JPH09293456A - マグネトロンのカソード構造 - Google Patents
マグネトロンのカソード構造Info
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- JPH09293456A JPH09293456A JP8235588A JP23558896A JPH09293456A JP H09293456 A JPH09293456 A JP H09293456A JP 8235588 A JP8235588 A JP 8235588A JP 23558896 A JP23558896 A JP 23558896A JP H09293456 A JPH09293456 A JP H09293456A
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- magnetron
- anode
- magnetic flux
- magnetic
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/02—Electrodes; Magnetic control means; Screens
- H01J23/04—Cathodes
- H01J23/05—Cathodes having a cylindrical emissive surface, e.g. cathodes for magnetrons
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 螺旋状カソードのフィラメントの間隔を調節
して2kvよりも低いアノード電極においても70%の
高い効率を得ることのできるマグネトロンのカソード構
造を提供することにある。 【解決手段】 熱電子を放出するカソード110・12
0と、磁束を発生させる永久磁石と、該永久磁石から発
生された磁束を誘導するよう磁路を形成する磁極片と、
前記カソード110・120を外側で囲繞してマイクロ
波を発生するよう複数のベインを配置された陽極筒体
と、該陽極筒体から発生されたマイクロ波を誘導するア
ンテナと、前記カソード110・120に電源を供給す
るよう該カソード110・120の中心軸を通るカソー
ド支持台23とからなることを特徴とする。
して2kvよりも低いアノード電極においても70%の
高い効率を得ることのできるマグネトロンのカソード構
造を提供することにある。 【解決手段】 熱電子を放出するカソード110・12
0と、磁束を発生させる永久磁石と、該永久磁石から発
生された磁束を誘導するよう磁路を形成する磁極片と、
前記カソード110・120を外側で囲繞してマイクロ
波を発生するよう複数のベインを配置された陽極筒体
と、該陽極筒体から発生されたマイクロ波を誘導するア
ンテナと、前記カソード110・120に電源を供給す
るよう該カソード110・120の中心軸を通るカソー
ド支持台23とからなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子レンジなどの
マイクロ波加熱機器に使われるマグネトロンに係り、と
くに、低いアノード電圧でも高い効率と出力が維持でき
るマグネトロンのカソード構造に関するものである。
マイクロ波加熱機器に使われるマグネトロンに係り、と
くに、低いアノード電圧でも高い効率と出力が維持でき
るマグネトロンのカソード構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来この種のマグネトロンは、
図1のごとく、銅版等により円筒状に形成された陽極筒
体13の内には外部へもれる高調波成分を減衰するよう
複数の共振空洞を形成する複数(偶数)のベイン15が
軸心方向に向けて等間隔にて配置されており、前記陽極
筒体13とベイン15により両極部を構成する。
図1のごとく、銅版等により円筒状に形成された陽極筒
体13の内には外部へもれる高調波成分を減衰するよう
複数の共振空洞を形成する複数(偶数)のベイン15が
軸心方向に向けて等間隔にて配置されており、前記陽極
筒体13とベイン15により両極部を構成する。
【0003】さらに、前記ベイン15の先端部側の近傍
には上下部にそれぞれキャパシタンスを変化させて所定
の共振周波数を得られるよう内側および外側均圧環15
a、15bが前記ベイン15を一つおきにそれぞれ配置
されており、前記陽極筒体13の中心軸上の近傍には前
記複数のベイン15の先端部により作用空間14が形成
されており、該作用空間14内には熱電子を放射するよ
うタングステンWと酸化トリウムThO2を混合して焼
結させたフィラメントを螺旋状に巻回したカソード17
が前記陽極筒体13と同軸状に配置されている。
には上下部にそれぞれキャパシタンスを変化させて所定
の共振周波数を得られるよう内側および外側均圧環15
a、15bが前記ベイン15を一つおきにそれぞれ配置
されており、前記陽極筒体13の中心軸上の近傍には前
