JPH09298123A - 永久磁石の接合体の製造方法 - Google Patents

永久磁石の接合体の製造方法

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JPH09298123A
JPH09298123A JP8113394A JP11339496A JPH09298123A JP H09298123 A JPH09298123 A JP H09298123A JP 8113394 A JP8113394 A JP 8113394A JP 11339496 A JP11339496 A JP 11339496A JP H09298123 A JPH09298123 A JP H09298123A
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permanent magnet
permanent
cylinder
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JP8113394A
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English (en)
Inventor
Koji Imai
康志 今井
Kenshirou Oyamada
建四郎 小山田
Hiroyuki Watanabe
裕之 渡辺
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 永久磁石同士を強固に接合して一体化するこ
とができる永久磁石の接合体の製造方法を提供する。 【解決手段】 個々に半田めっきを施した円盤状の永
久磁石を積層し、これらの永久磁石を、磁化容易軸方向
配列用の棒状の永久磁石を径方向の両側に設けた円筒に
挿入して、磁化容易軸方向を揃え、その後加熱して半田
付けする。また、円筒と積層した永久磁石との間には、
磁化容易軸方向を揃える際に、永久磁石が円滑に回転移
動するようテフロン管を介装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は永久磁石の接合体の
製造方法に関し、特に永久磁石形同期電動機等の永久磁
石形回転電機の回転子を製造する場合に適用して有用な
ものである。
【0002】
【従来の技術】図15(a)は従来の永久磁石形同期電
動機の回転子の正面図、図15(b)は図15(a)に
示す回転子の斜視図である。
【0003】これらの図に示すように、従来の永久磁石
形同期電動機の回転子51は、シャフト51、鉄心5
3、補強板52及び永久磁石54を備えて構成されてお
り、次のようにして製造される。
【0004】即ち、けい素鋼板を積層して鉄心53を構
成すると共に、この鉄心53の途中及び両側に補強のた
めに非磁性又は強磁性の金属製の補強板52を設け、こ
れらをアルミダイキャストによって一体化する。そし
て、鉄心53に永久磁石54を挿入すると共に、これら
をシャフト51に装着し、焼きばめによって結合する。
かくして永久磁石を用いた回転子(以下、これを永久磁
石形回転子という)51が製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような補強板52を用いた従来の永久磁石形回転子51
では、エアギャップの増大と磁束密度の低減により、電
気的特性からみて不利である。従って、このような永久
磁石形回転子51では、電気的特性に限界があり、高効
率の回転電機が要求される場合には、その要求に十分答
えることができない。また、回転電機の小型化のために
は更に高速で回転させる必要が生じるが、上記のような
構成の永久磁石形回転子51では、このような機械的強
度に係る要求にも十分答えることが難しい。
【0006】そこで、図16に示すように、円盤状の一
体形永久磁石(サマリウムーコバルト磁石)64の両側
に回転軸である円錐状の炭素鋼62,63をレーザ溶接
して永久磁石形回転子を構成したり、図17に示すよう
に、非磁性体金属を斜めに配すると共に永久磁石72を
中心部に埋め込んで磁極N、Sを構成し、これに回転軸
74,75を結合して永久磁石形回転子を構成すること
により、高効率化等を図る工夫がなされている(出典:
「最近結合加工技術とその応用」 日本機械学会編 日
刊工業新聞社 1993年発行)。
【0007】ところが、ある程度以上の大きさの永久磁
石形回転子を製作しようとする場合には、製造可能な一
体の永久磁石の大きさには制限があるため、製造可能な
大きさの永久磁石を複数組み合わせることによって所望
の大きさの永久磁石を製造せざるを得ない。
【0008】例えば、一体の永久磁石の製造方法として
は、粉末の磁石原料に対し、磁界をかけて磁化容易方向
を付与して加圧した後、焼結して一体の永久磁石を製造
する方法がある(住友特殊金属株式会社の方法)。しか
し、このような方法では、上記の如く製造可能な永久磁
石の大きさに限界があり、しかも比較的大きな永久磁石
を製造した場合には、その特性にばらつきが生じる可能
性がある。
【0009】このため、上記の如く、ある程度以上の大
きさの永久磁石形回転子を製作しようとする場合には、
特性の揃った複数の小型の永久磁石を強固に接合して一
体化せざるを得ない。なお、従来、永久磁石を接合する
には接着剤が用いられていたが、接着剤では接合強度が
不充分である。
【0010】従って、本発明は上記従来技術に鑑み、永
久磁石同士を強固に接合して一体化することができる永
久磁石の接合体の製造方法を提供することを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明の永久磁石の接合方法は、永久磁石同士を接合し
