JPH09298097A - 摺動面部材及びその成膜装置 - Google Patents
摺動面部材及びその成膜装置Info
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- JPH09298097A JPH09298097A JP13281496A JP13281496A JPH09298097A JP H09298097 A JPH09298097 A JP H09298097A JP 13281496 A JP13281496 A JP 13281496A JP 13281496 A JP13281496 A JP 13281496A JP H09298097 A JPH09298097 A JP H09298097A
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- conductive
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、摺動面部材及び成膜装置に関し、テ
ープの摺動に適した硬度及び摩擦係数を備えると共に、
静電気を帯電させないようにする。 【解決手段】テープに摺動される摺動面部材において、
導電性膜(7)及び、当該導電性膜(7)に比して硬度
の高い膜(8)を交互に基板(5A)上に積層するもの
で、なおかつ最外殻層を導電性膜(7)としたことによ
り、導電性を有すると共に、耐磨耗性の高い摺動面部材
(9)を形成し得る。
ープの摺動に適した硬度及び摩擦係数を備えると共に、
静電気を帯電させないようにする。 【解決手段】テープに摺動される摺動面部材において、
導電性膜(7)及び、当該導電性膜(7)に比して硬度
の高い膜(8)を交互に基板(5A)上に積層するもの
で、なおかつ最外殻層を導電性膜(7)としたことによ
り、導電性を有すると共に、耐磨耗性の高い摺動面部材
(9)を形成し得る。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図6) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態(図1〜図5) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は摺動面部材及びその
成膜装置に関し、例えばビデオテープレコーダの回転ド
ラムの摺動面部材、及び基板上に摺動面部材上を成膜す
る成膜装置に適用して好適なものである。
成膜装置に関し、例えばビデオテープレコーダの回転ド
ラムの摺動面部材、及び基板上に摺動面部材上を成膜す
る成膜装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、ビデオレコーダ等でテープ記録媒
体に信号を書き込み又は、読み出す際、磁気テープに摺
動させて用いる磁気ヘツドを設けた回転ドラムは、摺動
面部材として磨耗防止のための保護膜を設けている。こ
のような回転ドラムの保護膜として、ダイヤモンド状カ
ーボン(DLC,Diamond Like Carbon) 膜が特に注目されて
いる。
体に信号を書き込み又は、読み出す際、磁気テープに摺
動させて用いる磁気ヘツドを設けた回転ドラムは、摺動
面部材として磨耗防止のための保護膜を設けている。こ
のような回転ドラムの保護膜として、ダイヤモンド状カ
ーボン(DLC,Diamond Like Carbon) 膜が特に注目されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6にダイヤモンド状
カーボン膜を回転ドラムの基板1上に堆積させて摺動面
部材として保護膜2を形成した例を示す。このダイヤモ
ンド状カーボン膜の保護膜2は、窒化チタン(TiN) 、炭
化チタン(TiC) 等の保護膜に比して摩擦係数が低い、ビ
ツカース硬度が硬い等、保護膜として優れた特性をもつ
ている。
カーボン膜を回転ドラムの基板1上に堆積させて摺動面
部材として保護膜2を形成した例を示す。このダイヤモ
ンド状カーボン膜の保護膜2は、窒化チタン(TiN) 、炭
化チタン(TiC) 等の保護膜に比して摩擦係数が低い、ビ
ツカース硬度が硬い等、保護膜として優れた特性をもつ
ている。
【0005】ところで回転ドラムに保護膜を形成する場
合、高温処理では回転ドラムが変形してしまうので、低
温の成膜プロセスによつて保護膜を形成する必要があ
る。ところが例えば、低温度(200 〔℃〕以下)の低温
CVD(Chemical Vapor Deposition)成膜プロセスによつて
ダイヤモンド状カーボン膜を形成すると、生成膜の絶縁
抵抗が大きくなる。このためダイヤモンド状カーボンの
保護膜2が形成された摺動面部材に磁気テープを摺動さ
せると、摩擦によつて発生する静電気によつて、テープ
を摺動させるときに発生する磁気粉が摺動面部材に張り
付くという問題がある。この場合、回転ドラムに設けら
れた磁気ヘツドによつてテープ上にアナログ信号を記録
/再生しようとするとノイズが発生し、さらにデイジタ
ル信号の場合は記録/再生ができなくなる。本発明は以
