JPH09290327A - 放電加工装置 - Google Patents
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- JPH09290327A JPH09290327A JP9005393A JP539397A JPH09290327A JP H09290327 A JPH09290327 A JP H09290327A JP 9005393 A JP9005393 A JP 9005393A JP 539397 A JP539397 A JP 539397A JP H09290327 A JPH09290327 A JP H09290327A
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/04—Electrodes specially adapted therefor or their manufacture
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H1/00—Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
- B23H1/04—Electrodes specially adapted therefor or their manufacture
- B23H1/06—Electrode material
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱分解炭素を放電加工すると加工が著しく不
安定になる場合があった。 【解決手段】 工具電極または加工物の少なくともいず
れか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置におい
て、異方性導電材料2の良導電面20bに、等方性導電
体22を接続する部分を設けた。更に、異方性導電材料
2の良導電面20bにおいて放電を発生させる。更に、
異方性導電材料2と等方性導電体22との結合に導電性
接着剤23を用いた。また、異方性導電材料は熱分解炭
素材料である。さらに、熱分解炭素材料を工具電極材料
として用いる。また、加工液として純水など不燃性加工
液を用いる。更に、放電中の電圧を測定する手段と、正
常放電と異常放電との判別に用いるしきい値を設定する
手段と、測定された放電電圧が該しきい値より大きい場
合に加工電流の供給を停止させる手段とを備えた。
安定になる場合があった。 【解決手段】 工具電極または加工物の少なくともいず
れか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置におい
て、異方性導電材料2の良導電面20bに、等方性導電
体22を接続する部分を設けた。更に、異方性導電材料
2の良導電面20bにおいて放電を発生させる。更に、
異方性導電材料2と等方性導電体22との結合に導電性
接着剤23を用いた。また、異方性導電材料は熱分解炭
素材料である。さらに、熱分解炭素材料を工具電極材料
として用いる。また、加工液として純水など不燃性加工
液を用いる。更に、放電中の電圧を測定する手段と、正
常放電と異常放電との判別に用いるしきい値を設定する
手段と、測定された放電電圧が該しきい値より大きい場
合に加工電流の供給を停止させる手段とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放電加工装置に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、工具電極材料としては銅や等方性
グラファイトが使用されてきたが、近年、熱分解炭素材
料を工具電極に使用して電極消耗を低減させる試みが報
告されている(例えば、文献(宇野、岡田:熱分解炭素
電極の放電加工特性,電気加工学会全国大会(199
5)講演論文集,p163〜166)参照)。
グラファイトが使用されてきたが、近年、熱分解炭素材
料を工具電極に使用して電極消耗を低減させる試みが報
告されている(例えば、文献(宇野、岡田:熱分解炭素
電極の放電加工特性,電気加工学会全国大会(199
5)講演論文集,p163〜166)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱分解
炭素を放電加工すると、加工が著しく不安定になる場合
があるという問題があった。従来、当該材料を用いた放
電加工に際して材料の方向性を吟味した例は見あたらな
かったが、筆者らは鋭意研究を重ね、熱分解炭素材料な
ど異方性導電材料を用いて放電加工する際には、熱伝導
性および電気伝導性における異方性に配慮する必要があ
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。また、
前記熱分解炭素材料を工具電極として用いる場合、従来
用いられてきた電極材料と比較して著しく高価なことも
大きな問題であった。
炭素を放電加工すると、加工が著しく不安定になる場合
があるという問題があった。従来、当該材料を用いた放
電加工に際して材料の方向性を吟味した例は見あたらな
かったが、筆者らは鋭意研究を重ね、熱分解炭素材料な
ど異方性導電材料を用いて放電加工する際には、熱伝導
性および電気伝導性における異方性に配慮する必要があ
ることを見いだし、本発明を完成するに至った。また、
前記熱分解炭素材料を工具電極として用いる場合、従来
用いられてきた電極材料と比較して著しく高価なことも
大きな問題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
る放電加工装置は、工具電極または加工物の少なくとも
いずれか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置に
おいて、当該異方性導電材料の良導電面に、等方性導電
体を接続する部分を設けるものである。
る放電加工装置は、工具電極または加工物の少なくとも
いずれか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置に
おいて、当該異方性導電材料の良導電面に、等方性導電
体を接続する部分を設けるものである。
【0005】本発明の請求項2にかかる放電加工装置
は、請求項1記載の装置において、異方性導電材料の良
導電面において放電を発生させるものである。
は、請求項1記載の装置において、異方性導電材料の良
導電面において放電を発生させるものである。