てなる接合体の製造方法であって、永久磁石同士を接合
する際に、ろう材を用いて接合することを特徴とする。
【0012】また、第2の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第1の発明の永久磁石の接合体の製造方法にお
いて、前記ろう材は、錫ー鉛半田、アルミニウム半田又
は金ーけい素ろうであることを特徴とする。
【0013】また、第3の発明の永久磁石の接合方法
は、永久磁石同士を接合してなる接合体の製造方法であ
って、個々に半田めっきを施した円盤状の永久磁石を積
層し、これらの永久磁石を、磁化容易軸方向配列用の棒
状の永久磁石を径方向の両側に設けた円筒に挿入して、
磁化容易軸方向を揃え、その後に加熱して半田付けする
ことを特徴とする。
【0014】また、第4の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第3の発明の永久磁石の接合体の製造方法にお
いて、前記円筒と前記円筒に挿入した前記永久磁石との
間に、低摩擦係数の材料からなる管を介装することを特
徴とする。
【0015】また、第5の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第3の発明の永久磁石の接合体の製造方法にお
いて、前記円筒は耐熱性の高い材料からなる円筒である
と共に、この円筒に設けた磁化容易軸方向配列用の前記
永久磁石は耐熱性の高い永久磁石であることを特徴とす
る。
【0016】また、第6の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第3、第4又は第5の発明の永久磁石の接合体
の製造方法において、積層した前記永久磁石は何れも中
心部に孔を有しており、これらの孔が連続することによ
って接合体の中心部に冷却孔を形成することを特徴とす
る。
【0017】また、第7の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第6の発明の永久磁石の接合体の製造方法にお
いて、前記永久磁石を積層する際には、基台に中心軸を
突設してなる治具を用い、この治具の中心軸を前記永久
磁石の孔に挿通するようにして積層することを特徴とす
る。
【0018】また、第8の発明の永久磁石の接合方法
は、上記第6又は第7の発明の永久磁石の接合体の製造
方法において、積層した前記永久磁石を接合した後、こ
の接合体の中心部の冷却孔に半田めっきを施すことを特
徴とする。
【0019】従って、上記本発明の永久磁石の接合体の
各製造方法によれば、ろう材によって、永久磁石同士を
強固に接合することができる。
【0020】特に、上記第2の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、異なる融点のろう材(錫ー鉛半
田、アルミニウム半田、金ーけい素ろう)を用意するこ
とにより、永久磁石の接合体に対する要求仕様や、この
接合体の使用状況に応じて、これらのろう材を使い分け
ることができる。
【0021】また、上記第3の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、磁化容易軸方向配列用の棒状の永
久磁石を径方向の両側に設けた円筒を用いるという簡便
な手段で、永久磁石の磁化容易軸方向を容易に揃えるこ
とができる。
【0022】また、上記第4の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、円筒とこの円筒に挿入した永久磁
石との間に低摩擦係数の材料からなる管を介装すること
により、永久磁石の磁化容易軸方向を揃える際に、永久
磁石が円滑に回転移動することができる。
【0023】また、上記第5の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、耐熱性の高い材料からなる円筒
(セラミックス製の円筒等)を用いると共に、この円筒
に耐熱性の高い永久磁石(サマリウムーコバルト磁石
等)を設けることにより、永久磁石の磁化容易軸方向を
揃えた後、これらの永久磁石を円筒内に挿入したまま、
加熱して半田付けすることができる。
【0024】また、上記第6の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、冷却孔を形成することにより、こ
の冷却孔を冷却流体が流れて、接合体の温度上昇を抑え
ることができる。
【0025】また、上記第7の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、基台に中心軸を突設してなる治具
を用いることにより、孔の空いた永久磁石を容易に積層
することができる。
【0026】また、上記第8の発明の永久磁石の接合体
の製造方法によれば、接合体の中心部の冷却孔に半田め
っきを施すことにより、冷却孔を流れる冷却流体(空
気)によって永久磁石が腐食(特に酸化)するのを防止
することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0028】図1(a)は本発明の実施の形態に係る永
久磁石形回転子の斜視図、図1(b)は図1(a)に示
す永久磁石形回転子の横断面図である。
【0029】同図に示すように、本実施の形態に係る永
久磁石形回転子1は、複数(図示の場合には10個)の
小型で円盤状の永久磁石2を積層すると共にろう付けに
より強固に接合して一体化した円柱状の永久磁石24の
両側に、シャフト4,6と一体のエンドピース5,7を
