JPH09297197A - 配管切断方法 - Google Patents
配管切断方法Info
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- JPH09297197A JPH09297197A JP11389496A JP11389496A JPH09297197A JP H09297197 A JPH09297197 A JP H09297197A JP 11389496 A JP11389496 A JP 11389496A JP 11389496 A JP11389496 A JP 11389496A JP H09297197 A JPH09297197 A JP H09297197A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放射性物質等を含む液体が内在する配管の切
断時に内部の液体の飛散または漏出を確実に防止でき、
なおかつ、あらゆる方向,材質,径の配管にも適用でき
る配管切断方法を提供すること。 【解決手段】 切断部の配管1の上部に、第1の孔2を
穿設し、第1の孔2の軸方向両側の上部2ヵ所に所定間
隔をあけて第2の孔3を形成する。次いで、この第2の
孔3内に袋体4を収縮した状態で装入して設置する。開
口部5から袋体4内部に、発砲硬化材であるバックアッ
プ材6を注入し、注入されたバックアップ材6の内圧に
よって袋体4を膨張させ、前記開口部5を閉塞し、切断
部とその軸方向両側とを相互に流通できない程度に区画
して硬化する。充填材8の硬化後に切断工具によって切
断する。
断時に内部の液体の飛散または漏出を確実に防止でき、
なおかつ、あらゆる方向,材質,径の配管にも適用でき
る配管切断方法を提供すること。 【解決手段】 切断部の配管1の上部に、第1の孔2を
穿設し、第1の孔2の軸方向両側の上部2ヵ所に所定間
隔をあけて第2の孔3を形成する。次いで、この第2の
孔3内に袋体4を収縮した状態で装入して設置する。開
口部5から袋体4内部に、発砲硬化材であるバックアッ
プ材6を注入し、注入されたバックアップ材6の内圧に
よって袋体4を膨張させ、前記開口部5を閉塞し、切断
部とその軸方向両側とを相互に流通できない程度に区画
して硬化する。充填材8の硬化後に切断工具によって切
断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配管内部の液体
または気体からなる流体を外部に漏出することなく切断
する配管切断方法に関し、特に、原子力施設の保守,改
修工事において放射性廃棄物等からなる有害物質が内在
された配管を切断する際に好適な配管切断方法に関す
る。
または気体からなる流体を外部に漏出することなく切断
する配管切断方法に関し、特に、原子力施設の保守,改
修工事において放射性廃棄物等からなる有害物質が内在
された配管を切断する際に好適な配管切断方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、漏れてはならない有害な流体が内
在する配管の切断方法や、特に原子力施設内の放射能等
の汚染物質が内在する配管の切断方法にあっては、その
ような有害な流体や放射性物質を含有する液体が外部に
漏出して拡散することにより施設内の作業者等に被害を
与える恐れがないように、慎重な処理がなされている。
在する配管の切断方法や、特に原子力施設内の放射能等
の汚染物質が内在する配管の切断方法にあっては、その
ような有害な流体や放射性物質を含有する液体が外部に
漏出して拡散することにより施設内の作業者等に被害を
与える恐れがないように、慎重な処理がなされている。
【0003】例えば、拡散防止用の防護施設を切断すべ
き配管周囲に施した後に、切断の際には配管下側に受け
皿を設置し、この受け皿で配管内部から漏出する液体を
受けながら行う切断作業がある。
き配管周囲に施した後に、切断の際には配管下側に受け
皿を設置し、この受け皿で配管内部から漏出する液体を
受けながら行う切断作業がある。
【0004】最近では、切断すべき鋼管等からなる配管
を圧縮して潰した後に切断することにより、液体の切断
部から外部への流出を防止する方法が行われている。さ
らに、本出願人が先に開発した配管切断方法は、先ず、
切断すべき位置の配管に孔を穿設し、この孔から前記配
管内部に高圧空気を吹き込んで前記流体を前記配管内部
