JPH09295364A - 積層軽量パネル及びその製造方法 - Google Patents

積層軽量パネル及びその製造方法

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JPH09295364A
JPH09295364A JP10936196A JP10936196A JPH09295364A JP H09295364 A JPH09295364 A JP H09295364A JP 10936196 A JP10936196 A JP 10936196A JP 10936196 A JP10936196 A JP 10936196A JP H09295364 A JPH09295364 A JP H09295364A
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JP
Japan
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specific gravity
panel
laminated
low specific
lightweight panel
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JP10936196A
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English (en)
Inventor
Koji Shiraishi
耕司 白石
Yuji Tamura
裕司 田村
Harunori Kominami
晴紀 小南
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、軽量性、剛性に優れ、且つ切断加
工性、ビス納まり性に優れ塗装の必要のない積層軽量パ
ネル及びその製造方法を目的とする。 【解決手段】 本発明は、表面材及び芯材からなる積層
パネルにおいて、芯材が比重換算0.2以下の低比重素
材と比重0.2〜0.7の高密度素材からなり、低比重
素材がパネル端部に露出しない位置に一つまたは複数個
配置されており、高密度素材がこれら低比重素材の廻り
を囲んだ海島構造からなり、さらにパネル全体の比重が
1.0以下であることを特徴とする積層軽量パネル及び
その製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定の素材を芯材
とすることにより、軽量でありながら剛性に優れ、且つ
加工性に優れ所定サイズへの切り出しの容易な積層軽量
パネル及び表面材と低比重素材との間隙にもう一つの芯
材となる硬質ウレタンフォーム原液を注入発泡すること
によりパネルの機械強度を自由に制御することが可能な
積層軽量パネルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、軽量なパネルを作成するため
に、フラッシュ成形のごとくパネルの中間層の一部を空
洞にしたパネルが既に知られている。しかしこのパネル
は、中間部分が空洞のため剛性が低く、また集中荷重に
弱い、音が響く等の問題があり側板の一部に使われるの
が一般的であり、荷重のかかる構造材や天板、床材への
使用はほとんどなされていないのが現状である。
【0003】そこで、最近では中空部分に軽量な樹脂発
泡体やハニカムコアなどの材料を用いて寄せ木細工をし
た後、接着剤を用いてパネルを製造することにより剛性
を高めると共に、重量の増加を押さえ軽量化を達成して
いる。しかし、この様なタイプのパネルは、使用材料を
あらかじめ所定サイズに切断したり曲げ加工を行う等面
倒な前処理を行う必要があるため生産性が著しく悪い、
また木枠に木材を用いるため材料による製品のばらつき
が発生する、ネジ止め等をする場合あらかじめ強度の高
い材料を組み込まねばならない等の制約があり広く普及
するには至っていない。
【0004】また、硬質ウレタンフォーム等を用いて積
層パネルを一体成形する方法もあるが、断熱材に用いら
れる発泡倍率20倍〜30倍(比重0.03〜0.06程度)の
タイプでは強度が低く、釘やビスも効かないため枠材や
補強材を入れる必要があり、生産性を改善することがで
きない。逆に比重の高い硬質ウレタンフォームを使用し
た場合には、パネルの剛性、ビス保持力等機械強度の面
では問題ないものの、重量での優位性を失ってしまうと
いった問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの問
