JPH09295146A - ウィービング溶接における溶接線倣い方法 - Google Patents
ウィービング溶接における溶接線倣い方法Info
- Publication number
- JPH09295146A JPH09295146A JP13280796A JP13280796A JPH09295146A JP H09295146 A JPH09295146 A JP H09295146A JP 13280796 A JP13280796 A JP 13280796A JP 13280796 A JP13280796 A JP 13280796A JP H09295146 A JPH09295146 A JP H09295146A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- weaving
- image
- groove
- insertion position
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 199
- 238000009941 weaving Methods 0.000 title claims abstract description 69
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 22
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 31
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 8
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 4
- 238000012545 processing Methods 0.000 abstract description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 238000012905 input function Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ウィービングのある溶接でも溶接線倣いが出
来る溶接線倣い方法の提供。 【解決手段】 ウィービング溶接における溶接線倣い方
法において、前記ウィーバがウィービングの左右夫々の
端側に到達した際に、該ウィービング端検知手段により
検知信号を発生させ、該検知信号に基づいて撮像された
溶接部位のCCD画像(ピクセル画像)を画像処理装置
10に取込み、該処理装置における画像解析により、溶
接部位の溶融池形状から開先左右端及び溶接ワイヤ2挿
入位置を認識し、その開先左右端に対する溶接ワイヤ2
挿入位置ずれを演算し、該演算結果に基づいて溶接トー
チ1のウィービングを行うウィーバ中心位置を制御しな
がら、溶接線倣いを行う事を特徴とする溶接線倣い方法
を提案する。
来る溶接線倣い方法の提供。 【解決手段】 ウィービング溶接における溶接線倣い方
法において、前記ウィーバがウィービングの左右夫々の
端側に到達した際に、該ウィービング端検知手段により
検知信号を発生させ、該検知信号に基づいて撮像された
溶接部位のCCD画像(ピクセル画像)を画像処理装置
10に取込み、該処理装置における画像解析により、溶
接部位の溶融池形状から開先左右端及び溶接ワイヤ2挿
入位置を認識し、その開先左右端に対する溶接ワイヤ2
挿入位置ずれを演算し、該演算結果に基づいて溶接トー
チ1のウィービングを行うウィーバ中心位置を制御しな
がら、溶接線倣いを行う事を特徴とする溶接線倣い方法
を提案する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】溶接中にアーク直下の溶接状
況をモニタする事で、人の調整なしに溶接線を自動倣い
する方法に関する。
況をモニタする事で、人の調整なしに溶接線を自動倣い
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の溶接線の自動倣い方法としては、
接触式の機械的倣い法や非接触式の電気的倣い法があ
る。これは、前者は開先の仕上げ精度に影響され、溶接
のように開先が主にシールドガス等でガスカットされて
いる面では、その面に影響され、精度面や耐久性の問題
があるのみならず、かかる機械的溶接は、溶接士が溶接
状況を監視しながら溶接を行い、左右倣いは溶接士が調
整しており、人手を省くことが出来なかった。
接触式の機械的倣い法や非接触式の電気的倣い法があ
る。これは、前者は開先の仕上げ精度に影響され、溶接
のように開先が主にシールドガス等でガスカットされて
いる面では、その面に影響され、精度面や耐久性の問題
があるのみならず、かかる機械的溶接は、溶接士が溶接
状況を監視しながら溶接を行い、左右倣いは溶接士が調
整しており、人手を省くことが出来なかった。
【0003】後者には、電磁センサを用いた倣い方式や
電流や電圧の変化を利用したアーセンサといわれる非接
触式倣い方式が実用化されている。電磁センサを溶接に
用いた場合は溶接時における耐熱の問題やスパッタの付
着で精度・耐久性に劣るのみならず、センサが大きいた
め、開先内への装備化が困難という問題がある。また、
アークセンサは、これらの中で最も実用され、多用され
ているが、溶接姿勢の影響を受け易い、また、低速のウ
ィービング(例えば1〜2ヘルツ)では、単位時間当た
りに得られる情報量が少ないことから溶接中のノイズの
影響を受けやすく精度が得られにくかった。この為高速
のウィービングを行うと、ウィービング幅が広くできな
いことから溶接条件が限定されてしまうという欠点があ
った。
電流や電圧の変化を利用したアーセンサといわれる非接
触式倣い方式が実用化されている。電磁センサを溶接に
用いた場合は溶接時における耐熱の問題やスパッタの付
着で精度・耐久性に劣るのみならず、センサが大きいた
め、開先内への装備化が困難という問題がある。また、
アークセンサは、これらの中で最も実用され、多用され
ているが、溶接姿勢の影響を受け易い、また、低速のウ
ィービング(例えば1〜2ヘルツ)では、単位時間当た
りに得られる情報量が少ないことから溶接中のノイズの
影響を受けやすく精度が得られにくかった。この為高速
のウィービングを行うと、ウィービング幅が広くできな
いことから溶接条件が限定されてしまうという欠点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】確かにウィービングの
ない狭開先溶接(ストリンガビート)では、溶融池形状
を画像処理にて求めて、溶融池左右端と溶融池の上部の