上の点を考慮してなされたもので、テープの摺動に適し
た硬度及び摩擦係数を有すると共に、静電気の帯電の少
ない摺動面部材とその摺動面部材を成膜する成膜装置と
を提案しようとするものである。
合、高温処理では回転ドラムが変形してしまうので、低
温の成膜プロセスによつて保護膜を形成する必要があ
る。ところが例えば、低温度(200 〔℃〕以下)の低温
CVD(Chemical Vapor Deposition)成膜プロセスによつて
ダイヤモンド状カーボン膜を形成すると、生成膜の絶縁
抵抗が大きくなる。このためダイヤモンド状カーボンの
保護膜2が形成された摺動面部材に磁気テープを摺動さ
せると、摩擦によつて発生する静電気によつて、テープ
を摺動させるときに発生する磁気粉が摺動面部材に張り
付くという問題がある。この場合、回転ドラムに設けら
れた磁気ヘツドによつてテープ上にアナログ信号を記録
/再生しようとするとノイズが発生し、さらにデイジタ
ル信号の場合は記録/再生ができなくなる。本発明は以
上の点を考慮してなされたもので、テープの摺動に適し
た硬度及び摩擦係数を有すると共に、静電気の帯電の少
ない摺動面部材とその摺動面部材を成膜する成膜装置と
を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、テープに摺動される摺動面部材に
おいて、導電性膜及び、該導電性膜に比して硬度の高い
膜を交互に基板上に積層するもので、なおかつ最外殻層
を導電性膜とした。これにより導電性を有すると共に、
耐磨耗性の高い摺動面部材を形成し得る。
め本発明においては、テープに摺動される摺動面部材に
おいて、導電性膜及び、該導電性膜に比して硬度の高い
膜を交互に基板上に積層するもので、なおかつ最外殻層
を導電性膜とした。これにより導電性を有すると共に、
耐磨耗性の高い摺動面部材を形成し得る。
【0007】さらに本発明においては、基板上に導電性
膜を形成するための第1の成膜手段と、基板上に導電性
膜に比して硬度の高い膜を形成するための第2の成膜手
段とを備えることにより、第1の成膜手段と第2の成膜
手段とを交互に用いて導電性膜と該導電性膜に比して硬
度の高い膜とを基板上に交互に積層させた多層膜を容易
に形成することができる。
膜を形成するための第1の成膜手段と、基板上に導電性
膜に比して硬度の高い膜を形成するための第2の成膜手
段とを備えることにより、第1の成膜手段と第2の成膜
手段とを交互に用いて導電性膜と該導電性膜に比して硬
度の高い膜とを基板上に交互に積層させた多層膜を容易
に形成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
施例を詳述する。
【0009】図1(A)及び(B)において5は全体と
して摺動面部材を用いたビデオテープレコーダの回転ド
ラムを示し、該回転ドラム5に設けられた磁気ヘツド6
をテープTに摺動させることによつてテープTに情報を
記録し、又は再生するものである(図1(A))。この
回転ドラム5は、摺動面部材として基板5A上に導電性
膜7及び絶縁性膜8を交互に積層した保護膜9を有して
いる(図1(B))。
して摺動面部材を用いたビデオテープレコーダの回転ド
ラムを示し、該回転ドラム5に設けられた磁気ヘツド6
をテープTに摺動させることによつてテープTに情報を
記録し、又は再生するものである(図1(A))。この
回転ドラム5は、摺動面部材として基板5A上に導電性
膜7及び絶縁性膜8を交互に積層した保護膜9を有して
いる(図1(B))。
【0010】保護膜9を形成する導電性膜7及び絶縁性
膜8の材質はともにダイヤモンド状カーボンが用いられ
ている。このダイヤモンド状カーボンは、例えば摩擦係
数が窒化チタン(TiN) 、炭化チタン(TiC) 等に比して十
分に低く、さらにビツカース硬度も高いので摩耗が少な
く保護膜9として有効なものである。またこの保護膜9
の場合、磁気テープと摺動する最外殻層を導電性膜7に
よつて形成しており、さらに該導電性膜7をアース接続
している。
膜8の材質はともにダイヤモンド状カーボンが用いられ
ている。このダイヤモンド状カーボンは、例えば摩擦係
数が窒化チタン(TiN) 、炭化チタン(TiC) 等に比して十
分に低く、さらにビツカース硬度も高いので摩耗が少な
く保護膜9として有効なものである。またこの保護膜9
の場合、磁気テープと摺動する最外殻層を導電性膜7に
よつて形成しており、さらに該導電性膜7をアース接続
している。
【0011】ここで基板5A上に導電性膜7及び絶縁性
膜8を交互に積層させる場合、まず基板5A上に導電性
膜7を形成しその上に該導電性膜7に比して面積の小さ
い絶縁性膜8を積層させる。さらに絶縁性膜8上に下層
の導電性膜7に縁部で接続するように導電性膜7を積層
させ、以下この順序で導電性膜7及び絶縁性膜8を交互
に積層させ、最外殻層に導電性膜7を形成させる。この
ように保護膜9の最外殻が導電性膜7によつて覆われる
ことにより、保護膜9に磁気テープを摺動させたときに
摺動面に発生する電荷を導電性膜7を通じてアースにお
