JPH09289748A - モータ - Google Patents
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- JPH09289748A JPH09289748A JP8120773A JP12077396A JPH09289748A JP H09289748 A JPH09289748 A JP H09289748A JP 8120773 A JP8120773 A JP 8120773A JP 12077396 A JP12077396 A JP 12077396A JP H09289748 A JPH09289748 A JP H09289748A
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- permanent magnet
- rotor
- rotor support
- motor
- peripheral surface
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Links
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Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 永久磁石に熱的な膨張収縮に起因する内部応
力が作用することがなく、よって永久磁石の厚さ寸法を
薄くして製造コストの低減化と全体の軽量化を図ること
ができるとともに、製造も容易となるモータを得る。 【解決手段】 ロータ55が、円筒状の永久磁石20
と、この永久磁石の中心部に圧入されるとともに、中心
部にロータシャフトが挿通される軸受け孔10aが形成
された合成樹脂製のロータサポート10とを有してな
り、永久磁石20の内周面に中心部に周方向に凹凸部2
0bが形成され、かつロータサポート10の外周面に永
久磁石の凹凸部と係合する回り止め用の凹凸部10bが
形成されるとともに、ロータサポートの外周面と軸受け
孔との間の肉厚部に肉逃げ用の空隙部10cが形成され
ている。
力が作用することがなく、よって永久磁石の厚さ寸法を
薄くして製造コストの低減化と全体の軽量化を図ること
ができるとともに、製造も容易となるモータを得る。 【解決手段】 ロータ55が、円筒状の永久磁石20
と、この永久磁石の中心部に圧入されるとともに、中心
部にロータシャフトが挿通される軸受け孔10aが形成
された合成樹脂製のロータサポート10とを有してな
り、永久磁石20の内周面に中心部に周方向に凹凸部2
0bが形成され、かつロータサポート10の外周面に永
久磁石の凹凸部と係合する回り止め用の凹凸部10bが
形成されるとともに、ロータサポートの外周面と軸受け
孔との間の肉厚部に肉逃げ用の空隙部10cが形成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外周部に円筒形の
永久磁石を有するロータを備えたモータに関するもので
ある。
永久磁石を有するロータを備えたモータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内暖冷房用の空調機器等の
各種機器において、減速ギヤ群と組み合わされてダンパ
等を開閉する減速機構付きの駆動装置の駆動源として、
PM型のステッピングモータ等の各種モータが用いられ
ている。例えば、上記ステッピングモータは、内周面に
櫛歯状の極歯が配設されたヨークの外周にボビンが一体
的に設けられ、このボビンの外周にコイルが巻回される
ことにより多相コイルが形成されてなるステータ部と、
このステータ部の中心部空間に、回転自在に組み付けら
れたロータとから概略構成されたものである。
各種機器において、減速ギヤ群と組み合わされてダンパ
等を開閉する減速機構付きの駆動装置の駆動源として、
PM型のステッピングモータ等の各種モータが用いられ
ている。例えば、上記ステッピングモータは、内周面に
櫛歯状の極歯が配設されたヨークの外周にボビンが一体
的に設けられ、このボビンの外周にコイルが巻回される
ことにより多相コイルが形成されてなるステータ部と、
このステータ部の中心部空間に、回転自在に組み付けら
れたロータとから概略構成されたものである。
【0003】図1は、従来のこの種のステッピングモー
タにおけるロータの構造を示すもので、このロータは、
合成樹脂製のロータサポート1と円筒形の永久磁石2と
から構成されている。上記ロータサポート1の中心に
は、モータのケーシングに固定されているロータシャフ
トに回転自在に取付けるための軸受け孔1aが形成され
