JPH09292014A - 無段変速装置 - Google Patents
無段変速装置Info
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- JPH09292014A JPH09292014A JP10581496A JP10581496A JPH09292014A JP H09292014 A JPH09292014 A JP H09292014A JP 10581496 A JP10581496 A JP 10581496A JP 10581496 A JP10581496 A JP 10581496A JP H09292014 A JPH09292014 A JP H09292014A
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- fluid
- pulley
- continuously variable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の発進時における変速時間の遅れを無く
し、かつ入力側チャンバ内の油圧が抜けるスピードを遅
くしないような無段変速機を提供すること 【解決手段】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ1
2と、入力側チャンバ11f、入力側可動プーリ11
a、入力側固定プーリ11bを有する入力側プーリ機構
11A、出力側チャンバ11g、出力側可動プーリ11
dと出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ機構
11B、駆動力を伝達する伝達ベルト11cとを有し、
クラッチ12からの駆動力を変速し、変速後の駆動力を
伝達する無段変速機11と、各可動プーリ11a、11
dをそれぞれ動作すべく各チャンバ11f、11gに流
体を導入及び排出可能なオイルポンプ5、変速制御弁2
1、ソレノイド弁23と、これらの作動を制御する制御
装置6と、を備え、制御装置6は、エンジンの始動直後
に入力側チャンバ11fへ流体を導入するようにした。
し、かつ入力側チャンバ内の油圧が抜けるスピードを遅
くしないような無段変速機を提供すること 【解決手段】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ1
2と、入力側チャンバ11f、入力側可動プーリ11
a、入力側固定プーリ11bを有する入力側プーリ機構
11A、出力側チャンバ11g、出力側可動プーリ11
dと出力側固定プーリ11eを有する出力側プーリ機構
11B、駆動力を伝達する伝達ベルト11cとを有し、
クラッチ12からの駆動力を変速し、変速後の駆動力を
伝達する無段変速機11と、各可動プーリ11a、11
dをそれぞれ動作すべく各チャンバ11f、11gに流
体を導入及び排出可能なオイルポンプ5、変速制御弁2
1、ソレノイド弁23と、これらの作動を制御する制御
装置6と、を備え、制御装置6は、エンジンの始動直後
に入力側チャンバ11fへ流体を導入するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の無段変速機
の変速制御装置に関するものである。
の変速制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からの無段変速機として、プライマ
リプーリとセカンダリプーリとをベルトで連結し、各プ
ーリに油圧を与えて軸方向に移動させて、各プーリにか
かる圧力差に応じて変速を行うようにしたものが一般的
に知られている。しかし、このようなタイプの無段変速
機では、例えば無段変速機を有する車両が走行を停止し
てエンジンをオフにすると、無段変速機内の小さな隙間
等から油圧が徐々に抜けていく。したがって、エンジン
をオフにしている時間が長いと油圧の抜ける量も増加し
てしまい、次回のエンジンの始動時には、変速の際に変
速時間の遅れが生じる、という問題があった。
リプーリとセカンダリプーリとをベルトで連結し、各プ
ーリに油圧を与えて軸方向に移動させて、各プーリにか
かる圧力差に応じて変速を行うようにしたものが一般的
に知られている。しかし、このようなタイプの無段変速
機では、例えば無段変速機を有する車両が走行を停止し
てエンジンをオフにすると、無段変速機内の小さな隙間
等から油圧が徐々に抜けていく。したがって、エンジン
をオフにしている時間が長いと油圧の抜ける量も増加し
てしまい、次回のエンジンの始動時には、変速の際に変
速時間の遅れが生じる、という問題があった。
【0003】そこで、この問題を解決する技術として、
SUBARU REX660 新型車解説書(’90.
3)に記載されている無段変速機がある。図3に該従来
技術に記載の無段変速機の油圧回路図を示す。この技術
は、プライマリプーリ50とセカンダリプーリ60とを
ベルト70で連結し、各プーリ50、60に油圧を与え
て軸方向に移動させて、各プーリ50、60にかかる圧
力差に応じて変速を行うようにしたものであり、プライ
マリプーリ50のプライマリチャンバ51にロー状態で
油が充満していないと変速開始時に変速時間の遅れが生
じてしまうので、変速比がハイ側からロー側に移行する
とき、及び完全にロー側のときにはシフトコントロール
バルブ80が油通路81の潤滑油圧をプライマリチャン
バ51に導入する構造にして、変速開始時に変速時間の
遅れを無くすようにしている。
SUBARU REX660 新型車解説書(’90.