の切断すべき位置から周囲に移動する。
を圧縮して潰した後に切断することにより、液体の切断
部から外部への流出を防止する方法が行われている。さ
らに、本出願人が先に開発した配管切断方法は、先ず、
切断すべき位置の配管に孔を穿設し、この孔から前記配
管内部に高圧空気を吹き込んで前記流体を前記配管内部
の切断すべき位置から周囲に移動する。
【0005】次いで、その孔からバックアップ材を注入
し、高圧空気を吹き込むことによりバックアップ材を左
右に吹き寄せて切断部に空隙を形成し、そのバックアッ
プ材の硬化後に空隙に充填材を注入して硬化させた後に
前記配管を切断して撤去するものである。
し、高圧空気を吹き込むことによりバックアップ材を左
右に吹き寄せて切断部に空隙を形成し、そのバックアッ
プ材の硬化後に空隙に充填材を注入して硬化させた後に
前記配管を切断して撤去するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の配管切断方法のうち、受け皿で液体を受け
ながら切断する方法にあっては、配管を切断する際に切
断工具に液体が付着し、さらに、作業工具から周囲に液
体が飛散することにより、放射能汚染が拡大するおそれ
があるという問題があった。
ような従来の配管切断方法のうち、受け皿で液体を受け
ながら切断する方法にあっては、配管を切断する際に切
断工具に液体が付着し、さらに、作業工具から周囲に液
体が飛散することにより、放射能汚染が拡大するおそれ
があるという問題があった。
【0007】また、配管を潰したのちに切断する方法に
あっては、潰した部分の配管内部に液体が残留するとと
もに、僅かな隙間から液体が流出する場合があり、完全
な液体の封入ができないという問題があった。
あっては、潰した部分の配管内部に液体が残留するとと
もに、僅かな隙間から液体が流出する場合があり、完全
な液体の封入ができないという問題があった。
【0008】さらに、切断すべき配管が塩化ビニル管,
鋳鉄管等のような材質の場合には、圧潰されることなく
破損してしまうため、この方法が適用できないという問
題があった。
鋳鉄管等のような材質の場合には、圧潰されることなく
破損してしまうため、この方法が適用できないという問
題があった。
【0009】また、本出願人が先に開発した配管切断方
法にあっては、切断する配管が細径の場合には、バック
アップ材は配管内部で発砲して容積を増大し、配管内を
隙間なく区画することにより充填材を確実に堰き止める
ことができるが、配管が太径の場合には、注入されたバ
ックアップ材が配管底部の広範囲にわたって流出し、硬
化時に発砲しても十分に配管内を区画することができ
ず、切断部から外部に流体が漏出するという不具合があ
った。
法にあっては、切断する配管が細径の場合には、バック
アップ材は配管内部で発砲して容積を増大し、配管内を
隙間なく区画することにより充填材を確実に堰き止める
ことができるが、配管が太径の場合には、注入されたバ
ックアップ材が配管底部の広範囲にわたって流出し、硬
化時に発砲しても十分に配管内を区画することができ
ず、切断部から外部に流体が漏出するという不具合があ
った。
【0010】また、縦方向に延在する配管の場合も同様
で、注入されたバックアップ材が下方に流れ、十分に配
管内を区画することができないという不具合があった。
そこで、この発明は、上記、従来の未解決の課題に着目
してなされたものであり、有害物質等を含む液体が内在
する配管の切断時に内部の液体の飛散または漏出を確実
に防止でき、なおかつ、あらゆる方向,材質,径の配管
にも適用できる配管切断方法を提供することを目的して
いる。
で、注入されたバックアップ材が下方に流れ、十分に配
管内を区画することができないという不具合があった。
そこで、この発明は、上記、従来の未解決の課題に着目
してなされたものであり、有害物質等を含む液体が内在
する配管の切断時に内部の液体の飛散または漏出を確実
に防止でき、なおかつ、あらゆる方向,材質,径の配管
にも適用できる配管切断方法を提供することを目的して
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上の諸問題を解決する
ために、この発明は、流体が内在している配管を切断す
る配管切断方法において、前記配管の切断すべき位置に
第1の孔を形成するとともに、この第1の孔の軸方向両
