JPH09297925A - トラッキングエラー信号検出回路およびトラッキングサーボ回路 - Google Patents

トラッキングエラー信号検出回路およびトラッキングサーボ回路

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JPH09297925A
JPH09297925A JP11498396A JP11498396A JPH09297925A JP H09297925 A JPH09297925 A JP H09297925A JP 11498396 A JP11498396 A JP 11498396A JP 11498396 A JP11498396 A JP 11498396A JP H09297925 A JPH09297925 A JP H09297925A
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tracking error
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JP11498396A
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Shinichi Kariya
真一 狩谷
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光ディスク装置において、光ディスク媒体に鏡
面欠陥があると、トラッキングエラー信号が乱れ、デト
ラックしてしまう場合がある。 【解決手段】フォトディテクタ10から出力された光検
出信号A〜Dより、トラッキングエラー検出部20でオ
フセットのキャンセルされたトラッキングエラー信号T
Eを検出する。トラッキングエラー制御部30におい
て、再生RF信号よりフレーム同期信号が検出された旨
を示すGFS信号に基づいて、正常にRF信号が得られ
ている時にはトラッキングエラー信号TEをそのままト
ラッキングサーボ信号生成部40に出力し、鏡面欠陥な
どを通過した時で正常なRF信号が得られていない時に
は、実質的にトラッキングエラーが無い旨を示すレベル
Vcの信号を、トラッキングサーボ信号生成部40に出
力し、この出力信号に基づいてトラッキングコイル60
およびスレッドモータ80を駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばコンパク
トディスク(CD)の再生を行う光ディスク装置に適用
される、トラッキングサーボを行うためのトラッキング
エラー信号検出回路と、そのトラッキングエラー信号検
出回路で検出されたトラッキングエラー信号に基づいて
トラッキングサーボを行うトラッキングサーボ回路とに
関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)などのいわ
ゆる光ディスクに対して再生を行う光ディスク装置のト
ラッキングサーボ回路においては、まず、トラッキング
エラー信号を検出し、所定のゲインで増幅してトラッキ
ングサーボ信号を生成し、位相補償を行ってトラッキン
グコイルを駆動している。また、そのトラッキングサー
ボ信号を積分して直流分を検出し、光学ピックアップ全
体をディスクの系方向に移動させるスレッドサーボによ
り、シーク動作やトラックジャンプ動作を行うととも
に、それらが協働して精度よくトラックを追従できるよ
うにしている。
【0003】ところで、光ディスク記録媒体の再生面に
ゴミや黒いシミなどが付着すると、トラッキングエラー
信号が適切に検出されないために適切なトラッキングサ
ーボがかけられない上に、ひどい場合にはデトラックし
てしまう可能性がある。そこで、そのようなゴミや黒い
シミの部分をヘッドが通過する場合には、トラッキング
エラー信号をホールドするようにした欠陥対応回路(以
後、デフェクト回路と言う)が、通常トラッキングサー
ボ回路には設けられている。
【0004】そのデフェクト回路について図6および図
7を参照して説明する。図6は、そのデフェクト回路の
構成を示すブロック図である。図7は、図6の各部の信
号の波形を示す図であり、(A)は入力RF信号SRF
波形を示す図、(B)はデフェクトアンプ210の出力
信号S11の波形を示す図、(C)は第1のボトムホール
ド回路221のボトムホールド信号S12の波形および第
2のボトムホールド回路222のボトムホールド信号S
13の波形を示す図、(D)はデフェクトコンパレータ2
23の出力であるデフェクト検出信号S 14の波形を示す
図である。
【0005】図6に示すデフェクト回路200において
は、まず、図7(A)に示すような入力されたRF信号
RFを、デフェクトアンプ210で増幅して反転し、図
