JPH09295901A - 農薬用効力増強剤組成物及び液状農薬組成物 - Google Patents
農薬用効力増強剤組成物及び液状農薬組成物Info
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- JPH09295901A JPH09295901A JP4533997A JP4533997A JPH09295901A JP H09295901 A JPH09295901 A JP H09295901A JP 4533997 A JP4533997 A JP 4533997A JP 4533997 A JP4533997 A JP 4533997A JP H09295901 A JPH09295901 A JP H09295901A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 農薬原体を高濃度で含有した場合でも溶液安
定性に優れた液状の農薬組成物を提供する。 【解決手段】 (a)水溶性農薬原体、(b)一般式I
の化合物又はその酸塩もしくは4級化物、例えば化合物
、並びに(c)一般式IIの化合物の酸塩、例えば化合
物及び/又は一般式IIIの化合物、例えば化合物を
含む液状農薬組成物。
定性に優れた液状の農薬組成物を提供する。 【解決手段】 (a)水溶性農薬原体、(b)一般式I
の化合物又はその酸塩もしくは4級化物、例えば化合物
、並びに(c)一般式IIの化合物の酸塩、例えば化合
物及び/又は一般式IIIの化合物、例えば化合物を
含む液状農薬組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な農薬用効力
増強剤組成物及び液体農薬組成物に関する。
増強剤組成物及び液体農薬組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】殺虫剤、殺菌剤、除草剤、
殺ダニ剤、植物成長調節剤等の農薬は、様々な形態の剤
型にて使用されており、その一つとして水溶性農薬原体
を用いた液剤が知られている。液剤では、農薬原体の濃
度をできるだけ高くすることが望ましいが、未だこの目
的は充分に達成されていない。
殺ダニ剤、植物成長調節剤等の農薬は、様々な形態の剤
型にて使用されており、その一つとして水溶性農薬原体
を用いた液剤が知られている。液剤では、農薬原体の濃
度をできるだけ高くすることが望ましいが、未だこの目
的は充分に達成されていない。
【0003】また、農薬原体にアルキレンオキサイド付
加したタイプのカチオン系界面活性剤を共に用いること
で農薬原体の効果を増強できることが知られているが、
液剤において高濃度でこれらを配合しようとした場合、
また更にキレート剤や水溶性無機塩類と共に配合しよう
とした場合に、分離、析出等を起こし、均一で安定な液
剤を得ることが困難であった。
加したタイプのカチオン系界面活性剤を共に用いること
で農薬原体の効果を増強できることが知られているが、
液剤において高濃度でこれらを配合しようとした場合、
また更にキレート剤や水溶性無機塩類と共に配合しよう
とした場合に、分離、析出等を起こし、均一で安定な液
剤を得ることが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、農薬原体
と農薬原体に対し優れた効力増強効果を有する特定の界
面活性剤に、更に特定のアミン塩及び/又は第4級アン
モニウム塩を併用することにより、農薬原体を高濃度で
配合でき、しかも溶液安定性に優れた液状の農薬組成物
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
と農薬原体に対し優れた効力増強効果を有する特定の界
面活性剤に、更に特定のアミン塩及び/又は第4級アン
モニウム塩を併用することにより、農薬原体を高濃度で
配合でき、しかも溶液安定性に優れた液状の農薬組成物
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち本発明は、 (a)水溶性農薬原体 (b)下記一般式(I)で表される化合物又はその酸塩
もしくは4級化物
もしくは4級化物
【0006】
【化17】
【0007】〔式中、R1、R2及びR3は、互いに同一又は
相異なってそれぞれ独立に、水素原子、炭素数5〜29の
直鎖もしくは分岐のアルキル又はアルケニル基、式:
相異なってそれぞれ独立に、水素原子、炭素数5〜29の
直鎖もしくは分岐のアルキル又はアルケニル基、式:
【0008】
【化18】
【0009】(式中、R7は、炭素数5〜29の直鎖もしく
は分岐のアルキル又はアルケニル基を表す)で表される
基又は式:
は分岐のアルキル又はアルケニル基を表す)で表される
基又は式:
【0010】
【化19】
【0011】(式中、Raは、炭素数5〜29の直鎖もしく
は分岐のアルキル又はアルケニル基を表し、Rbは、水素
原子又は炭素数1〜30の直鎖もしくは分岐のアルキル又
はアルケニル基を表し、nは1〜6の数である)で表さ
れる基であり、但し、R1、R2及びR3の内の少なくとも1
つは水素原子ではなく、R4及びR4' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
は分岐のアルキル又はアルケニル基を表し、Rbは、水素
原子又は炭素数1〜30の直鎖もしくは分岐のアルキル又
はアルケニル基を表し、nは1〜6の数である)で表さ
れる基であり、但し、R1、R2及びR3の内の少なくとも1
つは水素原子ではなく、R4及びR4' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
【0012】
【化20】
【0013】(式中、R4及びR4' は、それぞれ前記定義
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、R5及びR5' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、R5及びR5' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
【0014】
【化21】
【0015】(式中、R5及びR5' は、それぞれ前記定義
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、R6及びR6' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、R6及びR6' は、両者が水素原子
であるか、又は、一方が水素原子で他方がメチル基又は
エチル基であり、但し、複数の式:
【0016】
【化22】
【0017】(式中、R6及びR6' は、それぞれ前記定義
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、k、l及びmは、互いに同一又
は相異なってそれぞれ独立に、0〜6の数であり、そし
て、p、q及びrは、それぞれ平均値を示し、互いに同
一又は相異なってそれぞれ独立に、1〜30の数であ
る。〕 (c)下記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/
又は下記一般式(III) で表される化合物
の通りである)で表される基は、互いに同一であっても
相異なっていてもよく、k、l及びmは、互いに同一又
は相異なってそれぞれ独立に、0〜6の数であり、そし
て、p、q及びrは、それぞれ平均値を示し、互いに同
一又は相異なってそれぞれ独立に、1〜30の数であ
る。〕 (c)下記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/
又は下記一般式(III) で表される化合物
【0018】
【化23】
【0019】〔式中、 R8:炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖又は環状のアルキル
基又はアルケニル基 R9, R10 :同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素
原子、メチル基又はエチル基である。〕
基又はアルケニル基 R9, R10 :同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素
原子、メチル基又はエチル基である。〕
【0020】
【化24】