【0006】本発明の請求項3にかかる放電加工装置
は、請求項1記載の装置において、異方性導電材料と等
方性導電体との結合に導電性接着剤を用いるものであ
る。
は、請求項1記載の装置において、異方性導電材料と等
方性導電体との結合に導電性接着剤を用いるものであ
る。
【0007】本発明の請求項4にかかる放電加工装置
は、請求項1ないし3記載の装置において、異方性導電
材料を熱分解炭素材料とするものである。
は、請求項1ないし3記載の装置において、異方性導電
材料を熱分解炭素材料とするものである。
【0008】本発明の請求項5にかかる放電加工装置
は、請求項4記載の装置において、熱分解炭素材料を工
具電極材料として用いるものである。
は、請求項4記載の装置において、熱分解炭素材料を工
具電極材料として用いるものである。
【0009】本発明の請求項6にかかる放電加工装置
は、請求項5記載の装置において、加工液として純水な
ど不燃性加工液を用いるものである。
は、請求項5記載の装置において、加工液として純水な
ど不燃性加工液を用いるものである。
【0010】本発明の請求項7にかかる放電加工装置
は、請求項1記載の装置において、放電中の電圧を測定
する放電電圧測定手段と、正常放電と異常放電との判別
に用いるしきい値を設定する基準電圧設定手段と、測定
された放電電圧が該しきい値より大きい場合に加工電流
の供給を停止させる比較手段とを備えたものである。
は、請求項1記載の装置において、放電中の電圧を測定
する放電電圧測定手段と、正常放電と異常放電との判別
に用いるしきい値を設定する基準電圧設定手段と、測定
された放電電圧が該しきい値より大きい場合に加工電流
の供給を停止させる比較手段とを備えたものである。
【0011】
実施の形態1.図1は黒鉛の結晶の構造を説明する図、
図2は熱分解炭素材料の構造を説明する図、図3は熱分
解炭素材料の異方性を説明する図、図4は本発明の実施
の形態1における放電加工用電極の構成を示す図、図5
は本発明の実施の形態1による放電加工装置の構成を示
す図、表1は本発明の実施の形態1のものによる放電加
工結果を従来のものによる放電加工結果と比較した表で
ある。
図2は熱分解炭素材料の構造を説明する図、図3は熱分
解炭素材料の異方性を説明する図、図4は本発明の実施
の形態1における放電加工用電極の構成を示す図、図5
は本発明の実施の形態1による放電加工装置の構成を示
す図、表1は本発明の実施の形態1のものによる放電加
工結果を従来のものによる放電加工結果と比較した表で
ある。
【0012】まず、熱分解炭素材料について説明する。
周知のように黒鉛の結晶は図1に示すように、炭素原子
が正六角形の各頂点の位置を占めた炭素原子層200が
幾重にも重なって構成されている。基板上に気相成長に
より熱分解炭素を積層させた場合もこれと同様に、基板
と平行に形成された炭素原子の層が幾重にも重なった構
造となっている(図2)。以下では説明のため、この積
層された炭素原子層200の面を積層面20、積層面2
0に平行な端面を不良導電面20aと呼び、積層面20
を切断する端面を良導電面20bと呼ぶこととし、図示
する際には、図3に示すように積層面20を複数描くこ
とで不良導電面20aと良導電面20bを区別すること
とする。熱分解炭素材料は上述のように、積層面20方
向と他の方向では構造が異なるため、熱伝導度および電
気伝導度において著しい異方性を示す。すなわち、図3
において積層面20と平行な方向(矢印Y、Z)の電気
および熱伝導度は、積層面20を貫く方向(矢印X)の
電気および熱伝導度の100倍以上であり、金属と同等
の値である。したがって、良導電面20b間では熱およ
び電気が金属と同様に伝導し、不良導電面20aと良導
電面20bの間ではほとんど伝導しない。なお、放電加
工に従来用いられてきた等方性グラファイト電極では、
電気および熱伝導性は金属の数分の一であるが、前記の
ような異方性は示さない。また、熱分解炭素材料はその
製造方法が気相成長によるため製造速度が遅く、したが
って高価である点も特徴といえる。
周知のように黒鉛の結晶は図1に示すように、炭素原子
が正六角形の各頂点の位置を占めた炭素原子層200が
幾重にも重なって構成されている。基板上に気相成長に
より熱分解炭素を積層させた場合もこれと同様に、基板
と平行に形成された炭素原子の層が幾重にも重なった構
造となっている(図2)。以下では説明のため、この積
層された炭素原子層200の面を積層面20、積層面2
0に平行な端面を不良導電面20aと呼び、積層面20
を切断する端面を良導電面20bと呼ぶこととし、図示
する際には、図3に示すように積層面20を複数描くこ
とで不良導電面20aと良導電面20bを区別すること
とする。熱分解炭素材料は上述のように、積層面20方
向と他の方向では構造が異なるため、熱伝導度および電
気伝導度において著しい異方性を示す。すなわち、図3
において積層面20と平行な方向(矢印Y、Z)の電気
および熱伝導度は、積層面20を貫く方向(矢印X)の
電気および熱伝導度の100倍以上であり、金属と同等
の値である。したがって、良導電面20b間では熱およ
び電気が金属と同様に伝導し、不良導電面20aと良導
電面20bの間ではほとんど伝導しない。なお、放電加
工に従来用いられてきた等方性グラファイト電極では、
電気および熱伝導性は金属の数分の一であるが、前記の
ような異方性は示さない。また、熱分解炭素材料はその
製造方法が気相成長によるため製造速度が遅く、したが
って高価である点も特徴といえる。
【0013】次に、本実施の形態の構成および動作につ
いて説明する。まず、図4に示すように、熱分解炭素材
料2の良導電面20bに導電性接着剤23を塗布して等
方性導電体である銅板22と接着した放電加工用電極を
作製する。次に、図5に示すように、当該電極を放電加
工装置の主軸1に装着し、加工液5を満たした加工槽4
内に設置した加工物すなわちワーク3との間隔を制御装
置6により制御しつつ、加工電源7を用いて放電を発生
させて放電加工を行う。以上のように加工を行えば、加
工電流は銅板22を経由して熱分解炭素材料2の積層面
20に沿って流れるので電気抵抗が低く、安定した加工
が実現できる。また、高価な熱分解炭素電極2の使用量
を必要最小限とすることができるので、工具電極を安価
に構成できる。さらに、良導電面20bにおいて放電を
発生させた場合には、放電面において発生する熱が積層
面20に沿って電極内部に速やかに拡散するので放電面
