JPH09297691A - データ記憶システム障害検出方法 - Google Patents

データ記憶システム障害検出方法

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JPH09297691A
JPH09297691A JP9022651A JP2265197A JPH09297691A JP H09297691 A JPH09297691 A JP H09297691A JP 9022651 A JP9022651 A JP 9022651A JP 2265197 A JP2265197 A JP 2265197A JP H09297691 A JPH09297691 A JP H09297691A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実行時間の短い予測型障害検出のシステム及び
方法を提供する。 【解決手段】(a)第1の読み取り操作に関して、読み
取り操作のS/N比を表した第1の平均二乗誤差(MS
E)値を求め、(b)第2の読み取り操作に関して第2
のMSE値を求め、(c)第1と第2のMSE値を比較
し、MSE値の相違(50)の顕著な差(60)は、読
み取り素子と記憶媒体との距離の変化に起因するデータ
記憶システムの障害の可能性(65)を表すとする。第
1と第2のMSE値の間に顕著な差があれば、少なくと
も第3のMSE値を求め、第2のMSE値と比較し、デ
ータ記憶システムの障害が差し迫っていないか予測す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、データ記憶シ
ステムに関するものであり、とりわけ、データ記憶シス
テムにおける予測型障害検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ産業において、ディスク・
ドライブのようなデータ記憶システムは、コンピュータ
・ユーザによる情報の記憶及び検索を可能にするので、
極めて有効であることが立証されている。時の経過につ
れて、コンピュータ・ユーザは、データ記憶システムを
信頼するようになる。データ記憶システムについに障害
が生じたとなると、多くのユーザは備えができておら
ず、その結果、該システムに記憶されていた情報の全て
ではなくても、大部分を損失することになる。この損失
を回避するため、データ記憶システムの障害が差し迫っ
ていることをユーザに警告する予測型障害検出方法が開
発されている。
【0003】従来の予測型障害検出方法は、転送される
ビット数に対するビット・エラー数を求めるビット・エ
ラー・レート(BER)分析に基づくものであった。こ
れらの方法は、BER分析に数分かかる可能性があるの
で、極めて緩慢になりがちである。多くのユーザにとっ
て、これは、満足のゆかないコンピュータの時間利用で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、予測型障害検出のための新規のシステム及び方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】望ましい実施例における
本発明の原理によれば、データ記憶システムのための予
測型障害検出方法には、(a)第1の読み取り操作に関
して、読み取り操作のS/N比を表した第1の平均二乗
誤差(MSE)値を求めることと、(b)第2の読み取
り操作に関して第2のMSE値を求めることと(40)
(c)第1と第2のMSE値を比較することが含まれ、
MSE値の相違(50)がデータ記憶システムの変化
(55)を表している。MSE値は、読み取り素子と記
憶媒体との距離に対して正比例の関係にある。MSE値
における顕著な差は、読み取り素子と記憶媒体との距離
の変化に起因するデータ記憶システムの障害の可能性を
表している。
【0006】望ましい実施例におけるもう1つの原理に
よれば、第1と第2のMSE値の間に顕著な差があれ
ば、少なくとも第3のMSE値が求められる。次に、少
なくとも第3のMSE値と第2のMSE値が比較され
る。第2のMSE値と少なくとも第3のMSE値が類似
していれば、第1のMSE値がトレース・ログに記憶さ
れ、第2のMSE値が省略時MSE値として記憶され
る。さらに、予測型障害検出方法が周期的に繰り返され
る。トレース・ログにおけるMSE値が増加傾向を示す
と、データ記憶システムの障害が差し迫っている可能性
があることを表している。
【0007】本発明の他の目的、利点、及び、能力につ
いては、説明の進行につれてさらに明らかになるであろ
う。
【0008】
【実施例】本発明では、読み取り操作時にデータ記憶シ
