JPH09290372A - 内周刃砥石 - Google Patents
内周刃砥石Info
- Publication number
- JPH09290372A JPH09290372A JP35830096A JP35830096A JPH09290372A JP H09290372 A JPH09290372 A JP H09290372A JP 35830096 A JP35830096 A JP 35830096A JP 35830096 A JP35830096 A JP 35830096A JP H09290372 A JPH09290372 A JP H09290372A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner peripheral
- peripheral edge
- abrasive grains
- abrasive
- electrodeposited
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワープ値の低減、ブレードライフの延長、ス
ライス収率の改善、またソーマーク不良の低減を図る。
また、これらの効果を長期間維持する。 【解決手段】 内周刃砥石10では、ドーナツ状薄板の
台金15の内周縁部に砥粒17を電着している。内周縁
部の先端側は徐々に薄くなっており、ここに電着砥粒層
13が形成されている。電着砥粒層13では、金属メッ
キ層16に砥粒17が分散・埋設されている。砥粒17
は平均粒径65〜75μmと大きく、切断抵抗は小さく
高い加工能力を示す。また、切り粉排出性が向上し、ソ
ーマークが減少する。ワープ値も改善される。そしてブ
レードライフ、その切断収率、そのソーマーク不良率は
それぞれ改善される。さらに、先細りの内周縁部に平均
粒径が大きい砥粒17を電着したので、これらの効果が
長期間維持できる。
ライス収率の改善、またソーマーク不良の低減を図る。
また、これらの効果を長期間維持する。 【解決手段】 内周刃砥石10では、ドーナツ状薄板の
台金15の内周縁部に砥粒17を電着している。内周縁
部の先端側は徐々に薄くなっており、ここに電着砥粒層
13が形成されている。電着砥粒層13では、金属メッ
キ層16に砥粒17が分散・埋設されている。砥粒17
は平均粒径65〜75μmと大きく、切断抵抗は小さく
高い加工能力を示す。また、切り粉排出性が向上し、ソ
ーマークが減少する。ワープ値も改善される。そしてブ
レードライフ、その切断収率、そのソーマーク不良率は
それぞれ改善される。さらに、先細りの内周縁部に平均
粒径が大きい砥粒17を電着したので、これらの効果が
長期間維持できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば単結晶シリ
コン等の半導体インゴットのスライサとして使用される
内周刃砥石に関する。
コン等の半導体インゴットのスライサとして使用される
内周刃砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウェーハの製造にあって
は、CZ法などで引き上げた単結晶インゴットを所定長
さのブロックに切断し、このブロック状のインゴットを
スライシングしていた。このスライシングでは内周刃砥
石が使用されていた。
は、CZ法などで引き上げた単結晶インゴットを所定長
さのブロックに切断し、このブロック状のインゴットを
スライシングしていた。このスライシングでは内周刃砥
石が使用されていた。
【0003】従来の内周刃砥石は、円環状の板材である
台金の内縁部に電着砥粒部を形成し、この電着砥粒部に
埋設したダイヤモンド砥粒でインゴットを所定の厚さに
スライスする構成であった。この場合、ダイヤモンド砥
粒は台金の内周縁に金属メッキ層で固着されている。
台金の内縁部に電着砥粒部を形成し、この電着砥粒部に
埋設したダイヤモンド砥粒でインゴットを所定の厚さに
スライスする構成であった。この場合、ダイヤモンド砥
粒は台金の内周縁に金属メッキ層で固着されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の内周刃砥石にあっては、使用するダイヤモン
