JPH09293321A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH09293321A
JPH09293321A JP10679196A JP10679196A JPH09293321A JP H09293321 A JPH09293321 A JP H09293321A JP 10679196 A JP10679196 A JP 10679196A JP 10679196 A JP10679196 A JP 10679196A JP H09293321 A JPH09293321 A JP H09293321A
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JP
Japan
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disc
objective lens
moving
recording surface
signal
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Application number
JP10679196A
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English (en)
Inventor
Kouji Kaniwa
耕治 鹿庭
Hideo Nishijima
英男 西島
Yukinobu Tada
行伸 多田
Ikuo Nishida
育雄 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】面振れ成分を有する複数種類のディスクの種類
を正確に且つ簡単に、すばやく判別できるようにする。 【解決手段】ディスクの記録面への焦点合わせ動作時の
対物レンズに供給された駆動信号レベルを検知し、その
駆動信号レベルから対物レンズの合焦点位置を検知する
ことによりディスク記録面の高さを検知しディスクの種
類判別を行う。更に、この時ディスク面振れの影響を最
小にするために、ディスクの最内周付近でディスクを回
転状態とし、1回転にわたる平均レベルを用いてディス
クの種類判別を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスクより光学
的に信号を再生または記録再生する光ディスク装置に係
り、特に、ディスクフォーマットおよび信号記録フォー
マットの異なる2種類以上のディスクを、再生または記
録再生することのできる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスク装置としては、音楽再
生用として広く普及しているコンパクトディスク(以降
CDと呼ぶ)プレーヤやレーザーディスク(以降LDと
呼ぶ)プレーヤがある。これらの装置は、ディスクの外
径サイズや厚さおよび記録信号フォーマットが異なって
いるものの、記録面の高さディスク表面から1.2mm
で同じであり、光学系が共通で使えることから、1台の
装置でCDとLDを再生できる装置も製品化されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近
は、ディスクの記録密度を上げて、音声だけでなく映像
情報も記録できるデジタルビデオディスク(以下、DV
Dと呼ぶ)といった高密度記録ディスクの基本規格が決
まった。このDVDは、ディスクの外形サイズはCDと
等しいが、トラックピッチが1.6μmから0.74μ
mへと狭くなり、レーザー波長が780nmから650
nmあるいは635nmへと短くなり、レンズの開口数
(NA)が0.45から0.60へと大きくなってい
る。これらの高密度化と共に、開口数(NA)を大きく
したことに伴う光ピックアップの光軸に対してディスク
面が垂直からズレる角度(チルト角)の許容値が小さく
なる弊害を緩和する為、CDと同じ外形サイズながら記
録面の高さが、CDの1.2mm(単板)に対しDVD
は0.6mm(2枚貼り合わせで厚さ1.2mm)とし
ている。従って、DVDとCDでは、一見同じサイズの
ディスクでありながら、規格の異なるディスクが存在す
ることになり、当然、後から製品化されるDVD対応の
光ディスク装置には、DVDは勿論のことCDについて
も対応して再生動作ができることが要求されている。
【0004】しかしながら、CDとDVDでは規格が違
うことから、それぞれのディスクを再生するには、各々
に合った信号読み取り及び信号処理手段に切り換える必
要が有り、ディスク装着時にどちらのディスクが装着さ
れているかを判別することが必要になった。そして、C
DとDVDのディスクの判別を早く行い、装着されたデ
ィスクに合わせた信号読み取り及び信号処理手段に切り
換える光ディスク装置が望まれる様になった。
【0005】これに対して、本願発明と同一出願によ
り、特願平08−002446号にて上記要求を実現す
るディスク判別技術に関する提案がなされている。この
技術は、ディスク表面から信号記録面(光反射面)まで
の距離が、CDが1.2mmに対してDVDが0.6m
mであることに着目し、この距離を直接あるいは間接的
に検出することで、CDディスクとDVDディスクの判
別を実現するものである。しかし既提案では、ディスク
の面振れによる影響等に付いては言及していなかった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、DVD等の新規の高密度ディ
スクと従来のCDディスクを、ディスク装着時にどちら
のディスクが装着されているかを既提案の判別技術に比
べてより高い信頼性で判別し、判別結果に対応した信号
読み取り、あるいは、信号処理手段に切り換えて、再生
又は記録再生を行える使い勝手の良い光ディスク装置を
実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、以下に示す手段により構成される。
【0008】光学的にディスクの再生又は記録再生を行
う光ディスク装置において、ディスクの記録面にレーザ
ー光線の焦点を合わせる為の対物レンズと、該対物レン
ズをディスク面に対してほぼ垂直方向に移動させ対物レ
ンズの焦点をディスクの記録面に合わせるための第1の
移動手段と、該対物レンズの焦点をディスクの半径方向
に移動する第2の移動手段と、前記第1の移動手段によ
り移動した対物レンズの移動量を検知する移動量検知手
段とを備え、ディスク表面から記録面の高さの異なる2
種類以上のディスクに対し、ディスクが装着された際
に、前記第2の移動手段により対物レンズをディスクの
最内周付近に移動し、焦点合わせ動作時の第1の移動手
段による対物レンズの第1の方向の移動量を前記移動量
検知手段により検知することにより、ディスクの記録面
の位置を検知し、記録面の高さの違う2種類以上のディ
スクの種類の判別を行う構成とした。
【0009】この構成により、ディスク面が半径方向に
対して一様でないディスクに対してもディスクの記録面
の位置を正しく検知し、記録面の高さの違う2種類以上
のディスクの種類の判別の信頼性を向上するものであ
る。
【0010】また、光学的にディスクの再生又は記録再
生を行う光ディスク装置において、ディスクの記録面に
レーザー光線の焦点を合わせる為の対物レンズと、該対
物レンズをディスク面に対してほぼ垂直方向に移動させ
る移動手段と、ディスクを回転させる回転手段と、前記
移動手段の移動量を制御することにより対物レンズの焦
点をディスクの記録面に合わせるフォーカス制御手段
と、前記移動手段により移動した対物レンズの移動量を
検知する移動量検知手段と、該移動量検知手段により検
出された移動量を補正する補正手段とを備え、ディスク
表面から記録面の高さの異なる2種類以上のディスクに
対し、ディスクが装着された際に、前記回転手段により
ディスクを回転し、前記フォーカス制御手段により対物
レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるとともに、
焦点合わせ動作時の前記移動手段による対物レンズの移
動量を前記移動量検知手段により検知し、検出された移
