JPH09292519A - 光学補償板およびこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
光学補償板およびこれを用いた液晶表示装置Info
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- JPH09292519A JPH09292519A JP8105643A JP10564396A JPH09292519A JP H09292519 A JPH09292519 A JP H09292519A JP 8105643 A JP8105643 A JP 8105643A JP 10564396 A JP10564396 A JP 10564396A JP H09292519 A JPH09292519 A JP H09292519A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 AM−TN−LCDの視野角特性を大幅に改
良する光学補償板を提供する。 【解決手段】 透明基板上に、光学的に負の一軸性を有
する化合物を含む層が形成されてなり、かつその化合物
の光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共
に基板の厚み方向に対して連続的に変化していることを
特徴とする光学補償板およびこれを用いたAM−TN−
LCD。
良する光学補償板を提供する。 【解決手段】 透明基板上に、光学的に負の一軸性を有
する化合物を含む層が形成されてなり、かつその化合物
の光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共
に基板の厚み方向に対して連続的に変化していることを
特徴とする光学補償板およびこれを用いたAM−TN−
LCD。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置等に用
いられる新規な光学補償板、およびこれを用いたねじれ
ネマチック型液晶表示装置に関するものである。
いられる新規な光学補償板、およびこれを用いたねじれ
ネマチック型液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電
力などの特徴から携帯用テレビ、ノート型パーソナルコ
ンピュータなどに利用が進んでおり、中でも画質に優れ
るアクティブ・マトリックス駆動のTN型液晶表示装置
(以下AM−TN−LCDと称す)の採用が大きく伸び
ている。AM−TN−LCDは、これまでの技術改良に
より正面から見た場合にはCRTを越える画質が得られ
るようになってきている反面、斜め方向から見た場合の
コントラストの低下や色相の変化といった視野角特性は
CRTと比較して十分ではないため、この改良が強く望
まれている。
力などの特徴から携帯用テレビ、ノート型パーソナルコ
ンピュータなどに利用が進んでおり、中でも画質に優れ
るアクティブ・マトリックス駆動のTN型液晶表示装置
(以下AM−TN−LCDと称す)の採用が大きく伸び
ている。AM−TN−LCDは、これまでの技術改良に
より正面から見た場合にはCRTを越える画質が得られ
るようになってきている反面、斜め方向から見た場合の
コントラストの低下や色相の変化といった視野角特性は
CRTと比較して十分ではないため、この改良が強く望
まれている。
【0003】AM−TN−LCDの視野角特性は主とし
て液晶セル中の配向した液晶が有する複屈折の角度依存
性に起因しており、この複屈折のため正面からの角度が
大きくなるにつれコントラストが低下すると同時に、階
調表示を行なう場合には階調が入れ代わる階調反転が発
生し色相が大きく変化して表示を見にくいものとしてい
る。この解決のために位相差板などの光学補償層を導入
して複屈折の角度依存性を補償して視野角特性を改良す
る検討が広く行われている。例えば、特開平6−331
979号公報には負の屈折率異方性を有する補償層を傾
けて一対の偏光板の間に配置する方法が開示されてお
り、また特開平6−250166号公報には実質的に負
の屈折率異方性を有するように螺旋状に多数回ねじった
ねじれネマチック液晶をさらにその螺旋軸が基板に対し
て傾斜させた光学位相差素子を用いる方法が開示されて
いる。さらに特開平6−214116号公報には負の屈
折率異方性を有し、かつ光学軸がシート面に対して10
〜40度傾斜している光学異方素子を用いる方法が開示
されている。
て液晶セル中の配向した液晶が有する複屈折の角度依存
性に起因しており、この複屈折のため正面からの角度が
大きくなるにつれコントラストが低下すると同時に、階
調表示を行なう場合には階調が入れ代わる階調反転が発
生し色相が大きく変化して表示を見にくいものとしてい
る。この解決のために位相差板などの光学補償層を導入
して複屈折の角度依存性を補償して視野角特性を改良す
る検討が広く行われている。例えば、特開平6−331
979号公報には負の屈折率異方性を有する補償層を傾
けて一対の偏光板の間に配置する方法が開示されてお
り、また特開平6−250166号公報には実質的に負
の屈折率異方性を有するように螺旋状に多数回ねじった
ねじれネマチック液晶をさらにその螺旋軸が基板に対し
て傾斜させた光学位相差素子を用いる方法が開示されて
いる。さらに特開平6−214116号公報には負の屈
折率異方性を有し、かつ光学軸がシート面に対して10
〜40度傾斜している光学異方素子を用いる方法が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法によりAM−TN−LCDの視野角特性は大きく
改良されることになるが、これらの方法を用いても特定
の方向、特に主視角方向において階調反転の改良が必ず
しも十分ではなく、これらの方向についても視野角特性
の改良が望まれている。かかる課題を解決するために鋭
意検討した結果、透明基板上に光学的に負の一軸性を有
する化合物を含む層が形成されてなり、かつその化合物
の光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共
に基板の厚み方向に対して連続的に変化している光学補
償板が、AM−TN−LCDの視野角特性を改良する効
果を有することを見出し、本発明に至った。
の方法によりAM−TN−LCDの視野角特性は大きく
改良されることになるが、これらの方法を用いても特定
の方向、特に主視角方向において階調反転の改良が必ず
しも十分ではなく、これらの方向についても視野角特性
の改良が望まれている。かかる課題を解決するために鋭
意検討した結果、透明基板上に光学的に負の一軸性を有
する化合物を含む層が形成されてなり、かつその化合物
の光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共
に基板の厚み方向に対して連続的に変化している光学補
償板が、AM−TN−LCDの視野角特性を改良する効
果を有することを見出し、本発明に至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、次の
