JPH09293535A - 非水系二次電池 - Google Patents
非水系二次電池Info
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- JPH09293535A JPH09293535A JP8105651A JP10565196A JPH09293535A JP H09293535 A JPH09293535 A JP H09293535A JP 8105651 A JP8105651 A JP 8105651A JP 10565196 A JP10565196 A JP 10565196A JP H09293535 A JPH09293535 A JP H09293535A
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- Japan
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- positive electrode
- active material
- sheet
- negative electrode
- secondary battery
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】安全性を向上させた高エネルギー密度の非水系
二次電池を提供する。 【解決手段】円筒型または角型の電池缶内に、集電体に
正極活物質を含む合剤が担持されたシート状の正極と、
集電体に負極活物質を含む合剤が担持されたシート状の
負極とが、セパレータを介して積層された電極素子と、
液体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系
二次電池において、電池缶が負極になっており、かつそ
の内部に絶縁体を介して配置される正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量が正極シートの内層
における面積あたりの正極活物質量よりも小さい非水系
二次電池。
二次電池を提供する。 【解決手段】円筒型または角型の電池缶内に、集電体に
正極活物質を含む合剤が担持されたシート状の正極と、
集電体に負極活物質を含む合剤が担持されたシート状の
負極とが、セパレータを介して積層された電極素子と、
液体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系
二次電池において、電池缶が負極になっており、かつそ
の内部に絶縁体を介して配置される正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量が正極シートの内層
における面積あたりの正極活物質量よりも小さい非水系
二次電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水系二次電池に
関し、特に円筒型または角型の電池缶内に、集電体に正
極活物質を含む合剤が担持されたシート状の正極と、集
電体に負極活物質を含む合剤が担持されたシート状の負
極とが、セパレータを介して積層された電極素子と、液
体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系二
次電池に関する。
関し、特に円筒型または角型の電池缶内に、集電体に正
極活物質を含む合剤が担持されたシート状の正極と、集
電体に負極活物質を含む合剤が担持されたシート状の負
極とが、セパレータを介して積層された電極素子と、液
体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系二
次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、携帯電
話、携帯情報端末などを含むポータブル情報機器の普及
が著しい。マルチメディアとしてのこれらの機器は多機
能であることが望まれるため、電源に用いられる二次電
池には小型、軽量でありながら大容量であること、即ち
高エネルギー密度であることが求められている。この点
において、従来の鉛電池やニッケルカドミウム電池等の
水溶液系二次電池は満足できるものではなく、より高い
エネルギー密度を実現できる非水系二次電池、特にコバ
ルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、リチウムマンガ
ンスピネル等のリチウムの複合酸化物を正極活物質と
し、負極活物質にリチウムイオンのドープ・脱ドープが
可能な炭素材を使ったリチウム二次電池の研究開発がさ
かんに行われている。
話、携帯情報端末などを含むポータブル情報機器の普及
が著しい。マルチメディアとしてのこれらの機器は多機
能であることが望まれるため、電源に用いられる二次電
池には小型、軽量でありながら大容量であること、即ち
高エネルギー密度であることが求められている。この点
において、従来の鉛電池やニッケルカドミウム電池等の
水溶液系二次電池は満足できるものではなく、より高い
エネルギー密度を実現できる非水系二次電池、特にコバ
ルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、リチウムマンガ
ンスピネル等のリチウムの複合酸化物を正極活物質と
し、負極活物質にリチウムイオンのドープ・脱ドープが
可能な炭素材を使ったリチウム二次電池の研究開発がさ
かんに行われている。
【0003】しかしながら、エネルギー密度の高い非水
系二次電池には、内部短絡が生じた際に放出されるエネ
ルギーもまた大きくなるという問題点があった。
系二次電池には、内部短絡が生じた際に放出されるエネ
ルギーもまた大きくなるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、安全
性を向上させた高エネルギー密度の非水系二次電池を提
供することにある。
性を向上させた高エネルギー密度の非水系二次電池を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような事情をみて、
本発明者らは鋭意検討をおこなった結果、円筒型または
角型の電池缶内に、集電体に正極活物質を含む合剤が担
持されたシート状の正極(以下、正極シートということ
がある)と、集電体に負極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の負極(以下、負極シートということがあ
る)とが、セパレータを介して積層された電極素子と、
液体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系
二次電池において、電池缶が負極になっており、かつそ