7(B)に示すような信号S11を生成する。この信号S
11に対して、ボトムホールドをかけて欠陥を検出する。
その際、第1のボトムホールド回路221および第2の
ボトムホールド回路222により2種類のボトムホール
ドをかける。第1のボトムホールド回路221は、時定
数の早い、すなわち応答の短いボトムホールドを行う回
路で、欠陥に素早く追従する信号を生成し、第2のボト
ムホールド回路222は、時定数の遅い、すなわち応答
の長いボトムホールドを行う回路で欠陥に対してゆっく
り応答する信号を生成する。各々生成されたボトムホー
ルド信号S12,S13を、図7(C)に示す。
【0006】そして、それらのボトムホールド信号S12
およびS13をデフェクトコンパレータ223で比較し、
それらの差が所定値以上ある場合に、図7(D)に示す
ようなデフェクト検出信号S14を出力する。このデフェ
クト検出信号S14が出力されている間、トラッキングエ
ラー信号をホールドすることにより、前述したようなゴ
ミなどによるトラッキングエラー信号の乱れを防ぎ、適
切なトラッキングサーボをかけることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
なデフェクト回路は、図7(A)のa,a’に示すよう
な、ディスク上から再生されたRF信号のレベルが低く
なってしまうような欠陥に対しては有効であるが、RF
信号が乱れて出力され、変調された適切な信号が得られ
なくなるような欠陥に対しては対応することができな
い。そのため、そのようなRF信号が再生される鏡面欠
陥を通過した際には、乱れたトラッキングエラー信号に
従ってトラッキングサーボがかけられ、ひどい場合には
デトラックしてしまうという問題がある。その結果、た
とえば音楽用CDの再生時であれば音飛びが生じるな
ど、記録データの適切な再生ができなくなるため、改善
が望まれている。
【0008】したがって、本発明の目的は、前述したよ
うな欠陥も含めて、光ディスク媒体に鏡面欠陥があって
も、デトラックを防ぎ適切にトラッキングをすることが
可能なようなトラッキングエラー信号を出力するトラッ
キングエラー信号検出回路を提供することにある。ま
た、本発明の他の目的は、光ディスク媒体に鏡面欠陥が
あってもデトラックを防ぎ適切にトラッキングをするこ
とが可能で、これによりプレイアビリティの優れた光デ
ィスク装置を実現できるようなトラッキングサーボ回路
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、トラッキングエラー信号をホールドするための制御
信号として、光ディスクから得られた再生データに基づ
いて生成される信号を用いることにより、光ディスク記
録媒体から得られる信号が大きく乱れた時、すなわち、
鏡面欠陥を通過した時などに適切にトラッキングエラー
信号をホールドすることができるようにした。そして特
に、前記再生データの中のフレーム同期信号の検出を示
す信号に基づいて、トラッキングエラー信号をホールド
するようにした。
【0010】したがって、本発明のトラッキングエラー
信号検出回路は、光ディスクに照射された光ビームの反
射光を検出しトラッキングエラー信号を生成するトラッ
キングエラー信号生成回路と、その光ディスクより得ら
れた再生RF信号の所定の再生データを検出して生成さ
れる信号に基づいて、その信号が適切に検出された場合
には前記生成されたトラッキングエラー信号をそのまま
出力し、その信号が適切に検出できなかった場合にはト
ラッキングエラー信号を所定の値にホールドしてその信
号(通常は、トラッキングエラーが実質的に0である旨
の信号)を出力するようにするエラー信号制御回路とを
有する。
【0011】好適には、前記エラー信号制御回路は、光
ディスクからの再生RF信号より得られる再生データの
フレーム同期信号を検出して生成される信号に基づい
て、そのフレーム同期信号が検出された場合には前記生
成されたトラッキングエラー信号をそのまま出力し、そ
のフレーム同期信号が検出できなかった場合にはトラッ
キングエラーが実質的に0である旨の信号を出力する。
【0012】また好適には、前記エラー信号制御回路
は、前記フレーム同期信号が検出されなかった旨の信号
が入力されるごとに、前記実質的にトラッキングエラー
が0である旨の信号を予め定めた所定の期間だけ出力す
る。特定的には、その期間は、ほぼ1msecである。
【0013】また、本発明のトラッキングサーボ回路
は、ディスク状記録媒体に照射された光ビームの反射光
を検出し、トラッキングエラー信号を生成するトラッキ
ングエラー信号生成回路と、当該ディスク状記録媒体よ
り得られた再生信号より所定の信号が検出された場合に
