JPH09294724A - 精神安定化訓練装置 - Google Patents
精神安定化訓練装置Info
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- JPH09294724A JPH09294724A JP8113672A JP11367296A JPH09294724A JP H09294724 A JPH09294724 A JP H09294724A JP 8113672 A JP8113672 A JP 8113672A JP 11367296 A JP11367296 A JP 11367296A JP H09294724 A JPH09294724 A JP H09294724A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別な測定器具を人体に装着することなく、
容易に精神状態を検知することが出来、然も充分な訓練
効果を得ることが出来る精神安定化訓練装置を提供す
る。 【解決手段】 精神安定化訓練装置は、皮膚温測定装置
1、制御装置6及び電子音発生装置7から構成される。
皮膚温測定装置1は、訓練者の抹消部皮膚温と体幹部皮
膚温を測定し、その測定結果を制御装置6へ供給する。
制御装置6は、皮膚温測定装置1による測定データに基
づいて皮膚温の差を算出し、該算出結果からストレス度
を算出し、該ストレス度に基づいてリラックス状態であ
るか否かを判定する。そして、リラックス状態が判定さ
れたとき、電子音発生装置7は、電子音によってその判
定結果を訓練者に報知する。
容易に精神状態を検知することが出来、然も充分な訓練
効果を得ることが出来る精神安定化訓練装置を提供す
る。 【解決手段】 精神安定化訓練装置は、皮膚温測定装置
1、制御装置6及び電子音発生装置7から構成される。
皮膚温測定装置1は、訓練者の抹消部皮膚温と体幹部皮
膚温を測定し、その測定結果を制御装置6へ供給する。
制御装置6は、皮膚温測定装置1による測定データに基
づいて皮膚温の差を算出し、該算出結果からストレス度
を算出し、該ストレス度に基づいてリラックス状態であ
るか否かを判定する。そして、リラックス状態が判定さ
れたとき、電子音発生装置7は、電子音によってその判
定結果を訓練者に報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精神を安定させる
自己訓練に用いる精神安定化訓練装置に関するものであ
る。
自己訓練に用いる精神安定化訓練装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、脳波に含まれるα波が精神の
安定状態を表わしていることが知られている。そこで、
脳波を測定して、一定レベル以上のα波が含まれている
かどうかによって精神状態を判定し、その結果を音等で
出力する精神安定化訓練装置が開発されている。該装置
によれば、訓練者は、自己の精神状態を客観的に知るこ
とが出来、精神状態を自己確認しながら、精神を安定化
させるための訓練を行なうことが出来る。
安定状態を表わしていることが知られている。そこで、
脳波を測定して、一定レベル以上のα波が含まれている
かどうかによって精神状態を判定し、その結果を音等で
出力する精神安定化訓練装置が開発されている。該装置
によれば、訓練者は、自己の精神状態を客観的に知るこ
とが出来、精神状態を自己確認しながら、精神を安定化
させるための訓練を行なうことが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、脳波に
基づいて精神状態を検知する従来の精神安定化訓練装置
では、脳波を測定するための電極を頭部に装着せねばな
らず、この作業が煩雑であるばかりでなく、訓練者が電
極の装着によって却って緊張し、訓練効果が充分に上が
らない虞れがあった。
基づいて精神状態を検知する従来の精神安定化訓練装置
では、脳波を測定するための電極を頭部に装着せねばな
らず、この作業が煩雑であるばかりでなく、訓練者が電
極の装着によって却って緊張し、訓練効果が充分に上が
らない虞れがあった。
【0004】本発明の目的は、特別な測定器具を人体に
装着することなく、容易に精神状態を検知することが出
来、然も充分な訓練効果を得ることが出来る精神安定化
訓練装置を提供することである。
装着することなく、容易に精神状態を検知することが出
来、然も充分な訓練効果を得ることが出来る精神安定化
訓練装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】ところで、人間の指先等、
抹消部の皮膚温がストレス時に低下することが従来より
知られており、この皮膚温の低下量を測定して、該温度
低下量をもって精神安定状態の評価値とすることが可能
