JPH09294003A - 導波管分波器 - Google Patents

導波管分波器

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JPH09294003A
JPH09294003A JP10748496A JP10748496A JPH09294003A JP H09294003 A JPH09294003 A JP H09294003A JP 10748496 A JP10748496 A JP 10748496A JP 10748496 A JP10748496 A JP 10748496A JP H09294003 A JPH09294003 A JP H09294003A
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waveguide
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common
electromagnetic wave
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Sosuke Horie
聡介 堀江
Moriyasu Miyazaki
守泰 宮崎
Hisafumi Yoneda
尚史 米田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分波される2つの電磁波の周波数帯域が離れ
ていて、高次モードの影響を考慮しなければならない場
合においても、導波管分波器としての特性を良好なもの
とすることが課題である。 【解決手段】 2つの導波管ろ波器2、9において分波
される電磁波の周波数をf1、f2(f1>f2)とし
たとき、f2の周波数の電磁波を通過させる側の導波管
ろ波器9の少なくとも共通導波管に最も近い共振器の導
波管径が、f2の周波数の電磁波の高次モードが遮断さ
れるように絞られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、導波管ろ波器により
マイクロ波帯の電磁波を分波する導波管分波器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えばWaveguide Components f
or Antenna Feed Systems:Theory andCAD(1993 ARTECH
HOUSE,INC.)に示された従来の導波管分波器を示す斜
視図である。図4において、1は矩形の共通導波管、2
は通過周波数f1の導波管ろ波器、3は通過周波数f2
の導波管ろ波器、4、5はアイリス、6は共通導波管の
入出力端子、7は周波数f1の入出力端子、8は周波数
f2の入出力端子である。
【0003】通過周波数f1の導波管ろ波器2は、複数
対のアイリス4から構成されている。また、通過周波数
f2の導波管ろ波器3は、複数対のアイリス5から構成
されている。導波管ろ波器2、3は、それぞれ隣り合う
2対のアイリスで囲まれた複数個の共振器を形成してい
る。尚、導波管ろ波器2、3の導波管径は同じである。
導波管ろ波器2は共通導波管1の管軸に合わせて接続さ
れている。導波管ろ波器3は共通導波管1の側壁に接続
されている。
【0004】次に動作について説明する。通過周波数f
1の導波管ろ波器2は、周波数f1を中心周波数とする
電磁波が通過するよう隣り合うアイリス間の距離及びア
イリス4の大きさが調整されている。一方、通過周波数
f2の導波管ろ波器3は周波数f2を中心周波数とする
電磁波が通過するよう隣り合うアイリス間の距離及びア
イリス5の大きさが調整されている。ここで、導波管ろ
波器2と導波管ろ波器3の距離が、周波数f2の管内波
長の(2n+1)/4倍(nは整数)に選ばれている
と、共通導波管1からの周波数f2の入射波は、導波管
ろ波器3の入力端の位置で磁界が最大となり、導波管ろ
波器3に設けられたアイリス5を介して効率良く導波管
ろ波器3に分波される。そして、周波数f1と周波数f
2の電磁波が分波される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の導波管分波器においては、周波数f1と周波数
f2の周波数帯域が離れている場合、周波数f1の電磁
波を伝搬する導波管ろ波器2に選定された導波管径が、
周波数f1の電磁波においてTE20高次モードを伝搬
