JPH09292373A - 狭隘部への超音波探傷試験用カプラント封入方法及び装置 - Google Patents

狭隘部への超音波探傷試験用カプラント封入方法及び装置

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JPH09292373A
JPH09292373A JP8109357A JP10935796A JPH09292373A JP H09292373 A JPH09292373 A JP H09292373A JP 8109357 A JP8109357 A JP 8109357A JP 10935796 A JP10935796 A JP 10935796A JP H09292373 A JPH09292373 A JP H09292373A
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Japan
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couplant
gap
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detection test
ultrasonic flaw
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Application number
JP8109357A
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English (en)
Inventor
Nobuo Awamura
宣夫 阿波村
Toshiaki Nishimo
俊明 西茂
Shigeto Uchida
重人 内田
Fumio Manabe
二三夫 真鍋
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Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人の手でアクセスすることの困難な狭い場所
に下向きに開口しているギャップに、超音波探傷試験の
ための液体のカプラントを封入する。 【解決手段】 検査対象部に予め組立て可能に分解され
たシール部1,2を装入して配置し、配置されたシール
部1,2を一体に組み立てて検査対象物に内在するギャ
ップの表面開口部の全周にシール部を当接させて前記表
面開口部を囲んで前記ギャップ113を外気から隔離し
て気密区画を形成し、シール部1,2に形成された外側
シール部6、ハウジング吸着部26を排気してCRDハ
ウジング109及び原子炉下鏡112に吸着させ、前記
気密区画を排気して真空状態とし、真空状態となった前
記ギャップ113にカプラントを加圧供給し、封入す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
ト等の検査に適用される超音波探傷試験において検査対
象物にあるギャップ(狭い隙間)にカプラントを封入す
る技術に係り、特に軽水炉のCRDスタブチューブと原
子炉圧力容器下鏡との溶接部について、CRDハウジン
グの内面から超音波探傷検査を行う場合、CRDハウジ
ングとCRDスタブチューブの間にあるギャップ(狭い
隙間)にカプラントを封入する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図23に沸騰水型軽水炉の原子炉圧力容
器の断面図を、図24に図23のイ部の詳細を示す。図
示のように、沸騰水型軽水炉の原子炉圧力容器の下鏡1
12には、制御棒を挿通するために多数の開口114が
設けられ、この開口114それぞれの内側端にCRDス
タブチューブ110が開口114と同心に溶接されてい
る。そしてCRDスタブチューブ110及び開口114
に挿通してCRDハウジング109が配置され、このC
RDハウジング109の外周は原子炉圧力容器内部でC
RDスタブチューブ110の上端部に溶接されている。
下鏡112の外面からこの溶接部までの距離は、300
mmを超える長さがある。また、CRDスタブチューブ1
10の内周面とCRDハウジング109の外周面の間に
は、0.1〜0.2mmの隙間(ギャップ)113が形成
され、この隙間113は表面開口部(すなわち、下鏡1
12下表面とCRDハウジング109の外周面の間の隙
間)114Aを経て下鏡112の下方外面の空気につな
がっている。
【0003】従来、CRDスタブチューブ110を、C
RDハウジング109の内部から超音波探傷するため
に、CRDスタブチューブ110とCRDハウジング1
09の間にある隙間113にカプラントを封入する技術
として、米国ゼネラル・エレクトリック・カンパニーか
ら出願されている特許(特開平4−344458号公
報)で開示された、ガスをカプラントとして前記隙間1
13に封入し、超音波探傷試験を行う方法がある。この
方法は使用するガスに例えばヘリウムのような空気より
も軽いガスを用いることにより自然に狭い隙間内に下か
ら上にガスを封入することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
1.上記従来の技術では、超音波探傷試験についてガス
をカプラントとして使用するため音波が伝わりにくく実
際の探傷が困難であるという欠点があった。
【0005】具体的には隙間113の大きさ−超音波
の周波数−音度によって異なるが、例えばヘリウムガス
と水の往復透過率を比較すると、ヘリウムガスは水の約
