JPH09295152A - サブマージアーク溶接装置のノズルチップ - Google Patents
サブマージアーク溶接装置のノズルチップInfo
- Publication number
- JPH09295152A JPH09295152A JP13742696A JP13742696A JPH09295152A JP H09295152 A JPH09295152 A JP H09295152A JP 13742696 A JP13742696 A JP 13742696A JP 13742696 A JP13742696 A JP 13742696A JP H09295152 A JPH09295152 A JP H09295152A
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- welding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サブマージアーク溶接装置における溶接ワイヤ
をチップを通して送給する過程で、ワイヤが上方の送給
機構を通過するときに削られるメッキ滓がチップ内に落
下集積し、これにより目詰まりやアークを発生して溶接
ワイヤの送給が停止するという故障を解消することので
きるチップを提供する。 【解決手段】溶接ワイヤ供給用チップ20における内径
の大きい接続部22内周面に、該接続部内に嵌合する外
径と溶接ワイヤ23の外径が摺動可能に挿通される内径
の導入孔27をもった、滑りやすくかつ耐熱性、絶縁性
のある合成樹脂製リング26を配設して、溶接ワイヤ2
3を前記リング26の導入孔27内へ挿通し、上方から
落下するメッキ滓28をこのリング26上で受け止め
る。
をチップを通して送給する過程で、ワイヤが上方の送給
機構を通過するときに削られるメッキ滓がチップ内に落
下集積し、これにより目詰まりやアークを発生して溶接
ワイヤの送給が停止するという故障を解消することので
きるチップを提供する。 【解決手段】溶接ワイヤ供給用チップ20における内径
の大きい接続部22内周面に、該接続部内に嵌合する外
径と溶接ワイヤ23の外径が摺動可能に挿通される内径
の導入孔27をもった、滑りやすくかつ耐熱性、絶縁性
のある合成樹脂製リング26を配設して、溶接ワイヤ2
3を前記リング26の導入孔27内へ挿通し、上方から
落下するメッキ滓28をこのリング26上で受け止め
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接用開先内に粒
状フラックスを盛り込み、この粒状フラックス中に溶接
ワイヤの先端を挿入してアークを発生させるサブマージ
アーク溶接装置における溶接ワイヤの先端部保持用チッ
プの改良に関するものである。
状フラックスを盛り込み、この粒状フラックス中に溶接
ワイヤの先端を挿入してアークを発生させるサブマージ
アーク溶接装置における溶接ワイヤの先端部保持用チッ
プの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、サブマージアーク溶接装置に
おいては、図4および図5に示すように、装置上方の巻
きドラム(図示せず)から繰り出される長尺の溶接ワイ
ヤ1を、矯正装置2により直線状に矯正してから、モー
タ4により駆動される送給装着3を介して下方へ送り出
し、このワイヤ1の先端を溶接開先5内に盛り込まれた
粒状フラックス6中に挿入するが、粒状フラックス6中
に挿入される溶接ワイヤ1の先端は、送給装着3の下端
に取付けられた溶接電源と接続される案内管7及びこの
案内管7の先端に取付けられたノズル状のチップ8内を
通してから、粒状フラックス6中に挿入される。
おいては、図4および図5に示すように、装置上方の巻
きドラム(図示せず)から繰り出される長尺の溶接ワイ
ヤ1を、矯正装置2により直線状に矯正してから、モー
タ4により駆動される送給装着3を介して下方へ送り出
し、このワイヤ1の先端を溶接開先5内に盛り込まれた
粒状フラックス6中に挿入するが、粒状フラックス6中
に挿入される溶接ワイヤ1の先端は、送給装着3の下端
に取付けられた溶接電源と接続される案内管7及びこの
案内管7の先端に取付けられたノズル状のチップ8内を
通してから、粒状フラックス6中に挿入される。
【0003】また、前記ノズル状チップ8は、図6に示