として、保護膜9表面に電荷がたまるのを未然に防止し
得るとともに、帯電したテープの磁気粉が発生しても、
これが保護膜9表面に付着するのを未然に防止し得る。
膜8を交互に積層させる場合、まず基板5A上に導電性
膜7を形成しその上に該導電性膜7に比して面積の小さ
い絶縁性膜8を積層させる。さらに絶縁性膜8上に下層
の導電性膜7に縁部で接続するように導電性膜7を積層
させ、以下この順序で導電性膜7及び絶縁性膜8を交互
に積層させ、最外殻層に導電性膜7を形成させる。この
ように保護膜9の最外殻が導電性膜7によつて覆われる
ことにより、保護膜9に磁気テープを摺動させたときに
摺動面に発生する電荷を導電性膜7を通じてアースにお
として、保護膜9表面に電荷がたまるのを未然に防止し
得るとともに、帯電したテープの磁気粉が発生しても、
これが保護膜9表面に付着するのを未然に防止し得る。
【0012】ここで保護膜9は、テープの摺動によつて
層全体が一斉に削られるのではなく、部分的に削られて
いくので、保護膜9が完全に磨耗するまでの間、例え絶
縁性膜8が露出しても表面の大部分が導電性膜7によつ
て被覆された状態を維持することができる。これにより
保護膜9上に静電気が帯電するのを未然に防止し得る。
なお実用性を考えると導電性膜7及び絶縁性膜8の積層
数は、少なくとも3層以上が望ましい。すなわち多層膜
を3層以上とすることで、硬い絶縁性膜8が露出した
後、該絶縁性膜8が削られれば、すぐ下層の導電性膜7
が現れるので、これにより保護膜9が残つている間は、
常に保護膜9の導電性を維持し続けることができる。
層全体が一斉に削られるのではなく、部分的に削られて
いくので、保護膜9が完全に磨耗するまでの間、例え絶
縁性膜8が露出しても表面の大部分が導電性膜7によつ
て被覆された状態を維持することができる。これにより
保護膜9上に静電気が帯電するのを未然に防止し得る。
なお実用性を考えると導電性膜7及び絶縁性膜8の積層
数は、少なくとも3層以上が望ましい。すなわち多層膜
を3層以上とすることで、硬い絶縁性膜8が露出した
後、該絶縁性膜8が削られれば、すぐ下層の導電性膜7
が現れるので、これにより保護膜9が残つている間は、
常に保護膜9の導電性を維持し続けることができる。
【0013】図2に回転ドラム5の基板5A上に多層構
造の保護膜9を形成する成膜装置10を示す。成膜装置
10は真空ポンプ(図示せず)により真空引きされた真
空チエンバ11内において、基板5A表面に絶縁性のダ
イヤモンド状カーボン膜をイオンビーム蒸着するための
イオンガン12と、導電性のダイヤモンド状カーボン膜
をスパツタ蒸着するスパツタ装置13とを有する。
造の保護膜9を形成する成膜装置10を示す。成膜装置
10は真空ポンプ(図示せず)により真空引きされた真
空チエンバ11内において、基板5A表面に絶縁性のダ
イヤモンド状カーボン膜をイオンビーム蒸着するための
イオンガン12と、導電性のダイヤモンド状カーボン膜
をスパツタ蒸着するスパツタ装置13とを有する。
【0014】イオンガン12は、真空引きされたアーク
チエンバ20の内側と外側にそれぞれグロー放電を起こ
すためのアノード21及びマグネトロン22を設ける一
方、チエンバ内に、負電位に保持されるフイラメント・
カソード23を設置している。アークチエンバ20内に
はガス供給管24を通じて動作ガスとしてアルゴン(Ar)
ガス及びソースガスとしてメタン(CH4) ガスを混合して
供給する。イオンガン12は、アノード21にDC電圧
を印加してフライメント・カソード23との間でグロー
放電を起こすことによつて、アークチエンバ20内に供
給されるガスをプラズマ化する。このときマグネトロン
22によつて電界の垂直方向に磁場を印加することによ
つてプラズマをアークチヤンバ20内部に閉じ込め密度
を高める。そしてフイラメント・カソード23から放出
される熱電子によつてガス供給管24を通じて供給され
る混合ガスをイオン化する。
チエンバ20の内側と外側にそれぞれグロー放電を起こ
すためのアノード21及びマグネトロン22を設ける一
方、チエンバ内に、負電位に保持されるフイラメント・
カソード23を設置している。アークチエンバ20内に
はガス供給管24を通じて動作ガスとしてアルゴン(Ar)
ガス及びソースガスとしてメタン(CH4) ガスを混合して
供給する。イオンガン12は、アノード21にDC電圧
を印加してフライメント・カソード23との間でグロー
放電を起こすことによつて、アークチエンバ20内に供
給されるガスをプラズマ化する。このときマグネトロン
22によつて電界の垂直方向に磁場を印加することによ
つてプラズマをアークチヤンバ20内部に閉じ込め密度
を高める。そしてフイラメント・カソード23から放出
される熱電子によつてガス供給管24を通じて供給され
る混合ガスをイオン化する。
【0015】図3に示すように、アークチエンバ20内
でイオン化された混合ガスは、グリツド25によつて引
き出されて加速され、基板ホルダ26によつて保持され
る基板5A上にイオンビームIB1として照射される。
このとき基板5Aとイオンガン12との間に設けられた