くびれをワイヤ挿入位置と見なし、これを求め、溶融池
左右端すなわち開先左右端に対するワイヤ挿入位置のず
れ量を求めて溶接線倣いすることが出来る。しかしなが
らウィービング無しの溶接、言換えればストリンガビー
トの場合は開先底の第一層溶接に多く用いられるが、表
面側になる程開先幅が広くなり、各層多パス溶接を用い
なければならず、この場合開先左右端近くが融合不良と
なる可能性があり、この施工法は開先幅が広い溶接の場
合には現在余り使用されていない。
ない狭開先溶接(ストリンガビート)では、溶融池形状
を画像処理にて求めて、溶融池左右端と溶融池の上部の
くびれをワイヤ挿入位置と見なし、これを求め、溶融池
左右端すなわち開先左右端に対するワイヤ挿入位置のず
れ量を求めて溶接線倣いすることが出来る。しかしなが
らウィービング無しの溶接、言換えればストリンガビー
トの場合は開先底の第一層溶接に多く用いられるが、表
面側になる程開先幅が広くなり、各層多パス溶接を用い
なければならず、この場合開先左右端近くが融合不良と
なる可能性があり、この施工法は開先幅が広い溶接の場
合には現在余り使用されていない。
【0005】一方、溶接ワイヤを溶接方向に対しほぼ直
角に左右に動かしながら溶接を行うウィービングを伴う
溶接の場合、ワイヤ挿入位置が開先中央位置とならない
ため、この方式では、開先線倣いができなかった。そこ
で、本発明は、ウィービングのある溶接でも溶接線倣い
が出来る溶接線倣い方法、特に溶接姿勢や溶接中のノイ
ズの影響を受けず、高精度な溶接線倣いを行うため、溶
接部を直視してCCDカメラで撮像し、その溶融池形状
を画像処理して制御する溶接線倣い方法を提供する事を
目的とする。
角に左右に動かしながら溶接を行うウィービングを伴う
溶接の場合、ワイヤ挿入位置が開先中央位置とならない
ため、この方式では、開先線倣いができなかった。そこ
で、本発明は、ウィービングのある溶接でも溶接線倣い
が出来る溶接線倣い方法、特に溶接姿勢や溶接中のノイ
ズの影響を受けず、高精度な溶接線倣いを行うため、溶
接部を直視してCCDカメラで撮像し、その溶融池形状
を画像処理して制御する溶接線倣い方法を提供する事を
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる技術的課
題に鑑み、請求項1はウィービング溶接における溶接線
倣い方法において、適宜設定された撮像時期に基づいて
撮像された溶接部位のCCD画像(ピクセル画像)を画
像処理装置に取込み、該処理装置における画像解析によ
り、溶接部位の溶融池形状から開先左右端及び溶接ワイ
ヤ挿入位置を認識し、その開先左右端に対する溶接ワイ
ヤ挿入位置ずれを演算し、該演算結果に基づいて溶接ト
ーチのウィービングを行うウィーバ中心位置を制御しな
がら、溶接線倣いを行う事を特徴とする溶接線倣い方法
を提供することを目的とする。
題に鑑み、請求項1はウィービング溶接における溶接線
倣い方法において、適宜設定された撮像時期に基づいて
撮像された溶接部位のCCD画像(ピクセル画像)を画
像処理装置に取込み、該処理装置における画像解析によ
り、溶接部位の溶融池形状から開先左右端及び溶接ワイ
ヤ挿入位置を認識し、その開先左右端に対する溶接ワイ
ヤ挿入位置ずれを演算し、該演算結果に基づいて溶接ト
ーチのウィービングを行うウィーバ中心位置を制御しな
がら、溶接線倣いを行う事を特徴とする溶接線倣い方法
を提供することを目的とする。
【0007】請求項2記載の発明は前記ウィーバがウィ
ービングの左右夫々の端側に到達した際に、該ウィービ
ング端検知手段により検知信号を発生させ、該検知信号
に基づいて前記CCD画像の撮像時期を決定することを
特徴とするものである。
ービングの左右夫々の端側に到達した際に、該ウィービ
ング端検知手段により検知信号を発生させ、該検知信号
に基づいて前記CCD画像の撮像時期を決定することを
特徴とするものである。
【0008】この場合請求項3記載の発明のように、前
記ウィーバがウィービングの左右夫々の端あるいは中央
位置に到達した際に、溶接中の溶接電圧が小さい時、ま
たは溶接電源側から出て来る短絡信号がONの時を検知
し、該検知信号に基づいて前記CCD画像の撮像時期を
決定するのがよい。
記ウィーバがウィービングの左右夫々の端あるいは中央
位置に到達した際に、溶接中の溶接電圧が小さい時、ま
たは溶接電源側から出て来る短絡信号がONの時を検知
し、該検知信号に基づいて前記CCD画像の撮像時期を
決定するのがよい。
【0009】尚、本発明はウィーバ中心位置の制御のみ
ならず、請求項4記載の発明のようにウィービングの幅
とともに、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を制
御し、これにより開先幅の変動に対処可能に構成する事
も出来る。即ち請求項4記載の発明は、溶融池の端から
溶接ワイヤ挿入位置までの距離に基づいて開先壁までの
溶かし具合を想定し、溶融池の端から溶接ワイヤ挿入位
置までの距離をパラメータとしてウィービングの幅とと
もに、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を制御
し、これにより開先幅の変動に対処可能にしたことを特
徴とするものである。
ならず、請求項4記載の発明のようにウィービングの幅
とともに、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を制
御し、これにより開先幅の変動に対処可能に構成する事
も出来る。即ち請求項4記載の発明は、溶融池の端から
溶接ワイヤ挿入位置までの距離に基づいて開先壁までの
溶かし具合を想定し、溶融池の端から溶接ワイヤ挿入位
置までの距離をパラメータとしてウィービングの幅とと
もに、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を制御
し、これにより開先幅の変動に対処可能にしたことを特
徴とするものである。
【0010】次に前記各請求項記載の発明の作用を詳細
に説明する。先ず請求項1記載の発明によれば、ウィー
ビングのある溶接でも精度よく確実に溶接線倣いが出来
る。即ち、溶接部を直視してCCDカメラで撮像したC
CD画像を、その溶融池形状から開先の両端とワイヤ挿
入位置を画像処理して、開先左右端に対するワイヤ挿入
位置ずれを画像処理して求めて溶接線倣いを行う訳であ
るが、このとき、請求項2記載の発明のように1枚の画
像だけを処理するのではなく、ウィービング溶接中の開
先左端と開先右端の両方の2枚の画像を用いることによ
り開先左端に対する溶接ワイヤ挿入位置ずれΔΧLと開