は前記生成されたトラッキングエラー信号をトラッキン
グサーボ用のエラー信号として出力し、前記所定の信号
が検出されなかった場合には実質的にトラッキングエラ
ーが0である旨の信号を前記トラッキングサーボ用のエ
ラー信号として出力するエラー信号制御回路と、前記出
力されたトラッキングサーボ用のエラー信号に基づい
て、トラッキングサーボ信号を生成するサーボ信号生成
回路と、前記生成されたトラッキングサーボ信号に基づ
いてトラッキングアクチュエータを駆動するアクチュエ
ータドライブ手段とを有する。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
6を参照して説明する。本実施の形態においては、コン
パクトディスク(CD)を処理対象とする光ディスク装
置に適用されるトラッキングサーボ回路について説明す
る。図1は、そのトラッキングサーボ回路の構成を示す
ブロック図である。トラッキングサーボ回路1は、フォ
トディテクタ10、トラッキングエラー検出部20、ト
ラッキングエラー制御部30、トラッキングサーボ信号
生成部40、トラッキングコイルドライブアンブ50、
トラッキングコイル60、スレッドモータドライブアン
ブ70およびスレッドモータ80を有する。
【0015】なお、本実施の形態においては、1スポッ
トの光ビームを用いるプッシュプル法によりトラッキン
グエラーを検出する。プッシュプル法は、ピットや案内
溝より回折、反射されて再び対物レンズに入射した光の
強度分布が、そのピットや案内溝とスポットとの相対的
な位置により変化することを利用し、その反射光を複数
に分割したフォトディテクタで受光し、各フォトディテ
クタで受光した光の光量差に基づいてトラッキングエラ
ーを求める方法である。
【0016】以下、各部の構成について説明する。フォ
トディテクタ10は、光ピックアップ(OP)内に設け
られ、記録媒体で回折・反射された光を検出し、その光
量に応じた光検出信号A〜Dを出力する。本実施の形態
のフォトディテクタ10は、4個のフォトディテクタP
D-A〜PD-Dが図示のごとく配置された4分割フォトデ
ィテクタである。4個のフォトディテクタPD-A〜PD
-Dのうち、2個のフォトディテクタPD-A,PD-Bがデ
ータトラックの左側に反射する1次回折光を検出し、残
りの2個のフォトディテクタPD-C,PD-Dがデータト
ラックの右側に反射する−1次回折光を検出する。
【0017】トラッキングエラー検出部20は、フォト
ディテクタ10より出力された光検出信号A〜Dに基づ
いて、オフセットのキャンセルされたトラッキングエラ
ー信号TEを検出する回路である。本実施の形態におい
ては、TPP(Top hold Push-Pull)方式によりこのト
ラッキングエラー信号の検出を行う。
【0018】そのTPP法について図2を参照して説明
する。図2は、1次回折光信号LのRFエンベロープ波
形である。図2において波形Pは1次回折光信号Lのピ
ーク、信号Sはプッシュプル方式でトラッキングをかけ
る時に使用するRFエンベロープをLPF(ローパスフ
ィルタ)を通した後の信号、信号Qは信号Sのオフセッ
トの変化を示す波形である。レンズシフトやディスクの
スキューによるオフセットをキャンセルするには、信号
Sからオフセットの変化qを引けばよい。すなわち、q
=Kt ×pとなるような係数Kt (Kt<1)を決める
と、オフセットをキャンセルした信号はS−Kt ×pで
表される。したがってピークの変化pを求めれば、オフ
セット値も得ることができる。
【0019】このようなTPP法によりトラッキングエ
ラー信号TEを求めるトラッキングエラー検出部20の
構成を図3に示す。トラッキングエラー検出部20は、
第1の加算器21、第1のトップホールド回路22、第
1の係数乗算器23、第1の減算器24、第2の加算器
25、第2のトップホールド回路26、第2の係数乗算
器27、第2の減算器28および第3の減算器29を有
する。
【0020】第1の加算器21は、フォトディテクタP
D-Aからの出力信号Aと、フォトディテクタPD-Bから
の出力信号Bを加算し、全1次回折光の光量に対応した
1次回折光信号L(=A+B)を生成する。第1のトッ
プホールド回路22は、第1の加算器21で生成された
1次回折光信号Lのトップ値Lpを検出し保持する。第
1の係数乗算器23は、第1のトップホールド回路22
で検出し保持されたトップ値Lpに、係数Kt を乗じ、
1次回折光信号Lに対するオフセット信号が求められ
る。そして、第1の減算器24において、入力されたオ
フセット値を、さらに順次入力される1次回折光信号L
より減じることにより、オフセットのキャンセルされた
1次回折光の光量に対応する出力信号が得られる。
【0021】同様に、第2の加算器25は、フォトディ
