JPH0929602A - 研磨装置 - Google Patents
研磨装置Info
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- JPH0929602A JPH0929602A JP20758995A JP20758995A JPH0929602A JP H0929602 A JPH0929602 A JP H0929602A JP 20758995 A JP20758995 A JP 20758995A JP 20758995 A JP20758995 A JP 20758995A JP H0929602 A JPH0929602 A JP H0929602A
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- polishing
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- 238000005498 polishing Methods 0.000 title claims abstract description 92
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 29
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract description 6
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 11
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 研磨機構の偏心回転に起因する装置の振動や
異音の発生を防止する。 【構成】 回転駆動軸30には、これと一体回転する偏
心軸40に研磨パッド42を取り付けてなる研磨機構3
9と、重心位置が回転駆動軸30の軸心に関して研磨パ
ッド42の偏心方向とは反対側に偏心したバランサ81
を取り付けた。回転駆動軸30が回転すると、研磨機構
39とバランサ81が一体に偏心回転し、双方の偏心回
転による遠心力が相殺される。よって、研磨機構39の
偏心回転に起因して回転駆動軸30が横ブレするという
ことがなく、回転駆動軸30の横ブレが原因となって装
置が振動したり異音が発生したりすることがない。
異音の発生を防止する。 【構成】 回転駆動軸30には、これと一体回転する偏
心軸40に研磨パッド42を取り付けてなる研磨機構3
9と、重心位置が回転駆動軸30の軸心に関して研磨パ
ッド42の偏心方向とは反対側に偏心したバランサ81
を取り付けた。回転駆動軸30が回転すると、研磨機構
39とバランサ81が一体に偏心回転し、双方の偏心回
転による遠心力が相殺される。よって、研磨機構39の
偏心回転に起因して回転駆動軸30が横ブレするという
ことがなく、回転駆動軸30の横ブレが原因となって装
置が振動したり異音が発生したりすることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研磨パッドを偏心
回転させながら研磨を行う研磨装置に関するものであ
る。
回転させながら研磨を行う研磨装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一方向に搬送されるワークに対してその
搬送方向と同方向に走行するサンディングベルトで研磨
を行った場合には、ワークに対するサンディングベルト
の研磨方向が一定であるため、ワークの表面には微細で
はあるが互いに平行な多数の筋状の傷が残ってしまう。
そこで、このような傷をなくすために、ワークに対する
研磨方向が一定にならないような研磨を施してワークの
表面を仕上げるということが行われる。
搬送方向と同方向に走行するサンディングベルトで研磨
を行った場合には、ワークに対するサンディングベルト
の研磨方向が一定であるため、ワークの表面には微細で
はあるが互いに平行な多数の筋状の傷が残ってしまう。
そこで、このような傷をなくすために、ワークに対する
研磨方向が一定にならないような研磨を施してワークの
表面を仕上げるということが行われる。
【0003】このような仕上げのために用いられる研磨
装置として、ワークを水平に搬送するコンベアの上方に
モータによって回転される回転駆動軸を設けると共に、
この回転駆動軸と一体回転する偏心軸に研磨パッドを取
り付けた構成になる研磨機構を設けたものがある。回転
駆動軸を回転駆動するとその回転駆動軸を中心として研
磨パッドが偏心回転し、この偏心回転する研磨パッドに
よってワークが仕上げ研磨されるようになっている。か
かる研磨装置では、仕上がりの滑らかさを向上させるた
めに研磨パッドを高速で回転させるようになっている。
装置として、ワークを水平に搬送するコンベアの上方に
モータによって回転される回転駆動軸を設けると共に、
この回転駆動軸と一体回転する偏心軸に研磨パッドを取
り付けた構成になる研磨機構を設けたものがある。回転
駆動軸を回転駆動するとその回転駆動軸を中心として研
磨パッドが偏心回転し、この偏心回転する研磨パッドに
よってワークが仕上げ研磨されるようになっている。か
かる研磨装置では、仕上がりの滑らかさを向上させるた
めに研磨パッドを高速で回転させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような研磨装置で
は、研磨機構が偏心回転することによって回転駆動軸に
は回転速度の2乗に比例する遠心力が作用するのである
が、上記のように回転速度が高速に設定されることから
その遠心力は相当に大きくなる。そして、この大きな遠
心力により回転駆動軸の軸心がブレを生じてしまい、こ
のために装置が振動したり異音が発生するという不具合
があった。
は、研磨機構が偏心回転することによって回転駆動軸に
は回転速度の2乗に比例する遠心力が作用するのである
が、上記のように回転速度が高速に設定されることから
その遠心力は相当に大きくなる。そして、この大きな遠
心力により回転駆動軸の軸心がブレを生じてしまい、こ
のために装置が振動したり異音が発生するという不具合
があった。
【0005】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、研磨機構の偏心回転に起因する装置の振動
や異音の発生を防止することを目的とするものである。
のであって、研磨機構の偏心回転に起因する装置の振動