する径となるほど、アイリス4あるいは5によって局所
的に発生した周波数f1の電磁波の高次モードが導波管
ろ波器3に漏れ込み、周波数f2の整合を取るのが困難
であるという問題点があった。
【0006】そのため、周波数f1と周波数f2のとも
に良好な特性を得るためには、複数の整合素子を設ける
必要があり、構造が複雑になり、最適化が困難であると
いう問題点があった。
【0007】この発明は、上記のような問題を解消する
ためになされたものであり、分波される2つの電磁波の
周波数帯域が離れていて、高次モードの影響を考慮しな
ければならない場合においても、導波管分波器としての
特性を良好なものとすることを目的としたものである。
また、整合素子を極力少なくでき、簡単な構造で良好な
特性の導波管分波器を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の導波管分波器
においては、2つの導波管ろ波器において分波される電
磁波の周波数をf1、f2(f1>f2)としたとき、
f2の周波数の電磁波を通過させる側の導波管ろ波器の
少なくとも共通導波管に最も近い共振器の導波管径が、
f1の周波数の電磁波の高次モードが遮断されるように
絞られている。
【0009】請求項2の導波管分波器においては、f2
の周波数の電磁波を通過させる側の導波管ろ波器の導波
管径の絞りは、共通導波管に最も近い共振器の導波管径
を最小径としてトランス形状にて変化されている。
【0010】請求項3の導波管分波器においては、2つ
の導波管ろ波器において分波される電磁波の周波数をf
1、f2(f1>f2)としたとき、共通導波管の管径
は、周波数f1の管内波長の1/2倍とf2の管内波長
の1/4倍が等しくなるよう選定され、共通導波管の側
壁において周波数f1の周波数に対して誘導性素子を挿
入する位置に2本のポストが、間隔をf2の管内波長の
1/4の奇数倍離されて設けられている。
【0011】
【実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の導波管分波器の一例を示
す斜視図である。図1において、1は共通導波管、2は
通過周波数f1の導波管ろ波器、9は通過周波数f2の
導波管ろ波器、4は導波管ろ波器2を構成する複数対の
アイリス、5は導波管ろ波器9を構成する複数対のアイ
リス、導波管ろ波器2、9は、それぞれ隣り合う2対の
アイリスで囲まれた複数個の共振器で形成されている。
6は共通導波管の入出力端子、7は周波数f1の入出力
端子、8は周波数f2の入出力端子である。
【0012】導波管ろ波器2は、周波数f1を中心周波
数とする電磁波が通過するように隣り合うアイリス間の
距離及びアイリス4の大きさが調整されている。また、
導波管ろ波器9は、共通導波管1に最も近い共振器の導
波管径が周波数f1の電磁波の高次モードを伝搬しない
径まで絞られ、かつ周波数f2を中心周波数として通過
するよう隣り合うアイリス間の距離及びアイリス5の大
きさが調整されている。尚、周波数f1と周波数f2に
おいては、f1>f2の関係にある。
【0013】入出力端子6からの周波数f1の入射波
は、共通導波管1、導波管ろ波器2を順番に通って入出
力端子7から出力される。このとき、アイリス4、5に
よって、局部的に周波数f1の電磁波の高次モードが発
生するが、導波管ろ波器9の共通導波管1に最も近い共
振器の導波管径は、周波数f1の電磁波の高次モードが
遮断されるよう絞られているので、周波数f1の電磁波
の高次モードは、導波管ろ波器9へは漏れ込まず導波管
ろ波器2へ分波され、入出力端子7から出力される。
【0014】一方、周波数f2の入射波は、導波管ろ波
器2で反射され、導波管ろ波器2から導波管ろ波器9ま
での距離が周波数f2に対する管内波長の(2n+1)
/4倍(nは整数)に選ばれていると、周波数f2の磁
界は、導波管ろ波器9の入力端で最大となる。そして、
周波数f2の入射波は、導波管ろ波器9に効率よく伝搬
し、入出力端子8から出力される。
【0015】以上のように、本実施の形態においては、
周波数f1の電磁波の高次モードが導波管ろ波器9に漏
れ込まないため、整合素子を設けることなしに、周波数
f1と周波数f2に対して特性が良好である導波管分波
器を実現できる。なお、導波管ろ波器2と導波管ろ波器
9の接続方向は入れ替わってもよい。
【0016】実施の形態2.図2は本発明の導波管分波
器の他の例を示す斜視図である。図2において、1は共