側に第2の孔を穿設し、これら第2の孔から前記配管内
部に袋体を装入して設置し、その袋体内部にバックアッ
プ材を注入することにより膨張させて前記配管内部を区
画し、前記第1の孔から前記袋体間の配管内部に充填材
を注入してその充填材の硬化後に前記配管を切断する配
管切断方法を提供する。
ために、この発明は、流体が内在している配管を切断す
る配管切断方法において、前記配管の切断すべき位置に
第1の孔を形成するとともに、この第1の孔の軸方向両
側に第2の孔を穿設し、これら第2の孔から前記配管内
部に袋体を装入して設置し、その袋体内部にバックアッ
プ材を注入することにより膨張させて前記配管内部を区
画し、前記第1の孔から前記袋体間の配管内部に充填材
を注入してその充填材の硬化後に前記配管を切断する配
管切断方法を提供する。
【0012】この発明はガス配管あるいは液配管,そし
て、特に、原子力施設の配管へと広く適用できるもので
ある。而して、配管内部の気体あるいは液体からなる流
体が外部に流出しない程度の大きさで切断すべき位置の
配管に第1の孔が形成されるとともに、この第1の孔の
左右両側に第2の孔が形成され、この第2の孔内部に袋
体を装入設置して、この袋体の開口部から内部に気体ま
たは液体等を注入して膨張させることにより、この袋体
が配管内部の区画壁となって充填材用の区画が形成され
る。
て、特に、原子力施設の配管へと広く適用できるもので
ある。而して、配管内部の気体あるいは液体からなる流
体が外部に流出しない程度の大きさで切断すべき位置の
配管に第1の孔が形成されるとともに、この第1の孔の
左右両側に第2の孔が形成され、この第2の孔内部に袋
体を装入設置して、この袋体の開口部から内部に気体ま
たは液体等を注入して膨張させることにより、この袋体
が配管内部の区画壁となって充填材用の区画が形成され
る。
【0013】また、各袋体に囲まれた切断部に充填材が
注入されるので、流動性の高い充填材であっても、ま
た、大径の配管であっても、充填材は流動拡散すること
なく所定位置に隙間なく保持される。
注入されるので、流動性の高い充填材であっても、ま
た、大径の配管であっても、充填材は流動拡散すること
なく所定位置に隙間なく保持される。
【0014】さらに、切断工具等により分断された配管
の各切断部は充填材によって配管内部を確実に栓止す
る。一方、縦方向に延在配置された配管の切断すべき位
置に第1の孔を形成するとともに、この第1の孔の配管
軸方向下側に第2の孔を穿設し、この第2の孔から前記
配管内部に袋体を装入設置し、その袋体を膨張させて前
記配管内部を上下に区画し、前記第1の孔から前記配管
内部に充填材を注入し、その充填材の硬化後に前記配管
を切断することを特徴とする配管切断方法を提供する。
の各切断部は充填材によって配管内部を確実に栓止す
る。一方、縦方向に延在配置された配管の切断すべき位
置に第1の孔を形成するとともに、この第1の孔の配管
軸方向下側に第2の孔を穿設し、この第2の孔から前記
配管内部に袋体を装入設置し、その袋体を膨張させて前
記配管内部を上下に区画し、前記第1の孔から前記配管
内部に充填材を注入し、その充填材の硬化後に前記配管
を切断することを特徴とする配管切断方法を提供する。
【0015】これにより、特に、縦方向に延在配置され
た配管を切断する際には、第1の孔の軸方向下方側に第
2の孔を形成して袋体を装入設置するとともに、上記と
同様の方法によって袋体を膨張して、配管内部の切断部
下側に区画を形成する。
た配管を切断する際には、第1の孔の軸方向下方側に第
2の孔を形成して袋体を装入設置するとともに、上記と
同様の方法によって袋体を膨張して、配管内部の切断部
下側に区画を形成する。
【0016】さらに、第1の孔から充填材を注入する
と、袋体の上部に逐次溜まって切断部全部に充填され硬
化し、切断後に配管内部の流体を栓止する。一方、前記
袋体は伸縮性を有することを特徴としている。
と、袋体の上部に逐次溜まって切断部全部に充填され硬
化し、切断後に配管内部の流体を栓止する。一方、前記
袋体は伸縮性を有することを特徴としている。
【0017】従って、例えば、この袋体をゴム等の材質
によって構成すれば、この袋体内部に気体,液体からな
る充填材が注入され袋体内部からの圧力がかかると、ゴ
ム弾性によって容易に膨張し、配管内部を隙間なく区画
する。
によって構成すれば、この袋体内部に気体,液体からな
