JPH09293984A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents
電子機器の冷却装置Info
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- JPH09293984A JPH09293984A JP10250596A JP10250596A JPH09293984A JP H09293984 A JPH09293984 A JP H09293984A JP 10250596 A JP10250596 A JP 10250596A JP 10250596 A JP10250596 A JP 10250596A JP H09293984 A JPH09293984 A JP H09293984A
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 面状のヒートパイプの放熱部に冷却板を装着
して放熱部の熱を効率よく放熱させるタイプの冷却装置
において、冷却板の装着時、ヒートパイプに変形を生じ
させず、また各ヒートパイプと冷却板との間に密着度の
ばらつきが生じないようにする。 【解決手段】 ほぼ平行に隣接させて配列された複数の
プリント基板3に、各プリント基板3を覆うように面状
のヒートパイプ5を取り付けて、各プリント基板3上に
実装された発熱電子部品4に生じる熱を受熱部6より放
熱部7に伝える。ヒートパイプ5の放熱部7に、冷却板
8を取り付けるためのブロック9を一体的に設ける。冷
却板8にバナナジャック16を突設し、ブロック9にバ
ナナジャック16が挿入される挿入孔17を設ける。各
冷却板8のバナナジャック16をブロック9の挿入孔1
7に挿入するだけで冷却板8をヒートパイプ5に取り付
けることができる。
して放熱部の熱を効率よく放熱させるタイプの冷却装置
において、冷却板の装着時、ヒートパイプに変形を生じ
させず、また各ヒートパイプと冷却板との間に密着度の
ばらつきが生じないようにする。 【解決手段】 ほぼ平行に隣接させて配列された複数の
プリント基板3に、各プリント基板3を覆うように面状
のヒートパイプ5を取り付けて、各プリント基板3上に
実装された発熱電子部品4に生じる熱を受熱部6より放
熱部7に伝える。ヒートパイプ5の放熱部7に、冷却板
8を取り付けるためのブロック9を一体的に設ける。冷
却板8にバナナジャック16を突設し、ブロック9にバ
ナナジャック16が挿入される挿入孔17を設ける。各
冷却板8のバナナジャック16をブロック9の挿入孔1
7に挿入するだけで冷却板8をヒートパイプ5に取り付
けることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器の冷却装置
に係り、特にヒートパイプを用いてプリント基板を冷却
するようにした電子機器の冷却装置に関する。
に係り、特にヒートパイプを用いてプリント基板を冷却
するようにした電子機器の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、例えばICテスタのテストヘ
ッドのある種のものでは、コンパクト化のために多数の
プリント基板が放射状に配列されている。このように放
射状配列のプリント基板を冷却するものとして、液冷式
のものが考えられている。
ッドのある種のものでは、コンパクト化のために多数の
プリント基板が放射状に配列されている。このように放
射状配列のプリント基板を冷却するものとして、液冷式
のものが考えられている。
【0003】これはプリント基板に液路を備えた放熱板
を取り付け、この放熱板の液路にカプラを介して外部液
冷管を連結し、外部から放熱板に液体を流すことにより
プリント基板を冷却しようとするものである。
を取り付け、この放熱板の液路にカプラを介して外部液
冷管を連結し、外部から放熱板に液体を流すことにより
プリント基板を冷却しようとするものである。
【0004】しかしながら、上述した液冷式の冷却装置
には次のような欠点があった。
には次のような欠点があった。
【0005】(1) 基板に取り付けた放熱板の液路と外部
液冷管とを連結するためにカプラを抜き差しするが、こ
のとき管路から液体を排除しても完全には除去しきれ
ず、前回使用した液体が管路内に若干残るため、多少の
液漏れが避けられなかった。
液冷管とを連結するためにカプラを抜き差しするが、こ
のとき管路から液体を排除しても完全には除去しきれ
ず、前回使用した液体が管路内に若干残るため、多少の
液漏れが避けられなかった。
【0006】(2) 多数の基板にそれぞれ取り付けられた