ステムの読み取りチャネル/回路要素から求められる平
均二乗誤差(MSE)値を利用して、記憶システムの障
害を予測する。これらのMSE値は、読み取り素子と記
憶媒体との距離に対して正比例の関係にある。データ記
憶システムのタイプが異なれば、それぞれ、読み取り素
子と記憶媒体との距離に関する名前が異なる可能性があ
る。論述を容易にするため、可能性のある全てのタイプ
のデータ記憶システムを引照する代わりに、本開示にお
ける読み取り素子と記憶媒体との距離は、浮動高さと呼
ぶことにする。浮動高さは、記憶媒体と読み取りヘッド
の間に屑が堆積すると増大する。浮動高さが増すと、ヘ
ッドの上下振動の増大及び/またはS/N比の劣化のた
め、データ記憶システムに障害が生じることになる。本
発明において、この浮動高さの増大は、MSE値の増加
傾向に反映される。
【0009】MSE値を求める望ましい方法は、シーケ
ンス検出に経路メトリックスを利用するチャネルにおい
て経路メトリックスの正規化を行うことによるものであ
る。例えば、スライサ法のように、本発明に利用するこ
とが可能なMSE値を求める他の方法を存在するが、こ
の開示は、論述を容易にするため、経路メトリックスの
正規化に焦点を合わせることにする。部分応答最大確度
(PRML)チャネルが、シーケンス検出において経路
メトリックスを利用する、当該技術において一般に知ら
れるチャネル例である。これに関して、図1の波列は、
記憶媒体から読み取られる際のアナログ信号の一例であ
る。図1のグラフのポイントは、シーケンス検出器によ
って利用される該信号のサンプルを表している。各サン
プルの誤差は、サンプルとノイズ・レス・システムにお
いてサンプルが示すべき値との差である。この例の場
合、サンプルは、1、0、−1のいずれかになるべきで
ある。誤差は、シーケンス検出において用いるため二乗
される。
【0010】図2には、シーケンス検出において経路メ
トリックスを利用する、格子垣状(トレリス)復号化プロ
セスが示されている。図2における上方のトレリス図に
は、サンプルが示す可能性のある3つの値のそれぞれに
ついて、図1のサンプルのサンプルの二乗誤差が示され
ている。上方トレリス図の上と下の水平線は、サンプル
が0の場合、二乗誤差がどうなるかを示している。上昇
して右に達する対角線は、サンプルが1の場合、二乗誤
差がどうなるかを示している。下降して右に達する対角
線は、サンプルが−1の場合、二乗誤差がどうなるかを
示している。図2の下方のトレリス図には、可能性のあ
るシーケンスをなす値に関する二乗誤差の合計が示され
ている。図2におけるデータ・ポイント数は、トレリス
図に用いられるサンプル数の継続合計である。
【0011】二乗誤差の合計は、経路メトリックスであ
る。図2における経路メトリックスに対する貢献は、各
サンプル・ポイントが経路メトリックス全体に対して行
う貢献をリスト・アップしたものである。図2の下部に
沿った数字は、正規化経路メトリックスまたは平均二乗
誤差(MSE)値である。MSE値は、経路メトリック
スに対する個々の貢献を合計し、それをデータ・ポイン
ト数で割ることによって求められる。
【0012】データ記憶システムにおけるガウス性ノイ
ズは、該システムまたは動作環境に変化がなければ、一
定であるとみなすのに十分なほど安定している。MSE
値は、下記の式によってガウス性ノイズと関連づけられ
る:
【0013】
【数1】
【0014】従って、MSE値も、データ記憶システム
または動作環境に変化がなければ、一定であるとみなす
ことができる。
【0015】データ記憶システムの浮動高さが増すにつ
れて、信号強度は低下する。この関係は、当該技術にお
いて周知のところである。該システムのノイズは、比較
的一定しているので、信号強度が低下すると、S/N比
(SNR)が低下する。読み取りチャネルは、信号強度
の変化を検知し、信号の適正な解釈ができるように、信
号を増幅する。増幅器は、信号とノイズを区別すること
ができない。結果として、該システムのノイズは、均等
に増幅される。増幅ノイズは、MSE値の増加によって
反映され、該システムのS/N比と反比例の関係にあ
る。従って、浮動高さは、MSEと正比例の関係にあ
る。
【0016】BERの代わりにMSE値を用いて障害の
予測を行う利点は、MSE値のほうがBERよるはるか
に速く求められるという点である。BER分析の実施に
は、数分を要する可能性があるが、この時間中に、デー
タ記憶システムは、テストしているデータの読み取り以
外の、書き込みまたは読み取りといった他の機能を実施
することが可能である。MSE値を求めるのに要する時
間は、1秒未満であり、データ記憶システムがその通常