である。この方法を精神安定化訓練装置に応用すれば、
訓練者は単に指先を温度測定装置の上面に載せるだけ
で、簡便に皮膚温を測定することが出来る。従って、特
別な測定器具を装着する煩わしさはない。
抹消部の皮膚温がストレス時に低下することが従来より
知られており、この皮膚温の低下量を測定して、該温度
低下量をもって精神安定状態の評価値とすることが可能
である。この方法を精神安定化訓練装置に応用すれば、
訓練者は単に指先を温度測定装置の上面に載せるだけ
で、簡便に皮膚温を測定することが出来る。従って、特
別な測定器具を装着する煩わしさはない。
【0006】しかしながら、抹消部皮膚温の低下量に基
づく精神安定状態の評価方法によれば、定量的な評価値
は得られるが、ストレスによる抹消部皮膚温の低下量に
は個人差があって、普遍的な精神安定状態の評価値を得
ることが出来ない。又、安静状態からの皮膚温低下量を
正確に測定するには、皮膚温が一定になるまで安静状態
を保つ必要があるため、測定に時間がかかるばかりでな
く、時間の経過に伴って環境温度や湿度が変化して、環
境の違いによる誤差が生じることになる。
づく精神安定状態の評価方法によれば、定量的な評価値
は得られるが、ストレスによる抹消部皮膚温の低下量に
は個人差があって、普遍的な精神安定状態の評価値を得
ることが出来ない。又、安静状態からの皮膚温低下量を
正確に測定するには、皮膚温が一定になるまで安静状態
を保つ必要があるため、測定に時間がかかるばかりでな
く、時間の経過に伴って環境温度や湿度が変化して、環
境の違いによる誤差が生じることになる。
【0007】そこで、本発明者らは、皮膚温の測定に基
づく精神安定状態の評価をより普遍的且つ正確に行なう
方法を開発するべく、鋭意研究を重ねた結果、抹消部の
皮膚温と体幹部の皮膚温の差がストレス度と高い相関関
係にあることを発見し、本発明の完成に至った。
づく精神安定状態の評価をより普遍的且つ正確に行なう
方法を開発するべく、鋭意研究を重ねた結果、抹消部の
皮膚温と体幹部の皮膚温の差がストレス度と高い相関関
係にあることを発見し、本発明の完成に至った。
【0008】即ち、本発明に係る精神安定化訓練装置
は、訓練者の抹消部の皮膚温と体幹部の皮膚温の温度差
を測定する手段と、測定された温度差に基づいて訓練者
のストレス度を推定する手段と、推定されたストレス度
に基づいて訓練者の精神安定状態を判定し、該判定結果
を訓練者に報知する手段とを具えている。
は、訓練者の抹消部の皮膚温と体幹部の皮膚温の温度差
を測定する手段と、測定された温度差に基づいて訓練者
のストレス度を推定する手段と、推定されたストレス度
に基づいて訓練者の精神安定状態を判定し、該判定結果
を訓練者に報知する手段とを具えている。
【0009】本発明の精神安定化訓練装置においては、
精神安定状態を評価するために、抹消部皮膚温と体幹部
皮膚温の差ΔTが用いられる。抹消部皮膚温はストレス
度の大小に応じて変化し、ストレス度が大きくなると、
抹消部皮膚温は低下する。又、環境温度や湿度等、環境
条件が変化すれば、抹消部皮膚温も変化する。一方、体
幹部皮膚温は、ストレス度の大小によっては変化せず、
環境条件の変化のみに応じて変化する。従って、抹消部
皮膚温と体幹部皮膚温の差をとれば、環境条件の変化に
よる温度変化成分が相殺されて、該温度差はストレス度
の大きさのみを表わす指標となる。又、抹消部皮膚温と
体幹部皮膚温の差によれば、従来の如く安静状態を基準
としないので、温度測定値は瞬時の値をとればよく、測
定に時間はかからない。
精神安定状態を評価するために、抹消部皮膚温と体幹部
皮膚温の差ΔTが用いられる。抹消部皮膚温はストレス
度の大小に応じて変化し、ストレス度が大きくなると、
抹消部皮膚温は低下する。又、環境温度や湿度等、環境
条件が変化すれば、抹消部皮膚温も変化する。一方、体
幹部皮膚温は、ストレス度の大小によっては変化せず、
環境条件の変化のみに応じて変化する。従って、抹消部
皮膚温と体幹部皮膚温の差をとれば、環境条件の変化に
よる温度変化成分が相殺されて、該温度差はストレス度
の大きさのみを表わす指標となる。又、抹消部皮膚温と
体幹部皮膚温の差によれば、従来の如く安静状態を基準
としないので、温度測定値は瞬時の値をとればよく、測
定に時間はかからない。
【0010】そこで、例えばストレス度が所定の閾値を
下回っているとき、訓練者は精神安定状態であると判定
することが出来る。この判定結果は、音や映像として訓
練者に報知される。これに応じて訓練者は、より精神が
安定する様、自己訓練を行なうことが出来る。
下回っているとき、訓練者は精神安定状態であると判定
することが出来る。この判定結果は、音や映像として訓
練者に報知される。これに応じて訓練者は、より精神が
安定する様、自己訓練を行なうことが出来る。