とおりのものである。 (1)透明基板上に、光学的に負の一軸性を有する化合
物を含む層が形成されてなり、かつその化合物の光学軸
の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の
厚み方向に対して連続的に変化していることを特徴とす
る光学補償板。 (2)光学的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方
向が層の基板側、反基板側および層の中央部で異なって
おり、光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法線方向
より50°乃至90°であり、かつ、反基板側では0°
乃至60°であるように連続的に変化しており、さらに
光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって
略45°または略−45°ねじれるように連続的に変化
していることを特徴とする前記(1)記載の光学補償
板。 (3)光学的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方
向が層の基板側、反基板側および層の中央部で異なって
おり、光学軸の傾斜角度が層の基板側および反基板側で
は基板法線方向より5°乃至50°であり、かつ、層中
央部では略90°であるように連続的に変化しており、
さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向
かって略90°または略−90°ねじれるように連続的
に変化していることを特徴とする前記(1)記載の光学
補償板。 (4)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であることを特
徴とする前記(1)、(2)または(3)記載の光学補
償板。 (5)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であり、かつ、
この円盤状化合物をカイラルドーパントと併用してなる
ことを特徴とする前記(4)記載の光学補償板。 (6)光学的に負の一軸性を有する化合物が円盤状の分
子構造を有し液晶性を示す有機化合物であり、かつ、こ
の円盤状化合物を、円盤状の分子構造を有し液晶性を示
さずかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物と併
用してなることを特徴とする前記(4)記載の光学補償
板。 (7)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であり、かつ、
この円盤状化合物が光学活性を示す置換基を有すること
を特徴とする前記(4)記載の光学補償板。 (8)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
さず、電界または磁界により負の屈折率異方性を発現す
るように配向する有機化合物であることを特徴とする前
記(1)、(2)または(3)記載の光学補償板。 (9)前記(1)記載の光学補償板を少なくとも1枚用
いたねじれネマチック型液晶表示装置。 (10)ツイスト角が略90°のねじれネマチック型液晶
セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の偏光板か
らなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装置におい
て、前記(2)記載の光学補償板をセルと両側の偏光板
との間にそれぞれ1枚ずつ用いてなる液晶表示装置。 (11)ツイスト角が略90°のねじれネマチック型液晶
セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の偏光板か
らなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装置におい
て、前記(3)記載の光学補償板をセルといずれか一方
の偏光板との間に1枚用いてなる液晶表示装置。 以下、本発明を詳細に説明する。
とおりのものである。 (1)透明基板上に、光学的に負の一軸性を有する化合
物を含む層が形成されてなり、かつその化合物の光学軸
の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の
厚み方向に対して連続的に変化していることを特徴とす
る光学補償板。 (2)光学的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方
向が層の基板側、反基板側および層の中央部で異なって
おり、光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法線方向
より50°乃至90°であり、かつ、反基板側では0°
乃至60°であるように連続的に変化しており、さらに
光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって
略45°または略−45°ねじれるように連続的に変化
していることを特徴とする前記(1)記載の光学補償
板。 (3)光学的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方
向が層の基板側、反基板側および層の中央部で異なって
おり、光学軸の傾斜角度が層の基板側および反基板側で
は基板法線方向より5°乃至50°であり、かつ、層中
央部では略90°であるように連続的に変化しており、
さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向
かって略90°または略−90°ねじれるように連続的
に変化していることを特徴とする前記(1)記載の光学
補償板。 (4)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であることを特
徴とする前記(1)、(2)または(3)記載の光学補
償板。 (5)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であり、かつ、
この円盤状化合物をカイラルドーパントと併用してなる
ことを特徴とする前記(4)記載の光学補償板。 (6)光学的に負の一軸性を有する化合物が円盤状の分
子構造を有し液晶性を示す有機化合物であり、かつ、こ
の円盤状化合物を、円盤状の分子構造を有し液晶性を示
さずかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物と併
用してなることを特徴とする前記(4)記載の光学補償
板。 (7)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
す円盤状の分子構造を有する有機化合物であり、かつ、
この円盤状化合物が光学活性を示す置換基を有すること
を特徴とする前記(4)記載の光学補償板。 (8)光学的に負の一軸性を有する化合物が液晶性を示
さず、電界または磁界により負の屈折率異方性を発現す
るように配向する有機化合物であることを特徴とする前