機能を果たす間に実施することが可能である。
【0017】次に図3を参照すると、フロー・チャート
には、予測型障害検出のための本発明の望ましい方法が
示されている。この望ましい方法は、できるだけ既存の
読み取り/書き込みアーキテクチャを利用して、製造及
び実施コストを最小限に抑えようとするものである。従
来のデータ記憶システムに関して、全ての細部にわたっ
て説明したわけではないが、十分に詳述したので、当該
技術の通常の技術者には、従来のデータ記憶システムに
関して、本発明の方法を容易に理解することが可能であ
ろう。
【0018】予測型障害検出法の第1のステップは、テ
ストすべき読み取り/書き込みヘッドを選択することで
ある(5)。最終的には、データ記憶システムにとっ
て、全てのヘッドをテストすることが望ましい。次のス
テップは、実施すべきテストのタイプを選択することで
ある(10)。3つの望ましいテスト・タイプは、比
較、しきい値、及び、書き込みである。
【0019】比較テストが選択されると(15)、MS
E値が既に省略時値として記憶されているか否かの判定
が行われる(20)。MSE値が既に省略時値として記
憶されている場合、省略時MSE値を読み取ることによ
って、第1のMSE値が求められる(25)。MSE値
が省略時値として記憶されていなければ、第1の読み取
り操作に関して、第1のMSE値が求められる(3
0)。前述のように、MSE値は、読み取り操作におい
て決定された経路メトリックスを正規化することによっ
て求められる。この第1のMSE値は、別の省略時値に
置き換えられるまで、後続する比較に備えて省略時値と
して揮発性または不揮発性メモリに記憶される(3
5)。望ましい方法の場合、第1のMSE値が求めら
れ、省略時値として記憶されるが、工場においては、結
局のところ、工場調整が完了している。
【0020】次に、第2の読み取り操作に関して、第2
のMSEが求められる(40)。望ましい実施方法の場
合、第2のMSE値は、第1のMSE値の後かなりの量
の時間が経過してから、あるいは、周囲の環境条件にか
なりの変化が生じた後、求められる。第1のMSE値の
決定と第2のMSE値の決定との間の時間差を認めるこ
とによって、ヘッドと記憶媒体の間に屑が堆積する状況
が生じる。この屑によって、ヘッドはより高く浮動する
ことになり、このため、MSE値が増大する。かなりの
量の時間とは、ヘッドと記憶媒体の間に、ヘッドの浮動
を観測可能なほど高くするのに十分な屑が堆積物し得る
量の時間である。例えば、第2のMSE値は、工場から
それが使用される送付先まで移動した後で決定すること
が可能である。
【0021】次に、省略時MSE値と第2のMSE値と
の比較が行われる(45)。2つの値が一致すると(5
0)(図4)、ヘッドの浮動高さに変化がなかったこと
になる。浮動高さに変化が見られなければ、データ記憶
システムのヘッドに障害は予測されず、テストを終了す
ることができる。
【0022】省略時MSE値と第2のMSE値の間に差
があれば(50)、データ記憶システムに変化が生じた
ことになる(55)。この変化は、それに限定するわけ
ではないが、屑の堆積による浮動高さの変化、空気圧の
変化による浮動高さの変化、電気ノイズ・レベルの変
化、データ記憶システムのコンポーネントの損傷、また
は、これらの任意の組み合わせを含む、いくつかの形態
をとる可能性がある。この変化がすぐにも障害の生じる
可能性があることを表しているか否かを判定するため、
変化の細部について検討される。
【0023】省略時MSE値と第2のMSE値との顕著
な差(60)は、データ記憶システムの障害の可能性を
示している(65)。望ましい方法の場合、顕著な差
は、省略時MSEから、同等のビット・エラー・レート
(BER)の少なくとも2桁大きい第2のMSE値に増
大する。上述のように、MSE値は、BERと同じでは
ない。しかし、BERは、下記の式を用いてMSEから
概算することが可能である。
【0024】
【数2】
【0025】ここで、 Pe=エラーの確率 d=最短距離エラー事象の長さ a=信号レベル σ=ノイズ標準偏差 a/σ=S/N比(SNR) 同等のBERが1桁大きくなるということは、MSE値
から計算されるBERが1桁大きくなる(すなわち、1
-10ないし10-9×(エラー/転送ビット)になる)
MSE値の変化を意味している。
【0026】次に、いったんデータ記憶システムの障害
の可能性が、MSE値の顕著な差によって示されると、
少なくとも第3のMSE値が求められる(70)。望ま
しい方法の場合、第3のMSE値は、第2のMSE値の
後かなりの量の時間がたってから求められる。上述のよ