100分の1しか超音波が伝わらず欠陥の識別が難し
い。
【0006】ヘリウムガスをカプラントにした場合、
超音波が少しでも透過する周波数の範囲が狭く実際の制
御が出来ず超音波探傷ができない。
【0007】2.超音波探傷試験についてカプラントは
水,グリセリン等の液体が適していることは周知の事実
であるが、対象箇所(CRDハウジングがCRDスタブ
チューブに挿通されている部分)が人の手も入らない狭
く、且つ奥にあることに加え、その間の0〜0.3mmし
かない非常に狭い隙間に、下方から上方に向かって約3
00mm以上の距離を重力に逆らって液体を充填する必要
があり、従来超音波探傷試験の適用が困難であった。検
査対象箇所の状況を図25及び図25のA−A線矢視平
面図である図26に示す。
【0008】3.検査対象箇所は形状が半球形をした原
子炉圧力容器下鏡を多数のCRDハウジングが貫通した
位置にあり、検査対象箇所の形状が原子炉圧力容器の中
心からの距離に応じて異なっている。例えば100箇所
あると100通りの形状となっている。
【0009】4.大気中に放置された水等の脱気されて
いないカプラントを真空法にて封入する場合、カプラン
ト中の気泡が膨張するため、狭い隙間にはカプラントと
同時に気泡も一緒に封入され、超音波伝播の阻害要因と
なる。
【0010】本発明の課題は、人の手でアクセスするこ
との困難な狭い場所に下向きに開口しているギャップ
に、超音波探傷試験のための液体のカプラントを封入す
るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、検査対象物
に内在するギャップに、該ギャップの表面開口部から超
音波探傷試験のためのカプラントを封入する方法におい
て、 前記表面開口部の全周にシール手段に形成されたギャ
ップシール部を当接させて前記表面開口部を囲んで前記
ギャップを外気から隔離し、 前記ギャップシール部で囲んだ区域を排気して真空状
態とし、 真空状態となった前記ギャップにカプラントを供給、
封入することにより達成される。超音波探傷試験の実施
中は、カプラントの供給を中断せず、連続して供給する
ことが望ましい。また、シール手段を複数に分割して1
個づつ前記表面開口部周囲に搬入配置し、前記表面開口
部近傍で一体に組み合わせるのが望ましい。前記表面開
口部は、円筒体が面を貫通する位置に、該円筒体の外周
と前記面の間に形成されている場合、本発明の適用が効
果的である。一体に組み合わされたシール手段を検査対
象物に真空吸着により固定保持し、その後シール手段で
囲まれ外気と隔離されたギャップを排気するのがよい。
また、真空吸着は、ギャップシール部に沿って環状に配
置された突起部を検査対象物に当接させて検査対象物表
面とシール手段の間に気密区画を形成し、該気密区画を
排気してシール手段を検査対象物に真空吸着させるのが
よい。また、超音波探傷試験の実施中は、継続的に上記
真空吸着のための気密区画の排気を継続することが望ま
しい。上記課題は、検査対象物に内在するギャップに、
該ギャップの表面開口部から超音波探傷試験のためのカ
プラントを封入する装置を、 前記検査対象物表面に前記表面開口部外縁に沿って当
接し前記ギャップを含む気密区画を構成する環状の突起
部を有してなるシール手段と、 該シール手段と一体に形成され該シール手段を検査対
象物に固定保持する固定保持手段と、 前記シール手段の環状の突起部に囲まれた領域に第1
の弁を介して吸込み側を接続した第1の真空ポンプと、 前記シール手段の環状の突起部に囲まれた領域に第2
の弁を介して接続されたカプラントタンクと、を含んで
構成し、 前記シール手段を、組立て可能に分割されそれぞれ前
記環状の突起部の一部と前記固定保持手段を備えた複数
個のシール部から形成し、 各シール部の前記環状の突起部に囲まれた領域の一部
をなす領域を、それぞれ前記第1の弁に第1の共通配管
を介して接続するとともに、前記第2の弁に前記第1の
共通配管を介して接続し、 各シール部に前記第1の共通配管を内装する棒状の支
持手段を結合する、ことによっても達成される。前記シ
ール手段は、組み立てた状態で環状体をなし、前記環状
の突起部は前記環状体にほぼ同心に形成された内、外二
重の環状の突起部からなり、環状体をなすシール手段
は、それぞれ環状体の弧の一部をなすように複数のシー
ル部に分割されており、かつその周方向端部に、シール
部を相互に結合する結合手段を有してなることとするの
が望ましい。さらに、前記固定保持手段は、前記二重の
環状の突起部のうちの外側の環状の突起部のさらに外周
側に形成されて検査対象物に吸着する外側真空吸着部
と、前記二重の環状の突起部のうちの内側の環状の突起
部に隣接してシール手段の内周面に形成されて検査対象
物に吸着する内側真空吸着部と、を含んでなり、前記内
側真空吸着部及び外側真空吸着部は分割された各シール
部それぞれに形成され、各シール部の外側真空吸着部に
は前記棒状の支持手段に内装された第2の共通配管を介
して第2の真空ポンプが接続され、各シール部の内側真
空吸着部は第3の弁を介して前記第2の共通配管に連通
されているものとするのがよい。上記課題はさらに、検
査対象物に内在するギャップに、該ギャップの表面開口
部から超音波探傷試験のためのカプラントを封入する装
置を、 それぞれが円弧の一部をなし、組み立てられて環状体
になるシール部支持リング及び該支持リングの内周側に
装着された膨張可能な弧状の気体容器とからなる複数の
シール部で構成されるシール手段と、 各弧状の気体容器を貫通して配置され、一端を該気体