テクタPD-Cからの出力信号Cと、フォトディテクタP
D-Dからの出力信号Dを加算し、全−1次回折光の光量
に対応した−1次回折光信号R(=C+D)を生成す
る。その−1次回折光信号Rのトップ値Rpを、第2の
トップホールド回路26で検出して保持し、第2の係数
乗算器27においてそのトップ値Rpに係数Kt を乗
じ、−1次回折光信号Rに対するオフセット信号を求め
るれる。そして、第2の減算器28において、そのオフ
セット値を順次入力される−1次回折光信号Rより減じ
ることにより、オフセットのキャンセルされた−1次回
折光の光量に対応する出力信号を得る。そして、第3の
減算器29において、第1の減算器24より入力された
オフセットのキャンセルされた1次回折光の光量に対応
する出力信号と、第2の減算器28より入力されたオフ
セットのキャンセルされた−1次回折光の光量に対応す
る出力信号との差が求められ、トラッキングエラー信号
TEとしてトラッキングエラー制御部30に出力され
る。
【0022】トラッキングエラー制御部30は、光ディ
スク装置で通常使用される図示せぬ信号処理回路から入
力されるGFS信号に基づいて、トラッキングエラー検
出部20で検出されたトラッキングエラー信号TEをト
ラッキンサーボの制御量としてトラッキングサーボ信号
生成部40に出力するか、あるいは、トラッキングエラ
ー検出部20で検出されたトラッキングエラー信号TE
を無効にして、実質的にエラーが無い旨の信号をトラッ
キングサーボ信号生成部40に出力するか、を制御す
る。ここで、GFS信号は、再生ビットデータより所定
フォーマットの再生データを得るために光ディスク装置
において通常用いられている、フレーム同期信号が検出
されているか否かを示す信号である。具体的には、GF
S信号はフレーム同期信号が正しく得られている間Hi
ghであり、フレーム同期信号が得られなくなるとLo
wになる信号である。すなわち、GFS信号は、鏡面欠
陥などを通過した時には、そのてRF信号の乱れにとも
なってLowになる。
【0023】トラッキングエラー制御部30の具体的回
路例を図4に、また各部の信号波形を図5に示す。図4
に示すように、トラッキングエラー制御部30は、第1
のスイッチ31、制御信号出力回路32および第2のス
イッチ33を有する。第1のスイッチ31は、入力され
る記録再生識別信号R/Wに応じて、トラッキングエラ
ー制御部30を有効にするか否かを切り換える。記録再
生識別信号R/Wは、データ再生時にLow、データ記
録時にHighになる。したがって、データ再生時に
は、後述する第2のスイッチ33は第1のスイッチ32
の出力により切り換えられる、すなわちトラッキングエ
ラー制御部30が有効な状態になる。データ記録時には
第2のスイッチ33の切換信号は常にLowになるの
で、トラッキングエラー制御部30は無効になる。トラ
ッキングエラー制御部30が無効の時には、トラッキン
グエラー制御部30に入力されたトラッキングエラー信
号TEがトラッキングサーボ信号生成部40に出力され
る。
【0024】制御信号出力回路32は、入力される前記
GFS信号の立ち下がりを検出し、その立ち下がりから
所定パルス幅の1ショットトリガを生成し、エラー切換
信号Sとして第2のスイッチ33に印加する。たとえ
ば、図5(A)に示すようなRF信号が光ディスクから
得られる時には、図5(B)に示すようなGFS信号が
制御信号出力回路32に入力される。制御信号出力回路
32においては、図5(C)に示すように、その立ち下
がりから1msecの間、エラー切換信号Sを出力す
る。
【0025】第2のスイッチ33は、制御信号出力回路
32から入力されるエラー切換信号Sに基づいて、トラ
ッキングサーボ信号生成部40に対して入力されたトラ
ッキングエラー信号TEを出力するか、トラッキングエ
ラー信号TEを無効にして、実質的にエラーが無い旨の
信号を出力するかを選択する。すなわち、エラー切換信
号SがLowの時には、出力エラー信号TE’は入力ト
ラッキングエラー信号TEに基づく信号が出力され、エ
ラー切換信号SがHighの時には、第2のスイッチ3
3が導通状態になり出力エラー信号TE’は所定のレベ
ルVcに維持される。前述した図5に示すような信号が
入力された場合には、図5(D)に示すような出力エラ
ー信号TE’がトラッキングエラー制御部30からトラ
ッキングサーボ信号生成部40に出力される。
【0026】トラッキングサーボ信号生成部40は、ト
ラッキングエラー制御部30より入力されたエラー信号
TE’に対して、所定のゲインをかけ、さらに位相補償
を行って、実際にトラッキングサーボを行うためのトラ
ッキングサーボ信号TS、および、スレッドサーボ信号