結合してなるものである。エンドピース5,7と永久磁
石24とは焼きばめによって結合し、エンドピース5,
7と図示しない補強リングとはろう付けや固相拡散接合
などによって結合している。また、何れの永久磁石2
も、図1(b)に示すように、径方向の一方側がN極、
他方側がS極となっており、磁極の方向が揃っている。
【0030】そして、円柱状の永久磁石24の大きさ
は、例えば、直径が30mm、長さが200mmであ
り、このような大きさの永久磁石を一体で成形すること
は、前述の如く現在の製造技術では難しい。このため、
上記のように、10個の小型(直径:30mm、長さ:
20mm)の永久磁石2を強固に接合して一体化するこ
とにより、所望の大きさの永久磁石(永久磁石の接合
体)24を構成している。
【0031】以下では、このような永久磁石の接合体の
製造方法について説明する。
【0032】<第1の製造方法>この第1の製造方法
は、ろう材として錫ー鉛半田(融点183℃)を用いる
場合の方法である。
【0033】図2は、本発明の実施の形態に係る第1の
製造方法及び第2の製造方法(第2の製造方法について
は後述)による作業工程のフローチャートである。この
図2に基づき、第1の製造方法について説明する。
【0034】 まず、前述の製造方法等よって製造さ
れた一体の永久磁石(但し、まだ着磁されていない)2
を、100℃程度に予熱する(S1)。
【0035】これは永久磁石2を溶融半田に浸漬したと
きに(詳細後述)、表面と内部との温度差によって永久
磁石2に割れが発生するのを防ぐためである。
【0036】 続いて、予熱された永久磁石2にフラ
ックスを塗布する(S2)。 フラックスを塗布した永久磁石2を、錫ー鉛半田を
溶かしておいた半田槽に浸す(S3)。 半田槽に浸して所定時間(例えば約10秒)経過後
に引き上げる(S4)。
【0037】かくして、永久磁石2に半田めっきが施さ
れる。この半田めっきは、単に半田付けのためばかりで
はなく、永久磁石2同士の接合を大気中で行うため、酸
化防止皮膜としての役割も果たしている。なお、ここで
はフラックスとして、日本ウエルディング製のステンレ
ス鋼用フラックス(商品名:ウエルフラックスNo.5
9)を用いた。
【0038】 次に、個々に半田めっきした複数の永
久磁石2を積層し、半田が溶解するまで加熱する(S
5)。 半田が溶解したら、加熱をやめて冷却する(S
6)。かくして接合が完了する。
【0039】 そして最後に、着磁を施す(S7)。
【0040】このように、接合後に着磁を行うのは、上
記の如く、一体化した全ての永久磁石2のN極とS極と
を揃える必要があるからである。
【0041】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石24が完成する。
【0042】従って、この第1の製造方法によれば、半
田付けによって永久磁石2を強固に接合することがで
き、このことによって接合強度の高い所望の大きさの接
合体である永久磁石24を製造することができる。
【0043】<第2の製造方法>この第2の製造方法
は、ろう材としてアルミニウム半田(融点250℃)を
用いる場合の方法である。
【0044】前述の図2に基づき、第2の製造方法につ
いて説明する。
【0045】同図に示すように、この第2の製造方法
は、溶融半田めっきを行う際に(S3)、ろう材とし
て、上記第1の製造方法において用いた錫ー鉛半田(融
点183℃)に代えて、この錫ー鉛半田よりも融点の高
いアルミニウム半田(融点250℃)を用いる。その他
の作業工程(S1、S2、S4、S5、S6、S7)
は、上記第1の製造方法における作業工程と同様であ
る。
【0046】なお、ここでは、半田及びフラックスとし
て、日本ウエルディングロット製の半田(商品名:T2
35)及びフラックス(商品名:SDG)を用いた。
【0047】従って、この第2の製造方法によれば、半
田付けによって永久磁石2を強固に接合することがで
き、このことによって所望の大きさの永久磁石24を製
造することができる。しかも、ろう材として、第1の接
合方法で用いた錫ー鉛半田に比べて融点の高いアルミニ
ウム半田を用いているため、永久磁石形回転子1が、よ
り高温状態になるまで高い接合強度を保つことができ
る。
【0048】<第3の製造方法>この第3の製造方法
は、ろう材として金ーけい素ろう(融点370℃)を用
いる場合の方法である。
【0049】図3は、本発明の実施の形態に係る第3の
製造方法による作業工程のフローチャートである。この
図3に基づき、第3の製造方法について説明する。
【0050】 まず、永久磁石2,2間(接合面)に
シート状の金ーけい素ろうを挟むようにして、永久磁石
2を積層する(S21)。
【0051】ろう材として金ーけい素ろうを用いるの
は、金ーけい素ろうの融点が、上記の錫ー鉛半田やアル
ミニウム半田よりは高く、しかも、他のろう材よりは比
較的低いことを利用するためである。
【0052】 永久磁石2を積層した後、真空中で、
永久磁石2,2間に挟んだシート状の金ーけい素ろうが
溶解するまで加熱する(S22)。 金ーけい素ろうが溶解したら、加熱をやめて冷却す
る(S23)。かくして接合が完了する。
【0053】このように永久磁石2同士の接合を真空中
で行うのは、加熱による酸化皮膜の形成を防ぐためであ
る。このことによって、上記第1又は第2の接合方法の
場合のように錫ー鉛半田又はアルミニウム半田によって
永久磁石2全体を半田めっきして酸化を防止する必要が
なくなり、金ーけい素ろうを永久磁石2同士の接合のた
めだけに用いることができる。金ーけい素ろうは高価で
あるため、このようように真空中で接合することは有効