容器の表面に開口させ他端を第1の弁に接続する第1の
共通配管と、 該第1の弁に吸込み側を接続させた第1の真空ポンプ
と、 前記第1の共通配管に第2の弁を介して接続されたカ
プラントタンクと、 前記気体容器それぞれに第2の共通配管を介して接続
された加圧ポンプと、を含んで構成し、 前記各支持リングは、気体容器の外周側を支持すると
ともに気体容器に生ずる環状体軸方向の力を受けるよう
に構成され、かつ支持リングを相互に周方向に結合して
環状体となす結合手段を有して形成し、 各シール部には前記第1、第2の共通配管を内装する
棒状の支持手段を結合することによっても達成される。
さらに、カプラントタンクに接続して該カプラントタン
クに内圧を加える加圧源を設けるのが望ましい。カプラ
ントは、脱気した水や界面活性剤を含んだ水等、超音波
の伝播を妨げる液体中の気泡の発生を減少させたもので
あることが望ましい。上記手段に付き、CRDハウジン
グとCRDスタブチューブを検査対象としてさらに説明
する。 狭隘部にアクセスするため、封入装置(シール手段)
はCRDハウジングの配列の間を通り抜けられるよう複
数に分割する。これら分割したシール手段(分割された
ものをシール部という)はCRDハウジングと下鏡の貫
通部の位置に挿入され、CRDハウジングを包込むよう
に各シール部を一体化して環状のシール手段とする。こ
れは、各々が形状的に凹凸,はめあいや差し込み,磁
石,真空吸着,加圧等によりシール部が相互に結合さ
れ、組立られる。 シール手段を、ギャップ(この場合、CRDハウジン
グの外周面とCRDスタブチューブの内周面の間の隙
間)の表面開口部(CRDハウジングの外周面と下鏡外
表面の間の開口)の周囲に当接してギャップを含む気密
区画を形成する部分と、CRDハウジングの外周面及び
または下鏡の外表面に真空吸着する部分(固定保持手
段)を一体化して構成したから、ギャップを含む気密区
画と真空吸着する部分(固定保持手段)を、それぞれ独
立して真空引き又は加圧することができる。 シール手段の固定保持手段(CRDハウジングの外周
面及びまたは下鏡の外表面に真空吸着する部分)を真空
引きすることにより、シール手段は原子炉圧力容器の下
鏡やCRDハウジングの外周面にしっかり吸着し、ギャ
ップを含む気密区画を形成する部分は下鏡下表面やCR
Dハウジングの外周面に当接して気密区画っを形成する
とともに、シール手段の荷重を支えることができる。 シール手段のギャップを含む気密区画を形成する部分
を真空引きすることにより、CRDスタブチューブとC
RDハウジングの間にある隙間(ギャップ)を真空にす
ることができる。その後、該隙間に水等液体のカプラン
トを封入することにより隙間全体にカプラントを満たす
ことができる。この時ギャップを含む気密区画を形成す
る部分と固定保持手段(CRDハウジングの外周面及び
または下鏡の外表面に真空吸着する部分)は、区画とし
て互いに独立しているため下鏡に吸着したシール手段が
落下したり外れたりすることはない。 超音波探傷試験完了後、シール手段のギャップを含む
気密区画を形成している部分のカプラントをポンプによ
り真空引きすることにより排出できる。 超音波探傷試験完了後、シール手段の固定保持手段
(CRDハウジングの外周面及びまたは下鏡の外表面に
真空吸着する部分)に空気を送りこむことによりシール
手段を原子炉圧力容器の下鏡から離すことができる。 シール手段を組立時と逆の手順で解体することにより
複数のシール部に分離し、並んでいるCRDハウジング
の列の間から取り出すことが可能となる。なお、カプラ
ントタンクに、水を脱気する装置、または脱気した水を
貯蔵/循環させる装置を追加することで超音波の伝播を
妨げる液体中の気泡を減少させたカプラントを封入でき
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図によっ
て説明する。図1に本発明の第1の実施例である超音波
探傷試験用カプラント封入装置の基本概念図を示す。図
示の超音波探傷試験用カプラント封入装置(以下、封入
装置という)は、CRDハウジングと原子炉圧力容器下
鏡貫通部をシールする2分割のシール部1及び2、シー
ル部1及び2に連結部4を介して結合された棒状の支持
手段である棒3、シール部1及び2に接続された第2の
共通配管である外側シール部用ホース15、この外側シ
ール部用ホース15に吸入口を接続させた第2の真空ポ
ンプ16、同じく外側シール部用ホース15に接続され
た真空計18、シール部1及び2に接続された第1の共
通配管である内側シール部用ホース14、この内側シー
ル部用ホース14に第1の弁19を介して吸入口を接続
させた第1の真空ポンプ17、同じく内側シール部用ホ
ース14に接続された連成計20、外側シール部用ホー
ス14に第2の弁21を介して接続された気密構造のカ
プラントタンク22、このカプラントタンク22に接続
されカプラントタンク22の内圧を監視する圧力計2
3、同じくカプラントタンク22に弁を介して接続され
カプラントタンク22内を加圧する加圧源24、を含ん
で構成されている。
【0013】シール部1,2に結合された棒3は、それ
ぞれシール部1,2を支持してそれらを装着すべき所定
の位置まで差し込む役目を持ち、さらに、内側シール部
用ホース14と外側シール部用ホース15を内装してい
る。棒3はシール部1,2に対して連結部4で回転可能
になっている。
【0014】シール部1,2は、内周面に固定保持手段
であるハウジング吸着部26、上面外周側に同じく固定