SSを生成する。トラッキングコイルドライブアンブ5
0は、トラッキングサーボ信号生成部40より出力され
るトラッキングサーボ信号TSを、トラッキングコイル
60を実際に駆動するために電流を増強してトラッキン
グコイルドライブ信号TDを生成し、トラッキングコイ
ル60に印加する。スレッドモータドライブアンブ70
は、トラッキングサーボ信号生成部40より出力される
スレッドサーボ信号SSを、スレッドモータ80を駆動
するために電流を増幅してスレッドモータドライブ信号
SDを生成し、スレッドモータ80に印加する。
【0027】以上説明した各部の構成に基づいてトラッ
キングサーボ回路1の動作をまとめると、まず、フォト
ディテクタ10から各々出力された光検出信号A〜Dに
基づいて、トラッキングエラー検出部20においてオフ
セットのキャンセルされたトラッキングエラー信号TE
を検出する。得られたトラッキングエラー信号TEと、
光ディスクからの再生RF信号に基づいて得られたGF
S信号とに基づいて、トラッキングエラー制御部30に
おいて、トラッキンサーボの制御量としてトラッキング
サーボ信号生成部40に出力するエラー信号TE’が決
定される。すなわち、正常にRF信号が得られている時
にはトラッキングエラー検出部20で得られたトラッキ
ングエラー信号TEをそのままトラッキングサーボ信号
生成部40に出力し、鏡面欠陥などを通過した時で正常
なRF信号が得られていない時には、実質的にトラッキ
ングエラーが無い旨を示すレベルVcの信号を、トラッ
キングサーボ信号生成部40に出力する。
【0028】そのエラー信号TE’に基づいて、トラッ
キングサーボ信号生成部40において、トラッキングコ
イル60およびスレッドモータ80に対する操作量であ
るトラッキングサーボ信号TSおよびスレッドサーボ信
号SSを求める。そして、トラッキングサーボ信号TS
はトラッキングコイルドライブアンブ50において電流
増幅してトラッキングコイル60に印加され実際にトラ
ッキングコイル60を駆動する。また、スレッドサーボ
信号SSはスレッドモータドライブアンブ70において
電流増幅してスレッドモータ80に印加され実際にスレ
ッドモータ80を駆動する。
【0029】このように、本実施の形態のトラッキング
サーボ回路1によれば、鏡面欠陥の通過を再生RF信号
よりフレーム同期信号が検出されたか否かを示すGFS
信号により検出しているので、そん欠陥の状態によりど
のようなRF信号が出力されようともそのRF信号が異
常であれば直ちにその鏡面欠陥の通過を検出できる。そ
して、その際には、所定期間トラッキングエラー信号を
エラー0のレベルにホールドするようにしているので、
トラッキングエラーの乱れによりトラッキングサーボが
乱れ、デトラックすることを防ぐことができる。デトラ
ックしなければ、エラー訂正などにより適切な再生が維
持できるので、結局、鏡面欠陥などがあても適切に記録
データの再生が可能なプレイアビリティの優れた光ディ
スク装置を構成することができる。
【0030】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、本実
施の形態においては、RF信号の乱れをフレーム同期信
号が検出されたか否かを示すGFS信号を用いて検出し
ているが、この同期信号以外の信号の検出を示すような
信号を用いて、このRF信号の乱れを検出するようにし
てもよい。
【0031】また、トラッキングエラーの検出方法とし
て、本実施の形態においては、1スポットの光ビームを
用いるプッシュプル法を用いたが、その他の方法でもよ
い。たとえば、主ビームを挟んで配された2つの副ビー
ムからの反射光の光量を比較する3スポット方式などを
用いてもよい。その他、トラッキングエラー信号TEの
検出方法、トラッキングアクチュエータ、スレッドアク
チュエータなどの構成は任意である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ディスク媒体に鏡面欠陥があっても、デトラックを防
ぎ適切にトラッキングをすることが可能なようなトラッ
キングエラー信号を出力するトラッキングエラー信号検
出回路を提供することができる。また、光ディスク媒体
に鏡面欠陥があってもデトラックを防ぎ適切にトラッキ
ングをすることが可能で、これによりプレイアビリティ
の優れた光ディスク装置を実現できるようなトラッキン
グサーボ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のトラッキングサーボ回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したトラッキングサーボ回路のトラッ
キングエラー検出部で行われるトラッキングエラー検出