【0011】又、本発明の精神安定化訓練装置において
は、例えば、皮膚温を測定すべき抹消部として顔の鼻
部、体幹部として顔の額部を採用することが出来、この
場合、温度差測定手段は、顔面の温度分布を検出し、該
検出結果に基づいて皮膚温の差を出力する赤外線式温度
測定装置によって構成することが可能である。従って、
訓練者には、温度測定用の器具を装着する必要がなく、
訓練者は、例えば椅子に腰掛けた楽な姿勢で訓練を行な
うことが出来る。
は、例えば、皮膚温を測定すべき抹消部として顔の鼻
部、体幹部として顔の額部を採用することが出来、この
場合、温度差測定手段は、顔面の温度分布を検出し、該
検出結果に基づいて皮膚温の差を出力する赤外線式温度
測定装置によって構成することが可能である。従って、
訓練者には、温度測定用の器具を装着する必要がなく、
訓練者は、例えば椅子に腰掛けた楽な姿勢で訓練を行な
うことが出来る。
【0012】皮膚温を測定すべき抹消部として手の指
先、体幹部として手のひらを採用することも可能であっ
て、この場合、温度差測定手段は、手を載せるための
台、例えば椅子の肘掛け台の表面に取り付けられた接触
式温度測定装置によって構成することが可能である。従
って、訓練者には、温度測定用の器具を装着する必要が
なく、訓練者は、椅子に腰掛けた楽な姿勢で訓練を行な
うことが出来る。
先、体幹部として手のひらを採用することも可能であっ
て、この場合、温度差測定手段は、手を載せるための
台、例えば椅子の肘掛け台の表面に取り付けられた接触
式温度測定装置によって構成することが可能である。従
って、訓練者には、温度測定用の器具を装着する必要が
なく、訓練者は、椅子に腰掛けた楽な姿勢で訓練を行な
うことが出来る。
【0013】具体的構成において、ストレス度推定手段
は、ストレス度Sを前記皮膚温の差ΔTの1次式として
表わしたストレス推定式であって、種々のストレスを多
数の被験者に負荷したときの温度差ΔTの平均値がスト
レス度Sの全スケールの40%乃至60%の範囲内とな
る様に比例係数が決められた、所定のストレス推定式を
記憶したメモリ手段と、メモリ手段に記憶されているス
トレス推定式に基づいて、温度差ΔTの実測値からスト
レス度Sを算出するストレス度算出手段とを具えてい
る。ここで、前記ストレス推定式は下記数2で表わされ
る。
は、ストレス度Sを前記皮膚温の差ΔTの1次式として
表わしたストレス推定式であって、種々のストレスを多
数の被験者に負荷したときの温度差ΔTの平均値がスト
レス度Sの全スケールの40%乃至60%の範囲内とな
る様に比例係数が決められた、所定のストレス推定式を
記憶したメモリ手段と、メモリ手段に記憶されているス
トレス推定式に基づいて、温度差ΔTの実測値からスト
レス度Sを算出するストレス度算出手段とを具えてい
る。ここで、前記ストレス推定式は下記数2で表わされ
る。
【数2】S=33.59×ΔT 但し、S<0のときは、S=0 S>100のときは、S=100
【0014】上記具体的構成においては、予め、多数の
被験者を対象として種々のストレスを負荷し、温度差Δ
Tを実測する実験が行なわれ、これらの測定データの平
均値が算出される。そして、温度差ΔTの平均値がスト
レス度Sの全スケールの約50%となる様に比例係数が
決められ、一次式のストレス推定式が導出される。この
予備実験では、多数の被験者を対象として種々のストレ
スが負荷されるので、各被験者についての温度差ΔT
は、各被験者に負荷されたストレスの度合いと、各被験
者のストレスに対する感受性の個人差に応じ、統計学的
に分布することになる。ここで、温度差ΔTの平均値を
とれば、該平均値は、ストレスの度合いが約50%のと
きの温度差に対応するものと考えられる。従って、導出
されたストレス推定式は、個人差が統計学的に処理され
て、ストレス度と温度差の関係を普遍的に表わすものと
なる。
被験者を対象として種々のストレスを負荷し、温度差Δ
Tを実測する実験が行なわれ、これらの測定データの平
均値が算出される。そして、温度差ΔTの平均値がスト
レス度Sの全スケールの約50%となる様に比例係数が
決められ、一次式のストレス推定式が導出される。この
予備実験では、多数の被験者を対象として種々のストレ
スが負荷されるので、各被験者についての温度差ΔT
は、各被験者に負荷されたストレスの度合いと、各被験
者のストレスに対する感受性の個人差に応じ、統計学的
に分布することになる。ここで、温度差ΔTの平均値を
とれば、該平均値は、ストレスの度合いが約50%のと
きの温度差に対応するものと考えられる。従って、導出
されたストレス推定式は、個人差が統計学的に処理され
て、ストレス度と温度差の関係を普遍的に表わすものと
なる。
【0015】実際のストレス度の測定においては、人体