記(1)、(2)または(3)記載の光学補償板。 (9)前記(1)記載の光学補償板を少なくとも1枚用
いたねじれネマチック型液晶表示装置。 (10)ツイスト角が略90°のねじれネマチック型液晶
セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の偏光板か
らなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装置におい
て、前記(2)記載の光学補償板をセルと両側の偏光板
との間にそれぞれ1枚ずつ用いてなる液晶表示装置。 (11)ツイスト角が略90°のねじれネマチック型液晶
セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の偏光板か
らなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装置におい
て、前記(3)記載の光学補償板をセルといずれか一方
の偏光板との間に1枚用いてなる液晶表示装置。 以下、本発明を詳細に説明する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における光学的に負の一軸
性を有する化合物の光学軸の方位角度とは、該化合物の
光学軸を基板面上に正射影した方向をさす。また、光学
的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の傾斜角度と
は、該化合物の光学軸の方向が基板面の法線方向となす
角度をさす。これを図1を用いて説明する。1が負の一
軸性を有する化合物の光学軸方向、6が光学軸の基板面
上への正射影方向を示し、2、3、4、5はそれぞれ方
位角0°方向、90°方向、180°方向、270°方
向を示し、7が光学軸の方位角度を表す。8が基板の法
線方向を示し、これと1の光学軸方向となす角度9が光
学軸の傾斜角度を表す。
性を有する化合物の光学軸の方位角度とは、該化合物の
光学軸を基板面上に正射影した方向をさす。また、光学
的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の傾斜角度と
は、該化合物の光学軸の方向が基板面の法線方向となす
角度をさす。これを図1を用いて説明する。1が負の一
軸性を有する化合物の光学軸方向、6が光学軸の基板面
上への正射影方向を示し、2、3、4、5はそれぞれ方
位角0°方向、90°方向、180°方向、270°方
向を示し、7が光学軸の方位角度を表す。8が基板の法
線方向を示し、これと1の光学軸方向となす角度9が光
学軸の傾斜角度を表す。
【0007】本発明における光学的に負の一軸性を有す
る化合物とは、配向することで光学軸方向の屈折率がこ
れに垂直な平面内の平均屈折率よりも小さい負の屈折率
異方性を発現し、何らかの配向手段により光学軸の方位
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するように配向できるものであ
れば特に制限はなく、有機化合物、中でも液晶性を示す
円盤状の分子構造を有する化合物、および液晶性を示さ
ないが電界または磁界により負の屈折率異方性を発現す
るように配向する化合物などが好ましく用いられる。
る化合物とは、配向することで光学軸方向の屈折率がこ
れに垂直な平面内の平均屈折率よりも小さい負の屈折率
異方性を発現し、何らかの配向手段により光学軸の方位
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するように配向できるものであ
れば特に制限はなく、有機化合物、中でも液晶性を示す
円盤状の分子構造を有する化合物、および液晶性を示さ
ないが電界または磁界により負の屈折率異方性を発現す
るように配向する化合物などが好ましく用いられる。
【0008】液晶性を示す円盤状の分子構造を有する有
機化合物としては、低分子あるいは高分子のディスコテ
ィック液晶、例えばトリフェニレン、トルクセン、ベン
ゼンなどの平面構造を有する母核にアルキル基、アルコ
キシ基、置換ベンゾイルオキシ基などの直鎖状の置換基
が放射状に結合したものが例示されるが、可視光領域に
吸収がないものが好ましい。
機化合物としては、低分子あるいは高分子のディスコテ
ィック液晶、例えばトリフェニレン、トルクセン、ベン
ゼンなどの平面構造を有する母核にアルキル基、アルコ
キシ基、置換ベンゾイルオキシ基などの直鎖状の置換基
が放射状に結合したものが例示されるが、可視光領域に
吸収がないものが好ましい。
【0009】これらの円盤状の分子構造を有する有機化
合物は1種類のものを単独で用いるのみならず、本発明
に必要な配向を得るために、必要に応じて何種類かを混
合して用いたり、あるいは高分子マトリクス等他の有機
化合物と混合して用いることができる。上記の混合して
用いる有機化合物としては、円盤状の分子構造を有する
有機化合物と相溶性を有するか、円盤状の分子構造を有
する有機化合物を光を散乱しない程度の粒径に分散でき
るものであれば特に限定されない。
合物は1種類のものを単独で用いるのみならず、本発明
に必要な配向を得るために、必要に応じて何種類かを混
合して用いたり、あるいは高分子マトリクス等他の有機
化合物と混合して用いることができる。上記の混合して
用いる有機化合物としては、円盤状の分子構造を有する
有機化合物と相溶性を有するか、円盤状の分子構造を有
する有機化合物を光を散乱しない程度の粒径に分散でき
るものであれば特に限定されない。
【0010】さらに、本発明に必要である光学軸の方位
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するような配向を得るために
は、円盤状の分子構造を有する有機化合物としてそれ自
身にねじれ配向性を発現するような光学活性を示す置換
基を有するものを用いるのが望ましい。円盤状の分子構
造を有しかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物
としては、例えば、C.Destradeらの研究報
告、PHYSICS LETTERS 79巻、189
頁に記載された(+)あるいは(−)−2,3,6,
7,10,11−ヘキサ−(3−メチルノナノイルオキ
シ)トリフェニレン、(+)あるいは(−)−2,3,
7,8,12,13−ヘキサ−(3−メチルノナノイル
オキシ)トルクセン、および、J.Maltheteら
の研究報告、Mol.Cryst.Liq.Crys
t.64巻、233頁に記載された(+)−2,3,
6,7,10,11−ヘキサ−(S−(4−メチル)−
4−n−ヘキシルオキシベンゾイルオキシ)トリフェニ
レン等、光学活性基を有するディスコティック液晶を挙
げることができる。
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するような配向を得るために
は、円盤状の分子構造を有する有機化合物としてそれ自
身にねじれ配向性を発現するような光学活性を示す置換
基を有するものを用いるのが望ましい。円盤状の分子構
造を有しかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物