通導波管、2は通過周波数f1の導波管ろ波器、10は
通過周波数f2の導波管ろ波器、4は導波管ろ波器2を
構成する複数対のアイリス、5は導波管ろ波器10を構
成する複数対のアイリス、導波管ろ波器2、10は、そ
れぞれ隣り合う2対のアイリスで囲まれた複数個の共振
器で形成されている。6は共通導波管の入出力端子、7
は周波数f1の入出力端子、8は周波数f2の入出力端
子である。
【0017】本実施の形態の導波管分波器においては、
実施の形態1の導波管分波器と概略同じであるが、導波
管ろ波器10の絞りは、共通導波管1に最も近い共振器
の導波管径を最小径として、隣り合う共振器の導波管径
が順次大きくなるトランス形状にて変化されている。そ
の上で周波数f2を中心周波数とする電磁波が通過する
よう隣り合うアイリス間の距離及びアイリス5の大きさ
が調整されている。その他の構成は実施の形態1と同様
である。尚、周波数f1と周波数f2においても、実施
の形態1と同様にf1>f2の関係にある。
【0018】周波数f1と周波数f2がより離れている
場合、周波数f1の電磁波の高次モードが遮断されるよ
うに、導波管ろ波器10に絞りを設けると、絞りの部分
は、他の導波管ろ波器10の部分に比べ極端に細くな
る。その場合、隣り合うアイリス間の距離及びアイリス
5の大きさを調整しても、周波数f2の電磁波が特性良
く通過するように構成するには限界がある。しかし、本
実施の形態のように、隣り合う共振器の導波管径が順次
大きくなるトランス形状にて変化させると特性良く通過
するように調整されることができる。
【0019】以上のように、この実施の形態において
は、導波管径の絞りをトランス形状にて変化させたこと
により、周波数f1と周波数f2がより離れていても、
整合素子を設けることなしに周波数f1と周波数f2の
電磁波の整合をとることが可能となる。なお、導波管ろ
波器2と導波管ろ波器10の接続方向は入れ替わっても
よい。
【0020】実施の形態3.図3は本発明の導波管分波
器の他の例を示す斜視図である。図3において、1は共
通導波管、2は通過周波数f1の導波管ろ波器、3は通
過周波数f2の導波管ろ波器、4は導波管ろ波器2を構
成する複数対のアイリス、5は導波管ろ波器3を構成す
る複数対のアイリス、導波管ろ波器2、3は、それぞれ
隣り合う2対のアイリスで囲まれた複数個の共振器で形
成されている。6は共通導波管の入出力端子、7は周波
数f1の入出力端子、8は周波数f2の入出力端子、1
1、12は整合素子であるポストである。
【0021】本実施の形態においては、共通導波管1の
径が、周波数f1と周波数f2においてf1>f2の関
係にある2つの電磁波において、周波数f1の管内波長
の1/2倍と周波数f2の管内波長の1/4倍が等しく
なるよう選定されている。そして、共通導波管1の側壁
において周波数f1に対して誘導性を挿入する位置に2
本のポスト11,12が、間隔を周波数f1の管内波長
の1/2倍、すなわちf2の管内波長の1/4倍離して
設けられている。
【0022】このような構成の導波管分波器において
は、周波数f1の入射波は、周波数f1に対して誘導性
素子を挿入したい位置にポスト11が設けられ、またポ
スト12が、ポスト11と周波数f1の管内波長の1/
2倍の間隔で、かつ同程度のサセプタンス量で設けられ
ているので、容易に整合がとられる。
【0023】一方、周波数f2の入射波は、ポスト1
1、12が、f2の管内波長の1/4倍の間隔で設けら
れているので、周波数f2の特性が劣化されることなし
に、導波管ろ波器3に効率よく伝搬され、入出力端子8
から出力される。
【0024】本実施の形態においては、共通導波管の径
が、周波数f1の管内波長の1/2倍とf2の管内波長
の1/4倍が等しくなるよう選定され、共通導波管の側
壁において周波数f1に対して誘導性を挿入したい位置
に、2本のポストが間隔をf2の管内波長の1/4倍離
されて設けられている。そのため周波数f2の電磁波の
特性を変化させることなしに、周波数f1の電磁波の特
性を良好にする。
【0025】以上のように、本実施の形態においては、
整合素子を2本のみ設けた簡単な構成で、周波数f1の
電磁波と周波数f2の電磁波に対して、整合がとれる導
波管分波器を実現できる。なお、導波管ろ波器2と導波
管ろ波器3の接続方向は入れ替わってもよい。
【0026】
【発明の効果】請求項1の導波管分波器においては、2