る充填材が注入され袋体内部からの圧力がかかると、ゴ
ム弾性によって容易に膨張し、配管内部を隙間なく区画
する。
【0018】また、前記流体は有害物質を含む液体また
は気体等の流体であっても同様である。
は気体等の流体であっても同様である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の配管切断方法の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1中、1は配
管を示しており、ここでは、原子力施設20内において
配管1内部に放射性廃棄物等を含む液体からなる有害な
流体を内在する比較的太径の配管1を撤去する場合につ
いて適用している。
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1中、1は配
管を示しており、ここでは、原子力施設20内において
配管1内部に放射性廃棄物等を含む液体からなる有害な
流体を内在する比較的太径の配管1を撤去する場合につ
いて適用している。
【0020】なお、この配管1は、原子力施設20内部
の室空間周囲の壁21およびスラブ22を貫通して縦横
に延在しており、ここでは、水平方向に配置された配管
1のA−B間を撤去する。
の室空間周囲の壁21およびスラブ22を貫通して縦横
に延在しており、ここでは、水平方向に配置された配管
1のA−B間を撤去する。
【0021】図2に示すように、切断部の配管1の上部
に、ここでは、直径20mm程度の小径からなる第1の
孔2を穿設し、さらに、この第1の孔2の軸方向両側の
上部2ヵ所に所定間隔をあけて第2の孔3を形成する。
に、ここでは、直径20mm程度の小径からなる第1の
孔2を穿設し、さらに、この第1の孔2の軸方向両側の
上部2ヵ所に所定間隔をあけて第2の孔3を形成する。
【0022】次いで、この第2の孔3内に袋体4を収縮
した状態で装入して設置する。この袋体4は、ここでは
伸縮自在なゴム製であり、その開口部5を前記第2の孔
3から配管1の外部に出して設置する。
した状態で装入して設置する。この袋体4は、ここでは
伸縮自在なゴム製であり、その開口部5を前記第2の孔
3から配管1の外部に出して設置する。
【0023】そして、その開口部5から袋体4内部に、
発砲硬化材であるバックアップ材6を注入し、注入され
たバックアップ材6の内圧によって袋体4を配管1の内
周面に密着する程度まで膨張させる。
発砲硬化材であるバックアップ材6を注入し、注入され
たバックアップ材6の内圧によって袋体4を配管1の内
周面に密着する程度まで膨張させる。
【0024】次いで、注入したバックアップ材6の逆流
防止のために前記開口部5を閉塞し所定時間経過する
と、このバックアップ材6が気泡を発生しつつ容積を増
大して前記配管1内部の切断部とその軸方向両側とを相
互に流通できない程度に区画して硬化する。
防止のために前記開口部5を閉塞し所定時間経過する
と、このバックアップ材6が気泡を発生しつつ容積を増
大して前記配管1内部の切断部とその軸方向両側とを相
互に流通できない程度に区画して硬化する。
【0025】なお、このバックアップ材6は、具体的に
は発砲スチロール,発砲ポリスチレン,発砲ウレタン等
の発砲材入樹脂材や発砲コンクリート等を用いることが
できる。また、ここでいう硬化とは、完全な硬化のみを
意味するものではなく、流体10等を封入するに十分な
程度の硬化をも含めるものである。
は発砲スチロール,発砲ポリスチレン,発砲ウレタン等
の発砲材入樹脂材や発砲コンクリート等を用いることが
できる。また、ここでいう硬化とは、完全な硬化のみを
意味するものではなく、流体10等を封入するに十分な
程度の硬化をも含めるものである。
【0026】なお、この実施の形態においては、バック
アップ材6によって袋体4を膨張させる場合について説
明したが、空気等の気体や水等の硬化しない液体によっ
て充填し、後に袋体の開口部5からバックアップ材6を
漏出しないように閉塞することにより配管1内部を隙間
なく区画を形成することもできる。
アップ材6によって袋体4を膨張させる場合について説
明したが、空気等の気体や水等の硬化しない液体によっ
て充填し、後に袋体の開口部5からバックアップ材6を
漏出しないように閉塞することにより配管1内部を隙間
なく区画を形成することもできる。
【0027】次いで、前記第1の孔2から各袋体4間の