や異音の発生を防止することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークを搬送
するコンベアと、回転駆動軸と一体回転する偏心軸に研
磨パッドを取り付けてなる研磨機構とを備え、搬送され
るワークに対して研磨パッドが偏心回転することにより
研磨するものにおいて、回転駆動軸に、その軸心に関し
て研磨機構の重心位置と反対側に偏心した位置に重心を
配したバランサを一体回転可能に設けた構成としたとこ
ろに特徴を有する。
するコンベアと、回転駆動軸と一体回転する偏心軸に研
磨パッドを取り付けてなる研磨機構とを備え、搬送され
るワークに対して研磨パッドが偏心回転することにより
研磨するものにおいて、回転駆動軸に、その軸心に関し
て研磨機構の重心位置と反対側に偏心した位置に重心を
配したバランサを一体回転可能に設けた構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0007】かかる発明においては、研磨機構の偏心回
転による遠心力とバランサの偏心回転による遠心力との
均衡が図られるから、回転駆動軸の軸心のブレが抑えら
れる。
転による遠心力とバランサの偏心回転による遠心力との
均衡が図られるから、回転駆動軸の軸心のブレが抑えら
れる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、バランサの重量と重心位置の偏心量が、その重量と
偏心量とを乗じたモーメントの値が研磨機構の重量と重
心位置の偏心量とを乗じたモーメントの値にほぼ等しく
なるように設定される構成としたところに特徴を有す
る。かかる構成の発明においては、研磨機構とバランサ
のモーメントがほぼ等しくなることによって遠心力もほ
ぼ等しくなる。
て、バランサの重量と重心位置の偏心量が、その重量と
偏心量とを乗じたモーメントの値が研磨機構の重量と重
心位置の偏心量とを乗じたモーメントの値にほぼ等しく
なるように設定される構成としたところに特徴を有す
る。かかる構成の発明においては、研磨機構とバランサ
のモーメントがほぼ等しくなることによって遠心力もほ
ぼ等しくなる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、回転駆動軸が、ワークの搬送経路を横
切る方向への往復移動可能に設けた可動ベースに支持さ
れている構成としたところに特徴を有する。かかる構成
の発明においては、研磨パッドが往復移動と偏心回転と
を組み合わせた複雑な軌跡を描きながらワークに接触す
る。
の発明において、回転駆動軸が、ワークの搬送経路を横
切る方向への往復移動可能に設けた可動ベースに支持さ
れている構成としたところに特徴を有する。かかる構成
の発明においては、研磨パッドが往復移動と偏心回転と
を組み合わせた複雑な軌跡を描きながらワークに接触す
る。
【0010】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、研磨機構の偏
心回転に起因する回転駆動軸のブレによる装置の振動や
異音の発生を防止することができる。
心回転に起因する回転駆動軸のブレによる装置の振動や
異音の発生を防止することができる。
【0011】請求項2の発明によれば、バランサの重量
と偏心量を最適な条件で設定することができるから、回
転駆動軸のブレ防止の効果が高い。
と偏心量を最適な条件で設定することができるから、回
転駆動軸のブレ防止の効果が高い。
【0012】請求項3の発明によれば、研磨パッドが複
雑な動きをしながら研磨するようになっているから、研
磨効果が高い。
雑な動きをしながら研磨するようになっているから、研
磨効果が高い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1乃至図5を参照して説明する。基台1の上面
には、水平方向に間隔を空けた一対のロール3,3の間
に無端状のコンベアベルト4を掛け渡してなるコンベア
2が設けられており、このコンベア2によってワークW
が図1の右から左へ向かって搬送されるようになってい
る。
形態を図1乃至図5を参照して説明する。基台1の上面
には、水平方向に間隔を空けた一対のロール3,3の間
に無端状のコンベアベルト4を掛け渡してなるコンベア
2が設けられており、このコンベア2によってワークW
が図1の右から左へ向かって搬送されるようになってい
る。
【0014】基台1にはその上面から突出する4本の昇
降脚5が設けられ、昇降ハンドル6の回転操作によって
4本の昇降脚5が一体的に昇降駆動される。これらの4
本の昇降脚5はコンベア2の上方に位置する昇降フレー
ム7を下から支えている。この昇降フレーム7は、水平
な板状をなす昇降ベース8とこの昇降ベース8の周囲を
囲むハウジング9とからなる。ハウジング9の正面には
操作パネル10が設けられている。
降脚5が設けられ、昇降ハンドル6の回転操作によって
4本の昇降脚5が一体的に昇降駆動される。これらの4
本の昇降脚5はコンベア2の上方に位置する昇降フレー
ム7を下から支えている。この昇降フレーム7は、水平
な板状をなす昇降ベース8とこの昇降ベース8の周囲を
囲むハウジング9とからなる。ハウジング9の正面には
操作パネル10が設けられている。
【0015】昇降ベース8の上面には、コンベア2によ
るワークWの搬送方向と直交する方向の4条のガイドレ
ール11が固定されている。これらのガイドレール11
には、水平な板状をなす可動ベース12がその下面に固
定したスライダ13を嵌装することにより移動可能に案
内されている。
るワークWの搬送方向と直交する方向の4条のガイドレ
ール11が固定されている。これらのガイドレール11
には、水平な板状をなす可動ベース12がその下面に固
定したスライダ13を嵌装することにより移動可能に案
内されている。
【0016】この可動ベース12の図2における左側の
側縁に取り付けたブラケット14には、鉛直軸回りの回
転可能な従動連結子15が取り付けられている。一方、
昇降ベース8には、スライド用モータ16によって鉛直
軸回りに回転される駆動プーリ17と、この駆動プーリ
17と同じく鉛直軸回りの回転可能な従動プーリ18が
設けられており、この両プーリ17,18の間にタイミ
ングベルト19が掛け渡されている。さらに、従動プー
リ18には偏心軸20が一体回転可能に取り付けられて
おり、この偏心軸20には相対的回転可能に駆動連結子
21が取り付けられている。そして、この駆動連結子2
1と上記従動連結子15とはねじ棒からなるリンクバー