である。
【0054】 そして最後に、着磁を施す(S2
4)。
【0055】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石24が完成する。
【0056】図4は、この第3の製造方法によって永久
磁石同士を接合したときの接合部の断面金属顕微鏡写真
図である。この図から分かるように、永久磁石2と金ー
けい素ろう11とが良く反応しており、本方法は良好な
製造方法であるといえる。なお、このときには、永久磁
石2としてネオジウムー鉄ーホウ素系磁石を用い、金ー
けい素ろう11として田中貴金属株式会社製の金ーけい
素ろうを用いた。また、この金ーけい素ろうは、けい素
を3.15%含有しており、その融点が370℃である
ため、接合温度(金ーけい素ろうを溶解させる温度)は
370℃から500℃の範囲であればよく、ここでは4
50℃で15分間保持して接合した。
【0057】以上のように、この第3の製造方法によれ
ば、ろう付けによって、永久磁石2を強固に接合するこ
とができ、このことによって所望の大きさの永久磁石2
4を製造することができる。しかも、ろう材として、第
1及び第2の製造方法で用いた錫ー鉛半田及びアルミニ
ウム半田に比べて融点の高い金ーけい素ろうを用いてい
るため、永久磁石形回転子1が、より高温状態になるま
で高い接合強度を保つことができる。
【0058】つまり、異なる融点のろう材を用意するこ
とにより、永久磁石形回転子1に対する要求仕様や永久
磁石形回転子1の運転状況に応じて、これらを以下のよ
うに使い分けることができる。
【0059】 錫ー鉛半田を用いる第1の製造方法
は、ろう材の融点が低く、作業が容易であることから、
汎用品の永久磁石形回転子に適用する。 アルミニウム半田を用いる第2の製造方法は、ろう
材の融点が錫ー鉛半田よりも高いことから、汎用品に比
べて高温になると予想される場合の永久磁石形回転子に
適用する。 金ーけい素ろうを用いる第3の製造方法は、より高
温に耐えると共に、性能の高いことが要求される永久磁
石形回転子に適用する。
【0060】<第4の製造方法>この第4の製造方法
は、上記第1又は第2の製造方法において、永久磁石2
を積層して一体化する際に、これらの永久磁石2の磁化
容易軸方向を揃えることを特徴とする方法である。
【0061】図5は本発明の実施の形態に係る第4の製
造方法による作業工程のフローチャート、図6は本発明
の実施の形態に係る第4の製造方法による作業工程の説
明図である。この図5及び図6に基づき、第4の製造方
法について説明する。
【0062】 まず、錫ー鉛半田又はアルミニウム半
田によって、永久磁石2に溶融半田めっきを施す(S3
1)。
【0063】この溶融半田めっきの詳細については、上
記第1及び第2の製造方法の説明において詳述した通り
である(図2のS1〜S4参照)。
【0064】 続いて、図6(a)に示すように、円
筒21内にテフロン管25を挿入する(S32)。
【0065】円筒21は、図6(a)に示すように、図
中左右両側に、磁化容易軸方向配列用の棒状の永久磁石
22,23が軸方向に沿って設けられている。そして、
一方の永久磁石22は、図6(c)に示すように、内側
がS極、外側がN極となっており、他方の永久磁石23
は、図6(d)に示すように、内側がN極、外側がS極
となっている。また、テフロン(ポリテトラフルオロエ
チレン)管25は、この内部に挿入される永久磁石2の
回転移動を円滑にするために(詳細後述)、円筒21内
に挿入される。
【0066】 そして、図6(b)に示すように、個
別に半田めっきが施された永久磁石2を積層し、これを
テフロン管25内に挿入する(S33)。
【0067】このとき永久磁石2は、単に積層されただ
けであって、まだ接合されておらず、相互に自由に動き
得る状態である。従って、このテフロン管25内(即ち
円筒21内)に挿入された各永久磁石2は、円筒21に
設けられた磁化容易軸方向配列用の永久磁石22,23
により、回転移動して、磁化容易軸方向に揃う。しか
も、円筒21と永久磁石2との間にテフロン管25を介
装しているため、永久磁石2は円滑に回転移動すること
ができる。
【0068】 永久磁石2の磁化容易軸方向が揃った
後、この永久磁石2の磁化容易軸方向がずれないよう
に、これらの永久磁石2を押さえたまま、円筒21を取
り外し(S34)、更にテフロン管25を取り外す(S
35)。
【0069】 その後、積層され且つ磁化容易軸方向
が揃えられた永久磁石2に対して、半田付け接合を行い
(S36)、更に着磁を施す(S37)。
【0070】この半田付け接合の詳細については、上記
第1及び第2の製造方法の説明において詳述した通りで
ある(図2のS5〜S7参照)。
【0071】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石24が完成する。しかも、磁化容易軸方
向が揃っている。
【0072】従って、この第4の製造方法によれば、簡
便な手段で磁化容易軸方向が揃った積層一体形の永久磁
石24を容易に製造することができる。このため、スリ
ットなどの加工をして位置決めを行う必要がなく、高精
度の積層一体形の永久磁石24を容易に製造することが
可能になる。
【0073】なお、円筒21と永久磁石2との間に介装
する管は、テフロン管25に限定するものではなく、永
久磁石2が容易に回転できる程度に摩擦係数が低けれ
ば、他の材料からなる管であってもよい。
【0074】<第5の製造方法>この第5の製造方法
は、上記第4の製造方法における円筒21に代えて、セ
ラミックス製であって且つ耐熱性の高いサマリウムーコ
バルト磁石を設けた円筒を用いることを特徴とする方法