ており、上部外周部には、減速ギヤと歯合するロータピ
ニオン1bが形成されている。上記永久磁石2は、外観
略円筒状に形成されており、その外周面2aは、上記ス
テータ部の極歯に対応して周方向に順次異極に着磁され
ている。また、この永久磁石2の厚みは、中心部に向か
って段階状に狭まっており、これにより合成樹脂製のロ
ータサポート1と強く組み付き合い、周方向への回り止
めが実現されている。
タにおけるロータの構造を示すもので、このロータは、
合成樹脂製のロータサポート1と円筒形の永久磁石2と
から構成されている。上記ロータサポート1の中心に
は、モータのケーシングに固定されているロータシャフ
トに回転自在に取付けるための軸受け孔1aが形成され
ており、上部外周部には、減速ギヤと歯合するロータピ
ニオン1bが形成されている。上記永久磁石2は、外観
略円筒状に形成されており、その外周面2aは、上記ス
テータ部の極歯に対応して周方向に順次異極に着磁され
ている。また、この永久磁石2の厚みは、中心部に向か
って段階状に狭まっており、これにより合成樹脂製のロ
ータサポート1と強く組み付き合い、周方向への回り止
めが実現されている。
【0004】ちなみに、このような構成のロータを製造
方法するには、ロータサポート1を射出成形する際に、
ロータの全体の輪郭面を有するキャビティが形成された
金型を開き、当該キャビティの内周面に、予め焼結によ
り製作した上記永久磁石2を固定し、金型を閉じて金型
内に樹脂を注入することにより、ロータサポート1を成
形するとともに、永久磁石2と一体化している。このよ
うに、上記ロータは、射出成形によってロータサポート
1を成形する際に、これと永久磁石2とを一体化させて
いるので、製造が容易で、かつ大量生産に適するという
利点がある。
方法するには、ロータサポート1を射出成形する際に、
ロータの全体の輪郭面を有するキャビティが形成された
金型を開き、当該キャビティの内周面に、予め焼結によ
り製作した上記永久磁石2を固定し、金型を閉じて金型
内に樹脂を注入することにより、ロータサポート1を成
形するとともに、永久磁石2と一体化している。このよ
うに、上記ロータは、射出成形によってロータサポート
1を成形する際に、これと永久磁石2とを一体化させて
いるので、製造が容易で、かつ大量生産に適するという
利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成からなるロータを有する従来のステッピングモータに
あっては、ロータが合成樹脂製のロータサポート1と金
属製の永久磁石2という物理的物性の異なる二つの材料
を加熱成形により一体化した構造であるため、それぞれ
の材料の膨張収縮により、成形完了品に内部応力が生じ
てしまい、よって合成樹脂製のロータサポート1と永久
磁石2との相互の厚み比率を所定の狭い範囲内に限定せ
ざるを得ず、よって特に永久磁石2の厚さ寸法を薄くし
て全体の軽量化を図ることが難しいという問題点があっ
た。本発明は、上記従来のモータが有する課題を有効に
解決すべくなされたもので、永久磁石に熱的な膨張収縮
に起因する内部応力が作用することがなく、よって永久
磁石の厚さ寸法を薄くして製造コストの低減化と全体の
軽量化を図ることができるとともに、製造も容易となる
モータを提供することを目的とするものである。
成からなるロータを有する従来のステッピングモータに
あっては、ロータが合成樹脂製のロータサポート1と金
属製の永久磁石2という物理的物性の異なる二つの材料
を加熱成形により一体化した構造であるため、それぞれ
の材料の膨張収縮により、成形完了品に内部応力が生じ
てしまい、よって合成樹脂製のロータサポート1と永久
磁石2との相互の厚み比率を所定の狭い範囲内に限定せ
ざるを得ず、よって特に永久磁石2の厚さ寸法を薄くし
て全体の軽量化を図ることが難しいという問題点があっ
た。本発明は、上記従来のモータが有する課題を有効に
解決すべくなされたもので、永久磁石に熱的な膨張収縮
に起因する内部応力が作用することがなく、よって永久
磁石の厚さ寸法を薄くして製造コストの低減化と全体の
軽量化を図ることができるとともに、製造も容易となる
モータを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
に係るモータは、ケーシング内に、コイルが巻回されて
なるステータ部が設けられ、該ステータ部の中心部空間
に、外周面に永久磁石を有するロータが上記ケーシング
に設けられたロータシャフトに回転自在に組み付けられ
てなるモータにおいて、上記ロータが、円筒状の永久磁
石と、この永久磁石の中心部に圧入されるとともに、中