フイラメント27は、グリツド25と基板5Aとの間に
熱電子を放出して基板5A上の電位を中和する。ここで
基板5A前に設けられたシヤツタ28は、アークチエン
バ20内に発生するプラズマが安定するまでの間、閉じ
られている。基板ホルダ25は回転駆動部28によつて
回転自在に設置され、保持する基板5Aの設置角度を調
整することによつてイオンビームが基板5A表面に対し
て最適な角度で照射されるようにしている。
でイオン化された混合ガスは、グリツド25によつて引
き出されて加速され、基板ホルダ26によつて保持され
る基板5A上にイオンビームIB1として照射される。
このとき基板5Aとイオンガン12との間に設けられた
フイラメント27は、グリツド25と基板5Aとの間に
熱電子を放出して基板5A上の電位を中和する。ここで
基板5A前に設けられたシヤツタ28は、アークチエン
バ20内に発生するプラズマが安定するまでの間、閉じ
られている。基板ホルダ25は回転駆動部28によつて
回転自在に設置され、保持する基板5Aの設置角度を調
整することによつてイオンビームが基板5A表面に対し
て最適な角度で照射されるようにしている。
【0016】一方、図4に示すようにスパツタ装置13
はイオンガン12と同様に構成されるイオンガン14の
アークチエンバ20内に、ガス供給管23よりソースガ
スとしてArガスを供給する。ここでイオンガン14と同
様にアークチエンバ20内では、アノード21によつて
グロー放電を起こすと共に、フイラメント・カソード2
3から放出される熱電子によつてArガスをイオン化して
Ar+ を生成し、回転自在に設置されるターゲツトホルダ
30に保持されるカーボンターゲツト31にAr+ イオン
のイオンビームIB2を照射する。これによりカーボン
ターゲツト31から炭素がはじき出され、基板5A表面
に付着される。因みにカーボンターゲツト31はグラフ
アイト等でなる。
はイオンガン12と同様に構成されるイオンガン14の
アークチエンバ20内に、ガス供給管23よりソースガ
スとしてArガスを供給する。ここでイオンガン14と同
様にアークチエンバ20内では、アノード21によつて
グロー放電を起こすと共に、フイラメント・カソード2
3から放出される熱電子によつてArガスをイオン化して
Ar+ を生成し、回転自在に設置されるターゲツトホルダ
30に保持されるカーボンターゲツト31にAr+ イオン
のイオンビームIB2を照射する。これによりカーボン
ターゲツト31から炭素がはじき出され、基板5A表面
に付着される。因みにカーボンターゲツト31はグラフ
アイト等でなる。
【0017】イオンガン12並びにスパツタ装置13の
イオンガン14及びターゲツトホルダ30は、それぞれ
イオンビームIB1が基板5Aに照射される角度と、イ
オンビームIB2をカーボンターゲツト31に照射して
基板5Aにスパツタリングする角度とがほぼ同じになる
ように角度調整され配置される。またこのとき、基板ホ
ルダ25及びターゲツトホルダ30の配置角度を調整し
て、基板5Aに対するイオンビームIB1の照射角度及
びスパツタリングされる角度を微調整する。
イオンガン14及びターゲツトホルダ30は、それぞれ
イオンビームIB1が基板5Aに照射される角度と、イ
オンビームIB2をカーボンターゲツト31に照射して
基板5Aにスパツタリングする角度とがほぼ同じになる
ように角度調整され配置される。またこのとき、基板ホ
ルダ25及びターゲツトホルダ30の配置角度を調整し
て、基板5Aに対するイオンビームIB1の照射角度及
びスパツタリングされる角度を微調整する。
【0018】以上の構成において、回転ドラム5の摺動
面部材として導電性膜7及び絶縁性膜8を積層した保護
膜9を形成する場合、まず図4に示すように、スパツタ
装置13においてAr+ のイオンビームIB2を約5分
間、カーボンターゲツト31に照射する。これにより基
板5A上に約5〔nm〕の膜厚を有する導電性のダイヤモ
ンド状カーボン膜(導電性膜7)の一層目を堆積させ
る。
面部材として導電性膜7及び絶縁性膜8を積層した保護
膜9を形成する場合、まず図4に示すように、スパツタ
装置13においてAr+ のイオンビームIB2を約5分
間、カーボンターゲツト31に照射する。これにより基
板5A上に約5〔nm〕の膜厚を有する導電性のダイヤモ
ンド状カーボン膜(導電性膜7)の一層目を堆積させ
る。
【0019】導電性膜7の所定量の堆積が完了すると、
続いて図3に示すように、イオンガン12から照射され
るArガスとCH4 ガスとの混合ガスによるイオンビームI
B1を基板5A上に約3分間照射する。これにより基板
5A上において、一層目に堆積された導電性膜7の上に
該導電性膜7に比して硬度の高い、絶縁性のダイヤモン
ド状カーボン膜(絶縁性膜8)を約300 〔nm〕の膜厚に
堆積させる。この場合ダイヤモンド状カーボン膜の生成
過程においてメタンガス中に含まれる水素から水素ポリ
マーが生成されることによつて、生成膜は絶縁性膜とし
て形成される。ここでスパツタ装置13及びイオンガン
12による成膜速度はそれぞれ、約1〔nm/min〕及び約