放熱板の液路と外部液冷管とを連結するために、1個づ
つカプラを装着してゆく必要があるが、プリント基板の
枚数の増加に伴ってカプラ個数も多くなり手数がかか
る。特にプリント基板が両面実装型であると、カプラ個
数が倍になるため、そのおそれはさらに高くなる。ま
た、カプラを装着し忘れるおそれもあり、装着し忘れた
まま液体を流すと致命的な事故に繋がる。
放熱板の液路と外部液冷管とを連結するために、1個づ
つカプラを装着してゆく必要があるが、プリント基板の
枚数の増加に伴ってカプラ個数も多くなり手数がかか
る。特にプリント基板が両面実装型であると、カプラ個
数が倍になるため、そのおそれはさらに高くなる。ま
た、カプラを装着し忘れるおそれもあり、装着し忘れた
まま液体を流すと致命的な事故に繋がる。
【0007】(3) 基板に取り付けた放熱板に液体が流れ
ているために、液漏れがあった場合、その対応が困難で
あり、最悪の場合、致命的な事故に繋がる。
ているために、液漏れがあった場合、その対応が困難で
あり、最悪の場合、致命的な事故に繋がる。
【0008】そこで、本発明者等は、先に、液冷方式に
代わりヒートパイプ方式を採用することによって、プリ
ント基板交換時の着脱が容易で液漏れのおそれのない安
全な電子機器の冷却装置を提案した(特願平6−278
760号明細書)。
代わりヒートパイプ方式を採用することによって、プリ
ント基板交換時の着脱が容易で液漏れのおそれのない安
全な電子機器の冷却装置を提案した(特願平6−278
760号明細書)。
【0009】これは図5に示すように、複数のプリント
基板3に各プリント基板3を覆うように面状のヒートパ
イプ5を取り付け、冷却液の循環によって冷却される冷
却板8を各ヒートパイプ5の放熱部7に近接して設け
る。そして各冷却板8間にくさび形金具25を進退自在
に設け、その進入方向に向かって漸次縮径して形成し、
これを進入方向に移動することによりヒートパイプ5の
放熱部7に冷却板8を押圧して密接させるようにしたも
のである。
基板3に各プリント基板3を覆うように面状のヒートパ
イプ5を取り付け、冷却液の循環によって冷却される冷
却板8を各ヒートパイプ5の放熱部7に近接して設け
る。そして各冷却板8間にくさび形金具25を進退自在
に設け、その進入方向に向かって漸次縮径して形成し、
これを進入方向に移動することによりヒートパイプ5の
放熱部7に冷却板8を押圧して密接させるようにしたも
のである。
【0010】これによればプリント基板3上は作動液が
クローズしたヒートパイプ5で覆われているので、プリ
ント基板3上での液漏れはない。また、プリント基板3
の端部で冷却液が折り返し循環しているため、冷却液の
液漏れ事故が仮に起きても、その事故はプリント基板3
の端部外方にとどまり、しかもヒートパイプの放熱部を
突出させて発熱部品から離しておけば致命的とはならな
い。
クローズしたヒートパイプ5で覆われているので、プリ
ント基板3上での液漏れはない。また、プリント基板3
の端部で冷却液が折り返し循環しているため、冷却液の
液漏れ事故が仮に起きても、その事故はプリント基板3
の端部外方にとどまり、しかもヒートパイプの放熱部を
突出させて発熱部品から離しておけば致命的とはならな
い。
【0011】また、各くさび形金具25を進入方向に同
時に移動すると、冷却板8のヒートパイプ5への取付が
一括して行えるため、プリント基板交換時の着脱が容易
となる。
時に移動すると、冷却板8のヒートパイプ5への取付が
一括して行えるため、プリント基板交換時の着脱が容易
となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ヒートパイプ方式を採
用する場合に、いかにして冷却板をヒートパイプの放熱
部に取り付けるかが、その成否を決定する重要な要素と
なるが、上述した従来技術では、次に掲げるように、ま
だ改善の余地がある。
用する場合に、いかにして冷却板をヒートパイプの放熱
部に取り付けるかが、その成否を決定する重要な要素と
なるが、上述した従来技術では、次に掲げるように、ま
だ改善の余地がある。
【0013】(1) くさび形金具25を進入方向に移動し
て、ヒートパイプ5の放熱部7がくさび形金具25の進
入方向に直交する方向に押されて冷却板8に密着するよ
うにしたので、冷却板8の密着時にヒートパイプ5に直
接大きな力が加わり、特に面状で厚さの薄いヒートパイ
プ5に変形を生じさせる場合がある。
て、ヒートパイプ5の放熱部7がくさび形金具25の進
入方向に直交する方向に押されて冷却板8に密着するよ
うにしたので、冷却板8の密着時にヒートパイプ5に直
