受ける
と、端末機と公衆基地局の間の接続を媒介する役目が終
了したことを認識して、前述した第1のモードから第3
のモードまでの通信モードとは異なる第4のモードに移
行する。この第4のモードは、上記の動作を終了した状
態、または通常の待機モード等である。
【0095】そしてステップST20cでは、公衆通信
用キャリアft1により、端末機と公衆基地局間の直接
通信が第1のモードである公衆モードで開始される。
【0096】ところで、本発明の適用例とした上述のP
HSにおいて、端末機の数は複数であってもよい。そし
て、端末機は、公衆基地局との間の信号の送受信を親機
(自営基地局)を介して行うことも、公衆基地局との間
の信号の送受信を公衆基地局と直接行うこともできる。
したがって、2台以上の端末機を備えた通信装置に本発
明を適用したときには、1台の端末機により、公衆基地
局との間の信号の送受信を公衆基地局と直接行い、他の
1台の端末機により、公衆基地局との間の信号の送受信
を親機を介して行うようにすれば、外線同時2通話を行
うことも可能である。
【0097】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、転送電話サービス等を利用することなく、端
末機により、自営基地局に接続された電話回線網からの
信号と、公衆基地局からの信号との両方を受信すること
が可能になる。
【0098】すなわち、本発明によれば、端末機を公衆
モードと自営モードとで同時に使用することが可能にな
り、例えば、端末機を自営モードで使用するように設定
していても、端末機によって公衆モードの信号に対して
応答することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した通信装置の一構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明を適用した通信装置の別の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明を適用した無線通信装置の一構成例を示
すブロック図である。
【図4】公衆基地局による論理制御チャネルの送受信の
タイミングを示す図である。
【図5】図4のA部分を拡大した図である。
【図6】スロット構成の例を示す図である。
【図7】制御用スロットの送受信の様子を示す図であ
る。
【図8】公衆基地局からの着信信号を端末機が自営基地
局を介して受信するときの接続シーケンスを示す図であ
る。
【図9】通信用スロットの送受信の様子を示す図であ
る。
【図10】端末機と公衆基地局との間で直接通信を行う
場合の接続シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1,21 通信制御部、 2,22 モデム、 3,2
3 無線部、 4,24 アンテナ、 5,25 第1
のバッファ、 6,26 第2のバッファ、7,27
音声コーデック部、 8,28 スピーカアンプ、
9,29 スピーカ、 10,30 マイクアンプ、
11,31 マイク、 12,32 マンマシンインタ
ーフェース制御部、 13,33 リンガ部、 14,
34 操作部、 15 有線電話網接続部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のモードで第1の相手と信号を送受
    信し、第2のモードで第2の相手と信号を送受信する無
    線通信手段と、 有線通信を行う有線通信手段と、 上記無線通信手段と上記有線通信手段の動作を制御する
    通信制御手段とを有することを特徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のモードでは、公衆無線電話網
    の基地局を上記第1の相手とする端末機として動作し、 上記第2のモードでは、自営無線電話網の端末機を上記
    第2の相手とする基地局として動作することを特徴とす
    る請求項1記載の通信装置。
  3. 【請求項3】 上記第2のモードで送受信される信号
    は、上記第1のモードで送受信される信号のタイミング
    に同期していることを特徴とする請求項1記載の通信装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第2のモードで送受信される信号
    は、上記第1のモードで送受信される信号のタイミング
    に同期していることを特徴とする請求項2記載の通信装
    置。
  5. 【請求項5】 上記第1のモードおよび第2のモードで
    時分割多元接続方式により信号を送受信し、 上記第1および第2のモードで送受信される信号は、時
    分割スロットのタイミングが互いに同期していることを
    特徴とする請求項4記載の通信装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のモードで上記第1の相手から
    信号が着信したときに、その着信信号を上記第2のモー
    ドで上記第2の相手に送信することを特徴とする請求項
    1記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 上記着信信号を上記第2の相手に送信し
    た後に、上記第2の相手が所定の状態になったときに
    は、上記第1の相手と第2の相手との間の通信を媒介し
    ない第3のモードに移行することを特徴とする請求項6
    記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 音声送話手段と、 音声受話手段と、 操作手段と をさらに有し、 単体で上記公衆無線電話網および/または上記自営無線
    電話網および/または上記有線通信網を介して他の機器
    と通話できることを特徴とする請求項4記載の通信装
    置。
  9. 【請求項9】 第1のモードで第1の相手と信号を送受
    信し、第2のモードで第2の相手と信号を送受信する無
    線通信手段と、 音声送話手段と、 音声受話手段と、 操作手段と、 上記各手段の動作を制御する通信制御手段とを有し、 上記第2のモードで通信時に上記第2の相手からの所定
    の信号により、上記第1のモードの電波状態をモニタ
    し、 モニタされた上記第1のモードの電波状態が所定の条件
    を満たすときには、上記第2のモードの通信を終了する
    とともに、上記第1のモードで通信を開始することを特
    徴とする無線通信装置。
  10. 【請求項10】 上記第1のモードでは、公衆無線電話
    網の基地局を上記第1の相手とする端末機として動作
    し、 上記第2のモードでは、自営無線電話網の基地局を上記
    第2の相手とする端末機として動作することを特徴とす
    る請求項9記載の無線通信装置。
  11. 【請求項11】 上記第1のモードおよび第2のモード
    で、ともに時分割多元接続方式により信号を送受信する
    ことを特徴とする請求項10記載の無線通信装置。
  12. 【請求項12】 第1のモードで第1の相手からの信号
    を受信し、 上記受信した第1の相手からの信号に同期して第2のモ
    ードで第2の相手に信号を送信し、 上記第1の相手との間および第2の相手との間の通信回
    線をそれぞれ確保し、 上記第1の相手と上記第2の相手との間の通信を媒介す
    ることを特徴とする通信方法。
  13. 【請求項13】 上記第1および第2のモードで、とも
    に時分割多元接続方式により信号を送受信することを特
    徴とする請求項12記載の通信方法。
  14. 【請求項14】 第2のモードで第2の相手からの信号
    を受信し、 上記第2の相手からの所定の信号を受信したときには、
    上記第2のモードとは異なる上記第1のモードの回線状
    態をモニタし、 モニタされた上記第1のモードの回線状態が所定の条件
    を満たすときには、上記第2のモードの通信を終了する
    とともに、上記第1のモードの通信を開始することを特
    徴とする通信方法。
  15. 【請求項15】 上記第1および第2のモードで、とも
    に時分割多元接続方式により信号を送受信することを特
    徴とする請求項14記載の通信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1045603A3 (en) * 1999-04-16 2001-01-10 Lucent Technologies Inc. Supporting concentrator in multiple paging channel environment
US8121592B2 (en) 2006-08-30 2012-02-21 Nec Infrontia Corporation Mobile communication system and communication holding method

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