保持手段である外側シール部6、上面内周側に内側シー
ル部5を備えた環状体であるシール手段を半円部分づつ
に2分割したもので、分割面(半円の周方向端面)に
は、お互いを簡単に組立、結合できるよう結合手段とし
て磁石式の凹凸構造13を備えている。なお、結合手段
としては、磁石式に限らず、真空吸着式、嵌めあい、差
し込み式、加圧に依る方式など、各種の方式が採用可能
である。
【0015】固定保持手段の内側真空吸着部となるハウ
ジング吸着部26は、図2に示すように、シール部1,
2の内周面に、内周側に突出して形成された弧状の突起
部11,12で挟まれた弧状の溝であり、外側真空吸着
部となる外側シール部6は、同じく図2に示すように、
シール部1,2の図上、上面(装着時、下鏡112に接
する側の面)に、上方に突出して形成された弧状の突起
部10A,10Bに挟まれた弧状の溝である。なお、図
1では、凹凸構造13を判り易くするため、シール部
1,2は、環状体の2分割状態とはすこし変えて記載し
てある。なお、いうまでもなく、シール部1,2の弧状
の各突起部は、シール部1,2が組み立てられて環状体
となったとき、当接する対象物表面形状に合致するよう
に形成されており、本実施例においては、互いに連なっ
て環状になる。
【0016】本実施例においては、突起部10Bが外周
側に、突起部10Aが内周側になってほぼ同心に形成さ
れており、突起部11が図上、上側、突起部12が図
上、下側になっている。そして、環状の突起部10A,
11がギャップシール部を構成していて、突起部11と
突起部10Aに挟まれた部分が、内側シール部5を構成
する。突起部10A,10B、11,12は、ゴム等シ
ール性の良いシートで形成されており、突起部10A,
10Bは下鏡112の下面に当接してその間をシール
し、突起部11,12はCRDハウジング109外周面
に当接してその間をシールするようになっている。突起
部10A,11は、下鏡112の下面とCRDハウジン
グ109の外周面にそれぞれ当接して、表面開口部11
4Aとギャップ113を含む領域を外気から隔離し、気
密区画を形成する。
【0017】シール部1,2には、それぞれ内側シール
部5を連結部に接続された内側シール部用ホース14に
連通する真空引き孔7、外側シール部6を連結部に接続
された外側シール部用ホース15に連通する真空引き孔
9、ハウジング吸着部26を連結部に接続された外側シ
ール部用ホース15に第3の弁である電磁弁25を介し
て連通する真空引き孔8、が設けられている。
【0018】以下、図1〜12によりその操作内容を説
明する。
【0019】1)図3に示すように、CRDハウジング
109とICMハウジング115の配列の隙間が狭いた
め、シール部1,2を、それぞれの内周面を下方に向け
た状態で棒3により、検査対象のCRDハウジング10
9を両側から挟む箇所まで挿入する(図3,4)。
【0020】2)所定の位置に挿入が完了した後、シー
ル部1,2の内周面がCRDハウジング109の外面に
対向するように棒3を回転させ(図5,6)、2つのシ
ール部1,2を一つになるように組み合わせる。これは
図1に示した磁石式凹凸構造部13を互いに対向させ、
接触させることにより容易に実現できる。
【0021】3)一体となったシール部1,2を、棒3
を使ってCRDハウジング109に沿って動かし、原子
炉圧力容器下鏡112とCRDハウジング109の隙間
に押し当てる(図7,図8)。すなわち、突起部10
A,10Bが下鏡112の外表面に押し当てられ、その
間がシールされる。押しあては図1の連結部4が動くた
め、下鏡112の形状にあわせ簡単に行うことができ
る。
【0022】4)その後、図9に示すように、外側シー
ル用の真空ポンプ16を起動して外側シール部6を真空
引きすることにより、一体となったシール部1,2は原
子炉圧力容器の下鏡112に吸着する。これを図1で説
明すると、磁石式凹凸構造部13を使い一体となったシ
ール部1,2について、外側シール部6の空気は、ホー
ス15及び真空引き孔9を介して真空ポンプ16により
排気され、外側シール部6の空間が真空となる。その結
果シール部1,2は原子炉圧力容器の下鏡112に吸着
する。その後電磁弁25を開にすることにより、突起部
11と12の間の空間(ハウジング吸着部26)も真空
引き孔8を介して真空引きされ、突起部11と12がC
RDハウジング109の外周面に強く押し当てられ、ハ
ウジング吸着部26が真空になる(図10)。その結果
シール部1,2は原子炉圧力容器の下鏡112及び当該
部のCRDハウジング109に吸着する。そして真空ポ
ンプ16はそのまま連続して運転される。
【0023】5)次に図11に示すように、内側シール
用の真空ポンプ17を起動することによりCRDハウジ
ング109とCRDスタブチューブ110の隙間113
を真空にする。その後、カプラントを封入することによ
り隙間にカプラントを充填することができる(図1
2)。これを図1で説明すると、シール部1,2につい
て内側シール部5の空気は、弁21を閉じ弁19を開い
た状態で内側シール部用ホース14及び真空引き孔7を
介して真空ポンプ17により排気され、CRDハウジン
グ109とCRDスタブチューブの隙間113が真空に
なる。その後弁19を閉じ弁21を開にすることにより
カプラントタンク22より加圧源24により加圧された
カプラントが隙間113に充填される。(加圧しなくて
も大気開放でもカプラントは隙間に充填される。) 6)カプラントが封入されている確認は連成計20によ
り監視される。
【0024】7)カプラントの封入が確認されたら超音