【0021】〔式中、 R11 :炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R12 :炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R13, R14:同一でも異なっていてもよく、それぞれ、メ
チル基、エチル基又はベンジル基である。 X-:対陰イオンである。〕 を含むことを特徴とする液状農薬組成物を提供するもの
である。
アルケニル基 R12 :炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R13, R14:同一でも異なっていてもよく、それぞれ、メ
チル基、エチル基又はベンジル基である。 X-:対陰イオンである。〕 を含むことを特徴とする液状農薬組成物を提供するもの
である。
【0022】また、本発明は、上記一般式(I)で表さ
れる化合物又はその酸塩もしくは4級化物(b)と、上
記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/又は下記
一般式(III) で表される化合物とを含有する農薬用効力
増強剤組成物を提供するものである。以下、本発明の各
成分について説明する。
れる化合物又はその酸塩もしくは4級化物(b)と、上
記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/又は下記
一般式(III) で表される化合物とを含有する農薬用効力
増強剤組成物を提供するものである。以下、本発明の各
成分について説明する。
【0023】(a)成分 本発明に用いられる農薬原体は、水溶性のものである。
ここで水溶性の農薬原体とは、原体の溶解度が5%以上
(25℃)であるもの、もしくは一般に製剤が液剤として
市販されているもの(農薬ハンドブック1994年版、日本
植物防疫協会発行参照)をいう。また、農薬原体とは農
薬の有効成分をいう。以下に、本発明の農薬組成物に用
いられる水溶性農薬原体の例を挙げるが、これらに限定
されるものではない。
ここで水溶性の農薬原体とは、原体の溶解度が5%以上
(25℃)であるもの、もしくは一般に製剤が液剤として
市販されているもの(農薬ハンドブック1994年版、日本
植物防疫協会発行参照)をいう。また、農薬原体とは農
薬の有効成分をいう。以下に、本発明の農薬組成物に用
いられる水溶性農薬原体の例を挙げるが、これらに限定
されるものではない。
【0024】殺菌剤としては、アンバム(エチレンビス
ジチオカルバミン酸二アンモニウム)、チアベンダゾー
ル(2−(4−チアゾリル) ベンゾイミダゾール)、イ
ミノクタジン酢酸塩(1,1−イミニオジ(オクタメチレ
ン)ジグアニジウムトリアセテート) 、ジメチリモール
(5−ブチル−2−ジメチルアミノ−6−メチルピリミ
ジン−4−オール)、プロパモカルブ塩酸塩(プロピル
−3−(ジメチルアミノ)プロピルカルバマート塩酸
塩)、ヒドロキシイソキサゾール(3−ヒドロキシ−5
−メチルイソオキサゾール)等が挙げられる。
ジチオカルバミン酸二アンモニウム)、チアベンダゾー
ル(2−(4−チアゾリル) ベンゾイミダゾール)、イ
ミノクタジン酢酸塩(1,1−イミニオジ(オクタメチレ
ン)ジグアニジウムトリアセテート) 、ジメチリモール
(5−ブチル−2−ジメチルアミノ−6−メチルピリミ
ジン−4−オール)、プロパモカルブ塩酸塩(プロピル
−3−(ジメチルアミノ)プロピルカルバマート塩酸
塩)、ヒドロキシイソキサゾール(3−ヒドロキシ−5
−メチルイソオキサゾール)等が挙げられる。
【0025】除草剤としては、ジピリジル系除草剤とし
ては、例えばパラコート(1,1'−ジメチル-4,4'-ビピリ
ジウムジクロライド)、ジクワット(6,7-ジヒドロジピ
リド[1,2-a:2',1'c]ピラジンディウムジブロマイド)等
が挙げられる。ダイアジン系除草剤としては、例えばベ
ンタゾン(3−イソプロピル−2,1,3 −ベンゾ−チアジ
アジノン−(4) −2,2 −ジオキシドナトリウム塩)等が
挙げられる。安息香酸系除草剤としては、例えばMDBA
(ジメチルアミン-3,6- ジクロロ−o−アニセート)、
イマザピル(イソプロピルアンモニウム=(RS)−2−
(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イ
ミダゾリン−2−イル)ニコチナート)等が挙げられ
る。フェノキシ系除草剤としては、例えば 2,4-Dナトリ
ウム塩(ソディウム 2,4- ジクロロフェノキシアセテー
ト)、MCP (2−メチル−4−クロルフェノキシ酢酸ナ
トリウム塩)、MCPP(α−(2−メチル−4−クロロフ
ェノキシ)プロピオン酸カリウム塩)、トリクロピル
(3,5,6 −トリクロロ−2−ピリジルオキシ酢酸トリエ
チルアミン塩)等が挙げられる。有機リン系除草剤とし
ては、例えばグリホセート(N-(ホスホノメチル) グリシ
ン水溶塩)、ビアラホス(ソディウム・ソルト・オブ L
−2−アミノ−4−〔(ヒドロキシ)(メチル)=ホス
フィノイル〕ブチリル−L −アラニル−L −アラニ
ン)、グルホシネート(アンモニウム−DL−ホモアラニ
ン−4−イル(メチル)ホスフィネート)等が挙げられ
る。また脂肪族系除草剤としては、例えばテトラピオン
(2,2,3,3 −テトラフルオルプロピオン酸ナトリウム)
等が挙げられる。
ては、例えばパラコート(1,1'−ジメチル-4,4'-ビピリ
ジウムジクロライド)、ジクワット(6,7-ジヒドロジピ
リド[1,2-a:2',1'c]ピラジンディウムジブロマイド)等
が挙げられる。ダイアジン系除草剤としては、例えばベ
ンタゾン(3−イソプロピル−2,1,3 −ベンゾ−チアジ
アジノン−(4) −2,2 −ジオキシドナトリウム塩)等が
挙げられる。安息香酸系除草剤としては、例えばMDBA
(ジメチルアミン-3,6- ジクロロ−o−アニセート)、
イマザピル(イソプロピルアンモニウム=(RS)−2−
(4−イソプロピル−4−メチル−5−オキソ−2−イ
ミダゾリン−2−イル)ニコチナート)等が挙げられ
る。フェノキシ系除草剤としては、例えば 2,4-Dナトリ
ウム塩(ソディウム 2,4- ジクロロフェノキシアセテー
ト)、MCP (2−メチル−4−クロルフェノキシ酢酸ナ
トリウム塩)、MCPP(α−(2−メチル−4−クロロフ
ェノキシ)プロピオン酸カリウム塩)、トリクロピル
(3,5,6 −トリクロロ−2−ピリジルオキシ酢酸トリエ
チルアミン塩)等が挙げられる。有機リン系除草剤とし
ては、例えばグリホセート(N-(ホスホノメチル) グリシ
ン水溶塩)、ビアラホス(ソディウム・ソルト・オブ L
−2−アミノ−4−〔(ヒドロキシ)(メチル)=ホス
フィノイル〕ブチリル−L −アラニル−L −アラニ
ン)、グルホシネート(アンモニウム−DL−ホモアラニ
ン−4−イル(メチル)ホスフィネート)等が挙げられ
る。また脂肪族系除草剤としては、例えばテトラピオン
(2,2,3,3 −テトラフルオルプロピオン酸ナトリウム)
等が挙げられる。
【0026】更に植物成長調節剤としては、MH(マレイ
ン酸ヒドラジット)、エスレル(2−クロルエチルホス
ホン酸)、UASTA 、ビアラホス等が挙げられる。
ン酸ヒドラジット)、エスレル(2−クロルエチルホス
ホン酸)、UASTA 、ビアラホス等が挙げられる。
【0027】農薬原体としては除草剤が好ましく、前記
した除草剤のうち、特に有機リン系除草剤、中でもビア
ラホス(ソディウム・ソルト・オブ L−2−アミノ−
4−〔(ヒドロキシ)(メチル)=ホスフィノイル〕ブ
チリル−L−アラニル−L−アラニン)、グルホシネー
ト(アンモニウム−DL−ホモアラニン−4−イル(メ
チル)ホスフィネート)又はグリホセート(N−(ホス
ホノメチル)グリシン水溶塩)が好ましい。
した除草剤のうち、特に有機リン系除草剤、中でもビア
ラホス(ソディウム・ソルト・オブ L−2−アミノ−
4−〔(ヒドロキシ)(メチル)=ホスフィノイル〕ブ
チリル−L−アラニル−L−アラニン)、グルホシネー
ト(アンモニウム−DL−ホモアラニン−4−イル(メ
チル)ホスフィネート)又はグリホセート(N−(ホス
ホノメチル)グリシン水溶塩)が好ましい。
【0028】更に、本発明の農薬組成物には上記以外の
植物成長調節剤、肥料、防腐剤等の1種以上を混合して
用いることもできる。
植物成長調節剤、肥料、防腐剤等の1種以上を混合して
用いることもできる。
【0029】本発明の農薬組成物の農薬原体濃度はその
