JPH09291057A - 長鎖のホルマールの製法 - Google Patents

長鎖のホルマールの製法

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JPH09291057A
JPH09291057A JP8129206A JP12920696A JPH09291057A JP H09291057 A JPH09291057 A JP H09291057A JP 8129206 A JP8129206 A JP 8129206A JP 12920696 A JP12920696 A JP 12920696A JP H09291057 A JPH09291057 A JP H09291057A
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JP
Japan
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formal
reaction
alcohol
chain
formula
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JP8129206A
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English (en)
Inventor
Junzo Masamoto
順三 正本
Tadashige Hata
忠重 畑
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶剤、高分子用添加剤、高分子用反応剤等と
して有用な長鎖の炭化水素基を有するホルマールの製法
を提供する。 【解決手段】 炭素数12以上の一価のアルコールと炭
素数4以下の脂肪族炭化水素基を有するホルマールを固
体酸上で接触させ、反応蒸留をしながら炭素数12以上
の長鎖の脂肪族炭化水素基を有するホルマールを製造す
る方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素数12以上の
脂肪族炭化水素基を有する長鎖のホルマールを製造する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、メタノールとホルムアルデヒ
ドを硫酸等の酸性触媒で加熱する事によりメチラールを
製造する方法はよく知られている。この方法の場合には
生成するメチラールは蒸留法により、反応系外に抜き出
される。例えば、特公平4−15213号公報に開示さ
れているメタノールとホルムアルデヒドから反応蒸留に
よりメチラールを得る方法も、その1例である。而し
て、同様の方法により、エチラール、プロピラール、ブ
チラール等が得られる事も知られている。
【0003】しかしながら、炭素数が4以上のアルコー
ルとホルムアルデヒドからホルマールを製造する方法に
は、生成した該ホルマールの分離が困難であるという問
題点があった。特に、炭素数10以上のアルコールとホ
ルムアルデヒドとの反応によりホルマールを製造しよう
とする場合には、生成したホルマールの沸点が高く、反
応蒸留塔の塔頂から取り出すことが困難なため、工業的
な製法とはなり得なかった。また、アルコールとホルム
アルデヒドからホルマールを得る反応は下記の反応式の
ように行われる。
【0004】
【化1】
【0005】即ち、上記式にみるように該反応は脱水素
反応であり、かつ平衡反応である。このため、Rが長鎖
の場合(即ちホルマールの沸点が高い場合)には、右側
にスムースに反応を進め、効率よくホルマールを得るの
は極めて困難なのである。なお、反応系中から水を除去
すれば反応の進行を助長することはできるが、ホルムア
ルデヒドが共存する系で効率よく水を除去することはや
はり困難であり、かつ、原料の混在する反応系からホル
ムアルデヒドを含まない長鎖のホルマールを取得するこ
とは極めて困難なのである。
【0006】さらに、ホルマリン水溶液を原料として使
用する場合は、長鎖のアルコールが水に難溶のため不均
一反応となって反応効率が下がってしまい、しかも系中
の水を除去するために多くのエネルギーを要することに
なる。
【0007】以上説明したように、従来の方法で長鎖の
ホルマールを得ようとすると、水、ホルムアルデヒド及
び大量の原料アルコールが残存してしまい、これらの除
去には多くの工程、労力を必要としていたのである。
【0008】なお、本発明でいうホルマールとは、一般
式ROCH2 OR’で表わされる化合物(R、R’は脂
肪族炭化水素基を示し、互いに同一でも異なっていても
よい)のことをいう。従って、例えばメチラール、エチ
ラール、プロピラール、ブチラール等もその1例であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術に於ける目的とするホルマールをホルムアルデヒ
ド、水、アルコール等から分離することが困難であった
という問題点を解決し、分離取得が容易な炭素数12以
上のアルキル基を含有するホルマールの工業的且つ簡便
な新製法を提供することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するために、長鎖のアルコールと短鎖のホルマールと
のアルキル基置換反応による長鎖のホルマールの製法に
ついて鋭意検討を行い、本発明に到達した。
【0011】すなわち、本発明は、一般式R1 OHで表
わされる一価のアルコールと一般式R2 OCH2 OR3
で表わされるホルマールとを固体酸上で接触させ、生成
した一般式R2 OH又はR3 OHで表わされるアルコー
ルを蒸留法により分離しつつ反応を行うことを特徴とす
る一般式R1 OCH2 OR2 又はR1 OCH2 OR3
表わされる長鎖のホルマールの製法(但し、上記各式中
のR1 は炭素数12以上の脂肪族炭化水素基を示し、
又、R2 、R3 は炭素数4以下の脂肪族炭化水素基を示
し、互いに同一でも異なっていてもよい)を提供するも
のである。この本発明の製法を反応式で説明すると次の
ようになる。
【0012】
【化2】
【0013】上記式にみる通り、本発明の製法では、ホ
ルムアルデヒドを原料として使用しないので、水の生成
もなく、ホルムアルデヒドや水が共存することによって
生ずる不都合も回避でき、且つ、原料ホルマールと生成
アルコールの沸点が低い軽質成分であるため、両者の蒸
留分離は容易であり、一方、生成ホルマールの方は重質
成分なので、塔底から取り出して容易に分離することが