切断部に充填材8を注入する。この充填材8は、ここで
は、膨張材入りモルタルが用いられ、これが切断部内で
隙間なく充填された後に、収縮することなく硬化する。
切断部に充填材8を注入する。この充填材8は、ここで
は、膨張材入りモルタルが用いられ、これが切断部内で
隙間なく充填された後に、収縮することなく硬化する。
【0028】また、この充填材8には、これ以外に、膨
張材入りセメント,エポキシ樹脂等を用いることもでき
る。従って、この充填材8が硬化とともに膨張して隙間
なく充填され、硬化時に収縮することがないため、切断
部に隙間が発生することが防止される。
張材入りセメント,エポキシ樹脂等を用いることもでき
る。従って、この充填材8が硬化とともに膨張して隙間
なく充填され、硬化時に収縮することがないため、切断
部に隙間が発生することが防止される。
【0029】次いで、図3に示すように、この充填材8
が剪断できる程度まで硬化したら、切断部の配管1下側
に安全のために図示しない受け皿を設置し、図示しない
切断工具によって切断する。
が剪断できる程度まで硬化したら、切断部の配管1下側
に安全のために図示しない受け皿を設置し、図示しない
切断工具によって切断する。
【0030】このとき、配管1の切断部に配されている
充填材8が剪断され、充填材8が隙間なく充填して栓止
されていることにより、配管1内部の流体10がこの充
填材8および袋体4に拘束されて配管1内部に封じ込ま
れる。ここで、充填材8の硬化とは、完全な硬化のみを
意味するものではなく、吹き飛ばした流体等を栓止する
に十分な程度の硬化をも含めるものである。
充填材8が剪断され、充填材8が隙間なく充填して栓止
されていることにより、配管1内部の流体10がこの充
填材8および袋体4に拘束されて配管1内部に封じ込ま
れる。ここで、充填材8の硬化とは、完全な硬化のみを
意味するものではなく、吹き飛ばした流体等を栓止する
に十分な程度の硬化をも含めるものである。
【0031】而して、充填材8が充填された切断部を切
断する際には、内部に隙間なく充填された充填材8のみ
がせん断され、切断部から流体10が漏出したり、切断
工具6に流体10が付着して周囲に拡散することがなく
安全に切断作業が行われる。
断する際には、内部に隙間なく充填された充填材8のみ
がせん断され、切断部から流体10が漏出したり、切断
工具6に流体10が付着して周囲に拡散することがなく
安全に切断作業が行われる。
【0032】さらに、切断部の配管1を圧潰したり変形
させることを不要として、あらゆる材質からなる配管1
に適用することができる。また、袋体4が第2の孔3を
挿通して配管1内部に設置され、この内部にバックアッ
プ材6を充填することにより、切断すべき配管1の径が
大きい場合でもバックアップ材6が配管1底部の広範囲
にわたって広がることなく、袋体4がバックアップ材の
内圧により膨張して切断部およびその軸方向左右を隙間
なく区画することができる。
させることを不要として、あらゆる材質からなる配管1
に適用することができる。また、袋体4が第2の孔3を
挿通して配管1内部に設置され、この内部にバックアッ
プ材6を充填することにより、切断すべき配管1の径が
大きい場合でもバックアップ材6が配管1底部の広範囲
にわたって広がることなく、袋体4がバックアップ材の
内圧により膨張して切断部およびその軸方向左右を隙間
なく区画することができる。
【0033】さらに、切断部と流体10とが内在する配
管1とを区画するように袋体4が膨張し、充填材8が流
動性の高い物質であっても配管1底部の広範囲に拡がる
ことなく切断部に形成された空隙7に隙間なく充填され
る。
管1とを区画するように袋体4が膨張し、充填材8が流
動性の高い物質であっても配管1底部の広範囲に拡がる
ことなく切断部に形成された空隙7に隙間なく充填され
る。
【0034】一方、充填材8が膨張材入りであることに
より、切断部にこれが注入されたのちに膨張し、硬化後
に収縮することがないため流体10が外部に漏出するこ
とがない。
より、切断部にこれが注入されたのちに膨張し、硬化後
に収縮することがないため流体10が外部に漏出するこ
とがない。
【0035】さらに、図1に示すように、上記と同様の
方法により、B部分を切断することによりA−B間の配
管1を撤去することができる。次に、この発明の別の実
施の形態について説明する。
方法により、B部分を切断することによりA−B間の配