接大きな力が加わり、特に面状で厚さの薄いヒートパイ
プ5に変形を生じさせる場合がある。
【0014】(2) 各冷却板8をホルダ26に取り付け、
ホルダ26を移動することにより全ての冷却板8を各ヒ
ートパイプ5に一括して密着させる機構であるため、個
々に密着度を調整することは難しく、したがって各ヒー
トパイプ5と各冷却板8とを均一に接触させることが困
難となり、プリント基板3間で冷却が不均一になる。
ホルダ26を移動することにより全ての冷却板8を各ヒ
ートパイプ5に一括して密着させる機構であるため、個
々に密着度を調整することは難しく、したがって各ヒー
トパイプ5と各冷却板8とを均一に接触させることが困
難となり、プリント基板3間で冷却が不均一になる。
【0015】(3) くさび形金具25を使って各冷却板8
をヒートパイプ5に一括して密着させるようにしてある
ために、大きな力が必要となり機構も複雑となる。
をヒートパイプ5に一括して密着させるようにしてある
ために、大きな力が必要となり機構も複雑となる。
【0016】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
点を解消して、ヒートパイプに変形を生じさせず、各ヒ
ートパイプと冷却板との間に密着度のばらつきの生じな
い構造が簡単な電子機器の冷却装置を提供することにあ
る。
点を解消して、ヒートパイプに変形を生じさせず、各ヒ
ートパイプと冷却板との間に密着度のばらつきの生じな
い構造が簡単な電子機器の冷却装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の電子機器の冷却
装置は、ほぼ平行に隣接させて配列された複数のプリン
ト基板に、各プリント基板を覆うように取り付けられ、
各プリント基板上に実装された発熱部品に生じる熱を受
熱部より放熱部に伝える面状のヒートパイプと、各ヒー
トパイプの放熱部に一体的に設けられた冷却板取付用の
ブロックと、各ブロックに着脱自在に取り付けられ、装
着時にブロックを冷却してヒートパイプの放熱部からブ
ロックに伝えられる熱を吸熱する冷却板と、各ブロック
に各冷却板を着脱自在に取り付ける取付手段とを備えた
ものである。
装置は、ほぼ平行に隣接させて配列された複数のプリン
ト基板に、各プリント基板を覆うように取り付けられ、
各プリント基板上に実装された発熱部品に生じる熱を受
熱部より放熱部に伝える面状のヒートパイプと、各ヒー
トパイプの放熱部に一体的に設けられた冷却板取付用の
ブロックと、各ブロックに着脱自在に取り付けられ、装
着時にブロックを冷却してヒートパイプの放熱部からブ
ロックに伝えられる熱を吸熱する冷却板と、各ブロック
に各冷却板を着脱自在に取り付ける取付手段とを備えた
ものである。
【0018】本発明のように、プリント基板上に実装さ
れた発熱部品の冷却に、作動液が密閉されて液路がクロ
ーズしているヒートパイプを使用すると、作動液が漏洩
することがないので、プリント基板を覆うように取り付
けられた放熱板に外部から液体を循環させる液路がオー
プンしている液冷式のものに比して、発熱部品上での漏
洩事故のおそれがなく、非常に安全で、信頼性に優れ
る。また、各ヒートパイプの放熱部に冷却板取付用ブロ
ックを一体的に設けたので、ヒートパイプの放熱部から
の熱を吸熱する冷却板を、ヒートパイプ側に容易に取り
付けることができる。また、冷却板がブロックと密着す
るように取り付けられると、ヒートパイプの放熱部から
の熱をブロックを介して効率よく冷却板に吸熱させるこ
とができる。さらに、冷却板をブロックに着脱自在に取
り付けるようにしてあるので、ヒートプレートの保守・
点検が容易である。
れた発熱部品の冷却に、作動液が密閉されて液路がクロ
ーズしているヒートパイプを使用すると、作動液が漏洩
することがないので、プリント基板を覆うように取り付
けられた放熱板に外部から液体を循環させる液路がオー
プンしている液冷式のものに比して、発熱部品上での漏
洩事故のおそれがなく、非常に安全で、信頼性に優れ
る。また、各ヒートパイプの放熱部に冷却板取付用ブロ
ックを一体的に設けたので、ヒートパイプの放熱部から
の熱を吸熱する冷却板を、ヒートパイプ側に容易に取り
付けることができる。また、冷却板がブロックと密着す
るように取り付けられると、ヒートパイプの放熱部から
の熱をブロックを介して効率よく冷却板に吸熱させるこ
とができる。さらに、冷却板をブロックに着脱自在に取
り付けるようにしてあるので、ヒートプレートの保守・
点検が容易である。
【0019】上記した本発明において、上記取付手段
を、ブロックまたは冷却板のいずれか一方に設けられた