先右端に対する溶接ワイヤ挿入位置ずれ(距離)ΔΧR
とを夫々求め、該2つの位置ずれ距離(ΔΧL,ΔΧR)
を演算することによりウィーバ中心位置ずれが容易に求
められる。
に説明する。先ず請求項1記載の発明によれば、ウィー
ビングのある溶接でも精度よく確実に溶接線倣いが出来
る。即ち、溶接部を直視してCCDカメラで撮像したC
CD画像を、その溶融池形状から開先の両端とワイヤ挿
入位置を画像処理して、開先左右端に対するワイヤ挿入
位置ずれを画像処理して求めて溶接線倣いを行う訳であ
るが、このとき、請求項2記載の発明のように1枚の画
像だけを処理するのではなく、ウィービング溶接中の開
先左端と開先右端の両方の2枚の画像を用いることによ
り開先左端に対する溶接ワイヤ挿入位置ずれΔΧLと開
先右端に対する溶接ワイヤ挿入位置ずれ(距離)ΔΧR
とを夫々求め、該2つの位置ずれ距離(ΔΧL,ΔΧR)
を演算することによりウィーバ中心位置ずれが容易に求
められる。
【0011】例えば請求項2記載の発明をより具体的に
説明するに、開先左端のCCD画像より溶融池左端ΧL
の位置と左端での溶接ワイヤ挿入位置ΧWL、又開先右端
のCCD画像より溶融池右端の位置ΧRと右端での溶接
ワイヤ挿入位置ΧWRを、夫々画像処理装置により画像解
析して、前記位置を夫々Χ−Y座標位置を求めることが
出来る。そして前記Χ−Y座標位置より、左端での溶融
池左端から溶接ワイヤ挿入位置との距離ΔΧL及び右端
での溶融池右端から溶接ワイヤ挿入位置との距離ΔΧLR
を求め、この2つの距離の差(ΔΧL−ΔΧR)がウィー
ビング中心のずれと考えられることより、このずれを補
正するようにウィービング軸を移動もしくは、ウィービ
ング軸と別個に取り付けられた左右倣い軸によりセンタ
移動させる。この事により左右振り分け量が一定となり
溶接線に倣って溶接が可能となる。
説明するに、開先左端のCCD画像より溶融池左端ΧL
の位置と左端での溶接ワイヤ挿入位置ΧWL、又開先右端
のCCD画像より溶融池右端の位置ΧRと右端での溶接
ワイヤ挿入位置ΧWRを、夫々画像処理装置により画像解
析して、前記位置を夫々Χ−Y座標位置を求めることが
出来る。そして前記Χ−Y座標位置より、左端での溶融
池左端から溶接ワイヤ挿入位置との距離ΔΧL及び右端
での溶融池右端から溶接ワイヤ挿入位置との距離ΔΧLR
を求め、この2つの距離の差(ΔΧL−ΔΧR)がウィー
ビング中心のずれと考えられることより、このずれを補
正するようにウィービング軸を移動もしくは、ウィービ
ング軸と別個に取り付けられた左右倣い軸によりセンタ
移動させる。この事により左右振り分け量が一定となり
溶接線に倣って溶接が可能となる。
【0012】また、溶融池の左右端から溶接ワイヤ挿入
位置までの前記距離(ΔΧL,ΔΧR)より開先左右壁ま
での溶かし具合を想定し、ウィービングの幅、さらには
電流、電圧、溶接速度までをも制御することで開先幅の
変動にも対応することが出来る。
位置までの前記距離(ΔΧL,ΔΧR)より開先左右壁ま
での溶かし具合を想定し、ウィービングの幅、さらには
電流、電圧、溶接速度までをも制御することで開先幅の
変動にも対応することが出来る。
【0013】請求項3記載の発明によれば、ウィービン
グ軸に設置したエンコーダやリミットスイッチの信号に
より、ウィービング軸のウィービング中央位置上におけ
るCCD画像を撮像し、該画像より、溶接ワイヤ2の中
央位置での挿入位置XWCが得られる。これと、前記中央
位置画像若しくは開先左端のCCD画像より溶融池左端
位置と、又開先右端のCCD画像より溶融池右端位置X
L,XR を夫々求め、前記各検出値より、ワイヤ挿入位
置ずれ量ΔXを下記式より求める事が出来る。 ΔX=(XL +XR )/2−XWC
グ軸に設置したエンコーダやリミットスイッチの信号に
より、ウィービング軸のウィービング中央位置上におけ
るCCD画像を撮像し、該画像より、溶接ワイヤ2の中
央位置での挿入位置XWCが得られる。これと、前記中央
位置画像若しくは開先左端のCCD画像より溶融池左端
位置と、又開先右端のCCD画像より溶融池右端位置X
L,XR を夫々求め、前記各検出値より、ワイヤ挿入位
置ずれ量ΔXを下記式より求める事が出来る。 ΔX=(XL +XR )/2−XWC
【0014】従って、本発明によれば、ウィービング溶
接中の開先左端と開先右端で夫々CCD画像を取り込む
必要があるため、ウィービング軸に取り付けられたエン
コーダ、あるいはウィービング幅一定の溶接法なら左右
端に取り付けられたリミットスイッチにより、ウィービ
ングの左右夫々の端側に到達した際にこれを検知し、該
検知信号に同期してCCDカメラにより画像を取り込む
ように構成するのがよい。
接中の開先左端と開先右端で夫々CCD画像を取り込む
必要があるため、ウィービング軸に取り付けられたエン
コーダ、あるいはウィービング幅一定の溶接法なら左右
端に取り付けられたリミットスイッチにより、ウィービ
ングの左右夫々の端側に到達した際にこれを検知し、該
検知信号に同期してCCDカメラにより画像を取り込む
ように構成するのがよい。
【0015】従って前記CCDカメラには動画情報を取
込むビデオカメラのほかに静止画像を取込むデジタルカ
メラを用いる事も出来る。尚、通常のビデオカメラでは
撮像間隔は1/30秒ごとあるいは1/60秒ごとに一
定のサイクルで同期して撮像するものであり、ウィービ
ング溶接中の開先左端と開先右端にウィーバが位置する
場合でも前記撮像サイクルとの同期が合うまで、最大1
/30もしくは1/60秒待って、ずれた画像を撮り込
むことになり、数ヘルツの低速のウィービングを伴う溶
接でも精度よい溶接線検出が出来ない場合がある。
込むビデオカメラのほかに静止画像を取込むデジタルカ
メラを用いる事も出来る。尚、通常のビデオカメラでは
撮像間隔は1/30秒ごとあるいは1/60秒ごとに一
定のサイクルで同期して撮像するものであり、ウィービ
ング溶接中の開先左端と開先右端にウィーバが位置する
場合でも前記撮像サイクルとの同期が合うまで、最大1
/30もしくは1/60秒待って、ずれた画像を撮り込
むことになり、数ヘルツの低速のウィービングを伴う溶
接でも精度よい溶接線検出が出来ない場合がある。
【0016】このような場合、ランダムシャッタトリガ
方式CCDカメラを用いれば前記検出信号をトリガとし
てその瞬間に画像を取り込むことが出来、精度よい同期
位置で全くずれない画像を得ることが可能となる。但
し、左右端でウィービングを停止する溶接法では開先左
右端で1/30秒以上停止している為に、また低速のウ
ィービング溶接法においても、実質的に位置的にはずれ
ない画像得ることも出来、必ずしもランダムシャッタト