出来るのである。
【0014】本発明で用いるアルコールは、一般式R1
OH(R1 は炭素数12以上の脂肪族炭化水素基を示
す)で表わされる一価のアルコールである。その例をあ
げると、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、
ベヘニルアルコール等の天然物から得られるアルコール
がある。又、炭素数25〜100の長鎖の高級アルコー
ルも用いられる。その例としては東洋ペトロライトより
ユニリン商品名で市販されている炭素数26、30、4
0、50のアルコールがある。
【0015】本反応に用いる長鎖アルコールの炭素数は
12以上、好ましくは18以上、より好ましくは25以
上、更に好ましくは30以上、特に好ましくは35以上
である。また、これらの炭素数を有する長鎖アルコール
の混合物が好ましい場合もある。
【0016】本発明で使用する固体酸としては、スルホ
ン酸基を有する強酸性イオン交換樹脂、酸性ゼオライ
ト、スルホン酸基を有するフッ素化オレフィン系樹脂
(商品名ナフィオン)等があげられる。
【0017】本発明で用いる原料のホルマールは、一般
式R2 OCH2 OR3 (R2 、R3は炭素数4以下の脂
肪族炭化水素基を示し、両者は同じでも異なっていても
よい)で示されるホルマールであり、例えばメチラー
ル、エチラール、プロピラール、ブチラール等である。
【0018】本発明の長鎖のアルキル基を含むホルマー
ルを製造する方法においては、触媒である前記の固体酸
の存在下、前記の炭素数12以上の長鎖アルコールR1
OHと前記の短鎖のホルマールR2 OCH2 OR3 を接
触反応せしめ、生成する短鎖のアルコールR2 OHもし
くはR3 OHを蒸留により、反応系外に抜き出しながら
反応を進める。
【0019】従って、反応は沸点下で行う事が好まし
く、反応温度としては40〜120℃、特に40〜10
0℃が好ましい。また、沸点を40〜120℃に維持
し、反応を溶液で行うために、ヘキサン、ヘプタン、ベ
ンゼン等の溶媒を加えても良く、大過剰の短鎖ホルマー
ルを溶媒として、使用する事も可能である。反応して生
成するアルコールを反応系外に抜き出した後は、短鎖の
原料ホルマールと長鎖の生成ホルマールとを更に蒸留法
により分離する事もできる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、実施例にて本発明の実施の
形態を説明するが、これらの実施例は本発明の範囲を限
定するものではない。
【0021】
【実施例】
実施例1 図1に示す反応工程によって長鎖のホルマールを製造し
た。図中、1は加圧型の反応蒸留装置であり、容量は2
リットルである。2は原料の供給口であり、3は反応系
より発生する蒸気の抜き出し管である。Aは触媒充填固
定床であり、強酸性のイオン交換樹脂(スルホン酸基型
イオン交換樹脂、全容量200ml)が充填されてい
る。
【0022】まず、反応蒸留装置1に1000gのラウ
リルアルコールを仕込み、さらにメチラールを毎時2リ
ットルで供給口2より連続的に供給する。次いで、反応
蒸留装置1に導入された内容物は触媒充填固定床Aを通
して、毎分1リットルで循環する。この時、反応蒸留装
置1の内容物は1.4リットルに保ち、反応温度を10
0℃とし、反応系よりメタノールを含むメチラールを蒸
気抜き出し管3より留出せしめつつ、メチラールを3時
間連続的に供給する。
【0023】反応終了後、反応物を全量抜き出し、10
0℃で窒素バブリングし、余剰のメチラールを留出せし
める。残留物中の未反応のアルコール性水酸基をプロト
ンNMR法により求めた所、仕込み水酸基の25%であ
った。すなわち、ラウリルアルコールの該ホルマールへ
の転換率は75%であった。このホルマールと原料ラウ
リルアルコールの分離は常法の蒸留法にて容易に分離で
きた。
【0024】実施例2 実施例1のラウリルアルコールの代わりにステアリルア
ルコールを用いて、実施例1と同様の操作を行った。ス
テアリルアルコールのホルマールへの転換率は82%で
あった。
【0025】実施例3 実施例1のラウリルアルコールの代わりに、ベヘニルア
ルコールを用い、同様の操作を行った。ホルマールへの
転換率は85%であった。
【0026】実施例4 実施例1のラウリルアルコールの代わりに平均炭素数2
6の高級脂肪族アルコールを用い、同様の操作を行った
所、ホルマールへの転換率は90%であった。
【0027】実施例5 平均炭素数30の高級脂肪族アルコールを使用し、実施
例1と同様の操作を行った。ホルマールへの転換率は9
2%であった。
【0028】実施例6 平均炭素数40の高級脂肪族アルコールを使用し、実施
例1と同様の操作を行った。ホルマールへの転換率は9
4%であった。
【0029】実施例7 平均炭素数50の高級脂肪族アルコールを使用し、実施
例1と同様の操作を行った。ホルマールへの転換率は9
5%であった。
【0030】実施例8 実施例6において、メチラールの代わりにエチラールを
用いた他は、実施例6と同様の操作を行った。ホルマー
ルへの転換率は93%であった。
【0031】
【発明の効果】本発明は、炭素数12以上の高級アルコ
ールからそれに対応する長鎖のホルマールを容易に製造
する事ができるという工業的に優れた効果を有する。こ
れらのホルマールは、溶媒、滑剤等の高分子添加剤、ト
リオキサン重合の連鎖移動剤等の反応剤等として有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明製法の要部の工程図である。
【符号の説明】
1:反応蒸留装置 2:供給口 3:蒸気抜き出し管 A:触媒充填固定床

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式R1 OHで表わされる一価のアル
    コールと一般式R2 OCH2 OR3 で表わされるホルマ
    ールとを固体酸上で接触させ、生成した一般式R2 OH
    又はR3 OHで表わされるアルコールを蒸留法により分
    離しつつ反応を行うことを特徴とする一般式R1 OCH
    2 OR2 又はR1 OCH2 OR3 で表わされる長鎖のホ
    ルマールの製法。但し、上記各式中のR1 は炭素数12
    以上の脂肪族炭化水素基を示し、又、R2 、R3 は炭素
    数4以下の脂肪族炭化水素基を示し、互いに同一でも異
    なっていてもよい。
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