動量からディスクの回転に起因する変動分を前記補正手
段により補正し、補正された対物レンズの移動量からデ
ィスクの記録面の位置を検知し、記録面の高さの違う2
種類以上のディスクの種類の判別を行う構成とした。
【0011】この構成により、ディスク面が円周方向に
対して一様でないディスクに対してもディスクの記録面
の位置を正しく検知し、記録面の高さの違う2種類以上
のディスクの種類の判別の信頼性を向上するものであ
る。
【0012】なお、前記移動手段は電気的移動手段であ
り、前記移動量検知手段により検知するのは、対物レン
ズの移動手段に加えた駆動電圧あるいは駆動電流であ
り、該駆動電圧あるいは駆動電流と移動量との関係を用
いてディスクの記録面の高さの違いを検知し、ディスク
の判別を行う構成とした。
【0013】これは、新たに対物レンズの移動量検知の
ためのセンサー等を設ける必要がなく、光ディスク装置
に不可欠なフォーカス制御系にて発生される信号である
ので、移動量検知を容易にするだけでなく装置コストの
低減も図れる。
【0014】また、前記駆動電圧あるいは駆動電流と対
物レンズの移動量との関係は、記憶手段に記憶された補
正情報に応じて可変される構成とした。
【0015】これは、前記駆動電圧あるいは駆動電流と
対物レンズの移動量との関係は、対物レンズの機械的取
り付け精度や、駆動電圧あるいは駆動電流の電気的オフ
セット等のばらつきが存在する場合にも、これらを個別
に最適化調整することなく一括してトータル的な補正情
報を記憶手段に記憶し補正することで、信頼性の高いデ
ィスクの種類の判別を行うものである。
【0016】また、ディスクの記録面から読みだした信
号から対物レンズの焦点が記録面に合ったことを検知す
るフォーカス検知手段を備え、ディスクが装着されディ
スクの内容を読むために対物レンズの焦点合わせ動作を
前記第1の移動手段により行う際、対物レンズの移動量
を移動量検知手段により検知すると共に、前記フォーカ
ス検知手段により対物レンズの焦点が合ったことを検知
し、ディスクの種類の判別を行う構成とした。
【0017】これは、対物レンズの焦点がディスクの記
録面に合ったかどうかを光ディスク装置に不可欠なフォ
ーカス制御系にて発生される信号で検知するので、新た
な合焦点検知器を不要とし装置のコスト低減が図れる。
【0018】また、複数種類のディスクに対応し光学的
にディジタル情報の再生又は記録再生を行う光ディスク
装置において、光学的にディスクから信号を検出する複
数種類の信号検出手段と、該信号検出手段の信号検出に
際し、フォーカス制御およびトラッキング制御を行う制
御手段と、前記信号検出手段によって検出された信号を
ディジタル信号に変換する信号変換手段と、該変換され
たディジタル信号の複数種類のディジタル信号形態に対
し、少なくともエラー検出機能を有するデコード処理を
行う複数のデコード手段と、モード制御信号にしたがい
前記複数の信号検出手段および複数のデコード手段から
一つを選択する選択手段とを備え、前記選択されたデコ
ード手段のエラー検出情報を用いて前記モード制御信号
発生手段のモード制御信号を切り換える構成とした。
【0019】この構成により、前記までのディスクの記
録面位置(高さ)という物理的な判別対象に対し、実際
に再生信号が読めるか否かを用いた判別手段であり、よ
り判別の信頼性を向上するものである。
【0020】また、前記までのディスクの記録面位置
(高さ)という物理的な判別基準を用いた物理的判別手
段と、実際に再生信号が読めるか否かで判別結果の正誤
を判断する信号利用判別手段とを組み合わせ、第1に物
理的判別手段を用い、次いで信号利用判別手段を用いる
構成とした。
【0021】この構成により、ディスクの種類の判別を
完全なものにすることができるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を、図1〜図
16に示した本発明の実施の複数の形態例を用いて説明
する。図1は、本発明の実施の一形態例における光ディ
スク装置のブロック図である。図2〜図6は、本発明の
実施の一形態例における複数種類のディスクの判別原理
を説明するための説明図である。図7および図9は、複
数種類のディスクの判別を難しくしている要因を明確に
するための説明図である。図10は、ピックアップの具
体的構成を示すブロック図である。図11は、ディスク
から検出される再生信号のプリアンプ回路の具体的構成
例を示す図である。そして、図12は、対物レンズがデ
ィスクの記録面に合焦点した場合の再生信号波形例を示
す波形図である。
【0023】まずここで、図2〜図6および図7〜図9
を用いて複数(ここでは、CDおよびDVDである。)
のディスク判別の原理および明確な課題を明らかにして
おく。
【0024】図2,図3において、1はディスク、1a
は記録面、2aはクランパ、2bはターンテーブルであ
り、これら2a,2bによりディスクは固定され、本図
では示していないスピンドルモータにより回転させられ
る。20aはCD用の開口数(NA)が0.45のCD
用対物レンズ、20bはDVD用の開口数(NA)が
0.6のDVD対物レンズ、21はレンズホルダ、22
はアクチュエータのヨーク、23はレンズホルダ21が
回動及び摺動する為の軸であり、24はレーザー光線用
の穴である。
【0025】ヨーク22には軸23が植設され、図示し
ないフォーカスコイルとトラッキングおよびレンズ切り
換えコイルが取り付けられており、レンズホルダ21に
取り付けられた図示しないマグネットがそれぞれのコイ
ルに対抗した位置に取り付けられ、それぞれのコイルに
電流が流れることにより、レンズ基準位置(初期位置)
から対物レンズのフォーカスやトラッキングおよびレン
ズ切り換え動作が行われる様になっている。レンズホル
ダ21は、軸23に回動及び摺動可能に保持され、CD
用対物レンズ20aとDVD用対物レンズ20bが取り
付けられ、レンズホルダ21が180°回動するとCD
用対物レンズ20aとDVD用対物レンズ20bの位置
が入れ替わり、対物レンズが切り換えられる様になって
いる。なお、hは対物レンズの基準位置からディスク表
面までの距離を表しており、CD用対物レンズ20aで
CDを検出する場合(図2相当)とDVD用対物レンズ
20bでDVDを検出する場合(図3相当)とにおける
hの値は同様になるように設定されている。
【0026】図4は、先の図2および図3に示したピッ
クアップと装着されたディスクの関係をディスクの上面
(あるいは下面)から見た図である。図4において、図
2および図3と同一符号を付けた構成要素は、図2およ
び図3と同一構成要素である。4はリードスクリュウで
あり、図示しないスレッドモータにより回転することに
より、ピックアップ25をディスクの半径方向に移動す
る。
【0027】図5は、CDとDVDとのようにディスク
面から記録面の距離が異なる場合の、ディスク判別の原
理を説明するものである。図5において、(1)はDV
Dが装着されている場合を示し、(2)はCDが装着さ
れている場合を示す。なお、対物レンズの符号が20と
なっているが、これはCD用対物レンズ20aとDVD
用対物レンズ20bのいずれでも良いことを表してい
る。図から判るように、対物レンズ20とディスク表面
までの距離は、CDを基準に考えれば、DVDの場合は
0.6mm短くなり、DVDを基準に考えれば、CDの
場合は0.6mm長くなる。このディスク面から対物レ
ンズ20までの距離の検出はフォーカス制御を行う場合
の対物レンズの駆動信号の電圧レベルあるいは電流レベ
ルを検出することにより可能である。
【0028】図6は、対物レンズ20のディスク面に対
して垂直方向の位置と対物レンズの駆動信号レベルの関
係を示しており、横軸がレンズ駆動電圧(電流)であ
り、縦軸が対物レンズの位置である。図6において、
(1)はCD用対物レンズで駆動・検出する場合を示
し、(2)はDVD用対物レンズで駆動・検出する場合
を示している。(1)のCD用対物レンズを用いる場
合、レンズ位置の原点がCDを再生する場合に合焦点と
なる位置に機械的に設定されている。この場合は、CD
が装着されれば駆動電圧(電流)は“0”となり、DV
Dが装着されれば合焦点するためには対物レンズは0.