である。
【0075】図7は本発明の実施の形態に係る第5の製
造方法による作業工程のフローチャート、図8は本発明
の実施の形態に係る第5の製造方法による作業工程の説
明図である。この図7及び図8に基づき、第5の製造方
法について説明する。
【0076】 まず、錫ー鉛半田又はアルミニウム半
田によって、永久磁石2に溶融半田めっきを施す(S4
1)。
【0077】この溶融半田めっきの詳細については、上
記第1及び第2の製造方法の説明において詳述した通り
である(図2のS1〜S4参照)。
【0078】 続いて、図8(a)に示すように、個
別に半田めっきが施された永久磁石2を積層し、これを
円筒26内に挿入する(S42)。
【0079】円筒26は、上記のようにセラミックス製
のものであり、図8(a)に示すように、図中左右両側
に、磁化容易軸方向配列用の棒状の永久磁石(耐熱性の
高いサマリウムーコバルト磁石)27,28が軸方向に
沿って設けられている。また、一方の永久磁石27は、
図8(b)に示すように、内側がS極、外側がN極とな
っており、他方の永久磁石28は、図8(c)に示すよ
うに、内側がN極、外側がS極となっている。円筒26
は、セラミックス製であるため、永久磁石2の滑りがよ
く、しかも耐熱性が高い。
【0080】そして、永久磁石2は、このとき単に積層
されただけであって、まだ接合されておらず、相互に自
由に動き得る状態であるため、円筒26に設けられた磁
化容易軸方向配列用の永久磁石27,28により、円筒
26内で回転移動して、磁化容易軸方向に揃う。
【0081】なお、円筒26は、セラミックス製に限定
するものではなく、耐熱性が高く且つ永久磁石32が回
転移動できる程度に滑らかな材料であればよい。また、
永久磁石27,28も、サマリウムーコバルト磁石に限
定するものではなく、耐熱性が高い永久磁石であればよ
い。
【0082】 永久磁石2の磁化容易軸方向が揃った
後、これらの永久磁石2を円筒26内に挿入したまま、
加熱して半田付け接合を行う(S43)。
【0083】この半田付け接合の詳細については、上記
第1及び第2の製造方法の説明において詳述した通りで
ある(図2のS5〜S7参照)。
【0084】なお、永久磁石2を円筒26内に挿入した
まま半田付け接合を行うことができるのは、上記のよう
に、円筒26が耐熱性の高いセラミックス製であると共
に、永久磁石27,28が耐熱性の高いサマリウムーコ
バルト磁石であるためである。
【0085】 その後、円筒26を取り外し(S4
4)、更に着磁を施す(S45)。
【0086】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石24が完成する。しかも、磁化容易軸方
向が揃っている。
【0087】従って、この第5の製造方法によれば、簡
便な方法で磁化容易軸方向が揃った積層一体形の永久磁
石24を容易に製造することができる。このため、スリ
ットなどの加工をして位置決めを行う必要がなく、高精
度の積層一体形の永久磁石24を容易に製造することが
可能になる。しかも、セラミックス製の円筒26を用い
ると共に、この円筒26に永久磁石(サマリウムーコバ
ルト磁石)27,28を設けることにより、上記第4の
製造方法のようなテフロン管25を用いることなく、永
久磁石2が円滑に回転移動して磁化容易軸方向が揃い、
また永久磁石2を円筒26内に挿入したまま、加熱して
接合することができる。このため、製造工程がより簡易
となり、その分作業時間を短縮することができる。
【0088】ところで、上記の各方法で一体化された永
久磁石24を有してなる永久磁石形回転子1(図1参
照)は、高速回転に耐えうる高性能の回転子ではある
が、固定子側からの熱伝達や軸受けからの熱伝導による
温度上昇を抑えることができない。そして、永久磁石形
回転子1の温度が上昇すると、例えば永久磁石2がネオ
ジウムー鉄ーホウ素系磁石の場合には150℃で熱減磁
を起こし、永久磁石形回転子1の電気的特性が低下して
しまう。
【0089】そこで、次には、かかる温度上昇の問題を
も解決するこができる永久磁石の接合体の製造方法につ
いて説明する。
【0090】図9(a)は本発明の実施の形態に係る他
の永久磁石形回転子の斜視図、図9(b)は図9(a)
に示す永久磁石形回転子の横断面図である。
【0091】同図に示すように、本実施の形態に係る他
の永久磁石形回転子31は、複数(図示の場合には10
個)の小型で円盤状の永久磁石32を積層すると共にろ
う付けにより強固に接合して一体化した円柱状の永久磁
石38の両側に、シャフト34,36と一体のエンドピ
ース35,37を結合してなるものである。エンドピー
ス35,37と永久磁石38とは焼きばめによって結合
し、エンドピース35,37と図示しない補強リングと
はろう付けや固相拡散接合などによって結合している。
何れの永久磁石32も、図9(b)に示すように、径方
向の一方側がN極、他方側がS極となっており、磁極の
方向が揃っている。
【0092】また、図9(b)に示すように、永久磁石
32の中心部には孔32aが形成され、図9(a)に示
すように、これらの孔32aが連続してなる冷却孔38
aが永久磁石38の中心部に形成されており、この冷却
孔38aと、シャフト34,36及びエンドピース3
5,37の中心部に形成された冷却孔34a,36aと
が連続している。
【0093】そして、円柱状の永久磁石38の大きさ
は、例えば、上記の永久磁石24と同様に直径が30m
m、長さが200mmであり、このような大きさの永久
磁石を一体で成形することは、前述の如く現在の製造技
術では難しい。このため、上記のように、10個の小型