心部に上記ロータシャフトが挿通される軸受け孔が形成
された合成樹脂製のロータサポートとを有してなり、上
記永久磁石の内周面に中心部に周方向に凹凸部が形成さ
れ、かつ上記ロータサポートの外周面に上記永久磁石の
凹凸部と係合する回り止め用の凹凸部が形成されるとと
もに、上記ロータサポートの上記外周面と軸受け孔との
間の肉厚部に肉逃げ用の空隙部が形成されていることを
特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明
は、上記請求項1に記載のロータサポートが、互いに間
隙を持って配置された上下の2分割体から構成されてい
ることを特徴とするものである。
に係るモータは、ケーシング内に、コイルが巻回されて
なるステータ部が設けられ、該ステータ部の中心部空間
に、外周面に永久磁石を有するロータが上記ケーシング
に設けられたロータシャフトに回転自在に組み付けられ
てなるモータにおいて、上記ロータが、円筒状の永久磁
石と、この永久磁石の中心部に圧入されるとともに、中
心部に上記ロータシャフトが挿通される軸受け孔が形成
された合成樹脂製のロータサポートとを有してなり、上
記永久磁石の内周面に中心部に周方向に凹凸部が形成さ
れ、かつ上記ロータサポートの外周面に上記永久磁石の
凹凸部と係合する回り止め用の凹凸部が形成されるとと
もに、上記ロータサポートの上記外周面と軸受け孔との
間の肉厚部に肉逃げ用の空隙部が形成されていることを
特徴とするものである。また、請求項2に記載の発明
は、上記請求項1に記載のロータサポートが、互いに間
隙を持って配置された上下の2分割体から構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0007】上記請求項1に記載のモータによれば、モ
ータのロータを構成する物理的物性が大きく異なる合成
樹脂製のロータサポートと焼成された金属粉末からなる
永久磁石とを別々に成形しているので、組立完了したロ
ータにおける熱的な内部応力は全く発生しない。このた
め、ロータサポートと永久磁石とを製造するに当たっ
て、それぞれの使用材料や合成樹脂製のロータサポート
と永久磁石との相互の厚み比率を限定する必要がなく、
よって上記永久磁石を薄肉化してモータ全体の軽量化を
図ることも可能となる。また、永久磁石へのロータサポ
ートの組付けは、円筒形の永久磁石の内側にロータサポ
ートを該ロータサポートの肉逃げ用の空隙部による弾性
を利用して軽圧入するだけでよいため、作業容易であ
り、組み付け後のロータサポートと永久磁石との結合
は、上記空隙部による弾性により、必要十分に確保する
ことができるとともに、互いの周方向の回り止めは、互
いの接触周面上に形成された凹凸により確保することが
できる。
ータのロータを構成する物理的物性が大きく異なる合成
樹脂製のロータサポートと焼成された金属粉末からなる
永久磁石とを別々に成形しているので、組立完了したロ
ータにおける熱的な内部応力は全く発生しない。このた
め、ロータサポートと永久磁石とを製造するに当たっ
て、それぞれの使用材料や合成樹脂製のロータサポート
と永久磁石との相互の厚み比率を限定する必要がなく、
よって上記永久磁石を薄肉化してモータ全体の軽量化を
図ることも可能となる。また、永久磁石へのロータサポ
ートの組付けは、円筒形の永久磁石の内側にロータサポ
ートを該ロータサポートの肉逃げ用の空隙部による弾性
を利用して軽圧入するだけでよいため、作業容易であ
り、組み付け後のロータサポートと永久磁石との結合
は、上記空隙部による弾性により、必要十分に確保する
ことができるとともに、互いの周方向の回り止めは、互
いの接触周面上に形成された凹凸により確保することが
できる。
【0008】また、上記請求項2に記載のモータによれ
ば、上記請求項1に記載の発明における効果の他に、円
筒状の永久磁石の内側に、該永久磁石の上下の開口部か
ら、それぞれロータサポートを構成する上下分割体をそ
れらの係止縁が永久磁石の上下端に係止するまで、ごく
軽く挿入するだけで永久磁石へのロータサポートの組付
けが完了するため、永久磁石へのロータサポートの組付
けがより簡単であるという利点が得られる。
ば、上記請求項1に記載の発明における効果の他に、円
筒状の永久磁石の内側に、該永久磁石の上下の開口部か
ら、それぞれロータサポートを構成する上下分割体をそ
れらの係止縁が永久磁石の上下端に係止するまで、ごく
軽く挿入するだけで永久磁石へのロータサポートの組付
けが完了するため、永久磁石へのロータサポートの組付
けがより簡単であるという利点が得られる。
【0009】