の内部に絶縁体を介して配置される正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量が正極シートの内層
よりも小さい構造とすることにより、釘刺し試験に代表
されるような異物の貫通や圧壊試験に代表されるような
電池の変形によって生じる内部短絡に対して安全性が向
上した高エネルギー密度の非水系二次電池が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明者らは鋭意検討をおこなった結果、円筒型または
角型の電池缶内に、集電体に正極活物質を含む合剤が担
持されたシート状の正極(以下、正極シートということ
がある)と、集電体に負極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の負極(以下、負極シートということがあ
る)とが、セパレータを介して積層された電極素子と、
液体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系
二次電池において、電池缶が負極になっており、かつそ
の内部に絶縁体を介して配置される正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量が正極シートの内層
よりも小さい構造とすることにより、釘刺し試験に代表
されるような異物の貫通や圧壊試験に代表されるような
電池の変形によって生じる内部短絡に対して安全性が向
上した高エネルギー密度の非水系二次電池が得られるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、円筒型または角型の
電池缶内に、集電体に正極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の正極と、集電体に負極活物質を含む合剤が
担持されたシート状の負極とが、セパレータを介して積
層された電極素子と、液体または固体の非水系電解質が
収納されてなる非水系二次電池において、電池缶が負極
になっており、かつその内部に絶縁体を介して配置され
る正極シートの最外層における面積あたりの正極活物質
量が正極シートの内層における面積あたりの正極活物質
量よりも小さい非水系二次電池に係るものである。
電池缶内に、集電体に正極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の正極と、集電体に負極活物質を含む合剤が
担持されたシート状の負極とが、セパレータを介して積
層された電極素子と、液体または固体の非水系電解質が
収納されてなる非水系二次電池において、電池缶が負極
になっており、かつその内部に絶縁体を介して配置され
る正極シートの最外層における面積あたりの正極活物質
量が正極シートの内層における面積あたりの正極活物質
量よりも小さい非水系二次電池に係るものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明を詳細に説明する。
本発明の非水系二次電池は、円筒型または角型の電池缶
内に、電極素子と液体または固体の非水系電解質が収納
されてなるものである。該電池缶は電極素子の負極とリ
ードによって結ばれており、電池の充放電の際に負極端
子として機能する。以下、この意味で本発明の非水系二
次電池における電池缶を負極缶ということがある。本発
明においては、電池が正常に作動している状態での、電
極素子の正極シートと負極缶との短絡を防止するため
に、負極缶と電極素子における正極シートの最外層との
間には絶縁体が配置された構造となっている。
本発明の非水系二次電池は、円筒型または角型の電池缶
内に、電極素子と液体または固体の非水系電解質が収納
されてなるものである。該電池缶は電極素子の負極とリ
ードによって結ばれており、電池の充放電の際に負極端
子として機能する。以下、この意味で本発明の非水系二
次電池における電池缶を負極缶ということがある。本発
明においては、電池が正常に作動している状態での、電
極素子の正極シートと負極缶との短絡を防止するため
に、負極缶と電極素子における正極シートの最外層との
間には絶縁体が配置された構造となっている。
【0008】さて、本発明者らの検討によれば、異物の
貫通などの際、最初に内部短絡が生じるのは負極缶と電
極素子における正極シートの最外層との間において、ま
たは負極缶と電極素子における正極シートの最外層との
間に負極シートが配置されている場合にはその負極シー
トと正極シートの最外層との間においてであることがわ
かった。従来、正極シートにおける面積あたりの正極活
物質量は、最外層、内部を問わず均一とされていたが、
本発明者らは、最初に短絡点となる正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量を内部すなわち正極
シートの内層における面積あたりの正極活物質量よりも
小さくすることで、電池の内部短絡が発生した際の安全
性を向上できることを見出し、本発明を完成するに至っ
たものである。この理由として、短絡点の接触抵抗が小
さくなって短絡電流による抵抗発熱が小さくなること、
および局所的な発熱にさらされる短絡点近傍の正極活物
質の量を小さくできることが関係しているものと思われ
るが、その詳細は未だ明らかではない。
貫通などの際、最初に内部短絡が生じるのは負極缶と電
極素子における正極シートの最外層との間において、ま
たは負極缶と電極素子における正極シートの最外層との
間に負極シートが配置されている場合にはその負極シー
トと正極シートの最外層との間においてであることがわ
かった。従来、正極シートにおける面積あたりの正極活
物質量は、最外層、内部を問わず均一とされていたが、
本発明者らは、最初に短絡点となる正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量を内部すなわち正極
シートの内層における面積あたりの正極活物質量よりも
小さくすることで、電池の内部短絡が発生した際の安全
性を向上できることを見出し、本発明を完成するに至っ
たものである。この理由として、短絡点の接触抵抗が小
さくなって短絡電流による抵抗発熱が小さくなること、
および局所的な発熱にさらされる短絡点近傍の正極活物
質の量を小さくできることが関係しているものと思われ
るが、その詳細は未だ明らかではない。
【0009】本発明の非水系二次電池において、電極素
子は集電体に正極活物質を含む合剤が担持されたシート
状の正極と、集電体に負極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の負極とが、セパレータを介して積層された
ものである。本発明における電極素子の形状は、特に規