の抹消部と体幹部の皮膚温が同時に測定され、これらの
温度差ΔTが算出される。そして、前記ストレス推定式
に基づいて、該温度差ΔTに対応するストレス度が算出
される。
の抹消部と体幹部の皮膚温が同時に測定され、これらの
温度差ΔTが算出される。そして、前記ストレス推定式
に基づいて、該温度差ΔTに対応するストレス度が算出
される。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る精神安定化訓練装置によれ
ば、特別な測定器具を人体に装着することなく、容易且
つ迅速に精神状態を検知することが出来るので、充分な
訓練効果を得ることが出来る。
ば、特別な測定器具を人体に装着することなく、容易且
つ迅速に精神状態を検知することが出来るので、充分な
訓練効果を得ることが出来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る精神
安定化訓練装置は、図1に示す如く皮膚温測定装置
(1)、制御装置(6)及び電子音発生装置(7)から構成さ
れる。
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る精神
安定化訓練装置は、図1に示す如く皮膚温測定装置
(1)、制御装置(6)及び電子音発生装置(7)から構成さ
れる。
【0018】皮膚温測定装置(1)は、訓練者の抹消部の
皮膚温と体幹部の皮膚温を測定し、その測定結果を制御
装置(6)へ供給するものであって、例えば、顔面の温度
分布を検出する赤外線式温度計や、手の指先及び手のひ
らの温度を検出するサーミスタ温度計等が採用可能であ
る。制御装置(6)はマイクロコンピュータ等によって構
成され、皮膚温測定装置(1)から供給れる温度測定デー
タに基づいて抹消部皮膚温と体幹部皮膚温の差ΔTを算
出する温度差算出部(2)と、算出された温度差ΔTから
ストレス度Sを算出するストレス度−温度差特性処理部
(3)と、所定のストレス推定式が記憶されているストレ
ス度−温度差特性メモリ(4)と、ストレス度−温度差特
性処理部(3)から出力されるストレス度Sに基づいてリ
ラックス状態を判定するリラックス状態判定部(5)とを
具えている。
皮膚温と体幹部の皮膚温を測定し、その測定結果を制御
装置(6)へ供給するものであって、例えば、顔面の温度
分布を検出する赤外線式温度計や、手の指先及び手のひ
らの温度を検出するサーミスタ温度計等が採用可能であ
る。制御装置(6)はマイクロコンピュータ等によって構
成され、皮膚温測定装置(1)から供給れる温度測定デー
タに基づいて抹消部皮膚温と体幹部皮膚温の差ΔTを算
出する温度差算出部(2)と、算出された温度差ΔTから
ストレス度Sを算出するストレス度−温度差特性処理部
(3)と、所定のストレス推定式が記憶されているストレ
ス度−温度差特性メモリ(4)と、ストレス度−温度差特
性処理部(3)から出力されるストレス度Sに基づいてリ
ラックス状態を判定するリラックス状態判定部(5)とを
具えている。
【0019】ストレス度−温度差特性メモリ(4)に記憶
されているストレス推定式は、体幹部皮膚温をTh、抹
消部皮膚温をTnとして、下記数3で表わされる。
されているストレス推定式は、体幹部皮膚温をTh、抹
消部皮膚温をTnとして、下記数3で表わされる。
【数3】S=33.59×(Th−Tn) 但し、S<0のときは、S=0、S>100のときは、
S=100とする。これによってストレス度Sは0〜1
00の範囲で表わされる。
S=100とする。これによってストレス度Sは0〜1
00の範囲で表わされる。
【0020】図2は、本発明をリラクゼーションチェア
(8)に応用した例を表わしている。リラクゼーションチ
ェア(8)の肘掛け台(81)には、指先用サーミスタ温度計
(11)及び手のひら用サーミスタ温度計(12)から構成され
る皮膚温測定装置(1)が取り付けられており、該皮膚温
測定装置(1)の測定データは制御装置(6)へ出力され、
訓練者のリラックス状態が判定される。そして、訓練者
がリラックス状態にあると判断されたとき、制御装置
(6)は、フード(82)の左右に配設された一対の電子音発
生装置(7)(7)へ制御信号を供給して、すず虫の鳴き声
や心地良い音楽などの電子音を発生させる。
(8)に応用した例を表わしている。リラクゼーションチ
ェア(8)の肘掛け台(81)には、指先用サーミスタ温度計
(11)及び手のひら用サーミスタ温度計(12)から構成され
る皮膚温測定装置(1)が取り付けられており、該皮膚温
測定装置(1)の測定データは制御装置(6)へ出力され、
訓練者のリラックス状態が判定される。そして、訓練者
がリラックス状態にあると判断されたとき、制御装置
(6)は、フード(82)の左右に配設された一対の電子音発
生装置(7)(7)へ制御信号を供給して、すず虫の鳴き声
