JPH092937A - 浴用剤組成物及びその使用方法 - Google Patents

浴用剤組成物及びその使用方法

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JPH092937A
JPH092937A JP7151409A JP15140995A JPH092937A JP H092937 A JPH092937 A JP H092937A JP 7151409 A JP7151409 A JP 7151409A JP 15140995 A JP15140995 A JP 15140995A JP H092937 A JPH092937 A JP H092937A
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JP
Japan
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sedative
bath
plant
agent composition
extract
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JP7151409A
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English (en)
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Kazuki Torii
和樹 鳥居
Katsusuke Nagai
克介 長井
Satoshi Watanabe
智 渡邊
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Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 温熱薬用植物又はそのエキスと鎮静薬剤を含
有する浴用剤組成物、及び温熱薬用植物又はそのエキス
を浴湯に対してエキス分として0.001〜100pp
m、鎮静薬剤を浴湯に対して0.001〜150ppm
になるように添加することを特徴とする前記浴用剤組成
物の使用方法。 【効果】 本発明の浴用剤組成物は、温熱薬用植物又は
そのエキスにより充分な温まり感を付与するとともに、
温熱薬用植物又はそのエキスにより高揚した意識を鎮静
薬剤の鎮静効果により、就寝時に寝付きが良くなる優れ
た浴用剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴用剤組成物、更に詳
しくは、温熱薬用植物又はそのエキスで高揚した意識を
鎮静させる浴用剤組成物及びその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から入浴は身体を清潔に保つためだ
けでなく、特に冬季には浴後の温まり感を期待して入浴
するという習慣になっている。また、より温まり感を得
るために従来より浴用剤が使用されており、一定の成果
が上がっている。しかしながら、温熱効果が得られて
も、個人差によって、逆に意識が高揚しすぎてしまい、
就寝時に寝付きが悪くなるといった問題点が生じてきて
いる。
【0003】そこで温熱効果が得られ、かつ寝付きが良
くなる浴用剤が待望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、浴中、浴後
に温熱感を付与し、かつ就寝時に寝付きが良くなる浴用
剤組成物及びその使用方法を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、温熱薬用植物
又はそのエキスと鎮静薬剤を含有する浴用剤組成物、及
び温熱薬用植物又はそのエキスを浴湯に対してエキス分
として0.001〜100ppm、鎮静薬剤を浴湯に対
して0.001〜150ppmになるように添加するこ
とを特徴とする前記浴用剤組成物の使用方法である。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて、温熱薬用植物とは、温熱性のある薬用植物をい
い、温まり感を付与するための必須成分である。温熱薬
用植物としては、例えばイネ、カミツレ、カンゾウ、ケ
イガイ、ケイヒ、コウカ、コウボク、ゴシュユ、ショウ
ノウ、ショウブ、セージ、センキュウ、ソウジュツ、チ
ョウジ、チンピ、トショウ、トウガラシ、トウキ、トウ
ヒ、ハッカ、ビャクジュツ、マツフジ、ユズが挙げら
れ、これらは単独で又は2種以上を併用して用いられ
る。
【0007】また、イネは特に、部位などにより胚、ヌ
カ、コウジなどの様々な名称があるが、どれも好適に用
いることができる。また、本発明において、鎮静薬剤と
は、鎮静効果を付与する薬剤をいい、温熱薬用植物又は
そのエキスで高揚した意識を鎮静させるための必須成分