3)に記載されている無段変速機がある。図3に該従来
技術に記載の無段変速機の油圧回路図を示す。この技術
は、プライマリプーリ50とセカンダリプーリ60とを
ベルト70で連結し、各プーリ50、60に油圧を与え
て軸方向に移動させて、各プーリ50、60にかかる圧
力差に応じて変速を行うようにしたものであり、プライ
マリプーリ50のプライマリチャンバ51にロー状態で
油が充満していないと変速開始時に変速時間の遅れが生
じてしまうので、変速比がハイ側からロー側に移行する
とき、及び完全にロー側のときにはシフトコントロール
バルブ80が油通路81の潤滑油圧をプライマリチャン
バ51に導入する構造にして、変速開始時に変速時間の
遅れを無くすようにしている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】ここで、図3の技術
に示されるようなプーリ及びベルトを用いて変速を行う
タイプの無段変速機では、プライマリプーリ50とセカ
ンダリプーリ60とに導入される油圧の差によって変速
比を設定して変速制御を行っている。しかし、図3の無
段変速機はプライマリチャンバ51に潤滑圧を導入して
いるので、変速を行うために必要な油圧をセカンダリチ
ャンバ61に導入するときには、変速に必要な圧力差に
加えてプライマリチャンバ51に導入される潤滑圧によ
って発生するプーリの押力と同じ押力を発生させるだけ
の油圧を余分に導入しなければならない。このように上
記の技術では、セカンダリチャンバ61に油圧を余分に
導入するだけのオイルポンプ82のポンプ効率、及びプ
ーリ間のベルト70の効率が低下するので、車両の燃費
や加速性能が潤滑圧の増加分だけ低下する。また、無段
変速機がハイ側からロー側に移行するときにはシフトコ
ントロールバルブ80が切り替わって、プライマリチャ
ンバ51に導入されていた油圧を抜くようにしている
が、それと同時に油通路81から潤滑圧がプライマリチ
ャンバ51に導入される構造になっているので、潤滑圧
をプライマリチャンバに導入しない従来の無段変速機と
比べると、ハイ側からロー側に移行するときのプライマ
リチャンバ51内の油圧が抜けるスピードが遅くなって
しまい、これに伴ってハイ側からロー側への変速も遅く
なってしまう、という問題がある。
に示されるようなプーリ及びベルトを用いて変速を行う
タイプの無段変速機では、プライマリプーリ50とセカ
ンダリプーリ60とに導入される油圧の差によって変速
比を設定して変速制御を行っている。しかし、図3の無
段変速機はプライマリチャンバ51に潤滑圧を導入して
いるので、変速を行うために必要な油圧をセカンダリチ
ャンバ61に導入するときには、変速に必要な圧力差に
加えてプライマリチャンバ51に導入される潤滑圧によ
って発生するプーリの押力と同じ押力を発生させるだけ
の油圧を余分に導入しなければならない。このように上
記の技術では、セカンダリチャンバ61に油圧を余分に
導入するだけのオイルポンプ82のポンプ効率、及びプ
ーリ間のベルト70の効率が低下するので、車両の燃費
や加速性能が潤滑圧の増加分だけ低下する。また、無段
変速機がハイ側からロー側に移行するときにはシフトコ
ントロールバルブ80が切り替わって、プライマリチャ
ンバ51に導入されていた油圧を抜くようにしている
が、それと同時に油通路81から潤滑圧がプライマリチ
ャンバ51に導入される構造になっているので、潤滑圧
をプライマリチャンバに導入しない従来の無段変速機と
比べると、ハイ側からロー側に移行するときのプライマ
リチャンバ51内の油圧が抜けるスピードが遅くなって
しまい、これに伴ってハイ側からロー側への変速も遅く
なってしまう、という問題がある。
【0005】そこで本発明は、車両の発進時における変
速時間の遅れを無くし、かつ上記問題点を解決するよう
にした無段変速機を提供することを技術的課題とする。
速時間の遅れを無くし、かつ上記問題点を解決するよう
にした無段変速機を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ
と、入力側チャンバに導入される流体に応じて動作する
入力側可動プーリと入力側固定プーリとを有する入力側
プーリ機構、出力側チャンバに導入される流体に応じて
動作する出力側可動プーリと出力側固定プーリとを有す
る出力側プーリ機構、入力側プーリ機構の駆動力を出力
側プーリ機構に伝達する伝達ベルトと、を有し、入力側