種類により異なるが、通常、農薬原体を25〜85重量%含
有する。更に農薬原体濃度は35〜65重量%が好ましい。
種類により異なるが、通常、農薬原体を25〜85重量%含
有する。更に農薬原体濃度は35〜65重量%が好ましい。
【0030】(b)成分 本発明では前記一般式(I)で表される化合物又はその
酸塩もしくは4級化物からなる界面活性剤が用いられ、
この界面活性剤は、優れた農薬の効力増強効果を示す。
本発明に係わる一般式(I)の化合物は、エステル型で
あれば、例えば、トリエタノールアミンに脂肪酸を反応
させてエステル化し、更にアルキレンオキシドを付加さ
せることにより得られる。また、例えば適当な油脂とト
リエタノールアミンを任意の比率で混合し、エステル交
換反応を行ないつつアルキレンオキシドを付加すること
により得られる。本反応において、油脂とアミンの混合
比を操作することにより、アミン骨格当りのアルキル鎖
数を調整することができる。
酸塩もしくは4級化物からなる界面活性剤が用いられ、
この界面活性剤は、優れた農薬の効力増強効果を示す。
本発明に係わる一般式(I)の化合物は、エステル型で
あれば、例えば、トリエタノールアミンに脂肪酸を反応
させてエステル化し、更にアルキレンオキシドを付加さ
せることにより得られる。また、例えば適当な油脂とト
リエタノールアミンを任意の比率で混合し、エステル交
換反応を行ないつつアルキレンオキシドを付加すること
により得られる。本反応において、油脂とアミンの混合
比を操作することにより、アミン骨格当りのアルキル鎖
数を調整することができる。
【0031】また、一般式(I)で表される化合物のう
ち、アルキルエーテル型のものであれば、例えば、ドデ
カノール等のアルコールにアルキレンオキシドを付加し
た水酸基末端のハロゲン化を経てエタノールアミン等で
アミノ化した後、更にアルキレンオキシドを付加するこ
とにより得られる。
ち、アルキルエーテル型のものであれば、例えば、ドデ
カノール等のアルコールにアルキレンオキシドを付加し
た水酸基末端のハロゲン化を経てエタノールアミン等で
アミノ化した後、更にアルキレンオキシドを付加するこ
とにより得られる。
【0032】更に、一般式(I)で表される化合物のう
ち、モノアルキルアミドエーテル型のものであれば、例
えば、トリイソプロパノールアミン等のアミノアルコー
ルにアルキレンオキシドを付加した水酸基末端の一部を
例えばモノクロロ酢酸ナトリウム等でカルボキシメチル
化し、そのカルボキシル基をオクタデシルアミン等のア
ミンでアミド化することにより得られる。勿論本発明に
係わる一般式(I)の化合物の製造方法はこれらに限定
されるものではない。
ち、モノアルキルアミドエーテル型のものであれば、例
えば、トリイソプロパノールアミン等のアミノアルコー
ルにアルキレンオキシドを付加した水酸基末端の一部を
例えばモノクロロ酢酸ナトリウム等でカルボキシメチル
化し、そのカルボキシル基をオクタデシルアミン等のア
ミンでアミド化することにより得られる。勿論本発明に
係わる一般式(I)の化合物の製造方法はこれらに限定
されるものではない。
【0033】また、一般式(I)で表される化合物の酸
塩としては、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸又は酢酸等
の有機酸による酸塩が挙げられ、また4級化物としては
メチルクロライド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ベン
ジルクロライド等により4級化されたものが挙げられ
る。
塩としては、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸又は酢酸等
の有機酸による酸塩が挙げられ、また4級化物としては
メチルクロライド、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、ベン
ジルクロライド等により4級化されたものが挙げられ
る。
【0034】本発明に係る一般式(I)の化合物として
は、R4, R4', R5, R5', R6, R6' が何れも水素である化
合物、或いはR4, R4', R5, R5', R6, R6' が何れも水素
とメチル基の混合である化合物が好ましい。また、一般
式(I)中のR1, R7としては、それぞれ好ましくは炭素
数7〜25、特に好ましくは炭素数7〜21の直鎖もしくは
分岐アルキル基又はアルケニル基であり、p,q,rは
同一又は異なって、それぞれ平均で1〜20の正数が好ま
しく、更に好ましくは1〜10の正数である。
は、R4, R4', R5, R5', R6, R6' が何れも水素である化
合物、或いはR4, R4', R5, R5', R6, R6' が何れも水素
とメチル基の混合である化合物が好ましい。また、一般
式(I)中のR1, R7としては、それぞれ好ましくは炭素
数7〜25、特に好ましくは炭素数7〜21の直鎖もしくは
分岐アルキル基又はアルケニル基であり、p,q,rは
同一又は異なって、それぞれ平均で1〜20の正数が好ま
しく、更に好ましくは1〜10の正数である。
【0035】(c)成分 本発明では、上記した(a)成分及び(b)成分、又は
上記(b)成分に、更に前記一般式(II)で表される化
合物の酸塩及び/又は下記一般式(III) で表される化合
物が配合される。一般式(II)で表される化合物の酸塩
を配合することにより、農薬原体の高濃度化が達成され
る。一般式(II)において、R8は好ましくは炭素数6〜
18、特に好ましくは6〜14のアルキル基又はアルケニル
基又はシクロヘキシル基である。また、R9,R10 はそれ
ぞれ水素原子又はメチル基であることが好ましい。一般
式(II)で表されるアミン化合物は、取り扱いの面等か
ら酸塩として配合される。酸塩はアミン化合物を塩酸、
硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸又は酢酸、アルキルリン
酸、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸等の
有機酸で処理したものが用いられる。
上記(b)成分に、更に前記一般式(II)で表される化
合物の酸塩及び/又は下記一般式(III) で表される化合
物が配合される。一般式(II)で表される化合物の酸塩
を配合することにより、農薬原体の高濃度化が達成され
る。一般式(II)において、R8は好ましくは炭素数6〜
18、特に好ましくは6〜14のアルキル基又はアルケニル
基又はシクロヘキシル基である。また、R9,R10 はそれ
ぞれ水素原子又はメチル基であることが好ましい。一般
式(II)で表されるアミン化合物は、取り扱いの面等か
ら酸塩として配合される。酸塩はアミン化合物を塩酸、
硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸又は酢酸、アルキルリン
酸、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルリン酸等の
有機酸で処理したものが用いられる。
【0036】また、上記一般式(III) において、R11 が
炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R
12 が炭素数1のアルキル基又は炭素数6〜18のアルキ
ル基又はアルケニル基である化合物が好ましく、更にR
13 、R14 がそれぞれメチル基である化合物が特に好ま
しい。一般式(III) 中の対イオン X- としては、例えば
Cl, Br, I 等のハロゲン、アルキル硫酸エステル、脂肪
酸、アルキルリン酸エステル、アルキルリン酸、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテルリン酸等が挙げられ
る。
炭素数6〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R
12 が炭素数1のアルキル基又は炭素数6〜18のアルキ
ル基又はアルケニル基である化合物が好ましく、更にR
13 、R14 がそれぞれメチル基である化合物が特に好ま
しい。一般式(III) 中の対イオン X- としては、例えば
Cl, Br, I 等のハロゲン、アルキル硫酸エステル、脂肪
酸、アルキルリン酸エステル、アルキルリン酸、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテルリン酸等が挙げられ