22によって連結されている。かかる構成により、スラ
イド用モータ16を駆動すると駆動連結子21の偏心回
転運動が従動連結子15の直線運動に変換されて伝達さ
れ、可動ベース12がガイドレール11に沿ってワーク
Wの搬送方向と直交する方向に往復移動するようになっ
ている。
側縁に取り付けたブラケット14には、鉛直軸回りの回
転可能な従動連結子15が取り付けられている。一方、
昇降ベース8には、スライド用モータ16によって鉛直
軸回りに回転される駆動プーリ17と、この駆動プーリ
17と同じく鉛直軸回りの回転可能な従動プーリ18が
設けられており、この両プーリ17,18の間にタイミ
ングベルト19が掛け渡されている。さらに、従動プー
リ18には偏心軸20が一体回転可能に取り付けられて
おり、この偏心軸20には相対的回転可能に駆動連結子
21が取り付けられている。そして、この駆動連結子2
1と上記従動連結子15とはねじ棒からなるリンクバー
22によって連結されている。かかる構成により、スラ
イド用モータ16を駆動すると駆動連結子21の偏心回
転運動が従動連結子15の直線運動に変換されて伝達さ
れ、可動ベース12がガイドレール11に沿ってワーク
Wの搬送方向と直交する方向に往復移動するようになっ
ている。
【0017】かかる可動ベース12にはワークWに対し
て研磨を行うための駆動機構が設けられている。以下、
この駆動機構について説明する。可動ベース12の下面
には取付けベース23が固定されており、可動ベース1
2と取付けベース23には、双方のベース12,23同
士の間で互いに整合する取付孔12A,23Aがワーク
Wの搬送方向と直交する方向に間隔を空けた2カ所に形
成されている。この2カ所の取付孔12A,23Aに
は、夫々、シャフトケース24が取り付けられている。
シャフトケース24は、図4に示すように、釣り鐘状の
上部ケース24Uとこの上部ケース24Uの下面の開口
を閉塞する板状の下部ケース24Lとからなり、下部ケ
ース24Lの貫通孔25に下から通したボルト26を上
部ケース24Uのネジ孔27に螺合することによって一
体に組み付けられている。そして、上記ネジ孔27に
は、可動ベース12に取り付ける前に予め取付けベース
23の貫通孔28に上から通したボルト29が螺合され
ており、これによってシャフトケース24が取付けベー
ス23を介して可動ベース12に一体に取り付けられて
いる。このようにして取り付けられたシャフトケース2
4は可動ベース12を上下に貫通している。
て研磨を行うための駆動機構が設けられている。以下、
この駆動機構について説明する。可動ベース12の下面
には取付けベース23が固定されており、可動ベース1
2と取付けベース23には、双方のベース12,23同
士の間で互いに整合する取付孔12A,23Aがワーク
Wの搬送方向と直交する方向に間隔を空けた2カ所に形
成されている。この2カ所の取付孔12A,23Aに
は、夫々、シャフトケース24が取り付けられている。
シャフトケース24は、図4に示すように、釣り鐘状の
上部ケース24Uとこの上部ケース24Uの下面の開口
を閉塞する板状の下部ケース24Lとからなり、下部ケ
ース24Lの貫通孔25に下から通したボルト26を上
部ケース24Uのネジ孔27に螺合することによって一
体に組み付けられている。そして、上記ネジ孔27に
は、可動ベース12に取り付ける前に予め取付けベース
23の貫通孔28に上から通したボルト29が螺合され
ており、これによってシャフトケース24が取付けベー
ス23を介して可動ベース12に一体に取り付けられて
いる。このようにして取り付けられたシャフトケース2
4は可動ベース12を上下に貫通している。
【0018】各シャフトケース24には、夫々、軸線を
上下方向に向けた回転駆動軸30が回転自由に支持され
ている。回転駆動軸30は下側から下部ケース24Lの
軸受孔31に貫通され、回転駆動軸30の上端部は上部
ケース24Uの軸受孔32に貫通されている。上下双方
の軸受孔31,32内においては、夫々、スラストボー
ルベアリング33とラジアルボールベアリング34とに
よって回転駆動軸30が円滑に回転するように支持され
ている。
上下方向に向けた回転駆動軸30が回転自由に支持され
ている。回転駆動軸30は下側から下部ケース24Lの
軸受孔31に貫通され、回転駆動軸30の上端部は上部
ケース24Uの軸受孔32に貫通されている。上下双方
の軸受孔31,32内においては、夫々、スラストボー
ルベアリング33とラジアルボールベアリング34とに
よって回転駆動軸30が円滑に回転するように支持され
ている。
【0019】また、上部ケース24Uの軸受孔32内の
両ベアリング33,34はベアリング受け部35によっ
て下から支えられている。さらに、回転駆動軸30の上
端部に形成した雄ネジ部36にはベアリングナット37
が螺合され、このベアリングナット37がベアリングワ
ッシャ38を介してラジアルボールベアリング34のイ
ンナレース34Aに対して上から係合されており、これ
によって回転駆動軸30がシャフトケース24に対して
下方への脱落不能に支持されている。一方、下部ケース
24Lの軸受孔31内においては、両ベアリング33,
34が回転駆動軸30の下端部に形成されている偏心軸
40の鍔部41によって下から支えられており、これに
よって両ベアリング33,34の脱落が防止されてい
る。
両ベアリング33,34はベアリング受け部35によっ
て下から支えられている。さらに、回転駆動軸30の上
端部に形成した雄ネジ部36にはベアリングナット37
が螺合され、このベアリングナット37がベアリングワ
ッシャ38を介してラジアルボールベアリング34のイ
ンナレース34Aに対して上から係合されており、これ
によって回転駆動軸30がシャフトケース24に対して
下方への脱落不能に支持されている。一方、下部ケース
24Lの軸受孔31内においては、両ベアリング33,
34が回転駆動軸30の下端部に形成されている偏心軸
40の鍔部41によって下から支えられており、これに
よって両ベアリング33,34の脱落が防止されてい
る。
【0020】回転駆動軸30の下端部には上記のように
偏心軸40が形成されている。この偏心軸40は断面が
円形をなしており、その中心位置Psは回転駆動軸30
の回転中心Pから例えば数ミリ程度の僅かな寸法だけ偏
心している。この偏心量は双方の偏心軸40,40同士
で互いに同じ寸法となるように設定されている。偏心軸
40はその上記した鍔部41よりも下方へ突出してお
り、この突出した偏心軸40には研磨パッド42が取り