(第1の実施の形態)図2、図3および図5は、本発明
に係るモータを減速機構付き駆動装置に組込まれるPM
型のステッピングモータに適用した第1の実施の形態を
示すものである。図5は、上記減速機構付き駆動装置の
全体構造を示すもので、図中符号50が有底円筒状に形
成された金属製のケーシングである。このケーシング5
0の底部には、ステッピングモータ51が収納されてい
る。このモータ51は、内周縁に櫛歯状の極歯が複数形
成された円環状のボビン52の外周にコイル巻53が巻
回されることにより多相コイルが形成されてなるステー
タ部54と、このステータ部54の中心部空間に、回転
自在に設けられたロータ55とから概略構成されたもの
である。
に係るモータを減速機構付き駆動装置に組込まれるPM
型のステッピングモータに適用した第1の実施の形態を
示すものである。図5は、上記減速機構付き駆動装置の
全体構造を示すもので、図中符号50が有底円筒状に形
成された金属製のケーシングである。このケーシング5
0の底部には、ステッピングモータ51が収納されてい
る。このモータ51は、内周縁に櫛歯状の極歯が複数形
成された円環状のボビン52の外周にコイル巻53が巻
回されることにより多相コイルが形成されてなるステー
タ部54と、このステータ部54の中心部空間に、回転
自在に設けられたロータ55とから概略構成されたもの
である。
【0010】ここで、上記ロータ55は、図2および図
3に示すように、ロータサポート10と永久磁石20と
から構成されている。上記ロータサポート10は、合成
樹脂を用いた射出成型により一体成形されたものであ
り、その中心には、ロータシャフトを貫通させるための
軸受け孔10aが形成されている。そして、このロータ
サポート10の外周面には回り止め用のセレーション
(凹凸部)10bが形成されている。このセレーション
10bは、上記ロータサポート10の軸方向に互いに平
行に、内周方向に等間隔に配置されている。さらに、ロ
ータサポート10の外周面と上記軸受け孔10aとの間
の肉厚部には、肉逃げ用の空隙部10cが形成されてい
る。この空隙部10cは、下方に開口し、かつ周方向に
連続して形成されている。なお、図中符号10dは、上
記ロータサポート10を有してなるロータ55が、後述
する減速ギヤ群60の初段のギヤ60aと歯合するロー
タピニオンである。
3に示すように、ロータサポート10と永久磁石20と
から構成されている。上記ロータサポート10は、合成
樹脂を用いた射出成型により一体成形されたものであ
り、その中心には、ロータシャフトを貫通させるための
軸受け孔10aが形成されている。そして、このロータ
サポート10の外周面には回り止め用のセレーション
(凹凸部)10bが形成されている。このセレーション
10bは、上記ロータサポート10の軸方向に互いに平
行に、内周方向に等間隔に配置されている。さらに、ロ
ータサポート10の外周面と上記軸受け孔10aとの間
の肉厚部には、肉逃げ用の空隙部10cが形成されてい
る。この空隙部10cは、下方に開口し、かつ周方向に
連続して形成されている。なお、図中符号10dは、上
記ロータサポート10を有してなるロータ55が、後述
する減速ギヤ群60の初段のギヤ60aと歯合するロー
タピニオンである。
【0011】そして、上記ロータサポート10の外周
に、上記永久磁石20が外装されている。この永久磁石
20は、図3に示すように、別途金属粉末の焼結によっ
て成形された円筒状のものであり、その外周面20a
は、周方向に向けて交互に異極に着磁されている。そし
て、この永久磁石20の内周面には、上記ロータサポー
ト10の外周面上のセレーション(凹凸部)10bに係
合する溝部(凹凸部)20bが形成されている。そし
て、上記ロータ55は、上記永久磁石20の上部開口か
ら、ロータサポート10を互いのセレーション10bと
溝部20bとを一致させて挿入し、上記ロータサポート
10の肉逃げ用の空隙部10cによる弾性によって軽圧
入して一体化させることにより構成されている。
に、上記永久磁石20が外装されている。この永久磁石
20は、図3に示すように、別途金属粉末の焼結によっ
て成形された円筒状のものであり、その外周面20a
は、周方向に向けて交互に異極に着磁されている。そし
て、この永久磁石20の内周面には、上記ロータサポー
ト10の外周面上のセレーション(凹凸部)10bに係
合する溝部(凹凸部)20bが形成されている。そし
て、上記ロータ55は、上記永久磁石20の上部開口か
ら、ロータサポート10を互いのセレーション10bと
溝部20bとを一致させて挿入し、上記ロータサポート
10の肉逃げ用の空隙部10cによる弾性によって軽圧