題を排除して、軽量で剛性に優れ、且つ加工性に優れ、
所定のサイズの部材を自由に切り出しできる切断加工
性、釘やビス止めが可能な積層軽量パネル及びその製造
方法を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題点に鑑み種々研究の結果、本発明を完成するに至った
ものである。
【0007】即ち、本発明は、表面材及び芯材からなる
積層パネルにおいて、芯材が比重換算0.2以下の低比
重素材と比重0.2〜0.7の高密度素材からなり、低
比重素材がパネル端部に露出しない位置に一つまたは複
数個配置されており、高密度素材がこれら低比重素材の
廻りを囲んだ海島構造からなり、さらにパネル全体の比
重が1.0以下であることを特徴とする積層軽量パネ
ル、好ましくは表面材が、剛性を有するもので、高密度
素材が硬質ポリウレタンフォームであること、好ましく
は低比重素材が、比重0.03〜0.2の発泡体からな
ること、好ましくは低比重素材が、中空のハニカムコア
からなりその嵩比重が0.2以下であること、好ましく
は硬質ウレタンフォームが、独立気泡タイプであるこ
と、好ましくは表面材の全面積に対し高密度素材の占め
る割合が、10〜80%である積層軽量パネル、さらに
は種々の形状の低比重素材を金型内の表面材にセットす
るか、あるいはあらかじめ低比重素材を設けてなる表面
材を金型内にセットする工程、上下の表面材と低比重素
材との間隙に、高密度素材としての硬質ポリウレタンフ
ォーム材料を注入発泡する工程、必要により得られたパ
ネルから所定サイズの積層軽量パネルを切り出す工程か
らなることを特徴とする積層軽量パネルの製造方法を提
供するものである。
【0008】更に、本発明を詳しく説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の表面材とは、好ましくは
剛性のある板状の面材であれば使用することが可能であ
るが、例えば、鉄、ステンレス、アルミ等の金属系面
材、フェノール積層板、メラミン積層板、FRP板、塩
化ビニル板、アクリル板、オレフィン系面材など繊維強
化品を含めたプラスチック系面材、シナ合板、ポリ合
板、化粧板等の木質系面材をそれぞれ使用することがで
きる。これらが曲面であってもかまわない。その大きさ
は、金型の大きさにもよるが、好ましくは2m×4m程
度のものである
【0010】本発明の低比重素材としては、比重または
比重換算で0.2以下の素材であり、さらに好ましくは
0.05以下の樹脂発泡体、または比重換算で0.1以
下のハニカムコア材が挙げられる。
【0011】本発明の芯材の低比重素材の形状として
は、最終のパネルの必要強度、積層軽量パネルの形状、
例えば三角形、四角形、多角形、円形、楕円形、卵型、
自由形等に合わせて、種々の形状を用いることができ
る。さらに、その配置は、自在であるが、端部に低比重
素材がはみ出さないこと、即ち、表面材の端部から少な
くとも5mm以上、好ましくは10mm以上内側に低比重素
材が配置されるのが好ましい。又、その大きさは、好ま
しくは表面材の全面積の20〜90%程度であり、高密
度素材の海に低比重素材の島が存在する構造である。低
比重素材の厚みは、作られる積層軽量パネルの厚みから
上下表面材の厚みを引いたものである。
【0012】比重0.05以下の樹脂発泡体とは、好ま
しくはその原料を、ポリウレタン樹脂、ポリスチレン樹
脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂等とするも
のが挙げられ、中でもポリスチレン樹脂を用いた発泡体
は、機械強度、コスト面で好ましい。また、ポリウレタ
ン樹脂は、均質なセル状態の発泡体が容易に得られるこ
と、発泡体の密度が広い範囲で容易に設定出来ること、
接着性が良好であり工程を簡略化できる等の理由から特
に好ましい。
【0013】本発明の樹脂発泡体は、密度が0.2g/
cm3以下であることが好ましく、さらに好ましくは
0.05g/cm3以下の密度で圧縮強度が少なくとも
1kg/cm2である。密度が低くなり過ぎると、圧縮
強度が低くなりすぎるため、パネルの曲げ強度,曲げ弾
性率等が低くなるだけでなく、集中荷重に弱く陥没し易
くなる。逆に、低比重素材の密度をO.2g/cm3
り大きくすると本発明の積層軽量パネルの重量が重くな
るだけでなく、コストの観点からも好ましくない。より
好ましくは0.02〜0.05g/cm3である。
【0014】これら樹脂発泡体は、好ましくは接着剤を
介して表面材に固定され、または発泡体の表面材に接触