チャンバ及び出力側チャンバに流体を導入してクラッチ
から出力された駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動
輪に伝達する無段変速機と、入力側可動プーリ及び出力
側可動プーリをそれぞれ動作すべく入力側チャンバ及び
出力側チャンバに流体を導入及び排出可能な流体供給装
置と、流体供給装置の作動を制御する制御装置と、を備
える無段変速装置において、制御装置は、エンジンの始
動直後に、入力側チャンバへ流体を導入するように流体
供給装置を作動させるようにした。
に請求項1は、エンジンの駆動力を伝達するクラッチ
と、入力側チャンバに導入される流体に応じて動作する
入力側可動プーリと入力側固定プーリとを有する入力側
プーリ機構、出力側チャンバに導入される流体に応じて
動作する出力側可動プーリと出力側固定プーリとを有す
る出力側プーリ機構、入力側プーリ機構の駆動力を出力
側プーリ機構に伝達する伝達ベルトと、を有し、入力側
チャンバ及び出力側チャンバに流体を導入してクラッチ
から出力された駆動力を変速し、変速後の駆動力を駆動
輪に伝達する無段変速機と、入力側可動プーリ及び出力
側可動プーリをそれぞれ動作すべく入力側チャンバ及び
出力側チャンバに流体を導入及び排出可能な流体供給装
置と、流体供給装置の作動を制御する制御装置と、を備
える無段変速装置において、制御装置は、エンジンの始
動直後に、入力側チャンバへ流体を導入するように流体
供給装置を作動させるようにした。
【0007】請求項1によると、エンジンを停止させて
から再びエンジンを始動する際に、プライマリプーリの
油圧が抜けてしまっていても、制御回路がエンジンの始
動を検出すると変速制御を行う前に入力側プーリ機構へ
油圧を導入するように制御するので、車両の発進時にお
ける変速時間の遅れを無くすことができる。
から再びエンジンを始動する際に、プライマリプーリの
油圧が抜けてしまっていても、制御回路がエンジンの始
動を検出すると変速制御を行う前に入力側プーリ機構へ
油圧を導入するように制御するので、車両の発進時にお
ける変速時間の遅れを無くすことができる。
【0008】また、本発明の無段変速装置はエンジンの
始動直後に流体を導入するように流体供給装置の作動を
制御しているので、入力側チャンバ内の流体を抜くとき
には、図3のように流体のドレン方向と逆に潤滑圧が導
入されることがない。したがって、車両の発進時におけ
る変速時間の遅れを無くすように制御してもオイルポン
プのポンプ効率、プーリ間のベルトの効率が低下するこ
とがなく、更に無段変速機のハイ側からロー側への変速
が遅くなることもない。
始動直後に流体を導入するように流体供給装置の作動を
制御しているので、入力側チャンバ内の流体を抜くとき
には、図3のように流体のドレン方向と逆に潤滑圧が導
入されることがない。したがって、車両の発進時におけ
る変速時間の遅れを無くすように制御してもオイルポン
プのポンプ効率、プーリ間のベルトの効率が低下するこ
とがなく、更に無段変速機のハイ側からロー側への変速
が遅くなることもない。
【0009】請求項2は、請求項1の無段変速機におい
て、制御装置は、エンジンが始動してから無段変速機が
変速を行うまでの間に入力側チャンバへ流体を導入する
ように流体供給装置を作動させるようにした。
て、制御装置は、エンジンが始動してから無段変速機が
変速を行うまでの間に入力側チャンバへ流体を導入する
ように流体供給装置を作動させるようにした。
【0010】請求項3は、請求項1の無段変速機におい
て、制御装置は、エンジンが始動してからエンジンのア
イドリング回転数に達するまでの間に入力側チャンバへ
流体を導入するように前記流体供給装置を作動させるよ
うにした。
て、制御装置は、エンジンが始動してからエンジンのア
イドリング回転数に達するまでの間に入力側チャンバへ
流体を導入するように前記流体供給装置を作動させるよ
うにした。
【0011】請求項2及び請求項3によると、請求項1
に加え、エンジンの始動から直に入力側チャンバ内に流
体を充填することが可能になり、確実に車両の発進時に
おける変速時間の遅れを無くすことができる。
に加え、エンジンの始動から直に入力側チャンバ内に流
体を充填することが可能になり、確実に車両の発進時に
おける変速時間の遅れを無くすことができる。
【0012】
【実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【0013】図1は本実施の形態の変速制御装置の構成