としては、例えば、C.Destradeらの研究報
告、PHYSICS LETTERS 79巻、189
頁に記載された(+)あるいは(−)−2,3,6,
7,10,11−ヘキサ−(3−メチルノナノイルオキ
シ)トリフェニレン、(+)あるいは(−)−2,3,
7,8,12,13−ヘキサ−(3−メチルノナノイル
オキシ)トルクセン、および、J.Maltheteら
の研究報告、Mol.Cryst.Liq.Crys
t.64巻、233頁に記載された(+)−2,3,
6,7,10,11−ヘキサ−(S−(4−メチル)−
4−n−ヘキシルオキシベンゾイルオキシ)トリフェニ
レン等、光学活性基を有するディスコティック液晶を挙
げることができる。
【0011】また、ねじれ配向性を発現させる別の方法
としては、円盤状の分子構造を有する有機化合物をカイ
ラルドーパントと併用することによりねじれ配向性を付
与することが望ましい。この場合、カイラルドーパント
としては一般的にTN型液晶セルおよびSTN型液晶セ
ル等においてネマチック液晶にねじれ配向性を付与する
ために用いられるもの等をさし、MERCK社製S−1
011(ZLI−4571)、R−1011(ZLI−
4572)、同社製S−811(ZLI−811)、R
−811(ZLI−3786)、および一般的に知られ
ているC15、CB15、CNを例示することができ
る。カイラルドーパントを添加する量には特に限定はな
く、必要なねじれ配向性が得られるように量を調節して
用いればよい。また、ねじれの向きについても特に限定
はなく、組み合わせる液晶セルの視野角特性を改良する
のに適したねじれ方向になるよう、添加するカイラルド
ーパントの光学活性を選択して用いればよい。
としては、円盤状の分子構造を有する有機化合物をカイ
ラルドーパントと併用することによりねじれ配向性を付
与することが望ましい。この場合、カイラルドーパント
としては一般的にTN型液晶セルおよびSTN型液晶セ
ル等においてネマチック液晶にねじれ配向性を付与する
ために用いられるもの等をさし、MERCK社製S−1
011(ZLI−4571)、R−1011(ZLI−
4572)、同社製S−811(ZLI−811)、R
−811(ZLI−3786)、および一般的に知られ
ているC15、CB15、CNを例示することができ
る。カイラルドーパントを添加する量には特に限定はな
く、必要なねじれ配向性が得られるように量を調節して
用いればよい。また、ねじれの向きについても特に限定
はなく、組み合わせる液晶セルの視野角特性を改良する
のに適したねじれ方向になるよう、添加するカイラルド
ーパントの光学活性を選択して用いればよい。
【0012】さらに、ねじれ配向性を発現させる別の方
法としては、円盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機
化合物を円盤状の分子構造を有し液晶性を示さずかつ光
学活性を示す置換基を有する有機化合物と併用すること
によりねじれ配向性を付与することもできる。円盤状の
分子構造を有し液晶性を示さずかつ光学活性を示す置換
基を有する有機化合物としては、例えば、C.Dest
radeらの研究報告、PHYSICS LETTER
S 79巻、189頁に記載された(+)あるいは
(−)−2,3,6,7,10,11−ヘキサ−(3−
メチルノナノイルオキシ)ベンゼン等を挙げることがで
きる。
法としては、円盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機
化合物を円盤状の分子構造を有し液晶性を示さずかつ光
学活性を示す置換基を有する有機化合物と併用すること
によりねじれ配向性を付与することもできる。円盤状の
分子構造を有し液晶性を示さずかつ光学活性を示す置換
基を有する有機化合物としては、例えば、C.Dest
radeらの研究報告、PHYSICS LETTER
S 79巻、189頁に記載された(+)あるいは
(−)−2,3,6,7,10,11−ヘキサ−(3−
メチルノナノイルオキシ)ベンゼン等を挙げることがで
きる。
【0013】また、液晶性を示さないが電界または磁界
により負の屈折率異方性を発現するように配向する化合
物についても、電界または磁界の印加により本発明に必
要な光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が
共に基板の厚み方向に対して連続的に変化するような配
向ができるものであれば利用することが可能である。
により負の屈折率異方性を発現するように配向する化合
物についても、電界または磁界の印加により本発明に必
要な光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が
共に基板の厚み方向に対して連続的に変化するような配
向ができるものであれば利用することが可能である。
【0014】本発明に必要である、光学軸の方位角度と
基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方向に対
して連続的に変化するような配向を得るための配向方向
としては特に限定されない。例えば、液晶性を有する化
合物を用いる場合には、一般的に液晶を配向させるのに
用いられる方法、すなわち前述したようなねじれ配向性
をもたせた液晶性化合物を特定の配向膜を用いて配向さ
せるか、あるいは該化合物を電界、磁界等を印加して配
向させる等の方法を用いることができる。また、液晶性
を有しない化合物を用いる場合でも、電界、磁場等の印
加により必要な配向をさせることが可能である。
基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方向に対
して連続的に変化するような配向を得るための配向方向
としては特に限定されない。例えば、液晶性を有する化
合物を用いる場合には、一般的に液晶を配向させるのに
用いられる方法、すなわち前述したようなねじれ配向性
をもたせた液晶性化合物を特定の配向膜を用いて配向さ
せるか、あるいは該化合物を電界、磁界等を印加して配
向させる等の方法を用いることができる。また、液晶性
を有しない化合物を用いる場合でも、電界、磁場等の印
加により必要な配向をさせることが可能である。
【0015】本発明の光学軸の方位角度と基板法線方向
からの傾斜角度が共に基板の厚み方向に対して連続的に
変化するような配向としては、特に、光学的に負の一軸
性を有する化合物がその光学軸の傾斜角度が層の基板側
では基板法線方向より50°乃至90°であり、かつ、
反基板側では0°乃至60°であるように連続的に変化
し、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側
に向かって略45°または略−45°ねじれるように連
続的に変化するような配向をさせるか、あるいは、光学
的に負の一軸性を有する化合物がその光学軸を傾斜角度
が層の基板側・反基板側では基板法線方向より5°乃至
50°、かつ、層中央部では略90°であるように連続