る。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の液状農薬組成物は、通
常、上記した(a)〜(c)成分を水に溶解させること
により得られる。つまり、本発明の農薬組成物は、「水
性液状」の形態にある。ここで、「水性液状」という用
語は、水系流体を意味する。より具体的には、透明な水
溶液のみならず、乳化物や濁っているもの等でも、分離
及び沈殿が見られず、且つ、流動性が保持されている限
りは、本発明における「水性液状」の概念に包含され
る。
常、上記した(a)〜(c)成分を水に溶解させること
により得られる。つまり、本発明の農薬組成物は、「水
性液状」の形態にある。ここで、「水性液状」という用
語は、水系流体を意味する。より具体的には、透明な水
溶液のみならず、乳化物や濁っているもの等でも、分離
及び沈殿が見られず、且つ、流動性が保持されている限
りは、本発明における「水性液状」の概念に包含され
る。
【0038】本発明における各成分の配合量は例えば下
記の通りであるが、本発明では特に(a)成分の農薬原
体の濃度を、従来、それぞれの農薬原体が液状農薬組成
物において用いられている濃度よりも高くすることが可
能となる。また、無機塩類を配合する場合もその量を従
来よりも多くすることが可能である。 ・(a)成分 25〜85重量%、好ましくは35〜65重量
% ・(b)成分 0.35〜30重量%、好ましくは 0.7〜20重
量% ・(c)成分 (b)成分との重量比で(b)/(c)
=9/1〜1/9、好ましくは8/2〜2/8 ・ 水 残部 このように、本発明によれば、(a)成分の濃度を、従
来の液状農薬組成物のそれに比べて高くすることが可能
である。また、当該農薬組成物がキレート剤及び/又は
水溶性無機塩をも含む場合においても、農薬の濃度と、
キレート剤及び/又は水溶性無機塩の濃度を、従来の液
状農薬組成物のそれらに比べて高くすることが可能であ
る。本発明の水性液状農薬組成物が、そのような高濃度
で前記農薬等を含有する場合でも、それは安定である。
但し、本発明に係る水性液状農薬組成物の概念には、そ
のまま農作物に適用することが可能な、農薬濃度が低い
農薬組成物も包含される。
記の通りであるが、本発明では特に(a)成分の農薬原
体の濃度を、従来、それぞれの農薬原体が液状農薬組成
物において用いられている濃度よりも高くすることが可
能となる。また、無機塩類を配合する場合もその量を従
来よりも多くすることが可能である。 ・(a)成分 25〜85重量%、好ましくは35〜65重量
% ・(b)成分 0.35〜30重量%、好ましくは 0.7〜20重
量% ・(c)成分 (b)成分との重量比で(b)/(c)
=9/1〜1/9、好ましくは8/2〜2/8 ・ 水 残部 このように、本発明によれば、(a)成分の濃度を、従
来の液状農薬組成物のそれに比べて高くすることが可能
である。また、当該農薬組成物がキレート剤及び/又は
水溶性無機塩をも含む場合においても、農薬の濃度と、
キレート剤及び/又は水溶性無機塩の濃度を、従来の液
状農薬組成物のそれらに比べて高くすることが可能であ
る。本発明の水性液状農薬組成物が、そのような高濃度
で前記農薬等を含有する場合でも、それは安定である。
但し、本発明に係る水性液状農薬組成物の概念には、そ
のまま農作物に適用することが可能な、農薬濃度が低い
農薬組成物も包含される。
【0039】また、本発明の農薬用効力増強剤組成物は
上記(b)及び(c)成分を含有するものであり、この
場合も(b)/(c)重量比は、(b)/(c)=9/
1〜1/9が好ましく、特に好ましくは8/2〜2/8
であり、(b)成分と(c)成分の他に、水や任意成分
を含有することもできる。
上記(b)及び(c)成分を含有するものであり、この
場合も(b)/(c)重量比は、(b)/(c)=9/
1〜1/9が好ましく、特に好ましくは8/2〜2/8
であり、(b)成分と(c)成分の他に、水や任意成分
を含有することもできる。
【0040】また、本発明の液体農薬組成物もしくは農
薬用効力増強剤組成物の何れにおいても、(b)成分の
一般式(I)で表される界面活性剤以外の他の界面活性
剤を併用することができる。併用できる界面活性剤とし
ては、例えば非イオン界面活性剤を用いることができ
る。
薬用効力増強剤組成物の何れにおいても、(b)成分の
一般式(I)で表される界面活性剤以外の他の界面活性
剤を併用することができる。併用できる界面活性剤とし
ては、例えば非イオン界面活性剤を用いることができ
る。
【0041】非イオン界面活性剤としては、ポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシアル
キレンアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルソルビトー
ルエステル、ポリオキシアルキレンソルビタンエステ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルグリセロールエステ
ル、ポリオキシアルキレンブロック共重合体、ポリオキ
シアルキレンブロック共重合体アルキルグリセロールエ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルスルホンアミ
ド、ポリオキシアルキレンロジンエステル、ポリオキシ
プロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノー
ル、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシド、ポ
リオキシアルキレンアルキルポリグリコシドなど、及び
これらのうちの2種以上の混合物などが挙げられる。
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
ールエーテルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシアル
キレンアリールエーテル、ポリオキシアルキレンアルキ
ルエステル、ポリオキシアルキレンアルキルソルビトー
ルエステル、ポリオキシアルキレンソルビタンエステ
ル、ポリオキシアルキレンアルキルグリセロールエステ
ル、ポリオキシアルキレンブロック共重合体、ポリオキ
シアルキレンブロック共重合体アルキルグリセロールエ
ステル、ポリオキシアルキレンアルキルスルホンアミ
ド、ポリオキシアルキレンロジンエステル、ポリオキシ
プロピレンブロック共重合体、ポリオキシエチレンオレ
イルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノー
ル、アルキルグリコシド、アルキルポリグリコシド、ポ
リオキシアルキレンアルキルポリグリコシドなど、及び
これらのうちの2種以上の混合物などが挙げられる。
【0042】これらの非イオン界面活性剤を併用する場
合、一般式(I)の界面活性剤との好ましい併用割合
は、〔一般式(I)の界面活性剤〕/〔非イオン界面活
性剤〕= 9.1/0.9 〜 0.9/9.1 (重量比)であり、更
に好ましくは 8.0/2.0 〜2.0/8.0 である。
合、一般式(I)の界面活性剤との好ましい併用割合
は、〔一般式(I)の界面活性剤〕/〔非イオン界面活
性剤〕= 9.1/0.9 〜 0.9/9.1 (重量比)であり、更
に好ましくは 8.0/2.0 〜2.0/8.0 である。
【0043】また、本発明の液状農薬組成物には、更に
水溶性無機塩類及び/又はキレート剤を配合することに
より、農薬の効力を一層増強することができる。水溶性
無機塩類としては、例えば硫酸アンモニウム、硝酸アン
モニウム、リン酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、スルファミン酸アンモニウム
等の無機アンモニウム塩、リン酸水素カリウム、リン酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。好ま
しくは無機アンモニウム塩が挙げられる。水溶性無機塩
類は、組成物中に2〜25重量%、好ましくは5〜20重量
%配合される。本発明の農薬組成物は、先に述べた通
り、キレート剤及び/又は水溶性無機塩のを従来に比べ
て高濃度で配合した場合も安定である。
水溶性無機塩類及び/又はキレート剤を配合することに
より、農薬の効力を一層増強することができる。水溶性