付けられている。この偏心軸40と研磨パッド42によ
って本発明の研磨機構39が構成されている。
偏心軸40が形成されている。この偏心軸40は断面が
円形をなしており、その中心位置Psは回転駆動軸30
の回転中心Pから例えば数ミリ程度の僅かな寸法だけ偏
心している。この偏心量は双方の偏心軸40,40同士
で互いに同じ寸法となるように設定されている。偏心軸
40はその上記した鍔部41よりも下方へ突出してお
り、この突出した偏心軸40には研磨パッド42が取り
付けられている。この偏心軸40と研磨パッド42によ
って本発明の研磨機構39が構成されている。
【0021】研磨機構39の取付け構造は次のようにな
る。回転駆動軸30をシャフトケース24に取り付ける
前に、予め、偏心軸40には下から2つのラジアルボー
ルベアリング43,43を上下に並べて嵌装すると共
に、偏心軸40の下端の雄ネジ部44にベアリングナッ
ト45を螺合してそのベアリングナット45をベアリン
グワッシャ46を介して下側のラジアルボールベアリン
グ43のインナレース43Aに下から係合させておく。
これにより、両ベアリング43,43が偏心軸40に脱
落不能に取り付けられている。
る。回転駆動軸30をシャフトケース24に取り付ける
前に、予め、偏心軸40には下から2つのラジアルボー
ルベアリング43,43を上下に並べて嵌装すると共
に、偏心軸40の下端の雄ネジ部44にベアリングナッ
ト45を螺合してそのベアリングナット45をベアリン
グワッシャ46を介して下側のラジアルボールベアリン
グ43のインナレース43Aに下から係合させておく。
これにより、両ベアリング43,43が偏心軸40に脱
落不能に取り付けられている。
【0022】さらに、鍔部41には上からホルダプレー
ト47の貫通孔48を相対回転可能に嵌装して、そのホ
ルダプレート47を上側のラジアルボールベアリング4
3のアウタレース43Bに係合させておく。そして、各
偏心軸40に別々に嵌装された2枚のホルダプレート4
7,47には1つの共通のパッドホルダ49がボルト
(図示せず)によって固定されている。尚、このとき、
双方の偏心軸40,40の回転駆動軸30に対する偏心
方向が互いに同じ方向となるようにしておく。
ト47の貫通孔48を相対回転可能に嵌装して、そのホ
ルダプレート47を上側のラジアルボールベアリング4
3のアウタレース43Bに係合させておく。そして、各
偏心軸40に別々に嵌装された2枚のホルダプレート4
7,47には1つの共通のパッドホルダ49がボルト
(図示せず)によって固定されている。尚、このとき、
双方の偏心軸40,40の回転駆動軸30に対する偏心
方向が互いに同じ方向となるようにしておく。
【0023】パッドホルダ49は、全体としてワークW
の搬送方向に対して横切る方向に長い形状をなしてい
る。パッドホルダ49には上方に開口した2つの収容孔
51,51が形成され、これらの収容孔51内には偏心
軸40とラジアルボールベアリング43,43が収容さ
れている。かかるパッドホルダ49は、両偏心軸40,
40が偏心回転すると、ワークWの搬送方向に対して常
に一定の姿勢を保持しつつ円形軌跡を描いて移動するよ
うになっている。
の搬送方向に対して横切る方向に長い形状をなしてい
る。パッドホルダ49には上方に開口した2つの収容孔
51,51が形成され、これらの収容孔51内には偏心
軸40とラジアルボールベアリング43,43が収容さ
れている。かかるパッドホルダ49は、両偏心軸40,
40が偏心回転すると、ワークWの搬送方向に対して常
に一定の姿勢を保持しつつ円形軌跡を描いて移動するよ
うになっている。
【0024】パッドホルダ49の下面には、その全長に
亘って開口する取付溝52が形成されている。この取付
溝52には、その両内側壁面の上部を凹ませることによ
って係止段部53が形成されている。かかる取付溝52
には、研磨パッド42が取り付けられている。
亘って開口する取付溝52が形成されている。この取付
溝52には、その両内側壁面の上部を凹ませることによ
って係止段部53が形成されている。かかる取付溝52
には、研磨パッド42が取り付けられている。
【0025】研磨パッド42は、その水平な板状をなす
パッド本体42Aの下面にフェルトなどの研磨シート5
4を貼設してなり、この研磨シートがワークWの表面に
接触するようになる。また、パッド本体42Aの上面か
らは長さ方向に沿って延びるように取付部42Bが一体
に形成されており、この取付部42Bにはこの取付部4
2Bよりも幅の広い板状のパッドフランジ55がボルト
56によって固定されている。かかる研磨パッド42
は、その取付部42Bを上記パッドホルダ49の取付溝
52に嵌合させると共にパッドフランジ55を取付溝5
2の係止段部53に係合させることにより、パッドホル
ダ49に支持されている。
パッド本体42Aの下面にフェルトなどの研磨シート5
4を貼設してなり、この研磨シートがワークWの表面に
接触するようになる。また、パッド本体42Aの上面か
らは長さ方向に沿って延びるように取付部42Bが一体
に形成されており、この取付部42Bにはこの取付部4
2Bよりも幅の広い板状のパッドフランジ55がボルト
56によって固定されている。かかる研磨パッド42
は、その取付部42Bを上記パッドホルダ49の取付溝
52に嵌合させると共にパッドフランジ55を取付溝5
2の係止段部53に係合させることにより、パッドホル
ダ49に支持されている。
【0026】さらに、パッドフランジ55の一方の(図
3における右側の)端部は、パッドホルダ49に固定し
たパッドストッパ57に傾斜面同士を係合させることに
よって係止されている。一方、パッドフランジ55の上
記と反対側の端部はパッドホルダ49から側方へ突出し
ており、この突出部分は、パッドホルダ49に設けたク
ランプ58によって保持されている。このクランプ58
のレバー58Aを操作してシャフト58Bを引き上げる
と、シャフト58Bの下端に螺合下したナット58Cの
係合によりパッドフランジ55が所定高さに持ち上げら
れると共に、圧縮コイルばね58Dによりパッドフラン
ジ55の浮き上がりが規制され、もって、パッドフラン
ジ55がパッドホルダ49に固定される。レバー58A
を上記とは逆方向に操作してシャフト58Bを下げる
と、パッドフランジ55が下降すると共に圧縮コイルば
ね58Dによる押圧が解除され、これによりパッドフラ
ンジ55をパッドホルダ49から取外し可能となる。
3における右側の)端部は、パッドホルダ49に固定し
たパッドストッパ57に傾斜面同士を係合させることに