図である。図1において、エンジン(図示せず)と車輪
(図示せず)との間には変速機11とクラッチ12とか
らなる無段変速機1が配設されている。図1に示される
ように、無段変速機1の変速機11は、エンジン側の回
転数を増大あるいは減少させて車輪側に伝達するもので
あり、エンジン側に連結され、入力側チャンバ11fに
導入される流体に応じて有効径が可変の入力側可動プー
リ11aと入力側固定プーリ11dを有する入力側プー
リ機構11A、車輪側に連結され、出力側チャンバ11
gに導入される流体に応じて有効径が可変の出力側可動
プーリ11bと出力側固定プーリ11eを有する出力側
プーリ機構11B、及び入力側プーリ機構11Aと出力
側プーリ機構11Bとに巻き掛けられる伝達ベルト11
cを備えている。クラッチ12は、エンジンから車輪へ
の伝達を変速機11よりもエンジン側で遮断あるいは接
続するものであって、車両前進用クラッチ12aと車両
後進用クラッチ12bとから構成され、変速機11は油
圧を導入してクラッチ12から出力された駆動力を変速
し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達している。
図である。図1において、エンジン(図示せず)と車輪
(図示せず)との間には変速機11とクラッチ12とか
らなる無段変速機1が配設されている。図1に示される
ように、無段変速機1の変速機11は、エンジン側の回
転数を増大あるいは減少させて車輪側に伝達するもので
あり、エンジン側に連結され、入力側チャンバ11fに
導入される流体に応じて有効径が可変の入力側可動プー
リ11aと入力側固定プーリ11dを有する入力側プー
リ機構11A、車輪側に連結され、出力側チャンバ11
gに導入される流体に応じて有効径が可変の出力側可動
プーリ11bと出力側固定プーリ11eを有する出力側
プーリ機構11B、及び入力側プーリ機構11Aと出力
側プーリ機構11Bとに巻き掛けられる伝達ベルト11
cを備えている。クラッチ12は、エンジンから車輪へ
の伝達を変速機11よりもエンジン側で遮断あるいは接
続するものであって、車両前進用クラッチ12aと車両
後進用クラッチ12bとから構成され、変速機11は油
圧を導入してクラッチ12から出力された駆動力を変速
し、変速後の駆動力を駆動輪に伝達している。
【0014】本実施の形態において、流体供給装置はオ
イルポンプ5、変速制御弁21、ソレノイド弁23によ
り構成されており、これらの動作によって入力側チャン
バ11fに流体が導入或は排出して、入力側可動プーリ
11aを動作させるようになっている。そして、これら
の流体供給装置の動作は制御装置としての制御回路6に
より行われる。尚、変速制御弁21、ソレノイド弁23
の作動については後で説明する。
イルポンプ5、変速制御弁21、ソレノイド弁23によ
り構成されており、これらの動作によって入力側チャン
バ11fに流体が導入或は排出して、入力側可動プーリ
11aを動作させるようになっている。そして、これら
の流体供給装置の動作は制御装置としての制御回路6に
より行われる。尚、変速制御弁21、ソレノイド弁23
の作動については後で説明する。
【0015】無段変速機1の動作について説明する。オ
イルポンプ5に連結された変速制御弁21及びレギュレ
ータ弁22などにより構成される変速制御部2によって
変速機11の動作が制御され、オイルポンプ5にリダク
ション弁4を介して連結され、後述するクラッチ用制御
弁31などで構成されるクラッチ制御部3によりクラッ
チ12の動作が制御される。
イルポンプ5に連結された変速制御弁21及びレギュレ
ータ弁22などにより構成される変速制御部2によって
変速機11の動作が制御され、オイルポンプ5にリダク
ション弁4を介して連結され、後述するクラッチ用制御
弁31などで構成されるクラッチ制御部3によりクラッ
チ12の動作が制御される。
【0016】レギュレータ弁22は、本実施の形態での
全体制御を行うマイクロコンピュータからなる制御回路
6によりデューティ制御されるソレノイド弁24によっ
て作動させられて、オイルポンプ5からの油圧をソレノ
イド弁24のソレノイド圧P2に基づいて調圧すること
で、変速制御部2のライン圧PLを決定している。この
ライン圧PLによって出力側可動プーリ11bが移動す
るように油圧回路が構成されている。
全体制御を行うマイクロコンピュータからなる制御回路
