JPH09297616A - 移動車の誘導制御装置 - Google Patents
移動車の誘導制御装置Info
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- JPH09297616A JPH09297616A JP8110003A JP11000396A JPH09297616A JP H09297616 A JPH09297616 A JP H09297616A JP 8110003 A JP8110003 A JP 8110003A JP 11000396 A JP11000396 A JP 11000396A JP H09297616 A JPH09297616 A JP H09297616A
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の走行経路の夫々において、設定精度を
維持しながら操向制御を行えるものでありながら、移動
車を安定走行させることが可能となる移動車の誘導制御
装置を提供する。 【解決手段】 地上側に設置された誘導線に供給される
電流により形成される磁界の強さを検出するための現走
行経路用の磁界検出部と、隣接する次の走行経路の磁界
の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部とを備え、
磁界検出情報に基づいて、誘導線2の長手方向に沿う複
数の走行経路の夫々において、移動車を各走行経路に沿
って誘導走行させるべく操向用電動モータ9を制御する
操向制御手段100とが備えられ、次走行経路用の磁界
検出部にて検出される磁界の強さの検出情報に基づい
て、次走行経路を走行する際における、現走行経路用の
磁界検出部による検出値と予め設定される目標値との偏
差に対する操向用電動モータ9の操作量を求めるときの
制御定数を、操作量が適正範囲になるように補正する制
御定数補正手段103が設けられている。
維持しながら操向制御を行えるものでありながら、移動
車を安定走行させることが可能となる移動車の誘導制御
装置を提供する。 【解決手段】 地上側に設置された誘導線に供給される
電流により形成される磁界の強さを検出するための現走
行経路用の磁界検出部と、隣接する次の走行経路の磁界
の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部とを備え、
磁界検出情報に基づいて、誘導線2の長手方向に沿う複
数の走行経路の夫々において、移動車を各走行経路に沿
って誘導走行させるべく操向用電動モータ9を制御する
操向制御手段100とが備えられ、次走行経路用の磁界
検出部にて検出される磁界の強さの検出情報に基づい
て、次走行経路を走行する際における、現走行経路用の
磁界検出部による検出値と予め設定される目標値との偏
差に対する操向用電動モータ9の操作量を求めるときの
制御定数を、操作量が適正範囲になるように補正する制
御定数補正手段103が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地上側に、電流が
供給される誘導線が設置され、移動車側に、車体の向き
を変更操作自在な操向操作手段と、前記電流により形成
される磁界の強さを検出する磁界検出手段と、前記誘導
線の長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の走行経路
の夫々において、前記磁界検出手段による検出情報に基
づいて、移動車を前記各走行経路に沿って誘導走行させ
るべく前記操向操作手段を制御する操向制御手段とが備
えられている移動車の誘導制御装置に関する。
供給される誘導線が設置され、移動車側に、車体の向き
を変更操作自在な操向操作手段と、前記電流により形成
される磁界の強さを検出する磁界検出手段と、前記誘導
線の長手方向に沿うと共に互いに平行な複数の走行経路
の夫々において、前記磁界検出手段による検出情報に基
づいて、移動車を前記各走行経路に沿って誘導走行させ
るべく前記操向操作手段を制御する操向制御手段とが備
えられている移動車の誘導制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の移動車の誘導制御装置は、誘
導線に供給される電流により形成される磁界の強さは、
誘導線からの離間距離に応じて定まる特性を有すること
から、この磁界の強さの検出情報に基づいて、誘導線の
長手方向に沿う平行な複数の走行経路の夫々において、
移動車を誘導走行させることができるようにしたもので
ある。
導線に供給される電流により形成される磁界の強さは、
誘導線からの離間距離に応じて定まる特性を有すること
から、この磁界の強さの検出情報に基づいて、誘導線の
長手方向に沿う平行な複数の走行経路の夫々において、
移動車を誘導走行させることができるようにしたもので
ある。
【0003】上記構成の誘導制御装置において、従来で
は、前記磁界検出手段により検出される磁界の強さの検
出値と、予め設定されている目標値との偏差に基づい
て、例えば、この偏差が小さくなるように、操向操作手
段を制御する構成となっており、このときの偏差に対す
る制御定数は常に一定の値になるように構成されてい
た。
は、前記磁界検出手段により検出される磁界の強さの検
出値と、予め設定されている目標値との偏差に基づい
て、例えば、この偏差が小さくなるように、操向操作手
段を制御する構成となっており、このときの偏差に対す
る制御定数は常に一定の値になるように構成されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
誘導制御装置においては、磁界検出手段にて検出される
磁界の強さは、誘導線からの離間距離の2乗に反比例す
るので、離間距離の変化に対して磁界の強さの変化が大
きなものとなり、各走行経路のうちの誘導線に近接した
箇所にある走行経路と、誘導線から遠く離れた箇所にあ
る走行経路とにおいては、各走行経路上における磁界の
強さの変動幅が大きいものとなる。
誘導制御装置においては、磁界検出手段にて検出される
磁界の強さは、誘導線からの離間距離の2乗に反比例す
るので、離間距離の変化に対して磁界の強さの変化が大
きなものとなり、各走行経路のうちの誘導線に近接した
箇所にある走行経路と、誘導線から遠く離れた箇所にあ
る走行経路とにおいては、各走行経路上における磁界の
強さの変動幅が大きいものとなる。
【0005】従って、前記各走行経路中を走行する際に
おいて、目標走行位置からの車体の実際のずれ量が同じ
であっても、磁界検出手段の検出値と前記目標値との偏
差が異なった値になる。言い換えると、車体の目標位置
に対する変動に対する磁界検出手段の出力値変化が前記
各走行経路において異なった値になる。
おいて、目標走行位置からの車体の実際のずれ量が同じ
であっても、磁界検出手段の検出値と前記目標値との偏
差が異なった値になる。言い換えると、車体の目標位置
に対する変動に対する磁界検出手段の出力値変化が前記
各走行経路において異なった値になる。
【0006】その結果、上述したように、上記従来技術
においては制御定数が一定であることから、前記各走行
経路において操向操作手段の操作量が異なるものになる
が、複数の走行経路の夫々において操向制御を設定精度
に維持させるために、誘導線から遠く離れた箇所にある
走行経路において設定精度にて操向制御させることがで
きるように制御定数を設定しておくと、誘導線に近接し
た箇所にある走行経路において誘導走行する場合に、磁
界検出手段の出力値の変化量が大きくなり過ぎて、ハン
チング現象が発生して操向制御が不安定になり、移動車
の走行状態が不安定になって車体が振らついてしまう等
の不具合が発生していた。
においては制御定数が一定であることから、前記各走行
経路において操向操作手段の操作量が異なるものになる
が、複数の走行経路の夫々において操向制御を設定精度
に維持させるために、誘導線から遠く離れた箇所にある
走行経路において設定精度にて操向制御させることがで
きるように制御定数を設定しておくと、誘導線に近接し
た箇所にある走行経路において誘導走行する場合に、磁
界検出手段の出力値の変化量が大きくなり過ぎて、ハン
チング現象が発生して操向制御が不安定になり、移動車
の走行状態が不安定になって車体が振らついてしまう等
の不具合が発生していた。
【0007】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、合理的な構成により、複数の走行
経路の夫々において、設定精度を維持しながら操向制御
を行えるものでありながら、各走行経路において、安定
した操向制御を行うことができて移動車を安定走行させ
ることが可能となる移動車の誘導制御装置を提供する点
にある。
であり、その目的は、合理的な構成により、複数の走行
経路の夫々において、設定精度を維持しながら操向制御
を行えるものでありながら、各走行経路において、安定
した操向制御を行うことができて移動車を安定走行させ
ることが可能となる移動車の誘導制御装置を提供する点
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、前記磁界検出手段における現走行経路用の
磁界検出部が、複数の走行経路のうちの1つに沿って走
行するときに、その走行中の走行経路に沿う前記誘導制
御を実行するために磁界の強さを検出することになる。
又、現走行経路用の磁界検出部に対して、隣り合う走行
経路の間隔に対応させて間隔を隔てて設置する状態で備
られた、磁界検出手段における次走行経路用の磁界検出
部が、隣接する次の走行経路に沿って移動車を走行させ
た際に現走行経路用の磁界検出部にて検出されることに