記複数のベイン15の先端部により作用空間14が形成
されており、該作用空間14内には熱電子を放射するよ
うタングステンWと酸化トリウムThO2を混合して焼
結させたフィラメントを螺旋状に巻回したカソード17
が前記陽極筒体13と同軸状に配置されている。
【0004】前記カソード17の両端部には、発振に寄
与できない損失電流の熱電子が中心軸方向への放射を防
止すべく上下部エンドハット19、21が固着されてお
り、該下部エンドハット21の中央部にはモリブデン製
の中央支持台である第1のカソード支持台23が前記中
央部に形成された通し穴を通して前記上部エンドハット
19の下端部に溶着されており、前記下部エンドハット
21の底面にはモリブデン製の第2のカソード支持台2
5が溶着されている。
与できない損失電流の熱電子が中心軸方向への放射を防
止すべく上下部エンドハット19、21が固着されてお
り、該下部エンドハット21の中央部にはモリブデン製
の中央支持台である第1のカソード支持台23が前記中
央部に形成された通し穴を通して前記上部エンドハット
19の下端部に溶着されており、前記下部エンドハット
21の底面にはモリブデン製の第2のカソード支持台2
5が溶着されている。
【0005】ここで、前記第1のカソード支持第23
は、前記カソード17の中心軸を貫通しつつ前記上部エ
ンドハット19を支持し、前記第1、2のカソード支持
台23、25はマグネトロンの陰極を支持固定する絶縁
セラミック27で形成された通し穴を通して図示のない
電源端子に接続されている第1、2の外部接続端子2
9、31に電気的に接続されて前記カソード17に動作
電流を供給する。
は、前記カソード17の中心軸を貫通しつつ前記上部エ
ンドハット19を支持し、前記第1、2のカソード支持
台23、25はマグネトロンの陰極を支持固定する絶縁
セラミック27で形成された通し穴を通して図示のない
電源端子に接続されている第1、2の外部接続端子2
9、31に電気的に接続されて前記カソード17に動作
電流を供給する。
【0006】また、前記陽極筒体13の両側開口部に
は、前記カソード17とベイン15とにより形成される
作用空間14内に均一に磁束を形成するよう磁路を形成
する磁性体である漏斗状の第1、2の磁極片33、35
が前記陽極筒体13の両端部内側に切欠された位置に着
座されて残留する両端部の外側縁部を折曲して固定して
から気密に溶着されている。
は、前記カソード17とベイン15とにより形成される
作用空間14内に均一に磁束を形成するよう磁路を形成
する磁性体である漏斗状の第1、2の磁極片33、35
が前記陽極筒体13の両端部内側に切欠された位置に着
座されて残留する両端部の外側縁部を折曲して固定して
から気密に溶着されている。
【0007】前記第1、2の磁極片33、35の上下部
には、前記陽極筒体13の内部を真空密封するための上
下部金属管37、39が第1、2の磁極片33、35の
中間部或は前記陽極筒体13の両側開口端子にそれぞれ
気密に溶着されている。
には、前記陽極筒体13の内部を真空密封するための上
下部金属管37、39が第1、2の磁極片33、35の
中間部或は前記陽極筒体13の両側開口端子にそれぞれ
気密に溶着されている。
【0008】また、前記上下部金属管37、39の外側
面には、前記陽極筒体13内に所定の磁界分布を維持す
るべく環状の永久磁石41、43が前記陽極筒体13の
上下部の左右に所定間隔をおいて配置されており、前記
マグネトロン4の出力部を構成する前記上部金属管37
の上部開口端子には上部金属管37および後述するアン
テナを絶縁させるようセラミックからなる円筒状の出力
側絶縁環45が接合されている。
面には、前記陽極筒体13内に所定の磁界分布を維持す
るべく環状の永久磁石41、43が前記陽極筒体13の
上下部の左右に所定間隔をおいて配置されており、前記
マグネトロン4の出力部を構成する前記上部金属管37
の上部開口端子には上部金属管37および後述するアン
テナを絶縁させるようセラミックからなる円筒状の出力
側絶縁環45が接合されている。
【0009】また図において、前記絶縁環45の上部側
の先端部には銅からなる排気管47が接合されており、
前記排気管47の内側中央部の近傍には共振空洞内に発
振された高周波を出力すべく前記ベイン15の一つから
導出されたアンテナ49が前記第1の磁極片33の通し
穴を通り軸上に延長されつつ前記アンテナ49の端部が
前記排気管47により固定されている。
の先端部には銅からなる排気管47が接合されており、
前記排気管47の内側中央部の近傍には共振空洞内に発
振された高周波を出力すべく前記ベイン15の一つから
導出されたアンテナ49が前記第1の磁極片33の通し
穴を通り軸上に延長されつつ前記アンテナ49の端部が
前記排気管47により固定されている。
【0010】さらに、前記排気管47の外側面には、該
排気管47の溶着部を保護するのはもとより、電界の集
中によるスパークの防止および高周波アンテナの作用を
するとともに、高周波の出力を外部へ引き出すアンテナ