波探傷試験が行われるが、超音波探傷試験の間にも、C
RDハウジング109とCRDスタブチューブ110の
隙間113に充填されたカプラントは、突起部11とC
RDハウジング109のわずかな隙間や突起部10Aと
下鏡112の間の隙間をくぐりぬけ、重力により滴下す
る。この滴下したカプラントは、連続して運転されてい
る真空ポンプ16による突起部11と12の間(ハウジ
ング吸着部26)や外側シール部6の真空引きにより、
真空引き孔8,9を経由して吸引され周囲を汚損するの
が防止される。
【0025】8)超音波探傷試験が完了した後は、弁2
1を閉じ弁19を開にする。これによりCRDハウジン
グ109とCRDスタブチューブ110の隙間113に
充填されたカプラントは真空ポンプ17により吸引され
る。
【0026】9)カプラント吸引後、真空ポンプ16,
17を停止し、大気開放にする。これによりシール部
1,2は吸着力を失い、原子炉圧力容器の下鏡112よ
り外れる。
【0027】10)棒3を回転させることによりシール部
1,2を外し、組立時と逆の手順で解体,取外しを行
う。
【0028】上記実施例では、ハウジング吸着部26や
外側シール部6は、シール部1,2が組み立てられた段
階でそれぞれ結合されてひとつの区画となるが、シール
部1,2でそれぞれ独立した区画を形成するようにして
おいてもよい。このような構造にすれば、ハウジング吸
着部26や外側シール部6については、シール部1,2
の結合部における漏洩を考慮する必要が無くなる。
【0029】本発明の第2の実施例を図13,図14,
図15〜図20により説明する。本実施例は、分割され
たシール部を一体化した後、加圧によりシール部とCR
Dハウジング、原子炉圧力容器下鏡との間をシールし、
その後、真空引きにより隙間113を真空にしたあとカ
プラントを充填するものである。図13,14にその基
本概念図を示す。本図は脱気済のカプラント38を貯蔵
して使用する場合の例である。
【0030】図示の封入装置は、CRDハウジングと原
子炉圧力容器下鏡貫通部をシールする2分割のシール部
1A及び2A、シール部1A及び2Aに連結部4を介し
て結合された棒3、シール部1A及び2Aに接続された
第2の共通配管である加圧用ホース37、この加圧用ホ
ース37に吐出口を接続させた加圧ポンプ31、同じく
シール部1A及び2Aに接続された第1の共通配管であ
る吸引充填用ホース32、この吸引充填用ホース32に
第1の弁34を介して吸入口を接続させた第1の真空ポ
ンプ33、同じく吸引充填用ホース32に接続された連
成計35、吸引充填用ホース32に第2の弁36を介し
て接続された気密構造のカプラントタンク22、このカ
プラントタンク22に接続されカプラントタンク22の
内圧を監視する圧力計23、同じくカプラントタンク2
2に弁を介して接続されカプラントタンク22内を加圧
する加圧源24、を含んで構成されている。棒3は、前
記第1の実施例の場合と同様に、シール部1A及び2A
に対して連結部4で回転可能に結合されている。
【0031】シール部1A,2Aは、それぞれ半円形を
なす鋼製のシール部支持リング(以下、リングという)
28と、このリング28の内周面に装着された空気等の
気体でふくらむゴム風船のような膨張可能な気体容器で
ある膨張シール部27と、リング28の外周面に円周方
向に形成された溝28Aと、この溝28Aに周方向に摺
動可能に嵌合された弧状ラック28Bと、リング28に
固定され前記弧状ラック28Bに噛み合う歯車を備えた
モータ29,30と、を含んで構成されている。溝28
Aは、シール部1A,2Aの双方に形成されているが、
弧状ラック28Bは、シール部1A,2Aの一方の溝2
8Aにのみ、嵌合されている。但し、モータ29はシー
ル部1Aに、モータ30はシール部2Aに、それぞれ装
着されている。シール部1A,2Aは、弧状ラック28
Bを介して一体に結合され、環状体を構成する。
【0032】また、リング28は、図14に示されるよ
うに、半径方向断面が、膨張シール部27が装着される
側が中心側斜め上方が開放されたL型断面をなしてお
り、膨張シール部27に加わる外周に向かう反力、及び
下方(環状体の中心軸線方向)に向かう反力を受け止め
る構造にしてある。シール部1A,2Aそれぞれの膨張
シール部27には前記加圧用ホース37が接続され、前
記吸引充填用ホース32は、図14に示されるように、
膨張シール部27を貫通して配置され膨張シール部27
表面のリング28のL型断面の開放された側に開口して
いる。さらに、吸引充填用ホース32及び加圧用ホース
37は、シール部1A,2Aそれぞれについて棒3内部
を通して配設されている。
【0033】以下、図13,図14,図15〜図20に
よりその操作内容を説明する。
【0034】1)図3に示すようにCRDハウジング1
09とICMハウジング115の配列の隙間が狭いた
め、シール部1A,2Aを、それぞれの内周面を下方に
向けた状態で棒3により、検査対象のCRDハウジング
109を両側から挟む箇所まで挿入する(図3,4と同
じ要領)。この段階では膨張シール部27は加圧されて
いない。
【0035】2)シール部1A,2Aの所定の位置への
挿入が完了した後、膨張シール部27の内周面がCRD
ハウジング109の外周面に当接するように棒3を回転
させ、シール部1A,2Aが一つになるように配置する
(図15)。
【0036】3)シール部1A,2Aが一つになるよう
に配置されたら、モータ6により、弧状ラック28Bを
動かし、弧状ラック28Bをシール部2Aの溝28Aに