入して一体化させることにより構成されている。
【0012】上記構成からなるロータ55は、図5に示
すように、上記ケーシング50に固定されたロータシャ
フト56に回転自在に取り付けられており、当該ロータ
55を構成するロータサポート10の下端面と上記ケー
シング50の底面との間には僅かな間隙が形成され、他
方ロータサポート10の上端面とケーシング50の蓋体
57との間にも、僅かな間隙が形成されている。したが
って、ロータサポート10は、上下に変位して永久磁石
20から脱落することはない。
すように、上記ケーシング50に固定されたロータシャ
フト56に回転自在に取り付けられており、当該ロータ
55を構成するロータサポート10の下端面と上記ケー
シング50の底面との間には僅かな間隙が形成され、他
方ロータサポート10の上端面とケーシング50の蓋体
57との間にも、僅かな間隙が形成されている。したが
って、ロータサポート10は、上下に変位して永久磁石
20から脱落することはない。
【0013】このようなロータ55を有する上記モータ
51は、上記ケーシング50内に固定されており、さら
にこの駆動装置では、上記モータ51の上面部に、ギヤ
プレート58が介装されている。このギヤプレート58
の中央には、開口部58aが穿設されており、該モータ
51は、この開口部58aから、上記ロータシャフト5
6の先端部および上記ロータピニオン10dを突出させ
ている。そして、上記ケーシング50の上部開口を塞ぐ
蓋体57と上記ギヤプレート58との間に減速ギヤ群6
0が配設されている。上記ロータシャフト56は、上記
ケーシング50の底面部と上記蓋体57とにより支承さ
れている。なお、図中符号61は、上記減速ギヤ群60
の出力軸である。
51は、上記ケーシング50内に固定されており、さら
にこの駆動装置では、上記モータ51の上面部に、ギヤ
プレート58が介装されている。このギヤプレート58
の中央には、開口部58aが穿設されており、該モータ
51は、この開口部58aから、上記ロータシャフト5
6の先端部および上記ロータピニオン10dを突出させ
ている。そして、上記ケーシング50の上部開口を塞ぐ
蓋体57と上記ギヤプレート58との間に減速ギヤ群6
0が配設されている。上記ロータシャフト56は、上記
ケーシング50の底面部と上記蓋体57とにより支承さ
れている。なお、図中符号61は、上記減速ギヤ群60
の出力軸である。
【0014】上記構成からなるステッピングモータ51
にあっては、ロータ55を構成する物理的物性が大きく
異なる合成樹脂製のロータサポート10と金属製の永久
磁石20とを別々に成形しているので、組立完了したロ
ータ55における熱的な内部応力は全く発生せず、よっ
てロータサポート10と永久磁石20とを製造するに当
たって、それぞれの使用材料を限定する必要がない。ま
た、合成樹脂製のロータサポート10と永久磁石20と
の相互の厚み比率は、広い範囲から選択可能であり、よ
って上記永久磁石20を従来のものよりも薄肉化して、
モータ51全体の一層の軽量化を図ることが可能となる
とともに、さらに永久磁石20を別途成形するので、ロ
ータサポート10の射出成形において、射出圧の選択制
御範囲が広く、成型が容易になる。
にあっては、ロータ55を構成する物理的物性が大きく
異なる合成樹脂製のロータサポート10と金属製の永久
磁石20とを別々に成形しているので、組立完了したロ
ータ55における熱的な内部応力は全く発生せず、よっ
てロータサポート10と永久磁石20とを製造するに当
たって、それぞれの使用材料を限定する必要がない。ま
た、合成樹脂製のロータサポート10と永久磁石20と
の相互の厚み比率は、広い範囲から選択可能であり、よ
って上記永久磁石20を従来のものよりも薄肉化して、
モータ51全体の一層の軽量化を図ることが可能となる
とともに、さらに永久磁石20を別途成形するので、ロ
ータサポート10の射出成形において、射出圧の選択制
御範囲が広く、成型が容易になる。
【0015】しかも、永久磁石20へのロータサポート
の組付けは、円筒形の永久磁石20の内側にロータサポ
ート10を該ロータサポート10の肉逃げ用の空隙部1
0cによる弾性を利用して軽圧入するだけでよいので、
作業容易であり、組み付け後のロータサポート10と永
久磁石20との結合は、上記空隙部10cにより生じる
弾性により、必要十分に確保することができ、かつ互い
の周方向の回り止めは、互いの接触周面上に形成された
セレーションにより確保することができる。
の組付けは、円筒形の永久磁石20の内側にロータサポ
ート10を該ロータサポート10の肉逃げ用の空隙部1