が冷却され、炭素の高温での安定性と相まって電極がほ
とんど消耗しない。
いて説明する。まず、図4に示すように、熱分解炭素材
料2の良導電面20bに導電性接着剤23を塗布して等
方性導電体である銅板22と接着した放電加工用電極を
作製する。次に、図5に示すように、当該電極を放電加
工装置の主軸1に装着し、加工液5を満たした加工槽4
内に設置した加工物すなわちワーク3との間隔を制御装
置6により制御しつつ、加工電源7を用いて放電を発生
させて放電加工を行う。以上のように加工を行えば、加
工電流は銅板22を経由して熱分解炭素材料2の積層面
20に沿って流れるので電気抵抗が低く、安定した加工
が実現できる。また、高価な熱分解炭素電極2の使用量
を必要最小限とすることができるので、工具電極を安価
に構成できる。さらに、良導電面20bにおいて放電を
発生させた場合には、放電面において発生する熱が積層
面20に沿って電極内部に速やかに拡散するので放電面
が冷却され、炭素の高温での安定性と相まって電極がほ
とんど消耗しない。
【0014】表1は本実施の形態による電極を用いた場
合の加工結果と従来用いられてきた等方性グラファイト
電極を用いた場合の加工結果を比較したものである。加
工条件は逆極性、ピーク電流5.5A、パルス幅4マイ
クロ秒である。表から明らかなように、等方性グラファ
イト電極と比較して、電極消耗が1/100程度に低減
した。また、本実施の形態においては、等方性グラファ
イト電極の場合と同様に安定した加工が実現できること
を確認した。
合の加工結果と従来用いられてきた等方性グラファイト
電極を用いた場合の加工結果を比較したものである。加
工条件は逆極性、ピーク電流5.5A、パルス幅4マイ
クロ秒である。表から明らかなように、等方性グラファ
イト電極と比較して、電極消耗が1/100程度に低減
した。また、本実施の形態においては、等方性グラファ
イト電極の場合と同様に安定した加工が実現できること
を確認した。
【0015】
【表1】
【0016】従来、電極低消耗加工の実現には電極表面
に保護炭素皮膜を形成する必要があり、そのためには1
00マイクロ秒以上の長いパルス幅での加工が必要であ
ったが、前記実験から分かるように当該電極の場合には
短いパルス幅でも電極低消耗加工が実現できていること
から、保護炭素皮膜によらない低消耗加工が実現できて
いることは明らかで、このことは市販の不燃性放電加工
液および純水を加工液とした実験において同様の結果が
得られたことからも確認できる。現時点では当該加工に
おいて低電極消耗を実現する機構は必ずしも明らかでは
ないが、同一面粗度を実現するために従来よりも短いパ
ルスを採用できることから加工速度が向上することは明
らかで、また水系の加工液でも低消耗が実現できること
から防災上の利点も生まれる。
に保護炭素皮膜を形成する必要があり、そのためには1
00マイクロ秒以上の長いパルス幅での加工が必要であ
ったが、前記実験から分かるように当該電極の場合には
短いパルス幅でも電極低消耗加工が実現できていること
から、保護炭素皮膜によらない低消耗加工が実現できて
いることは明らかで、このことは市販の不燃性放電加工
液および純水を加工液とした実験において同様の結果が
得られたことからも確認できる。現時点では当該加工に
おいて低電極消耗を実現する機構は必ずしも明らかでは
ないが、同一面粗度を実現するために従来よりも短いパ
ルスを採用できることから加工速度が向上することは明
らかで、また水系の加工液でも低消耗が実現できること
から防災上の利点も生まれる。
【0017】なお、前記実施の形態においては熱分解炭
素材料2と銅板22を導電性接着剤23を用いて結合し
たが、半田付け、ろうづけ、ボルト締めなどの他の方法
により電気的接続を確保してもよいことは言うまでもな
い。また、良導電面20bの一部または全部にニッケル
などのメッキを施した後に結合すれば電気的接続が一層
確実となり、より望ましい。また、前記実施の形態にお
いては等方性導電体22の材質として、一般的な工具電
極材料である銅を採用したが、必ずしもこれに限るわけ
ではなく、アルミニウム、鋼、黄銅、銅タングステン等
の他の金属や、超硬合金、窒化硼素などでもよく、さら
に従来放電加工で用いられてきた等方性グラファイト電
極など、通常用いられる等方性の導電性材料ならば何を
用いても本発明は効果を発揮することは言うまでもな
い。また、前記実施の形態においては熱分解炭素材料2
を工具電極材料として用いたが、工具電極材料としてで
はなく加工物3とする場合にも適用できる。また、本発
明は異方性導電材料を用いて安定に放電加工する際に広
く用いることができるものであるから、異方性導電材料
として熱分解炭素材料2のみに限るわけではなく単結晶
黒鉛など様々な異方性導電材料に対しても適用できる。
素材料2と銅板22を導電性接着剤23を用いて結合し
たが、半田付け、ろうづけ、ボルト締めなどの他の方法
により電気的接続を確保してもよいことは言うまでもな
い。また、良導電面20bの一部または全部にニッケル
などのメッキを施した後に結合すれば電気的接続が一層
確実となり、より望ましい。また、前記実施の形態にお
いては等方性導電体22の材質として、一般的な工具電
極材料である銅を採用したが、必ずしもこれに限るわけ
ではなく、アルミニウム、鋼、黄銅、銅タングステン等
の他の金属や、超硬合金、窒化硼素などでもよく、さら
に従来放電加工で用いられてきた等方性グラファイト電
極など、通常用いられる等方性の導電性材料ならば何を
用いても本発明は効果を発揮することは言うまでもな
い。また、前記実施の形態においては熱分解炭素材料2
を工具電極材料として用いたが、工具電極材料としてで
はなく加工物3とする場合にも適用できる。また、本発
明は異方性導電材料を用いて安定に放電加工する際に広
く用いることができるものであるから、異方性導電材料
として熱分解炭素材料2のみに限るわけではなく単結晶
黒鉛など様々な異方性導電材料に対しても適用できる。
【0018】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2における放電加工用電極の構成を示す図、図7は本発
明の実施の形態2における熱分解炭素材料の方向を示す
図、図8は本発明の実施の形態2における加工の様子を
示す図である。
2における放電加工用電極の構成を示す図、図7は本発
明の実施の形態2における熱分解炭素材料の方向を示す
図、図8は本発明の実施の形態2における加工の様子を
示す図である。