カップ51が被われている。
排気管47の溶着部を保護するのはもとより、電界の集
中によるスパークの防止および高周波アンテナの作用を
するとともに、高周波の出力を外部へ引き出すアンテナ
カップ51が被われている。
【0011】また、前記陽極筒体13の外周面には、帰
環する磁束を連結するために前記陽極筒体13内の磁束
量を決定するヨーク53、55が設けられており、該ヨ
ーク53、55内には管の径方向へ伸ばされた複数のア
ルミニウム放熱フィン57が前記ヨーク53、55に固
定されたクランプ部材55aにより嵌合されて配置さ
れ、前記永久磁石41、43とともに磁路形成用ヨーク
53、55により被われている。
環する磁束を連結するために前記陽極筒体13内の磁束
量を決定するヨーク53、55が設けられており、該ヨ
ーク53、55内には管の径方向へ伸ばされた複数のア
ルミニウム放熱フィン57が前記ヨーク53、55に固
定されたクランプ部材55aにより嵌合されて配置さ
れ、前記永久磁石41、43とともに磁路形成用ヨーク
53、55により被われている。
【0012】一方、前記カソード17は、図2、図3の
ごとく、螺旋構造の直径(以下、カソード径という)が
dcであり、螺旋上で隣接するフィラメント線の中心間
の距離(以下、カソードステムという)がsであり、カ
ソード17の中心軸を基準に対称されるよう配列されて
いるベイン15間の距離(以下、アノード径という)が
daであり、第1のカソード支持台23の直径(以下カ
ソードステム径という)がdsである。
ごとく、螺旋構造の直径(以下、カソード径という)が
dcであり、螺旋上で隣接するフィラメント線の中心間
の距離(以下、カソードステムという)がsであり、カ
ソード17の中心軸を基準に対称されるよう配列されて
いるベイン15間の距離(以下、アノード径という)が
daであり、第1のカソード支持台23の直径(以下カ
ソードステム径という)がdsである。
【0013】上記のごとく構成されたマグネトロンにお
いて、関係係数k値は下記式(1)のごとしである。
いて、関係係数k値は下記式(1)のごとしである。
【数1】
【0014】さらに、螺旋状カソード17をもつ従来の
マグネトロンにおけるカソードステムsの長さはアノー
ドとカソードとの間の距離(da−dc)/2に比べて
ずっと小さいため、関係係数k値は約5.0程に極めて
小さい。
マグネトロンにおけるカソードステムsの長さはアノー
ドとカソードとの間の距離(da−dc)/2に比べて
ずっと小さいため、関係係数k値は約5.0程に極めて
小さい。
【0015】したがって、螺旋状カソード17は、図4
のごとく、カソード径dcと同一の径をもつ円筒状のカ
ソード100のごとく作用する。
のごとく、カソード径dcと同一の径をもつ円筒状のカ
ソード100のごとく作用する。
【0016】結論的には、螺旋状カソード17をもつ従
来のマグネトロンは、図4のごとく、螺旋状カソード1
7のカソード径dcと同径の円筒状カソード100を有
し、アノードカソードの間隔の同じマグネトロンと動作
特性は同一である。
来のマグネトロンは、図4のごとく、螺旋状カソード1
7のカソード径dcと同径の円筒状カソード100を有
し、アノードカソードの間隔の同じマグネトロンと動作
特性は同一である。
【0017】上述のごとき従来のマグネトロンにおい
て、カソード17の両端に4kvのアノード電圧(Va
=動作電圧)が印加される場合、マグネトロンの効率は
70%以上の高い効率をもつ。
て、カソード17の両端に4kvのアノード電圧(Va
=動作電圧)が印加される場合、マグネトロンの効率は
70%以上の高い効率をもつ。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かように構
成された上記従来の電子レンジにおいては、前記マグネ
トロンのアノード電圧Vaを減少させることは、安全性
と経済的な面から多くの利点を提供するものの、螺旋状
カソード17を有する従来の4kvのマグネトロンはア
ノード電圧Vaを低める場合、効率が55%に減少され
るという問題点があった。
成された上記従来の電子レンジにおいては、前記マグネ
トロンのアノード電圧Vaを減少させることは、安全性
と経済的な面から多くの利点を提供するものの、螺旋状
カソード17を有する従来の4kvのマグネトロンはア
ノード電圧Vaを低める場合、効率が55%に減少され
るという問題点があった。
【0019】
【発明の目的】そこで、本発明は、上記種々の問題点を
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、螺旋状カソードのフィラメントの間隔を調節して2
kvより低いアノード電圧においても70%の高い効率
を得ることのできるマグネトロンのカソード構造を提供
することにある。
解決するためになされたものであって、本発明の目的
は、螺旋状カソードのフィラメントの間隔を調節して2
kvより低いアノード電圧においても70%の高い効率