無機塩類としては、例えば硫酸アンモニウム、硝酸アン
モニウム、リン酸アンモニウム、チオシアン酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、スルファミン酸アンモニウム
等の無機アンモニウム塩、リン酸水素カリウム、リン酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム等が挙げられる。好ま
しくは無機アンモニウム塩が挙げられる。水溶性無機塩
類は、組成物中に2〜25重量%、好ましくは5〜20重量
%配合される。本発明の農薬組成物は、先に述べた通
り、キレート剤及び/又は水溶性無機塩のを従来に比べ
て高濃度で配合した場合も安定である。
【0044】なお、本発明の農薬用効力増強剤組成物に
水溶性無機塩類及び/又はキレート剤を配合することも
できる。この場合、水溶性無機塩類及び/又はキレート
剤は農薬用効力増強剤組成物中に2〜40重量%、好まし
くは5〜30重量%配合される。(b)成分、水溶性無機
塩及びキレート剤のそれぞれは、農薬の効力を増強させ
得る。(c)成分は、水溶性農薬(a)、(b)成分、
任意の水溶性無機塩及びキレート剤が存在する系の安定
性の向上に寄与する。
水溶性無機塩類及び/又はキレート剤を配合することも
できる。この場合、水溶性無機塩類及び/又はキレート
剤は農薬用効力増強剤組成物中に2〜40重量%、好まし
くは5〜30重量%配合される。(b)成分、水溶性無機
塩及びキレート剤のそれぞれは、農薬の効力を増強させ
得る。(c)成分は、水溶性農薬(a)、(b)成分、
任意の水溶性無機塩及びキレート剤が存在する系の安定
性の向上に寄与する。
【0045】本発明に用いられるキレート剤は、金属イ
オンをキレートする能力を有するものであれば特に制限
されない。本発明に用いられるキレートの例としては、
アミノポリカルボン酸系キレート剤、芳香族及び脂肪族
カルボン酸系キレート剤、アミノ酸系キレート剤、エー
テルポリカルボン酸系キレート剤、イミノジメチルホス
ホン酸(IDP)、アルキルジホスホン酸(ADPA)
等のホスホン酸系キレート剤、ヒドロキシカルボン酸系
キレート剤、リン酸系キレート剤、高分子電解質(オリ
ゴマー電解質を含む)系キレート剤およびジメチルグリ
オキシム(DG)が挙げられる。これらのキレート剤
は、それぞれフリーの酸型であっても、ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩等の塩の形であってもよ
い。替わりに、それらは、加水分解可能なそれらのエス
テル誘導体の形であってもよい。キレート剤は農薬組成
物中の一般式(I)で表される化合物の総量1モルに対
し、0.05〜15倍モルの割合で配合される。
オンをキレートする能力を有するものであれば特に制限
されない。本発明に用いられるキレートの例としては、
アミノポリカルボン酸系キレート剤、芳香族及び脂肪族
カルボン酸系キレート剤、アミノ酸系キレート剤、エー
テルポリカルボン酸系キレート剤、イミノジメチルホス
ホン酸(IDP)、アルキルジホスホン酸(ADPA)
等のホスホン酸系キレート剤、ヒドロキシカルボン酸系
キレート剤、リン酸系キレート剤、高分子電解質(オリ
ゴマー電解質を含む)系キレート剤およびジメチルグリ
オキシム(DG)が挙げられる。これらのキレート剤
は、それぞれフリーの酸型であっても、ナトリウム塩、
カリウム塩、アンモニウム塩等の塩の形であってもよ
い。替わりに、それらは、加水分解可能なそれらのエス
テル誘導体の形であってもよい。キレート剤は農薬組成
物中の一般式(I)で表される化合物の総量1モルに対
し、0.05〜15倍モルの割合で配合される。
【0046】アミノポリカルボン酸系キレート剤の具体
例としては、 a) 化学式 RNY2で表される化合物、 b) 化学式 NY3 で表される化合物、 c) 化学式 R−NY−CH2CH2−NY−Rで表さ
れる化合物、 d) 化学式 R−NY−CH2CH2−NY2で表され
る化合物、 e) 化学式 Y2N−R’−NY2で表される化合物、
及び、 f) e)の化合物に類似する化合物で、Yを4以上含
む化合物、例えば式:
例としては、 a) 化学式 RNY2で表される化合物、 b) 化学式 NY3 で表される化合物、 c) 化学式 R−NY−CH2CH2−NY−Rで表さ
れる化合物、 d) 化学式 R−NY−CH2CH2−NY2で表され
る化合物、 e) 化学式 Y2N−R’−NY2で表される化合物、
及び、 f) e)の化合物に類似する化合物で、Yを4以上含
む化合物、例えば式:
【0047】
【化25】
【0048】で表される化合物が挙げられる。
【0049】上記式中、Yは−CH2COOH又は−C
H2CH2COOHを表し、Rは、水素原子、アルキル
基、水酸基、ヒドロキシアルキル基といったこの種の公
知のキレート剤を構成する基を表し、R’は、アルキレ
ン基、シクロアルキレン基といったこの種の公知のキレ
ート剤を構成する基を表す。
H2CH2COOHを表し、Rは、水素原子、アルキル
基、水酸基、ヒドロキシアルキル基といったこの種の公
知のキレート剤を構成する基を表し、R’は、アルキレ
ン基、シクロアルキレン基といったこの種の公知のキレ
ート剤を構成する基を表す。
【0050】アミノポリカルボン酸系キレート剤の代表
例としては、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDT
A)、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸(CDT
A)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、イミノジ酢酸(I
DA)、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸
(HIMDA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(D
TPA)、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジア
ミントリ酢酸(EDTA−OH)及びグリコールエーテ
ルジアミンテトラ酢酸(GEDTA)、並びにこれらの
塩類が挙げられる。
例としては、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDT
A)、シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸(CDT
A)、ニトリロトリ酢酸(NTA)、イミノジ酢酸(I
DA)、N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジ酢酸
(HIMDA)、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(D
TPA)、N−(2−ヒドロキシエチル)エチレンジア
ミントリ酢酸(EDTA−OH)及びグリコールエーテ
ルジアミンテトラ酢酸(GEDTA)、並びにこれらの
塩類が挙げられる。
【0051】本発明で使用される芳香族及び脂肪族カル
ボン酸系キレート剤の例としては、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン酸、イタコン
酸、アコニット酸、ピルビン酸、サリチル酸、アセチル
サリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、アミノ安息香酸(ア
ントラニル酸を含む)、フタル酸、トリメリット酸及び
没食子酸、並びにこれらの塩類、メチルエステル類及び
エチルエステル類が挙げられる。また、本発明で使用さ
れるアミノ酸系キレート剤の例としては、グリシン、セ
リン、アラニン、リジン、シスチン、システイン、エチ
オニン、チロシン、メチオニン及びこれらの塩類及び誘
導体が挙げられる。
ボン酸系キレート剤の例としては、シュウ酸、マロン
酸、コハク酸、グルタール酸、アジピン酸、イタコン
酸、アコニット酸、ピルビン酸、サリチル酸、アセチル
サリチル酸、ヒドロキシ安息香酸、アミノ安息香酸(ア
ントラニル酸を含む)、フタル酸、トリメリット酸及び
没食子酸、並びにこれらの塩類、メチルエステル類及び
エチルエステル類が挙げられる。また、本発明で使用さ
れるアミノ酸系キレート剤の例としては、グリシン、セ
リン、アラニン、リジン、シスチン、システイン、エチ