リガ方式CCDカメラを用いる必要はない。
方式CCDカメラを用いれば前記検出信号をトリガとし
てその瞬間に画像を取り込むことが出来、精度よい同期
位置で全くずれない画像を得ることが可能となる。但
し、左右端でウィービングを停止する溶接法では開先左
右端で1/30秒以上停止している為に、また低速のウ
ィービング溶接法においても、実質的に位置的にはずれ
ない画像得ることも出来、必ずしもランダムシャッタト
リガ方式CCDカメラを用いる必要はない。
【0017】また、画像処理しやすい鮮明な画像を得る
ため、撮像時期を溶接状況(電流や開先形状)に合わせ
て自動設定するようにする。この時、溶接条件が一定で
あれば、溶接状況に変化がないことから当然撮像時期も
一定で良い。さらに、高精度・高信頼性のある溶接を実
現するためには、より鮮明に画像を得る必要がある。こ
れを実現するため、溶接ワイヤが溶融池に短絡したとき
にその画像を取り込む。これにより、溶接中のアーク光
を除外でき、溶融池のみ写った画像を入力できる。これ
は、溶接中の溶接電圧をモニタして溶接電圧が小さい
時、または、溶接電源側から出て来る短絡信号がONの
時、溶接ワイヤが短絡したものとして、シャッタ動作さ
せて画像を取り込むのがよい。
ため、撮像時期を溶接状況(電流や開先形状)に合わせ
て自動設定するようにする。この時、溶接条件が一定で
あれば、溶接状況に変化がないことから当然撮像時期も
一定で良い。さらに、高精度・高信頼性のある溶接を実
現するためには、より鮮明に画像を得る必要がある。こ
れを実現するため、溶接ワイヤが溶融池に短絡したとき
にその画像を取り込む。これにより、溶接中のアーク光
を除外でき、溶融池のみ写った画像を入力できる。これ
は、溶接中の溶接電圧をモニタして溶接電圧が小さい
時、または、溶接電源側から出て来る短絡信号がONの
時、溶接ワイヤが短絡したものとして、シャッタ動作さ
せて画像を取り込むのがよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。図1は、本発明の実施の一形態を示すウィ
ービング溶接における溶接線倣い装置における制御ブロ
ック図を表したもので、図中1は先端より溶接ワイヤ2
が給送される溶接トーチで、フレキシブルコンジットケ
ーブル21を介して溶接電源が組込まれた溶接機13に
接続されている。そして前記溶接トーチ1はウィーバ機
構15を介して上下動機構16と左右倣い機構17に順
次接続されており、そして前記各機構15〜17の駆動
軸には夫々サーボモータ(不図示)が取り付けられてお
り、サーボモータ制御盤9により回転制御される。Aは
開先を有する母材で、前記開先5上を、溶接方向と直交
する方向に沿ってウィービングしながら溶接アーク3に
より溶融池14を形成しつつ所定の溶接が行われる。
適な実施例を例示的に詳しく説明する。但しこの実施例
に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相
対的配置等は特に特定的な記載がないかぎりは、この発
明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例
にすぎない。図1は、本発明の実施の一形態を示すウィ
ービング溶接における溶接線倣い装置における制御ブロ
ック図を表したもので、図中1は先端より溶接ワイヤ2
が給送される溶接トーチで、フレキシブルコンジットケ
ーブル21を介して溶接電源が組込まれた溶接機13に
接続されている。そして前記溶接トーチ1はウィーバ機
構15を介して上下動機構16と左右倣い機構17に順
次接続されており、そして前記各機構15〜17の駆動
軸には夫々サーボモータ(不図示)が取り付けられてお
り、サーボモータ制御盤9により回転制御される。Aは
開先を有する母材で、前記開先5上を、溶接方向と直交
する方向に沿ってウィービングしながら溶接アーク3に
より溶融池14を形成しつつ所定の溶接が行われる。
【0019】11は全体制御装置で、ウィーバ機構15
に取りつけられたエンコーダ15aやリミットスイッチ
などの位置信号を用いて前記ウィーバ機構15のウィー
ビング軸がウィービングの左右夫々の端側に到達した事
を検知し、該左右端検知信号に基づいて画像処理装置1
0側にCCDカメラ6の撮像トリガを送信する。なお、
図1中、4は溶接ビードを示す。又前記全体制御装置は
溶接機13内の溶接中の溶接電圧等を検知し、前記ウィ
ービング軸の左右端検知信号とともに、前記溶接電圧が
小さい時、または溶接電源側から出て来る短絡信号がO
Nの時を検知し、該短絡検知信号に基づいて画像処理装
置10側にCCDカメラ6の撮像トリガを送信するよう
にしてもよい。6はランダムシャッタトリガ機能付きC
CDカメラで、溶接トーチ1と一体的に移動しながら溶
融池14を含む溶接部位を前記撮像トリガに基づいて撮
像可能に構成されている。
に取りつけられたエンコーダ15aやリミットスイッチ
などの位置信号を用いて前記ウィーバ機構15のウィー
ビング軸がウィービングの左右夫々の端側に到達した事
を検知し、該左右端検知信号に基づいて画像処理装置1
0側にCCDカメラ6の撮像トリガを送信する。なお、
図1中、4は溶接ビードを示す。又前記全体制御装置は
溶接機13内の溶接中の溶接電圧等を検知し、前記ウィ
ービング軸の左右端検知信号とともに、前記溶接電圧が
小さい時、または溶接電源側から出て来る短絡信号がO
Nの時を検知し、該短絡検知信号に基づいて画像処理装
置10側にCCDカメラ6の撮像トリガを送信するよう
にしてもよい。6はランダムシャッタトリガ機能付きC
CDカメラで、溶接トーチ1と一体的に移動しながら溶
融池14を含む溶接部位を前記撮像トリガに基づいて撮
像可能に構成されている。
【0020】7は前記CCDカメラ6の前面に取り付け
られた遮光フィルタである。8は該CCDカメラ6の露
光/測距調整等の光学的制御ととともに画像処理装置1
0を介して取込まれたトリガ信号に基づいてシャッタ開
閉制御を行うカメラ制御盤である。全体制御装置11
は、前記したようにトリガ信号の生成とともに、溶接機
13等より溶接状況を得て監視し、溶接線倣いや、溶接
条件適応制御を自動的に行うものである。画像処理装置
10は、CCDカメラ6より取込んだデジタル信号(ピ
クセル信号)をビデオRAMにビデオ展開した後、後記
するように画像解析して溶接線中心を座標検出する等の
画像解析処理を行うものである。ここで、TVモニタ1
2は、溶接状況を確認するためのモニタ装置であり、必
要に応じ設置される。
られた遮光フィルタである。8は該CCDカメラ6の露
光/測距調整等の光学的制御ととともに画像処理装置1
0を介して取込まれたトリガ信号に基づいてシャッタ開