すように、内側上部に前記案内管7の下端と接続される
内径の大きい雌螺子からなる接続部9が設けられている
と共に、この接続部9の下端に前記接続部9より小径の
溶接ワイヤ案内挿通孔10が開設されていて、前記接続
部9と案内挿通孔10との間はテーパー状傾斜面11に
よって結ばれた形状となっている。
すように、内側上部に前記案内管7の下端と接続される
内径の大きい雌螺子からなる接続部9が設けられている
と共に、この接続部9の下端に前記接続部9より小径の
溶接ワイヤ案内挿通孔10が開設されていて、前記接続
部9と案内挿通孔10との間はテーパー状傾斜面11に
よって結ばれた形状となっている。
【0004】
【発明が解決すべき課題】ところで、従来のサブマージ
アーク溶接装置においては、前記のように溶接ワイヤ1
を、内側上部の接続部9と下端の案内挿通孔10との間
がテーパー状傾斜面11となっているチップ8内を通し
て連続的に送給するので、長時間の経過後に、溶接ワイ
ヤ1の表面に設けた薄い銅メッキの滓12が削られて前
記傾斜面11の上に集積し、この集積したメッキ滓12
により案内挿通孔10に目詰まりが生じて、溶接作業の
途中で溶接ワイヤ1の送給が停止してしまうという故障
が発生する。
アーク溶接装置においては、前記のように溶接ワイヤ1
を、内側上部の接続部9と下端の案内挿通孔10との間
がテーパー状傾斜面11となっているチップ8内を通し
て連続的に送給するので、長時間の経過後に、溶接ワイ
ヤ1の表面に設けた薄い銅メッキの滓12が削られて前
記傾斜面11の上に集積し、この集積したメッキ滓12
により案内挿通孔10に目詰まりが生じて、溶接作業の
途中で溶接ワイヤ1の送給が停止してしまうという故障
が発生する。
【0005】溶接ワイヤ1は、低炭素鋼用心線の表面に
防錆と導電性をもたせるために薄い銅メッキが被覆され
ているが、前記のように溶接ワイヤのメッキ滓12がチ
ップ8内の傾斜面11上に集積するのは、長尺の溶接ワ
イヤ1が前記のような矯正装置2により直線状に矯正さ
れたり、あるいは図4に示すように、送給装着3の凹溝
付き送りローラ3aと加圧ローラ3bとの間に挟着され
て圧着力を受けながら通過することで、溶接ワイヤ1の
表面のメッキ層に連続的な食い込み傷が付けられ、削ら
れたれたメッキ滓が落下して、これが下方のチップ8内
の前記傾斜面11の上に集積するからである。
防錆と導電性をもたせるために薄い銅メッキが被覆され
ているが、前記のように溶接ワイヤのメッキ滓12がチ
ップ8内の傾斜面11上に集積するのは、長尺の溶接ワ
イヤ1が前記のような矯正装置2により直線状に矯正さ
れたり、あるいは図4に示すように、送給装着3の凹溝
付き送りローラ3aと加圧ローラ3bとの間に挟着され
て圧着力を受けながら通過することで、溶接ワイヤ1の
表面のメッキ層に連続的な食い込み傷が付けられ、削ら
れたれたメッキ滓が落下して、これが下方のチップ8内
の前記傾斜面11の上に集積するからである。
【0006】前記のように、チップ8内の前記傾斜面1
1上に溶接ワイヤのメッキ滓12が落下すると、メッキ
滓12は溶接ワイヤ1の通過移動に伴って、傾斜面11
上における溶接ワイヤ1との間の谷部に徐々に引き込ま
れるようにして逐次付着蓄積され、次にこれらのメッキ
滓12が溶接ワイヤ1とチップ8との間の導体となって
チップ内にアークが発生する。また、このようにチップ
内にアークが発生しはじめると、溶接ワイヤ1の送給が
停止されない前であっても、電流、電圧、溶接速度等の
溶接条件が変化して溶接部に欠陥が発生することになる
ので、後にこの溶接欠陥部を手直ししなければならない
ことになる。
1上に溶接ワイヤのメッキ滓12が落下すると、メッキ
滓12は溶接ワイヤ1の通過移動に伴って、傾斜面11
上における溶接ワイヤ1との間の谷部に徐々に引き込ま
れるようにして逐次付着蓄積され、次にこれらのメッキ
滓12が溶接ワイヤ1とチップ8との間の導体となって
チップ内にアークが発生する。また、このようにチップ
内にアークが発生しはじめると、溶接ワイヤ1の送給が
停止されない前であっても、電流、電圧、溶接速度等の
溶接条件が変化して溶接部に欠陥が発生することになる
ので、後にこの溶接欠陥部を手直ししなければならない
ことになる。
【0007】そして前記のように、チップ8内のメッキ
滓12は発生したアークの高熱により溶解してノロ状の