【0019】次に構成および動作について説明する。図
6に示すように銅パイプ22の先端に円筒形状の熱分解
炭素材料2を接続した工具電極を製作する。このとき、
熱分解炭素材料2は図7に示す方向に設定する。次に、
図8に示すように、製作した工具電極を回転させつつ移
動させ、先端の熱分解炭素材料2の部分で放電加工を行
う。このように電極を構成しても熱分解炭素材料2の良
導電面20bが銅パイプ22と接続されており、放電が
良導電面20bで発生するので、実施の形態1と同様の
効果を奏する。ここで、円筒電極内部から加工液を流通
させるように構成すると更に加工性能が向上する。な
お、前記実施の形態では円筒状の電極を使用したが、銅
22および熱分解炭素材料2のどちらか一方または双方
を、内部に貫通穴を有しない円柱形状とするなど、他の
形状としても差し支えないことは言うまでもない。ま
た、等方性導電体22の材質が銅に限られないことは実
施の形態1と同様である。
6に示すように銅パイプ22の先端に円筒形状の熱分解
炭素材料2を接続した工具電極を製作する。このとき、
熱分解炭素材料2は図7に示す方向に設定する。次に、
図8に示すように、製作した工具電極を回転させつつ移
動させ、先端の熱分解炭素材料2の部分で放電加工を行
う。このように電極を構成しても熱分解炭素材料2の良
導電面20bが銅パイプ22と接続されており、放電が
良導電面20bで発生するので、実施の形態1と同様の
効果を奏する。ここで、円筒電極内部から加工液を流通
させるように構成すると更に加工性能が向上する。な
お、前記実施の形態では円筒状の電極を使用したが、銅
22および熱分解炭素材料2のどちらか一方または双方
を、内部に貫通穴を有しない円柱形状とするなど、他の
形状としても差し支えないことは言うまでもない。ま
た、等方性導電体22の材質が銅に限られないことは実
施の形態1と同様である。
【0020】実施の形態3.図9は本発明の実施の形態
3における放電加工用電極の構成を示す図、図10は本
発明の実施の形態3における熱分解炭素材料の方向を示
す図、図11は本発明の実施の形態3における加工の様
子を示す図である。
3における放電加工用電極の構成を示す図、図10は本
発明の実施の形態3における熱分解炭素材料の方向を示
す図、図11は本発明の実施の形態3における加工の様
子を示す図である。
【0021】次に構成および動作について説明する。図
9に示すように銅パイプ22の外周に円筒形状の熱分解
炭素材料2を接続した工具電極を製作する。このとき、
熱分解炭素材料2は図10に示す方向に設定する。次
に、図11に示すように、製作した工具電極を回転させ
つつ移動させ、外周の熱分解炭素材料2の部分で放電加
工を行う。このように電極を構成しても熱分解炭素材料
2の良導電面20bが銅パイプ22と接続されており、
放電が良導電面20bで発生するので、実施の形態1と
同様の効果を奏する。ここで、円筒電極内部に加工液を
流通させるように構成すると更に加工性能が向上する。
9に示すように銅パイプ22の外周に円筒形状の熱分解
炭素材料2を接続した工具電極を製作する。このとき、
熱分解炭素材料2は図10に示す方向に設定する。次
に、図11に示すように、製作した工具電極を回転させ
つつ移動させ、外周の熱分解炭素材料2の部分で放電加
工を行う。このように電極を構成しても熱分解炭素材料
2の良導電面20bが銅パイプ22と接続されており、
放電が良導電面20bで発生するので、実施の形態1と
同様の効果を奏する。ここで、円筒電極内部に加工液を
流通させるように構成すると更に加工性能が向上する。
【0022】なお、前記実施の形態においては銅パイプ
22は熱分解炭素材料2内を貫通していたが、図12の
ように銅パイプ22の底面が熱分解炭素材料2の底面と
同一平面上となるように挿入すると、図11のような側
面加工だけでなく、図13のような底付加工も行えるの
で有用である。また、前記実施の形態においては熱分解
炭素材料2を円筒形としたが、必ずしもこれに限られる
わけではなく、例えば図14に示すように先端形状を球
状とするなど、様々な形状の熱分解炭素材料2を用いて
側面加工および底付加工を行ってもよいことは言うまで
もない。
22は熱分解炭素材料2内を貫通していたが、図12の
ように銅パイプ22の底面が熱分解炭素材料2の底面と
同一平面上となるように挿入すると、図11のような側
面加工だけでなく、図13のような底付加工も行えるの
で有用である。また、前記実施の形態においては熱分解
炭素材料2を円筒形としたが、必ずしもこれに限られる
わけではなく、例えば図14に示すように先端形状を球
状とするなど、様々な形状の熱分解炭素材料2を用いて
側面加工および底付加工を行ってもよいことは言うまで
もない。
【0023】また、前記実施の形態では円筒状の銅パイ
プ22を使用したが、銅パイプ22ではなく内部に貫通
穴を有しない円柱状の銅棒を用いても差し支えないこと
は言うまでもない。また、導電体22の材質が銅に限ら
れないことは実施の形態1と同様である。
プ22を使用したが、銅パイプ22ではなく内部に貫通
穴を有しない円柱状の銅棒を用いても差し支えないこと
は言うまでもない。また、導電体22の材質が銅に限ら
れないことは実施の形態1と同様である。
【0024】実施の形態4.図15は円筒積層型熱分解
炭素材料の構造を説明する図、図16は本発明の実施の
形態4における放電加工用電極の構成を示す図、図17
は本発明の実施の形態4における熱分解炭素材料の方向
を示す図、図18は本発明の実施の形態4における加工
の様子を示す図である。
炭素材料の構造を説明する図、図16は本発明の実施の
形態4における放電加工用電極の構成を示す図、図17
は本発明の実施の形態4における熱分解炭素材料の方向
を示す図、図18は本発明の実施の形態4における加工
の様子を示す図である。
【0025】まず、円筒積層型熱分解炭素材料について
説明する。前記、実施の形態1ないし3で言及した熱分
解炭素材料2は積層面が平面であったが、カーボンファ
イバーを芯材とし、その周囲に熱分解炭素を積層する
と、図15に示すように同心円筒状に積層面が形成され
た材料(以下では、円筒積層型熱分解炭素材料21と呼
ぶ)を得ることができる。この材料では、積層面の形状
から明らかなように、円柱の軸方向の熱伝導率および電
気電導率が半径方向よりも著しく大きい。
説明する。前記、実施の形態1ないし3で言及した熱分
解炭素材料2は積層面が平面であったが、カーボンファ