バナナジャックと、ブロックまたは冷却板のいずれか他
方に設けられ、バナナジャックが挿入される挿入孔とか
ら構成したり、またはブロックと冷却板とを互いに締め
つける締具から構成したり、さらには、ねじ止め手段で
構成したりすることができる。
を、ブロックまたは冷却板のいずれか一方に設けられた
バナナジャックと、ブロックまたは冷却板のいずれか他
方に設けられ、バナナジャックが挿入される挿入孔とか
ら構成したり、またはブロックと冷却板とを互いに締め
つける締具から構成したり、さらには、ねじ止め手段で
構成したりすることができる。
【0020】取付手段をバナナジャック型とした場合に
はブロックに対する冷却板の着脱が少ない力で容易にで
き、また締具とした場合にはワンタッチでブロックに対
する冷却板の着脱ができ、さらにねじ止め手段とした場
合にはブロックと冷却板の密着度をより確実にすること
ができる。
はブロックに対する冷却板の着脱が少ない力で容易にで
き、また締具とした場合にはワンタッチでブロックに対
する冷却板の着脱ができ、さらにねじ止め手段とした場
合にはブロックと冷却板の密着度をより確実にすること
ができる。
【0021】また、上記各冷却板に冷却用の液体を供給
する液体通路を設け、この液体通路には主管に接続した
分配支管を通じて冷却用の液体を供給し、各冷却板の液
体通路を流れた冷却処理後の液体を上記主管に接続した
集合支管を通じて戻すように構成するとともに、上記分
配支管及び集合支管をフレキシブルチューブで構成する
ことができる。
する液体通路を設け、この液体通路には主管に接続した
分配支管を通じて冷却用の液体を供給し、各冷却板の液
体通路を流れた冷却処理後の液体を上記主管に接続した
集合支管を通じて戻すように構成するとともに、上記分
配支管及び集合支管をフレキシブルチューブで構成する
ことができる。
【0022】両支管をフレキシブルチューブで構成した
場合には、冷却板の位置・姿勢を自由に変えることがで
きるので、ブロックに対する冷却板の着脱が容易にな
る。
場合には、冷却板の位置・姿勢を自由に変えることがで
きるので、ブロックに対する冷却板の着脱が容易にな
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の電子機器の冷却装
置を、ICテスタのテストヘッドに適用した第1の実施
の形態について説明する。
置を、ICテスタのテストヘッドに適用した第1の実施
の形態について説明する。
【0024】図2はテストヘッド部分の全体構成を示
す。図示のように、テストヘッド1の中央には、上下に
貫通する顕微鏡用の穴を形成する円筒体2が設けられ
る。円筒体2の外周には、放射状に多数のプリント基板
3が立設して配列されている。プリント基板3の下端は
図示省略のマザーボードのコネクタに差し込まれて接続
される。各プリント基板3にはLSI等の発熱電子部品
4が搭載されており、これら発熱電子部品4を覆うよう
に面状のヒートパイプ5が各プリント基板3に取り付け
られている。プリント基板3は両面実装のものであり、
面状のヒートパイプ5がプリント基板3をサンドイッチ
するようにその両面に取り付けられる。
す。図示のように、テストヘッド1の中央には、上下に
貫通する顕微鏡用の穴を形成する円筒体2が設けられ
る。円筒体2の外周には、放射状に多数のプリント基板
3が立設して配列されている。プリント基板3の下端は
図示省略のマザーボードのコネクタに差し込まれて接続
される。各プリント基板3にはLSI等の発熱電子部品
4が搭載されており、これら発熱電子部品4を覆うよう
に面状のヒートパイプ5が各プリント基板3に取り付け
られている。プリント基板3は両面実装のものであり、
面状のヒートパイプ5がプリント基板3をサンドイッチ
するようにその両面に取り付けられる。
【0025】発熱電子部品4の熱を吸収するヒートパイ
プ5の受熱部6は、プリント基板3の外側上方から内側
下方に円弧状に延びた板状体をしている。円弧状とした
のは、プリント基板3上の発熱電子部品4が円弧状配列
になっているからである。また、受熱部6で吸収した熱
を放出するヒートパイプ5の放熱部7は、プリント基板
3の端部上方に位置している。このプリント基板3の端
部上方に位置したヒートパイプ5の放熱部7に、後述す
る冷却板8を取り付けるためのブロック9がろう付け等
の手段により一体的に取り付けられ、受熱部6で吸収し
た発熱電子部品4の熱は放熱部7からブロック9を介し
て放熱されるようになっている。ヒートパイプ5内には
受熱部6と放熱部7との間を作動液が環流する閉ループ
の液路が多数形成されている。