6mmだけディスク面に近ずく必要があることから駆動
電圧(電流)は、+側のV(A)dvdになる。したがっ
て、装着ディスクの判別は、駆動電圧(電流)が0.3
mmに相当するV(A)thより大きければDVDと判別
し、小さければCDと判別することができる。一方、
(2)のDVD用対物レンズを用いる場合は、レンズ位
置の原点がDVDを再生する場合に合焦点となる位置に
機械的に設定されている。この場合は、DVDが装着さ
れれば駆動電圧(電流)は“0”となり、CDが装着さ
れれば合焦点するためには対物レンズは−0.6mmだ
けディスク面から遠のく必要があることから駆動電圧
(電流)は、−側のV(A)cdになる。したがって、装
着ディスクの判別は、駆動電圧(電流)が−0.3mm
に相当するV(A)thより大きければDVDと判別し、
小さければCDと判別することができる。
【0029】以上が、CDとDVDとのようにディスク
面から記録面の距離が異なる場合の、ディスク判別の原
理である。しかし、実際は種々の好ましくない要因によ
り上記判別原理をそのまま適応しても誤判別を起こす恐
れがある。
【0030】まず第1の要因として、ディスクの面振れ
と呼ばれる現象がある。これは、ディスクが完全に平面
ではなく反りおよび湾曲を有す場合や、ターンテーブル
の機械的精度の影響等で装着したディスクのディスク面
がスピンドルモータの回転軸に対して垂直になっていな
い場合に発生する。図7に上記面振れの具体的状態を示
す。図7において、(1)は理想的なディスク状態、
(2)はディスク面がスピンドルモータの回転軸に対し
て垂直になっていない状態で回転している状態、(3)
および(4)は(2)の場合の静止している状態、そし
て(5)および(6)はディスクがお椀状に変形してい
る状態を示している。なお、この他にもかまぼこ型の変
形等もある。これらの面振れは、CDおよびDVDでデ
ィスクとしてその許容値が定められており、CDは±
0.5mm、DVDは±0.3mmと規定されている。
【0031】これらの許容面振れ量を考慮した場合、前
記図6の関係すなわち、ディスク判別に用いる対物レン
ズのディスク面に対して垂直方向の位置と対物レンズの
駆動信号レベルの関係を図8に示す。図8はDVD用対
物レンズで駆動・検出する場合を示している。図8にお
いて、DVDが装着された場合は、±0.3mmの偏差
があり得るので、−0.3mmの位置で合焦点する場合
がある。一方CDが装着された場合は、±0.5mmの
偏差があり得るので、−0.6mmの位置に対して+
0.5mmの面振れがある場合は−0.1mmの位置で
合焦点する場合がある。したがって、図8において網掛
け部分(−0.1〜−0.3mm)は、装着ディスクが
CDであってもDVDであっても起こり得る範囲とな
り、ディスクの誤判別を生じることになる。
【0032】また第2の誤判別要因として、ディスクの
取り付け位置と対物レンズの基準取り付け位置の機械的
な相対的誤差や、アクチュエータ感度(対物レンズの駆
動信号レベルに対する対物レンズの移動距離)のばらつ
きがあげられる。これらの要因に対する前記図6の関係
すなわち、ディスク判別に用いる対物レンズのディスク
面に対して垂直方向の位置と対物レンズの駆動信号レベ
ルの関係を図9に示す。図9において(1)は先の図6
の(1)に示した理想的な特性を示し、(2)は上記要
因により特性がずれた場合を示す。まず、縦軸との交点
が−側になっているのは、ディスクの取り付け位置と対
物レンズの基準取り付け位置の機械的な誤差によるもの
であり、傾きが小さくなっているのはアクチュエータ感
度が小さくなった場合を示している。この(2)の特性
の場合は、DVDを装着しても合焦点する駆動電圧(電
流)がV(A)となるので、V(A)thより大きく、し
たがってCDと判別されることになる。
【0033】以上のディスク誤判別要因を解決する実施
形態例を以下に説明する。まず第1の誤判別要因を解決
するための第1の実施形態例を図1を用いて説明する。
【0034】図1は、本発明の実施の一形態例における
光ディスク装置のブロック図である。図1において、1
はディスク、2aはクランパ、2bはターンテーブル、
3はピックアップ、4はリードスクリュウ、5はスレッ
ドモータ、6はスピンドルモータ、7は位置センサ、8
はスピンドル制御回路、9はスレッド制御回路、10は
センサーアンプ、11はトラッキング制御回路、12は
フォーカス制御回路、13はデータストローブ回路、1
4はCD用デコーダ、15はDVD用デコーダ、16は
マイクロコンピュータ(以下、マイコンと記す。)、1
7は出力端子である。
【0035】図1において、まず、ディスク1が装着さ
れると、マイコン16は、ピックアップ3をディスク1
の最内周付近に移動すべく制御信号をスレッド制御回路
9に供給する。スレッド制御回路9は、この制御信号を
受けて、スレッドモータ5に回転駆動信号を供給しスレ
ッドモータ5を回転する。スレッドモータ5の回転は、
リードスクリュウ4に伝えられピックアップ3をディス
クの内周方向に移動する。この時、ピックアップ3の位
置を検出する位置センサー7は、ピックアップ3がディ
スクの最内周付近にきたことを検出し、その検出信号を
マイコン16に供給する。したがって、マイコン16
は、位置センサー7の検出信号を用いることで、ピック
アップ3をディスクの最内周付近に移動する。なお、デ
ィスク1の装着時にピックアップ3がすでにディスクの
最内周付近にある場合は、ディスク1の装着後すぐに位
置センサー7からピックアップ3がディスクの最内周付
近にあるという検出信号が、マイコン16に供給される
ので、上記のピックアップ3の移動動作は省略される。
【0036】上記のピックアップ3の最内周への移動の
完了とともに、マイコン16はピックアップ3内の半導
体レーザーに発光制御信号を供給する。ピックアップ3
の半導体レーザーおよび光学系の構成例を図11に示
す。図10において、20a,20bは対物レンズ、2
5は半導体レーザー、26は反射プリズム、27はハー
フミラー、そして28は光検出器である。図10におい
て、半導体レーザー25の発する光束はハーフミラー2
7の表面で反射し、反射プリズム26の表面で反射し
て、対物レンズ20に入射して、図1のディスク1上に
集光される。ディスク1からのレーザー反射光は、対物
レンズ20を通って反射プリズム26で反射され、ハー
フミラー27を通過して光検出器28に入射する。光検
出器28からの検出信号は、センサアンプ10に入り、
増幅および加工されてピット検出信号、フォーカス誤差
信号、トラッキング誤差信号として出力される。センサ
ーアンプ10の具体的構成例を図11に示す。
【0037】図11において、28は4つのエリアA,
B,C,Dからなる光検出器、31a〜31dは4つの
光検出エリアに対するプリアンプ、32〜36は加算回
路、37,38は減算回路、39〜41は出力端子であ
る。なお、29はディスク上のピットを、30は光検出
器28上の反射レーザー光線のビームスポットを模擬的
に示したものである。センサアンプ10では、光検出器
28の4つのエリアからの検出信号を、31a〜31d
のプリアンプで増幅し、加算回路32〜35により図示
した2信号ずつを加算する。加算された検出信号は、さ
らに加算回路36および減算回路37,38にて演算さ
れ、ピット検出信号(A+B+C+D)とフォーカス誤
差信号(A+C−B−D)、およびトラッキング誤差信
号(A+D−B−C)として出力端子39〜41を介し
て出力される。
【0038】上記3信号のうち、ピット検出信号(A+
B+C+D)とフォーカス誤差信号(A+C−B−D)
の信号波形を図12に示す。図12において、横軸は対
物レンズとディスクとの距離、縦軸は信号レベルであ
る。そして(1)がピット検出信号(A+B+C+D)
波形であり、(2)がフォーカス誤差信号(A+C−B