的に変化し、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から
反基板側に向かって略90°または略−90°ねじれる
ように連続的に変化するように配向させることが望まし
い。これらの配向をした本発明の光学補償板は、ツイス
ト角が略90°のねじれネマチック型液晶セルおよびこ
のセルの両側に配置された2枚の偏光板からなるノーマ
リーホワイトモードの液晶表示装置の視野角特性を改良
するために特に効果的である。
からの傾斜角度が共に基板の厚み方向に対して連続的に
変化するような配向としては、特に、光学的に負の一軸
性を有する化合物がその光学軸の傾斜角度が層の基板側
では基板法線方向より50°乃至90°であり、かつ、
反基板側では0°乃至60°であるように連続的に変化
し、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側
に向かって略45°または略−45°ねじれるように連
続的に変化するような配向をさせるか、あるいは、光学
的に負の一軸性を有する化合物がその光学軸を傾斜角度
が層の基板側・反基板側では基板法線方向より5°乃至
50°、かつ、層中央部では略90°であるように連続
的に変化し、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から
反基板側に向かって略90°または略−90°ねじれる
ように連続的に変化するように配向させることが望まし
い。これらの配向をした本発明の光学補償板は、ツイス
ト角が略90°のねじれネマチック型液晶セルおよびこ
のセルの両側に配置された2枚の偏光板からなるノーマ
リーホワイトモードの液晶表示装置の視野角特性を改良
するために特に効果的である。
【0016】本発明の透明基板上に負の一軸性を有する
化合物を含む層が形成されてなる光学補償板に用いられ
る透明基板としては、光学的な異方性が小さくかつ光学
軸がほぼフィルム法線方向にある樹脂フィルム等などを
用いることができる。このようなフィルムとしては、セ
ルロース系樹脂、ポリカーボネート、ポリサルフォン、
ポリエーテルサルフォンやアクリル系樹脂の溶剤キャス
トフィルムが例示される。中でも比較的安価で光学的に
異方性が小さく均一なトリアセチルセルロースフィルム
が好ましく用いられる。ここでいう透明基板の光学異方
性とは、基板面内の屈折率をnx、ny、厚み方向の屈
折率をnz、基板厚みをdとした場合、 Δn’d={(nx+ny)/2−nz}×d で表されるΔn’dの値の大きさをさすが、本発明の光
学補償板のうちで、光学的に負の一軸性を有する化合物
の光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法線方向より
50°乃至90°であり、かつ、反基板側では0°乃至
60°であるように連続的に変化しており、さらに光学
軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって略4
5°または略−45°ねじれるように連続的に変化して
いる光学補償板を作製する場合には、Δn’dの値は4
0nm以上の基板を用いることが好ましい。逆に、光学
的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方向が層の基
板側・反基板側と層の中央部で異なっており、光学軸の
傾斜角度が層の基板側・反基板側では基板法線方向より
5°乃至50°であり、かつ、層中央部では略90°で
あるように連続的に変化しており、さらに光学軸の方位
角度が層の基板側から反基板側に向かって略90°また
は略−90°ねじれるように連続的に変化している光学
補償板を作製する場合には、Δn’dの値は30nm以
下の基板を用いることが好ましい。さらに、これらのフ
ィルムの表面には目的とする配向を得るための配向処理
層や密着性付与層などを必要に応じて形成して用いるこ
とができる。
化合物を含む層が形成されてなる光学補償板に用いられ
る透明基板としては、光学的な異方性が小さくかつ光学
軸がほぼフィルム法線方向にある樹脂フィルム等などを
用いることができる。このようなフィルムとしては、セ
ルロース系樹脂、ポリカーボネート、ポリサルフォン、
ポリエーテルサルフォンやアクリル系樹脂の溶剤キャス
トフィルムが例示される。中でも比較的安価で光学的に
異方性が小さく均一なトリアセチルセルロースフィルム
が好ましく用いられる。ここでいう透明基板の光学異方
性とは、基板面内の屈折率をnx、ny、厚み方向の屈
折率をnz、基板厚みをdとした場合、 Δn’d={(nx+ny)/2−nz}×d で表されるΔn’dの値の大きさをさすが、本発明の光
学補償板のうちで、光学的に負の一軸性を有する化合物
の光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法線方向より
50°乃至90°であり、かつ、反基板側では0°乃至
60°であるように連続的に変化しており、さらに光学
軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって略4
5°または略−45°ねじれるように連続的に変化して
いる光学補償板を作製する場合には、Δn’dの値は4
0nm以上の基板を用いることが好ましい。逆に、光学
的に負の一軸性を有する化合物の光学軸の方向が層の基
板側・反基板側と層の中央部で異なっており、光学軸の
傾斜角度が層の基板側・反基板側では基板法線方向より
5°乃至50°であり、かつ、層中央部では略90°で
あるように連続的に変化しており、さらに光学軸の方位
角度が層の基板側から反基板側に向かって略90°また
は略−90°ねじれるように連続的に変化している光学
補償板を作製する場合には、Δn’dの値は30nm以
下の基板を用いることが好ましい。さらに、これらのフ
ィルムの表面には目的とする配向を得るための配向処理
層や密着性付与層などを必要に応じて形成して用いるこ
とができる。
【0017】透明基板上に負の一軸性を有する化合物を
含む層を形成する方法としては特に制限はなく、ダイレ
クト・グラビアコーター、リバース・グラビアコータ
ー、ダイコーター、コンマコーターなど常法を用いるこ
とができるが、層の厚みの均一性の点から、バックアッ
プロールを使用しない精密コート用のリップコーターを
用いた方法が好ましい。
含む層を形成する方法としては特に制限はなく、ダイレ
クト・グラビアコーター、リバース・グラビアコータ
ー、ダイコーター、コンマコーターなど常法を用いるこ
とができるが、層の厚みの均一性の点から、バックアッ
プロールを使用しない精密コート用のリップコーターを
用いた方法が好ましい。
【0018】本発明の光学補償板をツイスト角が略90
°のねじれネマチック型液晶セルおよびこのセルの両側
に配置された2枚の偏光板からなるノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置に用いて効果的に視野角特性改良
をするためには、液晶セルの両側の偏光板との間にそれ
ぞれ1枚ずつ用いる場合には、光学的に負の一軸性を有
する化合物がその光学軸の傾斜角度が層の基板側では基