つの導波管ろ波器において分波される電磁波の周波数を
f1、f2(f1>f2)としたとき、f2の周波数の
電磁波を通過させる側の導波管ろ波器の少なくとも共通
導波管に最も近い共振器の導波管径が、f1の周波数の
電磁波の高次モードが遮断されるように絞られているの
で、f1の周波数の電磁波の高次モードは、f2の周波
数の電磁波を通過させる側の導波管ろ波器へは漏れ込ま
ず、導波管分波器としての特性を良好なものとすること
ができる。
【0027】請求項2の導波管分波器においては、f2
の周波数の電磁波を通過させる側の導波管ろ波器の導波
管径の絞りは、共通導波管に最も近い共振器の導波管径
を最小径としてトランス形状にて変化されているので、
分波される2つの電磁波の周波数がより離れていても、
整合素子を設けることなしに、2つの電磁波の整合をと
ることができる。
【0028】請求項3の導波管分波器においては、2つ
の導波管ろ波器において分波される電磁波の周波数をf
1、f2(f1>f2)としたとき、共通導波管の管径
は、f1の管内波長の1/2倍とf2の管内波長の1/
4倍が等しくなるよう選定され、共通導波管の側壁にお
いてf1の周波数に対して誘導性素子を挿入する位置に
2本のポストが、間隔をf2の管内波長の1/4の奇数
倍離されて設けられているので、簡単な構成で、2つの
電磁波の整合をとることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の導波管分波器の一例を示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明の導波管分波器の他の例を示す斜視図
である。
【図3】 本発明の導波管分波器の他の例を示す斜視図
である。
【図4】 従来の導波管分波器を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 共通導波管、2,3,9,10 導波管ろ波器、1
1,12 ポスト、f1,f2 周波数。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通導波管及び該共通導波管から分岐す
    る2つの導波管ろ波器からなり、該共通導波管に入射す
    る電磁波を該2つの導波管ろ波器によって分波する導波
    管分波器において、 上記2つの導波管ろ波器において分波される電磁波の周
    波数をf1、f2(f1>f2)としたとき、f2の周
    波数の電磁波を通過させる側の上記導波管ろ波器の少な
    くとも上記共通導波管に最も近い共振器の導波管径が、
    f1の周波数の電磁波の高次モードが遮断されるように
    絞られていることを特徴とする導波管分波器。
  2. 【請求項2】 上記f2の周波数の電磁波を通過させる
    側の導波管ろ波器の導波管径の絞りは、上記共通導波管
    に最も近い共振器の導波管径を最小径としてトランス形
    状にて変化されていることを特徴とする請求項1記載の
    導波管分波器。
  3. 【請求項3】 共通導波管及び該共通導波管から分岐す
    る2つの導波管ろ波器からなり、該共通導波管に入射す
    る電磁波を該2つの導波管ろ波器によって分波する導波
    管分波器において、 上記2つの導波管ろ波器において分波される電磁波の周
    波数をf1、f2(f1>f2)としたとき、上記共通
    導波管の管径は、f1の管内波長の1/2倍とf2の管
    内波長の1/4倍が等しくなるよう選定され、該共通導
    波管の側壁においてf1の周波数に対して誘導性素子を
    挿入する位置に2本のポストが、間隔をf2の管内波長
    の1/4の奇数倍離されて設けられていることを特徴と
    する導波管分波器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115101906A (zh) * 2022-08-29 2022-09-23 四川太赫兹通信有限公司 一种太赫兹双工器、收发器及制造方法

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CN115101906A (zh) * 2022-08-29 2022-09-23 四川太赫兹通信有限公司 一种太赫兹双工器、收发器及制造方法

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