する面の一部に切り込みを加え、後述の硬質ウレタンフ
ォームの注入時にこの切り込みに高密度素材としての硬
質ウレタンフォーム等を充填させ同時一体成形を行って
も良い。
【0015】又、比重換算で0.1以下のハニカムコア
材は、市販のハニカムコアであればどの様なハニカムコ
アでも使用可能である。これらの例として、ペーパーハ
ニカム、樹脂含浸ペーパーハニカム、メラミン樹脂等に
よる樹脂ハニカム、セラミックハニカム、アルミハニカ
ム樹脂が挙げられる。
【0016】これらハニカムコア材は、好ましくはあら
かじめ接着剤、両面テープで表面材に接着させるかまた
は、ハニカムコアの一部に空隙を空けることにより、高
密度素材としての後述の硬質ウレタンフォームを最外周
に導入し同時一体成形を行っても良い。
【0017】又、芯材に用いられる低比重素材のうちハ
ニカムコアは、セルサイズが5から20mmのもので圧
縮強度が少なくとも1kg/cm2で、密度が比重換算
で0.05〜0.2g/cm3であることが好ましい。
0.05g/cm3より小さいものでは充分な圧縮強度
を発揮できず、集中荷重による陥没を起こす。逆に、低
比重素材の密度をO.2g/cm3より大きくすると本
発明の積層軽量パネルの重量が重くなるだけでなく、コ
ストの観点からも好ましくない。より好ましくは0.0
7〜0.12g/cm3である。
【0018】高密度素材としては、剛性や機械強度に寄
与する比重0.2から0.7のもので、好ましくは硬質
ポリウレタンフォームが加工性、機械的強度の面から好
ましく、さらに、保釘力、ビス保持力が高く比較的軽量
な0.3〜0.5の硬質ウレタンフォームが特に好まし
い。
【0019】本発明の高密度素材として好ましい硬質ポ
リウレタンフォーム層は、成形密度が0.2〜0.7g
/cm3である。これより成形密度が低くなると、フォ
ーム強度が低い為、本発明の積層軽量パネルの曲げ強
度,曲げ弾性率等が低くなるだけでなく、釘やビスネジ
の保持力が低下し金具取付部の強度が不足する。逆に、
フォーム層の成形密度をO.5g/cm3より高くする
と本発明の積層軽量パネルの重量が重くなるだけでな
く、コストの観点からも好ましくない。より好ましくは
0.3〜0.5g/cm3である。
【0020】本発明で芯材に用いられる高密度素材、即
ち硬質ポリウレタンフォーム層の厚みは、表面材の厚み
及び最終的に得られる積層軽量パネルの厚み等を勘案し
決定されるが、好ましくは10〜100mmである。
【0021】硬質ポリウレタンフォームとは、ISOに
よる50%圧縮変形放圧後の厚みの減少が10%以上の
ものであることが好ましい。
【0022】本発明で用いられる硬質ポリウレタンフォ
ームとは、硬質ポリウレタンフォームまたは硬質ウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームを指称するもので
ある。これらは、後述のポリオールコンパウンドとポリ
イソシアネートから得られる。
【0023】又、硬質ウレタンフォームは、主に機械的
強度の点から独立気泡性であることが好ましい。この独
泡率は好ましくは85%以上、特に好ましくは90%以
上である。また、硬質ポリウレタンフォームのセルサイ
ズは特に限定するものではないが、強度及び成形性等の
面より、好ましくはセル径が1〜1000ミクロンが良
い。
【0024】ここにおいて、本発明において使用される
ポリオ−ルコンパウンドとは、主として、ポリオール、
触媒、整泡剤、発泡剤および難燃剤などから構成される
ものを指称する。
【0025】それらのうち、まず、上記ポリオールとし
ては、例えば、少なくとも2個の活性水素原子を有する
化合物に、アルキレンオキサイド付加した構造を有する
ものとか、あるいは、それらの混合物である、それぞ
れ、ポリエーテルポリオール類;多価アルコール類と、
多価カルボン酸類またはラクトン類からなるポリエステ
ルポリオール類;さらには、その両方の結合を有するポ
リエーテルエステルポリオール類などが挙げられる。
【0026】ポリエーテルポリオールとしては、特に代
表的なもののみを例示するにとどめれば、開始剤とし
て、それぞれ、多価アルコール類、多価フェノール類、
またはアミン類などを用い、これらの開始剤に、エチレ
ンオキサイド、プロピレンオキサイドまたはブチレンオ
キサイドの如き、各種のアルキレンオキサイド類を付加
せしめて得られるような形のものである。
【0027】そして、これらのポリエーテルポリオール
に使用される開始剤として特に代表的なもののみを例示