を得ることのできるマグネトロンのカソード構造を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記のごとき目的を達成
するために、本発明によるマグネトロンのカソード構造
は、熱電子を放出するカソードと、該カソードから放出
される電子を偏向させて回転動を維持するよう磁束を発
生させる永久磁石と、該永久磁石から発生された磁束を
誘導するよう磁路を形成する磁極片と、前記カソードを
外側で囲繞してマイクロ波を発生するよう複数のベイン
を配置された陽極筒対と、該陽極筒体から発生されたマ
イクロ波を誘導するアンテナと、前記カソードに電源を
供給するよう該カソードの中心軸を通るカソード支持台
とからなることを特徴とする。
するために、本発明によるマグネトロンのカソード構造
は、熱電子を放出するカソードと、該カソードから放出
される電子を偏向させて回転動を維持するよう磁束を発
生させる永久磁石と、該永久磁石から発生された磁束を
誘導するよう磁路を形成する磁極片と、前記カソードを
外側で囲繞してマイクロ波を発生するよう複数のベイン
を配置された陽極筒対と、該陽極筒体から発生されたマ
イクロ波を誘導するアンテナと、前記カソードに電源を
供給するよう該カソードの中心軸を通るカソード支持台
とからなることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明による一実施例につ
いて添付図面に沿って詳述する。図5は、本発明の一実
施例によるカソードの拡大図であって、図3と同一部分
にたいしては同一符号を付し、重なる説明は省くことに
する。
いて添付図面に沿って詳述する。図5は、本発明の一実
施例によるカソードの拡大図であって、図3と同一部分
にたいしては同一符号を付し、重なる説明は省くことに
する。
【0022】図5のごとく、タングステンwと酸化トリ
ウムTho2粉末を混合して焼結したフィラメントを螺
旋状に巻回してカソード17に隣接したフィラメント中
心間の距離、つまり、フィラメント間隔(s=以下、カ
ソードステムという)を調節して関係係数k値を3.7
と同一か、或は小に設計する。
ウムTho2粉末を混合して焼結したフィラメントを螺
旋状に巻回してカソード17に隣接したフィラメント中
心間の距離、つまり、フィラメント間隔(s=以下、カ
ソードステムという)を調節して関係係数k値を3.7
と同一か、或は小に設計する。
【0023】以下、上記のごとく構成されたマグネトロ
ンの作用、効果について述べる。マグネトロンの電子効
率(ηe)は下記式(2)のごとしである。
ンの作用、効果について述べる。マグネトロンの電子効
率(ηe)は下記式(2)のごとしである。
【数2】 ここで、eは電子の重荷量、mは、電子の質量、fは、
動作周波数、Voは、アノードの表面で隣接したベイン
壁間の基準電圧、Nは、ベイン数 Vaは、アノード電圧である。したがって、アノード電
圧Vaを初期にゼロから増加させた場合、発振のはじま
る電圧Vstも下記式(3)のごとしである。
動作周波数、Voは、アノードの表面で隣接したベイン
壁間の基準電圧、Nは、ベイン数 Vaは、アノード電圧である。したがって、アノード電
圧Vaを初期にゼロから増加させた場合、発振のはじま
る電圧Vstも下記式(3)のごとしである。
【数3】 これにより、上記式(2)を書き直せば、下記式(4)
のごとくになる。
のごとくになる。
【数4】
【0024】上記式(2)を見てみれば、動作周波数f
を変えずに、従来のマグネトロンのアノード電圧Vaよ
り低電圧で同一の効率を出すためには、アノード径da
対比ベイン数Nの割合da/Nを減らすべきである。
を変えずに、従来のマグネトロンのアノード電圧Vaよ
り低電圧で同一の効率を出すためには、アノード径da
対比ベイン数Nの割合da/Nを減らすべきである。
【0025】ところで、マグネトロンからアノード径d
aを減少させると、出力がともに減少され、ベイン数N
を増加させるとマグネトロンの発振の際安全性に劣る。
さらに、上記式(3)と(4)からわかりうるのは、d
a/dc値が小なればマグネトロンの効率は増加する
が、これに伴って発振開始電圧Vstも増加するという
ことである。
aを減少させると、出力がともに減少され、ベイン数N
を増加させるとマグネトロンの発振の際安全性に劣る。
さらに、上記式(3)と(4)からわかりうるのは、d
a/dc値が小なればマグネトロンの効率は増加する
が、これに伴って発振開始電圧Vstも増加するという
ことである。
【0026】したがって、本発明では発振開始電圧Vs
tを増加させずに、マグネトロンの効率はda/dc値
により変わるという点を利用して効率の増加を得ること
ができた。
tを増加させずに、マグネトロンの効率はda/dc値
により変わるという点を利用して効率の増加を得ること
ができた。
【0027】なお、螺旋状カソード17を有するマグネ
トロンは図5のごとく、中心軸の方向に沿って周期的に
変わる複数のカソード17とともに作用するとの点を利