物質に変化するので、このノロ状物質が溶接ワイヤ1と
傾斜面11から案内挿通孔10内壁面にかけての部分と
の間を固形化して目詰まりを生じさせ、最終的に溶接ワ
イヤの送給が完全に停止されることになる。
滓12は発生したアークの高熱により溶解してノロ状の
物質に変化するので、このノロ状物質が溶接ワイヤ1と
傾斜面11から案内挿通孔10内壁面にかけての部分と
の間を固形化して目詰まりを生じさせ、最終的に溶接ワ
イヤの送給が完全に停止されることになる。
【0008】勿論、このようにして一度チップ7内にア
ークが発生すると、そのチップ8は再使用できずに廃棄
され、新品と交換される。そのため従来では、溶接作業
の途中に溶接ワイヤの送給が突然停止し、チップの交換
のために作業を中段しなければならないことが多く、チ
ップの目詰まりが原因となる溶接外観の低下、欠陥部の
発生およびチップの交換頻度が多いことによる作業工数
の増加、作業能率の低下ということが大きな問題とされ
ていた。
ークが発生すると、そのチップ8は再使用できずに廃棄
され、新品と交換される。そのため従来では、溶接作業
の途中に溶接ワイヤの送給が突然停止し、チップの交換
のために作業を中段しなければならないことが多く、チ
ップの目詰まりが原因となる溶接外観の低下、欠陥部の
発生およびチップの交換頻度が多いことによる作業工数
の増加、作業能率の低下ということが大きな問題とされ
ていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のサブマ
ージアーク溶接装置における上記のような問題点を解消
し、溶接ワイヤの先端部を保持するチップ内における溶
接ワイヤのメッキ滓による目詰まりと、この目詰まりに
伴って発生するワイヤの送給停止現象を減少させて、チ
ップの交換頻度を低下させ、作業能率と経済性の向上が
期待できることを目的としたものである。
ージアーク溶接装置における上記のような問題点を解消
し、溶接ワイヤの先端部を保持するチップ内における溶
接ワイヤのメッキ滓による目詰まりと、この目詰まりに
伴って発生するワイヤの送給停止現象を減少させて、チ
ップの交換頻度を低下させ、作業能率と経済性の向上が
期待できることを目的としたものである。
【0010】上記の目的を達成するための手段として、
このサブマージアーク溶接装置のノズルチップについて
の請求項1の発明は、内側上部に内径の大きい接続部
と、前記接続部の下端に該接続部よりも小径の溶接ワイ
ヤ案内挿通孔をもった溶接ワイヤ供給用チップの前記接
続部内に、該接続部内周面に嵌合する外径と前記溶接ワ
イヤの外径が摺動可能に挿通される内径の導入孔をもっ
た、滑りやすくかつ耐熱性、絶縁性のある合成樹脂製リ
ングを配設して、溶接ワイヤを前記リング導入孔内に通
してから案内挿通孔へ導通することを特徴とする。
このサブマージアーク溶接装置のノズルチップについて
の請求項1の発明は、内側上部に内径の大きい接続部
と、前記接続部の下端に該接続部よりも小径の溶接ワイ
ヤ案内挿通孔をもった溶接ワイヤ供給用チップの前記接
続部内に、該接続部内周面に嵌合する外径と前記溶接ワ
イヤの外径が摺動可能に挿通される内径の導入孔をもっ
た、滑りやすくかつ耐熱性、絶縁性のある合成樹脂製リ
ングを配設して、溶接ワイヤを前記リング導入孔内に通
してから案内挿通孔へ導通することを特徴とする。
【0011】また、請求項2の発明は、チップの接続部
内周面に嵌合するリングが四ふっ化エチレン樹脂からな
ることを特徴とする。
内周面に嵌合するリングが四ふっ化エチレン樹脂からな
ることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明に係るサブマージアーク溶
接装置のノズルチップの構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると、図1は本発明に係るノズルチップ20
の長さ方向に沿った縦断面図、図2は図1のA−A線に
おける横断面図であり、このチップ20は銅を素材とし
た金属製筒状体からなっている。
接装置のノズルチップの構成を図面に示す実施例に基づ
いて説明すると、図1は本発明に係るノズルチップ20
の長さ方向に沿った縦断面図、図2は図1のA−A線に
おける横断面図であり、このチップ20は銅を素材とし
た金属製筒状体からなっている。