板法線方向より50°乃至90°であり、かつ、反基板
側では0°乃至60°であるように連続的に変化し、さ
らに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向か
って略45°または略−45°ねじれるように連続的に
変化するような配向をした層を有する光学補償板を用い
ることが望ましい。また、本発明の光学補償板を液晶セ
ルといずれか一方の側の偏光板との間に1枚用いる場合
には、光学的に負の一軸性を有する化合物がその光学軸
を傾斜角度が層の基板側・反基板側では基板法線方向よ
り5°乃至50°、かつ、層中央部では略90°である
ように連続的に変化し、さらに光学軸の方位角度が層の
基板側から反基板側に向かって略90°または略−90
°ねじれるように連続的に変化するような配向をした層
を有する光学補償板を用いることが望ましい。
°のねじれネマチック型液晶セルおよびこのセルの両側
に配置された2枚の偏光板からなるノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置に用いて効果的に視野角特性改良
をするためには、液晶セルの両側の偏光板との間にそれ
ぞれ1枚ずつ用いる場合には、光学的に負の一軸性を有
する化合物がその光学軸の傾斜角度が層の基板側では基
板法線方向より50°乃至90°であり、かつ、反基板
側では0°乃至60°であるように連続的に変化し、さ
らに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向か
って略45°または略−45°ねじれるように連続的に
変化するような配向をした層を有する光学補償板を用い
ることが望ましい。また、本発明の光学補償板を液晶セ
ルといずれか一方の側の偏光板との間に1枚用いる場合
には、光学的に負の一軸性を有する化合物がその光学軸
を傾斜角度が層の基板側・反基板側では基板法線方向よ
り5°乃至50°、かつ、層中央部では略90°である
ように連続的に変化し、さらに光学軸の方位角度が層の
基板側から反基板側に向かって略90°または略−90
°ねじれるように連続的に変化するような配向をした層
を有する光学補償板を用いることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明の光学補償板を適用することでA
M−TN−LCDの視野角特性を著しく改良する効果が
得られる。
M−TN−LCDの視野角特性を著しく改良する効果が
得られる。
【0020】
実施例1 図2に本実施例の光学補償板における光学的に負の一軸
性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を示す。この
光学補償板は、その光学的に負の一軸性を有する化合物
の層が、その光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法
線方向より85°であり、かつ、反基板側では0°であ
るように連続的に変化しており、さらに光学軸の方位角
度が層の基板側から反基板側に向かって45°ねじれる
ように連続的に変化するような配向をしたものである。
この光学補償板を、ツイスト角が90°のねじれネマチ
ック型液晶セルおよびこのセルの両側に配置された2枚
の偏光板からなるノーマリーホワイトモードの液晶表示
装置において、液晶セルとセルの両側の偏光板との間に
図4に示す配置でそれぞれ1枚ずつ用いることにより、
この液晶表示装置の視野角特性が著しく改良される。
性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を示す。この
光学補償板は、その光学的に負の一軸性を有する化合物
の層が、その光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板法
線方向より85°であり、かつ、反基板側では0°であ
るように連続的に変化しており、さらに光学軸の方位角
度が層の基板側から反基板側に向かって45°ねじれる
ように連続的に変化するような配向をしたものである。
この光学補償板を、ツイスト角が90°のねじれネマチ
ック型液晶セルおよびこのセルの両側に配置された2枚
の偏光板からなるノーマリーホワイトモードの液晶表示
装置において、液晶セルとセルの両側の偏光板との間に
図4に示す配置でそれぞれ1枚ずつ用いることにより、
この液晶表示装置の視野角特性が著しく改良される。
【0021】実施例2 図3に本実施例の光学補償板における光学的に負の一軸
性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を示す。この
光学補償板は、その光学的に負の一軸性を有する化合物
の層が、その光学軸の傾斜角度が層の基板側および反基
板側では基板法線方向より5°であり、かつ、層中央部
では90°であるように連続的に変化しており、さらに
光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって
−90°ねじれるように連続的に変化するような配向を
したものである。この光学補償板を、ツイスト角が90
°のねじれネマチック型液晶セルおよびこのセルの両側
に配置された2枚の偏光板からなるノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置において、液晶セルとセルの上側
の偏光板との間に図5に示す配置で用いることにより、
この液晶表示装置の視野角特性が著しく改良される。
性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を示す。この
光学補償板は、その光学的に負の一軸性を有する化合物
の層が、その光学軸の傾斜角度が層の基板側および反基
板側では基板法線方向より5°であり、かつ、層中央部
では90°であるように連続的に変化しており、さらに
光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側に向かって
−90°ねじれるように連続的に変化するような配向を
したものである。この光学補償板を、ツイスト角が90
°のねじれネマチック型液晶セルおよびこのセルの両側
に配置された2枚の偏光板からなるノーマリーホワイト
モードの液晶表示装置において、液晶セルとセルの上側
の偏光板との間に図5に示す配置で用いることにより、
この液晶表示装置の視野角特性が著しく改良される。
【図1】本発明の光学補償板における光学的に負の一軸
性を有する化合物の光学軸の傾斜角度および方位角度を
示す図である。
性を有する化合物の光学軸の傾斜角度および方位角度を
示す図である。
【図2】本発明の実施例1の光学補償板における光学的
に負の一軸性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を
示す図である。
に負の一軸性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を
示す図である。
【図3】本発明の実施例1の光学補償板における光学的