−D)波形である。図から分かるように、対物レンズの
焦点がディスク記録面に合った地点で、ピット検出信号
(A+B+C+D)は最大値となり、フォーカス誤差信
号(A+C−B−D)のS字曲線はゼロクロスする特徴
を有する。
【0039】センサアンプ10にて上記の如く増幅・加
工された上記3つの検出信号は、図1のトラッキング制
御回路11、フォーカス制御回路12およびデータース
トローブ回路13に供給される。
【0040】ここで、装着されたディスク1の種類の判
別は、フォーカス制御回路12およびマイコン16に
て、フォーカス制御過程で行われる。まず、マイコン1
6は、フォーカス制御回路12にフォーカススキャン信
号の発生を命令する。このフォーカススキャン信号は、
対物レンズ20を可動最下点からディスク1に近づく方
向になだらかに移動させる駆動信号であり、フォーカス
制御回路12にて発生される。フォーカス制御回路12
により発生されたフォーカススキャン信号は、ピックア
ップ3のフォーカスコイルに供給され、対物レンズ20
をフォーカス方向(ディスク面に対して垂直方向)に移
動する。そして、対物レンズ20が合焦点に近づくと先
の図12に示したピット検出信号(1)のレベルが増加
するとともに、フォーカス誤差信号(2)がS字曲線の
特性となり、このフォーカス誤差信号のS字曲における
ゼロクロス地点付近で、フォーカススキャン信号からフ
ォーカス誤差信号を用いたフィードバック制御の駆動信
号に切り換えることにより対物レンズ20のフォーカス
制御を実現する。フォーカス制御回路12における上記
フォーカススキャンからフィードバック制御への切り換
え時点における対物レンズ20の駆動信号レベルは、マ
イコン16に供給される。したがって、マイコン16
は、対物レンズ20が合焦点する地点での駆動信号レベ
ル情報を得ることになる。マイコン16は、対物レンズ
20の移動量検知処理として、フォーカス制御回路12
より供給されるフォーカスコイル駆動信号レベルと先の
図6に示した予め設定された判別用リファレンス(スレ
ッショールド)レベルとを比較し、記録面の高さの違う
ディスクの種類を判別する。
【0041】なお、当然この時点における対物レンズ2
0がCD用であるかDVD用であるかの情報をマイコン
16は認知しておく必要があるが、これはディスク装着
時にCD用あるいはDVD用に固定するようにしても良
いし、直近の設定すなわち前回のディスクに合った対物
レンズを用いるようにしても良いが、いずれにしてもマ
イコン16は対物レンズの種類は認知可能である。ディ
スクの種類を判別したマイコン16は、モード制御信号
をデータストローブ回路13,CD用デコーダ14,D
VD用デコーダ15に供給すると共に、対物レンズ20
が異なる種類の場合は、トラッキング制御回路11を介
して対物レンズ20の切り換えを行う。本例では、この
対物レンズ20の切り換えは、対物レンズ20のトラッ
キング方向の移動とレンズ切り換えの移動方向が等しい
ことから、対物レンズ20へのトラッキング方向の駆動
信号を所定レベル以上で所定時間以上にわたって印可す
ることで対物レンズの切り換えを実現している。
【0042】上記までの説明で重要なことは、まずディ
スクの装着時のディスクの種類の判別に際し、ピックア
ップ3をディスクの最内周付近に移動し、最内周付近に
てディスクの記録面位置を検知することである。これ
は、先の図7に示したように装着ディスクの面振れ、す
なわちディスクが完全に平面ではなく反りおよび湾曲を
有す場合や、ターンテーブルの機械的精度の影響等で装
着したディスク面がスピンドルモータの回転軸に対して
垂直になっていない場合でも、ディスクの最内周付近で
はこの面振れの影響が小さいことを利用している。
【0043】以上の動作で装着ディスクの種類の判別が
終了されると、マイコン16は通常の再生動作を各ブロ
ックに命令する。まず、マイコン16は、スピンドルモ
ータ制御回路8にスピンドルモータ起動用の駆動信号発
生を命令し、これによりディスク1を取り付けたスピン
ドルモータ6が回転する。そして、センサアンプ10か
ら供給されるピット検出信号はデータストローブ回路1
3に供給され、トラッキング誤差信号はトラッキング制
御回路11に供給される。トラッキング制御回路11
は、トラッキング誤差信号に基づいて対物レンズ20を
トラッキング方向(ディスクの半径方向)に移動すべく
駆動信号をピックアップ3内のトラッキングコイル(図
示せず)に供給し、フィードバックトラッキング制御を
行う。
【0044】なお、トラッキング用駆動信号はスレッド
制御回路9に供給され、ディスクの回転とともに対象ト
ラックの位置が移動した場合に、対物レンズ20の可動
範囲をこえないようにしている。これは、スレッド制御
回路9において、トラッキング用駆動信号レベルを検出
し、そのレベルが所定の範囲を超えた場合は対物レンズ
20の可動範囲が残り少ないと判断し、スレッドモータ
5を回転させることにより、ピックアップ3自体を所望
のディスク半径方向に移動することで対物レンズ20に
よるトラッキング制御を常に可動範囲で行えるようにす
るものである。
【0045】一方、ピット検出信号が供給されたデータ
ストローブ回路9では、ピット検出信号の波形等化を施
した後、ディジタル信号処理を可能とすべくロジック信
号レベルに変換すると共に、検出信号に同期したクロッ
ク信号を再生し、このクロック信号を用いてデータの
“0”,“1”識別を行い次段のCD用デコーダ14お
よびDVD用デコーダ15に再生データを供給する。な
お、上記クロック再生は、通常PLL(フェーズロック
ドループ)が用いられるが、このPLLの特性(中心周
波数や引き込み・保持範囲)と上記波形等化特性は、デ
ィスクの種類の判別結果にしたがい、マイコン16から
供給されるモード制御信号にて最適に切り換えられる。
【0046】CD用デコーダ14あるいはDVD用デコ
ーダ15は、データストローブ回路13から供給される
再生データに対し、同期信号検出、シリアル・パラレル
変換、復調等の処理を施し、再生過程で生じた符号誤り
の検出・訂正を行い、再生信号を出力端子17を介して
出力する。上記CD用デコーダ14およびDVD用デコ
ーダ15には、マイコン16から供給されるモード制御
信号にて装着ディスクがCDの場合は、CD用デコーダ
14が動作状態に、DVD用デコーダ15は停止状態に
設定され、DVDディスクが装着された場合には、CD
用デコーダ14が停止状態に、DVD用デコーダ15は
動作状態に設定される。
【0047】また、本光ディスク装置では、ディスクの
回転制御はCLV制御(線速度一定制御)を前提として
いるので、ディスク回転の起動制御は別として、定常回
転制御では再生信号に含まれる同期信号周期が一定とな
るようにディスクの回転制御が行われる。これは、CD
用デコーダ14あるいはDVD用デコーダ15にて検出
された同期信号がスピンドル制御回路8に供給され、ス
ピンドル制御回路8にてディスク回転速度誤差信号を発
生し、スピンドルモータ6にフィードバックすることに
より行っている。
【0048】なお、本例では、トラッキング制御回路1
1にピット検出信号が供給されているが、これはシーク
時等のトラックを大幅にジャンプする場合に、トラック
のジャンプ数をカウントするために用いる信号であり、
通常はミラー信号と呼ばれるものである。このミラー信
号とトラッキング誤差信号は、約90°位相差の信号と
なり、トラックジャンプが内周方向に向かう場合と外周
方向に向かう場合とで位相差の極性が逆になることか
ら、ディスクに対して実際のトラックジャンプ方向が識
別可能となる。上記トラックジャンプ方向およびトラッ
クジャンプ数の情報はマイコン16に供給され、シーク
制御に用いられる。
【0049】以上説明してきたように本実施形態例を用
いれば、前記の第1の要因であるディスク面が半径方向