管1を撤去することができる。次に、この発明の別の実
施の形態について説明する。
【0036】この発明は、図1において、縦方向に延在
する配管1のC−D間を撤去する場合について説明す
る。先ず、図4に示すように、上記実施の形態と同様の
方法により、切断すべき位置Cの配管1の側部に第1の
孔2を穿設する。
する配管1のC−D間を撤去する場合について説明す
る。先ず、図4に示すように、上記実施の形態と同様の
方法により、切断すべき位置Cの配管1の側部に第1の
孔2を穿設する。
【0037】次いで、この第1の孔2の軸方向下側に第
2の孔3を穿設し、この第2の孔3内部に袋体4を設置
し、この袋体4内部にバックアップ材6を注入して膨張
させ配管1内部を区画する。
2の孔3を穿設し、この第2の孔3内部に袋体4を設置
し、この袋体4内部にバックアップ材6を注入して膨張
させ配管1内部を区画する。
【0038】また、前記第1の孔2から充填材8を注入
して切断部に隙間なく充填する。このとき、配管1内部
の充填材8が注入後に溜下することにより切断部下側か
ら順次充填され硬化する。
して切断部に隙間なく充填する。このとき、配管1内部
の充填材8が注入後に溜下することにより切断部下側か
ら順次充填され硬化する。
【0039】そして、図5に示すように、配管1の切断
部を切断することにより充填材8が剪断され、配管1内
部の流体10を栓止することにより外部への流体10の
漏出を防止できる。
部を切断することにより充填材8が剪断され、配管1内
部の流体10を栓止することにより外部への流体10の
漏出を防止できる。
【0040】さらに、図1に示すように、上記と同様の
方法により、D部分を切断することにより改修すべきC
−D間の配管1を撤去することができる。なお、この実
施の形態において、室内の垂直方向に延在配置された配
管1を切断する場合について説明したが、これに限るこ
となく、切断部の充填材8が配管1下側へ溜下する程度
に斜め方向に傾いて配置された配管1にも適用すること
ができる。
方法により、D部分を切断することにより改修すべきC
−D間の配管1を撤去することができる。なお、この実
施の形態において、室内の垂直方向に延在配置された配
管1を切断する場合について説明したが、これに限るこ
となく、切断部の充填材8が配管1下側へ溜下する程度
に斜め方向に傾いて配置された配管1にも適用すること
ができる。
【0041】また、上記実施の形態においては、流体1
0を放射性物質を含む液体とした場合について説明した
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、その他の
あらゆる液体からなる流体10に適用できるのは勿論で
ある。
0を放射性物質を含む液体とした場合について説明した
が、必ずしもこれに限定されるものではなく、その他の
あらゆる液体からなる流体10に適用できるのは勿論で
ある。
【0042】また、これ以外に、流体10が有害物質等
を含む気体である場合にも適用できる。また、この実施
の形態では、充填材8に膨張モルタルを適用したが、こ
れ以外に膨張セメント,膨張コンクリート等の各種膨張
材入りの材料を適用することができる。これ以外に、溶
剤型接着材等も適用することができる。
を含む気体である場合にも適用できる。また、この実施
の形態では、充填材8に膨張モルタルを適用したが、こ
れ以外に膨張セメント,膨張コンクリート等の各種膨張
材入りの材料を適用することができる。これ以外に、溶
剤型接着材等も適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1において
は、配管の切断すべき位置の軸方向両側に袋体を設置
し、袋体を膨張させて、その間の配管内部に充填材を注
入硬化して前記配管を切断するようにしたので、配管が
太径の場合や縦方向に延在する場合であってもバックア
ップ材が流動拡散することなく配管内に区画を形成して
確実に流体を封入し、切断部へ充填材を隙間なく充填す
ることができる。
は、配管の切断すべき位置の軸方向両側に袋体を設置
し、袋体を膨張させて、その間の配管内部に充填材を注
入硬化して前記配管を切断するようにしたので、配管が
太径の場合や縦方向に延在する場合であってもバックア
ップ材が流動拡散することなく配管内に区画を形成して
確実に流体を封入し、切断部へ充填材を隙間なく充填す
ることができる。