するにとどめれば、まず、多価アルコール類としては、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコールもしくは3メチル−1,5ペンタ
ンジオールの如き、各種の2価のアルコール類をはじ
め、さらには、グリセリン、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオールもしくはトリメチロールエタンの如
き、各種の3価アルコール類;またはペンタエリスリト
ール、ソルビトール、メチルグルコシドもしくは蔗糖の
如き、各種の4価以上のアルコール類などであるし、多
価フェノール類としては、ピロガロールもしくはヒドロ
キノンなどのような種々の化合物などであり、あるい
は、そのほかにも、ビス繊維強化プラスチックAの如
き、各種のビスフェノール類などのような種々の化合物
などである。
【0028】また、多価ポリカルボン酸として特に代表
的なもののみを例示するにとどめれば、コハク酸、シュ
ウ酸もしくはアジピン酸の如き、各種の脂肪族ポリカル
ボン酸類;フタル酸、トリメリット酸もしくはヘット酸
の如き、各種の芳香族ポリカルボン酸類などであるし、
さらに、アミン類として特に代表的なもののみを例示す
るとどめれば、アンモニア、アルキルアミンもしくはア
ニリンの如き、各種のモノアミン類;エチレンジアミ
ン、ジエチレントリアミン、トリレンジアミン、ピペラ
ジン、ジアミノジフェニルメタンもしくはアミノエチル
ピペラジンの如き、各種のポリアミン類;モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モノプロパノールアミン、ジプロパノールアミンも
しくはトリプロパノールアミンの如き、各種のアルカノ
ールアミン類などである。
【0029】ポリエステルポリオールとして特に代表的
なもののみを例示するにとどめれば、グリコール成分と
して、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブ
タンジオール、ヘキサンジオール、ジエチレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール
もしくは3−メチル−1,5−ペンタンジオールの如
き、各種の2価のアルコール類;グリセリン、トリメチ
ロールプロパンもしくはトリメチロールエタンの如き、
各種の3価アルコール類;ペンタエリスリトールの如
き、4価以上の各種の多価アルコール類などを用い、ま
た、カルボン酸成分として、コハク酸、シュウ酸もしく
はアジピン酸の如き、各種の脂肪族ポリカルボン酸類;
フタル酸、トリメリット酸もしくはヘット酸の如き、各
種の芳香族ポリカルボン酸類などを使用して得られるよ
うな形のものが挙げられる。
【0030】ポリエーテルエステルポリオールを調製す
るには、例えば、前述の各種の原料を使用して得られ
る、分子内にエーテル結合およびエステル結合を併せ有
するポリオール類が使用できる。
【0031】これらのうちでも、好ましいものは、脂肪
族系化合物を開始剤として得られる形のポリエーテルポ
リオール類であり、さらに好ましくは、多価アルコール
類またはアミン類を開始剤として得られる形のポリエー
テルポリオール類である。特に好ましいものは、500
(mgKOH/g)以下の水酸基価を持つ、上記の如き
各種のポリエーテルポリオール類である。
【0032】このポリエーテルポリオールを20重量%
以上使用した形のポリオールコンパウンドは、含フッ素
ハロゲン化炭化水素系発泡剤の相溶性に優れるものであ
り、特に好ましいものである。
【0033】発泡剤としては、特に反応型発泡剤である
水と、必要に応じ分子内に少なくとも1個の水素原子を
持った、含フッ素ハロゲン化炭化水素または含フッ素炭
化水素なども使用することが出来るが、かかる含フッ素
(ハロゲン化)炭化水素として特に代表的なもののみを
例示すると、トリフロロメタン、ジフロロメタン、ペン
タフロロエタン、ジフロロエタン、ジクロロモノフロロ
メタン、モノクロロモノフルオロメタン、モノクロロジ
フルオロメタン、ジクロロトリフロロエタン、ジクロロ
フルオロエタン、モノクロロテトラフロロエタン、モノ
クロロジフロロメタンまたはモノクロロジフロロエタン
などを使用することが出来る。
【0034】さらに、メチレンクロライドのような、低
沸点のハロゲン化炭化水素を併用することもまた、可能
である。
【0035】本発明において使用される、前記したポリ
イソシアネートとして特に代表的なもののみを例示する