に対して一様でないディスク、すなわち面振れを生じる
ようなディスクに対しても、その面振れ量の最も少ない
ディスク最内周付近にてディスクの記録面の位置を検知
し、記録面の高さの違う2種類以上のディスクの種類の
判別を高い信頼性で行うことが可能となる。
【0050】では次に前記の第1の実施形態例に対し、
更にディスク判別の信頼性を向上する第2の実施形態例
を図13を用いて説明する。
【0051】図13は、本発明の実施の一形態例におけ
る光ディスク装置のブロック図である。図1と同様の符
号を付けたブロックは、先の第1の実施形態例の所で説
明したブロックと同様の構成・動作を行うものである。
図13が図1と異なるところは、アンプ18を設けスピ
ンドルモータ6の回転情報をマイコン16に供給してい
る点である。図13において、スピンドルモータ6の回
転に比例した周波数の信号は、スピンドルモータ6で発
生されアンプ18に供給される。この周波数信号は、図
示していないがモータのローター部分に着磁されたマグ
ネットの磁束をステータ側に設置したホール素子やMR
素子あるいはコイル等で検出したもので、モーターの1
回転に対して複数周期を発生するものである。これは、
通常の3相ブラシレスのDCモータ等で用いられる駆動
信号の相切り換えに用いられるモータの回転位相検出信
号等の信号でも構わないし、新たにロータリーエンコー
ダ等を設定して発生しても構わない。スピンドルモータ
6から供給された上記周波数信号は、アンプ18でマイ
コン16の検出可能レベルにリミット増幅されてマイコ
ン16に供給される。
【0052】図13に示した実施形態例では、装着ディ
スクの種類の判別は、ディスクを回転した状態で行うも
のである。図13において、ディスク1が装着される
と、図1の場合と同様にマイコン16は、ピックアップ
3をディスク1の最内周付近に移動すべく制御信号をス
レッド制御回路9に供給する。そして、上記のピックア
ップ3の最内周への移動の完了とともに、マイコン16
はピックアップ3内の半導体レーザーに発光制御信号を
供給し、半導体レーザーを発光状態にする。その後、マ
イコン16はスピンドル制御回路8にスピンドルモータ
6の回転を命令し、スピンドルモータを回転させる。な
お、前記の周波数信号はスピンドルモータ制御回路8に
も供給されており、スピンドルモータ制御回路8は、C
D用あるいはDVD用デコーダ14,15から再生信号
の同期信号情報が供給されるまでは、上記周波数信号の
周期が所定の周期になるようにフィードバック制御をか
けることにより、装着ディスクの判別が完了する以前に
ディスクを所定の回転速度で回転制御するものである。
この状態で、マイコン16は、図1の場合と同様にフォ
ーカススキャン信号の発生を命令し、これによりフォー
カス制御回路12は、対物レンズ20を可動最下点から
ディスク1に近づく方向になだらかに移動させるととも
に、対物レンズ20が合焦点に近づくと先の図12に示
した波形のピット検出信号とフォーカス誤差信号からフ
ォーカス制御の引き込みおよび定常制御へと移行する。
フォーカス制御状態における上記フォーカス誤差信号の
S字曲におけるゼロクロス地点付近時のフォーカス誤差
信号を用いたフィードバック制御の駆動信号レベルはマ
イコン16に供給される。マイコン16に供給された上
記フォーカス駆動信号レベルは、マイコン16にてアン
プ18から供給されるスピンドルモータ6の周波数信号
周期で検出され、ディスクの1回転期間に渡って平均化
される。そしてマイコン16は、平均化されたフォーカ
ス駆動信号レベルを用いて、先の図6に示した予め設定
された判別用リファレンス(スレッショールド)レベル
と比較し、記録面の高さの違うディスクの種類を判別す
る。
【0053】なお、上記のマイコン16におけるフォー
カス駆動信号レベルのディスク1回転期間に渡っての平
均化処理は、図14に示すように行われる。図14にお
いて、横軸は時間、縦軸はフォーカス方向のレンズ駆動
信号レベルである。そして、縦軸に平行な複数の点線
は、マイコン16におけるフォーカス駆動信号レベルの
検出タイミングを示している。この図14に示した本例
の場合は、ディスク1回転に対して周波数信号は12周
期となっている。図14の下側のフォーカス駆動信号波
形では、一様な面振れの場合でほぼ正弦波状になってお
り、この場合の平均化は1回転周期に渡っての積分によ
る平均値と、最大値と最小値の平均値とが同値(1)に
なっている。一方、図14の上側のフォーカス駆動信号
波形では、不均一な面振れの場合で歪み波形になってお
り、この場合の平均化は1回転周期に渡っての積分によ
る平均値(3)と、最大値と最小値の平均値とが同値
(2)は異なる。ただし、実際のディスクでは、不均一
による極端な歪み波形となるようなディスクは無いこと
から平均化処理は上記のいずれの方法を用いても良い。
【0054】図14において、上記したディスクの回転
状態におけるディスクの種類の判別動作以外は、先の図
1を用いて説明した第1の実施形態と同様であるのでこ
こでの説明は割愛する。
【0055】以上説明してきたように本実施形態例を用
いれば、前記の第1の要因であるディスク面が半径方向
に対して一様でないディスク、すなわち面振れを生じる
ようなディスクに対しても、その面振れ量の最も少ない
ディスク最内周付近で、しかもディスクを回転状態にし
てディスクの1回転にわたる平均化したディスクの記録
面の位置を検知し、記録面の高さの違う2種類以上のデ
ィスクの種類の判別を行う構成にしているのでより高い
信頼性でディスク判別行うことが可能となる。
【0056】では次に前記した第2の誤判別要因すなわ
ちディスクの取り付け位置と対物レンズの基準取り付け
位置の機械的な相対的誤差や、アクチュエータ感度のば
らつきを解決するための第3の実施形態例を図15を用
いて説明する。
【0057】図15は、本発明の実施の一形態例におけ
る光ディスク装置のブロック図である。図1および図1
3と同様の符号を付けたブロックは、先の第1あるいは
第2の実施形態例の所で説明したブロックと同様の構成
・動作を行うものである。図15が図14と異なるとこ
ろは、マイコン16に接続されたメモリ19を設けた点
である。このメモリ19には、前記したディスクの取り
付け位置と対物レンズの基準取り付け位置の機械的な相
対的誤差や、アクチュエータ感度のばらつきを補正する
情報が書き込まれ、ディスクの種類を判別する場合にこ
の補正情報を用いるものである。
【0058】本実施形態例においては、本ディスク装置
の製造ラインあるいは検査ライン等にて、標準品のCD
およびDVDを用いて調整が行われる。ここで言う標準
品とは、試験あるいは調整用に特別に作られたディスク
であり、面振れ量やディスク面から記録面の距離が高度
に管理されているディスクを意味する。まず図15にお
いて、マイコン16は標準CDが装着されるとピックア
ップ3にCD用対物レンズに切り換える命令をトラッキ
ング制御回路11に供給する。そして、ピックアップ3
をディスクの最内周付近に移動すると共にディスクを回
転させる。この状態で前記のフォーカススキャン動作お
よびフォーカス制御動作を行い、フォーカスが合った状
態でのディスク1回転に渡る平均フォーカス駆動信号を
検知する。この場合、ディスクの取り付け位置と対物レ
ンズの基準取り付け位置の機械的な相対的誤差やフォー
カス制御系の電気回路におけるオフセット等がゼロの場
合は、図9の(1)に示すように上記フォーカス駆動信
号レベルはゼロとなるが、上記機械的な相対的誤差や電
気回路におけるオフセット等がある場合は、図9の
(2)に示すようにゼロとならない。この時の上記フォ
ーカス駆動信号レベルはマイコン16にて一次保存され
る。次に装着ディスクを標準CDから標準DVDに載せ
換え、前記標準CDの場合と同様のフォーカス制御動作
を行う。この場合はディスク記録面の位置が標準CDに