0cによる弾性を利用して軽圧入するだけでよいので、
作業容易であり、組み付け後のロータサポート10と永
久磁石20との結合は、上記空隙部10cにより生じる
弾性により、必要十分に確保することができ、かつ互い
の周方向の回り止めは、互いの接触周面上に形成された
セレーションにより確保することができる。
【0016】(第2の実施の形態)図4は、本発明の第
2の実施の形態のモータにおけるロータサポート30を
示すものであり、第1の実施形態に示したものと同一構
成部分については、同一符号を付してその説明を省略す
る。このロータサポート30においては、組立完了状態
で互いに間隙を持って配置される上下の2分割体31、
32によって構成されている。これら分割体31、32
の中心には、ロータシャフトを貫通させるための軸受け
孔31a、32aが形成されている。また、上記永久磁
石20側の溝部20bと嵌合するそれぞれの外周面に
は、回り止め用のセレーション(凹凸部)31b、32
bが形成されている。これらセレーション31b、32
bは、互いに同形同寸法であり、該ロータサポート30
の軸方向に平行に形成されている。また、下分割体32
の外周面とその軸受け孔32bとの間の肉厚部には、肉
逃げ用の空隙部32cが形成されている。この空隙部3
2Cは、上方に開口し、周方向に連続して形成されてい
る。なお、図中符号31dは、このロータサポート30
を有してなるロータが、減速ギヤ群60の初段のギヤ6
0aと歯合するロータピニオンである。また、このロー
タサポート30の上分割体31の上端縁部には上記永久
磁石20に係止するための係止縁31eが形成されてお
り、下分割体32の下端縁部にも同様の係止縁32eが
形成されている。そして、このロータサポート30を構
成している上下分割体31、32は、合成樹脂を用いた
射出成型により一体成形される。
2の実施の形態のモータにおけるロータサポート30を
示すものであり、第1の実施形態に示したものと同一構
成部分については、同一符号を付してその説明を省略す
る。このロータサポート30においては、組立完了状態
で互いに間隙を持って配置される上下の2分割体31、
32によって構成されている。これら分割体31、32
の中心には、ロータシャフトを貫通させるための軸受け
孔31a、32aが形成されている。また、上記永久磁
石20側の溝部20bと嵌合するそれぞれの外周面に
は、回り止め用のセレーション(凹凸部)31b、32
bが形成されている。これらセレーション31b、32
bは、互いに同形同寸法であり、該ロータサポート30
の軸方向に平行に形成されている。また、下分割体32
の外周面とその軸受け孔32bとの間の肉厚部には、肉
逃げ用の空隙部32cが形成されている。この空隙部3
2Cは、上方に開口し、周方向に連続して形成されてい
る。なお、図中符号31dは、このロータサポート30
を有してなるロータが、減速ギヤ群60の初段のギヤ6
0aと歯合するロータピニオンである。また、このロー
タサポート30の上分割体31の上端縁部には上記永久
磁石20に係止するための係止縁31eが形成されてお
り、下分割体32の下端縁部にも同様の係止縁32eが
形成されている。そして、このロータサポート30を構
成している上下分割体31、32は、合成樹脂を用いた
射出成型により一体成形される。
【0017】そして、上記永久磁石20の上下の開口部
から、それぞれ上記ロータサポート30を構成する上下
分割体31、32をそれらの上記係止縁31e、32e
が上記永久磁石20の上下端に係止するまで挿入するこ
とにより、一体化されたロータが構成されている。ちな
みに、このロータを有するモータを、図5に示す減速機
構付き駆動装置に組込んだ場合においても、2分割体3
1、32からなるロータサポート30において、各分割
体31、32は、それぞれの係止縁31e、32eによ
って、ロータ55の中心への変位が生じない構成となっ
ており、かつ2分割体31、32と上記ケーシング50
および蓋体57との間には、僅かな隙間が形成されてい
るのみであるため、同様に上記2分割体31、32が永
久磁石20から脱落するおそれはない。
から、それぞれ上記ロータサポート30を構成する上下
分割体31、32をそれらの上記係止縁31e、32e
が上記永久磁石20の上下端に係止するまで挿入するこ
とにより、一体化されたロータが構成されている。ちな
みに、このロータを有するモータを、図5に示す減速機
構付き駆動装置に組込んだ場合においても、2分割体3
1、32からなるロータサポート30において、各分割
体31、32は、それぞれの係止縁31e、32eによ