よって係止されている。一方、パッドフランジ55の上
記と反対側の端部はパッドホルダ49から側方へ突出し
ており、この突出部分は、パッドホルダ49に設けたク
ランプ58によって保持されている。このクランプ58
のレバー58Aを操作してシャフト58Bを引き上げる
と、シャフト58Bの下端に螺合下したナット58Cの
係合によりパッドフランジ55が所定高さに持ち上げら
れると共に、圧縮コイルばね58Dによりパッドフラン
ジ55の浮き上がりが規制され、もって、パッドフラン
ジ55がパッドホルダ49に固定される。レバー58A
を上記とは逆方向に操作してシャフト58Bを下げる
と、パッドフランジ55が下降すると共に圧縮コイルば
ね58Dによる押圧が解除され、これによりパッドフラ
ンジ55をパッドホルダ49から取外し可能となる。
【0027】上記のようにして研磨パッド42はパッド
ホルダ49を介して2本の偏心軸40,40に取り付け
られている。かかる研磨パッド42は、両偏心軸40,
40を互いに同じ速度で回転させることにより、コンベ
ア2に対して一定の姿勢を保持したままで偏心寸法を半
径とする円の軌跡を描くように回転駆動される。尚、昇
降ベース8には、研磨パッド42の移動を許容するため
の研磨パッド用開口59が形成されている。
ホルダ49を介して2本の偏心軸40,40に取り付け
られている。かかる研磨パッド42は、両偏心軸40,
40を互いに同じ速度で回転させることにより、コンベ
ア2に対して一定の姿勢を保持したままで偏心寸法を半
径とする円の軌跡を描くように回転駆動される。尚、昇
降ベース8には、研磨パッド42の移動を許容するため
の研磨パッド用開口59が形成されている。
【0028】次に、双方の偏心軸40,40を回転駆動
するための機構について図2及び図3を参照して説明す
る。可動ベース12の図2における両シャフトケース2
4,24よりも上方の位置には、スライドベース60が
ボルト61によって取り付けられている。ボルト61は
スライドベース60の長孔62を貫通して可動ベース1
2に螺合されているため、スライドベース60の可動ベ
ース12に対する取付け位置は図2における上下方向の
一定範囲内において任意に調節することができるように
なっている。かかるスライドベース60には、その下方
へ突出するように研磨用モータ63が固定されている。
研磨用モータ63の上下方向の出力軸64はスライドベ
ース60から上方へ突出しており、この出力軸64には
これと一体回転する駆動プーリ65が取り付けられてい
る。
するための機構について図2及び図3を参照して説明す
る。可動ベース12の図2における両シャフトケース2
4,24よりも上方の位置には、スライドベース60が
ボルト61によって取り付けられている。ボルト61は
スライドベース60の長孔62を貫通して可動ベース1
2に螺合されているため、スライドベース60の可動ベ
ース12に対する取付け位置は図2における上下方向の
一定範囲内において任意に調節することができるように
なっている。かかるスライドベース60には、その下方
へ突出するように研磨用モータ63が固定されている。
研磨用モータ63の上下方向の出力軸64はスライドベ
ース60から上方へ突出しており、この出力軸64には
これと一体回転する駆動プーリ65が取り付けられてい
る。
【0029】可動ベース12の図2において両シャフト
ケース24,24の中間位置よりも右方の位置には、ス
ライドベース66がボルト67によって取り付けられて
いる。ボルト67はスライドベース66の長孔68を貫
通して可動ベース12に螺合されているため、スライド
ベース66の可動ベース12に対する取付け位置は図2
における左右方向の一定範囲内において任意に調節する
ことができるようになっている。かかるスライドベース
66には、上記駆動プーリ65と同じ高さの従動プーリ
69が取り付けられており、この従動プーリ69と駆動
プーリ65との間にはタイミングベルト70が掛け渡さ
れている。これにより、研磨用モータ63を駆動する
と、従動プーリ69が高速で回転されるようになる。
尚、タイミングベルト70は、研磨用モータ63を支持
するスライドベース60の位置を調整することによって
緊張状態に保つことができる。
ケース24,24の中間位置よりも右方の位置には、ス
ライドベース66がボルト67によって取り付けられて
いる。ボルト67はスライドベース66の長孔68を貫
通して可動ベース12に螺合されているため、スライド
ベース66の可動ベース12に対する取付け位置は図2
における左右方向の一定範囲内において任意に調節する
ことができるようになっている。かかるスライドベース
66には、上記駆動プーリ65と同じ高さの従動プーリ
69が取り付けられており、この従動プーリ69と駆動
プーリ65との間にはタイミングベルト70が掛け渡さ
れている。これにより、研磨用モータ63を駆動する
と、従動プーリ69が高速で回転されるようになる。
尚、タイミングベルト70は、研磨用モータ63を支持
するスライドベース60の位置を調整することによって
緊張状態に保つことができる。
【0030】さらに、この従動プーリ69には、これと
一体回転する駆動プーリ71が取り付けられている。そ
して、2本の回転駆動軸30,30の上端には、夫々、
これらと一体回転する従動プーリ72,72が取り付け
られている。この駆動プーリ71と従動プーリ72,7
2との間にはタイミングベルト73が三角形状に掛け渡
されている。これにより、上記研磨用モータ63を駆動
すると、2本の回転駆動軸30,30が互いに同じ速度
で高速回転し、同時に2本の偏心軸40,40が互いに
同じ速度で高速回転される。尚、タイミングベルト73
は、従動プーリ69と駆動プーリ71を支持するスライ
ドベース66の位置を調整することによって緊張状態に
保つことができる。
一体回転する駆動プーリ71が取り付けられている。そ
して、2本の回転駆動軸30,30の上端には、夫々、
これらと一体回転する従動プーリ72,72が取り付け
られている。この駆動プーリ71と従動プーリ72,7
2との間にはタイミングベルト73が三角形状に掛け渡
されている。これにより、上記研磨用モータ63を駆動
すると、2本の回転駆動軸30,30が互いに同じ速度
で高速回転し、同時に2本の偏心軸40,40が互いに
同じ速度で高速回転される。尚、タイミングベルト73
は、従動プーリ69と駆動プーリ71を支持するスライ
ドベース66の位置を調整することによって緊張状態に
保つことができる。