閉制御を行うカメラ制御盤である。全体制御装置11
は、前記したようにトリガ信号の生成とともに、溶接機
13等より溶接状況を得て監視し、溶接線倣いや、溶接
条件適応制御を自動的に行うものである。画像処理装置
10は、CCDカメラ6より取込んだデジタル信号(ピ
クセル信号)をビデオRAMにビデオ展開した後、後記
するように画像解析して溶接線中心を座標検出する等の
画像解析処理を行うものである。ここで、TVモニタ1
2は、溶接状況を確認するためのモニタ装置であり、必
要に応じ設置される。
【0021】次に本実施例を詳細に説明する。本実施例
に用いる溶接種類としては、ティグ溶接やガスシールド
アーク溶接が考えられ、この溶接を高品位に実施するた
め、溶接トーチ1の上下左右位置制御、電流制御、溶接
速度制御、溶接ワイヤ2供給速度制御、ウィービング速
度制御、ウィービング両端停止時間制御などう行う。こ
れは、従来、作業者が行っていたもので、これを自動制
御化することで、無監視・無人溶接での工数低減及び高
品位な溶接を提供することが出来るものである。
に用いる溶接種類としては、ティグ溶接やガスシールド
アーク溶接が考えられ、この溶接を高品位に実施するた
め、溶接トーチ1の上下左右位置制御、電流制御、溶接
速度制御、溶接ワイヤ2供給速度制御、ウィービング速
度制御、ウィービング両端停止時間制御などう行う。こ
れは、従来、作業者が行っていたもので、これを自動制
御化することで、無監視・無人溶接での工数低減及び高
品位な溶接を提供することが出来るものである。
【0022】即ち、本実施例では、これを自動的に行う
ため、溶接状況の画像を干渉フィルタなどの遮光フィル
タ7により減光し、CCDカメラ6で得たCCD画像
(ピクセル画像)をカメラ制御部8を介して画像入力
し、画像処理装置10により画像解析して図2における
溶接トーチ1の位置、すなわち溶接ワイヤ2のウィービ
ング軸15の左右端位置でのワイヤ2挿入位置ΧWL,Χ
WR、開先の左右端である溶融池左端ΧL 、溶融池右端Χ
R を得て、制御装置11に溶接情報として出力する。
ため、溶接状況の画像を干渉フィルタなどの遮光フィル
タ7により減光し、CCDカメラ6で得たCCD画像
(ピクセル画像)をカメラ制御部8を介して画像入力
し、画像処理装置10により画像解析して図2における
溶接トーチ1の位置、すなわち溶接ワイヤ2のウィービ
ング軸15の左右端位置でのワイヤ2挿入位置ΧWL,Χ
WR、開先の左右端である溶融池左端ΧL 、溶融池右端Χ
R を得て、制御装置11に溶接情報として出力する。
【0023】つまり、溶接部を直視してCCDカメラ6
で撮像し、その溶融池14の形状から開先5の両端と溶
接ワイヤ2の挿入位置を画像処理装置10で画像処理し
て、開先左右端XL ,XR に対する現在の溶接ワイヤ2
の挿入位置XWL,XWRを求め、これらより、 ワイヤ2挿入位置ずれΔX=(XL +XR )/2−(X
WL+XWR)/2 を求めて左右倣い機構17等により溶接線倣いを行う。
左右倣い機構17等の各軸の制御は、サーボモータ制御
盤9(各軸のドライバとアンプの構成)により制御す
る。
で撮像し、その溶融池14の形状から開先5の両端と溶
接ワイヤ2の挿入位置を画像処理装置10で画像処理し
て、開先左右端XL ,XR に対する現在の溶接ワイヤ2
の挿入位置XWL,XWRを求め、これらより、 ワイヤ2挿入位置ずれΔX=(XL +XR )/2−(X
WL+XWR)/2 を求めて左右倣い機構17等により溶接線倣いを行う。
左右倣い機構17等の各軸の制御は、サーボモータ制御
盤9(各軸のドライバとアンプの構成)により制御す
る。
【0024】このとき画像は、溶接ワイヤ2のウィービ
ング軸15Aの左端あるいは、右端で画像を取り込む必
要があるため、ウィービング軸15Aに取り付けられた
エンコーダ15a、あるいはウィービング幅一定の溶接
法なら左右端に取り付けられたリミットスイッチによ
り、左右端を検知し、その瞬間に同期してCCD画像を
取り込めるランダムシャッタトリガ機能付きCCDカメ
ラ6により画像を取り込む。通常のCCDカメラ6では
1/30秒ごとあるいは1/60秒ごとに一定のサイク
ルで同期しており、この同期が合うまで、最大1/30
もしくは1/60秒待って、ずれた画像を撮り込むこと
になる。これを、ランダムに同期するCCDカメラ6に
よればその瞬間に画像を取り込むことが出来、全くずれ
ない画像を得ることが可能となる。
ング軸15Aの左端あるいは、右端で画像を取り込む必
要があるため、ウィービング軸15Aに取り付けられた
エンコーダ15a、あるいはウィービング幅一定の溶接
法なら左右端に取り付けられたリミットスイッチによ
り、左右端を検知し、その瞬間に同期してCCD画像を
取り込めるランダムシャッタトリガ機能付きCCDカメ
ラ6により画像を取り込む。通常のCCDカメラ6では
1/30秒ごとあるいは1/60秒ごとに一定のサイク
ルで同期しており、この同期が合うまで、最大1/30
もしくは1/60秒待って、ずれた画像を撮り込むこと
になる。これを、ランダムに同期するCCDカメラ6に
よればその瞬間に画像を取り込むことが出来、全くずれ
ない画像を得ることが可能となる。
【0025】また、さらに画像処理しやすい鮮明な画像
を得るため、撮像時期を溶接状況(電流や開先形状)に
合わせて自動設定するようにする。但し、この時、溶接
条件が一定であれば当然撮像時期も一定で良い為に、前
記したエンコーダあるいはリミットスイッチよりの検知
信号のみで検知信号としてもよい。
を得るため、撮像時期を溶接状況(電流や開先形状)に
合わせて自動設定するようにする。但し、この時、溶接
条件が一定であれば当然撮像時期も一定で良い為に、前
記したエンコーダあるいはリミットスイッチよりの検知
信号のみで検知信号としてもよい。
【0026】図2においては、溶融池14が鮮明に写る
ように(画像処理しやすい画像として撮像するために)
撮像時期を少し遅くしてCCD画像を取込むように構成
したもので、溶接トーチ1をウィービング制御するウィ
ーバ機構15内のウィービング軸15Aにはエンコーダ
15aが取り付けられており、前記ウィーバ機構15が
ウィービングの左右夫々の端側に到達した際に、前記エ
ンコーダ15aより得た検知信号を遅延回路23により
所定時間遅延させた後、トリガ信号発生器24よりシャ
ッタトリガ信号を発生させシャッタ制御回路25に入力
させるように構成されている。
ように(画像処理しやすい画像として撮像するために)
撮像時期を少し遅くしてCCD画像を取込むように構成
したもので、溶接トーチ1をウィービング制御するウィ
ーバ機構15内のウィービング軸15Aにはエンコーダ