100 〔nm/min〕であるものとする。
続いて図3に示すように、イオンガン12から照射され
るArガスとCH4 ガスとの混合ガスによるイオンビームI
B1を基板5A上に約3分間照射する。これにより基板
5A上において、一層目に堆積された導電性膜7の上に
該導電性膜7に比して硬度の高い、絶縁性のダイヤモン
ド状カーボン膜(絶縁性膜8)を約300 〔nm〕の膜厚に
堆積させる。この場合ダイヤモンド状カーボン膜の生成
過程においてメタンガス中に含まれる水素から水素ポリ
マーが生成されることによつて、生成膜は絶縁性膜とし
て形成される。ここでスパツタ装置13及びイオンガン
12による成膜速度はそれぞれ、約1〔nm/min〕及び約
100 〔nm/min〕であるものとする。
【0020】以下、スパツタ装置13及びイオンガン1
2を交互に用いて、それぞれイオンビーム照射及びスパ
ツタ蒸着を繰り返し実行することにより、基板5A表面
に導電性膜7及び絶縁性膜8を交互に3層づつ積層し、
最後の最外殻層に導電性膜7を積層させ、膜厚約1〔μ
m〕の保護膜9を形成することができる。因みに保護膜
9はテープを摺動させることにより、徐々に磨耗されて
いくので1〔μm〕程度の膜厚が必要とされる。
2を交互に用いて、それぞれイオンビーム照射及びスパ
ツタ蒸着を繰り返し実行することにより、基板5A表面
に導電性膜7及び絶縁性膜8を交互に3層づつ積層し、
最後の最外殻層に導電性膜7を積層させ、膜厚約1〔μ
m〕の保護膜9を形成することができる。因みに保護膜
9はテープを摺動させることにより、徐々に磨耗されて
いくので1〔μm〕程度の膜厚が必要とされる。
【0021】ここで絶縁性膜8の成膜時、イオンガン1
2によつてイオンビーム蒸着するときは、グリツド25
に印加するグリツド電圧を大きくしてイオンビームIB
1による照射領域を絞り込み、イオンビーム蒸着による
成膜領域をスパツタ装置13によるものに比して小さく
する。これにより、導電性膜7の成膜領域が絶縁性膜8
の成膜領域に比して拡がるようになり、この結果とし
て、導電性膜7が絶縁性膜8の側面を被覆するようにし
て積層される。そして、最後に保護膜9の最外殻に導電
性膜7を堆積させることによつて、保護膜9の表面全体
を導電性膜7によつて被覆するように形成される。
2によつてイオンビーム蒸着するときは、グリツド25
に印加するグリツド電圧を大きくしてイオンビームIB
1による照射領域を絞り込み、イオンビーム蒸着による
成膜領域をスパツタ装置13によるものに比して小さく
する。これにより、導電性膜7の成膜領域が絶縁性膜8
の成膜領域に比して拡がるようになり、この結果とし
て、導電性膜7が絶縁性膜8の側面を被覆するようにし
て積層される。そして、最後に保護膜9の最外殻に導電
性膜7を堆積させることによつて、保護膜9の表面全体
を導電性膜7によつて被覆するように形成される。
【0022】以上の構成によれば、回転ドラム5の摺動
面に対してスパツタ装置13のカーボンターゲツトを用
いたイオンビームスパツタによる導電性膜7の堆積と、
ソースガスにCH4 ガスを用いたイオンガン12のイオ
ンビーム照射による絶縁性膜8の蒸着を交互に行つてダ
イヤモンド状カーボンの導電性膜7及び絶縁性膜8とを
交互に積層し、最外殻層に導電性膜7を設けた保護膜9
を形成し得る。
面に対してスパツタ装置13のカーボンターゲツトを用
いたイオンビームスパツタによる導電性膜7の堆積と、
ソースガスにCH4 ガスを用いたイオンガン12のイオ
ンビーム照射による絶縁性膜8の蒸着を交互に行つてダ
イヤモンド状カーボンの導電性膜7及び絶縁性膜8とを
交互に積層し、最外殻層に導電性膜7を設けた保護膜9
を形成し得る。
【0023】ここで導電性膜7及び絶縁性膜8を積層す
る際、イオンガン12から照射するイオンビームIB1
の照射領域を絞り込んで、イオンビームスパツタリング
によつて導電性膜7を生成するときの成膜領域に比して
イオンビームIB1照射による絶縁性膜8の成膜領域を
狭めることにより、形成する保護膜9の側面を導電性膜
7で被覆することができる。この結果、保護膜9表面を
導電性膜7によつて被覆して保護膜9表面をアースにお
とすことができる。かくしてテープ摺動時に発生する静
電気が保護膜9に帯電するのを防止し得、磁気テープの
磁気粉等が保護膜9に付着するのを未然に防止し得る。
る際、イオンガン12から照射するイオンビームIB1
の照射領域を絞り込んで、イオンビームスパツタリング
によつて導電性膜7を生成するときの成膜領域に比して
イオンビームIB1照射による絶縁性膜8の成膜領域を
狭めることにより、形成する保護膜9の側面を導電性膜
7で被覆することができる。この結果、保護膜9表面を
導電性膜7によつて被覆して保護膜9表面をアースにお
とすことができる。かくしてテープ摺動時に発生する静
電気が保護膜9に帯電するのを防止し得、磁気テープの
磁気粉等が保護膜9に付着するのを未然に防止し得る。
【0024】また上述の実施例によれば、成膜速度の遅
い導電性膜7と、成膜速度の速い絶縁性膜8とを交互に
複数、積層させて保護膜9を形成したことにより、成膜