対し0.6mm近くなるので対物レンズ20はディスク
に0.6mmだけ近づくことになり、当然フォーカス駆
動信号レベルは、0.6mm相当だけ高くなる。(ただ
し、対物レンズ位置と駆動信号レベルの極性の関係が先
の図6に示したものの場合である。)この標準DVDを
装着した場合のフォーカスが合った地点でのフォーカス
駆動信号レベルをマイコン16で検出することにより、
光ディスク装置の個体特有の図9の(2)に示したよう
な対物レンズ20の位置(ディスク面に対して垂直方向
の位置)とフォーカス駆動信号レベルの関係と対物レン
ズの駆動信号レベルの関係が明らかになる。すなわち、
図9の(2)に示した実際の特性に関して、すでに一次
保存している横軸との交点と、他の1点が決定できるの
でその特性を特定でき、同図(1)に示した目標とする
標準特性にする補正情報を算出することが可能となる。
上記補正情報の算出は、マイコン16にて行われメモリ
19に記憶させる。
【0059】次にDVD用対物レンズに対しても同様の
補正情報の算出および記憶が行われる。これは、上記C
D用対物レンズ時の補正情報の算出・記憶が終了後、マ
イコン16はピックアップ3にDVD用対物レンズに切
り換える命令をトラッキング制御回路11に供給する。
そして、フォーカスが合った状態でのディスク1回転に
渡る平均フォーカス駆動信号を検知する。そして装着デ
ィスクを標準DVDから標準CDに載せ換え、前記標準
DVDの場合と同様のフォーカス制御動作を行う。この
場合はディスク記録面の位置が標準DVDに対し0.6
mm遠くなるので対物レンズ20はディスクに0.6m
mだけ離れることになり、当然フォーカス駆動信号レベ
ルは、0.6mm相当だけ低くなる。(ただし、対物レ
ンズ位置と駆動信号レベルの極性の関係が先の図6に示
したものの場合である。)この標準CDを装着した場合
のフォーカスが合った地点でのフォーカス駆動信号レベ
ルをマイコン16で検出することにより、目標とする標
準特性にする補正情報を算出することが可能となりマイ
コン16はDVD用対物レンズを用いた場合の補正情報
の算出を行いメモリ19に記憶させる。
【0060】なお、上記の処理の順番は、上記に限定す
る必要はなく、例えば、標準CD装着時にCD用対物レ
ンズを用いたフォーカス駆動信号レベル情報とDVD対
物レンズを用いたフォーカス駆動信号レベル情報を検
出、一時保管しておき、その後装着ディスクを標準DV
Dに載せ換えて、CD用対物レンズを用いたフォーカス
駆動信号レベル情報とDVD対物レンズを用いたフォー
カス駆動信号レベル情報を検出し、最後にメモリ19に
記憶する補正情報を演算するようにしても良い。
【0061】再生時には、先の図13に示した第2の実
施形態と同様に装着ディスクに対してフォーカス制御が
行われる。フォーカス制御回路からフォーカスが合った
地点のフォーカス駆動信号レベルが供給されるマイコン
16では、例えばCD用対物レンズが選択されている場
合には、先の図9に示した対物レンズ位置とフォーカス
駆動信号レベルの関係特性(1)特性を、メモリ19に
記憶されている補正情報を用いて、等価的に同図(1)
の特性相当に変換し、フォーカス駆動信号レベルがCD
とDVD判別のスレッショールドレベルであるV(A)
thと比較して大きいか小さいかを判断し装着ディスクの
判別を行う。DVD用対物レンズ20bが選択されてい
る場合も、上記と同様にメモリ19に記憶されている補
正情報を用いて、対物レンズ位置とフォーカス駆動信号
レベルの関係特性を図6の(2)に示す理想的特性に変
換して、装着ディスクの種類の判別を行う。
【0062】以上説明してきたように本実施形態例を用
いれば、前記の第2の要因であるディスクの取り付け位
置と対物レンズの基準取り付け位置の機械的な相対的誤
差や、アクチュエータ感度のばらつきがあり、前記フォ
ーカス駆動信号レベルと対物レンズの位置あるいは移動
量との関係特性が当初の設計中心からはずれている場合
にも、その特性を補正し正しくディスクの判別が可能に
なり、更に信頼性の高いディスクの種類の判別を行うこ
とができる。
【0063】なお、上記メモリ19は、書き換え可能で
あり、また装置の電源がOFFされた場合にも記憶内容
が消去されないように、フラッシュメモリあるいはEE
P−ROM(電気的に書き換え可能なROM)を用い
る。
【0064】以上までの装着ディスクの判別は、基本的
にディスク面から記録面の距離の違いを検出することで
判別するものである。
【0065】では次に、ディスクから検出された再生信
号を用いて装着ディスクの判別を行う第4の実施形態例
を説明する。第4の実施形態例におけるディスク判別原
理は、設定されたモード(CDモードあるいはDVDモ
ード)に対して装着ディスクの再生を行い、所定の時間
内で正しいデータが再生されれば設定モードが正しいと
判断し再生を続け、所定時間を越えても正しいデータが
再生されなければ、設定モードが間違っていると判断
し、設定モードを他のあり得る設定モードに切り換えて
再生を試みるものである。なお、ここでの正しいデータ
とは、同期信号パターンあるいはそのブロック構成やエ
ラー検出・訂正符号構成等のデータフォーマットが、所
定の例えばCDあるいはDVDのデータフォーマットに
合致しているかどうかを意味し、記録されている情報の
内容の正しさを意味するものではない。以下、図16を
用いて、上記のディスク判別原理を用いた第4の実施形
態例について説明する。
【0066】図16は、本発明の実施の一形態例におけ
る光ディスク装置のブロック図である。図1,図13お
よび図15と同様の符号を付けたブロックは、先の第
1,第2あるいは第3の実施形態例の所で説明したブロ
ックと同様の構成・動作を行うものである。図16が先
の図15と異なるところは、CD用デコーダ14および
DVD用デコーダ15にて検出された再生データの正し
いデータの検出情報がマイコン16に供給されている点
である。
【0067】図16において、ディスクが装着されて先
の3つの実施形態例に示したいずれかのディスク判別結
果にしたがってマイコン16は、モードすなわちCD再
生モードかDVD再生モードかを決定し、モード設定信
号を発生する。このモード設定信号にしたがいCDデコ
ーダ14あるいはDVDデコーダ15は再生データのデ
コード処理を開始する。そして、CDデコーダ14およ
びDVDデコーダ15は、先の図1で説明したようにデ
ータストローブ回路13から供給される再生データに対
し、同期信号検出、シリアル・パラレル変換、復調等の
処理を施し、再生過程で生じた符号誤りの検出・訂正を
行い、再生信号を出力端子17を介して出力する。この
時図16の構成では、エラー検出・訂正符号を用いた再
生データのエラー検出を行い正しいデータが検出された
場合に、正しいデータの検出信号をマイコン16に供給
する。
【0068】上記正しいデータの検出は、例えばCDや
DVDで用いられているエラー演出・訂正符号としてリ
ード・ソロモン符号等が用いられている場合は、エラー
検出・訂正符号ブロックの単位でシンドローム計算を行
い、シンドロームが“0”のブロックが検出された場合
に1パルスをマイコン16に供給する。したがって、正
しいエラー検出・訂正符号ブロックが連続して再生され
た場合は、その数だけ正しいデータの検出パルスが出力
されることになる。
【0069】マイコン16は、モード制御信号を発生し
てから所定の時間内に、CDデコーダ14あるいはDV
Dデコーダ15から供給される上記正しいデータの検出
パルスの数を計測し、その計測数が所定の値以上であれ
ば、現在設定しているモードが正しいと判断し再生を継
続し、所定時間以内の上記係数値が所定の値に達しない
場合は、現在の設定モードが間違いであると判断し、設
定モードを切り換える。本例では、モードとしてCD再
生モードとDVD再生モードの2モードであるので切り