方法を説明するための図であり、1次回折光信号LのR
Fエンベロープ波形を示す図である。
【図3】図1に示したトラッキングサーボ回路のトラッ
キングエラー検出部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示したトラッキングサーボ回路のトラッ
キングエラー制御部の具体的な回路例を示す図である。
【図5】図4に示したトラッキングエラー制御部の回路
における各部の信号波形を示す図であり、(A)は再生
RF信号の波形を示す図、(B)はGFS信号の波形を
示す図、(C)はエラー切換信号Sの波形を示す図、
(D)は出力エラー信号TE’の波形を示す図である。
【図6】従来のトラッキングサーボ回路に設けられてい
る欠陥対応回路の構成を示す回路図である。
【図7】図6に示した各部の信号波形を示す図であり、
(A)は入力RF信号SRFの波形を示す図、(B)はデ
フェクトアンプの出力信号S11の波形を示す図、(C)
は第1のボトムホールド回路のボトムホールド信号S12
の波形および第2のボトムホールド回路のボトムホール
ド信号S13の波形を示す図、(D)はデフェクトコンパ
レータの出力であるデフェクト検出信号S14の波形を示
す図である。
【符号の説明】
1…トラッキングサーボ処理回路、10…フォトディテ
クタ、20…トラッキングエラー検出部、21,25…
加算器、22,26…トップホールド回路、23,27
…係数乗算器、24,28,29…減算器、30…トラ
ッキングエラー制御部、31…第1のスイッチ、32…
制御信号出力回路、33…第2のスイッチ、40…トラ
ッキングサーボ信号生成部、50…トラッキングコイル
ドライブアンブ、60…トラッキングコイル、70…ス
レッドモータドライブアンブ、80…スレッドモータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状記録媒体に照射された光ビーム
    の反射光を検出し、トラッキングエラー信号を生成する
    トラッキングエラー信号生成回路と、 当該ディスク状記録媒体より得られた再生信号より所定
    の信号が検出された場合には前記生成されたトラッキン
    グエラー信号をトラッキングサーボ用のエラー信号とし
    て出力し、前記所定の信号が検出されなかった場合には
    実質的にトラッキングエラーが0である旨の信号を前記
    トラッキングサーボ用のエラー信号として出力するエラ
    ー信号制御回路とを有するトラッキングエラー信号検出
    回路。
  2. 【請求項2】前記エラー信号制御回路は、前記再生信号
    よりフレーム同期信号が検出されるか否かにより、前記
    トラッキングサーボ用のエラー信号の出力を制御する請
    求項1記載のトラッキングエラー信号検出回路。
  3. 【請求項3】前記エラー信号制御回路は、前記フレーム
    同期信号が検出されなかった旨の信号が入力されてから
    予め定めた所定の期間、前記実質的にトラッキングエラ
    ーが0である旨の信号を前記トラッキングサーボ用のエ
    ラー信号として出力する請求項2記載のトラッキングエ
    ラー信号検出回路。
  4. 【請求項4】前記期間は、ほぼ1msecである請求項
    3記載のトラッキングエラー信号検出回路。
  5. 【請求項5】ディスク状記録媒体に照射された光ビーム
    の反射光を検出し、トラッキングエラー信号を生成する
    トラッキングエラー信号生成回路と、 当該ディスク状記録媒体より得られた再生信号より所定
    の信号が検出された場合には前記生成されたトラッキン
    グエラー信号をトラッキングサーボ用のエラー信号とし
    て出力し、前記所定の信号が検出されなかった場合には
    実質的にトラッキングエラーが0である旨の信号を前記
    トラッキングサーボ用のエラー信号として出力するエラ
    ー信号制御回路と、 前記出力されたトラッキングサーボ用のエラー信号に基
    づいて、トラッキングサーボ信号を生成するサーボ信号
    生成回路と、 前記生成されたトラッキングサーボ信号に基づいてトラ
    ッキングアクチュエータを駆動するアクチュエータドラ
    イブ手段とを有するトラッキングサーボ回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6769609B2 (en) 1999-06-23 2004-08-03 Fujitsu Limited Portable card unit processing apparatus

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