である。鎮静薬剤としては、例えば、ノニルアルコー
ル、デシルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭
酸メチル、炭酸エチル、シトラール、シトロネラール、
ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、ネロール、
ロジノール等の鎮静効果を付与する鎮静芳香薬剤;カノ
コソウ、シャクヤク、ニンジン、トウニン、メリッサ等
の鎮静薬用植物が挙げられる。鎮静薬用植物としては、
トウニン、メリッサが好ましく、トウニンが更に好まし
い。これらの鎮静薬剤は単独で又は2種以上を併用して
用いられる。
【0008】本発明に用いる温熱薬用植物及び鎮静効果
を付与する植物は、切栽末を袋状物に入れて、用いても
構わないが、浴湯の汚れを考えると、エキスを得て、そ
の乾燥粉末を浴用剤に配合することが望ましい。植物エ
キスを得るための溶媒としては、水と混合でき、かつ油
溶性成分を抽出しうる有機溶媒及び/又は水を用いるこ
とが好ましい。特に水:エタノールの重量比が80:2
0〜20:80の水−エタノール混合溶媒が好ましい。
【0009】温熱薬用植物の浴湯に対する配合比として
は、エキス分として、0.001〜100ppmが好ま
しい。前記下限未満であると温熱効果が期待できず、前
記上限を超えるとコストに見合う温熱効果が得られな
い。0.01〜100ppmが更に好ましい。鎮静薬剤
の浴湯に対する配合比としては、0.001〜150p
pm(植物の場合はエキス分として)が好ましい。前記
下限未満であると鎮静効果が期待できず、前記上限を超
えると得られるはずの温熱効果を相殺し、かえって好ま
しくない。0.01〜150ppmが更に好ましい。
【0010】温熱薬用植物エキス分と鎮静薬剤(植物の
場合はエキス分として)の製剤中の相対比率は、好まし
くは0.001:150〜100:0.001、更に好
ましくは、0.01:150〜100:0.01であ
る。更に、本発明の浴用剤組成物には、前記成分の他
に、必要に応じて、無機塩類、油性成分、有機酸類、界
面活性剤、ビタミン類、蛋白分解酵素、その他の成分を
添加することができる。
【0011】無機塩類としては、硫酸ナトリウム、硫酸
マグネシウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、
セスキ炭酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化アンモニ
ウム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸カルシウ
ム、ポリリン酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、硫酸
鉄、酸化カルシウム、炭酸カルシウム、酸化マグネシウ
ム、硫酸アルミニウム、チオ硫酸ナトリウム、炭酸マグ
ネシウム、塩化カリウム、硫化カリウム、ミョウバン、
メタケイ酸、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0012】油性成分としては、例えば、 1) 油脂類 大豆油、ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリー
ブ油、カカオ脂、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤ
シ油、ミンク油、牛脂、豚脂等の天然油脂、これらの天
然油脂を水素添加して得られる硬化油及びミリスチン酸
グリセリド、2−エチルヘキサン酸グリセリド等の合成
グリセリド、ジグリセリド等 2) ロウ類 カルナウバロウ、鯨ロウ、ミツロウ、ラノリン等 3) 炭化水素類 流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロクリ
スタリンワックス、セレシン、スクワラン、プリスタン
等 4) 高級脂肪酸類 ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、
ラノリン酸、イソステアリン酸等 5) 高級アルコール類 ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルア
ルコール、オレイルアルコール、コレステロール、2−
ヘキシルデカノール等 6) エステル類 オクタン酸セチル、乳酸ミリスチル、乳酸セチル、ミリ
スチン酸ミリスチル、パルミチン酸イソプロピル、アジ
ピン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸
デシル、イソステアリン酸コレステロール等 7) 精油類 8) シリコーン油類 が挙げられる。
【0013】有機酸類としては、安息香酸、コハク酸、
リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、クエン酸、ピロリドンカ
ルボン酸、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、イ
ソロイシン、セリン、トレオニン、フェニルアラニン、
チロシン、トリプトファン、シスチン、システィン、メ
チオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸、アルギニン、ヒスチジン、リジ
ン、コウジ酸及びその誘導体等が挙げられる。
【0014】界面活性剤としては、 1) 非イオン界面活性剤 グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレンソルビタン脂肪酸エステル、テトラオレイン酸ポ
リオキシエチレンソルビット、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エ
ステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリグリセリン
脂肪酸エステル等 2) 陰イオン界面活性剤 α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナ
トリウム、セチル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
ラウリル硫酸ナトリウム、スルホコハク酸ラウリル二ナ
トリウム等 3) 両性界面活性剤 カルボキシベタイン型、アミノカルボン酸、スルホベタ
イン型等 4) 陽イオン界面活性剤 が挙げられるが、安全性の面から非イオン界面活性剤が
好ましい。
【0015】ビタミン類としては、ビタミンA、ビタミ
ンB、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミン
F、ビタミンK、ビタミンP、ビタミンU、カルニチ
ン、フェルラ酸、γ−オリザノール、リポ酸、オロット
酸及びその誘導体等が挙げられる。蛋白分解酵素として
は、ペプシン、トリプシン、キモトリプシン、カテプシ
ン、パパイン、ブロメライン、フィシン及び細菌酵母、
カビ由来のプロテアーゼ等が挙げられる。
【0016】その他の成分としては、イオウ、鉱砂、湯
の花、中性白土、卵黄末、イリ糠、雲母末、脱脂粉乳、
海藻エキス、香料、色素、殺菌剤等が挙げられる。本発
明の浴用剤組成物の剤形としては、粉末状、顆粒状、錠
剤状、液状のいずれにも限定されない。
【0017】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明するが、これらは本発明の範囲を何ら限定
するものではない。なお、各浴用剤組成物は、浴湯20
0Lに対し40gを使用した。また、各薬用植物は抽出
液(抽出溶媒:50w/w%水−エタノール混合溶媒)
から賦形剤を用いずに乾燥化させた100%エキスを意
味し、各成分の配合割合は重量%を意味する。
【0018】(実施例1〜5)表1に示した処方に従
い、製剤を調製し、パネラー(10名)による官能評価
試験により評価を行った。評価の判定基準を以下に示
す。 (保温効果及び鎮静効果)パネラーに5点満点(5段
階)で判定してもらい、パネラー10名の平均点が1点
以上2点未満が×、2点以上3点未満が△、3点以上4
点未満が○、4点以上が◎とした。 (製剤安定性) ◎:かなり安定である、○:安定である、△:ほぼ安定
である、×:安定に欠ける (浴湯の汚れ) ◎:全く問題ない、○:問題ない、△:ほぼ問題ない、
×:汚れが目立つ 結果を表1に示す。
【0019】(比較例1〜4)表2に示した処方に従
い、製剤を調製し、パネラー(10名)による官能評価
試験により評価を行った。評価の判定基準を以下に示
す。 (保温効果及び鎮静効果)パネラーに5点満点(5段
階)で判定してもらい、パネラー10名の平均点が1点
以上2点未満が×、2点以上3点未満が△、3点以上4
点未満が○、4点以上が◎とした。 (製剤安定性) ◎:かなり安定である、○:安定である、△:ほぼ安定
である、×:安定に欠ける (浴湯の汚れ) ◎:全く問題ない、○:問題ない、△:ほぼ問題ない、