って、ロータ55の中心への変位が生じない構成となっ
ており、かつ2分割体31、32と上記ケーシング50
および蓋体57との間には、僅かな隙間が形成されてい
るのみであるため、同様に上記2分割体31、32が永
久磁石20から脱落するおそれはない。
【0018】上記構成からなるステッピングモータによ
れば、上記第1の実施の形態における効果の他に、永久
磁石20へのロータサポート30の組付けがより簡単で
あるという利点が得られる。すなわち、この第2の実施
の形態によれば、永久磁石20へのロータサポート30
の組付けは、円筒状の永久磁石20の内側に、該永久磁
石20の上下の開口部から、それぞれロータサポート3
0を構成する上下分割体31、32をそれらの係止縁3
1e、32eが永久磁石20の上下端に係止するまで、
ごく軽く挿入するだけで完了するからである。
れば、上記第1の実施の形態における効果の他に、永久
磁石20へのロータサポート30の組付けがより簡単で
あるという利点が得られる。すなわち、この第2の実施
の形態によれば、永久磁石20へのロータサポート30
の組付けは、円筒状の永久磁石20の内側に、該永久磁
石20の上下の開口部から、それぞれロータサポート3
0を構成する上下分割体31、32をそれらの係止縁3
1e、32eが永久磁石20の上下端に係止するまで、
ごく軽く挿入するだけで完了するからである。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るモー
タによれば、ロータを構成する物理的物性が大きく異な
る合成樹脂製のロータサポートと金属製の永久磁石を別
々に成形するので、組立完了したロータにおける内部応
力は全く発生しない。したがって、ロータサポートと永
久磁石とを製造するに当たって、それぞれの使用材料を
限定する必要がなく、しかも合成樹脂製のロータサポー
トと永久磁石との相互の厚み比率は、広い範囲から選択
可能であるために、永久磁石を薄肉化してモータ全体の
軽量化を図ることも可能になるとともに、ロータサポー
トの射出成形において、射出圧の選択制御範囲が広くな
って成型が容易である。また、永久磁石へのロータサポ
ートの組付けは、円筒形の永久磁石の内側にロータサポ
ートを該ロータサポートの肉逃げ用の空隙部による弾性
を利用して軽圧入するだけでよいので、作業容易であ
る。
タによれば、ロータを構成する物理的物性が大きく異な
る合成樹脂製のロータサポートと金属製の永久磁石を別
々に成形するので、組立完了したロータにおける内部応
力は全く発生しない。したがって、ロータサポートと永
久磁石とを製造するに当たって、それぞれの使用材料を
限定する必要がなく、しかも合成樹脂製のロータサポー
トと永久磁石との相互の厚み比率は、広い範囲から選択
可能であるために、永久磁石を薄肉化してモータ全体の
軽量化を図ることも可能になるとともに、ロータサポー
トの射出成形において、射出圧の選択制御範囲が広くな
って成型が容易である。また、永久磁石へのロータサポ
ートの組付けは、円筒形の永久磁石の内側にロータサポ
ートを該ロータサポートの肉逃げ用の空隙部による弾性
を利用して軽圧入するだけでよいので、作業容易であ
る。
【図1】従来のモータにおけるロータの断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のモータにおけるロ
ータを示す断面図である。
ータを示す断面図である。
【図3】図2のモータのロータを構成する永久磁石の平
面図である。
面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態のモータにおけるロ
ータを示す断面図である。
ータを示す断面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態のモータを組込んだ減
速機構付き駆動装置の一例を示す断面図である。
速機構付き駆動装置の一例を示す断面図である。
10、30 ロータサポート 10a 軸受け孔 10b、31b、32b セレーション(凹凸部) 10c 肉逃げ用の空隙部 20 永久磁石 20a 永久磁石の外周面 20b 溝部(凹凸部) 31 ロータサポートの上分割体 32 ロータサポートの下分割体 32c 肉逃げ用の空隙部 50 ケーシング 51 ステッピングモータ(モータ) 53 コイル巻 54 ステータ部 55 ロータ 56 ロータシャフト
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング内に、コイルが巻回されてな
るステータ部が設けられ、該ステータ部の中心部空間
に、外周面に永久磁石を有するロータが上記ケーシング