なる磁界の強さを検出することになる。そして、制御定
数補正手段によって、次走行経路を走行する際におけ
る、現走行経路用の磁界検出部による検出値と予め設定
される目標値との偏差に対する操向操作手段の操作量を
求めるときの制御定数が、前記操作量が適正範囲になる
ように、次走行経路用の磁界検出部にて検出される磁界
の強さの検出情報に基づいて補正されることになる。
成によれば、前記磁界検出手段における現走行経路用の
磁界検出部が、複数の走行経路のうちの1つに沿って走
行するときに、その走行中の走行経路に沿う前記誘導制
御を実行するために磁界の強さを検出することになる。
又、現走行経路用の磁界検出部に対して、隣り合う走行
経路の間隔に対応させて間隔を隔てて設置する状態で備
られた、磁界検出手段における次走行経路用の磁界検出
部が、隣接する次の走行経路に沿って移動車を走行させ
た際に現走行経路用の磁界検出部にて検出されることに
なる磁界の強さを検出することになる。そして、制御定
数補正手段によって、次走行経路を走行する際におけ
る、現走行経路用の磁界検出部による検出値と予め設定
される目標値との偏差に対する操向操作手段の操作量を
求めるときの制御定数が、前記操作量が適正範囲になる
ように、次走行経路用の磁界検出部にて検出される磁界
の強さの検出情報に基づいて補正されることになる。
【0009】従って、どの走行経路を走行する場合であ
っても、誘導線からの離間距離にかかわらず、常に適正
な操作量にて操向操作手段が操作制御されることにな
り、例えば、誘導線に近い走行経路を走行する際に、ハ
ンチング現象等に起因して操向制御が不安定になり、車
体が振らつく等の不利がなく、安定した操向制御を行え
るものとなった。
っても、誘導線からの離間距離にかかわらず、常に適正
な操作量にて操向操作手段が操作制御されることにな
り、例えば、誘導線に近い走行経路を走行する際に、ハ
ンチング現象等に起因して操向制御が不安定になり、車
体が振らつく等の不利がなく、安定した操向制御を行え
るものとなった。
【0010】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
制御定数補正手段は、前記次走行経路用の磁界検出部に
て検出される磁界の強さの最大値が設定上限値を越える
ような大きい値になると、次走行経路を走行する際の現
走行経路用の磁界検出部による検出値と予め設定される
目標値との偏差が大きくなり過ぎて、ハンチング現象を
発生するおそれがあることから、そのときの制御定数よ
り小さい制御定数に補正するのである。又、前記次走行
経路用の磁界検出部にて検出される磁界の強さの最大値
が設定下限値を下回るような小さい値になると、次走行
経路を走行する際の現走行経路用の磁界検出部による検
出値と予め設定される目標値との偏差が小さくなり過ぎ
て、操向制御における精度が低下してしまうおそれがあ
ることから、そのときの制御定数より大きい制御定数に
補正するのである。
制御定数補正手段は、前記次走行経路用の磁界検出部に
て検出される磁界の強さの最大値が設定上限値を越える
ような大きい値になると、次走行経路を走行する際の現
走行経路用の磁界検出部による検出値と予め設定される
目標値との偏差が大きくなり過ぎて、ハンチング現象を
発生するおそれがあることから、そのときの制御定数よ
り小さい制御定数に補正するのである。又、前記次走行
経路用の磁界検出部にて検出される磁界の強さの最大値
が設定下限値を下回るような小さい値になると、次走行
経路を走行する際の現走行経路用の磁界検出部による検
出値と予め設定される目標値との偏差が小さくなり過ぎ
て、操向制御における精度が低下してしまうおそれがあ
ることから、そのときの制御定数より大きい制御定数に
補正するのである。
【0011】従って、制御定数を補正する際の基準値と
して、上限値と下限値とを設けるだけでよく、例えば、
前記次走行経路用の磁界検出部にて検出される磁界の強
さの最大値に対応して最適ば制御定数を、マップデータ
形式で備えさせる構成に較べて、それらのデータを保持
する記憶手段やデータを比較演算するための演算手段等
の構成を簡単な構成で済ませることができる。
して、上限値と下限値とを設けるだけでよく、例えば、
前記次走行経路用の磁界検出部にて検出される磁界の強
さの最大値に対応して最適ば制御定数を、マップデータ
形式で備えさせる構成に較べて、それらのデータを保持
する記憶手段やデータを比較演算するための演算手段等
の構成を簡単な構成で済ませることができる。
【0012】請求項3に記載の特徴構成によれば、前記
制御定数補正手段は、制御対象となる走行経路における
磁界の強さに対する適正な制御定数が予めマップデータ
にて設定記憶されており、前記次走行経路用の磁界検出
部にて検出される磁界の強さの最大値に基づいて、前記
マップデータより求められる前記制御定数に補正するよ
うに構成されている。
制御定数補正手段は、制御対象となる走行経路における
磁界の強さに対する適正な制御定数が予めマップデータ
にて設定記憶されており、前記次走行経路用の磁界検出
部にて検出される磁界の強さの最大値に基づいて、前記
マップデータより求められる前記制御定数に補正するよ
うに構成されている。
【0013】従って、検出される磁界の強さの最大値に
基づいて、常に適切な制御定数に補正されることにな
り、単に、上限値や下限値を設定して、それらとの比較
に基づいて、制御定数を大きくさせたり、小さくさせた
りするような構成に較べて、より安定した操向制御を行
えるものとなる。
基づいて、常に適切な制御定数に補正されることにな
り、単に、上限値や下限値を設定して、それらとの比較
に基づいて、制御定数を大きくさせたり、小さくさせた
りするような構成に較べて、より安定した操向制御を行
えるものとなる。
【0014】請求項4に記載の特徴構成によれば、前記
移動車に、前記走行経路の始端部及び終端部であること
を検出する経路端部検出部が設けられ、前記制御定数補
正手段が、前記経路端部検出部の検出情報に基づいて、
前記制御定数を補正するように構成されている。
移動車に、前記走行経路の始端部及び終端部であること
を検出する経路端部検出部が設けられ、前記制御定数補
正手段が、前記経路端部検出部の検出情報に基づいて、
前記制御定数を補正するように構成されている。
【0015】従って、移動車が現走行経路の終端部ある
いは次走行経路の始端部において、制御定数を予め補正
するので、経路途中で補正する場合に較べて、次走行経
路を走行する際において、経路全域にわたって適正な制
御定数に設定された状態で操向制御が実行されることに
なる。
いは次走行経路の始端部において、制御定数を予め補正
するので、経路途中で補正する場合に較べて、次走行経
路を走行する際において、経路全域にわたって適正な制
御定数に設定された状態で操向制御が実行されることに
なる。
【0016】請求項5に記載の特徴構成によれば、ある
走行経路を走行するとき、経路端部検出部により走行経
路の端部であることを検出したときから、前記次走行経
路用の磁界検出部における検出情報を、前記移動車の走
行距離を検出する距離検出手段の検出情報と対応付けて
逐次、記憶手段に記憶される。そして、次走行経路を走
行する際に、前記操向制御手段は、前記記憶手段にて記
憶される記憶情報を前記目標値として操向制御を実行す
ることになる。
走行経路を走行するとき、経路端部検出部により走行経
路の端部であることを検出したときから、前記次走行経
路用の磁界検出部における検出情報を、前記移動車の走
行距離を検出する距離検出手段の検出情報と対応付けて
逐次、記憶手段に記憶される。そして、次走行経路を走
行する際に、前記操向制御手段は、前記記憶手段にて記
憶される記憶情報を前記目標値として操向制御を実行す
ることになる。
【0017】従って、次走行経路における磁界の強さを
記憶しておくことで、常に実際の走行路面の状況に応じ
て適切な目標値が設定できると共に、複数の走行経路の
夫々における前記目標値を全て予め記憶保持させておく
必要がなく、記憶手段の容量を小さいもので済ませるこ
とができて構成が簡素化できる。
記憶しておくことで、常に実際の走行路面の状況に応じ
て適切な目標値が設定できると共に、複数の走行経路の
夫々における前記目標値を全て予め記憶保持させておく
必要がなく、記憶手段の容量を小さいもので済ませるこ
とができて構成が簡素化できる。
【0018】請求項6に記載の特徴構成によれば、目標
ゲイン設定手段によって、前記次走行経路用の磁界検出
部にて検出される磁界の強さの検出情報に基づいて、前
記現走行経路用の磁界検出部における出力ゲインの目標
値が設定される。前記次走行経路用の磁界検出部にて磁
界の強さが検出される走行経路においては、ゲイン調整
手段によって、当該走行経路に沿う誘導走行に先立っ
て、前記現走行経路用の磁界検出部における出力ゲイン
が前記目標値に自動調整されることになる。そして、制
御定数補正手段は、ゲイン調整手段にて出力ゲインが目
標値に調整されると、その目標値に対応させて制御定数
を補正するのである。
ゲイン設定手段によって、前記次走行経路用の磁界検出
部にて検出される磁界の強さの検出情報に基づいて、前
記現走行経路用の磁界検出部における出力ゲインの目標
値が設定される。前記次走行経路用の磁界検出部にて磁
界の強さが検出される走行経路においては、ゲイン調整
手段によって、当該走行経路に沿う誘導走行に先立っ
て、前記現走行経路用の磁界検出部における出力ゲイン
が前記目標値に自動調整されることになる。そして、制
御定数補正手段は、ゲイン調整手段にて出力ゲインが目
標値に調整されると、その目標値に対応させて制御定数
を補正するのである。