うに、MSE値の決定間の時間差を認めることによっ
て、ヘッドと記憶媒体の間に屑が堆積する状況が生じ
る。第2のMSE値の決定と第3のMSE値の決定との
間の時間量は、第1のMSE値の決定と第2のMSE値
の決定との間の時間量よりかなり短くすることが可能で
ある。例えば、第3のMSE値は、第2のMSE値の約
1時間後に求めることが可能である。MSE値の決定間
に必要とされる時間が少ないのは、いったんヘッドが、
屑の堆積のためにより高く浮動し始めると、ヘッドが記
憶媒体上で上下振動を始め、これによってさらに屑が生
じることになる。より多くの屑が生じることによって、
ヘッドと記憶媒体の間における屑の堆積がより速まるこ
とになる。
【0027】第2のMSE値と第3のMSE値が比較さ
れる(75)。第3のMSE値が、第2のMSE値と類
似しておらず(80)(図5)、第2のMSE値よりか
なり大きくもないという場合(85)、第3のMSE値
は、第2のMSE値よりかなり小さくなる。第3のMS
E値が、第2のMSE値よりかなり小さい場合、差し迫
った障害が示されないので、テストを終了することがで
きる。実際、この差は、浮動高さが、省略時MSEの決
定時のレベルに戻ることを表している。第3のMSE値
が、第2のMSE値よりかなり大きい場合(85)、こ
れは、データ記憶システムの障害が差し迫っている可能
性があることを表している(90)。
【0028】一方、第3のMSE値が、第2のMSE値
に類似している場合(80)、これは、現場での調整が
必要であることを表している。現場での調整は、データ
の読み取り及び書き込みをより正確にするため、該シス
テムに対する変化を補償する。データ記憶システムは、
その能力があれば、現場での調整が可能である。システ
ムが現場調整能力を備えていないか、あるいは、こうし
た能力を実施が選択されない場合、第2のMSE値と所
定のしきい値との比較が行われる(100)。
【0029】第2のMSE値が、しきい値105を超え
ない場合、省略時MSE値は、トレース・ログに保持さ
れ、第2のMSE値は、新たな省略時MSE値として記
憶される(140)(図6)。第2のMSE値がしきい
値を超えると、BER分析が実施される(115)(図
5)。次に、BERと所定のしきい値が比較される(1
20)。BERがしきい値より小さい場合(125)
(図6)、これは、データ記憶システムの差し迫った障
害の可能性があることを表している(130)。
【0030】BERがしきい値より小さい場合(12
5)、省略時MSE値がトレース・ログに保持され(1
35)、第2のMSE値が、新たな省略時MSE値とし
て記憶される(140)。障害を表すのではなく、空気
圧の変化のように浮動高さに影響する、データ記憶シス
テムに対する変化を示すため、省略時MSE値の置き換
えが行われる。
【0031】次に、トレース・ログを調べて(14
5)、それに記憶されるMSE値に増加傾向があるか否
かの判定が行われる(150)。こうした傾向が存在す
る場合(150)、これは、データ記憶システムに差し
迫った障害の可能性があることを表している(15
5)。トレース・ログにMSE値の増加傾向がない場合
は(150)、差し迫った障害がないことを表してお
り、テストを終了することができる。
【0032】トレース・ログは、テストを受けるデータ
記憶システムの記憶媒体以外の不揮発性メモリに記憶す
るのが望ましい。これによって、データ記憶システムの
障害後にトレース・ログにアクセスすることが可能にな
る。次に、トレース・ログを用いて、ディスク障害パタ
ーンに関する情報を得ることが可能になる。
【0033】ここまでは、比較テストについて説明を行
った。実施される可能性のあるもう1つのテストは、し
きい値テストである(160)(図7)。しきい値テス
トが選択されると、第1のステップは、MSE値を求め
ることである(165)。このMSE値と所定のしきい
値の比較が行われる(170)。MSE値が、しきい値
を超えると(175)、これは、データ記憶システムに
差し迫った障害の可能性があることを表している(18
0)。MSE値がしきい値を超えなければ(175)、
差し迫った障害はないということになり、テストを終了
することができる。
【0034】選択される可能性のある最後のテストは、
書き込みテストである。書き込みテストが選択される
と、記憶媒体の予約記憶位置を読み取ることによって第
1のMSE値が求められる(185)(図8)。次のス
テップは、記憶媒体の予約記憶位置に書き込みを行うこ
とである(190)。MSE値は、読み取ったパターン
と既知のパターンの比較によってではなく、経路メトリ