定されるものではないが、体積が有効に利用できるとい
う点で、正極シートと負極シートとがセパレータを介し
て積層された積層体が巻回されてなる形状が好ましい。
具体的には、円筒型の電池缶に対しては、正極シートと
負極シートとがセパレータを介して積層された積層体が
巻回されてなる渦巻形状が好ましく、角型の電池缶に対
しては同積層体が巻回されてなる渦巻形状を渦巻の断面
が楕円となるように変形させたもの、または同積層体を
折り畳んだ形状のものが好ましい。
子は集電体に正極活物質を含む合剤が担持されたシート
状の正極と、集電体に負極活物質を含む合剤が担持され
たシート状の負極とが、セパレータを介して積層された
ものである。本発明における電極素子の形状は、特に規
定されるものではないが、体積が有効に利用できるとい
う点で、正極シートと負極シートとがセパレータを介し
て積層された積層体が巻回されてなる形状が好ましい。
具体的には、円筒型の電池缶に対しては、正極シートと
負極シートとがセパレータを介して積層された積層体が
巻回されてなる渦巻形状が好ましく、角型の電池缶に対
しては同積層体が巻回されてなる渦巻形状を渦巻の断面
が楕円となるように変形させたもの、または同積層体を
折り畳んだ形状のものが好ましい。
【0010】電極素子が上記の渦巻形状である場合、構
造を単純化して製造を容易にできる点で、面積あたりの
正極活物質量が正極シートの内層における面積あたりの
正極活物質量よりも小さい部分が正極シートの外端部か
ら1周以上にわたって巻回されている構造とすることが
好ましい。
造を単純化して製造を容易にできる点で、面積あたりの
正極活物質量が正極シートの内層における面積あたりの
正極活物質量よりも小さい部分が正極シートの外端部か
ら1周以上にわたって巻回されている構造とすることが
好ましい。
【0011】具体的に正極シートの最外層における面積
あたりの正極活物質量を正極シートの内層における面積
あたりの正極活物質量よりも小さくする方法としては、
相当する部分に電極素子内部よりも正極活物質含有比率
を下げた正極合剤を担持させる方法、導電材のみを担持
させる方法、または正極合剤を担持させずに正極集電体
のみとする方法が挙げられるが、製造工程が簡便である
点で正極集電体のみとする方法が好ましい。
あたりの正極活物質量を正極シートの内層における面積
あたりの正極活物質量よりも小さくする方法としては、
相当する部分に電極素子内部よりも正極活物質含有比率
を下げた正極合剤を担持させる方法、導電材のみを担持
させる方法、または正極合剤を担持させずに正極集電体
のみとする方法が挙げられるが、製造工程が簡便である
点で正極集電体のみとする方法が好ましい。
【0012】また、本発明では負極缶と電極素子におけ
る正極シートの最外層との間に負極シートを配置するこ
ともできる。例えば、上記の電極素子内部よりも正極活
物質含有比率を下げた正極合剤を正極シートの最外層に
担持させる方法を用いた場合は、正極シートの最外層の
さらに外側にそれと対向する負極活物質が担持された負
極をセパレータを介して配置することで、最外層の正極
シートに担持された正極活物質を有効に利用して電池容
量を大きくすることができ、また特にリチウム二次電池
の場合は負極缶へのリチウム析出を防止できるので好ま
しい。しかしながら、やはり製造工程が簡便である点
で、上記の正極集電体のみとする方法と組み合わせて負
極缶と電極素子における正極シートの最外層との間に配
置する負極シートは負極集電体のみとすることがさらに
好ましい。
る正極シートの最外層との間に負極シートを配置するこ
ともできる。例えば、上記の電極素子内部よりも正極活
物質含有比率を下げた正極合剤を正極シートの最外層に
担持させる方法を用いた場合は、正極シートの最外層の
さらに外側にそれと対向する負極活物質が担持された負
極をセパレータを介して配置することで、最外層の正極
シートに担持された正極活物質を有効に利用して電池容
量を大きくすることができ、また特にリチウム二次電池
の場合は負極缶へのリチウム析出を防止できるので好ま
しい。しかしながら、やはり製造工程が簡便である点
で、上記の正極集電体のみとする方法と組み合わせて負
極缶と電極素子における正極シートの最外層との間に配
置する負極シートは負極集電体のみとすることがさらに
好ましい。
【0013】本発明において、負極缶と電極素子におけ
る正極シートの最外層との間に配置される絶縁体として
は、電極素子において正極シートと負極シートとの間に
配置されたセパレータを用いることができるが、これに
限定されるものではない。該絶縁体として、上記セパレ
ータよりも機械的強度が小さいものを用いると、特に電
池の変形の際生じる内部短絡に対する安全性が向上する
ため好ましい。また、渦巻形状の電極素子の中心部にで
きる空隙に、例えばステンレスなどの金属またはオレフ
ィン系樹脂などの材質からなる、円柱状または内部が中
空の円筒状の芯を挿入してもよい。
る正極シートの最外層との間に配置される絶縁体として
は、電極素子において正極シートと負極シートとの間に
配置されたセパレータを用いることができるが、これに
限定されるものではない。該絶縁体として、上記セパレ
ータよりも機械的強度が小さいものを用いると、特に電
池の変形の際生じる内部短絡に対する安全性が向上する
ため好ましい。また、渦巻形状の電極素子の中心部にで
きる空隙に、例えばステンレスなどの金属またはオレフ
ィン系樹脂などの材質からなる、円柱状または内部が中
空の円筒状の芯を挿入してもよい。
【0014】本発明の非水系二次電池において、正極、
負極、セパレータ、および液体もしくは固体の非水系電
解質としては、この種の非水系二次電池において通常使
用されているものを用いることができる。
負極、セパレータ、および液体もしくは固体の非水系電
解質としては、この種の非水系二次電池において通常使
用されているものを用いることができる。
【0015】本発明の非水系二次電池で用いる正極とし
ては、例えば活物質としてリチウムイオンをドープ・脱
ドープ可能な材料を含み、導電材としての炭素質材料、
バインダーとしての熱可塑性樹脂などを含有するものを
用いることができる。該リチウムイオンをドープ・脱ド
ープ可能な材料としては、V、Mn、Fe、Co、Ni
などの遷移金属を少なくとも1種含むリチウム複合酸化
物が挙げられる。中でも好ましくは、平均放電電位が高
いという点で、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウ
ムなどのα−NaFeO2 型構造を母体とする層状リチ
ウム複合酸化物、リチウムマンガンスピネルなどのスピ
ネル型構造を母体とするリチウム複合酸化物が挙げられ
る。
ては、例えば活物質としてリチウムイオンをドープ・脱
ドープ可能な材料を含み、導電材としての炭素質材料、