ド砥粒はその平均粒径が60μm程度のもので、その標
準偏差が平均粒径の18%程度であった。この結果、ス
ライスしたウェーハに生じるワープ(反り)の値が大き
いこと、一枚の内周刃砥石(ブレード)により切断でき
るウェーハ枚数が少ないこと、スライスでの収率が低い
こと、ソーマーク不良が多いことなどの課題を有してい
た。
うな従来の内周刃砥石にあっては、使用するダイヤモン
ド砥粒はその平均粒径が60μm程度のもので、その標
準偏差が平均粒径の18%程度であった。この結果、ス
ライスしたウェーハに生じるワープ(反り)の値が大き
いこと、一枚の内周刃砥石(ブレード)により切断でき
るウェーハ枚数が少ないこと、スライスでの収率が低い
こと、ソーマーク不良が多いことなどの課題を有してい
た。
【0005】
【発明の目的】そこで、この発明の目的は、ワープ値を
低減できる内周刃砥石を提供することである。また、そ
の目的は、ブレードライフの延長にある。また、スライ
ス収率の改善を、その目的としている。さらに、ソーマ
ーク不良を低減することを、その目的としている。さら
にまた、これらの効果を比較的長期間にわたって維持す
ることを、その目的とする。
低減できる内周刃砥石を提供することである。また、そ
の目的は、ブレードライフの延長にある。また、スライ
ス収率の改善を、その目的としている。さらに、ソーマ
ーク不良を低減することを、その目的としている。さら
にまた、これらの効果を比較的長期間にわたって維持す
ることを、その目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、円環状板材で形成され、その内周縁部の先端側程そ
の肉厚を薄くした台金と、この台金の内周縁部に設けら
れた電着砥粒層と、を備え、この電着砥粒層は金属メッ
キ層中に平均粒径65〜75μmの砥粒を分散させた内
周刃砥石である。この砥粒は、例えばその粒径分布の標
準偏差が平均粒径(65〜75μm)の18%程度であ
るものとする。台金の内周縁部に先端側程その肉厚を薄
くするには、この内周縁部の表裏両面にテーパを形成し
てもよいし、表裏面の一方だけにテーパを形成してもよ
い。
は、円環状板材で形成され、その内周縁部の先端側程そ
の肉厚を薄くした台金と、この台金の内周縁部に設けら
れた電着砥粒層と、を備え、この電着砥粒層は金属メッ
キ層中に平均粒径65〜75μmの砥粒を分散させた内
周刃砥石である。この砥粒は、例えばその粒径分布の標
準偏差が平均粒径(65〜75μm)の18%程度であ
るものとする。台金の内周縁部に先端側程その肉厚を薄
くするには、この内周縁部の表裏両面にテーパを形成し
てもよいし、表裏面の一方だけにテーパを形成してもよ
い。
【0007】金属メッキ層中に分散される砥粒として
は、例えばダイヤモンド砥粒、CBN(Cubic B
oron Nitride)砥粒などの汎用のものが挙
げられる。この砥粒の平均粒径は65〜75μmが好ま
しい。65μm未満のとき、または、75μmを超える
と、以下の不都合が生じる。すなわち、ワープ値、ブレ
ードライフ、切断収率、ソーマーク不良率が悪化する。
は、例えばダイヤモンド砥粒、CBN(Cubic B
oron Nitride)砥粒などの汎用のものが挙
げられる。この砥粒の平均粒径は65〜75μmが好ま
しい。65μm未満のとき、または、75μmを超える
と、以下の不都合が生じる。すなわち、ワープ値、ブレ
ードライフ、切断収率、ソーマーク不良率が悪化する。
【0008】
【作用】請求項1に記載の発明に係る内周刃砥石では、
従来のものより砥粒の粒径が大きいため、スライシング
時の目詰まりが減少したりして切断抵抗が下がり、その
切断性能が改善された。また、切断ウェーハのワープの
平均値、その内周刃砥石の寿命、その切断効率、ウェー
ハでのソーマーク不良率が改善された。また、この内周
刃砥石は、粒径の大きな砥粒を溶融メッキ金属中に分散
し、その後、これを台金の先端側程薄肉になった内周縁
部に電着することで製造される。この際、台金の内周縁
部では、このサイド部分、すなわち先細りとなった両面
側の除去部分にも砥粒が保持されるので、このように平