換えは排他的に行えば良い。ただし、本発明では再生モ
ードの数を限定するものでは無く、設定モードが3つ以
上ある場合は、設定モードが間違っていると判断された
場合には、設定可能なモードを順次設定しなおして行く
ものである。
【0070】なお、CDとDVDでは、データの転送レ
ートや同期信号パターンおよびエラー検出・訂正符号ブ
ロック構成等が異なるために、CDが装着された状態で
再生されるデータをDVDデコーダ15で処理する場合
や、DVDが装置された状態で再生されるデータをCD
デコーダ14で処理する場合は、すなわち設定モードと
装着ディスクが異なっている場合で、正しいデータの検
出パルスが発生される確立は、極めて希であることか
ら、上記判断基準となる正しいデータの検出パルス数の
所定値は、1〜数パルスで十分である。
【0071】上記の再生データを用いた装着ディスクの
判別は、設定モードと実際の装着ディスクが一致してい
る場合は、判別に要する時間は事実上“0”であるが、
設定モードと実際の装着ディスクが異なる場合は、所定
時間だけ正しいデータの検出信号を計測した後に設定モ
ードが間違っていると判断されるので、この場合は判別
に要する時間が長くなる。そこで、本実施形態例では、
冒頭に述べたようにマイコン16は、ディスクが装着さ
れた際に、まず、先に説明した3つの実施形態例に示し
たいずれかのディスク判別結果にしたがってモード設定
を行うようにしている。
【0072】以上説明してきたように本実施形態例を用
いれば、前記までのディスクの記録面位置(高さ)とい
う物理的な判別対象に対し、実際に再生信号が読めるか
否かを用いた判別手段であり、判別の信頼性を確実なも
のにすることができる。
【0073】また、前記までのディスクの記録面位置
(高さ)という物理的な判別基準を用いた物理的判別手
段と、実際に再生信号が読めるか否かで判別結果の正誤
を判断する信号利用判別手段とを組み合わせることによ
り、判別に要する時間を短縮でき、使い勝手の良いもの
にできる。
【0074】なお、上記までの説明では、CDとDVD
とでディスク表面から記録面までの距離の差がそのまま
合焦点時の対物レンズとディスク表面までの距離の差に
なるとして説明してきたが、厳密に言えば、ディスク表
面から記録面までの距離の差により、光学的要因で上記
2つの距離の差に微妙なずれを生じる。しかしながら、
この差異の影響は本発明の効果により十分対応可能なレ
ベルである。
【0075】また、上記センサアンプ構成は、フォーカ
ス誤差検出方式に非点収差法を用いたものであり、トラ
ッキング誤差検出方式にプッシュプル方式を用いた場合
を想定しているが、本発明では、これらの方式に限定さ
れるものでは無いことは明らかである。
【0076】また、本実施形態例では対物レンズとし
て、CD用とDVD用を全く別個に設けているが、これ
は開口数(NA)が可変の1個の対物レンズを用いても
良い。
【0077】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明を用いれ
ば、ディスク面が半径方向に対して一様でないディス
ク、すなわち面振れを生じるようなディスクに対して
も、その面振れ量の最も少ないディスク最内周付近に
て、ディスクを回転状態にしてディスクの1回転にわた
る平均化したディスクの記録面の位置を検知し、また、
ディスクの取り付け位置と対物レンズの基準取り付け位
置の機械的な相対的誤差や、アクチュエータ感度のばら
つきがあり、前記フォーカス駆動信号レベルと対物レン
ズの位置あるいは移動量との関係特性が当初の設計中心
からずれている場合にも、その特性を補正し正しくディ
スクの記録面の位置を検知することができるので、装着
ディスクの判別が高い信頼性にて実現できる。
【0078】さらに、ディスクの記録面位置(高さ)と
いう物理的な判別対象だけでなく、実際に再生信号が読
めるか否かを用いて、物理的な判別結果に対して最終的
なディスク判別を行うようにしたことで誤判別を完全に
無くし、判別の信頼性を確実なものにすることができ
る。
【0079】なお、上記の物理的判別手段と再生データ
を用いた判別手段とを組み合わせることにより、ほとん
どの場合の判別に要する時間を短縮でき、使い勝手の良
いものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態例における光ディスク装
置のブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態例に係る対物レンズ機構
を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の一形態例に係る対物レンズ機構
を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の一形態例に係るピックアップと
ディスクの関係を示す上面図である。
【図5】本発明の実施の一形態例に係るディスクの種類
を物理的に判別する手段の原理を示す原理図である。
【図6】本発明の実施の一形態例に係る対物レンズ位置
と対物レンズの駆動信号レベルの関係を示す特性図であ
る。
【図7】ディスクの面振れを説明するためのディスクの
模写図である。
【図8】本発明の実施の一形態例に係るDVD用対物レ
ンズを用いた場合の駆動信号レベルにおけるディスク判
別範囲を示す特性図である。
【図9】本発明の実施の一形態例に係る対物レンズ位置
と対物レンズの駆動信号レベルの関係を示す実際の特性
例の図である。
【図10】本発明の実施の一形態例に係るピックアップ
3の具体的構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の一形態例に係るディスクから
検出される再生信号のプリアンプ回路の具体的構成例を
示すブロック図である。
【図12】本発明の実施の一形態例に係るピット検出信
号とフォーカス誤差信号の信号波形図である。
【図13】本発明の実施の一形態例における光ディスク
装置のブロック図である。
【図14】本発明の実施の一形態例に係るディスク回転
時におけるフォーカス駆動信号の波形図である。
【図15】本発明の実施の一形態例における光ディスク
装置のブロック図である。
【図16】本発明の実施の一形態例における光ディスク
装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…ディスク、1a…ディスクの記録面、3…ピックア
ップ、4…リードスクリュウ、5…スレッドモータ、6
…スピンドルモータ、7…位置センサー、8…スピンド
ル制御回路、9…スレッド制御回路、10…センサーア
ンプ、11…トラッキング制御回路、12…フォーカス
制御回路、13…データーストローブ回路、14…CD
用デコーダ、15…DVD用デコーダ、16…マイクロ
コンピュータ、17,39〜41…出力端子、18…ア
ンプ、19…メモリ、20a…CD用対物レンズ、20
b…DVD用対物レンズ、21…レンズホルダー、22
…ヨーク、23…軸、24…穴、25…半導体レーザ
ー、26…反射プリズム、27…ハーフミラー、28…
光検出器、31a〜31d…プリアンプ、32〜36…
加算器、37,38…減算器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 行伸 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内 (72)発明者 西田 育雄 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所映像情報メディア事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的にディスクの再生又は記録再生を行