プ5の受熱部6は、プリント基板3の外側上方から内側
下方に円弧状に延びた板状体をしている。円弧状とした
のは、プリント基板3上の発熱電子部品4が円弧状配列
になっているからである。また、受熱部6で吸収した熱
を放出するヒートパイプ5の放熱部7は、プリント基板
3の端部上方に位置している。このプリント基板3の端
部上方に位置したヒートパイプ5の放熱部7に、後述す
る冷却板8を取り付けるためのブロック9がろう付け等
の手段により一体的に取り付けられ、受熱部6で吸収し
た発熱電子部品4の熱は放熱部7からブロック9を介し
て放熱されるようになっている。ヒートパイプ5内には
受熱部6と放熱部7との間を作動液が環流する閉ループ
の液路が多数形成されている。
【0026】プリント基板3の外側には、各プリント基
板3の両面に取り付けられたヒートパイプ5のブロック
9に着脱自在に取付けられる冷却板8が設けられる。冷
却板8の内部には液体通路が設けられ、この液体通路に
冷却用の液体が供給されることによりブロック9を冷却
し、ヒートパイプ5の放熱部7からブロック9に伝えら
れる熱を吸熱する。各冷却板8は、プリント基板3の下
方にプリント基板3の外周を囲むようにして配設され、
各冷却板8に冷却水を供給する主管10に取り付けられ
る。主管10内には、冷却水分配用の管路11と冷却処
理後の冷却水集合用の管路12とが形成されている。分
配用の管路11は、主管10を約一周した後、Uターン
して集合用の管路12に接続され、管路12は管路11
に沿って再び戻るように配設されている。冷却水は、分
配部の管路11に接続された各支管13より各冷却板8
に供給され、冷却処理後の水が各冷却板8の支管14よ
り集合部の管路12に戻されて排出されるようになって
いる。支管13、14はフレキシブルチューブで構成さ
れ、冷却板8の位置・姿勢を自由に変えることができる
ようになっている。
板3の両面に取り付けられたヒートパイプ5のブロック
9に着脱自在に取付けられる冷却板8が設けられる。冷
却板8の内部には液体通路が設けられ、この液体通路に
冷却用の液体が供給されることによりブロック9を冷却
し、ヒートパイプ5の放熱部7からブロック9に伝えら
れる熱を吸熱する。各冷却板8は、プリント基板3の下
方にプリント基板3の外周を囲むようにして配設され、
各冷却板8に冷却水を供給する主管10に取り付けられ
る。主管10内には、冷却水分配用の管路11と冷却処
理後の冷却水集合用の管路12とが形成されている。分
配用の管路11は、主管10を約一周した後、Uターン
して集合用の管路12に接続され、管路12は管路11
に沿って再び戻るように配設されている。冷却水は、分
配部の管路11に接続された各支管13より各冷却板8
に供給され、冷却処理後の水が各冷却板8の支管14よ
り集合部の管路12に戻されて排出されるようになって
いる。支管13、14はフレキシブルチューブで構成さ
れ、冷却板8の位置・姿勢を自由に変えることができる
ようになっている。
【0027】各冷却板8は、各ヒートパイプ5のブロッ
ク9に取付手段によって着脱自在に取り付けられ、装着
時にはブロック9に密着するようになっている。図1に
示すように、取付手段15は、冷却板8に設けられた複
数本のバナナジャック16と、ブロック9に設けられバ
ナナジャック16が挿入される複数の挿入孔17とから
構成される。バナナジャック16は拡大図示されている
ように、ジャック16aの周面からやや浮いてバナナの
皮状に取り付けられた複数の板バネ16bを軸回りに有
する。これらの板バネ16bは、バナナジャック16が
ブロック9の挿入孔17に挿入されるとき、挿入圧によ
り径方向内方に縮径して挿入を容易にし、挿入を停止す
ると径方向外方に拡径して挿入孔17より抜け難しくし
て冷却板8をブロック9に固定する。
ク9に取付手段によって着脱自在に取り付けられ、装着
時にはブロック9に密着するようになっている。図1に
示すように、取付手段15は、冷却板8に設けられた複
数本のバナナジャック16と、ブロック9に設けられバ
ナナジャック16が挿入される複数の挿入孔17とから
構成される。バナナジャック16は拡大図示されている
ように、ジャック16aの周面からやや浮いてバナナの
皮状に取り付けられた複数の板バネ16bを軸回りに有
する。これらの板バネ16bは、バナナジャック16が
ブロック9の挿入孔17に挿入されるとき、挿入圧によ
り径方向内方に縮径して挿入を容易にし、挿入を停止す
ると径方向外方に拡径して挿入孔17より抜け難しくし
て冷却板8をブロック9に固定する。
【0028】上述したブロック9及び冷却板8はアルミ