や心地良い音楽などの電子音を発生させる。
【0021】ここで、本発明に係るリラックス状態判定
手法の根拠となった各種測定データについて説明する。
図4は、被験者117名を対象とする予備実験の結果を
表わしている。予備実験に於いては、安静状態と、種々
のストレス負荷状態(画面上で動く1点をマウス操作に
よって追跡するトラッキング作業、異なる音圧の刺激音
による聴覚刺激等)における額部皮膚温と鼻部皮膚温を
測定し、2つの皮膚温の関係をグラフ化したものであ
る。図示の如く、ストレスのない状態、即ち安静時に
は、被験者によってこれらの皮膚温はまちまちである
が、何れの被験者においても、皮膚温は額部と鼻部で略
同一の値を示している。これに対して、ストレスのある
状態では、鼻部皮膚温は額部皮膚温よりも低く、ばらつ
いている。
手法の根拠となった各種測定データについて説明する。
図4は、被験者117名を対象とする予備実験の結果を
表わしている。予備実験に於いては、安静状態と、種々
のストレス負荷状態(画面上で動く1点をマウス操作に
よって追跡するトラッキング作業、異なる音圧の刺激音
による聴覚刺激等)における額部皮膚温と鼻部皮膚温を
測定し、2つの皮膚温の関係をグラフ化したものであ
る。図示の如く、ストレスのない状態、即ち安静時に
は、被験者によってこれらの皮膚温はまちまちである
が、何れの被験者においても、皮膚温は額部と鼻部で略
同一の値を示している。これに対して、ストレスのある
状態では、鼻部皮膚温は額部皮膚温よりも低く、ばらつ
いている。
【0022】図4の如く安静時には、何れの被験者にお
いても、鼻部皮膚温と額部皮膚温とは略一致しており、
然も、額部は体幹部であって、その皮膚温はストレスの
負荷によっては変らないので、鼻部皮膚温の低下量の基
準値として、安静時の鼻部皮膚温に替えて、額部皮膚温
を採用することが出来るのである。
いても、鼻部皮膚温と額部皮膚温とは略一致しており、
然も、額部は体幹部であって、その皮膚温はストレスの
負荷によっては変らないので、鼻部皮膚温の低下量の基
準値として、安静時の鼻部皮膚温に替えて、額部皮膚温
を採用することが出来るのである。
【0023】又、ストレス負荷状態においては、鼻部皮
膚温と額部皮膚温の温度差は図5の如くばらついてお
り、その平均値は1.49℃となった。予備実験では、
多数の被験者を対象として種々のストレスが負荷される
ので、各被験者についての温度差ΔTは、各被験者に負
荷されたストレスの度合いと、各被験者のストレスに対
する感受性の個人差に応じ、統計学的に分布することに
なる。ここで、温度差ΔTの平均値をとれば、該平均値
は、ストレスの度合いが約50%のときの温度差に対応
するものと考えられる。
膚温と額部皮膚温の温度差は図5の如くばらついてお
り、その平均値は1.49℃となった。予備実験では、
多数の被験者を対象として種々のストレスが負荷される
ので、各被験者についての温度差ΔTは、各被験者に負
荷されたストレスの度合いと、各被験者のストレスに対
する感受性の個人差に応じ、統計学的に分布することに
なる。ここで、温度差ΔTの平均値をとれば、該平均値
は、ストレスの度合いが約50%のときの温度差に対応
するものと考えられる。
【0024】そこで、温度差ΔTが1.49℃のとき、
ストレス度Sを50、温度差ΔTがその2倍の2.98
℃のとき、ストレス度を100として、上記数3のスト
レス推定式を導出したのである。尚、数3の推定式は、
34℃<Th<36℃の範囲のデータのみに基づいて導
出したので、この範囲でのみ成立する。
ストレス度Sを50、温度差ΔTがその2倍の2.98
℃のとき、ストレス度を100として、上記数3のスト
レス推定式を導出したのである。尚、数3の推定式は、
34℃<Th<36℃の範囲のデータのみに基づいて導
出したので、この範囲でのみ成立する。
【0025】図5は、ストレス負荷状態での温度測定デ
ータのみをプロットしたもので、上記の如くストレス度
が50と100の場合の鼻部皮膚温と額部皮膚温の関係
を、図中に破線で表わした。図示の如く、温度測定デー
タは、ストレス度が50の破線を中心として、略均等に
ばらついている。
ータのみをプロットしたもので、上記の如くストレス度
が50と100の場合の鼻部皮膚温と額部皮膚温の関係
を、図中に破線で表わした。図示の如く、温度測定デー
タは、ストレス度が50の破線を中心として、略均等に
ばらついている。
【0026】更に図6は、168名の被験者を対象とし
て、環境温度25℃のもとで、種々のストレス負荷状態
(テレビゲーム、暗算による足し算、ビデオの鑑賞)を与
えた実験の結果を表わしており、横軸は、数3によるス
トレス推定結果、縦軸は、被験者からのストレス主観申
告値(0乃至100)である。
て、環境温度25℃のもとで、種々のストレス負荷状態