×:汚れが目立つ 結果を表2に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】(実施例6〜12) 実施例6 ショウブ 30.0% メリッサ 30.0% 塩化カリウム 38.0% ネロール 1.0% ロジノール 1.0% 実施例7 ビャクジュツ 20.0% トウニン 15.0% 硫酸ナトリウム 5.0% 塩化カリウム 45.0% 炭酸水素ナトリウム 15.0% 実施例8 ノニルアルコール 1.0% デシルアルコール 1.0% セージ 40.0% トウニン 30.0% 炭酸水素ナトリウム 13.0% 塩化カリウム 15.0% 実施例9 フェニルエチルアルコール 1.0% 炭酸メチル 0.5% 炭酸エチル 0.5% カンゾウ 23.0% シャクヤク 37.0% クエン酸 11.0% 炭酸水素ナトリウム 26.5% 香料 0.4% 緑色204号 0.1% 実施例10 マツフジ 25.0% ゴシュユ 10.0% メリッサ 10.0% トウニン 20.0% 1,3−ブチレングリコール 34.9% 香料 0.1% 実施例11 イネ 1.0% ケイヒ 0.5% コウカ 2.0% コウボク 1.0% ハッカ 0.5% ユズ 5.0% トウヒ 5.0% カノコソウ 5.0% 硫酸ナトリウム 80.0% 香料 適量 実施例12 ショウノウ 0.5% ソウジュツ 5.0% トショウ 4.0% トウガラシ 0.5% ニンジン 5.0% 塩化カリウム 15.0% 硫酸マグネシウム 70.0% 香料 適量 前記の実施例6〜12の処方に従って均一に混合した各
浴用剤組成物を40g/200Lの濃度(200pp
m)となるように、41℃の浴湯に溶解して用いた。
【0023】その結果、いずれも優れた鎮静効果及び保
温効果を有することが認められ、製剤もかなり安定であ
り、浴湯の汚れも全く問題なかった。
【0024】
【発明の効果】本発明の浴用剤組成物は、温熱薬用植物
又はそのエキスにより充分な温まり感を付与するととも
に、温熱薬用植物又はそのエキスにより高揚した意識を
鎮静薬剤の鎮静効果により、就寝時に寝付きが良くなる
優れた浴用剤である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温熱薬用植物又はそのエキスと鎮静薬剤
    を含有する浴用剤組成物。
  2. 【請求項2】 温熱薬用植物がイネ、カミツレ、カンゾ
    ウ、ケイガイ、ケイヒ、コウカ、コウボク、ゴシュユ、
    ショウノウ、ショウブ、セージ、センキュウ、ソウジュ
    ツ、チョウジ、チンピ、トショウ、トウガラシ、トウ
    キ、トウヒ、ハッカ、ビャクジュツ、マツフジ及びユズ
    からなる群から選ばれる1種又は2種以上である請求項
    1記載の浴用剤組成物。
  3. 【請求項3】 鎮静薬剤が鎮静芳香薬剤である請求項1
    又は2記載の浴用剤組成物。
  4. 【請求項4】 鎮静芳香薬剤がノニルアルコール、デシ
    ルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸メチ
    ル、炭酸エチル、シトラール、シトロネラール、ボルネ
    オール、リナロール、ゲラニオール、ネロール及びロジ
    ノールからなる群から選ばれる1種又は2種以上である
    請求項3記載の浴用剤組成物。
  5. 【請求項5】 鎮静薬剤が鎮静薬用植物又はそのエキス
    である請求項1又は2記載の浴用剤組成物。
  6. 【請求項6】 鎮静薬用植物がカノコソウ、シャクヤ
    ク、ニンジン、トウニン及びメリッサからなる群から選
    ばれる1種又は2種以上である請求項5記載の浴用剤組
    成物。
  7. 【請求項7】 鎮静薬用植物がトウニン及び/又はメリ
    ッサである請求項6記載の浴用剤組成物。
  8. 【請求項8】 鎮静薬用植物がトウニンである請求項7
    記載の浴用剤組成物。
  9. 【請求項9】 温熱薬用植物又はそのエキスを浴湯に対
    してエキス分として0.001〜100ppm、鎮静薬
    剤を浴湯に対して0.001〜150ppmになるよう
    に添加することを特徴とする請求項1記載の浴用剤組成
    物の使用方法。
JP7151409A 1995-06-19 1995-06-19 浴用剤組成物及びその使用方法 Pending JPH092937A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001064146A (ja) * 1999-08-24 2001-03-13 Kanebo Ltd シート状パック料
JP2009057325A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Kaneka Corp 美白用組成物及びその利用
CN121102097A (zh) * 2025-11-17 2025-12-12 上海植纳生物科技有限公司 一种祛屑洗护组合物及其制备方法和应用

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JP2001064146A (ja) * 1999-08-24 2001-03-13 Kanebo Ltd シート状パック料
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