6によりデューティ制御されるソレノイド弁24によっ
て作動させられて、オイルポンプ5からの油圧をソレノ
イド弁24のソレノイド圧P2に基づいて調圧すること
で、変速制御部2のライン圧PLを決定している。この
ライン圧PLによって出力側可動プーリ11bが移動す
るように油圧回路が構成されている。
【0017】変速用制御弁21は、制御回路6によりデ
ューティ制御されるソレノイド弁23によって作動させ
られ、ソレノイド弁23のソレノイド圧P1に基づいて
調圧し、入力側可動プーリ11aの制御圧PIを決定す
るように油圧回路が構成されている。このソレノイド弁
23は非通電状態でソレノイド圧P1を発生させない常
開弁であり、変速用制御弁21はソレノイド弁23に流
れる電流が所定電流値以下で最小の制御圧PIが発生さ
せられることとなる。また、ソレノイド弁24は非通電
状態で最大のソレノイド圧P2を発生させる常閉弁であ
り、レギュレータ弁22はソレノイド弁24に流れる電
流が所定電流値以下で最大のライン圧PLを発生させる
こととなる。したがって、ソレノイド弁23とソレノイ
ド弁24の所定電流値以下の電流で、変速機11は入力
側可動プーリ11aの有効径が最小で、出力側可動プー
リ11bの有効径が最大の最低段となっている。
ューティ制御されるソレノイド弁23によって作動させ
られ、ソレノイド弁23のソレノイド圧P1に基づいて
調圧し、入力側可動プーリ11aの制御圧PIを決定す
るように油圧回路が構成されている。このソレノイド弁
23は非通電状態でソレノイド圧P1を発生させない常
開弁であり、変速用制御弁21はソレノイド弁23に流
れる電流が所定電流値以下で最小の制御圧PIが発生さ
せられることとなる。また、ソレノイド弁24は非通電
状態で最大のソレノイド圧P2を発生させる常閉弁であ
り、レギュレータ弁22はソレノイド弁24に流れる電
流が所定電流値以下で最大のライン圧PLを発生させる
こととなる。したがって、ソレノイド弁23とソレノイ
ド弁24の所定電流値以下の電流で、変速機11は入力
側可動プーリ11aの有効径が最小で、出力側可動プー
リ11bの有効径が最大の最低段となっている。
【0018】リダクション弁4は変速制御部2のライン
圧PLを調圧することによってクラッチ用制御弁31、
ソレノイド弁23、ソレノイド弁24、及びソレノイド
弁32に一定圧を導く。クラッチ用制御部3のクラッチ
用制御弁31は、制御回路6によりデューティ制御され
るソレノイド弁32によって作動させられ、クラッチ用
制御部3の制御圧PEを決定するものである。切換弁7
は、ソレノイド弁32が故障していないときには切換弁
7内に制御圧PEを導入して制御圧PC’をシフト弁8
に供給し、ソレノイド弁32が故障したときには切換弁
7内に制御圧PCを導入すべく作動して、切換弁7から
シフト弁8に制御圧PE’を供給する。この制御圧P
C’或は制御圧PE’をクラッチ油圧PFCまたはクラ
ッチ油圧PRCとし、このクラッチ油圧PFCまたはク
ラッチ油圧PRCによって前進用クラッチ12aまたは
後進用クラッチ12bをシフト弁8を介して、油圧系が
接続されている。
圧PLを調圧することによってクラッチ用制御弁31、
ソレノイド弁23、ソレノイド弁24、及びソレノイド
弁32に一定圧を導く。クラッチ用制御部3のクラッチ
用制御弁31は、制御回路6によりデューティ制御され
るソレノイド弁32によって作動させられ、クラッチ用
制御部3の制御圧PEを決定するものである。切換弁7
は、ソレノイド弁32が故障していないときには切換弁
7内に制御圧PEを導入して制御圧PC’をシフト弁8
に供給し、ソレノイド弁32が故障したときには切換弁
7内に制御圧PCを導入すべく作動して、切換弁7から
シフト弁8に制御圧PE’を供給する。この制御圧P
C’或は制御圧PE’をクラッチ油圧PFCまたはクラ
ッチ油圧PRCとし、このクラッチ油圧PFCまたはク
ラッチ油圧PRCによって前進用クラッチ12aまたは
後進用クラッチ12bをシフト弁8を介して、油圧系が
接続されている。
【0019】制御回路6は、ソレノイド弁23及びソレ
ノイド弁24及びソレノイド弁32のデューティ比を制
御し、また、シフトレバー9の位置を検出するシフトポ
ジション信号発生手段10からの出力を入力している。
更に、入力側プーリ機構11Aの軸の回転数を入力側回
転検出器13で検出し、また、出力側プーリ機構11B
の軸の回転数を入力側回転検出器14で検出し、それら