均粒径65〜75μmという比較的大きな粒径の砥粒を
採用しても、スライシングに十分な量の砥粒を台金の内
周縁部に電着することができる。これにより、ブレード
ライフが向上し、前述したスライシング時における各種
の効果が、比較的長期間維持される。
従来のものより砥粒の粒径が大きいため、スライシング
時の目詰まりが減少したりして切断抵抗が下がり、その
切断性能が改善された。また、切断ウェーハのワープの
平均値、その内周刃砥石の寿命、その切断効率、ウェー
ハでのソーマーク不良率が改善された。また、この内周
刃砥石は、粒径の大きな砥粒を溶融メッキ金属中に分散
し、その後、これを台金の先端側程薄肉になった内周縁
部に電着することで製造される。この際、台金の内周縁
部では、このサイド部分、すなわち先細りとなった両面
側の除去部分にも砥粒が保持されるので、このように平
均粒径65〜75μmという比較的大きな粒径の砥粒を
採用しても、スライシングに十分な量の砥粒を台金の内
周縁部に電着することができる。これにより、ブレード
ライフが向上し、前述したスライシング時における各種
の効果が、比較的長期間維持される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を図面
を参照して説明する。図1〜図7はこの発明に係る内周
刃砥石の一実施例を説明するための図である。図2に示
すように、この内周刃砥石10は、ブロックインゴット
11を厚さ800μm程度のウェーハ12に切断するも
のであって、円環状を呈している。すなわち、内周刃砥
石10は、ドーナツ型をした薄いステンレス板などの台
金15の内周縁部に、ダイヤモンドなどの砥粒を、例え
ばNiボンドを用いて電着することにより、電着砥粒層
13を形成したものである。
を参照して説明する。図1〜図7はこの発明に係る内周
刃砥石の一実施例を説明するための図である。図2に示
すように、この内周刃砥石10は、ブロックインゴット
11を厚さ800μm程度のウェーハ12に切断するも
のであって、円環状を呈している。すなわち、内周刃砥
石10は、ドーナツ型をした薄いステンレス板などの台
金15の内周縁部に、ダイヤモンドなどの砥粒を、例え
ばNiボンドを用いて電着することにより、電着砥粒層
13を形成したものである。
【0010】図1に示すように、台金15の内周縁部
は、先端側が徐々に薄くなった形状に形成されており、
この先端部分に電着砥粒層13が形成されている。徐々
に薄くすることで砥粒保持力が高まり、ブレードライフ
が向上する。すなわち、台金15の内周縁部では、テー
パ状に除去された両サイド部分にも、それぞれ除去部分
を埋めるように砥粒17が保持される。これにより、平
均粒径が65〜75μmという比較的大粒径の砥粒17
を採用するにも係わらず、スライシングを行うのに十分
な砥粒量をこの内周縁部に電着できる。電着砥粒層13
は、台金15に固着されたNi(ニッケル)などの金属
メッキ層16を介して砥粒17が分散・埋設されること
で形成されている。この場合、砥粒17は、前述したよ
うに平均粒径が65〜75μmのダイヤモンド砥粒また
はCBN砥粒などを用いる。また、この砥粒17として
は、その粒径分布の標準偏差が平均粒径(65〜75μ
m)の18%程度のものを用いる。
は、先端側が徐々に薄くなった形状に形成されており、
この先端部分に電着砥粒層13が形成されている。徐々
に薄くすることで砥粒保持力が高まり、ブレードライフ
が向上する。すなわち、台金15の内周縁部では、テー
パ状に除去された両サイド部分にも、それぞれ除去部分
を埋めるように砥粒17が保持される。これにより、平
均粒径が65〜75μmという比較的大粒径の砥粒17
を採用するにも係わらず、スライシングを行うのに十分
な砥粒量をこの内周縁部に電着できる。電着砥粒層13
は、台金15に固着されたNi(ニッケル)などの金属
メッキ層16を介して砥粒17が分散・埋設されること
で形成されている。この場合、砥粒17は、前述したよ
うに平均粒径が65〜75μmのダイヤモンド砥粒また
はCBN砥粒などを用いる。また、この砥粒17として
は、その粒径分布の標準偏差が平均粒径(65〜75μ
m)の18%程度のものを用いる。