【0013】また、前記チップ20は、内側上部に上方
の案内管21の下端と接続される内径の大きい雌螺子付
き接続部22が設けられていると共に、この接続部22
の下端に溶接ワイヤ23の下端を保持するための前記接
続部22よりも小径の溶接ワイヤ案内挿通孔24が開設
されており、前記接続部22と案内挿通部24との間が
テーパー状傾斜面25により接続されている。
の案内管21の下端と接続される内径の大きい雌螺子付
き接続部22が設けられていると共に、この接続部22
の下端に溶接ワイヤ23の下端を保持するための前記接
続部22よりも小径の溶接ワイヤ案内挿通孔24が開設
されており、前記接続部22と案内挿通部24との間が
テーパー状傾斜面25により接続されている。
【0014】前記チップ20の前記接続部22内におけ
る傾斜面25の上方には、該接続部22の内周面に嵌合
する大きさの外径と、前記溶接ワイヤ23の外径が摺動
可能に挿通される内径の導入孔27をもった、滑りやす
く耐熱性および絶縁性のある合成樹脂製リング26が嵌
合され、前記溶接ワイヤ23はこのリング26の導入孔
27内を通してから下方の案内挿通孔24へ導通される
ようになっている。
る傾斜面25の上方には、該接続部22の内周面に嵌合
する大きさの外径と、前記溶接ワイヤ23の外径が摺動
可能に挿通される内径の導入孔27をもった、滑りやす
く耐熱性および絶縁性のある合成樹脂製リング26が嵌
合され、前記溶接ワイヤ23はこのリング26の導入孔
27内を通してから下方の案内挿通孔24へ導通される
ようになっている。
【0015】前記リング26は、導入孔27内を通過す
る溶接ワイヤ23の外周面と円滑に摺動してチップ20
の案内挿通孔24内へ送給できるように摩擦係数の小さ
いものであることと、耐熱性および絶縁性、詳細には耐
アーク性のあるものが好ましく、それらの条件から四ふ
っ化エチレン樹脂(テフロン・登録商標)が最適であ
る。またこれ以外ではメラミン樹脂を使用することもで
きる。
る溶接ワイヤ23の外周面と円滑に摺動してチップ20
の案内挿通孔24内へ送給できるように摩擦係数の小さ
いものであることと、耐熱性および絶縁性、詳細には耐
アーク性のあるものが好ましく、それらの条件から四ふ
っ化エチレン樹脂(テフロン・登録商標)が最適であ
る。またこれ以外ではメラミン樹脂を使用することもで
きる。
【0016】
【発明の効果】本発明のノズルチップによれば、前記溶
接ワイヤ23が上方の前記矯正装置2あるいは送給装着
3による圧着力を受けながら通過することで、表面のメ
ッキ層に傷が付けられてメッキ滓28が下方のリング2
6の上に落下しても、メッキ滓28が落下する位置はリ
ング26の水平な平面上であるため、落下する全てのメ
ッキ滓28が溶接ワイヤ23と接触する導入孔27の周
囲だけに集積することなくリング平面上に分散して集積
する。
接ワイヤ23が上方の前記矯正装置2あるいは送給装着
3による圧着力を受けながら通過することで、表面のメ
ッキ層に傷が付けられてメッキ滓28が下方のリング2
6の上に落下しても、メッキ滓28が落下する位置はリ
ング26の水平な平面上であるため、落下する全てのメ
ッキ滓28が溶接ワイヤ23と接触する導入孔27の周
囲だけに集積することなくリング平面上に分散して集積
する。
【0017】また、リング26の導入孔27は溶接ワイ
ヤ23が摺動可能に挿通し得る内径、つまり溶接ワイヤ
23の外周面と導入孔27の内周面とが大きな隙間なく
密着した状態となっているので、導入孔27の周囲に落
下したメッキ滓28は溶接ワイヤ23の移動によっても
導入孔27の内側へ引き込まれることがなく、下方の傾
斜面25の方向に容易に落下するようなことがない。そ
のため、従来のチップのように、上方から落下するメッ
キ滓が傾斜面と溶接ワイヤとの間の谷部に引き込まれて
付着固定するようなことがないから、メッキ滓28は滑
りやすいリング26の平面上に比較的動きやすい状態で
集積されていることになる。
ヤ23が摺動可能に挿通し得る内径、つまり溶接ワイヤ
23の外周面と導入孔27の内周面とが大きな隙間なく
密着した状態となっているので、導入孔27の周囲に落
下したメッキ滓28は溶接ワイヤ23の移動によっても
導入孔27の内側へ引き込まれることがなく、下方の傾
斜面25の方向に容易に落下するようなことがない。そ
のため、従来のチップのように、上方から落下するメッ