に負の一軸性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を
示す図である。
に負の一軸性を有する化合物の層の光学軸の配向構造を
示す図である。
【図4】本発明の実施例1の光学補償板を用いた液晶表
示装置における上下の偏光板の吸収軸、液晶セルのラビ
リンス方向、および光学補償板の光学軸の配向構造の設
定を示す図である。
示装置における上下の偏光板の吸収軸、液晶セルのラビ
リンス方向、および光学補償板の光学軸の配向構造の設
定を示す図である。
【図5】本発明の実施例2の光学補償板を用いた液晶表
示装置における上下の偏光板の吸収軸、液晶セルのラビ
リンス方向、および光学補償板の光学軸の配向構造の設
定を示す図である。
示装置における上下の偏光板の吸収軸、液晶セルのラビ
リンス方向、および光学補償板の光学軸の配向構造の設
定を示す図である。
1 負の一軸性を有する化合物の光学軸方向 2 方位角0°方向 3 方位角90°方向 4 方位角180°方向 5 方位角270°方向 6 光学軸の基板面上への正射影方向 7 光学軸の方位角度 8 基板の法線方向 9 光学軸の傾斜角度 41、51 液晶セル上側の偏光板 42、52 液晶セル上側の光学補償板 43、53 AM−TN液晶セル 44 液晶セル下側の光学補償板 45、54 液晶セル下側の偏光板 46、56 バックライト 411 、511 液晶セル上側偏光板の吸収軸方向 421 、522 液晶セル上側光学補償板における基板側の
光学軸方向 422 、521 液晶セル上側光学補償板における反基板側
の光学軸方向 431 、531 液晶セル上側ラビング方向 432 、532 液晶セル下側ラビング方向 441 液晶セル下側光学補償板における反基板側
の光学軸方向 442 液晶セル下側光学補償板における基板側の
光学軸方向 451 、541 液晶セル下側偏光板の吸収軸方向
光学軸方向 422 、521 液晶セル上側光学補償板における反基板側
の光学軸方向 431 、531 液晶セル上側ラビング方向 432 、532 液晶セル下側ラビング方向 441 液晶セル下側光学補償板における反基板側
の光学軸方向 442 液晶セル下側光学補償板における基板側の
光学軸方向 451 、541 液晶セル下側偏光板の吸収軸方向
【手続補正書】
【提出日】平成9年4月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに、本発明に必要である光学軸の方位
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するような配厚を得るために
は、円盤状の分子構造を有する有機化合物としてそれ自
身にねじれ配向性を発現するような光学活性を示す置換
基を有するものを用いるのが望ましい。円盤状の分子構
造を有しかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物
としては、例えば、C.Destradeらの研究報
告、PHYSICS LETTERS 79巻、189
頁に記載された(+)あるいは(−)−2,3,6,
7,10,11−ヘキサ−(2−メチルオクチルカルボ
キシ)トリフェニレン、(+)あるいは(−)−2,
3,7,8,12,13−ヘキサ−(2−メチルオクチ
ルカルボキシ)トルクセン、および、J.Malthe
teらの研究報告、Mol.Cryst.Liq.Cr
yst.64巻、233頁に記載された(+)−2,
3,6,7,10,11−ヘキサ(S−(4−メチル)
−4−n−ヘキシルオキシベンゾイルオキシ)トリフェ
ニレン等、光学活性基を有するディスコティック液晶を
挙げることができる。
角度と基板法線方向からの傾斜角度が共に基板の厚み方
向に対して連続的に変化するような配厚を得るために
は、円盤状の分子構造を有する有機化合物としてそれ自
身にねじれ配向性を発現するような光学活性を示す置換
基を有するものを用いるのが望ましい。円盤状の分子構
造を有しかつ光学活性を示す置換基を有する有機化合物
としては、例えば、C.Destradeらの研究報
告、PHYSICS LETTERS 79巻、189
頁に記載された(+)あるいは(−)−2,3,6,
7,10,11−ヘキサ−(2−メチルオクチルカルボ
キシ)トリフェニレン、(+)あるいは(−)−2,
3,7,8,12,13−ヘキサ−(2−メチルオクチ
ルカルボキシ)トルクセン、および、J.Malthe
teらの研究報告、Mol.Cryst.Liq.Cr
yst.64巻、233頁に記載された(+)−2,
3,6,7,10,11−ヘキサ(S−(4−メチル)
−4−n−ヘキシルオキシベンゾイルオキシ)トリフェ
ニレン等、光学活性基を有するディスコティック液晶を
挙げることができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】さらに、ねじれ配向性を発現させる別の方
法としては、円盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機
化合物を円盤状の分子構造を有し液晶性を示さずかつ光
学活性を示す置換基を有する有機化合物と併用すること
によりねじれ配向性を付与することもできる。円盤状の
分子構造を有し液晶性を示さずかつ光学活性を示す置換
基を有する有機化合物としては、例えば、C.Dest
radeらの研究報告、PHYSICS LETTER
S 79巻、189頁に記載された(+)あるいは
(−)−2,3,6,7,10,11−ヘキサ−(2−
メチルオクチルカルボキシ)ベンゼン等を挙げることが
できる。
法としては、円盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機
化合物を円盤状の分子構造を有し液晶性を示さずかつ光
学活性を示す置換基を有する有機化合物と併用すること
によりねじれ配向性を付与することもできる。円盤状の
分子構造を有し液晶性を示さずかつ光学活性を示す置換
基を有する有機化合物としては、例えば、C.Dest
radeらの研究報告、PHYSICS LETTER
S 79巻、189頁に記載された(+)あるいは
(−)−2,3,6,7,10,11−ヘキサ−(2−
メチルオクチルカルボキシ)ベンゼン等を挙げることが
できる。
Claims (11)
- 【請求項1】 透明基板上に、光学的に負の一軸性を有
する化合物を含む層が形成されてなり、かつその化合物
の光学軸の方位角度と基板法線方向からの傾斜角度が共
に基板の厚み方向に対して連続的に変化していることを
特徴とする光学補償板。 - 【請求項2】 光学的に負の一軸性を有する化合物の光
学軸の方向が層の基板側、反基板側および層の中央部で
異なっており、光学軸の傾斜角度が層の基板側では基板
法線方向より50°乃至90°であり、かつ、反基板側
では0°乃至60°であるように連続的に変化してお
り、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基板側
に向かって略45°または略−45°ねじれるように連
続的に変化していることを特徴とする請求項1記載の光
学補償板。 - 【請求項3】 光学的に負の一軸性を有する化合物の光