(直径:30mm、長さ:20mm)の永久磁石32を
強固に接合して一体化することによって、所望の大きさ
の永久磁石(永久磁石の接合体)38を構成している。
【0094】以下には、このような永久磁石の接合体の
製造方法について説明する。
【0095】<第6の製造方法>この第6の製造方法
は、上記第4の製造方法における永久磁石2に代えて中
心部に孔32aを有する永久磁石32を用いると共に、
治具(詳細後述)を用いてこれらの永久磁石32を積層
することを特徴とする。
【0096】図10は本発明の実施の形態に係る第6の
製造方法及び第8の製造方法(第8の製造方法について
は後述)による作業工程のフローチャート、図11は本
発明の実施の形態に係る第6の製造方法による作業工程
の説明図である。この図10及び図11に基づき、第6
の製造方法について説明する。
【0097】 まず、錫ー鉛半田又はアルミニウム半
田によって、永久磁石32に溶融半田めっきを施し(S
51)、 続いて、図11(a)に示すように、円筒2
1内にテフロン管25を挿入する(S52)。
【0098】ここまでの手順は上記第4の製造方法と同
様であり、使用する円筒21も上記第4の接合方法で使
用されるものと同一である。
【0099】 続いて、図11(a)に示すように、
治具40を用いて、個別に半田めっきが施された永久磁
石32を積層し(S53)、この積層した永久磁石32
を、図11(b)に示すように、テフロン管25内に挿
入する(S54)。
【0100】治具40は、図11(a)に示すように、
円盤状の基台41の中央部に中心軸42を突設してなる
ものであり、この中心軸42を永久磁石32の孔32a
に挿通するようにして永久磁石32を容易に積層するこ
とができる。永久磁石32は、円筒21に設けられた磁
化容易軸方向配列用の永久磁石22,23により、テフ
ロン管25内で回転移動して、磁化容易軸方向に揃う。
【0101】 その後は、上記第4の製造方法におけ
る手順と同様に、円筒21を取り外し(S55)、テフ
ロン管25を取り外し(S56)、半田付け接合を行い
(S57)、更に着磁を施す(S58)。
【0102】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石38が完成し、この永久磁石38の中心
部には冷却孔38aが形成される。
【0103】従って、この第6の製造方法によれば、永
久磁石38の中心部に冷却孔38aを形成することによ
り、固定子側からの熱伝達や軸受けからの熱伝導による
温度上昇を抑えることができる。このため、温度に対し
て、より高性能の永久磁石形回転子38を製造すること
ができる。更には、冷却孔38aを形成することによっ
て最大応力のかかる磁石中心部分を除くことになるた
め、より高応力に耐えることができるようになる。
【0104】<第7の製造方法>上記第6の製造方法は
上記第4の製造方法に基づくものであったが、この第7
の製造方法は、上記第5の製造方法に基づき、この第5
の製造方法における永久磁石2に代えて中心部に孔32
aを有する永久磁石32を用いると共に、治具40を用
いて、これらの永久磁石32を積層することを特徴とす
る。
【0105】図12は本発明の実施の形態に係る第7の
製造方法及び第8の製造方法(第8の製造方法について
は後述)による作業工程のフローチャート、図13は本
発明の実施の形態に係る第7の製造方法による作業工程
の説明図である。この図12及び図13に基づき、第7
の製造方法について説明する。
【0106】 まず、錫ー鉛半田又はアルミニウム半
田によって、永久磁石2に溶融半田めっきを施す(S6
1)。
【0107】ここまでの手順は上記第5の製造方法と同
様である。
【0108】 続いて、図13に示すように、個別に
半田めっきが施された永久磁石32を治具40を用いて
積層し(S62,この点は上記第6の製造方法の説明に
おいて詳述した通りである)、これを円筒26内に挿入
する(S63)。
【0109】永久磁石32は、円筒26に設けられた磁
化容易軸方向配列用の永久磁石27,28により、円筒
26内で回転移動して、磁化容易軸方向に揃う。
【0110】 その後は、上記第5の製造方法におけ
る手順と同様に、半田付け接合を行い(S64)、円筒
26を取り外し(S65)、更に着磁を施す(S6
6)。
【0111】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石38が完成し、この永久磁石38の中心
部には冷却孔38aが形成される。
【0112】従って、この第7の製造方法によれば、永
久磁石38の中心部に冷却孔38aを形成することによ
り、固定子側からの熱伝達や軸受けからの熱伝導による
温度上昇を抑えることができる。このため、温度に対し
て、より高性能の永久磁石形回転子38を製造すること
ができる。しかも、上記第5の製造方法に基づいている
ため、製造工程がより簡易となり、その分作業時間を短
縮することができる。
【0113】<第8の製造方法>この第8の製造方法
は、上記第6又は第7の製造方法において、永久磁石3
8の冷却孔38aに半田めっきを施すことを特徴とす
る。
【0114】図14は、本発明の実施の形態に係る第8
の製造方法による作業工程の説明図である。この図14
と前述の図10及び図12に基づき、第8の製造方法に
ついて説明する。
【0115】 図10に示すように、溶融半田めっき
(S51)、円筒21内へのテフロン管25の挿入(S
52)、治具40による永久磁石32の積層(S5
3)、積層した永久磁石32のテフロン管25内への挿
入(S54)、円筒21の取り外し(S55)、テフロ