【0019】その結果、各走行経路における磁界の強さ
の変動幅が大きい場合であっても、次走行経路用の磁界
検出部における検出情報に基づいて、常に、適切な出力
ゲインの目標値に自動調整されることになり、検出値が
大き過ぎて増幅器の出力歪みによる検出誤差が大きくな
ったり、検出値が小さ過ぎて適正な偏差が検出できず車
体の位置ずれに対する検出誤差が発生したりすることを
防止できると共に、このように出力ゲインが目標値に調
整されると、その目標値に対応して制御定数を補正する
ことで、常に、検出誤差を小さいものに抑制しながら、
安定した操向制御状態を維持することができるものとな
った。
の変動幅が大きい場合であっても、次走行経路用の磁界
検出部における検出情報に基づいて、常に、適切な出力
ゲインの目標値に自動調整されることになり、検出値が
大き過ぎて増幅器の出力歪みによる検出誤差が大きくな
ったり、検出値が小さ過ぎて適正な偏差が検出できず車
体の位置ずれに対する検出誤差が発生したりすることを
防止できると共に、このように出力ゲインが目標値に調
整されると、その目標値に対応して制御定数を補正する
ことで、常に、検出誤差を小さいものに抑制しながら、
安定した操向制御状態を維持することができるものとな
った。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る移動車の誘導
制御装置について説明する。図1に示すように、誘導エ
リアの一例としての矩形形状の圃場1内において、移動
車の一例としての作業車Vを圃場1の長手方向に沿って
互いに平行な複数の走行経路kの夫々において、無人状
態で誘導走行させることができるように構成されてい
る。
制御装置について説明する。図1に示すように、誘導エ
リアの一例としての矩形形状の圃場1内において、移動
車の一例としての作業車Vを圃場1の長手方向に沿って
互いに平行な複数の走行経路kの夫々において、無人状
態で誘導走行させることができるように構成されてい
る。
【0021】圃場1の外周部における各辺(畦)には、
夫々、畦の長さとほぼ同じ長さの誘導線2が畦の長手方
向に沿わせる状態で設置され、各誘導線2には夫々各別
に電流供給手段としての電流供給源により所定周波数の
交流電流が供給される。つまり、圃場1の長尺方向に沿
う両側の畦に沿って設置される各誘導線2a,2cに
は、各電流供給源3により周波数fa(Hz)及び周波
数fc(Hz)の交流電流が夫々供給され、短尺方向に
沿う両側の畦に設置される各誘導線2b,2dには、各
電流供給源3により周波数fb(Hz)及び周波数fd
(Hz)の交流電流が夫々供給される。尚、周波数は、
数百Hz〜数十KHz程度に設定されている。
夫々、畦の長さとほぼ同じ長さの誘導線2が畦の長手方
向に沿わせる状態で設置され、各誘導線2には夫々各別
に電流供給手段としての電流供給源により所定周波数の
交流電流が供給される。つまり、圃場1の長尺方向に沿
う両側の畦に沿って設置される各誘導線2a,2cに
は、各電流供給源3により周波数fa(Hz)及び周波
数fc(Hz)の交流電流が夫々供給され、短尺方向に
沿う両側の畦に設置される各誘導線2b,2dには、各
電流供給源3により周波数fb(Hz)及び周波数fd
(Hz)の交流電流が夫々供給される。尚、周波数は、
数百Hz〜数十KHz程度に設定されている。
【0022】前記各誘導線2は、図2に示すように、地
中に打ち込まれた導通材料からなる複数の杭4を介して
地中を経由して前記電流が通流するように構成され、誘
導線が長い距離にわたって設置される場合であっても、
長手方向両側部で杭4を打ち込むだけで簡単に設置が行
えるように構成されている。尚、地中においては、比較
的電気抵抗の高い地表層G1でなく、比較的電気抵抗の
低い下層の粘土層G2を通して電流が流れるように、杭
4の打ち込み深さを設定している。
中に打ち込まれた導通材料からなる複数の杭4を介して
地中を経由して前記電流が通流するように構成され、誘
導線が長い距離にわたって設置される場合であっても、
長手方向両側部で杭4を打ち込むだけで簡単に設置が行
えるように構成されている。尚、地中においては、比較
的電気抵抗の高い地表層G1でなく、比較的電気抵抗の
低い下層の粘土層G2を通して電流が流れるように、杭
4の打ち込み深さを設定している。
【0023】上述したように設置された誘導線に電流が
流れると、その電流によって磁界が形成されるが、誘導
線からの離間距離に対する磁界の強さの理論値は演算に
て求めることができ、その磁界の強さは誘導線からの離
間距離の2乗に反比例する。従って、供給される電流値
が一定であれば、図3に示すように、誘導線からの離間
距離に対する磁界の強さの変化特性が定まることにな
り、圃場1内でのある地点での磁界の強さはほぼ一定の
大きさになる。
流れると、その電流によって磁界が形成されるが、誘導
線からの離間距離に対する磁界の強さの理論値は演算に
て求めることができ、その磁界の強さは誘導線からの離
間距離の2乗に反比例する。従って、供給される電流値
が一定であれば、図3に示すように、誘導線からの離間
距離に対する磁界の強さの変化特性が定まることにな
り、圃場1内でのある地点での磁界の強さはほぼ一定の
大きさになる。
【0024】前記作業車Vは、四輪型の走行車体5の後
部に対地作業装置としてのロータリー耕耘装置6が備え
られ、走行しながら圃場1の対地作業(耕耘作業)を行
うことができるようになっている。走行車体5にはエン
ジンが搭載され、このエンジンの動力が、前後進切換機
構7を備えた変速装置及び電磁操作式走行クラッチ8を
介して各車輪に伝えられて車体が走行するように構成さ
れ、エンジンの動力がロータリー耕耘装置6に伝えられ
るようになっている。又、左右の前輪が操向操作手段と
しての電動モータ9により操向操作可能に設けられてい
る。
部に対地作業装置としてのロータリー耕耘装置6が備え
られ、走行しながら圃場1の対地作業(耕耘作業)を行
うことができるようになっている。走行車体5にはエン
ジンが搭載され、このエンジンの動力が、前後進切換機
構7を備えた変速装置及び電磁操作式走行クラッチ8を
介して各車輪に伝えられて車体が走行するように構成さ
れ、エンジンの動力がロータリー耕耘装置6に伝えられ
るようになっている。又、左右の前輪が操向操作手段と
しての電動モータ9により操向操作可能に設けられてい
る。
【0025】前記作業車Vには、車軸の回転数を検出す
ることで車体の走行距離を検出するための例えばロータ
リーエンコーダ等から成る距離検出手段としての走行距
離センサ10、車体の方位を検出する方位検出手段とし
ての方位センサ11、前記前後進切換機構7や操向用電
動モータ9等の動作を制御するマイクロコンピュータ利
用の制御装置12等が備えられている。
ることで車体の走行距離を検出するための例えばロータ
リーエンコーダ等から成る距離検出手段としての走行距
離センサ10、車体の方位を検出する方位検出手段とし
ての方位センサ11、前記前後進切換機構7や操向用電
動モータ9等の動作を制御するマイクロコンピュータ利
用の制御装置12等が備えられている。
【0026】又、走行車体5の前部には、前記各誘導線
に供給される交流電流により形成される磁界の強さを検
出する3個の磁界センサが車体横幅方向に沿って並設さ
れる状態で設けられ、このうち、左右両側に位置する側
部磁界センサ13R,13Lは、周波数fa及び周波数
fcの交流電流により形成される磁界の強さを検出する
ように構成され、左右中央側に位置する中央磁界センサ
14は、周波数fb及び周波数fdの交流電流により形
成される磁界の強さを検出するように構成されている。
そして、前記制御装置12は、各側部磁界センサ13
R,13Lによる検出情報に基づいて、複数の走行経路
kの夫々において、作業車Vを各走行経路kに沿って誘
導走行させる誘導走行制御を実行し、且つ、中央磁界セ
ンサ14による検出情報に基づいて、各走行経路kの終
端部又は始端部に達したことを検出し、終端部に達した
ことを検出すると、作業車Vを回向走行させて隣接する
次回の走行経路に進入誘導させる旋回制御を実行するよ
うに構成されている。従って、この制御装置12を利用
して走行制御手段100が構成されることになる。
に供給される交流電流により形成される磁界の強さを検
出する3個の磁界センサが車体横幅方向に沿って並設さ
れる状態で設けられ、このうち、左右両側に位置する側
部磁界センサ13R,13Lは、周波数fa及び周波数
fcの交流電流により形成される磁界の強さを検出する
ように構成され、左右中央側に位置する中央磁界センサ
14は、周波数fb及び周波数fdの交流電流により形
成される磁界の強さを検出するように構成されている。
そして、前記制御装置12は、各側部磁界センサ13
R,13Lによる検出情報に基づいて、複数の走行経路
kの夫々において、作業車Vを各走行経路kに沿って誘
導走行させる誘導走行制御を実行し、且つ、中央磁界セ
ンサ14による検出情報に基づいて、各走行経路kの終
端部又は始端部に達したことを検出し、終端部に達した
ことを検出すると、作業車Vを回向走行させて隣接する
次回の走行経路に進入誘導させる旋回制御を実行するよ
うに構成されている。従って、この制御装置12を利用
して走行制御手段100が構成されることになる。
【0027】従って、前記各側部磁界センサ13R,1
3Lにより、車体誘導用の磁界検出手段GKが構成さ
れ、中央磁界センサ14により、走行経路の始端部及び
終端部であることを検出する経路端部検出部が構成され
ることになる。つまり、図4に示すように、各側部磁界
センサ13R,13L、中央磁界センサ14の出力が夫
々、信号処理部15にて処理された後に制御装置12に