【0044】また、配管を圧潰して変形させる煩雑な作
業を行うことなく、バックアップ材および充填材の注入
作業のみで配管外部に流体の漏出を防止し、あらゆる材
質の配管に対しても切断作業が簡易且つ経済的に行われ
る。
業を行うことなく、バックアップ材および充填材の注入
作業のみで配管外部に流体の漏出を防止し、あらゆる材
質の配管に対しても切断作業が簡易且つ経済的に行われ
る。
【0045】一方、請求項2においては、縦方向に延在
配置された配管を切断する際には、第1の孔の軸方向下
方側に第2の孔を形成して袋体を装入設置して、この袋
体を膨張させて、配管内部の切断部下側に区画を形成す
ることにより、袋体を2ヵ所に設置することなく下側の
みに設置して切断作業を確実に行うことができる。
配置された配管を切断する際には、第1の孔の軸方向下
方側に第2の孔を形成して袋体を装入設置して、この袋
体を膨張させて、配管内部の切断部下側に区画を形成す
ることにより、袋体を2ヵ所に設置することなく下側の
みに設置して切断作業を確実に行うことができる。
【0046】また、請求項3において、前記袋体は伸縮
性を有することにより、袋体の膨張時に配管内部に隙間
なく密着してことにより区画して確実に流体を栓止でき
る。さらに、請求項4において、前記流体は有害物質を
含む流体である場合には、切断作業を行う作業者等に影
響を与えることなく安全に作業が行われる。特に、流体
が放射性廃棄物等の有害物質の場合には、配管外部に流
体が漏出して周辺環境を害することなく作業の安全性が
確保される。
性を有することにより、袋体の膨張時に配管内部に隙間
なく密着してことにより区画して確実に流体を栓止でき
る。さらに、請求項4において、前記流体は有害物質を
含む流体である場合には、切断作業を行う作業者等に影
響を与えることなく安全に作業が行われる。特に、流体
が放射性廃棄物等の有害物質の場合には、配管外部に流
体が漏出して周辺環境を害することなく作業の安全性が
確保される。
【図1】この発明の実施の形態にかかる配管切断方法に
適用した原子力施設を示す断面図である。
適用した原子力施設を示す断面図である。
【図2】この発明の実施の形態にかかる配管切断方法の
施工手順を示す切断部の側部断面図である。
施工手順を示す切断部の側部断面図である。
【図3】図1と同様に施工手順を示す切断部の側部断面
図である。
図である。
【図4】この発明の別の実施の形態にかかる配管切断方
法の施工手順を示す切断部の側部断面図である。
法の施工手順を示す切断部の側部断面図である。
【図5】図4と同様に施工手順を示す切断部の側部断面
図である。
図である。
1……配管 2……第1の孔 3……第2の孔 4……袋体 5……開口部 6……バックアップ材 8……充填材 10……流体 11……コンプレッサ 20……原子力施設 21……壁 22……スラブ
Claims (4)
- 【請求項1】 流体が内在している配管を切断する配管
切断方法において、前記配管の切断すべき位置に第1の
孔を形成するとともに、この第1の孔の軸方向両側に第
2の孔を穿設し、これら第2の孔から前記配管内部に袋
体を装入して設置し、その袋体内部にバックアップ材を
注入することにより膨張させて前記配管内部を区画し、
前記第1の孔から前記袋体間の配管内部に充填材を注入
してその充填材の硬化後に前記配管を切断することを特
徴とする配管切断方法。 - 【請求項2】 流体が内在し、縦方向に延在配置された
配管を切断する配管切断方法において、 前記配管の切断すべき位置に第1の孔を形成するととも
に、この第1の孔の配管軸方向下側に第2の孔を穿設
し、この第2の孔から前記配管内部に袋体を装入して設
置し、その袋体を膨張させて前記配管内部を区画し、前
記第1の孔から前記配管内部に充填材を注入し、その充
填材の硬化後に前記配管を切断することを特徴とする配
管切断方法。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の配管切断方法
において、前記袋体は伸縮性を有することを特徴とする
配管切断方法。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の配管切断方法
において、前記流体は有害物質を含む流体である配管切