キ滓が傾斜面と溶接ワイヤとの間の谷部に引き込まれて
付着固定するようなことがないから、メッキ滓28は滑
りやすいリング26の平面上に比較的動きやすい状態で
集積されていることになる。
【0018】従って、一日の溶接作業を開始する始業
前、および溶接作業を終了した終業時に、案内管21か
らチップ20を取り外して、雌螺子付き接続部22内に
高圧空気を吹き込むことで、簡単にリング26上のメッ
キ滓28を外部に吹き飛ばして除去することができ、そ
の結果、比較的長期間にわたってチップ内にメッキ滓が
溜まらない状態を持続することができて、溶接ワイヤの
メッキ滓によるアークの発生による目詰まり、および目
詰まりによるワイヤの送給停止現象を大幅に減少して作
業能率の大幅な向上を期待することができる。
前、および溶接作業を終了した終業時に、案内管21か
らチップ20を取り外して、雌螺子付き接続部22内に
高圧空気を吹き込むことで、簡単にリング26上のメッ
キ滓28を外部に吹き飛ばして除去することができ、そ
の結果、比較的長期間にわたってチップ内にメッキ滓が
溜まらない状態を持続することができて、溶接ワイヤの
メッキ滓によるアークの発生による目詰まり、および目
詰まりによるワイヤの送給停止現象を大幅に減少して作
業能率の大幅な向上を期待することができる。
【0019】また、チップ内に蓄積されるメッキ滓を除
去しやすい条件をつくることで、チップの寿命を飛躍的
に延ばすことができ、しかもメッキ滓によるアークの発
生に伴う溶接部の欠陥を減少させることができるので、
従来のような溶接欠陥部の手直し作業を大幅に低減する
ことができ、この溶接欠陥部の手直しがないという面で
も作業能率を向上できると共に、チップの消耗量の大幅
な削減による経費の節減を期待することができる。
去しやすい条件をつくることで、チップの寿命を飛躍的
に延ばすことができ、しかもメッキ滓によるアークの発
生に伴う溶接部の欠陥を減少させることができるので、
従来のような溶接欠陥部の手直し作業を大幅に低減する
ことができ、この溶接欠陥部の手直しがないという面で
も作業能率を向上できると共に、チップの消耗量の大幅
な削減による経費の節減を期待することができる。
【0020】チップ消耗量の削減についてみると、従来
では一台の溶接機において平均して一日8本のチップを
消耗していたのに対して、本発明によるチップを使用す
ることにより一日当たり従来の半分の4本に低減するこ
とができ、年間で400万円以上の経費節減を期待でき
ることが判明した。
では一台の溶接機において平均して一日8本のチップを
消耗していたのに対して、本発明によるチップを使用す
ることにより一日当たり従来の半分の4本に低減するこ
とができ、年間で400万円以上の経費節減を期待でき
ることが判明した。
【図1】本発明に係るチップの構成を示す縦断面図。
【図2】図1のA−A線部分における横断面図。
【図3】リングの斜視図。
【図4】従来の溶接装置における溶接ワイヤの送給機構
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図5】図4のB−B線における断面図。
【図6】従来の溶接装置におけるチップの縦断面図。
20:チップ 21:案内管 22:接続部 23:溶接ワイヤ 24:ワイヤ案内挿通孔 25:傾斜面 26:リング 27:導入孔 28:メッキ滓
Claims (2)
- 【請求項1】 内側上部に内径の大きい接続部と、前記
接続部の下端に該接続部よりも小径の溶接ワイヤ案内挿
通孔をもった溶接ワイヤ供給用チップの前記接続部内
に、該接続部内周面に嵌合する外径と前記溶接ワイヤの
外径が摺動可能に挿通される内径の導入孔をもった、滑
りやすくかつ耐熱性、絶縁性のある合成樹脂製リングを
配設して、溶接ワイヤを前記リング導入孔内に通してか
ら案内挿通孔へ導通することを特徴とするサブマージア
ーク溶接装置のノズルチップ。 - 【請求項2】 接続部内周面に嵌合するリングが四ふっ
化エチレン樹脂かさなる請求項1のサブマージアーク溶