イバーを芯材とし、その周囲に熱分解炭素を積層する
と、図15に示すように同心円筒状に積層面が形成され
た材料(以下では、円筒積層型熱分解炭素材料21と呼
ぶ)を得ることができる。この材料では、積層面の形状
から明らかなように、円柱の軸方向の熱伝導率および電
気電導率が半径方向よりも著しく大きい。
【0026】次に、本実施の形態の構成および動作につ
いて説明する。図16に示すように、銅パイプ22の先
端に円筒形状の円筒積層型熱分解炭素材料21を接続し
た工具電極を製作する。このとき、円筒積層型熱分解炭
素材料21は図17に示す方向に設定する。次に、図1
8に示すように、先端の円筒積層型熱分解炭素材料21
の部分で放電加工を行う。このように電極を構成しても
円筒積層型熱分解炭素材料21の良導電面20bが銅パ
イプ22と接続されており、良導電面20bで放電が発
生するので、実施の形態1と同様の効果を奏する。この
工具電極は加工物3を工具の軸方向に加工する場合に適
している。ここで、電極を回転させたり、内部から加工
液を流通させると更に加工性能が向上する。
いて説明する。図16に示すように、銅パイプ22の先
端に円筒形状の円筒積層型熱分解炭素材料21を接続し
た工具電極を製作する。このとき、円筒積層型熱分解炭
素材料21は図17に示す方向に設定する。次に、図1
8に示すように、先端の円筒積層型熱分解炭素材料21
の部分で放電加工を行う。このように電極を構成しても
円筒積層型熱分解炭素材料21の良導電面20bが銅パ
イプ22と接続されており、良導電面20bで放電が発
生するので、実施の形態1と同様の効果を奏する。この
工具電極は加工物3を工具の軸方向に加工する場合に適
している。ここで、電極を回転させたり、内部から加工
液を流通させると更に加工性能が向上する。
【0027】なお、前記実施の形態では円筒状の電極を
使用したが、銅パイプ22および円筒積層型熱分解炭素
材料21のどちらか一方または双方を、内部に貫通穴を
有しない円柱状や回転対称ではない形状など他の形状と
しても差し支えないことは言うまでもない。また、等方
性導電体22の材質が銅に限られないことは実施の形態
1と同様である。
使用したが、銅パイプ22および円筒積層型熱分解炭素
材料21のどちらか一方または双方を、内部に貫通穴を
有しない円柱状や回転対称ではない形状など他の形状と
しても差し支えないことは言うまでもない。また、等方
性導電体22の材質が銅に限られないことは実施の形態
1と同様である。
【0028】実施の形態5.図19は本発明の実施の形
態5による放電加工装置の構成を示す図、図20は本発
明の実施の形態5における第2の制御装置の構成の一例
を示す図、図21は本発明の実施の形態5における第2
の制御装置の構成の他の例を示す図である。
態5による放電加工装置の構成を示す図、図20は本発
明の実施の形態5における第2の制御装置の構成の一例
を示す図、図21は本発明の実施の形態5における第2
の制御装置の構成の他の例を示す図である。
【0029】まず、本実施の形態の背景を述べる。既に
述べたように、熱分解炭素材料には著しい異方性が存在
する。例えば、図13のような底付加工を行う場合には
電極の回転軸と平行な方向の電気抵抗は電極の半径方向
の電気抵抗に比べて著しく大きい。したがって、電極の
回転軸と平行な方向に放電が発生することは稀である。
しかし、ひとたびそのような放電が発生した場合には、
その高い電気抵抗のために電極内部に高熱が発生し、電
極を破壊してしまうという問題がある。このような放電
の場合、電極内部において電圧降下が生じるため、通常
の放電と比べて放電電圧が高く測定される点が特徴であ
る。また、電流制限抵抗を用いて加工電流の設定を行っ
ている加工電源では、このような放電の場合には通常の
放電と比べて放電電流が低く測定される点も特徴であ
る。また、内部のインピーダンスを変化させて加工電流
をフィードバック制御により一定に保つ加工電源では、
このような放電の場合には通常の放電と比べて内部のイ
ンピーダンスが低く設定される点も特徴である。本実施
の形態は、これらの特徴を利用して、このような望まし
くない放電の発生を検知し、即座に放電を終了させて電
極の損傷を防止するものである。
述べたように、熱分解炭素材料には著しい異方性が存在
する。例えば、図13のような底付加工を行う場合には
電極の回転軸と平行な方向の電気抵抗は電極の半径方向
の電気抵抗に比べて著しく大きい。したがって、電極の
回転軸と平行な方向に放電が発生することは稀である。
しかし、ひとたびそのような放電が発生した場合には、
その高い電気抵抗のために電極内部に高熱が発生し、電
極を破壊してしまうという問題がある。このような放電
の場合、電極内部において電圧降下が生じるため、通常
の放電と比べて放電電圧が高く測定される点が特徴であ
る。また、電流制限抵抗を用いて加工電流の設定を行っ
ている加工電源では、このような放電の場合には通常の
放電と比べて放電電流が低く測定される点も特徴であ
る。また、内部のインピーダンスを変化させて加工電流
をフィードバック制御により一定に保つ加工電源では、
このような放電の場合には通常の放電と比べて内部のイ
ンピーダンスが低く設定される点も特徴である。本実施
の形態は、これらの特徴を利用して、このような望まし
くない放電の発生を検知し、即座に放電を終了させて電
極の損傷を防止するものである。
【0030】次に、本実施の形態の構成および動作につ
いて説明する。本実施の形態では、これまでに述べた実
施の形態の構成(図5)に加えて、加工電源7を制御す
る第2の制御装置8が設けられている(図19)。この
第2の制御装置8の構成の一例を図20に示し、動作を
以下に説明する。第2の制御装置8は放電電圧測定手段
81、基準電圧設定手段82、および比較手段83から
なっている。基準電圧設定手段82には、正常な放電が
発生した場合に測定される放電電圧よりも若干高いしき
い値(例えばワーク3が鋼の場合、30V程度)があら
かじめ設定されている。放電電圧測定手段81は、放電
の発生を検出後に放電中の工具電極2とワーク3の間の
電圧を測定する。比較手段83は測定された放電電圧と
設定されているしきい値とを比較し、該放電電圧が該し
きい値よりも大きい場合には加工電源7に対して加工電
流の供給を中止する指令を出力する。以上のように、本
実施の形態によれば、通常の放電よりも放電電圧の高い
異常放電が発生した場合には、即座に加工電流の供給が
停止されるので、望ましくない放電の発生が抑制され、