学軸の方向が層の基板側、反基板側および層の中央部で
異なっており、光学軸の傾斜角度が層の基板側および反
基板側では基板法線方向より5°乃至50°であり、か
つ、層中央部では略90°であるように連続的に変化し
ており、さらに光学軸の方位角度が層の基板側から反基
板側に向かって略90°または略−90°ねじれるよう
に連続的に変化していることを特徴とする請求項1記載
の光学補償板。 - 【請求項4】 光学的に負の一軸性を有する化合物が円
盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機化合物であるこ
とを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載
の光学補償板。 - 【請求項5】 光学的に負の一軸性を有する化合物が円
盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機化合物であり、
かつ、この円盤状化合物をカイラルドーパントと併用し
てなることを特徴とする請求項4記載の光学補償板。 - 【請求項6】 光学的に負の一軸性を有する化合物が円
盤状の分子構造を有し液晶性を示す有機化合物であり、
かつ、この円盤状化合物を、円盤状の分子構造を有し液
晶性を示さずかつ光学活性を示す置換基を有する有機化
合物と併用してなることを特徴とする請求項4記載の光
学補償板。 - 【請求項7】 光学的に負の一軸性を有する化合物が液
晶性を示す円盤状の分子構造を有する有機化合物であ
り、かつ、この円盤状化合物が光学活性を示す置換基を
有することを特徴とする請求項4記載の光学補償板。 - 【請求項8】 光学的に負の一軸性を有する化合物が液
晶性を示さず、電界または磁界により負の屈折率異方性
を発現するように配向する有機化合物であることを特徴
とする請求項1、請求項2または請求項3記載の光学補
償板。 - 【請求項9】 請求項1記載の光学補償板を少なくとも
1枚用いたねじれネマチック型液晶表示装置。 - 【請求項10】 ツイスト角が略90°のねじれネマチッ
ク型液晶セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の
偏光板からなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装
置において、請求項2記載の光学補償板をセルと両側の
偏光板との間にそれぞれ1枚ずつ用いることを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項11】 ツイスト角が略90°のねじれネマチッ
ク型液晶セルおよびこのセルの両側に配置された2枚の
偏光板からなるノーマリーホワイトモードの液晶表示装
置において、請求項3記載の光学補償板をセルといずれ
か一方の偏光板との間に1枚用いることを特徴とする液
晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105643A JPH09292519A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光学補償板およびこれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105643A JPH09292519A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光学補償板およびこれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09292519A true JPH09292519A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14413144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8105643A Pending JPH09292519A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 光学補償板およびこれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09292519A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001090788A1 (en) * | 2000-05-23 | 2001-11-29 | Nippon Oil Corporation | Circular polarization plate and liquid crystal display |
| KR100462018B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 보상 필름을 이용한 액정 표시 장치 |
| JPWO2021132624A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
| JPWO2021132616A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8105643A patent/JPH09292519A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100462018B1 (ko) * | 1997-12-31 | 2005-06-07 | 삼성전자주식회사 | 보상 필름을 이용한 액정 표시 장치 |
| US6628369B2 (en) | 2000-03-10 | 2003-09-30 | Nippon Oil Corporation | Circular polarizer and liquid crystal display |
| WO2001090788A1 (en) * | 2000-05-23 | 2001-11-29 | Nippon Oil Corporation | Circular polarization plate and liquid crystal display |
| JP2002048917A (ja) * | 2000-05-23 | 2002-02-15 | Nippon Mitsubishi Oil Corp | 円偏光板および液晶表示装置 |
| JPWO2021132624A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
| JPWO2021132616A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | ||
| WO2021132624A1 (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-01 | 富士フイルム株式会社 | 光学フィルム、円偏光板、有機エレクトロルミネッセンス表示装置 |
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