(テレビゲーム、暗算による足し算、ビデオの鑑賞)を与
えた実験の結果を表わしており、横軸は、数3によるス
トレス推定結果、縦軸は、被験者からのストレス主観申
告値(0乃至100)である。
【0027】これらのストレス推定結果とストレス主観
申告値との相関を調べたところ、両者の相関係数はr=
0.511と高く、本発明のストレス推定式の妥当性が
実証された。従って、上記数3の比例係数33.59
は、温度差ΔTの平均値から導出した統計学的な数値で
あるが、人間のストレスに関する普遍的特性を表わして
おり、生理学的な意義を有するものと考えられる。
申告値との相関を調べたところ、両者の相関係数はr=
0.511と高く、本発明のストレス推定式の妥当性が
実証された。従って、上記数3の比例係数33.59
は、温度差ΔTの平均値から導出した統計学的な数値で
あるが、人間のストレスに関する普遍的特性を表わして
おり、生理学的な意義を有するものと考えられる。
【0028】この様に、ストレス度Sと温度差ΔTの間
に一定の関数関係が成立するのは、額部皮膚温から鼻部
皮膚温を差し引くことによって、環境温度や湿度等の環
境条件の変化による温度変化成分が相殺されるためであ
り、更に、鼻部皮膚温はストレスの負荷によって大きく
変化するのに対し、額部皮膚温はストレスによっては影
響を受けないためであると考えられる。
に一定の関数関係が成立するのは、額部皮膚温から鼻部
皮膚温を差し引くことによって、環境温度や湿度等の環
境条件の変化による温度変化成分が相殺されるためであ
り、更に、鼻部皮膚温はストレスの負荷によって大きく
変化するのに対し、額部皮膚温はストレスによっては影
響を受けないためであると考えられる。
【0029】ここで、ストレス状態とリラックス状態と
は逆の関係にあると考えられるので、ストレス度が所定
の閾値を下回っているとき、被験者はリラックス状態で
あると判断することが可能である。又、ストレス度が小
さくなる程、リラックス状態が深まったものと判断する
ことが可能である。
は逆の関係にあると考えられるので、ストレス度が所定
の閾値を下回っているとき、被験者はリラックス状態で
あると判断することが可能である。又、ストレス度が小
さくなる程、リラックス状態が深まったものと判断する
ことが可能である。
【0030】図1の精神安定化訓練装置においては、上
記数3のストレス推定式がストレス度−温度差特性メモ
リ(4)に格納されており、図3に示す手続きに従って、
精神安定化訓練モードの動作が制御される。先ずステッ
プS1にて、皮膚温測定装置(1)によって被験者の抹消
部皮膚温と体幹部皮膚温が検出される。例えば、皮膚温
測定装置(1)として赤外線温度計を採用した場合は、赤
外顔画像の中の額部と鼻部の位置がテンプレートマッチ
ングなどの手法によって認識され、これらの部位の温度
が検出される(例えば特願平7-92471号参照)。
記数3のストレス推定式がストレス度−温度差特性メモ
リ(4)に格納されており、図3に示す手続きに従って、
精神安定化訓練モードの動作が制御される。先ずステッ
プS1にて、皮膚温測定装置(1)によって被験者の抹消
部皮膚温と体幹部皮膚温が検出される。例えば、皮膚温
測定装置(1)として赤外線温度計を採用した場合は、赤
外顔画像の中の額部と鼻部の位置がテンプレートマッチ
ングなどの手法によって認識され、これらの部位の温度
が検出される(例えば特願平7-92471号参照)。
【0031】次にステップS2では、制御装置(6)の温
度差算出部(2)によって、額部皮膚温と鼻部皮膚温の温
度差ΔTが算出される。続いてステップS3では、スト
レス度−温度差特性処理部(3)が、ストレス度−温度差
特性メモリ(4)に格納されているストレス推定式を読み
出し、前記算出された温度差ΔTを該ストレス推定式に
代入して、ストレス度Sを算出する。その後、ステップ
S4にて、リラックス状態判定部(5)が、前記算出され
たストレス度Sが所定の閾値(例えばS=50)を下回っ
ているかどうかによって、訓練者がリラックス状態にあ
るかどうかを判断する。リラックス状態の場合は、ステ
ップS5にて電子音発生装置(7)に対して電子音発生を
指令する。又、リラックス状態でないときは、電子音発
生装置(7)を停止状態に維持する。最後に、ステップS
6にて訓練を終了するかどうかを判断し、NOの場合は
ステップS1へ戻って、訓練を続行する。YESの場合
は訓練を終了する。
度差算出部(2)によって、額部皮膚温と鼻部皮膚温の温
度差ΔTが算出される。続いてステップS3では、スト
レス度−温度差特性処理部(3)が、ストレス度−温度差
特性メモリ(4)に格納されているストレス推定式を読み
出し、前記算出された温度差ΔTを該ストレス推定式に
代入して、ストレス度Sを算出する。その後、ステップ