オニン、チロシン、メチオニン及びこれらの塩類及び誘
導体が挙げられる。
【0052】更に、本発明に使用されるエーテルポリカ
ルボン酸系キレート剤の例としては、ジグリコール酸、
次式で表される化合物、その類似化合物及びその塩(例
えばナトリウム塩)類が挙げられる:
ルボン酸系キレート剤の例としては、ジグリコール酸、
次式で表される化合物、その類似化合物及びその塩(例
えばナトリウム塩)類が挙げられる:
【0053】
【化26】
【0054】式中、Y1は、水素原子、−CH2COOH
または−COOHを表し、Z1は、水素原子、−CH2C
OOHまたは
または−COOHを表し、Z1は、水素原子、−CH2C
OOHまたは
【0055】
【化27】
【0056】を表す。
【0057】本発明で使用されるヒドロキシカルボン酸
系キレート剤の例としては、リンゴ酸、クエン酸、グリ
コール酸、グルコン酸、ヘプトン酸、酒石酸、乳酸及び
これらの塩類が挙げられる。
系キレート剤の例としては、リンゴ酸、クエン酸、グリ
コール酸、グルコン酸、ヘプトン酸、酒石酸、乳酸及び
これらの塩類が挙げられる。
【0058】本発明で使用されるリン酸系キレート剤の
例としては、オルトリン酸、ピロリン酸、トリリン酸及
びポリリン酸が挙げられる。
例としては、オルトリン酸、ピロリン酸、トリリン酸及
びポリリン酸が挙げられる。
【0059】本発明で使用される高分子電解質(オリゴ
マー電解質を含む)系キレート剤の例としては、アクリ
ル酸重合体、無水マレイン酸重合体、α−ヒドロキシア
クリル酸重合体、イタコン酸重合体、これらの重合体の
構成モノマー二種以上からなる共重合体およびエポキシ
コハク酸重合体が挙げられる。
マー電解質を含む)系キレート剤の例としては、アクリ
ル酸重合体、無水マレイン酸重合体、α−ヒドロキシア
クリル酸重合体、イタコン酸重合体、これらの重合体の
構成モノマー二種以上からなる共重合体およびエポキシ
コハク酸重合体が挙げられる。
【0060】加えて、本発明では、アスコルビン酸、チ
オグリコール酸、フィチン酸、グリオキシル酸及びグリ
オキサール酸、並びにそれらの塩類も、キレート剤とし
て好適に用いることができる。
オグリコール酸、フィチン酸、グリオキシル酸及びグリ
オキサール酸、並びにそれらの塩類も、キレート剤とし
て好適に用いることができる。
【0061】更に、本発明の農薬組成物の製剤中に安定
性を阻害しない範囲で必要に応じてpH調節剤、増粘剤を
加えてもよい。
性を阻害しない範囲で必要に応じてpH調節剤、増粘剤を
加えてもよい。
【0062】本発明に使用し得るpH調節剤としてはクエ
ン酸、リン酸(ピロリン酸)、グルコン酸等或いはこれ
らの塩である。
ン酸、リン酸(ピロリン酸)、グルコン酸等或いはこれ
らの塩である。
【0063】また本発明に使用し得る増粘剤としては、
天然、半合成及び合成の水溶性増粘剤は何れも使用で
き、天然粘質物では、微生物由来のキサンタンガム、ザ
ンフロー、植物由来のペクチン、アラビアゴム、グアー
ゴムなどが、半合成粘質物では、セルロースまたはでん
ぷん誘導体のメチル化物、カルボキシアルキル化物、ヒ
ドロキシアルキル化物(メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどを
含む)、ソルビトールなどが、また合成粘質物では、ポ
リアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、ポリビニルピロリ
ドン、ペンタエリスリトールエチレンオキシド付加物な
どが具体例として挙げられる。
天然、半合成及び合成の水溶性増粘剤は何れも使用で
き、天然粘質物では、微生物由来のキサンタンガム、ザ
ンフロー、植物由来のペクチン、アラビアゴム、グアー
ゴムなどが、半合成粘質物では、セルロースまたはでん
ぷん誘導体のメチル化物、カルボキシアルキル化物、ヒ
ドロキシアルキル化物(メチルセルロース、カルボキシ
メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロースなどを
含む)、ソルビトールなどが、また合成粘質物では、ポ
リアクリル酸塩、ポリマレイン酸塩、ポリビニルピロリ
ドン、ペンタエリスリトールエチレンオキシド付加物な
どが具体例として挙げられる。
【0064】本発明において、(b)成分は、前記一般
式(I)で表される化合物の4級化物が好ましい。ま
た、本発明の農薬組成物がキレート剤や水溶性無機塩類
を含有しない場合は、(c)成分としては前記一般式
(II)で表される化合物の酸塩が好ましく、キレート剤
や水溶性無機塩類を含有する場合は、(c)成分として
は前記一般式(III) で表される化合物が好ましい。
式(I)で表される化合物の4級化物が好ましい。ま
た、本発明の農薬組成物がキレート剤や水溶性無機塩類
を含有しない場合は、(c)成分としては前記一般式
(II)で表される化合物の酸塩が好ましく、キレート剤
や水溶性無機塩類を含有する場合は、(c)成分として
は前記一般式(III) で表される化合物が好ましい。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、農薬原体を高濃度で配
合した場合でも、溶液安定性、特に温度変化に対する溶
液安定性に優れた液状の農薬組成物が得られる。また、
本発明によれば、農薬原体を多量に配合し且つ無機塩類
及び/又はキレート剤を配合しても、塩析を起こすこと
なく、安定な液状農薬組成物を得ることができる。
合した場合でも、溶液安定性、特に温度変化に対する溶
液安定性に優れた液状の農薬組成物が得られる。また、
本発明によれば、農薬原体を多量に配合し且つ無機塩類
及び/又はキレート剤を配合しても、塩析を起こすこと
なく、安定な液状農薬組成物を得ることができる。
【0066】更に本発明によれば、それ自身の溶液安定
性、特に温度変化に対する溶液安定性に優れ、且つ農薬
原体を高濃度で配合した場合の溶液安定性にも優れる農
薬用効力増強剤組成物が得られる。
性、特に温度変化に対する溶液安定性に優れ、且つ農薬
原体を高濃度で配合した場合の溶液安定性にも優れる農
薬用効力増強剤組成物が得られる。
【0067】
【実施例】以下実施例にて本発明を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0068】実施例1 グリホセート酸(N-ホスホノメチルグリシン)は既知の
方法で合成し、それを水溶性の塩にするために、イソプ
ルピルアミン又はアンモニアにて中和し、各々のグリホ
セート塩を得た。これらのグリホセート塩及び市販のグ
ルホシネートモノアンモニウム塩と、表1に示す(b)
成分及び(c)成分を用いて、表2〜4に示す組成の各
種液状除草剤組成物を調製した。各液状除草剤組成物に
ついて、組成物の状態(調製直後の室温での状態)及び
安定性試験を行った。その結果を表2〜4に示す。安定
性試験は、−5℃及び60℃にそれぞれ7日間保存した
後に、目視にて観察し、分相、沈殿、結晶析出のないも
のを安定とした。
方法で合成し、それを水溶性の塩にするために、イソプ
ルピルアミン又はアンモニアにて中和し、各々のグリホ
セート塩を得た。これらのグリホセート塩及び市販のグ
ルホシネートモノアンモニウム塩と、表1に示す(b)
成分及び(c)成分を用いて、表2〜4に示す組成の各
種液状除草剤組成物を調製した。各液状除草剤組成物に
ついて、組成物の状態(調製直後の室温での状態)及び
安定性試験を行った。その結果を表2〜4に示す。安定
性試験は、−5℃及び60℃にそれぞれ7日間保存した
後に、目視にて観察し、分相、沈殿、結晶析出のないも
のを安定とした。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】
【表4】
【0073】表中、EOはエチレンオキサイド、POE は
ポリオキシエチレンの略であり、( )内の数字はエチレ
ンオキサイドの平均付加モル数を意味する。また、比較
品は何れも二相に分離(分相)したため、安定性試験が
行えなかった。表2〜4に示した通り、本発明の液状除
草剤組成物は、比較品と比べて温度変化に対して経時的
に非常に安定であることがわかる。
ポリオキシエチレンの略であり、( )内の数字はエチレ
ンオキサイドの平均付加モル数を意味する。また、比較
品は何れも二相に分離(分相)したため、安定性試験が
行えなかった。表2〜4に示した通り、本発明の液状除
草剤組成物は、比較品と比べて温度変化に対して経時的