嵌合させる。弧状ラック28Bがシール部2Aの溝28
Aに嵌合したら、モータ30により弧状ラック28Bを
噛みこみ、弧状ラック28Bによりシール部1A,2A
が一体化され外れなくなる(図16)。
【0037】4)棒3を使ってシール部1A,2AをC
RDハウジング109に沿って動かし、膨張シール部2
7を原子炉圧力容器下鏡とCRDハウジングの隙間に押
し当てる(図17)。
【0038】5)その後、加圧ポンプ31により膨張シ
ール部27に空気を送りこみ膨張シール部27を膨らま
せる。膨張シール部27はシール部1A,2Aに固定さ
れており、内周側及び上部に向かって膨張してゆく(図
18)。その結果、シール部1A,2Aは、リング28
のL型断面の縦の部分とCRDハウジング109の外周
面の間で膨張する膨張シール部27によりCRDハウジ
ング109の外周面にしっかり保持される。シール部1
A,2AがCRDハウジング109の外周面にしっかり
保持されるから、膨張シール部27はリング28のL型
断面の横の部分に支持され、原子炉圧力容器の下鏡11
2にしっかりと密着する。この場合CRDハウジング1
09と下鏡112の貫通部の寸法が異なっても膨張シー
ル部27が膨張することによりカバーされる。加圧ポン
プ31は、膨張シール部27の膨張後もそのまま運転を
継続するのが望ましい(この場合、所定の圧力でアンロ
ードするようにしておく)。
【0039】6)次に弁36を閉じ弁34を開いて真空
ポンプ33が運転される。CRDハウジング109とC
RDスタブチューブ110の隙間113の空気は、吸引
充填ホース32を介して真空ポンプ33により排気さ
れ、CRDハウジング109とCRDスタブチューブ1
10の隙間113が真空になる(図19)。その後弁3
4を閉じ弁36を開にすることにより、カプラントタン
ク22より加圧源24により加圧されたカプラント38
が隙間113に充填される(図20)。カプラントタン
クが加圧されていなくて大気開放でも、隙間113が真
空になっているからカプラント38は隙間に充填される
が、加圧しておけば超音波探傷試験実施中にカプラント
が隙間113から流出するのを防ぐ効果がある。
【0040】7)カプラント38が隙間113に封入さ
れているかどうかは連成計12により監視される。
【0041】8)カプラント38の封入が確認されたら
超音波探傷試験が実施される。超音波探傷試験が完了し
た後は、弁36を閉じ弁34を開にする。この状態でC
RDハウジング109とCRDスタブチューブ110の
隙間113に充填されたカプラント38は真空ポンプ3
3により吸引される。
【0042】9)カプラント38吸引後、真空ポンプ3
3を停止し、大気開放にする。
【0043】10)加圧ポンプ31を停止させ(運転を継
続していた場合)、膨張シール部27より空気を抜く。
このとき、予め、棒3でシール部1A,2Aを支えるよ
うにしておく。その後モータ29及び30を駆動させ弧
状ラック28Bを動かし、シール部1A,2Aが分割で
きるようにする。
【0044】11)棒3を回転させることによりシール部
1A,2Aを外し、組立時と逆の手順で解体,取外しを
行う。
【0045】本発明の第3の実施例として、シール部の
分割を3つにし、アクセスの能力を高めた装置を図21
に示す。本実施例は、前記図1に示した第1の実施例の
シール部を三個(116A,116B,116C)に分
割したもので、他の構成は第1の実施例と同様であり、
詳細な説明は省略する。
【0046】本発明の第4の実施例として脱気水製造装
置を用いた例を図22に示す。本実施例は、シール部の
代わりに真空コンパウンド等のシール材103によりC
RDハウジング109とCRDスタブチューブ110の
間をシールするものである。
【0047】本実施例は、真空引配管101と、この真
空引き配管101に真空止め弁104を介して接続され
た真空ポンプ105と、封入管102と、封入管102
に封入止め弁106を介して吐出口を接続させた封入ポ
ンプ107と、封入ポンプ107の吸込み口に接続され
た脱気水製造装置108と、を含んで構成されている。
本実施例によりカプラントの封入を行う場合、まず、
真空コンパウンド等のシール材103によりCRDハウ
ジング109とCRDスタブチューブ110の間をシー
ルする。次いで、封入止め弁106を閉にし、CRDハ
ウジング109とCRDスタブチューブ110の間の隙
間113を、真空引配管101を通じて真空ポンプ10
5により排気する。所定の真空度に達したら(あるいは
所定の時間真空ポンプ105を運転したら)、真空止め
弁104を閉じた後封入止め弁106を開にし、封入ポ
ンプ107を運転して脱気水製造装置108により脱気
された脱気水111を隙間113に封入する。
【0048】
【発明の効果】本発明の封入装置を用いることにより、
CRDハウジングの内面から超音波探傷試験を行う場合
に、従来できなかったCRDハウジングとCRDスタブ
チューブの間にある狭い隙間にカプラントを封入するこ
とが可能になるとともに、封入に必要に装置も被検査箇
所の形状にかかわりなく1種類で行うことができる。従
って最終的にはCRDスタブチューブと下鏡の溶接部の
超音波探傷試験が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部構成を示す概念図
である。
【図2】図1に示す実施例のA−A線矢視断面図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例の操作手順を示す平面図
である。