ン管25の取り外し(S56)、及び半田付け接合(S
57)を行う。ここまでの手順の詳細は、上記第6の製
造方法において説明した通りである。
【0116】または、図12に示すように、溶融半田め
っき(S61)、治具40による永久磁石32の積層
(S62)、積層した永久磁石32の円筒26内への挿
入(S63)、半田付け接合(S64)、及び円筒26
の取り外し(S65)を行う。ここまでの手順の詳細
は、上記第7の製造方法において説明した通りである。
【0117】 次に、図14に示すように、永久磁石
32を積層して一体化した永久磁石38の冷却孔38a
に、半田めっきを施して半田めっき層43を形成する
(図10のS59又は図12のS67)。
【0118】なお、ここでは、錫ー鉛半田によって半田
めっきを行った。また、フラックスとしては、アルミニ
ウム半田用フラックス(日本ウエルディングロット製の
フラックス、商品名:SDG)を用いた。
【0119】 最後に、着磁を施す(図10のS58
又は図12のS66)。
【0120】以上のようにして、上記のような所望の大
きさの永久磁石38が完成し、この永久磁石38の中心
部には冷却孔38aが形成されると共に、この冷却孔3
8aには半田めっき層43が形成される。
【0121】従って、この第8の製造方法によれば、冷
却孔38aに半田めっき層43を形成することにより、
表面を保護することができるため、冷却孔38aに冷却
流体(空気)が流れても、この半田の融点までの空気に
よる永久磁石38の腐食(特に酸化)を抑えることがで
きる。このため、永久磁石38の腐食による性能の劣化
を防止することができる。
【0122】なお、本発明は、回転電機の回転子ばかり
でなく、永久磁石同士を接合する際に高い接合強度が要
求される場合に、従来の接着剤による接合に代わる有効
な方法として、広く適用することができる。
【0123】
【発明の効果】以上発明の実施の形態と共に具体的に説
明したように、本発明の永久磁石の接合体の製造方法に
よれば、次のような効果が得られる。
【0124】 ろう材によって永久磁石同士を接合す
ることにより、接合強度の高い永久磁石の接合体を製造
することができる。
【0125】 特に、異なる融点のろう材(錫ー鉛半
田、アルミニウム半田、金ーけい素ろう)を用意するこ
とにより、永久磁石の接合体に対する要求仕様や、この
接合体の使用状況に応じて、これらのろう材を使い分け
ることができる。
【0126】 また、磁化容易軸方向配列用の棒状の
永久磁石を径方向の両側に設けた円筒を用いることによ
り、簡便な手段で永久磁石の磁化容易軸方向を容易に揃
えることができる。そして、永久磁石の磁化容易軸方向
を揃えることにより、高精度の永久磁石の接合体を製造
することができる。
【0127】 また、円筒と永久磁石との間に低摩擦
係数の材料からなる管を介装することにより、永久磁石
の磁化容易軸方向を揃える際に、永久磁石が円滑に回転
移動することができる。
【0128】 また、耐熱性の高い材料からなる円筒
(セラミックス製の円筒等)を用いると共に、この円筒
に耐熱性の高い永久磁石(サマリウムーコバルト磁石
等)を設けることにより、永久磁石の磁化容易軸方向を
揃えた後、これらの永久磁石を円筒内に挿入したまま、
加熱して半田付けすることができる。このため、製造工
程がより簡易となり、その分作業時間を短縮することが
できる。
【0129】 また、永久磁石の接合体の中心部に冷
却孔を形成することにより、この冷却孔に冷却流体が流
れて、接合体の温度上昇を抑えることができる。しか
も、冷却孔を形成することによって最大応力のかかる磁
石中心部分を除くことになるため、より高応力に耐える
ことができるようになる。
【0130】 また、基台に中心軸を突設してなる治
具を用いることにより、孔の空いた永久磁石を容易に積
層することができる。
【0131】 また、接合体の中心部の冷却孔に半田
めっきを施すことにより、冷却孔を流れる冷却流体(空
気)によって永久磁石が腐食(特に酸化)するのを防止
して、永久磁石の性能が劣化するのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態に係る永久磁石形
回転子の斜視図、(b)は(a)に示す永久磁石形回転
子の横断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る第1の製造方法及び
第2の製造方法による作業工程のフローチャートであ
る。
【図3】本発明の実施の形態に係る第3の製造方法によ
る作業工程のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態に係る第3の製造方法によ
って永久磁石同士を接合したときの接合部の断面金属顕
微鏡写真図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る第4の製造方法によ
る作業工程のフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る第4の製造方法によ
る作業工程の説明図であって、(a)は円筒の斜視図、
(b)は永久磁石を円筒に挿入する際の状態を示す斜視
図、(c)は(a)のA部拡大平面図、(d)は(a)
のB部拡大平面図である。
【図7】本発明の実施の形態に係る第5の製造方法によ
る作業工程のフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る第5の製造方法によ
る作業工程の説明図であって、(a)は永久磁石を円筒
に挿入する際の状態を示す斜視図、(b)は(a)のC
部拡大平面図、(c)は(a)のD部拡大平面図であ