ニウムまたは銅で形成され、またフレキシブルチューブ
としての支管13、14は合成樹脂で形成される。
ニウムまたは銅で形成され、またフレキシブルチューブ
としての支管13、14は合成樹脂で形成される。
【0029】さて、上記のような構成において、各冷却
板8を各ヒートパイプ5に取付けられたブロック9にそ
れぞれ装着する時には、冷却板8をつまんで複数のバナ
ナジャック16をブロック9の複数の挿入孔17に挿入
し、ブロック9と冷却板8との接触面が密着するまで押
し込む。このとき冷却板8がブロック9に対して取り付
け難い位置や姿勢にあっても、冷却板8を主管10に接
続している支管13、14がフレキシブルチューブであ
るため、容易にブロック9に取り付けることができる。
これを各冷却板8について行っていく。なお、ブロック
9と冷却板8との間の密着性をさらに良くして熱伝導性
を良好とするためにシリコングリースや、弾力性があり
熱伝導性の良好なフィルム状の伝熱シートなどを介在さ
せるとよい。
板8を各ヒートパイプ5に取付けられたブロック9にそ
れぞれ装着する時には、冷却板8をつまんで複数のバナ
ナジャック16をブロック9の複数の挿入孔17に挿入
し、ブロック9と冷却板8との接触面が密着するまで押
し込む。このとき冷却板8がブロック9に対して取り付
け難い位置や姿勢にあっても、冷却板8を主管10に接
続している支管13、14がフレキシブルチューブであ
るため、容易にブロック9に取り付けることができる。
これを各冷却板8について行っていく。なお、ブロック
9と冷却板8との間の密着性をさらに良くして熱伝導性
を良好とするためにシリコングリースや、弾力性があり
熱伝導性の良好なフィルム状の伝熱シートなどを介在さ
せるとよい。
【0030】逆にブロック9から冷却板8を取り外す時
は、挿入孔17からバナナジャック16を単に抜き取る
だけでよく、大きな抜取り力は要しない。ブロック9か
ら冷却板8を外しても、ヒートパイプ5の作動液は閉ル
ープ内にあるから液漏れは生じない。また、複数本のバ
ナナジャック16と挿入孔17との着脱は同時にできる
ため、従来の液冷方式のように、多数のカプラを1個づ
つ着脱する作業が不要となる。
は、挿入孔17からバナナジャック16を単に抜き取る
だけでよく、大きな抜取り力は要しない。ブロック9か
ら冷却板8を外しても、ヒートパイプ5の作動液は閉ル
ープ内にあるから液漏れは生じない。また、複数本のバ
ナナジャック16と挿入孔17との着脱は同時にできる
ため、従来の液冷方式のように、多数のカプラを1個づ
つ着脱する作業が不要となる。
【0031】以上述べたように本実施の形態によれば、
ヒートパイプ5の放熱部7に冷却板取付用のブロック9
を設けたので、直接ヒートパイプに冷却板を取付ける場
合に比して、冷却板8をヒートパイプ5に容易に取り付
けることができる。また、着脱は冷却板8とブロック9
間で行われることになり、着脱時にヒートパイプ5に力
が加わらないため、面状で厚さの薄いヒートパイプ5の
変形を有効に防止することができる。また、各ブロック
9に各冷却板8を個々に取り付けるため、全ての冷却板
8を一括して取り付ける場合に比して、ブロック9と冷
却板8との密着度を個々に容易に調整できるので、各プ
リント基板3間にばらつきのない均一な冷却を実現でき
る。
ヒートパイプ5の放熱部7に冷却板取付用のブロック9
を設けたので、直接ヒートパイプに冷却板を取付ける場
合に比して、冷却板8をヒートパイプ5に容易に取り付
けることができる。また、着脱は冷却板8とブロック9
間で行われることになり、着脱時にヒートパイプ5に力
が加わらないため、面状で厚さの薄いヒートパイプ5の
変形を有効に防止することができる。また、各ブロック
9に各冷却板8を個々に取り付けるため、全ての冷却板
8を一括して取り付ける場合に比して、ブロック9と冷
却板8との密着度を個々に容易に調整できるので、各プ
リント基板3間にばらつきのない均一な冷却を実現でき
る。
【0032】また、上記実施例ではプリント基板が互い
にほぼ平行な放射状配列の場合について説明したが、本
発明はプリント基板を平行配列にする場合にも適用でき
る。また、本発明の電子機器の冷却装置は、ICテスタ
のテストヘッドに限定されることはなく、面状のヒート
パイプでプリント基板を冷却する装置であれば、いずれ
にも適用できる。
にほぼ平行な放射状配列の場合について説明したが、本
発明はプリント基板を平行配列にする場合にも適用でき
る。また、本発明の電子機器の冷却装置は、ICテスタ
のテストヘッドに限定されることはなく、面状のヒート
パイプでプリント基板を冷却する装置であれば、いずれ