【0031】上記構成になる本実施形態の研磨装置にお
いては、ワークWの厚さ寸法に合わせて昇降フレーム7
を上下動させることにより研磨パッド42がワークWに
適切な押圧力で接触するように設定し、かかる状態でス
ライド用モータ16と研磨用モータ63を駆動すると共
に、ワークWを搬送する。すると、搬送されるワークW
の表面に対して研磨パッド42が研磨を施し、ワークW
の表面の筋状の多数の傷が消失する。
いては、ワークWの厚さ寸法に合わせて昇降フレーム7
を上下動させることにより研磨パッド42がワークWに
適切な押圧力で接触するように設定し、かかる状態でス
ライド用モータ16と研磨用モータ63を駆動すると共
に、ワークWを搬送する。すると、搬送されるワークW
の表面に対して研磨パッド42が研磨を施し、ワークW
の表面の筋状の多数の傷が消失する。
【0032】このときのワークWに対する研磨パッド4
2の動きは、コンベア2によるワークWの直線移動と、
このワークWの移動方向と直交する方向への可動ベース
12の往復直線移動と、この可動ベース12に対して偏
心回転する研磨パッド42の回転移動とが複合した複雑
な軌跡を描くものとなる。したがって、研磨パッド42
のワークWに対する研磨方向が常に不特定の方向へ向き
を変えることになり、ワークWの表面の仕上がりが良好
なものとなる。
2の動きは、コンベア2によるワークWの直線移動と、
このワークWの移動方向と直交する方向への可動ベース
12の往復直線移動と、この可動ベース12に対して偏
心回転する研磨パッド42の回転移動とが複合した複雑
な軌跡を描くものとなる。したがって、研磨パッド42
のワークWに対する研磨方向が常に不特定の方向へ向き
を変えることになり、ワークWの表面の仕上がりが良好
なものとなる。
【0033】上記の研磨装置では、研磨パッド42が高
速で偏心回転されるために回転駆動軸30には大きな遠
心力が作用するが、本実施形態においては、その研磨パ
ッド42の遠心力に起因する回転駆動軸30の軸心Pの
ブレを防止するための手段が設けられている。以下、そ
の構成について説明する。
速で偏心回転されるために回転駆動軸30には大きな遠
心力が作用するが、本実施形態においては、その研磨パ
ッド42の遠心力に起因する回転駆動軸30の軸心Pの
ブレを防止するための手段が設けられている。以下、そ
の構成について説明する。
【0034】回転駆動軸30を支持しているシャフトケ
ース24の内部は、回転駆動軸30と同心の円形断面の
収容空間80となっている。この収容空間80内におい
ては、回転駆動軸30と同じ素材からなり、全体として
円柱形をなすバランサ81が収容されている。このバラ
ンサ81には、その中心Gbから所定距離だけずれた位
置を中心とし、且つ、回転駆動軸30と同径の円形をな
す嵌通孔82が形成されており、バランサ81はその嵌
通孔82を嵌合させることによって回転駆動軸30に取
り付けられている。
ース24の内部は、回転駆動軸30と同心の円形断面の
収容空間80となっている。この収容空間80内におい
ては、回転駆動軸30と同じ素材からなり、全体として
円柱形をなすバランサ81が収容されている。このバラ
ンサ81には、その中心Gbから所定距離だけずれた位
置を中心とし、且つ、回転駆動軸30と同径の円形をな
す嵌通孔82が形成されており、バランサ81はその嵌
通孔82を嵌合させることによって回転駆動軸30に取
り付けられている。
【0035】このバランサ81の取付け構造は次のよう
になっている。回転駆動軸30の外周にはその軸線と平
行なキー溝83が形成されていると共にバランサ81の
嵌通孔82の内周にもキー溝84が形成され、この両キ
ー溝83,84にキー85を嵌合させることによって回
転駆動軸30とバランサ81とが一体回転可能に連結さ
れる。さらに、バランサ81には、その外周から嵌通孔
82内に達する雌ねじ孔86が形成されており、この雌
ねじ孔86内にボルト87を螺合してそのボルト87の
先端をキー85に押圧することによりバランサ81が回
転駆動軸30に固定されている。かかるバランサ81は
回転駆動軸30が回転すると、収容空間内80において
回転駆動軸30と一体となって偏心回転する。
になっている。回転駆動軸30の外周にはその軸線と平
行なキー溝83が形成されていると共にバランサ81の
嵌通孔82の内周にもキー溝84が形成され、この両キ
ー溝83,84にキー85を嵌合させることによって回
転駆動軸30とバランサ81とが一体回転可能に連結さ
れる。さらに、バランサ81には、その外周から嵌通孔
82内に達する雌ねじ孔86が形成されており、この雌
ねじ孔86内にボルト87を螺合してそのボルト87の
先端をキー85に押圧することによりバランサ81が回
転駆動軸30に固定されている。かかるバランサ81は
回転駆動軸30が回転すると、収容空間内80において
回転駆動軸30と一体となって偏心回転する。
【0036】次に、バランサ81の重量と配置について
図5を参照して説明する。バランサ81は研磨パッド4
2の偏心回転によって生じる遠心力を打ち消すためのも
のであるから、重量と配置については、研磨パッド42
と偏心軸40を含む研磨機構39の重量と、その重心位
置Gsの回転駆動軸30の軸心Pからの偏心量とに基づ
いて設定されている。尚、研磨機構39は偏心軸40に
関して対称的な構造になっていることから、研磨機構3
9の重心Gsの位置は両偏心軸40,40の軸心Ps,
Psを結ぶ直線上にあり、その位置は両軸心Ps,Ps
のほぼ中間位置にある。
図5を参照して説明する。バランサ81は研磨パッド4
2の偏心回転によって生じる遠心力を打ち消すためのも
のであるから、重量と配置については、研磨パッド42
と偏心軸40を含む研磨機構39の重量と、その重心位
置Gsの回転駆動軸30の軸心Pからの偏心量とに基づ
いて設定されている。尚、研磨機構39は偏心軸40に
関して対称的な構造になっていることから、研磨機構3
9の重心Gsの位置は両偏心軸40,40の軸心Ps,
Psを結ぶ直線上にあり、その位置は両軸心Ps,Ps
のほぼ中間位置にある。
【0037】バランサ81の重心位置と重量の設定方法
として、本実施形態では、まず、バランサ81の重心G
bが回転駆動軸30の軸心Pを通る線Qに関して研磨機
構39の重心Gsの位置とは正反対の側に位置するよう
にした。さらに、研磨機構39の重心位置Gsの偏心量
と重量とを乗じて求められるモーメントの値と、バラン
サ81の重心位置Gbの偏心量と重量とを乗じて求めら
れるモーメントの値とがほぼ同じになるようにするよう