る。
【図9】(a)は本発明の実施の形態に係る他の永久磁
石形回転子の斜視図、(b)は(a)に示す永久磁石形
回転子の横断面図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る第6の製造方法及
び第8の製造方法による作業工程のフローチャートであ
る。
【図11】本発明の実施の形態に係る第6の製造方法に
よる作業工程の説明図であって、(a)は永久磁石の積
層状態を示す斜視図、(b)は永久磁石を円筒に挿入す
る際の状態を示す斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る第7の製造方法及
び第8の製造方法による作業工程のフローチャートであ
る。
【図13】本発明の実施の形態に係る第7の製造方法に
よる作業工程の説明図であって、永久磁石を円筒に挿入
する際の状態を示す斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態に係る第8の製造方法に
よる作業工程の説明図である。
【図15】(a)は従来の永久磁石形同期電動機の回転
子の正面図、(b)は(a)に示す回転子の斜視図であ
る。
【図16】従来の永久磁石形回転子の斜視図である。
【図17】(a)は従来の永久磁石形回転子の斜視図、
(b)は(a)に示す永久磁石形回転子の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 永久磁石形回転子 2 永久磁石 21 円筒 22,23 永久磁石 24 永久磁石(永久磁石の接合体) 25 テフロン管 26 セラミック製の円筒 27,28 永久磁石(サマリウムーコバルト磁石) 31 永久磁石形回転子 32 永久磁石 32a 孔 38 永久磁石(永久磁石の接合体) 38a 冷却孔 40 治具 41 基台 42 中心軸 43 半田めっき層

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石同士を接合してなる接合体の製
    造方法であって、 永久磁石同士を接合する際に、ろう材を用いて接合する
    ことを特徴とする永久磁石の接合体の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する永久磁石の接合体の
    製造方法において、 前記ろう材は、錫ー鉛半田、アルミニウム半田又は金ー
    けい素ろうであることを特徴とする永久磁石の接合体の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 永久磁石同士を接合してなる接合体の製
    造方法であって、 個々に半田めっきを施した円盤状の永久磁石を積層し、
    これらの永久磁石を、磁化容易軸方向配列用の棒状の永
    久磁石を径方向の両側に設けた円筒に挿入して、磁化容
    易軸方向を揃え、その後に加熱して半田付けすることを
    特徴とする永久磁石の接合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する永久磁石の接合体の
    製造方法において、 前記円筒と前記円筒に挿入した前記永久磁石との間に、
    低摩擦係数の材料からなる管を介装することを特徴とす
    る永久磁石の接合体の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載する永久磁石の接合体の
    製造方法において、 前記円筒は耐熱性の高い材料からなる円筒であると共
    に、この円筒に設けた磁化容易軸方向配列用の前記永久
    磁石は耐熱性の高い永久磁石であることを特徴とする永
    久磁石の接合体の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項3、4又は5に記載する永久磁石
    の接合体の製造方法において、 積層した前記永久磁石は何れも中心部に孔を有してお
    り、これらの孔が連続することによって接合体の中心部
    に冷却孔を形成することを特徴とする永久磁石の接合体
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載する永久磁石の接合体の
    製造方法において、 前記永久磁石を積層する際には、基台に中心軸を突設し
    てなる治具を用い、この治具の中心軸を前記永久磁石の
    孔に挿通するようにして積層することを特徴とする永久
    磁石の接合体の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7に記載する永久磁石の接
    合体の製造方法において、 積層した前記永久磁石を接合した後、この接合体の中心
    部の冷却孔に半田めっきを施すことを特徴とする永久磁
    石の接合体の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2396751A (en) * 2002-09-13 2004-06-30 Honda Motor Co Ltd Shaftless permanent magnet rotor
CN105057827A (zh) * 2015-09-09 2015-11-18 钢铁研究总院 一种烧结NdFeB永磁体焊接方法
JP2018082562A (ja) * 2016-11-16 2018-05-24 株式会社前川製作所 磁石埋め込み型モータ用ロータ及び磁石埋め込み型モータ

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