バインダーとしての熱可塑性樹脂などを含有するものを
用いることができる。該リチウムイオンをドープ・脱ド
ープ可能な材料としては、V、Mn、Fe、Co、Ni
などの遷移金属を少なくとも1種含むリチウム複合酸化
物が挙げられる。中でも好ましくは、平均放電電位が高
いという点で、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウ
ムなどのα−NaFeO2 型構造を母体とする層状リチ
ウム複合酸化物、リチウムマンガンスピネルなどのスピ
ネル型構造を母体とするリチウム複合酸化物が挙げられ
る。
【0016】該リチウム複合酸化物は種々の添加元素を
含んでもよく、特にTi、V、Cr、Mn、Fe、C
o、Cu、Ag、Mg、Al、Ga、InおよびSnか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属のモル数と
ニッケル酸リチウム中のNiのモル数との和に対して、
前記の少なくとも1種の金属が0.1〜5モル%である
ように該金属を含む複合ニッケル酸リチウムを用いる
と、高容量での使用におけるサイクル性が向上するので
好ましい。
含んでもよく、特にTi、V、Cr、Mn、Fe、C
o、Cu、Ag、Mg、Al、Ga、InおよびSnか
らなる群から選ばれた少なくとも1種の金属のモル数と
ニッケル酸リチウム中のNiのモル数との和に対して、
前記の少なくとも1種の金属が0.1〜5モル%である
ように該金属を含む複合ニッケル酸リチウムを用いる
と、高容量での使用におけるサイクル性が向上するので
好ましい。
【0017】該炭素質材料としては、天然黒鉛、人造黒
鉛、コークス類、カーボンブラックなどが挙げられる。
導電材として、それぞれ単独で用いてもよいし、例えば
人造黒鉛とカーボンブラックとを混合して用いるといっ
た複合導電材系を選択してもよい。
鉛、コークス類、カーボンブラックなどが挙げられる。
導電材として、それぞれ単独で用いてもよいし、例えば
人造黒鉛とカーボンブラックとを混合して用いるといっ
た複合導電材系を選択してもよい。
【0018】該熱可塑性樹脂としては、ポリフッ化ビニ
リデン(以下、PVDFということがある。)、四フッ
化エチレン・六フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン系
共重合体、六フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン系共
重合体、四フッ化エチレン・パーフルオロビニルエーテ
ル系共重合体などが挙げられる。これらをそれぞれ単独
で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
リデン(以下、PVDFということがある。)、四フッ
化エチレン・六フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン系
共重合体、六フッ化プロピレン・フッ化ビニリデン系共
重合体、四フッ化エチレン・パーフルオロビニルエーテ
ル系共重合体などが挙げられる。これらをそれぞれ単独
で用いてもよいし、二種以上を混合して用いてもよい。
【0019】正極集電体としては、Al、Ni、ステン
レスなどを用いることができるが、薄膜に加工しやす
く、安価であるという点でAlが好ましい。該正極集電
体に正極活物質を含む合剤を担持させる方法としては、
加圧成型する方法、または溶媒などを用いてペースト化
し、集電体上に塗布乾燥後プレスするなどして固着する
方法が挙げられる。
レスなどを用いることができるが、薄膜に加工しやす
く、安価であるという点でAlが好ましい。該正極集電
体に正極活物質を含む合剤を担持させる方法としては、
加圧成型する方法、または溶媒などを用いてペースト化
し、集電体上に塗布乾燥後プレスするなどして固着する
方法が挙げられる。
【0020】本発明の非水系二次電池の負極としては、
例えばリチウム金属、リチウム合金またはリチウムイオ
ンをドープ・脱ドープ可能な材料などを用いることがで
きる。リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料と
しては、天然黒鉛、人造黒鉛、コークス類、カーボンブ
ラック、熱分解炭素類、炭素繊維、有機高分子化合物焼
成体などの炭素質材料;正極よりも低い電位でリチウム
イオンのドープ・脱ドープを行う酸化物、硫化物等のカ
ルコゲン化合物が挙げられる。炭素質材料として、電位
平坦性が高く、また平均放電電位が低いため正極と組み
合わせた場合大きなエネルギー密度が得られるという点
で、天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を主成分とする炭
素質材料が好ましい。
例えばリチウム金属、リチウム合金またはリチウムイオ
ンをドープ・脱ドープ可能な材料などを用いることがで
きる。リチウムイオンをドープ・脱ドープ可能な材料と
しては、天然黒鉛、人造黒鉛、コークス類、カーボンブ
ラック、熱分解炭素類、炭素繊維、有機高分子化合物焼
成体などの炭素質材料;正極よりも低い電位でリチウム
イオンのドープ・脱ドープを行う酸化物、硫化物等のカ
ルコゲン化合物が挙げられる。炭素質材料として、電位
平坦性が高く、また平均放電電位が低いため正極と組み
合わせた場合大きなエネルギー密度が得られるという点
で、天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を主成分とする炭
素質材料が好ましい。
【0021】また、液体の電解質と組み合わせて用いる
場合において、該液体の電解質がエチレンカーボネート
を含有しないときには、ポリエチレンカーボネートを含
有した負極を用いると、サイクル特性と大電流放電特性
が向上するので好ましい。炭素質材料の形状は、例えば
天然黒鉛のような薄片状、メソカーボンマイクロビーズ
のような球状、黒鉛化炭素繊維のような繊維状、または
微粉末の凝集体などのいずれでもよく、必要に応じてバ
インダーとしての熱可塑性樹脂を添加することができ
る。熱可塑性樹脂としては、PVDF、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどが挙げられる。負極として用いられ
る酸化物、硫化物等のカルコゲン化合物としては、例え
ばスズ酸化物を主体とした非晶質化合物のような、3
b、4b、5b族を主体とした結晶質または非晶質の酸
化物などが挙げられる。これらについても、必要に応じ
て導電材としての炭素質材料、バインダーとしての熱可
塑性樹脂を添加することができる。
場合において、該液体の電解質がエチレンカーボネート
を含有しないときには、ポリエチレンカーボネートを含