【0011】図3にはこの内周刃砥石10を使用した場
合のスライシングでの切断抵抗を示している。●は平均
粒径が60μmの場合、平均粒径が68μmの場合をそ
れぞれ示している。このグラフから明らかなように、平
均粒径が68μmの方が、切断抵抗は減少している。こ
の理由の一つは、目詰まりが減少したからと考えられ
る。
合のスライシングでの切断抵抗を示している。●は平均
粒径が60μmの場合、平均粒径が68μmの場合をそ
れぞれ示している。このグラフから明らかなように、平
均粒径が68μmの方が、切断抵抗は減少している。こ
の理由の一つは、目詰まりが減少したからと考えられ
る。
【0012】このようにダイヤモンド製の砥粒17の平
均粒径が大きいほど切断抵抗は小さく、高い加工能力を
示す。このため、例えば平均粒径を60μmから68μ
mに大きくすると、ドレスインタバルが2〜3倍になっ
た。この測定は公知の方法で行った。
均粒径が大きいほど切断抵抗は小さく、高い加工能力を
示す。このため、例えば平均粒径を60μmから68μ
mに大きくすると、ドレスインタバルが2〜3倍になっ
た。この測定は公知の方法で行った。
【0013】また、図1に示す34インチ径のストレー
ト型の内周刃砥石10では、そのサイド部分のメッキ厚
は105〜110μmであって、平均粒径が68μmの
砥粒17を2層保持できる。このように先端側部分を薄
くしたので、そのサイド部分での砥粒保力が高くなる。
また、この場合、砥粒17の粒径が大きい方が金属メッ
キ層16からの砥粒17の突き出し量を大きくできる。
これらの結果、内周刃砥石10での切り粉排出性が向上
する。よって、ウェーハ12へのソーマークが減少す
る。ソーマークは砥粒層サイドの目詰まりによるブレー
ドの暴れにより生じるからである。以下、図4〜図7の
グラフを参照して、内周刃砥石10の特質を具体的に説
明する。
ト型の内周刃砥石10では、そのサイド部分のメッキ厚
は105〜110μmであって、平均粒径が68μmの
砥粒17を2層保持できる。このように先端側部分を薄
くしたので、そのサイド部分での砥粒保力が高くなる。
また、この場合、砥粒17の粒径が大きい方が金属メッ
キ層16からの砥粒17の突き出し量を大きくできる。
これらの結果、内周刃砥石10での切り粉排出性が向上
する。よって、ウェーハ12へのソーマークが減少す
る。ソーマークは砥粒層サイドの目詰まりによるブレー
ドの暴れにより生じるからである。以下、図4〜図7の
グラフを参照して、内周刃砥石10の特質を具体的に説
明する。
【0014】図4はダイヤモンド砥粒径とワープとの関
係を示すグラフである。例えば、8インチウェーハを切
断した場合(以下同じ)、ワープの平均値は、同図折れ
線に示すように、従来の平均粒径55μmの内周刃砥石
では12.5μm、同じく従来の平均粒径60μmの内
周刃砥石では12μmであった。これに対し、実施例の
平均粒径65〜75μmの内周刃砥石10を用いた場合
には、この値が最大10.5μm(平均粒径65μmの
もの)、最小9μm(平均粒径70μmのもの)と小さ
くなった。なお、平均粒径が80μmを超えると、ワー
プの平均値も11.5μm以上となって再び大きくなっ
た。
係を示すグラフである。例えば、8インチウェーハを切
断した場合(以下同じ)、ワープの平均値は、同図折れ
線に示すように、従来の平均粒径55μmの内周刃砥石
では12.5μm、同じく従来の平均粒径60μmの内
周刃砥石では12μmであった。これに対し、実施例の
平均粒径65〜75μmの内周刃砥石10を用いた場合
には、この値が最大10.5μm(平均粒径65μmの
もの)、最小9μm(平均粒径70μmのもの)と小さ
くなった。なお、平均粒径が80μmを超えると、ワー
プの平均値も11.5μm以上となって再び大きくなっ
た。
【0015】図5はダイヤモンド砥粒径とブレードライ
フとの関係を示すグラフである。同図折れ線に示すよう
に、従来の平均粒径55μmの内周刃砥石でブレードラ
イフ(ウェーハのスライシング枚数)は1550枚、同
じく従来の平均粒径60μmでは1600枚と少なかっ
た。これに対し、前記実施例の内周刃砥石10によりス
ライシングした場合は、この値が最大1750枚(平均