に設けられたロータシャフトに回転自在に組み付けられ
てなるモータにおいて、 上記ロータが、円筒状の永久磁石と、この永久磁石の中
心部に圧入されるとともに、中心部に上記ロータシャフ
トが挿通される軸受け孔が形成された合成樹脂製のロー
タサポートとを有してなり、上記永久磁石の内周面に中
心部に周方向に凹凸部が形成され、かつ上記ロータサポ
ートの外周面に上記永久磁石の凹凸部と係合する回り止
め用の凹凸部が形成されるとともに、上記ロータサポー
トの上記外周面と上記軸受け孔との間の肉厚部に肉逃げ
用の空隙部が形成されていることを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 上記ロータサポートが、互いに間隙を持
って配置された上下の2分割体から構成されていること
を特徴とする請求項1に記載のモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120773A JPH09289748A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8120773A JPH09289748A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09289748A true JPH09289748A (ja) | 1997-11-04 |
Family
ID=14794652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8120773A Pending JPH09289748A (ja) | 1996-04-19 | 1996-04-19 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09289748A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1322023A1 (de) * | 2001-10-25 | 2003-06-25 | Bühler Motor GmbH | Permanentmagnetrotor |
| WO2006075420A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation | ステッピングモータ |
| JP2007006697A (ja) * | 2006-07-11 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 密閉型ポリゴンスキャナ |
| CN111630754A (zh) * | 2018-01-31 | 2020-09-04 | 美蓓亚三美株式会社 | 转子、马达以及转子的制造方法 |
-
1996
- 1996-04-19 JP JP8120773A patent/JPH09289748A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1322023A1 (de) * | 2001-10-25 | 2003-06-25 | Bühler Motor GmbH | Permanentmagnetrotor |
| WO2006075420A1 (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-20 | Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation | ステッピングモータ |
| US7679251B2 (en) | 2005-01-13 | 2010-03-16 | Mitsubishi Materials C.M.I. Corporation | Stepping motor |
| EP1837982A4 (en) * | 2005-01-13 | 2013-06-26 | Mitsubishi Materials C M I Corp | STEP-BY-STEP ENGINE |
| JP2007006697A (ja) * | 2006-07-11 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 密閉型ポリゴンスキャナ |
| CN111630754A (zh) * | 2018-01-31 | 2020-09-04 | 美蓓亚三美株式会社 | 转子、马达以及转子的制造方法 |
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