15aが取り付けられており、前記ウィーバ機構15が
ウィービングの左右夫々の端側に到達した際に、前記エ
ンコーダ15aより得た検知信号を遅延回路23により
所定時間遅延させた後、トリガ信号発生器24よりシャ
ッタトリガ信号を発生させシャッタ制御回路25に入力
させるように構成されている。
【0027】又、溶接ワイヤ2のウィービング軸15A
の左端あるいは右端で画像を取り込まなくても溶接線の
倣い制御を行う事が出来る。図3においてはアーク3の
画像を得る為に、エンコーダ15aやリミットスイッチ
によるシャッタトリガ信号発生時期を、前記ウィービン
グ軸15Aのウィービング中央位置で撮像するように設
定し該中央位置でトリガ信号発生器24よりシャッタト
リガ信号を発生させシャッタ制御回路25に入力させて
アーク画像を得るように構成する。
の左端あるいは右端で画像を取り込まなくても溶接線の
倣い制御を行う事が出来る。図3においてはアーク3の
画像を得る為に、エンコーダ15aやリミットスイッチ
によるシャッタトリガ信号発生時期を、前記ウィービン
グ軸15Aのウィービング中央位置で撮像するように設
定し該中央位置でトリガ信号発生器24よりシャッタト
リガ信号を発生させシャッタ制御回路25に入力させて
アーク画像を得るように構成する。
【0028】かかる構成によれば、ウィービング軸15
Aに設置したエンコーダ15aやリミットスイッチの信
号により、ウィービング軸15Aのウィービング中央位
置上におけるCCD画像を撮像し、該画像より、溶接ワ
イヤ2の中央位置での挿入位置XWCが得られる。これ
と、前記中央位置画像若しくは開先左端のCCD画像よ
り溶融池左端位置XLと、又開先右端のCCD画像より
溶融池右端位置XR を夫々求め、前記各検出値より、ワ
イヤ2挿入位置ずれ量ΔXを下記式より求める事が出来
る。 ΔX=(XL +XR )/2−XWC この様に被写体に応じた撮像時期で撮像することで、よ
り鮮明な画像を得ることが可能になる。
Aに設置したエンコーダ15aやリミットスイッチの信
号により、ウィービング軸15Aのウィービング中央位
置上におけるCCD画像を撮像し、該画像より、溶接ワ
イヤ2の中央位置での挿入位置XWCが得られる。これ
と、前記中央位置画像若しくは開先左端のCCD画像よ
り溶融池左端位置XLと、又開先右端のCCD画像より
溶融池右端位置XR を夫々求め、前記各検出値より、ワ
イヤ2挿入位置ずれ量ΔXを下記式より求める事が出来
る。 ΔX=(XL +XR )/2−XWC この様に被写体に応じた撮像時期で撮像することで、よ
り鮮明な画像を得ることが可能になる。
【0029】また、図3においては、狭開先の場合には
一つの画像で溶融池14が開先5の両壁まで届いている
ため、ここで1つの溶融池14からその端を求め、これ
を開先左右端XL,XR として溶接ワイヤ2挿入位置ず
れΔXを求めることが可能である。また、溶接ワイヤ2
の挿入位置の高さYWC(もしくは、YWL,YWR)を求め
ることにより、溶接トーチ1の上下軸16の位置制御が
可能となる。また、溶融池14の形状も前記CCD画像
より求める事が出来るために、該溶融池14の形状に基
づいて電流制御、溶接速度制御、溶接ワイヤ2供給速度
制御を溶接機13を介して行う事が出来、また、ウィー
バ15を介してウィービング速度制御、ウィービング両
端停止時間制御も行う事が出来る。
一つの画像で溶融池14が開先5の両壁まで届いている
ため、ここで1つの溶融池14からその端を求め、これ
を開先左右端XL,XR として溶接ワイヤ2挿入位置ず
れΔXを求めることが可能である。また、溶接ワイヤ2
の挿入位置の高さYWC(もしくは、YWL,YWR)を求め
ることにより、溶接トーチ1の上下軸16の位置制御が
可能となる。また、溶融池14の形状も前記CCD画像
より求める事が出来るために、該溶融池14の形状に基
づいて電流制御、溶接速度制御、溶接ワイヤ2供給速度
制御を溶接機13を介して行う事が出来、また、ウィー
バ15を介してウィービング速度制御、ウィービング両
端停止時間制御も行う事が出来る。
【0030】さらに、高精度・高信頼性のある溶接を実
現するためには、より鮮明に画像を得る必要がある。こ
れを実現するため、溶接ワイヤ2が溶融池14に短絡し
たときにその画像を取り込むように構成する。図4はか
かる構成を示す概略ブロック図で、前記ウイーピング軸
15Aに取り付けたエンコーダ15a若しくはリミット
スイッチより取込んだ前記ウィービング軸15Aの左右
端検知信号と、溶接機13側より取込んだ、前記溶接電
圧が閾値レベル以下になった際の検知信号または溶接電
源側から出て来る短絡信号がONの時を検知回路28に
て検知し、トリガ信号発生器24側で前記短絡検知信号
と左右端検知信号とのアンドを取ってCCDカメラ6の
撮像トリガを発生し、該シャッタトリガ信号によりシャ
ッタ制御回路25を介してCCDカメラ6の撮像時期を
制御するようにしてもよい。
現するためには、より鮮明に画像を得る必要がある。こ
れを実現するため、溶接ワイヤ2が溶融池14に短絡し
たときにその画像を取り込むように構成する。図4はか
かる構成を示す概略ブロック図で、前記ウイーピング軸
15Aに取り付けたエンコーダ15a若しくはリミット
スイッチより取込んだ前記ウィービング軸15Aの左右
端検知信号と、溶接機13側より取込んだ、前記溶接電
圧が閾値レベル以下になった際の検知信号または溶接電
源側から出て来る短絡信号がONの時を検知回路28に
て検知し、トリガ信号発生器24側で前記短絡検知信号
と左右端検知信号とのアンドを取ってCCDカメラ6の
撮像トリガを発生し、該シャッタトリガ信号によりシャ
ッタ制御回路25を介してCCDカメラ6の撮像時期を
制御するようにしてもよい。
【0031】かかる実施例によれば溶接のアーク光3を
除外でき、溶融池14のみ写った画像を入力できる。こ
れは、溶接中の溶接電圧Vをモニタして溶接電圧Vが小
さい時、または、溶接機13から出て来る短絡信号がO
Nの時、溶接ワイヤ2が短絡したものとしてCCDカメ
ラ6のシャッタを作動させてCCD画像を取り込む。
除外でき、溶融池14のみ写った画像を入力できる。こ
れは、溶接中の溶接電圧Vをモニタして溶接電圧Vが小
さい時、または、溶接機13から出て来る短絡信号がO
Nの時、溶接ワイヤ2が短絡したものとしてCCDカメ
ラ6のシャッタを作動させてCCD画像を取り込む。
【0032】図5は請求項5記載の本発明の実施例で、
前記した溶融池14の端から溶接ワイヤ2挿入位置まで
の距離に基づいてウィーバ中心位置の制御のみならず、
ウィービングの幅、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接