与えられ、これらの磁界検出情報に基づいて、各走行経
路kに沿って誘導走行されるように操向用電動モータ9
を制御すると共に、走行経路kの終端部においては、磁
界検出情報及び方位センサ11並びに走行距離センサ1
0の検出情報に基づいて、旋回走行すべく操向用電動モ
ータ9、前後進切換機構7、走行クラッチ8等を制御す
るように構成されている。
3Lにより、車体誘導用の磁界検出手段GKが構成さ
れ、中央磁界センサ14により、走行経路の始端部及び
終端部であることを検出する経路端部検出部が構成され
ることになる。つまり、図4に示すように、各側部磁界
センサ13R,13L、中央磁界センサ14の出力が夫
々、信号処理部15にて処理された後に制御装置12に
与えられ、これらの磁界検出情報に基づいて、各走行経
路kに沿って誘導走行されるように操向用電動モータ9
を制御すると共に、走行経路kの終端部においては、磁
界検出情報及び方位センサ11並びに走行距離センサ1
0の検出情報に基づいて、旋回走行すべく操向用電動モ
ータ9、前後進切換機構7、走行クラッチ8等を制御す
るように構成されている。
【0028】前記各磁界センサ13R,13L,14
は、図5に示すように、誘導線に流れる交流電流により
形成される交番磁界によって誘導起電力が発生する検出
コイル16と、この検出コイル16の出力を所定のレベ
ルまで増幅する増幅器17と、検出コイル16の出力の
うち前記各誘導線に流れる電流の周波数に対応する出力
のみ通過させる周波数フィルターとしてのバンドパスフ
ィルターBPF、このバンドパスフィルターBPFの出
力を増幅する増幅器18等を備えて構成されている。
は、図5に示すように、誘導線に流れる交流電流により
形成される交番磁界によって誘導起電力が発生する検出
コイル16と、この検出コイル16の出力を所定のレベ
ルまで増幅する増幅器17と、検出コイル16の出力の
うち前記各誘導線に流れる電流の周波数に対応する出力
のみ通過させる周波数フィルターとしてのバンドパスフ
ィルターBPF、このバンドパスフィルターBPFの出
力を増幅する増幅器18等を備えて構成されている。
【0029】従って、各側部磁界センサ13R,13L
による検出情報には、中央側磁界センサ14のよる検出
情報が混入することがバンドパスフィルターBPFによ
り抑制されることになり、このバンドパスフィルターB
PFが情報混入抑制手段を構成することになる。
による検出情報には、中央側磁界センサ14のよる検出
情報が混入することがバンドパスフィルターBPFによ
り抑制されることになり、このバンドパスフィルターB
PFが情報混入抑制手段を構成することになる。
【0030】このように、各側部磁界センサ13R,1
3Lは、夫々、周波数fa及び周波数fcの夫々に対応
する検出情報が出力され、中央磁界センサ14は、夫
々、周波数fb及び周波数fdの夫々に対応する検出情
報が出力されるようになっているが、信号処理部15に
おいて、それらのうち、検出レベルが高い方、即ち、作
業車Vが該当する誘導線に近い方の検出情報が選択的に
出力されるようになっている。信号処理部15は、図6
に示すように、前記各磁界センサ13R,13L,14
の出力を直流信号に変換する直流変換回路DCが夫々設
けられ、その変換出力が制御装置12に入力され、制御
装置12は各磁界センサ13R,13L,14における
異なる周波数の出力のうち、検出レベルの高い側の出力
を判別して、その出力を選択するように3個のアナログ
スイッチAS1,AS2,AS3 に選択信号を与えるように
構成されている。
3Lは、夫々、周波数fa及び周波数fcの夫々に対応
する検出情報が出力され、中央磁界センサ14は、夫
々、周波数fb及び周波数fdの夫々に対応する検出情
報が出力されるようになっているが、信号処理部15に
おいて、それらのうち、検出レベルが高い方、即ち、作
業車Vが該当する誘導線に近い方の検出情報が選択的に
出力されるようになっている。信号処理部15は、図6
に示すように、前記各磁界センサ13R,13L,14
の出力を直流信号に変換する直流変換回路DCが夫々設
けられ、その変換出力が制御装置12に入力され、制御
装置12は各磁界センサ13R,13L,14における
異なる周波数の出力のうち、検出レベルの高い側の出力
を判別して、その出力を選択するように3個のアナログ
スイッチAS1,AS2,AS3 に選択信号を与えるように
構成されている。
【0031】制御装置12は、中央磁界センサ14の検
出情報に基づいて、短尺方向に沿う畦に設置される誘導
線2b,2dのうちいずれかの検出レベルの高い側の誘
導線からの離間距離を算出して、その離間距離が設定値
になると、作業車Vが前記各走行経路kの端部位置に達
したことを判別するように構成されている。尚、短尺方
向に沿う畦に設置される誘導線2b,2dは、図7に示
すように、両側端部を圃場1内方側に向けて略L字形に
屈曲させた状態で設置されている。このように構成する
と、誘導線2b,2dの中間部tからの離間距離が設定
距離にある地点で誘導線2b,2dの全長にわたってほ
ぼ同一の磁界の強さになるので、この地点を走行経路k
の端部位置として設定している。この端部位置は、端部
屈曲部の長さLよりも設定距離だけ圃場1内方側によっ
た地点となる。因みに、本出願人の実験によれば、端部
屈曲部の長さHが例えば3mであれば、端部位置は誘導
線から5mの離間距離の位置となる。
出情報に基づいて、短尺方向に沿う畦に設置される誘導
線2b,2dのうちいずれかの検出レベルの高い側の誘
導線からの離間距離を算出して、その離間距離が設定値
になると、作業車Vが前記各走行経路kの端部位置に達
したことを判別するように構成されている。尚、短尺方
向に沿う畦に設置される誘導線2b,2dは、図7に示
すように、両側端部を圃場1内方側に向けて略L字形に
屈曲させた状態で設置されている。このように構成する
と、誘導線2b,2dの中間部tからの離間距離が設定
距離にある地点で誘導線2b,2dの全長にわたってほ
ぼ同一の磁界の強さになるので、この地点を走行経路k
の端部位置として設定している。この端部位置は、端部
屈曲部の長さLよりも設定距離だけ圃場1内方側によっ
た地点となる。因みに、本出願人の実験によれば、端部
屈曲部の長さHが例えば3mであれば、端部位置は誘導
線から5mの離間距離の位置となる。
【0032】このように、走行経路kの端部位置を圃場
1の端部よりも内方側に設定する理由は、図1に示すよ
うに、有限長の誘導線により形成される磁界において、
離間距離が同一の地点における磁界強度分布は、誘導線
の端部付近においては、離間距離に対する磁界の強さの
関係が直線的でなく、磁界の強さに基づく誘導制御が良
好に行えないおそれがあるからである。
1の端部よりも内方側に設定する理由は、図1に示すよ
うに、有限長の誘導線により形成される磁界において、
離間距離が同一の地点における磁界強度分布は、誘導線
の端部付近においては、離間距離に対する磁界の強さの
関係が直線的でなく、磁界の強さに基づく誘導制御が良
好に行えないおそれがあるからである。
【0033】又、短尺方向に沿う畦に設置される誘導線
には、図8に示すように、長尺方向に沿う畦に設置され
る誘導線2a,2cに流れる電流が地中を通して流入す
ることを抑制する電流抑制手段の一例である周波数フィ
ルターとしての、当該誘導線2a,2cに供給される電
流の周波数のみの通過を許容するバンドパスフィルター
19が設けられている。このバンドパスフィルター19
は、コイル19aとコンデンサ19bを直列接続した共
振回路にて構成され、その共振周波数が前記電流の周波
数に対応するように構成されている。従って、他の誘導
線から地中を通して異なる周波数の電流が流れ込んで
も、誘導線にはその流入電流が通流することが抑制さ
れ、各磁界センサが誤った情報を検出するおそれを極力
少なくさせている。
には、図8に示すように、長尺方向に沿う畦に設置され
る誘導線2a,2cに流れる電流が地中を通して流入す
ることを抑制する電流抑制手段の一例である周波数フィ
ルターとしての、当該誘導線2a,2cに供給される電
流の周波数のみの通過を許容するバンドパスフィルター
19が設けられている。このバンドパスフィルター19
は、コイル19aとコンデンサ19bを直列接続した共
振回路にて構成され、その共振周波数が前記電流の周波
数に対応するように構成されている。従って、他の誘導
線から地中を通して異なる周波数の電流が流れ込んで
も、誘導線にはその流入電流が通流することが抑制さ
れ、各磁界センサが誤った情報を検出するおそれを極力
少なくさせている。
【0034】前記各側部磁界センサ13R,13Lの検
出情報に対応する各アナログスイッチAS1,AS3 の出
力を増幅するための増幅ゲインは、制御装置12からの
切り換え情報に基づいて複数段階(4段階)に変更調整
するように構成されている。つまり、夫々増幅ゲインの
異なる4個の増幅器21,22,23,23の出力のう
ちのいずれかを制御装置12に入力させるためのアナロ
グスイッチAS4,AS 5 に対して、制御装置12が選択
内容を指令するように構成されている。誘導線に供給さ
れる電流により形成される磁界の強さは、上述したよう
に離間距離の変化に対して大きく変化するものであり、
増幅ゲインを一定に維持した場合には、全範囲にわたっ
て適正な分解能で検出することが難しく、検出精度が低
下してしまうおそれがあるので、制御装置12に対する
入力レベルが、例えば図9に示すように、前記誘導線か
らの離間距離が単位距離変化したときに適切な磁界の強
さの変化が識別可能となるように、言い換えると、適切
な分解能を有する適正出力範囲になるように増幅ゲイン
を自動調整するのである。