速度が遅い(例えば約1〔nm/min〕)イオンビームスパ
ツタリングにより導電性膜だけを保護膜9表面に形成す
る場合に比して、格段に短い時間で導電性を有する所定
膜厚(約1〔μm〕以上)の保護膜9を基板5A上に形
成し得る。
い導電性膜7と、成膜速度の速い絶縁性膜8とを交互に
複数、積層させて保護膜9を形成したことにより、成膜
速度が遅い(例えば約1〔nm/min〕)イオンビームスパ
ツタリングにより導電性膜だけを保護膜9表面に形成す
る場合に比して、格段に短い時間で導電性を有する所定
膜厚(約1〔μm〕以上)の保護膜9を基板5A上に形
成し得る。
【0025】さらに上述の実施例によれば、保護膜9を
導電性膜7及び絶縁性膜8を交互に積層させた3層以上
の多層膜として形成したことにより、導電性膜7が削ら
れた後、次層の絶縁性膜8が部分的に削られていく過程
において、次の導電性膜7がすぐに現れるので保護膜9
表面の導電性を常に維持し得る。
導電性膜7及び絶縁性膜8を交互に積層させた3層以上
の多層膜として形成したことにより、導電性膜7が削ら
れた後、次層の絶縁性膜8が部分的に削られていく過程
において、次の導電性膜7がすぐに現れるので保護膜9
表面の導電性を常に維持し得る。
【0026】なお上述の実施例においては、グリツド2
5に印加するグリツド電圧を変えることによつて、イオ
ンガン12より照射されるイオンビームIB1のビーム
スポツト径を絞り込んで絶縁性膜8の形成される領域を
狭くした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、イオンビームIB1照射時に基板5A上の照射面の
側帯部をマスキングすることによつて、絶縁性膜8の成
膜領域を導電性膜7の成膜領域の内側になるようにし、
次にビーム径を拡げたイオンビームスパツタリングによ
つて導電性膜7を絶縁性膜8より広い領域に形成するよ
うにしても良い。そしてこのマスキングによるイオンビ
ームIB1照射とビーム径を拡げたイオンビームスパツ
タリングとを交互に繰り返すことによつて、絶縁性膜8
の周りを導電性膜7が被覆するようにしても良い。
5に印加するグリツド電圧を変えることによつて、イオ
ンガン12より照射されるイオンビームIB1のビーム
スポツト径を絞り込んで絶縁性膜8の形成される領域を
狭くした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、イオンビームIB1照射時に基板5A上の照射面の
側帯部をマスキングすることによつて、絶縁性膜8の成
膜領域を導電性膜7の成膜領域の内側になるようにし、
次にビーム径を拡げたイオンビームスパツタリングによ
つて導電性膜7を絶縁性膜8より広い領域に形成するよ
うにしても良い。そしてこのマスキングによるイオンビ
ームIB1照射とビーム径を拡げたイオンビームスパツ
タリングとを交互に繰り返すことによつて、絶縁性膜8
の周りを導電性膜7が被覆するようにしても良い。
【0027】また上述の実施例においては、イオンビー
ムの照射によつてカーボンターゲツト31を照射してス
パツタリングした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、イオンガンの代わりにレーザ照射装置を用い
たレーザ・アブレーシヨン等の方法を用いても良く、こ
れにより上述した実施例と同様の効果を得ることができ
る。
ムの照射によつてカーボンターゲツト31を照射してス
パツタリングした場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、イオンガンの代わりにレーザ照射装置を用い
たレーザ・アブレーシヨン等の方法を用いても良く、こ
れにより上述した実施例と同様の効果を得ることができ
る。
【0028】また上述の実施例においては、イオンビー
ム蒸着時に一台のイオンガン12を用いてダイヤモンド
状カーボン膜を成膜した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、第2のイオンガンを補助として設け
て、2台のイオンガンによつてイオンビーム蒸着するよ
うにしても良く、これにより、より硬度の高いダイヤモ
ンド状カーボン膜をより速く成膜し得る。
ム蒸着時に一台のイオンガン12を用いてダイヤモンド
状カーボン膜を成膜した場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、第2のイオンガンを補助として設け
て、2台のイオンガンによつてイオンビーム蒸着するよ
うにしても良く、これにより、より硬度の高いダイヤモ
ンド状カーボン膜をより速く成膜し得る。
【0029】また上述の実施例においては、保護膜9を
形成する際、ダイヤモンド状カーボン膜でなる導電性膜
7及び絶縁性膜8を積層させた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、絶縁性のダイヤモンド状カーボ
ン膜の代わりに窒化チタン等を用いても良い、また導電
性膜と積層させるもう一方の膜は導電性又は絶縁性にか