電極の損傷が防止される。
いて説明する。本実施の形態では、これまでに述べた実
施の形態の構成(図5)に加えて、加工電源7を制御す
る第2の制御装置8が設けられている(図19)。この
第2の制御装置8の構成の一例を図20に示し、動作を
以下に説明する。第2の制御装置8は放電電圧測定手段
81、基準電圧設定手段82、および比較手段83から
なっている。基準電圧設定手段82には、正常な放電が
発生した場合に測定される放電電圧よりも若干高いしき
い値(例えばワーク3が鋼の場合、30V程度)があら
かじめ設定されている。放電電圧測定手段81は、放電
の発生を検出後に放電中の工具電極2とワーク3の間の
電圧を測定する。比較手段83は測定された放電電圧と
設定されているしきい値とを比較し、該放電電圧が該し
きい値よりも大きい場合には加工電源7に対して加工電
流の供給を中止する指令を出力する。以上のように、本
実施の形態によれば、通常の放電よりも放電電圧の高い
異常放電が発生した場合には、即座に加工電流の供給が
停止されるので、望ましくない放電の発生が抑制され、
電極の損傷が防止される。
【0031】なお、前記実施の形態では放電電圧を測定
したが、放電電流や加工電源内部インピーダンスを測定
してもよいことは前記背景の説明で述べたことから明ら
かである。図21は放電電流を測定した場合の第2の制
御装置8の構成例であり、放電電流測定手段84、基準
電流設定手段85、および比較手段83からなってい
る。動作は前記図20の場合と同様なので説明を省略す
る。
したが、放電電流や加工電源内部インピーダンスを測定
してもよいことは前記背景の説明で述べたことから明ら
かである。図21は放電電流を測定した場合の第2の制
御装置8の構成例であり、放電電流測定手段84、基準
電流設定手段85、および比較手段83からなってい
る。動作は前記図20の場合と同様なので説明を省略す
る。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1にかか
る放電加工装置は、工具電極または加工物の少なくとも
いずれか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置に
おいて、当該異方性導電材料の良導電面に、等方性導電
体を接続する部分を設けたので、異方性導電材料内から
等方性導電体へと加工電流が容易に流通できるため電気
抵抗が低くなって加工の安定が図られる。
る放電加工装置は、工具電極または加工物の少なくとも
いずれか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置に
おいて、当該異方性導電材料の良導電面に、等方性導電
体を接続する部分を設けたので、異方性導電材料内から
等方性導電体へと加工電流が容易に流通できるため電気
抵抗が低くなって加工の安定が図られる。
【0033】本発明の請求項2にかかる放電加工装置
は、請求項1にかかる放電加工装置において、異方性導
電材料の良導電面において放電を発生させるので、放電
により発生する熱が電極内部へ速やかに拡散し、放電面
が冷却され、電極消耗が低減する。
は、請求項1にかかる放電加工装置において、異方性導
電材料の良導電面において放電を発生させるので、放電
により発生する熱が電極内部へ速やかに拡散し、放電面
が冷却され、電極消耗が低減する。
【0034】本発明の請求項3にかかる放電加工装置
は、請求項1にかかる放電加工装置において、異方性導
電材料と等方性導電体との結合に導電性接着剤を用いた
ので、相互の電気的接続を容易にかつ確実に行いつつ固
定できる。
は、請求項1にかかる放電加工装置において、異方性導
電材料と等方性導電体との結合に導電性接着剤を用いた
ので、相互の電気的接続を容易にかつ確実に行いつつ固
定できる。
【0035】本発明の請求項4にかかる放電加工装置
は、請求項1ないし3の何れかにかかる放電加工装置に
おいて、異方性導電材料として熱分解炭素材料を使用す
るので、高価な熱分解炭素材料を必要最小限のみ使用で
きるため、安価に電極を製作できる。
は、請求項1ないし3の何れかにかかる放電加工装置に
おいて、異方性導電材料として熱分解炭素材料を使用す
るので、高価な熱分解炭素材料を必要最小限のみ使用で
きるため、安価に電極を製作できる。
【0036】本発明の請求項5にかかる放電加工装置
は、請求項4にかかる放電加工装置において、熱分解炭
素材料を工具電極として使用するので、電極消耗のほと
んどない放電加工が実現できる。
は、請求項4にかかる放電加工装置において、熱分解炭
素材料を工具電極として使用するので、電極消耗のほと
んどない放電加工が実現できる。
【0037】本発明の請求項6にかかる放電加工装置
は、請求項5にかかる放電加工装置において、水系の加
工液を使用するので引火の心配がない。
は、請求項5にかかる放電加工装置において、水系の加
工液を使用するので引火の心配がない。
【0038】本発明の請求項7にかかる放電加工装置
は、請求項1にかかる放電加工装置において、放電中の
電圧を測定する放電電圧測定手段と、正常放電と異常放
電との判別に用いるしきい値を設定する基準電圧設定手
段と、測定された放電電圧が該しきい値より大きい場合
に加工電流の供給を停止させる比較手段とを備えたの
で、異常放電の発生を検知し、即座に放電を終了させて
電極の損傷を防止できる。
は、請求項1にかかる放電加工装置において、放電中の
電圧を測定する放電電圧測定手段と、正常放電と異常放
電との判別に用いるしきい値を設定する基準電圧設定手
段と、測定された放電電圧が該しきい値より大きい場合
に加工電流の供給を停止させる比較手段とを備えたの
で、異常放電の発生を検知し、即座に放電を終了させて
電極の損傷を防止できる。
【図1】 実施の形態1に係わり黒鉛の結晶の構造を説
明する図である。
明する図である。
【図2】 実施の形態1に係わり熱分解炭素材料の構造
を説明する図である。
を説明する図である。
【図3】 実施の形態1に係わり熱分解炭素材料の異方
性を説明する図である。
性を説明する図である。
【図4】 実施の形態1における放電加工用電極の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図5】 実施の形態1による放電加工装置の構成を示
す図である。
す図である。
【図6】 実施の形態2における放電加工用電極の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図7】 実施の形態2における熱分解炭素材料の方向