【図4】図3に示す操作状態を示す側面図である。
【図5】図3に示す操作手順の次の手順を示す平面図で
ある。
【図6】図5に示す操作状態を示す側面図である。
【図7】図5に示す操作手順の次の手順を示す側面図で
ある。
【図8】図7に示す操作手順の次の手順を示す側面断面
図である。
【図9】図8に示す操作手順の次の手順を示す側面断面
図である。
【図10】図9に示す操作手順の次の手順を示す側面断
面図である。
【図11】図10に示す操作手順の次の手順を示す側面
断面図である。
【図12】図11に示す操作手順の次の手順を示す側面
断面図である。
【図13】本発明の第2の実施例を示す概念図である。
【図14】図13に示す実施例のA−A線矢視断面図で
ある。
【図15】図13に示す実施例の動作手順を示す断面図
である。
【図16】図15に示す動作手順の次の手順を示す断面
図である。
【図17】図16に示す動作手順の次の手順を示す断面
図である。
【図18】図17に示す動作手順の次の手順を示す断面
図である。
【図19】図18に示す動作手順の次の手順を示す断面
図である。
【図20】図19に示す動作手順の次の手順を示す断面
図である。
【図21】本発明の第3の実施例の部分を示す斜視図で
ある。
【図22】本発明の第4の実施例を示す概念図である。
【図23】原子炉圧力容器における本発明の適用個所を
示す断面図である。
【図24】図23の検査対象箇所の詳細を示す断面図で
ある。
【図25】原子炉圧力容器における本発明の適用個所の
周辺状況を示す断面図である。
【図26】図25のA−A線矢視平面図である。
【符号の説明】
1,1A シール部 2,2A シー
ル部 3 棒 4 連結部 5 内側シール部 6 外側シール
部 7 孔 8 孔 9 孔 10A,10B
突起部 11 突起部 12 突起部 13 磁石式の凹凸構造 14 内側シー
ル部用ホース 15 外側シール部用ホース 16 第2の真
空ポンプ 17 第1の真空ポンプ 18 真空計 19 第1の弁 20 連成計 21 第2の弁 22 カプラン
トタンク 23 圧力計 24 加圧源 25 第3の弁(電磁弁) 26 ハウジン
グ吸着部 27 膨張シール部 28 リング 28A 溝 28B 弧状ラ
ック 29 モータ 30 モータ 31 加圧ポンプ 32 吸引充填
ホース 33 第1の真空ポンプ 34 第1の弁 35 連成計 36 第2の弁 37 加圧用ホース 38 カプラン
ト 101 真空引配管 102 封入管 103 シール材 104 真空止
め弁 105 真空ポンプ 106 封入止
め弁 107 封入ポンプ 108 脱気水
製造装置 109 CRDハウジング 110 CRD
スタブチューブ 111 脱気水 112 原子炉
圧力容器の下鏡 113 隙間 114 下鏡の
開口 114A 表面開口部 115 ICM
ハウジング 116A,B,C シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 二三夫 広島県呉市宝町6番9号 バブコック日立 株式会社呉工場内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査対象物に内在するギャップに、該ギ
    ャップの表面開口部から超音波探傷試験のためのカプラ
    ントを封入する方法において、 前記表面開口部の全周にシール手段に形成されたギャ
    ップシール部を当接させて前記表面開口部を囲んで前記
    ギャップを外気から隔離し、 前記ギャップシール部で囲んだ区域を排気して真空状
    態とし、 真空状態となった前記ギャップにカプラントを供給、
    封入することを特徴とする超音波探傷試験のためのカプ
    ラント封入方法。
  2. 【請求項2】 超音波探傷試験の実施中継続的にカプラ
    ントを供給することを特徴とする請求項1に記載の超音
    波探傷試験のためのカプラント封入方法。
  3. 【請求項3】 シール手段が複数に分割された状態で1
    個づつ前記表面開口部周囲に搬入配置され、前記表面開
    口部近傍で一体に組み合わされることを特徴とする請求
    項1または2に記載の超音波探傷試験のためのカプラン
    ト封入方法。
  4. 【請求項4】 前記表面開口部は、円筒体が面を貫通す
    る位置に、該円筒体の外周と前記面の間に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    超音波探傷試験のためのカプラント封入方法。
  5. 【請求項5】 一体に組み合わされたシール手段は検査
    対象物に真空吸着により固定保持され、その後シール手
    段で囲まれ外気と隔離されたギャップが排気されること
    を特徴とする請求項3または4に記載の超音波探傷試験
    のためのカプラント封入方法。
  6. 【請求項6】 ギャップシール部に沿って環状に配置さ
    れた突起部を検査対象物に当接させて検査対象物表面と
    シール手段の間に気密区画を形成し、該気密区画を排気
    してシール手段を検査対象物に真空吸着させることを特
    徴とする請求項5に記載の超音波探傷試験のためのカプ
    ラント封入方法。
  7. 【請求項7】 超音波探傷試験の実施中、継続的に気密
    区画の排気を継続することを特徴とする請求項6に記載
    の超音波探傷試験のためのカプラント封入方法。
  8. 【請求項8】 検査対象物に内在するギャップに、該ギ
    ャップの表面開口部から超音波探傷試験のためのカプラ