に非常に安定であることがわかる。
【0074】また、表2〜4の本発明品を用いて除草試
験を行った。除草試験は、まずワーグナルポット(直径
15cm)に周知の方法でメヒシバ(Crabgrass) 及びキャベ
ツ(Cabbage) を育成し、均一な植物を選定した。そのポ
ット植物を用いてグリホセート系除草剤(市販品)又は
グルホシネート系除草剤(市販品)と本発明のそれぞれ
の組成物とを、除草剤有効分の濃度を合わせて植物体へ
散布し、除草効果の比較試験を行った。その結果、市販
品の除草剤に比べて本発明品は全て同等以上の除草効果
を示した。
験を行った。除草試験は、まずワーグナルポット(直径
15cm)に周知の方法でメヒシバ(Crabgrass) 及びキャベ
ツ(Cabbage) を育成し、均一な植物を選定した。そのポ
ット植物を用いてグリホセート系除草剤(市販品)又は
グルホシネート系除草剤(市販品)と本発明のそれぞれ
の組成物とを、除草剤有効分の濃度を合わせて植物体へ
散布し、除草効果の比較試験を行った。その結果、市販
品の除草剤に比べて本発明品は全て同等以上の除草効果
を示した。
【0075】実施例2 表5に示す成分(b)及び成分(c)を用いて、表5に
示す農薬用効力増強剤組成物を調製した。調製された農
薬用効力増強剤組成物の各々について、調製直後の室温
での組成物の状態を目視観察した。その結果、農薬用効
力増強剤組成物13〜16の何れも調製直後の状態は一
液状態で透明であり、安定性は良好であった。なお、表
5中では「組成物の状態」として示した。
示す農薬用効力増強剤組成物を調製した。調製された農
薬用効力増強剤組成物の各々について、調製直後の室温
での組成物の状態を目視観察した。その結果、農薬用効
力増強剤組成物13〜16の何れも調製直後の状態は一
液状態で透明であり、安定性は良好であった。なお、表
5中では「組成物の状態」として示した。
【0076】次に、農薬用効力増強剤組成物13〜16
を用いて安定性試験を行った。安定性試験は、組成物を
−5℃又は60℃の恒温室に7日間保存し、恒温室から
取り出し、組成物の状態を目視にて観察することにより
行った。相分離、沈殿の発生及び結晶析出の何れも生じ
なかったものを「安定」と評価した。その結果を表5に
示す。
を用いて安定性試験を行った。安定性試験は、組成物を
−5℃又は60℃の恒温室に7日間保存し、恒温室から
取り出し、組成物の状態を目視にて観察することにより
行った。相分離、沈殿の発生及び結晶析出の何れも生じ
なかったものを「安定」と評価した。その結果を表5に
示す。
【0077】
【表5】
【0078】表5に示す通り、本発明の農薬用効力増強
剤組成物は調製後の液安定性に優れ、且つ高温、低温で
の保存安定性にも優れることが分かる。
剤組成物は調製後の液安定性に優れ、且つ高温、低温で
の保存安定性にも優れることが分かる。
【0079】次に、表5に示す本発明の農薬用効力増強
剤組成物を、水溶性農薬原体と共に下記のように配合し
て各種液状農薬組成物を調製した。 配合例1 グリホセート・ジアンモニウム塩 42重量部 農薬用効力増強剤組成物13(本発明品) 10重量部 水 48重量部 配合例2 グリホセート・ジアンモニウム塩 36重量部 農薬用効力増強剤組成物14(本発明品) 27重量部 水 37重量部 配合例3 グリホセート・モノイソプロピルアミン塩 54重量部 農薬用効力増強剤組成物15(本発明品) 13重量部 水 33重量部 配合例4 グリホシネート・モノアンモニウム塩 43重量部 農薬用効力増強剤組成物16(本発明品) 27重量部 水 30重量部 配合例1〜4の農薬組成物は、全て調製直後一液状態で
透明であった。更にこれらの組成物を前記同様の安定性
試験に供した。その結果、全ての組成物において、相分
離、沈殿の発生及び結晶析出の何れも生じず、安定性に
優れることがわかった。
剤組成物を、水溶性農薬原体と共に下記のように配合し
て各種液状農薬組成物を調製した。 配合例1 グリホセート・ジアンモニウム塩 42重量部 農薬用効力増強剤組成物13(本発明品) 10重量部 水 48重量部 配合例2 グリホセート・ジアンモニウム塩 36重量部 農薬用効力増強剤組成物14(本発明品) 27重量部 水 37重量部 配合例3 グリホセート・モノイソプロピルアミン塩 54重量部 農薬用効力増強剤組成物15(本発明品) 13重量部 水 33重量部 配合例4 グリホシネート・モノアンモニウム塩 43重量部 農薬用効力増強剤組成物16(本発明品) 27重量部 水 30重量部 配合例1〜4の農薬組成物は、全て調製直後一液状態で
透明であった。更にこれらの組成物を前記同様の安定性
試験に供した。その結果、全ての組成物において、相分
離、沈殿の発生及び結晶析出の何れも生じず、安定性に
優れることがわかった。
フロントページの続き (72)発明者 日置 祐一 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 富岡 慶一郎 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内
Claims (8)
- 【請求項1】(a)水溶性農薬原体 (b)下記一般式(I)で表される化合物又はその酸塩
もしくは4級化物 【化1】 〔式中、R1、R2及びR3は、互いに同一又は相異なってそ
れぞれ独立に、水素原子、炭素数5〜29の直鎖もしくは
分岐のアルキル又はアルケニル基、式: 【化2】 (式中、R7は、炭素数5〜29の直鎖もしくは分岐のアル
キル又はアルケニル基を表す)で表される基又は式: 【化3】 (式中、Raは、炭素数5〜29の直鎖もしくは分岐のアル
キル又はアルケニル基を表し、Rbは、水素原子又は炭素
数1〜30の直鎖もしくは分岐のアルキル又はアルケニル
基を表し、nは1〜6の数である)で表される基であ
り、但し、R1、R2及びR3の内の少なくとも1つは水素原
子ではなく、 R4及びR4' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化4】 (式中、R4及びR4' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 R5及びR5' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化5】 (式中、R5及びR5' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 R6及びR6' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化6】 (式中、R6及びR6' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 k、l及びmは、互いに同一又は相異なってそれぞれ独
立に、0〜6の数であり、そして、 p、q及びrは、それぞれ平均値を示し、互いに同一又
は相異なってそれぞれ独立に、1〜30の数である。〕 (c)下記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/
又は下記一般式(III) で表される化合物 【化7】 〔式中、 R8:炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖又は環状のアルキル
基又はアルケニル基 R9, R10 :同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素
原子、メチル基又はエチル基である。〕 【化8】 〔式中、 R11 :炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R12 :炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R13, R14:同一でも異なっていてもよく、それぞれ、メ
チル基、エチル基又はベンジル基である。 X-:対陰イオンである。〕 を含むことを特徴とする液状農薬組成物。 - 【請求項2】 更にキレート剤及び/又は水溶性無機塩
類を含む請求項1記載の液状農薬組成物。 - 【請求項3】 (c)成分が一般式(III) で表される化
合物である請求項1又は2記載の液状農薬組成物。 - 【請求項4】 (b)成分と(c)成分の重量比が
(b)/(c)=9/1〜1/9である請求項1〜3の
何れか1項記載の液状農薬組成物。 - 【請求項5】 農薬原体が、除草剤の有効成分から選択