を示す図である。
を示す図である。
【図8】 実施の形態2による加工の様子を示す図であ
る。
る。
【図9】 実施の形態3における放電加工用電極の構成
を示す図である。
を示す図である。
【図10】 実施の形態3における熱分解炭素材料の方
向を示す図である。
向を示す図である。
【図11】 実施の形態3による加工の様子を示す図で
ある。
ある。
【図12】 実施の形態3における放電加工用電極の構
成の他の例を示す図である。
成の他の例を示す図である。
【図13】 実施の形態3による図12の放電加工用電
極を用いた加工の様子を示す図である。
極を用いた加工の様子を示す図である。
【図14】 実施の形態3における放電加工用電極の構
成の他の例を示す図である。
成の他の例を示す図である。
【図15】 実施の形態4に係わり円筒積層型熱分解炭
素材料の構造を説明する図である。
素材料の構造を説明する図である。
【図16】 実施の形態4における放電加工用電極の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図17】 実施の形態4における熱分解炭素材料の方
向を示す図である。
向を示す図である。
【図18】 実施の形態4による加工の様子を示す図で
ある。
ある。
【図19】 実施の形態5による放電加工装置の構成を
示す図である。
示す図である。
【図20】 実施の形態5における第2の制御装置の構
成の一例を示す図である。
成の一例を示す図である。
【図21】 実施の形態5における第2の制御装置の構
成の他の例を示す図である。
成の他の例を示す図である。
1 主軸、 2 熱分解炭素材料、 20 積層面、
20a 不良導電面、20b 良導電面、 200 炭
素原子層、 21 円筒積層型熱分解炭素材料、 22
等方性導電体、 23 導電性接着剤、 3 ワー
ク、 4 加工槽、 5 加工液、 6 制御装置、
7 加工電源、 8 第2の制御装置、81 放電電圧
測定手段、 82 基準電圧設定手段、 83 比較手
段、84 放電電流測定手段、 85 基準電流設定手
段。
20a 不良導電面、20b 良導電面、 200 炭
素原子層、 21 円筒積層型熱分解炭素材料、 22
等方性導電体、 23 導電性接着剤、 3 ワー
ク、 4 加工槽、 5 加工液、 6 制御装置、
7 加工電源、 8 第2の制御装置、81 放電電圧
測定手段、 82 基準電圧設定手段、 83 比較手
段、84 放電電流測定手段、 85 基準電流設定手
段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三宅 英孝 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 湯澤 隆 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 真柄 卓司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 工具電極または加工物の少なくともいず
れか一方に異方性導電材料を用いた放電加工装置におい
て、当該異方性導電材料の良導電面に、等方性導電体を
接続する部分を設けたことを特徴とする放電加工装置。 - 【請求項2】 前記異方性導電材料の良導電面において
放電を発生させることを特徴とする請求項1記載の放電
加工装置。 - 【請求項3】 前記異方性導電材料と等方性導電体との
結合に導電性接着剤を用いたことを特徴とする請求項1
記載の放電加工装置。 - 【請求項4】 前記異方性導電材料は熱分解炭素材料で
あることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載
の放電加工装置。 - 【請求項5】 前記熱分解炭素材料を工具電極材料とし
て用いることを特徴とする請求項4記載の放電加工装
置。 - 【請求項6】 加工液として純水など不燃性加工液を用
いることを特徴とする請求項5記載の放電加工装置。 - 【請求項7】 放電中の電圧を測定する放電電圧測定手
段と、正常放電と異常放電との判別に用いるしきい値を
設定する基準電圧設定手段と、測定された放電電圧が該
しきい値より大きい場合に加工電流の供給を停止させる
比較手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の放
電加工装置。
Priority Applications (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9005393A JPH09290327A (ja) | 1996-02-27 | 1997-01-16 | 放電加工装置 |
| TW086101708A TW446691B (en) | 1996-02-27 | 1997-02-14 | Electric discharge machining apparatus |
| DE19707696A DE19707696C2 (de) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | Werkzeugelektrode für eine Vorrichtung zum Bearbeiten mit elektrischer Entladung |
| CH00464/97A CH691797A5 (fr) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | Appareil d'usinage par électroérosion. |
| US08/807,866 US5837957A (en) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | Electric discharge machining apparatus |
| CN97102548A CN1096326C (zh) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | 放电加工装置 |
| KR1019970005864A KR100245538B1 (ko) | 1996-02-27 | 1997-02-26 | 방전 가공장치 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-39320 | 1996-02-27 | ||