とどめれば、ヘキサメチレンジイソシアネートの如き、
各種の脂肪族系ポリイソシアネート類;水添ジフェニル
メタンジイソシアネートもしくはイソホロンジイソシア
ネートの如き、各種の脂環式イソシアネート類;トリレ
ンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート(MDI)の如き、各種の芳香族イソシア
ネート類が、さらに、クルードTDI、クルードMD
I、イソシアネート変性プレポリマー類またはイソシア
ヌレート変性プレポリマーなどが挙げられる。
【0036】また、本発明において使用される、前記し
た触媒として特に代表的なもののみを例示するとどめれ
ば、ヘキサメチレンジアミン、ペンタメチルジエチルト
リアミンもしくはイミダゾールの如き、各種のアミン系
触媒類;オクチル酸カリウムもしくはトリアジンの如
き、各種のウレタン変性ポリイソシアヌレート・フォー
ム調製用触媒類;またはジブチルチンジラウレート(D
BTL)の如き、各種の金属触媒類などが挙げられる。
【0037】本発明の積層軽量パネルの厚みは、好まし
くは、10〜100mmである。これより積層軽量パネ
ルの厚みが厚くなると、重量的に重くなるだけでなく、
コスト的にも高いものにつくので好ましくない。これよ
り積層軽量パネルの厚みが薄くなると、強度面や部材の
撓みの面で問題がある。
【0038】本発明の積層軽量パネルの芯材に用いる高
密度素材の占める割合は、、表面材の全面積に対して、
10〜80重量%が好ましく、さらに好ましくは30〜
70重量%である。硬質ウレタンフォームが10%より
少ないものでは、充分な機械強度を発揮することができ
ない。逆に、80%よりも多くなると軽量化が充分でな
くなるだけでなく、コスト面でも効果が低くなり好まし
くない。
【0039】積層軽量パネルの製造方法としては、好ま
しくは30〜70℃に温調した箱体の型内に低比重素材
をあらかじめ型内の表面材上にセット、或いはあらかじ
め別途表面材裏面に低比重素材を接着して金型にセット
して、即ち2枚の表面材と芯材となる低比重素材を求め
る積層軽量パネルの厚みにセットし金型を締めて、もう
一方の表面材とこの表面材との間隙にもう一つの芯材で
ある高密度素材としての硬質ウレタンフォームの原液を
注入、所定倍率に発泡させ、該ポリウレタンフォーム原
料の発泡硬化後、該箱体状成形型から積層軽量パネルを
取り出し、必要により得られた積層軽量パネルから所定
サイズの積層軽量パネルを切り出す工程からなる。これ
により、従来の寄せ木細工で作られたパネルに比べ一部
の材料のみ使用サイズに加工するだけで、硬質ウレタン
フォームの注入により所定の物性を持つ積層軽量パネル
が低コストで得られる。
【0040】次いで必要に応じ所定サイズに切断する。
例えば家具の天板に用いられる場合を例示すれば、好ま
しくはその幅は600〜1200mm、長さは600〜
2400mmである。
【0041】更に切り出した積層軽量パネルの切り出し
端面には、必要に応じ主に美観及び耐久性の観点から、
表面材と同系色に着色した合成樹脂、例えば不飽和ポリ
エステル系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、メ
ラミン系樹脂等からなるモールや塗料を切断切り口発泡
体面(端面)に取付または塗布することも行われる。
【0042】本発明の積層軽量パネルの形状は、曲面、
平面、凹凸面等で、好ましくはパネル状の平面板であ
る。また切り出し形状としては、円形、四角形、長方形
等の一般的な形状から、卵形等の自由形状でも良い。パ
ネル表面は、塗装されていても良いし、模様等の小さい
凹凸があるものでも良い。
【0043】本発明で得られた積層軽量パネルは、金属
系面材でも薄い面材を使用するため、一般の木材と同様
の使い方、例えば、鋸による切断、釘打ち、ビス止め、
穴明け等が出来るので、加工性に優れる。
【0044】又、本発明では、比重の異なる2種類の芯
材を用いることにより従来の製品に比べ機械強度と軽量
性をバランス良く達成したものである。2種類の芯材
は、それぞれパネルの軽量化に寄与する低比重素材と剛
性や機械強度に寄与する高密度素材とからなる。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき説明するが文
中特に断りのない限り、「部」「%」等は重量基準であ
る。
【0046】(実施例1)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に比重0.6、厚み