にも適用できる。
【0033】上記取付け手段は第1の実施の形態で述べ
たバナナジャック方式の他に、締具から構成したり、あ
るいはねじ止め手段で構成したりすることができる。
たバナナジャック方式の他に、締具から構成したり、あ
るいはねじ止め手段で構成したりすることができる。
【0034】図3は締具から構成する第2の実施の形態
を示す。冷却板8の下端にフック18を、上端に締め輪
19をそれぞれ設ける一方、ブロック9の下端にフック
18を係合するフック孔20を、上端に締め輪19が引
っ掛かる引掛片21をそれぞれ設ける。まずフック18
をフック孔20に係合してブロック9に対して冷却板8
を枢支した後、締め輪19を引掛片21に引っ掛け、締
め輪19を手前に引張って固定することにより、ブロッ
ク9に冷却板8を締め付けて密着させる。これによれ
ば、ワンタッチでブロック9に冷却板8を取り付けるこ
とができる。
を示す。冷却板8の下端にフック18を、上端に締め輪
19をそれぞれ設ける一方、ブロック9の下端にフック
18を係合するフック孔20を、上端に締め輪19が引
っ掛かる引掛片21をそれぞれ設ける。まずフック18
をフック孔20に係合してブロック9に対して冷却板8
を枢支した後、締め輪19を引掛片21に引っ掛け、締
め輪19を手前に引張って固定することにより、ブロッ
ク9に冷却板8を締め付けて密着させる。これによれ
ば、ワンタッチでブロック9に冷却板8を取り付けるこ
とができる。
【0035】また、図5はねじ止め手段から構成する第
3の実施の形態を示す。ブロック9に複数のスタッドボ
ルト23を予め植え込んでおき、固定する冷却板8に複
数のバカ孔24をあけて、これにスタッドボルト23を
嵌め、ナット22で冷却板8をブロック9に締めつけ
る。ナット22を堅締することによりブロック9と冷却
板8との密着度を格段に向上することができる。
3の実施の形態を示す。ブロック9に複数のスタッドボ
ルト23を予め植え込んでおき、固定する冷却板8に複
数のバカ孔24をあけて、これにスタッドボルト23を
嵌め、ナット22で冷却板8をブロック9に締めつけ
る。ナット22を堅締することによりブロック9と冷却
板8との密着度を格段に向上することができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、ヒートパイプの放熱部
にブロックを設け、このブロックに冷却板を着脱自在に
取り付けるという簡単な構造で、冷却板の着脱時にヒー
トパイプに力が加わらず、面状のヒートパイプの変形を
有効に防止することができ、ヒートパイプを使用した冷
却装置の信頼性を向上することができる。また、各ブロ
ックに各冷却板を個々に取り付けるため、各ブロックに
各冷却板を一括して取り付ける場合に比して、ブロック
と冷却板との密着度を個々に容易に調整できるので、各
プリント基板間にばらつきのない均一な冷却を実現でき
る。
にブロックを設け、このブロックに冷却板を着脱自在に
取り付けるという簡単な構造で、冷却板の着脱時にヒー
トパイプに力が加わらず、面状のヒートパイプの変形を
有効に防止することができ、ヒートパイプを使用した冷
却装置の信頼性を向上することができる。また、各ブロ
ックに各冷却板を個々に取り付けるため、各ブロックに
各冷却板を一括して取り付ける場合に比して、ブロック
と冷却板との密着度を個々に容易に調整できるので、各
プリント基板間にばらつきのない均一な冷却を実現でき
る。
【図1】本発明の電子機器の冷却装置をICのテストヘ
ッドに適用した第1の実施の形態の要部を示す概略斜視
図である。
ッドに適用した第1の実施の形態の要部を示す概略斜視
図である。
【図2】図1の実施の形態のテストヘッド部分の全体的
な概略構成図である。
な概略構成図である。
【図3】第2の実施の形態の要部を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図4】第3の実施の形態の要部を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図5】従来例のICテストヘッドの要部を示す概略斜
視図である。
視図である。
5 ヒートパイプ 8 冷却板 9 ブロック 15 取付手段 16 バナナジャック 17 挿入孔
Claims (5)
- 【請求項1】ほぼ平行に隣接させて配列された複数のプ
リント基板に、各プリント基板を覆うように取り付けら
れ、各プリント基板上に実装された発熱部品に生じる熱
を受熱部より放熱部に伝える面状のヒートパイプと、 各ヒートパイプの放熱部に一体的に設けられた冷却板取