出情報に対応する各アナログスイッチAS1,AS3 の出
力を増幅するための増幅ゲインは、制御装置12からの
切り換え情報に基づいて複数段階(4段階)に変更調整
するように構成されている。つまり、夫々増幅ゲインの
異なる4個の増幅器21,22,23,23の出力のう
ちのいずれかを制御装置12に入力させるためのアナロ
グスイッチAS4,AS 5 に対して、制御装置12が選択
内容を指令するように構成されている。誘導線に供給さ
れる電流により形成される磁界の強さは、上述したよう
に離間距離の変化に対して大きく変化するものであり、
増幅ゲインを一定に維持した場合には、全範囲にわたっ
て適正な分解能で検出することが難しく、検出精度が低
下してしまうおそれがあるので、制御装置12に対する
入力レベルが、例えば図9に示すように、前記誘導線か
らの離間距離が単位距離変化したときに適切な磁界の強
さの変化が識別可能となるように、言い換えると、適切
な分解能を有する適正出力範囲になるように増幅ゲイン
を自動調整するのである。
【0035】前記各側部磁界センサ13R,13Lは、
車体横幅方向に設定間隔を隔てて設置されており、その
いずれか一方の側部磁界センサが、作業車Vが、複数の
走行経路kのうちの1つに沿って走行するときに、その
走行中の走行経路kに沿う誘導制御を実行するために磁
界の強さを検出するための現走行経路用の磁界検出部G
K1 として機能し、他方の側部磁界センサが、隣接する
次の走行経路kに沿って作業車を走行させた際に前記現
走行経路用の磁界検出部GK1 にて検出されることにな
る磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部GK
2 として機能するように構成されている。つまり、他方
の側部磁界センサは、現走行経路kを走行しながら次走
行経路kの磁界を逐次検出するようになっており、この
検出情報は、前記走行距離センサ10により検出される
距離情報と対応付けた状態で、記憶手段としてのメモリ
25に逐次記憶されるように構成されている。
車体横幅方向に設定間隔を隔てて設置されており、その
いずれか一方の側部磁界センサが、作業車Vが、複数の
走行経路kのうちの1つに沿って走行するときに、その
走行中の走行経路kに沿う誘導制御を実行するために磁
界の強さを検出するための現走行経路用の磁界検出部G
K1 として機能し、他方の側部磁界センサが、隣接する
次の走行経路kに沿って作業車を走行させた際に前記現
走行経路用の磁界検出部GK1 にて検出されることにな
る磁界の強さを検出する次走行経路用の磁界検出部GK
2 として機能するように構成されている。つまり、他方
の側部磁界センサは、現走行経路kを走行しながら次走
行経路kの磁界を逐次検出するようになっており、この
検出情報は、前記走行距離センサ10により検出される
距離情報と対応付けた状態で、記憶手段としてのメモリ
25に逐次記憶されるように構成されている。
【0036】制御装置12は、磁界検出情報が記憶され
ている次走行経路kにおいて、メモリ25に記憶されて
いる磁界検出情報と、走行距離センサ10により検出さ
れる走行経路kの端部位置からの走行距離情報とに基づ
いて、当該走行経路k上の各地点における磁界の強さの
目標値を求め、その目標値と、現走行経路用の磁界検出
部GK1 として機能する側部磁界センサの検出値との偏
差に基づいて、走行用電動モータ9を駆動制御する誘導
走行制御を実行するように構成されている。
ている次走行経路kにおいて、メモリ25に記憶されて
いる磁界検出情報と、走行距離センサ10により検出さ
れる走行経路kの端部位置からの走行距離情報とに基づ
いて、当該走行経路k上の各地点における磁界の強さの
目標値を求め、その目標値と、現走行経路用の磁界検出
部GK1 として機能する側部磁界センサの検出値との偏
差に基づいて、走行用電動モータ9を駆動制御する誘導
走行制御を実行するように構成されている。
【0037】又、制御装置12は、メモリ25に記憶さ
れている磁界検出情報に基づいて、次走行経路kにおい
て誘導走行される際における現走行経路用の磁界検出部
GK 1 の出力ゲインの目標値を設定すると共に、次走行
経路kにおける誘導走行に先立って、出力ゲインを目標
値に自動調整するように構成されている。具体的には、
メモリ25に記憶されている磁界の強さの最大値が、ゲ
イン調整用設定上限値を越えていれば、現行のゲインよ
りも1段低いゲインの増幅器が選択され、前記最大値
が、ゲイン調整用設定下限値を下回っていれば、現行の
ゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択されるよう
に、アナログスイッチAS4,AS5 に対して選択信号を
指令するようになっている。尚、各アナログスイッチA
S4,AS5のゲインは常に同じ値に調整されるようにな
っている。前記ゲイン調整用の設定上限値及び設定下限
値は、アナログ値としての出力変化の直線性が保障され
る上下限範囲として設定される。従って、制御装置12
を利用して、目標ゲイン設定手段101と、ゲイン調整
手段102が構成されることになる。
れている磁界検出情報に基づいて、次走行経路kにおい
て誘導走行される際における現走行経路用の磁界検出部
GK 1 の出力ゲインの目標値を設定すると共に、次走行
経路kにおける誘導走行に先立って、出力ゲインを目標
値に自動調整するように構成されている。具体的には、
メモリ25に記憶されている磁界の強さの最大値が、ゲ
イン調整用設定上限値を越えていれば、現行のゲインよ
りも1段低いゲインの増幅器が選択され、前記最大値
が、ゲイン調整用設定下限値を下回っていれば、現行の
ゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択されるよう
に、アナログスイッチAS4,AS5 に対して選択信号を
指令するようになっている。尚、各アナログスイッチA
S4,AS5のゲインは常に同じ値に調整されるようにな
っている。前記ゲイン調整用の設定上限値及び設定下限
値は、アナログ値としての出力変化の直線性が保障され
る上下限範囲として設定される。従って、制御装置12
を利用して、目標ゲイン設定手段101と、ゲイン調整
手段102が構成されることになる。
【0038】又、制御装置12は、現走行経路用の磁界
検出部GK1 として機能する側部磁界センサの検出値
と、前記目標値との偏差に制御定数を乗じて操向操作
量、つまり、電動モータの目標作動量を求めるように構
成されている。そして、次走行経路用の磁界検出部GK
2 にて検出される磁界の強さの検出情報に基づいて、次
走行経路を走行する際における、前記制御定数を、前記
操作量が適正範囲になるように補正するように構成され
ている。具体的には、前記次走行経路用の磁界検出部G
K2 にて検出される磁界の強さの最大値が定数補正用設
定上限値を越えると、現走行経路における終端部に達し
たときに、そのときの制御定数より小さい制御定数に補
正し、次走行経路用の磁界検出部GK2 にて検出される
磁界の強さの最大値が定数補正用設定下限値を下回る
と、現走行経路における終端部に達したときに、そのと
きの制御定数より大きい制御定数に補正するように構成
されている。尚、定数補正用設定上限値は、ゲイン調整
用設定上限値よりも小さい値であり、定数補正用設定下
限値は、ゲイン調整用設定下限値よりも大きい値に設定
されることになる。従って、制御装置12を利用して、
制御定数補正手段103が構成されることになる。
検出部GK1 として機能する側部磁界センサの検出値
と、前記目標値との偏差に制御定数を乗じて操向操作
量、つまり、電動モータの目標作動量を求めるように構
成されている。そして、次走行経路用の磁界検出部GK
2 にて検出される磁界の強さの検出情報に基づいて、次
走行経路を走行する際における、前記制御定数を、前記
操作量が適正範囲になるように補正するように構成され
ている。具体的には、前記次走行経路用の磁界検出部G
K2 にて検出される磁界の強さの最大値が定数補正用設
定上限値を越えると、現走行経路における終端部に達し
たときに、そのときの制御定数より小さい制御定数に補
正し、次走行経路用の磁界検出部GK2 にて検出される
磁界の強さの最大値が定数補正用設定下限値を下回る
と、現走行経路における終端部に達したときに、そのと
きの制御定数より大きい制御定数に補正するように構成
されている。尚、定数補正用設定上限値は、ゲイン調整
用設定上限値よりも小さい値であり、定数補正用設定下
限値は、ゲイン調整用設定下限値よりも大きい値に設定
されることになる。従って、制御装置12を利用して、
制御定数補正手段103が構成されることになる。
【0039】次に、制御装置12の制御動作について説
明する。圃場1内において作業車Vを誘導走行させる場
合、制御装置12による自動誘導制御に先立って、初回
の走行経路kにおいては、適正な走行経路kに沿わせる
状態で手動操縦により作業車Vを走行させる。そのと
き、走行経路kの始端位置から、走行を開始させるに伴
って、次走行経路側の側部磁界センサ(図1の場合には
右側のセンサ13R)の検出情報並びに走行距離センサ
10の検出情報とを対応させた状態で、メモリ25に逐
次書き込み記憶させておく。
明する。圃場1内において作業車Vを誘導走行させる場
合、制御装置12による自動誘導制御に先立って、初回
の走行経路kにおいては、適正な走行経路kに沿わせる
状態で手動操縦により作業車Vを走行させる。そのと
き、走行経路kの始端位置から、走行を開始させるに伴
って、次走行経路側の側部磁界センサ(図1の場合には
右側のセンサ13R)の検出情報並びに走行距離センサ
10の検出情報とを対応させた状態で、メモリ25に逐