3.0mmの2枚の木質系合板をセットし、低比重素材
として寸法0.8m×0.8m×14mm、比重0.0
5の硬質ポリウレタンフォームを左右対象に間隙にセッ
トし、硬質ウレタンフォーム原液を注入発泡し、高密度
の硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが14mm、密度
が0.4g/cm3である積層軽量パネル(厚みが20
mm、比重 約0.33)成形品を得た。
【0047】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、ペンタエリスリトールを開始剤に用いた水酸基価4
50の多価アルコール系ポリエーテルポリオール100
部、発泡剤として水0.5部及びモノフルオロエタン1
0部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部
からなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の
組み合わせからなるものである。
【0048】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し軽量パネルとして評価
した。結果を表1に示した。
【0049】(実施例2)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に比重0.6、厚み
3.0mmの2枚の木質系合板をセットし、低比重素材
として寸法0.8m×0.8m×14mm、比重換算
0.10、ハニカムサイズ10mmのペーパーハニカム
を左右対象に間隙にセットし、その間隙に硬質ウレタン
フォーム原液を注入発泡した。これにより硬質ポリウレ
タンフォーム層の厚みが14mm、成形密度0.4g/
cm3であるサンドイッチパネル(厚みが20mm、比
重 約0.35)成形品を得た。
【0050】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、ペンタエリスリトールを開始剤に用いた水酸基価4
50の多価アルコール系ポリエーテルポリオール100
部、発泡剤として水0.5部及びモノフルオロエタン1
0部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部
からなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の
組み合わせからなるものである。
【0051】次にこのサンドイッチパネルを、900×
2400mmの大きさに切り出し軽量パネルとして評価
した。結果を表1に示した。
【0052】(実施例3)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に比重0.6、厚み
3.0mmの2枚の木質系合板をセットし、低比重素材
として直径0.35m厚み14mm、比重0.33の発
泡ポリスチレンを成形型に等間隔に2段6列セットし、
その間隙に硬質ウレタンフォーム原液を注入発泡した。
これにより硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが14m
m、成形密度0.4g/cm3であるサンドイッチパネ
ル(厚みが20mm、比重 約0.35)成形品を得
た。
【0053】この時の硬質ポリウレタンフォーム材料
は、ペンタエリスリトールを開始剤に用いた水酸基価4
50の多価アルコール系ポリエーテルポリオール100
部、発泡剤として水0.5部及びモノフルオロエタン1
0部、更に触媒としてヘキサメチレンジアミン0.5部
からなるポリオールコンパウンドと、クルードの4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)の
組み合わせからなるものである。
【0054】次にこのサンドイッチパネルを、850×
2400mmの大きさで切り出し軽量パネルとして評価
した。結果を表1に示した。
【0055】(比較例1)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に比重0.6、厚み
3.0mmの2枚の木質系合板をセットし、硬質ウレタ
ンフォーム原液を注入発泡し、硬質ポリウレタンフォー
ム層の厚みが14mm、成形密度0.4g/cm3であ
るサンドイッチパネル(厚みが20mm、比重 約0.
46)成形品を得た。
【0056】(比較例2)45℃に温調した1m×2.