にし、これに基づいてバランサ81の重心位置Gsの偏
心量と重量とが設定されている。
として、本実施形態では、まず、バランサ81の重心G
bが回転駆動軸30の軸心Pを通る線Qに関して研磨機
構39の重心Gsの位置とは正反対の側に位置するよう
にした。さらに、研磨機構39の重心位置Gsの偏心量
と重量とを乗じて求められるモーメントの値と、バラン
サ81の重心位置Gbの偏心量と重量とを乗じて求めら
れるモーメントの値とがほぼ同じになるようにするよう
にし、これに基づいてバランサ81の重心位置Gsの偏
心量と重量とが設定されている。
【0038】研磨機構39側とバランサ81側のモーメ
ントの関係式は後述のようになる。研磨機構39の回転
駆動軸30に対して偏心回転するものすべてを含んだ重
量をWsとし、その重心位置Gsの回転駆動軸30の軸
心Pからの偏心量をEsとする。一方、バランサ81の
重量はWbとし、その重心位置Gbの偏心量をEbとす
る(図5を参照)。但し、本実施形態では、上記のよう
にバランサ81が回転駆動軸30と同じ素材即ち同じ比
重であることから、バランサ81側のモーメントに関し
ては嵌通孔82内に存在する回転駆動軸30を含んだ円
柱形をなすものとして計算する。また、キー85及びボ
ルト87については回転駆動軸30及びバランサ81と
同じ素材であるものとしてバランサ81に含めることに
する。さらに、キー溝83内の空間と雌ねじ孔86内の
空間については、いずれも容積が無視し得る程度に小さ
いことから、計算上は考慮しない。
ントの関係式は後述のようになる。研磨機構39の回転
駆動軸30に対して偏心回転するものすべてを含んだ重
量をWsとし、その重心位置Gsの回転駆動軸30の軸
心Pからの偏心量をEsとする。一方、バランサ81の
重量はWbとし、その重心位置Gbの偏心量をEbとす
る(図5を参照)。但し、本実施形態では、上記のよう
にバランサ81が回転駆動軸30と同じ素材即ち同じ比
重であることから、バランサ81側のモーメントに関し
ては嵌通孔82内に存在する回転駆動軸30を含んだ円
柱形をなすものとして計算する。また、キー85及びボ
ルト87については回転駆動軸30及びバランサ81と
同じ素材であるものとしてバランサ81に含めることに
する。さらに、キー溝83内の空間と雌ねじ孔86内の
空間については、いずれも容積が無視し得る程度に小さ
いことから、計算上は考慮しない。
【0039】上記の条件により、研磨機構39側のモー
メントMsとバランサ81のモーメントMbは、夫々、 Ms=Ws×Es・・・・・・・(1) Mb=Wb×Eb・・・・・・・(2) となる。ここで、研磨機構39は2つのバランサ81,
81で分担されるため、この双方のモーメントの関係式
は、 Mb=Ms/2・・・・・・・・(3) となる。また、バランサ81の上下端面の面積Sとし、
高さをhとし、素材の比重をdとすると、バランサ81
の重量Wbは、 Wb=S×h×d・・・・・・・(4) となる。したがって、上式(2),(3),(4)によ
り、 S×h×Eb=Ms/2d・・・(5) となる。この式(5)において右項の値Ms/2dは予
め決められているから、バランサ81の面積Sと高さh
と重心位置の偏心量Ebは、同式(5)に基づいて任意
に設定することができる。
メントMsとバランサ81のモーメントMbは、夫々、 Ms=Ws×Es・・・・・・・(1) Mb=Wb×Eb・・・・・・・(2) となる。ここで、研磨機構39は2つのバランサ81,
81で分担されるため、この双方のモーメントの関係式
は、 Mb=Ms/2・・・・・・・・(3) となる。また、バランサ81の上下端面の面積Sとし、
高さをhとし、素材の比重をdとすると、バランサ81
の重量Wbは、 Wb=S×h×d・・・・・・・(4) となる。したがって、上式(2),(3),(4)によ
り、 S×h×Eb=Ms/2d・・・(5) となる。この式(5)において右項の値Ms/2dは予
め決められているから、バランサ81の面積Sと高さh
と重心位置の偏心量Ebは、同式(5)に基づいて任意
に設定することができる。
【0040】上述のようにして重心位置の偏心量Ebと
重量Wbとを定めて設けた2つのバランサ81,81は
研磨機構39と一体となって偏心回転する。そして、こ
のバランサ81の偏心回転により、研磨機構39の偏心
回転によって生じる遠心力とほぼ同じ大きさの遠心力が
回転駆動軸30の軸心Pに関して正反対の方向に生じ
る。これにより、双方の遠心力が相殺され、回転駆動軸
30に横ブレを生じさせるような力が作用することが防
止される。したがって、バランサ81を設けない場合に
発生していた装置の振動や異音は、本実施形態では生じ
る虞がない。
重量Wbとを定めて設けた2つのバランサ81,81は
研磨機構39と一体となって偏心回転する。そして、こ
のバランサ81の偏心回転により、研磨機構39の偏心
回転によって生じる遠心力とほぼ同じ大きさの遠心力が
回転駆動軸30の軸心Pに関して正反対の方向に生じ
る。これにより、双方の遠心力が相殺され、回転駆動軸
30に横ブレを生じさせるような力が作用することが防
止される。したがって、バランサ81を設けない場合に
発生していた装置の振動や異音は、本実施形態では生じ
る虞がない。
【0041】上記実施形態では、バランサ81の比重を
回転駆動軸30と同じにしたため、モーメントの計算に
際してはバランサ81が回転駆動軸30の部分も含んだ
円柱体をなすものと想定した。これにより、バランサ8
1の円の中心Gbがそのまま重心位置となると共に、重
量の算出において回転駆動軸30の分を差し引くという
手間が省かれることになり、その結果、重心位置Gbの
偏心量Ebと重量Wbとを設定する際の計算式が単純化
されている。
回転駆動軸30と同じにしたため、モーメントの計算に
際してはバランサ81が回転駆動軸30の部分も含んだ
円柱体をなすものと想定した。これにより、バランサ8
1の円の中心Gbがそのまま重心位置となると共に、重
量の算出において回転駆動軸30の分を差し引くという
手間が省かれることになり、その結果、重心位置Gbの
偏心量Ebと重量Wbとを設定する際の計算式が単純化
されている。
【0042】尚、バランサ81を回転駆動軸30とは比
重の異なる素材のものとする場合には、回転駆動軸30
の部分を除いたバランサ81のみの重心位置と重量とを
算出する必要があるために計算が若干複雑になるが、そ
のバランサ81のみの重心位置の偏心量と重量とを乗じ
たモーメントの値が研磨機構39のモーメントの値と同