ックスによって決定されているので、この記憶位置に特
殊パターンを書き込む必要はない。
【0035】次に、第2のMSE値が、予約記憶位置か
ら求められる(195)。予約記憶位置は、書き込みテ
スト以外には書き込まれない記憶媒体の記憶位置であ
る。記憶位置を予約する理由は、第2のMSE値の決定
に先行する時間期間に書き込まれたパターンから第1の
MSE値が求められることを保証するためである。この
時間期間によって、書き込みプロセスにおける障害が観
測可能なポイントまで進展する状況が生じる。
【0036】次に、第1と第2のMSE値が比較される
(200)。第2のMSE値が第1のMSE値よりかな
り大きい場合(205)、これは、書き込みプロセスに
障害の可能性があることを表している(210)。さら
に、機能性を検証し、誤った報告から保護するための後
続ステップを実施することが可能である(215)。第
2のMSE値が、第1のMSE値よりかなり大きいとい
うことでなければ(205)、書き込みプロセスに障害
がないことを表しており、テストを終了することが可能
である。
【0037】最後に、データ記憶システムの差し迫った
障害の可能性を判定する、本発明の望ましい方法の各ス
テップ毎に、当該技術において従来行われているよう
に、いくつかあるオプションの任意の1つを選択し、可
能性のある差し迫った障害の問題に取り組むことが可能
である。例には、システムに対するサービスまたはシス
テムに記憶されているデータのバックアップが含まれて
いる。
【0038】要するに、上記は、データ記憶システムに
おける予測型障害検出に関する望ましい実施例である。
本発明が、当該技術に存在するさまざまなハードウェア
及びソフトウェアを利用して容易に実施されるものであ
ることは明白である。さらに、特定の実施例に関連して
本発明の説明を行ってきたが、本発明の真の精神及び範
囲を逸脱することなく、他の代替実施例及び実施または
修正方法を用いることも可能であることは明白である。
【0039】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0040】(実施態様1)少なくとも1つの記憶媒体
を備えたデータ記憶システムのための予測型障害検出方
法において、(a)少なくとも1つの記憶媒体からの第
1の読み取り操作に関して、読み取り操作のS/N比を
表した第1の平均二乗誤差(MSE)値を求めることと
(30)、(b)第2の読み取り操作に関して第2のM
SE値を求めることと(40)、(c)第1と第2のM
SE値を比較すること(45)が含まれ、MSE値の相
違(50)がデータ記憶システムの変化(55)を表す
ことを特徴とする、検出方法。
【0041】(実施態様2)前記MSE値の差が顕著で
あれば(60)、データ記憶システムの障害の可能性
(65)を表していることと、この顕著な差が、所定の
しきい値に対して測定されることを特徴とする、実施態
様1に記載の検出方法。
【0042】(実施態様3)前記MSE値の顕著な差
(60)を検出すると、(a)少なくとも第3の読み取
り操作に関して少なくとも第3のMSE値を求めること
と(70)、(b)第2のMSE値と少なくとも第3の
MSE値を比較すること(75)が含まれることと、M
SE値の類似(80)が、データ記憶システムの現場で
の調整の必要(95)を表していることを特徴とする、
実施態様2に記載の検出方法。
【0043】(実施態様4)第2と第3のMSE値が類
似している場合(105)、第1のMSE値をトレース
・ログに記憶し(135)、第2のMSE値を省略時値
として記憶することが含まれることを特徴とする、実施
態様3に記載の検出方法
【0044】(実施態様5)前記各実施態様のステップ
を繰り返して、複数のMSE値がトレース・ログに記憶
されるようにすることと、トレース・ログにおけるMS
E値に増加傾向があれば(150)、データ記憶システ
ムにおいて障害がすぐにも発生する可能性のあることを
表している(155)ということを特徴とする、実施態
様4に記載の検出方法。
【0045】(実施態様6) (a)少なくとも1つの記憶媒体の予約記憶位置から第
1のMSE値を求めることと(185)、(b)予約記
憶位置に書き込むことと(190)、(c)予約記憶位
置から第2のMSE値を求めることと(195)、
(d)第1と第2のMSE値を比較すること(200)
が含まれており、第1のMSE値に比べて第2のMSE
値が大きくなると(205)、書き込み障害の可能性が
あることを表している(210)ということを特徴とす
る、実施態様1に記載の検出方法。
【0046】(実施態様7)少なくとも1つの記憶媒体
を備えたデータ記憶システムのための予測型障害検出方