かわることなく、要は導電性膜に比して成膜速度が速
く、またテープ摺動時の耐磨耗性を十分にもつた硬度の
高い膜であれば良い。
形成する際、ダイヤモンド状カーボン膜でなる導電性膜
7及び絶縁性膜8を積層させた場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、絶縁性のダイヤモンド状カーボ
ン膜の代わりに窒化チタン等を用いても良い、また導電
性膜と積層させるもう一方の膜は導電性又は絶縁性にか
かわることなく、要は導電性膜に比して成膜速度が速
く、またテープ摺動時の耐磨耗性を十分にもつた硬度の
高い膜であれば良い。
【0030】また上述の実施例においては、絶縁性膜8
をイオンガン12を用いて成膜した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、図5に示すようなプラズマ
CVD装置40を用いても良い。すなわちプラズマCV
D装置40は分子ターボ41によつて真空引きされた真
空チエンバ42内において、接地された電極43に対向
させて設けられた基板電極44に基板5Aを保持手段
(図示せず)によつて戴置する。
をイオンガン12を用いて成膜した場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、図5に示すようなプラズマ
CVD装置40を用いても良い。すなわちプラズマCV
D装置40は分子ターボ41によつて真空引きされた真
空チエンバ42内において、接地された電極43に対向
させて設けられた基板電極44に基板5Aを保持手段
(図示せず)によつて戴置する。
【0031】ここで真空チエンバ42内の基板5Aは、
ランプヒータ45によつて所定の温度に加熱される。次
にガス供給管46を通じて真空チエンバ42内にCH4 ガ
スを供給し、基板電極44に高周波を印加することによ
つて放電させ、真空チエンバ42内にプラズマを発生さ
せる。これにより基板5A表面に絶縁性膜8を形成する
ことができる。
ランプヒータ45によつて所定の温度に加熱される。次
にガス供給管46を通じて真空チエンバ42内にCH4 ガ
スを供給し、基板電極44に高周波を印加することによ
つて放電させ、真空チエンバ42内にプラズマを発生さ
せる。これにより基板5A表面に絶縁性膜8を形成する
ことができる。
【0032】さらに上述の実施例においては、保護膜9
をビデオテープレコーダの回転ドラムの摺動面部材に用
いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばテープレコーダの磁気ヘツド、さらにはキヤプスタ
ン等のテープを摺動させる部材等、要はテープと摺動す
る摺動面を有する摺動面部材に広く適用し得る。
をビデオテープレコーダの回転ドラムの摺動面部材に用
いた場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例
えばテープレコーダの磁気ヘツド、さらにはキヤプスタ
ン等のテープを摺動させる部材等、要はテープと摺動す
る摺動面を有する摺動面部材に広く適用し得る。
【0033】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、テープに
摺動される摺動面部材において、導電性膜及び、該導電
性膜に比して硬度の高い膜を交互に基板上に積層するも
ので、なおかつ最外殻層を導電性膜としたことにより、
導電性を有すると共に、耐磨耗性の高い保護膜を形成し
得、かくして静電気の帯電が極めて少ない耐磨耗性の高
い摺動面部材を実現し得る。
摺動される摺動面部材において、導電性膜及び、該導電
性膜に比して硬度の高い膜を交互に基板上に積層するも
ので、なおかつ最外殻層を導電性膜としたことにより、
導電性を有すると共に、耐磨耗性の高い保護膜を形成し
得、かくして静電気の帯電が極めて少ない耐磨耗性の高
い摺動面部材を実現し得る。
【0034】さらに本発明によれば、基板上に導電性膜
を形成するための第1の成膜手段と、基板上に導電性膜
に比して硬度の高い膜を形成するための第2の成膜手段
とを備えることにより、第1の成膜手段と第2の成膜手
段とを交互に用いて導電性膜と該導電性膜に比して硬度
の高い膜とを基板上に交互に積層させ、かくして導電性
を有すると共に、耐磨耗性の高い多層膜を容易に形成し
得る成膜装置を実現し得る。
を形成するための第1の成膜手段と、基板上に導電性膜
に比して硬度の高い膜を形成するための第2の成膜手段
とを備えることにより、第1の成膜手段と第2の成膜手
段とを交互に用いて導電性膜と該導電性膜に比して硬度
の高い膜とを基板上に交互に積層させ、かくして導電性
を有すると共に、耐磨耗性の高い多層膜を容易に形成し
得る成膜装置を実現し得る。
【図1】実施例による回転ドラムの構成を示す略線的断
面図である。
面図である。
【図2】実施例による成膜装置の全体構成を示す略線的
平面図である。
平面図である。
【図3】イオンビーム照射の説明に供する略線的平面図
である。
である。
【図4】スパツタリングの説明に供する略線的平面図で
ある。
ある。