粒径70μmのもの)、最小1700枚(平均粒径65
μm,75μmのもの)と増加した。なお、平均粒径が
80μmを超えてしまうと、ブレードライフは再び14
50枚以下に低下した。
フとの関係を示すグラフである。同図折れ線に示すよう
に、従来の平均粒径55μmの内周刃砥石でブレードラ
イフ(ウェーハのスライシング枚数)は1550枚、同
じく従来の平均粒径60μmでは1600枚と少なかっ
た。これに対し、前記実施例の内周刃砥石10によりス
ライシングした場合は、この値が最大1750枚(平均
粒径70μmのもの)、最小1700枚(平均粒径65
μm,75μmのもの)と増加した。なお、平均粒径が
80μmを超えてしまうと、ブレードライフは再び14
50枚以下に低下した。
【0016】図6はダイヤモンド砥粒径と切断収率との
関係を示すグラフである。同図折れ線に示すように、従
来の平均粒径55μm,60μmの内周刃砥石による切
断収率は、両者とも98.5%であった。これに対し、
実施例の内周刃砥石10では、この値が最大99.1%
(平均粒径70μmと75μmのもの)、最小99.0
%(平均粒径65μmのもの)となった。なお、平均粒
径が80μmを超えると、切断収率は98.7%以下と
低下してしまった。
関係を示すグラフである。同図折れ線に示すように、従
来の平均粒径55μm,60μmの内周刃砥石による切
断収率は、両者とも98.5%であった。これに対し、
実施例の内周刃砥石10では、この値が最大99.1%
(平均粒径70μmと75μmのもの)、最小99.0
%(平均粒径65μmのもの)となった。なお、平均粒
径が80μmを超えると、切断収率は98.7%以下と
低下してしまった。
【0017】図7はダイヤモンド砥粒径とソーマーク不
良率との関係を示すグラフである。同図折れ線に示すよ
うに、従来の平均粒径55μm,60μmの内周刃砥石
によるソーマーク不良率は、両者とも0.6%と大きか
った。これに対して、実施例の内周刃砥石10では、こ
の値が最小0.02%(平均粒径65μmと70μmの
もの)、最大0.1%(平均粒径75μmのもの)と極
めて小さかった。なお、平均粒径が80μmを超えた場
合、ソーマーク不良率は0.65%以上と再び大きくな
った。
良率との関係を示すグラフである。同図折れ線に示すよ
うに、従来の平均粒径55μm,60μmの内周刃砥石
によるソーマーク不良率は、両者とも0.6%と大きか
った。これに対して、実施例の内周刃砥石10では、こ
の値が最小0.02%(平均粒径65μmと70μmの
もの)、最大0.1%(平均粒径75μmのもの)と極
めて小さかった。なお、平均粒径が80μmを超えた場
合、ソーマーク不良率は0.65%以上と再び大きくな
った。
【0018】これらの測定はそれぞれ公知の方法で行っ
た。例えばワープ値の測定器はADE(静電容量型測定
器)を用い、その測定対象としては20000枚のウェ
ーハを使用した。ブレードライフの測定は、使用したブ
レード12枚の平均値である。また、切断収率は200
00枚のウェーハに対して行った結果である。ソーマー
ク不良率は、20000枚のウェーハに対する結果であ
る。使用したブレードの砥粒分布としては、40〜60
μm、50〜70μm、60〜80μmのものを使用し
た。このように砥粒径のアップは長寿命化につながる。
このように、この実施例では、平均粒径が65〜75μ
mという比較的大粒径の砥粒17を採用したにも拘わら
ず、台金15の内周縁部を先細り化して、スライシング
するのに十分な砥粒量を内周縁部に固着するようにした
ので、これらグラフを用いて説明したスライシング時の
各種の効果を、比較的長期間にわたって維持できる。
た。例えばワープ値の測定器はADE(静電容量型測定
器)を用い、その測定対象としては20000枚のウェ
ーハを使用した。ブレードライフの測定は、使用したブ
レード12枚の平均値である。また、切断収率は200
00枚のウェーハに対して行った結果である。ソーマー
ク不良率は、20000枚のウェーハに対する結果であ
る。使用したブレードの砥粒分布としては、40〜60
μm、50〜70μm、60〜80μmのものを使用し
た。このように砥粒径のアップは長寿命化につながる。