有した負極を用いると、サイクル特性と大電流放電特性
が向上するので好ましい。炭素質材料の形状は、例えば
天然黒鉛のような薄片状、メソカーボンマイクロビーズ
のような球状、黒鉛化炭素繊維のような繊維状、または
微粉末の凝集体などのいずれでもよく、必要に応じてバ
インダーとしての熱可塑性樹脂を添加することができ
る。熱可塑性樹脂としては、PVDF、ポリエチレン、
ポリプロピレンなどが挙げられる。負極として用いられ
る酸化物、硫化物等のカルコゲン化合物としては、例え
ばスズ酸化物を主体とした非晶質化合物のような、3
b、4b、5b族を主体とした結晶質または非晶質の酸
化物などが挙げられる。これらについても、必要に応じ
て導電材としての炭素質材料、バインダーとしての熱可
塑性樹脂を添加することができる。
【0022】負極集電体としては、Cu、Ni、ステン
レスなどを用いることができるが、特にリチウム二次電
池においてはリチウムと合金を作り難く、かつ薄膜に加
工しやすいという点でCuが好ましい。該負極集電体に
負極活物質を含む合剤を担持させる方法としては、加圧
成型する方法、または溶媒などを用いてペースト化し、
集電体上に塗布乾燥後プレスするなどして固着する方法
が挙げられる。
レスなどを用いることができるが、特にリチウム二次電
池においてはリチウムと合金を作り難く、かつ薄膜に加
工しやすいという点でCuが好ましい。該負極集電体に
負極活物質を含む合剤を担持させる方法としては、加圧
成型する方法、または溶媒などを用いてペースト化し、
集電体上に塗布乾燥後プレスするなどして固着する方法
が挙げられる。
【0023】本発明の非水系二次電池で用いるセパレー
タとしては、例えばフッ素系樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのオレフィン系樹脂、ナイロンなどの不
織布、織布などを用いることができる。該セパレータの
厚みは電池としての体積エネルギー密度が上がり、内部
抵抗が小さくなるという点で、機械的強度が保たれる限
り薄い程よく、10〜200μm程度が好ましい。
タとしては、例えばフッ素系樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどのオレフィン系樹脂、ナイロンなどの不
織布、織布などを用いることができる。該セパレータの
厚みは電池としての体積エネルギー密度が上がり、内部
抵抗が小さくなるという点で、機械的強度が保たれる限
り薄い程よく、10〜200μm程度が好ましい。
【0024】本発明の非水系二次電池で用いる電解質と
しては、例えばリチウム塩を有機溶媒に溶解させた非水
電解質溶液、または固体電解質のいずれかから選ばれる
公知のものを用いることができる。リチウム塩として
は、LiClO4 、LiPF6、LiAsF6 、LiS
bF6 、LiBF4 、LiCF3 SO3 、LiC(CF
3 SO2 )3 、LiN(CF3 SO2 )2 、Li2 B10
Cl10、低級脂肪族カルボン酸リチウム塩、LiAlC
l4 などのうち一種または二種以上の混合物が挙げられ
る。
しては、例えばリチウム塩を有機溶媒に溶解させた非水
電解質溶液、または固体電解質のいずれかから選ばれる
公知のものを用いることができる。リチウム塩として
は、LiClO4 、LiPF6、LiAsF6 、LiS
bF6 、LiBF4 、LiCF3 SO3 、LiC(CF
3 SO2 )3 、LiN(CF3 SO2 )2 、Li2 B10
Cl10、低級脂肪族カルボン酸リチウム塩、LiAlC
l4 などのうち一種または二種以上の混合物が挙げられ
る。
【0025】本発明の非水系二次電池で用いる有機溶媒
としては、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカ
ーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネ
ート、エチルメチルカーボネート、4−トリフルオロメ
チル−1,3−ジオキソラン−2−オン、1,2−ジ
(メトキシカルボニルオキシ)エタンなどのカーボネー
ト類;1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシ
プロパン、ペンタフルオロプロピルメチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなど
のエーテル類;ギ酸メチル、酢酸メチル、γ−ブチロラ
クトンなどのエステル類;アセトニトリル、ブチロニト
リルなどのニトリル類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類;3
−メチル−2−オキサゾリドンなどのカーバメート類;
スルホラン、ジメチルスルホキシド、1,3−プロパン
サルトンなどの含硫黄化合物を用いることができるが、
通常はこれらのうちの二種以上を混合して用いる。中で
もカーボネート類を含む混合溶媒が好ましく、環状カー
ボネートと非環状カーボネート、または環状カーボネー
トとエーテル類の混合溶媒がさらに好ましい。環状カー
ボネートと非環状カーボネートの混合溶媒としては、動
作温度範囲が広く、負荷特性に優れ、かつ負極の活物質
として天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を用いた場合で
も難分解性であるという点で、エチレンカーボネート、
ジメチルカーボネートおよびエチルメチルカーボネート
を含む混合溶媒が好ましい。
としては、例えばプロピレンカーボネート、エチレンカ
ーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネ
ート、エチルメチルカーボネート、4−トリフルオロメ
チル−1,3−ジオキソラン−2−オン、1,2−ジ
(メトキシカルボニルオキシ)エタンなどのカーボネー
ト類;1,2−ジメトキシエタン、1,3−ジメトキシ
プロパン、ペンタフルオロプロピルメチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフランなど
のエーテル類;ギ酸メチル、酢酸メチル、γ−ブチロラ
クトンなどのエステル類;アセトニトリル、ブチロニト
リルなどのニトリル類;N,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類;3
−メチル−2−オキサゾリドンなどのカーバメート類;
スルホラン、ジメチルスルホキシド、1,3−プロパン
サルトンなどの含硫黄化合物を用いることができるが、
通常はこれらのうちの二種以上を混合して用いる。中で
もカーボネート類を含む混合溶媒が好ましく、環状カー
ボネートと非環状カーボネート、または環状カーボネー