| JP3932096 | 1996-02-27 | ||
| JP9005393A JPH09290327A (ja) | 1996-02-27 | 1997-01-16 | 放電加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290327A true JPH09290327A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=26339326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9005393A Pending JPH09290327A (ja) | 1996-02-27 | 1997-01-16 | 放電加工装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5837957A (ja) |
| JP (1) | JPH09290327A (ja) |
| KR (1) | KR100245538B1 (ja) |
| CN (1) | CN1096326C (ja) |
| CH (1) | CH691797A5 (ja) |
| DE (1) | DE19707696C2 (ja) |
| TW (1) | TW446691B (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19883017B4 (de) * | 1998-11-13 | 2007-09-27 | Mitsubishi Denki K.K. | Oberflächenbehandlungsverfahren und Elektrode für ein Oberflächenbehandlungsverfahren |
| JP2001064799A (ja) * | 1999-08-27 | 2001-03-13 | Yuzo Mori | 電解加工方法及び装置 |
| JP2001252828A (ja) * | 2000-02-24 | 2001-09-18 | Charmilles Technol Sa | 放電加工機用加工液の負荷粒子及びその製造方法 |
| JP3794244B2 (ja) * | 2000-06-12 | 2006-07-05 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
| US6800828B2 (en) | 2001-03-31 | 2004-10-05 | Honeywell International Inc. | Electrical discharge machining of carbon-containing work pieces |
| CN1319693C (zh) * | 2001-11-19 | 2007-06-06 | 拉瓦勒大学 | 放电加工电极及方法 |
| US9284647B2 (en) * | 2002-09-24 | 2016-03-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method for coating sliding surface of high-temperature member, high-temperature member and electrode for electro-discharge surface treatment |
| KR101063575B1 (ko) * | 2002-09-24 | 2011-09-07 | 미츠비시덴키 가부시키가이샤 | 고온부재의 슬라이딩면 코팅 방법 및 고온부재와 방전표면 처리용 전극 |
| CN1692179B (zh) * | 2002-10-09 | 2011-07-13 | 石川岛播磨重工业株式会社 | 回转体及其涂覆方法 |
| JP2007015889A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-01-25 | Toyo Tanso Kk | 炭素材料及び炭素材料の加工方法 |
| TWI877055B (zh) * | 2024-07-30 | 2025-03-11 | 精呈科技股份有限公司 | 石墨電極放電加工控制方法 |
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|---|---|---|---|---|
| US3796852A (en) * | 1971-12-06 | 1974-03-12 | D Vlach | Electrical discharge machining tool |
| JPS5226252B2 (ja) * | 1973-04-28 | 1977-07-13 | ||
| US4373127A (en) * | 1980-02-06 | 1983-02-08 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | EDM Electrodes |
| JPS58186532A (ja) * | 1982-04-27 | 1983-10-31 | Mitsubishi Electric Corp | 放電による鏡面加工用電極 |
| DE3539643A1 (de) * | 1985-11-08 | 1987-05-27 | Aeg Elotherm Gmbh | Einrichtung zur erfassung der brennspannung am arbeitsspalt einer funkenerosionsmaschine |
| JPH0197523A (ja) * | 1987-10-07 | 1989-04-17 | Kawasaki Refract Co Ltd | 放電加工用電極 |
| US4924051A (en) * | 1988-11-18 | 1990-05-08 | Sebzda Sr Jack | Split grip tip for mounting of electrode blanks |
| JPH02283667A (ja) * | 1989-01-23 | 1990-11-21 | Ibiden Co Ltd | 放電加工用電極及びその製造方法 |
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