次書き込み記憶させておく。
【0040】そして、次の走行経路kより自動誘導制御
が開始され、図10に示すように、先ず、その作業状態
に応じて前記出力ゲイン、及び、現走行経路用の磁界検
出部GK1 として機能する側部磁界センサ(図1の場合
には左側のセンサ13L)を初期設定する(ステップ
1)と共に、前記メモリ25に書き込み記憶されている
次走行経路側の側部磁界センサの検出値の最大値に基づ
いて、前記制御定数を初期設定する。尚、これらの初期
設定は図示しない入力手段にて手動にて設定されるが、
設定用の判別情報を予め記憶させておいて、検出情報よ
り自動で設定させる構成としてもよい。
が開始され、図10に示すように、先ず、その作業状態
に応じて前記出力ゲイン、及び、現走行経路用の磁界検
出部GK1 として機能する側部磁界センサ(図1の場合
には左側のセンサ13L)を初期設定する(ステップ
1)と共に、前記メモリ25に書き込み記憶されている
次走行経路側の側部磁界センサの検出値の最大値に基づ
いて、前記制御定数を初期設定する。尚、これらの初期
設定は図示しない入力手段にて手動にて設定されるが、
設定用の判別情報を予め記憶させておいて、検出情報よ
り自動で設定させる構成としてもよい。
【0041】そして、作業用の走行速度で作業車Vを走
行させながら、前記メモリ25に記憶される磁界検出情
報と、走行距離センサ10の検出情報とに基づいて、走
行経路k上の現時点における磁界の強さの目標値を求め
て、現走行経路用の磁界検出部GK1 として機能する側
部磁界センサ13Lの検出値と前記目標値との偏差に制
御定数を乗じて操向操作量を求め、この操向操作量にな
るように、操向用電動モータ9を駆動制御する(ステッ
プ2)。この誘導走行制御が実行される際に、次走行経
路用の磁界検出部GK2 として機能する次走行経路側の
側部磁界センサ(図1の場合には右側のセンサ13R)
の検出情報を走行距離センサ10の検出情報と対応させ
た状態で、メモリ25に逐次書き込み記憶させる(ステ
ップ3)。
行させながら、前記メモリ25に記憶される磁界検出情
報と、走行距離センサ10の検出情報とに基づいて、走
行経路k上の現時点における磁界の強さの目標値を求め
て、現走行経路用の磁界検出部GK1 として機能する側
部磁界センサ13Lの検出値と前記目標値との偏差に制
御定数を乗じて操向操作量を求め、この操向操作量にな
るように、操向用電動モータ9を駆動制御する(ステッ
プ2)。この誘導走行制御が実行される際に、次走行経
路用の磁界検出部GK2 として機能する次走行経路側の
側部磁界センサ(図1の場合には右側のセンサ13R)
の検出情報を走行距離センサ10の検出情報と対応させ
た状態で、メモリ25に逐次書き込み記憶させる(ステ
ップ3)。
【0042】中央磁界センサ14の検出情報に基づい
て、走行経路kの終端部に達したことが検出されると、
走行経路数Nをカウントアップし(ステップ4,5)、
カウント値が圃場1内での設定経路数NSに達していな
ければ(ステップ6)、前記メモリ25に書き込み記憶
された磁界の強さの最大値Xmが、ゲイン調整用設定上
限値SGMを越えていれば、現行のゲインよりも1段低い
ゲインの増幅器が選択されるようにアナログスイッチA
S4,AS5 に対して選択信号を指令して、出力ゲインが
下げ側に変更される(ステップ7,8)。前記最大値X
mが、ゲイン調整用設定下限値SGLを下回っていれば、
現行のゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択され
るように、アナログスイッチAS4,AS5 に対して選択
信号を指令して、出力ゲインが上げ側に変更される(ス
テップ9,10)。
て、走行経路kの終端部に達したことが検出されると、
走行経路数Nをカウントアップし(ステップ4,5)、
カウント値が圃場1内での設定経路数NSに達していな
ければ(ステップ6)、前記メモリ25に書き込み記憶
された磁界の強さの最大値Xmが、ゲイン調整用設定上
限値SGMを越えていれば、現行のゲインよりも1段低い
ゲインの増幅器が選択されるようにアナログスイッチA
S4,AS5 に対して選択信号を指令して、出力ゲインが
下げ側に変更される(ステップ7,8)。前記最大値X
mが、ゲイン調整用設定下限値SGLを下回っていれば、
現行のゲインよりも1段高いゲインの増幅器が選択され
るように、アナログスイッチAS4,AS5 に対して選択
信号を指令して、出力ゲインが上げ側に変更される(ス
テップ9,10)。
【0043】このとき、メモリ25に記憶されている磁
界の強さの最大値Xmが、ゲイン調整用設定上限値SGM
を越えていず、ゲイン調整用設定下限値SGLも下回って
いなければ、出力ゲインは変更することなく、そのまま
の値が用いられるが、このような場合であっても、メモ
リ25に記憶されている磁界の強さの最大値Xmが、定
数補正用設定上限値SHMを越えていれば、そのときの制
御定数より小さい制御定数(例えば、3割程度低い値)
に補正し(ステップ11,12)、前記最大値Xmが、
定数補正用設定下限値SHLを下回っていれば、そのとき
の制御定数より大きい制御定数(例えば、3割程度高い
値)に補正する(ステップ13,14)。
界の強さの最大値Xmが、ゲイン調整用設定上限値SGM
を越えていず、ゲイン調整用設定下限値SGLも下回って
いなければ、出力ゲインは変更することなく、そのまま
の値が用いられるが、このような場合であっても、メモ
リ25に記憶されている磁界の強さの最大値Xmが、定
数補正用設定上限値SHMを越えていれば、そのときの制
御定数より小さい制御定数(例えば、3割程度低い値)
に補正し(ステップ11,12)、前記最大値Xmが、
定数補正用設定下限値SHLを下回っていれば、そのとき
の制御定数より大きい制御定数(例えば、3割程度高い
値)に補正する(ステップ13,14)。
【0044】尚、ステップ8,10にて出力ゲインが変
更された場合には、その後、変更状況に応じて制御定数
を適宜補正することになる。つまり、出力ゲインが下げ
られたときは、制御定数を前経路における値より大きい
値に補正し(ステップ8,14)、出力ゲインが上げら
れたときは、前経路における値より小さい値に補正する
(ステップ10,12)。このようにして、磁界の強さ
の検出値や出力ゲインの変更状況に応じて、常に適切な
制御定数にて電動モータを駆動制御するようにして、制
御のハンチングや検出誤差の発生を極力、抑制するよう
にしている。
更された場合には、その後、変更状況に応じて制御定数
を適宜補正することになる。つまり、出力ゲインが下げ
られたときは、制御定数を前経路における値より大きい
値に補正し(ステップ8,14)、出力ゲインが上げら
れたときは、前経路における値より小さい値に補正する
(ステップ10,12)。このようにして、磁界の強さ
の検出値や出力ゲインの変更状況に応じて、常に適切な
制御定数にて電動モータを駆動制御するようにして、制
御のハンチングや検出誤差の発生を極力、抑制するよう
にしている。
【0045】次に、現走行経路用の磁界検出部GK1 と
して機能する側部磁界センサを、反対側のもの(右側の
センサ13R)に切り換える(ステップ15)。車体の
向きの変化によりそれらの位置関係が反転するからであ
る。
して機能する側部磁界センサを、反対側のもの(右側の
センサ13R)に切り換える(ステップ15)。車体の
向きの変化によりそれらの位置関係が反転するからであ
る。
【0046】次に、車体を次走行経路kの始端部に位置
させるべく回向走行させる旋回制御を実行する(ステッ
プ16)。図12(イ)に示すように、走行経路kの終
端位置から設定距離だけ操向操作を中立状態に維持した
ままで直進走行させた後に、方位センサ11をリセット
して、車体の方位が180度反転したことが検出される
まで、最大切れ角にて旋回走行させ、その後、中央磁界
センサ14の検出情報に基づいて走行経路kの始端部に
達するまで直進走行させる。更に、図12(ロ)に示す
ように、現走行経路k用の磁界検出部として機能する側
部磁界センサの検出情報と、前記メモリ25に記憶され
ている記憶情報とに基づいて、次走行経路に沿う状態に
なるように車体を旋回しながら前進させて幅寄せを行
う。その後、その走行経路に沿わせる状態で誘導走行制
御を実行する。
させるべく回向走行させる旋回制御を実行する(ステッ
プ16)。図12(イ)に示すように、走行経路kの終
端位置から設定距離だけ操向操作を中立状態に維持した
ままで直進走行させた後に、方位センサ11をリセット
して、車体の方位が180度反転したことが検出される
まで、最大切れ角にて旋回走行させ、その後、中央磁界
センサ14の検出情報に基づいて走行経路kの始端部に
達するまで直進走行させる。更に、図12(ロ)に示す
ように、現走行経路k用の磁界検出部として機能する側
部磁界センサの検出情報と、前記メモリ25に記憶され
ている記憶情報とに基づいて、次走行経路に沿う状態に
なるように車体を旋回しながら前進させて幅寄せを行
う。その後、その走行経路に沿わせる状態で誘導走行制
御を実行する。
【0047】このとき、走行経路の始端部に達した後に
おいては、次走行経路用の磁界検出部GK2 として機能
する側部磁界センサ(図12においては右側センサ13
R)による上記したような記憶動作が実行されるので、
経路始端部においては、幅寄せによる検出誤差が発生す
ることになるので、このような誤差を補正して適正な基
準情報になるようにしている。
おいては、次走行経路用の磁界検出部GK2 として機能
する側部磁界センサ(図12においては右側センサ13
R)による上記したような記憶動作が実行されるので、