の出力を入力し、現在の変速比を判断している。更に、
アイドルスイッチの動作信号を入力している。
ノイド弁24及びソレノイド弁32のデューティ比を制
御し、また、シフトレバー9の位置を検出するシフトポ
ジション信号発生手段10からの出力を入力している。
更に、入力側プーリ機構11Aの軸の回転数を入力側回
転検出器13で検出し、また、出力側プーリ機構11B
の軸の回転数を入力側回転検出器14で検出し、それら
の出力を入力し、現在の変速比を判断している。更に、
アイドルスイッチの動作信号を入力している。
【0020】次に、本実施の形態における制御回路6の
フローチャートを図2に示す。ステップ101にて、イ
グニッションスイッチがオンになると、制御を開始す
る。ステップ102にてプログラムの初期化を行い、変
速用制御弁21がオイルポンプから入力側チャンバ11
fへの油路を開く状態をフラグ1=0とする。次にステ
ップ103に進んでフラグ1=1か否かを判定して、フ
ラグ1=0であればステップ104に進む。ステップ1
04にてエンジンの回転数が設定回転数Ne0(本実施
の形態では、設定回転数Ne0はアイドリング回転数と
する)以上か否かを判定して、エンジンの回転数がNe
0より小さいときにはステップ105に進む。ステップ
105にてソレノイド弁23のデューティ比を最大(1
00%)として、入力側チャンバ11fに一気に油圧を
導入する。これによって前回の走行から今回の走行の間
に抜けた入力側チャンバ11f内の油圧を充填すること
になる。入力側チャンバ11fへの油圧の導入は、図3
のフローチャートに示されるようにエンジン回転数が設
定回転数Ne0になるまで行われる。そして、エンジン
回転数が設定回転数Ne0になると、従来より通常行わ
れている変速制御(本発明の趣旨でないので詳細な説明
は省略する)を開始する。そして、イグニッションスイ
ッチがオフになると図3の制御が終了する。尚、本実施
の形態においてステップ102にて設定されるフラグ1
は、一旦フラグ1が成立(フラグ1=1)すると、次回
の初期化までフラグ1が成立した状態を保つようになっ
ている。
フローチャートを図2に示す。ステップ101にて、イ
グニッションスイッチがオンになると、制御を開始す
る。ステップ102にてプログラムの初期化を行い、変
速用制御弁21がオイルポンプから入力側チャンバ11
fへの油路を開く状態をフラグ1=0とする。次にステ
ップ103に進んでフラグ1=1か否かを判定して、フ
ラグ1=0であればステップ104に進む。ステップ1
04にてエンジンの回転数が設定回転数Ne0(本実施
の形態では、設定回転数Ne0はアイドリング回転数と
する)以上か否かを判定して、エンジンの回転数がNe
0より小さいときにはステップ105に進む。ステップ
105にてソレノイド弁23のデューティ比を最大(1
00%)として、入力側チャンバ11fに一気に油圧を
導入する。これによって前回の走行から今回の走行の間
に抜けた入力側チャンバ11f内の油圧を充填すること
になる。入力側チャンバ11fへの油圧の導入は、図3
のフローチャートに示されるようにエンジン回転数が設
定回転数Ne0になるまで行われる。そして、エンジン
回転数が設定回転数Ne0になると、従来より通常行わ
れている変速制御(本発明の趣旨でないので詳細な説明
は省略する)を開始する。そして、イグニッションスイ
ッチがオフになると図3の制御が終了する。尚、本実施
の形態においてステップ102にて設定されるフラグ1
は、一旦フラグ1が成立(フラグ1=1)すると、次回
の初期化までフラグ1が成立した状態を保つようになっ
ている。
【0021】従来の変速制御に上記の制御を加えるだけ
で、変速開始時に変速時間の遅れを無くすことが可能に
なるとともに、変速比をハイ側からロー側に移行する際
の入力側チャンバ11f内の流体をドレンするときに、
流体のドレン方向と逆方向に油圧が供給されることがな
いので、オイルポンプのポンプ効率、プーリ間のベルト
の効率を向上させる必要がなく、更に無段変速機のハイ
側からロー側への変速が遅くなることもない。
で、変速開始時に変速時間の遅れを無くすことが可能に
なるとともに、変速比をハイ側からロー側に移行する際
の入力側チャンバ11f内の流体をドレンするときに、
流体のドレン方向と逆方向に油圧が供給されることがな
いので、オイルポンプのポンプ効率、プーリ間のベルト
の効率を向上させる必要がなく、更に無段変速機のハイ