付用のブロックと、 各ブロックに着脱自在に取り付けられ、装着時にブロッ
クを冷却してヒートパイプの放熱部からブロックに伝え
られる熱を吸熱する冷却板と、 各ブロックに各冷却板を着脱自在に取り付ける取付手段
とを備えた電子機器の冷却装置。 - 【請求項2】上記取付手段が、ブロックまたは冷却板の
いずれか一方に設けられたバナナジャックと、ブロック
または冷却板のいずれか他方に設けられ、上記バナナジ
ャックが挿入される挿入孔とから構成されている請求項
1に記載の電子機器の冷却装置。 - 【請求項3】上記取付手段が、ブロックと冷却板とを互
いに締めつける締具から構成されている請求項1に記載
の電子機器の冷却装置。 - 【請求項4】上記取付手段が、ねじ止め手段で構成され
ている請求項1に記載の電子機器の冷却装置。 - 【請求項5】上記各冷却板に冷却用の液体を供給する液
体通路を設け、該液体通路には主管に接続した分配支管
を通じて冷却用の液体を供給し、各冷却板の液体通路を
流れた冷却処理後の液体を上記主管に接続した集合支管
を通じて戻すように構成するとともに、 上記分配支管及び集合支管をフレキシブルチューブで構
成した請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器の
冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102505A JP2791307B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電子機器の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8102505A JP2791307B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電子機器の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09293984A true JPH09293984A (ja) | 1997-11-11 |
| JP2791307B2 JP2791307B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=14329267
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8102505A Expired - Fee Related JP2791307B2 (ja) | 1996-04-24 | 1996-04-24 | 電子機器の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2791307B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2013027737A1 (ja) * | 2011-08-25 | 2015-03-19 | 日本電気株式会社 | 電子基板および電子装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280093U (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-22 | ||
| JPH0856088A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Asia Electron Inc | 電子機器の冷却装置 |
-
1996
- 1996-04-24 JP JP8102505A patent/JP2791307B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6280093U (ja) * | 1985-11-08 | 1987-05-22 | ||
| JPH0856088A (ja) * | 1994-08-10 | 1996-02-27 | Asia Electron Inc | 電子機器の冷却装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPWO2013027737A1 (ja) * | 2011-08-25 | 2015-03-19 | 日本電気株式会社 | 電子基板および電子装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2791307B2 (ja) | 1998-08-27 |
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