    ントを封入する装置において、 前記検査対象物表面に前記表面開口部外縁に沿って当
    接し前記ギャップを含む気密区画を構成する環状の突起
    部を有してなるシール手段と、 該シール手段と一体に形成され該シール手段を検査対
    象物に固定保持する固定保持手段と、 前記シール手段の環状の突起部に囲まれた領域に第1
    の弁を介して吸込み側を接続した第1の真空ポンプと、 前記シール手段の環状の突起部に囲まれた領域に第2
    の弁を介して接続されたカプラントタンクと、を含んで
    構成され、 前記シール手段は、組立て可能に分割されそれぞれ前
    記環状の突起部の一部と前記固定保持手段を備えた複数
    個のシール部からなり、 各シール部の前記環状の突起部に囲まれた領域の一部
    をなす領域は、それぞれ前記第1の弁に第1の共通配管
    を介して接続されているとともに、前記第2の弁に前記
    第1の共通配管を介して接続され、 各シール部には前記第1の共通配管を内装する棒状の
    支持手段が結合されている、ことを特徴とする狭隘部へ
    の超音波探傷試験用カプラント封入装置。
  9. 【請求項9】 前記シール手段は、組み立てた状態で環
    状体をなし、前記環状の突起部は前記環状体にほぼ同心
    に形成された内、外二重の環状の突起部からなり、環状
    体をなすシール手段は、それぞれ環状体の弧の一部をな
    すように複数のシール部に分割されており、かつその周
    方向端部に、シール部を相互に結合する結合手段を有し
    てなることを特徴とする請求項8に記載の狭隘部への超
    音波探傷試験用カプラント封入装置。
  10. 【請求項10】前記固定保持手段が、前記二重の環状の
    突起部のうちの外側の環状の突起部のさらに外周側に形
    成されて検査対象物に吸着する外側真空吸着部と、前記
    二重の環状の突起部のうちの内側の環状の突起部に隣接
    してシール手段の内周面に形成されて検査対象物に吸着
    する内側真空吸着部と、を含んでなり、前記内側真空吸
    着部及び外側真空吸着部は分割された各シール部それぞ
    れに形成され、各シール部の外側真空吸着部には前記棒
    状の支持手段に内装された第2の共通配管を介して第2
    の真空ポンプが接続され、各シール部の内側真空吸着部
    は第3の弁を介して前記第2の共通配管に連通されてい
    ることを特徴とする請求項9に記載の狭隘部への超音波
    探傷試験用カプラント封入装置。
  11. 【請求項11】 検査対象物に内在するギャップに、該
    ギャップの表面開口部から超音波探傷試験のためのカプ
    ラントを封入する装置において、 それぞれが円弧の一部をなし、組み立てられて環状体
    になるシール部支持リング及び該支持リングの内周側に
    装着された膨張可能な弧状の気体容器とからなる複数の
    シール部で構成されるシール手段と、 各弧状の気体容器を貫通して配置され、一端を該気体
    容器の表面に開口させ他端を第1の弁に接続する第1の
    共通配管と、 該第1の弁に吸込み側を接続させた第1の真空ポンプ
    と、 前記第1の共通配管に第2の弁を介して接続されたカ
    プラントタンクと、 前記気体容器それぞれに第2の共通配管を介して接続
    された加圧ポンプと、を含んで構成され、 前記各支持リングは、気体容器の外周側を支持すると
    ともに気体容器に生ずる環状体軸方向の力を受けるよう
    に構成され、かつ支持リングを相互に周方向に結合して
    環状体となす結合手段を有してなり、 各シール部には前記第1、第2の共通配管を内装する
    棒状の支持手段が結合されていること、を特徴とする狭
    隘部への超音波探傷試験用カプラント封入装置。
  12. 【請求項12】 カプラントタンクに接続して該カプラ
    ントタンクに内圧を加える加圧源が設けられていること
    を特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の狭隘
    部への超音波探傷試験用カプラント封入装置。
  13. 【請求項13】 カプラントが、脱気した水や界面活性
    剤を含んだ水等、超音波の伝播を妨げる液体中の気泡の
    発生を減少させたものであることを特徴とする請求項8
    乃至12のいずれかに記載の狭隘部への超音波探傷試験
    用カプラント封入装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7642525B2 (en) 2006-12-11 2010-01-05 Olympus Corporation Microscope objective and fluorescent observation apparatus therewith
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CN120703236A (zh) * 2025-08-28 2025-09-26 河北省特种设备监督检验研究院 一种探伤机固定旋转工装
CN121558897A (zh) * 2026-01-23 2026-02-24 四川省理化计量无损检测有限责任公司 一种大曲率金属陶瓷复合钎焊层超声波检测装置及检测方法

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