【図5】プラズマCVD装置の構成を示す略線的断面図
である。
である。
【図6】ダイヤモンド状カーボンの保護膜を示す略線的
断面図である。
断面図である。
1、5A……基板、2、9……保護膜、5……回転ドラ
ム、6……磁気ヘツド、7……導電性膜、8……絶縁性
膜、10……成膜装置、11……真空チヤンバ、12、
14……イオンガン、13……スパツタ装置、20……
アークチヤンバ、21……アノード、22……マグネト
ロン、23……フイラメント・カソード、24、46…
…ガス供給管、25……グリツド、26……基板ホル
ダ、27……フイラメント、28……シヤツタ、30…
…ターゲツトホルダ、31……カーボンターゲツト、I
B1、IB2……イオンビーム。
ム、6……磁気ヘツド、7……導電性膜、8……絶縁性
膜、10……成膜装置、11……真空チヤンバ、12、
14……イオンガン、13……スパツタ装置、20……
アークチヤンバ、21……アノード、22……マグネト
ロン、23……フイラメント・カソード、24、46…
…ガス供給管、25……グリツド、26……基板ホル
ダ、27……フイラメント、28……シヤツタ、30…
…ターゲツトホルダ、31……カーボンターゲツト、I
B1、IB2……イオンビーム。
Claims (7)
- 【請求項1】テープに摺動される摺動面部材において、 導電性膜及び、当該導電性膜に比して硬度の高い膜を交
互に基板上に積層するもので、なおかつ最外殻層を上記
導電性膜としたことを特徴とする摺動面部材。 - 【請求項2】上記導電性膜は、複数積層されるととも
に、上記導電性膜同士を縁部で接続していることを特徴
とする請求項1に記載の摺動面部材。 - 【請求項3】上記導電性膜は、ダイヤモンド状カーボン
膜であることを特徴とする請求項1に記載の摺動面部
材。 - 【請求項4】上記硬度の高い膜は、ダイヤモンド状カー
ボン膜であることを特徴とする請求項1に記載の摺動面
部材。 - 【請求項5】基板上に導電性膜を形成するための第1の
成膜手段と、 上記基板上に上記導電性膜に比して硬度の高い膜を形成
するための第2の成膜手段とを具え、 上記第1の成膜手段と上記第2の成膜手段とを交互に用
いて上記導電性膜と上記膜とを上記基板上に交互に積層
させた多層膜を形成することを特徴とする成膜装置。 - 【請求項6】上記第1の成膜手段は、膜の材料ターゲツ
トに対してイオンビームを照射することにより、上記基
板上に上記材料を付着させるイオンビームスパツタ装置
でなることを特徴とする請求項5に記載の成膜装置。 - 【請求項7】上記第2の成膜手段は、膜の材料成分を含
むガスをイオン化してイオンビームとして出射するイオ
ンガンでなることを特徴とする請求項6に記載の成膜装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13281496A JPH09298097A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 摺動面部材及びその成膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13281496A JPH09298097A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 摺動面部材及びその成膜装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09298097A true JPH09298097A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15090204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13281496A Pending JPH09298097A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 摺動面部材及びその成膜装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09298097A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004009165A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 吸着用チャック |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13281496A patent/JPH09298097A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004009165A (ja) * | 2002-06-04 | 2004-01-15 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 吸着用チャック |
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