トとエーテル類の混合溶媒がさらに好ましい。環状カー
ボネートと非環状カーボネートの混合溶媒としては、動
作温度範囲が広く、負荷特性に優れ、かつ負極の活物質
として天然黒鉛、人造黒鉛等の黒鉛材料を用いた場合で
も難分解性であるという点で、エチレンカーボネート、
ジメチルカーボネートおよびエチルメチルカーボネート
を含む混合溶媒が好ましい。
【0026】本発明の非水系二次電池で用いる固体電解
質としては、例えばポリエチレンオキサイド系、ポリオ
ルガノシロキサン鎖もしくはポリオキシアルキレン鎖の
少なくとも一種以上を含む高分子化合物などの高分子電
解質、Li2 S−SiS2 、Li2 S−GeS2 、Li
2 S−P2 S5 、Li2 S−B2 S3 などの硫化物系電
解質、またはLi2 S−SiS2 −Li3 PO4 、Li
2 S−SiS2 −Li 2 SO4 などの硫化物を含む無機
化合物系電解質を用いることができる。また、高分子に
非水電解質溶液を保持させた、いわゆるゲルタイプのも
のを用いることもできる。
質としては、例えばポリエチレンオキサイド系、ポリオ
ルガノシロキサン鎖もしくはポリオキシアルキレン鎖の
少なくとも一種以上を含む高分子化合物などの高分子電
解質、Li2 S−SiS2 、Li2 S−GeS2 、Li
2 S−P2 S5 、Li2 S−B2 S3 などの硫化物系電
解質、またはLi2 S−SiS2 −Li3 PO4 、Li
2 S−SiS2 −Li 2 SO4 などの硫化物を含む無機
化合物系電解質を用いることができる。また、高分子に
非水電解質溶液を保持させた、いわゆるゲルタイプのも
のを用いることもできる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるもの
ではない。なお、図1、図2、図3、図4に、それぞれ
実施例1、実施例2、比較例1、実施例3における非水
系二次電池の構造の概略断面図を示すが、これらの図で
は、見やすくするために電極素子中の電極、セパレータ
の巻数が実際よりも少なくなっている。 実施例1 (1)正極活物質の合成 硝酸リチウムと塩基性炭酸ニッケルと硝酸ガリウムをL
i:Ni:Ga=1.05:0.98:0.02となる
ように混合し、酸素気流中において660℃で15時間
焼成した。得られたガリウム添加ニッケル酸リチウム粉
末は、粉末X線回折測定により、α−NaFeO2 型構
造を有することが確認された。
明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるもの
ではない。なお、図1、図2、図3、図4に、それぞれ
実施例1、実施例2、比較例1、実施例3における非水
系二次電池の構造の概略断面図を示すが、これらの図で
は、見やすくするために電極素子中の電極、セパレータ
の巻数が実際よりも少なくなっている。 実施例1 (1)正極活物質の合成 硝酸リチウムと塩基性炭酸ニッケルと硝酸ガリウムをL
i:Ni:Ga=1.05:0.98:0.02となる
ように混合し、酸素気流中において660℃で15時間
焼成した。得られたガリウム添加ニッケル酸リチウム粉
末は、粉末X線回折測定により、α−NaFeO2 型構
造を有することが確認された。
【0028】(2)正極シートの作製 活物質であるガリウム添加ニッケル酸リチウム粉末と、
導電材としての人造黒鉛粉末とアセチレンブラックとの
混合物に、バインダーとしてPVDFの1−メチル−2
−ピロリドン(以下、NMPということがある。)溶液
を、活物質:人造黒鉛:アセチレンブラック:PVDF
=87:9:1:3(重量比)となるように加えて混練
し、正極合剤ペーストとした。該ペーストを集電体であ
る厚さ20μmのAl箔の両面の所定部分に塗布し、乾
燥、ロールプレスを行って正極シートを得た。
導電材としての人造黒鉛粉末とアセチレンブラックとの
混合物に、バインダーとしてPVDFの1−メチル−2
−ピロリドン(以下、NMPということがある。)溶液
を、活物質:人造黒鉛:アセチレンブラック:PVDF
=87:9:1:3(重量比)となるように加えて混練
し、正極合剤ペーストとした。該ペーストを集電体であ
る厚さ20μmのAl箔の両面の所定部分に塗布し、乾
燥、ロールプレスを行って正極シートを得た。
【0029】(3)負極シートの作製 活物質である黒鉛化炭素繊維とバインダーとしてPVD
Fの1−メチル−2−ピロリドン(以下、NMPという
ことがある。)溶液とを、活物質:PVDF=94:6
(重量比)となるように混練し、負極合剤ペーストとし
た。該ペーストを集電体である厚さ10μmのCu箔の
両面の所定部分に塗布し、乾燥、ロールプレスを行って
負極シートを得た。
Fの1−メチル−2−ピロリドン(以下、NMPという
ことがある。)溶液とを、活物質:PVDF=94:6
(重量比)となるように混練し、負極合剤ペーストとし
た。該ペーストを集電体である厚さ10μmのCu箔の
両面の所定部分に塗布し、乾燥、ロールプレスを行って
負極シートを得た。
【0030】上記のようにして作製した正極シート、負
極シートを厚さ25μmの多孔質ポリエチレンフィルム
よりなるセパレータを介して、負極、セパレータ、正
極、セパレータの順に積層し、この積層体を一端より巻
き取って渦巻形状の電極素子とした。その際、電極素子
中の電極の最外層には正極シートがくるようにし、かつ
該正極シートは外端部から正極集電体であるAl箔だけ
の部分が1周巻回された構造とした。また負極缶と正極
シートの最外層との間にはセパレータを配置した。
極シートを厚さ25μmの多孔質ポリエチレンフィルム
よりなるセパレータを介して、負極、セパレータ、正
極、セパレータの順に積層し、この積層体を一端より巻
き取って渦巻形状の電極素子とした。その際、電極素子
中の電極の最外層には正極シートがくるようにし、かつ
該正極シートは外端部から正極集電体であるAl箔だけ
の部分が1周巻回された構造とした。また負極缶と正極
シートの最外層との間にはセパレータを配置した。
【0031】前記の電極素子を電池缶に挿入し、非水電
解質溶液としてエチレンカーボネート(以下、ECとい
うことがある。)とジメチルカーボネート(以下、DM
Cということがある。)とエチルメチルカーボネート
(以下、EMCということがある。)との30:35:
35混合液にLiPF6 を1モル/リットルとなるよう
に溶解したもの(以下、LiPF6 /EC+DMC+E
MCと表すことがある。)を含浸し、安全弁を備えた正
極端子を兼ねる電池蓋をガスケットを介してかしめて1
8650サイズの円筒型電池を得た。
解質溶液としてエチレンカーボネート(以下、ECとい
うことがある。)とジメチルカーボネート(以下、DM
Cということがある。)とエチルメチルカーボネート
(以下、EMCということがある。)との30:35:
35混合液にLiPF6 を1モル/リットルとなるよう
に溶解したもの(以下、LiPF6 /EC+DMC+E
MCと表すことがある。)を含浸し、安全弁を備えた正
極端子を兼ねる電池蓋をガスケットを介してかしめて1
8650サイズの円筒型電池を得た。
【0032】このようにして得た円筒型電池5個につい
て定格容量の150%の充電を行って過充電状態とした
後、釘刺し試験を実施した。なお釘刺し試験の方法は
(社)日本蓄電池工業会のリチウム二次電池安全性評価
基準ガイドライン(日本蓄電池工業会指針SBA−G−
1101−1995)にしたがった。その結果、試験に
供した電池は過充電という苛酷な状態にもかかわらず、
5個とも破裂せず、また発火もしなかった。
て定格容量の150%の充電を行って過充電状態とした
後、釘刺し試験を実施した。なお釘刺し試験の方法は
(社)日本蓄電池工業会のリチウム二次電池安全性評価
基準ガイドライン(日本蓄電池工業会指針SBA−G−
1101−1995)にしたがった。その結果、試験に
供した電池は過充電という苛酷な状態にもかかわらず、
5個とも破裂せず、また発火もしなかった。
【0033】実施例2 負極缶と正極シート最外層の正極集電体であるAl箔だ
けの部分との間に、さらにセパレータを介して負極集電
体であるCu箔だけの部分が1周巻回された構造とした
以外は、実施例1と同様にして18650サイズの円筒
型電池を得た。このようにして得た円筒型電池5個につ
いて定格容量の150%の充電を行って過充電状態とし
た後、実施例1と同様に釘刺し試験を実施した。その結
果、試験に供した電池は過充電という苛酷な状態にもか
かわらず、5個とも破裂せず、また発火もしなかった。
けの部分との間に、さらにセパレータを介して負極集電
体であるCu箔だけの部分が1周巻回された構造とした
以外は、実施例1と同様にして18650サイズの円筒
型電池を得た。このようにして得た円筒型電池5個につ
いて定格容量の150%の充電を行って過充電状態とし
た後、実施例1と同様に釘刺し試験を実施した。その結
果、試験に供した電池は過充電という苛酷な状態にもか
かわらず、5個とも破裂せず、また発火もしなかった。
【0034】実施例3 渦巻形状の電極素子の中心部の空隙に円筒状のステンレ
ス製芯を挿入した以外は、実施例2と同様にして186
50サイズの円筒型電池を得た。このようにして得た円
筒型電池5個について定格容量の150%の充電を行っ
て過充電状態とした後、圧壊試験を実施した。なお、圧
壊試験の方法は(社)日本蓄電池工業会のリチウム二次
電池安全性評価基準ガイドライン(日本蓄電池工業会指
針SBA−G−1101−1995)にしたがった。そ
の結果、試験に供した電池は過充電という苛酷な状態に
もかかわらず、5個とも破裂せず、また発火もしなかっ
た。
ス製芯を挿入した以外は、実施例2と同様にして186
50サイズの円筒型電池を得た。このようにして得た円
筒型電池5個について定格容量の150%の充電を行っ
て過充電状態とした後、圧壊試験を実施した。なお、圧
壊試験の方法は(社)日本蓄電池工業会のリチウム二次
電池安全性評価基準ガイドライン(日本蓄電池工業会指
針SBA−G−1101−1995)にしたがった。そ
の結果、試験に供した電池は過充電という苛酷な状態に
もかかわらず、5個とも破裂せず、また発火もしなかっ
た。
【0035】比較例1 正極シート、負極シートを厚さ25μmの多孔質ポリエ
チレンフィルムよりなるセパレータを介して、負極、セ
パレータ、正極、セパレータの順に積層し、この積層体
を一端より巻き取って渦巻形状の電極素子とする際、電
極素子中の電極の最外層には負極活物質を含む負極合剤
が塗布された負極シートがくるようにし、かつその内側
にはセパレータを介して面積あたりの正極活物質量が内
層と同じである、正極活物質を含む正極合剤が塗布され
た正極シートがくる構造とした以外は、実施例1と同様
にして18650サイズの円筒型電池を得た。このよう
にして得た円筒型電池5個について定格容量の150%
の充電を行って過充電状態とした後、実施例1と同様に
釘刺し試験を実施した。その結果、試験に供した電池5
個のうち、5個とも破裂、発火した。
チレンフィルムよりなるセパレータを介して、負極、セ
パレータ、正極、セパレータの順に積層し、この積層体
を一端より巻き取って渦巻形状の電極素子とする際、電
極素子中の電極の最外層には負極活物質を含む負極合剤
が塗布された負極シートがくるようにし、かつその内側
にはセパレータを介して面積あたりの正極活物質量が内
層と同じである、正極活物質を含む正極合剤が塗布され
た正極シートがくる構造とした以外は、実施例1と同様
にして18650サイズの円筒型電池を得た。このよう
にして得た円筒型電池5個について定格容量の150%
の充電を行って過充電状態とした後、実施例1と同様に
釘刺し試験を実施した。その結果、試験に供した電池5
個のうち、5個とも破裂、発火した。
【0036】比較例2 比較例1と同様にして得た18650サイズの円筒型電
池5個について定格容量の150%の充電を行って過充
電状態とした後、実施例3と同様に圧壊試験を実施し
た。その結果、試験に供した電池5個のうち、5個とも
破裂、発火した。
池5個について定格容量の150%の充電を行って過充
電状態とした後、実施例3と同様に圧壊試験を実施し
た。その結果、試験に供した電池5個のうち、5個とも
破裂、発火した。
【0037】
【発明の効果】本発明の非水系二次電池は、高エネルギ
ー密度であり、かつ釘刺し試験に代表されるような異物
の貫通や圧壊試験に代表されるような電池の変形によっ
て生じる内部短絡に対して安全性が向上しており、その
工業的価値は極めて大なるものがある。
ー密度であり、かつ釘刺し試験に代表されるような異物
の貫通や圧壊試験に代表されるような電池の変形によっ
て生じる内部短絡に対して安全性が向上しており、その
工業的価値は極めて大なるものがある。
【図1】実施例1における非水系二次電池の構造の概略
断面図。
断面図。
【図2】実施例2における非水系二次電池の構造の概略
断面図。
断面図。
【図3】比較例1における非水系二次電池の構造の概略
断面図。
断面図。
【図4】実施例3における非水系二次電池の構造の概略
断面図。
断面図。
1・・・負極缶 2・・・セパレータ 3・・・正極集電体(Al箔) 4・・・負極集電体(Cu箔) 5・・・正極活物質を含む正極合剤が塗布された正極シ
ート 6・・・負極活物質を含む負極合剤が塗布された負極シ
ート 7・・・円筒状のステンレス製芯
ート 6・・・負極活物質を含む負極合剤が塗布された負極シ
ート 7・・・円筒状のステンレス製芯