側からロー側への変速が遅くなることもない。
【0022】上記実施の形態において、制御回路は、イ
グニッションスイッチのオンからエンジン回転数がアイ
ドリング回転数になるまで入力側チャンバへの油圧の導
入を行うようにしているが、アイドリング回転数を検出
せずに、エンジン回転数がエンジンの始動直後からアイ
ドリング回転数に達するまでの時間を予め設定しておい
て、タイマによりその時間だけ上記のフラグ1=0とし
てソレノイド弁23のデューティ比を最大とするような
制御にしてもよい。
グニッションスイッチのオンからエンジン回転数がアイ
ドリング回転数になるまで入力側チャンバへの油圧の導
入を行うようにしているが、アイドリング回転数を検出
せずに、エンジン回転数がエンジンの始動直後からアイ
ドリング回転数に達するまでの時間を予め設定しておい
て、タイマによりその時間だけ上記のフラグ1=0とし
てソレノイド弁23のデューティ比を最大とするような
制御にしてもよい。
【0023】
【効果】請求項1によると、エンジンを停止させてから
再びエンジンを始動する際に、プライマリプーリの油圧
が抜けてしまっていても、制御回路がエンジンの始動を
検出すると変速制御を行う前に入力側プーリ機構へ油圧
を導入するように制御するので、車両の発進時における
変速時間の遅れを無くすことができる。
再びエンジンを始動する際に、プライマリプーリの油圧
が抜けてしまっていても、制御回路がエンジンの始動を
検出すると変速制御を行う前に入力側プーリ機構へ油圧
を導入するように制御するので、車両の発進時における
変速時間の遅れを無くすことができる。
【0024】また、エンジンの始動直後に流体を導入す
るように流体供給装置の作動を制御しているので、入力
側チャンバ内の流体を抜くときには、図3の技術のよう
に流体のドレン方向と逆に潤滑圧が導入されることがな
い。したがって、車両の発進時における変速時間の遅れ
を無くすように制御してもオイルポンプのポンプ効率、
プーリ間のベルトの効率が低下することがなく、更に無
段変速機のハイ側からロー側への変速が遅くなることも
ない。
るように流体供給装置の作動を制御しているので、入力
側チャンバ内の流体を抜くときには、図3の技術のよう
に流体のドレン方向と逆に潤滑圧が導入されることがな
い。したがって、車両の発進時における変速時間の遅れ
を無くすように制御してもオイルポンプのポンプ効率、
プーリ間のベルトの効率が低下することがなく、更に無
段変速機のハイ側からロー側への変速が遅くなることも
ない。
【0025】請求項2及び請求項3によると、請求項1
に加え、エンジンの始動から直に入力側チャンバ内に流
体を充填することが可能になり、確実に車両の発進時に
おける変速時間の遅れを無くすことができる。
に加え、エンジンの始動から直に入力側チャンバ内に流
体を充填することが可能になり、確実に車両の発進時に
おける変速時間の遅れを無くすことができる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す図である。
【図2】本実施の形態における制御回路のフローチャー
トである。
トである。
【図3】従来の無段変速機の油圧回路図である。
1・・・無段変速機 2・・
・変速制御部 6・・・制御回路 11・
・・変速機 11a・・・入力側可動プーリ 11b
・・・入力側固定プーリ 11c・・・伝導ベルト 11d
・・・出力側可動プーリ 11e・・・出力側固定プーリ 11f
・・・入力側チャンバ 11g・・・出力側チャンバ 11A
・・・入力側プーリ機構 11B・・・出力側プーリ機構 12・
・・クラッチ 23,24,32・・・ソレノイド弁
・変速制御部 6・・・制御回路 11・
・・変速機 11a・・・入力側可動プーリ 11b
・・・入力側固定プーリ 11c・・・伝導ベルト 11d
・・・出力側可動プーリ 11e・・・出力側固定プーリ 11f
・・・入力側チャンバ 11g・・・出力側チャンバ 11A
・・・入力側プーリ機構 11B・・・出力側プーリ機構 12・
・・クラッチ 23,24,32・・・ソレノイド弁
Claims (3)
- 【請求項1】 エンジンの駆動力を伝達するクラッチ
と、 入力側チャンバに導入される流体に応じて動作する入力
側可動プーリと入力側固定プーリとを有する入力側プー
リ機構、出力側チャンバに導入される流体に応じて動作
する出力側可動プーリと出力側固定プーリとを有する出