5m×20mmの箱体状の成形型に比重0.6、厚み
3.0mmの2枚の木質系合板をセットし、低密度タイ
プ(0.05)の硬質ウレタンフォーム原液を注入発泡
し、硬質ポリウレタンフォーム層の厚みが14mm、成
形密度0.05g/cm3であるサンドイッチパネル
(厚みが20mm、比重 約0.21)成形品を得た。
【0057】(比較例3)低比重素材として寸法0.8
m×0.8m×14mm、比重換算0.10、ハニカム
サイズ10mmのペーパーハニカムを左右対象に置き、
これに合わせ木材を切断し1m×2.5mサイズの枠芯
材を作成し、比重0.6、厚み3.0mmの2枚の木質
系合板を接着剤で張り合わせサンドイッチパネル(厚み
が20mm、比重 約0.45)成形品を得た。
【0058】
【表1】 注)圧縮破壊強度:等分布荷重により測定 集中圧縮破壊強度試験:圧子200φ,圧縮速度100mm/分 ビス保持力:引張速度10mm/分、ヒ゛スサイス゛2.5φmm×L45mm
【0059】以上のことから、本発明の積層軽量パネル
は、従来パネルに比べ軽量かつ剛性が高く、ビス保持力
も高く、所定サイズへの切り出しも容易であることが判
った。
【0060】
【発明の効果】本発明の積層軽量パネルは、特定の低比
重素材と高密度素材としての硬質ウレタンフォームとを
芯材に用いることにより、従来のハニカムコア/木質系
パネルに比べはるかに軽量でかつ剛性の高いビス保持力
に優れる積層軽量パネルを得ることが可能である。さら
に、芯材の加工についても、所定サイズに切断した加工
性の高い低比重素材を、表面材をセットした金型内の所
定の位置に置き、空間部分に高密度素材としての硬質ウ
レタンフォームを注入発泡し簡便に、低コストに色々な
形状を持つ積層軽量パネルを製造することが可能であ
る。従って、家具調度品の材料(机天板、扉材、床材、
壁材)、屋外の掲示ボード、型枠等広く使用できる。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は、本発明の実施例1及び2の表面材に
低比重素材をセットした正面図である。
【図2】第2図は、本発明の実施例3の表面材に低比重
素材をセットした正面図である。
【符号の説明】
1:表面材 2:低比重素材 3:高密度素材の充填予定部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面材及び芯材からなる積層パネルにお
    いて、芯材が比重換算0.2以下の低比重素材と比重
    0.2〜0.7の高密度素材からなり、低比重素材がパ
    ネル端部に露出しない位置に一つまたは複数個配置され
    ており、高密度素材がこれら低比重素材の廻りを囲んだ
    海島構造からなり、さらにパネル全体の比重が1.0以
    下であることを特徴とする積層軽量パネル。
  2. 【請求項2】 表面材が、剛性を有するもので、高密度
    素材が硬質ポリウレタンフォームであることを特徴とす
    る請求項1記載の積層軽量パネル。
  3. 【請求項3】 低比重素材が、比重0.03〜0.2の
    発泡体からなることを特徴とする請求項1、2いずれか
    記載の積層軽量パネル。
  4. 【請求項4】 低比重素材が、中空のハニカムコアから
    なりその嵩比重が0.2以下であることを特徴とする請
    求項1、2いずれか記載の積層軽量パネル。
  5. 【請求項5】 硬質ウレタンフォームが、独立気泡タイ
    プであることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の
    積層軽量パネル。
  6. 【請求項6】 表面材の全面積に対する高密度素材の占
    める割合が、10〜80%であることを特徴とする請求
    項1〜5いずれか記載の積層軽量パネル。
  7. 【請求項7】 種々の形状の低比重素材を金型内の表面
    材にセットするか、あるいはあらかじめ低比重素材を設
    けてなる表面材を金型内にセットする工程、上下の表面
    材と低比重素材との間隙に、高密度素材としての硬質ポ
    リウレタンフォーム材料を注入発泡する工程、必要によ
    り得られたパネルから所定サイズの積層軽量パネルを切
    り出す工程からなることを特徴とする積層軽量パネルの
    製造方法。
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