される請求項1〜4の何れか1項記載の液状農薬組成
物。 - 【請求項6】(b)下記一般式(I)で表される化合物
又はその酸塩もしくは4級化物 【化9】 〔式中、R1、R2及びR3は、互いに同一又は相異なってそ
れぞれ独立に、水素原子、炭素数5〜29の直鎖もしくは
分岐のアルキル又はアルケニル基、式: 【化10】 (式中、R7は、炭素数5〜29の直鎖もしくは分岐のアル
キル又はアルケニル基を表す)で表される基又は式: 【化11】 (式中、Raは、炭素数5〜29の直鎖もしくは分岐のアル
キル又はアルケニル基を表し、Rbは、水素原子又は炭素
数1〜30の直鎖もしくは分岐のアルキル又はアルケニル
基を表し、nは1〜6の数である)で表される基であ
り、但し、R1、R2及びR3の内の少なくとも1つは水素原
子ではなく、 R4及びR4' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化12】 (式中、R4及びR4' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 R5及びR5' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化13】 (式中、R5及びR5' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 R6及びR6' は、両者が水素原子であるか、又は、一方が
水素原子で他方がメチル基又はエチル基であり、但し、
複数の式: 【化14】 (式中、R6及びR6' は、それぞれ前記定義の通りであ
る)で表される基は、互いに同一であっても相異なって
いてもよく、 k、l及びmは、互いに同一又は相異なってそれぞれ独
立に、0〜6の数であり、そして、 p、q及びrは、それぞれ平均値を示し、互いに同一又
は相異なってそれぞれ独立に、1〜30の数である。〕 (c)下記一般式(II)で表される化合物の酸塩及び/
又は下記一般式(III) で表される化合物 【化15】 〔式中、 R8:炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖又は環状のアルキル
基又はアルケニル基 R9, R10 :同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素
原子、メチル基又はエチル基である。〕 【化16】 〔式中、 R11 :炭素数4〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R12 :炭素数1〜18の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又は
アルケニル基 R13, R14:同一でも異なっていてもよく、それぞれ、メ
チル基、エチル基又はベンジル基である。 X-:対陰イオンである。〕を含むことを特徴とする農薬
用効力増強剤組成物。 - 【請求項7】 (c)成分が一般式(III) で表される化
合物である請求項6記載の農薬用効力増強剤組成物。 - 【請求項8】 (b)成分と(c)成分の重量比が
(b)/(c)=9/1〜1/9である請求項6又は7
記載の農薬用効力増強剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4533997A JPH09295901A (ja) | 1996-03-06 | 1997-02-28 | 農薬用効力増強剤組成物及び液状農薬組成物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-49319 | 1996-03-06 | ||
| JP4931996 | 1996-03-06 | ||
| JP4533997A JPH09295901A (ja) | 1996-03-06 | 1997-02-28 | 農薬用効力増強剤組成物及び液状農薬組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09295901A true JPH09295901A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=26385315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4533997A Withdrawn JPH09295901A (ja) | 1996-03-06 | 1997-02-28 | 農薬用効力増強剤組成物及び液状農薬組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09295901A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003506381A (ja) * | 1999-08-11 | 2003-02-18 | モンサント テクノロジー エルエルシー | イネ科用除草剤および水溶性除草剤のミクロエマルジョン同時配合物 |
| JP2006117650A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Kao Corp | 除草剤組成物 |
| JP2007513933A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-05-31 | シンジェンタ リミテッド | 農薬組成物 |
| JP2015205869A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-19 | 花王株式会社 | アミノ酸系農薬用効力増強剤組成物 |
| WO2017057701A1 (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 花王株式会社 | アミノ酸系農薬用効力増強剤組成物 |
-
1997
- 1997-02-28 JP JP4533997A patent/JPH09295901A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003506381A (ja) * | 1999-08-11 | 2003-02-18 | モンサント テクノロジー エルエルシー | イネ科用除草剤および水溶性除草剤のミクロエマルジョン同時配合物 |
| JP2007513933A (ja) * | 2003-12-09 | 2007-05-31 | シンジェンタ リミテッド | 農薬組成物 |
| JP2006117650A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Kao Corp | 除草剤組成物 |
| JP2015205869A (ja) * | 2014-04-09 | 2015-11-19 | 花王株式会社 | アミノ酸系農薬用効力増強剤組成物 |
| US9936693B2 (en) | 2014-04-09 | 2018-04-10 | Kao Corporation | Efficacy-enhancing agent composition for amino acid-based agrochemicals |
| WO2017057701A1 (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 花王株式会社 | アミノ酸系農薬用効力増強剤組成物 |
| JP2017066111A (ja) * | 2015-10-01 | 2017-04-06 | 花王株式会社 | アミノ酸系農薬用効力増強剤組成物 |
| US10827746B2 (en) | 2015-10-01 | 2020-11-10 | Kao Corporation | Efficacy-enhancing agent composition for amino acid-based agrochemicals |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040119 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Effective date: 20050328 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 |