条件を制御し、これにより開先幅の変動に対処するよう
にしたものである。
前記した溶融池14の端から溶接ワイヤ2挿入位置まで
の距離に基づいてウィーバ中心位置の制御のみならず、
ウィービングの幅、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接
条件を制御し、これにより開先幅の変動に対処するよう
にしたものである。
【0033】即ち図5は前記全体制御装置内に組込んだ
演算マップ26に基づいて前記制御を行うもので、溶融
池の端から溶接ワイヤ2挿入位置までの距離(ΔΧL,
ΔΧR)をパラメータとして、開先壁までの目的の溶か
し具合を得るために、ウィービングの制御幅とともに、
溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を導き出す演算
マップ26を実験値等より作成した後、前記溶融池14
の端から溶接ワイヤ2挿入位置までの距離(ΔΧL,Δ
ΧR)を、母材厚さ、開先幅、深さその他の溶接条件と
ともに、前記演算マップ26に入力する事により、前記
各入力関数をパラメータとして補正すべきウィービング
の幅、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を得る事
が出来、これらのデータをサーボモ−タ制御盤や溶接機
13にフィードバックして所定の制御を行うものであ
る。これにより開先幅に変動が生じた場合でもこれに対
応して適正な溶接制御条件を得る事が出来る。
演算マップ26に基づいて前記制御を行うもので、溶融
池の端から溶接ワイヤ2挿入位置までの距離(ΔΧL,
ΔΧR)をパラメータとして、開先壁までの目的の溶か
し具合を得るために、ウィービングの制御幅とともに、
溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を導き出す演算
マップ26を実験値等より作成した後、前記溶融池14
の端から溶接ワイヤ2挿入位置までの距離(ΔΧL,Δ
ΧR)を、母材厚さ、開先幅、深さその他の溶接条件と
ともに、前記演算マップ26に入力する事により、前記
各入力関数をパラメータとして補正すべきウィービング
の幅、溶接電流、電圧、溶接速度等の溶接条件を得る事
が出来、これらのデータをサーボモ−タ制御盤や溶接機
13にフィードバックして所定の制御を行うものであ
る。これにより開先幅に変動が生じた場合でもこれに対
応して適正な溶接制御条件を得る事が出来る。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
溶接状況を画像処理して画像倣いや溶接条件の適用制御
をすることが出来るので、無監視運転や無人溶接による
工数低減、及び高品質な溶接を提供できる。
溶接状況を画像処理して画像倣いや溶接条件の適用制御
をすることが出来るので、無監視運転や無人溶接による
工数低減、及び高品質な溶接を提供できる。
【図1】本発明の実施形態を示す溶接装置の概略構成を
示す全体制御ブロック図である。
示す全体制御ブロック図である。
【図2】図1の実施形態に於ける溶接部を、ウィービン
グ軸が左右端に到達した際にCCDカメラによりでモニ
タした概念図。
グ軸が左右端に到達した際にCCDカメラによりでモニ
タした概念図。
【図3】図1の実施形態に於ける溶接部をウィービング
軸が中央でモニタした際にCCDカメラにより撮像した
場合の概念図。
軸が中央でモニタした際にCCDカメラにより撮像した
場合の概念図。
【図4】CCDカメラの撮像時期を設定するシャッタト
リガ信号を生成するためにブロック回路図を示す。
リガ信号を生成するためにブロック回路図を示す。
【図5】図1の全体制御装置内に組込んだ演算マップに
基づいて前記制御を行う要部制御回路である。
基づいて前記制御を行う要部制御回路である。
1 溶接トーチ 2 溶接ワイヤ 3 アーク 4 溶接ビード 5 開先 6 CCDカメラ 7 遮光フィルタ 8 カメラ制御盤 9 サーボモータ制御盤 10 画像処理装置 11 全体制御装置 12 TVモニタ 13 溶接機 14 溶融池 15 ウィーバ機構 16 上下動機構 17 左右倣い機
Claims (4)
- 【請求項1】 ウィービング溶接における溶接線倣い方
法において、 適宜設定された撮像時期に基づいて撮像された溶接部位
のCCD画像(ピクセル画像)を画像解析することによ
り、前記溶接部位の溶融池形状から開先左右端及び溶接
ワイヤ挿入位置を認識し、その開先左右端に対する溶接
ワイヤ挿入位置ずれを演算し、該演算結果に基づいて溶
接トーチのウィービングの中心位置を制御しながら、溶
接線倣いを行う事を特徴とするウィービング溶接におけ
る溶接線倣い方法。 - 【請求項2】 前記溶接トーチのウィービングを行うウ
ィーバがウィービングの左右夫々の端あるいは中央位置
に到達した際に、該ウィービング端の位置情報の検知手
段により検知信号(エンコーダ、リミットスイッチ等)
を発生させ、該検知信号に基づいて前記CCD画像の撮
像時期を決定することを特徴とする請項1記載のウィー
ビング溶接における溶接線倣い方法。 - 【請求項3】 前記溶接トーチのウィービングを行うウ
ィーバがウィービングの左右夫々の端あるいは中央位置
に到達した際に、溶接中の溶接電圧、溶接電流、または
溶接電源側から出て来る短絡信号等を検知し、該検知信
号に基づいて前記CCD画像の撮像時期を決定すること
を特徴とする請求項1記載のウィービング溶接における
溶接線倣い方法。 - 【請求項4】 溶融池の端から溶接ワイヤ挿入位置まで
の距離に基づいて開先壁までの溶かし具合を想定し、溶
融池の端から溶接ワイヤ挿入位置までの距離をパラメー
タとしてウィービングの幅とともに、溶接電流、電圧、
溶接速度等の溶接条件を制御し、これにより開先幅の変
動に対処可能にしたことを特徴とする請求項1記載のウ
ィービング溶接における溶接線倣い方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280796A JPH09295146A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ウィービング溶接における溶接線倣い方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13280796A JPH09295146A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ウィービング溶接における溶接線倣い方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295146A true JPH09295146A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15090047