経路始端部においては、幅寄せによる検出誤差が発生す
ることになるので、このような誤差を補正して適正な基
準情報になるようにしている。
【0048】つまり、走行経路kの終端部においては前
記誘導走行制御が適正に実行され、適正な基準情報とし
て記憶されることになるので、そのときの記憶値と、前
記経路始端部において走行距離情報に対応付けて逐次記
憶される情報との差異を求めることで、上述したような
誤差によるずれ量を求めることができる。但し、これら
の情報は、補正が実行される走行経路よりも以前の走行
経路における情報であり、しかも、磁界の強さは図3に
示すように、走行経路が異なる毎に非線形に変化するの
で、このような非線形特性に起因した誤差をも少なくさ
せるようにしている。尚、幅寄せによる走行距離情報の
誤差は、操向操作量に基づいて適宜補正することにな
る。即ち、走行経路kの終端部における記憶値と、経路
始端部において距離情報に対応して逐次記憶される記憶
値との差異Δαに対して、補正すべき走行経路における
左右の側部磁界センサ13R,13Lの検出値の差分値
Aと、前走行経路における左右の側部磁界センサ13
R,13Lの検出値の差分値Bとの比を掛け合わせるこ
とで、非線形による誤差を少なくさせて、走行距離情報
に対応した基準情報の補正値Δβを求めるのである。
記誘導走行制御が適正に実行され、適正な基準情報とし
て記憶されることになるので、そのときの記憶値と、前
記経路始端部において走行距離情報に対応付けて逐次記
憶される情報との差異を求めることで、上述したような
誤差によるずれ量を求めることができる。但し、これら
の情報は、補正が実行される走行経路よりも以前の走行
経路における情報であり、しかも、磁界の強さは図3に
示すように、走行経路が異なる毎に非線形に変化するの
で、このような非線形特性に起因した誤差をも少なくさ
せるようにしている。尚、幅寄せによる走行距離情報の
誤差は、操向操作量に基づいて適宜補正することにな
る。即ち、走行経路kの終端部における記憶値と、経路
始端部において距離情報に対応して逐次記憶される記憶
値との差異Δαに対して、補正すべき走行経路における
左右の側部磁界センサ13R,13Lの検出値の差分値
Aと、前走行経路における左右の側部磁界センサ13
R,13Lの検出値の差分値Bとの比を掛け合わせるこ
とで、非線形による誤差を少なくさせて、走行距離情報
に対応した基準情報の補正値Δβを求めるのである。
【0049】このようにして、その後の誘導走行におい
て、走行経路の終端部付近での基準情報が上述したよう
な誤差が少なく、ほぼ走行経路に沿う状態で設定できる
ことになり、経路終端部にて作業車Vが蛇行してしまう
不利を未然に回避できるものとなる。
て、走行経路の終端部付近での基準情報が上述したよう
な誤差が少なく、ほぼ走行経路に沿う状態で設定できる
ことになり、経路終端部にて作業車Vが蛇行してしまう
不利を未然に回避できるものとなる。
【0050】以後、上述したような誘導走行制御を実行
するが、このとき、ステップ8にてゲインが変更されて
いれば、メモリ25に記憶されている検出情報に対して
も、変化量に対応したゲインを掛けて走行用目標値を求
めることになる。そして、ステップ2〜16を繰り返し
て、各走行経路kに沿わせて順次、作業車Vを誘導走行
させ、設定経路数NSに達すると制御が終了する(ステ
ップ6)。
するが、このとき、ステップ8にてゲインが変更されて
いれば、メモリ25に記憶されている検出情報に対して
も、変化量に対応したゲインを掛けて走行用目標値を求
めることになる。そして、ステップ2〜16を繰り返し
て、各走行経路kに沿わせて順次、作業車Vを誘導走行
させ、設定経路数NSに達すると制御が終了する(ステ
ップ6)。
【0051】現走行経路kにおいては、前走行経路kを
走行する際に記憶されている磁界の強さと現走行経路k
での検出磁界とが同じになるように制御され、しかも、
前記各側部磁界センサ13R,13Lの設置間隔は、ロ
ータリー耕耘装置6の対地作業幅よりも幅狭に設定され
ているので、ロータリー耕耘装置6による作業領域が各
走行経路kでラップすることになり、未作業領域が発生
しないようになっている。
走行する際に記憶されている磁界の強さと現走行経路k
での検出磁界とが同じになるように制御され、しかも、
前記各側部磁界センサ13R,13Lの設置間隔は、ロ
ータリー耕耘装置6の対地作業幅よりも幅狭に設定され
ているので、ロータリー耕耘装置6による作業領域が各
走行経路kでラップすることになり、未作業領域が発生
しないようになっている。
【0052】又、各側部磁界センサ13R,13Lの設
置間隔を変更調整自在に構成されており、その設置間隔
を変更させることで、例えば、制御装置の目標値算出用
の演算情報等を変更させることなく、圃場の状況等に応
じて各走行経路kの間隔を変更させることができる。
置間隔を変更調整自在に構成されており、その設置間隔
を変更させることで、例えば、制御装置の目標値算出用
の演算情報等を変更させることなく、圃場の状況等に応
じて各走行経路kの間隔を変更させることができる。
【0053】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、次走行経路用の磁界検出部に
て検出される磁界の強さの最大値が、定数補正用設定上
限値SHMを越えていれば、そのときの制御定数より所定
割合だけ小さい制御定数に補正し、前記最大値が、定数
補正用設定下限値SHLを下回っていれば、そのときの制
御定数より所定割合だけ大きい制御定数に補正する構成
としたが、このような構成に代えて次のように構成して
もよい。
て検出される磁界の強さの最大値が、定数補正用設定上
限値SHMを越えていれば、そのときの制御定数より所定
割合だけ小さい制御定数に補正し、前記最大値が、定数
補正用設定下限値SHLを下回っていれば、そのときの制
御定数より所定割合だけ大きい制御定数に補正する構成
としたが、このような構成に代えて次のように構成して
もよい。
【0054】次走行経路用の磁界検出部にて検出される
磁界の強さの最大値に対して、最適な制御定数が予めマ
ップデータとして記憶設定されており、そのマップデー
タに基づいて、適切な制御対数を選択して補正するよう
に構成してもよい。又、このとき、前記出力ゲインが変
更された場合には、その変更されたゲインに基づいて修
正された最大値にて、制御対数を選択するようにしても
よい。
磁界の強さの最大値に対して、最適な制御定数が予めマ
ップデータとして記憶設定されており、そのマップデー
タに基づいて、適切な制御対数を選択して補正するよう
に構成してもよい。又、このとき、前記出力ゲインが変
更された場合には、その変更されたゲインに基づいて修
正された最大値にて、制御対数を選択するようにしても
よい。
【0055】(2)上記実施形態では、経路端部検出部
としての中央磁界センサにて走行経路に端部位置を検出
して、その検出情報に基づいて旋回制御や誘導走行制御
を実行させる構成としたが、このような中央磁界センサ
に代えて、例えば、経路端部にて横方向にレーザー光を
照射させて、このレーザー光を検出するセンサにて経路
端部を検出するようにしてもよく、又、無線操縦にて手
動にて経路端部に至ったことを移動車側に指令する構成
等、各種の構成にて実施してもよい。
としての中央磁界センサにて走行経路に端部位置を検出
して、その検出情報に基づいて旋回制御や誘導走行制御
を実行させる構成としたが、このような中央磁界センサ
に代えて、例えば、経路端部にて横方向にレーザー光を
照射させて、このレーザー光を検出するセンサにて経路
端部を検出するようにしてもよく、又、無線操縦にて手
動にて経路端部に至ったことを移動車側に指令する構成
等、各種の構成にて実施してもよい。
【0056】(3)上記実施形態では、次走行経路用の
磁界検出部にて検出される磁界の強さをメモリに逐次記
憶させるようにしたが、このような構成に代えて、磁界
の強さの最大値を検出して最大値のみを記憶させる構成
としてもよい。
磁界検出部にて検出される磁界の強さをメモリに逐次記
憶させるようにしたが、このような構成に代えて、磁界
の強さの最大値を検出して最大値のみを記憶させる構成
としてもよい。
【0057】(4)上記実施形態では、増幅ゲインの異
なる複数の増幅器のうちのいずれかを選択することで、
出力ゲインを調整する構成としたが、無段階に変更調整
自在な増幅器を用いて、磁界の強さの最大値に基づい
て、無段階に出力ゲインを調整させる構成としてもよ
い。
なる複数の増幅器のうちのいずれかを選択することで、
出力ゲインを調整する構成としたが、無段階に変更調整
自在な増幅器を用いて、磁界の強さの最大値に基づい
て、無段階に出力ゲインを調整させる構成としてもよ
い。
【0058】(5)上記実施形態では、移動車が走行経
路の端部に達したことが検出されるに伴って、制御定数
の補正を行う構成としたが、車体の旋回制御が実行され
た後に行う構成としてもよい。
路の端部に達したことが検出されるに伴って、制御定数
の補正を行う構成としたが、車体の旋回制御が実行され
た後に行う構成としてもよい。
【0059】(6)上記実施形態では、現走行経路用の
磁界検出部GK1 の出力ゲインを自動調整する構成とし
たが、このような自動調整を行わない構成としてもよ
い。
磁界検出部GK1 の出力ゲインを自動調整する構成とし
たが、このような自動調整を行わない構成としてもよ
い。
【0060】(7)上記実施形態では、前記磁界検出手
段における設置間隔を変更調整できるようにしたが、設
置間隔を固定状態で設ける構成としてもよい。
段における設置間隔を変更調整できるようにしたが、設
置間隔を固定状態で設ける構成としてもよい。