このように、この実施例では、平均粒径が65〜75μ
mという比較的大粒径の砥粒17を採用したにも拘わら
ず、台金15の内周縁部を先細り化して、スライシング
するのに十分な砥粒量を内周縁部に固着するようにした
ので、これらグラフを用いて説明したスライシング時の
各種の効果を、比較的長期間にわたって維持できる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ワープ平均値を改善
することができる。また、ブレードの寿命を延長するこ
とができる。また、切断での収率を改善することができ
る。さらに、ソーマーク不良率を低減できる。さらにま
た、これらの効果を比較的長期間にわたって維持でき
る。
することができる。また、ブレードの寿命を延長するこ
とができる。また、切断での収率を改善することができ
る。さらに、ソーマーク不良率を低減できる。さらにま
た、これらの効果を比較的長期間にわたって維持でき
る。
【図1】この発明の一実施例に係る内周刃砥石の電着砥
粒層部分を示す断面図である。
粒層部分を示す断面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る内周刃砥石を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】この発明の一実施例に係る内周刃砥石を使用し
た場合の切断抵抗の測定結果を示すグラフである。
た場合の切断抵抗の測定結果を示すグラフである。
【図4】ダイヤモンド砥粒径とワープとの関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図5】ダイヤモンド砥粒径とブレードライフとの関係
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】ダイヤモンド砥粒径と切断収率との関係を示す
グラフである。
グラフである。
【図7】ダイヤモンド砥粒径とソーマーク不良率との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
10 内周刃砥石、 13 電着砥粒層、 15 台金、 16 金属メッキ層、 17 砥粒。
Claims (1)
- 【請求項1】 円環状板材で形成され、その内周縁部の
先端側程その肉厚を薄くした台金と、 この台金の内周縁部に設けられた電着砥粒層と、を備
え、 この電着砥粒層は金属メッキ層中に平均粒径65〜75
μmの砥粒を分散させた内周刃砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35830096A JPH09290372A (ja) | 1996-02-29 | 1996-12-26 | 内周刃砥石 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7098096 | 1996-02-29 | ||
| JP8-70980 | 1996-02-29 | ||
| JP35830096A JPH09290372A (ja) | 1996-02-29 | 1996-12-26 | 内周刃砥石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09290372A true JPH09290372A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=26412093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35830096A Pending JPH09290372A (ja) | 1996-02-29 | 1996-12-26 | 内周刃砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09290372A (ja) |
-
1996
- 1996-12-26 JP JP35830096A patent/JPH09290372A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020924 |