用して螺旋状フィラメントカソード17のカソードステ
ムsの調節によってマグネトロンの低いアノード電圧V
a(約2kv)においても70%の高い効率をもって動
作できるようにした。
トロンは図5のごとく、中心軸の方向に沿って周期的に
変わる複数のカソード17とともに作用するとの点を利
用して螺旋状フィラメントカソード17のカソードステ
ムsの調節によってマグネトロンの低いアノード電圧V
a(約2kv)においても70%の高い効率をもって動
作できるようにした。
【0028】また、螺旋状カソード17のうち関係係数
k値が3.7より低いカソード17は、図6のごとく、
直径の相違する二つの円筒状カソード110、120が
つづけざまに交互に置かれているものと同じ効果をも
つ。これにより、螺旋状カソード17を有するマグネト
ロンは、二種のマグネトロンがつづけざまに交互に置か
れており、この際それぞれのマグネトロンは共振器の一
部だけで構成され長さはs/2のものと等価である。
k値が3.7より低いカソード17は、図6のごとく、
直径の相違する二つの円筒状カソード110、120が
つづけざまに交互に置かれているものと同じ効果をも
つ。これにより、螺旋状カソード17を有するマグネト
ロンは、二種のマグネトロンがつづけざまに交互に置か
れており、この際それぞれのマグネトロンは共振器の一
部だけで構成され長さはs/2のものと等価である。
【0029】図6に示す個別マグネトロン1、3、5、
7……のカソード110は、その直径dc1が螺旋状カ
ソード17のカソード径dcと同一である。さらに、テ
ュードの理論によれば、図6に示す個別マグネトロン
2、4、6、8……のカソード120は、その直径dc
2が螺旋状カソード17のカソード径dcとカソードス
テム直径dsの間の値である。螺旋状カソード17のカ
ソードステムsが増加すると、個別マグネトロン2、
4、6、8……のカソード径dc2は減少し、この際の
電子効率(ηe)は上記式(4)により増加するのがわ
かる。
7……のカソード110は、その直径dc1が螺旋状カ
ソード17のカソード径dcと同一である。さらに、テ
ュードの理論によれば、図6に示す個別マグネトロン
2、4、6、8……のカソード120は、その直径dc
2が螺旋状カソード17のカソード径dcとカソードス
テム直径dsの間の値である。螺旋状カソード17のカ
ソードステムsが増加すると、個別マグネトロン2、
4、6、8……のカソード径dc2は減少し、この際の
電子効率(ηe)は上記式(4)により増加するのがわ
かる。
【0030】結論として、個別マグネトロン2、4、
6、8……の効率増加は、全マグネトロン1、2、3、
4、5、6、7、8、……の平均効率を増加させ、この
ような効率上昇は関係係数k値が3.7以下のときに大
きく増加するのを見い出した。したがって、既存の電子
レンジ用の4kvマグネトロンで関係係数k値が通常
5.0であるのを本発明では関係係数k値を3.7と同
一か小にしてアノード電圧Vaを4kvから2kvに減
少させる構造の変更において発生する効率減少を補っ
た。
6、8……の効率増加は、全マグネトロン1、2、3、
4、5、6、7、8、……の平均効率を増加させ、この
ような効率上昇は関係係数k値が3.7以下のときに大
きく増加するのを見い出した。したがって、既存の電子
レンジ用の4kvマグネトロンで関係係数k値が通常
5.0であるのを本発明では関係係数k値を3.7と同
一か小にしてアノード電圧Vaを4kvから2kvに減
少させる構造の変更において発生する効率減少を補っ
た。
【0031】
【発明の効果】上述のように、本発明によるマグネトロ
ンのカソード構造によれば、螺旋状カソードのフィラメ
ント間隔を調節して2kvという低いアノード電圧でも
70%の高い効率と出力が得られるという優れる効果を
有する。
ンのカソード構造によれば、螺旋状カソードのフィラメ
ント間隔を調節して2kvという低いアノード電圧でも
70%の高い効率と出力が得られるという優れる効果を
有する。
【図1】 従来によるマグネトロンの縦断面図である。
【図2】 図1の断面図である。
【図3】 図2のB−B線矢視断面図である。
【図4】 円筒状カソードの断面図である。
【図5】 本発明の一実施例によるカソードの拡大断面
図である。
図である。
【図6】 本発明の一実施例によるカソードの等価断面
図である。
図である。
13 陽極筒体 15 ベイン 17 カソード 19、21 上部および下部エンドハット 23 第1のカソード支持台 25 第2のカソード支持台 27 絶縁セラミック 29、31 外部接続端子 33、35 第1、2の磁極片 37、39 上下部金属管 41、43 永久磁石 45 絶縁環 47 排気管 49 アンテナ 51 アンテナカップ 53、55 ヨーク 57 放熱フィン
Claims (4)
- 【請求項1】 熱電子を放出するカソードと、該カソー
ドから放出される電子を偏向させて回転動を維持するよ
う磁束を発生させる永久磁石と、該永久磁石から発生さ