じになるように設定するという点については本実施形態
と同じである。
重の異なる素材のものとする場合には、回転駆動軸30
の部分を除いたバランサ81のみの重心位置と重量とを
算出する必要があるために計算が若干複雑になるが、そ
のバランサ81のみの重心位置の偏心量と重量とを乗じ
たモーメントの値が研磨機構39のモーメントの値と同
じになるように設定するという点については本実施形態
と同じである。
【0043】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0044】(1)上記実施形態では、研磨機構39が
姿勢を変えずに平行移動する場合について説明したが、
本発明は、研磨機構39が偏心軸40を中心として自転
する場合にも適用することができる。
姿勢を変えずに平行移動する場合について説明したが、
本発明は、研磨機構39が偏心軸40を中心として自転
する場合にも適用することができる。
【0045】(2)上記実施形態では、ワークWの搬送
経路を横切るように往復移動する可動ベース12を設け
た場合について説明したが、本発明によれば、このよう
な可動ベース12を設けずに回転駆動軸をコンベアに対
して一定の位置に支持する構成としてもよい。
経路を横切るように往復移動する可動ベース12を設け
た場合について説明したが、本発明によれば、このよう
な可動ベース12を設けずに回転駆動軸をコンベアに対
して一定の位置に支持する構成としてもよい。
【0046】(3)上記実施形態では、バランサ81の
形状が全体として円柱形をなす場合について説明した
が、本発明によれば、バランサの形状は円柱形以外の他
の形状とすることもできる。
形状が全体として円柱形をなす場合について説明した
が、本発明によれば、バランサの形状は円柱形以外の他
の形状とすることもできる。
【0047】(4)上記実施形態では、研磨パッド42
が2本の回転駆動軸30,30によって支持されている
場合について説明したが、本発明は、研磨パッドが1本
の回転駆動軸によって支持されている場合や3本以上の
回転駆動軸に支持されている場合にも適用することがで
きる。
が2本の回転駆動軸30,30によって支持されている
場合について説明したが、本発明は、研磨パッドが1本
の回転駆動軸によって支持されている場合や3本以上の
回転駆動軸に支持されている場合にも適用することがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態の全体外観正面図
【図2】研磨機構の平面図
【図3】研磨機構の右側面図
【図4】図3のA−A断面図
【図5】研磨機構とバランサの位置関係をあらわす平面
概略図
概略図
2…コンベア 12…可動ベース 30…回転駆動軸 39…研磨機構 40…偏心軸 42…研磨パッド 81…バランサ
Claims (3)
- 【請求項1】 ワークを搬送するコンベアと、回転駆動
軸と一体回転する偏心軸に研磨パッドを取り付けてなる
研磨機構とを備え、搬送される前記ワークに対して前記
研磨パッドが偏心回転することにより研磨するものにお
いて、 前記回転駆動軸に、その軸心に関して前記研磨機構の重
心位置と反対側に偏心した位置に重心を配したバランサ
を一体回転可能に設けたことを特徴とする研磨装置。 - 【請求項2】 バランサの重量と重心位置の偏心量は、
その重量と偏心量とを乗じたモーメントの値が研磨機構
の重量と重心位置の偏心量とを乗じたモーメントの値に
ほぼ等しくなるように設定されることを特徴とする請求
項1記載の研磨装置。 - 【請求項3】 回転駆動軸は、ワークの搬送経路を横切
る方向への往復移動可能に設けた可動ベースに支持され
ていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の研
磨装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20758995A JP3061553B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 研磨装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20758995A JP3061553B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 研磨装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0929602A true JPH0929602A (ja) | 1997-02-04 |
| JP3061553B2 JP3061553B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16542275
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20758995A Expired - Fee Related JP3061553B2 (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 研磨装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3061553B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100407731B1 (ko) * | 2001-07-30 | 2003-12-03 | (주)화인 | 진동 및 회전 공구홀더를 포함한 랩핑 헤드 |
| WO2013027303A1 (ja) * | 2011-08-22 | 2013-02-28 | 新東工業株式会社 | 線材、線材製造方法及びコイリング部材 |
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| KR20190078215A (ko) * | 2017-12-26 | 2019-07-04 | 주식회사 케이씨텍 | 연마헤드 및 이를 구비하는 기판 연마 장치 |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP20758995A patent/JP3061553B2/ja not_active Expired - Fee Related
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