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13280796A Withdrawn JPH09295146A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | ウィービング溶接における溶接線倣い方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295146A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193277A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | アーク溶接方法およびアーク溶接装置 |
| JP2007185700A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Jfe Koken Corp | 溶接制御方法及び溶接装置 |
| CN104551347A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-29 | 江苏科技大学 | 窄间隙焊缝偏差的红外视觉传感检测方法及装置 |
| CN108112186A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-06-01 | 无锡昌至盛机械制造有限公司 | 焊锡检测一体装置 |
| JP2018187651A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 和正 佐々木 | Mig・mag溶接の撮影と利用のシステム |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13280796A patent/JPH09295146A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005193277A (ja) * | 2004-01-07 | 2005-07-21 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | アーク溶接方法およびアーク溶接装置 |
| JP2007185700A (ja) * | 2006-01-16 | 2007-07-26 | Jfe Koken Corp | 溶接制御方法及び溶接装置 |
| CN104551347A (zh) * | 2014-12-30 | 2015-04-29 | 江苏科技大学 | 窄间隙焊缝偏差的红外视觉传感检测方法及装置 |
| CN104551347B (zh) * | 2014-12-30 | 2016-05-25 | 江苏科技大学 | 窄间隙焊缝偏差的红外视觉传感检测方法及装置 |
| WO2016107408A1 (zh) * | 2014-12-30 | 2016-07-07 | 江苏科技大学 | 窄间隙焊缝偏差的红外视觉传感检测方法及装置 |
| US9889528B2 (en) | 2014-12-30 | 2018-02-13 | Jiangsu University Of Science And Technology | Infrared vision sensing detection method and device for narrow-gap weld seam deviation |
| JP2018187651A (ja) * | 2017-05-09 | 2018-11-29 | 和正 佐々木 | Mig・mag溶接の撮影と利用のシステム |
| CN108112186A (zh) * | 2017-12-14 | 2018-06-01 | 无锡昌至盛机械制造有限公司 | 焊锡检测一体装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3322617B2 (ja) | 溶接中の溶接線倣い方法 | |
| US5040124A (en) | Positional information detecting method in arc welding | |
| JPS6345911B2 (ja) | ||
| WO2023188889A1 (ja) | 自動溶接の溶接制御方法、制御装置、溶接システム、プログラム、および溶接方法 | |
| JP2005081419A (ja) | Tigアーク溶接の自動制御方法 | |
| JPH09295146A (ja) | ウィービング溶接における溶接線倣い方法 | |
| JP2003220471A (ja) | 溶接位置自動倣い制御装置 | |
| JP3463142B2 (ja) | 溶接装置 | |
| JP4186533B2 (ja) | 溶接位置自動倣い制御装置及び自動倣い溶接方法 | |
| JP2004216440A (ja) | レーザ加工機 | |
| JPH10216940A5 (ja) | ||
| JP3174722B2 (ja) | 上向き自動溶接装置 | |
| JP2989384B2 (ja) | アークの状況判断方法 | |
| JP4647914B2 (ja) | アーク溶接方法およびアーク溶接装置 | |
| JP2005334904A (ja) | 自動倣い溶接制御方法及び装置 | |
| JPH05138354A (ja) | 溶接自動倣い装置 | |
| CN118382508A (zh) | 异常判定方法、异常时的处理方法、信息处理装置、焊接系统以及程序 | |
| JP2002205166A (ja) | 溶接状態表示装置 | |
| JP3712572B2 (ja) | プラズマ溶接装置 | |
| JP3051632B2 (ja) | 溶接部材開先倣い制御方法 | |
| JP2540288B2 (ja) | メンブレン自動溶接装置 | |
| JP2003001420A (ja) | 溶接位置自動倣い制御装置 | |
| JP3482615B2 (ja) | 溶接位置自動倣い制御装置 | |
| JP2003033874A (ja) | 溶接自動倣い制御装置 | |
| JP2003048070A (ja) | 溶接自動倣い制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030701 |