断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11389496A JPH09297197A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 配管切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11389496A JPH09297197A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 配管切断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297197A true JPH09297197A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14623816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11389496A Pending JPH09297197A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 配管切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297197A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001024199A1 (fr) * | 1999-09-29 | 2001-04-05 | Hitachi, Ltd. | Procede de transport de materiel hors d'une centrale nucleaire |
| JP2013013909A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Jfe Steel Corp | 配管の切断方法 |
| JP2013167563A (ja) * | 2012-02-16 | 2013-08-29 | Shimizu Corp | 遮蔽壁貫通配管の閉塞方法 |
| JP2018179853A (ja) * | 2017-04-18 | 2018-11-15 | 東ソー株式会社 | 溶出時間の変動に影響を受けないピーク同定方法 |
| JP2019011649A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 三菱重工業株式会社 | 配管撤去方法 |
| JP2019015333A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 中国電力株式会社 | 配管の閉塞方法及び配管の切断方法 |
| JP2019015332A (ja) * | 2017-07-06 | 2019-01-31 | 中国電力株式会社 | 配管の閉塞方法 |
| JP2020500316A (ja) * | 2016-11-22 | 2020-01-09 | フラマトム ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 原子力発電所の蒸気発生器または熱交換器を分解するための方法 |
| JP2023120563A (ja) * | 2022-02-18 | 2023-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 切断方法、解体方法、補修方法、及び運転方法 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP11389496A patent/JPH09297197A/ja active Pending
Cited By (10)
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| JP2023120563A (ja) * | 2022-02-18 | 2023-08-30 | 三菱重工業株式会社 | 切断方法、解体方法、補修方法、及び運転方法 |
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|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
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