【0061】(8)上記実施形態では、誘導対象エリア
の左右両側に誘導線が設置される場合を例示したが、片
側にのみ誘導線が設置される構成としてもよく、この場
合において、誘導走行制御は、誘導線に近い方の走行経
路から順次、遠い側の経路に誘導させてもよく、誘導線
に遠い方の走行経路から順次、近い側の経路に誘導させ
てもよい。
の左右両側に誘導線が設置される場合を例示したが、片
側にのみ誘導線が設置される構成としてもよく、この場
合において、誘導走行制御は、誘導線に近い方の走行経
路から順次、遠い側の経路に誘導させてもよく、誘導線
に遠い方の走行経路から順次、近い側の経路に誘導させ
てもよい。
【0062】(9)上記実施形態では、移動車として対
地作業装置としてロータリー耕耘装置を備える構成とし
たが、このような構成に代えて、例えば、苗植付装置や
刈取収穫機を備えた作業車であってもよく、建設機械や
清掃作業等の作業車であってもよい。又、作業を行わな
い運搬車等の移動車であってもよい。
地作業装置としてロータリー耕耘装置を備える構成とし
たが、このような構成に代えて、例えば、苗植付装置や
刈取収穫機を備えた作業車であってもよく、建設機械や
清掃作業等の作業車であってもよい。又、作業を行わな
い運搬車等の移動車であってもよい。
【0063】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】誘導状態を示す平面図
【図2】誘導線の設置状態を示す側面図
【図3】磁界強度分布を示す図
【図4】制御ブロック図
【図5】磁界検出手段の構成図
【図6】信号処理部の構成図
【図7】誘導線の設置状態を示す平面図
【図8】誘導線の電気回路図
【図9】ゲインを切り換えた場合の出力特性を示す図
【図10】制御動作のフローチャート
【図11】移動車の平面図
【図12】旋回制御状態を示す平面図
2 誘導線 9 操向操作手段 14 経路端部検出部 100 走行制御手段 101 目標ゲイン設定手段 102 ゲイン調整手段 103 制御定数補正手段 GK 磁界検出手段 GK1 現走行経路用の磁界検出部 GK2 次走行経路用の磁界検出部 SHM 設定上限値 SHL 設定下限値 V 移動車 Xm 磁界の強さの最大値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横山 幸生 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (6)
- 【請求項1】 地上側に、電流が供給される誘導線
(2)が設置され、 移動車(V)側に、 車体の向きを変更操作自在な操向操作手段(9)と、 前記電流により形成される磁界の強さを検出する磁界検
出手段(GK)と、 前記誘導線(2)の長手方向に沿うと共に互いに平行な
複数の走行経路の夫々において、前記磁界検出手段(G
K)による検出情報に基づいて、移動車(V)を前記各
走行経路に沿って誘導走行させるべく前記操向操作手段
(9)を制御する操向制御手段(100)とが備えられ
ている移動車の誘導制御装置であって、 前記磁界検出手段(GK)は、 前記複数の走行経路のうちの1つに沿って走行するとき
に、 その走行中の走行経路に沿う前記誘導制御を実行するた
めに磁界の強さを検出するための現走行経路用の磁界検
出部(GK1 )と、隣接する次の走行経路に沿って前記
移動車(V)を走行させた際に前記現走行経路用の磁界
検出部(GK1)にて検出されることになる磁界の強さ
を検出する次走行経路用の磁界検出部(GK2 )とを、
隣り合う走行経路の間隔に対応させて間隔を隔てて設置
する状態で備えるものであり、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて検出され
る磁界の強さの検出情報に基づいて、 前記次走行経路を走行する際における、前記現走行経路
用の磁界検出部(GK 1 )による検出値と予め設定され
る目標値との偏差に対する前記操向操作手段(9)の操
作量を求めるときの制御定数を、前記操作量が適正範囲
になるように補正する制御定数補正手段(103)が設
けられている移動車の誘導制御装置。 - 【請求項2】 前記制御定数補正手段(103)は、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて検出され
る磁界の強さの最大値(Xm)が設定上限値(SHM)を
越えると、そのときの制御定数より小さい制御定数に補
正し、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて検出され
る磁界の強さの最大値(Xm)が設定下限値(SHL)を
下回ると、そのときの制御定数より大きい制御定数に補
正するように構成されている請求項1記載の移動車の誘
導制御装置。 - 【請求項3】 前記制御定数補正手段(103)は、 制御対象となる走行経路における磁界の強さに対する適
正な制御定数が予めマップデータにて設定記憶されてお
り、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて検出され
る磁界の強さの最大値に基づいて、前記マップデータよ
り求められる前記制御定数に補正するように構成されて
いる請求項1記載の移動車の誘導制御装置。 - 【請求項4】 前記移動車(V)に、前記走行経路の始
端部及び終端部であることを検出する経路端部検出部
(14)が設けられ、 前記制御定数補正手段(103)が、前記経路端部検出
部(14)の検出情報に基づいて、前記制御定数を補正
するように構成されている請求項1、2又は3記載の移
動車の誘導制御装置。 - 【請求項5】 前記移動車(V)の走行距離を検出する
距離検出手段(10)と、 前記走行経路の端部であることを検出する経路端部検出
部(14)と、 この経路端部検出部(14)により走行経路の端部であ
ることを検出したときから、前記次走行経路用の磁界検
出部(GK2 )における検出情報を、前記距離検出手段
(10)の検出情報と対応付けて逐次記憶する記憶手段
(25)とが設けられ、 前記操向制御手段(100)は、前記記憶手段(25)
にて記憶される記憶情報を前記目標値として操向制御を
実行するように構成されている請求項1、2、3又は4
記載の移動車の誘導制御装置。 - 【請求項6】 前記移動車(V)に、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて検出され
る磁界の強さの検出情報に基づいて、前記現走行経路用
の磁界検出部(GK1 )における出力ゲインの目標値を
設定する目標ゲイン設定手段(101)と、 前記次走行経路用の磁界検出部(GK2 )にて磁界の強
さが検出される走行経路においては、当該走行経路に沿
う誘導走行に先立って、前記現走行経路用の磁界検出部
(GK1 )における出力ゲインを前記目標値に自動調整
するゲイン調整手段(102)とが設けられ、 前記制御定数補正手段(103)は、 前記ゲイン調整手段(102)にて前記出力ゲインが前
記目標値に調整されると、その目標値に対応させて前記
制御定数を補正するように構成されている請求項1、
2、3、4又は5記載の移動車の誘導制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11000396A JP3596977B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 移動車の誘導制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11000396A JP3596977B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 移動車の誘導制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297616A true JPH09297616A (ja) | 1997-11-18 |
| JP3596977B2 JP3596977B2 (ja) | 2004-12-02 |
Family
ID=14524644
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11000396A Expired - Fee Related JP3596977B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 移動車の誘導制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3596977B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1056818A (ja) * | 1996-08-21 | 1998-03-03 | Kubota Corp | 移動車の誘導制御装置 |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP11000396A patent/JP3596977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1056818A (ja) * | 1996-08-21 | 1998-03-03 | Kubota Corp | 移動車の誘導制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3596977B2 (ja) | 2004-12-02 |
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