フロントページの続き (72)発明者 三浦 等 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 (72)発明者 河野 健次 大阪府高槻市城西町6番6号 株式会社ユ アサコーポレーション内
Claims (3)
- 【請求項1】円筒型または角型の電池缶内に、集電体に
正極活物質を含む合剤が担持されたシート状の正極と、
集電体に負極活物質を含む合剤が担持されたシート状の
負極とが、セパレータを介して積層された電極素子と、
液体または固体の非水系電解質が収納されてなる非水系
二次電池において、電池缶が負極になっており、かつそ
の内部に絶縁体を介して配置される正極シートの最外層
における面積あたりの正極活物質量が正極シートの内層
における面積あたりの正極活物質量よりも小さいことを
特徴とする非水系二次電池。 - 【請求項2】電極素子が、正極シートと負極シートとが
セパレータを介して積層された積層体が巻回されてなる
形状であり、かつ面積あたりの正極活物質量が正極シー
トの内層よりも小さい部分が正極シートの外端部から1
周以上にわたって巻回されていることを特徴とする請求
項1記載の非水系二次電池。 - 【請求項3】最外層における面積あたりの正極活物質量
が正極シートの内層における面積あたりの正極活物質量
よりも小さい部分が、正極集電体だけからなることを特
徴とする請求項1又は2記載の非水系二次電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105651A JPH09293535A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 非水系二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8105651A JPH09293535A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 非水系二次電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293535A true JPH09293535A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14413360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8105651A Pending JPH09293535A (ja) | 1996-04-25 | 1996-04-25 | 非水系二次電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09293535A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000067906A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Sony Corp | 固体電解質電池 |
| JP2000133270A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-05-12 | Sony Corp | 非水電解質電池 |
| JP2005267953A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Ngk Insulators Ltd | リチウム二次電池 |
| KR101511302B1 (ko) * | 2010-11-03 | 2015-04-10 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 |
| CN108336256A (zh) * | 2017-01-20 | 2018-07-27 | 丰田自动车株式会社 | 全固体电池 |
| JP2018147677A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 日産自動車株式会社 | リチウムイオン二次電池 |
| CN113474926A (zh) * | 2019-03-26 | 2021-10-01 | 株式会社村田制作所 | 固体电池 |
| CN116344963A (zh) * | 2023-03-09 | 2023-06-27 | 浙江锂威能源科技有限公司 | 一种电芯 |
-
1996
- 1996-04-25 JP JP8105651A patent/JPH09293535A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000067906A (ja) * | 1998-08-19 | 2000-03-03 | Sony Corp | 固体電解質電池 |
| JP2000133270A (ja) * | 1998-10-23 | 2000-05-12 | Sony Corp | 非水電解質電池 |
| JP2005267953A (ja) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Ngk Insulators Ltd | リチウム二次電池 |
| KR101511302B1 (ko) * | 2010-11-03 | 2015-04-10 | 주식회사 엘지화학 | 이차 전지 |
| CN108336256A (zh) * | 2017-01-20 | 2018-07-27 | 丰田自动车株式会社 | 全固体电池 |
| KR20180086122A (ko) | 2017-01-20 | 2018-07-30 | 도요타 지도샤(주) | 전고체 전지 |
| US10629867B2 (en) | 2017-01-20 | 2020-04-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | All-solid-state battery and production method thereof |
| CN108336256B (zh) * | 2017-01-20 | 2021-06-22 | 丰田自动车株式会社 | 全固体电池 |
| JP2018147677A (ja) * | 2017-03-03 | 2018-09-20 | 日産自動車株式会社 | リチウムイオン二次電池 |
| CN113474926A (zh) * | 2019-03-26 | 2021-10-01 | 株式会社村田制作所 | 固体电池 |
| CN116344963A (zh) * | 2023-03-09 | 2023-06-27 | 浙江锂威能源科技有限公司 | 一种电芯 |
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