S4にて、リラックス状態判定部(5)が、前記算出され
たストレス度Sが所定の閾値(例えばS=50)を下回っ
ているかどうかによって、訓練者がリラックス状態にあ
るかどうかを判断する。リラックス状態の場合は、ステ
ップS5にて電子音発生装置(7)に対して電子音発生を
指令する。又、リラックス状態でないときは、電子音発
生装置(7)を停止状態に維持する。最後に、ステップS
6にて訓練を終了するかどうかを判断し、NOの場合は
ステップS1へ戻って、訓練を続行する。YESの場合
は訓練を終了する。
【0032】上述の精神安定化訓練装置によれば、訓練
者は、従来の電極等の器具を身体に装着することなく、
単に椅子に腰掛けるだけで、自己の精神状態が安定して
いるかどうかを客観的に認識することが出来るので、精
神安定化訓練を効果的に行なうことが出来る。
者は、従来の電極等の器具を身体に装着することなく、
単に椅子に腰掛けるだけで、自己の精神状態が安定して
いるかどうかを客観的に認識することが出来るので、精
神安定化訓練を効果的に行なうことが出来る。
【0033】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。例えば図1に示す電子音発生装
置(7)に替えてディスプレイを接続し、リラックス状態
の判定結果をグラフや数値等で表示することも可能であ
る。
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
あることは勿論である。例えば図1に示す電子音発生装
置(7)に替えてディスプレイを接続し、リラックス状態
の判定結果をグラフや数値等で表示することも可能であ
る。
【図1】本発明に係る精神安定化訓練装置の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】本発明をリラクゼーションチェアに実施した例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】精神安定化訓練装置の動作を表わすフローチャ
ートである。
ートである。
【図4】ストレスのない状態とストレスのある状態にお
ける額部皮膚温と鼻部皮膚温の関係を表わすグラフであ
る。
ける額部皮膚温と鼻部皮膚温の関係を表わすグラフであ
る。
【図5】ストレスのある状態での同上の関係に、ストレ
ス度50とストレス度100を表わす直線を記入したグ
ラフである。
ス度50とストレス度100を表わす直線を記入したグ
ラフである。
【図6】ストレス推定結果とストレス主観申告値の相関
を表わすグラフである。
を表わすグラフである。
(1) 皮膚温測定装置 (2) 温度差算出部 (3) ストレス度−温度差特性処理部 (4) ストレス度−温度差特性メモリ (5) リラックス状態判定部 (6) 制御装置 (7) 電子音発生装置
Claims (5)
- 【請求項1】 精神を安定させる自己訓練に用いる装置
であって、訓練者の抹消部の皮膚温と体幹部の皮膚温の
温度差を測定する手段と、測定された温度差に基づいて
訓練者のストレス度を推定する手段と、推定されたスト
レス度に基づいて訓練者の精神安定状態を判定し、該判
定結果を訓練者に報知する手段とを具えたことを特徴と
する精神安定化訓練装置。 - 【請求項2】 ストレス度推定手段は、 ストレス度Sを前記皮膚温の差ΔTの1次式として表わ
したストレス推定式であって、種々のストレスを多数の
被験者に負荷したときの温度差ΔTの平均値がストレス
度Sの全スケールの40%乃至60%の範囲内となる様
に比例係数が決められた、所定のストレス推定式を記憶
したメモリ手段と、 メモリ手段に記憶されているストレス推定式に基づい
て、温度差ΔTの実測値からストレス度Sを算出するス
トレス度算出手段とを具えている請求項1に記載の精神
安定化訓練装置。 - 【請求項3】 前記ストレス推定式は下記数1で表わさ
れる請求項2に記載の精神安定化訓練装置。 【数1】S=33.59×ΔT 但し、S<0のときは、S=0 S>100のときは、S=100 - 【請求項4】 皮膚温を測定すべき抹消部は顔の鼻部、
体幹部は顔の額部であって、温度差測定手段は、顔面の
温度分布を検出し、該検出結果に基づいて皮膚温の差を
出力する赤外線式温度測定装置によって構成される請求
項1乃至請求項3の何れかに記載の精神安定化訓練装
置。 - 【請求項5】 皮膚温を測定すべき抹消部は手の指先、
体幹部は手のひらであって、温度差測定手段は、手を載
せるための台の表面に取り付けられた接触式温度測定装
置によって構成される請求項1乃至請求項3の何れかに