力側プーリ機構、前記入力側プーリ機構の駆動力を前記
出力側プーリ機構に伝達する伝達ベルトと、を有し、前
記入力側チャンバ及び出力側チャンバに流体を導入して
前記クラッチから出力された駆動力を変速し、変速後の
駆動力を駆動輪に伝達する無段変速機と、 前記入力側可動プーリ及び前記出力側プーリ可動プーリ
をそれぞれ動作すべく前記入力側チャンバ及び前記出力
側チャンバに流体を導入及び排出可能な流体供給装置
と、 該流体供給装置の作動を制御する制御装置と、を備える
無段変速装置であって、 前記制御装置は、前記エンジンの始動直後に前記入力側
チャンバへ流体を導入するように前記流体供給装置を作
動させることを特徴とする無段変速装置。 - 【請求項2】 前記制御装置は、前記エンジンが始動
してから前記無段変速機が変速を行うまでの間に、前記
入力側チャンバへ流体を導入するように前記流体供給装
置を作動させることを特徴とする請求項1の無段変速装
置。 - 【請求項3】 前記制御装置は、前記エンジンが始動
してから前記エンジンのアイドリング回転数に達するま
での間に、前記入力側チャンバへ流体を導入するように
前記流体供給装置を作動させることを特徴とする請求項
1の無段変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581496A JPH09292014A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10581496A JPH09292014A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 無段変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09292014A true JPH09292014A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14417565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10581496A Pending JPH09292014A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 無段変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09292014A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0950557A3 (en) * | 1998-04-17 | 2001-11-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Device for controlling transmission clutch pressure and restarting vehicle engine |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP10581496A patent/JPH09292014A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0950557A3 (en) * | 1998-04-17 | 2001-11-07 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Device for controlling transmission clutch pressure and restarting vehicle engine |
| EP1346870A1 (en) * | 1998-04-17 | 2003-09-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device for restarting engine of vehicle |
| EP1442921A1 (en) * | 1998-04-17 | 2004-08-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control device for restarting engine of vehicle |
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