法において、(a)少なくとも1つの記憶媒体からの読
み取り操作に関して、読み取り操作のS/N比を表した
平均二乗誤差(MSE)値を求めることと(165)、
(b)MSE値としきい値を比較すること(170)が
含まれ、MSE値がしきい値を超えると、データ記憶シ
ステムにおいて障害がすぐにも発生する可能性があるこ
とを表している(180)ということを特徴とする、検
出方法。
【0047】(実施態様8)少なくとも1つの記憶媒体
を備えたデータ記憶システムにおける予測型障害検出シ
ステムにおいて、(a)少なくとも1つの記憶媒体から
の第1の読み取り操作に関して、読み取り操作のS/N
比を表した第1の平均二乗誤差(MSE)値を求める
(30)ための手段と、(b)第2の読み取り操作に関
して第2のMSE値を求めるための手段と(40)、
(c)第1と第2のMSE値を比較する(45)ための
手段が含まれ、MSE値の相違(50)がデータ記憶シ
ステムの変化(55)を表すことを特徴とする、検出シ
ステム。
【0048】(実施態様9) (a)少なくとも第3の読み取り操作に関して少なくと
も第3のMSE値を求める(70)ための手段と、
(b)第2のMSE値と少なくとも第3のMSE値を比
較する(75)ための手段が含まれることと、MSE値
の類似(80)が、データ記憶システムの現場での調整
の必要(95)を表していることを特徴とする、実施態
様8に記載の検出システム。
【0049】(実施態様10) (a)少なくとも1つの記憶媒体の予約記憶位置から第
1のMSE値を求める(185)ための手段と、(b)
予約記憶位置に書き込む(190)ための手段と、
(c)予約記憶位置から第2のMSE値を求める(19
5)ための手段と、(d)第1と第2のMSE値を比較
する(200)ための手段が含まれており、第1のMS
E値に比べて第2のMSE値が大きくなると(20
5)、書き込み障害の可能性があることを表している
(210)ということを特徴とする、実施態様8に記載
の検出システム。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明を用いると、実行
時間の短い予測型障害検出のシステム及び方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシーケンス検出器によって記憶
媒体、及び、用いられる信号に沿ったサンプル・ポイン
トから読み取られるアナログ信号の例を示す図である。
【図2】図1のサンプルを利用して、読み取り素子と記
憶媒体との距離に関連したMSE値を求める、PRML
チャネルに関するトレリス復号化プロセスを示す図であ
る。
【図3】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【図4】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【図5】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【図6】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【図7】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【図8】データ記憶システムのための予測型障害検出の
本発明による望ましい方法に関するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
5−215:ブロック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの記憶媒体を備えたデータ
    記憶システムのための予測型障害検出方法において、 (a)少なくとも1つの記憶媒体からの第1の読み取り
    操作に関して、読み取り操作のS/N比を表した第1の
    平均二乗誤差(MSE)値を求めることと、 (b)第2の読み取り操作に関して第2のMSE値を求
    めることと、 (c)第1と第2のMSE値を比較することが含まれ、
    MSE値の相違がデータ記憶システムの変化を表すこと
    を特徴とする、 検出方法。
JP9022651A 1996-02-05 1997-02-05 データ記憶システム障害検出方法 Pending JPH09297691A (ja)

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US598,829 1996-02-05
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