記載の精神安定化訓練装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113672A JPH09294724A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 精神安定化訓練装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113672A JPH09294724A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 精神安定化訓練装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09294724A true JPH09294724A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14618245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113672A Pending JPH09294724A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 精神安定化訓練装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09294724A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000247878A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-12 | Taiyo Kagaku Co Ltd | テアニン含有組成物 |
| JP2003534864A (ja) * | 2000-06-08 | 2003-11-25 | ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド | 熱画像解析を使用した検出システムおよび方法 |
| US7047105B2 (en) | 2001-02-16 | 2006-05-16 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Robot controlled by wireless signals |
| US7613486B2 (en) | 2003-01-22 | 2009-11-03 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for evaluating human stress using photoplethysmography |
| JP2010264095A (ja) * | 2009-05-15 | 2010-11-25 | Nissan Motor Co Ltd | 心拍数測定装置および心拍数測定方法 |
| JP2012509145A (ja) * | 2008-11-19 | 2012-04-19 | イマージョン コーポレーション | 気分に基づく触覚フィードバックを生成する方法及び装置 |
| JP2016182504A (ja) * | 2016-07-28 | 2016-10-20 | ダイキン工業株式会社 | 脳活動推定装置 |
| JP2017205426A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | 美貴子 隈元 | 心理状態評価用プログラム及び心理状態評価装置 |
| JP2019122782A (ja) * | 2019-02-26 | 2019-07-25 | エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 | 判定装置、判定方法及びコンピュータプログラム |
| JP2020137541A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 国立大学法人大阪大学 | データ作成装置 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113672A patent/JPH09294724A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000247878A (ja) * | 1999-02-23 | 2000-09-12 | Taiyo Kagaku Co Ltd | テアニン含有組成物 |
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| JP2020137541A (ja) * | 2019-02-26 | 2020-09-03 | 国立大学法人大阪大学 | データ作成装置 |
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