れた磁束を誘導するよう磁路を形成する磁極片と、前記
カソードを外側で囲繞してマイクロ波を発生するよう複
数のベインを配置された陽極筒体と、該陽極筒体から発
生されたマイクロ波を誘導するアンテナと、前記カソー
ドに電源を供給するよう該カソードの中心軸を通るカソ
ード支持台とからなることを特徴とするマグネトロンの
カソード構造。 - 【請求項2】 前記カソードは、2kvのアノード電圧
で70%の効率を得られるよう関係係数k値を調節する
ことを特徴とする請求項1に記載のマグネトロンのカソ
ード構造。 - 【請求項3】 前記関係係数k値は、前記カソードのカ
ソードステムsを調節して決定することを特徴とする請
求項2に記載のマグネトロンのカソード構造。 - 【請求項4】 前記関係係数k値は、3.7以下である
ことを特徴とする請求項2に記載のマグネトロンのカソ
ード構造。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019960011667A KR100210065B1 (ko) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 마그네트론의 캐소드구조 |
| KR199611667 | 1996-04-17 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293456A true JPH09293456A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=19455980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8235588A Pending JPH09293456A (ja) | 1996-04-17 | 1996-09-05 | マグネトロンのカソード構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09293456A (ja) |
| KR (1) | KR100210065B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1286379A3 (en) * | 2001-08-22 | 2006-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetron |
| WO2014010226A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 東芝ホクト電子株式会社 | プラズマ発光装置とそれに用いる電磁波発生器 |
| JP5560366B1 (ja) * | 2013-12-18 | 2014-07-23 | 株式会社日立パワーソリューションズ | マイクロ波加熱装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1996
- 1996-04-17 KR KR1019960011667A patent/KR100210065B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1996-09-05 JP JP8235588A patent/JPH09293456A/ja active Pending
Cited By (4)
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| WO2014010226A1 (ja) * | 2012-07-09 | 2014-01-16 | 東芝ホクト電子株式会社 | プラズマ発光装置とそれに用いる電磁波発生器 |
| US9648718B2 (en) | 2012-07-09 | 2017-05-09 | Toshiba Hokuto Electronics Corporation | Plasma emission device, and electromagnetic wave generator used therein |
| JP5560366B1 (ja) * | 2013-12-18 | 2014-07-23 | 株式会社日立パワーソリューションズ | マイクロ波加熱装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR970071893A (ko) | 1997-11-07 |
| KR100210065B1 (ko) | 1999-07-15 |
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Legal Events
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| A02 | Decision of refusal |
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