接装置のノズルチップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137426A JP3025644B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | サブマージアーク溶接装置のノズルチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8137426A JP3025644B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | サブマージアーク溶接装置のノズルチップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295152A true JPH09295152A (ja) | 1997-11-18 |
| JP3025644B2 JP3025644B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=15198361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8137426A Expired - Fee Related JP3025644B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | サブマージアーク溶接装置のノズルチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3025644B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITCO20090066A1 (it) * | 2009-12-16 | 2011-06-17 | Nuovo Pignone Spa | Torcia per saldatura ad arco immerso e metodo |
| CN109967843A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-07-05 | 内蒙古北方重工业集团有限公司 | 熔化极焊枪快速转换装置 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6109687A (en) | 1998-09-09 | 2000-08-29 | Lifetime Products, Inc. | Nested, independently deployable bench and table apparatus and method |
| USD468139S1 (en) | 2002-01-04 | 2003-01-07 | Lifetime Products, Inc. | Foot portion of a table leg |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8137426A patent/JP3025644B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ITCO20090066A1 (it) * | 2009-12-16 | 2011-06-17 | Nuovo Pignone Spa | Torcia per saldatura ad arco immerso e metodo |
| WO2011073088A1 (en) * | 2009-12-16 | 2011-06-23 | Nuovo Pignone S.P.A. | Submerged arc welding torch, method for performing submerged arc welding and for assembling a submerged arc welding torch and replaceable welding tip |
| CN109967843A (zh) * | 2019-03-15 | 2019-07-05 | 内蒙古北方重工业集团有限公司 | 熔化极焊枪快速转换装置 |
| CN109967843B (zh) * | 2019-03-15 | 2022-02-15 | 内蒙古北方重工业集团有限公司 | 熔化极焊枪快速转换装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3025644B2 (ja) | 2000-03-27 |
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