    う光ディスク装置において、 ディスクの記録面にレーザー光線の焦点を合わせる為の
    対物レンズと、該対物レンズを第1の方向に移動させ対
    物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるため第1
    の移動手段と、該対物レンズを第2の方向に移動させ対
    物レンズの焦点をディスクの半径方向に移動する第2の
    移動手段と、前記第1の移動手段により移動した対物レ
    ンズの移動量を検知する移動量検知手段とを少なくとも
    備え、 ディスク表面から記録面の高さの異なる2種類以上のデ
    ィスクに対し、ディスクが装着された際に、前記第2の
    移動手段により対物レンズをディスクの最内周付近に移
    動し、焦点合わせ動作時の第1の移動手段による対物レ
    ンズの第1の方向の移動量を前記移動量検知手段により
    検知することにより、ディスクの記録面の位置を検知
    し、記録面の高さの違う2種類以上のディスクの種類の
    判別を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】光学的にディスクの再生又は記録再生を行
    う光ディスク装置において、 ディスクの記録面にレーザー光線の焦点を合わせる為の
    対物レンズと、該対物レンズを第1の方向に移動させ対
    物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるため第1
    の移動手段と、該対物レンズを第2の方向に移動させ対
    物レンズの焦点をディスクの半径方向に移動する第2の
    移動手段と、前記第1の移動手段により移動した対物レ
    ンズの移動量を検知する移動量検知手段と、前記第2の
    方向における対物レンズの位置を検知する位置検知手段
    とを少なくとも備え、 ディスク表面から記録面の高さの異なる2種類以上のデ
    ィスクに対し、ディスクが装着された際に、前記位置検
    知手段により、対物レンズの第2の方向の位置を検知
    し、対物レンズがディスクの最内周付近にない場合は、
    前記第2の移動手段により対物レンズをディスクの最内
    周付近に移動し、焦点合わせ動作時の第1の移動手段に
    よる対物レンズの第1の方向の移動量を前記移動量検知
    手段により検知することにより、ディスクの記録面の位
    置を検知し、記録面の高さの違う2種類以上のディスク
    の種類の判別を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】光学的にディスクの再生又は記録再生を行
    う光ディスク装置において、 ディスクの記録面にレーザー光線の焦点を合わせる為の
    対物レンズと、該対物レンズをディスク面に対してほぼ
    垂直方向に移動させる移動手段と、ディスクを回転させ
    る回転手段と、前記移動手段の移動量を制御することに
    より対物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせるフ
    ォーカス制御手段と、前記移動手段により移動した対物
    レンズの移動量を検知する移動量検知手段と、該移動量
    検知手段により検出された移動量を補正する補正手段と
    を少なくとも備え、 ディスク表面から記録面の高さの異なる2種類以上のデ
    ィスクに対し、ディスクが装着された際に、前記回転手
    段によりディスクを回転し、前記フォーカス制御手段に
    より対物レンズの焦点をディスクの記録面に合わせると
    ともに、焦点合わせ動作時の前記移動手段による対物レ
    ンズの移動量を前記移動量検知手段により検知し、検出
    された移動量からディスクを回転に起因する変動分を前
    記補正手段により補正し、補正された対物レンズの移動
    量からディスクの記録面の位置を検知し、記録面の高さ
    の違う2種類以上のディスクの種類の判別を行うことを
    特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2又は3において、ディスク記
    録面の高さの異なる2種類以上のディスクに対し適合す
    る対物レンズを2個以上備え、 ディスクの種類の判別結果により、ディスクの種類に適
    合する対物レンズに切り換えて再生又は記録再生を行う
    ことを特徴とする光ディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3又は4において、前記移
    動手段は電気的移動手段であり、前記移動量検知手段に
    より検知するのは、対物レンズの移動手段に加えた駆動
    電圧あるいは駆動電流であり、該駆動電圧あるいは駆動
    電流と移動量との関係を用いてディスクの記録面の高さ
    の違いを検知し、ディスクの判別を行うことを特徴とす
    る光ディスク装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記駆動電圧あるいは
    駆動電流と対物レンズの移動量との関係は、記憶手段に
    記憶された補正情報に応じて可変されることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項1又は2において、ディスクの記録
    面から読みだした信号から対物レンズの焦点が合ったこ
    とを検知するフォーカス検知手段を備え、ディスクが装
    着されディスクの内容を読むために対物レンズの焦点合
    わせ動作を第1の移動手段により行う際、対物レンズの
    移動量を移動量検知手段により検知すると共に、前記フ
    ォーカス検知手段により対物レンズの焦点が合ったこと
    を検知し、ディスクの種類の判別を行うことを特徴とす
    る光ディスク装置。
  8. 【請求項8】複数種類のディスクに対応し光学的にディ
    ジタル情報の再生又は記録再生を行う光ディスク装置に
    おいて、 光学的にディスクから信号を検出する複数種類の信号検
    出手段と、該信号検出手段の信号検出に際し、フォーカ
    ス制御およびトラッキング制御を行う制御手段と、前記
    信号検出手段によって検出された信号をディジタル信号
    に変換する信号変換手段と、該変換されたディジタル信
    号の複数種類のディジタル信号形態に対し、少なくとも
    エラー検出機能を有するデコード処理を行う複数のデコ
    ード手段と、モード制御信号にしたがい前記複数の信号
    検出手段および複数のデコード手段から一つを選択する
    選択手段とを備え、 前記選択されたデコード手段のエラー検出情報を用いて
    前記モード制御信号発生手段のモード制御信号を切り換
    えるようにしたことを特徴とする光ディスク装置。
  9. 【請求項9】請求項8記載の前記エラー検出手段は、所
    定の時間内に前記選択されたデコード手段のエラー検出
    符号フォーマットに対応して正しいディジタル信号が検
    出されたか否かを検出する構成であることを特徴とする
    光ディスク装置。
  10. 【請求項10】請求項8又は9記載の光ディスク装置に
    おいて、ディスク挿入時に、前記モード制御信号発生手
    段から発生されるモード制御信号の最初のモードを、請
    求項1,2又は3に記載されたディスクの種類の判別結
    果にしたがって設定するようにしたことを特徴とする光
    ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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